JP2018163458A - 携帯端末、サーバ装置、情報処理システム、制御方法、及びプログラム - Google Patents

携帯端末、サーバ装置、情報処理システム、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】表示画面などの表示面における表示を、携帯端末を利用して柔軟に制御できるようにする【解決手段】携帯端末2000は、マーカ20に関する情報であるマーカ情報を取得する。マーカ情報は、1)撮像画像12からマーカ20を検出するための情報(以下、特徴情報)、及び2)マーカ20と表示面30との配置関係を示す情報(以下、配置情報)を含む。携帯端末2000は、特徴情報を用いて撮像画像12からマーカ20を検出する。携帯端末2000は、検出したマーカ20及び配置情報を用いて、ポインティング位置50を算出する。携帯端末2000は、特定したポインティング位置50をサーバ装置3000へ送信する。サーバ装置3000は、受信したポインティング位置50に基づいて、表示位置60を決定し、表示位置60に画像70を表示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザインタフェースに関する。
パブリックディスプレイなど、ユーザが保持する入力デバイスと直接接続されていない表示画面をユーザが制御できるようにする技術が開発されている。例えば特許文献1には、パブリックディスプレイに表示される操作用の色や形状などを利用することで、ユーザが携帯端末を用いてパブリックディスプレイを制御できるシステムが開示されている。例えば2つの選択肢をユーザに選択させる場合、特許文献1のシステムは、パブリックディスプレイに、各選択肢に対応する色(例えば赤色と青色)を表示させる。赤色に対応する選択肢を選択したい場合、ユーザは、携帯端末の画面に赤色を表示させて、パブリックディスプレイに接続されているカメラにその画面を撮像させる。特許文献1のシステムは、カメラによって撮像された携帯端末の画面が赤色であることを検出することで、赤色に対応する選択肢が選択されたことを認識する。
特開2011−54162号公報
表示画面の制御の一つとして、任意の場所を指し示すポインティング操作がある。例えば一般に、パソコンでマウスを利用すると、マウスを使って指し示した場所にマウスポインタが表示される。特許文献1の発明では、このように任意の場所を指し示すポインティング操作を実現することはできない。
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的の一つは、表示画面などの表示面における表示を、携帯端末を利用して柔軟に制御できる技術を提供することである。
本発明の第1の携帯端末は、カメラが設けられている携帯端末である。当該携帯端末は、1)マーカの外観を表す情報と、前記マーカと表示面との配置関係を示す情報とを含むマーカ情報を取得する取得手段と、2)前記マーカ情報を用いて、前記カメラによって生成された撮像画像からマーカを検出する検出手段と、3)前記検出されたマーカ及び前記マーカ情報を用いて、当該携帯端末によって指し示される前記表示面上の位置を算出する算出手段と、4)前記算出した表示面上の位置を他の装置へ送信する送信手段と、を有する。
本発明の第2の携帯端末は、カメラが設けられている携帯端末である。当該携帯端末は、1)マーカの外観を表す情報と、前記マーカと表示面との配置関係を示す情報とを含むマーカ情報を取得する取得手段と、2)前記マーカ情報を用いて、前記カメラによって生成された撮像画像からマーカを検出する検出手段と、3)前記検出されたマーカ及び前記マーカ情報を用いて、前記マーカを基準とした当該携帯端末の位置を算出する算出手段と、4)前記算出した当該携帯端末の位置を他の装置へ送信する送信手段と、を有する。
本発明の第3の携帯端末は、カメラが設けられている携帯端末である。当該携帯端末は、1)表示面の外観を表す表示面情報を取得する取得手段と、2)前記カメラによって生成された撮像画像から、前記表示面の縁を検出する検出手段と、3)前記検出した表示面の縁、前記表示面情報、及び前記撮像画像の所定位置を用いて、当該携帯端末が指し示す前記表示面上の位置を算出する算出手段と、4)前記算出した表示面上の位置を他の装置へ送信する送信手段と、を有する。
本発明の第1のサーバ装置は、1)携帯端末から表示面上の位置を受信する受信手段と、2)前記表示面において、前記受信した位置に画像を表示させる表示制御手段と、を有する。
本発明の第2のサーバ装置は、1)携帯端末から、マーカを基準とする前記携帯端末の位置を受信手段と、2)前記マーカを基準とする前記携帯端末の位置に基づいて、前記携帯端末によって指し示される表示面上の位置を算出する算出手段と、3)前記表示面において、前記算出した位置に画像を表示させる表示制御手段と、を有する。
本発明の第1の情報処理システムは、カメラが設けられている携帯端末と、サーバ装置とを有する。
前記携帯端末は、1)マーカの外観を表す情報と、前記マーカと表示面との配置関係を示す情報とを含むマーカ情報を取得する取得手段と、2)前記マーカ情報を用いて、前記カメラによって生成された撮像画像からマーカを検出する検出手段と、3)前記検出されたマーカ及び前記マーカ情報を用いて、前記携帯端末によって指し示される前記表示面上の位置を算出する算出手段と、4)前記算出した表示面上の位置を前記サーバ装置へ送信する送信手段と、を有する。
前記サーバ装置は、1)前記携帯端末から前記表示面上の位置を受信する受信手段と、2)前記受信した表示面上の位置に画像を表示させる表示制御手段と、を有する。
本発明の第2の情報処理システムは、カメラが設けられている携帯端末と、サーバ装置とを有する。
前記携帯端末は、1)マーカの外観を表す情報と、前記マーカと表示面との配置関係を示す情報とを含むマーカ情報を取得する取得手段と、2)前記マーカ情報を用いて、前記カメラによって生成された撮像画像からマーカを検出する検出手段と、3)前記検出されたマーカ及び前記マーカ情報を用いて、前記マーカを基準とした前記携帯端末の位置を算出する算出手段と、4)前記算出した携帯端末の位置を他の装置へ送信する送信手段と、を有する。
前記サーバ装置は、1)前記携帯端末から、前記マーカを基準とした前記携帯端末の位置を受信する受信手段と、2)前記マーカを基準とする前記携帯端末の位置に基づいて、前記携帯端末によって指し示される表示面上の位置を算出する算出手段と、3)前記表示面において、前記算出した位置に画像を表示させる表示制御手段と、を有する。
本発明の第3の情報処理システムは、カメラが設けられている携帯端末と、サーバ装置とを有する。
前記携帯端末は、1)表示面の外観を表す表示面情報を取得する取得手段と、2)前記カメラによって生成された撮像画像から、前記表示面の縁を検出する検出手段と、3)前記検出した表示面の縁、前記表示面情報、及び前記撮像画像の所定位置を用いて、前記携帯端末が指し示す前記表示面上の位置を算出する算出手段と、4)前記算出した表示面上の位置を他の装置へ送信する送信手段と、を有する。
前記サーバ装置は、1)前記携帯端末から前記表示面上の位置を受信する受信手段と、2)前記受信した表示面上の位置に画像を表示させる表示制御手段と、を有する。
本発明の第1の制御方法は、カメラが設けられている携帯端末によって実行される。当該制御方法は、1)マーカの外観を表す情報と、前記マーカと表示面との配置関係を示す情報とを含むマーカ情報を取得する取得ステップと、2)前記マーカ情報を用いて、前記カメラによって生成された撮像画像からマーカを検出する検出ステップと、3)前記検出されたマーカ及び前記マーカ情報を用いて、前記携帯端末によって指し示される前記表示面上の位置を算出する算出ステップと、4)前記算出した表示面上の位置を他の装置へ送信する送信ステップと、を有する。
本発明の第2の制御方法は、カメラが設けられている携帯端末によって実行される。当該制御方法は、1)マーカの外観を表す情報と、前記マーカと表示面との配置関係を示す情報とを含むマーカ情報を取得する取得ステップと、2)前記マーカ情報を用いて、前記カメラによって生成された撮像画像からマーカを検出する検出ステップと、3)前記検出されたマーカ及び前記マーカ情報を用いて、前記マーカを基準とした前記携帯端末の位置を算出する算出ステップと、4)前記算出した当該携帯端末の位置を他の装置へ送信する送信ステップと、を有する。
本発明の第3の制御方法は、カメラが設けられている携帯端末によって実行される。当該制御方法は、1)表示面の外観を表す表示面情報を取得する取得ステップと、2)前記カメラによって生成された撮像画像から、前記表示面の縁を検出する検出ステップと、3)前記検出した表示面の縁、前記表示面情報、及び前記撮像画像の所定位置を用いて、前記携帯端末が指し示す前記表示面上の位置を算出する算出ステップと、4)前記算出した表示面上の位置を他の装置へ送信する送信ステップと、を有する。
本発明の第4の制御方法は、サーバ装置によって実行される。当該制御方法は、1)携帯端末から表示面上の位置を受信する受信ステップと、2)前記受信した表示面上の位置に画像を表示させる表示制御ステップと、を有する。
本発明の第5の制御方法は、サーバ装置によって実行される。当該制御方法は、1)携帯端末から、マーカを基準とする前記携帯端末の位置を受信ステップと、2)前記マーカを基準とする前記携帯端末の位置に基づいて、前記携帯端末によって指し示される表示面上の位置を算出する算出ステップと、3)前記表示面において、前記算出した位置に画像を表示させる表示制御ステップと、を有する。
本発明の第1のプログラムは、本発明の第1乃至第3いずれか一つの制御方法が有する各ステップを携帯端末に実行させる。
本発明の第2のプログラムは、本発明の第4又は第5の制御方法が有する各ステップをサーバ装置に実行させる。
本発明によれば、表示画面などの表示面における表示を、携帯端末を利用して柔軟に制御できる技術が提供される。
実施形態1の情報処理システムの動作を概念的に例示する図である。 情報処理システムの機能構成を例示する図である。 携帯端末を実現するための計算機を例示する図である。 サーバ装置を実現するための計算機を例示する図である。 実施形態1の携帯端末によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 実施形態1のサーバ装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 表示面の周囲に予め設けられるマーカを例示する図である。 メインのコンテンツである映像の一部として実現されるマーカを例示する図である。 算出部がポインティング位置を算出する方法を概念的に示す図である。 ポインティング方向を表す画像が重畳された撮像画像が、携帯端末の表示画面に表示されている様子を例示する図である。 立体オブジェクトを表すコンテンツ画像の位置と姿勢が、携帯端末2000によって制御される様子を例示する図である。 複数の携帯端末を有する情報処理システムを例示する図である。 仮想オブジェクトが携帯端末によって指し示される様子を例示する図である。 携帯端末の位置と基準位置を用いてポインティング位置を算出する方法を例示する第1の図である。 携帯端末の位置と基準位置を用いてポインティング位置を算出する方法を例示する第2の図である。 携帯端末のユーザによって直線が設定される様子を例示する図である。 携帯端末の位置と基準位置を用いてポインティング位置を算出する方法を例示する第3の図である。 ポインティング位置を算出する方法を概念的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また各ブロック図において、特に説明がない限り、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく機能単位の構成を表している。
[実施形態1]
<概要>
図1は、実施形態1の情報処理システム4000の動作を概念的に例示する図である。以下で説明する情報処理システム4000の動作は、情報処理システム4000の理解を容易にするための例示であり、情報処理システム4000の動作は以下の例に限定されるわけではない。情報処理システム4000の動作の詳細やバリエーションについては後述する。
情報処理システム4000は、携帯端末2000によって指し示される表示面30上の位置、又はその位置によって特定される表示面30上の他の位置に、画像70を表示させるシステムである。表示面30は、画像を表示させることができる任意の面である。画像70は、静止画像であってもよいし、動画像であってもよい。
そのために、情報処理システム4000は携帯端末2000及びサーバ装置3000を有する。携帯端末2000は、カメラ10が設けられている可搬型の装置(スマートフォン、タブレット端末、ヘッドマウントディスプレイ、又はウェアラブルグラスなど)である。カメラ10は、撮像を行って撮像画像12を生成する任意のカメラである。サーバ装置3000は、表示面30に画像70を表示させる装置である。携帯端末2000とサーバ装置3000は、通信可能に接続されている。
サーバ装置3000は、携帯端末2000によって指し示されている表示面30上の位置(以下、ポインティング位置)に基づいて、画像を表示させる表示面30上の位置(以下、表示位置)を決定する。表示位置は、ポインティング位置と同じ位置であってもよいし、ポインティング位置によって特定される他の位置であってもよい。図1において、ポインティング位置は符号50で表される位置である。また、表示位置は符号60で表される位置である。この例では、ポインティング位置50と表示位置60は同一の位置である。
携帯端末2000は、カメラ10によって生成される撮像画像12を用いて、ポインティング位置50の算出を行う。携帯端末2000のユーザは、表示面30の一部を指し示すように、カメラ10に撮像を行わせる。例えば、カメラ10で動画を撮影している状態で、表示面30へカメラ10を向ける。その結果、撮像画像12に表示面30の一部が含まれる。
また、撮像画像12には、マーカ20が含まれるようにする。マーカ20は、任意の文字、記号、又は図形などである。マーカ20についての詳細な説明は後述する。
携帯端末2000は、撮像画像12に含まれるマーカ20を利用してポインティング位置50を算出する。そのために、携帯端末2000は、マーカ20に関する情報であるマーカ情報を取得する。マーカ情報は、1)撮像画像12からマーカ20を検出するための情報(以下、特徴情報)、及び2)マーカ20と表示面30との配置関係を示す情報(以下、配置情報)を含む。それぞれについての具体的な説明は後述する。
携帯端末2000は、特徴情報を用いて、撮像画像12からマーカ20を検出する。さらに携帯端末2000は、検出したマーカ20及び配置情報を用いて、ポインティング位置50を算出する。そして、携帯端末2000は、特定したポインティング位置50をサーバ装置3000へ送信する。
サーバ装置3000は、携帯端末2000からポインティング位置50を受信する。さらにサーバ装置3000は、受信したポインティング位置50に基づいて、表示位置60を決定する。そして、サーバ装置3000は、表示位置60に画像70を表示させる。
本実施形態の情報処理システム4000によれば、表示面30において、携帯端末2000によって指し示された位置に画像70が表示される。よって、携帯端末2000を使って、表示面30の任意の場所をポインティングできるようになる。その結果、携帯端末を用いて、表示面における表示の制御を柔軟に行うことができる。
以下、本実施形態の情報処理システム4000について、さらに詳細に説明する。
<機能構成の例>
図2は、情報処理システム4000の機能構成を例示する図である。情報処理システム4000は、携帯端末2000及びサーバ装置3000を有する。携帯端末2000は、取得部2020、検出部2040、算出部2060、及び送信部2080を有する。取得部2020はマーカ情報を取得する。検出部2040は、マーカ情報を用いて、撮像画像12からマーカ20を検出する。算出部2060は、検出されたマーカ20及びマーカ情報を用いて、ポインティング位置50を算出する。送信部2080は、ポインティング位置50をサーバ装置3000へ送信する。
サーバ装置3000は、受信部3020及び表示制御部3040を有する。受信部3020は、携帯端末2000からポインティング位置50を受信する。表示制御部3040は、ポインティング位置50に基づいて表示位置60を決定し、決定した表示位置60に画像70を表示させる。
<携帯端末2000のハードウエア構成の例>
携帯端末2000の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、携帯端末2000の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
図3は、携帯端末2000を実現するための計算機1000を例示する図である。計算機1000は、例えばスマートフォン、タブレット端末、ヘッドマウントディスプレイ、又はウェアラブルグラスなどである。計算機1000は、携帯端末2000を実現するために設計された専用の計算機であってもよいし、汎用の計算機であってもよい。
計算機1000は、バス1020、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージデバイス1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120を有する。バス1020は、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージデバイス1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ1040は、CPU(Central Processing Unit)や GPU(Graphics Processing Unit)などの演算処理装置である。メモリ1060は、RAM(Random Access Memory)などで実現される主記憶装置である。ストレージデバイス1080は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、又は ROM(Read Only Memory)などで実現される補助記憶装置である。
ネットワークインタフェース1120は、通信網に接続するためのインタフェースである。計算機1000は、ネットワークインタフェース1120を介して、後述する計算機5000(サーバ装置3000を実現するための計算機)と通信可能に接続される。
入出力インタフェース1100は、計算機1000と入出力デバイスとを接続するためのインタフェースである。図3において、入出力インタフェース1100には、カメラ10が接続されている。
ストレージデバイス1080は携帯端末2000の各機能を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1040は、これら各プログラムモジュールをメモリ1060に読み出して実行することで、そのプログラムモジュールに対応する各機能を実現する。
計算機1000のハードウエア構成は図3に示した構成に限定されず、他の様々な構成をとりうる。例えば、プロセッサ1040などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
<サーバ装置3000のハードウエア構成の例>
サーバ装置3000の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、サーバ装置3000の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
図4は、サーバ装置3000を実現するための計算機5000を例示する図である。計算機5000は、例えばサーバ装置や Personal Computer(PC)などである。ただし、計算機5000は、ラップトップコンピュータやスマートフォンなどの可搬型の計算機であってもよい。計算機5000は、サーバ装置3000を実現するために設計された専用の計算機であってもよいし、汎用の計算機であってもよい。
計算機5000は、バス5020、プロセッサ5040、メモリ5060、ストレージデバイス5080、入出力インタフェース5100、及びネットワークインタフェース5120を有する。以下で説明する点を除き、これらのハードウエアはそれぞれ、計算機1000が有するバス1020、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージデバイス1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120と同様のハードウエアである。
ストレージデバイス5080はサーバ装置3000の各機能を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ5040は、これら各プログラムモジュールをメモリ5060に読み出して実行することで、そのプログラムモジュールに対応する各機能を実現する。
計算機5000は、ネットワークインタフェース5120を介して、計算機1000と通信可能に接続される。
<<カメラ10について>>
カメラ10としては、携帯端末2000に内蔵されているカメラを利用することができる。例えば一般に、スマートフォンやタブレット端末にはカメラが内蔵されている。また、ヘッドマウントディスプレイやウェアラブルグラスは、レンズ付近などにカメラが設けられている。ただし、カメラ10は、携帯端末2000に対して外付けされるカメラであってもよい。
カメラ10は、静止画像を生成するカメラ(スチルカメラ)であってもよいし、動画像を生成するカメラ(ビデオカメラ)であってもよい。後者の場合、撮像画像12は、動画データを構成する各動画フレームである。なお、カメラ10は、深度センサを有するデプスカメラであってもよい。また、カメラ10は赤外線カメラであってもよい。
<<表示面30について>>
表示面30は、画像を表示させることができる任意の面である。例えば、表示面30は、ディスプレイ装置の表示画面である。ディスプレイ装置は、野球場やサッカースタジアムなどに設けられている大型のディスプレイ装置であってもよいし、オフィスに設置されるディスプレイ装置や家庭用のテレビなどのように比較的小型のディスプレイ装置であってもよい。
表示面30は、プロジェクタなどによって画像が投影される投影面であってもよい。投影面は、平面であってもよいし、平面でなくもよい。前者の場合、例えば投影面は、平面で構成されるスクリーンや壁などである。後者の場合、例えば投影面は、曲面で構成されるスクリーンや壁、又は立体的な建築物の表面(例えば、プロジェクションマッピングにおいて画像が投影される建築物の表面)などである。
表示面30がディスプレイ装置の表示画面である場合、表示制御部3040は、このディスプレイ装置を制御することで、表示面30の表示位置60に画像70を表示させる。一方、表示面30が投影面である場合、表示制御部3040は、この投影面に画像を投影する装置(例えばプロジェクタ)を制御することで、表示面30の表示位置60に画像70を表示させる。
<処理の流れ>
図5は、実施形態1の携帯端末2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。取得部2020はマーカ情報を取得する(S102)。S104からS114は、所定の終了条件が満たされるまで繰り返し実行されるループ処理Aである。S104において、携帯端末2000は、終了条件が満たされているか否かを判定する。終了条件が満たされている場合、図5の処理は終了する。一方、終了条件が満たされていない場合、図5の処理はS106に進む。
検出部2040は、撮像画像12を取得する(S106)。検出部2040は、マーカ情報を用いて、撮像画像12からマーカ20を検出する(S108)。算出部2060は、検出したマーカ20及びマーカ情報を用いてポインティング位置50を算出する(S110)。送信部2080は、算出したポインティング位置50をサーバ装置3000へ送信する(S112)。S114は、ループ処理Aの終端であるため、図5の処理はS104に進む。
ここで、繰り返し実行されるS106で取得される各撮像画像12は、それぞれ異なる撮像画像12である。例えば検出部2040は、S106を実行する時点における最新の撮像画像12を取得する。その他にも例えば、検出部2040は、カメラ10によって生成された複数の撮像画像12をまとめて取得し、その複数の撮像画像12を生成された順に処理してもよい。
図5に示した処理の流れによれば、ポインティング位置50が時間と共に変化する場合に、そのポインティング位置50の変化に追従するように、表示面30において画像70が表示される位置が変化する。つまり、携帯端末2000のユーザが携帯端末2000を動かすと、その動きに追従するように、表示面30における画像70の表示位置が変化する。
ループ処理Aの終了条件は任意である。例えば終了条件は、ユーザから所定の入力操作を受け付けることである。その他にも例えば、終了条件は、ループ処理Aを開始してから所定の時間が経過することである。その他にも例えば、終了条件は、携帯端末2000がサーバ装置3000から所定の通知を受信することである。例えばサーバ装置3000は、表示面30に画像70を表示させる処理を終了する際に、携帯端末2000に対してその旨の通知を送信する。携帯端末2000は、この通知を受信することを終了条件として、前述したループ処理Aを終了する。
図6は、実施形態1のサーバ装置3000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。受信部3020は携帯端末2000からポインティング位置50を受信する(S202)。表示制御部3040は表示位置60を決定する(S204)。表示制御部3040は表示位置60に画像70を表示させる(S206)。なお、図6の処理は、携帯端末2000から繰り返し送信されるポインティング位置50をそれぞれ受信するように、繰り返し行われる。
<マーカ20について>
マーカ20は、撮像画像12において少なくともその位置と形状が特定できる任意のマーク(記号、文字、又は図形など)である。例えばマーカ20は、3次元の座標系の決定に利用できるマーカである。3次元の座標系の決定に利用できるマーカは、例えば AR(Augmented Reality)マーカである。ただし、3次元の座標系の決定に利用できるマーカは、参照方向によらず、或る基準点からの相互に直交する3つの方向を一定に得ることができるものであればよく、AR マーカには限定されない。
図1において、マーカ20は、QR コード(登録商標)を模したマークとして実現されている。しかし前述したように、マーカ20は、任意の記号、文字、又は図形などとすることができる。例えばマーカ20には、ロゴなどを利用できる。
マーカ20は、表示面30の少なくとも一部と共にカメラ10によって撮像できる任意の場所に設けることができる。例えばマーカ20は、表示面30の周囲に予め設けられる。図7は、表示面30の周囲に予め設けられるマーカ20を例示する図である。表示面30がディスプレイ装置の表示画面である場合、例えばマーカ20は、表示画面の縁に設けられる。図7(a)において、マーカ20は、表示画面90の縁92に設けられている。
表示面30が、壁やスクリーンなどの一部である投影面である場合、マーカ20は、それら壁やスクリーンのうち、投影面以外の部分(例えば壁やスクリーンの端や隅)に設けられる。図7(b)において、表示面30はスクリーン100の一部である。そして、マーカ20は、スクリーン100の隅に設けられている。
なお、図7において、マーカ20は、人の手で描画されたり、機械によって印字されたりする平面的なマーク(凹凸がないマーク)として図示されている。しかし、マーカ20は、平面的なマークに限定されない。例えばマーカ20は、凹凸を有する立体的なマークであってもよい。例えば立体的なマークとして実現されるマーカ20は、表示面30やその付近に付される任意の物体である。その他にも例えば、立体的なマークとして実現されるマーカ20は、表示画面の縁や壁などを彫る又は刻むなどの方法によって形成されてもよい。
例えばカメラ10をデプスカメラとして実現すれば、このようなマーカ20の立体的な形状を把握することができる。ただし、マーカ20が立体的なマークとして実現されている場合に、マーカ20を平面視することで得られる平面形状をマーカ20として扱ってもよい。この場合、カメラ10はデプスカメラである必要はなく、2次元カメラでよい。
マーカ20は、表示面30の周囲に予め設けられるものに限定されない。例えばマーカ20は、サーバ装置3000によって表示面30に表示される画像であってもよい。ここで、表示面30には、画像70以外に、メインとなるコンテンツが表示されるとする。例えば表示面30がサッカースタジアムに設けられている大型ディスプレイの表示画面である場合に、表示面30にはメインのコンテンツとして、試合の情報などが表示される。なお、メインのコンテンツは静止画像であってもよいし、動画像であってもよい。
例えば表示面30に表示させる画像として実現されるマーカ20は、上記メインのコンテンツの一部に含まれてもよい。図8は、メインのコンテンツである映像の一部として実現されるマーカ20を例示する図である。図8において、表示面30はディスプレイ装置の表示画面90である。表示画面90には、メインのコンテンツが表示されている(図8における斜線部分)。そして、メインのコンテンツの一部として、マーカ20が表示されている。
ここで、表示面30に表示されるマーカ20は、人の目でも容易に認識できる画像として実現されてもよいし、人の目では認識しにくい画像(電子透かしなど)として実現されてもよい。さらに、マーカ20は、表示面30に表示されるメインのコンテンツそのものとして実現されてもよい。マーカ20を電子透かしとして実現したり、マーカ20をメインのコンテンツそのものとして実現したりする方法によれば、メインのコンテンツを見る視聴者がマーカ20を意識しないようにすることができ、メインのコンテンツに視聴者が集中できるようにすることができる。
なお、表示面30に表示される画像としてマーカ20を実現する場合、サーバ装置3000は、マーカ20を常に表示面30に表示させてもよいし、所定のタイミングのみマーカ20を表示面30に表示させてもよい。後者の場合、例えばサーバ装置3000は、所定の頻度で(例えば、1秒間に1回)マーカ20を表示させる。この際、マーカ20が表示される時間の長さは、任意の長さに設定することができる。常にマーカ20が表示されるようにすると、携帯端末2000がマーカ20を検出しやすくなる。一方、所定のタイミングのみマーカ20が表示されるようにすると、メインのコンテンツを見る視聴者がマーカ20を意識しないようにすることができ、メインのコンテンツに視聴者が集中できるようにすることができる。
その他にも例えば、マーカ20は、表示面30の一部として実現されてもよい。例えば表示面30が、プロジェクションマッピングに利用されるような立体的な表示面(凹凸を有する表示面)であるとする。この場合、表示面30の一部分の立体的な形状を、マーカ20として扱う。前述したように、このような立体的な形状は、例えばカメラ10をデプスカメラとして実現することで把握することができる。
その他にも例えば、マーカ20は、赤外線を照射する1つ以上の光源として実現してもよい。この光源が設けられる場所は、表示面30上であってもよいし、表示面30上でなくてもよい。赤外線を照射する光源をマーカ20として利用する場合、マーカ20を撮像するためのカメラ10を、赤外線カメラとして実現する。この方法によれば、より目立たないようにマーカ20を構成することができる。
マーカ20を表示面30の縁などに固定で設ける方法によれば、サーバ装置3000にマーカ20の表示処理を行わせる必要がないため、サーバ装置3000の処理負荷が軽減される。一方、マーカ20を画像として表示面30に表示させる方法によれば、必要な時のみマーカ20が存在するようにできるため、表示面30の見栄えを良くすることができる。
マーカ20は、1つだけ設けられてもよいし、複数設けられてもよい。後者の場合、例えば表示面30の複数の隅(例えば4隅)にそれぞれマーカ20を設ける。なお、マーカ20を複数設ける場合、これらは互いに識別可能な異なるマーカであるとする。
<マーカ情報について>
マーカ情報は、1)特徴情報(撮像画像12からマーカ20を検出するための情報)、及び2)配置情報(マーカ20と表示面30との配置関係を示す情報)を含む。以下、それぞれについて説明する。
<<特徴情報>>
特徴情報は、撮像画像12からマーカ20を検出するために利用される情報である。特徴情報は、マーカ20の外観を表す。例えば特徴情報は、マーカ20の特徴量を示す。マーカ20の特徴量とは、そのマーカ20の外観(形状、模様、又は色など)の特徴を表す1つ以上の値である。その他にも例えば、特徴情報は、マーカ20のテンプレート画像を示してもよい。
ここで前述したように、マーカ20は、凹凸のない平面的なマークとして実現されてもよいし、凹凸のある立体的なマークとして実現されてもよい。後者の場合、マーカ20の特徴量は、立体的な形状や模様として定義される。ただし、凹凸のある立体的なマークを平面視することで得られる平面形状をマーカ20として扱う場合には、マーカ20の特徴量を立体的な形状や模様として定義してもよいし、平面的な形状として定義してもよい。なお、これら種々の特徴量を用いて、カメラによって撮像される立体的なマークを検出する技術には、既存の技術を利用することができる。
<<配置情報>>
配置情報は、マーカ20と表示面30の配置関係を示す情報である。例えば配置情報は、マーカ20によって定まる座標系における表示面30の位置、姿勢、及びマーカ20を基準とする表示面30の大きさを定めた情報である。なお、或る座標空間における平面や立体の位置、姿勢、及び大きさを定める方法には、例えば3Dグラフィックスソフトにおいて3Dオブジェクトの配置を定める方法など、既存の方法を利用することができる。例えば配置情報は、マーカ20によって定まる座標系における表示面30の各頂点の座標を示す。なお、表示面30の形状が曲線を含む場合、配置情報には、表示面30の各頂点の座標に加え、上記曲線を定めるための情報(例えば曲線上の複数の点の座標)を含むことが好適である。
なお、例えば表示面30の形状が矩形など、一部の頂点が分かればその形状が定まるものである場合、配置情報が示す表示面30の頂点の座標は、一部の頂点の座標のみであってもよい。例えば表示面30が矩形である場合、配置情報は、1)表示面30が矩形であること、及び2)対角にある表示面30の2つの頂点の座標とすることができる。
<マーカ情報の取得:S102>
取得部2020はマーカ情報を取得する(S102)。取得部2020がマーカ情報を取得する方法は様々である。例えば、取得部2020からアクセス可能な記憶装置(例えばストレージデバイス1080)にマーカ情報を記憶させておき、取得部2020はこの記憶装置にアクセスしてマーカ情報を取得する。その他にも例えば、取得部2020は、サーバ装置3000からマーカ情報を取得してもよい。
<撮像画像12の取得:S106>
検出部2040は撮像画像12を取得する(S106)。検出部2040が撮像画像12を取得する方法は任意である。例えば検出部2040は、カメラ10から直接撮像画像を取得する。また、カメラ10が記憶装置(例えばストレージデバイス1080)に撮像画像12を記憶させる場合、検出部2040は、この記憶装置から撮像画像12を取得してもよい。
検出部2040は、カメラ10によって生成される撮像画像12の全てを取得してもよいし、一部のみを取得してもよい。後者の場合、例えば検出部2040は、カメラ10によって生成される動画を構成する動画フレームの一部(例えば所定数の動画フレームごとに1枚の動画フレーム)を取得する。また、カメラ10によって生成される撮像画像12の全てを検出部2040が取得した上で、検出部2040が取得された撮像画像12の一部のみを利用するようにしてもよい。
<マーカ20の検出:S108>
検出部2040は、特徴情報を用いて、撮像画像12からマーカ20を検出する(S108)。ここで、或る物体の特徴量やテンプレート画像など、その物体の外観を表す情報を用いて画像からその物体を検出する技術には、特徴量マッチングやテンプレートマッチングなど、既存の技術を利用することができる。
<ポインティング位置50の算出:S110>
算出部2060は、撮像画像12から検出されたマーカ20及びマーカ情報を用いて、ポインティング位置50を算出する(S110)。以下、ポインティング位置50の算出方法を具体的に説明する。
算出部2060は、撮像画像12から検出されたマーカ20及びマーカ情報を用いて、マーカ20を基準とした携帯端末2000の配置(携帯端末2000の位置及び姿勢)を算出する。例えば携帯端末2000の姿勢は、カメラ10の画角の中心方向によって定まる。そして、携帯端末2000は、マーカ20を基準とする携帯端末2000の配置と表示面30の配置とに基づいて、ポインティング位置50を算出する。
ここで、カメラによって生成される撮像画像から検出されるマーカに基づいて、そのマーカを基準とするカメラの位置や姿勢を算出する技術には、既存の技術を利用することができる。また、カメラの位置や姿勢から、そのカメラが設けられている装置(本実施形態における携帯端末2000)の位置や姿勢も算出することができる。すなわち、算出部2060は、これら既存の技術を利用し、撮像画像12から検出されるマーカ20の大きさや形状などに基づいて、マーカ20を基準として定まる3次元空間における携帯端末2000の位置や姿勢を算出することができる。なお、マーカ20を基準とする表示面30の配置は、前述したように、マーカ情報に含まれる配置情報によって示されている。
以下、ポインティング位置50を算出する具体的な方法の一例を説明する。図9は、算出部2060がポインティング位置50を算出する方法を概念的に示す図である。図9では、携帯端末2000が利用されている状況を平面図で表している。また、この状況においてカメラ10によって生成される撮像画像12を示している。なお、図9では、図を見やすくするために、厚みを持つ物として表示面30とマーカ20を描画している。しかし実際には、表示面30とマーカ20は厚みを持たないものであってもよい。
まず算出部2060は、撮像画像12におけるマーカ20の形状と、特徴情報によって特定されるマーカ20の形状とから、携帯端末2000からマーカ20へ向かう方向105を算出する。
さらに算出部2060は、方向105をポインティング方向110に変換する。例えば図9において、ポインティング方向110は、カメラ10から撮像画像12の中心位置14に対応する方向である。そこで、算出部2060は、撮像画像12におけるマーカ20の位置と中心位置14を用いて、方向100をポインティング方向110に変換する。携帯端末2000の姿勢は、ポインティング方向110によって表される。ここで、この変換方法には、既存の技術を利用することができる。例えばこの変換は、カメラ10のカメラパラメタ(例えば、レンズなどの光学系の仕様を表すパラメタ)を利用して定義される変換式を用いて行われる。
次に算出部2060は、携帯端末2000とマーカ20との間の距離を算出する。例えば予め、撮像画像12から検出されるマーカ20のサイズを、マーカ20によって定まる座標空間における携帯端末2000とマーカ20との間の距離に変換する変換式を定めておく。携帯端末2000は、この変換式を用いることで、撮像画像12から検出されたマーカ20のサイズを、携帯端末2000とマーカ20との間の距離に変換する。
算出部2060は、携帯端末2000からマーカ20へ向かう方向105、及びマーカ20と携帯端末2000との距離に基づいて、マーカ20を基準とする携帯端末2000の位置を算出する。
以上により、マーカ20を基準とした携帯端末2000の配置が求まる。
最後に、算出部2060は、携帯端末2000の位置からポインティング方向110へ向かう直線と表示面30との交点を、ポインティング位置50として算出する。ここで、この算出を行うためには、携帯端末2000と表示面30の配置関係を把握する必要がある。この点、マーカ20を基準とした携帯端末2000の配置は、前述した方法で算出されている。また、マーカ20を基準とした表示面30の配置は、マーカ情報に含まれる配置情報で定められている。よって、マーカ20を基準として、携帯端末2000と表示面30との配置関係が定まるため、携帯端末2000の位置からポインティング方向110へ向かう直線と表示面30との交点を算出することができる。
ここで、ポインティング方向110を視覚的に把握できると、携帯端末2000のユーザは携帯端末2000を操作しやすくなる。そこで携帯端末2000は、ポインティング方向110を視覚的に表示するようにしてもよい。具体的には、携帯端末2000は、ポインティング方向110を表す線や矢印などの画像を撮像画像12に重畳させ、その撮像画像12を携帯端末2000の表示画面に表示させる。
図10は、ポインティング方向110を表す画像が重畳された撮像画像12が、携帯端末2000の表示画面190に表示されている様子を例示する図である。図10において、表示面30には、携帯端末2000が指し示している位置に画像70が表示されている。その様子がカメラ10によって撮像されるため、表示画面190には、表示面30に画像70が表示される様子が表示される。
ここで、図10において、表示画面190に表示されている矢印130は、表示面30に表示されている画像ではなく、携帯端末2000によって生成された画像である。具体的には、矢印130は、携帯端末2000が、ポインティング方向110を表す画像として生成し、撮像画像12に重畳させたものである。この矢印130を見ることで、携帯端末2000のユーザは、自身が保持している携帯端末2000によって指し示されている位置(その位置を表す画像70)を容易に把握することができる。このことは、後述するように複数の携帯端末2000が同じ表示面30を指し示す場合に特に好適である。この場合、表示面30に複数の画像70が表示されるため、各携帯端末2000のユーザが、自身が保持する携帯端末2000が指し示している位置を表す画像70がどの画像70であるかを把握しづらいためである。
<マーカ20のその他の利用方法>
前述したように、マーカ20は、ポインティング位置50の算出に利用される。しかし、マーカ20は、ポインティング位置50の算出に加え、他の用途でさらに利用されてもよい。以下、その具体例を説明する。なお、以下の例において、マーカ20の全体又は一部が、情報が符号化されたコード(例えば、バーコードや QR コード(登録商標))として実現されているものとする。以下、このコードを、「マーカ20に含まれるコード」と表現する。なお、コードを復号するアルゴリズムには、既存のアルゴリズムを利用できる。
例えばマーカ20は、サーバ装置3000のネットワークアドレスを特定するために利用される。この場合、マーカ20に含まれるコードは、ネットワークアドレスが符号化されたものである。送信部2080は、撮像画像12から、マーカ20に含まれるコードを抽出し、そのコードを復号することで、サーバ装置3000のネットワークアドレスを特定する。
その他にも例えば、マーカ20は、汎用的な携帯端末を本実施形態の携帯端末2000として機能させるためのアプリケーションを得るために利用される。この場合、マーカ20に含まれるコードは、上記アプリケーションのインストールプログラムをダウンロードするための URL(Uniform Resource Locator)などが符号されたものである。携帯端末2000を利用したいユーザは、自身が所持する携帯端末のカメラに、マーカ20に含まれるコードを撮像させる。上記携帯端末は、撮像されたコードを復号することで上記インストールプログラムを取得し、取得したインストールプログラムを実行することで、上記アプリケーションのインストールを行う。その結果、ユーザが所持する携帯端末が、本実施形態の携帯端末2000として機能するようになる。なお、コードをカメラに撮像させることでアプリケーションを携帯端末にインストールさせる技術には、既存の技術を利用することができる。
このように、サーバ装置3000のネットワークアドレスの特定や、汎用の携帯端末を携帯端末2000として機能させるためのアプリケーションの取得にマーカ20を利用できることには、情報処理システム4000のユーザが、情報処理システム4000を利用するための準備(ユーザが所持する携帯端末の設定)を容易に行えるという利点がある。
ただし、サーバ装置3000のネットワークアドレスの特定や、汎用の携帯端末を携帯端末2000として機能させるためのアプリケーションの取得に利用するコードは、マーカ20とは別途設けられてもよい。例えば、マーカ20と共にカメラ10によって撮像される位置(マーカ20の近傍)に、マーカ20とは別に上述のコードを設けておく。その他にも例えば、情報処理システム4000のユーザに提供される印刷物(例えばスタジアムで観客に配布されるパンフレットなど)に、上記コードを印字しておいてもよい。この場合、情報処理システム4000のユーザは、印刷物に印字されているコードをユーザが所持する携帯端末に読み取らせることで、情報処理システム4000を利用するための準備を行うことができる。
<ポインティング位置50の送信:S112>
送信部2080は、ポインティング位置50をサーバ装置3000へ送信する(S112)。ポインティング位置50の送信はネットワークを介して行われるため、送信部2080は、ネットワーク上におけるサーバ装置3000の所在(ネットワークアドレス)を取得する。例えばネットワークアドレスは、IP(Internet Protocol)アドレスである。その他にも例えば、ネットワークアドレスは、サーバ装置3000で利用できるメールアカウントのメールアドレスである。そして、送信部2080は、取得したネットワークアドレスを宛先として、ポインティング位置50を送信する。
送信部2080がサーバ装置3000のネットワークアドレスを取得する方法は任意である。例えば、携帯端末2000のユーザから予めサーバ装置3000のネットワークアドレスを指定する入力を受け付けておき、入力されたサーバ装置3000のネットワークアドレスを、携帯端末2000からアクセス可能な記憶装置(例えばストレージデバイス1080)に記憶させておく。その他にも例えば、携帯端末2000の機能を実現するためのアプリケーションを計算機1000にインストールすることで携帯端末2000を実現する場合、サーバ装置3000のネットワークアドレスがそのアプリケーションと共に携帯端末2000が備える記憶装置に記憶されるようにしておいてもよい。
<表示位置60の決定:S204>
サーバ装置3000の表示制御部3040は、携帯端末2000から受信したポインティング位置50に基づいて表示位置60を決定する(S204)。ここで、表示位置60は、ポインティング位置50と所定の関係にある位置である。例えば表示位置60は、ポインティング位置50と同じ位置である。その他にも例えば、表示位置60は、ポインティング位置50から所定方向に所定距離離れた位置である。この所定方向及び所定距離は、予め表示制御部3040に設定されていてもよいし、表示制御部3040からアクセス可能な記憶装置に記憶されていてもよい。
<画像70の表示:S206>
表示制御部3040は、表示面30の表示位置60に、画像70を表示させる(S206)。ここで、表示面30の特定の位置に画像を表示させる技術には、既存の技術を利用することができる。
<画像70について>
表示面30に表示させる画像70には、様々な画像データを利用することができる。例えば画像70として利用する画像データは、予め定められている所定の画像データである。その他にも例えば、画像70として利用する画像データは、サーバ装置3000が複数の画像データの中から適宜選択する(例えばランダムに選択する)任意の画像データである。
その他にも例えば、画像70として利用する画像データは、携帯端末2000によって指定される画像データである。この場合、例えば受信部3020は、ポインティング位置50と共に、画像70として利用する画像データを指定する情報を、携帯端末2000から受信する。画像データを指定する情報は、例えば、画像データの識別子を示す。
この場合、例えば携帯端末2000は、ユーザから予め、画像データを指定する入力を受け付ける。この際、例えばサーバ装置3000が、指定可能な画像データの一覧を携帯端末2000へ提供する。携帯端末2000は、ユーザによって指定された画像データの識別子を、ポインティング位置50と共にサーバ装置3000へ送信する。表示制御部3040は、受信した識別子を持つ画像データを画像70として利用する。なお、携帯端末2000は、サーバ装置3000に対して画像データの識別子を一度送信すればよく、ポインティング位置50を送信する度に画像データを送信する必要はない。ただし、ユーザが画像70を変更した際には、携帯端末2000は、変更後の画像70の識別子を送信する。
ここで、ユーザによって指定される画像データは、前述のようにサーバ装置3000から提供されるものには限定されず、携帯端末2000から提供されるものであってもよい。この場合、携帯端末2000は、ポインティング位置50と共に、画像70として利用する画像データをサーバ装置3000へ送信する。表示制御部3040は、受信した画像データを画像70として利用する。なおこの際、携帯端末2000は、サーバ装置3000に対して画像データを一度送信すればよく、ポインティング位置50を送信する度に画像データを送信する必要はない。ただし、携帯端末2000が画像70として利用する画像データを変更した場合には、新たな画像70をサーバ装置3000へ送信する。
携帯端末2000は、画像データではなく、文字列データをサーバ装置3000に提供してもよい。この場合、サーバ装置3000は、受信した文字列データを、画像70として表示面30に表示させる。例えばユーザが携帯端末2000でメッセージを作成し、そのメッセージをサーバ装置3000に提供することで、表示面30においてユーザが作成したメッセージが画像70として表示されるようになる。例えば表示面30が、スタジアムにおける大型ディスプレイなどのパブリックディスプレイであれば、ユーザのメッセージが、このパブリックディスプレイを見ている人たちに見えるようにすることができる。
画像70は、表示面30に表示されるコンテンツ(例えば映像)を構成する画像であってもよい。例えばコンテンツを構成する映像の中に、携帯端末2000によって制御可能な画像(以下、コンテンツ画像)を含めておき、このコンテンツ画像を画像70として扱う。この場合、サーバ装置3000は、携帯端末2000から受信したポインティング位置50に基づいて定まる表示位置60に、コンテンツ画像を表示させる。
ここで、コンテンツ画像が立体的なオブジェクトを表すとする。この場合、コンテンツ画像の表示位置に加え、コンテンツ画像の姿勢(コンテンツ画像が表すオブジェクトの姿勢)を携帯端末2000が制御できるようにしてもよい。この場合、携帯端末2000は、ポインティング位置50に加え、携帯端末2000の位置をサーバ装置3000に対して送信する。サーバ装置3000は、携帯端末2000の位置に基づいて、ポインティング位置50の姿勢を制御する。
例えば、コンテンツ画像が表すオブジェクトの所定の面(例えば正面に位置する面)が、携帯端末2000の位置を向くように定めておく。この定義によれば、上記オブジェクトの所定の面が必ず携帯端末2000の方(携帯端末2000のユーザの方)を向くようになる。
図11は、立体オブジェクトを表すコンテンツ画像の位置と姿勢が、携帯端末2000によって制御される様子を例示する図である。図11に示すように、携帯端末2000が指し示す位置及び携帯端末2000の位置の変化に合わせて、コンテンツ画像120の表示位置及び姿勢が変更されている。図11では、コンテンツ画像120の面122の中心位置における法線124が携帯端末2000の位置を通るように、コンテンツ画像120の姿勢が決定されている。
<表示面30が複数存在するケースについて>
サーバ装置3000によって制御される表示面30の数は、複数であってもよい。この場合、ユーザがどの表示面30を指し示しているかは、撮像画像12に含まれるマーカ20によって特定できる。そこでこの場合、携帯端末2000は、ポインティング位置50と共に、撮像画像12から検出されたマーカ20の識別子をサーバ装置3000へ送信する。サーバ装置3000は、受信したマーカ20の識別子を用いることで、どの表示面30に画像70を表示させるべきかを特定することができる。なおこの場合、マーカ情報には、各マーカ20の特徴情報に対応づけて、その特徴情報で特定されるマーカ20の識別子が示されているとする。
<複数の携帯端末2000が存在するケースについて>
情報処理システム4000は、複数の携帯端末2000を有してもよい。図12は、複数の携帯端末2000を有する情報処理システム4000を例示する図である。図12において、画像70−1は、携帯端末2000−1によって指し示されている位置に表示される画像である。一方、画像70−2は、携帯端末2000−2によって指し示されている位置に表示される画像である。
このように携帯端末2000が複数存在する場合、受信部3020は、複数の携帯端末2000それぞれからポインティング位置50を受信する。そして表示制御部3040は、受信した各ポインティング位置50から表示位置60を決定し、各表示位置60に画像70を表示させる。
ここで、複数の表示位置60それぞれに表示させる画像70として利用する画像データは、共通して用いられる1つの画像データであってもよいし、それぞれ異なる画像データであってもよい。後者の場合、表示制御部3040は、携帯端末2000ごとに、画像70として利用する画像データを特定する必要がある。
そこで例えば、携帯端末2000の識別子と、画像70として利用する画像データの識別子とを対応づける。表示制御部3040は、携帯端末2000の識別子と対応づけられている識別子を持つ画像データを、その携帯端末2000に対応する表示位置60に表示させる画像70として利用する。この場合、サーバ装置3000の受信部3020は、携帯端末2000から、ポインティング位置50と共に、携帯端末2000の識別子を受信する。そのため、送信部2080は、ポインティング位置50と共に携帯端末2000の識別子を送信する。
ここで前述したように、画像70として利用する画像データは、サーバ装置3000によって決定されてもよいし、ユーザによって指定されてもよい。前者の場合、例えばサーバ装置3000は、或る携帯端末2000から初めてポインティング位置50及び携帯端末2000の識別子を受信した時に、その携帯端末2000に対応づける画像データを決定する。そしてサーバ装置3000は、決定した画像データの識別子と携帯端末2000の識別子との対応付けを示す情報を、記憶装置に記憶させる。
画像70として利用する画像データがユーザによって指定される場合において、携帯端末2000が、サーバ装置3000によって提供される複数の画像データの中から、画像70として利用する画像データを指定するとする。この場合、例えばサーバ装置3000は、携帯端末2000から、携帯端末2000の識別子及び画像データの識別子を受信する。そして、サーバ装置3000は、受信した携帯端末2000の識別子と画像データの識別子とを対応付け、その対応付けを示す情報を記憶装置に記憶させる。
画像70として利用する画像データがユーザによって指定される場合において、携帯端末2000がサーバ装置3000に対して、画像70として利用する画像データを提供するとする。この場合、サーバ装置3000は、携帯端末2000から、携帯端末2000の識別子及び画像データを受信する。そしてサーバ装置3000は、受信した画像データを、携帯端末2000の識別子と対応づけて記憶装置に記憶させる。
なお、画像データを指定する情報(画像データの識別子や画像データそのもの)は、ポインティング位置50と共に送信されてもよいし、ポインティング位置50とは別途送信されてもよい。後者の場合、例えば携帯端末2000を利用する際の初期設定として、画像70として利用する画像データをユーザに選択させる。そして、携帯端末2000は、選択された画像データの識別子又はその画像データそのものを、携帯端末2000の識別子と共にサーバ装置3000へ送信する。以後、サーバ装置3000は、その携帯端末2000からポインティング位置50及び携帯端末2000の識別子を受信したら、予めその携帯端末2000の識別子と対応づけておいた画像データを取得して、画像70として利用する。
<変形例1>
情報処理システム4000は、以下のように構成されてもよい。以下で示す情報処理システム4000を、変形例1の情報処理システム4000を表記する。また、変形例1の情報処理システム4000が有する携帯端末2000とサーバ装置3000をそれぞれ、変形例1の携帯端末2000とサーバ装置3000と呼ぶ。なお、下記で説明する点を除き、変形例1の情報処理システム4000は、実施形態1の情報処理システム4000と同様の機能を有する。
変形例1の携帯端末2000において、算出部2060は、マーカ20を基準とした携帯端末2000の位置及び姿勢(携帯端末2000の配置)を算出する。ここで、マーカ20を基準とした携帯端末2000の配置を算出する方法は、前述した通りである。送信部2080は、算出した携帯端末2000の配置を、サーバ装置3000へ送信する。
受信部3020は、携帯端末2000の配置を受信する。表示制御部3040は、受信した携帯端末2000の配置を用いて、ポインティング位置50を算出する。さらに表示制御部3040は、ポインティング位置50に基づいて定まる表示位置60に、画像70を表示させる。
表示制御部3040が携帯端末2000の配置を用いてポインティング位置50を算出する方法は、例えば前述した、「携帯端末2000の位置からポインティング方向110へ向かう直線と表示面30との交点を、ポインティング位置50として算出する」という方法である。ただし、表示制御部3040がポインティング位置50を算出する方法は、この方法に限定されない。以下、これ以外の方法を例示する。
前提として、表示制御部3040が、仮想空間上の仮想オブジェクトを表示面30に射影したものとして生成されるコンテンツ画像を、表示面30に表示させるとする。この場合、表示制御部3040は、携帯端末2000によって指し示される仮想オブジェクト上の位置を算出する。そして表示制御部3040は、算出した仮想オブジェクト上の位置を表示面30に射影することで算出される表示面30上の位置を、ポインティング位置50とする。
図13は、仮想オブジェクト140が携帯端末2000によって指し示される様子を例示する図である。図13では、携帯端末2000が利用されている状況を平面図で表している。また、この状況における表示面30の表示を示している。仮想オブジェクト140は、仮想空間上において、表示面30の後方に配置されている立方体である。なお、図13では、図を見やすくするために、厚みを持つ物として表示面30とマーカ20を描画している。しかし実際には、表示面30とマーカ20は厚みを持たないものであってもよい。
表示制御部3040は、携帯端末2000から受信する携帯端末2000の配置、及びマーカ20を基準とした仮想オブジェクト140の配置を用いて、携帯端末2000によって指し示される仮想オブジェクト140上の位置を算出する。まず表示制御部3040は、携帯端末2000の配置を用いて、ポインティング方向110を算出する。そして表示制御部3040は、携帯端末2000の位置を始点とするポインティング方向110と、仮想オブジェクト140との交点を、携帯端末2000によって指し示される仮想オブジェクト140上の位置145として算出する。さらに携帯端末2000は、算出した仮想オブジェクト140上の位置145を、表示面30上に射影することで、ポインティング位置50を算出する。
なお、携帯端末2000の姿勢とポインティング方向110との関係は、予め定めておく。例えばポインティング方向110は、携帯端末2000に設けられているカメラ10の画角の中心方向である。また、マーカ20を基準とした仮想オブジェクト140の配置も、予め定めておく。仮想オブジェクト140は仮想空間上の配置が予め定められているため、例えばこの仮想空間とマーカ20によって定まる3次元の座標空間との対応関係を予め定めておけば、マーカ20を基準とした仮想オブジェクト140の配置が定まる。
変形例1の情報処理システム4000によれば、仮想空間上の仮想オブジェクトを表すコンテンツ画像を表示面30に表示させる場合において、あたかも携帯端末2000によってその仮想オブジェクトが指し示されているように、画像70を表示面30に表示させることができる。よって、情報処理システム4000のユーザにとって、表示面30における表示をより柔軟に制御できるようになり、情報処理システム4000の利便性がさらに向上する。
<変形例2>
その他にも例えば、情報処理システム4000は、以下のように構成されてもよい。以下で示す情報処理システム4000を、変形例2の情報処理システム4000と表記する。また、変形例2の情報処理システム4000が有する携帯端末2000とサーバ装置3000をそれぞれ、変形例2の携帯端末2000とサーバ装置3000と呼ぶ。なお、下記で説明する点を除き、変形例2の情報処理システム4000は、実施形態1の情報処理システム4000と同様の機能を有する。
変形例2の算出部2060は、マーカ20を基準とした携帯端末2000の位置を算出する。ここで、マーカ20を基準とした携帯端末2000の位置を算出する方法は、前述した通りである。送信部2080は、算出した携帯端末2000の位置を、サーバ装置3000へ送信する。
受信部3020は、携帯端末2000の位置を受信する。表示制御部3040は、受信した携帯端末2000の位置を用いて、ポインティング位置50を算出する。さらに表示制御部3040は、ポインティング位置50に基づいて定まる表示位置60に、画像70を表示させる。
以下、表示制御部3040が携帯端末2000の位置を用いてポインティング位置50を算出する方法について、2通りの方法を例示する。前提として、携帯端末2000が、マーカ20を基準として定まる空間上の基準位置を指し示すものとする。
<<方法1>>
表示制御部3040は、受信した携帯端末2000の位置と基準位置とを結ぶ直線と、表示面30との交点を、ポインティング位置50として算出する。図14は、携帯端末2000の位置と基準位置を用いてポインティング位置50を算出する方法を例示する第1の図である。表示制御部3040は、携帯端末2000の位置と基準位置150とを結ぶ直線である直線160と、表示面30との交点を、ポインティング位置50として算出する。
ただしポインティング位置50は、必ずしも携帯端末2000と基準位置150とを結んだ直線160上の位置でなくてもよい。例えば、直線160と所定の関係にある別の直線170を定め、その直線170と表示面30との交点を、ポインティング位置50として扱うようにする。
図15は、携帯端末2000の位置と基準位置を用いてポインティング位置50を算出する方法を例示する第2の図である。図15において、直線170は、直線160と所定の角度を成す直線である。表示制御部3040は、直線160ではなく、直線170と表示面30との交点を、ポインティング位置50として扱う。
直線170は、例えば携帯端末2000のユーザによって設定される。図16は、携帯端末2000のユーザによって直線170が設定される様子を例示する図である。まず、初期設定として、携帯端末2000は、前述した直線160と表示面30との交点を、ポインティング位置50として扱うとする。また、携帯端末2000の位置(直線160の一端)は、撮像画像12の中心位置14に対応するとする。
図16(a)において、表示画面190には、カメラ10によって生成される撮像画像12が表示されている。また、図16(a)において、画像70の表示位置は、直線160と表示面30との交点として定まるポインティング位置50に基づいて決定されている。
図16(a)に示す状況において、携帯端末2000のユーザは、表示画面190に表示されている撮像画像12の位置16をタップする(図16(b))。これにより、携帯端末2000のユーザは、指し示したい表示面30の位置を指定する。携帯端末2000は、タップされた位置16と中心位置14との位置関係に基づいて、位置16によって表される方向が、タップされた撮像画像12の中心位置によって表される方向(カメラ10の画角の中心方向)に対して成す角度を算出する。
携帯端末2000は、算出した角度をサーバ装置3000へ送信する。表示制御部3040は、受信した角度を用いて、直線160を直線170へ変換する。そして、直線170と表示面30との交点をポインティング位置50として算出する。その結果、画像70の表示位置が変更される(図16(c))。
以後サーバ装置3000は、携帯端末2000から携帯端末2000の位置を受信すると、携帯端末2000の位置と基準位置150とを結ぶ直線160を算出し、さらにこの直線160を直線170に変換する。そして、サーバ装置3000は、直線170と表示面30との交点をポインティング位置50として算出する。
このように、基準位置150と携帯端末2000とを結ぶ直線160の代わりに、ユーザが指定した位置に基づいて定まる直線170を利用するようにすることで、基準位置150と携帯端末2000とを結ぶ直線160上に位置しない任意の位置を携帯端末2000によって指し示すことができるようになる。よって、ユーザにとって、表示面30における表示をより柔軟に制御できるようになり、情報処理システム4000の利便性が向上する。
ここで、カメラによって生成される撮像画像上の2点それぞれに表される方向が成す角度は、カメラ10のカメラパラメタ(例えば、レンズなどの光学系の仕様を表すパラメタ)を利用して定義される計算式を用いて算出することができる。なお、「カメラによって生成される撮像画像上の点によって表される方向」とは、カメラからその点に写っている物へ向かう方向を意味する。
<<方法2>>
前提として、表示制御部3040が、仮想空間上の仮想オブジェクト140を表示面30に射影することで生成されるコンテンツ画像を、表示面30に表示させるとする。この場合、表示制御部3040は、受信した携帯端末2000の位置、基準位置150、及び仮想オブジェクト140の配置に基づいて、携帯端末2000によって指し示されている仮想オブジェクト140上の位置を算出する。そして、表示制御部3040は、算出された仮想オブジェクト140上の位置を表示面30に射影することで定まる位置を、ポインティング位置50とする。
図17は、携帯端末2000の位置と基準位置150を用いてポインティング位置50を算出する方法を例示する第3の図である。図17において、仮想オブジェクト140は、表示面30の後方に配置されている。
表示制御部3040は、携帯端末2000の位置と基準位置150とを結ぶ直線である直線160と、仮想オブジェクト140との交点180を算出する。そして表示制御部3040は、交点180を表示面30に射影した位置を、ポインティング位置50として算出する。
なお、この方法2においても、方法1と同様に、直線160の代わりに直線170を用いるようにしてもよい。すなわち、表示制御部3040は、直線160と所定の関係にある別の直線170を定め、その直線170と仮想オブジェクト140との交点を、ポインティング位置50として扱うようにしてもよい。こうすることで、基準位置150と携帯端末2000とを結ぶ直線160上に位置しない仮想オブジェクト140上の任意の位置を、携帯端末2000によって指し示すことができる。よって、ユーザにとって、表示面30における表示をより柔軟に制御できるようになり、情報処理システム4000の利便性が向上する。
<変形例3>
情報処理システム4000は、以下のように構成されてもよい。以下で示す情報処理システム4000を、変形例3の情報処理システム4000を表記する。また、変形例3の情報処理システム4000が有する携帯端末2000とサーバ装置3000をそれぞれ、変形例3の携帯端末2000とサーバ装置3000と呼ぶ。なお、下記で説明する点を除き、変形例3の情報処理システム4000は、実施形態1の情報処理システム4000と同様の機能を有する。
変形例3の携帯端末2000において、取得部2020は、表示面30の外観を表す表示面情報を取得する。検出部2040は、表示面情報を用いて、撮像画像12から表示面30の縁を検出する。算出部2060は、撮像画像12から検出された表示面30の縁及び表示面情報を用いて、撮像画像12上の所定位置(例えば撮像画像12の中心位置)を、表示面30上の位置であるポインティング位置50に変換することで、ポインティング位置50を算出する。送信部2080は、算出されたポインティング位置50を送信する。変形例3の携帯端末2000には、マーカ20を利用しなくてもポインティング位置50を特定できるという利点がある。
<表示面情報について>
表示面情報が示す表示面30の外観は、前述したマーカ情報に含まれる特徴情報と同様に、表示面30の特徴量や表示面30のテンプレート画像を示す。検出部2040は、表示面情報を用いて、撮像画像12から表示面30を検出する。
<ポインティング位置50の算出方法>
算出部2060は、撮像画像12の所定位置について、表示面30によって定まる平面上の座標を算出し、この座標をポインティング位置50の座標とする。この座標は、表示面30の基準位置(例えば4隅のいずれか1つ)を原点とする座標である。そして送信部2080は、この座標をサーバ装置3000へ送信する。
図18は、ポインティング位置50を算出する方法を概念的に示す図である。図18において、撮像画像12の所定位置は、中心位置14である。撮像画像12に含まれる表示面30の形状、及び表示面情報に示される表示面30の形状を用いると、撮像画像12に含まれる表示面30を、平面視した状態に線形変換することができる。この際、中心位置14も表示面30と同様に線形変換することで、平面視した表示面30において中心位置14に相当する位置、すなわちポインティング位置50を特定できる。よって、表示面30の基準位置32を基準としたポインティング位置50の座標を算出することができる。
ここで、ポインティング位置50の座標の算出には、基準位置32から表示面30までの長さが特定できる必要がある。この長さは、実空間上の長さである必要はなく、表示面30上の何らかの物を基準とする長さでよい。そこで例えば、表示面30が直線の構成要素を含む場合(例えば多角形の場合)、撮像画像12には少なくとも、表示面30を構成する一つの辺の全体が含まれるようにする。その他にも例えば、表示面30が円形である場合、撮像画像12には少なくとも、その直径を把握できるように表示面30が含まれるようにする。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記各実施形態の組み合わせ、又は上記以外の様々な構成を採用することもできる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
1. カメラが設けられている携帯端末であって、
マーカの外観を表す情報と、前記マーカと表示面との配置関係を示す情報とを含むマーカ情報を取得する取得手段と、
前記マーカ情報を用いて、前記カメラによって生成された撮像画像からマーカを検出する検出手段と、
前記検出されたマーカ及び前記マーカ情報を用いて、当該携帯端末によって指し示される前記表示面上の位置を算出する算出手段と、
前記算出した表示面上の位置を他の装置へ送信する送信手段と、を有する携帯端末。
2. カメラが設けられている携帯端末であって、
マーカの外観を表す情報と、前記マーカと表示面との配置関係を示す情報とを含むマーカ情報を取得する取得手段と、
前記マーカ情報を用いて、前記カメラによって生成された撮像画像からマーカを検出する検出手段と、
前記検出されたマーカ及び前記マーカ情報を用いて、前記マーカを基準とした当該携帯端末の位置を算出する算出手段と、
前記算出した当該携帯端末の位置を他の装置へ送信する送信手段と、を有する携帯端末。
3. 前記算出手段は、前記検出されたマーカ及び前記マーカ情報を用いて、前記マーカを基準とした当該携帯端末の姿勢をさらに算出し、
前記送信手段は、前記算出した当該携帯端末の姿勢をさらに前記他の装置へ送信する、2.に記載の情報処理装置。
4. 前記マーカは、前記他の装置によって前記表示面に表示される画像であり、
前記取得手段は、前記他の装置から前記マーカ情報を取得する、1.乃至3.いずれか一つに記載の携帯端末。
5. 前記マーカは、前記表示面と所定の配置関係にある場所に予め設けられおり、
前記マーカ情報は、前記所定の配置関係を示す、1.乃至3.いずれか一つに記載の携帯端末。
6. 前記表示面はディスプレイ装置の表示画面であり、
前記マーカは前記表示画面の縁に設けられている、5.に記載の携帯端末。
7. 前記マーカは、前記表示画面と所定の配置関係にある場所に予め設けられた実物体の3次元形状である、5.又は6.に記載の携帯端末。
8. 前記カメラはデプスカメラであり、
前記検出手段は、前記デプスカメラを用いて前記マーカの3次元形状を検出することで、前記マーカを検出する、7.に記載の情報処理装置。
9. カメラが設けられている携帯端末であって、
表示面の外観を表す表示面情報を取得する取得手段と、
前記カメラによって生成された撮像画像から、前記表示面の縁を検出する検出手段と、
前記検出した表示面の縁、前記表示面情報、及び前記撮像画像の所定位置を用いて、当該携帯端末が指し示す前記表示面上の位置を算出する算出手段と、
前記算出した表示面上の位置を他の装置へ送信する送信手段と、を有する携帯端末。
10. 前記送信手段は、当該携帯端末の識別子に対応づけて前記表示面上の位置を送信する、1.乃至9.いずれか一つに記載の携帯端末。
11. 前記表示面は、ディスプレイ装置の表示画面である、1.乃至5及び7乃至10いずれか一つに記載の携帯端末。
12. 前記表示面は、画像が投影される投影面である、1.乃至5及び7乃至10いずれか一つに記載の携帯端末。
13. 携帯端末から表示面上の位置を受信する受信手段と、
前記表示面において、前記受信した位置に画像を表示させる表示制御手段と、を有するサーバ装置。
14. 前記受信手段は、複数の前記表示面の内の1つの識別子をさらに受信し、
前記表示制御手段は、前記受信した識別子によって特定される前記表示面において、前記受信した位置に前記画像を表示させる、13.に記載のサーバ装置。
15. 前記受信手段は、複数の携帯端末それぞれから、その携帯端末の識別子と対応づけて、前記表示面上の位置を受信し、
前記表示制御手段は、複数の前記携帯端末から受信した前記表示面上の位置それぞれに、各前記携帯端末の識別子に対応する画像を表示させる、13.又は14.に記載のサーバ装置。
16. 前記受信手段は、前記携帯端末から受信した前記表示面上の位置に表示させる画像を、その携帯端末から受信する、15.に記載のサーバ装置。
17. 携帯端末から、マーカを基準とする前記携帯端末の位置を受信手段と、
前記マーカを基準とする前記携帯端末の位置に基づいて、前記携帯端末によって指し示される表示面上の位置を算出する算出手段と、
前記表示面において、前記算出した位置に画像を表示させる表示制御手段と、を有するサーバ装置。
18. 前記受信手段は、前記携帯端末から、前記マーカを基準とする前記携帯端末の姿勢をさらに受信し、
前記算出手段は、前記マーカを基準とする前記携帯端末の位置及び姿勢に基づいて、前記携帯端末によって指し示される表示面上の位置を算出する、17.に記載のサーバ装置。
19. カメラが設けられている携帯端末と、サーバ装置とを有する情報処理システムであって、
前記携帯端末は、
マーカの外観を表す情報と、前記マーカと表示面との配置関係を示す情報とを含むマーカ情報を取得する取得手段と、
前記マーカ情報を用いて、前記カメラによって生成された撮像画像からマーカを検出する検出手段と、
前記検出されたマーカ及び前記マーカ情報を用いて、前記携帯端末によって指し示される前記表示面上の位置を算出する算出手段と、
前記算出した表示面上の位置を前記サーバ装置へ送信する送信手段と、を有し、
前記サーバ装置は、
前記携帯端末から前記表示面上の位置を受信する受信手段と、
前記受信した表示面上の位置に画像を表示させる表示制御手段と、を有する情報処理システム。
20. カメラが設けられている携帯端末と、サーバ装置とを有する情報処理システムであって、
前記携帯端末は、
マーカの外観を表す情報と、前記マーカと表示面との配置関係を示す情報とを含むマーカ情報を取得する取得手段と、
前記マーカ情報を用いて、前記カメラによって生成された撮像画像からマーカを検出する検出手段と、
前記検出されたマーカ及び前記マーカ情報を用いて、前記マーカを基準とした前記携帯端末の位置を算出する算出手段と、
前記算出した携帯端末の位置を他の装置へ送信する送信手段と、を有し、
前記サーバ装置は、
前記携帯端末から、前記マーカを基準とした前記携帯端末の位置を受信する受信手段と、
前記マーカを基準とする前記携帯端末の位置に基づいて、前記携帯端末によって指し示される表示面上の位置を算出する算出手段と、
前記表示面において、前記算出した位置に画像を表示させる表示制御手段と、を有する情報処理システム。
21. 前記算出手段は、前記検出されたマーカ及び前記マーカ情報を用いて、前記マーカを基準とした当該携帯端末の姿勢をさらに算出し、
前記送信手段は、前記算出した当該携帯端末の姿勢をさらに前記他の装置へ送信する、20.に記載の情報処理システム。
22. 前記マーカは、前記他の装置によって前記表示面に表示される画像であり、
前記取得手段は、前記他の装置から前記マーカ情報を取得する、19.乃至21.いずれか一つに記載の情報処理システム。
23. 前記マーカは、前記表示面と所定の配置関係にある場所に予め設けられおり、
前記マーカ情報は、前記所定の配置関係を示す、19.乃至21.いずれか一つに記載の情報処理システム。
24. 前記表示面はディスプレイ装置の表示画面であり、
前記マーカは前記表示画面の縁に設けられている、23.に記載の情報処理システム。
25. 前記マーカは、前記表示画面と所定の配置関係にある場所に予め設けられた実物体の3次元形状である、23.又は24.に記載の情報処理システム。
26. 前記カメラはデプスカメラであり、
前記検出手段は、前記デプスカメラを用いて前記マーカの3次元形状を検出することで、前記マーカを検出する、25.に記載の情報処理システム。
27. カメラが設けられている携帯端末と、サーバ装置とを有する情報処理システムであって、
前記携帯端末は、
表示面の外観を表す表示面情報を取得する取得手段と、
前記カメラによって生成された撮像画像から、前記表示面の縁を検出する検出手段と、
前記検出した表示面の縁、前記表示面情報、及び前記撮像画像の所定位置を用いて、前記携帯端末が指し示す前記表示面上の位置を算出する算出手段と、
前記算出した表示面上の位置を他の装置へ送信する送信手段と、を有し、
前記サーバ装置は、
前記携帯端末から前記表示面上の位置を受信する受信手段と、
前記受信した表示面上の位置に画像を表示させる表示制御手段と、を有する情報処理システム。
28. 前記送信手段は、当該携帯端末の識別子に対応づけて前記表示面上の位置を送信する、19.乃至27.いずれか一つに記載の情報処理システム。
29. 前記表示面は、ディスプレイ装置の表示画面である、19.乃至23.及び25.乃至28.いずれか一つに記載の情報処理システム。
30. 前記表示面は、画像が投影される投影面である、19.乃至23.及び25.乃至28.いずれか一つに記載の情報処理システム。
31. カメラが設けられている携帯端末によって実行される制御方法であって、
マーカの外観を表す情報と、前記マーカと表示面との配置関係を示す情報とを含むマーカ情報を取得する取得ステップと、
前記マーカ情報を用いて、前記カメラによって生成された撮像画像からマーカを検出する検出ステップと、
前記検出されたマーカ及び前記マーカ情報を用いて、前記携帯端末によって指し示される前記表示面上の位置を算出する算出ステップと、
前記算出した表示面上の位置を他の装置へ送信する送信ステップと、を有する制御方法。
32. カメラが設けられている携帯端末によって実行される制御方法であって、
マーカの外観を表す情報と、前記マーカと表示面との配置関係を示す情報とを含むマーカ情報を取得する取得ステップと、
前記マーカ情報を用いて、前記カメラによって生成された撮像画像からマーカを検出する検出ステップと、
前記検出されたマーカ及び前記マーカ情報を用いて、前記マーカを基準とした前記携帯端末の位置を算出する算出ステップと、
前記算出した当該携帯端末の位置を他の装置へ送信する送信ステップと、を有する制御方法。
33. 前記算出ステップにおいて、前記検出されたマーカ及び前記マーカ情報を用いて、前記マーカを基準とした当該携帯端末の姿勢をさらに算出し、
前記送信ステップにおいて、前記算出した当該携帯端末の姿勢をさらに前記他の装置へ送信する、32.に記載の制御方法。
34. 前記マーカは、前記他の装置によって前記表示面に表示される画像であり、
前記取得ステップにおいて、前記他の装置から前記マーカ情報を取得する、31.乃至33.いずれか一つに記載の制御方法。
35. 前記マーカは、前記表示面と所定の配置関係にある場所に予め設けられおり、
前記マーカ情報は、前記所定の配置関係を示す、31.乃至33.いずれか一つに記載の制御方法。
36. 前記表示面はディスプレイ装置の表示画面であり、
前記マーカは前記表示画面の縁に設けられている、35.に記載の制御方法。
37. 前記マーカは、前記表示画面と所定の配置関係にある場所に予め設けられた実物体の3次元形状である、35.又は36.に記載の制御方法。
38. 前記カメラはデプスカメラであり、
前記検出ステップにおいて、前記デプスカメラを用いて前記マーカの3次元形状を検出することで、前記マーカを検出する、37.に記載の制御方法。
39. カメラが設けられている携帯端末によって実行される制御方法であって、
表示面の外観を表す表示面情報を取得する取得ステップと、
前記カメラによって生成された撮像画像から、前記表示面の縁を検出する検出ステップと、
前記検出した表示面の縁、前記表示面情報、及び前記撮像画像の所定位置を用いて、前記携帯端末が指し示す前記表示面上の位置を算出する算出ステップと、
前記算出した表示面上の位置を他の装置へ送信する送信ステップと、を有する制御方法。
40. 前記送信ステップにおいて、当該携帯端末の識別子に対応づけて前記表示面上の位置を送信する、31.乃至39.いずれか一つに記載の制御方法。
41. 前記表示面は、ディスプレイ装置の表示画面である、31.乃至35.及び37.乃至40.いずれか一つに記載の制御方法。
42. 前記表示面は、画像が投影される投影面である、31.乃至35.及び37.乃至40.いずれか一つに記載の制御方法。
43. サーバ装置によって実行される制御方法であって、
携帯端末から表示面上の位置を受信する受信ステップと、
前記表示面において、前記受信した位置に画像を表示させる表示制御ステップと、を有する制御方法。
44. 前記受信ステップにおいて、複数の前記表示面の内の1つの識別子をさらに受信し、
前記表示制御ステップにおいて、前記受信した識別子によって特定される前記表示面において、前記受信した位置に前記画像を表示させる、43.に記載の制御方法。
45. 前記受信ステップにおいて、複数の携帯端末それぞれから、その携帯端末の識別子と対応づけて、前記表示面上の位置を受信し、
前記表示制御ステップにおいて、複数の前記携帯端末から受信した前記表示面上の位置それぞれに、各前記携帯端末の識別子に対応する画像を表示させる、43.又は44.に記載の制御方法。
46. 前記受信ステップにおいて、前記携帯端末から受信した前記表示面上の位置に表示させる画像を、その携帯端末から受信する、45.に記載の制御方法。
47. サーバ装置によって実行させる制御方法であって、
携帯端末から、マーカを基準とする前記携帯端末の位置を受信ステップと、
前記マーカを基準とする前記携帯端末の位置に基づいて、前記携帯端末によって指し示される表示面上の位置を算出する算出ステップと、
前記表示面において、前記算出した位置に画像を表示させる表示制御ステップと、を有する制御方法。
48. 前記受信ステップにおいて、前記携帯端末から、前記マーカを基準とする前記携帯端末の姿勢をさらに受信し、
前記算出ステップにおいて、前記マーカを基準とする前記携帯端末の位置及び姿勢に基づいて、前記携帯端末によって指し示される表示面上の位置を算出する、47.に記載の制御方法。
49. 31.乃至42.いずれか一つに記載の制御方法の各ステップを携帯端末に実行させるプログラム。
50. 43.乃至48.いずれか一つに記載の制御方法の各ステップをサーバ装置に実行させるプログラム。
10 カメラ
12 撮像画像
14 中心位置
20 マーカ
22 直線
24 直線
26 円
30 表示面
32 基準位置
50 ポインティング位置
60 表示位置
70 画像
90 表示画面
92 縁
100 スクリーン
105 方向
110 ポインティング方向
120 コンテンツ画像
122 面
124 法線
130 矢印
140 仮想オブジェクト
145 位置
150 基準位置
160 直線
170 直線
180 交点
190 表示画面
1000 計算機
1020 バス
1040 プロセッサ
1060 メモリ
1080 ストレージデバイス
1100 入出力インタフェース
1120 ネットワークインタフェース
2000 携帯端末
2020 取得部
2040 検出部
2060 算出部
2080 送信部
3000 サーバ装置
3020 受信部
3040 表示制御部
4000 情報処理システム
5000 計算機
5020 バス
5040 プロセッサ
5060 メモリ
5080 ストレージデバイス
5100 入出力インタフェース
5120 ネットワークインタフェース

Claims (28)

  1. カメラが設けられている携帯端末であって、
    マーカの外観を表す情報と、前記マーカと表示面との配置関係を示す情報とを含むマーカ情報を取得する取得手段と、
    前記マーカ情報を用いて、前記カメラによって生成された撮像画像からマーカを検出する検出手段と、
    前記検出されたマーカ及び前記マーカ情報を用いて、当該携帯端末によって指し示される前記表示面上の位置を算出する算出手段と、
    前記算出した表示面上の位置を他の装置へ送信する送信手段と、を有する携帯端末。
  2. カメラが設けられている携帯端末であって、
    マーカの外観を表す情報と、前記マーカと表示面との配置関係を示す情報とを含むマーカ情報を取得する取得手段と、
    前記マーカ情報を用いて、前記カメラによって生成された撮像画像からマーカを検出する検出手段と、
    前記検出されたマーカ及び前記マーカ情報を用いて、前記マーカを基準とした当該携帯端末の位置を算出する算出手段と、
    前記算出した当該携帯端末の位置を他の装置へ送信する送信手段と、を有する携帯端末。
  3. 前記算出手段は、前記検出されたマーカ及び前記マーカ情報を用いて、前記マーカを基準とした当該携帯端末の姿勢をさらに算出し、
    前記送信手段は、前記算出した当該携帯端末の姿勢をさらに前記他の装置へ送信する、請求項2に記載の携帯端末。
  4. 前記マーカは、前記他の装置によって前記表示面に表示される画像であり、
    前記取得手段は、前記他の装置から前記マーカ情報を取得する、請求項1乃至3いずれか一項に記載の携帯端末。
  5. 前記マーカは、前記表示面と所定の配置関係にある場所に予め設けられおり、
    前記マーカ情報は、前記所定の配置関係を示す、請求項1乃至3いずれか一項に記載の携帯端末。
  6. 前記表示面はディスプレイ装置の表示画面であり、
    前記マーカは前記表示画面の縁に設けられている、請求項5に記載の携帯端末。
  7. 前記マーカは、前記表示画面と所定の配置関係にある場所に予め設けられた実物体の3次元形状である、請求項5又は6に記載の携帯端末。
  8. 前記カメラはデプスカメラであり、
    前記検出手段は、前記デプスカメラを用いて前記マーカの3次元形状を検出することで、前記マーカを検出する、請求項7に記載の携帯端末。
  9. カメラが設けられている携帯端末であって、
    表示面の外観を表す表示面情報を取得する取得手段と、
    前記カメラによって生成された撮像画像から、前記表示面の縁を検出する検出手段と、
    前記検出した表示面の縁、前記表示面情報、及び前記撮像画像の所定位置を用いて、当該携帯端末が指し示す前記表示面上の位置を算出する算出手段と、
    前記算出した表示面上の位置を他の装置へ送信する送信手段と、を有する携帯端末。
  10. 前記送信手段は、当該携帯端末の識別子に対応づけて前記表示面上の位置を送信する、請求項1乃至9いずれか一項に記載の携帯端末。
  11. 前記表示面は、ディスプレイ装置の表示画面である、請求項1乃至5及び7乃至10いずれか一項に記載の携帯端末。
  12. 前記表示面は、画像が投影される投影面である、請求項1乃至5及び7乃至10いずれか一項に記載の携帯端末。
  13. 携帯端末から表示面上の位置を受信する受信手段と、
    前記表示面において、前記受信した位置に画像を表示させる表示制御手段と、を有するサーバ装置。
  14. 前記受信手段は、複数の前記表示面の内の1つの識別子をさらに受信し、
    前記表示制御手段は、前記受信した識別子によって特定される前記表示面において、前記受信した位置に前記画像を表示させる、請求項13に記載のサーバ装置。
  15. 前記受信手段は、複数の携帯端末それぞれから、その携帯端末の識別子と対応づけて、前記表示面上の位置を受信し、
    前記表示制御手段は、複数の前記携帯端末から受信した前記表示面上の位置それぞれに、各前記携帯端末の識別子に対応する画像を表示させる、請求項13又は14に記載のサーバ装置。
  16. 前記受信手段は、前記携帯端末から受信した前記表示面上の位置に表示させる画像を、その携帯端末から受信する、請求項15に記載のサーバ装置。
  17. 携帯端末から、マーカを基準とする前記携帯端末の位置を受信手段と、
    前記マーカを基準とする前記携帯端末の位置に基づいて、前記携帯端末によって指し示される表示面上の位置を算出する算出手段と、
    前記表示面において、前記算出した位置に画像を表示させる表示制御手段と、を有するサーバ装置。
  18. 前記受信手段は、前記携帯端末から、前記マーカを基準とする前記携帯端末の姿勢をさらに受信し、
    前記算出手段は、前記マーカを基準とする前記携帯端末の位置及び姿勢に基づいて、前記携帯端末によって指し示される表示面上の位置を算出する、請求項17に記載のサーバ装置。
  19. カメラが設けられている携帯端末と、サーバ装置とを有する情報処理システムであって、
    前記携帯端末は、
    マーカの外観を表す情報と、前記マーカと表示面との配置関係を示す情報とを含むマーカ情報を取得する取得手段と、
    前記マーカ情報を用いて、前記カメラによって生成された撮像画像からマーカを検出する検出手段と、
    前記検出されたマーカ及び前記マーカ情報を用いて、前記携帯端末によって指し示される前記表示面上の位置を算出する算出手段と、
    前記算出した表示面上の位置を前記サーバ装置へ送信する送信手段と、を有し、
    前記サーバ装置は、
    前記携帯端末から前記表示面上の位置を受信する受信手段と、
    前記受信した表示面上の位置に画像を表示させる表示制御手段と、を有する情報処理システム。
  20. カメラが設けられている携帯端末と、サーバ装置とを有する情報処理システムであって、
    前記携帯端末は、
    マーカの外観を表す情報と、前記マーカと表示面との配置関係を示す情報とを含むマーカ情報を取得する取得手段と、
    前記マーカ情報を用いて、前記カメラによって生成された撮像画像からマーカを検出する検出手段と、
    前記検出されたマーカ及び前記マーカ情報を用いて、前記マーカを基準とした前記携帯端末の位置を算出する算出手段と、
    前記算出した携帯端末の位置を他の装置へ送信する送信手段と、を有し、
    前記サーバ装置は、
    前記携帯端末から、前記マーカを基準とした前記携帯端末の位置を受信する受信手段と、
    前記マーカを基準とする前記携帯端末の位置に基づいて、前記携帯端末によって指し示される表示面上の位置を算出する算出手段と、
    前記表示面において、前記算出した位置に画像を表示させる表示制御手段と、を有する情報処理システム。
  21. カメラが設けられている携帯端末と、サーバ装置とを有する情報処理システムであって、
    前記携帯端末は、
    表示面の外観を表す表示面情報を取得する取得手段と、
    前記カメラによって生成された撮像画像から、前記表示面の縁を検出する検出手段と、
    前記検出した表示面の縁、前記表示面情報、及び前記撮像画像の所定位置を用いて、前記携帯端末が指し示す前記表示面上の位置を算出する算出手段と、
    前記算出した表示面上の位置を他の装置へ送信する送信手段と、を有し、
    前記サーバ装置は、
    前記携帯端末から前記表示面上の位置を受信する受信手段と、
    前記受信した表示面上の位置に画像を表示させる表示制御手段と、を有する情報処理システム。
  22. カメラが設けられている携帯端末によって実行される制御方法であって、
    マーカの外観を表す情報と、前記マーカと表示面との配置関係を示す情報とを含むマーカ情報を取得する取得ステップと、
    前記マーカ情報を用いて、前記カメラによって生成された撮像画像からマーカを検出する検出ステップと、
    前記検出されたマーカ及び前記マーカ情報を用いて、前記携帯端末によって指し示される前記表示面上の位置を算出する算出ステップと、
    前記算出した表示面上の位置を他の装置へ送信する送信ステップと、を有する制御方法。
  23. カメラが設けられている携帯端末によって実行される制御方法であって、
    マーカの外観を表す情報と、前記マーカと表示面との配置関係を示す情報とを含むマーカ情報を取得する取得ステップと、
    前記マーカ情報を用いて、前記カメラによって生成された撮像画像からマーカを検出する検出ステップと、
    前記検出されたマーカ及び前記マーカ情報を用いて、前記マーカを基準とした前記携帯端末の位置を算出する算出ステップと、
    前記算出した当該携帯端末の位置を他の装置へ送信する送信ステップと、を有する制御方法。
  24. カメラが設けられている携帯端末によって実行される制御方法であって、
    表示面の外観を表す表示面情報を取得する取得ステップと、
    前記カメラによって生成された撮像画像から、前記表示面の縁を検出する検出ステップと、
    前記検出した表示面の縁、前記表示面情報、及び前記撮像画像の所定位置を用いて、前記携帯端末が指し示す前記表示面上の位置を算出する算出ステップと、
    前記算出した表示面上の位置を他の装置へ送信する送信ステップと、を有する制御方法。
  25. サーバ装置によって実行される制御方法であって、
    携帯端末から表示面上の位置を受信する受信ステップと、
    前記受信した表示面上の位置に画像を表示させる表示制御ステップと、を有する制御方法。
  26. サーバ装置によって実行される制御方法であって、
    携帯端末から、マーカを基準とする前記携帯端末の位置を受信ステップと、
    前記マーカを基準とする前記携帯端末の位置に基づいて、前記携帯端末によって指し示される表示面上の位置を算出する算出ステップと、
    前記表示面において、前記算出した位置に画像を表示させる表示制御ステップと、を有する制御方法。
  27. 請求項22乃至24いずれか一項に記載の制御方法の各ステップを携帯端末に実行させるプログラム。
  28. 請求項25又は26に記載の制御方法の各ステップをサーバ装置に実行させるプログラム。
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