JP2018189134A - Control device of transmission - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、変速機の制御装置に関する。 The present invention relates to a transmission control device.
近年、自動車等の車両に搭載される変速機にあっては、エンジン等の駆動源との間の動力伝達を断接する摩擦クラッチを備えている。また、近年では摩擦クラッチの断接動作と変速段の切り替え動作をアクチュエータにより行う変速機がある。 2. Description of the Related Art In recent years, a transmission mounted on a vehicle such as an automobile includes a friction clutch that connects and disconnects power transmission with a drive source such as an engine. In recent years, there is a transmission in which an engagement / disengagement operation of a friction clutch and a switching operation of a shift stage are performed by an actuator.
従来の変速機の制御装置として特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載のものは、クラッチアクチュエータによって断接される湿式クラッチを備えており、シフト位置が非走行レンジにあるときに、クラッチを開放状態から係合状態に向けて変更し、この変更中に変速機の入力軸が回転を始めたポイントを、湿式クラッチの動力伝達開始点として学習している。
As a conventional transmission control device, one described in
しかしながら、特許文献1に記載の変速機の制御装置にあっては、摩擦クラッチを開放状態から係合状態に向けて変更する際に、摩擦クラッチの接触面の歪等によりクラッチディスクが一様にフライホイールに接触せず部分的にフライホイールに接触し、本来の動力伝達開始点以外のポイントで変速機の入力軸が回転してしまうことがある。
However, in the transmission control device described in
このため、特許文献1に記載のものは、変速機の入力軸が回転を始めたポイントを誤って動力伝達開始点であると学習してしまうことがあり、摩擦クラッチの動力伝達開始点を精度よく学習することができなかった。
For this reason, the device described in
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、摩擦クラッチの動力伝達開始点を精度よく学習することができる変速機の制御装置を提供することを目的とするものである。 The present invention has been made paying attention to the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a transmission control device capable of accurately learning a power transmission start point of a friction clutch. is there.
本発明は、駆動源と、前記駆動源から動力が伝達される変速機と、を備え、前記変速機が、前記駆動源からの動力を断接する摩擦クラッチと、該摩擦クラッチの断接動作および変速段の切替動作を行うアクチュエータとを有する変速機の制御装置であって、前記変速機を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記摩擦クラッチを係合状態から開放状態に向けて変更する際に前記駆動源の出力軸回転数と前記変速機の入力軸回転数との差回転数が所定差回転数以上となるときの前記摩擦クラッチのクラッチストロークを、前記摩擦クラッチの動力伝達開始点として学習することを特徴とする。 The present invention includes a drive source and a transmission to which power is transmitted from the drive source, and the transmission includes a friction clutch for connecting / disconnecting power from the drive source, and a connection / disconnection operation of the friction clutch, and A control device for a transmission having an actuator for performing a shift speed switching operation, comprising a control unit for controlling the transmission, wherein the control unit changes the friction clutch from an engaged state to an open state. When the differential rotation speed between the output shaft rotation speed of the drive source and the input shaft rotation speed of the transmission is equal to or greater than a predetermined differential rotation speed, the transmission of the friction clutch power is started. It is characterized by learning as a point.
このように上記の本発明によれば、摩擦クラッチの動力伝達開始点を精度よく学習することができる。 As described above, according to the present invention, the power transmission start point of the friction clutch can be learned accurately.
本発明の一実施の形態に係る変速機の制御装置は、駆動源と、駆動源から動力が伝達される変速機と、を備え、変速機が、駆動源からの動力を断接する摩擦クラッチと、該摩擦クラッチの断接動作および変速段の切替動作を行うアクチュエータとを有する変速機の制御装置であって、変速機を制御する制御部を備え、制御部は、摩擦クラッチを係合状態から開放状態に向けて変更する際に駆動源の出力軸回転数と変速機の入力軸回転数との差回転数が所定差回転数以上となるときの摩擦クラッチのクラッチストロークを、摩擦クラッチの動力伝達開始点として学習することを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係る変速機の制御装置は、摩擦クラッチの動力伝達開始点を精度よく学習することができる。 A transmission control device according to an embodiment of the present invention includes a drive source and a transmission to which power is transmitted from the drive source, and the transmission includes a friction clutch that connects and disconnects power from the drive source. , A control device for a transmission having an actuator for connecting / disconnecting the friction clutch and an operation for switching a gear position, the control device including a control unit for controlling the transmission, and the control unit from the engaged state When changing to the open state, the clutch stroke of the friction clutch when the differential rotational speed between the output shaft rotational speed of the drive source and the input shaft rotational speed of the transmission exceeds a predetermined differential rotational speed It is characterized by learning as a transmission start point. Thereby, the transmission control apparatus according to the embodiment of the present invention can learn the power transmission start point of the friction clutch with high accuracy.
以下、図1から図4を参照して、本発明の一実施例について説明する。図1に示すように、本発明の一実施例に係る変速機の制御装置を搭載した車両10は、駆動源としてのエンジン1と、このエンジン1から動力が伝達される変速機4と、変速機4から動力が伝達される駆動輪11と、アクセルペダルセンサ7と、ブレーキペダルセンサ8と、車速センサ9と、エンジン1および変速機4を制御する制御部6とを含んで構成されている。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. As shown in FIG. 1, a
エンジン1は、吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程からなる一連の4行程を行うとともに、圧縮行程及び膨張行程の間に点火を行い車両10の駆動力を発生させる4サイクルのガソリンエンジンによって構成されている。なお、エンジン1は、ディーゼルエンジンで構成されてもよい。また、車両10は、エンジン1に代わってモータを駆動源として備えていてもよい。
The
変速機4は、変速機構2と、摩擦クラッチ3と、アクチュエータ12とを備えている。変速機構2は、手動変速機に一般的に用いられる平行軸歯車式の変速機構として構成されている。
The
摩擦クラッチ3は、乾式単板の摩擦クラッチとして構成されており、エンジン1の出力軸1Aに連結されたフライホイール3Aと、変速機構2の入力軸2Aに連結されたクラッチディスク3Bとを有する。
The
摩擦クラッチ3は、クラッチディスク3Bとフライホイール3Aとが係合(接続)状態に切替えられた場合にエンジン1と変速機構2との間で動力を伝達し、開放(切断)状態に切替えられた場合にエンジン1と変速機構2との間の動力伝達を遮断する。
When the
アクチュエータ12は、作動油の油圧により作動する油圧アクチュエータとして構成されており、変速機4の変速操作を行うように駆動する。アクチュエータ12が行う変速操作には、摩擦クラッチ3を開放(切断)または係合(接続)する断接動作と、変速機構2の変速段を切替える切替動作とがある。
The
アクチュエータ12は、変速機4の図示しないレリーズロッドを駆動してクラッチディスク3Bを移動することで、断接動作を行う。アクチュエータ12は、変速段の切替動作の前に摩擦クラッチ3を開放し、変速段の切替動作の後に摩擦クラッチ3を係合する。
The
アクチュエータ12は、制御部6に電気的に接続されており、制御部6からの制御信号によって制御される。このように、変速機4は、手動変速機の変速動作を自動化したAMT(Automated Manual Transmission)として構成されている。
The
このように構成された車両10において、エンジン1から出力された回転は、変速機4で成立している変速段に応じた変速比で変速され、図示しないディファレンシャル装置と、左右のドライブシャフト11Aとを介して左右の駆動輪11に伝達される。
In the
また、変速機4にはクラッチストロークセンサ17が設けられている。クラッチストロークセンサ17は、クラッチストロークを検出し、検出信号を制御部6に出力する。クラッチストロークとは、フライホイール3Aに対するクラッチディスク3Bの相対位置である。なお、レリーズアームを引っ張るクラッチケーブルに検出器を設け、この検出器が検出したレリーズアームの移動量に基づく値を、クラッチストロークとしてもよい。
The
さらに、自動変速機4にはクラッチ温度センサ18が設けられている。クラッチ温度センサ18は、摩擦クラッチ3の摩擦面の温度をクラッチ温度として検出し、検出信号を制御部6に出力する。
Further, the
なお、クラッチ温度は、クラッチ温度センサ18により実測される温度に限定されない。このクラッチ温度は、例えば、エンジン1の出力軸1Aの回転数、自動変速機4の入力軸2Aの回転数、摩擦クラッチ3のスリップ量、摩擦クラッチ3の熱容量または吸収エネルギ等に基づいて演算してもよい。
The clutch temperature is not limited to the temperature actually measured by the
アクセルペダルセンサ7は、アクセルペダル7Aに設けられており、アクセルペダル7Aの踏み込み量を検出する。ブレーキペダルセンサ8は、ブレーキペダル8Aに設けられており、ブレーキペダル8Aの踏み込み量を検出する。
The accelerator pedal sensor 7 is provided in the
車速センサ9は、ドライブシャフト11Aに設けられており、このドライブシャフト11Aの回転速度に基づく車速を検出する。
The vehicle speed sensor 9 is provided on the
アクセルペダルセンサ7、ブレーキペダルセンサ8および車速センサ9は、制御部6に電気的に接続されており、検出信号を制御部6に出力する。
The accelerator pedal sensor 7, the
制御部6は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、フラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されており、制御対象を電気的に制御する。すなわち、制御部6は、ECU(Electronic Control Unit)から構成されている。 The control unit 6 is composed of a computer unit having a CPU (Central Processing Unit), a RAM (Random Access Memory), a ROM (Read Only Memory), a flash memory, an input port, and an output port. The control object is electrically controlled. That is, the control part 6 is comprised from ECU (Electronic Control Unit).
制御部6のROMには、各種制御定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットを制御部6として機能させるためのプログラムが記憶されている。すなわち、制御部6において、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、当該コンピュータユニットは、制御部6として機能する。 The ROM of the control unit 6 stores a program for causing the computer unit to function as the control unit 6 along with various control constants and various maps. That is, in the control unit 6, the computer unit functions as the control unit 6 when the CPU executes a program stored in the ROM.
制御部6の入力ポートには、上述したクラッチストロークセンサ17、アクセルペダルセンサ7、ブレーキペダルセンサ8および車速センサ9等の各種センサ類が接続されている。
Various sensors such as the
制御部6の出力ポートには、エンジン1と、変速機4のアクチュエータ12とが接続されている。制御部6は、アクセルペダルセンサ7が検出したアクセルペダル踏み込み量(アクセル開度)、ブレーキペダルセンサ8が検出したブレーキペダル踏み込み量(ブレーキストローク)、車速センサ9が検出した車速、等の車両10の運転状態に基づいて、エンジン1と変速機4を制御する。
The
制御部6は、クラッチ3の動力伝達開始点を決定および学習するようになっている。動力伝達開始点とは、クラッチ3において動力伝達が開始されるときのクラッチストロークであり、キスポイントと呼ばれることもある。学習された動力伝達開始点は、クラッチ3の断接動作において用いられる。
The controller 6 determines and learns the power transmission start point of the
次に、図2に示すフローチャートを参照して、本実施例に係る制御部6によって実行される動力伝達開始点学習動作の流れについて説明する。 Next, the flow of the power transmission start point learning operation executed by the control unit 6 according to the present embodiment will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
図2において、制御部6は、クラッチ開放条件が成立したか否かを繰り返し判別する(ステップS1)。クラッチ開放条件とは、動力伝達開始点の学習を目的としてクラッチ3を開放可能な条件である。
In FIG. 2, the controller 6 repeatedly determines whether or not the clutch release condition is satisfied (step S1). The clutch release condition is a condition under which the
クラッチ開放条件は、例えば、車両10が惰性走行中であることである。車両10が惰性走行中である場合、動力伝達開始点を学習するためのクラッチ3を開放しても、走行状態への影響が小さいからである。
The clutch release condition is, for example, that the
ステップS1でクラッチ開放条件が成立した場合、制御部6は、摩擦クラッチ3の動力伝達開始点の学習条件が成立しているか否かを判別する(ステップS2)。ここでは、制御部6は、動力伝達開始点を精度よく学習できる車両状態が成立している場合に学習条件が成立していると判別する。
When the clutch release condition is satisfied in step S1, the control unit 6 determines whether or not the learning condition for the power transmission start point of the
動力伝達開始点を精度よく学習できる車両状態とは、例えば、エンジン回転数が一定で推移または緩やかに減少する状態であることである。 The vehicle state in which the power transmission start point can be accurately learned is, for example, a state in which the engine speed is constant or changes or gradually decreases.
制御部6は、ステップS2で学習条件が成立していない場合は今回の動作を終了し、ステップS2で学習条件が成立している場合は学習条件を設定する(ステップS3)。ステップS3における学習条件の設定とは、動力伝達開始点の学習に用いる閾値として、後述する所定差回転数および所定時間を設定することである。 The control unit 6 ends the current operation if the learning condition is not satisfied in step S2, and sets the learning condition if the learning condition is satisfied in step S2 (step S3). The setting of the learning condition in step S3 is to set a predetermined differential rotation speed and a predetermined time, which will be described later, as a threshold used for learning the power transmission start point.
このステップS3では、制御部6は、エンジン回転数に基づいて所定差回転数を設定する。所定差回転数を設定する際に用いるエンジン回転数は、摩擦クラッチ3の係合時であって、開放側に向けて変化させる直前のタイミングのエンジン回転数とすることが好ましい。また、ステップS3では、制御部6は、摩擦クラッチ3の開放側へのストローク速度の設定値に基づいて所定時間を設定する。
In step S3, the control unit 6 sets a predetermined differential rotation speed based on the engine rotation speed. The engine speed used when setting the predetermined differential speed is preferably set to the engine speed at the timing immediately before the
ここで、摩擦クラッチ3の開放側へのストローク速度、すなわち摩擦クラッチ3の開放速度は、常に一定ではなく、車両10の運転状態に応じて増減するように制御されるようになっている。
Here, the stroke speed to the opening side of the
例えば、アクセル操作の操作量、ブレーキ操作の操作量、等に応じた適切な速度に、摩擦クラッチ3の開放速度が設定される。このような理由から、前述のステップS3において、制御部6は、摩擦クラッチ3の開放速度(ストローク速度)の変化に影響されることなく動力伝達開始点を精度よく学習できるように、ストローク速度の設定値に応じて所定時間を設定している。
For example, the disengagement speed of the
次いで、制御部6は、摩擦クラッチ3の開放を開始する(ステップS4)。ここでは、制御部6は、完全に係合している摩擦クラッチ3を開放状態に向けて変更する。これにより、摩擦クラッチ3の開放が開始される。
Next, the control unit 6 starts releasing the friction clutch 3 (step S4). Here, the control unit 6 changes the fully engaged
摩擦クラッチ3の開放が開始されると、摩擦クラッチ3の差回転数が発生し、その後、差回転数が大きくなる。摩擦クラッチ3の差回転数とは、エンジン1の出力軸1Aの回転数(エンジン回転数、または出力軸回転数ともいう)と、変速機4の入力軸2Aの回転数(入力軸回転数ともいう)との間の差である。
When the opening of the
言い換えれば、差回転数とは、摩擦クラッチ3の2つの係合要素であるフライホイール3Aとクラッチディスク3Bの間の回転数の差である。
In other words, the differential rotational speed is a difference in rotational speed between the
次いで、制御部6は、摩擦クラッチ3の差回転数が所定差回転数以上になったか否かを判別する(ステップS5)。
Next, the control unit 6 determines whether or not the differential rotation speed of the
ステップS5で所定差回転数以上の場合、制御部6は、摩擦クラッチ3の差回転数が所定差回転数以上となってから所定時間が経過したか否かを判別する(ステップS6)。
If the difference rotational speed is equal to or greater than the predetermined differential rotational speed in step S5, the control unit 6 determines whether or not a predetermined time has elapsed since the differential rotational speed of the
ステップS5で所定差回転数未満の場合、制御部6は、ステップS7に進み、ステップS7において摩擦クラッチ3が完全開放されているか否かを判別する。ステップS6で所定時間が経過してない場合も、制御部6は、ステップS7に進み、ステップS7において摩擦クラッチ3が完全開放されているか否かを判別する。
If it is less than the predetermined differential rotation speed in step S5, the control unit 6 proceeds to step S7, and determines in step S7 whether or not the
ステップS7で摩擦クラッチ3が完全開放されている場合、制御部6は今回の動作の動作を終了する。ステップS7で摩擦クラッチ3が完全開放されていない場合、制御部6はステップS5に戻る。
When the
ステップS6で所定時間が経過している場合、制御部6は、動力伝達開始点を決定する(ステップS8)。 When the predetermined time has elapsed in step S6, the control unit 6 determines a power transmission start point (step S8).
したがって、制御部6は、摩擦クラッチ3の差回転が所定差回転数以上になり、かつ、摩擦クラッチ3の差回転数が所定差回転数以上である状態が所定時間継続したことを条件として、ステップS8で動力伝達開始点を決定する。
Therefore, the control unit 6 is provided on the condition that the differential rotation of the
このように、摩擦クラッチ3を係合状態から開放状態に向けて変更する際に動力伝達開始点を決定することで、フライホイール3Aとの一体回転により発生する遠心力により、クラッチディスク3Bが接触面全体で一様にフライホイール3Aに接触している状態から、動力伝達開始点を決定できるため、動力伝達開始点を精度よく決定できる。
Thus, by determining the power transmission start point when the
ステップS8で決定した動力伝達開始点は、動力伝達開始点の学習値として用いても十分に精度のよい値であるが、エンジン1の出力軸1Aには、エンジン1の回転により回転イナーシャが発生しているため、摩擦クラッチ3の差回転数が所定差回転数以上となるポイントは、この回転イナーシャの影響を受けている。
The power transmission start point determined in step S8 is a sufficiently accurate value even when used as a learning value for the power transmission start point, but rotational inertia is generated on the
すなわち、真の動力伝達開始点に到達したときに出力軸回転数が直ちに変動(低下)するのではなく、真の動力伝達開始点に到達してから回転イナーシャの大きさに応じた時間差(遅延時間)を経た後に出力軸回転数が変動(下降)する。 That is, when the true power transmission start point is reached, the output shaft rotational speed does not fluctuate (decrease) immediately, but after reaching the true power transmission start point, a time difference (delay) corresponding to the magnitude of the rotational inertia The output shaft speed fluctuates (decreases) after a lapse of time.
そのため、本実施例では、ステップS8で決定した動力伝達開始点に対して、回転イナーシャの影響を除去するように補正を行う(ステップS9)。ここで、出力軸回転数が大きいほど、出力軸1Aに発生する回転イナーシャも大きくなり、出力軸回転数が変動しにくい。
For this reason, in the present embodiment, the power transmission start point determined in step S8 is corrected so as to remove the influence of the rotation inertia (step S9). Here, as the output shaft rotational speed increases, the rotational inertia generated in the
そのため、このステップS9において、制御部6は、出力軸回転数が高いほど動力伝達開始点が摩擦クラッチ3の係合側へ設定されるように補正を行う。これにより、一層精度よく動力伝達開始点を学習できる。
Therefore, in step S9, the control unit 6 performs correction so that the power transmission start point is set to the engagement side of the
次いで、制御部6は、補正後の動力伝達開始点を記憶(学習)し(ステップS10)、今回の動作を終了する。 Next, the control unit 6 stores (learns) the corrected power transmission start point (step S10), and ends the current operation.
次に、図2の動力伝達開始点学習動作が実施されるときの車両状態の推移の一例について、図3のタイミングチャートを参照して説明する。図3は、車両状態として、クラッチストローク、エンジン回転数、クラッチ回転数、車速、アクセルペダル操作量、ブレーキペダル操作量、車両10の加速度を示している。
Next, an example of the transition of the vehicle state when the power transmission start point learning operation of FIG. 2 is performed will be described with reference to the timing chart of FIG. FIG. 3 shows the clutch state, the engine speed, the clutch speed, the vehicle speed, the accelerator pedal operation amount, the brake pedal operation amount, and the acceleration of the
なお、図3において、エンジン回転数は、クラッチ回転数を一定で推移するように換算した場合の、このクラッチ回転数に対する差回転数として表されている。また、加速度は、上側が負の値となり下側が正の値となるように記されている。 In FIG. 3, the engine speed is represented as a differential speed with respect to the clutch speed when the clutch speed is converted to be constant. The acceleration is written so that the upper side is a negative value and the lower side is a positive value.
図3の初期状態(時刻t0)において、アクセルペダル操作量およびブレーキペダル操作量はともに0であり、車速が緩やかに低下しており、加速度が負の値になっており、車速の低下とともにクラッチ回転数が低下している。すなわち、車両10は惰性走行している。この初期状態において、クラッチストロークは係合位置にあり、摩擦クラッチ3は完全に係合している。
In the initial state of FIG. 3 (time t0), the accelerator pedal operation amount and the brake pedal operation amount are both 0, the vehicle speed is gradually decreasing, the acceleration is a negative value, and the clutch is reduced as the vehicle speed decreases. The number of revolutions is decreasing. That is, the
その後、時刻t1において、係合位置にあるクラッチストロークが徐々に開放側に向けて変更され、このクラッチストロークの変更に応じてエンジン回転数が緩やかに下降する。そして、時刻t3からやや急激にエンジン回転数が下降する。 Thereafter, at time t1, the clutch stroke at the engagement position is gradually changed toward the disengagement side, and the engine speed gradually decreases in accordance with the change in the clutch stroke. Then, the engine speed decreases slightly abruptly from time t3.
その後、時刻t4において、クラッチストロークが点P1まで変化(下降)し、クラッチ回転数とエンジン回転数との差回転数が所定差回転数以上になる。その後、時刻t5においてエンジン回転数がアイドル回転数まで低下する。 Thereafter, at time t4, the clutch stroke changes (falls) to the point P1, and the differential rotational speed between the clutch rotational speed and the engine rotational speed becomes equal to or greater than the predetermined differential rotational speed. Thereafter, at time t5, the engine speed decreases to the idle speed.
したがって、点P1のクラッチストロークが動力伝達開始点として決定される。ここで、点P1のクラッチストロークはエンジン1の出力軸1Aの回転イナーシャの影響を考慮していない動力伝達開始点である。
Therefore, the clutch stroke at point P1 is determined as the power transmission start point. Here, the clutch stroke at the point P1 is a power transmission start point that does not consider the influence of the rotational inertia of the
そこで、回転イナーシャの影響による補正量(時刻t3から時刻t2への時間差)だけ点P1から係合側に変位した、点P2のクラッチストロークが、補正後の動力伝達開始点として決定され、この動力伝達開始点が学習される。 Therefore, the clutch stroke at point P2, which is displaced from the point P1 to the engagement side by a correction amount (time difference from time t3 to time t2) due to the influence of rotational inertia, is determined as the corrected power transmission start point, and this power The transmission start point is learned.
ここで、動力伝達開始点とクラッチ温度との間には相関があり、最適な動力伝達開始点は、クラッチ3の温度に応じて変化する。そこで、制御部6は、図4に示すようなクラッチ温度補正マップを予め記憶しておき、このクラッチ温度補正マップを参照してクラッチ温度に応じた補正量で動力伝達回転を補正するようになっている。
Here, there is a correlation between the power transmission start point and the clutch temperature, and the optimum power transmission start point changes according to the temperature of the
詳しくは、制御部6は、クラッチ温度補正マップに基づき、クラッチ温度が高く低くなるにしたがって係合側への補正量を大きくするようになっている。なお、クラッチ温度は、クラッチ3の環境温度、及び変速機4の潤滑油温度、エンジン1の冷却水温、潤滑油温度でも代替可能である。すなわち、動力伝達開始点の補正量は、クラッチ温度に代わって、クラッチ3の環境温度、及び変速機4の潤滑油温度、エンジン1の冷却水温、潤滑油温度に基づいて決定してもよい。
Specifically, based on the clutch temperature correction map, the control unit 6 increases the correction amount to the engagement side as the clutch temperature increases and decreases. The clutch temperature can be replaced by the environmental temperature of the clutch 3, the lubricating oil temperature of the
以上のように、本実施例では、制御部6は、摩擦クラッチ3を係合状態から開放状態に向けて変更する際にエンジン1の出力軸回転数と変速機4の入力軸回転数との差回転数が所定差回転数以上となるときの摩擦クラッチ3のクラッチストロークを、摩擦クラッチ3の動力伝達開始点として学習する。
As described above, in this embodiment, the control unit 6 determines whether the output shaft rotational speed of the
このように、摩擦クラッチ3を係合状態から開放状態に向けて変更する際に動力伝達開始点を学習しているので、摩擦クラッチ3の接触面の歪み等の外乱の影響を受けることなく動力伝達開始点を学習することができる。
Thus, since the power transmission start point is learned when the
ここで、従来のように摩擦クラッチを開放状態から係合状態に向けて変更する際に動力伝達開始点を学習する場合、摩擦クラッチの接触面の歪等によりクラッチディスクが一様にフライホイールに接触せず部分的にフライホイールに接触してしまう。 Here, when learning the power transmission start point when the friction clutch is changed from the released state to the engaged state as in the prior art, the clutch disk is uniformly made into a flywheel due to distortion of the contact surface of the friction clutch. Partially touching the flywheel without contact.
そのため、真の動力伝達開始点ではないクラッチストロークにおいて変速機4の入力軸2Aが回転してしまい、入力軸が回転を始めたときのクラッチストロークを誤って動力伝達開始点であると判断し、誤学習してしまうことがある。
For this reason, the
これに対し、本実施例では、摩擦クラッチ3を係合状態から開放状態に向けて変更する際に動力伝達開始点を学習しているので、クラッチディスク3Bがその回転による遠心力により、一様にフライホイール3Aに接触している状態から、摩擦クラッチ3が開放される際に動力伝達開始点を学習できる。この結果、摩擦クラッチ3の動力伝達開始点をより精度よく学習することができる。
On the other hand, in this embodiment, the power transmission start point is learned when the
また、本実施例では、摩擦クラッチ3を係合状態から開放状態に向けて変更する状況であれば、シフト位置が非走行レンジ以外のレンジにある場合であっても、動力伝達開始点を学習することができる。このため、車両10の走行中にも動力伝達開始点を学習でき、動力伝達開始点を学習する機会を増やすことができるので、より一層精度よく動力伝達開始点を学習できる。
In this embodiment, if the
また、本実施例において、制御部6は、差回転数が所定差回転数以上である状態が所定時間継続した場合に、差回転数が所定差回転数以上となるときのクラッチストロークを動力伝達開始点として学習する。 Further, in this embodiment, the control unit 6 transmits the clutch stroke when the differential rotational speed is equal to or higher than the predetermined differential rotational speed when the differential rotational speed is equal to or higher than the predetermined differential rotational speed for a predetermined time. Learn as a starting point.
これにより、摩擦クラッチ3の差回転数が所定差回転数以上である状態が所定時間継続したことを確認してから動力伝達開始点を学習するので、摩擦クラッチ3の差回転数が変動している場合に動力伝達開始点を誤学習することを防止でき、動力伝達開始点を一層精度よく学習することができる。
As a result, the power transmission start point is learned after confirming that the state where the differential rotational speed of the
また、本実施例において、制御部6は、所定時間を摩擦クラッチ3の開放側へのストローク速度に基づいて設定する。
In this embodiment, the control unit 6 sets a predetermined time based on the stroke speed of the
摩擦クラッチ3の開放側へのストローク速度、すなわち摩擦クラッチ3の開放速度は、常に一定ではなく、車両の運転状態に応じて増減するように制御されるものである。例えば、アクセル操作の操作量、ブレーキ操作の操作量等の運転状態に応じて摩擦クラッチ3の開放速度が適切な速度に調整される。
The stroke speed toward the opening side of the
したがって、摩擦クラッチ3の開放側へのストローク速度が速くされる運転状態においては、エンジン1または駆動輪11による回転数上昇、または単位時間当たりの差回転数の増加量が大きくなる傾向があるため、所定時間を短く設定することで、差回転数が所定差回転数以上となってから短時間で動力伝達開始点を学習できる。
Therefore, in an operating state in which the stroke speed toward the opening side of the
一方、摩擦クラッチ3の開放側へのストローク速度が遅くされる運転状態においては、所定時間を長く設定することで、差回転数が所定差回転数以上になったことを明確に検出でき、一層精度よく動力伝達開始点を学習することができる。
On the other hand, in an operating state in which the stroke speed toward the release side of the
ここで、エンジン1の出力軸回転数が大きいほど出力軸1Aのイナーシャは大きい。このため、出力軸回転数の領域に応じて、摩擦クラッチ3が開放される過程での出力軸回転数の変動のしにくさ、および出力軸回転数の下降速度(時間当たりの出力軸回転数の下降量)が異なる。
Here, the greater the output shaft speed of the
そこで、本実施例において、制御部6は、所定差回転数を出力軸回転数に基づいて設定する。 Therefore, in the present embodiment, the control unit 6 sets the predetermined differential rotation speed based on the output shaft rotation speed.
これにより、所定差回転数を出力軸回転数に基づいて設定することで、一層精度よく動力伝達開始点を学習できる。 Thereby, the power transmission start point can be learned with higher accuracy by setting the predetermined differential rotation speed based on the output shaft rotation speed.
また、本実施例において、制御部6は、出力軸回転数が高いほど、動力伝達開始点を摩擦クラッチ3の係合側へ補正する。
In the present embodiment, the control unit 6 corrects the power transmission start point toward the engagement side of the
これにより、出力軸回転数が高いほど動力伝達開始点を摩擦クラッチ3の係合側へ補正することで、出力軸1Aのイナーシャに起因して動力伝達開始点を誤学習してしまうことを防止でき、一層精度よく動力伝達開始点を学習できる。
As a result, the power transmission start point is corrected to the engagement side of the
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。 While embodiments of the invention have been disclosed, it will be apparent to those skilled in the art that changes may be made without departing from the scope of the invention. All such modifications and equivalents are intended to be included in the following claims.
1 エンジン(駆動源)
1A 出力軸
2A 入力軸
3 摩擦クラッチ
4 変速機
6 制御部
10 車両
12 アクチュエータ
1 Engine (drive source)
Claims (5)
前記駆動源から動力が伝達される変速機と、を備え、
前記変速機が、前記駆動源からの動力を断接する摩擦クラッチと、該摩擦クラッチの断接動作および変速段の切替動作を行うアクチュエータとを有する変速機の制御装置であって、
前記変速機を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
前記摩擦クラッチを係合状態から開放状態に向けて変更する際に前記駆動源の出力軸回転数と前記変速機の入力軸回転数との差回転数が所定差回転数以上となるときの前記摩擦クラッチのクラッチストロークを、前記摩擦クラッチの動力伝達開始点として学習することを特徴とする変速機の制御装置。 A driving source;
A transmission to which power is transmitted from the drive source,
The transmission includes a friction clutch that connects / disconnects power from the drive source, and an actuator that performs connection / disconnection operation of the friction clutch and switching operation of the shift stage,
A control unit for controlling the transmission;
The controller is
When the friction clutch is changed from the engaged state to the released state, the differential rotational speed between the output shaft rotational speed of the drive source and the input shaft rotational speed of the transmission is equal to or greater than a predetermined differential rotational speed. A control apparatus for a transmission, wherein a clutch stroke of a friction clutch is learned as a power transmission start point of the friction clutch.
前記差回転数が前記所定差回転数以上である状態が所定時間継続した場合に、前記差回転数が前記所定差回転数以上となるときの前記クラッチストロークを前記動力伝達開始点として学習することを特徴とする請求項1に記載の変速機の制御装置。 The controller is
When the state where the differential rotational speed is equal to or higher than the predetermined differential rotational speed continues for a predetermined time, the clutch stroke when the differential rotational speed is equal to or higher than the predetermined differential rotational speed is learned as the power transmission start point. The transmission control device according to claim 1.
前記所定時間を前記摩擦クラッチの開放側へのストローク速度に基づいて設定することを特徴とする請求項2に記載の変速機の制御装置。 The controller is
3. The transmission control device according to claim 2, wherein the predetermined time is set based on a stroke speed toward the release side of the friction clutch.
前記所定差回転数を前記出力軸回転数に基づいて設定することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の変速機の制御装置。 The controller is
4. The transmission control device according to claim 1, wherein the predetermined differential rotation speed is set based on the output shaft rotation speed. 5.
前記出力軸回転数が高いほど、前記動力伝達開始点を前記摩擦クラッチの係合側へ補正することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の変速機の制御装置。
The controller is
The transmission control device according to any one of claims 1 to 4, wherein the power transmission start point is corrected to the engagement side of the friction clutch as the output shaft rotational speed is higher. .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017091218A JP2018189134A (en) | 2017-05-01 | 2017-05-01 | Control device of transmission |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017091218A JP2018189134A (en) | 2017-05-01 | 2017-05-01 | Control device of transmission |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018189134A true JP2018189134A (en) | 2018-11-29 |
Family
ID=64479904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017091218A Pending JP2018189134A (en) | 2017-05-01 | 2017-05-01 | Control device of transmission |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018189134A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023170829A1 (en) * | 2022-03-09 | 2023-09-14 | 本田技研工業株式会社 | Control device |
-
2017
- 2017-05-01 JP JP2017091218A patent/JP2018189134A/en active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023170829A1 (en) * | 2022-03-09 | 2023-09-14 | 本田技研工業株式会社 | Control device |
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