JP2018165040A - ヘリカル巻カーボン繊維バンド幅の計測方法 - Google Patents

ヘリカル巻カーボン繊維バンド幅の計測方法 Download PDF

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Abstract

【課題】装置を大型化させることなく、カーボン繊維のバンド幅を計測できる方法を提供すること。【解決手段】本発明にかかるヘリカル巻カーボン繊維バンド幅の計測方法は、ライナー13にヘリカル巻きされているカーボン繊維バンドのバンド幅を計測する方法である。カーボン繊維バンドが巻かれたライナー13にレーザー光21を照射し、レーザー光21の照射領域からの反射光像を撮像するステップと、撮像された反射光像の長手方向と直交する方向がライナー13の長手方向の軸となす角度を、カーボン繊維バンドの巻き角度として算出するステップと、巻き角度が切り替わる間隔と巻き角度からカーボン繊維バンドのバンド幅を算出するステップと、を備える。反射光像を撮像する工程において、カーボン繊維バンドが巻かれたライナー13を回転させながらレーザー光21を照射することによって、レーザー光21の照射領域をライナー13の周方向に移動させる。【選択図】図3

Description

本発明は、ヘリカル巻カーボン繊維バンド幅の計測方法に関する。
高圧流体タンクの製造方法として、フィラメントワインディング(Filament Winding)法(以下「FW」法とも呼ぶ)が知られている。FW法とは、ライナーの外周に、予め熱硬化性樹脂を含浸させた強化繊維を幾重にも巻き付け、熱硬化性樹脂を熱硬化させてタンクを製造する方法である。FW法を用いることで、ライナーの表層に高強度の繊維強化樹脂層を形成できる。
FW法を用いて高圧流体タンクを製造する場合、所望の強度を得るために、ライナーに巻き付ける繊維を適切な位置および角度で巻き付ける必要がある。しかし、たとえば繊維がライナー表面を滑るなどして、繊維が適切な位置からずれてしまうことがある。このような場合、繊維の間に空隙が生じ、ライナーの表層に所望の強度を得られなくなってしまう。そこで、最終製品に対し、レーザー光を用いたセンサーによって外観の形状を検査する方法が知られている(特許文献1参照)。
特開2010−000693号公報
特許文献1では、ライナーの側面を撮像することでライナーの表層を検査する方法が開示されている。しかしながら、特許文献1にかかる発明ではライナーの側面をライナーの長手方向に走査するための設備が必要であり、装置が大型化してしまうという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、装置を大型化させることなく、ヘリカル巻カーボン繊維バンドのバンド幅を計測できる方法を提供するものである。
本発明にかかるヘリカル巻カーボン繊維バンド幅の計測方法は、基材にヘリカル巻きされているカーボン繊維バンドのバンド幅を計測する方法であって、前記カーボン繊維バンドが巻かれた前記基材にレーザー光を照射し、前記レーザー光の照射領域からの反射光像を撮像する工程と、撮像された前記反射光像の長手方向と直交する方向が前記基材の長手方向の軸となす角度を、前記カーボン繊維バンドの巻き角度として算出する工程と、前記巻き角度が切り替わる間隔と前記巻き角度から前記カーボン繊維バンドのバンド幅を算出する工程と、を備え、前記反射光像を撮像する工程において、前記カーボン繊維バンドが巻かれた前記基材を回転させながら前記レーザー光を照射することによって、前記レーザー光の照射領域を前記基材の周方向に移動させることを特徴としたものである。
この形態の計測方法によれば、ライナーを回転させながらレーザー光を照射することで、ライナーの側面をライナーの周方向に走査することができる。このため、レーザー光源をライナーの長手方向に走査させる設備を必要としない。よって装置を大型化させることなく、ヘリカル巻カーボン繊維バンドのバンド幅を計測できる。
本発明により、装置を大型化させることなく、ヘリカル巻カーボン繊維バンドのバンド幅を計測できる方法を提供することができる。
タンクの製造方法を示す模式図である。 計測されるタンクと、計測装置と、制御装置の概略構成を示す模式図である。 ヘリカル巻カーボン繊維バンド幅の計測方法を示すフローチャートである。 光が照射されたカーボン繊維バンドから出る反射光を示す模式図である。 図2にかかるタンクについて外周線に沿って見たときのカーボン繊維の向きを模式的に示したものである。 図5にかかるカーボン繊維の巻き角度と、走査位置との関係を示したグラフである。 図5にかかるカーボン繊維バンド幅の求め方を示す説明図である。 図2と異なるヘリカル巻きパターンを用いたタンクについて外周線に沿って見たときのカーボン繊維の向きを模式的に示したものである。 図8にかかるカーボン繊維の巻き角度と、走査位置との関係を示したグラフである。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載および図面は、適宜、簡略化されている。
なお、当然のことながら、図1およびその他の図面に示した右手系xyz座標は、構成要素の位置関係を説明するための便宜的なものである。通常、z軸正向きが鉛直上向き、xy平面が水平面であり、図面間で共通である。また、y軸正方向からz軸正方向へ向かって回転する角度を周方向位相φと定義する。
<実施の形態1>
まず、図1を参照して、本実施の形態にかかるヘリカル巻カーボン繊維バンド幅の計測方法で計測されるタンク1の製造方法について説明する。タンク1は、高圧水素ガスなどの高圧流体を貯蔵するためのタンクである。図1は、製造途中のタンク1と、その製造方法を表した模式図である。
図1において、中心軸CXはタンク1の回転軸を示し、x軸と平行である。このとき、タンク1の周方向を一周する外周線CRは、yz平面上に円を描く。
図1に示すように、タンク1は、基材となるライナー13と、ライナー13の外表面に巻かれた第1カーボン繊維バンド11と、第2カーボン繊維バンド12と、ライナー13の長手方向の両端部に設けられた2つの口金部14と、を備える。
また、タンク1の製造工程においては、ライナー13を回転させる回転モーター15と、第1カーボン繊維バンド11および第2カーボン繊維バンド12を形成するカーボン単繊維100と、カーボン単繊維100を繰り出すボビン16と、を備える。
ライナー13は、タンク1の内殻を構成する。本実施の形態において、ライナー13は、低密度ポリエチレンで形成されている。図1に示すように、ライナー13は、円筒部131と、円筒部131の両端に連なる2つのドーム部132と、を備える。円筒部131は円筒状の外観を有する。円筒部131の軸線は、タンク1の中心軸CXに一致する。2つのドーム部132は、それぞれドーム状の外観形状を有し、それぞれの頂部に口金部14が設けられている。口金部14は、配管や弁を取り付けるために用いられる。
なおライナー13は、低密度ポリエチレンに代えて、高密度ポリエチレンやリニアポリエチレンなどの他の樹脂材料、または金属材料により形成されていてもよい。
タンク1の製造工程において、ライナー13は回転モーター15によって、中心軸CXまわりに、z軸正方向側からy軸正方向側に向かうように回転される。この回転に伴って、ライナー13の外表面には、ボビン16から張られたカーボン単繊維100が巻き付けられる。
カーボン単繊維100は、直径が数μm程度のカーボン製の繊維であって、たとえばポリアクリロニトリル系カーボン繊維が用いられる。また、カーボン単繊維100には熱硬化性樹脂が含浸されている。熱硬化性樹脂としては、たとえばエポキシ樹脂が用いられる。
なお、カーボン単繊維100には、ポリアクリロニトリル系カーボン繊維に代えて、レーヨン系カーボン繊維やピッチ系カーボン繊維など、他の任意の種類のカーボン繊維を用いてもよい。また、カーボン単繊維100には、熱硬化性樹脂に代えて紫外線硬化性樹脂が含浸されていてもよい。
タンク1の製造において、ライナー13へのカーボン単繊維100の巻き方として、ヘリカル巻きとフープ巻きとが用いられる。ヘリカル巻きでは、ライナー13の全体に、ヘリカル状にカーボン単繊維100が巻かれる。フープ巻きでは、ライナー13のうち円筒部131に、外周線CRと略平行にカーボン単繊維100が巻かれる。ヘリカル巻きおよびフープ巻きにより、ライナー13上に複数のカーボン単繊維100の層が形成される。最終的には、カーボン単繊維100が多数、たとえば2万本束ねられ、図2に示したようにライナー13の外表面を覆う。束ねられた多数のカーボン単繊維100は加熱処理で硬化され、補強層として形成される。
なお、カーボン単繊維100はライナー13の外表面を完全に覆わなくてもよい。
図1では、カーボン単繊維100の巻き方の例として、ライナー13にヘリカル状の第1カーボン繊維バンド11と第2カーボン繊維バンド12を巻いた様子を示している。第1カーボン繊維バンド11は、x軸に対して角度αの巻き角度で巻かれたカーボン単繊維100の帯状の集合であり、第2カーボン繊維バンド12は、x軸に対して角度βの巻き角度で巻かれたカーボン単繊維100の帯状の集合である。第1カーボン繊維バンド11と第2カーボン繊維バンド12は、それぞれ複数本ずつあって、交互に重なるように巻かれている。
次に、図2を参照して、本実施の形態にかかるヘリカル巻カーボン繊維バンド幅の計測方法で用いる計測装置2と制御装置3の構成について説明する。
図2は、図1からさらに第1カーボン繊維バンド11と第2カーボン繊維バンド12が巻かれた後のタンク1と、タンク1に巻き付けられたカーボン繊維の形状を測定する計測装置2と、計測装置2を制御する制御装置3を表した模式図である。
制御装置3は、計測装置2全体を制御する。本実施の形態では、制御装置3は、コンピューターにより構成されている。制御装置3のCPUは、メモリに予め格納されている制御プログラムを実行することにより、算出制御部31、照明制御部32、巻き角度算出部33、位相制御部34、および幅算出部35として機能する。算出制御部31は、照明制御部32、巻き角度算出部33、位相制御部34、および幅算出部35をそれぞれ制御して、カーボン繊維バンドの巻き角度や幅を算出する。
計測装置2は図示しないレーザー光源を備えており、所定波長のレーザー光21をライナー13の表面に向けて射出する。レーザー光21の光軸はy軸と平行である。レーザー光21には、たとえば波長が635nmの赤色レーザー光や、532nmの緑色レーザー光などが用いられる。また、レーザー光21の光源は、多数の半導体レーザー素子からなるアレイにより構成されており、本実施の形態では、射出されるレーザー光21の直径は、カーボン単繊維100の直径のおよそ1/10程度に設定されている。
なお、レーザー光21の直径はカーボン単繊維100の直径のおよそ1/10に限定されず、第1カーボン繊維バンド11や第2カーボン繊維バンド12の幅よりも小さい任意の大きさに設定されてもよい。また、レーザー光21の代わりに直線性を有する光を用いてもよい。
また計測装置2は、レーザー光21の照射領域から出る反射光像を撮像する。このため計測装置2は、図示しない拡散板と、集光レンズ群と、撮像装置とを備えている。拡散板は、半透明の略円盤状の外観形状を有する。拡散板の中心部には、レーザー光源が配置されている。拡散板には、カーボン単繊維100からの反射光22が入射する。拡散板は、入射された反射光22の直線的な透過を抑制させつつ反射光22からなる反射光像を形成する。かかる画像は、帯状の明るい像として形成される。集光レンズ群は、拡散板により形成された像を表す光を、撮像装置における所定領域に集める。撮像装置は、撮像素子からなる二次元イメージセンサーを有する。このようなイメージセンサーとしては、CCDイメージセンサーや、CMOSイメージセンサーを用いてもよい。撮像装置は、かかるイメージセンサーにより、拡散板により形成された像を撮像して撮像画像を得る。
計測装置2を構成する上述したレーザー光源、拡散板、集光レンズ群、および撮像装置は、互いに共通する光軸を有するように配置されている。図2に示すように、計測装置2は制御装置3と電気的に接続されており、計測装置2によって得られた撮像画像データは、制御装置3へと送信される。
なお、本実施の形態にかかるヘリカル巻カーボン繊維バンド幅の計測方法に用いる計測装置2は、固定させていてもよいが、x軸方向に移動できるようにすると、測定する領域を自由に選択できるため好ましい。
次に、図3を参照して、本実施の形態にかかるヘリカル巻カーボン繊維バンド幅の計測方法について説明する。
図3は、制御装置3によって行われる、本実施の形態にかかるヘリカル巻カーボン繊維バンド幅の計測方法を示すフローチャートである。
まず、本実施の形態にかかるヘリカル巻カーボン繊維バンド幅の計測を開始するにあたり、回転モーター15はライナー13をz軸正方向側からy軸正方向側に向かうように回転させる。回転モーター15は、回転エンコーダパルスを制御装置3に送る。
計測装置2は、所定波長のレーザー光21をライナー13の表面に向けて射出し、照射位置から出た反射光像を撮像する。計測の初めに、レーザー光21が照射されるライナー13の位置の周方向位相φをφ=0°と規定する。ライナー13の回転時において、レーザー光21が照射されるライナー13の位置の周方向位相φは、回転モーター15から送られる回転エンコーダパルスをもとに、位相制御部34によって求められる。計測装置2は制御装置3と電気的に接続されており、計測装置2によって得られた撮像画像データは、制御装置3へと送信される。レーザー光21の照射は、照明制御部32によって制御される(ステップS301)。
レーザー光21が照射されたライナー13の表面からは反射光22が出る。後述するように、反射光22は、照射されたカーボン単繊維100の長手方向と直交する向きに広がる。このため、反射光22の像の長手方向と、ライナー13の長手方向の軸(x軸)とがなす角度を計測することで、カーボン単繊維100の巻き角度を求めることができる。巻き角度算出部33は、計測装置2から受信する撮像画像を利用して、巻き角度を算出する(ステップS302)。
ライナー13はz軸正方向からy軸正方向に向かって回転しているため、レーザー光21が照射される位置は、y軸正方向からz軸正方向に向かって回転するように変化する。換言すると、ライナー13の回転に伴って、レーザー光21の照射領域は、ライナー13の周に沿って、周方向位相φが大きくなる方向に変化する。このため、カーボン単繊維100の巻き角度を、ライナー13の周方向に沿って追跡することができる。
たとえば図2の例では、レーザー光21がライナー13の外周線CRに当たるように照射されている。ライナー13はz軸正方向からy軸正方向に向かって回転しているため、レーザー光21の照射位置は、外周線CRの上を沿うように、周方向位相φが大きくなる方向に変化する。
ここで、レーザー光21の照射位置が、第1カーボン繊維バンド11と第2カーボン繊維バンド12の交差する位置に当たると、計測される巻き角度が切り替わる。このため、巻き角度が切り替わる位置を求めることで、第1カーボン繊維バンド11と第2カーボン繊維バンド12の交差するポイントを求めることができる。
たとえば図2の例では、外周線CR上で第1カーボン繊維バンド11と第2カーボン繊維バンド12が交差するポイントは多数存在する。このうち、第1カーボン繊維バンド11と第2カーボン繊維バンド12が織られるようにして重なっている箇所では、交差するポイントは密に存在する。このため、第1カーボン繊維バンド11と第2カーボン繊維バンド12が重なっている領域をレーザー光21が照射した場合は、計測される巻き角度がわずかな間隔をもって切り替わる。
一方、最外表面にある第1カーボン繊維バンド11あるいは第2カーボン繊維バンド12の上をレーザー光21が照射するときは、そのバンドを横切るまで、巻き角度は切り替わらない。このため、巻き角度の切り替わる間隔が所定距離より長いかどうかを判断することで、レーザー光21の照射しているカーボン繊維バンドが、最外表面にあるかどうかに該当するかを求めることができる(ステップS303)。
レーザー光21の照射しているカーボン繊維バンドが最外表面にある場合、巻き角度の切り替わり間隔は、そのカーボン繊維バンドを外周線CRに沿って横切った距離に相当する。幅算出部35は、その巻き角度の切り替わり間隔を記録する。
後述するように、巻き角度の切り替わり間隔とカーボン繊維バンドの巻き角度を用いることで、そのカーボン繊維バンドのバンド幅を算出することができる。ここでバンド幅とは、第1カーボン繊維バンド11および第2カーボン繊維バンド12において、カーボン単繊維100の巻き付け方向と垂直な方向の長さを意味する。幅算出部35は、記録された巻き角度の切り替わり間隔と、巻き角度を用いて、カーボン繊維バンドのバンド幅を算出する(ステップS304)。
以上のように、ステップS301〜S304を踏まえることで、カーボン繊維バンドのバンド幅を計測することができる。
バンド幅の計測精度を高めるために、バンド幅の計測を複数回行って、その平均を出すのが好ましい。具体的には、ライナー13が1回転するまで、ステップS301〜S304を繰り返せばよい。換言すると、周方向位相φが360°に到達するまで、ステップS301〜S304を繰り返せばよい(ステップS305)。
ここで、図4を参照して、ステップS302にかかる計測原理について説明する。
図4は、略平行に束ねられたカーボン単繊維100にレーザー光21が垂直方向から照射されたときの、反射光22の出る方向について示した図である。図3には、互いに直交する右手系abc座標が便宜的に表されている。カーボン単繊維100の巻き付け方向はa軸と平行であって、カーボン単繊維100はb軸方向に束ねられ、バンドを形成している。
なお、ここで示したa軸、b軸、c軸は、図1のx軸、y軸、z軸とは異なる。
図4において、レーザー光21がc軸から照射されると、その反射光22は、カーボン単繊維100の巻き付け方向(a軸方向)から見た場合に、レーザー光21の照射位置を中心として広い範囲に広がっている。これは、カーボン単繊維100の径方向の断面の輪郭形状が略円形であるため、レーザー光21の照射位置の若干の相違により反射方向が大きく変化するためである。
一方、カーボン単繊維100の束ねられた方向(b軸方向)から見た場合は、反射光22の広がりは、レーザー光21の照射位置を中心として非常に狭い範囲に収まっている。これは、カーボン単繊維100の巻き付け方向と直交する方向に見た場合に、各カーボン単繊維100においてレーザー光21が照射される部分は、略直線状であるため、レーザー光21の照射位置の若干の相違による反射方向の相違が小さいことによる。以上のことから、反射光22は、bc平面に平行な垂直面23上を放射状に広がることになる。
このような反射光22の広がりの特性によって、レーザー光21の照射方向から見た場合、反射光22はカーボン単繊維100の巻き付け方向と直交する方向に延びる直線状の光として検出される。このため、反射光22からなる像の長手方向と直交する方向がカーボン単繊維100の巻き付け方向と一致する。すなわち、反射光22からなる像の長手方向と直交する方向とライナー13の長手方向の軸(中心軸CX)となす角度から、カーボン単繊維100の巻き角度を求めることができる。
次に、図5〜図7を参照して、ステップS303〜S304にかかる計測原理について説明する。
図5は、図2で示したライナー13を外周線CRに沿って見たときのカーボン繊維の向きを模式的に示したものである。太枠で示す領域は、図2で外周線CR付近に太線で表した対象領域4と対応する。太枠内の細実線はカーボン単繊維100の向きを模式的に表したものである。破線で表した横軸は外周線CRに対応し、ライナー13の周方向位相φは右に行くほど大きくなる。縦軸はx軸に対応する。ポイントP1,P2,・・・,P8は、外周線CR上における点であって、第1カーボン繊維バンド11と第2カーボン繊維バンド12とが交わるポイントに対応する。
z軸正方向からy軸正方向に向かって回転中のライナー13にレーザー光21を照射すると、レーザー光21の照射位置は相対的に、y軸正方向からz軸正方向に向かって回転するように変化する。換言すると、ライナー13の回転に伴って、レーザー光21の照射位置は、周方向位相φが大きくなる方向に変化する。このとき、ライナー13の外表面は図4の左から右に向かって走査され、撮像される。
ポイントP1よりも左側の部分では、巻き角度が角度αの第1カーボン繊維バンド11と、巻き角度が角度βの第2カーボン繊維バンド12とが、交互に現れる。このため、巻き角度算出部33が算出するカーボン単繊維100の巻き角度は、角度αと角度βを交互に繰り返す。走査位置がポイントP1に達すると、巻き角度が角度βから角度αに切り替わり、ポイントP2に至るまで巻き角度は角度αのまま検出される。その後、走査位置がポイントP2に達すると巻き角度が角度αから角度βに切り替わり、再び角度αと角度βとが交互に算出される。さらにその後、走査位置がポイントP3に達すると、今度は巻き角度が角度αから角度βに切り替わり、ポイントP4に至るまで巻き角度は角度βのまま検出される。その後、走査位置がポイントP4に達すると巻き角度が角度βから角度αに切り替わり、再び角度αと角度βとが交互に算出される。
以上のように、外周線CRに沿ってライナー13の外表面を走査すると、カーボン単繊維100の巻き角度を、周方向の走査位置の関数として検出できる。この関係性をグラフ化したものが図6である。図6の横軸は外周線CRに沿った周方向の走査位置を表し、縦軸は算出されたカーボン単繊維100の巻き角度を表す。
ステップS303では、巻き角度が切り替わる間隔が所定距離より長いか判断する。所定距離は、計測されるライナー13の周長やカーボン繊維の巻き方によって、実施者が任意に設定してよく、たとえば周長260mmのライナーに対して、所定距離を5mmと設定することができる。
図6において、ポイントP1〜P2の間、ポイントP3〜P4の間、ポイントP5〜P6の間、およびポイントP7〜P8の間のみが、所定距離を上回っていたものとする。ここで、ポイントP1〜P2の間、およびポイントP5〜P6の間はいずれも巻き角度が角度αとして算出されているので、この間は第1カーボン繊維バンド11を横切ったとして検出される。また、ポイントP3〜P4の間、およびポイントP7〜P8の間はいずれも巻き角度が角度βとして算出されているので、この間は第2カーボン繊維バンド12を横切ったとして検出される。
すなわち、ポイントP1とポイントP2の間の距離|P1−P2|は、第1カーボン繊維バンド11をx軸方向に横切ったときの長さである。また、ポイントP3とポイントP4の間の距離|P3−P4|は、第2カーボン繊維バンド12をx軸方向に横切ったときの長さである。
以下、任意のポイントPnとポイントPmの間の距離を|Pn−Pm|のように表す。
ステップS304では、角度αや角度βのような巻き角度と、|P1−P2|や|P3−P4|のような、巻き角度の切り替わり間隔とを組み合わせ、第1カーボン繊維バンド11および第2カーボン繊維バンド12の幅を求める。
図7は、図5で示した対象領域4のうち、ポイントP1〜P2間の第1カーボン繊維バンド11とポイントP3〜P4間の第2カーボン繊維バンド12に着目した図である。図7に示すように、第1カーボン繊維バンド11の幅は|P1−P2|cosαとして求められ、第2カーボン繊維バンド12の幅は|P3−P4|cosβとして求められる。
ここで、ポイントP1,P2,・・・,P8間のそれぞれの距離は、それぞれの走査位置に対応するライナー13の周方向位相φと、ライナー13の周長から求められる。すなわち、ライナー13の周長に、それぞれの走査位置に対応する周方向位相φの差を乗じて360°で割った値が、それぞれの走査位置間の距離として求まる。
たとえばポイントP1がφ=0°、ポイントP2がφ=20°に対応し、タンクの周長が260mmであった場合、|P1−P2|は260mm×(20°−0°)/360°≒14.4mmと算出できる。加えて、このとき角度αが30°と算出されていた場合は、第1カーボン繊維バンド11の幅は14.4mm×cos30°≒12.5mmと算出できる。
以上のように、ライナー13の外表面におけるカーボン繊維バンドをライナー13の周方向に撮像し、撮像された像を解析することで、カーボン繊維バンド幅を算出することができる。本実施の形態にかかる計測方法では、計測装置2を固定した状態でもライナー13の側面を周方向に沿って走査できる。よって、計測装置2を胴体方向に沿って走査させる設備を必要としない。このため装置を大型化させることなく、カーボン繊維バンド幅を算出することができる。
<実施の形態2>
実施の形態1にかかるヘリカル巻カーボン繊維バンド幅の計測方法で計測されるタンク1の巻きパターンは、角度αの巻き角度で巻き付けた第1カーボン繊維バンド11と、角度βの巻き角度で巻き付けた第2カーボン繊維バンド12とを、交互に重なるように巻き付ける構造であった。このため、カーボン繊維バンドを横切るときには必ず巻き角度が切り替わり、第1カーボン繊維バンド11と第2カーボン繊維バンド12とが交わるポイントをすべて検出することができた。
しかし、隣接するカーボン繊維バンドの巻き角度が同じになる場合は、第1カーボン繊維バンド11と第2カーボン繊維バンド12とが交わるポイントを、巻き角度の切り替わりから直接求めることができない。そのような場合におけるヘリカル巻カーボン繊維バンド幅の計測方法を、実施の形態2にかかる計測方法として示す。
図8は、実施の形態2にかかるヘリカル巻カーボン繊維バンド幅の計測方法で計測されるタンク1のカーボン繊維の向きを模式的に示したものである。太枠で示す領域は、図2で外周線CR付近に太線で表した対象領域4と対応する。太枠内の細実線はカーボン単繊維100の向きを模式的に表したものである。破線で表した横軸は外周線CRに対応し、ライナー13の周方向位相φは右に行くほど大きくなる。縦軸はx軸に対応する。ポイントQ1,Q2,・・・,Q10は、外周線CR上における点であって、第1カーボン繊維バンド11と第2カーボン繊維バンド12とが交わるポイントに対応する。
実施の形態1と同じように、z軸正方向からy軸正方向に向かって回転中のライナー13にレーザー光21を照射すると、レーザー光21の照射位置はy軸正方向からz軸正方向に向かって回転するように変化する。換言すると、レーザー光21の照射位置は、ライナー13の周方向に沿って、周方向位相φが大きくなる方向に変化する。このとき、ライナー13の外表面は図8の左から右に向かって走査され、撮像される。
ポイントQ1よりも左側の部分では、巻き角度が角度αの第1カーボン繊維バンド11と、巻き角度が角度βの第2カーボン繊維バンド12とが、交互に現れる。このため、巻き角度算出部33が算出するカーボン単繊維100の巻き角度は、角度αと角度βを交互に繰り返す。走査位置がポイントQ1に達すると、巻き角度が角度βから角度αに切り替わり、ポイントQ3に至るまで巻き角度は角度αのまま検出される。その後、走査位置がポイントQ3に達すると巻き角度が角度αから角度βに切り替わり、再び角度αと角度βとが交互に算出される。さらにその後、走査位置がポイントQ6に達すると、今度は巻き角度が角度αから角度βに切り替わり、ポイントQ8に至るまで巻き角度は角度βのまま検出される。その後、走査位置がポイントQ8に達すると巻き角度が角度βから角度αに切り替わり、再び角度αと角度βとが交互に算出される。
以上のように、外周線CRに沿ってライナー13の外表面を走査すると、カーボン単繊維100の巻き角度を、周方向の走査位置の関数として検出できる。この関係性をグラフ化したものが図9である。図9の横軸は外周線CRに沿った周方向の走査位置を表し、縦軸は算出されたカーボン単繊維100の巻き角度を表す。
図9において、ポイントQ1〜Q3の間、およびポイントQ6〜Q8の間のみが、所定距離を上回っていたものとする。ここで、ポイントQ1〜Q3の間は巻き角度が角度αとして算出されているので、この間は第1カーボン繊維バンド11を横切ったとして検出される。また、ポイントQ6〜Q8の間は巻き角度が角度βとして算出されているので、この間は第2カーボン繊維バンド12を横切ったとして検出される。
すなわち、ポイントQ1とポイントQ3の間の距離|Q1−Q3|は、第1カーボン繊維バンド11をx軸方向に横切ったときの長さと計測される。また、ポイントQ6とポイントQ8の間の距離|Q6−Q8|は、第2カーボン繊維バンド12をx軸方向に横切ったときの長さと計測される。
以下、任意のポイントQnとポイントQmの間の距離を|Qn−Qm|のように表す。
しかし、図8に示す通り、第1カーボン繊維バンド11をx軸方向に横切ったときの正しい長さは|Q1−Q2|である。このように、実施の形態1と同じ計測方法を用いると、第1カーボン繊維バンド11の幅を|Q2−Q3|だけ長く見積もってしまうことになる。また、第2カーボン繊維バンド12をx軸方向に横切ったときの長さについても|Q7−Q8|だけ長く見積もってしまうことになる。
そこで、図8のような巻き付けパターンの時は、バンド幅を求めるために補正を加える必要がある。
図8で示す巻き付けパターンは、第1カーボン繊維バンド11と第2カーボン繊維バンド12が規則的に並んでいることから、以下の式(1)が成り立つ。
|Q2−Q4|=|Q3−Q5|・・・(1)
また当然、以下の式(2)も成り立つ。
|Q1−Q2|=|Q1−Q4|−|Q2−Q4|・・・(2)
式(1)と式(2)を組み合わせれば、
|Q1−Q2|=|Q1−Q4|−|Q3−Q5|・・・(3)
となり、式(3)が導き出される。すなわち、|Q1−Q4|−|Q3−Q5|を第1カーボン繊維バンド11をx軸方向に横切ったときの長さとして補正することで、正しい第1カーボン繊維バンド11のバンド幅を得ることができる。同様の考えで、第2カーボン繊維バンド12をx軸方向に横切ったときの長さは、式(4)のように求めればよい。
|Q6−Q7|=|Q6−Q9|−|Q8−Q10|・・・(4)
上述したようにカーボン繊維バンド幅を補正する必要があるかどうかは、撮像されたカーボン繊維バンドのパターンから判断すればよい。
図5のように、第1カーボン繊維バンド11と第2カーボン繊維バンド12の境界で巻き角度が必ず入れ替わっている場合は、上述した補正をする必要はない。一方、図8のように、第1カーボン繊維バンド11と第2カーボン繊維バンド12の境界でも巻き角度が入れ替わっていない箇所がある場合は、上述のような補正を行う必要がある。
撮像画像から補正が必要な巻き付けパターンか否かを判断するのは、観測者が行ってもよいし、機械学習などのプログラムを制御装置3に組み込むことで行えるようにしてもよい。
以上のように、隣接するカーボン繊維バンドの巻き角度が同じになるようなカーボン繊維バンドの巻きパターンにおいても、上述した補正を加えることで、カーボン繊維バンド幅を算出することができる。
<実施例>
実施の形態2にかかるカーボン繊維バンド幅の計測方法を用いて、カーボン繊維が巻かれたタンクのカーボン繊維バンド幅を算出したところ、14.23±0.28mmと算出された。かかるタンクについて、ノギスを用いて手動でカーボン繊維バンド幅を3回計測したところ、14.39±0.22mmと計測された。
このようにして、実施の形態2にかかるカーボン繊維バンド幅の計測方法を用いたことにより、カーボン繊維バンド幅を、手計測と0.36mm以内の誤差で算出できた。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 タンク
2 計測装置
3 制御装置
4 対象領域
11 第1カーボン繊維バンド
12 第2カーボン繊維バンド
13 ライナー
14 口金部
15 回転モーター
16 ボビン
21 レーザー光
22 反射光
23 垂直面
31 算出制御部
32 照明制御部
33 巻き角度算出部
34 位相制御部
35 幅算出部
131 円筒部
132 ドーム部
CR 外周線
CX 中心軸
P1〜P8,Q1〜Q10 ポイント

Claims (1)

  1. 基材にヘリカル巻きされているカーボン繊維バンドのバンド幅を計測する方法であって、
    前記カーボン繊維バンドが巻かれた前記基材にレーザー光を照射し、前記レーザー光の照射領域からの反射光像を撮像する工程と、
    撮像された前記反射光像の長手方向と直交する方向が前記基材の長手方向の軸となす角度を、前記カーボン繊維バンドの巻き角度として算出する工程と、
    前記巻き角度が切り替わる間隔と前記巻き角度から前記カーボン繊維バンドのバンド幅を算出する工程と、を備え、
    前記反射光像を撮像する工程において、前記カーボン繊維バンドが巻かれた前記基材を回転させながら前記レーザー光を照射することによって、前記レーザー光の照射領域を前記基材の周方向に移動させる、
    ヘリカル巻カーボン繊維バンド幅の計測方法。
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