JP2018181188A - データ送信方法、判定方法、データ送信装置、判定装置、データ送信プログラム、判定プログラム及び情報処理システム - Google Patents

データ送信方法、判定方法、データ送信装置、判定装置、データ送信プログラム、判定プログラム及び情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】テストデータを保管するためのリソースを抑制することを可能とするデータ送信方法、判定方法、データ送信装置、判定装置、データ送信プログラム、判定プログラム及び情報処理システムを提供する。【解決手段】データの生成要求と、データを記憶させるアドレスとを受け付けると、記憶部に記憶された複数のパラメータのうち、いずれかのパラメータに応じたデータを生成し、生成したデータを、受け付けたアドレスに記憶させ、受け付けたアドレスをいずれかのパラメータの識別情報に対応付ける情報を生成し、データの送信要求と、データが記憶されたアドレスとを受け付けると、生成した情報を参照して、受け付けたアドレスに対応付けられた識別情報を取得し、取得した識別情報を、受け付けたアドレスに記憶されたデータとともに送信する。【選択図】図8

Description

本発明は、データ送信方法、判定方法、データ送信装置、判定装置、データ送信プログラム、判定プログラム及び情報処理システムに関する。
例えば、利用者にサービスを提供する事業者(以下、単に事業者とも呼ぶ)は、サービスの提供を行うための業務システム(以下、情報処理システムとも呼ぶ)を構築して稼働させる。そして、事業者は、業務システムを構成するプログラムを生成した場合、生成したプログラムの動作についての各種テストを行う。
具体的に、事業者が生成するプログラムには、例えば、異なる情報処理装置(物理マシン)間においてデータの送信を行うためのプログラム(以外、データ送信プログラムとも呼ぶ)が含まれる。そして、事業者は、データ送信プログラムを生成した場合、例えば、送信前のデータと送信後のデータとの間に差異が存在しないこと(データの送信に伴ってデータの破壊が発生していないこと)を確認する送信テストを行う(例えば、特許文献1乃至4参照)。
特開2009−182720号公報 特表2016−528618号公報 特開2016−066298号公報 特開2010−176505号公報
ここで、上記のような送信テストは、例えば、データ送信プログラムの改版等に伴って頻繁に行われる。そのため、送信テストの実施に用いられるテストデータを保管するために要する記憶領域が膨大になる場合がある。
そこで、事業者は、例えば、メモリ内においてテストデータを生成した場合、生成したテストデータをディスク装置等の記憶領域に記憶せずに、生成されたテストデータから順に送信テストを行う。これにより、事業者は、送信テストの実施に要する記憶領域を削減することが可能になる。
しかしながら、この場合、各送信テストは、テストデータの生成に応じて順次に行われる。そのため、各情報処理装置で動作するドライバやネットワークの状態等によって、テストデータの生成順序と、テストデータの送信順序(送信先の情報処理装置へのデータの到達順序)との間に差異が生じる場合がある。したがって、送信先の情報処理装置では、送信元の情報処理装置から受信したテストデータに対応する送信テスト(送信テストのテスト項目)を特定することができない場合がある。
そこで、一つの側面では、本発明は、テストデータを保管するためのリソースを抑制することを可能とするデータ送信方法、判定方法、データ送信装置、判定装置、データ送信プログラム、判定プログラム及び情報処理システムを提供することを目的とする。
実施の形態の一態様では、データの生成要求と、該データを記憶させるアドレスとを受け付けると、記憶部に記憶された複数のパラメータのうち、いずれかのパラメータに応じたデータを生成し、生成した前記データを、受け付けた前記アドレスに記憶させ、受け付けた前記アドレスを前記いずれかのパラメータの識別情報に対応付ける情報を生成し、前記データの送信要求と、該データが記憶されたアドレスとを受け付けると、生成した前記情報を参照して、受け付けた前記アドレスに対応付けられた識別情報を取得し、取得した前記識別情報を、受け付けた前記アドレスに記憶された前記データとともに送信する。
一つの側面によれば、テストデータを保管するためのリソースを抑制することを可能とする。
図1は、情報処理システム10の構成を示す図である。 図2は、情報処理システム10の構成を示す図である。 図3は、情報処理システム10の構成を示す図である。 図4は、情報処理システム10の構成を示す図である。 図5は、情報処理装置1及び情報処理装置2のハードウエア構成を示す図である。 図6は、情報処理装置1の機能のブロック図である。 図7は、情報処理装置2の機能のブロック図である。 図8は、第1の実施の形態におけるデータ送信処理及び判定処理の概略を説明するフローチャート図である。 図9は、第1の実施の形態におけるデータ送信処理及び判定処理の概略を説明するフローチャート図である。 図10は、第1の実施の形態におけるデータ送信処理及び判定処理の概略を説明するフローチャート図である。 図11は、第1の実施の形態におけるデータ送信処理及び判定処理の概略を説明するフローチャート図である。 図12は、第1の実施の形態におけるデータ送信処理及び判定処理の概略を説明する図である。 図13は、第1の実施の形態におけるデータ送信処理及び判定処理の概略を説明する図である。 図14は、第1の実施の形態におけるデータ送信処理及び判定処理の概略を説明する図である。 図15は、第1の実施の形態におけるデータ送信処理及び判定処理の概略を説明する図である。 図16は、第1の実施の形態におけるデータ送信処理及び判定処理の概略を説明する図である。 図17は、第1の実施の形態におけるデータ送信処理及び判定処理の概略を説明する図である。 図18は、第1の実施の形態におけるデータ送信処理及び判定処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図19は、第1の実施の形態におけるデータ送信処理及び判定処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図20は、第1の実施の形態におけるデータ送信処理及び判定処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図21は、第1の実施の形態におけるデータ送信処理及び判定処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図22は、パラメータ情報131の具体例について説明する図である。 図23は、第1対応情報132の具体例について説明する図である。 図24は、第1対応情報132の具体例について説明する図である。 図25は、第1対応情報132の具体例について説明する図である。 図26は、第2対応情報232の具体例について説明する図である。 図27は、第2対応情報232の具体例について説明する図である。 図28は、第2対応情報232の具体例について説明する図である。
[情報処理システムの構成]
図1から図4は、情報処理システム10の構成を示す図である。図1等に示す情報処理システム10は、情報処理装置1(以下、第1情報処理装置1またはデータ送信装置1とも呼ぶ)と、情報処理装置2(以下、第2情報処理装置2または判定装置2とも呼ぶ)とを有する。
図1等に示す情報処理装置1のCPU(図示しない)は、各種プログラムと協働することによって、送信テストのテスト対象であるテスト対象部11と、外部のディスク装置15に対してデータの書き込みやデータの読み出し等を行うデータ管理部12(以下、ディスクドライバ12とも呼ぶ)として動作する。また、図1等に示す情報処理装置1のCPUでは、各種プログラムと協働することによって、情報処理装置2等との間においてデータの送受信を行うデータ送受信部14(以下、ネットワークドライバ14とも呼ぶ)として動作する。
さらに、図1等に示す情報処理装置2のCPU(図示しない)は、各種プログラムと協働することによって、送信テストのテスト対象であるテスト対象部21と、外部のディスク装置25に対してデータの書き込みやデータの読み出し等を行うデータ管理部22(以下、ディスクドライバ22とも呼ぶ)として動作する。また、図1等に示す情報処理装置2のCPUでは、各種プログラムと協働することによって、情報処理装置1等との間においてデータの送受信を行うデータ送受信部24(以下、ネットワークドライバ24とも呼ぶ)として動作する。
[情報処理システム10における送信テストの具体例]
次に、情報処理システム10における送信テストの具体例について説明を行う。
情報処理装置1のテスト対象部11は、ディスク装置15からテストデータの読み出し指示をディスクドライバ12に送信する(図1の(1))。具体的に、テスト対象部11は、この場合、テストデータの読み出し指示とともに、読み出したテストデータを書き込むメモリ(図示しない)上のアドレスをディスクドライバ12に送信する。
そして、ディスクドライバ12は、テスト対象部11からテストデータの読み出し指示を受信した場合、ディスク装置15からのテストデータの読み出しを行わず、テストデータの生成を行う(図1の(2))。具体的に、ディスクドライバ12は、この場合、例えば、記憶領域(図示しない)に予めに記憶された複数のパラメータのうち、受信した読み出し指示に対応するテストデータを生成するためのパラメータを特定し、特定したパラメータからテストデータの生成を行う。その後、ディスクドライバ12は、テスト対象部11が指定したメモリ上のアドレスに、生成したテストデータの書き込みを行う(図2の(3))。
すなわち、図1等に示す例において、ディスク装置15には、テスト対象部11が送信した読み出し指示に対応するテストデータが記憶されていない。そのため、ディスクドライバ12は、テスト対象部11からテストデータの読み出し指示を受信した場合、受信した読み出し指示に対応するテストデータの生成を行う。
これにより、事業者は、情報処理装置2に送信するテストデータを予めディスク装置15に格納することなく、情報処理装置1と情報処理装置2との間における送信テストを実施することが可能になる。
続いて、テスト対象部11は、テストデータの送信指示をネットワークドライバ14に送信する(図3の(4))。具体的に、テスト対象部11は、この場合、テストデータの送信指示とともに、送信対象のテストデータが記憶されたメモリ上のアドレスをネットワークドライバ14に送信する。そして、ネットワークドライバ14は、テスト対象部11からテストデータの送信指示を受信した場合、受信した送信指示に対応するテストデータを情報処理装置2に送信する(図3の(5))。具体的に、ネットワークドライバ14は、テスト対象部11から受信したメモリ上のアドレスに記憶されたテストデータを情報処理装置2に送信する。
その後、情報処理装置2のネットワークドライバ24は、情報処理装置1(ネットワークドライバ14)から受信したテストデータを、テスト対象部21によって予め指定されたメモリ(図示しない)上のアドレスに書き込む(図3の(6))。
続いて、テスト対象部21は、ネットワークドライバ24に対して予め指定したメモリ上のアドレスにテストデータの書き込みが行われた場合、ディスク装置25に対するテストデータの書き込み指示をディスクドライバ22に送信する(図4の(7))。
そして、ディスクドライバ22は、テスト対象部21からテストデータの書き込み指示を受信した場合、ディスク装置25に対するテストデータの書き込みを行わず、テストデータを生成する(図4の(8))。具体的に、ディスクドライバ22は、この場合、例えば、記憶領域(図示しない)に予めに記憶されたパラメータから、情報処理装置1から送信されたテストデータの生成に用いられたパラメータを特定し、特定したパラメータからテストデータの生成を行う。
すなわち、ディスクドライバ22は、テスト対象部21からテストデータの書き込み指示を受信した場合、ディスク装置25に対するテストデータの書き込みに代えて、情報処理装置1から受信したテストデータの正常性を判定するための正解データの生成を行う。
その後、ディスクドライバ22は、情報処理装置1から送信されたテストデータ(ディスクドライバ12が生成したテストデータ)と、ディスクドライバ22が生成したテストデータとの比較を行う。その結果、これらのデータの内容が一致した場合、ディスクドライバ22は、情報処理装置1から送信されたテストデータが送信によって破壊されていないと判定する。一方、これらのデータの内容が一致しなかった場合、ディスクドライバ22は、情報処理装置1から送信されたテストデータが送信によって破壊された可能性があると判定する。
これにより、事業者は、情報処理装置1から送信されるテストデータに対する正解データを予めディスク装置25に格納することなく、情報処理装置1と情報処理装置2との間における送信テストを実施することが可能になる。
しかしながら、上記の場合、各送信テストは、情報処理装置1におけるテストデータの生成に応じて連続的に行われる。また、各送信テストが実施される順序は、テスト対象部11等によってランダムに決定される場合がある。そのため、各情報処理装置で動作するドライバやネットワークの状態等によって、テストデータの生成順序と、テストデータの送信順序(情報処理装置2へのデータの到達順序)との間に差異が生じる場合がある。したがって、情報処理装置2では、情報処理装置1から受信したテストデータに対応する送信テスト(送信テストのテスト項目)を特定することができない場合がある。
そこで、本実施の形態における情報処理装置1のディスクドライバ12は、テストデータの生成要求と、テストデータを記憶させるアドレス(以下、第1アドレスとも呼ぶ)とを受け付けると、記憶部に記憶された複数のパラメータのうち、特定のパラメータに応じたテストデータ(以下、第1データまたは第1テストデータとも呼ぶ)を生成する。そして、ディスクドライバ12は、生成した第1テストデータを第1アドレスに記憶させ、第1アドレスを特定のパラメータの識別情報に対応付ける対応情報(以下、第1対応情報とも呼ぶ)を生成する。
その後、情報処理装置1のネットワークドライバ14は、第1テストデータの送信要求と、第1アドレスとを受け付けると、生成した第1対応情報を参照して、受け付けた第1アドレスに対応付けられた識別情報を取得し、取得した識別情報を、受け付けた第1アドレスに記憶された第1テストデータとともに情報処理装置2に送信する。
一方、本実施の形態における情報処理装置2のネットワークドライバ24は、情報処理装置1が送信した第1テストデータと、情報処理装置1が送信した識別情報と、第1テストデータを記憶させるアドレス(以下、第2アドレスとも呼ぶ)とを受け付けると、受け付けた第2アドレスを、受け付けた識別情報に対応付ける対応情報(以下、第2対応情報とも呼ぶ)を生成する。
そして、情報処理装置2のディスクドライバ22は、第1テストデータの書き込み要求と、第2アドレスとを受け付けると、生成した第2対応情報を参照して、受け付けた第2アドレスに対応付けられた識別情報を取得し、取得した識別情報に対応するパラメータに応じた第2テストデータを生成する。その後、ディスクドライバ22は、ネットワークドライバ24が受け付けた第1テストデータと、生成した第2テストデータとの比較結果を出力する。
すなわち、情報処理装置1は、例えば、情報処理装置2に送信するテストデータのそれぞれに各テストデータの識別情報(各テストデータの生成に用いられたパラメータの識別情報)を付加する。そして、情報処理装置2は、例えば、情報処理装置1から受信したテストデータのそれぞれに付加された識別情報を参照し、受信したテストデータに対応するパラメータを特定する。その後、情報処理装置2は、特定したパラメータを用いてテストデータ(情報処理装置1から送信されたテストデータの正解データ)の生成を行う。
これにより、情報処理装置2は、情報処理装置1から受信したテストデータに対応する送信テスト(送信テストのテスト項目)を特定することが可能になる。そのため、情報処理装置1は、テストデータの生成に応じて送信テストを連続的に行うことが可能になる。したがって、情報処理装置1及び情報処理装置2は、テストデータを予め生成して記憶領域に記憶しておく必要がなくなるため、送信テストの実施に要する記憶領域を削減することが可能になる。
[情報処理システムのハードウエア構成]
次に、情報処理システム10のハードウエア構成について説明する。図5は、情報処理装置1及び情報処理装置2のハードウエア構成を示す図である。
情報処理装置1は、プロセッサであるCPU101と、メモリ102と、外部インターフェース(I/Oユニット)103と、記憶媒体104とを有する。各部は、バス105を介して互いに接続される。
記憶媒体104は、例えば、情報処理装置2に対してテストデータの送信を行う処理(以下、データ送信処理とも呼ぶ)を行うためのプログラム110を記憶する。また、記憶媒体104は、例えば、データ送信処理を行う際に用いられる情報を記憶する情報格納領域130(以下、記憶部130とも呼ぶ)を有する。
CPU101は、図5に示すように、プログラム110の実行時に、プログラム110を記憶媒体104からメモリ102にロードし、プログラム110と協働してデータ送信処理を行う。
外部インターフェース103は、例えば、情報処理装置2と通信を行う。
また、情報処理装置2は、プロセッサであるCPU201と、メモリ202と、外部インターフェース(I/Oユニット)203と、記憶媒体204とを有する。各部は、バス205を介して互いに接続される。
記憶媒体204は、例えば、情報処理装置1から受信したテストデータの正常性を判定する処理(以下、判定処理とも呼ぶ)を行うためのプログラム210を記憶する。また、記憶媒体204は、例えば、判定処理を行う際に用いられる情報を記憶する情報格納領域230(以下、記憶部230とも呼ぶ)を有する。
CPU201は、図5に示すように、プログラム210の実行時に、プログラム210を記憶媒体204からメモリ202にロードし、プログラム210と協働して判定処理を行う。
外部インターフェース203は、例えば、情報処理装置1と通信を行う。
[情報処理システムの機能]
次に、情報処理システム10の機能について説明する。図6は、情報処理装置1の機能のブロック図である。また、図7は、情報処理装置2の機能のブロック図である。
初めに、情報処理装置1の機能について説明する。CPU101は、図6に示すように、プログラム110と協働することにより、ディスクドライバ12の機能として、情報受付部111と、テストデータ生成部112(以下、第1データ生成部112とも呼ぶ)と、情報生成部113(以下、第1情報生成部113とも呼ぶ)と、情報管理部114として動作する。また、CPU101は、図6に示すように、プログラム110と協働することにより、ネットワークドライバ14の機能として、情報受付部121と、情報取得部122と、情報付加部123と、情報送受信部124として動作する。さらに、情報格納領域130には、図6に示すように、パラメータ情報131と、対応情報132(以下、第1対応情報132とも呼ぶ)とが記憶されている。
ディスクドライバ12の情報受付部111は、テストデータの生成要求と、テストデータを記憶させる第1アドレスとを受け付ける。具体的に、情報受付部111は、図1等で説明したテスト対象部11から、テストデータの読み出し指示と、読み出しが行われたテストデータを記憶させるメモリ102上の第1アドレスとを受け付ける。
ディスクドライバ12のテストデータ生成部112は、情報格納領域130に記憶されたパラメータ情報131に情報が含まれる複数のパラメータのうち、いずれかのパラメータに応じたテストデータを生成する。パラメータ情報131は、テストデータの生成が行われる際に用いられるパラメータを示す情報であり、例えば、事業者によって予め情報格納領域130に記憶される情報である。具体的に、テストデータ生成部112は、例えば、パラメータ情報131に情報が含まれる複数のパラメータのうち、情報受付部111が受け付けた読み出し指示に対応するテストデータを生成するためのパラメータを特定し、特定したパラメータに応じたテストデータを生成する。そして、テストデータ生成部112は、生成したテストデータを、情報受付部111が受け付けた第1アドレスに記憶させる。
ディスクドライバ12の情報生成部113は、情報受付部111が受け付けた第1アドレスを、テストデータ生成部112がテストデータの生成に用いたパラメータの識別情報に対応付ける第1対応情報132を生成する。
ディスクドライバ12の情報管理部114は、情報生成部113が生成した第1対応情報132を情報格納領域130に記憶させる。
また、ネットワークドライバ14の情報受付部121は、テストデータの送信要求と、テストデータ生成部112によってテストデータが記憶された第1アドレスとを受け付ける。具体的に、情報受付部121は、テスト対象部11からテストデータの送信要求と第1アドレスとを受け付ける。
ネットワークドライバ14の情報取得部122は、情報格納領域130に記憶された第1対応情報132を参照して、情報受付部121が受け付けた第1アドレスに対応付けられた識別情報を取得する。
ネットワークドライバ14の情報付加部123は、情報取得部122が取得した識別情報を、情報受付部121が受け付けた第1アドレスに記憶されたテストデータのヘッダの所定位置に設定する。
ネットワークドライバ14の情報送受信部124は、情報受付部121が受け付けた第1アドレスに記憶されたテストデータを情報処理装置2に送信する。
次に、情報処理装置2の機能について説明する。CPU201は、図7に示すように、プログラム210と協働することにより、ディスクドライバ22の機能として、情報受付部211と、情報取得部212と、テストデータ生成部213(以下、第2データ生成部213とも呼ぶ)と、テストデータ比較部214(以下、データ比較部214とも呼ぶ)として動作する。また、CPU201は、図7に示すように、プログラム210と協働することにより、ネットワークドライバ24の機能として、情報受付部221と、情報送受信部222と、情報生成部223(以下、第2情報生成部223とも呼ぶ)と、情報管理部224として動作する。さらに、情報格納領域230には、図7に示すように、パラメータ情報231と、対応情報232(以下、第2対応情報232とも呼ぶ)とが記憶されている。
ネットワークドライバ24の情報受付部221は、第1テストデータを記憶させる第2アドレスと受け付ける。具体的に、情報受付部221は、図1等で説明したテスト対象部21から第2アドレスを受け付ける。
ネットワークドライバ24の情報送受信部222は、情報処理装置1が送信した第1テストデータと、情報処理装置1が送信した識別情報とを受け付ける。具体的に、情報受付部211は、情報処理装置1の情報送受信部124から、ヘッダの所定位置に識別情報が設定された第1テストデータを受け付ける。そして、情報送受信部222は、受け付けた第1テストデータを、情報受付部221が受け付けた第2アドレスに記憶させる。
ネットワークドライバ24の情報生成部223は、情報受付部221が受け付けた第2アドレスを、情報送受信部222が受け付けた識別情報(情報送受信部222が受け付けた第1テストデータのヘッダの所定位置に設定された識別情報)に対応付ける第2対応情報232を生成する。
ネットワークドライバ24の情報管理部224は、情報生成部223が生成した第2対応情報232を情報格納領域230に記憶させる。
また、ディスクドライバ22の情報受付部211は、第1テストデータの書き込み要求と、第2アドレスとを受け付ける。具体的に、情報受付部211は、テスト対象部21から第1テストデータの書き込み要求と第2アドレスとを受け付ける。
ディスクドライバ22の情報取得部212は、情報格納領域230に記憶された第2対応情報232を参照して、情報受付部211が受け付けた第2アドレスに対応付けられた識別情報を取得する。
ディスクドライバ22のテストデータ生成部213は、情報格納領域230に記憶されたパラメータ情報231に情報が含まれる複数のパラメータのうち、情報取得部212が取得した識別情報に対応するパラメータに応じた第2テストデータを生成する。パラメータ情報231は、パラメータ情報131と同じ内容を含む情報であり、例えば、事業者によって予め情報格納領域130に記憶される情報である。
ディスクドライバ22のテストデータ比較部214は、第2アドレスに記憶された第1テストデータの内容と、テストデータ生成部213が生成した第2テストデータの内容とを比較する。そして、テストデータ比較部214は、第1テストデータと第2テストデータとの比較結果を出力する。具体的に、テストデータ比較部214は、例えば、事業者が閲覧可能な操作端末(図示しない)に対して、第1テストデータと第2テストデータとの比較結果の出力を行う。
[第1の実施の形態]
次に、第1の実施の形態について説明する。図8から図11は、第1の実施の形態におけるデータ送信処理及び判定処理の概略を説明するフローチャート図である。図12から図17は、第1の実施の形態におけるデータ送信処理及び判定処理の概略を説明する図である。図12から図17を参照しながら、図8から図11に示すフローチャート図について説明を行う。
[第1情報処理装置におけるデータ送信処理]
初めに、情報処理装置1におけるデータ送信処理の概略について説明を行う。図8及び図9は、情報処理装置1におけるデータ送信処理の概略を説明するフローチャート図である。
情報処理装置1のディスクドライバ12は、図8に示すように、第1テストデータの生成要求と第1アドレスとを受け付けるまで待機する(S1のNO)。具体的に、ディスクドライバ12は、図1等で説明したテスト対象部11から第1テストデータの生成要求と第1アドレスとを受け付けるまで待機する。
そして、第1テストデータの生成要求と第1アドレスとを受け付けた場合(S1のYES)、ディスクドライバ12(テストデータ生成部112)は、図12に示すように、情報格納領域130に記憶された複数のパラメータ(図示しない)のうち、いずれかのパラメータに応じた第1テストデータを生成する(S2)。さらに、ディスクドライバ12は、図12に示すように、S2の処理で生成した第1テストデータを、S1の処理で受け付けた第1アドレス(メモリ102上のアドレス)に記憶させる(S3)。
続いて、ディスクドライバ12は、図13に示すように、S1の処理で受け付けた第1アドレスを、S2の処理で生成した第1テストデータに対応するパラメータの識別情報に対応付ける第1対応情報132を生成する(S4)。
その後、情報処理装置1のネットワークドライバ14は、図9に示すように、第1テストデータの送信要求と第1アドレスとを受け付けるまで待機する(S11のNO)。具体的に、ネットワークドライバ14は、図1等で説明したテスト対象部から第1テストデータの送信要求と第1アドレスとを受け付けるまで待機する。
そして、第1テストデータの送信要求と第1アドレスとを受け付けた場合(S11のYES)、ネットワークドライバ14は、図14に示すように、S4の処理で生成した第1対応情報132を参照して、S11の処理で受け付けた第1アドレスに対応付けられた識別情報を取得する(S12)。さらに、ネットワークドライバ14は、図15に示すように、S12の処理で取得した識別情報を、S11の処理で受け付けた第1アドレスに記憶された第1テストデータとともに送信する(S13)。
[第2情報処理装置における判定処理]
次に、情報処理装置2における判定処理について説明を行う。図10及び図11は、情報処理装置2における判定処理の概略を説明するフローチャート図である。
情報処理装置2のネットワークドライバ24は、図10に示すように、第1テストデータと第2アドレスとを受け付けるまで待機する(S21のNO)。具体的に、ネットワークドライバ24は、情報処理装置1(ネットワークドライバ14)から第1テストデータを受け付け、図1等で説明したテスト対象部21から第2アドレスを受け付けるまで待機する。
そして、第1テストデータと第2アドレスとを受け付けた場合(S21のYES)、ネットワークドライバ24は、図16に示すように、受け付けた第1テストデータを、受け付けた第2アドレス(メモリ102上のアドレス)に記憶させる(S22)。また、ネットワークドライバ24は、この場合、図16に示すように、S21の処理で受け付けた第2アドレスを、S21の処理で受け付けた第1テストデータのパラメータの識別情報に対応付ける第2対応情報232を生成する(S23)。
その後、情報処理装置2のディスクドライバ22は、図11に示すように、第1テストデータの書き込み要求と第2アドレスとを受け付けるまで待機する(S31のNO)。具体的に、ディスクドライバ22は、図1等で説明したテスト対象部21から第1テストデータの書き込み要求と第2アドレスとを受け付けるまで待機する。
そして、第1テストデータの書き込み要求と第2アドレスとを受け付けた場合(S31のYES)、ディスクドライバ22は、S22の処理で生成した第2対応情報232を参照して、S31の処理で受け付けた第2アドレスに対応付けられた識別情報を取得する(S32)。続いて、ディスクドライバ22(テストデータ生成部213)は、図17に示すように、S32の処理で取得した識別情報に対応するパラメータに応じた第2テストデータを生成する(S33)。
さらに、ディスクドライバ22は、S22の処理で第2アドレスに記憶された第1テストデータと、S33の処理で生成した第2テストデータとの比較結果を出力する(S34)。具体的に、ディスクドライバ22は、例えば、事業者が閲覧可能な操作端末(図示しない)に対して、第1テストデータと第2テストデータとの比較結果の出力を行う。
すなわち、情報処理装置1は、例えば、情報処理装置2に送信するテストデータのそれぞれに各テストデータの識別情報(各テストデータの生成に用いられたパラメータの識別情報)を付加する。そして、情報処理装置2は、例えば、情報処理装置1から受信したテストデータのそれぞれに付加された識別情報を参照し、受信したテストデータに対応するパラメータを特定する。その後、情報処理装置2は、特定したパラメータを用いてテストデータ(情報処理装置1から送信されたテストデータの正解データ)の生成を行う。
これにより、情報処理装置2は、情報処理装置1から受信したテストデータに対応する送信テスト(送信テストのテスト項目)を特定することが可能になる。そのため、情報処理装置1は、テストデータの生成に応じて送信テストを連続的に行うことが可能になる。したがって、情報処理装置1及び情報処理装置2は、テストデータを予め生成して記憶領域に記憶させる必要がなくなるため、送信テストの実施に要する記憶領域を削減することが可能になる。
なお、ディスクドライバ12は、テスト対象部11から読み出し指示があった場合に限り、ディスク装置15からのテストデータの読み出しを行わず、テストデータの生成を行うものであってよい。すなわち、ディスクドライバ12は、例えば、テスト対象部11以外からの読み出し指示があった場合、ディスク装置15に記憶されたデータの読み出しを行うものであってよい。同様に、ディスクドライバ22は、テスト対象部21から書き込み指示があった場合に限り、ディスク装置25に対するデータの書き込みを行わず、テストデータの生成を行うものであってよい。すなわち、ディスクドライバ22は、例えば、テスト対象部21以外からの書き込み指示があった場合、ディスク装置25に対するデータの書き込みを行うものであってよい。
[第1の実施の形態の詳細]
次に、第1の実施の形態の詳細について説明する。図18から図21は、第1の実施の形態におけるデータ送信処理及び判定処理の詳細を説明するフローチャート図である。また、図22から図28は、第1の実施の形態におけるデータ送信処理及び判定処理の詳細を説明する図である。図22から図28を参照しながら、図18から図21のデータ送信処理及び判定処理の詳細を説明する。
[第1情報処理装置におけるデータ送信処理の詳細]
初めに、情報処理装置1におけるデータ送信処理の詳細について説明を行う。図18及び図19は、情報処理装置1におけるデータ送信処理の詳細を説明するフローチャート図である。
ディスクドライバ12の情報受付部111は、図18に示すように、第1テストデータの生成要求と第1アドレスとを受け付けるまで待機する(S41のNO)。具体的に、情報受付部111は、図1等で説明したテスト対象部11から第1テストデータの生成要求と第1アドレスとを受け付けるまで待機する。
そして、第1テストデータの生成要求と第1アドレスとを受け付けた場合(S41のYES)、ディスクドライバ12のテストデータ生成部112は、S41の処理で受け付けた第1テストデータの読み出し要求に代えて、情報格納領域130に記憶されたパラメータ情報131に情報が含まれる複数のパラメータのうち、いずれかのパラメータに応じた第1テストデータを生成する(S42)。以下、パラメータ情報131の具体例について説明を行う。
[パラメータ情報の具体例]
図22は、パラメータ情報131の具体例について説明する図である。
図22に示すパラメータ情報131は、パラメータ情報131に含まれる各情報を識別する「項番」と、各パラメータを識別する識別情報が設定される「識別情報」と、各パラメータが設定される「パラメータ」とを項目として有する。「パラメータ」には、事業者が予め用意した送信テストのテスト項目のそれぞれを行うために必要なテストデータの規則性を定める情報であるパラメータが設定される。具体的に、「パラメータ」には、例えば、平仮名のみからなるテストデータを生成することを示すパラメータや、英数字のみからなるテストデータを生成することを示すパラメータ等が設定される。
具体的に、図22に示すパラメータ情報131において、「項番」が「1」である情報には、「識別情報」として「001」が設定され、「パラメータ」として「パラメータA−1」が設定されている。また、図22に示すパラメータ情報131において、「項番」が「2」である情報には、「識別情報」として「002」が設定され、「パラメータ」として「パラメータA−2」が設定されている。図22に含まれる他の情報については説明を省略する。なお、以下、情報処理装置2の情報格納領域230に記憶されたパラメータ情報231の内容が、図22で説明したパラメータ情報131の内容と同一であるものとして説明を行う。
図18に戻り、テストデータ生成部112は、S42の処理で生成した第1テストデータを、S41の処理で受け付けた第1アドレスに記憶させる(S43)。そして、ディスクドライバの情報生成部113は、S41の処理で受け付けた第1アドレスを、S42の処理で生成した第1テストデータに対応するパラメータの識別情報に対応付ける第1対応情報132を生成する(S44)。その後、情報管理部114は、情報生成部113が生成した第1対応情報132を情報格納領域130に記憶させる(S45)。以下、第1対応情報132の具体例について説明を行う。
[第1対応情報の具体例]
図23、図24及び図25は、第1対応情報132の具体例について説明する図である。
図23等に示す第1対応情報132は、第1対応情報132に含まれる各情報を識別する「項番」と、テスト対象部11から指定された第1アドレスが設定される「アドレス」と、各パラメータを識別する識別情報が設定される「識別情報」とを項目として有する。
具体的に、図23に示す第1対応情報132において、「項番」が「1」である情報には、「アドレス」として「0x12342000」が設定され、「識別情報」として「011」が設定される。また、図23に示す第1対応情報132において、「項番」が「2」である情報には、「アドレス」として「0x12343000」が設定され、「識別情報」として「021」が設定される。さらに、図23に示す第1対応情報132において、「項番」が「3」である情報には、「アドレス」として「0x12344000」が設定され、「識別情報」として「022」が設定される。
そして、S41の処理で受け付けた第1アドレスが0x12345000であり、S42の処理で生成した第1テストデータに対応するパラメータの識別情報が023である場合、情報生成部113は、「アドレス」が「0x12345000」であって「識別情報」が「023」である情報を生成する。そして、情報生成部113は、図24の下線部分に示すように、生成した情報を第1対応情報132の少なくとも一部の情報(「項番」が「4」である情報)として情報格納領域130に記憶させる。すなわち、情報生成部113は、テスト対象部11が第1テストデータの読み出し要求を送信する毎に、第1対応情報132を生成して情報格納領域130に蓄積する。
その後、ネットワークドライバ14の情報受付部121は、図19に示すように、第1テストデータの送信要求と第1アドレスとを受け付けるまで待機する(S51のNO)。具体的に、情報受付部121は、図1等で説明したテスト対象部から第1テストデータの送信要求と第1アドレスとを受け付けるまで待機する。
そして、第1テストデータの送信要求と第1アドレスとを受け付けた場合(S51のYES)、ネットワークドライバ14の情報取得部122は、S44の処理で生成した第1対応情報132を参照して、S51の処理で受け付けた第1アドレスに対応付けられた識別情報を取得する(S52)。
具体的に、図24で説明した対応情報132において、「アドレス」に「0x12344000」が設定された情報の「識別情報」には「022」が設定されている。そのため、例えば、情報受付部121が第1アドレスとして0x12344000を受け付けた場合、情報取得部122は、第1アドレスに対応付けられた識別情報として022を取得する。
さらに、ネットワークドライバ14の情報付加部123は、S52の処理で取得した識別情報を、S51の処理で受け付けた第1アドレスに記憶された第1テストデータのヘッダの所定位置に設定する(S53)。
具体的に、S52の処理で取得した識別情報が022であって、S51の処理で受け付けた第1アドレスが0x12344000である場合、情報付加部123は、アドレスが0x12344000である領域に記憶された第1テストデータのヘッダの所定位置に022を設定する。
その後、ネットワークドライバ14の情報送受信部124は、S53の処理で識別情報の設定を行った第1テストデータを情報処理装置2に送信する(S54)。そして、情報送受信部124は、情報格納領域130に記憶された第1対応情報132から、S51の処理で受け付けた第1アドレスを含む情報を削除する(S55)。
具体的に、S54の処理において0x12344000に記憶されていた第1テストデータの送信が行われた場合、情報送受信部124は、図25に示すように、図24で説明した第1対応情報132のうち、「アドレス」に「0x12344000」が設定されている情報の削除を行う。
すなわち、第1の実施の形態における情報処理装置1では、ディスクドライバ12及びネットワークドライバ14がテスト対象部11からの指示に基づいてそれぞれ独立して動作する。そのため、ディスクドライバ12やネットワークドライバ14における処理負担の増加等が発生した場合、テスト対象部11がディスクドライバ12に対して読み出し指示を行った第1テストデータの順序と、情報処理装置1が送信する第1テストデータの順序との間に差異が発生する可能性がある。また、情報処理装置1と情報処理装置2との間のネットワークの状況等によって、情報処理装置1が送信した第1テストデータの順序と、情報処理装置2が受信した第1テストデータの順序との間に差異が発生する可能性がある。
そこで、第1の実施の形態におけるディスクドライバ12は、第1テストデータの生成を行ったことに応じて、第1テストデータの生成に用いられたパラメータの識別情報と、第1テストデータが記憶されるアドレスとを含む情報を第1対応情報132として生成する。そして、ネットワークドライバ14は、第1テストデータの送信を行う際に、第1対応情報132を参照し、送信を行う第1テストデータが記憶されているアドレスに対応する識別情報を特定し、特定した識別情報を付加してから第1のテストデータの送信を行う。
これにより、情報処理装置2(ディスクドライバ22)では、テスト対象部11がディスクドライバ12に対して読み出し指示を行った第1テストデータの順序と、情報処理装置1が送信する第1テストデータの順序との間に差異が発生した場合であっても、情報処理装置1から受信した第1テストデータのそれぞれと、第1テストデータのそれぞれの生成に用いられたパラメータとを対応付けることが可能になる。また、情報処理装置2(ディスクドライバ22)では、情報処理装置1が送信した第1テストデータの順序と、情報処理装置2が受信した第1テストデータの順序との間に差異が発生した場合であっても、情報処理装置1から受信した第1テストデータのそれぞれと、第1テストデータのそれぞれの生成に用いられたパラメータとを対応付けることが可能になる。そのため、情報処理装置2では、情報処理装置1から送信されたテストデータの正常性の判定を行うことが可能になる。
[第2情報処理装置における判定処理の詳細]
次に、情報処理装置2における判定処理の詳細について説明を行う。図20及び図21は、情報処理装置2における判定処理の詳細を説明するフローチャート図である。
ネットワークドライバ24の情報受付部221及び情報送受信部222は、図20に示すように、第1テストデータと第2アドレスとを受け付けるまで待機する(S61のNO)。具体的に、情報受付部221は、図1等で説明したテスト対象部21から第2アドレスを受け付けるまで待機する。また、情報送受信部222は、情報処理装置1(ネットワークドライバ14)から第1テストデータを受け付けるまで待機する。
そして、第1テストデータと第2アドレスとを受け付けた場合(S61のYES)、情報送受信部222は、受け付けた第1テストデータを、情報受付部221が受け付けた第2アドレスに記憶させる(S62)。
その後、ネットワークドライバ24の情報生成部223は、S61の処理で受け付けた第1テストデータのヘッダの所定位置に設定された識別情報を取得する(S63)。そして、情報生成部223は、S61の処理で受け付けた第2アドレスを、S63の処理で取得した識別情報に対応付ける第2対応情報232を生成する(S64)。さらに、情報管理部224は、S64の処理で生成した第2対応情報232を情報格納領域230に記憶させる(S65)。以下、第2対応情報232の具体例について説明を行う。
[第2対応情報の具体例]
図26、図27及び図28は、第2対応情報232の具体例について説明する図である。
図26等に示す第2対応情報232は、図23等で説明した第1対応情報132と同じ項目を有している。
具体的に、図26に示す第2対応情報232において、「項番」が「1」である情報には、「アドレス」として「0x12340000」が設定され、「識別情報」として「001」が設定される。また、図26に示す第2対応情報232において、「項番」が「2」である情報には、「アドレス」として「0x12341000」が設定され、「識別情報」として「002」が設定される。
そして、S61の処理で受け付けた第1アドレスが0x12344000であり、S63の処理で取得した第1テストデータに対応するパラメータの識別情報が022である場合、情報生成部223は、「アドレス」が「0x12344000」であって「識別情報」が「022」である情報を生成する。そして、情報生成部113は、図27の下線部分に示すように、生成した情報を第2対応情報232の少なくとも一部の情報(「項番」が「3」である情報)として情報格納領域230に記憶させる。すなわち、情報生成部223は、情報受付部221が第1テストデータを情報処理装置1から受け付ける毎に、第2対応情報232を生成して情報格納領域230に蓄積する。
その後、ディスクドライバ22の情報受付部211は、図21に示すように、第1テストデータの書き込み要求と第2アドレスとを受け付けるまで待機する(S71のNO)。具体的に、情報受付部211は、図1等で説明したテスト対象部21から第1テストデータの書き込み要求と第2アドレスとを受け付けるまで待機する。
そして、第1テストデータの書き込み要求と第2アドレスとを受け付けた場合(S71のYES)、ディスクドライバ22の情報取得部212は、S71の処理で受け付けた第1テストデータの書き込み要求に代えて、S64の処理で生成した第2対応情報232を参照し、S71の処理で受け付けた第2アドレスに対応付けられた識別情報を取得する(S72)。
具体的に、図27で説明した第2対応情報232において、「アドレス」に「0x12341000」が設定された情報の「識別情報」には「002」が設定されている。そのため、例えば、情報受付部211が第2アドレスとして0x12341000を受け付けた場合、情報取得部212は、第2アドレスに対応付けられた識別情報として002を取得する。
続いて、ディスクドライバ22のテストデータ生成部213は、情報格納領域230に記憶されたパラメータ情報231に情報が含まれる複数のパラメータのうち、S72の処理で取得した識別情報に対応するパラメータに応じた第2テストデータを生成する(S73)。
さらに、テストデータ生成部213は、情報格納領域230に記憶された第2対応情報232から、S71の処理で受け付けた第2アドレスを含む情報を削除する(S74)。
具体的に、S71の処理で受け付けた第2アドレスが0x12341000である場合、テストデータ生成部213は、図28に示すように、図27で説明した第2対応情報232のうち、「アドレス」に「0x12310000」が設定されている情報の削除を行う。
その後、ディスクドライバ22のテストデータ比較部214は、S62の処理で第2アドレスに記憶された第1テストデータと、S73の処理で生成した第2テストデータとの比較結果を出力する(S75)。具体的に、テストデータ比較部214は、例えば、事業者が閲覧可能な操作端末(図示しない)に対して、第1テストデータと第2テストデータとの比較結果の出力を行う。
すなわち、第1の実施の形態における情報処理装置2では、情報処理装置1と同様に、ディスクドライバ22及びネットワークドライバ24がテスト対象部21からの指示に基づいてそれぞれ独立して動作する。そのため、ディスクドライバ22やネットワークドライバ24における処理負担の増加等が発生した場合、情報処理装置1から送信された第1テストデータの順序と、テスト対象部21がディスクドライバ22に対して書き込み指示を行った第1テストデータの順序との間に差異が発生する可能性がある。
そこで、第1の実施の形態におけるネットワークドライバ24は、第1テストデータの受信を行ったことに応じて、第1テストデータに付加された識別情報と、第1テストデータが記憶されるアドレスとを含む情報を第2対応情報232として生成する。そして、ディスクドライバ22は、第2テストデータの生成を行う際に、第2対応情報232を参照し、生成を行う第2テストデータに対応する第1テストデータが記憶されているアドレスに対応する識別情報を特定し、特定した識別情報に対応するパラメータから第2テストデータの生成を行う。
これにより、情報処理装置2では、情報処理装置1から送信された第1テストデータの順序と、テスト対象部21がディスクドライバ22に対して書き込み指示を行った第1テストデータの順序との間に差異が発生した場合であっても、情報処理装置1から受信した第1テストデータに対応する第2テストデータ(正解データ)を生成することが可能になる。
このように、本実施の形態における情報処理装置1のディスクドライバ12は、テストデータの生成要求と、データを記憶させる第1アドレスとを受け付けると、情報格納領域130に記憶された複数のパラメータのうち、特定のパラメータに応じた第1テストデータを生成する。そして、ディスクドライバ12は、生成した第1テストデータを第1アドレスに記憶させ、第1アドレスを特定のパラメータの識別情報に対応付ける第1対応情報132を生成する。
その後、情報処理装置1のネットワークドライバ14は、第1テストデータの送信要求と、第1アドレスとを受け付けると、生成した第1対応情報を参照して、受け付けた第1アドレスに対応付けられた識別情報を取得し、取得した識別情報を、受け付けた第1アドレスに記憶された第1テストデータとともに情報処理装置2に送信する。
一方、本実施の形態における情報処理装置2のネットワークドライバ24は、情報処理装置1が送信した第1テストデータと、識別情報と、第1テストデータを記憶させる第2アドレスとを受け付けると、受け付けた第2アドレスを、識別情報に対応付ける第2対応情報を生成する。
そして、情報処理装置2のディスクドライバ22は、第1テストデータの書き込み要求と、第2アドレスとを受け付けると、生成した第2対応情報を参照して、受け付けた第2アドレスに対応付けられた識別情報を取得し、取得した識別情報に対応するパラメータに応じた第2テストデータを生成する。その後、ディスクドライバ22は、受け付けた第1テストデータと、生成した第2テストデータとの比較結果を出力する。
これにより、情報処理装置2は、情報処理装置1から受信したテストデータに対応する送信テスト(送信テストのテスト項目)を特定することが可能になる。そのため、情報処理装置1は、テストデータの生成に応じて送信テストを連続的に行うことが可能になる。したがって、情報処理装置1及び情報処理装置2は、テストデータを予め生成して記憶装置内の記憶領域に記憶しておく必要がなくなるため、送信テストの実施に要する記憶領域を削減することが可能になる。
以上の実施の形態をまとめると、以下の付記のとおりである。
(付記1)
データの生成要求と、該データを記憶させるアドレスとを受け付けると、記憶部に記憶された複数のパラメータのうち、いずれかのパラメータに応じたデータを生成し、生成した前記データを、受け付けた前記アドレスに記憶させ、受け付けた前記アドレスを前記いずれかのパラメータの識別情報に対応付ける情報を生成し、
前記データの送信要求と、該データが記憶されたアドレスとを受け付けると、生成した前記情報を参照して、受け付けた前記アドレスに対応付けられた識別情報を取得し、取得した前記識別情報を、受け付けた前記アドレスに記憶された前記データとともに送信する、
ことを特徴とするデータ送信方法。
(付記2)
付記1において、
前記送信する工程では、
取得した前記識別情報を、受け付けた前記アドレスに記憶された前記データのヘッダの所定位置に設定し、
前記識別情報が設定された前記データの送信を行う、
ことを特徴とするデータ送信方法。
(付記3)
付記1において、
前記データの生成要求は、前記記憶部と異なる他の記憶部に記憶されたデータの読み込み要求であり、
前記生成する工程では、データの生成要求と、該データを記憶させるアドレスとを受け付けると、前記他の記憶部に記憶されたデータの読み込みに代えて、前記いずれかのパラメータに応じたデータを生成し、生成した前記データを、受け付けた前記アドレスに記憶させる、
ことを特徴とするデータ送信方法。
(付記4)
パラメータに応じて生成された第1データと、該第1データを記憶させるアドレスとを受け付けると、受け付けた前記第1データを、受け付けた前記アドレスに記憶させ、受け付けた前記アドレスを前記パラメータの識別情報に対応付ける情報を生成し、
前記第1データの書き込み要求と、前記アドレスとを受け付けると、生成した前記情報を参照して、受け付けた前記アドレスに対応付けられた前記識別情報を取得し、記憶部に記憶された複数のパラメータのうち、取得した前記識別情報に対応するパラメータに応じた第2データを生成し、
受け付けた前記第1データと、生成した前記第2データとの比較結果を出力する、
ことを特徴とする判定方法。
(付記5)
付記4において、
前記情報を生成する工程では、
受け付けた前記第1データのヘッダの所定位置に設定された前記識別情報を取得し、
受け付けた前記アドレスを、取得した前記識別情報に対応付ける、
ことを特徴とする判定方法。
(付記6)
付記4において、
前記第2データを生成する工程では、前記第1データの書き込み要求と、前記アドレスとを受け付けると、前記アドレスに対する前記第1データの書き込みに代えて、前記第2データの生成を行う、
ことを特徴とする判定方法。
(付記7)
データの生成要求と、該データを記憶させるアドレスとを受け付けると、記憶部に記憶された複数のパラメータのうち、いずれかのパラメータに応じたデータを生成する第1データ生成部と、
生成した前記データを、受け付けた前記アドレスに記憶させ、受け付けた前記アドレスを前記いずれかのパラメータの識別情報に対応付ける情報を生成する第1情報生成部と、
前記データの送信要求と、該データが記憶されたアドレスとを受け付けると、生成した前記情報を参照して、受け付けた前記アドレスに対応付けられた識別情報を取得し、取得した前記識別情報を、受け付けた前記アドレスに記憶された前記データとともに送信する情報送受信部と、を有する、
ことを特徴とするデータ送信装置。
(付記8)
パラメータに応じて生成された第1データと、該第1データを記憶させるアドレスとを受け付けると、受け付けた前記第1データを、受け付けた前記アドレスに記憶させ、受け付けた前記アドレスを前記パラメータの識別情報に対応付ける情報を生成する第2情報生成部と、
前記第1データの書き込み要求と、前記アドレスとを受け付けると、生成した前記情報を参照して、受け付けた前記アドレスに対応付けられた前記識別情報を取得する情報取得部と、
記憶部に記憶された複数のパラメータのうち、取得した前記識別情報に対応するパラメータに応じた第2データを生成する第2データ生成部と、
受け付けた前記第1データと、生成した前記第2データとの比較結果を出力するデータ比較部と、を有する、
ことを特徴とする判定装置。
(付記9)
データの生成要求と、該データを記憶させるアドレスとを受け付けると、記憶部に記憶された複数のパラメータのうち、いずれかのパラメータに応じたデータを生成し、生成した前記データを、受け付けた前記アドレスに記憶させ、受け付けた前記アドレスを前記いずれかのパラメータの識別情報に対応付ける情報を生成し、
前記データの送信要求と、該データが記憶されたアドレスとを受け付けると、生成した前記情報を参照して、受け付けた前記アドレスに対応付けられた識別情報を取得し、取得した前記識別情報を、受け付けた前記アドレスに記憶された前記データとともに送信する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするデータ送信プログラム。
(付記10)
パラメータに応じて生成された第1データと、該第1データを記憶させるアドレスとを受け付けると、受け付けた前記第1データを、受け付けた前記アドレスに記憶させ、受け付けた前記アドレスを前記パラメータの識別情報に対応付ける情報を生成し、
前記第1データの書き込み要求と、前記アドレスとを受け付けると、生成した前記情報を参照して、受け付けた前記アドレスに対応付けられた前記識別情報を取得し、記憶部に記憶された複数のパラメータのうち、取得した前記識別情報に対応するパラメータに応じた第2データを生成し、
受け付けた前記第1データと、生成した前記第2データとの比較結果を出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする判定プログラム。
(付記11)
第1情報処理装置と、
該第1情報処理装置とアクセス可能な第2情報処理装置と、を有し、
前記第1情報処理装置は、
データの生成要求と、該データを記憶させる第1アドレスとを受け付けると、記憶部に記憶された複数のパラメータのうち、いずれかのパラメータに応じた前記第1データを生成する第1データ生成部と、
生成した前記第1データを、受け付けた前記第1アドレスに記憶させ、受け付けた前記第1アドレスを前記いずれかのパラメータの識別情報に対応付ける第1情報を生成する第1情報生成部と、
前記第1データの送信要求と、前記第1アドレスとを受け付けると、生成した前記第1情報を参照して、受け付けた前記第1アドレスに対応付けられた識別情報を取得し、取得した前記識別情報を、受け付けた前記第1アドレスに記憶された前記第1データとともに送信する情報送受信部と、を有し、
前記第2情報処理装置は、
前記データ送信部が送信した前記第1データと、前記識別情報と、前記第1データを記憶させる第2アドレスとを受け付けると、受け付けた前記第1データを、受け付けた前記第2アドレスに記憶させ、受け付けた前記第2アドレスを、前記識別情報に対応付ける第2情報を生成する第2情報生成部と、
前記第1データの書き込み要求と、前記第2アドレスとを受け付けると、生成した前記第2情報を参照して、受け付けた前記第2アドレスに対応付けられた前記識別情報を取得する情報取得部と、
記憶部に記憶された複数のパラメータのうち、取得した前記識別情報に対応するパラメータに応じた第2データを生成する第2データ生成部と、
受け付けた前記第1データと、生成した前記第2データとの比較結果を出力するデータ比較部と、を有する、
ことを特徴とする情報処理システム。
(付記12)
付記11において、
前記第1情報生成部は、
前記複数のパラメータと各パラメータの識別情報とを対応付けた第3情報を記憶した記憶部を参照し、前記いずれかのパラメータの前記識別情報を取得し、
受け付けた前記第1アドレスを、取得した前記識別情報に対応付けることによって前記第1情報を生成し、
前記第2情報生成部は、
前記第3情報を記憶した記憶部を参照し、受け付けた前記第2アドレスを、取得した前記識別情報に対応付けることによって前記第2情報を生成する、
ことを特徴とする情報処理システム。
(付記13)
付記11において、
前記データの生成要求は、前記記憶部と異なる他の記憶部に記憶されたデータの読み込み要求であり、
前記第1情報生成部は、データの生成要求と、該データを記憶させるアドレスとを受け付けると、前記他の記憶部に記憶されたデータの読み込みに代えて、前記いずれかのパラメータに応じたデータを生成し、生成した前記データを、受け付けた前記アドレスに記憶させる、
ことを特徴とする情報処理システム。
(付記14)
付記11において、
前記第2データ生成部は、前記第1データの書き込み要求と、前記アドレスとを受け付けると、前記アドレスに対する前記第1データの書き込みに代えて、前記第2データの生成を行う、
ことを特徴とする情報処理システム。
1:情報処理装置 11:テスト対象部
12:ディスクドライバ 14:ネットワークドライバ
2:情報処理装置 21:テスト対象部
22:ディスクドライバ 24:ネットワークドライバ

Claims (12)

  1. データの生成要求と、該データを記憶させるアドレスとを受け付けると、記憶部に記憶された複数のパラメータのうち、いずれかのパラメータに応じたデータを生成し、生成した前記データを、受け付けた前記アドレスに記憶させ、受け付けた前記アドレスを前記いずれかのパラメータの識別情報に対応付ける情報を生成し、
    前記データの送信要求と、該データが記憶されたアドレスとを受け付けると、生成した前記情報を参照して、受け付けた前記アドレスに対応付けられた識別情報を取得し、取得した前記識別情報を、受け付けた前記アドレスに記憶された前記データとともに送信する、
    ことを特徴とするデータ送信方法。
  2. 請求項1において、
    前記送信する工程では、
    取得した前記識別情報を、受け付けた前記アドレスに記憶された前記データのヘッダの所定位置に設定し、
    前記識別情報が設定された前記データの送信を行う、
    ことを特徴とするデータ送信方法。
  3. 請求項1において、
    前記データの生成要求は、前記記憶部と異なる他の記憶部に記憶されたデータの読み込み要求であり、
    前記生成する工程では、データの生成要求と、該データを記憶させるアドレスとを受け付けると、前記他の記憶部に記憶されたデータの読み込みに代えて、前記いずれかのパラメータに応じたデータを生成し、生成した前記データを、受け付けた前記アドレスに記憶させる、
    ことを特徴とするデータ送信方法。
  4. パラメータに応じて生成された第1データと、該第1データを記憶させるアドレスとを受け付けると、受け付けた前記第1データを、受け付けた前記アドレスに記憶させ、受け付けた前記アドレスを前記パラメータの識別情報に対応付ける情報を生成し、
    前記第1データの書き込み要求と、前記アドレスとを受け付けると、生成した前記情報を参照して、受け付けた前記アドレスに対応付けられた前記識別情報を取得し、記憶部に記憶された複数のパラメータのうち、取得した前記識別情報に対応するパラメータに応じた第2データを生成し、
    受け付けた前記第1データと、生成した前記第2データとの比較結果を出力する、
    ことを特徴とする判定方法。
  5. 請求項4において、
    前記情報を生成する工程では、
    受け付けた前記第1データのヘッダの所定位置に設定された前記識別情報を取得し、
    受け付けた前記アドレスを、取得した前記識別情報に対応付ける、
    ことを特徴とする判定方法。
  6. 請求項4において、
    前記第2データを生成する工程では、前記第1データの書き込み要求と、前記アドレスとを受け付けると、前記アドレスに対する前記第1データの書き込みに代えて、前記第2データの生成を行う、
    ことを特徴とする判定方法。
  7. データの生成要求と、該データを記憶させるアドレスとを受け付けると、記憶部に記憶された複数のパラメータのうち、いずれかのパラメータに応じたデータを生成する第1データ生成部と、
    生成した前記データを、受け付けた前記アドレスに記憶させ、受け付けた前記アドレスを前記いずれかのパラメータの識別情報に対応付ける情報を生成する第1情報生成部と、
    前記データの送信要求と、該データが記憶されたアドレスとを受け付けると、生成した前記情報を参照して、受け付けた前記アドレスに対応付けられた識別情報を取得し、取得した前記識別情報を、受け付けた前記アドレスに記憶された前記データとともに送信する情報送受信部と、を有する、
    ことを特徴とするデータ送信装置。
  8. パラメータに応じて生成された第1データと、該第1データを記憶させるアドレスとを受け付けると、受け付けた前記第1データを、受け付けた前記アドレスに記憶させ、受け付けた前記アドレスを前記パラメータの識別情報に対応付ける情報を生成する第2情報生成部と、
    前記第1データの書き込み要求と、前記アドレスとを受け付けると、生成した前記情報を参照して、受け付けた前記アドレスに対応付けられた前記識別情報を取得する情報取得部と、
    記憶部に記憶された複数のパラメータのうち、取得した前記識別情報に対応するパラメータに応じた第2データを生成する第2データ生成部と、
    受け付けた前記第1データと、生成した前記第2データとの比較結果を出力するデータ比較部と、を有する、
    ことを特徴とする判定装置。
  9. データの生成要求と、該データを記憶させるアドレスとを受け付けると、記憶部に記憶された複数のパラメータのうち、いずれかのパラメータに応じたデータを生成し、生成した前記データを、受け付けた前記アドレスに記憶させ、受け付けた前記アドレスを前記いずれかのパラメータの識別情報に対応付ける情報を生成し、
    前記データの送信要求と、該データが記憶されたアドレスとを受け付けると、生成した前記情報を参照して、受け付けた前記アドレスに対応付けられた識別情報を取得し、取得した前記識別情報を、受け付けた前記アドレスに記憶された前記データとともに送信する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするデータ送信プログラム。
  10. パラメータに応じて生成された第1データと、該第1データを記憶させるアドレスとを受け付けると、受け付けた前記第1データを、受け付けた前記アドレスに記憶させ、受け付けた前記アドレスを前記パラメータの識別情報に対応付ける情報を生成し、
    前記第1データの書き込み要求と、前記アドレスとを受け付けると、生成した前記情報を参照して、受け付けた前記アドレスに対応付けられた前記識別情報を取得し、記憶部に記憶された複数のパラメータのうち、取得した前記識別情報に対応するパラメータに応じた第2データを生成し、
    受け付けた前記第1データと、生成した前記第2データとの比較結果を出力する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする判定プログラム。
  11. 第1情報処理装置と、
    該第1情報処理装置とアクセス可能な第2情報処理装置と、を有し、
    前記第1情報処理装置は、
    データの生成要求と、該データを記憶させる第1アドレスとを受け付けると、記憶部に記憶された複数のパラメータのうち、いずれかのパラメータに応じた前記第1データを生成する第1データ生成部と、
    生成した前記第1データを、受け付けた前記第1アドレスに記憶させ、受け付けた前記第1アドレスを前記いずれかのパラメータの識別情報に対応付ける第1情報を生成する第1情報生成部と、
    前記第1データの送信要求と、前記第1アドレスとを受け付けると、生成した前記第1情報を参照して、受け付けた前記第1アドレスに対応付けられた識別情報を取得し、取得した前記識別情報を、受け付けた前記第1アドレスに記憶された前記第1データとともに送信する情報送受信部と、を有し、
    前記第2情報処理装置は、
    前記データ送信部が送信した前記第1データと、前記識別情報と、前記第1データを記憶させる第2アドレスとを受け付けると、受け付けた前記第1データを、受け付けた前記第2アドレスに記憶させ、受け付けた前記第2アドレスを、前記識別情報に対応付ける第2情報を生成する第2情報生成部と、
    前記第1データの書き込み要求と、前記第2アドレスとを受け付けると、生成した前記第2情報を参照して、受け付けた前記第2アドレスに対応付けられた前記識別情報を取得する情報取得部と、
    記憶部に記憶された複数のパラメータのうち、取得した前記識別情報に対応するパラメータに応じた第2データを生成する第2データ生成部と、
    受け付けた前記第1データと、生成した前記第2データとの比較結果を出力するデータ比較部と、を有する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  12. 請求項11において、
    前記第1情報生成部は、
    前記複数のパラメータと各パラメータの識別情報とを対応付けた第3情報を記憶した記憶部を参照し、前記いずれかのパラメータの前記識別情報を取得し、
    受け付けた前記第1アドレスを、取得した前記識別情報に対応付けることによって前記第1情報を生成し、
    前記第2情報生成部は、
    前記第3情報を記憶した記憶部を参照し、受け付けた前記第2アドレスを、取得した前記識別情報に対応付けることによって前記第2情報を生成する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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