JP2018186439A - 情報処理システム、情報処理装置、及び、情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像が多数ある場合であっても、容易に質の高いフォトアルバムを作成できるようにすること目的とする。【解決手段】本発明の情報処理システムは、数の画像からなる画像群に含まれるそれぞれの画像を、ダイジェスト再生の基準である第1評価基準で評価する第1評価手段と、第1評価手段による評価に基づいて、画像群から画像を選択する第1選択手段と、画像群に含まれるそれぞれの画像を、第1評価基準とは異なる第2評価基準で評価する第2評価手段と、第2評価手段による評価に基づいて、画像群から画像を選択する第2選択手段と、第1選択手段によって選択された画像、及び、第2選択手段によって選択された画像に基づいて、ユーザが印刷対象の画像を決定できる決定画面を表示する制御を行う表示制御手段と、を備える。【選択図】図5
Description
本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラムに関する。
従来、静止画や動画を記録媒体に記録するとともに、記録媒体に記録された静止画や動画を再生できるデジタルカメラが知られている。このようなデジタルカメラにおいて、記録媒体にたくさんの静止画や動画が記録されている場合、全てを閲覧するには時間がかかってしまうという問題があった。このような問題に鑑み、たとえば動画から重要なシーンだけを抽出し、ダイジェスト再生する技術が提案されている(特許文献1)。特許文献1では、サッカー等の試合の動画において、重要なシーンを音声の大小で判別し、所定のパワーを越えるシーンを抜粋し、ダイジェスト再生する。
ところで、多数ある画像の中から画像を選択してフォトアルバムを作成したいという要望がある。しかしながら、ユーザが多数ある画像の中からフォトアルバム用に画像を選択する作業は煩雑である。また、例えば特許文献1のようにダイジェスト再生のために選択された画像は、フォトアルバム用の画像には適さないことがある。
本発明は、画像が多数ある場合であっても、容易に質の高いフォトアルバムを作成できるようにすること目的とする。
本発明の情報処理システムは、複数の画像からなる画像群に含まれるそれぞれの画像を、ダイジェスト再生の基準である第1評価基準で評価する第1評価手段と、前記第1評価手段による評価に基づいて、前記画像群から画像を選択する第1選択手段と、前記画像群に含まれるそれぞれの画像を、前記第1評価基準とは異なる第2評価基準で評価する第2評価手段と、前記第2評価手段による評価に基づいて、前記画像群から画像を選択する第2選択手段と、前記第1選択手段によって選択された画像、及び、前記第2選択手段によって選択された画像に基づいて、ユーザが印刷対象の画像を決定できる決定画面を表示する制御を行う表示制御手段と、を備える。
本発明によれば、画像が多数ある場合であっても、容易に質の高いフォトアルバムを作成できる。
[システム構成]
まず、図1を参照して、情報処理システム100の構成について説明する。図1は、情報処理システム100の構成図である。情報処理システム100は、デジタルカメラ110と、通信装置120と、サーバ130とを備える。
デジタルカメラ110は、コンピュータ、及び、情報処理装置の例であり、後に説明するように、ダイジェスト動画の生成、再生、及び、画像のサーバ130への送信等を行う。なお、デジタルカメラ110として、タブレット端末、携帯端末を用いることもできるが、これらに限定されるものではない。
通信装置120は、コンピュータ、及び、情報処理装置の例であり、例えば、ウェブブラウザを実行して、ユーザの指示をサーバ130に送信する。通信装置120として、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、携帯端末を用いることもできるが、これらに限定されるものではない。
サーバ130は、コンピュータ、及び、情報処理装置の例であり、デジタルカメラ110から受信した画像に基づいて、フォトアルバムを印刷する。
まず、図1を参照して、情報処理システム100の構成について説明する。図1は、情報処理システム100の構成図である。情報処理システム100は、デジタルカメラ110と、通信装置120と、サーバ130とを備える。
デジタルカメラ110は、コンピュータ、及び、情報処理装置の例であり、後に説明するように、ダイジェスト動画の生成、再生、及び、画像のサーバ130への送信等を行う。なお、デジタルカメラ110として、タブレット端末、携帯端末を用いることもできるが、これらに限定されるものではない。
通信装置120は、コンピュータ、及び、情報処理装置の例であり、例えば、ウェブブラウザを実行して、ユーザの指示をサーバ130に送信する。通信装置120として、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、携帯端末を用いることもできるが、これらに限定されるものではない。
サーバ130は、コンピュータ、及び、情報処理装置の例であり、デジタルカメラ110から受信した画像に基づいて、フォトアルバムを印刷する。
次に、図2(a)を参照して、デジタルカメラ110の構成について説明する。図2(a)は、デジタルカメラ110の構成図である。
第1操作部201は、デジタルカメラ110のユーザがデジタルカメラ110に対して各種の指示を入力するために操作するスイッチやボタン等により構成されている。第1操作部201は、シャッタースイッチやタッチセンサを含む。タッチセンサは、第1表示部207をユーザがタッチすることで各種の指示を入力できるものである。
制御部202は、デジタルカメラ110の全体を制御する。制御部202は、第1CPU、及び、ROMやRAM等の第1記憶部を備え、第1記憶部に記憶されたプログラムを第1CPUが実行することで、制御部202で実現される各種の機能、図3のデジタルカメラ110の処理、及び、図5の処理が実現される。
第1操作部201は、デジタルカメラ110のユーザがデジタルカメラ110に対して各種の指示を入力するために操作するスイッチやボタン等により構成されている。第1操作部201は、シャッタースイッチやタッチセンサを含む。タッチセンサは、第1表示部207をユーザがタッチすることで各種の指示を入力できるものである。
制御部202は、デジタルカメラ110の全体を制御する。制御部202は、第1CPU、及び、ROMやRAM等の第1記憶部を備え、第1記憶部に記憶されたプログラムを第1CPUが実行することで、制御部202で実現される各種の機能、図3のデジタルカメラ110の処理、及び、図5の処理が実現される。
センサ部203は、レンズ208a、露出機構209aを介して入射される光を受け、その光量に応じた電荷を出力する。
A/D変換部204は、センサ部203から出力されたアナログ画像信号に対して、サンプリング、ゲイン調整、A/D変換等を行い、デジタル画像信号として出力する。
画像処理部205は、A/D変換部204から出力されたデジタル画像信号に対して各種の画像処理を行い、処理済みのデジタル画像信号を出力する。例えば、画像処理部205は、A/D変換部204から受けたデジタル画像信号を、YUV画像信号に変換して出力する。
A/D変換部204は、センサ部203から出力されたアナログ画像信号に対して、サンプリング、ゲイン調整、A/D変換等を行い、デジタル画像信号として出力する。
画像処理部205は、A/D変換部204から出力されたデジタル画像信号に対して各種の画像処理を行い、処理済みのデジタル画像信号を出力する。例えば、画像処理部205は、A/D変換部204から受けたデジタル画像信号を、YUV画像信号に変換して出力する。
被写体検出部215は、画像処理部205から得た画像信号を用いて、被写体の検出を行って、被写体情報を生成する。被写体情報には、画像における被写体の位置、サイズ、及び、デジタルカメラ110から被写体までの距離等が含まれる。本実施形態では、被写体検出部215は、被写体として顔の検出処理を行って、被写体情報として顔情報を生成する。顔情報には、画像における顔の位置、顔サイズ、顔の向き、視線の方向、及び、デジタルカメラ110から顔までの距離等が含まれる。被写体検出部215は、例えば専用の回路で実現される。
表情検出部216は、被写体検出部215から取得した顔情報に基づいて、表情を検出する。表情検出部216は、顔のエッジ情報を用い、笑顔のレベルを判定して、笑顔を数値化した笑顔度を算出する。表情検出部216は、例えば専用の回路で実現される。
表情検出部216は、被写体検出部215から取得した顔情報に基づいて、表情を検出する。表情検出部216は、顔のエッジ情報を用い、笑顔のレベルを判定して、笑顔を数値化した笑顔度を算出する。表情検出部216は、例えば専用の回路で実現される。
第1表示部207は、液晶画面等により構成され、各種の画面や画像を表示する。
外部接続部214は、外部機器との接続インタフェースである。外部接続部214に外部モニタを接続することで、外部モニタに画面を表示することが可能となる。
AF(オートフォーカス)処理部208は、画像処理部205によって得られた画像に基づいて、レンズ208aを制御し、ピントを合わせる。
AE(自動露出)処理部209は、画像処理部205によって作成された画像から適正輝度との差分を算出し、露出機構209aを制御する。
外部接続部214は、外部機器との接続インタフェースである。外部接続部214に外部モニタを接続することで、外部モニタに画面を表示することが可能となる。
AF(オートフォーカス)処理部208は、画像処理部205によって得られた画像に基づいて、レンズ208aを制御し、ピントを合わせる。
AE(自動露出)処理部209は、画像処理部205によって作成された画像から適正輝度との差分を算出し、露出機構209aを制御する。
EF(フラッシュプリ発光)処理部210は、発光判断がされた場合に被写体が適正となりうる光量をフラッシュ部211に発光させる。
エンコーダー部212は、画像処理部205から出力されたデジタル画像信号(画像データ)のフォーマットをJPEG等のフォーマットに変換し、画像記録部213に出力する。また、エンコーダー部212は、撮影情報生成部222から取得した撮影情報を画像データのヘッダに書き込む。エンコーダー部212は、例えば専用の回路で実現される。
画像記録部213は、エンコーダー部212から取得したフォーマット変換済みの画像データを、デジタルカメラ110内の不図示のメモリや、デジタルカメラ110に挿入されている外部メモリ等の記録媒体230に記録する処理を行う。記録媒体230には、メモリーカードが含まれる。
第1通信インタフェース217は、制御部202の制御に基づいて、サーバ130等の外部装置との通信を司る。
エンコーダー部212は、画像処理部205から出力されたデジタル画像信号(画像データ)のフォーマットをJPEG等のフォーマットに変換し、画像記録部213に出力する。また、エンコーダー部212は、撮影情報生成部222から取得した撮影情報を画像データのヘッダに書き込む。エンコーダー部212は、例えば専用の回路で実現される。
画像記録部213は、エンコーダー部212から取得したフォーマット変換済みの画像データを、デジタルカメラ110内の不図示のメモリや、デジタルカメラ110に挿入されている外部メモリ等の記録媒体230に記録する処理を行う。記録媒体230には、メモリーカードが含まれる。
第1通信インタフェース217は、制御部202の制御に基づいて、サーバ130等の外部装置との通信を司る。
次に、図2(a)を参照して、制御部202で実現される各種の機能について説明する。
再生期間設定部221は、ダイジェスト再生の対象となる画像の条件を設定する。本実施形態では、ダイジェスト再生の対象となる画像の条件は、再生期間と呼ばれる期間で指定できるものとする。再生期間は、画像が撮影された時刻の範囲を表す。再生期間に含まれる時刻に撮影された画像が、ダイジェスト再生の対象となる画像である。再生期間として、ユーザが指定する1日や1週間等が使われる。ダイジェスト再生で再生される動画をダイジェスト動画と呼ぶ。
撮影情報生成部222は、撮影情報を生成する。撮影情報は、画像の撮影時の情報である。撮影情報には、例えば、画像処理部205で得られた画像信号、被写体検出部215で得られた被写体情報、ユーザが設定した設定情報、ピントの合焦情報、YUVヒストグラム、ジャイロ変動量、及び、ズーム情報が含まれる。被写体情報の顔情報には、表情検出部216が算出する笑顔度が含まれる。ジャイロ変動量は、デジタルカメラ110が備えるジャイロセンサの角速度情報である。ズーム情報は、ズーム位置の時間変化を表す。
再生期間設定部221は、ダイジェスト再生の対象となる画像の条件を設定する。本実施形態では、ダイジェスト再生の対象となる画像の条件は、再生期間と呼ばれる期間で指定できるものとする。再生期間は、画像が撮影された時刻の範囲を表す。再生期間に含まれる時刻に撮影された画像が、ダイジェスト再生の対象となる画像である。再生期間として、ユーザが指定する1日や1週間等が使われる。ダイジェスト再生で再生される動画をダイジェスト動画と呼ぶ。
撮影情報生成部222は、撮影情報を生成する。撮影情報は、画像の撮影時の情報である。撮影情報には、例えば、画像処理部205で得られた画像信号、被写体検出部215で得られた被写体情報、ユーザが設定した設定情報、ピントの合焦情報、YUVヒストグラム、ジャイロ変動量、及び、ズーム情報が含まれる。被写体情報の顔情報には、表情検出部216が算出する笑顔度が含まれる。ジャイロ変動量は、デジタルカメラ110が備えるジャイロセンサの角速度情報である。ズーム情報は、ズーム位置の時間変化を表す。
ダイジェスト動画部223は、ダイジェスト動画を生成したり、ダイジェスト動画を再生したりする。
画面管理部224は、後に説明する印刷メニュー画面等の管理を行う。
画像評価部225は、画像のデータのヘッダに記録された撮影情報に基づいて、画像の評価を行う。
画像分類部226は、撮影日時に基づいて、画像のクラスタリングを行う。
画像選択部227は、画像評価部225の評価に基づいて、画像を選択する。
画像送信部228は、画像選択部227によって選択された画像をサーバ130に送信する。
制御部202で実現される各種の機能は、専用の回路で実現されてもよい。また、デジタルカメラ110の制御部202以外の各部の機能は、必要に応じて制御部202で実現されるように構成してもよい。
画面管理部224は、後に説明する印刷メニュー画面等の管理を行う。
画像評価部225は、画像のデータのヘッダに記録された撮影情報に基づいて、画像の評価を行う。
画像分類部226は、撮影日時に基づいて、画像のクラスタリングを行う。
画像選択部227は、画像評価部225の評価に基づいて、画像を選択する。
画像送信部228は、画像選択部227によって選択された画像をサーバ130に送信する。
制御部202で実現される各種の機能は、専用の回路で実現されてもよい。また、デジタルカメラ110の制御部202以外の各部の機能は、必要に応じて制御部202で実現されるように構成してもよい。
次に、図2(b)を参照して、通信装置120の構成について説明する。図2(b)は、通信装置120の構成図である。通信装置120は、第2CPU250と、第2記憶部251と、第2操作部252と、第2表示部253と、第2通信インタフェース254と、これらを接続するバス255と、を備える。
第2CPU250は、通信装置120全体を制御する。第2記憶部251に記憶されたプログラムを第2CPU250が実行することで、図3の通信装置120の処理が実現される。
第2CPU250は、通信装置120全体を制御する。第2記憶部251に記憶されたプログラムを第2CPU250が実行することで、図3の通信装置120の処理が実現される。
第2記憶部251は、プログラムが記憶されたROM、及び、第2CPU250の一時的な作業領域となるRAMを備える。
第2操作部252は、通信装置120のユーザが通信装置120に対して各種の指示を入力するために操作するスイッチやボタン等により構成されている。第2操作部252は、キーボードやタッチセンサを含んでいてもよい。タッチセンサは、第2表示部253をユーザがタッチすることで各種の指示を入力できるものである。
第2表示部253は、液晶画面等により構成され、各種の画面や画像を表示する。
第2通信インタフェース254は、第2CPU250の制御に基づいて、サーバ130等の外部装置との通信を司る。
第2操作部252は、通信装置120のユーザが通信装置120に対して各種の指示を入力するために操作するスイッチやボタン等により構成されている。第2操作部252は、キーボードやタッチセンサを含んでいてもよい。タッチセンサは、第2表示部253をユーザがタッチすることで各種の指示を入力できるものである。
第2表示部253は、液晶画面等により構成され、各種の画面や画像を表示する。
第2通信インタフェース254は、第2CPU250の制御に基づいて、サーバ130等の外部装置との通信を司る。
次に、図2(c)を参照して、サーバ130の構成について説明する。図2(c)は、サーバ130の構成図である。サーバ130は、第3CPU270と、第3記憶部271と、印刷部272と、第3通信インタフェース273と、これらを接続するバス274と、を備える。
第3CPU270は、サーバ130全体を制御する。第3記憶部271に記憶されたプログラムを第3CPU270が実行することで、図3や図9のサーバ130の処理が実現される。
第3CPU270は、サーバ130全体を制御する。第3記憶部271に記憶されたプログラムを第3CPU270が実行することで、図3や図9のサーバ130の処理が実現される。
第3記憶部271は、プログラムが記憶されたROM、及び、第3CPU270の一時的な作業領域となるRAMを備える。
印刷部272は、画像を印刷する装置であり、フォトアルバムを印刷する。
第3通信インタフェース273は、第3CPU270の制御に基づいて、デジタルカメラ110、及び、通信装置120等の外部装置との通信を司る。
印刷部272は、画像を印刷する装置であり、フォトアルバムを印刷する。
第3通信インタフェース273は、第3CPU270の制御に基づいて、デジタルカメラ110、及び、通信装置120等の外部装置との通信を司る。
[撮影処理]
次に、デジタルカメラ110での撮影処理について説明する。
まず、デジタルカメラ110のユーザが、第1操作部201に含まれている電源スイッチをオンにすると、制御部202はこれを検知し、デジタルカメラ110を構成する各部に電源を供給する。デジタルカメラ110を構成する各部に電源が供給されるとシャッターが開くので、デジタルカメラ110の前面に配置されたレンズ208a、露出機構209bを介して光がセンサ部203に入光することになる。センサ部203は、溜まった電荷を読み出して、A/D変換部204にアナログ画像信号として出力する。
A/D変換部204は、センサ部203から出力されたアナログ画像信号に対して、サンプリング、ゲイン調整、A/D変換等を行い、デジタル画像信号として出力する。
次に、デジタルカメラ110での撮影処理について説明する。
まず、デジタルカメラ110のユーザが、第1操作部201に含まれている電源スイッチをオンにすると、制御部202はこれを検知し、デジタルカメラ110を構成する各部に電源を供給する。デジタルカメラ110を構成する各部に電源が供給されるとシャッターが開くので、デジタルカメラ110の前面に配置されたレンズ208a、露出機構209bを介して光がセンサ部203に入光することになる。センサ部203は、溜まった電荷を読み出して、A/D変換部204にアナログ画像信号として出力する。
A/D変換部204は、センサ部203から出力されたアナログ画像信号に対して、サンプリング、ゲイン調整、A/D変換等を行い、デジタル画像信号として出力する。
画像処理部205は、A/D変換部204から出力されたデジタル画像信号に対して各種画像処理を行い、処理済みのデジタル画像信号を出力する。画像処理部205から出力された画像信号は制御部202を介して、AE処理部209へとフィードバックされ、AE処理部209は、適正露出への収束制御を行う。
また、被写体検出部215は、画像処理部205から出力された画像を用い、被写体の検出を行って、顔サイズ、顔の位置を含む顔情報を取得する。また、被写体検出部215は、取得した顔情報を用いてAF処理部108が被写体の顔までの距離情報を取得する。表情検出部216は、顔情報を用いて、被写体の表情検出を行う。本実施形態では、被写体の顔のエッジ情報を用いて、表情を検出し、被写体の表情が笑顔であるほど高スコアとなる笑顔度を取得する。
また、被写体検出部215は、画像処理部205から出力された画像を用い、被写体の検出を行って、顔サイズ、顔の位置を含む顔情報を取得する。また、被写体検出部215は、取得した顔情報を用いてAF処理部108が被写体の顔までの距離情報を取得する。表情検出部216は、顔情報を用いて、被写体の表情検出を行う。本実施形態では、被写体の顔のエッジ情報を用いて、表情を検出し、被写体の表情が笑顔であるほど高スコアとなる笑顔度を取得する。
制御部202は、信号SW1なる信号の通知をシャッタースイッチから受けると、この時点における画像情報を用いAF処理、AE処理を行い、撮影に最適なピント、及び、露出設定条件を取得する。シャッタースイッチは、第1操作部201に含まれ、例えば反押しされると信号SW1を制御部202に通知する。
制御部202は、信号SW2なる信号の通知をシャッタースイッチから受けると、本撮影の制御を行う。シャッタースイッチは、例えば全押しされると信号SW2を制御部202に通知する。本撮影では、センサ部203は、レンズ208a、及び、露出機構209bを介して入った光による電荷を読出し、A/D変換部204にアナログ画像信号として出力する。
制御部202は、例えば、画像処理部205から出力された画像から現在の輝度値を検出する。そして、EF処理部210は、予め設定された閾値よりも暗いと判断された場合、発光判断を行って、フラッシュ部211が本発光処理を行う。
制御部202は、信号SW2なる信号の通知をシャッタースイッチから受けると、本撮影の制御を行う。シャッタースイッチは、例えば全押しされると信号SW2を制御部202に通知する。本撮影では、センサ部203は、レンズ208a、及び、露出機構209bを介して入った光による電荷を読出し、A/D変換部204にアナログ画像信号として出力する。
制御部202は、例えば、画像処理部205から出力された画像から現在の輝度値を検出する。そして、EF処理部210は、予め設定された閾値よりも暗いと判断された場合、発光判断を行って、フラッシュ部211が本発光処理を行う。
A/D変換部204は、センサ部203から出力されたアナログ画像信号に対して、サンプリング、ゲイン調整、A/D変換等を行い、デジタル画像信号として出力する。画像処理部205は、A/D変換部204から出力されたデジタル画像信号に対して各種の画像処理を行い、処理済みのデジタル画像信号を出力する。
エンコーダー部212は、画像処理部205から出力されたデジタル信号を、JPEG等のフォーマットに変換し、画像記録部213に出力する。また、撮影情報作成部117は、被写体検出部215や表情検出部216から顔情報や笑顔度等の情報を取得して撮影情報を生成し、生成した撮影情報を画像記録部213に出力する。
画像記録部213は、エンコーダー部212でフォーマット変換された画像のデータのヘッダに撮影情報を含めて、記録媒体230に記録する。
デジタルカメラ110は、画像として、静止画、及び、動画を撮影できる。本実施形態では、デジタルカメラ110が撮影して記録媒体230に記録する各動画の長さは、後に説明する単位画像再生時間である4秒とする。
エンコーダー部212は、画像処理部205から出力されたデジタル信号を、JPEG等のフォーマットに変換し、画像記録部213に出力する。また、撮影情報作成部117は、被写体検出部215や表情検出部216から顔情報や笑顔度等の情報を取得して撮影情報を生成し、生成した撮影情報を画像記録部213に出力する。
画像記録部213は、エンコーダー部212でフォーマット変換された画像のデータのヘッダに撮影情報を含めて、記録媒体230に記録する。
デジタルカメラ110は、画像として、静止画、及び、動画を撮影できる。本実施形態では、デジタルカメラ110が撮影して記録媒体230に記録する各動画の長さは、後に説明する単位画像再生時間である4秒とする。
[フォトアルバム印刷処理の流れ]
次に、図3、図4を参照して、フォトアルバム印刷処理の流れについて説明する。図3は、フォトアルバム印刷処理のシーケンス図である。図4は、フォトアルバム印刷処理の概念図である。フォトアルバム印刷処理は、デジタルカメラ110の撮影によって記録媒体230に記録された画像を使ってフォトアルバムを印刷する処理である。
ステップS301に先立って、ユーザは、第1操作部201を操作して、記録媒体230に記録された画像をダイジェスト再生する指示をしたものとする。また、ユーザは、第1操作部201を操作して、既に説明した再生期間を設定しているものとする。
次に、図3、図4を参照して、フォトアルバム印刷処理の流れについて説明する。図3は、フォトアルバム印刷処理のシーケンス図である。図4は、フォトアルバム印刷処理の概念図である。フォトアルバム印刷処理は、デジタルカメラ110の撮影によって記録媒体230に記録された画像を使ってフォトアルバムを印刷する処理である。
ステップS301に先立って、ユーザは、第1操作部201を操作して、記録媒体230に記録された画像をダイジェスト再生する指示をしたものとする。また、ユーザは、第1操作部201を操作して、既に説明した再生期間を設定しているものとする。
ステップS301において、デジタルカメラ110は、記録媒体230からダイジェスト動画400を構成する複数の画像である第1画像群を選択する。そして、デジタルカメラ110は、タイトル処理、及び、色フィルタ処理等の加工処理が行われたダイジェスト動画400を生成して、第1表示部207に再生する。デジタルカメラ110に外部モニタを接続することで、ダイジェスト動画400を外部モニタに再生できる。なお、ステップS301の処理は後に詳しく説明する。
デジタルカメラ110は、ダイジェスト動画400の再生が終了すると、印刷メニュー画面を表示する。印刷メニュー画面では、ダイジェスト動画400でダイジェスト再生されたイベントを印刷するか否かをユーザが指定できる。
デジタルカメラ110は、ダイジェスト動画400の再生が終了すると、印刷メニュー画面を表示する。印刷メニュー画面では、ダイジェスト動画400でダイジェスト再生されたイベントを印刷するか否かをユーザが指定できる。
ステップS302において、ユーザは、第1操作部201を操作して、印刷メニュー画面でダイジェスト再生されたイベントを印刷する指示をする。
ステップS303において、デジタルカメラ110は、後に説明するが、印刷基準での評価に基づいて第2画像群を選択して、第1画像群、及び、第2画像群をサーバ130に送信する。サーバ130は、第1画像群、及び、第2画像群を受信する。
ステップS304において、サーバ130は、受信した第1画像群、及び、第2画像群の画像から、フォトアルバムのプレビュー用に画像のレイアウトを行って、プレビュー画面410の情報を通信装置120に送信する。通信装置120は、プレビュー画面410を表示する。通信装置120とサーバ130との通信には例えばWebが使われる。
ステップS305において、ユーザは、プレビュー画面410を参照して、適宜画像の変更等を行って、所望のフォトアルバムとなった後、プレビュー画面410の印刷ボタンを押下して印刷実行の指示を行う。
ステップS306において、通信装置120は、サーバ130に印刷指示を送信する。サーバ130は、印刷指示を受信する。
ステップS307において、サーバ130は、フォトアルバムを印刷する。こうして、フォトアルバムが作成される。
ステップS303において、デジタルカメラ110は、後に説明するが、印刷基準での評価に基づいて第2画像群を選択して、第1画像群、及び、第2画像群をサーバ130に送信する。サーバ130は、第1画像群、及び、第2画像群を受信する。
ステップS304において、サーバ130は、受信した第1画像群、及び、第2画像群の画像から、フォトアルバムのプレビュー用に画像のレイアウトを行って、プレビュー画面410の情報を通信装置120に送信する。通信装置120は、プレビュー画面410を表示する。通信装置120とサーバ130との通信には例えばWebが使われる。
ステップS305において、ユーザは、プレビュー画面410を参照して、適宜画像の変更等を行って、所望のフォトアルバムとなった後、プレビュー画面410の印刷ボタンを押下して印刷実行の指示を行う。
ステップS306において、通信装置120は、サーバ130に印刷指示を送信する。サーバ130は、印刷指示を受信する。
ステップS307において、サーバ130は、フォトアルバムを印刷する。こうして、フォトアルバムが作成される。
[画像送信処理]
次に、図5を参照して画像送信処理について説明する。図5は、画像送信処理のフローチャートである。画像送信処理は、デジタルカメラ110が行う処理であり、図3のステップS301、及び、S303に対応する処理である。
ステップS501において、再生期間設定部221は、記録媒体230に含まれる画像群から、再生期間に含まれる時刻に撮影された画像群を指定する。
次に、図5を参照して画像送信処理について説明する。図5は、画像送信処理のフローチャートである。画像送信処理は、デジタルカメラ110が行う処理であり、図3のステップS301、及び、S303に対応する処理である。
ステップS501において、再生期間設定部221は、記録媒体230に含まれる画像群から、再生期間に含まれる時刻に撮影された画像群を指定する。
ステップS502において、画像評価部225は、ステップS501で指定された画像群に含まれるそれぞれの画像を、画像のデータのヘッダに記録された撮影情報に基づいて、動画再生基準で評価する。動画再生基準は、ダイジェスト動画400として再生するのに適した画像の評価が高くなる評価基準である。
動画再生基準での評価項目には、例えば、サイズ評価と、位置評価と、笑顔評価と、ブレ評価と、コントラスト評価と、白とび評価と、動き評価とが含まれる。以下の説明では、評価値が大きくなるに従って、評価が高いことを表すものとする。
動画再生基準での評価項目には、例えば、サイズ評価と、位置評価と、笑顔評価と、ブレ評価と、コントラスト評価と、白とび評価と、動き評価とが含まれる。以下の説明では、評価値が大きくなるに従って、評価が高いことを表すものとする。
まず、図6(a)を参照して、動画再生基準でのサイズ評価について説明する。図6(a)は、顔サイズとサイズ評価の評価値との関係を示した図である。線601が、動画再生基準でのサイズ評価を表す。サイズ評価は、画像に写された顔のサイズについての評価である。図6(a)に示すように、動画再生基準では、顔サイズが大きくなるに従って、サイズ評価が高くなる。顔サイズは、撮影情報の中の顔情報に含まれる。図6(a)では、画像の縦方向長さに対する顔の縦方向長さの割合で、顔サイズが表されている。
次に、図6(b)を参照して、動画再生基準での位置評価について説明する。図6(b)は、顔位置と位置評価の評価値との関係を示した図である。線603が、動画再生基準での位置評価を表す。位置評価は、画像に写された顔の位置についての評価である。図6(b)に示すように、動画再生基準では、顔位置が画像に中心にくるに従って、位置評価が高くなる。顔位置は、撮影情報の中の顔情報に含まれる。図6(b)では、画像の対角距離に対する、画像の中心から顔の位置までの距離の割合で、顔位置が表されている。
次に、図6(b)を参照して、動画再生基準での位置評価について説明する。図6(b)は、顔位置と位置評価の評価値との関係を示した図である。線603が、動画再生基準での位置評価を表す。位置評価は、画像に写された顔の位置についての評価である。図6(b)に示すように、動画再生基準では、顔位置が画像に中心にくるに従って、位置評価が高くなる。顔位置は、撮影情報の中の顔情報に含まれる。図6(b)では、画像の対角距離に対する、画像の中心から顔の位置までの距離の割合で、顔位置が表されている。
次に、図6(c)を参照して、動画再生基準での笑顔評価について説明する。図6(c)は、笑顔度と笑顔評価の評価値との関係を示した図である。線605が、動画再生基準での笑顔評価を表す。笑顔評価は、画像に写された顔の笑顔についての評価である。図6(c)に示すように、動画再生基準では、笑顔度が大きくなるに従って、笑顔評価が高くなる。笑顔度は、撮影情報の中の顔情報に含まれる。
次に、ブレ評価について説明する。ブレ評価は、被写体のブレについての評価である。動画再生基準では、ブレ量が小さくなるに従って、ブレ評価が高くなる。画像評価部225は、撮影情報に含まれるジャイロ変動量、及び、ズーム情報の少なくともいずれかに基づいて、ブレ量を決定し、決定したブレ量からブレ評価を行う。
次に、ブレ評価について説明する。ブレ評価は、被写体のブレについての評価である。動画再生基準では、ブレ量が小さくなるに従って、ブレ評価が高くなる。画像評価部225は、撮影情報に含まれるジャイロ変動量、及び、ズーム情報の少なくともいずれかに基づいて、ブレ量を決定し、決定したブレ量からブレ評価を行う。
次に、コントラスト評価について説明する。コントラスト評価は、画像のコントラストについての評価である。動画再生基準では、コントラストが高くなるに従って、コントラスト評価が高くなる。画像評価部225は、撮影情報に含まれるピントの合焦情報に基づいて、画像のコントラストを決定し、決定したコントラストからコントラスト評価を行う。
次に、白とび評価について説明する。白とび評価は、画像の白とびについての評価である。動画再生基準では、白とび領域のサイズである白とびサイズが小さくなるに従って、白とび評価が高くなる。画像評価部225は、画像の輝度値が予め設定された値より大きい画素の数を白とび領域のサイズと決定し、決定した白とび領域のサイズから白とび評価を行う。
次に、白とび評価について説明する。白とび評価は、画像の白とびについての評価である。動画再生基準では、白とび領域のサイズである白とびサイズが小さくなるに従って、白とび評価が高くなる。画像評価部225は、画像の輝度値が予め設定された値より大きい画素の数を白とび領域のサイズと決定し、決定した白とび領域のサイズから白とび評価を行う。
次に、図7(a)から(e)までを参照して、動き評価について説明する。図7(a)から(d)までは、時系列に並んだ動画のフレームの図である。図7(e)は、動きベクトル累積量と動き評価の評価値との関係を示した図である。動きベクトル累積量は、フレームごとに決定される被写体の動きベクトルの大きさの累積値である。図7(a)から(d)までの例では、被写体として顔を用いる。図7(e)の線701が、動画再生基準での動き評価を表す。
動き評価は、画像に写された被写体の動きについての評価である。動き評価は、動画を対象とする。図7(e)に示すように、動画再生基準では、動きベクトル累積量が大きくなるに従って、動き評価が高くなる。画像評価部225は、撮影情報に含まれる顔の位置の情報等に基づいて、動きベクトル累積量を決定し、決定した動きベクトル累積量から動き評価を行う。
なお、画像評価部225は、動画に関して、再生時に類似シーンが再生されないように、動き評価を行ってもよい。例えば、画像評価部225は、被写体の動きが激しい動画を高評価とする。また、被写体の動きが安定している動画も高評価にする。そして、後述のステップS509において、画像選択部227は、被写体の動きが激しい動画、及び、被写体の動きが安定した動画をそれぞれ1シーンずつ選択してもよい。
また、動画では、笑顔度や顔サイズは、フレームごとに変動するため、動画再生基準では、動画については、フレームごとの変動を踏まえた評価としてもよい。例えば、動画再生基準では、笑顔度が安定して高い動画や、後半で笑顔度が最大になる動画の評価を高くする。そして、画像選択部227は、後述のステップS509において、動画について、笑顔度が安定して高い動画、及び、後半で笑顔度が最大になる動画をそれぞれ選択してもよい。
また、動画では、笑顔度や顔サイズは、フレームごとに変動するため、動画再生基準では、動画については、フレームごとの変動を踏まえた評価としてもよい。例えば、動画再生基準では、笑顔度が安定して高い動画や、後半で笑顔度が最大になる動画の評価を高くする。そして、画像選択部227は、後述のステップS509において、動画について、笑顔度が安定して高い動画、及び、後半で笑顔度が最大になる動画をそれぞれ選択してもよい。
画像評価部225は、それぞれの評価項目についての動画再生基準での評価値を合計して、動画再生基準での総合評価値を取得する。そして、画像評価部225を降順にソートする。
図5に戻って画像送信処理の説明を続ける。
ステップS503において、画像分類部226は、総撮影時間を決定する。総撮影時間は、再生期間内で最初に撮影された画像の撮影時刻から再生期間内で最後に撮影された画像の撮影時刻までの時間である。
図5に戻って画像送信処理の説明を続ける。
ステップS503において、画像分類部226は、総撮影時間を決定する。総撮影時間は、再生期間内で最初に撮影された画像の撮影時刻から再生期間内で最後に撮影された画像の撮影時刻までの時間である。
ステップS504において、画像分類部226は、再生期間の総クラスタ数を決定する。クラスタは、画像の撮影時刻に基づいて画像が分類されるグループであり、1つのイベントを表す。クラスタごとに対応する期間が定められており、画像は、画像の撮影時刻が含まれる期間に対応するクラスタに分類される。各クラスタに対応する期間の長さは総撮影時間に基づいて決定される。総撮影時間が1日以下の場合、各クラスタに対応する期間の長さは1時間とする。クラスタは、画像が撮影された時間帯を表す。
画像分類部226は、総撮影時間、及び、各クラスタに対応する期間の長さに基づいて、総クラスタ数を決定する。
例えば、再生期間内で最初に撮影された画像の撮影時刻が8:00(午前8時)であり、再生期間内で最後に撮影された画像の撮影時刻が20:00(午後8時)の場合を考える。このとき、総撮影時間は12時間であり、各クラスタに対応する期間の長さは1時間である。したがって、画像分類部226は、総クラスタ数を12と決定する。
画像分類部226は、総撮影時間、及び、各クラスタに対応する期間の長さに基づいて、総クラスタ数を決定する。
例えば、再生期間内で最初に撮影された画像の撮影時刻が8:00(午前8時)であり、再生期間内で最後に撮影された画像の撮影時刻が20:00(午後8時)の場合を考える。このとき、総撮影時間は12時間であり、各クラスタに対応する期間の長さは1時間である。したがって、画像分類部226は、総クラスタ数を12と決定する。
ステップS505において、画像分類部226は、クラスタリング処理を行う。クラスタリング処理は、再生期間内に撮影された画像を、画像の撮影時刻に対応するクラスタに分類する処理である。
クラスタリング処理の例について図8を参照して説明する。図8はクラスタリング処理の概念図である。第1ヒストグラム801は、記録媒体230に記録された画像の撮影日単位で集計した画像の数を表す。図8の例では、再生期間は、2月24日であるものとする。したがって、クラスタリング処理の対象となる画像は2月24日に撮影された画像である。
第2ヒストグラム802は、2月24日に撮影された画像を時間単位で集計した画像の数を表す。各クラスタに対応する期間の長さは1時間であるため、第2ヒストグラム802は、画像分類部226によるクラスタリング処理の結果が示されていることになる。例えば、正午から午後1時までに対応するクラスタには、10個の画像が分類されている。
クラスタリング処理の例について図8を参照して説明する。図8はクラスタリング処理の概念図である。第1ヒストグラム801は、記録媒体230に記録された画像の撮影日単位で集計した画像の数を表す。図8の例では、再生期間は、2月24日であるものとする。したがって、クラスタリング処理の対象となる画像は2月24日に撮影された画像である。
第2ヒストグラム802は、2月24日に撮影された画像を時間単位で集計した画像の数を表す。各クラスタに対応する期間の長さは1時間であるため、第2ヒストグラム802は、画像分類部226によるクラスタリング処理の結果が示されていることになる。例えば、正午から午後1時までに対応するクラスタには、10個の画像が分類されている。
ステップS506において、画像分類部226は、目標再生時間を取得する。目標再生時間は、目標とするダイジェスト再生の時間を表し、ダイジェスト動画400の再生時間となる。目標再生時間は、例えば、予めユーザがデジタルカメラ110に設定しており、制御部202が備える第1記憶部に保存されている。
ステップS507において、画像分類部226は、目標再生時間、及び、単位画像再生時間に基づいて、総選択画像数を決定する。単位画像再生時間は、1つの画像の再生時間であり本実施形態では4秒とする。画像分類部226は、目標再生時間を単位画像再生時間で割って、総選択画像数を算出する。
ステップS507において、画像分類部226は、目標再生時間、及び、単位画像再生時間に基づいて、総選択画像数を決定する。単位画像再生時間は、1つの画像の再生時間であり本実施形態では4秒とする。画像分類部226は、目標再生時間を単位画像再生時間で割って、総選択画像数を算出する。
ステップS508において、画像分類部226は、各クラスタを正規化する。各クラスタの正規化とは、各クラスタ間の画像数の比率を維持しつつ、各クラスタに含まれる画像数の合計が総選択画像数になるように、各クラスタに含める画像の数を決定することである。各クラスタを正規化した後の各クラスタに含める画像の数を各クラスタの目標画像数と呼ぶ。
画像分類部226は、再生期間内に撮影された総画像数に対する総選択画像数の割合を算出し、算出した割合を、正規化前の各クラスタに含まれる画像数に乗算することで、各クラスタを正規化して、各クラスタの目標画像数とする。なお、ここで正規化を行う際に、クラスタ内の画像の数が少ないと正規化により目標画像数が0(ゼロ)となってしまう場合があるため、小数点以下を切り上げる。図8の第3ヒストグラム803は、各クラスタの目標画像数の例を示す。
画像分類部226は、再生期間内に撮影された総画像数に対する総選択画像数の割合を算出し、算出した割合を、正規化前の各クラスタに含まれる画像数に乗算することで、各クラスタを正規化して、各クラスタの目標画像数とする。なお、ここで正規化を行う際に、クラスタ内の画像の数が少ないと正規化により目標画像数が0(ゼロ)となってしまう場合があるため、小数点以下を切り上げる。図8の第3ヒストグラム803は、各クラスタの目標画像数の例を示す。
画像分類部226は、画像として静止画、及び、動画が同じクラスタに混在するとき、クラスタに含める静止画の数、及び、動画の数の比率を決定する。静止画の数、及び、動画の数の比率は、各クラスタに含まれる静止画の数、及び、動画の数の比率としてもよく、ユーザによって指定された比率でもよく、予め設定された比率でもよい。そして、画像分類部226は、クラスタごとに、目標画像数に基づいて、各クラスタに含める静止画の数、及び、動画の数を決定する。第4ヒストグラム804は、正規化後の各クラスタに含める静止画の数、及び、動画の数の例を示す。第4ヒストグラム804の斜線の網掛け部は動画であり、点の網掛け部は静止画を表す。
ステップS509において、画像選択部227は、クラスタごとに、動画再生基準での総合評価値が高い順に、クラスタに対応する目標画像数の画像を選択する。静止画、及び、動画が混在するクラスタについては、画像選択部227は、ステップS507で決定した数の静止画を総合評価値が高い順に選択し、ステップS507で決定した数の動画を総合評価値が高い順に選択する。なお、画像選択部227は、ダイジェスト動画に使われる画像の種別を増やすために、総合評価値を使わずに、評価項目ごとに評価値の高い画像を選択してもよい。ステップS509で画像選択部227が選択した画像が第1画像群である。
ステップS510において、ダイジェスト動画部223は、ステップS509で選択された画像を、撮影時刻に基づいて時系列順に並び替える。
ステップS510において、ダイジェスト動画部223は、ステップS509で選択された画像を、撮影時刻に基づいて時系列順に並び替える。
ステップS511において、ダイジェスト動画部223は、ステップS510で並び替えられた画像を1つの結合し、ダイジェスト動画400を生成する。
ステップS512において、ダイジェスト動画部223は、ステップS510で生成したダイジェスト動画400を第1表示部207に再生する再生制御を行って、再生期間に撮影された画像のダイジェスト再生を行う。ステップS512で再生されるダイジェスト動画400が、フォトアルバム印刷前にフォトアルバムに含めるイベントのプレビューとなる。
ステップS512において、ダイジェスト動画部223は、ステップS510で生成したダイジェスト動画400を第1表示部207に再生する再生制御を行って、再生期間に撮影された画像のダイジェスト再生を行う。ステップS512で再生されるダイジェスト動画400が、フォトアルバム印刷前にフォトアルバムに含めるイベントのプレビューとなる。
ステップS513において、画面管理部224は、第1表示部207に印刷メニュー画面を表示する制御を行う。印刷メニュー画面において、ユーザは、ダイジェスト動画400の再生によってプレビューされたイベントを印刷するか否かを指定できる。
ステップS514において、画面管理部224は、第1操作部201からの情報に基づいて、ユーザが印刷を選択したか否かを判定する。画面管理部224は、ユーザが印刷を選択したとき処理をステップS515に進め、ユーザが印刷を選択していないとき再度ステップS514を実行する。
ステップS514において、画面管理部224は、第1操作部201からの情報に基づいて、ユーザが印刷を選択したか否かを判定する。画面管理部224は、ユーザが印刷を選択したとき処理をステップS515に進め、ユーザが印刷を選択していないとき再度ステップS514を実行する。
ステップS515において、画像評価部225は、ステップS501で指定された画像群に含まれるそれぞれの画像を、画像のデータのヘッダに記録された撮影情報に基づいて、印刷基準で評価する。印刷基準は、印刷に適した画像の評価が高くなる評価基準である。
印刷基準での評価項目には、例えば、動画再生基準と共通の評価項目であるサイズ評価と、位置評価と、笑顔評価と、ブレ評価と、コントラスト評価と、白とび評価と、動き評価とが含まれる。
印刷基準での評価項目には、例えば、動画再生基準と共通の評価項目であるサイズ評価と、位置評価と、笑顔評価と、ブレ評価と、コントラスト評価と、白とび評価と、動き評価とが含まれる。
まず、図6(a)を参照して、印刷基準でのサイズ評価について説明する。線602が、印刷基準でのサイズ評価を表す。図6(a)に示すように、印刷基準では、顔サイズが大きくなるに従って、線601に示す動画再生基準でのサイズ評価以下の範囲で、サイズ評価が高くなる。そして、印刷基準でのサイズ評価は、顔サイズが20%より大きく80%未満の顔サイズについて、対応する動画再生基準でのサイズ評価より、低くなる。すなわち、サイズ評価について、印刷基準は動画再生基準より厳しい。
次に、図6(b)を参照して、印刷基準での位置評価について説明する。線604が、印刷基準での位置評価を表す。図6(b)に示すように、印刷基準では、顔位置が画像に中心にくるに従って、線603に示す動画再生基準での位置評価以下の範囲で、位置評価が高くなる。そして、印刷基準での位置評価は、2.5%より大きく60%未満の顔位置について、対応する動画再生基準での位置評価より、低くなる。このように、位置評価について、印刷基準は動画再生基準より厳しい。
次に、図6(b)を参照して、印刷基準での位置評価について説明する。線604が、印刷基準での位置評価を表す。図6(b)に示すように、印刷基準では、顔位置が画像に中心にくるに従って、線603に示す動画再生基準での位置評価以下の範囲で、位置評価が高くなる。そして、印刷基準での位置評価は、2.5%より大きく60%未満の顔位置について、対応する動画再生基準での位置評価より、低くなる。このように、位置評価について、印刷基準は動画再生基準より厳しい。
次に、図6(c)を参照して、印刷基準での笑顔評価について説明する。線606が、印刷基準での笑顔評価を表す。図6(c)に示すように、印刷基準では、笑顔度が大きくなるに従って、線605に示す動画再生基準での笑顔評価以下の範囲で、笑顔評価が高くなる。そして、印刷基準での笑顔評価は、0(ゼロ)より大きく1300未満の笑顔度について、対応する動画再生基準での笑顔評価より、低くなる。このように、笑顔評価について、印刷基準は動画再生基準より厳しい。
次に、ブレ評価について説明する。印刷基準では、ブレ量が小さくなるに従って、対応する動画再生基準でのブレ評価以下の範囲で、ブレ評価が高くなる。そして、印刷基準でのブレ評価は、予め設定された範囲のブレ量について、対応する動画再生基準でのブレ評価より、低くなる。このように、ブレ評価について、印刷基準は動画再生基準より厳しい。
フォトアルバム中の1ページ又は見開きの2ページの中に静止画が印刷されるため、ユーザの見かた次第では、時間的に画面変化のある動画再生よりも注視して見る可能性が高い。したがって、ブレ評価ついて、印刷基準を動画再生基準より厳しくする。
フォトアルバム中の1ページ又は見開きの2ページの中に静止画が印刷されるため、ユーザの見かた次第では、時間的に画面変化のある動画再生よりも注視して見る可能性が高い。したがって、ブレ評価ついて、印刷基準を動画再生基準より厳しくする。
特に動画に関しては、1つの動画から複数フレームを抜粋し、フォトアルバムのページ内に配置することを本実施形態では想定している。動画では被写体の動きを撮影するケースが多いため、撮影されたフレームには被写体ブレが発生している可能性が高い。動画として再生する場合は、ユーザには気づかれないレベルのブレも、印刷用に1フレーム抜粋された場合はそのブレに気づいてしまうことがある。そのため、各フレームにおける被写体ブレに対して、動画再生基準でブレとして許容されているレベルよりも、印刷基準ではより厳しく判定することで被写体ブレ画像が印刷される可能性を低減させる。
次に、コントラスト評価について説明する。印刷基準では、コントラストが高くなるに従って、対応する動画再生基準でのコントラスト評価以下の範囲で、コントラスト評価が高くなる。そして、印刷基準でのコントラスト評価は、予め設定された範囲のコントラストについて、対応する動画再生基準でのコントラスト評価より、低くなる。このように、コントラスト評価について、印刷基準は動画再生基準より厳しい。
次に、白とび評価について説明する。印刷基準では、白とびサイズが小さくなるに従って、対応する動画再生基準での白とび評価以下の範囲で、白とび評価が高くなる。そして、印刷基準での白とび評価は、予め設定された範囲の白とびサイズについて、対応する動画再生基準での白とび評価より、低くなる。このように、白とび評価について、印刷基準は動画再生基準より厳しい。
次に、白とび評価について説明する。印刷基準では、白とびサイズが小さくなるに従って、対応する動画再生基準での白とび評価以下の範囲で、白とび評価が高くなる。そして、印刷基準での白とび評価は、予め設定された範囲の白とびサイズについて、対応する動画再生基準での白とび評価より、低くなる。このように、白とび評価について、印刷基準は動画再生基準より厳しい。
次に、図7(e)を参照して、動き評価について説明する。線702が、印刷基準での動き評価を表す。図7(e)に示すように、印刷基準では、動きベクトル累積量が小さくなるに従って、動き評価が高くなる。すなわち、印刷基準では、被写体が安定しているほど、動き評価が高くなる。
また、印刷基準では、動画再生基準と同様に、動画については、フレームごとの変動を踏まえた評価としてもよい。例えば、印刷基準では、笑顔度が安定して高い動画や、後半で笑顔度が最大になる動画の評価を高くする。そして、画像選択部227は、後述のステップS516において、動画について、笑顔度が安定して高い動画、及び、後半で笑顔度が最大になる動画をそれぞれ選択してもよい。
画像評価部225は、それぞれの評価項目についての印刷基準での評価値を合計して、印刷基準での総合評価値を取得する。
また、印刷基準では、動画再生基準と同様に、動画については、フレームごとの変動を踏まえた評価としてもよい。例えば、印刷基準では、笑顔度が安定して高い動画や、後半で笑顔度が最大になる動画の評価を高くする。そして、画像選択部227は、後述のステップS516において、動画について、笑顔度が安定して高い動画、及び、後半で笑顔度が最大になる動画をそれぞれ選択してもよい。
画像評価部225は、それぞれの評価項目についての印刷基準での評価値を合計して、印刷基準での総合評価値を取得する。
ステップS516において、画像選択部227は、クラスタごとに、印刷基準での総合評価値が高い順に、画像を選択する。画像選択部227がクラスタごとに選択する画像の数は、ステップS509と同様にクラスタに対応する目標画像数でもよく、ユーザが設定した数でもよい。静止画、及び、動画が混在するクラスタについては、画像選択部227は、ステップS509の場合と比べて、動画の割合を小さくする。ステップS516で画像選択部227が選択した画像が第2画像群である。
ステップS517において、画像選択部227は、ステップS509で選択された第1画像群、及び、ステップS516で選択された第2画像群の少なくともいずれかに動画が含まれるとき、動画からフレームを選択する。より具体的には、画像選択部227は、時間軸上で隣接する2つのフレームが予め設定された時間間隔以上の時間間隔を持つように、フレームを選択する。画像選択部227は、動画の各フレームを印刷基準で評価して、高評価のフレームを選択してもよい。
ステップS517において、画像選択部227は、ステップS509で選択された第1画像群、及び、ステップS516で選択された第2画像群の少なくともいずれかに動画が含まれるとき、動画からフレームを選択する。より具体的には、画像選択部227は、時間軸上で隣接する2つのフレームが予め設定された時間間隔以上の時間間隔を持つように、フレームを選択する。画像選択部227は、動画の各フレームを印刷基準で評価して、高評価のフレームを選択してもよい。
ステップS518において、画像送信部228は、ステップS509で選択された第1画像群に含まれる画像、及び、ステップS516で選択された第2画像群に含まれる画像を、サーバ130に送信する。第1画像群に含まれる動画、及び、第2画像群に含まれる動画については、動画自体を送信するのではなく、ステップS517で選択されたフレームを送信する。また、画像送信部228は、クラスタ情報をサーバ130に送信する。クラスタ情報は、それぞれの画像に対するクラスタについての情報であり、ステップS504で決定された総クラスタ数を含む。サーバ130は、第1画像群に含まれる画像、及び、第2画像群に含まれる画像を受信する。
[フォトアルバム確認印刷処理]
次に、図9を参照して、フォトアルバム確認印刷処理について説明する。図9は、フォトアルバム確認印刷処理のフローチャートである。フォトアルバム確認印刷処理は、サーバ130が行う処理であり、図3のステップS304、及び、S307に対応する処理である。
ステップS901において、サーバ130の第3CPU270は、フォトアルバムのページ数を決定する。本実施形態では、第3CPU270は、1つのクラスタが見開き2ページに対応するものとして、総クラスタ数からフォトアルバムのページ数を決定する。
ステップS902において、第3CPU270は、第1画像群に含まれる画像を用いて、クラスタ情報に基づいてフォトアルバムのレイアウトを決定して、画像を配置する。第3CPU270は、見開き2ページに、第1画像群の同じクラスタに含まれる画像を配置する。
次に、図9を参照して、フォトアルバム確認印刷処理について説明する。図9は、フォトアルバム確認印刷処理のフローチャートである。フォトアルバム確認印刷処理は、サーバ130が行う処理であり、図3のステップS304、及び、S307に対応する処理である。
ステップS901において、サーバ130の第3CPU270は、フォトアルバムのページ数を決定する。本実施形態では、第3CPU270は、1つのクラスタが見開き2ページに対応するものとして、総クラスタ数からフォトアルバムのページ数を決定する。
ステップS902において、第3CPU270は、第1画像群に含まれる画像を用いて、クラスタ情報に基づいてフォトアルバムのレイアウトを決定して、画像を配置する。第3CPU270は、見開き2ページに、第1画像群の同じクラスタに含まれる画像を配置する。
ステップS903において、第3CPU270は、プレビュー画面410の情報を生成して、ユーザが持つ通信装置120に送信することで通信装置120が第2表示部253にプレビュー画面410を表示する。このとき、通信装置120の第2CPU250は、プレビュー画面410を第2表示部253に表示させる表示制御を行う。通信装置120とサーバ130との通信には例えばWebが使われ、ユーザはWeb上でプレビュー画面410を確認できる。
ここで、図10を参照して、プレビュー画面410について説明する。図10は、プレビュー画面410の例を示す図である。プレビュー画面410は、ユーザが印刷対象の画像を決定できる画面であり、決定画面の例である。プレビュー画面410には、プレビュー部1001と、候補画像部1002と、お勧め表示部1003と、画像一覧部1004と、カーソル1005と、印刷ボタン1006とが含まれる。
ここで、図10を参照して、プレビュー画面410について説明する。図10は、プレビュー画面410の例を示す図である。プレビュー画面410は、ユーザが印刷対象の画像を決定できる画面であり、決定画面の例である。プレビュー画面410には、プレビュー部1001と、候補画像部1002と、お勧め表示部1003と、画像一覧部1004と、カーソル1005と、印刷ボタン1006とが含まれる。
プレビュー部1001は、フォトアルバムの印刷プレビューを表示する。初期表示の状態のプレビュー部1001には、ステップS902で配置されたように画像が表示される。
候補画像部1002は、カーソル1005で指定されたページの候補画像を表示する。第3CPU270は、カーソル1005で指定されたページのクラスタが表す画像の撮影期間や類似シーン等に基づいて、候補画像を決定する。例えば、第3CPU270は、カーソル1005で指定されたページのクラスタに含まれる第2画像群の画像を、カーソル1005で指定されたページの候補画像に含める。また、第3CPU270は、カーソル1005で指定されたページのクラスタに含まれる第1画像群の画像を、カーソル1005で指定されたページのクラスタの候補画像に含めてもよい。
候補画像部1002は、カーソル1005で指定されたページの候補画像を表示する。第3CPU270は、カーソル1005で指定されたページのクラスタが表す画像の撮影期間や類似シーン等に基づいて、候補画像を決定する。例えば、第3CPU270は、カーソル1005で指定されたページのクラスタに含まれる第2画像群の画像を、カーソル1005で指定されたページの候補画像に含める。また、第3CPU270は、カーソル1005で指定されたページのクラスタに含まれる第1画像群の画像を、カーソル1005で指定されたページのクラスタの候補画像に含めてもよい。
図10の例では、カーソル1005で指定されたページには、動画のフレームが表示されているが、このフレームはブレ量が大きい。しかし、候補画像部1002には、同じ動画のフレームの中でも被写体のブレ量が小さい画像が高評価としてユーザに勧められており、ユーザは、候補画像部1002の画像を選択することで、カーソル1005で指定されたページの画像を交換できる。図11は、図10のプレビュー画面410でのカーソル1005があるページの画像を、ユーザの操作に基づいて、お勧め表示部1003に表示された画像に変更した後のプレビュー画面410の例を示す。
また、本実施形態のように、画像の撮影時間に基づいて、画像のクラスタに分類した場合、同じクラスタに異なる場所で撮影された画像が、フォトアルバムの見開きに混じることがある。これを回避するために、ユーザは、候補画像部1002の画像から画像を選んで、画像を交換できる。
また、本実施形態のように、画像の撮影時間に基づいて、画像のクラスタに分類した場合、同じクラスタに異なる場所で撮影された画像が、フォトアルバムの見開きに混じることがある。これを回避するために、ユーザは、候補画像部1002の画像から画像を選んで、画像を交換できる。
お勧め表示部1003は、候補画像部1002に表示される候補画像のお勧め度を表示する。第3CPU270は、印刷評価基準に基づいて候補画像のお勧め度を決定する。例えば、第3CPU270は、印刷評価基準での総合評価値が最も大きい候補画像のお勧め度を「◎」とする。第3CPU270は、2番目に総合評価値が大きい候補画像のお勧め度を「○」とする。第3CPU270は、3番目に総合評価値が大きい候補画像のお勧め度を「△」とする。第3CPU270は、最も総合評価値が小さい候補画像のお勧め度を「×」とする。お勧め表示部1003によって、ユーザは、変更する画像を容易に選択できる。
画像一覧部1004は、第1画像群、及び、第2画像群に含まれる全ての画像を表示する。
ユーザは、プレビュー画面410での操作によって、候補画像部1002や画像一覧部1004に表示された画像を使って、プレビュー部1001に表示された画像を交換することや、プレビュー部1001の画像の配置を変更することができる。
画像一覧部1004は、第1画像群、及び、第2画像群に含まれる全ての画像を表示する。
ユーザは、プレビュー画面410での操作によって、候補画像部1002や画像一覧部1004に表示された画像を使って、プレビュー部1001に表示された画像を交換することや、プレビュー部1001の画像の配置を変更することができる。
ステップS904において、第3CPU270は、第3通信インタフェース273を介して通信装置120から受信する情報に基づいて、ユーザがプレビュー画面410の印刷ボタン1006を押下したか否かを判定する。第3CPU270は、ユーザが印刷ボタン1006を押下したとき処理をステップS905に進め、押下していないとき処理をステップS906に進める。
ステップS905において、第3CPU270は、プレビュー画面410のプレビュー部1001の表示になるように、印刷部272にフォトアルバムを印刷させる印刷制御を行う。これにより、フォトアルバムが印刷される。
ステップS906において、第3CPU270は、第3通信インタフェース273を介して、通信装置120から受信するプレビュー画面410でのユーザの操作の情報に基づいて、プレビュー部1001の画像の変更や、配置の変更を行う。そして、第3CPU270は、プレビュー画面410の情報を更新して、ユーザが持つ通信装置120に送信することで通信装置120が第2表示部253にプレビュー画面410を表示する。
ステップS906において、第3CPU270は、第3通信インタフェース273を介して、通信装置120から受信するプレビュー画面410でのユーザの操作の情報に基づいて、プレビュー部1001の画像の変更や、配置の変更を行う。そして、第3CPU270は、プレビュー画面410の情報を更新して、ユーザが持つ通信装置120に送信することで通信装置120が第2表示部253にプレビュー画面410を表示する。
以上説明したように、デジタルカメラ110は、動画再生基準で選択された画像をダイジェスト動画として連続再生する。また、通信装置120は、プレビュー画面410を表示する。プレビュー画面410では、ユーザは、動画再生基準で選択された画像、及び、印刷基準で選択された画像から、印刷する画像を決定できる。よって、ユーザは、ダイジェスト動画のシーンについて、ダイジェスト動画として再生された画像と異なる基準で選択された画像を印刷対象にできる。したがって、ダイジェスト動画として再生された画像が印刷に適さない画像があっても、ユーザは、印刷に適した画像に変更できる可能性が高まる。また、ユーザがプレビュー画面410で選択できる画像は、動画再生基準で選択された画像、及び、印刷基準で選択された画像であり、多数の画像から選抜されている。このため、画像が多数ある場合であっても、容易に質の高いフォトアルバムを作成できる。
また、印刷基準は動画再生基準より厳しい基準であるため、印刷基準で評価の高い画像は印刷に適した画像となる。よって、ユーザは、プレビュー画面410で印刷に適した画像を選択できる。したがって、質の高いフォトアルバムを作成できる。
また、印刷基準は動画再生基準より厳しい基準であるため、印刷基準で評価の高い画像は印刷に適した画像となる。よって、ユーザは、プレビュー画面410で印刷に適した画像を選択できる。したがって、質の高いフォトアルバムを作成できる。
また、ダイジェスト再生する際に、特許文献1のように、音声レベルだけで画像を抽出すると、一定箇所のシーンばかりが抽出されてしまうことがある。例えばゴールシーン等の観客の盛り上がりを抽出するには特許文献1は適しているが、ゴールシーンがそのゴールシーンに至る経緯が分からず、ベストショットの連続がダイジェスト再生されてしまうこととなる。
一方、本実施形態では、デジタルカメラ110は、画像群に含まれる画像を撮影時刻に基づいてクラスタに分類し、クラスタごとにダイジェスト再生用の画像を動画再生基準で評価して選択する。したがって、一定箇所のシーンばかりが抽出されることを回避できる。
また、本実施形態では、ダイジェスト動画がフォトアルバムのプレビューの役割を果たし、ユーザがダイジェスト動画を気に入ったときは、印刷メニュー画面で、フォトアルバムの印刷を実行できる。したがって、ユーザは簡単にフォトアルバムを作成できる。
一方、本実施形態では、デジタルカメラ110は、画像群に含まれる画像を撮影時刻に基づいてクラスタに分類し、クラスタごとにダイジェスト再生用の画像を動画再生基準で評価して選択する。したがって、一定箇所のシーンばかりが抽出されることを回避できる。
また、本実施形態では、ダイジェスト動画がフォトアルバムのプレビューの役割を果たし、ユーザがダイジェスト動画を気に入ったときは、印刷メニュー画面で、フォトアルバムの印刷を実行できる。したがって、ユーザは簡単にフォトアルバムを作成できる。
また、動画再生基準で評価されて選択された画像のみからフォトアルバムを作成すると、印刷された結果から受ける印象が、ダイジェスト動画の印象と異なる場合がある。これは、ダイジェスト動画に使われる画像は、動画再生基準で評価が高く動画に適した画像であるためであり、必ずしも印刷に適しているとはいえないためである。例えば、動画再生基準で選択される画像のカテゴリには動画があり、動画再生基準で選択される画像は、多少のブレがあったとしても、動画としての面白み(笑顔度合いの変化や時系列的な画角変化等)が優先される。しかしながら、フォトアルバムとして印刷する画像として、動画再生基準で選択された動画を使う場合、動画から抜粋したフレームが静止画としてページ内に配置されるため、動画では許容されていた少々のブレが許容できないケースが想定される。
本実施形態では、ユーザは、プレビュー画面410において、印刷基準で選択された画像を選択できる。したがって、多数の画像からユーザが画像を選択する煩わしさが解消され、かつ、質の高いフォトアルバムをユーザが容易に作成できる。
本実施形態では、ユーザは、プレビュー画面410において、印刷基準で選択された画像を選択できる。したがって、多数の画像からユーザが画像を選択する煩わしさが解消され、かつ、質の高いフォトアルバムをユーザが容易に作成できる。
また、動画再生基準で評価されて選択された画像のみからフォトアルバムを作成すると、図12に示すようなフォトアルバムになることがある。第4ページ1201では、ブレ量の大きい画像が印刷されているがブレ量の小さい画像が好ましい。また、第6ページ1202、及び、第7ページ1203では、被写体が画像の端にあって、被写体が見開きの中心に配置される画像が印刷されるが、中央に被写体が写された画像が好ましい。また、第10ページ1204を含む見開きには、動画のコマ割り方式で画像が印刷されており最後の画像で被写体が欠けているが、被写体が欠けていない画像が好ましい。
ここで挙げた好ましい画像をユーザがデジタルカメラ110で撮影している場合は、印刷評価基準によって選択されている可能性が高くなる。よって、本実施形態では、ユーザは、ここで挙げた好ましい画像をプレビュー画面410でフォトアルバムに印刷する画像として選択することで、質の高いフォトアルバムを容易に作成できる。
ここで挙げた好ましい画像をユーザがデジタルカメラ110で撮影している場合は、印刷評価基準によって選択されている可能性が高くなる。よって、本実施形態では、ユーザは、ここで挙げた好ましい画像をプレビュー画面410でフォトアルバムに印刷する画像として選択することで、質の高いフォトアルバムを容易に作成できる。
[その他の実施形態]
上記の通信装置120はプリンタ等の印刷可能な装置であってもよい。このとき、通信装置120は、上記の実施形態のサーバ130の機能を備え、情報処理システム100は、デジタルカメラ110と、デジタルカメラ110と通信可能な通信装置120と、で構成される。
また、上記の実施形態では、記録媒体230に記録された各動画の長さは単位画像再生時間である4秒としたが、記録媒体230に記録された各動画の長さは単位画像再生時間に限定されるものではない。
単位画像再生時間より長い動画については、図5のステップS509において、画像選択部227は、例えば、動画再生基準で評価の高い単位画像再生時間の長さ部分を1つの動画として扱う。また、ステップS516において、画像選択部227は、例えば、印刷基準で評価の高い単位画像再生時間の長さ部分を1つの動画として扱う。
上記の通信装置120はプリンタ等の印刷可能な装置であってもよい。このとき、通信装置120は、上記の実施形態のサーバ130の機能を備え、情報処理システム100は、デジタルカメラ110と、デジタルカメラ110と通信可能な通信装置120と、で構成される。
また、上記の実施形態では、記録媒体230に記録された各動画の長さは単位画像再生時間である4秒としたが、記録媒体230に記録された各動画の長さは単位画像再生時間に限定されるものではない。
単位画像再生時間より長い動画については、図5のステップS509において、画像選択部227は、例えば、動画再生基準で評価の高い単位画像再生時間の長さ部分を1つの動画として扱う。また、ステップS516において、画像選択部227は、例えば、印刷基準で評価の高い単位画像再生時間の長さ部分を1つの動画として扱う。
本発明は、上記の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 情報処理システム、110 デジタルカメラ、120 通信装置、130 サーバ
Claims (27)
- 複数の画像からなる画像群に含まれるそれぞれの画像を、ダイジェスト再生の基準である第1評価基準で評価する第1評価手段と、
前記第1評価手段による評価に基づいて、前記画像群から画像を選択する第1選択手段と、
前記画像群に含まれるそれぞれの画像を、前記第1評価基準とは異なる第2評価基準で評価する第2評価手段と、
前記第2評価手段による評価に基づいて、前記画像群から画像を選択する第2選択手段と、
前記第1選択手段によって選択された画像、及び、前記第2選択手段によって選択された画像に基づいて、ユーザが印刷対象の画像を決定できる決定画面を表示する制御を行う表示制御手段と、を備えることを特徴とする情報処理システム。 - 前記第1評価基準、及び、前記第2評価基準には、共通の評価項目に対する基準が含まれ、
前記共通の評価項目の少なくとも一つに対して、前記第2評価基準は、前記第1評価基準より厳しいことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記共通の評価項目は、画像のブレ量の評価であるブレ評価、画像における顔サイズの評価であるサイズ評価、画像における顔位置の評価である位置評価、画像に写された顔の笑顔の評価である笑顔評価、画像のコントラストの評価であるコントラスト評価、画像の白とびの評価である白とび評価、及び、被写体の動きの評価である動き評価のうち少なくともいずれか一つを含むことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
- 前記第1評価基準、及び、前記第2評価基準の評価項目には前記ブレ評価の基準が含まれ、
前記第1評価基準では、前記ブレ量が小さくなるに従って、前記ブレ評価が高くなり、
前記第2評価基準では、前記ブレ量が小さくなるに従って、前記第1評価基準での前記ブレ評価以下の範囲で、前記ブレ評価が高くなり、
前記第2評価基準での前記ブレ評価は、予め設定された範囲の前記ブレ量について、前記第1評価基準での前記ブレ評価より、低くなることを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。 - 前記第1評価基準、及び、前記第2評価基準の評価項目には前記サイズ評価の基準が含まれ、
前記第1評価基準では、前記顔サイズが大きくなるに従って、前記サイズ評価が高くなり、
前記第2評価基準では、前記顔サイズが大きくなるに従って、前記第1評価基準での前記サイズ評価以下の範囲で、前記サイズ評価が高くなり、
前記第2評価基準での前記サイズ評価は、予め設定された範囲の前記顔サイズについて、前記第1評価基準での前記サイズ評価より、低くなることを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理システム。 - 前記第1評価基準、及び、前記第2評価基準の評価項目には前記位置評価の基準が含まれ、
前記第1評価基準では、前記顔位置が画像の中心に近づくに従って、前記位置評価が高くなり、
前記第2評価基準では、前記顔位置が画像の中心に近づくに従って、前記第1評価基準での前記位置評価以下の範囲で、前記位置評価が高くなり、
前記第2評価基準での前記位置評価は、予め設定された範囲の前記顔位置について、前記第1評価基準での前記位置評価より、低くなることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記第1評価基準、及び、前記第2評価基準の評価項目には前記笑顔評価の基準が含まれ、
前記第1評価基準では、画像に写された顔の笑顔を表す笑顔度が大きくなるに従って、前記笑顔評価が高くなり、
前記第2評価基準では、前記笑顔度が大きくなるに従って、前記第1評価基準での前記笑顔評価以下の範囲で、前記笑顔評価が高くなり、
前記第2評価基準での前記笑顔評価は、予め設定された範囲の前記笑顔度について、前記第1評価基準での前記笑顔評価より、低くなることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記第1評価基準、及び、前記第2評価基準の評価項目には前記コントラスト評価の基準が含まれ、
前記第1評価基準では、前記コントラストが高くなるに従って、前記コントラスト評価が高くなり、
前記第2評価基準では、前記コントラストが高くなるに従って、前記第1評価基準での前記コントラスト評価以下の範囲で、前記コントラスト評価が高くなり、
前記第2評価基準での前記コントラスト評価は、予め設定された範囲の前記コントラストについて、前記第1評価基準での前記コントラスト評価より、低くなることを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記第1評価基準、及び、前記第2評価基準の評価項目には前記白とび評価の基準が含まれ、
前記第1評価基準では、前記白とびの領域のサイズである白とびサイズが小さくなるに従って、前記白とび評価が高くなり、
前記第2評価基準では、前記白とびサイズが小さくなるに従って、前記第1評価基準での前記白とび評価以下の範囲で、前記白とび評価が高くなり、
前記第2評価基準での前記白とび評価は、予め設定された範囲の前記白とびサイズについて、前記第1評価基準での前記白とび評価より、低くなることを特徴とする請求項3乃至8のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記第1評価基準、及び、前記第2評価基準の評価項目には前記動き評価の基準が含まれ、
前記第1評価基準では、被写体の動きが大きくなるに従って前記動き評価が高くなり、
前記第2評価基準では、被写体の動きが小さくなるに従って前記動き評価が高くなることを特徴とする請求項3乃至9のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記第1評価手段は、前記画像群に含まれるそれぞれの画像、及び、画像の撮影時の情報の少なくともいずれかに基づいて、画像を評価し、
前記第2評価手段は、前記画像群に含まれるそれぞれの画像、及び、画像の前記撮影時の情報の少なくともいずれかに基づいて、画像を評価することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記第1選択手段によって選択された画像を連続再生する制御を行う再生制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記決定画面で決定された画像を印刷する制御を行う印刷制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- ユーザが指定する期間に撮影された画像を前記画像群に含まれる画像と指定する指定手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記画像群に含まれる画像を撮影時刻に基づいて複数のグループに分類する分類手段を更に備え、
前記第1選択手段は、前記分類手段によって分類された前記グループごとに、前記第1評価手段による評価に基づいて画像を選択し、
前記第2選択手段は、前記分類手段によって分類された前記グループごとに、前記第2評価手段による評価に基づいて画像を選択することを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記表示制御手段は、前記第1選択手段によって選択された画像を印刷対象の画像とした前記決定画面を初期表示する制御を行うことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記表示制御手段は、前記第2選択手段によって選択された画像を印刷対象の候補となる画像とした前記決定画面を初期表示する制御を行うことを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記表示制御手段は、印刷対象の画像が撮影された時間帯と同じ時間帯に撮影された画像を印刷対象の候補となる画像とした前記決定画面を表示する制御を行うことを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記表示制御手段は、印刷対象の候補となる画像を前記第2評価基準で評価した情報を表示する制御を行うことを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記決定画面は、複数のページについての印刷プレビューを含むことを特徴とする請求項1乃至19のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記表示制御手段は、ユーザによって指定された前記印刷プレビューのページについての印刷対象の候補となる画像を表示する制御を行うことを特徴とする請求項20に記載の情報処理システム。
- 前記第2選択手段が前記画像群から選択する画像の中の動画の割合は、前記第1選択手段が前記画像群から選択する画像の中の動画の割合より、小さいことを特徴とする請求項1乃至21のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記第2選択手段は、選択した画像に動画が含まれるとき、選択した動画から複数のフレームを選択することを特徴とする請求項1乃至22のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記第2選択手段は、時間軸上で隣接する2つのフレームが予め設定された時間間隔以上の時間間隔を持つように、選択した動画から複数のフレームを選択することを特徴とする請求項23に記載の情報処理システム。
- 複数の画像からなる画像群に含まれるそれぞれの画像を、ダイジェスト再生の基準である第1評価基準で評価する第1評価手段と、
前記第1評価手段による評価に基づいて、前記画像群から画像を選択する第1選択手段と、
前記画像群に含まれるそれぞれの画像を、前記第1評価基準とは異なる第2評価基準で評価する第2評価手段と、
前記第2評価手段による評価に基づいて、前記画像群から画像を選択する第2選択手段と、
前記第1選択手段によって選択された画像、及び、前記第2選択手段によって選択された画像に基づいて、ユーザが印刷対象の画像を決定できる決定画面を表示する制御を行う表示制御手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 複数の画像からなる画像群に含まれるそれぞれの画像を、ダイジェスト再生の基準である第1評価基準で評価する第1評価ステップと、
前記第1評価ステップによる評価に基づいて、前記画像群から画像を選択する第1選択ステップと、
前記画像群に含まれるそれぞれの画像を、前記第1評価基準とは異なる第2評価基準で評価する第2評価ステップと、
前記第2評価ステップによる評価に基づいて、前記画像群から画像を選択する第2選択ステップと、
前記第1選択ステップによって選択された画像、及び、前記第2選択ステップによって選択された画像に基づいて、ユーザが印刷対象の画像を決定できる決定画面を表示する制御を行う表示制御ステップと、を備えることを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを、請求項25に記載された情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110335237A (zh) * | 2019-05-06 | 2019-10-15 | 北京字节跳动网络技术有限公司 | 用于生成模型的方法、装置和用于识别图像的方法、装置 |
WO2023238550A1 (ja) * | 2022-06-10 | 2023-12-14 | コニカミノルタ株式会社 | 画像編集装置、画像編集方法及び画像編集プログラム |
-
2017
- 2017-04-27 JP JP2017088269A patent/JP2018186439A/ja active Pending
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WO2023238550A1 (ja) * | 2022-06-10 | 2023-12-14 | コニカミノルタ株式会社 | 画像編集装置、画像編集方法及び画像編集プログラム |
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