JP2018180642A - 通信システム - Google Patents

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JP2018180642A JP2017074702A JP2017074702A JP2018180642A JP 2018180642 A JP2018180642 A JP 2018180642A JP 2017074702 A JP2017074702 A JP 2017074702A JP 2017074702 A JP2017074702 A JP 2017074702A JP 2018180642 A JP2018180642 A JP 2018180642A
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陽一 半田
Yoichi Handa
陽一 半田
昂之 砂山
Takayuki Sunayama
昂之 砂山
拓也 上総
Takuya Kamifusa
拓也 上総
明日香 八木
Asuka Yagi
明日香 八木
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Abstract

【課題】ユーザーに応じた商品やサービスなどの情報を提供することができる通信システムを提供する。【解決手段】飲食店及び商品販売店を含む複数の店舗が集積した商業施設又は商業地域における通信システムである。商業施設又は商業地域を訪れるユーザー1を撮影する撮影部11と、撮影部11により撮影されたユーザー1の画像を認識する認識部21と、認識部21により認識した画像を予め設定された複数の分類のいずれかに分類する判別部22と、判別部22により判別された画像に、複数の店舗が提供する商品及び/又はサービスに関する情報を付加する情報付加部23と、商業施設又は商業地域内であって店舗内以外の場所に設置されており、付加された情報を表示する表示部12とを備えている。【選択図】図2

Description

本発明は通信システムに関する。さらに詳しくは、顧客ないしユーザー(以下、「ユーザー」で代表させる)に応じた商品、サービスなどの情報を提供する通信システムに関する。
近年、レストランなどの飲食施設だけでなく、これに映画館などの娯楽施設などが加わった複合商業施設が全国的に普及しつつある。かかる複合商業施設では、集客力を向上させて売り上げの増大を図るために、各種の媒体を通じての宣伝や、イベントの企画・実行などが頻繁に行われている。
前述した宣伝は、ファミリー向け、若い女性向けなど、ある程度ターゲットを絞って行われているものの、同じ世代の者でも趣味や嗜好は多岐に亘るため、その効果は十分ではない場合がある。
ところで、商品の宣伝について、ユーザーの趣味や嗜好を反映した商品情報を当該ユーザーに提示するシステムが提案されている(特許文献1参照)。特許文献1記載のシステムでは、第1のカメラで検出された店内のユーザーの視線方向から当該ユーザーが注視している商品を判定するとともに、当該第1のカメラによる画像から前記ユーザーの属性(年齢、性別、体型、身長、服装など)を判定し、注視した商品情報とユーザーの属性とを関連付けてデータベースに記憶している。一方、来店した別のユーザーを第2のカメラで撮像した画像から当該第2のユーザーの属性を判定し、前記データベースから、第2のユーザーの属性と同様の属性を有するユーザーが注視していた商品情報を選出し、この商品情報を前記別のユーザーに提示するべく表示部に表示している。特許文献1記載のシステムによれば、来店する多くの客に対してより適切な商品情報を個別に提示することができる、とされている。
特開2016−38877号公報
しかし、特許文献1記載のシステムでは、或る特定の店舗内の商品についてユーザーの嗜好ないし興味を反映した商品の情報が表示されるだけであり、限られた範囲内の情報しかユーザーに提示することができない。同じ様な嗜好に対しても、1つだけでなく種々のブランドが存在している。
また、ユーザーは、実際に当該店舗に来店しなければ前記商品の情報を入手することができず、店舗数が多い場合には実用的ではない。店舗数が多い複合商業施設では、多種多様の商品やサービスが提供されており、自分の好みに合ったものを選択することができるというメリットがあるものの、数が多すぎて、どこで自分の好みに合う商品やサービスが提供されるのかを探すのが大変であり、また、商品などの選択に迷うという実情がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、複数の店舗が集積した商業施設又は商業地域において、ユーザーに応じた商品やサービスなどの情報を提供することができる通信システムを提供することを目的としている。
本発明の第1の観点に係る通信システムは、
(1)飲食店及び商品販売店を含む複数の店舗が集積した商業施設又は商業地域における通信システムであって、
前記商業施設又は商業地域を訪れるユーザーを撮影する撮影部と、
前記撮影部により撮影されたユーザーの画像を認識する認識部と、
前記認識部により認識した画像を予め設定された複数の分類のいずれかに分類する判別部と、
前記判別部により判別された画像に、判別結果に関連する情報であって前記複数の店舗が提供する商品及び/又はサービスに関する情報を付加する情報付加部と、
前記商業施設又は商業地域内であって前記店舗内以外の場所に設置されており、前記付加された情報を表示する表示部と
を備えている。
本発明の第1の観点に係る通信システムでは、撮影したユーザーの画像を予め設定された複数の分類のいずれかに分類しており、その結果に関連する情報であって複数の店舗が提供する商品及び/又はサービスに関する情報を当該画像に付加している。付加された情報は、前記商業施設又は商業地域内であって前記店舗内以外の場所に設置された表示部に表示される。このため、ユーザーは、自己に応じた情報を店舗に行く前に入手することができる。関連する情報には、ファッション、装飾品、小物などの買物情報、食事、喫茶などの飲食情報、映画、音楽、スポーツなどの娯楽情報など、複合商業施設や商業集積地域などで提供される種々の商品やサービスに関する情報が含まれる。
本発明の第2の観点に係る通信システムは、
(2)飲食店及び商品販売店を含む複数の店舗が集積した商業施設又は商業地域における通信システムであって、
前記商業施設又は商業地域を訪れるユーザーを撮影する撮影部と、
前記撮影部により撮影されたユーザーの画像を認識する認識部と、
前記認識部により認識した画像を蓄積画像と比較して当該画像を判別する判別部と、
前記判別部により判別された画像に判別結果に関連する情報を付加する情報付加部と、
前記商業施設又は商業地域内であって前記店舗内以外の場所に設置されており、前記付加された情報を表示する表示部と
を備えている。
本発明の第2の観点に係る通信システムでは、撮影したユーザーの画像を蓄積された蓄積画像と比較して当該ユーザーの画像を判別しており、その結果に関連する情報であって複数の店舗が提供する商品及び/又はサービスに関する情報を当該画像に付加している。付加された情報は、前記商業施設又は商業地域内であって前記店舗内以外の場所に設置された表示部に表示される。このため、ユーザーは、自己に応じた情報を店舗に行く前に入手することができる。
(3)前記(1)の通信システムにおいて、前記複数の分類は、ユーザーの性別、年齢及び外見に基づき分類することができる。この場合、ユーザーは、当該ユーザーの性別、年齢及び外見に基づき分類された結果に関連する情報を表示部から入手することができる。
(4)前記(2)の通信システムにおいて、前記判別は、ユーザーの性別、年齢及び外見に基づき分類することができる。この場合、ユーザーは、当該ユーザーの性別、年齢及び外見に基づき分類された結果に関連する情報を表示部から入手することができる。
(5)前記(3)又は(4)の通信システムにおいて、前記付加される情報は、性別、年齢及び外見に基づいて分類された他の複数のユーザーの嗜好に基づくものとすることができる。この場合、ユーザーは、性別、年齢及び外見において自己と同じグループに属する他のユーザーの嗜好に基づいた付加情報を入手することができ、この付加情報を参考にして、商品やサービスを選択することができる。「付加情報」には、性別、年齢及び外見において自己と同じグループに属する他のユーザーの嗜好に基づいて選定、推奨された商品やサービスについての情報が含まれる。なお、本明細書において、画像に「付加する」とは、当該画像と結びつける、又は、当該画像とリンクさせるという趣旨である。したがって、ユーザーの画像が表示された画面において当該画像とともに表示されるという意味だけを示すものではなく、付加された情報である付加情報が、画像とは別の画面で表示される場合をも含む趣旨である。
(6)前記(1)〜(5)の通信システムにおいて、通信システムのアプリサイトへのアクセスを可能にするアクセス表示部を備えることができる。この場合、QRコード(登録商標)などのアクセス表示を介して通信システムのアプリサイトへアクセスすることで、例えば表示された付加情報である商品やサービスを提供する店舗のクーポン券や割引券などを入手することができる。また、通信システムの会員となる手続きを自己の携帯端末から行うこともできる。
(7)前記(1)〜(6)の通信システムにおいて、前記表示部は、アンケート情報を表示し、前記判別部は、入力されたアンケート情報を加味して撮影されたユーザーの画像を判別することができる。この場合、撮影された画像とともに、ユーザーにより入力されたアンケート情報を加味することで、当該ユーザーがどのグループに属するかの分類ないし判別を、より高精度に行うことができる。
本発明の通信システムによれば、ユーザーに応じた商品やサービスなどの情報を提供することができる。
本発明の通信システムにおけるサービスや情報などの流れを示す説明図である。 本発明の通信システムの一実施形態の概要説明図である。 本発明の通信システムにおける情報ターミナルの一例の斜視説明図である。 図3に示される情報ターミナルの一表示例を示す図である。 図3に示される情報ターミナルの他の表示例を示す図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の通信システムを詳細に説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1は、本発明の通信システムにおけるサービスや情報の流れを示す説明図である。本発明の通信システムは、複数の店舗が集積した複合商業施設や商業地域に適用され、当該複合商業施設や商業地域を訪れるユーザーの趣味や嗜好に応じた商品やサービスなどの情報を当該ユーザーに提供するものである。
複数の店舗には、衣服、雑貨、装飾品、書籍などの種々の商品の販売店;食事や喫茶を行うレストラン、喫茶店、ワインバーなどの飲食施設;映画館、ゲームセンターなどの娯楽施設;音楽教室、英語教室、料理教室などの教育ないし教養施設だけでなく、理髪店、美容室など種々の店舗がある。図1に示される例では、これらの店舗がテナントTとして複合商業施設に入居している。
本実施形態における通信システムは、システム運営会社1によって管理及び運営される。システム運営会社1は、複合商業施設を管理及び運営する組織の一部門であってもよいし、当該組織とは別の主体が経営する組織であってもよい。複合商業施設を訪れるユーザー1から、システム運営会社2に対し、後述するカメラにより撮影された当該ユーザー1の撮影画像や当該ユーザー1から提供される職業や趣味などの属性情報が提供される。一方、システム運営会社2からは、ユーザー1に対し、前記撮影画像や属性情報に基づいて選定又は推奨された付加情報として当該ユーザー1に合った商品やサービスなどが提案される。ユーザーは、提案された商品やサービスなどを参考にして複合商業施設を利用する。付加情報には、商品やサービス以外に、例えば複合商業施設で開催される各種イベントや、当該複合商業施設に臨時に出店している店舗に関する情報なども含まれる。
複合商業施設の各テナントTは、ユーザー1に合った商品やサービスを提供し、ユーザー1は、各テナントTに当該商品やサービスの対価を支払う。
システム運営会社2は、雑誌、専門誌、業界紙などの情報媒体3から、例えば毎月又は季節毎に流行情報を入手し、当該流行情報の提供に対する対価を情報媒体2に支払う。流行情報には、衣服や装飾品だけでなく、食べ物、飲み物、音楽、映画、スポーツ、書籍など多種多様な商品やサービスに関する流行情報が含まれる。
商業施設の各テナントTは、システム運営会社2に対して、当該テナントTの規模などに応じた通信システムの利用料を支払う。
図2は、本発明の一実施形態に係る通信システムの概要説明図であり、図3は、図2に示される情報ターミナルの斜視説明図である。通信システムは、情報ターミナル10と、制御部20と、店舗端末30とを備えている。
情報ターミナル10は、複合商業施設のエントランスないし入口付近、入口広場など、当該複合商業施設に買物などに来たユーザー1が最初に訪れる場所に設置されている。情報ターミナル10は、自立型の機器としてもよいし、建物の壁などへの埋め込み型の機器としてもよい。本実施形態では、壁埋め込み型の機器とされており、後述する表示部は壁面から後退した位置に配設されている。情報ターミナル10は、複合商業施設の規模などに応じて複数台設置してもよい。また、1か所だけでなく、複合商業施設へのアプローチが複数存在する場合は、複数の箇所に配置することもできる。
情報ターミナル10は、撮影部としてのカメラ11と、表示部12と、入力部13と、アクセス表示部14と、プリント部15とを備えている。
カメラ11は複合商業施設を訪れるユーザー1を撮影して当該ユーザー1の撮影画像を入手するものであり、ユーザー1の全身を撮影することができるように、情報ターミナル10の上部において当該カメラ11のレンズがやや下方を向くように配設されている。
表示部12は、情報ターミナル10の前に立つユーザー1のほぼ上半身と対向する位置にくるように配設されており、また、その大きさもユーザー1が見やすいように大画面とされている。表示部12は、例えば液晶表示素子、プラズマ表示素子又はCRTなどで構成されている。表示部12は、掲示板、宣伝媒体としての機能も有しており、ユーザー1が情報ターミナル10の前に立って撮影が行われるまでは、複合商業施設に関する広報や宣伝などが行われる。また、表示部12は、ユーザー1に対して図4に示されるような付加情報などを表示する。
入力部13は、情報ターミナル10を利用するユーザー1が、通信システムを利用するためのIDナンバーやパスワードなどを入力したり、後述するユーザー1へのアンケートに対する回答を入力したりするためのものである。本実施形態では、入力部13としてキーボードが採用されているが、例えばタッチパネルなど他の入力手段を採用することもできる。前述したアンケートは、ユーザー1に合った商品やサービスについての情報を当該ユーザー1に提供する際の参考となる属性情報を取得するために行われる。アンケートの項目としては、例えば職業、趣味、余暇の過ごし方、好きな食べ物などが挙げることができる。
アクセス表示部14には、通信システムのアプリサイトへのアクセスを可能にするアクセス表示が表示される。アクセス表示としては、例えばQRコード(登録商標)などを用いることができる。ユーザー1は、例えばスマートフォンなどの自己の携帯電話端末を用いてアクセス表示部14に表示されるQRコード(登録商標)を読み込むことで、通信システムのアプリサイトへアクセスすることができる。なお、本実施形態では、表示部12とアクセス表示部14とを別の画面としているが、表示部12の一部をアクセス表示部とすることもできる。
プリント部15は、複合商業施設のテナントTが提供するクーポン券や割引券などをプリントアウトする部分である。かかるクーポン券や割引券は、通信システムのアプリサイトへアクセスし、アプリケーションを自己の携帯電話端末にダウンロードすることでも入手可能である。
制御部20はマイクロコンピュータなどからなっており、認識部21、判別部22及び情報付加部23を含む演算部24と、カメラ11からの画像信号を受信する受信部25と、記憶部26と、送信部27とを備えている。演算部24は、演算処理の中枢として機能するCPUからなっている。演算部24による処理の結果が、送信部27から、制御部20に接続されている情報ターミナル10の表示部12及び店舗端末30に送信される。
記憶部26は、演算部24の制御プログラム(判別プログラムを含む)が格納されたROMと、当該演算部24が制御動作を行う際にデータなどが一時的に書き込まれたり、その書き込まれたデータが読み出されたりするRAMとから構成されている。本実施形態の判別プログラムは、カメラ11で撮影したユーザー1に対し当該ユーザー1に応じた商品やサービスに関する情報を提供するために、演算部24を、カメラ11により撮影されたユーザー1の画像を認識する認識部21、この認識部21により認識した画像を予め設定された複数の分類のいずれかに分類する判別部22、及び、この判別部22に判別された画像に、判別部22による判別結果に関連する情報であってテナントTにより提供される商品、サービスなどに関する情報を付加する情報付加部23として機能させる。
つぎに、前述した通信システムによりユーザー1に対し当該ユーザー1に応じた商品やサービスを提供する、システム使用例について説明する。
まず、複合商業施設を訪れたユーザー1が情報ターミナル10の前に立ち、システムお勧めの商品やサービスの情報を得るために、入力部13に設けられているシステムスタートボタンを押すと、表示部12に、これから撮影が行われる旨の表示がなされる。ユーザー1が、同じく入力部13に設けられている撮影開始ボタンを押すと、カメラ11によりユーザー1の全身画像が撮影される。なお、情報ターミナル10の前に人が立ったことを検知し得るセンサ(図示せず)を配設し、このセンサが人の存在を検知すると、システムによるサービスを開始させることもできる。この場合は、入力部13における前記システムスタートボタンは不要となる。なお、撮影は、一度だけでなく、別の機会に複合商業施設を訪れたときに再度撮影するようにしてもよい。これにより、当該別の機会における服装に合った商品やサービスをユーザーに提供することができる。
ユーザー1の撮影が終了すると、撮影された画像は制御部20の受信部25に送信され、当該受信部25で受信された画像は制御部20の記憶部26に記憶される。
ついで、演算部24の認識部21によって、記憶部26に記憶されているユーザー1の画像が認識され、この認識部26により認識されたユーザー1の画像は、演算部24の判別部22によって、予め設定された複数の分類のいずれかに分類される。本実施形態では、性別、年齢及び外見に基づいて画像の分類が行われる。
ユーザー1の画像の認識及び分類は、一般に入手可能な、例えばCaffeなどの画像認識又は画像解析ソフトウェアを利用して行うことができる。制御部20の記憶部26には、予めこのような画像認識又は画像解析ソフトウェアが格納されている。
Caffeなどの画像解析ソフトウェアを用いて画像の分類処理を行うに際し、予めユーザーの撮影画像に関する情報である学習画像情報(学習モデル)が生成され、生成された学習画像情報が学習画像格納部として機能する記憶部26に格納される。かかる学習画像情報は深層学習(Deep Learning)を用いて学習された情報であり、ユーザーの複数の分類は、当該学習画像情報によって生成される。
本実施形態で用いられる、ユーザーの撮影画像に関する学習画像情報は、例えば、以下のようにして生成することができる。
まず、様々な年齢層の男女であって、様々な服装(帽子、リボンなどの装飾品を含む)をした男女の画像を教師画像として収集する。年齢層としては、10代、20代、30代・・・という風に10歳刻みとすることもできるし、さらに細かく5歳刻みとすることもできる。また、外見としての服装は、例えば女性の場合は、キャリア系、お嬢さん系、ガーリッシュ系などの分類が考えられ、また、男性の場合は、コンサバ系、アメカジ系、ロック系などの分類が考えられる。年齢、性別及び外見をパラメータとして、例えば、「女性、20代、キャリア系」、又は、「男性、30代、コンサバ系」といった複数の分類が考えられる。収集した画像は画像解析ソフトウェアに投入されるが、その際、収取した画像のそれぞれについて、服装について詳しい判定者によって分類値が与えられ、当該分類値を画像とリンクさせて画像解析ソフトウェアに投入する。
また、教師画像を収集するに際し、各教師画像の被撮影者に対してアンケートやヒヤリングによって当該被撮影者の嗜好を併せて収集しておき、その嗜好に関する情報を前記分類値と関連付けて記憶部26に格納しておく。被撮影者の嗜好には、服装だけでなく、帽子などの小物や装飾品、食べ物や飲み物に対する好み、さらには、スポーツや娯楽に対する好みなども含まれる。例えば、コンサバ系、30代の男性は、多くの場合、〇〇又は△△のブランドの服装を好み、食べ物としてはフレンチやイタリアンが好きであり、映画や音楽鑑賞を好む、といった情報を分類とリンクさせて記憶部26に格納しておく。
認識部21により認識されたユーザー1の画像を、前述した学習画像情報に投入すると、投入された画像の特徴が捉えられて、予め設定されていた複数の分類値のいずれかが出力される。例えば、今回撮影したユーザーは、「男性、30代、コンサバ系」という具合に分類される。なお、ユーザー1に対してアンケートを行う場合は、判別部22は、ユーザー1により入力されたアンケート情報を加味して撮影されたユーザー1の画像を判別する。これにより、ユーザー1が性別、年齢及び外見においてどのグループに属するのかの分類ないし判別を、より高精度に行うことができる。
ついで、例えば「男性、30代、コンサバ系」という判別結果に関連する情報であって、複合商業施設内の複数の店舗が提供する商品及び/又はサービスに関する情報が、情報付加部23により付加される。複数の店舗が提供する商品やサービスについては、提供されるものが、例えば商品なのか、食事なのか、スポーツなのかといった観点からの仕分けとともに、提供されるものが主に男性を対象としているのか、及び、主に女性を対象としているのかといった仕分けがなされている。さらには、提供されるものが、どの年齢層を主対象としているのか、及び、どのような趣味や嗜好をもつユーザーを対象としているのかといった仕分けもなされている。そして、かかる仕分けに基づく情報が、予め記憶部26に格納されている。例えば、A店は、20〜30代の男性を対象としたコンサバ系の衣服及び小物を提供している、といった情報である。
また、前述したように、共通の嗜好ないし趣味を有する、各種年齢層の男性又は女性が好む服装や食事などの情報が記憶部26に格納されており、この格納されている情報から、例えば「男性、30代、コンサバ系」のユーザーには、どのような服装や食事が好まれているのかということが認定され、さらにかかる服装や食事は、記憶部26に格納されている前記仕分けに基づく情報から、どの店舗で提供されているのかが情報付加部23により付加される。ユーザー1は、性別、年齢及び外見において自己と同じグループに属する他のユーザーの嗜好に基づいた付加情報を入手することができる。
付加された情報である付加情報40は、例えば「あなたにおすすめの」情報として、表示部12に表示される。図4は、かかる表示の一例を示している。この例では、「商品」、「食事・喫茶」、「イベント」及び「スポーツ」の4つの項目について、画像を撮影されたユーザーに応じた、すなわちユーザーが好むであろう情報が提供されている。本実施形態では、4つの項目について付加情報40が提供されているが、かかる項目の数や種類は、複合商業施設や商業地域の内容などに応じて適宜選定することができる。なお、付加情報は、時間帯を考慮して、その内容を選択することもできる。例えば、「食事・喫茶」という項目内において、お昼又は夕方であれば、食事に関する情報を選択し、午後2〜4時頃であれば、喫茶に関する情報を選択することもできる。
図4に示される画面では、付加情報40として、店舗の名称と、バーゲン情報などを含む簡単な紹介とを表示している。ユーザー1は、提供された各種情報を見て、興味がある情報の詳細を知りたければ、入力部13を操作して当該情報の詳細を表示部12に表示させることができる。そして、当該詳細な情報にしたがって店舗を訪れることで効率よく自分に合った商品やサービスを得ることができる。
また、前述した詳細な情報には、当該店舗が提供する割引やクーポンに関する情報を含ませることもできる。この場合、ユーザー1は、情報ターミナル10のアクセス表示部14に表示されるQRコード(登録商標)などのアクセス表示を、スマートフォンなどの自己の携帯電話端末を用いて読み込むことで、通信システムのアプリサイトへアクセスすることができる。そして、アプリケーションをダウンロードすることで、当該店舗の割引券やクーポン券などを入手することができる。
なお、「商品」として衣服が提案された場合、当該ユーザー1が提案された衣服を着用したときのイメージを表示部12に表示させることもできる。この場合、撮影したユーザー1の顔や髪型をそのまま利用するのではなく、図5に示されるように、当該顔や髪型に若干手を加えてユーザー1をキャラクター化したキャラクター41に提案された衣服を着用させることもできる。ユーザー1は、表示されたキャラクター41を見て、提案された衣服を着用した自分のイメージをつかむことができ、これを商品選択の参考にすることができる。
情報ターミナル10での情報入手後に店舗を訪れたユーザー1は、提供された情報を参考にして商品やサービスの提供を受ける。その際、割引券やクーポン券がある場合は、当該割引券やクーポン券が表示された携帯端末を店舗のリーダにかざして読み取らせることで、ユーザー1は、割引などの特典を得ることができる。店舗としても、特定のユーザー1の購入履歴を得ることができ、顧客情報を充実させることができる。
一方、通信システムとしても、ユーザー1が割引券などを利用することで、特定のユーザー1の、購入履歴を含む施設の利用履歴を取得することができる。これにより、次回、複合商業施設を訪れたユーザー1に対して、前回の購入品を考慮して商品やサービスの情報を提供することができる。例えば、前回の来訪時に衣服を購入したユーザー1に対して、当該衣服に似合うと思われる小物や装飾品に関する情報を提供することができる。
複合商業施設を訪れて画像を撮影したユーザー1に対し、IDナンバーやパスワードを付与することもできる。IDナンバーやパスワードを付与することで、当該ユーザー1が、再度情報ターミナル10を利用するときに当該IDナンバーやパスワードを入力部13で入力することで、通信システムは当該ユーザー1を識別することができる。これにより、当該ユーザー1に対して、過去の購入履歴や施設の利用履歴を考慮した商品やサービスの付加情報を提供することができる。この場合、30代であると判別されたにも拘らず、当該ユーザー1が主として20代を対象とする衣服を購入した場合には、商品やサービスを提供する上での当該ユーザー1の分類を「30代」から「20代」に変更することもできる。これにより、ユーザー1の趣味や嗜好に合った商品やサービスを提供することができる。ユーザー1としては、自分に合った「いい提案」、「楽しい提案」を通信システムが提供してくれるので、複合商業施設を利用する頻度が高くなる。
〔その他の変形例〕
本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、前述した実施形態では、画像解析ソフトウェアを用いて、ユーザーの撮影画像を予め設定された複数の分類のいずれかに分類しているが、これに限らず、認識部により認識された画像を予め記憶部に蓄積されている蓄積画像と比較して、当該撮影した画像を判別することもできる。この場合、記憶部に格納されている判別プログラムは、演算部を、撮影部としてのカメラにより撮影されたユーザーの画像を認識する認識部、認識部により認識した画像を蓄積画像と比較して判別する判別部、及び、判別部により判別された画像に判別結果に関連する情報を付加する情報付加部として機能させる。かかる変形例においても、ユーザーは、自己に応じた情報を店舗に行く前に入手することができる。
また、前述した実施形態では、性別、年齢及び外見においてユーザーと同じグループに属する他のユーザーの嗜好に基づいた商品やサービスの情報である付加情報を当該ユーザーに提供しているが、付加情報としては、これ以外にも、例えば複合商業施設を構成する店舗が売り出したい、又は、広めたいと企画している商品やサービスの情報を付加情報に含ませることもできる。この場合、店舗側としては、提供された付加情報に対するユーザーの反応を踏まえて、販売計画の見直しや強化などをすることができる。通信システムを運営する組織としては、提供したにもかかわらず、ユーザーの来店に結び付かない情報は、結果として当該ユーザーには合っていないと考えられるので、付加情報から削除して通信システムが提供する付加情報の信頼性を高めることができる。
1 :ユーザー
2 :システム運営会社
3 :情報媒体
10 :情報ターミナル
11 :カメラ(撮影部)
12 :表示部
13 :入力部
14 :アクセス表示部
15 :プリント部
20 :制御部
21 :認識部
22 :判別部
23 :情報付加部
24 :演算部
25 :受信部
26 :記憶部
27 :送信部
30 :店舗端末
40 :付加情報

Claims (7)

  1. 飲食店及び商品販売店を含む複数の店舗が集積した商業施設又は商業地域における通信システムであって、
    前記商業施設又は商業地域を訪れるユーザー(1)を撮影する撮影部(11)と、
    前記撮影部(11)により撮影されたユーザー(1)の画像を認識する認識部(21)と、
    前記認識部(21)により認識した画像を予め設定された複数の分類のいずれかに分類する判別部(22)と、
    前記判別部(22)により判別された画像に、判別結果に関連する情報であって前記複数の店舗が提供する商品及び/又はサービスに関する情報を付加する情報付加部(23)と、
    前記商業施設又は商業地域内であって前記店舗内以外の場所に設置されており、前記付加された情報を表示する表示部(12)と
    を備えた、通信システム。
  2. 飲食店及び商品販売店を含む複数の店舗が集積した商業施設又は商業地域における通信システムであって、
    前記商業施設又は商業地域内であって前記店舗内以外の場所に設置されており、当該商業施設又は商業地域を訪れるユーザー(1)を撮影する撮影部(11)と、
    前記撮影部(11)により撮影されたユーザー(1)の画像を認識する認識部(21)と、
    前記認識部(21)により認識した画像を蓄積画像と比較して当該画像を判別する判別部(22)と、
    前記判別部(22)により判別された画像に、判別結果に関連する情報であって前記複数の店舗が提供する商品及び/又はサービスに関する情報を付加する情報付加部(23)と、
    前記商業施設又は商業地域内であって前記店舗内以外の場所に設置されており、前記付加された情報を表示する表示部(12)と
    を備えた、通信システム。
  3. 前記複数の分類は、ユーザー(1)の性別、年齢及び外見に基づき分類される、請求項1に記載に通信システム。
  4. 前記判別は、ユーザー(1)の性別、年齢及び外見に基づき分類される、請求項2に記載に通信システム。
  5. 前記付加される情報は、性別、年齢及び外見に基づいて分類された他の複数のユーザー(1)の嗜好に基づく、請求項3又は請求項4に記載に通信システム。
  6. 通信システムのアプリサイトへのアクセスを可能にするアクセス表示部(14)を備える、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の通信システム。
  7. 前記表示部(12)は、アンケート情報を表示し、前記判別部(22)は、入力されたアンケート情報を加味して撮影されたユーザー(1)の画像を判別する、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の通信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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