JP2018175694A - 棒状化粧料収納容器 - Google Patents

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南 齋藤
Minami Saito
南 齋藤
昌志 平川
Masashi Hirakawa
昌志 平川
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Kao Corp
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【課題】 口紅等を使用する際にパターンの変化を楽しむことができる棒状化粧料用収納容器を得ること。【解決手段】 ハカマ部材と、該ハカマ部材に回転可能に挿入されるスリーブと、該スリーブに挿入され、棒状化粧料を保持するとともに前記スリーブを回転させることによって上下移動する皿部材を備える棒状化粧料収納容器であって、前記ハカマ部材には、少なくとも1つの透視部を備え、前記スリーブの外周部に、前記透視部に整合するように複数のパターンを設け、前記スリーブを回転させると前記透視部に異なるパターンが選択的に表示されること特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、口紅等の棒状化粧料を保持する棒状化粧料収納容器に関する。
従来、棒状化粧料収納容器にパターン等の装飾を用いるものとしては、「筒部材内に収納された口紅等を該筒部材の下部に回動可能に取付けられた嵌合部材との回動によって該筒部材の上端部より出没させることができる口紅等の収納容器本体と、この口紅等の収納容器本体の下端部が挿入され、前記嵌合部が固定される紙管を用いたハカマ部材と、このハカマ部材の上端部に設けられた紙管製のキャップ嵌合部と、このキャップ嵌合部と着脱可能に嵌合する前記口紅等の収納容器本体の上部を覆う紙管を用いたキャップとを備えることを特徴とする口紅等の収納容器。」等が知られている(特許文献1)。
しかしながら、上記特許文献1に記載されている公知発明は、単にハカマ部材等を紙製とし、模様等を楽に入れられるだけのものであり、パターンの変化を楽しめるというものではなかった。
特開平9−37845号公報
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、口紅等を使用する際にパターンの変化を楽しむことができる棒状化粧料用収納容器を得ることを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の棒状化粧料収納容器は、 ハカマ部材と、該ハカマ部材に回転可能に挿入されるスリーブと、該スリーブに挿入され、棒状化粧料を保持するとともに前記スリーブを回転させることによって上下移動する皿部材を備える棒状化粧料収納容器であって、前記ハカマ部材には、少なくとも1つの透視部を備え、前記スリーブの外周部に、前記透視部に整合するように複数のパターンを設け、前記スリーブを回転させると前記透視部に異なるパターンが選択的に表示されること特徴とする。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)請求項1に記載の発明においては、ハカマ部材には少なくとも1つの透視部を備え、前記スリーブの外周の前記透視部に対応する部位に複数のパターンが設けられているので、スリーブを回転させた際に、このスリーブに設けられた複数のパターンが透視部を介して表面に次々に表示される。
したがって、パターンが変化し、その変化を楽しむことができる。
(2)また、口紅等を使用した際に透視部に表示されていたパターンに合わせて口紅等を突出させることにより、前回使用した時と口紅等の突出量を略同じにした状態で使用することができる。
(3)請求項2及び請求項3に記載された各発明も前記(1)、(2)と同様な効果が得られる。
図1乃至図6は本発明の第1の実施形態を示す説明図である。
図7乃至図9は本発明の第2の実施形態を示す説明図である。
第1実施形態の棒状化粧料収納容器の縦断面図。 キャップを外した状態の棒状化粧料収納容器の斜視説明図。 ハカマ部材の斜視説明図。 ハカマ部材の分解斜視図。 スリーブの斜視説明図。 スリーブを回転させた場合の斜視説明図。 第2実施形態の棒状化粧料収納容器の縦断面図。 ハカマ部材の説明図。 スリーブの説明図。
以下、図面に示す本発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図6に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は本発明の口紅等の棒状化粧料2を収納する棒状化粧料収納容器(以下、「収納容器」という)である。
この収納容器1は、例えば上部外周部にキャップ嵌合部3が形成されたあるいは設けられたハカマ部材4と、このハカマ部材4内に挿入固定され、その内壁面に一対の螺旋溝5が形成された螺旋部材6と、この螺旋部材6内に回転可能に取付けられる縦長状のスリーブ7と、このスリーブ7の下部に軸心方向に形成された一対の長い垂直溝8と、スリーブ7内に上下移動可能に取付けられていると共に、固形化した口紅等の棒状化粧料2を支持する皿部材9と、この皿部材9の下部側の外周壁に形成され、かつスリーブ7の前記垂直溝8及び螺旋部材6の前記螺旋溝5に同時に係合する単数又は複数個の係合片10と、前記キャップ嵌合部3と着脱可能に嵌合すると共に、スリーブ7の上部を覆うキャップ11とで構成されている。
まず収納容器1は、ハカマ部材4とスリーブ7の上部とを手で持って回動させることにより、皿部材9の一対の係合片10がスリーブ7の一対の垂直溝8と螺旋部材6の一対の螺旋溝5によって上下移動して、スリーブ7の上部より棒状化粧料2を出没させて使用することができる。
例えば図3及び図4に示すように、ハカマ部材4は、底面を有する略円筒形状のハカマ本体12と、このハカマ本体12の開口部13から挿入され、内周面に嵌合状態で取り付けられるとともに、ハカマ本体の開口端部12aに当接するフランジ部14を有し、ハカマ本体12の上面よりも上方に突出する略円筒形状の嵌合部材15とで構成されている。また、本実施形態においては、この嵌合部材15のフランジ部14よりも上の部分がキャップ嵌合部3となり、このキャップ嵌合部3と嵌合するキャップ11の内周面には、嵌合片16が形成されている(図1参照)。なお、この嵌合片16は嵌合部材15のキャップ嵌合部3に形成してもよい。また、この嵌合部材15の内側には螺旋部材6が固定的に設けられている。
ハカマ部材4の周胴部には本実施形態では上下方向に合計2箇所の透視部17が設けられている。この透視部17はハカマ本体12に形成された透視部17と、嵌合部材15の上下2箇所に形成された透視部17とで構成されている。嵌合部材15の下方の透視部17は、ハカマ本体13に嵌合部材15を固定した際に、ハカマ本体13の透視部17と同じ位置になるように設けられる。
本実施形態においては、この透視部17はハカマ部材4を窓状に部材を切り抜いて形成されており、透視部17の形状は丸型、多角形型のいずれであってもよい。
また、本実施形態においては、透視部17は上下異なる方向に形成されているが、垂直方向の同一線上に形成してもよい。
スリーブ7は、上部が斜めに切り欠かれた略円筒形状の部材で、その略中央部にリング状係止部分7aが外方に突出するように形成されており、その表面には上下方向に間隔を有して2箇所、かつ、それぞれ円周方向に複数個のパターン18が描かれている。このパターン18が描かれる場所は、スリーブ7をハカマ部材4に取り付けた際に、透視部17に整合するような(透視部17からパターン18がそれぞれ見える位置)位置である。
ここで、パターン18とは、文字、図柄、記号若しくは色彩又はこれらの結合のいずれかをいうものである。
本実施形態では上方の透視部17に整合する位置に設けられたパターン18と、下方の透視部17に整合可能な位置に設けられたパターン18は異なる種類となるように設けられている。
すなわち、一方(上方)のパターン18は、例えば本実施形態においては、顔文字のような絵柄が描かれており、円周方向に表情の異なる絵柄が複数設けられている。
他方(下方)のパターン18は、例えば本実施形態においては、アルファベットが書かれており、円周方向に「A」、「B」、「C」・・・のように異なるアルファベットが書かれている。
このように上方のパターン18は図柄であり、下方のパターン18は文字であり、異なる種類のパターン18となっているが、上下のパターン18を同種のもの(例えば上下両方共に図柄等)としてもよい。
これらのパターン18は、本実施形態においてはスリーブに印刷しているが、例えば、パターンが描かれたシール等を貼る、パターンが描かれた部品等をスリーブに固定する等の方法で設けてもよい。
このようなパターン18をスリーブ7に備えることにより、口紅等を突出させる際に、ハカマ部材4を持ってスリーブ7を回転させると、透視部に異なるパターンが選択的に表示されるので、透視部17に表示されるパターン18がスリーブ7の回転角度によって変化し、その変化を楽しむことができる。
また、前回使用した時に透視部17に表示されたパターン18と同じパターン18が表示されるようにスリーブ7を回転させることにより、前回使用した時と口紅等の突出量を略同じにした状態で使用することができる。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図7乃至図9に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図7乃至図9に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、ハカマ本体と嵌合部材を一体的に形成したハカマ部材4Aとし、ネジ棒19を備える皿部材9Aと、螺旋溝の代わりに前記ネジ棒19と螺合するネジ孔20を有する螺旋部材6Aと、スリーブ7Aの内面に形成された垂直溝8Aと、皿部材9Aの側面に前記垂直溝8Aと係合する単数又は複数個の係合片10Aを用いて皿部材9Aを上下移動させる点で、このような収納容器1Aにしても、前記本発明を実施するための第1の形態の収納容器と同様な作用効果が得られる。
なお、本発明の実施形態では螺旋部材と係合片を用いて皿部材を上下移動させるもの等について説明したが、スリーブを回転させて皿部材を上下移動させる機構であれば、公知のいかなる機構を用いてもよい。
また、透視部はハカマ部材を窓状にくり抜いて形成したものについて説明したが、例えば透視部の部分のみ透明として、スリーブ表面を視認できるように形成してもよく、パターン及び透視部についても上下方向に1箇所設けてもよいし、3箇所以上設けてもよい。そして、ハカマ部材全体を透明材で形成し、透視部に相当する箇所以外を印刷等の手法によって不透明なインクあるいはホットスタンプ箔等で覆うことにより透視部を形成してもよい。
本発明の実施形態においては、パターンとして顔文字のような絵柄やアルファベットを用いたが、透視部から表示される文字、記号、図形又は色彩等が変化するようにあらわれるものであればどのようなものでもよく、例えばスリーブの円周方向に色彩をグラデーションで描く、異なる記号等をスリーブの円周方向に書く等であってもよい。
本発明の棒状化粧料収納容器は、口紅、リップクリーム、スチックアイシャドウ、スチックチーク、スチックファンデーション、コンシーラー、日焼け止め化粧料、アイクリーム、整髪料等の固形化した棒状化粧料を収納する容器を製造する分野や化粧料分野の産業で利用される。
1、1A:棒状化粧料収納容器、 2:棒状化粧料、
3:キャップ嵌合部、 4、4A:ハカマ部材、
5:螺旋溝、 6、6A:螺旋部材、
7、7A:スリーブ、 8、8A:垂直溝、
9、9A:皿部材、 10、10A:係合片、
11:キャップ、 12:ハカマ本体、
13:開口部、 14:フランジ部、
15:嵌合部材、 16:嵌合片、
17:透視部、 18:パターン、
19:ネジ棒、 20:ネジ孔。

Claims (3)

  1. ハカマ部材と、該ハカマ部材に回転可能に挿入されるスリーブと、該スリーブに挿入され、棒状化粧料を保持するとともに前記スリーブを回転させることによって上下移動する皿部材を備える棒状化粧料収納容器であって、前記ハカマ部材には、少なくとも1つの透視部を備え、前記スリーブの外周部に、前記透視部に整合可能な複数のパターンを設け、前記スリーブを回転させると前記透視部に異なるパターンが選択的に表示されること特徴とする棒状化粧料収納容器。
  2. 前記透視部は前記ハカマ部材の周胴部に上下方向に2つ以上設けられており、該2つ以上の透視部には、それぞれ異なる種類のパターンが表示されることを特徴とする請求項1に記載の棒状化粧料収納容器。
  3. 前記パターンは文字、図柄、記号若しくは色彩又はこれらの結合のいずれかであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の棒状化粧料収納容器。
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JP2020081188A (ja) * 2018-11-21 2020-06-04 大和製罐株式会社 定量繰り出し容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020081188A (ja) * 2018-11-21 2020-06-04 大和製罐株式会社 定量繰り出し容器
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