JP2018189291A - 断熱材併設冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】配置の自由度を高めて汎用性を向上させることができる断熱材併設冷却装置を提供する。【解決手段】本発明による断熱材併設冷却装置1は、冷却対象体Dから熱を受ける受熱フィルム部材10と、受熱フィルム部材10との間に第1収納室40を画定した第1フィルム部材20と、第1フィルム部材20の受熱フィルム部材10の側とは反対側に設けられ、第1フィルム部材20との間に第2収納室42を画定した第2フィルム部材30と、を備えている。第1収納室40にヒートパイプ構成部44が収納され、第2収納室42に断熱部材47が収納されている。第1フィルム部材20に、ヒートパイプ構成部44の熱を放出する放熱部48が設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、冷却対象体を冷却するための断熱材併設冷却装置に関する。
従来より、2枚の金属製表面板の間に断熱材が介在された断熱材併設冷却装置(断熱パネル)が知られている(例えば、特許文献1参照)。この断熱材併設冷却装置においては、一方の金属製表面板の内面に作動流体封入部が設けられ、この作動流体封入部に作動流体が封入されてヒートパイプ化されている。すなわち、作動流体封入部に断熱材が併設されている。
このような断熱材併設冷却装置を冷凍庫の筐体の側壁として利用する場合には、冷凍庫の庫内の熱は、ヒートパイプを構成する作動流体で回収される。作動流体封入部には、冷熱用流体が流れる冷熱流体通路が隣接して設けられており、ヒートパイプの作動流体で回収された熱は、冷熱用流体に回収される。このようにして、冷凍庫の庫内が冷却されるようになっている。また、この断熱材併設冷却装置は断熱機能も有しているために、冷凍庫の外部の熱が、作動流体封入部や庫内に伝わることを防止し、冷却効率の向上を図っている。
特開平6−221750号公報
しかしながら、特許文献1に示す断熱材併設冷却装置は、金属製表面板で構成されている。このことにより、断熱材併設冷却装置は剛体として形成されているため、配置に制約が生じ、汎用性の向上が困難になっているという問題があった。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、配置の自由度を高めて汎用性を向上させることができる断熱材併設冷却装置を提供することを目的とする。
本発明は、
冷却対象体を冷却するための断熱材併設冷却装置であって、
前記冷却対象体から熱を受ける受熱フィルム部材と、
前記受熱フィルム部材との間に第1収納室を画定した第1フィルム部材と、
前記第1フィルム部材の前記受熱フィルム部材の側とは反対側に設けられ、前記第1フィルム部材との間に第2収納室を画定した第2フィルム部材と、
前記第1収納室に収納されたヒートパイプ構成部と、
前記第2収納室に収納された断熱部材と、を備え、
前記第1フィルム部材に、前記ヒートパイプ構成部の熱を放出する放熱部が設けられている、断熱材併設冷却装置、
を提供する。
なお、上述した断熱材併設冷却装置において、
前記受熱フィルム部材と前記第1フィルム部材をヒートシールし、前記第1収納室を画定する第1ヒートシール部と、
前記第1フィルム部材と前記第2フィルム部材をヒートシールし、前記第2収納室を画定する第2ヒートシール部と、を更に備える、
ようにしてもよい。
また、上述した断熱材併設冷却装置において、
平面視において、前記第1ヒートシール部は、前記第2ヒートシール部よりも外側に配置されている、
ようにしてもよい。
また、上述した断熱材併設冷却装置において、
平面視において、前記第1ヒートシール部の一部分は、前記第2ヒートシール部よりも外側に配置され、他の部分は、前記第2ヒートシール部に重なって配置されている、
ようにしてもよい。
また、上述した断熱材併設冷却装置において、
前記ヒートパイプ構成部は、作動液と、前記作動液に毛細管作用を発揮させるウィック部材と、を含む、
ようにしてもよい。
また、上述した断熱材併設冷却装置において、
前記第1フィルム部材は、金属箔と、前記金属箔の両面に設けられた熱融着層と、を有している、
ようにしてもよい。
本発明によれば、配置の自由度を高めて汎用性を向上させることができる。
図1は、本発明の実施の形態において、断熱材併設冷却装置を示す平面図である。 図2は、図1の断熱材併設冷却装置を示す断面図である。 図3は、本発明の実施の形態による断熱材併設冷却装置の製造方法において、第1フィルム部材と第2フィルム部材とを位置合わせする第1位置合わせ工程を説明するための断面図である。 図4は、本発明の実施の形態による断熱材併設冷却装置の製造方法において、第1フィルム部材と第2フィルム部材とを接合して、第2収納室を形成する第2収納室形成工程を説明するための断面図である。 図5は、本発明の実施の形態による断熱材併設冷却装置の製造方法において、第2収納室に断熱部材を収納する断熱部材収納工程を説明するための断面図である。 図6は、本発明の実施の形態による断熱材併設冷却装置の製造方法において、第1フィルム部材と第2フィルム部材とを接合して、第2収納室を密封する第2収納室密封工程を説明するための断面図である。 図7は、本発明の実施の形態による断熱材併設冷却装置の製造方法において、受熱フィルム部材と第1フィルム部材とを位置合わせする第2位置合わせ工程を説明するための断面図である。 図8は、本発明の実施の形態による断熱材併設冷却装置の製造方法において、受熱フィルム部材と第1フィルム部材とを接合して、第1収納室を形成する第1収納室形成工程を説明するための断面図である。 図9は、本発明の実施の形態による断熱材併設冷却装置の製造方法において、第2収納室にウィック部材を収納するウィック収納工程を説明するための断面図である。 図10は、本発明の実施の形態による断熱材併設冷却装置の製造方法において、第2収納室に作動液を注入する注入工程を説明するための断面図である。 図11は、本発明の実施の形態による断熱材併設冷却装置の製造方法において、受熱フィルム部材と第1フィルム部材とを接合して、第1収納室を密封する第1収納室密封工程を説明するための断面図である。 図12は、図1に示す断熱材併設冷却装置の変形例を示す平面図である。 図13は、図12に示す断熱材併設冷却装置の変形例を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、本明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺及び縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
図1乃至図13を用いて、本発明の実施の形態における断熱材併設冷却装置について説明する。本実施の形態における断熱材併設冷却装置(以下、単に冷却装置と記す)は、電気製品等の冷却対象体(発熱体)の筐体の外面に取り付けられて、冷却対象体の熱を当該筐体から回収して、冷却対象体を冷却するための装置である。本実施の形態における冷却装置は、平面視で矩形状に形成されている。
図1および図2に示すように、冷却装置1は、冷却対象体Dから熱を受ける受熱フィルム部材10と、受熱フィルム部材10の一方の側に設けられた第1フィルム部材20と、第1フィルム部材20の受熱フィルム部材10の側とは反対側に設けられた第2フィルム部材30と、を備えている。すなわち、受熱フィルム部材10と第2フィルム部材30との間に第1フィルム部材20が介在されており、図2に示す断面視では、受熱フィルム部材10の上方に第1フィルム部材20が設けられ、第1フィルム部材20の上方に第2フィルム部材30が設けられている。後述するように、受熱フィルム部材10と第1フィルム部材20は、互いにヒートシールされるとともに、第1フィルム部材20と第2フィルム部材30は、互いにヒートシールされている。受熱フィルム部材10、第1フィルム部材20および第2フィルム部材30は、いずれも矩形状に形成されている。
図2に示すように、受熱フィルム部材10は、金属箔11と、金属箔11の一方の面(第1フィルム部材20の側の面)に設けられた、熱融着層12と、を有している。すなわち、受熱フィルム部材10は、金属箔11と熱融着層12とが積層された積層体として構成されている。受熱フィルム部材10は、可撓性を有していることが好適である。例えば、受熱フィルム部材10の厚さは、可撓性を有するとともに機械的強度を確保するために、30μm〜500μmであることが好適である。また、100μm以下にすることにより、受熱フィルム部材10が、冷却対象体Dから第1収納室40(後述)内の作動液45に伝わる熱に対する熱抵抗として作用することを回避することができる。
金属箔11は、機械的強度を確保するとともに、冷却対象体Dから受ける熱をヒートパイプ構成部44(後述)に効率良く伝導させるための部材である。このような金属箔11には、熱伝導率が良好な材料が用いられることが好適であるが、例えば、アルミニウム、ステンレス、ニッケルなどを用いることができる。金属箔11の厚さは、可撓性および機械的強度を確保するとともに、外気が受熱フィルム部材10を透過して第1収納室40に侵入することを防止するために、例えば10μm〜480μmとすることが好適である。
熱融着層12は、受熱フィルム部材10を第1フィルム部材20にヒートシールして接合させるための層である。このような熱融着層12には、ヒートシール性が良好な熱融着性樹脂材料が用いられることが好適である。例えば、熱融着性樹脂材料としては、ポリエチレンなどを用いることができる。熱融着層12の厚さは、ヒートシール性を確保するために、10μm〜200μmとすることが好適である。
ところで、図2に示すように、受熱フィルム部材10は、作動液45が蒸発して蒸気を生成する蒸発部15を有している。この蒸発部15は、受熱フィルム部材10に取り付けられる冷却対象体Dから熱を受けて、後述する第1収納室40内の作動液45が蒸発する部分である。図2に示す形態では、受熱フィルム部材10の全体が、冷却対象体Dの筐体に取り付けられている例が示されている。この場合、受熱フィルム部材10のうち第1収納室40を画定している部分が蒸発部15に相当する。なお、冷却対象体Dが、空間である場合(例えば、冷蔵庫の庫内空間)には、受熱フィルム部材10が冷却対象体Dとなる空間に接し、当該空間を画定する壁面に第2フィルム部材30が取り付けられるようになる。
図2に示すように、第1フィルム部材20は、金属箔21と、金属箔21の両面に設けられた熱融着層22、23と、を有している。すなわち、第1フィルム部材20は、熱融着層22と金属箔21と熱融着層23とが積層された積層体として構成されている。第1フィルム部材20は、可撓性を有していることが好適である。例えば、第1フィルム部材20の厚さは、可撓性を有するとともに機械的強度を確保するために、30μm〜500μmであることが好適である。また、100μm以下にすることにより、第1フィルム部材20が、第1収納室40内の作動液45の蒸気から、後述する放熱部48を介して外部に伝わる熱に対する熱抵抗として作用することを回避することができる。なお、金属箔21は、上述した受熱フィルム部材10の金属箔21と同様の材料を同様の厚さで用いることができる。また、熱融着層22、23は、上述した受熱フィルム部材10の熱融着層12と同様の材料を同様の厚さで用いることができる。
また、第2フィルム部材30は、金属箔31と、金属箔31の一方の面(第1フィルム部材20の側の面)に設けられた熱融着層32と、を有している。すなわち、第2フィルム部材30は、金属箔31と熱融着層32とが積層された積層体として構成されている。第2フィルム部材30は、可撓性を有していることが好適である。例えば、第2フィルム部材30の厚さは、可撓性を有するとともに機械的強度を確保するために、30μm〜500μmであることが好適である。なお、金属箔31は、上述した受熱フィルム部材10の金属箔31や第1フィルム部材20の金属箔31と同様の材料を同様の厚さで用いることができる。なお、受熱フィルム部材10で受けた熱が、第1フィルム部材20を介して第2フィルム部材30に伝わると、第2フィルムの温度が上昇し得る。このことを防止するために、第2フィルム部材30の熱伝導率は、第1フィルム部材20の熱伝導率よりも低い方が好適である。この場合、例えば、第2フィルム部材30の金属箔31は、機械的強度を確保できる範囲内で、第1フィルム部材20の金属箔21の厚さよりも薄くしてもよい。あるいは、金属箔31の代わりに、熱伝導率が低い樹脂フィルムを用いてもよい。また、熱融着層32は、上述した受熱フィルム部材10の熱融着層12や第1フィルム部材20の熱融着層22、23と同様の材料を同様の厚さで用いることができる。
図2に示すように、受熱フィルム部材10と第1フィルム部材20との間には、第1収納室40が画定されている。第1収納室40の周囲には、受熱フィルム部材10と第1フィルム部材20とをヒートシール(接合)する第1ヒートシール部41が設けられている。第1ヒートシール部41は、受熱フィルム部材10の熱融着層12と、第1フィルム部材20の熱融着層22とが溶融して互いに熱融着することで形成されている。図1に示す形態では、平面視で、第1収納室40は矩形状に形成されており、第1ヒートシール部41は、矩形枠状に形成されて、第1収納室40の周囲に連続状に形成されている。この第1ヒートシール部41によって、第1収納室40の周縁が画定されて、第1収納室40が密封されている。
図2に示すように、第1フィルム部材20と第2フィルム部材30との間には、第2収納室42が画定されている。第2収納室42の周囲には、第1フィルム部材20と第2フィルム部材30とをヒートシール(接合)する第2ヒートシール部43が設けられている。第2ヒートシール部43は、第1フィルム部材20の熱融着層23と、第2フィルム部材30の熱融着層32とが溶融して互いに熱融着することで形成されている。図1に示す形態では、平面視で、第2収納室42は矩形状に形成されており、第2ヒートシール部43は、矩形枠状に形成されて、第2収納室42の周囲に連続状に形成されている。この第2ヒートシール部43によって、第2収納室42の周縁が画定されて、第2収納室42が密封されている。
図1および図2に示すように、平面視において、第1ヒートシール部41は、全体的に、第2ヒートシール部43よりも外側に配置されている。すなわち、第1収納室40の容積は、第2収納室42の容積よりも大きくなっている。そして、平面視で、第2収納室42の周囲に、第1フィルム部材20が露出された部分(後述する放熱部48)が形成されている。図1に示す形態では、第2収納室42は、平面視で、第1収納室40の中央部に配置されており、第2収納室42の周囲に連続状に放熱部48が形成されている。
図2に示すように、第1収納室40には、ヒートパイプ構成部44が収納されている。ヒートパイプ構成部44は、作動液45と、作動液45に毛細管作用を発揮させるウィック部材46aと、を含んでいる。このうち作動液45としては、冷却対象体Dの熱を受けて蒸発し、受けた熱を放熱することで凝縮することができれば、任意の液体を用いることができる。例えば、純水、アンモニア、エタノール、メタノール、アセトン等が挙げられる。
ウィック部材46aは、第1収納室40に収納されている。ウィック部材46aは、可撓性を有していることが好適であり、細線状の部材を不定形状に圧接したメッシュ状の構成や、スポンジなどのような多孔質体、微粒子などの構成とすることができる。例えば、グラスウール、不織布、多孔質プラスチックなどを、ウィック部材46aとして用いることができる。
第1収納室40には、作動液45の蒸気が通る蒸気流路を形成する蒸気流路形成部材46bが収納されている。この蒸気流路形成部材46bは、細線状の部材を不定形状または定形状に圧接したメッシュ状の構成とすることができる。そして、蒸気流路形成部材46bは、可撓性を有しているが、ウィック部材46aよりも剛性を有していることが好ましい。このことにより、第1収納室40が減圧された場合であっても、蒸気流路形成部材46bのメッシュの開口が潰されることを抑制し、作動液45の蒸気の流路断面積を確保することができる。
本実施の形態では、図2に示すように、第1収納室40の高さ方向(冷却装置1の厚さ方向)における中間位置に、蒸気流路形成部材46bが配置されている例が示されている。すなわち、蒸気流路形成部材46bの受熱フィルム部材10の側にウィック部材46aが配置されるとともに、蒸気流路形成部材46bの第1フィルム部材20の側に他のウィック部材46aが配置されており、2つのウィック部材46aの間に蒸気流路形成部材46bが介在されている。この場合、冷却装置1の姿勢が、冷却装置1の動作の安定化に影響を及ぼすことを抑制できる。
第1収納室40の圧力は、冷却対象体Dから熱を受けていない状態(例えば、室温時)では、大気圧よりも低くなっており、第1収納室40が真空状態であることが好適である。このことにより、第1収納室40内の作動液45の蒸発温度を下げて、冷却対象体Dから熱を受けた作動液45を効率良く蒸発させることができる。第1収納室40の圧力としては、作動液45を効率良く蒸発させるとともに、第1収納室40の真空破壊を防止することが可能な程度の圧力であることが好適である。なお、本明細書においては、「真空状態」という用語は、空気等が全く存在しない状態を意味しているのではなく、圧力が大気圧よりも低い状態を表わす用語として用いる。
図2に示すように、第2収納室42には、断熱部材47が収納されている。好適には、断熱部材47は、第2収納室42の全体が断熱部材47で満たされている。すなわち、第2収納室42に断熱部材47が充填されている。断熱部材47は、可撓性を有していることが好適であり、細線状の部材を不定形状に圧接したメッシュ状の構成や、スポンジなどのような多孔質体の構成とすることができる。断熱部材47に用いる材料としては、第1フィルム部材20と第2フィルム部材30との間で熱の移動を防止することができれば、任意である。例えば、グラスウールなどを、断熱部材47の材料として用いることができる。ここで、第2収納室42は、第1収納室40に第1フィルム部材20を介して併設されている。このため、第1収納室40に収納されたヒートパイプ構成部44に対して、第2収納室42に収納された断熱部材47が併設されるように構成されている。
第2収納室42の圧力は、冷却対象体Dから熱を受けていない状態では、大気圧より低くなっており、第2収納室42が真空状態であることが好適である。このことにより、第2収納室42としての断熱性能を向上させることができる。第2収納室42の圧力としては、断熱性能を向上させるとともに、第2収納室42の真空破壊を防止することが可能な程度の圧力であることが好適である。
図1および図2に示すように、第1フィルム部材20に、ヒートパイプ構成部44の熱を放出する放熱部48が設けられている。この放熱部48は、ヒートパイプ構成部44が冷却対象体Dから回収した熱を、外気に放出するための部分であり、平面視で、第2収納室42の周囲に設けられた第1フィルム部材20の露出された部分に相当する。
次に、このような構成からなる冷却装置1の製造方法について説明する。ここでは、まず、断熱部材47が収納される第2収納室42が形成され、その後、ヒートパイプ構成部44が収納される第1収納室40が形成される場合の製造方法について説明する。
まず、第1位置合わせ工程として、図3に示すように、第1フィルム部材20と第2フィルム部材30とが位置合わせされる。
続いて、第2収納室形成工程として、図4に示すように、第1フィルム部材20と第2フィルム部材30とがヒートシールされる。ここでは、第2ヒートシール部43の一部が形成され、第2ヒートシール部43が形成されない部分には、第2収納室42の第2開口部49が形成される。例えば、第2収納室形成工程では、図1に示すように矩形枠状に形成される第2ヒートシール部43のうちの3辺でヒートシールが行われて、残りの1辺でヒートシールが行われないようにしてもよい。この残りの1辺に、第2開口部49が形成される。
次に、断熱部材収納工程として、図5に示すように、第2収納室42に断熱部材47が収納される。この場合、第2収納室42の第2開口部49から、断熱部材47が第2収納室42に収納される。
続いて、第2収納室密封工程として、図6に示すように、第1フィルム部材20と第2フィルム部材30とが、第2開口部49が形成されている部分においてヒートシールされる。このことにより、矩形枠状の第2ヒートシール部43が形成され、第2収納室42の周囲に連続状に第2ヒートシール部43が形成される。このため、第2収納室42が密封される。第2収納室密封工程では、第2収納室42を減圧しながら、第1フィルム部材20と第2フィルム部材30とがヒートシールされる。このことにより、第2収納室42は、真空状態で密封される。
次に、第2位置合わせ工程として、図7に示すように、受熱フィルム部材10と第1フィルム部材20とが位置合わせされる。
続いて、第1収納室形成工程として、図8に示すように、受熱フィルム部材10と第1フィルム部材20とがヒートシールされる。ここでは、第1ヒートシール部41の一部が形成され、第1ヒートシール部41が形成されない部分には、第1収納室40の第1開口部50が形成される。例えば、第1収納室形成工程では、図1に示すように矩形枠状に形成される第1ヒートシール部41のうちの3辺でヒートシールが行われて、残りの1辺でヒートシールが行われないようにしてもよい。この残りの1辺に、第1開口部50が形成される。
次に、ウィック収納工程として、図9に示すように、第1収納室40にウィック部材46aおよび蒸気流路形成部材46bが収納される。この場合、第1収納室40の第1開口部50から、ウィック部材46aおよび蒸気流路形成部材46bが第1収納室40に収納される。
続いて、注入工程として、図10に示すように、第1収納室40に作動液45が注入される。この場合、第1収納室40の第1開口部50から、作動液45が第1収納室40に注入される。
次に、第1収納室密封工程として、図11に示すように、受熱フィルム部材10と第1フィルム部材20とが、第1開口部50が形成されている部分においてヒートシールされる。このことにより、矩形枠状の第1ヒートシール部41が形成され、第1収納室40の周囲に連続状に第1ヒートシール部41が形成される。このため、第1収納室40が密封される。第1収納室密封工程では、第1収納室40を減圧しながら、受熱フィルム部材10と第1フィルム部材20とがヒートシールされる。このことにより、第1収納室40は、真空状態で密封される。
このようにして、本実施の形態による冷却装置1が得られる。
上述のようにして得られた冷却装置1は、冷却対象体Dの筐体の外面に取り付けられる。この場合、受熱フィルム部材10は、図2に示すように筐体の外面に密着させ、第1フィルム部材20のうち第2フィルム部材30の外側の部分と第2フィルム部材30とは、外気に曝される。冷却装置1を筐体の外面に取り付ける方法としては、例えば、伝熱性接着剤が挙げられる。なお、冷却装置1の姿勢は、図2に示すように水平姿勢でもよいが、これに限られることはなく、垂直姿勢でも、傾斜姿勢でもよい。
次に、冷却装置1の作動方法、すなわち、冷却対象体Dの冷却方法について説明する。ここでは、冷却装置1が水平姿勢である場合について説明する。このため、受熱フィルム部材10が鉛直下方に配置され、第2フィルム部材30が鉛直上方に配置され、第1収納室40に封入された作動液45は、その表面張力でウィック部材46aに付着する。
この状態で冷却対象体Dが発熱すると、ウィック部材46aに付着した作動液45のうち、受熱フィルム部材10の蒸発部15の近傍に存在する作動液45が、冷却対象体Dから熱を受ける。受けた熱は潜熱として吸収されて作動液45が蒸発(気化)し、作動液45の蒸気が生成される。生成された蒸気は、主として第1収納室40の蒸気流路形成部材46bによって形成された蒸気流路内を拡散し、比較的温度の低い第1収納室40の周縁部に向かって輸送される(図2の実線矢印参照)。
第1収納室40の周縁部に達した作動液45の蒸気は、第1フィルム部材20の放熱部48に放熱して冷却される。放熱部48が受けた熱は、放熱部48の周囲の空気に伝達されて、冷却装置1の外部に放出される。
作動液45の蒸気は、第1フィルム部材20の放熱部48に放熱することにより、冷却対象体Dから受けた潜熱を失って凝縮する。第1収納室40の周縁部において液状になった作動液45は、その表面張力によって再びウィック部材46aに付着する。
受熱フィルム部材10の蒸発部15の近傍では、冷却対象体Dからの熱を受けて、ウィック部材46aに付着した作動液45が蒸発し続けているため、ウィック部材46aに付着した作動液45は、蒸発部15に向かって輸送される。この際、ウィック部材46aの毛細管作用により、作動液45は、蒸発部15に向かう推進力を得て、スムースに輸送される。
受熱フィルム部材10の蒸発部15の近傍において、冷却対象体Dから熱を受けた作動液45は、再び蒸発する。このようにして、作動液45が、相変化、すなわち蒸発と凝縮とを繰り返しながら第1収納室40内を還流して冷却対象体Dの熱を移動させて放出する。この結果、冷却対象体Dが冷却される。
ところで、本実施の形態による冷却装置1の第2収納室42には断熱部材47が充填されている。このため、冷却対象体Dを冷却している間、冷却装置1の第1収納室40に、外部から熱が伝わることを防止している。このことにより、冷却装置1の熱輸送効率が低下することを防止している。
なお、上述した冷却装置1の作動方法の説明では、冷却装置1が水平姿勢である場合について説明した。しかしながら、冷却装置1が垂直姿勢や傾斜姿勢でも、ウィック部材46aの毛細管作用によって、水平姿勢の場合と同様にして冷却対象体Dを冷却することができる。すなわち、冷却装置1の第1収納室40にはウィック部材46aが収納されているため、蒸気から凝縮した液状の作動液45は、ウィック部材46aの毛細管作用によって、蒸発部15に向かう任意の方向に輸送することができる。このため、作動液45が、第1収納室40内を還流することができ、冷却対象体Dの熱を移動させて放出させることができる。
このように本実施の形態によれば、ヒートパイプ構成部44を収納した第1収納室40が、受熱フィルム部材10と第1フィルム部材20とによって画定されている。また、断熱部材47を収納した第2収納室42が、第1フィルム部材20と第2フィルム部材30とによって画定されている。このことにより、冷却装置1を、可撓性を有する部材で構成することができる。このため、冷却装置1を平坦な面だけではなく、湾曲した面にも密着させて取り付けることができ、冷却装置1の配置の自由度を高めて汎用性を向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、上述したように、受熱フィルム部材10と第1フィルム部材20と第2フィルム部材30とによって冷却装置1が構成されている。この場合、受熱フィルム部材10、第1フィルム部材20および第2フィルム部材30自体の厚さを薄くすることができ、冷却装置1の全容積に対する第1収納室40の容積および第2収納室42の容積の比率を高めることができる。また、冷却装置1の全体厚さを薄くすることができるとともに、冷却装置1の軽量化を図ることもできる。
また、本実施の形態によれば、ヒートパイプ構成部44を収納した第1収納室40は、第2収納室42の側において、第1フィルム部材20によって画定され、断熱部材47を収納した第2収納室42は、第1収納室40の側において、第1フィルム部材20によって画定されている。すなわち、第1収納室40と第2収納室42との間に介在されている部材は、第1フィルム部材20だけになっている。このことにより、冷却装置1の構成を簡素化することができ、冷却装置1の製造工程が複雑化することを防止できる。
また、本実施の形態によれば、ヒートパイプ構成部44を収納した第1収納室40が、第1ヒートシール部41によって画定され、断熱部材47を収納した第2収納室42が、第2ヒートシール部43によって画定されている。このことにより、第1収納室40および第2収納室42を簡便な方法で形成することができ、製造コストを低減することができる。
また、本実施の形態によれば、第1ヒートシール部41が、平面視において、第2ヒートシール部43よりも外側に配置されている。このことにより、第1ヒートシール部41と、第2ヒートシール部43とを、別々の工程で形成することができる。すなわち、第1ヒートシール部41と第2ヒートシール部43とが、平面視で重なって配置される場合には、第1収納室40および第2収納室42を密封する際、受熱フィルム部材10、第1フィルム部材20および第2フィルム部材30は同時にヒートシールされる。この場合、第1収納室40および第2収納室42が同時に減圧されるため、減圧時間が長くなり、第1収納室40に注入された作動液45の気化量が増えるという問題がある。このため、第1ヒートシール部41を、第2ヒートシール部43よりも外側に配置させることにより、第1収納室密封工程と第2収納室密封工程とが同時に行われることを回避できる。このことにより、第1収納室40に注入された作動液45の気化量を低減することができ、ヒートパイプ構成部44による熱輸送効率の低下を防止できる。
また、本実施の形態によれば、ヒートパイプ構成部44は、作動液45と、作動液45に毛細管作用を発揮させるウィック部材46aと、を含んでいる。このことにより、第1収納室40において、作動液45が、相変化、すなわち蒸発と凝縮とを繰り返しながら第1収納室40内を還流して冷却対象体Dの熱を移動させて放出させることができる。このため、冷却対象体Dの熱を効率良く回収することができ、熱輸送効率を向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、第1フィルム部材20は、金属箔21と、金属箔21の両面に設けられた熱融着層22、23と、を有している。このことにより、第1フィルム部材20は、一方の側に設けられた受熱フィルム部材10とヒートシールすることができるとともに、他方の側に設けられた第2フィルム部材30とヒートシールすることができる。このため、第1収納室40と第2収納室42との間に介在されている部材を、第1フィルム部材20だけで構成することができる。この結果、冷却装置1の構成を簡素化することができ、冷却装置1の製造工程が複雑化することを防止できる。
なお、上述した本実施の形態においては、断熱部材47が収納される第2収納室42が形成され、その後に、ヒートパイプ構成部44が収納される第1収納室40が形成される場合の製造方法の例について説明した。しかしながら、このことに限られることはなく、第1収納室40が形成された後に、第2収納室42を形成するようにしてもよい。
また、上述した本実施の形態においては、受熱フィルム部材10が、金属箔11と熱融着層12とを有している例について説明した。しかしながら、受熱フィルム部材10の構成は、これに限られることはなく、熱伝導性、可撓性および機械的強度等を満足することができれば、任意である。第1フィルム部材20および第2フィルム部材30についても同様である。
また、上述した本実施の形態においては、平面視において、第1ヒートシール部41は、全体的に、第2ヒートシール部43よりも外側に配置されて、第2収納室42の周囲に連続状に放熱部48が形成されている例について説明した。しかしながら、図12および図13に示すように、第1ヒートシール部41の一部分は、第2ヒートシール部43よりも外側に配置され、他の部分は、第2ヒートシール部43に重なって配置されていてもよい。すなわち、放熱部48が、第2収納室42の外側に配置されていれば、第2収納室42の周囲のうちの少なくとも一部に形成されていればよい。
図12および図13に示す変形例では、放熱部48は、平面視で、第2収納室42の一方の側のみ(図12および図13に示す例では、矩形状の第2収納室42の左側のみ)に形成されている。この場合、第2ヒートシール部43のうち放熱部48に隣接していない部分は、第1ヒートシール部41に重なって配置されていてもよい。このような変形例は、例えば、図示しない熱回収装置により放熱部48から放出される熱が回収される場合に好適である。すなわち、熱回収装置と接する部分のみに放熱部48を形成して、放熱部48以外の部分に第2収納室42を形成し、熱回収装置と接しない部分では、断熱部材47によって熱が外部に放出することを防止できる。
なお、図12および図13に示す変形例では、第2ヒートシール部43のうち第1ヒートシール部41に重なっている部分は、受熱フィルム部材10、第1フィルム部材20および第2フィルム部材30を一度にヒートシールして第1ヒートシール部41と同時に形成することが好適である。また、第1収納室40および第2収納室42が同時に減圧されるため、ヒートパイプ構成部44の作動液45は、沸点が高いことが好ましく、また、断熱部材47は、減圧されていなくても十分な断熱性能を有することができる部材であることが好ましい。
また、上述した本実施の形態においては、第1収納室40において2つのウィック部材46aの間に蒸気流路形成部材46bが介在されている例について説明した。しかしながら、このことに限られることはなく、第1収納室40におけるウィック部材46と蒸気流路形成部材46bの個数や配置は、任意である。更に言えば、ウィック部材46a内のメッシュや多孔質体等の微小な開口を通って、作動液45の蒸気が拡散することができれば、蒸気流路形成部材46bは、第1収納室40に収納されていなくてもよい。
本発明は上記実施の形態および変形例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態および変形例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。実施の形態および変形例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
1 冷却装置
10 受熱フィルム部材
11 金属箔
12 熱融着層
20 第1フィルム部材
21 金属箔
22、23 熱融着層
30 第2フィルム部材
31 金属箔
32 熱融着層
40 第1収納室
41 第1ヒートシール部
42 第2収納室
43 第2ヒートシール部
44 ヒートパイプ構成部
45 作動液
46a ウィック部材
47 断熱部材
48 放熱部
49 第2開口部
50 第1開口部
D 冷却対象体

Claims (6)

  1. 冷却対象体を冷却するための断熱材併設冷却装置であって、
    前記冷却対象体から熱を受ける受熱フィルム部材と、
    前記受熱フィルム部材との間に第1収納室を画定した第1フィルム部材と、
    前記第1フィルム部材の前記受熱フィルム部材の側とは反対側に設けられ、前記第1フィルム部材との間に第2収納室を画定した第2フィルム部材と、
    前記第1収納室に収納されたヒートパイプ構成部と、
    前記第2収納室に収納された断熱部材と、を備え、
    前記第1フィルム部材に、前記ヒートパイプ構成部の熱を放出する放熱部が設けられている、断熱材併設冷却装置。
  2. 前記受熱フィルム部材と前記第1フィルム部材をヒートシールし、前記第1収納室を画定する第1ヒートシール部と、
    前記第1フィルム部材と前記第2フィルム部材をヒートシールし、前記第2収納室を画定する第2ヒートシール部と、を更に備えた、請求項1に記載の断熱材併設冷却装置。
  3. 平面視において、前記第1ヒートシール部は、前記第2ヒートシール部よりも外側に配置されている、請求項2に記載の断熱材併設冷却装置。
  4. 平面視において、前記第1ヒートシール部の一部分は、前記第2ヒートシール部よりも外側に配置され、他の部分は、前記第2ヒートシール部に重なって配置されている、請求項2に記載の断熱材併設冷却装置。
  5. 前記ヒートパイプ構成部は、作動液と、前記作動液に毛細管作用を発揮させるウィック部材と、を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の断熱材併設冷却装置。
  6. 前記第1フィルム部材は、金属箔と、前記金属箔の両面に設けられた熱融着層と、を有している、請求項1〜5のいずれか一項に記載の断熱材併設冷却装置。
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