JP2018195973A - モバイルエッジコンピューティング装置,通信システム,移動端末,及びセッション管理方法 - Google Patents

モバイルエッジコンピューティング装置,通信システム,移動端末,及びセッション管理方法 Download PDF

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Yuji Hosokawa
雄二 細川
川崎 勝彦
Katsuhiko Kawasaki
勝彦 川崎
貴雄 太田
Takao Ota
貴雄 太田
太田 睦人
Mutsuto Ota
睦人 太田
宙 渡邊
Hiroshi Watanabe
宙 渡邊
貴久 石川
Takahisa Ishikawa
貴久 石川
菊地 陽一
Yoichi Kikuchi
陽一 菊地
紳一 松谷
Shinichi Matsutani
紳一 松谷
広行 大槻
Hiroyuki Otsuki
広行 大槻
田中 剛
Tsuyoshi Tanaka
剛 田中
毅 内海
Takeshi Uchiumi
毅 内海
幹昌 山岸
Mikimasa Yamagishi
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Abstract

【課題】セッションを適時に再確立可能とする。【解決手段】移動端末と通信装置との通信のためのセッションを確立し、前記移動端末が一定期間データを送信しない場合に前記セッションを切断する移動網に設置されるモバイルエッジコンピューティング装置は、前記セッションを監視する監視部と、前記監視部が前記セッションの切断を検知した場合に切断されたセッションを示す情報を前記通信装置に送信する通信部と、前記情報に基づいて前記通信装置が送信する要求を前記通信部が受信した場合に前記セッションを前記移動端末に再確立させる処理を開始する制御部とを含む。【選択図】図8

Description

本発明は、モバイルエッジコンピューティング装置,通信システム,移動端末,及びセッション管理方法に関する。
移動端末が移動通信網(移動網ともいう)と接続されたInternet Protocol(IP)網
に接続された通信装置とアプリケーション層の通信を行う場合、移動端末からのパケットを移動通信網内で転送するためのトランスポート層のセッションが確立される。
特開2010−273045号公報 特開2016−184817号公報 特開2011−217170号公報
上記したトランスポート層のセッションは、移動端末からのパケット送信が一定期間ない場合などに切断される。通信装置によっては、移動端末宛ての着信を検知してプッシュ通知を移動端末宛てに送信するものがある。プッシュ通知が送信された場合にトランスポート層のセッションが切断されていると、プッシュ通知が移動端末に適時に届かないという問題が生じるおそれがあった。
本発明は、切断されたセッションを適時に再確立可能とするモバイルエッジコンピューティング装置,通信システム,移動端末,及びセッション管理方法を提供することを目的とする。
一つの態様は、移動端末と通信装置との通信のためのセッションを確立し、前記移動端末が一定期間データを送信しない場合に前記セッションを切断する移動網に設置されるモバイルエッジコンピューティング装置において、
前記セッションを監視する監視部と、
前記監視部が前記セッションの切断を検知した場合に切断されたセッションを示す情報を前記通信装置に送信する通信部と、
前記情報に基づいて前記通信装置が送信する要求を前記通信部が受信した場合に前記セッションを前記移動端末に再確立させる処理を開始する制御部と
を含むことを特徴とする。
一側面では、切断されたセッションを適時に再確立可能とすることができる。
図1は参考例を説明するシーケンス図である。 図2は実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。 図3は実施形態に係るモバイルエッジコンピューティング(MEC)装置として動作可能な情報処理装置のハードウェア構成例を示す。 図4は実施形態に係る基地局(eNB)のハードウェア構成例を示す。 図5は実施形態に係るアプリケーションサーバのハードウェア構成例を示す。 図6は実施形態に係る移動端末(UE)のハードウェア構成例を示す。 図7は実施形態に係る動作例を示すシーケンス図である。 図8は実施形態に係る動作例を示すシーケンス図である。 図9はMECが管理するUE情報収集及びUEリストへの登録の説明図である。 図10はアプリケーションサーバが管理するセッション切断UEリストへのIPアドレスの登録の説明図である。 図11はUEリストの更新の説明図である。 図12はセッション切断リストへの追加の説明図である。 図13はUEリストの更新の説明図である。 図14はUE情報収集・UEリスト生成の処理例を示すフローチャートである。 図15はUE更新に係るシーケンスを示す。 図16はセッション切断UEリストと照合する処理の例を示すフローチャートである。 図17はUEリストから電話番号を照合する処理の例を示すフローチャートである。 図18はセッション切断UEリストから削除を行う処理の例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態に係るモバイルエッジコンピューティング装置,通信システム,移動端末,及びセッション管理方法について説明する。実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
<参考例>
図1は、参考例に係るシーケンス図である。図1には、移動端末の一例であるUE(User Equipment)1とアプリケーションサーバ5との間のアプリケーション層のセッション状態とInternet Protocol(IP)着信動作とが示されている。
図1では、UE1が移動通信網(以下移動網)を介してIP網に接続されたアプリケーションサーバ5と通信する場合が例示されている。移動網は、例えばLong Term Evolution(LTE)に適合又は準拠するネットワークである。LTE網は、基地局(eNB)2
によって形成される無線網と、複数のネットワークノードによって形成されるコア網(Evolved Packet Core(EPC)と呼ばれる)3とを含む。EPC3とIP網とはPacket Data Network Gateway(P−GW)4を介して接続される。
UE1がアプリケーションサービスを利用する場合には、UE1とP−GW4との間でトランスポート層のセッションが確立される(図1<1>)。さらに、UE1とアプリケーションサーバ5との間でアプリケーション層のセッション(Hypertext Transfer Protocol(HTTP)等)が確立される。そして、UE1とアプリケーションサーバ5との間で
、アプリケーションサービスに係るIPパケット(以下単に「パケット」と表記)が送受信される(図1<2>)。
UE1の操作状況によってはUE1がスリープ状態となり、UE1からパケットが送信されない期間(無通信の期間という)が生じる。無通信の期間がP−GW4で管理されているネットワークのセッションタイマ(無通信監視タイマという)が満了した場合(図1
<3>)、P−GW4はトランスポート層のセッションを切断する(図1<4>)。
ところで、アプリケーションサーバ5は、UE1とのアプリケーション層のセッションの確立を契機として、UE1とのアプリケーション層のセッションに係る情報を記憶するセッション情報テーブルを保持する(図1<5>)。
アプリケーションサーバ5は、UE1宛のIP着信を検知すると、UE1宛の着信の発生を知らせるプッシュ通知を生成し、UE1宛てに送出する。このとき、トランスポート層のセッションが維持されている状態であれば、プッシュ通知は、P−GW4→EPC3→ eNB2の経路を辿ってUE1へリアルタイムに届く。しかし、トランスポート層の
セッションが切断されている場合には、プッシュ通知はUE1に届かない(図1<7>)。
UE1はトランスポート層のセッションの切断を認識することができない。トランスポート層のセッションの確立契機(例えば、UE1に対する操作等によるスリープ状態の解除)が発生すると(図1<8>)、UE1とP−GW4との間のトランスポート層セッションの再確立が行われる(図1<9>)。トランスポート層のセッションの再確立後に、アプリケーションサーバ5がプッシュ通知を再送すると、プッシュ通知がUE1に届く。しかし、プッシュ通知の到達が遅延し、リアルタイム性が損なわれる。
以下に説明する実施形態では、切断されたトランスポート層のセッションを適時に再確立可能とし、プッシュ通知を適時にUE1が受信可能とするモバイルエッジコンピューティング装置及びセッション管理方法について説明する。
<実施形態>
図2は実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。図2に示す通信システムでは、LTE網にIP網7が接続されている。UE1は、LTE網及びIP網7を介してIP網7に接続されたアプリケーションサーバ5と通信する。UE1は、「無線端末」、「移動端末」の一例である。アプリケーションサーバ5は「通信装置」、「サーバ」の一例である。LTE網は移動網(移動通信網)の一例である。但し、移動網はLTE網以外の通信規格に基づく網であっても良い。
LTE網は、無線網を形成する基地局(eNB)2と、コア網であるEPC3とを含む。EPC3は、ネットワークノードとして、Mobility Management Entity(MME)3Aと、サービングゲートウェイ(S−GW)3Bと、P−GW4とを含む。EPC3とIP網7とはP−GW4を介して接続される。MME3Aは、UE1の位置登録、UE1の情報管理、セッションの確立制御などを行うネットワークノードである。S−GW3Bは、UE1から送信されるユーザプレーン(Uプレーン)のIPパケット(ユーザデータ)をP−GW4に転送するネットワークノードである。
複数のUE1は、アプリケーションサービスを享受するために、アプリケーションサーバ5との間でアプリケーション層のセッションを確立して通信する。すなわち、各UE1とアプリケーションサーバ5とは、アプリケーションサービスに係るパケットをアプリケーションサーバ5との間で送受信する。
複数のUE1とアプリケーションサーバ5との間のパケット転送のために、LTE網には、複数のUE1とアプリケーションサーバ5との間の各通信に係る複数のトランスポート層のセッションが確立される。トランスポート層のセッションは、例えばUser Datagram Protocol(UDP)やTransmission Control Protocol(TCP)のセッションである
アプリケーションサーバ5は、アプリケーション層のセッションを確立中のUE1向けの着信(着信要求)を受信したことを契機に、着信先のUE1へ向けたプッシュ通知を送信する。アプリケーション層のセッションは「第1のセッション」の一例であり、トランスポート層のセッションは「第2のセッション」の一例である。
LTE網には、モバイルエッジコンピューティング装置(MEC装置)6が設置されている。MEC装置6は、基地局2と、EPC3と、IP網7とに接続されている。実施形態では、MEC装置6は、基地局2から独立した装置とされているが、MEC装置6は基地局2に含まれていても良い。換言すれば、基地局2にはMEC装置6の機能が実装されても良い。
MEC装置6は、アプリケーションサーバ5と通信する単数又は複数のUE1のそれぞれについてのトランスポート層のセッションを管理する。MEC装置6は1つのアプリケーションサーバ5に対して複数設けることもできる。
MEC装置6は、基地局2とEPC3とを結ぶS1インタフェース(制御プレーン(Cプレーン)及びUプレーン)と接続されている。Cプレーンは制御信号を扱い、Uプレーンはユーザデータを扱う。MEC装置6は、S1インタフェースを転送されるCプレーンのパケット(制御信号)及びユーザデータを受信し、その解析を行うことができる。
また、MEC装置6はEPC3から所定のUE1の電話番号(TN)を取得(受信)することができる。さらに、MEC装置6は、IP網7を介してアプリケーションサーバ5と通信用のセッションを確立し、確立したセッションを用いて、切断されたトランスポート層のセッションの情報と、再確立対象のトランスポート層のセッションの情報との送受信を行う。
<MEC装置の構成>
図3はMEC装置6に適用可能な情報処理装置(コンピュータ)のハードウェア構成例を示す。MEC装置6は、バスを介して相互に接続されたCPU61と、メモリ62と、通信インタフェース(通信IF)63と、通信IF64とを含む。
メモリ62は、主記憶装置と補助記憶装置とを含み得る。主記憶装置はプログラムの展開領域、CPU61の作業領域、データやプログラムの記憶領域、通信データのバッファ領域などとして使用される。主記憶装置は、例えばRandom Access Memory(RAM)、RAMとRead Only Memory(ROM)との組み合わせで形成される。
補助記憶装置はデータやプログラムの記憶領域として使用される。補助記憶装置は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)、Solid State Drive(SSD)、フラッシュ
メモリ、Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory(EEPROM)など
の不揮発性記憶媒体で形成される。メモリ62は、「記憶装置」、「記憶媒体」、「記憶部」の一例である。
通信IF63は基地局2及びEPC3に接続されており、通信IF64はIP網7と接続されている。通信IF63及び通信IF64はパケットの送受信などの通信に係る処理を行う。通信IF63及び通信IF64には、例えばネットワークインタフェースカード(NIC)を適用可能である。なお、通信IF63及び通信IF64が統合される場合もあり得る。
CPU61は、メモリ62に記憶されたプログラムを実行して、MEC装置6としての
処理や動作を行う。すなわち、CPU61は、通信IF63から受信されるパケットの解析を通じて複数のUE1とアプリケーションサーバ5との間に確立された複数のトランスポート層のセッションを監視する処理を行う。また、CPU61は複数のトランスポート層のセッションのうち、切断されたセッションを示す情報をアプリケーションサーバ5へ通信IF64を介して送信する処理を行う。さらに、CPU61はアプリケーションサーバ5からの要求が通信IF64を介して受信された場合にUE1にトランスポート層のセッションを再確立させる処理を開始する。処理にあたって、メモリ62に記憶された様々な情報やデータを参照したり、情報を生成して記憶したりする。
<基地局の構成>
図4は基地局2のハードウェア構成例を示す。基地局2は、バスを介して相互に接続された集積回路(LSI)21と、メモリ22と、通信IF23と、Radio Frequency(R
F)回路24とを含み、RF回路24には送受信用のアンテナ25が接続されている。
LSI21は、ディジタルベースバンド処理(BB処理)や呼処理、基地局の保守・監視処理、ダウンリンク通信及びアップリンク通信のスケジューリングなどを行う。LSI21はCPUとしての機能を有している。メモリ22にはメモリ62と同様のものを適用できる。また、通信IF23にも通信IF63と同様のものを適用できる。RF回路24はBB処理で生成された信号をアナログの無線信号に変換したり、アンテナ25で受信される無線信号をディジタルのBB信号に変換したりする。
UE1からアンテナ25を介して受信されるユーザデータの無線信号は、RF回路24でBB信号に変換され、LSI21におけるプロトコル処理によってパケットに変換され、通信IF23からEPC3(S−GW3B)へ向けて送出される。EPC3(S−GW3B)から受信されるパケットはLSI21によってBB信号に変換され、RF回路24にて無線信号に変換され、アンテナ25から送信(放射)される。なお、基地局2にMEC装置6が実装される場合、例えばCPU61が実行する処理をLSI21が行う構成を採用し得る。
<UEの構成>
図5はUE1のハードウェア構成例を示す。UE1は、バスを介して相互に接続されたCPU11と、メモリ12と、DSP13と、RF回路14とを含み、RF回路14には送受信用のアンテナ15が接続されている。UE1は、図示しないが、さらに、ディスプレイ,入力装置,マイクロフォン,スピーカ,カメラなどを含んでいる。
CPU11はメモリ12に記憶されたプログラムを実行することによって、UE1の各部の制御,ユーザデータ(パケット)の送受信処理などを行う。プログラムは、アプリケーションサーバ5によるアプリケーションサービスを享受するためのアプリケーションプログラムが含まれている。CPU11は、アプリケーションプログラムの実行によって、アプリケーションサーバ5とUE1との間でアプリケーション層のセッションを確立する処理を行う。このとき、CPU11はP−GW4との間にトランスポート層のセッションを確立する処理を行う。
また、CPU11は図示しない入力装置(キー,ボタン,タッチパネルなど)の操作状況(入力)を監視し、一定時間入力が検出されない場合に、スリープ状態へUE1の状態を遷移させる。一方、CPU11は、スリープ状態において入力装置からの入力などのスリープ状態の解除条件が満たされた場合に、スリープ状態を解除する。このとき、アプリケーション層のセッションが解放されていないがトランスポート層のセッションが切断されている場合には、CPU11はトランスポート層のセッションを再確立する処理を行う。また、CPU11は、アプリケーションプログラムの実行によって、アプリケーション
サーバ5からのプッシュ通知の受信時に、プッシュ通知で知らせる情報をディスプレイに表示する処理などを行う。
メモリ12にはメモリ62と同様のものを適用できる。DSP13は、ディジタルベースバンド処理(BB処理)を行う。DSPの代わりにFPGAを適用することもできる。RF回路14及びアンテナ15は、RF回路24及びアンテナ25と同様の機能を有するものを適用できる。CPU11によって生成されたユーザデータは、DSP13でBB信号に変換され、RF回路14で無線信号に変換されアンテナ15から放射され、基地局2へ伝達される(アップリンク通信)。アンテナ15で受信される基地局2からの無線信号はRF回路14でBB信号に変換され、DSP13におけるBB処理(復調及び復号など)を経てデータに変換される。変換されたデータを用いて所定の処理(プッシュ通知された情報の表示など)が行われる。
<アプリケーションサーバの構成>
図6はアプリケーションサーバ5のハードウェア構成例を示す。アプリケーションサーバ5は、バスを介して相互に接続されたCPU51と、メモリ52と、通信IF53とを含んでいる。
メモリ52にはメモリ62と同様のものを適用できる。通信IF53には通信IF63又は通信IF64と同様のものを適用できる。CPU51は、メモリ52に記憶されたプログラムを実行することによって、以下の処理を行う。すなわち、CPU51は、各UE1との間でアプリケーション層のセッションを確立する処理、アプリケーション層のセッションを確立中のUE1宛の着信の受信を契機にプッシュ通知を生成して該当するUE1宛てに送信する処理などを行う。
上述したCPU61,LSI21,CPU11,CPU51は、「制御装置」、「制御部」、「コントローラ」、「監視部」の一例である。CPU61,CPU11,CPU51は、MPU(Microprocessor)、プロセッサとも呼ばれる。CPU61,CPU11,CPU51は、単一のプロセッサに限定される訳ではなく、マルチプロセッサ構成であってもよい。また、単一のソケットで接続される単一のCPUがマルチコア構成を有していても良い。CPU61,CPU11,CPU51で行われる処理の少なくとも一部は、マルチコア又は複数のCPUで実行されても良い。CPU61,CPU11,CPU51で行われる処理の少なくとも一部は、CPU以外のプロセッサ、例えば、Digital Signal Processor(DSP)、Graphics Processing Unit(GPU)、数値演算プロセッサ、ベクトルプロセッサ、画像処理プロセッサ等の専用プロセッサで行われても良い。
また、CPU61,CPU11,CPU51によって行われる処理の少なくとも一部は、集積回路(ICやLSI)、その他のディジタル回路で行われても良い。LSI21はCPUが行う処理を集積回路で行う例である。また、集積回路やディジタル回路はアナログ回路を含んでいても良い。集積回路は、LSI、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)を含む。PLDは、例
えば、Field-Programmable Gate Array(FPGA)を含む。CPU61,CPU11,C
PU51で行われる処理の少なくとも一部は、プロセッサと集積回路との組み合わせにより実行されても良い。組み合わせは、例えば、マイクロコントローラ(MCU)、SoC(System-on-a-chip)、システムLSI、チップセットなどと呼ばれる。
<動作例>
図7及び図8は実施形態に係る動作例を示すシーケンス図である。以降の説明において、トランスポート層のセッションは「L4セッション」と表記し、アプリケーション層のセッションは「L7セッション」と表記する。
<<(1)事前設定>>
UE1のトランスポート層のセッションの切断を監視するためのタイマ(セッション監視タイマ)とアプリケーションサーバ5のIPアドレスとがMEC装置6に設定される。例えば、セッション監視タイマの値T1と、アプリケーションサーバ5のIPアドレスとがメモリ62に記憶され、CPU61がセッション監視タイマの時間T1を計時する。タイマの値(時間長)T1は適宜設定可能である。例えば、モバイルネットワーク事業者毎にゲートウェイ(P−GW)で設定されている値等を使用できる。
<<(2)UE情報収集・リスト生成>>
MEC装置6は、EPC3を用いて通信中のUE1に関して、EPC3からUE情報(電話番号など)を取得する。また、MEC装置6は、S1インタフェース上のUプレーンのデータ(ユーザデータ)からアプリケーションサーバ情報を取得し、MEC装置6が管理するUE1のリスト(UEリスト)を生成する。
図9はUEリストのデータ構造例を示す。図9に示すように、UEリストは、管理対象のUE毎のレコード(エントリ)を含むテーブルであり、メモリ62に記憶される。UEリスト71は、アプリケーションサーバ5と通信するUE1に係るL4セッションの状態(接続中又は切断)を管理するために使用される。
UEリスト71のレコードは、UEの識別子と、UEのIPアドレスと、電話番号と、アプリケーションサーバ5のIPアドレスと、アプリケーションID(APL-ID)と
、接続状態との各項目に対応する情報を含む。APL-IDはアプリケーションを特定す
る情報であり、例えばUDPやTCPにおけるポート番号である。但し、ポート番号以外の識別情報が適用されても良い。
UEの識別子はUEの名前やUEに割り当てられたれコード(code)を示す。UEのIPアドレスは、例えばUEからのユーザデータ(パケット)の送信元アドレスから取得される。電話番号(TN)は、例えば、MEC装置6がUE1のIPアドレスを用いてEPC3に問い合わせを行い、EPC3から返信されたものを記憶する。アプリケーションサーバ5のIPアドレス及びAPL-IDはユーザデータから得られる。APL-IDは、アプリケーションサーバ5がアプリケーションサービスを提供するアプリケーションプログラムの識別子である。接続状態は、L7セッションの接続状態を示し、「接続中」、「切断」のステータスを含む。
図9の例では、UE1の識別子“UE#1”,UE1のIPアドレス“11.22.33.44”
,電話番号“090-1234-5678”を含むレコードがUE71をなすテーブルに記憶される。
レコードは、さらに、アプリケーションサーバ5のIPアドレス“55.66.77.88”,AP
L-ID“UE-1-ID”,及び接続状態“接続中”を含む。
UEリストの生成後、MEC装置6は、アプリケーションサーバ5宛てに、UEリスト管理の開始通知を送信する(図7<1>参照)。開始通知は、MEC装置6のIPアドレスを含む。
<<(3)MEC装置のIPアドレス登録>>
MEC装置6からUEリスト管理の開始通知を受信したアプリケーションサーバ5は、MEC装置6のIPアドレスをセッション切断UEリストへ登録する。図10に示すように、セッション切断UEリスト72は、UE毎のレコード(エントリ)を含むテーブルである。セッション切断UEリスト72はメモリ52に記憶され、CPU51によって管理される。セッション切断UEリスト72は、例えば、プッシュ通知の送信先のL4セッシ
ョンが切断されているかの判定に使用される。
セッション切断UEリスト72のレコードには、要素として、UEの識別情報と、UEのIPアドレスと、MEC装置6のIPアドレスと、APL-IDとが記憶される。この
ように、セッション切断UEリスト72(を記憶するメモリ52)には、切断されたセッションを示す情報とMEC装置6の情報(IPアドレス)とが関連づけて記憶される。
図10に示す例では、MEC装置6からの開始通知に含まれたMEC装置6のIPアドレス“99.00.11.22”がセッション切断UEリスト72に登録された様子が示されている
。セッション切断UEリスト72のデータ構造によれば、MEC装置6が複数あるときに、それぞれのMEC装置6が管理しているUE1を認識することができる。
<<(4)UEリスト更新>>
図7に戻って、MEC装置6は、MEC装置6が管理するUE1のセッション状態(L4セッションの状態)を監視する。すなわち、MEC装置6は、UEリスト71にレコードが登録されたUE毎に、セッション監視タイマの計時を行う。セッション監視タイマが満了(タイムアウトする)前に対応するL4セッションのユーザデータ(パケット)が受信された場合にはMEC装置6はセッション監視タイマをリセットする。
これに対し、UE1のスリープ状態への遷移などによって、L4セッションが切断される場合がある。切断されたL4セッションに関して、パケットの受信なくセッション監視タイマが満了した場合には、MEC装置6はUEリスト71の対応するレコード中の接続状態を“切断”に更新(変更)する(図11の斜体文字を参照)。
その後、MEC装置6は、更新したレコード中のUE1のIPアドレスとAPL−IDとを含むUEセッション切断通知を生成し、アプリケーションサーバ5へ送信する(図7<2>参照)。UE1のIPアドレスとAPL−IDは、「切断されたセッションを示す情報」の一例である。
<<(5)セッション切断UEリストへ追加>>
MEC装置6からUEセッション切断通知を受信したアプリケーションサーバ5は、セッション切断UEリスト72の該当レコードにUE1のIPアドレスとAPL-IDとを
追加する(図12の斜体文字を参照)。
<<(6)セッション切断UEリストと照合>>
アプリケーションサーバ5は、IP着信(着信要求)があると、セッション切断UEリスト72から着信先のUE1を検索する。検索は、例えば、着信要求に含まれる着信先の情報(例えば、IPアドレス及びAPL-ID)とセッション切断UEリスト72に登録
された各レコードのIPアドレス及びAPL-IDを照合することで行われる。
着信先のUE1がセッション切断UEリスト72にレコードが登録されているUE1である場合には、アプリケーションサーバ5は、L4セッションを再確立させるために、「UE起床要求」をMEC6に通知する。UE起床要求は、レコード中のUE1のIPアドレス及びAPL-IDを含む。「UE起床要求」は「通信装置からの要求」の一例である
。このように、MEC装置6とアプリケーションサーバ5との通信は、MEC装置6での管理対象の全てのL4セッションに関して設けられた一つのセッションを用いて行われる。
<<(7)UEリストから電話番号を照合>>
アプリケーションサーバ5からUE起床要求を受けたMEC装置6は、UE起床要求中
のAPL-IDに対応するUEの電話番号をUEリスト71から検索する。UE1の電話
番号が検索された場合、MEC装置は、L4セッションを再確立させるために、電話番号宛の「制御SMS(Short Mail System)」を送信する。例えば、制御SMSはEPC3
へ送られ(図8<4>)、EPCのS−GW3Bから基地局2を経て該当のUE1に受信される(図8<5>)。制御SMSは「データを送信しない状態を解除する情報」の一例である。
UE1は、制御SMSの受信を契機にスリープ状態を解除する。UE1はスリープ状態の解除の後、L4セッションが確立されていなければ、EPC3(P−GW4)との間でL4セッションを再確立する。
<<(8)UEリスト更新>>
L4セッションの再確立によって、再確立されたL4セッションに係るUE1からのパケットがMEC装置6で受信される状態となる。MEC装置6は、L4セッションが再確立されたUE1に関するUEリスト71中のレコードの接続状態を「接続中」に更新する。
<<(9)セッション切断UEリストから削除>>
L4セッションの再確立によって、UE1からのパケットがアプリケーションサーバ5に到達するようになる(図8<6>)。アプリケーションサーバ5は、パケットの送信元のIPアドレスを含むレコードがセッション切断UEリスト72に登録されている場合、登録されたレコードをセッション切断UEリスト72から削除する。アプリケーションサーバ5は、UE1に対するプッシュ通知をUE1へ送信する(図8<7>)。なお、プッシュ通知は、セッション切断UEリスト72からの削除と並列に、或いはその前に実行されても良い。例えば、UE起床要求の送信から一定時間が経過した場合にプッシュ通知を送るようにしても良い。以上のような動作によって、MEC装置6は、切断されたL4セッションを適時に再確立させることができ、遅延を抑えたUE1へのプッシュ通知の送信が可能となる。
<MEC装置の処理例>
図14は、MEC装置6のCPU61が行うUE情報収集・リスト生成処理の例を示すフローチャートである。001の処理において、MEC装置6のCPU61は、アプリケーションサーバ5と通信を行うUE1のユーザデータ(Uプレーンのパケット)を監視する。
ユーザデータを受信したとき(002)、CPU61は、パケットの宛先IPアドレスが「事前設定」でメモリ62に記憶した管理対象のアプリケーションサーバ5のIPアドレスと一致するか否かを判定する(003)。IPアドレスが一致しないと判定される場合、IPアドレスは管理対象外のアプリケーションサーバ5のIPアドレスであるため、CPU61はメモリに記憶せず、ユーザデータの監視を継続する。
IPアドレスが一致する場合、CPU61はパケットから送信元IPアドレスと、APL-ID(パケットのペイロードに格納されている)を取得する(004)。取得した送
信元IPアドレス及びAPL−IDの双方がUEリスト71に未登録か否かをCPU61は判定する(005)。
送信元IPアドレス及びAPL−IDの双方がUEリスト71に未登録と判定される場合、CPU61は送信元IPアドレスに対応する電話番号をEPC3から取得する(006)。CPU61は、上記で取得した「UEのIPアドレス(送信元IPアドレス)」,「APL-ID」及び「電話番号」を含むレコードをUEリスト71に登録する(007,
図9参照)。
008の処理では、CPU61は、UEリスト管理の開始通知が送信済みか否かを判定する。開始通知が送信済みの場合、処理が001に戻る。これに対し、開始通知が送信済みでなければ、CPU61は通信IF64を介してUEリスト管理の開始通知をアプリケーションサーバ5に送信し(009)、ユーザデータの監視を継続する。
010の処理では、CPU61は、APL-IDが登録済(同一)で、「UEのIPア
ドレス」が異なるか否かを判定する。APL-IDが登録済で「UEのIPアドレス」が
異なると判定される場合(L4セッションの再確立でIPアドレスが再度割り当てられた場合)には、処理が011に進み、そうでない場合には処理が001に戻る。011の処理では、CPU61は、APL-IDに対応するレコード中のUEのIPアドレスを更新
し、接続状態を「接続中」に変更する(011,図13参照)。
図15は図7に示した「(4)UEリスト更新」の詳細を示す。MEC装置6のCPU61は、L4セッションの確立が検知されると、L4セッション切断を判断するためのセッション監視タイマ(タイマT1)を起動(計時を開始)する(図15<1>)。CPU61は、UE1のユーザデータのIPアドレスをチェックする。
タイマT1が満了する前にUEリスト71に登録されているUE1からのユーザデータが受信された場合には、CPU61はタイマT1を再起動し、ユーザデータのチェックを継続する(図15<2>)。
UEリスト71に登録されているUE1からのユーザデータが受信されることなくタイマT1が満了した場合には(図15<3>)、CPU61はUEリスト71の対応するレコードの接続状態を「切断」に更新する(図15<4>,図11参照)。CPU61は、UEセッション切断通知をアプリケーションサーバ5に送信する(図15<5>)。
図16は「(6)セッション切断UEリストと照合」の処理例を示すフローチャートである。他のUEなどからのIP着信を受けたアプリケーションサーバ5のCPU51は、メモリ52に記憶されたセッション切断UEリスト72を参照し、APL-IDに基づい
て着信先のUE1を検索する(101、102)。
着信先のUE1に対応するAPL-IDがセッション切断UEリスト72に登録されて
いると判定される場合(すなわち、L4セッションが切断されている場合)には(102のYes)、処理が103に進む。103の処理では、CPU51は、対応するUE1のL4セッションを管理しているMEC装置6に対してUE起床要求を送信する。
これに対し、着信先のUEのAPL-IDがセッション切断UEリストに登録されてい
ない場合(すなわち、L4セッションが維持されている場合)には(102のNo)、プッシュ通知をUE1に送信する(104)。プッシュ通知の送信は既存技術である。
図17は「(7)UEリストから電話番号を照合」の処理例を示すフローチャートである。UE起床要求を受けたMEC装置6のCPU61は、UE1のIPアドレス及びAPL-IDを元にメモリ62に記憶されたUEリスト71を参照し、対応するUE1の電話
番号を検索する(201、202)。電話番号が検索された場合、CPU61は対応するUE1にL4セッションの再確立処理を実行させるために、制御SMSを生成し(203)、対応するUE1宛てに送信する(204)。制御SMSを受信したUE1はスリープ状態を解除してL4セッションの再確立を行う。
図18は「(9)セッション切断UEリストから削除」の処理例を示すフローチャートである。アプリケーションサーバ5のCPU51はUE1からのパケットを受信する。パケットの送信元のUE1がセッション切断UEリスト72に登録済みのUE1であると判定する場合には(302のYes)、CPU51は対応するUE1の情報をセッション切断UEリスト72から削除する(303,図13参照)。
これに対し、パケットの送信元のUE1がセッション切断UEリスト72に登録済みのUE1でないと判定する場合には(302のNo)、CPU51は受信されたパケットに対する処理(通常の処理)を行う(304)。
<実施形態の効果>
実施形態に係る通信システムでは、MEC装置6がL4セッションを監視し、L4セッションの切断を検知すると、切断されたセッションを示す情報(UEのIPアドレス及びAPL−ID)をアプリケーションサーバ5に通知する。アプリケーションサーバ5はL4セッションが切断されたUE1宛のIP着信を受信した場合に、UE起床要求(要求)をMEC装置6に送る。UE起床要求を受けたMEC装置6は、UE1にL4セッションを再確立させる処理を行い、SMSをUE1に送信する。SMSを受信したUE1はスリープ状態の解除(L4セッション再確立の契機)によって、L4セッションを再確立する。このようにして、ネットワーク主導で、切断されたL4セッションを適時に再確立することができ、プッシュ通知が適時にUE1に受信されるようにすることができる。
MEC装置6は、アプリケーションサーバ5と通信する複数のUE1に対するL4セッションを監視し、切断されたL4セッションをまとめて管理する。MEC装置6は、複数のL4セッションに係るアプリケーションサーバ5とのやりとりを、アプリケーションサーバ5との間に確立された1つの通信セッションを用いて行う(UE1毎のセッションは不要である)。このため、例えば、アプリケーションサーバ5が複数のUE1との間の複数のL7セッションを管理する場合に比べて負荷や煩雑さが軽減される。通信セッションは、例えば、TCPセッション或いはUDPセッションである。
また、MEC装置6は、L4セッションが切断された複数のUE1のうち、UE起床要求で指定されたUE1のL4セッションを再確立させる処理を行う。これによって、切断された複数のL4セッションのうち再確立を要するL4セッションを再確立させることができる。また、MEC装置6は、L4セッションの切断に関して複数のUE1を束ねたセッション管理を行う。これによって、UE毎のセッションが不要となるため、基地局2やEPC3がUE1に割り当てるリソースを削減できる。実施形態にて説明した構成は例示であり、適宜組み合わせることができる。
1・・・UE
2・・・基地局
3・・・EPC
3A・・・MME
3B・・・S−GW
4・・・P−GW
5・・・アプリケーションサーバ
6・・・MEC装置
7・・・IP網
61・・・CPU
62・・・メモリ
53,63,64・・・通信インタフェース

Claims (8)

  1. 移動端末と通信装置との通信のためのセッションを確立し、前記移動端末が一定期間データを送信しない場合に前記セッションを切断する移動網に設置されるモバイルエッジコンピューティング装置において、
    前記セッションを監視する監視部と、
    前記監視部が前記セッションの切断を検知した場合に切断されたセッションを示す情報を前記通信装置に送信する通信部と、
    前記情報に基づいて前記通信装置が送信する要求を前記通信部が受信した場合に前記セッションを前記移動端末に再確立させる処理を開始する制御部と
    を含むモバイルエッジコンピューティング装置。
  2. 前記制御部は、前記移動端末宛ての着信を受信した前記通信装置が送信する前記要求に応じて前記移動端末宛てにデータを送信しない状態を解除する情報を送信する
    請求項1に記載のモバイルエッジコンピューティング装置。
  3. 前記監視部は、前記通信装置と前記移動網を介して通信する複数の移動端末に対応する複数のセッションを監視し、
    前記複数のセッションのそれぞれに係る前記情報及び前記要求の送受信は前記モバイルエッジコンピューティング装置と前記通信装置との間に確立された1つの通信セッションを用いて行われる
    請求項1又は2に記載のモバイルエッジコンピューティング装置。
  4. 前記セッションがトランスポート層のセッションである
    請求項1に記載のモバイルエッジコンピューティング装置。
  5. 移動端末と通信する通信装置と、
    前記移動端末と前記通信装置との通信のためのセッションを確立し、前記移動端末が一定期間データを送信しない場合に前記セッションを切断する移動網と、
    前記移動網に設置されるモバイルエッジコンピューティング装置とを含み、
    前記モバイルエッジコンピューティング装置は、
    前記セッションを監視する監視部と、
    前記監視部が前記セッションの切断を検知した場合に切断されたセッションを示す情報を前記通信装置に送信する通信部と、
    前記情報に基づいて前記通信装置が送信する要求を前記通信部が受信した場合に前記セッションを前記移動端末に再確立させる処理を開始する制御部と
    を含む通信システム。
  6. 前記通信装置は、複数のモバイルエッジコンピューティング装置が前記移動網に設置されている場合に、各モバイルエッジコンピューティング装置から受信される切断されたセッションの情報と送信元のモバイルエッジコンピューティング装置の情報とを関連づけて記憶する記憶部と、
    受信された着信に対応するセッションの情報が前記記憶部に記憶されている場合に、前記記憶部に記憶されているセッションの情報と関連づけられたモバイルエッジコンピュータ装置に前記要求を送信する通信インタフェースと
    を含む請求項5に記載の通信システム。
  7. 移動網に確立されたセッションを用いて通信装置と通信する移動端末において、
    前記移動端末が一定期間データを送信しないことを以て前記セッションが切断された後に前記移動網に設置されたモバイルエッジコンピューティング装置から送信される情報を
    受けて前記セッションを再確立する処理を行う
    ことを特徴とする移動端末。
  8. 移動端末と通信装置との通信のためのセッションを確立し、前記移動端末が一定期間データを送信しない場合に前記セッションを切断する移動網に設置されるモバイルエッジコンピューティング装置が、
    前記セッションを監視し、
    前記監視部が前記セッションの切断を検知した場合に切断されたセッションを示す情報を前記通信装置に送信し、
    前記情報に基づいて前記通信装置が送信する要求を前記通信部が受信した場合に前記セッションを前記移動端末に再確立させる処理を開始する
    ことを含むセッション管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110087254A (zh) * 2019-04-10 2019-08-02 广州宏新通信科技有限公司 一种与通信网络融合的身份识别系统及方法

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