JP2018178923A - ハイブリッド式電源装置及び連結吊金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】二つの装置を効率よく連結することができるハイブリッド式電源装置を提供すること。【解決手段】ハイブリッド式電源装置1は、エンジンによって発電機を駆動して負荷に電力を供給するエンジン発電機20と、バッテリBTを収容した電装品箱3と、エンジン発電機20と電装品箱3とを一体として吊り上げるための連結吊金具4と、を備えている。電装品箱3は、エンジン発電機20に隣接して配置されている。連結吊金具4は、エンジン発電機20の上部に設けられたエンジン発電機用吊部41と、電装品箱3の上部に設けられた電装品箱用吊部42と、エンジン発電機用吊部41と電装品箱用吊部42とを連結する連結吊部40と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、ハイブリッド式電源装置及び連結吊金具に関する。
従来、大きな電流(溶接電流)を出力することができる電源としては、例えば、特許文献1に記載されたバッテリ併用型エンジン駆動溶接機が知られている。そのバッテリ併用型エンジン駆動溶接機は、バッテリ溶接機の上に防音型エンジン駆動溶接機を載設して、上下方向に2つの装置を重ねて一体化している。バッテリ併用型エンジン駆動溶接機は、上側の防音型エンジン駆動溶接機のケースの左右の側面に取手を設け、そのケース上面に吊金具を設けて、持ち上げたり、吊り上げたりすることができるようにしている。
装置を吊り上げに適した構造にしたものとしては、例えば、特許文献2に記載されたエンジン駆動型作業機が知られている。そのエンジン駆動型作業機は、パイプフレームに可動可能に係止された可倒式吊金具を備えて、その吊金具にクレーンのフックを掛けることによってクレーンで吊り上げることを可能にしている。
特開2005−224838号公報 特開2005−201104号公報
特許文献1に記載のバッテリ併用型エンジン駆動溶接機、及び、特許文献2に記載のエンジン駆動型作業機は、上部に吊金具を備えているものの、その機械を吊り上げるための機能しか果さないので、機能的に劣るものであった。
そこで、本発明は、二つの装置を効率よく連結することができるハイブリッド式電源装置及び連結吊金具を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明に係るハイブリッド式電源装置は、エンジンによって発電機を駆動して負荷に電力を供給するエンジン発電機と、バッテリを収容した電装品箱と、前記エンジン発電機と前記電装品箱とを一体として吊り上げるための連結吊金具と、を備え、前記電装品箱は、前記エンジン発電機に隣接して配置され、前記連結吊金具は、前記エンジン発電機の上部に設けられたエンジン発電機用吊部と、前記電装品箱の上部に設けられた電装品箱用吊部と、前記エンジン発電機用吊部と前記電装品箱用吊部とを連結する連結吊部と、を備えたことを特徴とする。
かかる構成によれば、ハイブリッド式電源装置は、エンジン発電機と電装品箱とを一体として吊り上げるための連結吊金具を備えている。このため、本発明は、連結吊金具によって、エンジン発電機の筐体(発電機用筐体)と電装品箱との二つの装置を効率よく連結して一体化させることができる。連結吊金具は、エンジン発電機と電装品箱とを連結したことによって、ハイブリッド式電源装置を、二つの装置の合成した重心位置で吊ることができるので、吊り上げたときに、傾くのを防止して、水平な安定した状態に吊ることができる。このため、本発明は、エンジン発電機と電装品箱とを、一つの連結吊金具で吊り上げる一点吊りができる。
また、その電装品箱は、エンジン発電機に隣接して配置されている。このため、本発明は、エンジン発電機と電装品箱とを一まとまりのユニットとしてコンパクトに構成することができる。したがって、本発明は、既存のエンジン発電機を利用して、電装品箱を備えたハイブリッド式電源装置を簡易に構成することができる。
また、ハイブリッド式電源装置は、エンジン発電機用吊部と電装品箱用吊部とを連結吊部で連結して一体化したことで、ハイブリッド式電源装置全体をバランスよく一体的に吊り上げることができるため、吊り上げる際の装置全体の剛性を向上させることができる。
また、前記エンジン発電機と前記電装品箱とは、共通架台に搭載されていることが好ましい。
かかる構成によれば、エンジン発電機と電装品箱とは、共通架台に搭載されている。このため、本発明は、上部を連結吊金具で連結したエンジン発電機と電装品箱との下部を、共通架台で保持して固定することができる。その結果、ハイブリッド式電源装置は、吊り上げた際の応力に耐えることができる強度を確保することができるので、エンジン発電機と電装品箱とを一緒に吊り上げて搬送することができる。
また、前記連結吊部は、一端側を前記エンジン発電機の上方に配置し、他端側を前記電装品箱の上方に配置した略コ字状をなした吊金具を有し、前記エンジン発電機用吊部及び前記電装品箱用吊部は、それぞれ逆U字形状をなした逆U字部を有し、前記連結吊金具は、前記吊金具の一端側及び他端側をそれぞれ前記逆U字部の内側に傾倒自在に軸支する一対の軸支部と、前記一対の軸支部と前記吊金具の一端側及び他端側とをそれぞれ連結する一対の傾倒部材と、前記一対の傾倒部材にそれぞれ設けられた緩衝材と、を備え、前記吊金具は、前記軸支部を中心として傾倒させたときに、前記緩衝材が前記逆U字部にそれぞれ当接した状態に支持されることが好ましい。
かかる構成によれば、連結吊部は、一端側をエンジン発電機の上方に配置し、他端側を電装品箱の上方に配置した略コ字状の吊金具が、軸支部を中心として傾倒させたときに、緩衝材が逆U字部にそれぞれ当接した状態に支持される。このため、本発明は、連結吊部が傾倒したときに、連結吊金具の回動方向に過度な力が働いた場合に、緩衝材がクッションの役目を果すので、エンジン発電機のルーフへの衝撃を防ぐことができる。また、連結吊金具は、例えば、移動台車で移動中に、連結吊部に振動等がかかったとしても、その振動等を緩衝材によって吸収して、ガタツキなく支持することができる。
また、前記連結吊金具は、前記エンジン発電機用吊部に形成された前記逆U字部に嵌め込められて上部に第1の凹部を有する第1のパッドと、前記電装品箱用吊部に形成された前記逆U字部に嵌め込められて上部に第2の凹部を有する第2のパッドと、を備え、前記軸支部は、前記第1の凹部及び前記第2の凹部にそれぞれ挿入された軸部材を備え、それぞれの前記軸部材は、それぞれの前記逆U字部と前記第1及び第2の凹部の間に軸支され、前記一対の傾倒部材は、前記吊金具の一端側及び他端側を挟持する一対の挟持部と、前記一対の挟持部の間に形成された間隙部と、前記一対の挟持部を前記逆U字部が貫通するように形成されたU字溝と、前記一対の挟持部の下部に形成されたU字形状部と、を備え、前記一対の挟持部は、上部が前記吊金具の一端側及び他端側にそれぞれ連結され、下部が前記U字形状部によって前記軸部材を巻き込むようにして前記軸部材に連結され、前記間隙部には、下部から順に前記軸部材、前記逆U字部、及び前記緩衝材が配設されていることが好ましい。
かかる構成によれば、連結吊金具は、エンジン発電機用吊部の逆U字部と、電装品箱用吊部の逆U字部とに、第1及び第2のパッドを有している。このため、本発明は、連結吊金具に強い衝撃を受けた場合、第1及び第2のパッドによってその強い衝撃を吸収することができるので、連結吊金具の耐衝撃性を向上させることができる。
また、第1及び第2の凹部に挿入された軸部材は、逆U字部と第1及び第2の凹部の間に軸支されている。このため、本発明は、第1及び第2のパッドによって、回転支点となる軸部材を支えることができるので、連結吊部が傾倒するときの支点の位置がずれないため、連結吊部をスムーズに回動させることができる。
また、連結吊金具は、軸部材を取り外すことによって、エンジン発電機と電装品箱との二つの装置にばらすことができる。
また、前記緩衝材は、前記U字溝に適合する形状のU字溝部と、前記U字溝部の内側に形成された傾斜壁面と、を備えたことが好ましい。
かかる構成によれば、緩衝材は、U字溝部の内側に形成された傾斜壁面を備えていることで、一方側に傾倒する傾倒角度と、他方側に傾倒する傾倒角度を相違させることが可能となる。このため、本発明は、連結吊部を傾倒させた際に、連結吊部が連結吊金具の周辺の傾倒方向に何らかの邪魔なものがある場合に、当たらないよう避けて傾倒させることが可能となる。
また、前記エンジン発電機と前記電装品箱とは、互いに隣接した部分の外周部にシール材を設けて連結していることが好ましい。
かかる構成によれば、エンジン発電機と電装品箱とは、互いに隣接した部分の外周部にシール材を設けている。このため、本発明は、エンジン発電機と電装品箱との連結箇所から雨水が浸入するのを、シール材によって一括で防止することができる。
また、前記エンジン発電機と前記電装品箱との一方の外周面には、取手が突設され、前記エンジン発電機と前記電装品箱との他方の内部には、ブラケットが設けられ、前記取手は、前記エンジン発電機と前記電装品箱との間に配置したシール材を介在して連結ボルトによって前記ブラケットに連結されていることが好ましい。
かかる構成によれば、エンジン発電機と電装品箱との一方に設けられた取手は、エンジン発電機と電装品箱との他方に設けられたブラケットに、シール材を介在して連結ボルトで連結している。このため、本発明は、シール材によって、エンジン発電機と電装品箱との間の防水性を維持しながら、取手を連結ボルトでしっかりと連結させることができる。
また、本発明に係る連結吊金具は、エンジンによって発電機を駆動して負荷に電力を供給するエンジン発電機の上部に設けられたエンジン発電機用吊部と、前記エンジン発電機に隣接して配設された電装品箱の上部に設けられた電装品箱用吊部と、を一体として吊り上げるための連結吊金具であって、前記連結吊金具は、前記エンジン発電機用吊部と前記電装品箱用吊部とを連結する連結吊部を備え、前記連結吊部は、一端側を前記エンジン発電機の上方に配置し、他端側を前記電装品箱の上方に配置した略コ字状をなした吊金具を有し、前記エンジン発電機用吊部及び前記電装品箱用吊部は、それぞれ逆U字形状をなした逆U字部を有し、前記連結吊金具は、前記吊金具の一端側及び他端側をそれぞれ前記逆U字部の内側に傾倒自在に軸支する一対の軸支部と、前記一対の軸支部の前記吊金具の一端側及び他端側とをそれぞれ連結する一対の傾倒部材と、前記一対の傾倒部材にそれぞれ設けられた緩衝材と、を備え、前記吊金具は、前記軸支部を中心として傾倒させたときに、前記緩衝材が前記逆U字部にそれぞれ当接した状態に支持されることを特徴とする。
かかる構成によれば、連結吊金具の連結吊部は、一端側をエンジン発電機の上方に配置し、他端側を電装品箱の上方に配置した略コ字状の吊金具が、軸支部を中心として傾倒させたときに、緩衝材が逆U字部にそれぞれ当接した状態に支持されている。このため、本発明は、連結吊部が傾倒したときに、傾倒方向に過度な力が働いた場合に、緩衝材がクッションの役目を果すので、エンジン発電機のルーフへの衝撃を防ぐことができる。また、連結吊金具は、例えば、移動台車で移動中に、連結吊部に振動等がかかったとしても、その振動等を緩衝材によって吸収して、ガタツキなく支持することができる。
本発明に係るハイブリッド式電源装置及び連結吊金具は、二つの装置を効率よく連結することができる。
本発明の実施形態に係るハイブリッド式電源装置の一例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るハイブリッド式電源装置の一例を示す斜視図である。 電装品箱の内部構造、及び、エンジン発電機の下部の内部構造を示すハイブリッド式電源装置の正面図である。 シール材の設置状態の一例を示す模式図である。 エンジン発電機の左側面図である。 電装品箱内の構造を示すエンジン発電機の概略左側面図である。 電装品箱内の構造を示す電装品箱の概略背面図である。 図3のA部拡大図である。 エンジン発電機の取手の設置状態を示す要部拡大平面図である。 連結吊金具を示す要部拡大斜視図である。 連結吊金具の中央部縦断面図である。 吊金具の前側の傾倒角度が70度の場合の連結吊金具を示す図であり、(a)は吊金具を立てたときの状態を示す要部概略図、(b)は吊金具を傾倒させたときの状態を示す要部概略図である。 吊金具の前側の傾倒角度が70度の場合の連結吊金具を示す図であり、(a)は吊金具を後側に傾倒させたときの状態を示す要部概略図、(b)は緩衝材の中央部縦断面図である。 吊金具の前側の傾倒角度が61度の場合の連結吊金具を示す図であり、(a)は吊金具を立てた状態を示す要部概略図、(b)は吊金具を傾倒させたときの状態を示す要部概略図、(c)は緩衝材の中央部縦断面図である。 吊金具の前側の傾倒角度が87度の場合の連結吊金具を示す図であり、(a)は吊金具を立てた状態を示す要部概略図、(b)は吊金具を傾倒させたときの状態を示す要部概略図、(c)は緩衝材の中央部縦断面図である。
以下、図1〜図15に基づき本発明の実施形態に係るハイブリッド式電源装置及び連結吊金具の一例を説明する。
なお、図1に示すハイブリッド式電源装置1の制御盤22がある方向を「前」、排風口3f(図2参照)がある方向を「後」、鉛直上方側を「上」、鉛直下方側を「下」、電装品箱3がある幅方向を「左」、エンジン発電機20がある幅方向を「右」として適宜説明する。
≪ハイブリッド式電源装置≫
図1及び図2に示すように、ハイブリッド式電源装置1は、エンジン発電機20と、バッテリBT(図3参照)との二種類の発電機を備えた電源装置である。ハイブリッド式電源装置1は、エンジン発電機20と、電装品やバッテリBT等の補助装置30を収容した電装品箱3と、エンジン発電機20と電装品箱3とを連結して一体として吊り上げるための連結吊金具4と、を備えて構成されている(図3参照)。ハイブリッド式電源装置1は、エンジン発電機20と、電装品箱3と、連結吊金具4と、を備えているものであればよく、それらの形式及び種類は特に限定されない。ハイブリッド式電源装置1に設けられた補助装置30は、電装品であればよく、以下、バッテリBTを電装品箱3内に設けた場合を例に挙げて説明する。
ハイブリッド式電源装置1は、エンジン発電機20の略直方体形状の発電機用筐体2と、発電機用筐体2の高さ及び前後方向の幅の長さが同一な略直方体形状の電装品箱3と、左右方向に隣接して、全体の形状が左右方向に長い略直方体形状になっている。ハイブリッド式電源装置1は、発電機用筐体2と、電装品箱3とが互いに隣接して配置されて、互いに隣接した部分の外周部にシール材12を設けて連結されている。
ハイブリッド式電源装置1において、エンジン発電機20と電装品箱3とは、ハイブリッド式電源装置1の下端に設置された共通架台11(図3参照)上に搭載されている。また、エンジン発電機20の上部と電装品箱3の上部とは、エンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42が設けられて、連結吊金具4によって連結されている。
<共通架台>
図3に示すように、共通架台11は、エンジン発電機20と電装品箱3とを一緒に載設する平面視して長方形の金属製板部材である。共通架台11は、エンジン発電機20及び電装品箱3の下面に取り付けられている。共通架台11の外周部には、逆L字状に折曲形成することによって補強されて、エンジン発電機20及び電装品箱3を載置する載置部11aが形成されている。共通架台11上の前後左右には、車軸25を下側から軸支する軸受部27が接合されている。さらに、ハイブリッド式電源装置1は、共通架台11の下側に台車ベース(図示省略)を取り付けてもよい。
<シール材>
シール材12は、例えば、図1及び図2に二点鎖線で示すように、裏面に粘着剤が付いたフィルム状の防水テープから成る。このシール材12は、隣接して配置されたエンジン発電機20と電装品箱3と連結する役目と、エンジン発電機20と電装品箱3との間を防水する役目と、を果す。図4に示すように、シール材12は、例えば、3mm程度の厚さの樹脂製テープから成る。
また、図8に示すように、シール材12は、エンジン発電機20の発電機用筐体2と電装品箱3との間に密着させた状態に介在させて配置してもよい。
≪エンジン発電機≫
エンジン発電機20は、エンジンによって発電機を駆動させて負荷へ電力を供給する発電機である。このエンジン発電機20は、例えば、燃料の燃焼によって生じるエネルギーを使用して発電する装置から成る。エンジン発電機20の構造は、特に限定されず、エンジンによって発電する装置であればよい。
<発電機用筐体>
図1に示すように、発電機用筐体2は、エンジン発電機20の筐体である。発電機用筐体2内には、例えば、エンジン、発電機、電装品、冷却ファン、燃料タンク等が収容されている。
発電機用筐体2の前側には、前面パネル2aと、開閉ノブ2fを有する点検ドア2eと、点検ドア2eの左端部に設けられた蝶番2gと、点検ドア2eの下方に設けられたフロントカバー2hと、オイルドレン2vと、制御盤22と、が配置されている。
前面パネル2aは、エンジン発電機20の前面を覆うパネル部材である。点検ドア2eは、発電機用筐体2内のエンジン発電機本体21(図3参照)等を点検するときに開閉する扉である。点検ドア2eは、前面パネル2aの中央部に配置されている。オイルドレン2vは、劣化したオイルを排出するための排油口である。開閉ノブ2fは、点検ドア2eに取り付けられた折畳み式のノブである。
制御盤22は、使用する電源を、エンジン発電機20と、電装品箱3内のバッテリBTと、に切り替える運転切替スイッチや、各種の制御スイッチ等が設置させた制御装置である。
発電機用筐体2の上側には、上面パネル2cと、連結吊金具4と、燃料給油用蓋部材2iと、が配置されている。上面パネル2cは、発電機用筐体2の上面を形成する平板部材である。
連結吊金具4は、ハイブリッド式電源装置1をクレーン等で吊り上げる際に、クレーンのフック(図示省略)を掛止させる部位であり、その構造等は後で詳述する。連結吊金具4が取り付けられる上面パネル2cの下面には、図6と同様な補強用のフレーム部材2uが設けられている。
燃料給油用蓋部材2iは、発電機用筐体2の上部から発電機用筐体2内の燃料タンク(図示省略)に燃料を供給する際に開閉する扉である。
発電機用筐体2の右側面側には、側面パネル2dと、排風口2jと、排気口2kと、排出口2mと、ベースカバー2nと、取手23と、が配置されている。排風口2jは、エンジン発電機20を冷却するのに使用された空気が排出される排出口である。排気口2kは、エンジン発電機20で使用された燃焼空気が排気される排出口である。排出口2mは、エンジン発電機20の底に配置された、環境ベース(図示省略)に溜まった燃料や潤滑油などの漏洩物を機外に排出するための排出口である。ベースカバー2nは、発電機用筐体2の右側面の下側部位を覆うカバー部材である。
図5に示すように、発電機用筐体2の左側面側には、側面パネル2qと、側面カバー2rと、配線用穴2sと、電圧調整用穴2tと、吸気口2pと、取手24と、が配置されている。
側面パネル2qは、発電機用筐体2の左側側面の上部を覆うパネル部材である。側面カバー2rは、発電機用筐体2の左側の中央部を覆うカバー部材である。配線用穴2sは、発電機用筐体2と電装品箱3とを接続する配線(図示省略)を挿通させるための開口である。電圧調整用穴2tは、発電機自動電圧調整器を調整するための部材が設置される開口である。吸気口2pは、外気を発電機用筐体2内に吸入するための開口である。
<取手>
図3に示すように、発電機用筐体2の右側面側及び左側面側(外周面)には、平面視して略コ字(U字)形状に形成された取手23,24が突設されている。
図8に示すように、発電機用筐体2の左側面側の取手24は、例えば、金属製丸棒を略コ字状に曲げ、両端を発電機用筐体2の外周面側から当板を当てた内側に差し込み、外内両側を全周溶接して固定している。取手24は、図8及び図9に示すように、シール材12(図1及び図2参照)を介在して、電装品箱3内に設けたブラケット33に、U字ボルト等から成る一対の連結ボルトB1と、一対の連結ボルトB1にそれぞれ螺着されるナットN1とで固定されている。つまり、取手24と連結ボルトB1とナットN1は、発電機用筐体2と電装品箱3とを連結するための連結部材である。
図2に示すように、発電機用筐体2の後側には、後面パネル2bと、吸気口2pと、吸気口2pを有するリヤカバー2oと、冷却水ドレン2wと、が配置されている。後面パネル2bは、発電機用筐体2の後面を覆うパネル部材である。吸気口2pは、エンジン発電機本体21で使用される空気を取り込むための外気取入口である。リヤカバー2oは、エンジン発電機20の後面中央部を覆う開閉可能なカバー部材である。冷却水ドレン2wは、使用済の冷却水を排出する排水口である。
図3に示すように、発電機用筐体2の下面側には、左右一対の車軸25と、車軸25を上側から軸支するクランプ26と、車軸25を下側から軸支する軸受部27と、軸受部27を前後左右に載設した共通架台11と、が配置されている。
車軸25は、発電機用筐体2の前部から後部に亘って延設された左右一対の円筒状の部材から成る。この車軸25の両端部には、エンジン発電機20だけを切り離して、単独で使用する場合に、車輪13が回転自在に設置される。
クランプ26は、車軸25を上側から覆うようにして軸支する正面視して半円形の軸支部と、軸支部から左右方向に延設された固定部と、を一体形成した板状部材から成る。
軸受部27は、車軸25の下側半分が軸合する軸合部を有する軸支部材である。軸受部27は、左右一対の車軸25の前後にそれぞれ設置されている。それらの軸受部27は、共通架台11上にそれぞれ接合されている。
≪電装品箱≫
前記したように、図1及び図2に示す電装品箱3は、バッテリBTや、バッテリBT等の電装品の補助装置30を収容した箱体(バッテリボックス)である。
電装品箱3の前側には、前面パネル3aと、電装品箱ベース3eと、モニタ34と、充電コンセント35と、が配置されている。
前面パネル3aは、電装品箱3の上部前面を形成するパネル板部材である。電装品箱ベース3eは、前面パネル3aの下側に着脱可能に配置されたベース部材である。電装品箱ベース3e内には、後記する吸気口3iから取り入れた外気が電装品箱3内及びエンジン発電機20内に流れる吸気流路3jが形成されている(図3参照)。
モニタ34は、バッテリBT及び補助装置30に関する情報を表示したり、スイッチ類等を配置したりしている表示操作装置である。充電コンセント35は、バッテリBTを充電するときに使用する商用コンセントである。
図2に示すように電装品箱3の上面側には、上側蓋部材3cと、上側パネル部材3kと、連結吊金具4と、が配置されている。上側蓋部材3cは、電装品箱3に上面と、左側面上部と、を開閉可能に覆うパネル部材である。上側蓋部材3cの前側には前面パネル3aが設置され、上側蓋部材3cの後側には後面パネル3bが設置され、上側蓋部材3cの右端側には上側パネル部材3kが設置されている。
連結吊金具4の左側部位は、電装品箱3の上面の右寄りの位置に配置された上側パネル部材3kと下面のフレーム部材2uに取り付けられている。
電装品箱3の後側には、後面パネル3bと、排風口3fと、が配置されている。
後面パネル3bは、電装品箱3の後面を形成するパネル部材である。図6に示すように、後面パネル3bの内側には、上部の排風口3fの内側にバッテリ本体冷却装置32が設けられ、バッテリ本体冷却装置32の下側に各部を冷却した空気を排気するための排気流路3gが形成されている。
排風口3fは、バッテリBT、電装品部31、充電器部36、及び、インバータ部37を冷却した空気を、バッテリ本体冷却装置32に設けられた電動ファンによって、電装品箱3の外部に排気する排気口である。排風口3fの内側のバッテリ本体冷却装置32の内側には、バッテリBTが隣設されている。
バッテリBTの下側には、電装品部31と、充電器部36と、が配置されている。
図2に示すように、電装品箱3の左側面側には、前記上側蓋部材3cと、側面パネル3dと、取手3hと、吸気口3iと、が配置されている。
側面パネル3dは、電装品箱3の側面中央部を覆うパネル部材である。側面パネル3d内には、上部に前記した電装品部31及び充電器部36が配置され、下部にインバータ部37、インバータ本体冷却装置38、冷却フィン部39b、及び、冷却フィン冷却装置39が配置されている。
取手3hは、前記取手23,24と同様に、電装品箱3の左側面側に突設された平面視して略コ字(U字)形状の部材から成る。
吸気口3iは、電装品箱3の左側面の下部に形成された格子状の空気吸入口である。図3に示すように、吸気口3iから電装品箱3内に入った外気は、インバータ本体冷却装置38及び冷却フィン冷却装置39の電動ファンによって電装品箱3内に吸入される。また、外気は、発電機用筐体2内のエンジン発電機本体21を冷却する冷却装置の冷却ファン(エンジンファン)(図示省略)によってエンジン発電機20の内部に吸入される。インバータ本体冷却装置38及び冷却フィン冷却装置39の電動ファンによって電装品箱3内に吸入された空気は、図6に示すように、インバータ部37、冷却フィン部39b、充電器部36、及び、電装品部31を冷却した後、排気流路3gを通って排風口3fから大気中に排出される。なお、冷却フィン部39bを冷却した外気を、冷却フィン冷却装置39に導く導風板39aと、インバータ部37を冷却した外気を、排気流路3gに排出する排風口37a(図7参照)と、充電器部36と、電装品部31を冷却した外気を、排気流路3gに排出する開口部36a(図7参照)を設ける。また、バッテリBTを冷却した空気は、バッテリ本体冷却装置32の電動ファンによって排風口3fに吸引されて、大気中に排出される。
≪連結吊金具≫
図10に示すように、連結吊金具4は、エンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42と、エンジン発電機用吊部41と電装品箱用吊部42とを連結する連結吊部40と、パッド43,44(第1のパッド及び第2のパッド)と、吊金具45と、傾倒部材46,47と、緩衝材48,49と、締結部材T1,T2(軸支部)と、当てゴム5と、ゴム固定ねじ部材51と、吊下部固定部材52,53と、支持板部材54と、吊下部50と、を備えて構成されている。連結吊金具4は、クレーン等のフック(図示省略)に掛止してハイブリッド式電源装置1を吊り上げた際に、エンジン発電機20側と、電装品箱3側と、が吊り合う位置に取り付けられている。
なお、連結吊金具4は、略左右対称形状に形成されているため、以下、連結吊金具4の右側を主に説明し、適宜左側の部材の説明を省略する。
<エンジン発電機用吊部及び電装品箱用吊部>
エンジン発電機用吊部41は、エンジン発電機20の上部に上方に突出した状態に設けられた側面視して逆U字形状の部材である。これと同様に、電装品箱用吊部42は、電装品箱3の上部に上方に突出した状態に設けられた側面視して逆U字形状の部材である。エンジン発電機用吊部41は、例えば、金属製丸棒をU字状に曲げたものから成る。
図6に示すように、電装品箱用吊部42は、U字状に曲げ形成された金属製丸棒の両端を電装品箱3の上側パネル部材3k側から下面側に差し込み、フレーム部材2uに沿って配置されている。電装品箱用吊部42は、電装品箱用吊部42とこの電装品箱用吊部42を挿入した上側パネル部材3kの挿入孔の周部と、電装品箱用吊部42とフレーム部材2uとが当接している部分と、の二箇所を溶接して固定されている。
なお、発電機用筐体2のエンジン発電機用吊部41も同じ構造とする(図示省略)。
<パッド>
図10及び図12(a)、(b)に示すように、パッド43(第1のパッド)及びパッド44(第2のパッド)は、エンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42に形成された逆U字部41a,42aにそれぞれ嵌め込められて上部に凹部43a(第1の凹部)及び凹部44a(第2の凹部)をそれぞれ有する部材である。パッド43,44は、ゴム等の比較的柔らかい部材によって形成された側面視して略矩形の厚板状部材から成る。パッド43,44は、エンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42に形成された逆U字部41a,42aにそれぞれ嵌め込められる係合部43b,44bと、上部に形成された凹部43a,44aと、を有している。
係合部43b,44bは、この係合部43b,44bに係合するエンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42の側面形状に合わせて曲面状に形成されている。
凹部43a,44aは、締結部材T1が係合する縦断面視して半円形の溝から成る。
<吊金具>
図1に示すように、吊金具45は、一端(右端)側を発電機用筐体2の上方に配置し、他端(左端)側を電装品箱3の上方に配置した金具である。吊金具45は、例えば、金属製丸棒を略コ字状に曲げて形成されている。図10に示すように、吊金具45は、右端側を発電機用筐体2の上方の緩衝材48の上に配置すると共に前後一対の傾倒部材46間の上部に連結され、左端側を電装品箱3の上方の緩衝材49の上に配置すると共に前後一対の傾倒部材47間の上部に連結されている。吊金具45の端部と、傾倒部材46,47とは、例えば、溶接手段等によって接合されている。吊金具45のコ字状に曲げ加工した部位の内側には、左右方向に延びる支持板部材54が接合されている。吊金具45は、傾倒部材46,47、緩衝材48,49、当てゴム5、ゴム固定ねじ部材51、吊下部固定部材52,53、支持板部材54、及び、吊下部50と共に、締結部材T1,T2を中心として前後方向に回動可能に支持されている。吊金具45は、エンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42に配置した締結部材T1,T2(軸支部)を中心として傾倒させたときに、U字溝部48a,49aの傾斜壁面48b,49bがエンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42に当接して支持されるように配置されている。
<傾倒部材>
傾倒部材46,47は、吊金具45の両端部を挟持した状態にそれぞれ設けられたU字部材である。図12(a)、(b)に示すように、それぞれの傾倒部材46,47は、側面視して略J字(L字)状に曲げ加工された前後一対の金属製板部材の下端部を重ねた状態に対向配置して、全体を側面視してU字状に配置して成る。傾倒部材46,47は、締結部材T1,T2、緩衝材48,49及び吊金具45の下端部を挟持する挟持部46a,47aと、一対の挟持部46a,47a間に形成された間隙部G,Gと、二枚の金属製板部材を重ねて配置した重合部46b,47b(U字形状部)と、正面視して逆U字状に切欠形成された切欠部46c,47c(U字溝)(図10参照)と、を有している。傾倒部材46,47は、吊金具45の両端部を挟持した状態にそれぞれ設けられている。
挟持部46a,47aは、互いに平行に対向配置された二枚の平板によって形成されている。挟持部46a,47aは、上部が吊金具45の一端側及び他端側にそれぞれ連結され、下部が重合部46b,47b(U字形状部)によってボルトT1a,T2a(軸部材)を巻き込むようにしてボルトT1a,T2aに連結されている。切欠部46c,47c(U字溝)は、正面視して、逆U字形状に形成されている。
間隙部G,Gには、下から順にボルトT1a,T2a(軸部材)、逆U字部41a,42a、緩衝材48,49が配設されている。
重合部46b,47b(U字形状部)は、エンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42の逆U字部41a,42a内に配置された締結部材T1,T2を下側から抱持するようにして支持している。重合部46b,47bは、側面視してU字状に形成されている。
図10に示すように、切欠部46c,47c内には、エンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42の上部と、緩衝材48,49の傾斜壁面48b,49bと、が配置されている。
<緩衝材>
緩衝材48,49は、連結吊部40を前側に傾倒させたときに、エンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42の上部前側外周面に弾性的に当接する部材である(図12(b)参照)。緩衝材48,49は、傾倒部材46,47の挟持部46a,47aに装着された厚板状の弾性部材(例えば、ゴム、あるいは、軟質の合成樹脂)から成る。図11に示すように、緩衝材48,49は、切欠部46c,47c(U字溝)に挿入されるU字溝部48a,49aと、U字溝部48a,49aの上部に形成された傾斜壁面48b,49bと、を有している。緩衝材48,49は締結部材T1,T2の上に載置され、緩衝材48,49の上には吊金具45の左右下端が載置されている。
図11に示すように、U字溝部48a,49aは、逆U字状に形成されたエンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42を挿通した状態に配置するための切欠溝である。傾斜壁面48b,49bは、図12(a)、(b)に示すように、吊下部50、吊金具45、傾倒部材46,47、緩衝材48,49等(以下「連結吊部40」という)が前側に傾倒したときに、エンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42の外周面41c,42cに当接して、連結吊部40を予め設定した傾倒角度θ1に支持するための傾斜面である。
図12(a)は、前側に傾倒したときの傾倒角度θ1が70°の場合の一例を示す。この場合、傾斜壁面48b,49bの傾斜角度θ2は、63°である。また、図13(a)に示すように、後側に傾倒したときの傾倒角度θ3は、50°である。また、緩衝材48,49の上端面から傾斜壁面48b,49bの上端48c,49cまでの寸法L1(図13(b)参照)は、例えば、14mmである。なお、連結吊部40を垂直に配置したときの傾斜壁面48b,49bの下端と、エンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42の外周面41c,42cとの間には、隙間S1がある。
<締結部材>
図10及び図11に示すように、締結部材T1,T2(軸支部)は、それぞれの逆U字部41a,42aと、それぞれの傾倒部材46,47と、をそれぞれ連結するための連結具である。締結部材T1,T2は、例えば、ボルトT1a,T2a(軸部材)と、ボルトT1a,T2aのねじ部に螺着されるナットT1b,T2bと、ボルトT1a,T2aの頭部及びナットT1b,T2bに隣接される座金T1c,T2cと、を備えて構成されている。締結部材T1,T2は、連結吊部40を回動自在に軸支する軸支部の機能を果す。
締結部材T1,T2のボルトT1a,T2aは、緩衝材48,49を挟持した傾倒部材46,47の切欠部46c,47cに逆U字部41a,42aを挿入したエンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42と、パッド43,44の凹部43a,44aと、の間の空間に座金T1c,T2cを介して挿入しナットT1b,T2bで締結される。ボルトT1a,T2aは、逆U字部41a,42aと凹部43a,44a(第1及び第2の凹部)との間に軸支されて、連結吊部40の軸部材の機能を果す。
<当てゴム>
図10に示す当てゴム5は、連結吊部40が傾倒した際に吊下部50、吊金具45等が、発電機用筐体2の上面の上面パネル2cに衝突するのを防止するための緩衝用部材である。当てゴム5は、ゴム製の円錐台形状の部材から成る。当てゴム5の軸部には、この当てゴム5を吊下部固定部材52を介して支持板部材54に連結するためのねじ挿通孔が形成されている。
<ゴム固定ねじ部材>
ゴム固定ねじ部材51は、当てゴム5及び吊下部固定部材52に形成されたねじ挿通孔(図示省略)を介して支持板部材54に形成された雌ねじ部54aにねじ止めされるねじ部材である。
<吊下部固定部材>
吊下部固定部材52,53は、吊下部50の左右の下端部が溶接手段等によって固定される金属製平板部材である。吊下部固定部材52,53は、支持板部材54の表裏(前面及び後面)に固定されている。
<支持板部材>
支持板部材54は、吊下部50を吊下部固定部材52,53を介在して吊金具45に連結させるための金属製平板部材である。支持板部材54は、略コ字状の吊金具45の略コ字状部45aに嵌め込んで外周部を吊金具45に接合して固定されている。
<吊下部>
吊下部50は、クレーンのフック(図示省略)が掛止される部位である。吊下部50は、逆U字状に曲げ加工した金属製棒状部材から成る。吊下部50は、前記したように、前側下端部が吊下部固定部材52に接合され、後側下端部が吊下部固定部材53に接合されている。
≪ハイブリッド式電源装置及び連結吊金具の作用≫
次に、図1〜図15を参照しながら本発明の実施形態に係るハイブリッド式電源装置1及び連結吊金具4の作用を、エンジン発電機20と電装品箱3とを連結する手順に沿って説明する。
例えば、エンジン発電機20と電装品箱3との間にシール材12(図8参照)を介在させる場合は、図3に示すように、エンジン発電機20の外周面に突設された取手24を、エンジン発電機20と電装品箱3との間に配置したシール材12(図8参照)を介在して連結ボルトB1(U字ボルト)によって、電装品箱3内に設けたブラケット33に連結させる。
これにより、エンジン発電機20と電装品箱3とは、シール材12によって、発電機用筐体2と電装品箱3とを密着させて防水性を維持しながら、連結ボルトB1でしっかりと連結させることができる。
さらに、他の実施形態例として、図1及び図2に示すように、エンジン発電機20と電装品箱3とは、互いに隣接して配置されて、互いに隣接した部分の外周部にシール材12を設けて連結する。このため、エンジン発電機20と電装品箱3とは、互いに隣接した部分の外周部にシール材12を設けていることで、発電機用筐体2と電装品箱3との連結箇所から雨水が浸入するのを一括で防止することができる。
次に、図3に示すように、エンジン発電機20と電装品箱3とを、共通架台11の上に搭載し、クランプ26を車軸25を介して共通架台11上の軸受部27に固定させることで、エンジン発電機20と電装品箱3とを共通架台11上に載設する。
このように、エンジン発電機20と電装品箱3とは、一つの共通架台11上に搭載させることで、上部を連結吊金具4で連結したエンジン発電機20と電装品箱3との下部を、共通架台11で保持して固定することができる。その結果、ハイブリッド式電源装置1は、吊り上げた際の応力に耐えることができる強度を確保することができるので、エンジン発電機20と電装品箱3とを一緒に吊り上げて搬送させることができるようになる。
さらに、ハイブリッド式電源装置1は、共通架台11の下側に台車ベース(図示省略)を適宜取り付けて、移動台車付きの装置にすることによって、移動運搬性を向上させてもよい。
図1及び図2に示すように、ハイブリッド式電源装置1は、エンジン発電機20と、電装品やバッテリBT等の補助装置30を収容した電装品箱3と、エンジン発電機20と電装品箱3とを吊り上げるための連結吊金具4と、を備えている。エンジン発電機20と電装品箱3とを、連結吊金具4によって連結する。
このように、ハイブリッド式電源装置1は、エンジン発電機20と電装品箱3とを隣接して配置して一体として吊り上げるための連結吊金具4を備えていることで、エンジン発電機20の筐体である発電機用筐体2と電装品箱3との二つの装置の箱体を効率よく連結して一体化にすることができる。発電機用筐体2と電装品箱3とは、この二つ箱体を連結吊金具4で連結したことで、二つの箱体の合成した重心位置で吊ることができるので、吊り上げたときに、傾くことを防止して、水平な安定した状態に吊ることができる。このため、エンジン発電機20と電装品箱3とは、一つの連結吊金具4で吊り上げる一点吊りができる。
また、エンジン発電機20と電装品箱3とは、連結吊部40で連結して一体化したことで、ハイブリッド式電源装置1全体をバランスよく一体的に吊り上げることができるため、吊り上げる際の装置全体の剛性を向上させることができる。
図10〜図12に示すように、連結吊金具4は、エンジン発電機20及び電装品箱3の上部に設けられたエンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42と、エンジン発電機用吊部41と電装品箱用吊部42とを連結する連結吊部40と、エンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42の逆U字部41a,42aに嵌め込められて上部に凹部43a,44aを有するパッド43,44と、一端側をエンジン発電機20の上方に配置し、他端側を電装品箱3の上方に配置した略コ字状の吊金具45と、吊金具45の両端部を挟持した傾倒部材46,47と、傾倒部材46,47の挟持部46a,47aの間隙部G,Gに装着されて傾斜壁面48b,49bを有するU字溝部48a,49aがある緩衝材48,49と、を組み付けて成る。
連結吊金具4は、図12(a)に示すように、吊金具45を傾倒させたときに、当接する傾斜壁面48b,49bを緩衝材48,49に形成していることで、連結吊部40が傾倒したときに、連結吊金具4の回動方向に過度な力が働いた場合に、緩衝材48,49がクッションの役目を果す。このため、エンジン発電機20のルーフへの衝撃を防ぐことができる。また、連結吊金具4は、例えば、移動台車で移動中に、連結吊部40に振動等がかかったとしても、その振動等を緩衝材48,49によって吸収して、ガタツキなく支持することができる。
さらに、連結吊金具4は、エンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42の逆U字部41a,42aにパッド43,44を有しているので、強い衝撃を受けた場合、パッド43,44によっても、その強い衝撃を吸収することができる。このため、連結吊金具4の耐衝撃性を向上させることができる。
吊金具45は、エンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42を中心として傾倒させたときに、U字溝部48a,49aの傾斜壁面48b,49bに当接するように配置されている。このため、連結吊金具4は、U字溝部48a,49aの傾斜壁面48b,49bの傾斜角度θ2を適宜な角度に変更することで、連結吊金具4の可倒の傾倒角度θ1を変えることが可能となる。その結果、連結吊金具4は、収納する方向の角度を調整することが可能となると共に、反対側に倒す場合の傾倒角度θ3も調整することができるので、傾倒方向に燃料給油用蓋部材2i等の邪魔なものがある場合に、当たらないように避けて傾倒させることが可能となる。
逆U字部41a,42aと、傾倒部材46,47とは、凹部43a,44aに挿入された締結部材T1,T2によってそれぞれ連結されていることで、パッド43,44により、回転支点となる締結部材T1,T2が支えられている。このため、吊金具45は、傾倒するときの支点の位置がずれないので、連結吊部40をスムーズに回動させることができる。
図12(a)に示すように、吊金具45は、前側に傾倒させたときに、傾斜壁面48bにエンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42の外周面41c,42cが当接することで、吊金具45が前側に傾倒した状態に支えられる。図13(a)に示すように、吊金具45は、後側に傾倒させたときに、傾斜壁面48bの下端48d(下側角部)がエンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42の外周面41c,42cが当接することで、吊金具45が後側に傾倒した状態に支えられる(図12(a)参照)。図12(a)及び図13(a)に示すように、吊金具45は、前側に傾倒させたときに傾倒角度θ1と、吊金具45を後側に傾倒させたときの傾倒角度θ3とが、相違している。
このように、吊金具45は、前側に傾倒させたときに傾倒角度θ1と、後側に傾倒させたときの傾倒角度θ3とが、相違していることで、吊金具45を適宜二通りの傾倒角度に傾倒させることができる。
連結吊金具4は、図10及び図11に示す締結部材T1,T2のボルトT1a,T2aをナットT1b,T2bから離脱させることで、吊金具45をエンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42から分離させることができると共に、緩衝材48,49を傾倒部材46,47から引き出して交換することが可能となる。
図14は、吊金具の前側の傾倒角度が61度の場合の連結吊金具を示す図であり、(a)は吊金具を立てた状態を示す要部概略図、(b)は吊金具を傾倒させたときの状態を示す要部概略図、(c)は緩衝材の中央部縦断面図である。図15は、吊金具の前側の傾倒角度が87度の場合の連結吊金具を示す図であり、(a)は吊金具を立てた状態を示す要部概略図、(b)は吊金具を傾倒させたときの状態を示す要部概略図、(c)は緩衝材の中央部縦断面図である。
前記したように図12に示す吊金具45は、エンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42を中心として傾倒させたときに、U字溝部48a,49bの傾斜壁面48b,49bがエンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42に当接した状態に支持される。その吊金具45は、図12(a),(b)、図14(a)〜(c)、図15(a)〜(c)に示すように、傾斜壁面48b,49b,48Ab,48Bbの傾斜角度θ2,θ2A,θ2Bが相違する緩衝材48,49,48A,48Bに交換することで、吊金具45の傾倒角度θ1,θ1A,θ1Bを変換することが可能である。
さらに、図14及び図15に示すように、衝撃材48A,48Bの寸法L1,L2と、傾斜角度θ2A,θ2Bと、を相違させることで、隙間S1A,S1Bを相違させ、吊金具45の傾斜角度θ1A,θ1Bを変換することも可能である。
このため、連結吊金具4,4A,4Bは、吊金具45を傾倒させたときにエンジン発電機用吊部41及び電装品箱用吊部42に当接する傾斜壁面48b,49b,48Ab,48Bbが相違している緩衝材48,49,48A,48Bに交換することで、吊金具45を傾倒させたときに傾倒角度θ1,θ1A,θ1Bを適宜な角度に自由に変えることが可能となる。
このように構成された本発明に係るハイブリッド式電源装置1及び連結吊金具4は、エンジン発電機20と電装品箱3とから成る二つの装置を効率よく連結することができる。
また、ハイブリッド式電源装置1は、エンジン発電機20内にエンジン発電機本体21を備え、電装品箱3内にバッテリBTを備えている。このため、ハイブリッド式電源装置1は、エンジン発電機20を運転して電力を供給したり、また、エンジン発電機20を停止させて、バッテリBTから電力を供給したり、ニつの電源から電力を供給することができる。
また、バッテリBTの充電が不足した場合には、エンジン発電機20を使ってバッテリBTを充電したり、エンジン発電機20でバッテリBTを充電しながら、電力を供給することもできる。
[変形例]
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶことは勿論である。
前記実施形態では、取手24の1例として、図3及び図7に示すように、エンジン発電機20の発電機用筐体2の外周面から突設して、電装品箱3内に設けたブラケット33に連結ボルトB1によって連結した場合を説明したが、これに限定されるものではない。
取手23は、エンジン発電機20と電装品箱3との一方の外周面に突設して、ブラケット33は、エンジン発電機20と電装品箱3との他方の内部に設ければよい。このため、取手24は、電装品箱3の外周面から突設させて、ブラケット33は、エンジン発電機20内に設けてもよい。その取手24は、シール材12を介在して連結ボルトB1によってブラケット33に連結する。
このようにしても、前記実施形態と同様、エンジン発電機20と電装品箱3とを取手24を利用してしっかりと連結させることができる。
また、図1、図2及び図4に示すシール材12は、エンジン発電機20と電装品箱3との間を防水する部材であればよく、その形状、厚さ等は特に限定されない。シール材12は、例えば、エンジン発電機20と電装品箱3とを覆うゴム等から成る薄板状の部材であってもよい。
また、図8及び図9に示す連結ボルトB1は、取手23,24をブラケット33に固定することができる締結手段であればよく、U字ボルトに限定されるものではない。例えば、連結ボルトB1は、取手23,24に取付用ブラケットや、クリップ状部材を介在させてボルト締結するボルト・ナット等の締結手段であってもよい。
また、緩衝材48,49は、ピン等の固定部材によって、傾倒部材46,47に固定してもよい。
また、緩衝材48,49の傾斜壁面48b,49bは、必要に応じて形成すればよく、なくてもよい。この場合、緩衝材48,49は、傾斜壁面48b,49bがある部位を平らに形成することによって、連結吊部40を前後に傾倒させたときに、前後方向に同じ傾倒角度θ1で傾くようになる。
1 ハイブリッド式電源装置
2 発電機用筐体
3 電装品箱
3h,23,24 取手
4 連結吊金具
11 共通架台
12 シール材
20 エンジン発電機
21 エンジン発電機本体
30 補助装置
33 ブラケット
40 連結吊部
41 エンジン発電機用吊部
41a,42a 逆U字部
41c,42c 外周面
42 電装品箱用吊部
43 パッド(第1のパッド)
43a 凹部(第1の凹部)
44 パッド(第2のパッド)
44a 凹部(第2の凹部)
45 吊金具
46,47 傾倒部材
46a,47a 挟持部
46b,47b 重合部(U字形状部)
46c,47c 切欠部(U字溝)
48,49,48A,48B 緩衝材
48a,49a U字溝部
48b,49b,48Ab,48Bb 傾斜壁面
48d,49d 下端
50 吊下部
B1 連結ボルト
BT バッテリ
G 間隙部
T1,T2 締結部材(軸支部)
T1a,T2a ボルト(軸部材)
θ1,θ3,θ1A,θ1B 傾倒角度
θ2,θ2A,θ2B 傾斜角度

Claims (8)

  1. エンジンによって発電機を駆動して負荷に電力を供給するエンジン発電機と、
    バッテリを収容した電装品箱と、
    前記エンジン発電機と前記電装品箱とを一体として吊り上げるための連結吊金具と、を備え、
    前記電装品箱は、前記エンジン発電機に隣接して配置され、
    前記連結吊金具は、
    前記エンジン発電機の上部に設けられたエンジン発電機用吊部と、
    前記電装品箱の上部に設けられた電装品箱用吊部と、
    前記エンジン発電機用吊部と前記電装品箱用吊部とを連結する連結吊部と、を備えたこと、
    を特徴とするハイブリッド式電源装置。
  2. 前記エンジン発電機と前記電装品箱とは、共通架台に搭載されていること、
    を特徴とする請求項1に記載のハイブリッド式電源装置。
  3. 前記連結吊部は、
    一端側を前記エンジン発電機の上方に配置し、他端側を前記電装品箱の上方に配置した略コ字状をなした吊金具を有し、
    前記エンジン発電機用吊部及び前記電装品箱用吊部は、それぞれ逆U字形状をなした逆U字部を有し、
    前記連結吊金具は、
    前記吊金具の一端側及び他端側をそれぞれ前記逆U字部の内側に傾倒自在に軸支する一対の軸支部と、
    前記一対の軸支部と前記吊金具の一端側及び他端側とをそれぞれ連結する一対の傾倒部材と、
    前記一対の傾倒部材にそれぞれ設けられた緩衝材と、を備え、
    前記吊金具は、前記軸支部を中心として傾倒させたときに、前記緩衝材が前記逆U字部にそれぞれ当接した状態に支持されること、
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のハイブリッド式電源装置。
  4. 前記連結吊金具は、
    前記エンジン発電機用吊部に形成された前記逆U字部に嵌め込められて上部に第1の凹部を有する第1のパッドと、
    前記電装品箱用吊部に形成された前記逆U字部に嵌め込められて上部に第2の凹部を有する第2のパッドと、を備え、
    前記軸支部は、
    前記第1の凹部及び前記第2の凹部にそれぞれ挿入された軸部材を備え、
    それぞれの前記軸部材は、
    それぞれの前記逆U字部と前記第1及び第2の凹部の間に軸支され、
    前記一対の傾倒部材は、
    前記吊金具の一端側及び他端側を挟持する一対の挟持部と、
    前記一対の挟持部の間に形成された間隙部と、
    前記一対の挟持部を前記逆U字部が貫通するように形成されたU字溝と、
    前記一対の挟持部の下部に形成されたU字形状部と、を備え、
    前記一対の挟持部は、上部が前記吊金具の一端側及び他端側にそれぞれ連結され、下部が前記U字形状部によって前記軸部材を巻き込むようにして前記軸部材に連結され、
    前記間隙部には、下部から順に前記軸部材、前記逆U字部、及び前記緩衝材が配設されていること、
    を特徴とする請求項3に記載のハイブリッド式電源装置。
  5. 前記緩衝材は、前記U字溝に適合する形状のU字溝部と、
    前記U字溝部の内側に形成された傾斜壁面と、を備えたこと、
    を特徴とする請求項4に記載のハイブリッド式電源装置。
  6. 前記エンジン発電機と前記電装品箱とは、互いに隣接した部分の外周部にシール材を設けて連結していること、
    を特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のハイブリッド式電源装置。
  7. 前記エンジン発電機と前記電装品箱との一方の外周面には、取手が突設され、
    前記エンジン発電機と前記電装品箱との他方の内部には、ブラケットが設けられ、
    前記取手は、前記エンジン発電機と前記電装品箱との間に配置したシール材を介在して連結ボルトによって前記ブラケットに連結されていること、
    を特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のハイブリッド式電源装置。
  8. エンジンによって発電機を駆動して負荷に電力を供給するエンジン発電機の上部に設けられたエンジン発電機用吊部と、前記エンジン発電機に隣接して配設された電装品箱の上部に設けられた電装品箱用吊部と、を一体として吊り上げるための連結吊金具であって、
    前記連結吊金具は、
    前記エンジン発電機用吊部と前記電装品箱用吊部とを連結する連結吊部を備え、
    前記連結吊部は、
    一端側を前記エンジン発電機の上方に配置し、他端側を前記電装品箱の上方に配置した略コ字状をなした吊金具を有し、
    前記エンジン発電機用吊部及び前記電装品箱用吊部は、それぞれ逆U字形状をなした逆U字部を有し、
    前記連結吊金具は、
    前記吊金具の一端側及び他端側をそれぞれ前記逆U字部の内側に傾倒自在に軸支する一対の軸支部と、
    前記一対の軸支部の前記吊金具の一端側及び他端側とをそれぞれ連結する一対の傾倒部材と、
    前記一対の傾倒部材にそれぞれ設けられた緩衝材と、を備え、
    前記吊金具は、前記軸支部を中心として傾倒させたときに、前記緩衝材が前記逆U字部にそれぞれ当接した状態に支持されること、
    を特徴とする連結吊金具。
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