JP2018174682A - 巻線装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ティースに導線を整列して巻き付けることができる巻線装置を提供する。【解決手段】制御手段200は、ニードル100をティース22の周りに一方方向に移動させることによって、ニードル100から供給される導線40をティース22に巻き付ける。ニードル100から供給された導線40がティース22に巻き付けられている状態を、軸方向一方側から見た撮像画面を示す撮像情報を出力可能な撮像手段220が設けられている。制御手段200は、撮像情報に基づいて、導線40が交差しているか否かを判別する。導線40が交差していることを判別した場合には、ニードル100を停止させた後、ティース22の周りに他方方向に移動させて、導線40の交差を解除する。導線40が交差していることは、いずれかの導線40(t)が、他の導線40(s)の一方の側縁および他方の側縁を示す第1の側線A(s)および第2の側線B(s)と交差していることにより判別する。【選択図】図4

Description

本発明は、固定子に形成されているティースに導線を巻き付ける巻線装置に関する。
固定子コアに形成されているティースに巻線を巻き付ける巻線装置は、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されている巻線装置は、導線を供給するニードルをティースの周りに一方方向に移動させることによって、ティースに導線を巻き付けている。
特開2000-245121号公報
従来の巻線装置は、ニードルを、周方向に沿って移動させるとともに、スロット開口部を介して径方向内周側からスロット内に挿入した状態で、軸方向および径方向に沿って移動させながら導線をティースに巻き付けている。このため、交差した状態で導線がティースに巻き付けられおそれがある。導線が交差した状態でティースに巻き付けられると、スロット内に挿入可能な導線の巻数が減少し、スロット内における導線の占積率が低下する。
近年、電動機の高出力化等にともない、導線の占積率の向上が要望されている。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、導線を、交差させることなく整列した状態でティースに巻き付けることができる技術を提供することを目的とする。
本発明の巻線装置は、ニードルをティースの周りに移動させることによって、ティースに直接に導線を巻き付ける巻線装置に関する。
本発明の巻線装置は、導線を供給するニードルと、ニードルを移動させる駆動手段と、駆動手段を制御する制御手段と、撮像手段を備えている。
駆動手段は、ニードルを、固定子コアに形成されているティースの周りに移動可能に構成されている。典型的には、ニードルの移動経路は、ティースの周方向両側に形成されているスロットのスロット開口部間を周方向に沿ってニードルを移動させる経路と、ティースの周方向両側に形成されているスロットのスロット開口部を介して、径方向内周側からスロット内に挿入した状態で軸方向および径方向に沿ってニードルを移動させる移動経路が含まれる。ニードルを移動させる駆動手段としては、公知の種々の構成の駆動手段を用いることができる。
撮像手段は、ニードルから供給された導線がティースに巻き付けられている状態を、軸方向一方側から見た撮像画面を示す撮像情報を出力可能である。撮像手段としては、公知の種々の撮像手段を用いることができる。典型的には、CCDカメラが用いられる。「軸方向一方側から見た撮像画面」は、コア端面の、ティースに対応する部分(軸方向一方側のティース端面)に巻き付けられた導線の延在方向を判別することができる撮像画面を意味する。撮像手段から出力される撮像情報には、軸方向一方側から見た撮像画面そのものを示す撮像情報や、画像処理を行うことによって、軸方向一方側から見た撮像画面を取得することができる撮像情報が含まれる。
制御手段は、ニードルをティースの周りに一方方向に移動させ、ニードルから供給される導線がティースに巻き付けられるように駆動手段を制御する。また、ニードルをティースの周りに一方方向に移動させている際、撮像手段から出力される撮像情報に基づいて、ティースに巻き付けられた導線が交差しているか否かを判別する。ティースに巻き付けられた導線が交差しているか否かを判別する方法としては、複数の線状部材が交差しているか否かを判別する、公知の種々の方法を用いることができる。そして、導線が交差していることを判別した場合には、ニードルを停止させるように駆動手段を制御する。その後、ニードルをティースの周りに他方方向に移動させ、導線の交差が解除されるように駆動手段を制御する。好適には、導線の交差が解除された後、ニードルをティースの周りに一方方向に移動させ、ティースへの導線の巻き付けを再開する。
本発明では、撮像手段から出力される撮像情報に基づいて導線が交差しているか否かを判別し、導線が交差していることを判別した場合には、導線の交差が解除されるようにニードルを移動させるため、簡単な構成で、導線を、交差させることなく整列した状態でティースに巻き付けることができる。
本発明の他の形態では、制御手段は、ニードルから供給された導線がティースに巻き付けられている状態を、軸方向一方側から見た撮像画面において、いずれかの導線が、他の導線の一方の側縁および他方の側縁を示す第1の側線および第2の側線と交差していることにより、導線が交差していることを判別する。例えば、いずれかの導線の中心を通る導線延在線、当該導線の一方の側縁あるいは他方の側縁を示す第1の側線あるいは第2の側線のいずれかが、他の導線の一方の側縁および他方の側縁を示す第1の側線および第2の側線の両者と交差していることにより判別する。
本形態では、簡単な方法で、導線の交差を判別することができる。
本発明の他の形態では、制御手段は、ニードルが停止した状態において、撮像情報に基づいて、いずれかの導線と交差している他の導線の数を判別する。そして、判別した他の導線の数に対応する回数、ニードルをティースの周りに他方方向に移動させるように駆動手段を制御する。その後、ニードルをティースの周りに一方方向に移動させるように駆動手段を制御する。いずれかの導線と交差している他の導線の数は、交差している導線が複数存在する場合には、いずれかの導線に交差している他の導線の数の最大値を判別する。
ニードルは高速で移動しているため、駆動手段を停止制御した場合、ニードルは、直ちに停止せずに、慣性力で移動した後停止する。すなわち、導線の交差を判別した時点における導線の交差状態と、ニードルが停止した状態における導線の交差状態が異なる可能性が高い。このため、ニードルが停止した状態において、いずれかの導線と交差している他の導線の数を判別することにより、導線の交差を簡単な処理で、確実に解除することができる。
本発明の他の形態では、制御手段は、ニードルをティースの周りに他方方向に移動させるように駆動手段を制御している状態において、撮像情報に基づいて、導線が交差しているか否かを判別する。そして、導線が交差していないことを判別した場合、すなわち、導線の交差が解除されたことを判別した場合に、ニードルを停止させるように駆動手段を制御した後、ニードルをティースの周りに一方方向に移動させるように駆動手段を制御する。
ニードルをティースの周りに他方方向に移動させる際には、ニードルをティースの周りに一方方向に移動させる場合(導線を巻き付ける場合)に比べて十分に低い速度で移動させる。このため、ニードルを他方方向に移動させながら、導線の交差が解除されたか否かを判別することができる。
本形態では、導線の交差を確実に解除することができる。
本発明の他の形態では、導線送り出し手段と、導線送り出し規制手段と、導線巻き戻し手段により構成される導線送り装置を備えている。
導線送り出し手段は、導線を送り出す。導線送り出し手段としては、例えば、導線が巻き付けられた導線ロールが用いられる。導線送り出し規制手段は、導線送り出し手段からの導線の送り出しを規制する。導線送り出し規制手段としては、例えば、導線に付与するテンションを調節可能なテンション付与手段が用いられる。導線巻き戻し手段は、導線送り出し規制手段とニードルとの間に設けられ、ニードルをティースの周りに他方方向(巻き戻し方向)に移動させる際に、導線の巻き戻し量を調節することにより、導線送り出し規制手段とニードルとの間の導線がたるむのを防止する。導線巻き戻し手段としては、伸縮可能なロッドを有するエアーシリンダー等が用いられる。
制御手段は、ニードルをティースの周りに他方方向に移動させる場合(導線の交差を解除する場合)に、導線送り出し手段からの導線の送り出しを規制するように導線送り出し規制手段を制御するとともに、巻き戻し手段を制御して巻き戻し量を調節する。
本形態では、導線の交差を解除させる際に、導線送り出し規制手段とニードルとの間における導線のたるみを防止することができる。
本発明の他の形態では、複数のニードルを備えている。また、駆動装置は、複数のニードルを、それぞれ異なるティースの周りに移動可能に構成されている。また、撮像手段は、複数のニードルそれぞれから供給された導線が異なるティースそれぞれに巻き付けられている状態を、軸方向一方側から見た撮像画面を示す撮像情報を出力可能である。撮像手段は、1つでもよいし、各ニードルに対応させて複数の撮像手段を設けてもよい。
制御手段は、撮像情報に基づいて、巻き付けられた導線が交差しているか否かを、異なるティースそれぞれに対して判別する。そして、いずれかのティースに対して、巻き付けられた導線が交差していることを判別した場合に、ニードルを停止させるように駆動手段を制御する。なお、ニードルをティースの周りに他方方向に移動させて導線の交差を解消する場合には、全てのティースにおける導線の交差が解消されるように駆動手段を制御する。
本形態では、複数のニードルを用いて複数のティースに、導線を、交差させることなく整列した状態で巻き付けることができる。
本発明では、導線を、交差させることなく整列した状態でティースに巻き付けることができる。
本発明の巻線装置を用いて固定子コアのティースに導線を巻き付ける動作を説明する図である。 本発明の巻線装置の一実施形態で用いている導線送り装置を示す図である。 本発明の巻線装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。 本発明の巻線装置の一実施形態において用いられる導線の交差を判別する方法の第1の実施形態を説明する図である。 本発明の巻線装置の一実施形態において用いられる導線の交差を判別する方法の第2の実施形態を説明する図である。
以下に、本発明の巻線装置を、図面を参照して説明する。
本明細書では、「軸方向」という記載は、回転子が固定子に対して相対的に回転可能に配置されている状態において、回転子の回転中心を通る回転中心線の方向を示す。「周方向」という記載は、回転子が固定子に対して相対的に回転可能に配置されている状態において、軸方向に直角な断面(図1参照)で見て、回転中心Oを中心とする円周方向を示す。「径方向」という記載は、回転子が固定子に対して相対的に回転可能に配置されている状態において、軸方向に直角な断面で見て、回転中心Oを通る方向を示す。「径方向内周側」という記載は、径方向に沿って回転中心O側を示し、「径方向外周側」という記載は、径方向に沿って回転中心Oと反対側を示す。以下では、回転中心Oを、「固定子コア中心O」と呼ぶ。
また、以下では、軸方向に直角な断面(図1)において、時計方向を「周方向一方側」と呼び、反時計方向を「周方向他方側」と呼んでいるが、「周方向一方側」および「周方向他方側」は、逆方向であってもよい。
先ず、本発明の巻線装置の概略動作を、図1を参照して説明する。図1には、回転機の固定子10の一例が示されている。図1は、固定子10を軸方向に直角な方向(軸方向一方側)から見た図である。
固定子10は、固定子コア20、スロット絶縁部材30、導線40により構成されている。
固定子コア20は、複数の電磁鋼板を積層した積層体により構成され、軸方向一方側に第1のコア端面20Aを有しているとともに、軸方向他方側に第2のコア端面20B(図2参照)を有している。
固定子10は、周方向に沿って延在するヨーク21と、ヨーク21から径方向に沿って径方向内周側(固定子コア中心O側)に延在するティース22を有している。
ティース22は、ヨーク21から径方向に沿って径方向内周側に延在するティース基部23と、ティース基部23の径方向内周側に設けられ、周方向に沿って延在するティース先端部24を有している。
ティース基部23は、周方向一方側に第1のティース基部側面23a(図4、図5参照)を有し、周方向他方側に第2のティース基部側面23b(図4、図5参照)を有し、軸方向一方側に第1のティース基部端面(図示省略)を有し、軸方向他方側に第2のティース基部端面(図示省略)を有している。本実施形態では、第1のティース基部端面は第1のコア端面20Aと面一に形成されている。すなわち、第1のティース基部端面は、第1のコア端面20Aに含まれている。同様に、第2のティース基部端面は、第2のコア端面20Bに含まれている。
なお、第1のティース基部側面23aは、本発明の「第1のティース側面(周方向一方側のティース側面)」に対応し、第2のティース基部側面23bは、本発明の「第2のティース側面(「周方向他方側にティース側面」)に対応する。
ティース先端部24の径方向内周側には円弧状のティース先端面25が形成されている。ティース先端面25は、固定子コア20の内周面に対応する。ティース先端面25によって、回転子(図示省略)が挿入される回転子挿入空間20aが形成される。
周方向に隣接するティース22によってスロット26が形成される。また、周方向に隣接するティース22のティース先端部24間には、スロット開口部26aが形成されている。
ティース22(詳しくはティース基部23)には、固定子巻線を形成する導線40が巻き付けられる。
本発明の巻線装置の一実施形態では、導線40を供給するニードル100と、ニードル100をティース22(ティース基部23)の回りに移動させる駆動手段210(図3参照)と、ニードル100に導線40を送り出す導線送り出し装置を備えている。
駆動手段としては、公知の種々の構成の駆動手段を用いることができる。
駆動手段は、固定子コア20の回転子挿入空間20a内に固定子コア中心軸と同軸に配置される。そして、ニードル100を、スロット開口部26aを介して径方向内周側からスロット26内に挿入した状態で、軸方向(図3に示されている矢印A方向)に沿った移動と固定子コア中心Oを中心とする周方向(図1に示されている矢印C方向)に沿った移動を組み合わせてティース22の回りに旋移動させることにより、ティース22に導線40を巻き付ける。また、ニードル100を、固定子コア中心Oを中心とする径方向(図1に示されている矢印B方向)に移動させることにより、導線40を径方向に沿って整列して巻き付ける。
なお、図1では、巻線装置は、3つのニードル100(1)、100(2)、100(3)を備えているとともに、駆動手段は、3つのニードル100(1)、100(2)、100(3)それぞれを、異なる3つのティース22の周りに移動させることができるように構成されている。これにより、同時に3つのティース22、図1では、ティース22(1)、22(3)、22(5)に導線40を巻き付けることができる、
勿論、ニードルの数は適宜変更可能である。また、駆動手段は、ニードルの数に対応して構成が変更される。
また、好適には、固定子コア20の軸方向両側に、絶縁特性を有する樹脂により形成された樹脂ボビン(図示省略)を配置した状態で、ティース22に導線40が巻き付けられる。樹脂ボビンは、例えば、絶縁特性を有する樹脂により形成される。樹脂ボビンは、周方向に沿って延在する外壁部と、外壁部より径方向内周側に配置され、周方向に沿って延在する複数の内壁部と、外壁部と各内壁部を連結する複数の連結部を有している。そして、樹脂ボビンの外壁部、連結部および内壁部が、それぞれ固定子コア20のヨーク21、ティース基部23、ティース先端部24に対向する位置に配置される。
次に、本発明の巻線装置の一実施形態で用いている導線送り出し装置を、図2を参照して説明する。なお、図2では、1つのニードル100を備える場合が示されている。勿論、複数のニードルを備える場合も、同様である。
導線送り出し装置は、導線送り出し手段110と、導線送り出し規制手段120と、導線巻き戻し手段130により構成されている。
導線送り出し手段110は、導線40が巻き付けられた導線ロールが用いられ、導線40を送り出す。
導線送り出し規制手段120は、導線送り出し手段110からの導線の送り出しを規制する。導線送り出し規制手段120としては、例えば、導線40に付与するテンションを調節可能なテンション付与手段が用いられる。導線送り出し規制手段120は、導線40に所定のテンションを付与して送り出すことができるとともに、導線の送り出しを停止する(規制する)こともできるように構成されている。
導線巻き戻し手段130は、導線送り出し規制手段120とニードル100との間に設けられ、導線送り出し規制手段120とニードル100との間の導線40を巻き戻し可能に構成されている。本実施形態では、導線巻き戻し手段130は、伸縮可能なロッド131aを有するエアーシリンダー131と、伸縮可能なロッド132aを有するエアーシリンダー132により構成されている。エアーシリンダー131のロッド131aおよびエアーシリンダー132のロッド132aの長さを調節することにより、導線送り出し手段110とニードル100との間の導線40を巻き戻すことができる。
後述するように、本実施形態の巻線装置では、ティース22に巻き付けられた導線40が交差していることを判別した場合には、導線40の交差を解消するために、ニードル100を逆方向に移動させる。この時、導線送り出し手段110からの導線の送り出しを停止させるとともに、導線送り出し規制手段120とニードル100との間の導線40を巻き戻すことにより、ニードル100の巻き戻し方向への移動による導線40のたわみを防止することができる。なお、導線巻き戻し手段130による巻き戻し量は、ニードル100をティース22の周りに他方方向(巻き戻し方向)に移動させるにしたがって、すなわち、巻き戻し方向への移動量に応じて調節するのが好ましい。これにより、ニードル100の巻き戻し方向への移動による導線40のたわみを適切に防止することができる。
図3に、本実施形態の巻線装置のブロック図が示されている。
本実施形態の巻線装置は、制御手段200、撮像手段220、ニードル100を移動させる駆動手段210と、導線送り出し装置を構成する導線送り出し規制手段120、導線巻き戻し手段130により構成されている。
制御手段200は、CPUにより構成される。なお、制御手段200には、後述する、撮像手段220から出力される撮像情報等を入力する入力手段、撮像情報を処理する撮像情報処理手段等の種々の処理を実行する処理手段、プログラムやデータ等を記憶する記憶手段、入力情報を入力する入力手段、所定の情報を表示する表示手段等の各種の手段が含まれる。
撮像手段220は、ニードル100から供給される導線40がティース22に巻き付けられている状態を撮像した撮像画面を示す撮像情報を出力する。撮像情報としては、後述する導線40の交差を判別可能な情報が含まれていればよく、好適には、導線40がティース22に巻き付けられている状態を、軸方向一方側から見た撮像画面を示す撮像情報が用いられる。本実施形態では、図1、図2に示されているように、ティース22の軸方向一方側の第1のティース端面に導線40が巻き付けられている状態を撮像するように、撮像手段220が配置されている。
なお、図1では、3つのニードル100(1)、100(2)、100(3)によって、それぞれ異なるティース、図1では、ティース22(1)、22(3)、22(5)に導線40を巻き付けている状態を撮像するため、3つの撮像手段、図1では、撮像手段220(1)、220(2)、220(3)が設けられている。
一方、図2は、1つの撮像手段220が設けられている場合のブロック図である。
勿論、複数の撮像手段220が設けられている巻線装置では、図2に示されているブロック図は修正される。
制御手段200は、ティース22に導線40を巻き付ける場合には、導線送り出し規制手段120による導線送り出しの規制を解除して、導線40に所定のテンションを付与する通常状態に設定するとともに、導線巻き戻し手段130を、通常状態に設定して、ニードル100を移動させる駆動手段210を制御する。
また、制御手段200は、ティース22に導線40を巻き付けている状態において、撮像手段220から出力される撮像情報を入力する。そして、入力した撮像情報に基づいて、ティース22に巻き付けられた導線40が交差しているか否かを判断する。
撮像情報に基づいて、ティース22に巻き付けられた導線40が交差しているか否かを判断する交差判別手法を以下に説明する。
[第1の交差判別手法]
第1の交差判別手法は、いずれかの導線40が他の導線40と交差しているか否かを判別することによって、導線40の交差を判別する手法である。
第1の交差判別手法を、図4を参照して説明する。なお、図4は、撮像手段220で撮像された、すなわち、入力された撮像情報で示される、導線40が巻き付けられているティース22の、軸方向一方側のティース端面上の撮像画面である。
いずれかの導線40が他の導線40と交差していることは、いずれかの導線40が、他の導線40の一方の側縁を示す第1の側線および他方の側縁を示す第2の側線と交差していることによって判別する。
例えば、図4において、導線40(s)が延びている方向を判別することによって、導線40(s)の中央線H(s)、一方の側縁を示す第1の側線A(s)、他方の側縁を示す第2の側線B(s)の延在方向を判別することができる。撮像情報に基づいて、導線40が延びている方向を判別する方法としては、公知の種々の方法を用いることができる。
同様に、導線40(t)の中央線H(t)、一方の側縁を示す第1の側線A(t)、他方の側縁を示す第2の側線B(t)の延在方向を判別することができる。
図4において、ティース22に、導線40(1)、40(2)、40(s)が巻き付けられた場合、導線40(1)、40(2)、40(s)は、他の導線の第1側線および第2の側線と交差していないため、他の導線40と交差していないことが判別される。
この状態で、ティース22に導線40(t)が巻き付けられた場合、導線40(t)の中央線H(t)、第1の側線A(t)、第2の側線B(t)のいずれかが、導線40(s)の第1の側線A(s)および第2の側線B(s)と交差する。このため、導線40(t)は、他の導線、この場合、導線40(s)と交差していることを判別する。
いずれかの導線40が他の導線40と交差していることを判別した場合、ニードル100をティース22の周りに他方方向に移動させるることにより、すなわち、ニードルを巻き戻し方向に移動させることにより、導線40の交差を解消することができる。
なお、第1の交差判別手法を用いた場合、いずれかの導線40が他の導線40と交差していることだけでなく、いずれかの導線40と交差している他の導線40の数も判別することができる。
例えば、図4において、ティース22に導線40(10)、40(11)、40(12)が巻き付けられた場合、導線40(12)は、導線40(10)の第1の側線および第2の側線と交差しているとともに、導線40(11)の第1の側線および第2の側線とも交差している。したがって、導線40(12)が他の導線40と交差している数が「2」であることを判別することができる。
いずれかの導線40と交差している他の導線40の数を判別することにより、ニードルを巻き戻し方向に移動させる際に、巻き戻し回数を判別することができ、短時間に導線40の交差を解消することができる。
第1の交差判別手法および後述する第2の交差判別手法を用いる場合、ティース22を挟んで周方向一方側に配置されているスロット絶縁部材30の、スロット26側の面と、周方向他方側に配置されているスロット絶縁部材30の、スロット26側の面との間の領域内(図5に示されている、(W+2F)の領域内)、好適には、ティース基部23の領域内(図5に示されている(W)の領域内)において導線40の交差を判別する処理を行えば十分である。なお、W(mm)は、ティース22(ティース基部23)の周方向に沿った幅であり、F(mm)は、スロット絶縁部材30の厚さである。
[第2の交差判別手法]
第2の交差判別手法は、いずれかの導線40の延在方向とティース中央線Qとの間の角度θが設定角度θsより大きいか否かを判別することによって、導線40の交差を判別する手法である。
第2の交差判別手法を、図5を参照して説明する。なお、図5は、撮像手段220で撮像された、すなわち、入力された撮像情報で示される、導線40が巻き付けられているティース22の、軸方向一方側のティース端面の撮像画面である。また、ティース22は、周方向一方側に第1のティース基部側面23a(第1のティース側面)を有し、周方向他方側に第2のティース基部側面23b(第2のティース側面)を有し、第1のティース基部側面23a(第1のティース側面)と第2のティース基部側面23b(第2のティース側面)との間の周方向中央を通るティース中央線Qが規定されている。ここで、第1のティース基部側面23a(第1のティース側面)および第2のティース基部側面23b(第2のティース側面)は、ティース中央線Qと平行あるいは略平行であるから、以下の説明において、ティース中央線Qに代えて第1のティース基部側面23a(第1のティース側面)あるいは第2のティース基部側面23b(第2のティース側面)を用いることができる。
いずれかの導線40の延在方向を判別する。例えば、図5において、導線40(n)が伸びている方向を判別することによって、導線40(n)の中央線H(n)、一方の側縁を示す第1の側線A(n)、他方の側縁を示す第2の側線B(n)の延在方向を判別することができる。撮像情報に基づいて、導線40が延びている方向を判別する方法としては、公知の種々の方法を用いることができる。
次に、いずれかの導線40の延在方向とティース中央線Qとの間の角度θを判別する。例えば、いずれかの導線40の中央線、第1の側線、第2の側線のいずれかとティース中央線Qとの間の角度θを判別する。
そして、いずれかの導線40の延在方向とティース中央線Qとの間の角度θが設定角度θsより大きいか否かを判別す。
ここで、図5に示されているように、導線40(m)に対して導線40(n)が巻き付けられた状態を交差判定の境界とする。導線40(n)の延在線とティース中央線Qとの間の角度θsは、[−tanθs=(W+2F)/2D]を満足する。なお、D(mm)は、ニードル100から供給される導線40の直径である。W(mm)は、ティース22(ティース基部23)の周方向に沿った幅である。F(mm)は、スロット26内に挿入されるスロット絶縁部材30の厚さである。
第2の交差判定手法では、いずれかの導線40の延在方向とティース中央線Qとの間の角度θが設定角度θs以上であることにより、導線40が交差していること(他の導線と交差する可能性があることを含む)を判別する。
第2の交差判別手法は、導線40の延在方向とティース中央線Qとの間の角度θを判別すればよいため、処理が簡単である。
なお、第2の交差判別手法は、いずれかの導線に交差している他の導線の数を判別するのは難しい。
なお、ティース22に導線40を巻き付ける際、1回目の巻き付け時に、ティース中央線Qに対して傾斜した状態で巻き付けられることがある。この場合、他の動線40と交差していないが、2回目以降の動線40が交差して巻き付けられる。したがって、このような、他の導線40との交差が予測される状態でティース22に巻き付けられた場合も、導線40が交差していると判断して、ニードル100を巻き戻し方向に移動させるように構成するのが好ましい。
第2の交差判別手法を用いることにより、このような場合に対応することができる。
次に、制御手段200の動作の一実施形態を説明する。
先ず、制御手段200は、ニードル100をティース22の周りに一方方向に移動させ、ニードル100から供給される導線40がティース22に巻き付けられるように駆動手段210を制御する。
制御手段200は、ティース22に導線40を巻き付けている間、撮像情報に基づいてティース22に巻き付けられた導線40が交差しているか否かを判別する。いずれかの導線40が交差しているか否かは、例えば、第1の交差判別手法あるいは第2の交差判別手法を用いて判別することができる。いずれかの導線40が交差していることを判別した場合には、ニードル100を停止させる停止制御信号を駆動手段210に出力する。
次に、制御手段200は、ニードル100をティース22の周りに他方方向に移動させ、導線40の交差を解除する。この時、導線送り出し規制手段120および導線巻き戻し手段130を前述したように制御する。
ニードル100をティース22の周りに他方方向に移動させて交差を解除する手法としては、例えば、[第1の交差解除手法]や[第2の交差解除手法]を用いることができる。
[第1の交差解除手法]
第1の交差解除手法は、導線40の交差が判別されなくなるまで、ニードル100をティース22の周りに他方方向に移動させる手法である。
制御手段は、ニードル100をティース22の周りに他方方向に移動させるように駆動手段210を制御している間、撮像情報に基づいていずれかの導線40が交差しているか否かを判別する。いずれかの導線40が交差しているか否かは、例えば、第1の交差判別手法あるいは第2の交差判別手法を用いて判別することができる。ニードル100をティース22の周りに他方方向に移動させる際のニードル100の移動速度は、ニードル100をティース22の周りに一方方向に移動させてティース22に導線40を巻き付ける際のニードル100の移動速度に比べて、はるかに遅い。このため、撮像情報に基づいていずれかの導線40が交差しているか否かを判別する時間的な余裕がある。
制御手段200は、いずれかの導線40が他の導線40と交差していることを判別しないこと、すなわち、全ての導線40が他の導線40と交差していないことを判別すると、ニードル100を停止させるように駆動手段210を制御する。
そして、制御手段200は、その後、ニードル100がティース22の周りに一方方向に移動するように駆動手段210を制御し、ティース22への導線40の巻き付けを再開する。
[第2の交差解除手法]
第2の交差解除手法は、導線40の交差状態に応じて、ニードル100をティース22の周りに他方方向に移動させる手法である。
ニードル100は高速で移動しているため、慣性力等の影響により、停止制御信号を駆動手段210に出力してからニードル100が停止するまで一定期間要する(遅れがある)。この場合、いずれかの導線40の交差を判別した時点における導線40の交差状態と、ニードル100が停止した時の導線40の交差状態が異なる可能性がある。制御手段200は、ニードル100が停止すると、撮像情報に基づいて、導線40の交差状態を判別する。例えば、いずれの導線40が交差しているか、また、いずれかの導線40が交差している他の導線40の数等を判別する。ニードル100が停止したことは、公知の適宜の方法を用いて判別することができる。
制御手段200は、ニードル100が停止した時の導線40の交差状態に基づいて、ニードル100をティース22の周りに他方方向に移動させる回数を判別する。この時、交差状態にある導線40が複数存在する場合には、いずれかの交差している他の導線40の数のうち最も大きい数を選択する。
制御手段200は、導線40の交差状態に基づいて判別した、いずれかの導線40に交差している他の導線40の数の最大値に基づいて、ニードル100をティース22の周りに他方方向に移動させる回数を判別する。そして、判別した回数、ニードル100がティース22の周りに他方方向に移動するように駆動手段210を制御する。
制御手段は、その後、ニードル100がティース22の周りに一方方向に移動するように駆動手段210を制御し、ティース22への導線40の巻き付けを再開する。
以上のように、本実施形態の巻線装置では、ニードル100から供給された導線40がティース22に巻き付けられている状態を撮像する撮像手段220を設け、撮像手段220から出力される撮像情報に基づいて導線40が交差しているか否か(導線が交差する可能性があるか否かも含めて)判別し、導線40が交差していること(交差する可能性があること)を判別した場合にはニードル100を巻き戻し方向に移動させるため、導線が、交差した状態でティースに巻き付けられるのを防止することができる。また、ニードル100を巻き戻し方向に移動させる際に、導線40の交差が解除されるまで(交差する可能性がなくなるまでを含む)巻き戻し方向に移動させる、あるいは、ニードル100が停止した時の導線40の交差状態に応じた回数巻き戻し方向に移動させることにより、短時間に、また効率よく効果的に導線40の交差を解除することができる。
本発明は、実施形態で説明した構成に限定されず、種々の変更、追加、削除が可能である。
撮像情報に基づいて、いずれかの導線が他の導線と交差していること、また、いずれかの導線が交差している他の導線の数を判別する手法は、実施形態で説明した構成に限定されない。
撮像手段の数や配置位置等は、適宜変更可能である。
撮像手段から出力する撮像情報は、単独で撮像画面を表すことができる撮像情報や複数を組み合わせることによって撮像画面を表すことができる撮像情報等を用いることができる。
ニードルの構成やニードルを移動させる駆動手段の構成は、適宜変更可能である。
ニードルの数や撮像手段の数は、適宜変更可能である。
導線送り出し規制手段や導線巻き戻し手段は、実施形態で説明した構成に限定されない。
実施形態で説明した各構成は、単独で用いることもできるし、適宜選択した複数を組み合わせて用いることもできる。
10 固定子
20 固定子コア
20A、20B コア端面
21 ヨーク
22、22(1)〜22(6) ティース
23 ティース基部
23a 第1のティース基部側面(周方向一方側のティース基部側面)
23b 第2のティース基部側面(周方向他方側のティース基部側面)
24 ティース先端部
25 ティース先端面
26、26(1)〜26(6) スロット
26a、26a(1)〜26a(6) スロット開口部
30 スロット絶縁部材
40、40(1)〜40(4)、40(10)、40(11)、40(t)、40(s)、40(m)、40(n) 導線
100、100(1)〜100(3) ニードル
110 導線リール(導線送り出し手段)
120 テンション付与手段(導線送り出し規制手段)
130 導線巻き戻し手段
131、132 エアーシリンダー
220、220(1)〜220(3) 撮像手段

Claims (6)

  1. 導線を供給するニードルと、前記ニードルを、固定子コアに形成されているティースの周りに移動可能な駆動手段と、制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記ニードルをティースの周りに一方方向に移動させ、前記ニードルから供給される導線が前記ティースに巻き付けられるように前記駆動手段を制御する巻線装置であって、
    前記ニードルから供給された導線がティースに巻き付けられている状態を、軸方向一方側から見た撮像画面を示す撮像情報を出力可能な撮像手段を備え、
    前記制御手段は、前記撮像手段から出力される撮像情報に基づいて、前記ティースに巻き付けられた導線が交差しているか否かを判別し、導線が交差していることを判別した場合には、前記ニードルを停止させるように前記駆動手段を制御した後、前記ニードルを前記ティースの周りに他方方向に移動させ、前記導線の交差が解除されるように前記駆動手段を制御することを特徴とする巻線装置。
  2. 請求項1に記載の巻線装置であって、
    前記制御手段は、前記ニードルから供給された導線が前記ティースに巻き付けられている状態を、前記軸方向一方側から見た撮像画面において、いずれかの導線が、他の導線の一方の側縁および他方の側縁を示す第1の側線および第2の側線と交差していることにより、導線が交差していることを判別することを特徴とする巻線装置。
  3. 請求項1または2に記載の巻線装置であって、
    前記制御手段は、前記ニードルが停止した状態において、前記撮像情報に基づいて、いずれかの導線と交差している他の導線の数を判別し、前記判別した他の導線の数に対応する回数、前記ニードルを前記ティースの周りに前記他方方向に移動させるように前記駆動手段を制御した後、前記ニードルを前記ティースの周りに前記一方方向に移動させるように前記駆動手段を制御することを特徴とする巻線装置。
  4. 請求項1または2に記載の巻線装置であって、
    前記制御手段は、前記ニードルを前記ティースの周りに前記他方方向に移動させるように前記駆動手段を制御している状態において、前記撮像情報に基づいて、導線が交差しているか否かを判別し、導線が交差していないことを判別した場合に、前記ニードルを停止させるように前記駆動手段を制御した後、前記ニードルを前記ティースの周りに前記一方方向に移動させるように前記駆動手段を制御することを特徴とする巻線装置。
  5. 請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の巻線装置であって、
    導線を送り出す導線送り出し手段と、前記導線送り出し手段からの導線の送り出しを規制する導線送り出し規制手段と、前記導線送り出し規制手段と前記ニードルとの間に設けられた導線巻き戻し手段を備え、
    前記制御手段は、前記ニードルを前記ティースの周りに前記他方方向に移動させる場合には、前記導線送り出し手段からの導線の送り出しを規制するように前記導線送り出し規制手段を制御するとともに、前記導線巻き戻し手段を制御して導線を巻き戻すことを特徴とする巻線装置。
  6. 請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載の巻線装置であって、
    前記ニードルを複数備え、
    前記駆動装置は、前記複数のニードルを、それぞれ異なるティースの周りに移動可能であり、
    前記撮像手段は、前記複数のニードルそれぞれから供給された導線が前記異なるティースそれぞれに巻き付けられている状態を、軸方向一方側から見た撮像画面を示す撮像情報を出力可能であり、
    前記制御手段は、前記撮像情報に基づいて、巻き付けられた導線が交差しているか否かを、前記異なるティースそれぞれに対して判別し、いずれかのティースに対して、巻き付けられた導線が交差していることを判別した場合に、前記ニードルを停止させるように前記駆動手段を制御することを特徴とする巻線装置。
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