JP2018174465A - Line sensor device, reader, and recording system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ラインセンサ装置、読取装置および記録システムに関する。 The present invention relates to a line sensor device, a reading device, and a recording system.
特許文献1には、レンズ体(4)及びセンサ基板(7)を固定する第1筐体(1)と、上部において光源(20)を固定し且つ第1筐体の外側に配された第2筐体(15)と、を備えるイメージセンサの構造が開示されている。特許文献1記載の図12、図14等によれば、第1〜第2筐体の下方には光源駆動用コネクタ(10b)が配されており、配線に相当するハーネス(21)は、光源から該コネクタまで第2筐体の側方を通るように延設されている。
In
特許文献1の構造によれば、配線(ハーネス)の長さを十分に確保しておく必要があったため、例えば、コスト増大の原因となる場合や、不要に長い配線によって製造時やメンテナンス時にハンドリングを誤る場合があり、構造面における改善の余地があった。
According to the structure of
本発明の目的は、ラインセンサ装置において比較的簡素な構造で光源用の配線を短くすることを目的とする。 An object of the present invention is to shorten a wiring for a light source with a relatively simple structure in a line sensor device.
本発明の一つの側面はラインセンサ装置にかかり、前記ラインセンサ装置は、読取対象物からの反射光を集光するロッドレンズアレイと、該集光された光を受光するラインセンサを搭載するラインセンサ基板とを支持する内側支持部材と、前記内側支持部材の側部において前記内側支持部材を固定する外側支持部材と、を備え、前記外側支持部材は、コネクタを有する基板を支持し、前記外側支持部材は、前記読取対象物に光を照射するための光源を支持しており、前記光源と前記コネクタを接続する配線は、前記外側支持部材と前記内側支持部材との間に配置されていることを特徴とする。 One aspect of the present invention relates to a line sensor device, and the line sensor device includes a rod lens array that collects reflected light from an object to be read and a line on which a line sensor that receives the collected light is mounted. An inner support member that supports the sensor substrate; and an outer support member that fixes the inner support member at a side portion of the inner support member, the outer support member supporting a substrate having a connector, and the outer support member. The support member supports a light source for irradiating the reading object with light, and a wiring connecting the light source and the connector is disposed between the outer support member and the inner support member. It is characterized by that.
本発明によれば、比較的簡素な構造で光源用の配線を短くすることができる。 According to the present invention, the wiring for the light source can be shortened with a relatively simple structure.
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各図は、構造ないし構成を説明する目的で記載されたものに過ぎず、図示された各部材の寸法は必ずしも現実のものを反映するものではない。また、各図において、同一の部材または同一の要素には同一の参照番号を付しており、以下、重複する内容については説明を省略する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. Each drawing is only described for the purpose of explaining the structure or configuration, and the dimensions of the illustrated members do not necessarily reflect actual ones. Moreover, in each figure, the same reference number is attached | subjected to the same member or the same element, and description is abbreviate | omitted about the overlapping content hereafter.
図1は、実施形態に係るラインセンサ装置1の構造を説明するための斜視図である。構造の理解を容易にするため、図中には、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を示す(他の図においても同様とする。)。X−Y平面は、ラインセンサ装置1の検出面と平行な平面に対応し、詳細については後述とするが、ラインセンサ装置1はY方向に延設された構造を有する。また、Z方向は、検出面と垂直な方向に対応する。
FIG. 1 is a perspective view for explaining the structure of the
なお、本明細書において、方向を示す表現は相対的な位置関係を示すのに用いられる。例えば、「右」、「右側」等の表現は+X方向に対応し、「左」、「左側」等の表現は−X方向に対応する。例えば、「上」、「上方」等の表現は+Z方向に対応し、「下」、「下方」等の表現は−Z方向に対応する。 In the present specification, the expression indicating the direction is used to indicate a relative positional relationship. For example, expressions such as “right” and “right side” correspond to the + X direction, and expressions such as “left” and “left side” correspond to the −X direction. For example, expressions such as “upper” and “upper” correspond to the + Z direction, and expressions such as “lower” and “lower” correspond to the −Z direction.
本実施形態では、ラインセンサ装置1は、ロッドレンズアレイ11、一対の内側支持部材12L及び12R、ラインセンサ基板13、一対の外側支持部材14L及び14R、光源部15、実装基板16及び17、天板18、並びに、板材19を備える。ロッドレンズアレイ11は、Y方向に延在しており、Y方向に配列された複数のロッドレンズを含む(図中のY方向はロッドレンズの配列方向に対応する。)。各ロッドレンズは上方からの入射光を集光し、図中のZ方向は光軸方向に対応する。
In the present embodiment, the
内側支持部材12L及び12Rは、共にY方向に延在した2つの長尺状部材である。これらは、ロッドレンズアレイ11の左側および右側にそれぞれ配置され、即ち、X方向において互いに離間し且つ互いに対向するように配され、ロッドレンズアレイ11をその両側から挟持する。ロッドレンズアレイ11と内側支持部材12Lとの間、及び/又は、ロッドレンズアレイ11と内側支持部材12Rとの間には、接着剤(不図示)が設けられてもよい。即ち、上記内側支持部材12L及び12Rによるロッドレンズアレイ11の挟持とは、ロッドレンズアレイ11が内側支持部材12L及び12Rの間の直線上に位置することで固定されていることをいい、接着剤の使用または不使用を問わない。代替的に/付随的に、内側支持部材12L(又は12R)におけるロッドレンズアレイ11を挟持する面には、滑り止め用の表面加工が施されてもよい。他の実施形態として、内側支持部材12L及び12Rは、一体成形されていてもよく、例えば、Y方向における一部(例えば両端部等)においてX方向に延設された接続部材により、一体に接続されてもよい。内側支持部材12L及び12Rは、本実施形態ではアルミニウムで構成されるものとするが、他の実施形態として、他の金属で構成されてもよいし、樹脂等の有機材料で構成されてもよい。
The
ラインセンサ基板13は、CCD/CMOSイメージセンサで構成されたラインセンサを搭載し、基板上に複数の光電変換素子(ここではフォトダイオード)がY方向に配列されて成る。ラインセンサ基板13は、内側支持部材12L及び12Rにより支持され、ロッドレンズアレイ11により集光された光の光路上に固定される。ラインセンサ基板13は、本実施形態では、内側支持部材12L及び12Rのそれぞれの下端に固定される。このような構成により、ラインセンサ基板13では、ロッドレンズアレイ11により集光された光が受光され検出される。
The
外側支持部材14L及び14Rのそれぞれは、ラインセンサ装置1における筐体の一部を構成し、具体的にはY方向に延設された側面部を形成する。本明細書で説明される各部材ないし各要素は、外側支持部材14L及び14Rに対して直接的または間接的に支持され、固定される。この観点で、外側支持部材14L及び14Rは固定部材等と表現されてもよい。本実施形態では、X−Z平面において、外側支持部材14L及び14Rは、共にZ方向にそれぞれ延設された形状を有する。そして、外側支持部材14L及び14Rは、これらの間において内側支持部材12L及び12Rを支持し固定する(内側支持部材12L及び12Rの側部においてこれらを固定する。)。本実施形態では、外側支持部材14L及び14Rは、互いに独立した部材であり、Y方向における端部において後述の板材19により互いに接続される。他の実施形態として、外側支持部材14L及び14Rは、一体成形されていてもよく、例えば、Y方向における少なくとも一部(例えば両端部、中央部等)でX方向に延設された接続部材により一体に接続されてもよい。外側支持部材14L及び14Rは、内側支持部材12L及び12R同様、本実施形態ではアルミニウムで構成されるものとするが、他の実施形態として、他の金属で構成されてもよいし、樹脂等の有機材料で構成されてもよい。
Each of the
外側支持部材14Lは、その上方側において、内側支持部材12Lから離れる方向に延出した上方側端部141L(一端部)を含む。同様に、外側支持部材14Rは、その上方側において、内側支持部材12Rから離れる方向に延出した上方側端部141Rを含む。
The
光源部15は、Y方向に延在しており、ロッドレンズアレイ11の上方に配されうる不図示の読取対象物ないし被写体に対して光を照射する。光源部15は、基板151上に複数の光源152がY方向に配列されて成り、本実施形態では、光源部15は、光源としてLED(発光ダイオード)が配列されたLEDアレイである。光源部15は、上方側端部141L及び141Rのそれぞれに形成された傾斜面に、固定される(図中では、上方側端部141Lに固定された光源部15が示されるが、上方側端部141Rにも同様に光源部15が固定される。)。このような構成により、光源部15は上記読取対象物に対して光を照射する。
The
実装基板16及び17は、共にY方向に延在しており、半導体IC、コネクタ等の要素を実装可能なプリント回路基板である。本実施形態では、実装基板16及び17上には、光の検出(ラインセンサ基板13の機能)以外の機能を実現するための要素、即ち、ラインセンサ基板13による検出結果に基づく信号読出を行うための要素が実装される。なお、この要素の概念には、読出対象の信号を処理する処理部、所定の規格のデータに変換する変換部、信号通信用のコネクタの他、信号読出を実現するのに必要な電力を発生する電源回路(電源IC)、電力供給用のコネクタ等も含まれる。
The mounting
詳細については後述とするが、実装基板16及び17はいずれも外側支持部材14L及び14Rのそれぞれに対して固定され、本実施形態では、実装基板16は外側支持部材14L及び14Rの下方(他端部)に固定され、実装基板17は更にその下方に固定される。なお、ここでは2つの実装基板16及び17を例示するが、実装基板の数は、本例に限られるものではなく、1つでもよいし3以上でもよい。
Although details will be described later, the mounting
天板18は、Y方向に延在しており、ラインセンサ装置1の検出面を形成する光透過性の板材である。天板18は、外側支持部材14Lの上方側端部141Lおよび外側支持部材14Rの上方側端部141Rのそれぞれに対して固定される。この固定には接着剤等が用いられる。上方側端部141L及び141Rの上端は平坦面を形成しており、この平坦面が天板18との接触面として作用することで天板18の固定が安定化される。天板18は、本実施形態ではガラス板であるが、他の光透過性の材料が用いられてもよい。
The
板材19は、ラインセンサ装置1における筐体の一部を構成し、具体的には、Y方向における端部において外側支持部材14L及び14Rと共に装置1内を封止する。より具体的には、板材19は、外側支持部材14L及び14Rと共に、例えばラインセンサ基板13上方の空間等、装置1内への異物(埃等)の侵入を防止する。板材19は、ここでは不図示のビス、接着剤等によって外側支持部材14L及び14Rのそれぞれに対して固定され、付随的に、支持部材12L及び12Rに対しても固定される。
The
以上のような構成により、ラインセンサ装置1は、読取対象物の一例として記録媒体(例えば紙)に記録された画像を読み取ることができる。具体的には、ラインセンサ装置1の天板18に対して記録媒体を相対的に走査させている間、光源部15は記録媒体に光を照射する。そして、記録媒体からの反射光はロッドレンズアレイ11により集光され、該集光された光はラインセンサ基板13において検出される。その後、ラインセンサ装置1は、ラインセンサ基板13での検出結果に基づく信号を実装基板16及び17により読み出すことで、記録媒体上の画像を示す画像データを取得する。なお、画像の概念には、例えば、文字、記号、模様、図形、絵、写真等の視覚的に認識可能な情報の他、空白(紙面の地色と実質的に同一の領域)も含まれる。
With the configuration described above, the
ラインセンサ装置1は、以上に例示された構成に限られるものではなく、必要に応じて他の構成が採用されてもよい。例えば、他の実施形態として、ラインセンサ基板13に代替して、複数の光電変換素子が行列状または千鳥状に配列されたエリアセンサ基板が用いられてもよい(この観点で、ラインセンサの概念にはエリアセンサも含まれうる。)。或いは、光電変換素子には、フォトダイオードの代わりに、PINセンサ、MISセンサ等の他の光検出素子ないし受光素子が用いられてもよい。また、例えば、本実施形態では、光源部15はLEDアレイであるが、他の実施形態として、光源152としてLEDの代わりに他の発光素子が用いられてもよい。或いは、Y方向に延設され且つ上方の読取対象物を照射するように構成された導光体が光源部15として用いられてもよい。
The
図2は、ラインセンサ装置1の右側側方からの側面図を示す。外側支持部材14R(及び14L)には、ビス、接着剤等により、図示された天板18及び板材19が固定される他、図1を参照しながら述べた装置1内部の各要素が直接的または間接的に固定される。
FIG. 2 shows a side view of the
図3は、図2の切断線A−Aを通る断面構造(X−Z平面での断面構造)を説明するための断面図である。内側支持部材12L及び12Rは、左右対称に構成されており、前述のとおり、ロッドレンズアレイ11を挟持するように互いに対向している。本実施形態では、各ロッドレンズは、いわゆるクラッドコア構造を有し、即ち、中央部(白塗りで図示された部分。コア。)が光の伝搬路を形成し、かつ、周辺部(ドットで図示された部分。クラッド。)が中央部から光が漏れないように構成された構造を有する。これにより、ロッドレンズアレイ11の内側支持部材12L及び12Rのそれぞれとの間において生じうる光の乱反射が抑制され(光の損失が低減され)、ロッドレンズアレイ11による集光性が向上することができる。
3 is a cross-sectional view for explaining a cross-sectional structure (cross-sectional structure in the XZ plane) passing through the cutting line AA of FIG. The
外側支持部材14L及び14Rは、左右対称に構成されており、前述のとおり、それらの間において内側支持部材12L及び12Rを固定する。上方側端部141L及び141Rの傾斜面に配された2つの光源部15は、それぞれ、光源部15L及び15Rとして図示される。本実施形態では、光源部15L及び15Rは、ロッドレンズアレイ11よりも上方に位置する。これにより、光源部15L及び15Rが読取対象物(記録媒体)に対して光を照射する際に影が生じないようにする。
The
本実施形態では、外側支持部材14Lと内側支持部材12Lとは、それらの間にスペーサSP1を配置した状態でビスSC1を用いて締結され、ビスSC1は、このスペーサSP1を貫通するように設けられる。詳細については後述とするが、このような構成により、外側支持部材14Lと内側支持部材12Lとは所定距離だけ離間して固定され、それらの間には空間ないしギャップが形成される。なお、外側支持部材14Lと内側支持部材12Lとの締結には、ビスSC1に代替してボルトが用いられてもよい。また、スペーサSP1には、外側支持部材14Lと内側支持部材12Lと間に所望の距離を確保するのに十分な厚さの部材が用いられればよく、ねじ穴が設けられたスペーサが用いられてもよいし、ワッシャが用いられてもよい。外側支持部材14Rおよび支持部材12Rについても同様である。
In the present embodiment, the
ラインセンサ基板13は、基板131およびラインセンサを形成する複数の光電変換素子132を含む。基板131は、内側支持部材12L及び12Rのそれぞれの下端部に対してビスSC2を用いて固定される。ここで、内側支持部材12L及び12Rのそれぞれの下端は平坦面を形成しており、この平坦面が基板131の上面との接触面として作用することで基板131の固定が安定化される。
The
実装基板16は、外側支持部材14L及び14Rのそれぞれの下端部内側において陥凹した部分にビスSC3を用いて固定される。実装基板17は、実装基板16の下方において、外側支持部材14L及び14Rのそれぞれの下端部外側の部分にビスSC4を用いて固定される。このような構造を実現するため、実装基板17のX方向の幅は、実装基板16のX方向の幅よりも大きく設定されている。
The mounting
実装基板16の上面には、ラインセンサ基板13での検出結果に基づいて信号処理を行うための処理部161や、該信号処理されたデータの転送ないし通信を行うためのトランスミッタが実装される。処理部161は、本実施形態ではASIC(特定用途向け集積回路)であるが、他の実施形態として、PLD(プログラマブルロジックデバイス)等の他の集積回路が用いられてもよいし、信号処理を実現可能な他の構成が採用されてもよい。トランスミッタは、上記データを所定の転送方式で転送可能であり、本実施形態では、カメラリンク(Camera Link(登録商標))規格に準拠したデータ転送が可能に構成されている。
A
実装基板16の下面には、外部接続用のコネクタCN1が実装される。コネクタCN1は、実装基板17に設けられた開口を通るように配置され、これにより、実装基板16は直接的に外部装置と接続可能となっている。コネクタCN1は、本実施形態では、外部電力を受け取るためのコネクタであり、この外部電力は、例えば実装基板16に実装された不図示の電源回路において、AC/DC変換等により所望の電力に変換される。その後、該変換された電力は、ラインセンサ基板13、処理部161等の各要素に供給される。
On the lower surface of the mounting
実装基板16の下面には、コネクタCN2が実装される。本実施形態では、コネクタCN2は、上記外部電力に基づいて生成された光源部15用の電力を出力するためのコネクタである。本実施形態では、コネクタCN2は、光源部15に電力を供給するための電力供給部又はその一部として作用し、配線WR1が接続されている。本実施形態では、コネクタCN2は、上記電源回路で生成された電力を光源部15用の電力として出力可能なコネクタであるが、他の実施形態として、外部電力をそのまま光源部15用の電力として使用する構成の場合には、電源回路は用いられなくてもよい。よって、上記電力供給部の概念には、外部電力を受けるためのコネクタ(図中の例ではコネクタCN1)、該外部電力を所望の電力に変換する電源回路、及び/又は、該変換された電力を出力するためのコネクタ(図中の例ではコネクタCN2)が含まれる。
The connector CN2 is mounted on the lower surface of the mounting
詳細については後述とするが、配線WR1は、所定の太さ(例えば径)を有する可撓性のケーブルであり、本実施形態ではコネクタCN2側から光源部15L側まで、外側支持部材14Lと内側支持部材12Lとの間を通るように延設される。ここでは不図示とするが、光源部15Rについても同様に、コネクタCN2から光源部15Rに電力を供給するための配線部が設けられる。
Although details will be described later, the wiring WR1 is a flexible cable having a predetermined thickness (for example, a diameter), and in this embodiment, from the connector CN2 side to the
実装基板17の下面には、外部接続用のコネクタCN3が実装される。実装基板17の上面と実装基板16の下面とはコネクタCN4で接続される。また、実装基板16の上面と基板131の下面とはコネクタCN5で接続される。本実施形態では、このような構成により、ラインセンサ基板13並びに実装基板16及び17の間は電気的に接続される。他の実施形態として、コネクタCN4及び/又はCN5の代わりに、フレキシブルプリント配線板(FPC)、チップオンフィルム(COF)等、可撓性の配線が用いられてもよい。
On the lower surface of the mounting
以上の構造により、例えば、ラインセンサ基板13での検出結果は、コネクタCN5に出力され、処理部161による信号処理が行われた後、コネクタCN4およびコネクタCN3を介して、画像データとして外部装置に出力される。
With the above structure, for example, the detection result on the
本構造では、ラインセンサ基板13は内側支持部材12L及び12Rに対して固定され、一方、処理部161が実装された実装基板16は外側支持部材14L及び14Rに対して固定される。そして、内側支持部材12Lと外側支持部材14LとはスペーサSP1により所定距離だけ離れており、同様に、内側支持部材12Rと外側支持部材14RとはスペーサSP1により所定距離だけ離れている。よって、画像データの取得の際には、実装基板16では、処理部161の信号処理に伴う相当の熱が発生しうるが、本構造によれば、この熱はラインセンサ基板13に伝搬しにくい。光源部15の駆動に伴って発生しうる熱についても、同様の理由で、ラインセンサ基板13に伝搬しにくい。よって、本実施形態によれば、これらの熱に起因するラインセンサ基板13の特性の変動を抑制し、該特性を安定化させるのに有利である。
In this structure, the
光源部15Lに接続される配線WR1には、読取対象物への照射光または該被写体からの反射光を妨げないように、適切に下方側に向かって、外側支持部材14L及び内側支持部材12Lの間を通ってコネクタCN2まで延設されることが求められる。よって、光源部15Lが固定された上方側端部141Lには、配線WR1を下方側に向かって導くための案内部が設けられるとよい。
In the wiring WR1 connected to the
図4(a)は、第1の例として、ラインセンサ装置1のコーナー部の上面図を示す。図中には、外側支持部材14Lの上方側端部141L、内側支持部材12L、それらの間に空間G1を形成するスペーサSP1、上方側端部141Lに固定された光源部15L、配線WR1、及び、板材19が示される。光源部15Lは、その端部において、Y方向に配列された複数の光源152を駆動するための電力を受け取るコネクタ153を含む。配線WR1は、このコネクタ153に接続される。他の実施形態として、光源部15がコネクタ153を含まない構成の場合には、配線WR1は各光源152の端子に直接的に接続されてもよい。
FIG. 4A shows a top view of a corner portion of the
ここで、外側支持部材14Lの表面、本例では上方側端部141Lの傾斜面(上面)および外側支持部材14Lの内壁には、上記案内部の一例として溝TR1が設けられる。配線WR1は、この溝TR1の中を通るように配置される。これにより、配線WR1が適切に固定され且つ下方に向かって導かれるため、配線WR1が光源152の上方に位置して上記照射光や反射光を妨げる、といった事態の発生を防ぐことができる。
Here, on the surface of the
ここでは、光源部15Lに対応するコーナー部に着目してその構造を説明したが、光源部15Rに対応する他のコーナー部についても同様に構成されればよい。例えば、本構造は、Z方向での平面視において、対称性を有するように構成されればよく、線対称(対称軸はY方向に平行)でもよいし、点対称でもよい。
Here, the structure has been described focusing on the corner portion corresponding to the
図4(b)は、第2の例として、ラインセンサ装置1のコーナー部の上面図を、第1の例(図4(a)参照)同様に示す。本例では、上記案内部の一例として、上方側端部141Lには、それより下方の外側支持部材14Lの内壁まで連通する開口OP1が設けられる。配線WR1は、この開口OP1の中を通るように配置される。これにより、配線WR1が適切に固定され且つ下方に向かって導かれるため、配線WR1が光源152の上方に位置して上記照射光や反射光を妨げる、といった事態の発生を防ぐことができる。
FIG. 4B shows a top view of the corner portion of the
図4(c)は、第3の例として、ラインセンサ装置1のコーナー部の上面図を、第1〜第2の例(図4(a)〜4(b)参照)同様に示す。本例では、上記案内部の一例として、上方側端部141LのY方向における端部に切欠きが設けられ、板材19と外側支持部材14Lとの間に空間G2が形成される。これにより、配線WR1が適切に空間G2を通るように配線WR1の位置決めが可能となり、配線WR1が光源152の上方に位置して上記照射光や反射光を妨げる、といった事態の発生を防ぐことができる。
FIG. 4C shows a top view of the corner portion of the
本実施形態によれば、光源部15LとコネクタCN2とを接続する配線WR1を、外側支持部材14L及び内側支持部材12Lの間を通すことで、比較的短い距離で設けることが可能となる。配線WR1は、その長さを短くするため、X方向において外側支持部材14L及び内側支持部材12Lの間を通り、換言すると、X方向において外側支持部材14L及び内側支持部材12Lの双方と重なる経路を通る。例えば、Y−Z平面において、配線WR1は、光源部15Lのコネクタ153側、即ちY方向における一端から、この一端よりも内側に配置されうるコネクタCN2に向かって、略一直線に延設可能である。本実施形態では、外側支持部材14L及び内側支持部材12Lの間にはスペーサSC1が配され、外側支持部材14L及び内側支持部材12Lは、このスペーサSC1を貫通するビスSC1により締結される。そして、配線WR1は、外側支持部材14L及び内側支持部材12Lの間にスペーサSC1により形成された空間G1(図4(a)等参照)を通る。よって、本実施形態によれば、比較的簡素な構成で配線WR1を短くすることが可能となり、例えば、コストの低減、製造時やメンテナンス時におけるハンドリングの誤りの防止等が可能となる。
According to the present embodiment, the wiring WR1 that connects the
本実施形態では、外側支持部材14L(又は14R)と内側支持部材12L(又は12R)との固定にビスSC1を用いたが、それらの間に配線WR1が通るための空間ないしギャップが形成されればよく、それらの固定態様は上述の例に限られるものではない。例えば、他の実施形態として、ビスSC1が貫通するスペーサSP1は、外側支持部材14L及び内側支持部材12Lの一方と一体成形されていてもよく、即ち、外側支持部材14L及び内側支持部材12Lの一方は他方に対して突出した部分を有していてもよい。また、他の実施形態として、スペーサSP1を用いずに、外側支持部材14L及び内側支持部材12Lの一方又は双方に、それらの間を配線WR1が通るための溝が設けられてもよい。更に、前述の第2の例(図4(b)参照)の変形例として、開口OP1が内側支持部材12Lよりも下方まで設けられることによっても、開口OP1を通る配線WR1は外側支持部材14L及び内側支持部材12Lの間を通る形となる。
In the present embodiment, the screw SC1 is used to fix the
再び図2を参照すると、ラインセンサ装置1内には、ロッドレンズアレイ11、内側支持部材12L及び12R、並びに、ラインセンサ基板13で取り囲まれた空間が形成される。この空間での光の乱反射を防ぐため、本実施形態においてアルミニウムで構成された内側支持部材12L及び12Rの表面は、例えばアルマイト処理によって黒色に着色されてもよい。同様に、光源部15L及び15Rのそれぞれについて、基板151の上面は光の反射を防止するように黒色に表面加工されていてもよく、これにより、天板18とロッドレンズアレイ11との間の空間における光の乱反射を防ぐこともできる。なお、光の反射を防止するための色の一例として、ここでは黒色を例示したが、この色は可視光吸収率が70%以上(好ましくは90%以上)になるように選択されればよい。
Referring again to FIG. 2, a space surrounded by the
また、ラインセンサ装置1の筐体に相当する外側支持部材14は、本実施形態では、内側支持部材12L及び12R同様、アルミニウムで構成される。外側支持部材14の表面は、意匠性向上のため、例えばアルマイト処理によって白色に着色されてもよい。
Moreover, the outer side support member 14 equivalent to the housing | casing of the
なお、内側支持部材12L及び12Rは、ロッドレンズアレイ11及びラインセンサ基板13を直接的に固定するために所定の精度が求められ、前述のとおり、本実施形態では切削加工により作成される。一方、外側支持部材14L及び14Rについては、内側支持部材12L及び12Rを介して間接的に固定するロッドレンズアレイ11及びラインセンサ基板13に対する歪み等の影響が抑制されればよく、一般に押出成形により作成されうる。
The
図5は、ラインセンサ装置1が適用された記録システムの一例としてプリンタ(記録装置、印刷装置、画像形成装置等とも称されてもよい。)のシステムSYの構成を示す。プリンタには、インクジェット方式、電子写真方式等の公知の記録方式が採用されうる。
FIG. 5 shows a configuration of a system SY of a printer (may also be called a recording device, a printing device, an image forming device, etc.) as an example of a recording system to which the
システムSYは、ラインセンサ装置1を読取装置として具備する他、記録ヘッド2と、プロセッサ3と、複数の搬送ローラ4とを具備する。記録ヘッド2は、印刷用データに基づく電気信号により駆動され、記録媒体Pに上にインク等の液体を吐出することで記録媒体Pに画像を記録する。プロセッサ3は、印刷用データに基づく電気信号を記録ヘッド2に出力し、記録ヘッド2を駆動する。搬送ローラ4は、プロセッサ3からの駆動信号に基づいて記録媒体Pを搬送する。本実施形態では、搬送ローラ4は、記録ヘッド2により画像が記録された記録媒体Pを、図中において一点鎖線で示された方向に、ラインセンサ装置1に向かって搬送する。
The system SY includes the
ラインセンサ装置1は、プリンタ内において、着脱可能に収容され、上記記録ヘッド2により記録された記録媒体P上の画像を読み取る。プロセッサ3は、ラインセンサ装置1による読取結果を受け取り、その読取結果に基づいて、例えば、記録ヘッド2の駆動力(例えば液体吐出量)を補正することが可能であるし、記録のやり直しが必要であることをユーザに通知することも可能である。
The
本発明は、以上に例示された態様に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲での変更が可能である。また、本明細書に記載された個々の用語は、本発明を説明する目的で用いられたものに過ぎず、本発明は、その用語の厳密な意味に限定されるものでないことは言うまでもなく、その均等物をも含みうる。例えば、ラインセンサ装置1は、前述のとおり(図5参照)、プリンタ内において記録確認用の部品ないし一要素として用いられうることから、装置という文言に替わってアセンブリ/ユニット/モジュール/デバイス等と表現されてもよい。
The present invention is not limited to the embodiments exemplified above, and modifications can be made without departing from the spirit of the present invention. In addition, it is needless to say that each term described in this specification is merely used for the purpose of describing the present invention, and the present invention is not limited to the strict meaning of the term. The equivalent can also be included. For example, as described above (see FIG. 5), the
1:ラインセンサ装置、15L(及び15R):光源部、CN2:コネクタ、14L(及び14R):外側支持部材、12L(及び12R):内側支持部材、WR1:配線。 1: line sensor device, 15L (and 15R): light source unit, CN2: connector, 14L (and 14R): outer support member, 12L (and 12R): inner support member, WR1: wiring.
Claims (10)
前記内側支持部材の側部において前記内側支持部材を固定する外側支持部材と、を備え、
前記外側支持部材は、コネクタを有する基板を支持し、
前記外側支持部材は、前記読取対象物に光を照射するための光源を支持しており、
前記光源と前記コネクタを接続する配線は、前記外側支持部材と前記内側支持部材との間に配置されている
ことを特徴とするラインセンサ装置。 An inner support member that supports a rod lens array that collects reflected light from the object to be read, and a line sensor substrate on which a line sensor that receives the collected light is mounted;
An outer support member that fixes the inner support member at a side portion of the inner support member,
The outer support member supports a substrate having a connector;
The outer support member supports a light source for irradiating the reading object with light,
The line sensor device, wherein the wiring for connecting the light source and the connector is disposed between the outer support member and the inner support member.
前記配線は、前記溝に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載のラインセンサ装置。 The outer support member is provided with a groove,
The line sensor device according to claim 1, wherein the wiring is disposed in the groove.
前記配線は、前記開口に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載のラインセンサ装置。 The outer support member is provided with an opening,
The line sensor device according to claim 1, wherein the wiring is disposed in the opening.
ことを特徴とする請求項1に記載のラインセンサ装置。 The line sensor device according to claim 1, wherein the wiring is disposed on a side of the outer support member in a rod lens arrangement direction of the rod lens array.
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のラインセンサ装置。 The line sensor device according to claim 1, wherein a spacer is disposed between the outer support member and the inner support member.
ことを特徴とする請求項5に記載のラインセンサ装置。 The line sensor device according to claim 5, wherein the outer support member and the inner support member are fastened to each other by fastening means that pass through the spacer.
ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のラインセンサ装置。 The line sensor device according to any one of claims 1 to 6, wherein the light source is mounted on a substrate having a black upper surface and supported by the outer support member.
ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のラインセンサ装置。 The inner support member is two long members extending in the arrangement direction of the rod lenses of the rod lens array, and the two long members sandwich the rod lens array from both sides thereof. The line sensor device according to any one of claims 1 to 7, wherein the line sensor substrate is supported at an end portion in an optical axis direction of the rod lens.
前記収容手段に収容された前記ラインセンサ装置によって記録媒体から読み取られた画像データを出力する出力手段と、を備える
ことを特徴とする読取装置。 An accommodating means for detachably accommodating the line sensor device according to any one of claims 1 to 8,
Output means for outputting image data read from a recording medium by the line sensor device accommodated in the accommodating means.
記録媒体に対して記録を行う記録手段と、
該記録媒体を搬送する搬送手段と、
を具備する記録システム。 A reading device according to claim 9;
Recording means for recording on a recording medium;
Conveying means for conveying the recording medium;
A recording system comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017072006A JP2018174465A (en) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | Line sensor device, reader, and recording system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017072006A JP2018174465A (en) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | Line sensor device, reader, and recording system |
Publications (1)
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017072006A Pending JP2018174465A (en) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | Line sensor device, reader, and recording system |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2018174465A (en) |
-
2017
- 2017-03-31 JP JP2017072006A patent/JP2018174465A/en active Pending
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