JP2018182992A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 USBポートを介して携帯機器に充電電流を供給する情報処理装置の部品寿命の低下を回避する。
【解決手段】 USBポートを介して携帯機器に充電電流を供給する情報処理装置であって、前記USBポートを介して携帯機器が接続された場合に、該携帯機器が特定の機種であるか否かを判定する判定部と、前記判定部により特定の機種でないと判定された場合、前記情報処理装置の起動時に設定した閾値よりも低い閾値を、過電流を検出するための閾値として設定する設定部と、前記USBポートを介して接続された携帯機器に供給する充電電流が、前記設定部により設定された閾値を超えた場合に、該充電電流の供給を遮断する制御部とを有することを特徴とする。
【選択図】図5
【解決手段】 USBポートを介して携帯機器に充電電流を供給する情報処理装置であって、前記USBポートを介して携帯機器が接続された場合に、該携帯機器が特定の機種であるか否かを判定する判定部と、前記判定部により特定の機種でないと判定された場合、前記情報処理装置の起動時に設定した閾値よりも低い閾値を、過電流を検出するための閾値として設定する設定部と、前記USBポートを介して接続された携帯機器に供給する充電電流が、前記設定部により設定された閾値を超えた場合に、該充電電流の供給を遮断する制御部とを有することを特徴とする。
【選択図】図5
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来より、PC(Personal Computer)やナビゲーション装置等の情報処理装置には、TypeAレセプタクルのUSB(Universal Serial Bus)ポートが配され、携帯機器が接続された場合に充電電流を供給することができるよう構成されている。
USBバッテリ充電仕様1.2によれば、CDP(Charging Downstream Port)の場合、最大充電電流値として1500[mA]が規定されている。一方で、特定の機種の携帯機器(例えば、Lightning(登録商標)レセプタクルのUSBポートを有する携帯機器)を、急速充電する場合の最大充電電流値は2400[mA]となっている。このため、ホスト側の情報処理装置では、TypeAレセプタクルのUSBポートを介して充電電流を供給するにあたり、CDPの規定と、特定の機種の携帯機器による急速充電の両方を加味して、過電流検出閾値を、例えば2700[mA]に設定している。
ここで、携帯機器にTypeCレセプタクルのUSBポートが配されていた場合、携帯機器は、TypeCプラグとTypeAプラグとを変換する変換ケーブルを介してホスト側の情報処理装置に接続されることになる。この場合の充電電流は、CDPの規定のもとで携帯機器がホスト側の情報処理装置とネゴシエーションを行ったうえで、携帯機器側にて決定される。
一方で、近年、TypeCプラグとTypeAプラグとを変換する変換ケーブルとして規格外の変換ケーブルが出回るようになっている。規格外の変換ケーブルとは、CC(Configuration Channel)端子のプルアップ抵抗が規格で定められた56[kΩ]より低く設定されているケーブル(例えば、10[kΩ]の変換ケーブル等)を指す。このような変換ケーブルを介して携帯機器が接続されると、携帯機器は、ホスト側の情報処理装置とネゴシエーションを行うことなく、プルアップ抵抗に基づいて充電電流を決定することになる。この結果、携帯機器では、例えば、2500[mA]〜2700[mA]といった過電流検出閾値に近い電流値を充電電流として決定することになる。この場合、携帯機器の充電時間は短縮されるが、過電流検出閾値に近い充電電流が恒常的に供給されることとなり、情報処理装置が内蔵する部品の部品寿命が低下するといった問題が生じる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、USBポートを介して携帯機器に充電電流を供給する情報処理装置の部品寿命の低下を回避することを目的とする。
一態様によれば、情報処理装置は、
USBポートを介して携帯機器に充電電流を供給する情報処理装置であって、
前記USBポートを介して携帯機器が接続された場合に、該携帯機器が特定の機種であるか否かを判定する判定部と、
前記判定部により特定の機種でないと判定された場合、前記情報処理装置の起動時に設定した閾値よりも低い閾値を、過電流を検出するための閾値として設定する設定部と、
前記USBポートを介して接続された携帯機器に供給する充電電流が、前記設定部により設定された閾値を超えた場合に、該充電電流の供給を遮断する制御部とを有する。
USBポートを介して携帯機器に充電電流を供給する情報処理装置であって、
前記USBポートを介して携帯機器が接続された場合に、該携帯機器が特定の機種であるか否かを判定する判定部と、
前記判定部により特定の機種でないと判定された場合、前記情報処理装置の起動時に設定した閾値よりも低い閾値を、過電流を検出するための閾値として設定する設定部と、
前記USBポートを介して接続された携帯機器に供給する充電電流が、前記設定部により設定された閾値を超えた場合に、該充電電流の供給を遮断する制御部とを有する。
USBポートを介して携帯機器に充電電流を供給する情報処理装置の部品寿命の低下を回避することができる。
以下、各実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[第1の実施形態]
<充電システムのシステム構成>
はじめに、充電システムのシステム構成について説明する。図1は、第1の実施形態における充電システムのシステム構成の一例を示す図である。図1に示すように、充電システム100は、携帯機器110と、ホスト装置120と、変換ケーブル130と、接続デバイス140とを有する。
<充電システムのシステム構成>
はじめに、充電システムのシステム構成について説明する。図1は、第1の実施形態における充電システムのシステム構成の一例を示す図である。図1に示すように、充電システム100は、携帯機器110と、ホスト装置120と、変換ケーブル130と、接続デバイス140とを有する。
携帯機器110は、スマートフォンやタブレット端末等のように、ユーザが携帯して使用可能な機器である。携帯機器110は、携帯機器用レセプタクルのUSBポート111を有しており、これに対応するUSBケーブル(変換ケーブル130)を介して、USB給電を行うホスト装置120に接続される。これにより、携帯機器110は、ホスト装置120より充電電流の供給を受け、内蔵するバッテリを充電する。なお、本実施形態において携帯機器110は、携帯機器用レセプタクルのUSBポート111として、Lightning(登録商標)プラグまたはTypeCプラグのUSBコネクタ131に対応するUSBポートを有しているものとする。
ホスト装置120は、PCやナビゲーション装置等の情報処理装置である。ホスト装置120は、充電制御プログラムを実行することで充電制御部121として機能する。充電制御部121は、携帯機器110のユーザがTypeAプラグのUSBコネクタ132を介して接続デバイス140に携帯機器110を接続した場合に、接続された携帯機器110に対して、充電電流を供給するよう制御する。なお、ホスト装置120が携帯機器110に対して供給する充電電流は、変換ケーブル130のCC端子のプルアップ抵抗に基づいて携帯機器110が決定する。
変換ケーブル130は、一方が携帯機器用プラグのUSBコネクタ131(Lightning(登録商標)プラグまたはTypeCプラグ)を介して携帯機器110に接続され、他方がTypeAプラグのUSBコネクタ132を介して接続デバイス140に接続される。本実施形態において、変換ケーブル130のCC端子のプルアップ抵抗は、56[kΩ]である。接続デバイス140は、TypeAプラグのUSBコネクタ132が接続されるTypeAレセプタクルのUSBポート141を有する。なお、図1の例では、説明をわかりやすくするために、ホスト装置120から延設して示しているが、接続デバイス140はホスト装置120の筐体に配されていてもよい。
<ホスト装置のハードウェア構成>
次に、ホスト装置120のハードウェア構成について説明する。図2は、ホスト装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、ホスト装置120は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203を有する。CPU201、ROM202、RAM203は、いわゆるコンピュータを形成する。また、ホスト装置120は、表示デバイス205、操作デバイス206、接続デバイス140を有する。なお、ホスト装置120の各部は、バス208を介して相互に接続されている。
次に、ホスト装置120のハードウェア構成について説明する。図2は、ホスト装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、ホスト装置120は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203を有する。CPU201、ROM202、RAM203は、いわゆるコンピュータを形成する。また、ホスト装置120は、表示デバイス205、操作デバイス206、接続デバイス140を有する。なお、ホスト装置120の各部は、バス208を介して相互に接続されている。
CPU201は、補助記憶デバイス204にインストールされている各種プログラム(例えば、充電制御プログラム等)を実行するデバイスである。ROM202は、不揮発性メモリであり、補助記憶デバイス204に格納された各種プログラムをCPU201が実行するために必要な各種プログラムやデータ等を格納する、主記憶デバイスとして機能する。RAM203は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の揮発性メモリである。RAM203は、補助記憶デバイス204にインストールされている各種プログラムがCPU201によって実行される際に展開される作業領域を提供する、主記憶デバイスとして機能する。
表示デバイス205は、ホスト装置120の内部状態を表示するデバイスである。操作デバイス206は、ホスト装置120のユーザがホスト装置120に対して指示を入力する際に用いるデバイスである。
<充電電流と過電流検出閾値との関係>
次に、ホスト装置120が供給可能な充電電流と過電流検出閾値との関係について説明する。図3は、充電電流と過電流検出閾値との関係を示す図である。本実施形態におけるホスト装置120は、携帯機器110に対してCDPの規格に基づいて供給する充電電流である、1500[mA]に対応している。加えて、本実施形態におけるホスト装置120は、特定の機種の携帯機器に対して急速充電を行う場合に供給する充電電流である、2400[mA]にも対応している。つまり、図3に示すように、ホスト装置120は、携帯機器110に供給する充電電流として、2400[mA]までを想定している。
次に、ホスト装置120が供給可能な充電電流と過電流検出閾値との関係について説明する。図3は、充電電流と過電流検出閾値との関係を示す図である。本実施形態におけるホスト装置120は、携帯機器110に対してCDPの規格に基づいて供給する充電電流である、1500[mA]に対応している。加えて、本実施形態におけるホスト装置120は、特定の機種の携帯機器に対して急速充電を行う場合に供給する充電電流である、2400[mA]にも対応している。つまり、図3に示すように、ホスト装置120は、携帯機器110に供給する充電電流として、2400[mA]までを想定している。
このため、図3に示すように、ホスト装置120では、充電電流を供給する際の過電流を検出するための閾値(過電流検出閾値)を、例えば2700[mA]に設定する。したがって、ホスト装置120の場合、想定している充電電流である2400[mA]を超えたとしても、過電流検出閾値である2700[mA]を超えていなければ、充電電流の供給を遮断することなく携帯機器110に充電電流を供給することができる。
しかしながら、ホスト装置120の場合、2400[mA]を超える充電電流を供給することまでは想定していない。このため、2500[mA]〜2700[mA]といった過電流検出閾値に近い電流値で充電電流を恒常的に供給すると、内蔵する電源IC(Integrated Circuit)や周辺部品等の部品寿命が低下することになる。
ここで、TypeCプラグとTypeAプラグとを変換する変換ケーブル130として、CC端子のプルアップ抵抗が、例えば、10[kΩ]の変換ケーブル(いわゆる"規格外の変換ケーブル")が使用されたとする。この場合、携帯機器110では、ホスト装置120とネゴシエーションを行うことなく、プルアップ抵抗に基づいて充電電流を決定する。この結果、携帯機器110では、最大で3000[mA]の充電電流をホスト装置120から引き出そうとする。つまり、ユーザが規格外ケーブルを使用して携帯機器110を接続した場合、ホスト装置120からは、最大で3000[mA]の充電電流が供給される可能性がある。一方で、ホスト装置120には、過電流検出閾値として2700[mA]が設定されているため、2700[mA]以上の充電電流が流れると、ホスト装置120は、携帯機器110への充電電流の供給を遮断する。つまり、ホスト装置120が2700[mA]以上の充電電流を供給することはない。
しかしながら、充電電流が2700[mA]未満であった場合には、従来のように、過電流検出閾値を固定とすると、ホスト装置120は充電電流の供給を遮断することなく、恒常的に2700[mA]に近い充電電流を供給することになる。上述したとおり、2500[mA]〜2700[mA]といった過電流検出閾値に近い電流値で充電電流を恒常的に供給すると、ホスト装置120の場合、内蔵する電源ICや周辺部品等の部品寿命が低下することになる。つまり、過電流検出閾値を固定とすると規格外の変換ケーブルが使用された場合に、ホスト装置120の部品寿命が低下することになる。
そこで、ホスト装置120では、過電流検出閾値を可変とする。具体的には、まず、特定の機種の携帯機器を急速充電する場合において、2400[mA]の充電電流が供給できるよう、過電流検出閾値を2700[mA]に設定する。一方で、特定の機種の携帯機器以外の携帯機器を充電する場合においては、CDPの規定に対応しつつ過電流検出閾値を低く設定し(例えば、1600[mA])、ホスト装置120が想定している充電電流の範囲内で充電電流が供給されるよう制御する。
<充電制御部の機能構成>
続いて、ホスト装置120を上述のように機能させるための充電制御部121の機能構成について説明する。図4は、充電制御部の機能構成の一例を示す図である。図4に示すように、充電制御部121は、接続検知部410、エニュメレーション実行部420、閾値設定部430、電流検知部440、給電制御部450、報知部460を有する。
続いて、ホスト装置120を上述のように機能させるための充電制御部121の機能構成について説明する。図4は、充電制御部の機能構成の一例を示す図である。図4に示すように、充電制御部121は、接続検知部410、エニュメレーション実行部420、閾値設定部430、電流検知部440、給電制御部450、報知部460を有する。
接続検知部410は、携帯機器110に接続された変換ケーブル130が、接続デバイス140に接続されたこと、及び、携帯機器110に接続された変換ケーブル130が、接続デバイス140から取り外されたことを検知する。接続検知部410は、変換ケーブル130が接続デバイス140に接続されたことを検知すると、接続検知結果をエニュメレーション実行部420及び給電制御部450に通知する。また、接続検知部410は、携帯機器110に接続された変換ケーブル130が、接続デバイス140から取り外されたことを検知すると、非接続検知結果を給電制御部450に通知する。
エニュメレーション実行部420は判定部の一例である。エニュメレーション実行部420は、接続検知部410より接続検知結果を受け取ると、エニュメレーション処理を実行し、携帯機器110のVendor ID(VID)と、Product ID(PID)とを携帯機器110より取得する。また、エニュメレーション実行部420は、識別子情報DB470の識別子情報480を参照し、取得したVIDまたはPIDが含まれるか否かを判定する。識別子情報480には、情報の項目として、"製品名"、"識別子"が含まれ、"製品名"、"識別子"には、それぞれ、特定の機種の携帯機器のVID及びPIDが格納されている。エニュメレーション実行部420は、取得したVIDまたはPIDが識別子情報480に含まれるVIDまたはPIDに該当すると判定した場合、携帯機器110が特定の機種であると判定する。一方、該当しないと判定した場合、エニュメレーション実行部420は、携帯機器110が特定の機種でないと判定する。更に、エニュメレーション実行部420は、判定結果を閾値設定部430に通知する。
閾値設定部430は、給電制御部450に対して過電流検出閾値を設定する。具体的には、閾値設定部430は、ホスト装置120が起動するごとに、給電制御部450に対して、第1の閾値(例えば、2700[mA])を過電流検出閾値として設定する。第1の閾値は、特定の機種の携帯機器による急速充電に対応した値である。
また、閾値設定部430は、エニュメレーション実行部420より、特定の機種の携帯機器でないとする判定結果を受け取った場合、給電制御部450に対して、第2の閾値(例えば、1600[mA])を過電流検出閾値として設定する。第2の閾値は、CDPの規定に対応しつつ、部品寿命の低下を回避可能な値である。
電流検知部440は、給電制御部450により供給される充電電流を検知し、検知した充電電流の電流値を給電制御部450に通知する。給電制御部450は、接続検知部410より接続検知結果を受け取ると、充電電流の供給を開始する。給電制御部450は、接続検知部410より非接続検知結果を受け取ると、充電電流の供給を終了する。また、給電制御部450は、充電電流の供給を開始すると、電流検知部440により検知された充電電流の電流値を監視し、閾値設定部430により設定された過電流検出閾値を超えていないかを判定する。給電制御部450は、電流検知部440により検知された充電電流の電流値が、過電流検出閾値を超えていると判定した場合(過電流を検出した場合)、充電電流の供給を遮断し、報知部460に通知する。
報知部460は、給電制御部450より充電電流の供給を遮断する旨の通知を受け取ると、所定の警告メッセージを、表示デバイス205に表示する。これにより、携帯機器110のユーザは、規格外の変換ケーブルを使用していることを認識することができる。
<充電制御部による閾値設定処理の流れ>
次に、充電制御部121による閾値設定処理の流れについて説明する。図5は、閾値設定処理の流れを示すフローチャートである。ホスト装置120の起動時に、充電制御部121は、図5に示す閾値設定処理を実行する。なお、ホスト装置120が車両に搭載されたナビゲーション装置であった場合には、例えば、車両のアクセサリ電源がOFF状態からON状態に遷移することで、ホスト装置120が起動する。
次に、充電制御部121による閾値設定処理の流れについて説明する。図5は、閾値設定処理の流れを示すフローチャートである。ホスト装置120の起動時に、充電制御部121は、図5に示す閾値設定処理を実行する。なお、ホスト装置120が車両に搭載されたナビゲーション装置であった場合には、例えば、車両のアクセサリ電源がOFF状態からON状態に遷移することで、ホスト装置120が起動する。
ステップS501において、閾値設定部430は、給電制御部450に対して、第1の閾値(例えば、2700[mA])を過電流検出閾値として設定する。ステップS502において、接続検知部410は、携帯機器110に接続された変換ケーブル130が、接続デバイス140に接続されたか否かを判定する。ステップS502において、接続されていないと判定した場合には(ステップS502においてNoの場合には)、接続されたと判定するまで待機する。一方、ステップS502において、接続されたと判定した場合には(ステップS502においてYesの場合には)、ステップS503に進む。
ステップS503において、エニュメレーション実行部420は、エニュメレーション処理を実行し、接続された携帯機器110のVIDとPIDとを取得する。ステップS504において、エニュメレーション実行部420は、識別子情報DB470の識別子情報480を参照し、取得したVIDまたはPIDが識別子情報480に含まれるVIDまたはPIDに該当するか否かを判定する。これにより、エニュメレーション実行部420は、接続された携帯機器110が特定の機種であるか否かを判定する。
取得したVIDまたはPIDが識別子情報480に含まれるVIDまたはPIDに該当する場合、ステップS504において、エニュメレーション実行部420は、接続された携帯機器110が特定の機種であると判定する(ステップS504においてYes)。この場合、閾値設定部430は閾値設定処理を終了する。
一方、取得したVIDまたはPIDが識別子情報480に含まれるVIDまたはPIDに該当しない場合、ステップS504において、エニュメレーション実行部420は、接続された携帯機器110が特定の機種ではないと判定する。この場合(ステップS504においてNoの場合)、閾値設定部430は、ステップS505に進む。ステップS505において、閾値設定部430は、給電制御部450に対して、第2の閾値(例えば、1600[mA])を設定することで、過電流検出閾値を変更する。
<充電制御部の動作例>
次に、充電制御部121の動作例について図6及び図7を用いて説明する。図6は、規格で定められた変換ケーブルが使用された場合の動作例を示す図である。図6を用いてホスト装置120がCDPの規定と特定の機種の携帯機器による急速充電の両方に対応可能であることを説明する。また、図7は、規格外の変換ケーブルが使用された場合の動作例を示す図である。図7を用いて、ホスト装置120が規格外の変換ケーブルを使用された場合でも、部品寿命の低下につながるような充電電流の供給を回避できることを説明する。
次に、充電制御部121の動作例について図6及び図7を用いて説明する。図6は、規格で定められた変換ケーブルが使用された場合の動作例を示す図である。図6を用いてホスト装置120がCDPの規定と特定の機種の携帯機器による急速充電の両方に対応可能であることを説明する。また、図7は、規格外の変換ケーブルが使用された場合の動作例を示す図である。図7を用いて、ホスト装置120が規格外の変換ケーブルを使用された場合でも、部品寿命の低下につながるような充電電流の供給を回避できることを説明する。
(1)規格で定められた変換ケーブルが使用された場合
図6(a)は、規格で定められた変換ケーブル130が使用された様子を示している。図6(a)に示す変換ケーブル130は、一方が携帯機器用プラグ(Lightning(登録商標)プラグ)のUSBコネクタ131を介して携帯機器110に接続され、他方がTypeAプラグのUSBコネクタ132を介して接続デバイス140に接続される変換ケーブルである。
図6(a)は、規格で定められた変換ケーブル130が使用された様子を示している。図6(a)に示す変換ケーブル130は、一方が携帯機器用プラグ(Lightning(登録商標)プラグ)のUSBコネクタ131を介して携帯機器110に接続され、他方がTypeAプラグのUSBコネクタ132を介して接続デバイス140に接続される変換ケーブルである。
図6(a)の場合、携帯機器110が接続されると、ホスト装置120では、自装置がCDP(Charging Downstream Port)対応の装置であることを携帯機器110に通知する。これにより携帯機器110では、最大充電電流値=1500[mA]と認識する。一方、ホスト装置120では、エニュメレーション処理を実行することで、携帯機器110が特定の機種であることを認識し、最大充電電流値=2400[mA]であることを携帯機器110に通知する。これにより、携帯機器110では、最大充電電流値=2400[mA]と認識して、充電を開始する。
図6(b)は、規格で定められた変換ケーブル130が使用された様子を示している。図6(b)に示す変換ケーブル130は、一方が携帯機器用プラグ(TypeCプラグ)のUSBコネクタ131を介して携帯機器110に接続され、他方がTypeAプラグのUSBコネクタ132を介して接続デバイス140に接続される変換ケーブルである。
図6(b)の場合、携帯機器110では、変換ケーブル130が接続された時点で、変換ケーブル130のCC端子のプルアップ抵抗として、56[kΩ]を検出しており、最大充電電流値を500[mA]と認識する。その後、ホスト装置120では、自装置がCDP対応の装置であることを携帯機器110に通知する。
そして、ホスト装置120よりCDP対応の装置である旨の通知を受け取ると、携帯機器110は、最大充電電流値=1500[mA]と認識する。また、ホスト装置120では、エニュメレーション処理を実行することで、携帯機器110が特定の機種でないと判定し、過電流検出閾値を1600[mA]に変更する。過電流検出閾値の変更が完了すると、携帯機器110では、最大充電電流値=1500[mA]と認識して充電を開始する。
このように、ホスト装置120によれば、規格で定められた変換ケーブル130が使用された場合、特定の機種の携帯機器による急速充電にも、CDPの規定にも対応した充電電流の供給を行うことができる。
(2)規格外の変換ケーブルが接続された場合
図7(a)は、比較例として、規格外の変換ケーブル710が従来のホスト装置720に対して使用された様子を示している。図7(a)に示す規格外の変換ケーブル710は、一方が携帯機器用プラグ(TypeCプラグ)のUSBコネクタ711を介して携帯機器110に接続され、他方がTypeAプラグのUSBコネクタ712を介して接続デバイス140に接続される変換ケーブルである。
図7(a)は、比較例として、規格外の変換ケーブル710が従来のホスト装置720に対して使用された様子を示している。図7(a)に示す規格外の変換ケーブル710は、一方が携帯機器用プラグ(TypeCプラグ)のUSBコネクタ711を介して携帯機器110に接続され、他方がTypeAプラグのUSBコネクタ712を介して接続デバイス140に接続される変換ケーブルである。
図7(a)の場合、携帯機器110では、規格外の変換ケーブル710が接続された時点で、規格外の変換ケーブル710のCC端子のプルアップ抵抗として、10[kΩ]を検出しており、最大充電電流値を3000[mA]と認識する。一方で、携帯機器110が接続されると、従来のホスト装置720では、自装置がCDP対応(最大充電電流値が1500[mA]の装置であることを携帯機器110に通知する。しかしながら、CC端子のプルアップ抵抗に基づく最大充電電流値が優位となるため、携帯機器110では、最大充電電流値=3000[mA]の認識のままとなり、例えば、2600[mA]で充電を開始する。
一方、図7(b)は、規格外の変換ケーブル710がホスト装置120に対して使用された様子を示している。図7(b)に示す規格外の変換ケーブル710も、図7(a)と同様の変換ケーブルである。
図7(b)の場合、携帯機器110では、規格外の変換ケーブル710が接続された時点で、規格外の変換ケーブル710のCC端子のプルアップ抵抗として、10[kΩ]を検出しており、最大充電電流値を3000[mA]と認識する。一方で、携帯機器110が接続されると、ホスト装置120では、自装置がCDP対応(最大充電電流値が1500[mA]の装置であることを携帯機器110に通知する。しかしながら、CC端子のプルアップ抵抗に基づく最大充電電流値が優位となるため、携帯機器110では、最大充電電流値=3000[mA]の認識のままとなり、例えば、2600[mA]で充電を開始する。
ここで、ホスト装置120では、エニュメレーション処理を実行することで、接続された携帯機器110が、特定の機種の携帯機器でないと判定するため、過電流検出閾値を2700[mA]から1600[mA]に変更する。過電流検出閾値の変更が完了すると、携帯機器110では、2600[mA]で充電を開始するが、ホスト装置120では、過電流検出閾値以上の充電電流が流れていることを検出する。このため、ホスト装置120は、直ちに充電電流の供給を遮断し、表示デバイス205に警告メッセージを表示する。
このように、ホスト装置120によれば、規格外の変換ケーブル710が使用された場合でも、2500[mA]〜2700[mA]といった過電流検出閾値(第1の閾値)に近い電流値で充電電流が恒常的に供給されるといった事態を回避することが可能になる。この結果、ホスト装置120によれば、内蔵する電源ICや周辺部品等の部品寿命の低下を回避することができる。
<充電制御部の報知例>
次に、規格外の変換ケーブル710が接続されたことで、充電電流の供給を遮断した際の報知例について説明する。図8は、充電制御部の報知例を示す図である。図8に示すように、充電電流の供給が遮断されると、充電制御部121の報知部460では、表示デバイス205に警告メッセージを表示するよう制御する。
次に、規格外の変換ケーブル710が接続されたことで、充電電流の供給を遮断した際の報知例について説明する。図8は、充電制御部の報知例を示す図である。図8に示すように、充電電流の供給が遮断されると、充電制御部121の報知部460では、表示デバイス205に警告メッセージを表示するよう制御する。
警告メッセージには、USB電源で過電流を検出したこと、USBケーブルに問題がある可能性があること、等の内容が含まれる。これにより、携帯機器110のユーザは、変換ケーブルが規格外の変換ケーブルであることを認識することができる。携帯機器110のユーザが規格外の変換ケーブルであることを認識することで、以降、当該変換ケーブルの使用を中止すれば、他のホスト装置(他のPCやナビゲーション装置)の部品寿命の低下を回避することに間接的に貢献することもできる。なお、表示デバイス205に表示された警告メッセージは、ホスト装置120を再起動することにより非表示となる。
<まとめ>
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係るホスト装置120は、
・特定の携帯機器による急速充電に対応するために、過電流検出閾値として、2700[mA]を設定する。
・携帯機器が接続されるとエニュメレーション処理を実行し、接続された携帯機器が特定の機種であるか否かを判定する。特定の機種でないと判定した場合には、CDPの規定に対応しつつ部品寿命の低下を回避すべく、過電流検出閾値を、1600[mA]に変更する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係るホスト装置120は、
・特定の携帯機器による急速充電に対応するために、過電流検出閾値として、2700[mA]を設定する。
・携帯機器が接続されるとエニュメレーション処理を実行し、接続された携帯機器が特定の機種であるか否かを判定する。特定の機種でないと判定した場合には、CDPの規定に対応しつつ部品寿命の低下を回避すべく、過電流検出閾値を、1600[mA]に変更する。
これにより、ホスト装置120では、特定の機種の携帯機器による急速充電とCDPの規定の両方に対応しつつ、規格外の変換ケーブルが使用された場合でも、過剰な充電電流が恒常的に流れるといった事態を回避することが可能になる。
この結果、本実施形態によれば、USBポートを介して携帯端末に充電電流を供給するホスト装置の部品寿命の低下を回避することができる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、携帯機器が接続された際の閾値設定処理として、特定の機種の携帯機器でないと判定された場合に、過電流検出閾値を変更する処理について説明した。これに対して、第2の実施形態では、変更した過電流検出閾値(1600[mA])を、元の過電流検出閾値(2700[mA])に戻す処理について説明する。
上記第1の実施形態では、携帯機器が接続された際の閾値設定処理として、特定の機種の携帯機器でないと判定された場合に、過電流検出閾値を変更する処理について説明した。これに対して、第2の実施形態では、変更した過電流検出閾値(1600[mA])を、元の過電流検出閾値(2700[mA])に戻す処理について説明する。
上記第1の実施形態で説明したとおり、過電流検出閾値を変更した状態で充電電流の供給を開始した場合、規格外の変換ケーブル710が使用されていた場合にあっては、過電流検出閾値を超える過電流が検出されるため、直ちに充電電流の供給が遮断される。この場合、警告メッセージが表示され、ホスト装置120が再起動されることになる。ホスト装置120が再起動されると、閾値設定部430では、過電流検出閾値として、給電制御部450に対して、第1の閾値(2700[mA])を設定するため(図5のステップS501参照)、変更された過電流検出閾値はリセットされる。
一方、規格に定められた変換ケーブル130が使用されていた場合にあっては、過電流検出閾値を超える過電流が検出されることなく、充電電流の供給が継続する。この場合、ユーザが携帯機器110を非接続とすることで、充電電流の供給が遮断される。本実施形態における閾値設定部430では、過電流検出閾値を超えることなく携帯機器110が非接続となった場合に、これを検知し、第1の閾値(2700[mA])を過電流検出閾値として設定しなおす。これにより、特定の機種でないと判定された携帯機器110が接続されたことで、変更された過電流検出閾値をリセットすることができる。
[その他の実施形態]
上記第1の実施形態では、携帯機器用プラグのUSBコネクタとして、Lightning(登録商標)プラグ、TypeCプラグを例示したが、携帯機器用プラグのUSBコネクタの種類はこれに限定されず、他の種類(例えば、MicroUSBプラグ)であってもよい。この場合、変換ケーブル130は、MicroUSBプラグとTypeAプラグとを変換するケーブルとなる。
上記第1の実施形態では、携帯機器用プラグのUSBコネクタとして、Lightning(登録商標)プラグ、TypeCプラグを例示したが、携帯機器用プラグのUSBコネクタの種類はこれに限定されず、他の種類(例えば、MicroUSBプラグ)であってもよい。この場合、変換ケーブル130は、MicroUSBプラグとTypeAプラグとを変換するケーブルとなる。
また、上記第1の実施形態において、ホスト装置120は、CDPの規格に対応する装置であるとして説明したが、SDP(Standard Downstream Port)の規格に対応する装置であってもよい。
また、上記第1の実施形態では、エニュメレーション実行部420が、VID及びPIDを取得することで、接続された携帯機器が特定の機種であるか否かを判定する構成とした。しかしながら、接続された携帯機器が特定の機種であるか否かを判定する判定方法はこれに限定されない。エニュメレーション処理以外の処理により、VIDやPIDを取得するように構成してもよいし、VIDやPID以外の情報に基づいて特定の機種であるか否かを判定するように構成してもよい。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせ等、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 :充電システム
110 :携帯機器
120 :ホスト装置
121 :充電制御部
130 :変換ケーブル
140 :接続デバイス
410 :接続検知部
420 :エニュメレーション実行部
430 :閾値設定部
440 :電流検知部
450 :給電制御部
460 :報知部
480 :識別子情報
710 :規格外の変換ケーブル
110 :携帯機器
120 :ホスト装置
121 :充電制御部
130 :変換ケーブル
140 :接続デバイス
410 :接続検知部
420 :エニュメレーション実行部
430 :閾値設定部
440 :電流検知部
450 :給電制御部
460 :報知部
480 :識別子情報
710 :規格外の変換ケーブル
Claims (6)
- USBポートを介して携帯機器に充電電流を供給する情報処理装置であって、
前記USBポートを介して携帯機器が接続された場合に、該携帯機器が特定の機種であるか否かを判定する判定部と、
前記判定部により特定の機種でないと判定された場合、前記情報処理装置の起動時に設定した閾値よりも低い閾値を、過電流を検出するための閾値として設定する設定部と、
前記USBポートを介して接続された携帯機器に供給する充電電流が、前記設定部により設定された閾値を超えた場合に、該充電電流の供給を遮断する制御部と
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記設定部は、前記情報処理装置が起動した場合に、前記特定の機種の携帯機器への充電電流の供給に対応した第1の閾値を設定し、前記判定部により、前記USBポートに接続されている携帯機器が前記特定の機種でないと判定された場合に、該第1の閾値よりも低い第2の閾値を設定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記制御部が前記充電電流の供給を遮断した場合に、前記携帯機器を接続するための変換ケーブルが規格外であることを示すメッセージを報知する報知部を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 前記判定部は、エニュメレーション処理を実行することで得た前記携帯機器の機種を示す情報に基づいて、前記携帯機器が特定の機種であるか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- USBポートを介して携帯機器に充電電流を供給する情報処理装置による情報処理方法であって、
前記USBポートを介して携帯機器が接続された場合に、該携帯機器が特定の機種であるか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程において特定の機種でないと判定された場合、前記情報処理装置の起動時に設定した閾値よりも低い閾値を、過電流を検出するための閾値として設定する設定工程と、
前記USBポートを介して接続された携帯機器に供給する充電電流が、前記設定工程において設定された閾値を超えた場合に、該充電電流の供給を遮断する制御工程と
を有することを特徴とする情報処理方法。 - USBポートを介して携帯機器に充電電流を供給する情報処理装置のコンピュータに、
前記USBポートを介して携帯機器が接続された場合に、該携帯機器が特定の機種であるか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程において特定の機種でないと判定された場合、前記情報処理装置の起動時に設定した閾値よりも低い閾値を、過電流を検出するための閾値として設定する設定工程と、
前記USBポートを介して接続された携帯機器に供給する充電電流が、前記設定工程において設定された閾値を超えた場合に、該充電電流の供給を遮断する制御工程と
を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017083604A JP2018182992A (ja) | 2017-04-20 | 2017-04-20 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family
ID=64277182
Family Applications (1)
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JP2017083604A Pending JP2018182992A (ja) | 2017-04-20 | 2017-04-20 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
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JP (1) | JP2018182992A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2020195780A1 (ja) * | 2019-03-22 | 2020-10-01 | 株式会社Gsユアサ | 保護装置、蓄電装置、蓄電素子の保護方法 |
WO2021162286A1 (en) | 2020-02-10 | 2021-08-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Electronic device and method for recognizing audio output device connected to usb type-c connector |
-
2017
- 2017-04-20 JP JP2017083604A patent/JP2018182992A/ja active Pending
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