JP2018185714A - 調圧弁 - Google Patents

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邦治 戸部
Kuniharu Tobe
邦治 戸部
浩史 頓宮
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浩史 頓宮
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Abstract

【課題】コストの高騰を招くことなく閉弁時における良好な流体遮断性能を確保し得る調圧弁を提供する。
【解決手段】先端に弁体を備えたプランジャ4と、該プランジャ4をシリンダ6に収容して摺動自在に保持するハウジング5と、プランジャ4を先端側がシリンダ6の最深部に突き当たるよう付勢して開弁状態に保つスプリング7(弾発体)と、開弁時における出口圧力の上昇によりプランジャ4をスプリング7の付勢力に抗しシリンダ6の最深部から退動させて閉弁状態とする自動閉弁機構とを備えた調圧弁14に関し、プランジャ4の弁体をシリンダ6に対し摺動自在に内嵌する円柱形状のピストン弁15とし、該ピストン弁15がシリンダ6の最深部から所定長さ退動した位置で燃料1(流体)の抜き出し口11aを閉塞して閉弁状態を成し且つシリンダ6の最深部に突き当たる位置では抜き出し口11aを開通して開弁状態を成すように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、調圧弁に関するものである。
従来、ディーゼルエンジンにおいては、排気ガスが流通する排気管の途中に、酸素共存下でも選択的にNOx(窒素酸化物)をHC(還元剤)と反応させる性質を備えた選択還元型触媒を装備し、該選択還元型触媒の上流側に燃料を添加することにより、該燃料から生成されるHCガスを還元剤として選択還元型触媒上で排気ガス中のNOxと還元反応させ、これによりNOxの排出濃度を低減し得るようにしたものがある。
他方、ディーゼルエンジンの排気浄化を図る場合、排気ガス中のNOxを除去するだけでは十分ではなく、排気ガス中に含まれるパティキュレート(Particulate Matter:粒子状物質)についてもパティキュレートフィルタを通して捕集する必要があるが、この種のパティキュレートフィルタを採用する場合には、目詰まりにより排気抵抗が増加しないうちにパティキュレートを適宜に燃焼除去してパティキュレートフィルタの再生を図る必要がある。
このため、パティキュレートフィルタの前段に、フロースルー型の酸化触媒を付帯装備させ、パティキュレートの堆積量が増加してきた段階で前記酸化触媒より上流の排気ガス中に燃料を添加してパティキュレートフィルタを強制再生することが考えられている。
つまり、酸化触媒より上流の排気ガス中に燃料を添加すれば、その添加燃料(HC)が前段の酸化触媒を通過する間に酸化反応するので、その反応熱で昇温した排気ガスの流入により直後のパティキュレートフィルタの触媒床温度が上げられてパティキュレートが燃やし尽くされ、パティキュレートフィルタの再生化が図られることになる。
このように燃料添加を要する選択還元型触媒やパティキュレートフィルタといった後処理装置に対しては、エンジン駆動用燃料の一部を流用して燃料添加を行うようにしているが、ディーゼルエンジンに採用されているコモンレール式の燃料噴射装置にあっては、フューエルタンクからフィードポンプにより吸い上げた燃料をサプライポンプにより更に昇圧してコモンレールに圧送するようにしているため、エンジン駆動用燃料の一部を後処理装置への燃料添加に流用するにあたっては、この種の燃料添加に適した圧力まで減圧して後処理装置へと送り込む必要がある。
図3及び図4は前述の如き昇圧された燃料1の減圧に用いられている従来の調圧弁2を示すもので、ここに図示している例では、下端に下方へ向け拡径するテーパ弁3を弁体として備えたプランジャ4が、ハウジング5の内部に設けられたシリンダ6に収容されて上下方向に摺動自在に保持され、該シリンダ6の最深部に突き当たるようスプリング7(弾発体)により付勢されている。
ここで、前記プランジャ4は、その軸心方向の途中に中間ピストン8を備え、該中間ピストン8より大径の基端ピストン9をプランジャ4の基端側に備えており、また、前記シリンダ6は、前記中間ピストン8を摺動自在に内嵌せしめる小径部6aと、前記基端ピストン9を摺動自在に内嵌せしめる大径部6bとにより二段階に内径を変更して形成されている。
更に、前記ハウジング5には、前記シリンダ6の小径部6aにおけるテーパ弁3と中間ピストン8とに挟まれた領域に燃料1を導く入口流路10と、前記シリンダ6の最深部から所定長さ離間した位置で燃料1を抜き出す出口流路11とが夫々穿設されている。
そして、前記プランジャ4がシリンダ6の最深部に突き当たる位置でテーパ弁3が弁座12から離間して入口流路10と出口流路11とが開通されることで開弁状態(図3参照)となり、前記プランジャ4がシリンダ6の最深部から所定長さ退動した位置でテーパ弁3が弁座12に当接して入口流路10と出口流路11とが遮断されることで閉弁状態(図4参照)となるようにしてある。
他方、前記シリンダ6の大径部6bにおける前記プランジャ4の中間ピストン8と基端ピストン9とに挟まれた領域が連絡流路13により出口流路11と連通されており、この連絡流路13と前記シリンダ6の大径部6bと前記プランジャ4の中間ピストン8及び基端ピストン9とにより、開弁時における出口圧力の上昇により前記プランジャ4を前記スプリング7の付勢力に抗し前記シリンダ6の最深部から退動させて閉弁状態とする自動閉弁機構が構成されるようにしてある。
この結果、燃料1の出口圧力が規定値以下の時にスプリング7の付勢力が勝ってプランジャ4がシリンダ6の最深部に突き当たる位置まで押し込まれて開弁し、燃料1の出口圧力が前記規定値を超えた時には中間ピストン8と基端ピストン9との受圧面積の差によりプランジャ4が前記スプリング7の付勢力に抗して押し上げられ、前記シリンダ6の最深部から退動されて閉弁することになるので、このような開弁と閉弁の作動を自動的に繰り返すことになって出口圧力が規定圧に調整されることになる。
尚、この種の調圧弁に関連する先行技術文献情報としては、例えば下記の特許文献1等が既に存在している。
特開2013−254253号公報
しかしながら、斯かる従来構造にあっては、テーパ弁3と弁座12とが互いに円錐面同士の嵌め合いとなるため、テーパ弁3や弁座12の加工精度や調圧弁2全体の組立精度により閉弁時における流体遮断性能に個体差が生じ易く、このような流体遮断性能の個体差が減圧幅や減圧後の圧力の安定性にも大きな影響を及ぼすため、テーパ弁3や弁座12の加工精度や調圧弁2全体の組立精度に求められる水準が高くなり、これによりコストが大幅に高騰してしまうという問題があった。
即ち、テーパ弁3と弁座12の如き円錐面同士を互いの勾配まで合わせて正確に製作することは難しく、また、プランジャ4を中間ピストン8と基端ピストン9の二点支持だけで先端のテーパ弁3を正確に弁座12と心合わせすることも難しかったため、テーパ弁3や弁座12の加工精度や調圧弁2全体の組立精度をコストをかけてでも高めないと流体遮断性能に個体差が生じてしまう懸念があった。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、コストの高騰を招くことなく閉弁時における良好な流体遮断性能を確保し得る調圧弁を提供することを目的とする。
本発明は、先端に弁体を備えたプランジャと、該プランジャを内部のシリンダに収容して摺動自在に保持するハウジングと、前記プランジャを先端側が前記シリンダの最深部に突き当たるよう付勢して開弁状態に保つ弾発体と、開弁時における出口圧力の上昇により前記プランジャを前記弾発体の付勢力に抗し前記シリンダの最深部から退動させて閉弁状態とする自動閉弁機構とを備え、流体の出口圧力が規定値以下の時に開弁し且つ該規定値を超えた時には閉弁する作動を繰り返すことで出口圧力を規定圧に調整するようにした調圧弁であって、前記プランジャの弁体を前記シリンダに対し摺動自在に内嵌する円柱形状のピストン弁とし、該ピストン弁が前記シリンダの最深部から所定長さ退動した位置で該シリンダの内周面における流体の抜き出し口を閉塞して閉弁状態を成し且つ前記シリンダの最深部に突き当たる位置では前記抜き出し口を開通して開弁状態を成すように構成したことを特徴とするものである。
而して、このようにした場合、流体の出口圧力が規定値以下の時に弾発体の付勢力が勝ってプランジャがシリンダの最深部に突き当たる位置まで押し込まれ、これによりシリンダの内周面における流体の抜き出し口とピストン弁とが位置ずれして前記抜き出し口が開通することで開弁状態となり、この開弁により出口圧力が上昇して前記規定値を超えた時には自動閉弁機構によりプランジャが前記弾発体の付勢力に抗し前記シリンダの最深部から退動され、前記流体の抜き出し口がピストン弁により閉塞されることで閉弁状態となるので、このような開弁と閉弁の作動を自動的に繰り返すことにより出口圧力が規定圧に調整されることになる。
この際、ピストン弁とシリンダとが互いに円筒面同士の嵌め合いとなっているため、従来の円錐面同士の嵌め合いのように互いの勾配を一致させることまで配慮する必要がなくなり、しかも、ピストン弁自体がシリンダに対し摺動自在に内嵌していることで良好な心合わせも図られるため、特に高いコストをかけて加工を施さなくてもピストン弁とシリンダの円筒面同士の嵌め合いが高い精度で実現され、閉弁時における良好な流体遮断性能が個体差なく確保される。
また、本発明をより具体的に実施するにあたっては、プランジャの途中にピストン弁と同径の中間ピストンを備えると共に、該中間ピストンより大径の基端ピストンをプランジャの基端側に備え、前記ピストン弁及び前記中間ピストンを摺動自在に内嵌せしめる小径部と、前記基端ピストンを摺動自在に内嵌せしめる大径部とにより前記シリンダを二段階に内径を変更して形成し、該シリンダの小径部におけるピストン弁と中間ピストンとに挟まれた領域に流体を導く入口流路と、前記シリンダの最深部から所定長さ離間した位置で流体を抜き出す出口流路とを前記ハウジング内に夫々穿設する一方、前記シリンダの大径部における前記プランジャの中間ピストンと基端ピストンとに挟まれた領域を連絡流路により出口流路と連通させることが好ましい。
而して、このようにすれば、流体の出口圧力が規定値以下で開弁状態となった時に、入口流路からシリンダ内のピストン弁と中間ピストンとの間の領域に導かれた流体が前記抜き出し口から出口流路へ通り抜けるが、これにより流体の出口圧力が上昇して前記規定値を超えた時に、その出口圧力が連絡流路を介しシリンダ内のピストン弁と中間ピストンとに挟まれた領域にも作用する結果、中間ピストンと基端ピストンとの受圧面積の差によりプランジャが前記弾発体の付勢力に抗して前記シリンダの最深部から退動され、前記流体の抜き出し口がピストン弁により閉塞されることで閉弁状態となり、入口流路と出口流路とが遮断されることになる。
上記した本発明の調圧弁によれば、特に高いコストをかけて加工を施さなくてもピストン弁とシリンダの円筒面同士の嵌め合いを高い精度で実現することができ、閉弁時における良好な流体遮断性能を個体差なく確保することができるので、必要十分な減圧幅を確実に得ることができ且つ減圧後の圧力の安定化を図ることもできるという優れた効果を奏し得る。
本発明を実施する形態の一例における開弁状態を示す断面図である。 図1の形態例における閉弁状態を示す断面図である。 従来例における開弁状態を示す断面図である。 従来例における閉弁状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2は本発明を実施する形態の一例を示すもので、本形態例においては、先に説明した図3及び図4の従来例と略同様に構成された調圧弁14となっていて、図3及び図4と同一の符号を付した部分は同一物を表わしているが、ハウジング5の内部に設けられたシリンダ6に収容されて上下方向に摺動自在に保持されているプランジャ4の弁体が、前記シリンダ6に対し摺動自在に内嵌する円柱形状のピストン弁15となっており、該ピストン弁15が前記シリンダ6の最深部から所定長さ退動した位置で該シリンダ6の内周面における燃料1の抜き出し口11aを閉塞して閉弁状態を成し且つ前記シリンダ6の最深部に突き当たる位置では前記抜き出し口11aを開通して開弁状態を成すように構成されているところが図3及び図4の従来例と相違している。
即ち、前記プランジャ4は、その軸心方向の途中に中間ピストン8を備え、該中間ピストン8より大径の基端ピストン9をプランジャ4の基端側に備えており、また、前記シリンダ6は、前記中間ピストン8を摺動自在に内嵌せしめる小径部6aと、前記基端ピストン9を摺動自在に内嵌せしめる大径部6bとにより二段階に内径を変更して形成されていて、前記ハウジング5には、前記シリンダ6の小径部6aにおけるピストン弁15と中間ピストン8とに挟まれた領域にエンジン駆動用の燃料1(流体)の一部を導く入口流路10と、前記シリンダ6の最深部から所定長さ離間した位置で燃料1を抜き出す出口流路11とが夫々穿設されている。
そして、前記プランジャ4がシリンダ6の最深部に突き当たる位置でシリンダ6の内周面における燃料1の抜き出し口11aとピストン弁15とが位置ずれして前記抜き出し口11aが開通することで開弁状態を成し、前記プランジャ4がシリンダ6の最深部から所定長さ退動した位置で燃料の抜き出し口11aがピストン弁15により閉塞されることで閉弁状態を成すようにしてある。
他方、前記シリンダ6の大径部6bにおける前記プランジャ4の中間ピストン8と基端ピストン9とに挟まれた領域が連絡流路13により出口流路11と連通されており、この連絡流路13と前記シリンダ6の大径部6bと前記プランジャ4の中間ピストン8及び基端ピストン9とにより自動閉弁機構が構成され、開弁時における出口圧力の上昇により前記プランジャ4を前記スプリング7の付勢力に抗し前記シリンダ6の最深部から退動させて閉弁状態とするようになっている。
尚、図1及び図2では説明の便宜上から図示を省略してあるが、シリンダ6の最深部とピストン弁15との間に残存する燃料1については、プランジャ4の軸心部等にリリーフ流路を穿設し、該リリーフ流路を通し燃料1を自由に排出させることで前記プランジャ4の作動に抵抗を与えないようにしてある。
而して、このように調圧弁14を構成すれば、燃料1の出口圧力が規定値以下の時にスプリング7の付勢力が勝ってプランジャ4がシリンダ6の最深部に突き当たる位置まで押し込まれ、これによりシリンダ6の内周面における流体の抜き出し口11aとピストン弁15とが位置ずれして前記抜き出し口11aが開通することで開弁状態(図1参照)となり、入口流路10からシリンダ6内のピストン弁15と中間ピストン8との間の領域に導かれた燃料1が前記抜き出し口11aから出口流路11へ通り抜けるが、これにより燃料1の出口圧力が上昇して前記規定値を超えた時には、その出口圧力が連絡流路13を介しシリンダ6内のピストン弁15と中間ピストン8とに挟まれた領域にも作用する結果、中間ピストン8と基端ピストン9との受圧面積の差によりプランジャ4が前記スプリング7の付勢力に抗し押し上げられて前記シリンダ6の最深部から退動され、前記燃料1の抜き出し口11aがピストン弁15により閉塞されることで閉弁状態(図2参照)となって入口流路10と出口流路11とが遮断されるので、このような開弁と閉弁の作動を自動的に繰り返すことで出口圧力が規定圧に調整されることになる。
この際、ピストン弁15とシリンダ6とが互いに円筒面同士の嵌め合いとなっているため、従来の円錐面同士の嵌め合いのように互いの勾配を一致させることまで配慮する必要がなくなり、しかも、ピストン弁15自体がシリンダ6に対し摺動自在に内嵌していることや、プランジャ4がピストン弁15と中間ピストン8と基端ピストン9とによる三点支持となることにより良好な心合わせも図られるため、特に高いコストをかけて加工を施さなくてもピストン弁15とシリンダ6の円筒面同士の嵌め合いが高い精度で実現され、閉弁時における良好な流体遮断性能が個体差なく確保される。
従って、上記形態例によれば、特に高いコストをかけて加工を施さなくてもピストン弁15とシリンダ6の円筒面同士の嵌め合いを高い精度で実現することができ、閉弁時における良好な流体遮断性能を個体差なく確保することができるので、必要十分な減圧幅を確実に得ることができ且つ減圧後の圧力の安定化を図ることもできる。
尚、本発明の調圧弁は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、後処理装置に添加するための燃料の減圧に用いた場合について例示しているが、燃料以外の高圧流体の減圧にも同様に用いることができること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 燃料(流体)
4 プランジャ
5 ハウジング
6 シリンダ
6a 小径部
6b 大径部(自動閉弁機構)
7 スプリング(弾発体)
8 中間ピストン(自動閉弁機構)
9 基端ピストン(自動閉弁機構)
10 入口流路
11 出口流路
11a 抜き出し口
13 連絡流路(自動閉弁機構)
14 調圧弁
15 ピストン弁(弁体)

Claims (2)

  1. 先端に弁体を備えたプランジャと、該プランジャを内部のシリンダに収容して摺動自在に保持するハウジングと、前記プランジャを先端側が前記シリンダの最深部に突き当たるよう付勢して開弁状態に保つ弾発体と、開弁時における出口圧力の上昇により前記プランジャを前記弾発体の付勢力に抗し前記シリンダの最深部から退動させて閉弁状態とする自動閉弁機構とを備え、流体の出口圧力が規定値以下の時に開弁し且つ該規定値を超えた時には閉弁する作動を繰り返すことで出口圧力を規定圧に調整するようにした調圧弁であって、前記プランジャの弁体を前記シリンダに対し摺動自在に内嵌する円柱形状のピストン弁とし、該ピストン弁が前記シリンダの最深部から所定長さ退動した位置で該シリンダの内周面における流体の抜き出し口を閉塞して閉弁状態を成し且つ前記シリンダの最深部に突き当たる位置では前記抜き出し口を開通して開弁状態を成すように構成したことを特徴とする調圧弁。
  2. プランジャの途中にピストン弁と同径の中間ピストンを備えると共に、該中間ピストンより大径の基端ピストンをプランジャの基端側に備え、前記ピストン弁及び前記中間ピストンを摺動自在に内嵌せしめる小径部と、前記基端ピストンを摺動自在に内嵌せしめる大径部とにより前記シリンダを二段階に内径を変更して形成し、該シリンダの小径部におけるピストン弁と中間ピストンとに挟まれた領域に流体を導く入口流路と、前記シリンダの最深部から所定長さ離間した位置で流体を抜き出す出口流路とを前記ハウジング内に夫々穿設する一方、前記シリンダの大径部における前記プランジャの中間ピストンと基端ピストンとに挟まれた領域を連絡流路により出口流路と連通させたことを特徴とする請求項1に記載の調圧弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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