JP2018183544A - 放香発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器内から芳香液を送出する毛細管現象と、前記容器内での前記芳香液の体積変化に追従した前記容器の変形とを組み合わせることにより、容器内への空気の流入を防止する。【解決手段】芳香液から匂い及び/又は消臭成分を揮散させる放香発生装置において、匂い成分を揮散させる芳香液を収納する袋体と、前記袋体内から前記芳香液を毛細管現象で前記袋体から送出する紐状体と、を有し、前記袋体は、前記紐状体の毛細管現象による芳香液の送出に伴う体積変化に応じて内容積が縮小する素材からなるものである。【選択図】図1

Description

本発明は、匂いを揮散する芳香液を収容した容器から毛細管現象で芳香液を送出する放香発生装置に関する。
従来から、容器に入れた芳香液に繊維などを束ねた芯材の下部を浸し、毛細管現象で上昇した芳香液から芳香成分を空気中に揮散する芳香器が知られている。
また、芳香液を収納し口部先端部に含浸材を設けた容器を倒立させて、受皿に配置した含浸体と口部先端部の含浸材とを接触させ、毛細管現象により芳香液を含浸体に移行させる構造が特許文献1に開示されている。
実開昭61−194536号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置の容器本体は、液体芳香剤を送出する際に内容積が変化しない固形構造であり、明細書に記載されているように、倒立した容器からの液体芳香剤の送出による容器本体内空気の圧力変化により、容器内に外気が流入し、液体芳香剤の供給が停止された状態でも、液体芳香剤は密閉状態の容器とは言え常時空気と接触しているため、酸化による香りの強度低下や鮮度低下が防げず、匂いの変化なども起こってしまうという課題があった。
本発明の目的は、容器内から液体芳香剤(芳香液)を送出する毛細管現象と、前記容器内での前記芳香液の体積変化に追従した前記容器の変形とを組み合わせることにより、容器内への空気の流入を防止する放香発生装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係る放香発生装置は、芳香液から匂い及び/又は消臭成分を揮散させる放香発生装置において、匂い及び/又は消臭成分を揮散させる芳香液を収納する袋体と、前記袋体内から前記芳香液を毛細管現象で前記袋体から送出する紐状体と、を有し、前記袋体は、前記紐状体の毛細管現象による芳香液の送出に伴う体積変化に応じて内容積が縮小する素材からなることを特徴とする。
本発明に係る放香発生装置は、さらに、前記送出された前記芳香液を面状に拡散する面状体を有することを特徴とする。
本発明に係る放香発生装置における前記面状体は、毛細管現象を発生させる紐状体を複数本放射状に配置したものであることを特徴とする。
本発明に係る放香発生装置における前記面状体は、毛細管現象を発生させる紐状体を渦巻状に引廻したものであることを特徴とする。
本発明に係る放香発生装置は、さらに、前記面状体が拡散させた芳香液から匂い成分を揮散させる揮散体を有することを特徴とする。
本発明に係る放香発生装置における前記揮散体は、複数の面を有する面状体であり、前記複数本の紐状体は、前記揮散体の各面に芳香液をそれぞれ供給するものであることを特徴とする。
本発明に係る放香発生装置における前記揮散体は、前記複数の面を異なる方向に向けて有することを特徴とする。
前記紐状体は、毛細管現象による前記芳香液の送出を調整する流量調整機構を有することを特徴とする。
以上、説明したように、本発明によれば、芳香液から匂い及び/又は消臭成分を揮散させる放香器において、匂い及び/又は消臭成分を揮散させる芳香液を収容する袋体と、前記袋体から前記芳香液を毛細管現象で送出する紐状体と、を有し、前記袋体は、前記紐状体及び前記面状体による芳香液の送出に伴う体積変化に応じて内容積が縮小する素材からなる構成を採用したため、容器内に紐状体を通して外気の侵入を回避して、容器内の芳香液の変質を防止することができ、所期の匂い成分を揮散することができる。すなわち、芳香液が外気による酸化作用などで変質することがなく、芳香液から揮散させる匂い成分の変化を防止して、匂い、もしくは消臭成分による効果を十分に発揮することができる。
さらに、本発明によれば、前記袋体は、前記紐状体及び前記面状体による芳香液の送出に伴う体積変化に応じて内容積が縮小する素材からなる構成を採用したため、前記容器内から芳香液を送出する開始時点と、前記容器内から前記芳香液を十分に送出した時点での前記容器の外形形態が変化するため、前記容器の外形形態を監視することにより、前記芳香液が消費された容器を芳香液が充填された新しい容器に交換する時期を視認することができる。これにより、容器の交換時期を容易に判別することができる。
さらに本発明によれば、前記送出された前記芳香液を面状に拡散する面状体を有するため、前記袋体に接続した前記紐状体によって発生する毛細管現象が、前記面状体と揮散体で増幅することができる。従って、前記面状体や揮散体の形態を調節することにより、前記袋体からの前記芳香液の送出量を適宜調節することができる。また、紐状体の途中に毛細管現象による前記芳香液の送出を調整する流量調整機構を設けることで前記芳香液の送出量を適宜調節することができる。
特許文献1の放香器では、容器を倒立状態に設置する必要がある。これに対して、本発明では紐状体の毛細管現象で袋体内から芳香液を送出する構成であるため、袋体の設置姿勢に左右されることなく、前記袋体から芳香液を送出することができ、前記袋体の設置姿勢に自由度をもたせることができる。
本発明の実施形態1に係る放香発生装置の全体構成を示す図であり、図1(a)は正面図、図1(b)は側面図である。 本発明の実施形態1に係る放香発生装置における芳香液を収用した袋体と紐状体とをメスコネクタ及びオスコネクタで結合する構造を示す断面図である。 図2に示すメスコネクタ及びオスコネクタの構造を分解して示す図であり、図3(a)は袋体側に設けたメスコネクタを示す断面図、図3(b)は使用前の袋体をシールする外気遮断用パッキンを示す正面図、図3(c)は紐状体側に設けたオスコネクタを示す断面図、図3(d)は図3(c)のA−A線に沿う断面図である。 本発明の実施形態2に係る放香発生装置における芳香液を収用した袋体と紐状体とをねじ構造で結合する構造を示す図であり、図4(a)は正面図、図4(b)は側面図である。 図4に示すねじ構造のうち吐出口側の構造を分解して示す図であり、図5(a)は吐出側の構造を示す断面図、図6(b)は袋体を密閉する蓋を示す断面図、図5(c)は使用前の袋体をシールする外気遮断用パッキンを示す正面図である。 図4に示すねじ構造のうち吐出口側の構造を示す断面図である。 本発明の実施形態3に係る放香発生装置における紐状体の毛細管現象を増幅させる構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態4に係る放香発生装置における紐状体の毛細管現象を増幅させる構造の他の例を示す斜視図である。 本発明の実施形態5に係る放香発生装置における紐状体の毛細管現象を増幅させる構造の他の例を示す斜視図である。 本発明の実施例において実験開始時の状態を撮影した写真である。 本発明の実施例において実験開始時から105時間が経過した状態を撮影した写真である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
[実施形態1]
図1(a)は本発明の実施形態1に係る放香発生装置の全体構成を示す正面図、図1(b)は側面図である。図2は本発明の実施形態1に係る放香発生装置における芳香液を収用した袋体と紐状体とをメスコネクタ及びオスコネクタで結合する構造を示す断面図、図3(a)は図2に示すメスコネクタ及びオスコネクタの構造のうち袋体側に設けたメスコネクタを示す断面図、図3(b)は使用前の袋体をシールする外気遮断用パッキンを示す正面図、図3(c)は紐状体側に設けたオスコネクタを示す断面図、図3(d)は図2(c)のA−A線に沿う断面図である。
図1(a)(b)に示すように、本発明の実施形態1に係る放香発生装置1は、芳香液2から匂い成分を揮散させる放香発生装置1を対象とするものであり、匂い成分を揮散させる芳香液2を収納する袋体3と、芳香液2を毛細管現象で袋体3から送出する紐状体4と、を有しており、袋体3は、紐状体4の毛細管現象による芳香液の送出に伴う体積変化に応じて内容積が縮小する素材からなるものである。
紐状体4は、図2に示すようにオスコネクタ11の中空部に保持されており、紐状体4を内包するオスコネクタ11を袋体3内に挿し込むことで、オスコネクタ11の頭部の透孔11dより紐状体4の上端部4aに芳香液2が浸透し、毛細管現象によって袋体3内から芳香液2を紐状体4に送出する。紐状体4の下端部4bは開放されており、その下端部4bを通して芳香液2を常時送出する。紐状体4の一例として複数本の繊維を紐状に束ねて前記毛細管現象を発生させているが、これに限られるものではない。1本又は複数本の紐を撚った構成、或いは合成繊維,ガラス繊維,木綿糸,紙繊維、中空膜などを束ねた構造、或いは織物組織を紐状に丸めた構造などにより、毛細管現象を発生させるようにしてもよく、要は袋体3から芳香液2を送出する毛細管現象を発生させる構造であれば、いずれの紐状体であってもよい。
また、紐状体4には、袋体3内から芳香液2を紐状体4に送出する芳香液2の送出量を調整(毛細管力による送出量調整)する流量調整機構4cを設けても良い。流量調整機構4cの形状は、クリップ型、ねじ型等、芳香液2の送出量を調整可能な構造であればよい。流量調整機構4cによって、最適な量の匂い及び/又は消臭成分を空間に放出するものである。
組をなすメスコネクタ10及びオスコネクタ11について、紐状体4を袋体3に取付ける構造を図2及び図3に基づいて説明する。
図2及び図3に示すように、メスコネクタ10には、上下に貫通する流路10aが確保されており、流路10aに対面するメスコネクタ10の内周面にはリング状の溝部10bが設けられている。オスコネクタ11は、メスコネクタ10の流路10a内に圧入される中空の筒部11aと、筒部11aの下端に設けたフランジ11bと、を有し、オスコネクタ11は、筒部11a内に紐状体4を保持している。筒部11aの上端部11cの側部には、袋体3内の芳香液2を紐状体4に誘導する透孔11dが設けられ、筒部11aの外周面にはリング状の溝部10bに嵌合させるリング状の凸部11eが設けられ、フランジ11bにはリング状の溝部11fが設けられている。メスコネクタ10の袋体3側の開口端は使用前の状態で外気遮断用パッキン12によりシールされ、外気遮断用パッキン12にはオスコネクタ11で破断されるスリット12aが切り込まれている。なお、外気遮断用パッキン12の膜厚によっては、スリット12aを設けなくてもよい。メスコネクタ10の溝部10bとオスコネクタ11の凸部11eは、オスコネクタ11がメスコネクタ10の外気遮断用パッキン12を開封して芳香液2内に挿し込まれた際に、オス、メス両コネクタを最適な位置に固定し、且つオスコネクタ11がメスコネクタ10より容易に外れることを防ぐ嵌合のための凹凸となっている。
メスコネクタ10とオスコネクタ11によって、開口部に紐状体4を内包することになった袋体3は図1(a)(b)に示すように、放香発生装置1の本体をなす筐体5内に組み込まれる。具体的に説明すると、筐体5は、その内部が仕切板6で上下に仕切られている。筐体5の上部空間7内には袋体3が交換可能に収容されている。図1(a)(b)の例では、筐体5の天板の内面に吊具9を取付け、袋体3の上辺側を吊具9で支え、袋体3の下部に設けたメスコネクタ10を下向きにして、袋体3を筐体5の上部空間7内に収容している。また、筐体5の仕切板6には切込み6aが形成され、切込み6aの端縁がオスコネクタ11の溝部11fに嵌合される。なお、吊具9に代えて支え具を用いて袋体を支えるようにしてもよい。
袋体3は図1(a)(b)及び図2に示すように、紐状体4の毛細管現象による芳香液2の送出に伴う体積変化に応じて内容積が縮小する素材からなるものであり、その素材としては可撓性のある素材が用いられる。袋体3内には揮散性の芳香液2が収納されるものである。芳香液2は空気に触れると、変質する特性を有しているため、そのことを考慮して、袋体3の素材としてアルミニウム薄膜を用いている。アルミニウム薄膜は空気を遮断する特質を備えており、本発明の実施形態1では、そのアルミニウム薄膜を袋状に成形し、その内部に芳香液2を収納する構成を採用したが、これに限られるものではない。芳香液2に浸食されず、且つ空気を通さない材質であれば、合成樹脂を袋体1の素材として用いてもよい。要は、袋体3の素材として、紐状体4の毛細管現象による芳香液2の送出に伴う体積変化に応じて内容積が縮小する素材であれば、いずれのものであってもよい。その場合、袋体3の素材として、芳香液2に浸食されず、且つ空気を通さない材質であることを考慮する必要がある。
次に、実施形態1に係る放香発生装置1を用いて、空間に匂い及び/又は消臭成分を放出する場合について説明する。
図1(a)(b)及び図2に示すように、袋体3のメスコネクタ10を下向きにし、メスコネクタ10にオスコネクタ11を位置合わせして、オスコネクタ11の筒部11aをメスコネクタ10の流路10a内に圧入し、筒部11aの上端部11cでメスコネクタ10の外気遮断用パッキン12のスリット12aを破断して袋体3の下部を開封し、オスコネクタ11の透孔11dを含む上端部11cを袋体3内に挿し込む。
図1(a)(b)の示すように、袋体3の上辺側を吊具9に取付けて筐体5の上部空間7内に収容する。上部空間7内に収容する際、オスコネクタ11のフランジ11bを仕切板6の切込み6aに横方向から挿し込むと、フランジ11の溝部11fに切込み6aの端縁が食い込む。このため、フランジ11の溝部11fと切込み6aの端縁との嵌合により、オスコネクタ11が仕切板6の切込み6a内に定着される。
図2に示すように、袋体3内の芳香液2内に、透孔11dを持つオスコネクタ11が差し込まれているため、芳香液2が透孔11dを通して紐状体4に供給される。これにより、紐状体4が芳香液2で浸されるため、紐状体4に毛細管現象が発生し、その毛細管現象を受けて芳香液2が袋体3から紐状体4を通して送出される。紐状体4に送出された芳香液2は、毛細管現象によって面状体20に伝わり、次に揮散体21に伝わって揮散し、匂い及び/又は消臭成分を空間に放出する。
以上、説明したように、本発明の実施形態1によれば、芳香液から匂い成分を揮散させる放香発生装置において、匂い成分を揮散させる前記芳香液を収容する袋体と、前記袋体から前記芳香液を毛細管現象で送出する紐状体と、を有し、前記袋体は、前記紐状体及び前記面状体による前記芳香液の送出に伴う体積変化に応じて内容積が縮小する素材からなる構成を採用したため、容器内に紐状体を通して外気の侵入を回避して、容器内の前記芳香液の変質を防止することができ、所期の匂い成分を揮散することができる。すなわち、前記芳香液が外気による酸化作用などで変質されることがなく、前記芳香液から揮散させる匂いの変化を防止して、匂い及び/又は消臭成分による効果を十分に発揮することができる。
さらに本発明の実施形態1によれば、前記袋体は、前記紐状体及び前記面状体による前記芳香液の送出に伴う体積変化に応じて内容積が縮小する素材からなる構成を採用したため、前記容器内から前記芳香液を送出する開始時点と、前記容器内から前記芳香液を十分に送出した時点での前記容器の外形形態が変化するため、前記容器の外形形態を監視することにより、前記芳香液が消費された容器を前記芳香液が充填された新しい容器に交換する時期を視認することができる。これにより、容器の交換時期が容易に判別することができる。
特許文献1の放香器では、容器を倒立状態に設置する必要がある。これに対して、本発明の実施形態1では紐状体の毛細管現象で袋体内から芳香液を送出する構成であるため、袋体の設置姿勢に左右されることなく、前記袋体から前記芳香液を送出することができ、前記袋体の設置姿勢に自由度をもたせることができる。
図1乃至図3において、異なる香り成分や消臭成分を使用するために袋体3を交換する際や、袋体3内の芳香液2が全て消費され空になった際などには、使用中の袋体3を別の芳香液2が充填された袋体3に交換するとともに、未使用の紐状体4を内包する別のオスコネクタ11に交換する必要がある。実施形態1では、オスコネクタ11のフランジ11bを仕切板6の切込み6aに着脱可能に挿し込みむという構成を採用することにより、未使用の芳香液2が充填された袋体3の交換時に紐状体4も未使用のものに交換でき、香りや消臭成分が異なる芳香液2同士が紐状体4内で混合してしまうことを防ぐことができ、所期の匂い成分を揮散させることができる。その際、面状体20と揮散体21も未使用の物に交換することで、同じく成分や匂いが異なる芳香液2同士が面状体20と揮散体21内で混合することを防ぐことができる。
[実施形態2]
図1乃至図3に示す実施形態1では、紐状体4を袋体3に挿し込み結合させるために、メスコネクタ10とオスコネクタ11とを用いたが、これに限られるものではない。メスコネクタ10及びオスコネクタ11以外の接合構造の一例を実施形態2として図4乃至図6に基づいて説明する。
図5(a)(b)(c)及び図6に示すように、袋体3の吐出口13には、上下に貫通する流路13aが確保されており、流路13aの上流側の吐出口13の内周面にはめねじ14が刻設してあり、流路13aの下流側の吐出口13の外周面にはおねじ15が刻設してある。図6に示すように、吐出口13と組をなす接続口16には流路16aを上下に貫通させて設けてあり、接続口16の流路16a内には紐状体4を保持している。接続口16の上端部には吐出口13のめねじ14に螺合させるおねじ17が刻設されている。紐状体4の一端4aは袋体3内に押し込まれ芳香液2を毛細管現象で紐状体に導くのに必要な長さ分だけ引き出されている。
図5(a)(b)に示すように、吐出口13の下方の開放口側は図3(a)に示す実施形態1と同様に、外気遮断パッキン18で閉塞されている。図5(c)に示すように、外気遮断パッキン18の中央部には、紐状体4を挿通させるためのスリット18aが切り込まれている。図5(a)(b)(c)に示すように、芳香液2を収納した袋体3を保管する際には、吐出口13のおねじ15に蓋19のめねじ19aが螺合され、吐出口13が覆われるため、外気遮断パッキン18のスリット18aを介して袋体3内の芳香液2が外気に触れるのを回避している。なお、外気遮断用パッキン18の膜厚によっては、スリット18aを設けなくてもよい。
図6に示すように、紐状体4は、その上端部4aが袋体3内の芳香液2に挿し込まれ、前記毛細管現象で袋体3内から芳香液2を送出することになる。紐状体4の下端部4bが開放され、その開放端を通して芳香液2を常時送出するようになっている。
実施形態2に係る放香発生装置1を用いて、空間に匂い又は消臭成分を放香する場合について説明する。
未使用の芳香液2を収納した袋体3に紐状体4を内包した接続口16を取付ける手順を説明する。袋体3の吐出口13を上向きにして蓋19を取り外す。蓋19を取り外した状態であっても、吐出口13の端面に設けられた外気遮断パッキン18により、袋体3内の芳香液2は外気と接触しないように保護されている。
図6に示す接続口16のおねじ17を袋体3の吐出口13の内部に設けられためねじ14にねじ込む。具体的には、吐出口13の端面に設けられた外気遮断パッキン18のスリット18aを破断し、外気遮断パッキン18を通して吐出口13内に向けて接続口16を挿入し、おねじ17をめねじ14にねじ込む。接続口16のおねじ17を吐出口13のめねじ14にねじ込むと、接続口16内に保持された紐状体4の上端部4aが袋体3内の芳香液2に挿し込まれる。
紐状体4を内包する接続口16を袋体3の吐出口13に取付けた後、袋体3の吐出口13を重力方向下向きに向け、それを筐体5内に吊下げた状態で接続口16の溝部16bを仕切板6の切込み6a内に挿し込む。これにより、袋体3内の芳香液2に紐状体4による毛細管現象が作用し、その毛細管現象を受けて芳香液2が袋体3から紐状体4を通して送出される。
紐状体4を通して送出された芳香液2は外気に触れて揮散し、匂い又は消臭成分を空間に放出する。
実施形態2によれば、袋体の吐出口13を接続口16で密封するため、未使用の芳香液が空気に触れるのを確実に回避することができる。
[実施形態3]
上述した実施形態1及び実施形態2では、紐状体4による毛細管現象のみで袋体3内の芳香液2を送出する構成としたが、これに限られるものではなく、紐状体4による毛細管現象を面状体20で増幅し、更に揮散体21で増幅する構成としてもよい。次に、本発明の実施形態3を図6、図7及び図8に基づいて詳細に説明する。
図6及び図7に示す面状体20の例では、紐状体4の開放された端部である前記他端部の束ねを解いて複数本の単繊維群4,4,4・・・4を得て、これらの単繊維4,4,4・・・4を面状に配置して面状体20を構成している。図6及び図7に面状体20の例では、面状に配置した複数本の単繊維群4,4,4・・・4で発生する毛細管現象を紐状体4が発生する毛細管現象に加えることにより、紐状体4が発生する毛細管現象を増幅させている。
図6及び図7に示す実施形態では、紐状体4の開放された端部の束ねを解いて複数本の単繊維群4,4,4・・・4を得た例を示したが、これに限られるものではない。図8に示すように、紐状体4の開放された端部を束ねたままで、紐状体4の全長を延長させて、紐状体4の延長部4dを渦巻状に引廻すことにより、その渦巻状の紐状体4の延長部4dにより面状体20を構成するようにしてもよいものである。
なお、面状体20として複数本の単繊維群を用いたが、これに限られるものではなく、面状体20として、不織布,フェルト,紙材,多孔質のセラミック等を用いてもよい。要は、面状体20としては、多孔質の浸透性のある素材であれば良く、紐状体4の毛細管現象によって導かれた芳香液を揮散させ、紐状体4の毛細管現象を増幅させることができる構成であれば、いずれのものであってもよい。
図6,図7及び図8に示す本発明の実施形態3によれば、前記送出された前記芳香液を面状に拡散する面状体を有するため、前記袋体に接続した前記紐状体が発生する毛細管現象を前記面状体で増幅することができる。従って、前記面状体の形態を調節することにより、前記袋体からの前記芳香液の送出量を適宜調節することができる。
[実施形態4]
図6及び図7に示すように、袋体3から露出している紐状体4及び面状体20は外気に触れているため、紐状体4及び面状体20の箇所で芳香液2の一部は揮散して匂い成分を放出することになるが、芳香液2から前記匂い成分が揮散するための効率をより向上させる必要がある。
次に、本発明の実施形態4を図9に基づいて詳細に説明する。
図9に示す本発明の実施形態4では、開放された紐状体の下端部4bを複数の単繊維群4,4,4・・・4に分け、その先端部を通して芳香液2を常時引き出すようになっており、更に複数本の単繊維群4,4,4・・・4はその先端部が複数の揮散体21の屈曲部21bに面接触させている。揮散体21は面状に構成され、複数本の単繊維群4,4,4・・・4から供給された芳香液2を全面に拡散して、芳香液2からの匂い成分の揮散効率を向上させている。
図9に示す本発明の別の実施形態では、前記面状をなす複数の揮散体21を送風機25による送風方向に沿って並列に配置している。そして、芳香液2は紐状体の端部4bから前記並列配置の複数の揮散体21に拡大して拡散し、送風機25の送風力を受けて匂い成分を揮散するため、屈曲部21bを含む屈曲した揮散体全体の面積分に相当する匂い成分を揮散することになり、揮散する匂い成分の揮散量を増大させている。
図9に示す揮散体21では、送風機25側の揮散体21の端縁(図1に示す)を面状体収納フレーム22に取付けた蝶番27で支持し、揮散体21を送風機25による送風方向に対して左右任意の方向に向けることにより、揮散体21からの匂い成分の放出方向に指向性を持たせてもよい。
また、揮散体21及び延長面21aの形状は、図1(a)(b)、図4(a)(b)、及び図9の形状に限らず、中空の筒状/箱状のもの等でも良い。なお、揮散体21及び延長面21aの材質は、面状体20と同様に、不織布,フェルト,紙材,多孔質のセラミック等を用いてもよい。要は、揮散体21及び延長面21aとしては、多孔質の浸透性のある素材であれば良く、紐状体4の毛細管現象によって導かれた芳香液を揮散させ、紐状体4の毛細管現象を増幅させることができる構成であれば、いずれのものであってもよい。
[実施形態5]
面状体20に拡散した芳香液2の揮散を促進する別の構成を実施形態5として説明する。
図1(a)(b)及び図4(a)(b)に示すように、筐体5の下部空間8内に通気性を有する面状体収納フレーム22を設置し、面状体収納フレーム22で前記面状をなす揮散体21を支持している。面状体収納フレーム22へ空気を導くための空気取入口23を筐体5に開口し、揮散体21から揮散した匂い成分を筐体5の外部に導く放香放出口24を筐体5に開口している。空気取入口23側には送風機25をファンフード26内に設置し、送風機25は空気取入口23から空気を取り入れ、その空気を揮散体21に接触させて、芳香液2からの匂い成分の揮散を促進させている。
図1(a)(b)及び図4(a)(b)に示す揮散体21の例では、揮散体21から面状の延長面21aを延設し、その延長面21aを送風機25による送風力の及ぶ範囲内でジクザク状に折り曲げて配置している。図1(a)(b)及び図4(a)(b)に示すように、芳香液2は面状体20及び揮散体21及びジクザク状の延長面21aに拡大して拡散し、送風機25の送風力を受けて匂い成分を揮散するため、延長した延長面21aの面積分に相当する匂い成分を揮散することになり、揮散する匂い成分の揮散量を増大させている。
本発明の実施形態5によれば、前記揮散体は、複数の面を有する面状体であり、前記複数本の紐状体は、前記揮散体の各面に芳香液をそれぞれ供給する構成を採用することにより、前記揮散体の複数の面に芳香液を均一に供給することができ、前記揮散体の複数の面から匂い成分を均一に揮散することができる。
さらに、本発明の実施形態5によれば、前記揮散体は、前記複数の面を異なる方向に向けて有するため、前記複数の面からの匂い成分の揮散方向に指向性をもたせることができ、放香器を設置した空間内に隈なく匂い成分を揮散することができる。さらに、前記揮散体から芳香液の揮散を促進するために送風機を用いることになるが、その送風機の送風方向が一方向であるが、前記複数の面からの匂い成分の揮散方向に指向性をもたせているため、前記送風機の送風方向が一方向であっても、前記揮散体からの匂い成分を異なる方向へ揮散することができ、放香器を設置した空間内に隈なく匂い成分を揮散することにより、前記空間内での匂い成分の即効性を達成することができる。
[実施例]
以上説明した実施形態の構成に基づいた次の実験を実施した。その実験には、縦寸法が16cm、横寸法が10.3cm、奥行寸法が4.6cmの袋体3(容量200ml)を用い、その袋体3内に芳香液2に相当する水を充填した。芳香液2として水を用いることにより、袋体3内に外気が混入すれば、水中に気泡が生じることになり、その気泡の発生の有無を判別しやすくなる。
さらに、袋体3の素材として、袋体3内での芳香液2の挙動及び袋体3が紐状体4の毛細管現象による芳香液2の送出に伴う体積変化に応じて内容積が縮小する状態を可視化するため、膜厚が約0.5mmの透明性の合成樹脂を用いた。袋体3の吐出口13内の流路13aの口径を7mmφに設定した。紐状体4としては、94%ポリエステル,6%ポリウレタンの平織組織を紐状に束ねて7mmφ、長さ100mmの紐状体4として用い、これを袋体3の吐出口13の流路13a内に保持させた。
図10は、実験開始時の状態を示すものであり、吐出口13を下向きにして袋体3を倒立姿勢に保ち、紐状体4が袋体3から毛細管現象で送出した水(芳香液2)をペットボトル28の皿で受け止めた。
図11は、実験開始時から105時間が経過した状態を示している。図10から図11に至る過程において、水(芳香液2)中に外気による気泡が発生したかを観察した。
図10から図11に至る過程において、水(芳香液2)が袋体3から徐々に紐状体4の毛細管現象で送出され、ペットボトル28中の水嵩が徐々に増え、図11の状態では、ペットボトル28内の水嵩が180mlに達した。この過程において、袋体3内の水(芳香液2)中に気泡の発生は見られず、ペットボトル28中の水嵩が増えるに従って、袋体3内の体積変化が生じ、その体積変化に応じて内容積が縮小する状態を観察できた。
図10から図11に至る過程を観察した結果に基づいて、袋体3が紐状体4の毛細管現象による芳香液2の送出に伴う体積変化に応じて内容積が縮小する状態を観察し、且つ袋体3内の水(芳香液2)中での気泡の発生が確認できなかったので、袋体3内には外気が侵入せずに紐状体4の毛細管現象で袋体3から水(芳香液2)が送出することが実証できたとの結論を得た。
以上の結論から、本発明の実施形態に係る放香発生装置は所期の動作をして、芳香液から匂い成分を揮散するとの実証を得た。
本発明は、その本質的特性から逸脱することなく数多くの形式のものとして具体化することができる。よって、上述した実施形態は専ら説明上のものであり、本発明を制限するものではないことは言うまでもない。
1 放香発生装置
2 芳香液
3 袋体
4 紐状体
,4,4・・・4 単繊維群
4a 上端部
4b 下端部
4c 流量調整機構
4d 延長部
5 筐体
6 仕切板
7 上部空間
8 下部空間
9 吊具
10 メスコネクタ
10a 流路
10b 溝部
11 オスコネクタ
11a 筒部
11b フランジ
11c 上端部
11d 透孔
11e 凸部
11f 溝部
12 外気遮断用パッキン
12a スリット
13 吐出口
13a 流路
14 めねじ
15 おねじ
16 接続口
16a 流路
16b 溝部
17 おねじ
18 外気遮断パッキン
18a スリット
19 蓋
20 面状体
21 揮散体
21a 延長面
21b 屈曲部
22 面状体収納フレーム
23 空気取入口
24 放香放出口
25 送風機
26 ファンフード
27 蝶番
28 ペットボトル

Claims (8)

  1. 芳香液から匂い及び/又は消臭成分を揮散させる放香発生装置において、
    匂い及び/又は消臭成分を揮散させる芳香液を収納する袋体と、
    前記袋体内から前記芳香液を毛細管現象で前記袋体から送出する紐状体と、
    を有し、
    前記袋体は、前記紐状体の毛細管現象による芳香液の送出に伴う体積変化に応じて内容積が縮小する素材からなることを特徴とする放香発生装置。
  2. 前記送出された前記芳香液を面状に拡散する面状体を有することを特徴とする請求項1に記載の放香発生装置。
  3. 前記面状体は、毛細管現象を発生させる紐状体を複数本放射状に配置したものであることを特徴とする請求項2に記載の放香発生装置。
  4. 前記面状体は、毛細管現象を発生させる紐状体を渦巻状に引廻したものであることを特徴とする請求項2に記載の放香発生装置。
  5. さらに、前記面状体が拡散させた芳香液から匂い成分を揮散させる揮散体を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1に記載の放香発生装置。
  6. 前記揮散体は、複数の面を有する面状体であり、前記複数本の紐状体は、前記揮散体の各面に芳香液をそれぞれ供給するものであることを特徴とする請求項5に記載の放香発生装置。
  7. 前記揮散体は、前記複数の面を異なる方向に向けて有することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の放香発生装置。
  8. 前記紐状体は、毛細管現象による前記芳香液の送出を調整する流量調整機構を有することを特徴とする請求項1に記載の放香発生装置。
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