JP2018164245A - ゲートウェイ装置、計測システムおよび計測方法 - Google Patents

ゲートウェイ装置、計測システムおよび計測方法 Download PDF

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Abstract

【課題】HEMSにおいて欠損した計測データの補完を行う際に、サーバの負荷を軽減すること。
【解決手段】実施形態に係るゲートウェイ装置は、計測データをメータから受信してサーバに送信するゲートウェイ装置であって、保持部と、判定部と、補完部とを具備する。保持部は、サーバに最後に送信された計測データのタイムスタンプを保持する。判定部は、保持部に保持されたタイムスタンプとメータから受信した最新の計測データとに基づいて、サーバに送信されていない計測データがあるか否かを判定する。補完部は、判定部でサーバに送信されていない計測データがあると判定された場合、送信されていない計測データをメータから補完する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、ゲートウェイ装置、計測システムおよび計測方法に関する。
近年、電化製品などを制御するエネルギー管理システムが普及しつつある。このようなエネルギー管理システムの一種として、HEMS(Home Energy Management System)と呼ばれるシステムが知られている。このようなHEMSにおいて、スマートメータは、定期的に積算電力量を測定し、測定した積算電力量のデータをタイムスタンプと共にゲートウェイ装置を介してサーバに送信する。
また、停電などの何らかの理由でデータ送信が行われないとサーバのデータに欠損が生じる。このような場合に、サーバは、欠損したデータを特定し、欠損したデータの要求をホームゲートウェイなどのゲートウェイ装置を介してスマートメータに通知することで、データの補完を行う。
ところで、計測データに欠損が生じた場合には、欠損した計測データを補完するため、ゲートウェイ装置を介してサーバがメータと計測データなどのデータの送受信を行う必要があるので、かかるデータの送受信によりサーバに大きな負荷がかかるといった課題がある。
特開2014−32574号公報
本発明が解決しようとする課題は、HEMSにおいて欠損した計測データの補完を行う際に、サーバの負荷を軽減することである。
実施形態に係るゲートウェイ装置は、計測データをメータから受信してサーバに送信するゲートウェイ装置であって、保持部と、判定部と、補完部とを具備する。保持部は、前記サーバに最後に送信された前記計測データのタイムスタンプを保持する。判定部は、前記保持部に保持された前記タイムスタンプと前記メータから受信した最新の前記計測データとに基づいて、前記サーバに送信されていない前記計測データがあるか否かを判定する。補完部は、前記判定部で前記サーバに送信されていない前記計測データがあると判定された場合、送信されていない前記計測データを前記メータから補完する。
本発明によれば、HEMSにおいて欠損した計測データの補完を行う際に、サーバの負荷を軽減することができる。
図1は、実施形態に係る計測システムのシステム構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係るスマートメータの構成の一例を示す図である。 図3は、計測データ記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。 図4は、実施形態に係るHGWの構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るサーバの構成の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る計測システムにおける動作の一例を示すシーケンス図である。 図7は、実施形態の変形例1に係る計測システムにおける動作の一例を示すシーケンス図である。 図8は、実施形態の変形例2に係るHGWの構成の一例を示す図である。 図9は、実施形態の変形例2に係る計測システムにおける動作の一例を示すシーケンス図である。
以下で説明する実施形態に係るゲートウェイ装置(HGW(Home Gateway)20)は、計測データをメータ(スマートメータ10)から受信してサーバ30に送信するゲートウェイ装置であって、保持部23aと、判定部22aと、補完部22bとを具備する。保持部23aは、サーバ30に最後に送信された計測データのタイムスタンプを保持する。判定部22aは、保持部23aに保持されたタイムスタンプとメータ(スマートメータ10)から受信した最新の計測データとに基づいて、サーバ30に送信されていない計測データがあるか否かを判定する。補完部22bは、判定部22aでサーバ30に送信されていない計測データがあると判定された場合、送信されていない計測データをメータ(スマートメータ10)から補完する。
また、以下で説明する実施形態に係るゲートウェイ装置(HGW20)は、補完された計測データをサーバ30に送信する送信部23cをさらに具備する。
また、以下で説明する実施形態に係るゲートウェイ装置(HGW20)は、計測データを一時的に保存する保存部23bをさらに具備する。そして、送信部22cは、補完された計測データをサーバ30に送信できなかった場合に、サーバ30に送信できていない計測データを保存部23bに保存する。
また、以下で説明する実施形態に係るゲートウェイ装置(HGW20)において、サーバ30へ送信できなかった計測データを次回以降に送信する場合に、保存部23bに保存された計測データを用いて、サーバ30に送信されていない計測データを補完する。
また、以下で説明する実施形態に係るゲートウェイ装置(HGW20)において、保持部23aは、サーバ30に最後に送信された計測データのタイムスタンプが保持されていない場合、サーバ30に記憶されている最新の計測データのタイムスタンプをサーバ30から受信し、受信したかかるタイムスタンプをサーバ30に最後に送信された計測データのタイムスタンプとみなす。
また、以下で説明する実施形態に係るゲートウェイ装置(HGW20)において、補完部22bは、判定部22aでサーバ30に送信されていない計測データがないと判定された場合、計測データを補完する処理をスキップする。
また、以下で説明する実施形態に係る計測システム1は、上記に記載のゲートウェイ装置(HGW20)と、ゲートウェイ装置(HGW20)から送信された計測データを保存するサーバ30とを具備する。
また、以下で説明する実施形態に係る計測方法は、保持ステップ(ステップS108、S210、S315)と、判定ステップ(ステップS104、S304、S311)と、補完ステップ(ステップS105、S207、S305)とを含む。保持ステップ(ステップS108、S210、S315)は、サーバ30に最後に送信された計測データのタイムスタンプを保持する。判定ステップ(ステップS104、S304、S311)は、保持されたタイムスタンプとメータ(スマートメータ10)から受信した最新の計測データとに基づいて、サーバ30に送信されていない計測データがあるか否かを判定する。補完ステップ(ステップS105、S207、S305)は、サーバ30に送信されていない計測データがあると判定された場合、送信されていない計測データをメータ(スマートメータ10)から補完する。
以下、図面を参照して、実施形態に係る計測システム1を説明する。実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
最初に、図1〜図6を参照しながら、実施形態に係る計測システム1について説明する。
[計測システムの構成]
まず、本発明の実施形態に係る計測システム1のシステム構成の一例について、図1を参照しながら説明する。図1は、実施形態に係る計測システム1のシステム構成の一例を示す図である。図1に示す例において、計測システム1は、複数のスマートメータ10と、複数のHGW20と、サーバ30とを具備する。
スマートメータ10は、計測データを所定時間ごとに取得する。スマートメータ10は、たとえば、系統電源から供給された電力を計測するメータであり、宅内に設置された家電装置などの電気機器が消費した積算電力量を計測する。
なお、実施形態に係るメータはスマートメータに限定されるものではなく、計測機能をもつ太陽光発電装置や蓄電池であってもよく、太陽光発電の積算発電電力量や蓄電池の積算放電電力量を計測するようにしてもよい。スマートメータ10は、たとえば、30分毎に積算電力量を計測し、最大100日間計測データを保存しておくことができる。
HGW20は、スマートメータ10で取得された計測データをサーバ30に送信する。HGW20は、スマートメータ10とサーバ30との間の各種通信を中継するゲートウェイ装置である。HGW20は、スマートメータ10から計測データとともにタイムスタンプを受信し、かかる計測データおよびタイムスタンプをサーバ30に送信する。なお、HGW20は、必要な時にスマートメータ10から日付を遡って計測データを取得できるものとする。
サーバ30は、計測データをタイムスタンプとともに記憶する。サーバ30は、たとえば、複数のスマートメータ10から計測データを受信し、受信した計測データを保管することで、家庭ごとの電力の利用状況を監視したり、計測データをユーザが閲覧できるようにしたりする。なお、サーバ30は、各家庭の家族構成を示す家族構成情報や電力の利用に関する契約内容を示す契約情報を記憶しているものとする。
ここまで説明した計測システム1では、たとえば、停電が起きた、HGW20の電源が切れていた、ネットワークに障害がありHGW20がサーバ30と通信できなかったなどの理由で30分毎に計測データをサーバ30に送付できなかったとき、その時間帯の計測データは欠損となる。
このように計測データが欠損した場合に、HGW20は、サーバ30に最後に送信された計測データのタイムスタンプと、スマートメータ10から受信した最新の計測データとを比較して、欠損した計測データがあるか否かを判定する。そして、欠損した計測データがあると判定された場合には、欠損した計測データをスマートメータ10に要求して補完し、かかる補完された計測データをサーバ30に送信する。
[スマートメータの構成]
つづいて、図2を参照しながら、スマートメータ10の構成について説明する。図2は、実施形態に係るスマートメータ10の構成の一例を示す図である。スマートメータ10は、通信部11と、制御部12と、記憶部13と、を備える。
通信部11は、無線通信処理や有線通信処理を行うためのネットワークデバイスである。具体的には、通信部11は、図1に示したHGW20との間で、無線通信により各種情報を送受信する。通信部11は、たとえば、HGW20に対して計測データおよびタイムスタンプを送信する。また、通信部11は、HGW20から計測データの要求を受信する。
なお、以下の説明では、通信部11は、HGW20を介したいわゆるBルートと呼ばれる通信経路を介して計測データの送信を行うが、実施形態は、これに限定されるものではない。たとえば、通信部11は、所謂Aルートと呼ばれる通信経路を介して、計測データを電力会社が管理するサーバなどに送信する機能を有していてもよい。
記憶部13は、たとえば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。かかる記憶部13は、計測データ記憶部13aを有する。
計測データ記憶部13aは、計測時の日時を示すタイムスタンプと、計測データとを対応付けて記憶する。計測データ記憶部13aは、たとえば、図3に示すように、「タイムスタンプ」と、計測データである「積算電力量」とを対応付けて記憶する。図3は、計測データ記憶部13aに記憶されるデータの一例を示す図である。なお、図3に示す例では、計測データ記憶部13aが、30分毎の積算電力量の値を記憶している。
制御部12は、取得部12aと、送信部12bとを有する。制御部12は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路やASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路であり、スマートメータ10の全体制御を実行する。
取得部12aは、計測データを所定時間ごとに取得し、取得した計測データにタイムスタンプを付してHGW20に送信する。取得部12aは、たとえば、計測データとして、対応する施設に供給された電力の積算電力量を30分毎に取得し、取得した計測データにタイムスタンプを付してHGW20に送信する。また、取得部12aは、取得した積算電力量とタイムスタンプとを対応付けて計測データ記憶部13aに格納する。
なお、図2に示す例では図示を省略したが、スマートメータ10は、系統電源から施設に供給される電力の積算電力量を測定する積算電力計を有し、積算電力計が測定した積算電力量を取得することとなる。
送信部12bは、HGW20から計測データの要求を受信した場合には、かかる要求された計測データを取得し、取得した計測データにタイムスタンプを付してHGW20に送信する。また、送信部12bは、停電などの理由により欠損した計測データがある場合に、HGW20から計測データの要求を受け付け、かかる要求された計測データの時間帯に対応する計測データを計測データ記憶部13aから読み出して、HGW20に送信する。
[HGWの構成]
つづいて、図4を参照しながら、HGW20の構成について説明する。図4は、実施形態に係るHGW20の構成の一例を示す図である。HGW20は、通信部21と、制御部22と、記憶部23と、を備える。
通信部21は、無線通信処理や有線通信処理を行うためのネットワークデバイスである。具体的には、通信部21は、図1に示したスマートメータ10およびサーバ30との間で、無線通信により各種情報を送受信する。
通信部21は、たとえば、スマートメータ10から計測データおよびタイムスタンプを受信し、かかる計測データおよびタイムスタンプをサーバ30に送信する。また、通信部21は、スマートメータ10に対して計測データの要求を送信する。
記憶部23は、たとえば、RAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。かかる記憶部23は、保持部23aを有する。
保持部23aは、HGW20がサーバ30に送信した計測データのタイムスタンプのうち、最新のタイムスタンプを記憶する。換言すると、保持部23aは、サーバ30に最後に送信された計測データのタイムスタンプを記憶する。なお、かかる保持部23aは、記憶部23のうち、フラッシュメモリやハードディスク、光ディスクなどの不揮発領域に設けられる。
制御部22は、たとえば、CPUやMPUなどの電子回路やASICやFPGAなどの集積回路であり、HGW20の全体制御を実行する。かかる制御部22は、判定部22aと、補完部22bと、送信部22cとを有する。
判定部22aは、保持部23aに保持されているサーバ30に最後に送信された計測データのタイムスタンプと、スマートメータ10から受信した最新の計測データとに基づいて、サーバ30に送信されていない計測データがあるか否かを判定する。
判定部22aは、たとえば、サーバ30に最後に送信された計測データのタイムスタンプと、スマートメータ10から受信した最新の計測データのタイムスタンプとを比較して、かかる両方のタイムスタンプが連続していない場合には、間隔があいた時間帯でサーバ30に送信されていない計測データがあると判定する。
一方で、判定部22aは、たとえば、かかる両方のタイムスタンプが連続している場合には、サーバ30に送信されていない計測データはないと判定する。
補完部22bは、判定部22aにおいてサーバ30に送信されていない計測データがあると判定された場合に、送信されていない時間帯における計測データの補完をスマートメータ10に要求する。たとえば、スマートメータ10は、日付単位で計測データを送信する機能を有する。
そこで、補完部22bは、たとえば、2016年9月1日10時30分以降の計測データがサーバ30に送信されていなかった場合は、2016年9月1日から現在までの計測データをスマートメータ10に要求する。すなわち、補完部22bは、サーバ30に送信された最後の計測データが測定された日から測定された計測データを全て取得し、取得した計測データをサーバ30に送信する。
送信部22cは、スマートメータ10から補完された計測データおよびタイムスタンプをサーバ30に送信する。送信部22cは、たとえば、スマートメータ10から補完された計測データおよびタイムスタンプを受信すると、補完された計測データおよびタイムスタンプをサーバ30に送信する。
[サーバの構成]
つづいて図5を参照しながら、サーバ30の構成について説明する。図5は、実施形態に係るサーバ30の構成の一例を示す図である。サーバ30は、通信部31と、制御部32と、記憶部33と、を備える。
通信部31は、無線通信処理や有線通信処理を行うためのネットワークデバイスである。具体的には、通信部31は、図1に示したHGW20との間で、無線通信により各種情報を送受信する。通信部31は、たとえば、HGW20から計測データおよびタイムスタンプを受信し、サーバ30で記憶する最新の計測データのタイムスタンプをHGW20に送信する。
記憶部33は、たとえば、RAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。かかる記憶部33は、計測データ記憶部33aを有する。
計測データ記憶部33aは、HGW20から受信した計測データとタイムスタンプを記憶するものであり、計測データ記憶部13aと同様に、計測時の日時を示すタイムスタンプと、計測データとを対応付けて記憶する。
制御部32は、たとえば、CPUやMPUなどの電子回路やASICやFPGAなどの集積回路であり、サーバ30の全体制御を実行する。かかる制御部32は、格納部32aと、通知部32bとを有する。
格納部32aは、HGW20から計測データおよびタイムスタンプを取得した場合には、かかる計測データおよびタイムスタンプを計測データ記憶部33aに格納する。格納部32aは、たとえば、HGW20から計測データおよびタイムスタンプを30分毎に取得し、取得した計測データおよびタイムスタンプを計測データ記憶部33aに格納する。
また、格納部32aは、欠損部分が補完された計測データをHGW20から受信した場合にも、補完された計測データおよびタイムスタンプを計測データ記憶部33aに格納する。なお、格納部32aは、計測データ記憶部33aに格納されたタイムスタンプと重複するタイムスタンプの計測データを新たに受信した場合は、新たに受信した計測データで計測データ記憶部33aに登録された計測データで更新してもよい。
通知部32bは、自装置で記憶する最新の計測データのタイムスタンプをHGW20に通知する。
[計測システムの処理手順]
次に、図6を参照しながら、計測システム1における動作例を説明する。図6は、実施形態に係る計測システム1における動作の一例を示すシーケンス図である。図6に示すように、スマートメータ10は、計測データとして積算電力量(積算値)を30分毎に取得し、取得した最新の計測データにタイムスタンプを付したデータを状態の変化を通知する状変通知としてHGW20に送信する(ステップS101)。
そして、かかる積算電力量の他にもサーバ30に送信すべき時系列データがある場合には、スマートメータ10とHGW20との間で通信を行い、かかる送信すべき時系列データの最新値を揃える(ステップS102)。
たとえば、買電と売電との2系統があるスマートメータ10において、ステップS101で買電のデータのみが通知される場合は、ステップS102で同時刻の売電のデータをスマートメータ10から取得し、買電と売電との2系統のデータを揃える。また、他の情報、たとえば電波強度のデータを一緒にサーバ30に送信したい場合にも、ステップS102でスマートメータ10からかかるデータを取得することができる。
なお、ステップS102は必ずしも実施する必要はない。たとえば、売電のないスマートメータ10であればステップS102は不要であり、また、売電のデータが買電のデータとは別にステップS101で通知される場合にも、ステップS102は不要である。
次に、HGW20の判定部22aは、保持部23aから、サーバ30に最後に送信された計測データのタイムスタンプ(以降、最終時刻情報ymdHMとも呼称する。)を読み出す(ステップS103)。次に、判定部22aは、保持部23aから読み出された最終時刻情報ymdHMと、ステップS101においてスマートメータ10から送信された最新の計測データとに基づいて、サーバ30に送信されていない計測データがあるか否かを判定する(ステップS104)。
そして、サーバ30に送信されていない計測データがあると判定された場合、HGW20の補完部22bは、送信されていない時間帯におけるスマートメータ10に記憶された計測データを補完する(ステップS105)。なお、スマートメータ10からHGW20へ補完された計測データにはタイムスタンプが付されており、また、かかる補完は所定の時間単位(たとえば、日付単位)で行われる。
なお、サーバ30に送信されていない計測データがないと判定された場合、ステップS105の補完処理はスキップされる。これにより、HGW20における情報処理の負荷を低減することができる。
次に、HGW20の送信部22cは、ステップS105で補完された計測データを、サーバ30に送信する(ステップS106)。なお、サーバ30に送信されていない計測データがないと判定された場合、送信部22cは、ステップS101でスマートメータ10から送信された最新の積算値をサーバ30に送信する。
次に、サーバ30は、受信した計測データのうち、最新の計測データのタイムスタンプ(すなわち、新たな最終時刻情報ymdHM)をHGW20に送信する(ステップS107)。最後に、サーバ30から送信された新たな最終時刻情報ymdHMをHGW20の保持部23aで保持して(ステップS108)、処理が終了する。
このように、実施形態に係るHGW20は、計測データをスマートメータ10から受信してサーバ30に送信するゲートウェイ装置であって、サーバ30に最後に送信された計測データのタイムスタンプを保持する保持部23aと、かかる保持部23aに保持されたタイムスタンプと、スマートメータ10から受信した最新の計測データとに基づいて、サーバ30に送信されていない計測データがあるか否かを判定する判定部22aと、かかる判定部22aでサーバ30に送信されていない計測データがあると判定された場合、送信されていない計測データをスマートメータ10から補完する補完部22bと、を具備する。
このため、実施形態に係るHGW20では、欠損した計測データの補完を行う際のサーバ30の負荷を軽減することができる。つまり、欠損したデータを補完する処理をサーバ30では行わずに、HGW20で欠損したデータを補完する処理を行い、サーバ30は補完されたデータをHGW20から受信するだけで処理が終了するため、サーバ30の負荷を軽減することができる。
なお、スマートメータ10に不具合が生じるなどして、スマートメータ10が保持する時刻が飛び、かかる時刻が現在の時刻よりも未来に飛んだ場合、HGW20は、かかる未来に飛んだ時刻がタイムスタンプされた計測データをそのまま受け入れ、サーバ30に送信する。
また、スマートメータ10が保持する時刻が飛び、かかる時刻が現在の時刻よりも過去に飛んだ場合、HGW20は、保持部23aに保持されているタイムスタンプをキャンセルして、改めてスマートメータ10に記憶されているすべての(たとえば、100日分)積算電力量履歴を取得する。
(変形例)
以降においては、実施形態の各種変形例について、図7〜図9を参照しながら説明する。図7は、実施形態の変形例1に係る計測システム1における動作の一例を示すシーケンス図である。なお、かかる変形例1において、スマートメータ10、HGW20およびサーバ30の構成は、上述の実施形態と同様である。
かかる変形例1では、HGW20を新しく設置した場合やHGW20をリセットした場合など、サーバ30に最後に送信された計測データのタイムスタンプを保持部23aが保持していない場合における計測システム1の動作について示している。
図7に示すように、スマートメータ10は、計測データとして積算電力量(積算値)を30分毎に取得し、取得した最新の計測データにタイムスタンプを付したデータを状態の変化を通知する状変通知としてHGW20に送信する(ステップS201)。
そして、かかる積算電力量の他にもサーバ30に送信すべき時系列データがある場合には、スマートメータ10とHGW20との間で通信を行い、かかる送信すべき時系列データの最新値を揃える(ステップS202)。なお、上述のステップS102と同様に、かかるステップS202は必ずしも実施する必要はない。
次に、HGW20の判定部22aは、保持部23aから、サーバ30に最後に送信された計測データのタイムスタンプ(最終時刻情報ymdHM)を読み出す(ステップS203)。しかしながら、最終時刻情報ymdHMを保持部23aが保持していない場合、制御部22は、サーバ30が記憶する計測データのうち、最新の計測データのタイムスタンプをサーバ30に問い合わせる(ステップS204)。
次に、サーバ30は、制御部22から問い合わせを受けた最新の計測データのタイムスタンプをHGW20に送信する(ステップS205)。そして、保持部23aは、サーバ30から受信した最新のタイムスタンプを、サーバ30に最後に送信された計測データのタイムスタンプ(すなわち、最終時刻情報ymdHM)とみなす(ステップS206)。
次に、HGW20の補完部22bは、ステップS206で保持部23aに新たに保持された最終時刻情報ymdHMに基づいて、送信されていない時間帯におけるスマートメータ10に記憶された計測データを補完する(ステップS207)。次に、HGW20の送信部22cは、ステップS207で補完された計測データを、サーバ30に送信する(ステップS208)。
次に、サーバ30は、受信した計測データのうち、最新の計測データのタイムスタンプ(すなわち、新たな最終時刻情報ymdHM)をHGW20に送信する(ステップS209)。最後に、サーバ30から送信された新たな最終時刻情報ymdHMをHGW20の保持部23aで保持して(ステップS210)、処理が終了する。
すなわち、変形例1で示すように、最終時刻情報ymdHMが保持部23aに保持されていない場合に限って、補完処理においてHGW20とサーバ30との間でのデータのやりとりが行われる。したがって、サーバ30の負荷を軽減することができる。
図8は、実施形態の変形例2に係るHGW20の構成の一例を示す図である。なお、かかる変形例2において、スマートメータ10およびサーバ30の構成は、上述の実施形態と同様である。
図8に示すように、HGW20の記憶部23は、保存部23bをさらに備える。かかる保存部23bは、補完部22bで補完された計測データが、ネットワークの障害などでサーバ30に送信できなかった場合に、サーバ30に送信できなかった計測データを保存する。なお、図8に示すように、HGW20のその他の構成は上述の実施形態と同様である。
図9は、実施形態の変形例2に係る計測システム1における動作の一例を示すシーケンス図である。図9に示すように、スマートメータ10は、計測データとして積算電力量(積算値)を30分毎に取得し、取得した最新の計測データにタイムスタンプを付したデータを状態の変化を通知する状変通知としてHGW20に送信する(ステップS301)。
そして、かかる積算電力量の他にもサーバ30に送信すべき時系列データがある場合には、スマートメータ10とHGW20との間で通信を行い、かかる送信すべき時系列データの最新値を揃える(ステップS302)。なお、上述のステップS102と同様に、かかるステップS302は必ずしも実施する必要はない。
次に、HGW20の判定部22aは、保持部23aから、サーバ30に最後に送信された計測データのタイムスタンプ(最終時刻情報ymdHM)を読み出す(ステップS303)。次に、判定部22aは、保持部23aから読み出された最終時刻情報ymdHMと、ステップS101においてスマートメータ10から送信された最新の計測データとに基づいて、サーバ30に送信されていない計測データがあるか否かを判定する(ステップS304)。
そして、サーバ30に送信されていない計測データがあると判定された場合、HGW20の補完部22bは、送信されていない時間帯におけるスマートメータ10に記憶された計測データを補完する(ステップS305)。
次に、HGW20の送信部22cは、ステップS305で補完された計測データを、サーバ30に送信する(ステップS306)。しかしながら、ネットワークの障害などで補完された計測データをサーバ30に送信できなかった場合、送信部22cは、かかる補完された計測データを保存部23bに保存する(ステップS307)。
つづいて、ステップS301から所定時間(たとえば、30分)経過後、スマートメータ10は、計測データをあらためて取得し、取得した最新の計測データにタイムスタンプを付したデータを状態の変化を通知する状変通知としてHGW20に送信する(ステップS308)。
そして、かかる積算電力量の他にもサーバ30に送信すべき時系列データがある場合には、スマートメータ10とHGW20との間で通信を行い、かかる送信すべき時系列データの最新値を揃える(ステップS309)。なお、上述のステップS102と同様に、かかるステップS309は必ずしも実施する必要はない。
次に、判定部22aは、保持部23aから最終時刻情報ymdHMを読み出す(ステップS310)。次に、判定部22aは、保持部23aから読み出された最終時刻情報ymdHMと、ステップS308においてスマートメータ10から新たに送信された最新の計測データとに基づいて、サーバ30に送信されていない計測データがあるか否かを判定する(ステップS311)。
そして、サーバ30に送信されていない計測データがあると判定された場合、補完部22bは、送信されていない計測データを保存部23bから読み出して、送信されていない計測データを補完する(ステップS312)。これにより、送信されていない計測データを補完する際に、毎回スマートメータ10とデータをやりとりすることが不要になることから、スマートメータ10の負荷を低減することができる。
次に、HGW20の送信部22cは、ステップS312で補完された計測データを、サーバ30に送信する(ステップS313)。次に、サーバ30は、受信した計測データのうち、最新の計測データのタイムスタンプ(すなわち、新たな最終時刻情報ymdHM)をHGW20に送信する(ステップS314)。最後に、サーバ30から送信された新たな最終時刻情報ymdHMをHGW20の保持部23aで保持して(ステップS315)、処理が終了する。
なお、ここまで説明した変形例2のステップS313において、ステップS306のように補完された計測データがサーバ30に送信できなかった場合には、上述のステップS307〜S313の処理が再度行われる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 計測システム
10 スマートメータ
20 HGW(ゲートウェイ装置)
21 通信部
22 制御部
22a 判定部
22b 補完部
22c 送信部
23 記憶部
23a 保持部
23b 保存部
30 サーバ

Claims (8)

  1. 計測データをメータから受信してサーバに送信するゲートウェイ装置であって、
    前記サーバに最後に送信された前記計測データのタイムスタンプを保持する保持部と;
    前記保持部に保持された前記タイムスタンプと前記メータから受信した最新の前記計測データとに基づいて、前記サーバに送信されていない前記計測データがあるか否かを判定する判定部と;
    前記判定部で前記サーバに送信されていない前記計測データがあると判定された場合、送信されていない前記計測データを前記メータから補完する補完部と;
    を具備するゲートウェイ装置。
  2. 補完された前記計測データを前記サーバに送信する送信部をさらに具備する
    請求項1に記載のゲートウェイ装置。
  3. 前記計測データを一時的に保存する保存部をさらに具備し、
    前記送信部は、
    補完された前記計測データを前記サーバに送信できなかった場合に、前記サーバに送信できていない前記計測データを前記保存部に保存する
    請求項2に記載のゲートウェイ装置。
  4. 前記補完部は、
    前記サーバへ送信できなかった前記計測データを次回以降に送信する場合に、前記保存部に保存された前記計測データを用いて、前記サーバに送信されていない前記計測データを補完する
    請求項3に記載のゲートウェイ装置。
  5. 前記保持部は、
    前記サーバに最後に送信された前記計測データの前記タイムスタンプが保持されていない場合、前記サーバに記憶されている最新の前記計測データの前記タイムスタンプを前記サーバから受信し、受信した当該タイムスタンプを前記サーバに最後に送信された前記計測データの前記タイムスタンプとみなす
    請求項1〜4のいずれか一つに記載のゲートウェイ装置。
  6. 前記補完部は、
    前記判定部で前記サーバに送信されていない前記計測データがないと判定された場合、前記計測データを補完する処理をスキップする
    請求項1〜5のいずれか一つに記載のゲートウェイ装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一つに記載のゲートウェイ装置と;
    前記ゲートウェイ装置から送信された計測データを保存するサーバと;
    を具備する計測システム。
  8. サーバに最後に送信された計測データのタイムスタンプを保持する保持ステップと;
    保持されたタイムスタンプとメータから受信した最新の計測データとに基づいて、前記サーバに送信されていない前記計測データがあるか否かを判定する判定ステップと;
    前記サーバに送信されていない前記計測データがあると判定された場合、送信されていない前記計測データを前記メータから補完する補完ステップと;
    を含む計測方法。
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