JP2018193885A - Swash plate type hydraulic rotary machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、建設機械に搭載される斜板式油圧回転機(斜板式油圧モータまたは斜板式油圧ポンプ)に関する。 The present invention relates to a swash plate type hydraulic rotating machine (swash plate type hydraulic motor or swash plate type hydraulic pump) mounted on a construction machine.
この種の技術に関し、例えば特許文献1、2に開示のものがある。特許文献1に開示された技術は、斜板を備える液圧モータに関するものである。この液圧モータは、回転軸を支持するフロント側軸受を、ハウジングの内側から挿入する構造となっており、後側から前側へ向かう方向に回転軸に作用するスラスト力は、ハウジングとフロント側軸受との嵌合段差部で受ける構造となっている。一方、前側から後側へ向かう方向に回転軸に作用するスラスト力は、フロント側軸受の後側に設けられた止め輪で受ける構造となっている。
For example,
また、特許文献2に開示された斜板式油圧モータは、特許文献1に開示の液圧モータと同じく、回転軸を支持するフロント側軸受を、ハウジングの内側から挿入する構造となっており、後側から前側へ向かう方向に回転軸に作用するスラスト力は、ハウジングとフロント側軸受との嵌合段差部で受ける構造となっている。一方、前側から後側へ向かう方向に回転軸に作用するスラスト力は、特許文献1に開示の止め輪ではなく、リヤ側軸受で受ける構造となっている。
Further, the swash plate type hydraulic motor disclosed in
ここで、特許文献1に開示されているような、前側から後側へ向かう方向に回転軸に作用するスラスト力を、フロント側軸受の後側に設けられた止め輪で受ける構造であると、当該止め輪をハウジングに収納するための溝の寸法分、ハウジングの軸方向の長さが長くなり、材料等のコストが多くかかってしまう。また、回転軸の支持間隔が広くなる分、その撓み量が増えてしまうため、バルブプレート部からの油漏れ量が増大してしまう懸念がある。
Here, as disclosed in
一方、特許文献2に開示されているような、前側から後側へ向かう方向に回転軸に作用するスラスト力を、リヤ側軸受で受ける構造であると、次のような問題がある。回転軸のフロント側には、リヤ側よりも大きなラジアル荷重が作用するため、一般的に、フロント側軸受には、リヤ側軸受よりも、許容負荷容量の大きな軸受を採用することになる。逆に言えば、リヤ側軸受は、フロント側軸受よりも、許容負荷容量の小さな軸受を採用することになる。しかしながら、特許文献2に開示されているような上記構造であると、上記スラスト力にも耐えられる許容負荷容量の大きなリヤ側軸受を選択する必要が生じ、リヤ側軸受のコストアップをまねき、且つ設計の自由度も低下してしまう。
On the other hand, when the rear-side bearing receives a thrust force acting on the rotating shaft in the direction from the front side toward the rear side as disclosed in
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、フロント側軸受の後側に止め輪を設けることなく、前側から後側へ向かう方向に回転軸に作用するスラスト力を、リヤ側軸受ではなくフロント側軸受で受ける構造の斜板式油圧回転機を提供することである。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and its purpose is to provide a thrust force acting on the rotating shaft in the direction from the front side to the rear side without providing a retaining ring on the rear side of the front bearing. An object of the present invention is to provide a swash plate type hydraulic rotating machine having a structure which is received by a front side bearing instead of a rear side bearing.
本発明の斜板式油圧回転機は、ハウジングと、前記ハウジングに形成された前側穴に嵌め込まれたフロント側軸受、および前記ハウジングに形成された後側穴に嵌め込まれたリヤ側軸受に支持されて、前記ハウジングの中に配置された回転軸と、前記回転軸に取り付けられた、複数のピストン室を有するシリンダブロックと、前記ピストン室に嵌まり込み、前記回転軸の軸方向に往復動するピストンと、前記ピストンの前記ピストン室から突出する端部を支持する支持面を有し、前記軸方向に対して垂直な平面に対する前記支持面のなす角度が小さい小傾転位置と、前記軸方向に対して垂直な平面に対する前記支持面のなす角度が大きい大傾転位置との間で傾転する、前記ハウジングの中に配置された斜板と、前記ハウジングの前記軸方向の前側内壁面に取り付けられ、前記斜板を傾転可能に支持する支点部材と、前記ハウジングの中に配置され、前記斜板を前記フロント側軸受の方向に付勢するバネと、を備える。前記支点部材は、前記斜板の前記支持面とは反対側の面に形成された凹部に嵌り込む支点本体部と、前記支点本体部から延在し、前記前側内壁面に形成された支点穴に前記斜板側から挿入される支点本体支持部と、を有しており、前記軸方向から見たときに、前記フロント側軸受の外縁部に前記支点本体部の外縁部が重なる位置関係で、前記フロント側軸受の後面と前記支点本体部の外縁部とが当接している。 The swash plate type hydraulic rotating machine of the present invention is supported by a housing, a front side bearing fitted in a front side hole formed in the housing, and a rear side bearing fitted in a rear side hole formed in the housing. A rotating shaft disposed in the housing, a cylinder block having a plurality of piston chambers attached to the rotating shaft, and a piston that fits in the piston chamber and reciprocates in the axial direction of the rotating shaft. A support surface for supporting an end portion of the piston projecting from the piston chamber, and a small tilt position where the angle formed by the support surface with respect to a plane perpendicular to the axial direction is small, and in the axial direction A swash plate disposed in the housing and tilted between a large tilting position with a large angle formed by the support surface with respect to a plane perpendicular to the plane; Attached to the side inner wall surface includes a fulcrum member supporting the swash plate tiltably disposed within said housing, a spring for urging the swash plate in the direction of the front side bearing, the. The fulcrum member includes a fulcrum body part that fits into a recess formed on a surface opposite to the support surface of the swash plate, and a fulcrum hole that extends from the fulcrum body part and is formed in the front inner wall surface. A fulcrum body support part inserted from the swash plate side, and when viewed from the axial direction, the outer edge part of the fulcrum body part overlaps with the outer edge part of the front side bearing. The rear surface of the front bearing is in contact with the outer edge of the fulcrum main body.
本発明によれば、本発明の構成要件、特に、回転軸の軸方向から見たときに、フロント側軸受の外縁部に支点部材の支点本体部の外縁部が重なる位置関係で、当該フロント側軸受の後面と当該支点本体部の外縁部とが当接していることで、前側から後側へ向かう方向に回転軸に作用するスラスト力は、フロント側軸受を介して当該支点本体部で受けとめられる。
すなわち、本発明によれば、フロント側軸受の後側に止め輪を設けることなく、前側から後側へ向かう方向に回転軸に作用するスラスト力を、リヤ側軸受ではなくフロント側軸受で受けることができる。
According to the present invention, the front side of the constitutive body of the fulcrum member overlaps with the outer edge of the front bearing when viewed from the axial direction of the rotary shaft. The thrust force acting on the rotating shaft in the direction from the front side to the rear side is received by the fulcrum main body part via the front side bearing, because the rear surface of the bearing is in contact with the outer edge part of the fulcrum main body part. .
That is, according to the present invention, the thrust force acting on the rotating shaft in the direction from the front side toward the rear side is received by the front side bearing, not the rear side bearing, without providing a retaining ring on the rear side of the front side bearing. Can do.
以下、本発明のいくつかの実施形態について図面を参照しつつ説明する。以下の説明では、本発明に係る斜板式油圧回転機を斜板式油圧モータに適用した例で、実施形態を説明している。なお、本発明は、斜板式油圧モータだけでなく、斜板式油圧ポンプにも適用することができる。すなわち、本発明でいう斜板式油圧回転機とは、斜板式油圧モータまたは斜板式油圧ポンプのことである。 Several embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In the following description, the embodiment is described as an example in which the swash plate type hydraulic rotating machine according to the present invention is applied to a swash plate type hydraulic motor. The present invention can be applied not only to a swash plate type hydraulic motor but also to a swash plate type hydraulic pump. That is, the swash plate type hydraulic rotating machine in the present invention is a swash plate type hydraulic motor or a swash plate type hydraulic pump.
図1〜図3に基づいて、本発明の一実施形態に係る斜板式油圧モータ100について説明する。斜板式油圧モータ100は、例えば、油圧ショベル、走行式油圧クレーンなどの建設機械の走行駆動装置に用いられるものである。この斜板式油圧モータ100は、作動油の力を回転力に変換して出力するモータであって、回転軸2、シリンダブロック3、複数のピストン4、および斜板5などを備え、これらの部品は、ハウジング1の中に収納される。
A swash plate type
ここで、ハウジング1の前側(出力側)および後側には、それぞれ、回転軸2が挿入される前側穴1aおよび後側穴1bが設けられており、前側穴1aには、2つのフロント側軸受7,8が嵌め込まれ、後側穴1bには、リヤ側軸受9が嵌め込まれている。これら軸受7〜9により、回転軸2は、回転自在に支持される。なお、フロント側軸受は1つであってもよく、本実施形態のように2つでなくてもよい。
Here, the front side (output side) and the rear side of the
上記した前側穴1aには、2つの段差部27,28が設けられており、フロント側軸受7,8のうちの第1フロント側軸受7は、ハウジング1の内方からその前方へ向けて前側穴1aの段差部27に嵌め込まれる。また、第2フロント側軸受8は、ハウジング1の内方からその前方へ向けて前側穴1aの段差部28に嵌め込まれる。同様に、上記した後側穴1bには、段差部29が設けられており、リヤ側軸受9は、ハウジング1の内方からその後方へ向けて後側穴1bの段差部29に嵌め込まれる。
Two
回転軸2には、シリンダブロック3が取り付けられている。回転軸2とシリンダブロック3とは、例えばスプライン結合され、相互の回転は阻止されて、一体的に回転するようにされる。このシリンダブロック3には、複数のピストン室3aが周方向に等しい間隔をあけて形成されている。複数のピストン室3aには、それぞれ、ピストン4が、回転軸2の軸方向Xに往復動自在に嵌め込まれる。
A
斜板式油圧モータ100は、ハウジング1内でハウジング1に固定される弁板18を備えている。弁板18には、作動油の供給ポート18aが形成されており、この供給ポート18aは、ハウジング1に形成された作動油の供給通路19を介して、作動油の供給源に接続される。シリンダブロック3は、その回転角度位置に応じて、その各シリンダポート17が、上記した供給ポート18aおよび排出ポート(不図示)のいずれか一方に接続される。
The swash plate type
上記したピストン4の、ピストン室3aから突出する端部4aは、球状とされ、この端部4aは、シュー10に嵌め込まれる。ここで、斜板5は、ピストン4の端部4aをシュー10を介して間接的に支持する支持面5aを有し、ハウジング1の軸方向Xの前側内壁面1cに取り付けられた支点部材としてのピボット6により、傾転可能に支持される。このピボット6は、斜板5の前記支持面5aとは反対側の面に形成された凹部5bに嵌り込む半球状部15(支点本体部)と、半球状部15から延在し、ハウジング1の前側内壁面1cに形成された支点穴1chに斜板5側から挿入される柱状部16(支点本体支持部)と、を有する。なお、半球状部15と柱状部16とは一体であってもよいし、別部品でもよい。別部品の場合、例えば、図4Bに示すように、半球状部の裏面中央に凹部が設けられ、柱状部は、この凹部に挿入される。
An
ここで、図2は、図1のA−A矢視図である。なお、図2においては、斜板5を想像線(二点鎖線)で示している。図2に示したように、ピボット6は、軸方向Xから見て、回転軸2の両側であって、且つその回転中心よりも少し上方に1つずつ設けられている。そのため、ピボット6で支持された斜板5は、2つのピボット6の中心同士を結ぶ仮想軸まわりに回動する(傾転する)。詳細には、斜板5は、軸方向Xに対して垂直な平面に対する支持面5aのなす角度が小さい小傾転位置と、軸方向Xに対して垂直な平面に対する支持面5aのなす角度が大きい大傾転位置との間で回動する(傾転する)。小傾転位置にある斜板5を実線で、大傾転位置にある斜板5を想像線(二点鎖線)で図1に示している。なお、本実施形態では、図1に示すように、特許文献1と同じく、ハウジング1の中に位置決め部材20が配置されており、斜板5の小傾転位置は、この位置決め部材20で決定される。
Here, FIG. 2 is an AA arrow view of FIG. In FIG. 2, the
斜板5は、駆動機構14によって傾転駆動される。駆動機構14は、図1に示すように、例えば、油圧駆動のシリンダ機構であり、ハウジング1の前側内壁面1cには、駆動機構14が嵌まり込むシリンダ穴14aが形成されている。
The
また、斜板式油圧モータ100は、そのハウジング1の中に、コイルバネ11(バネ)、球面ブッシュ12、およびリテーナープレート13を収納している。コイルバネ11は、シリンダブロック3に形成された穴に嵌め込まれており、斜板5を、球面ブッシュ12、リテーナープレート13、およびシュー10を介して、第1フロント側軸受7の方向に付勢する。ここで、斜板5を第1フロント側軸受7の方向に付勢するコイルバネ11の付勢力は、前側(出力側)から後側(リヤ側軸受9側)へ向かう方向に回転軸2に作用すると想定されるスラスト力よりも大きいことが好ましい。
Further, the swash plate type
球面ブッシュ12は、回転軸2に、例えばスプライン結合により取り付けられており、球面ブッシュ12と回転軸2とは、相互の回転は阻止されて、一体的に回転するようにされる。また、リテーナープレート13には、その中心部に球面ブッシュ12が嵌め込まれ、外周部に、複数のシュー10が嵌め込まれる。このリテーナープレート13は、シリンダブロック3の回転により、複数のシュー10と一体的に回転する。
The
このような斜板式油圧モータ100に、作動油の供給源から作動油が供給されると、シリンダポート17からピストン室3aに作動油が供給され、このピストン室3aに嵌まり込んでいるピストン4が斜板5側に動いて、シリンダブロック3が回転し、これに伴って回転軸2が回転する。回転軸2の先端部2a(出力部)は、例えばスプロケットなど回転させる対象に接続されており、回転対象は、斜板式油圧モータ100によって回転駆動される。
When hydraulic oil is supplied from such a hydraulic oil supply source to the swash plate
なお、斜板式油圧モータ100は、2段階可変容量形のモータであり、斜板5を傾転させることによって、モータの容量を変更することができる。斜板式油圧モータ100の回転軸2は、斜板5が小傾転位置にあるとき、高速低トルクで回転し、大傾転位置にあるとき、低速高トルクで回転する。
The swash plate
ここで、図2および図3に示すように、斜板式油圧モータ100では、軸方向Xから見たときに、第1フロント側軸受7の外縁部に、ピボット6の半球状部15の外縁部が重なる位置関係で、第1フロント側軸受7の後面と前記半球状部15の外縁部とが当接させられている。そのため、前側(出力側)から後側へ向かう方向に回転軸2に作用するスラスト力は、第1フロント側軸受7を介してピボット6の半球状部15で受けとめられる。これにより、斜板式油圧モータ100では、第1フロント側軸受7の後側に止め輪を設けることなく、前側から後側へ向かう方向に回転軸2に作用するスラスト力を、リヤ側軸受9ではなく第1フロント側軸受7で受けることができる。その結果、ハウジング1の軸方向の長さを、短くすることができ、材料等のコストを抑えることができるとともに、重量を小さくすることができる。また、回転軸2の軸受支持間隔を短くすることができるので、回転軸2の撓み量を減少させることができ、シリンダブロック3と弁板18との間の隙間が広がって油漏れすることを抑制することができる。
2 and 3, in the swash plate
また、斜板5を第1フロント側軸受7の方向に付勢するコイルバネ11の付勢力が、前側(出力側)から後側(リヤ側軸受9側)へ向かう方向に回転軸2に作用すると想定されるスラスト力よりも大きくされていると、ピボット6は、斜板5を介してコイルバネ11によりハウジング1の前側内壁面1cへ強く押し付けられるので、スラスト力が作用しても前側内壁面1cから浮くことはない。
Further, when the biasing force of the
なお、図3に示すように、回転軸2の外周に段差部30が形成されて、この回転軸2の段差部30が第1フロント側軸受7に軸方向Xで当接することが好ましい。これによると、前側(出力側)から後側へ向かう方向に回転軸2に作用するスラスト力は、第1フロント側軸受7に、より確実に伝達される。
As shown in FIG. 3, a stepped
(第2実施形態)
図4Aに示すピボット26の柱状部21(支点本体支持部)の外周面には、雄ネジが形成されている。これに対応して、ハウジング1の前側内壁面1cに形成された支点穴1chの内周面には、柱状部21の外周面に形成された雄ネジに螺合する雌ネジが形成されている。すなわち、ピボット26は、ハウジング1の前側内壁面1cにネジ止めされている。ハウジング1の前側内壁面1cにピボット26がネジ止めにより固定されていると、スラスト力の作用によるピボット26の浮き上がりが完全になくなり、その結果、当該スラスト力を、第1フロント側軸受7でより強固に受けることができる。
(Second Embodiment)
A male screw is formed on the outer peripheral surface of the columnar portion 21 (fulcrum body support portion) of the
(第3実施形態)
図4Bに示すピボット36は、半球状部22(支点本体部)と、柱状部23(支点本体支持部)とが別部品で形成されている。そして、柱状部23の中心には、その軸方向に延びる油抜き用貫通孔23aがあけられており、半球状部22の中心にも、その軸方向に延びる油抜き用貫通孔22aがあけられている。油抜き用貫通孔23aと油抜き用貫通孔22aとは互いに連通させられている。この構成によると、支点穴1chに溜まった油を、油抜き用貫通孔22a、22bから抜くことができる。
(Third embodiment)
In the
(変形例)
図5A〜図5Cは、ピボット(支点部材)の変形例を示す図である。なお、図5A〜図5Cに示すピボット46、56、66は、いずれも、図4Aに示すピボット26と同じく、ハウジング1の前側内壁面1cにネジ止めされるピボットであり、その柱状部21の外周面には、雄ネジが形成されている。
(Modification)
FIG. 5A to FIG. 5C are views showing modifications of the pivot (fulcrum member). 5A to 5C are pivots that are screwed to the front
図5Aに示すピボット46は、その半球状部24の軸方向に直交する方向の両側面24aが、当該軸方向に沿う互いに平行な平面とされている。この構成によると、ハウジング1の前側内壁面1cにピボット46をネジ止めするに際し、半球状部24をその両側から適宜の工具で挟み込んで、ピボット46のネジ止め作業を行うことができるので、前側内壁面1cにピボット46を容易にネジ止めすることができる。
5A, both
図5Bに示すピボット56は、その半球状部25の軸方向に直交する方向に延びる締付用貫通孔25aが、当該半球状部25に形成されている。この構成によると、ハウジング1の前側内壁面1cにピボット56をネジ止めするに際し、締付用貫通孔25aに棒状部材を挿入して、当該棒状部材に回旋力を付与することで、ピボット56のネジ止め作業を行うことができるので、前側内壁面1cにピボット56を容易にネジ止めすることができる。
The
図5Cに示すピボット66は、その半球状部26の頂部に六角穴26aが形成されている。この構成によると、ハウジング1の前側内壁面1cにピボット66をネジ止めするに際し、六角穴26aに六角レンチを挿入して、当該六角レンチに回旋力を付与することで、ピボット66のネジ止め作業を行うことができるので、前側内壁面1cにピボット66を容易にネジ止めすることができる。なお、半球状部26の頂部に形成する穴は、六角穴に限定されることはない。
The
以上、本発明の実施形態およびその変形例について説明した。なお、その他に、当業者が想定できる範囲で種々の変更を行うことは可能である。 The embodiments of the present invention and the modifications thereof have been described above. In addition, it is possible to make various changes within a range that can be assumed by those skilled in the art.
1:ハウジング
1a:前側穴
1b:後側穴
1c:前側内壁面
1ch:支点穴
2:回転軸
3:シリンダブロック
3a:ピストン室
4:ピストン
4a:端部
5:斜板
5a:支持面
5b:凹部
6:ピボット(支点部材)
7:第1フロント側軸受
9:リヤ側軸受
11:コイルバネ(バネ)
15:半球状部(支点本体部)
16:柱状部(支点本体支持部)
100:斜板式油圧モータ(斜板式油圧回転機)
X:軸方向
1:
7: 1st front side bearing 9: Rear side bearing 11: Coil spring (spring)
15: Hemispherical part (fulcrum body part)
16: Columnar part (fulcrum body support part)
100: Swash plate type hydraulic motor (swash plate type hydraulic rotating machine)
X: Axial direction
Claims (5)
前記ハウジングに形成された前側穴に嵌め込まれたフロント側軸受、および前記ハウジングに形成された後側穴に嵌め込まれたリヤ側軸受に支持されて、前記ハウジングの中に配置された回転軸と、
前記回転軸に取り付けられた、複数のピストン室を有するシリンダブロックと、
前記ピストン室に嵌まり込み、前記回転軸の軸方向に往復動するピストンと、
前記ピストンの前記ピストン室から突出する端部を支持する支持面を有し、前記軸方向に対して垂直な平面に対する前記支持面のなす角度が小さい小傾転位置と、前記軸方向に対して垂直な平面に対する前記支持面のなす角度が大きい大傾転位置との間で傾転する、前記ハウジングの中に配置された斜板と、
前記ハウジングの前記軸方向の前側内壁面に取り付けられ、前記斜板を傾転可能に支持する支点部材と、
前記ハウジングの中に配置され、前記斜板を前記フロント側軸受の方向に付勢するバネと、
を備える、斜板式油圧回転機において、
前記支点部材は、
前記斜板の前記支持面とは反対側の面に形成された凹部に嵌り込む支点本体部と、
前記支点本体部から延在し、前記前側内壁面に形成された支点穴に前記斜板側から挿入される支点本体支持部と、
を有しており、
前記軸方向から見たときに、前記フロント側軸受の外縁部に前記支点本体部の外縁部が重なる位置関係で、前記フロント側軸受の後面と前記支点本体部の外縁部とが当接している、
ことを特徴とする、斜板式油圧回転機。 A housing;
A rotating shaft disposed in the housing, supported by a front-side bearing fitted in a front hole formed in the housing, and a rear-side bearing fitted in a rear hole formed in the housing;
A cylinder block having a plurality of piston chambers attached to the rotating shaft;
A piston that fits into the piston chamber and reciprocates in the axial direction of the rotating shaft;
A support surface for supporting an end portion of the piston projecting from the piston chamber, and a small tilt position formed by a small angle of the support surface with respect to a plane perpendicular to the axial direction; and the axial direction A swash plate disposed in the housing that tilts between a large tilt position with a large angle formed by the support surface with respect to a vertical plane;
A fulcrum member attached to the front inner wall surface in the axial direction of the housing and supporting the swash plate in a tiltable manner;
A spring disposed in the housing and biasing the swash plate toward the front bearing;
In a swash plate type hydraulic rotating machine comprising:
The fulcrum member is
A fulcrum body part that fits into a recess formed on the surface of the swash plate opposite to the support surface;
A fulcrum body support portion that extends from the fulcrum body portion and is inserted from the swash plate side into a fulcrum hole formed in the front inner wall surface;
Have
When viewed from the axial direction, the rear surface of the front bearing and the outer edge of the fulcrum body are in contact with each other so that the outer edge of the fulcrum body overlaps the outer edge of the front bearing. ,
A swash plate type hydraulic rotating machine.
前記支点本体支持部の外周面には、雄ネジが形成されており、
前記支点穴の内周面には、前記雄ネジに螺合する雌ネジが形成されている、
ことを特徴とする、斜板式油圧回転機。 In the swash plate type hydraulic rotating machine according to claim 1,
A male screw is formed on the outer peripheral surface of the fulcrum body support part,
On the inner peripheral surface of the fulcrum hole, a female screw that is screwed into the male screw is formed.
A swash plate type hydraulic rotating machine.
前記支点本体部は、半球状であって、
前記支点本体部の軸方向に直交する方向の両側面が、当該軸方向に沿う互いに平行な平面とされている、
ことを特徴とする、斜板式油圧回転機。 In the swash plate type hydraulic rotating machine according to claim 2,
The fulcrum body is hemispherical,
Both side surfaces in a direction orthogonal to the axial direction of the fulcrum main body are planes parallel to each other along the axial direction.
A swash plate type hydraulic rotating machine.
前記支点本体部は、半球状であって、
前記支点本体部の軸方向に直交する方向に延びる締付用貫通孔が、前記支点本体部に形成されている、
ことを特徴とする、斜板式油圧回転機。 In the swash plate type hydraulic rotating machine according to claim 2,
The fulcrum body is hemispherical,
A fastening through-hole extending in a direction orthogonal to the axial direction of the fulcrum body is formed in the fulcrum body.
A swash plate type hydraulic rotating machine.
前記支点本体部および前記支点本体支持部のそれぞれに、互いに連通する油抜き用貫通孔が形成されている、
ことを特徴とする、斜板式油圧回転機。 In the swash plate type hydraulic rotating machine according to any one of claims 1 to 4,
Each of the fulcrum body part and the fulcrum body support part is formed with an oil draining through hole communicating with each other.
A swash plate type hydraulic rotating machine.
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