JP2018180769A - ホスト装置および識別方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】装着されたメモリーカードの種別を自律的に識別すること。【解決手段】ホスト装置は、DC結合においてSTB.Lシンボルの送信によりUHS−IIインターフェイスの検出を行うST101。ホスト装置は、STB.Lシンボルを受信できた場合には、UHS−IIカードと判定するST102:YES。ホスト装置は、STB.Lシンボルを受信できなかった場合ST102:NO、送信側にコンデンサを接続させST104、AC結合において、PCIeインターフェイスの検出を行うST105。ホスト装置は、コモン電圧の立ち上がり時間が閾値時間より長い場合、PCIeカードと判定するST106:YES。一方、ホスト装置は、コモン電圧の立ち上がり時間が閾値時間より短い場合、シングルエンドカードと判定するST106:NO。【選択図】図4
Description
本開示は、メモリーカードを装着可能なホスト装置およびメモリーカードの種別の識別方法に関する。
近年、フラッシュメモリ等の大容量の不揮発性記憶素子を備え、高速でのデータ処理が可能な、例えばSD(Secure Digital)カード、UFS(Universal Flash Storage)カードといったメモリーカードが市場に普及している。このようなメモリーカードは、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、デジタルカメラ、オーディオプレーヤ及びカーナビゲーションシステム等のホスト装置に装着されて使用される(特許文献1参照)。
メモリーカードには、シングルエンド(レガシー、LV(Low Voltage))のインターフェイスをサポートするカード(以下、「シングルエンドカード」という)、差動信号を用いることで伝送速度高速化を実現したUHS(Ultra High Speed)−IIのインターフェイスをサポートするカード(以下、「UHS−IIカード」という)等がある。さらに、汎用インターフェイスであるPCI(Peripheral Component Interconnect) Express(登録商標)(PCIe)をメモリーカードに導入することが望まれている。以下、PCIeのインターフェイスをサポートするカードを「PCIeカード」という。
メモリーカードの一種であるSDカードはすでに市場で普及しているため、PCIeインターフェイスへの拡張を図る場合、上記既存のSDインターフェイスを継続して活用できるようインターフェイスの互換性を保つことが要望されている。このため、D0ライン、D1ラインにおける、PCIeインターフェイスの信号端子とUHS−IIインターフェイスの信号端子との共用化が図られている。これにより、ホスト装置は、端子数を増加させること無く、UHS−IIインターフェイスとPCIeインターフェイスの両方をサポートすることができる。
また、ホスト装置は、装着されたメモリーカードが、UHS−IIに対応しているか否か、および、PCIeに対応しているか否かを自律的に識別することが求められる。
しかしながら、これまで、ホスト装置がメモリーカードの種別を自律的に識別する技術については開示されていない。
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものであり、装着されたメモリーカードの種別を自律的に識別できるホスト装置および識別方法を提供することである。
本開示のホスト装置は、シングルエンドのインターフェイスをサポートする第1のメモリーカード、差動信号を用いたUHS−IIのインターフェイスをサポートする第2のメモリーカード、差動信号を用いたPCIe(Peripheral Component Interconnect Express)のインターフェイスをサポートする第3のメモリーカードのいずれも装着可能なホスト装置であって、装着されたメモリーカードと、DC(Direct Current)結合あるいはAC(Alternating Current)結合した状態で、差動信号を送受信する通信部と、DC結合における前記装着されたメモリーカードからの第1信号の受信の有無を判定する第1判定、AC結合におけるコモン電圧の立ち上がり時間に基づくレシーバの接続の有無を判定する第2判定、AC結合における前記装着されたメモリーカードからの第2信号の受信の有無を判定する第3判定のいずれか2つの判定結果に基づいて、前記装着されたメモリーカードが、前記第1のメモリーカード、前記第2のメモリーカード、前記第3のメモリーカードのいずれであるかを識別する識別部と、を具備する。
本開示の識別方法は、シングルエンドのインターフェイスをサポートする第1のメモリーカード、差動信号を用いたUHS−IIのインターフェイスをサポートする第2のメモリーカード、差動信号を用いたPCIe(Peripheral Component Interconnect Express)のインターフェイスをサポートする第3のメモリーカードのいずれも装着可能なホスト装置による、装着されたメモリーカードの識別方法であって、DC結合における前記装着されたメモリーカードからの第1信号の受信の有無を判定し、前記第1信号を受信した場合には、前記装着されたメモリーカードが前記第2のメモリーカードであると識別し、前記第1信号を受信しなかった場合には、AC結合におけるコモン電圧の立ち上がり時間に基づくレシーバの接続の有無を判定し、前記レシーバが接続されている場合には、前記装着されたメモリーカードが前記第3のメモリーカードであると識別し、前記レシーバが接続されていない場合には、前記装着されたメモリーカードが前記第1のメモリーカードであると識別する。
本開示によれば、装着されたメモリーカードの種別を自律的に識別できる。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、同じ符号を付した構成要素については、それぞれの実施の形態において同一の機能を有するものとする。
なお、本開示は、当業者が理解するための添付図面及び以下の説明を提供するのであって、これらによって請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
また、以下の説明において、ホスト装置からメモリーカード(UHS−IIカードあるいはPCIeカード)への方向を「下り方向」といい、下り方向に送信される信号を「下り信号」という。また、メモリーカードからホスト装置への方向を「上り方向」といい、上り方向に送信される信号を「上り信号」という。
(実施の形態1)
まず、本開示の実施の形態1に係るホスト装置100、UHS−IIカード200およびPCIeカード300の構成について、図1、図2を用いて説明する。図1は、ホスト装置100にUHS−IIカード200が装着された状態を示している。図2は、ホスト装置100にPCIeカード300が装着された状態を示している。
まず、本開示の実施の形態1に係るホスト装置100、UHS−IIカード200およびPCIeカード300の構成について、図1、図2を用いて説明する。図1は、ホスト装置100にUHS−IIカード200が装着された状態を示している。図2は、ホスト装置100にPCIeカード300が装着された状態を示している。
<ホスト装置の構成>
ホスト装置100は、シングルエンドカード、UHS−IIカード200およびPCIeカード300のいずれとも通信可能であり、装着されたメモリーカードの種別を識別し、メモリーカードの種別に応じた初期化処理を行う。
ホスト装置100は、シングルエンドカード、UHS−IIカード200およびPCIeカード300のいずれとも通信可能であり、装着されたメモリーカードの種別を識別し、メモリーカードの種別に応じた初期化処理を行う。
図1、図2に示すように、ホスト装置100は、UHS−IIカード200あるいはPCIeカード300と、D0ライン401、D1ライン402を介して通信を行う。D0ライン401には下り信号(差動信号)が流れる。D1ライン402には上り信号(差動信号)が流れる。なお、シングルエンドカードには、D0ライン401の端子およびD1ライン402の端子を有していない。このため、ホスト装置100は、D0ライン401、D1ライン402を介して信号通信を行うことはできない。
図1、図2に示すように、ホスト装置100は、少なくとも、送信側制御回路(Tx回路)101、レシーバ検出器102、P/S変換器103、送信側差動バッファ104、切替スイッチ105、受信側差動バッファ151、S/P変換器152、受信側制御回路(Rx回路)153、振幅検出器154を有する。なお、送信側制御回路101、レシーバ検出器102および受信側制御回路153は、識別部を構成する。また、P/S変換器103、送信側差動バッファ104、切替スイッチ105、受信側差動バッファ151およびS/P変換器152は、通信部を構成する。
また、ホスト装置100は、D0ライン401に接続するD0+端子T111、D0−端子T112、および、D1ライン402に接続するD1+端子T161、D1−端子T162を有する。
送信側差動バッファ104の+側(ポジティブ)は、切替スイッチ105の固定接点Tfと接続する(信号線L121)。送信側差動バッファ104の−側(ネガティブ)は、D0−端子T112と接続する(信号線L122)。切替スイッチ105の一方の可動接点Tm1は、コンデンサC1(75〜200nF)を介してD0+端子T111と接続する。切替スイッチ105の他方の可動接点Tm2は、D0+端子T111と接続する。受信側差動バッファ151の+側は、D1+端子T161と接続する(信号線L171)。受信側差動バッファ151の−側は、D1−端子T162と接続する(信号線L172)。ケーブル末端での信号の不要反射を防ぐために、2本の信号線L121、L122には終端抵抗R11が接続され、2本の信号線L171、L172には終端抵抗R12が接続されている。
送信側制御回路101は、各種の下り信号を生成し、P/S変換器103に複数の下り信号を並列に出力する。また、送信側制御回路101は、レシーバ検出器102に対してON/OFF制御を行う。また、送信側制御回路101は、切替スイッチ105の接続先を制御する。また、送信側制御回路101は、受信側制御回路153との間で制御信号の送信/受信を行う。
レシーバ検出器102は、送信側制御回路101によりON/OFF制御される。レシーバ検出器102は、起動状態(ON状態)のときに、切替スイッチ105が可動接点Tm1に接続した状態で、信号線L121、L122における下り信号のコモン電圧を測定する。そして、レシーバ検出器102は、コモン電圧の立ち上がり時間に基づいてレシーバの有無を検出し、検出結果を示す信号を送信側制御回路101に出力する。なお、レシーバ検出器102におけるレシーバ検出処理の詳細については後述する。
P/S変換器103は、送信側制御回路101から出力された並列の信号を直列の信号に変換し、送信側差動バッファ104に出力する。
送信側差動バッファ104は、P/S変換器103から出力されたシングルエンドの信号から差動信号に変換する。下り差動信号の+側は、D0+端子T111から、接続中のメモリーカードに出力される。下り差動信号の−側は、D0−端子T112から、接続中のメモリーカードに出力される。
切替スイッチ105は、送信側制御回路101の制御に基づいて、接続する可動接点を切り替える。
受信側差動バッファ151は、接続中のメモリーカードから、D1+端子T161、D1−端子T162を介して入力した上り差動信号をシングルエンドの信号に変換し、S/P変換器152に出力する。
S/P変換器152は、受信側差動バッファ151から出力された直列の信号を並列の信号に変換し、受信側制御回路153に出力する。
受信側制御回路153は、S/P変換器152から出力された各種の上り信号を復号する。また、受信側制御回路153は、振幅検出器154に対して振幅検出の指示を行う。また、受信側制御回路153は、送信側制御回路101との間で制御信号の送信/受信を行う。
振幅検出器154は、受信側制御回路153の指示により、信号線L171、L172における上り信号の振幅を検出し、検出結果を示す信号を受信側制御回路153に出力する。
<UHS−IIカードの構成>
図1に示すように、UHS−IIカード200は、少なくとも、送信側制御回路(Tx回路)201、P/S変換器202、送信側差動バッファ203、受信側差動バッファ251、S/P変換器252、受信側制御回路(Rx回路)253、振幅検出器254を有する。また、UHS−IIカード200は、D0ライン401に接続するD0+端子T261、D0−端子T262、および、D1ライン402に接続するD1+端子T211、D1−端子T212を有する。
図1に示すように、UHS−IIカード200は、少なくとも、送信側制御回路(Tx回路)201、P/S変換器202、送信側差動バッファ203、受信側差動バッファ251、S/P変換器252、受信側制御回路(Rx回路)253、振幅検出器254を有する。また、UHS−IIカード200は、D0ライン401に接続するD0+端子T261、D0−端子T262、および、D1ライン402に接続するD1+端子T211、D1−端子T212を有する。
送信側差動バッファ203の+側は、D1+端子T211と接続する(信号線L221)。送信側差動バッファ203の−側は、D1−端子T212と接続する(信号線L222)。受信側差動バッファ251の+側は、D0+端子T261と接続する(信号線L271)。受信側差動バッファ251の−側は、D0−端子T262と接続する(信号線L272)。2本の信号線L221、L222には終端抵抗R21が接続され、2本の信号線L271、L272には終端抵抗R22が接続されている。
送信側制御回路201は、各種の上り信号を生成し、P/S変換器202に複数の上り信号を並列に出力する。また、送信側制御回路201は、受信側制御回路253との間で制御信号の送信/受信を行う。
P/S変換器202は、送信側制御回路201から出力された並列の信号を直列の信号に変換し、送信側差動バッファ203に出力する。
送信側差動バッファ203は、P/S変換器202から出力されたシングルエンドの信号から差動信号に変換する。上り差動信号の+側は、D1+端子T211から、ホスト装置100に出力される。上り差動信号の−側は、D1−端子T212から、接続中のホスト装置100に出力される。
受信側差動バッファ251は、接続中のホスト装置100から、D0+端子T261、D0−端子T262を介して入力した下り差動信号をシングルエンドの信号に変換し、S/P変換器252に出力する。
S/P変換器252は、受信側差動バッファ251から出力された直列の信号を並列の信号に変換し、受信側制御回路253に出力する。
受信側制御回路253は、S/P変換器252から出力された各種の下り信号を復号する。また、受信側制御回路253は、振幅検出器254に対して振幅検出の指示を行う。また、受信側制御回路253は、送信側制御回路201との間で制御信号の送信/受信を行う。
振幅検出器254は、受信側制御回路253の指示により、信号線L271、L272における下り信号の振幅を検出し、検出結果を示す信号を受信側制御回路253に出力する。
<PCIeカードの構成>
図2に示すように、PCIeカード300は、少なくとも、送信側制御回路(Tx回路)301、P/S変換器302、送信側差動バッファ303、受信側差動バッファ351、S/P変換器352、受信側制御回路(Rx回路)353を有する。また、PCIeカード300は、D0ライン401に接続するD0+端子T361、D0−端子T362、および、D1ライン402に接続するD1+端子T311、D1−端子T312を有する。
図2に示すように、PCIeカード300は、少なくとも、送信側制御回路(Tx回路)301、P/S変換器302、送信側差動バッファ303、受信側差動バッファ351、S/P変換器352、受信側制御回路(Rx回路)353を有する。また、PCIeカード300は、D0ライン401に接続するD0+端子T361、D0−端子T362、および、D1ライン402に接続するD1+端子T311、D1−端子T312を有する。
送信側差動バッファ303の+側は、コンデンサC3(75〜200nF)を介して、D1+端子T311と接続する(信号線L321)。送信側差動バッファ303の−側は、D1−端子T312と接続する(信号線L322)。受信側差動バッファ351の+側は、D0+端子T361と接続する(信号線L371)。受信側差動バッファ351の−側は、D0−端子T362と接続する(信号線L372)。2本の信号線L321、L322には終端抵抗R31が接続され、2本の信号線L371、L372には終端抵抗R32が接続されている。
送信側制御回路301は、各種の上り信号を生成し、P/S変換器302に複数の上り信号を並列に出力する。また、送信側制御回路301は、受信側制御回路353との間で制御信号の送信/受信を行う。
P/S変換器302は、送信側制御回路301から出力された並列の信号を直列の信号に変換し、送信側差動バッファ303に出力する。
送信側差動バッファ303は、P/S変換器302から出力されたシングルエンドの信号から差動信号に変換する。上り差動信号の+側は、D1+端子T311から、ホスト装置100に出力される。上り差動信号の−側は、D1−端子T312から、接続中のホスト装置100に出力される。
受信側差動バッファ351は、接続中のホスト装置100から、D0+端子T361、D0−端子T362を介して入力した下り差動信号をシングルエンドの信号に変換し、S/P変換器352に出力する。
S/P変換器352は、受信側差動バッファ351から出力された直列の信号を並列の信号に変換し、受信側制御回路353に出力する。
受信側制御回路353は、S/P変換器352から出力された各種の下り信号を復号する。また、受信側制御回路353は、振幅検出器354に対して振幅検出の指示を行う。また、受信側制御回路353は、送信側制御回路301との間で制御信号の送信/受信を行う。
<レシーバ検出処理>
次に、レシーバ検出器102におけるレシーバ検出処理の詳細について、図3を用いて説明する。
次に、レシーバ検出器102におけるレシーバ検出処理の詳細について、図3を用いて説明する。
レシーバ検出器102は、切替スイッチ105が可動接点Tm1に接続した状態で、起動時における、信号線L121、L122の下り信号(送信信号)のコモン電圧を測定する。
レシーバが接続されている場合、コンデンサC1を充電する必要があるので、図3(a)に示すように、コモン電圧の立ち上がりが遅くなる。一方、レシーバが接続されていない場合、コンデンサC1を充電する必要がないので、図3(b)に示すように、コモン電圧は早く立ち上がる。
レシーバ検出器102は、コモン電圧が所定の閾値電圧Vdetに達するまでに要した時間である立ち上がり時間tdetを測定する。そして、レシーバ検出器102は、立ち上がり時間tdetが所定の閾値時間Tdetより長い場合には、レシーバが接続されている(レシーバ有)と判定し、立ち上がり時間tdetが所定の閾値時間Tdetより短い場合には、レシーバが接続されていない(レシーバ無)と判定する。
<カード種別識別処理>
次に、本実施の形態に係るホスト装置100によるカード種別識別処理の手順について、図4、図5、図6を用いて説明する。なお、初期状態(デフォルト)では、レシーバ検出器102はOFF状態であるとする。
次に、本実施の形態に係るホスト装置100によるカード種別識別処理の手順について、図4、図5、図6を用いて説明する。なお、初期状態(デフォルト)では、レシーバ検出器102はOFF状態であるとする。
まず、ホスト装置100は、DC(Direct Current)結合において、SD規格で定められたUHS−IIインターフェイスの検出を行う(ST101)。具体的には、送信側制御回路101が、図5に示すように、切替スイッチ105を可動接点Tm2に接続させ(DC結合)、所定の時間(例えば200μs)、D0ライン401を介して、ホスト装置100に装着されたメモリーカードXにSTB.Lシンボルを送信する。STB.Lシンボルは、D0+がLowレベル、かつD0−がHighレベルのDC信号である。
メモリーカードXは、UHS−IIカード200であれば、UHS−IIインターフェイスを有しているので、STB.Lシンボルを認識できる。また、UHS−IIカード200は、所定の時間(例えば200μs)以内に、D1ライン402を介してホスト装置100にSTB.Lシンボルを送信する。一方、メモリーカードXは、シングルエンドカードあるいはPCIeカード300であれば、STB.Lシンボルを認識できない。また、シングルエンドカードあるいはPCIeカード300は、ホスト装置100にSTB.Lシンボルを送信することもできない。
従って、ホスト装置100は、STB.Lシンボルを送信してから所定の時間以内に、D1ライン402を介してSTB.Lシンボルを受信できた場合には、メモリーカードXがUHS−IIインターフェイスを有していると判定し(ST102:YES)、DC結合において、UHS−IIインターフェイスの初期化処理を実行する(ST103)。
一方、ホスト装置100は、STB.Lシンボルを送信してから所定の時間以内に、D1ライン402を介してSTB.Lシンボルを受信できなかった場合には、メモリーカードXがUHS−IIインターフェイスを有していないと判定する(ST102:NO)。
その後、ホスト装置100は、図6に示すように、送信側制御回路101が切替スイッチ105を可動接点Tm1に接続させることにより、送信側にコンデンサC1を接続させる(ST104)。
次に、ホスト装置100は、AC(Alternating Current)結合において、PCIe規格で定められたPCIeインターフェイスの検出を行う(ST105)。具体的には、送信側制御回路101がレシーバ検出器102をONにし、レシーバ検出器102が上述のレシーバ検出処理を行う。
メモリーカードXは、PCIeカード300であれば、レシーバを有しているので、コモン電圧の立ち上がり時間tdetが所定の閾値時間Tdetより長くなる。一方、メモリーカードXがシングルエンドカードであれば、レシーバを有していないので、コモン電圧の立ち上がり時間tdetが所定の閾値時間Tdetより短くなる。
従って、ホスト装置100は、コモン電圧の立ち上がり時間tdetが所定の閾値時間Tdetより長い場合には、メモリーカードXがPCIeインターフェイスを有していると判定し(ST106:YES)、AC結合において、PCIeインターフェイスの初期化処理を実行する(ST107)。
一方、ホスト装置100は、コモン電圧の立ち上がり時間tdetが所定の閾値時間Tdetより短い場合には、メモリーカードXがPCIeインターフェイスを有していないと判定し(ST106:NO)、シングルエンドインターフェイスの初期化処理を実行する(ST108)。
以上のように、本実施の形態では、UHS−IIインターフェイス(DC結合方式)の検出、およびPCIeインターフェイス(AC結合方式)の検出を行う。これにより、ホスト装置100が、装着されたメモリーカードの種別を自律的に識別できる。具体的には、UHS−IIに対応しているか否か、および、PCIeに対応しているか否かを識別できる。したがって、メモリーカードに、新たなインターフェイスとして、PCIeを導入することができ、より広範なホスト装置で高速メモリーカードを利用することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、実施の形態1とは異なる方法によりカード種別を識別する場合について説明する。なお、実施の形態2において、ホスト装置100、UHS−IIカード200およびPCIeカード300の構成は、実施の形態1で説明したものと同一であるので説明を省略する。
実施の形態2では、実施の形態1とは異なる方法によりカード種別を識別する場合について説明する。なお、実施の形態2において、ホスト装置100、UHS−IIカード200およびPCIeカード300の構成は、実施の形態1で説明したものと同一であるので説明を省略する。
<カード種別識別処理>
次に、本実施の形態に係るホスト装置100によるカード種別識別処理の手順について、図7、図8、図9を用いて説明する。
次に、本実施の形態に係るホスト装置100によるカード種別識別処理の手順について、図7、図8、図9を用いて説明する。
まず、ホスト装置100は、AC結合において、レシーバの有無の検出を行う(ST201)。具体的には、送信側制御回路101が、レシーバ検出器102をONにした状態にした後、図8に示すように、切替スイッチ105を可動接点Tm1に接続させることにより、送信側にコンデンサC1を接続させる。そして、レシーバ検出器102が上述のレシーバ検出処理を行う。
メモリーカードXは、UHS−IIカード200あるいはPCIeカード300であれば、レシーバを有しているので、コモン電圧の立ち上がり時間tdetが所定の閾値時間Tdetより長くなる。一方、メモリーカードXがシングルエンドカードであれば、レシーバを有していないので、コモン電圧の立ち上がり時間tdetが所定の閾値時間Tdetより短くなる。
従って、ホスト装置100は、コモン電圧の立ち上がり時間tdetが所定の閾値時間Tdetより長い場合には、メモリーカードXがレシーバを有していると判定する(ST202:YES)。
次に、ホスト装置100は、AC結合のまま、メモリーカードXとの間で、PCIeインターフェイスの初期化処理の最初のステップであるリンク・ネゴシエーションを実行する(ST203)。具体的には、ホスト装置100は、メモリーカードXとの間で、トレーニング・シーケンス(AC信号)の送受信を行う。
メモリーカードXは、PCIeカード300であれば、PCIeインターフェイスを有しているので、トレーニング・シーケンスを正しく受信できる。また、PCIeカード300は、所定の時間以内に、D1ライン402を介してホスト装置100にトレーニング・シーケンスを送信する。一方、メモリーカードXは、シングルエンドカードあるいはUHS−IIカード200であれば、トレーニング・シーケンスを正しく受信できない。また、シングルエンドカードあるいはUHS−IIカード200は、ホスト装置100にトレーニング・シーケンスを送信することもできない。
従って、ホスト装置100は、トレーニング・シーケンスを受信でき、リンク・ネゴシエーションが成功した場合には、メモリーカードXがPCIeインターフェイスを有していると判定し(ST204:YES)、AC結合において、PCIeインターフェイスの初期化処理を実行する(ST205)。
一方、ホスト装置100は、トレーニング・シーケンスを受信できず、リンク・ネゴシエーションが失敗した場合には、メモリーカードXがPCIeインターフェイスを有していないと判定する(ST204:NO)。
その後、ホスト装置100は、図9に示すように、送信側制御回路101が切替スイッチ105を可動接点Tm2に接続させることにより、送信側にコンデンサC1を切断させる(ST206)。
次に、ホスト装置100は、SD規格で定められたUHS−IIインターフェイス(DC結合方式)の検出を行う(ST207)。具体的には、送信側制御回路101が、レシーバ検出器102をOFFにし、所定の時間(例えば200μs)、D0ライン401を介して、メモリーカードXにSTB.Lシンボルを送信する。
そして、ホスト装置100は、STB.Lシンボルを送信してから所定の時間以内に、D1ライン402を介してSTB.Lシンボルを受信できた場合には、メモリーカードXがUHS−IIインターフェイスを有していると判定し(ST208:YES)、DC結合において、UHS−IIインターフェイスの初期化処理を実行する(ST209)。
一方、ホスト装置100は、STB.Lシンボルを送信してから所定の時間以内に、D1ライン402を介してSTB.Lシンボルを受信できなかった場合には、メモリーカードXがUHS−IIインターフェイスを有していないと判定し(ST208:NO)、シングルエンドインターフェイスの初期化処理を実行する(ST210)。
なお、ST208でNOに分岐するフローは異常系である。例えば、D0ライン401あるいはD1ライン402のコネクタとメモリーカードの端子との間にゴミ等が付着したために接触が良くない状態の場合には、レシーバを有していると検出した(ST202:YES)にも係わらず、STB.Lハンドシェークが正常に行えない異常状態が起きる場合がある。ST208の判定を行うことにより、上記の異常状態を確認できる。
また、ST202において、ホスト装置100は、コモン電圧の立ち上がり時間tdetが所定の閾値時間Tdetより短い場合にも、メモリーカードXがレシーバを有していないと判定し(ST202:NO)、シングルエンドインターフェイスの初期化処理を実行する(ST210)。
以上のように、本実施の形態では、レシーバの有無の検出、およびPCIeインターフェイス(AC結合方式)の検出を行う。これにより、ホスト装置100が、装着されたメモリーカードの種別を自律的に識別できる。具体的には、UHS−IIに対応しているか否か、および、PCIeに対応しているか否かを識別できる。したがって、メモリーカードに、新たなインターフェイスとして、PCIeを導入することができ、より広範なホスト装置で高速メモリーカードを利用することができる。
<その他>
なお、上記の各実施の形態のカード種別識別処理における時間は一例であり、実装可能な範囲であれば他の数値でも構わない。
なお、上記の各実施の形態のカード種別識別処理における時間は一例であり、実装可能な範囲であれば他の数値でも構わない。
本開示は、メモリーカードを接続可能なホスト装置に用いるに好適である。
100 ホスト装置
101、201、301 送信側制御回路(Tx回路)
102 レシーバ検出器
103、202、302 P/S変換器
104、203、303 送信側差動バッファ
105 切替スイッチ
151、251、351 受信側差動バッファ
152、252、352 S/P変換器
153、253、353 受信側制御回路(Rx回路)
154、254 振幅検出器
200 UHS−IIカード
300 PCIeカード
101、201、301 送信側制御回路(Tx回路)
102 レシーバ検出器
103、202、302 P/S変換器
104、203、303 送信側差動バッファ
105 切替スイッチ
151、251、351 受信側差動バッファ
152、252、352 S/P変換器
153、253、353 受信側制御回路(Rx回路)
154、254 振幅検出器
200 UHS−IIカード
300 PCIeカード
Claims (6)
- シングルエンドのインターフェイスをサポートする第1のメモリーカード、差動信号を用いたUHS−IIのインターフェイスをサポートする第2のメモリーカード、差動信号を用いたPCIe(Peripheral Component Interconnect Express)のインターフェイスをサポートする第3のメモリーカードのいずれも装着可能なホスト装置であって、
装着されたメモリーカードと、DC(Direct Current)結合あるいはAC(Alternating Current)結合した状態で、差動信号を送受信する通信部と、
DC結合における前記装着されたメモリーカードからの第1信号の受信の有無を判定する第1判定、AC結合におけるコモン電圧の立ち上がり時間に基づくレシーバの接続の有無を判定する第2判定、AC結合における前記装着されたメモリーカードからの第2信号の受信の有無を判定する第3判定のいずれか2つの判定結果に基づいて、前記装着されたメモリーカードが、前記第1のメモリーカード、前記第2のメモリーカード、前記第3のメモリーカードのいずれであるかを識別する識別部と、
を具備するホスト装置。 - 前記識別部は、
前記第2判定において、前記コモン電圧が閾値電圧に達するまでの立ち上がり時間が、閾値時間よりも長い場合には前記レシーバが接続されていると判定し、前記閾値時間よりも短い場合には前記レシーバが接続されていないと判定する、
請求項1記載のホスト装置。 - 前記識別部は、
前記第1判定において、前記第1信号を受信した場合には、前記装着されたメモリーカードが前記第2のメモリーカードであると識別し、
前記第1判定において、前記第1信号を受信しなかった場合、前記第2判定において、前記レシーバが接続されている場合には、前記装着されたメモリーカードが前記第3のメモリーカードであると識別し、前記レシーバが接続されていない場合には、前記装着されたメモリーカードが前記第1のメモリーカードであると識別する、
請求項1または2に記載のホスト装置。 - 前記識別部は、
前記第2判定において、前記レシーバが接続されていない場合には、前記装着されたメモリーカードが前記第1のメモリーカードであると識別し、
前記第2判定において、前記レシーバが接続されている場合に、前記第3判定において、前記第2信号を受信した場合には、前記装着されたメモリーカードが前記第3のメモリーカードであると識別し、前記第2信号を受信しなかった場合には、前記装着されたメモリーカードが前記第2のメモリーカードであると識別する、
請求項1または2に記載のホスト装置。 - シングルエンドのインターフェイスをサポートする第1のメモリーカード、差動信号を用いたUHS−IIのインターフェイスをサポートする第2のメモリーカード、差動信号を用いたPCIe(Peripheral Component Interconnect Express)のインターフェイスをサポートする第3のメモリーカードのいずれも装着可能なホスト装置による、装着されたメモリーカードの識別方法であって、
DC結合における前記装着されたメモリーカードからの第1信号の受信の有無を判定し、
前記第1信号を受信した場合には、前記装着されたメモリーカードが前記第2のメモリーカードであると識別し、
前記第1信号を受信しなかった場合には、AC結合におけるコモン電圧の立ち上がり時間に基づくレシーバの接続の有無を判定し、
前記レシーバが接続されている場合には、前記装着されたメモリーカードが前記第3のメモリーカードであると識別し、
前記レシーバが接続されていない場合には、前記装着されたメモリーカードが前記第1のメモリーカードであると識別する、
識別方法。 - シングルエンドのインターフェイスをサポートする第1のメモリーカード、差動信号を用いたUHS−IIのインターフェイスをサポートする第2のメモリーカード、差動信号を用いたPCIe(Peripheral Component Interconnect Express)のインターフェイスをサポートする第3のメモリーカードのいずれも装着可能なホスト装置による、装着されたメモリーカードの識別方法であって、
AC結合におけるコモン電圧の立ち上がり時間に基づくレシーバの接続の有無を判定し、
前記レシーバが接続されていない場合には、前記装着されたメモリーカードが前記第1のメモリーカードであると識別し、
前記レシーバが接続されている場合には、AC結合における前記装着されたメモリーカードからの第2信号の受信の有無を判定し、
前記第2信号を受信した場合には、前記装着されたメモリーカードが前記第3のメモリーカードであると識別し、
前記第2信号を受信しなかった場合には、前記装着されたメモリーカードが前記第2のメモリーカードであると識別する、
識別方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017076844A JP2018180769A (ja) | 2017-04-07 | 2017-04-07 | ホスト装置および識別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017076844A JP2018180769A (ja) | 2017-04-07 | 2017-04-07 | ホスト装置および識別方法 |
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ID=64275407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017076844A Pending JP2018180769A (ja) | 2017-04-07 | 2017-04-07 | ホスト装置および識別方法 |
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JP (1) | JP2018180769A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021514505A (ja) * | 2019-01-18 | 2021-06-10 | シリコン モーション インコーポレイティッドSilicon Motion Inc. | 初期化法と関連するコントローラ、メモリデバイス、およびホスト |
US11232048B2 (en) | 2019-01-18 | 2022-01-25 | Silicon Motion Inc. | Methods, flash memory controller, and electronic device for SD memory card device |
-
2017
- 2017-04-07 JP JP2017076844A patent/JP2018180769A/ja active Pending
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JP7179073B2 (ja) | 2019-01-18 | 2022-11-28 | シリコン モーション インコーポレイティッド | 初期化法と関連するコントローラ、メモリデバイス、およびホスト |
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