JP2018161709A - 対話制御システムおよび対話制御装置 - Google Patents

対話制御システムおよび対話制御装置 Download PDF

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Tomohiko Ouchi
内 智 彦 大
田 雄 介 柴
Yusuke Shibata
田 雄 介 柴
川 浩 平 小
Kohei Ogawa
川 浩 平 小
川 雄一郎 吉
Yuichiro Yoshikawa
川 雄一郎 吉
黒 浩 石
Hiroshi Ishiguro
黒 浩 石
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Abstract

【課題】顧客が希望するペースで対話を行うことが可能な対話制御装置およびロボット制御システムを提供する。【解決手段】対話制御装置は、操作端末と、第1制御部と、滞在状態判断部と、制限部と、を備える。操作端末は、飲食店に来店した顧客と対話するために指示信号に応じた動作を行うロボットと、顧客と前記ロボットとの対話のために操作する。第1制御部は、操作端末の操作によってロボットとの対話の進行を制御する。滞在状態判断部は、顧客の前記飲食店内での滞在状態を判断する。制限部は、滞在状態判断部にて判断された顧客の滞在状態に基づいて、第1制御部による対話の進行制御を制限する。【選択図】図1

Description

本発明は、対話制御システムおよび対話制御装置に関する。
近年、レストランその他公共施設において、来場客の案内役としてヒューマノイド型ロボットを活用する事例が見られる(特許文献1参照)。このようなロボットとのコミュニケーション(対話)を専用の操作端末を用いて行う技術が検討されており、この技術によれば、顧客は、操作端末を介してロボットとの対話を楽しんだり、案内情報を入手したりすることができる。
具体的には、テーブル席に設置されたロボットと、直接的あるいはタブレット等を介して間接的に対話を行うサービスが考えられる。この場合、お薦めメニューを提示したり、雑談をしたりすることにより顧客の満足度を向上させることができる。
特開2015−66623号公報
しかしながら、飲食店内では様々な音(会話、食器音、人の歩く音、店員のあいさつ等)が入り混じっており、ロボットの発話内容を聞き取れないことが多々あり、食事を急いでおり対話を早く進めたい(メニュー選択の場面)と思う顧客もいる等、様々な状況に対応する必要がある。そのため、容易に対話を戻したり、進めたりすることが求められている。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、顧客が希望するペースで対話を行うことが可能な対話制御システムおよび対話制御装置を提供することである。
一実施形態に係る対話制御システムは、飲食店に来店した顧客と対話するために指示信号に応じた動作を行うロボットと、顧客とロボットとの対話のために操作する操作端末と、操作端末の操作によってロボットとの対話の進行を制御する第1制御部と、顧客の飲食店内での滞在状態を判断する滞在状態判断部と、滞在状態判断部にて判断された顧客の滞在状態に基づいて、第1制御部による対話の進行制御を制限する制限部と、を備える。
滞在状態判断部にて判断される顧客の滞在状態は、顧客が飲食店に入店または着席してから飲食物を注文するまでの状態と、顧客が注文した飲食物が提供されるのを待っている状態と、顧客が飲食物の飲食を完了するまでの状態と、顧客が飲食物の飲食を完了してから退店するまでの状態と、のうち少なくとも1つの状態を含んでもよい。
制限部は、滞在状態判断部にて飲食店に入店または着席してから飲食物を注文するまでの状態であると判断される場合は、第1制御部による対話を進める制御を制限にしてもよい。
制限部は、滞在状態判断部にて顧客が飲食物の飲食を完了するまでの状態であると判断される場合は、第1制御部に対して顧客とロボットとの対話の停止を指示してもよい。
第1制御部は、操作端末における操作によって、対話を進めるか、戻すか、停止するか、又は切り替える制御を行ってもよい。
操作端末は、タッチパネルを有し、
タッチパネル内に対話の進行を制御するための少なくとも一つの指標を表示させる第2制御部を更に備え、
第1制御部は、指標の操作に応じて、対話を進めるか、戻すか、停止するか、又は切り替える制御を行ってもよい。
操作端末は、指標に基づいてタッチパネルをなぞった方向を示す第1検出信号を出力し、第1制御部は、第1検出信号に基づき、対話を進めるか、又は戻すかの制御を行ってもよい。
第1制御部は、ロボットが発話中にタッチパネルをなぞる操作が行われると、なぞる操作後に行われるべき対話をロボットが準備可能になるまでの間に、ロボットに予め定めた発話を行わせてもよい。
タッチパネルをなぞる速度を検出する速度検出部を更に備え、
第1制御部は、速度検出部で検出された速度に応じて、対話を進める又は戻す速度を制御してもよい。
操作端末は、タッチパネル上の指標がタッチされたか否かを示す第2検出信号を出力し、第1制御部は、第2検出信号に基づき、対話を進めるか、戻すか、停止するか、又は切り替える制御を行うようにしてもよい。
操作端末は、音声出力部を有し、指標の操作がされた後に、操作の内容を示す発話を音声出力部から音声出力させる第3制御部を更に備えてもよい。
飲食店に来店した顧客と対話するための対話シナリオ情報を複数の対話シナリオ情報から取得する情報取得部を更に備え、
第1制御部は、情報取得部で取得された対話シナリオ情報に基づいて、ロボットとの対話の進行を制御するようにしてもよい。
一実施形態に係る対話制御装置は、飲食店に来店した顧客と対話するために指示信号に応じた動作をロボットに行わせる対話制御装置であって、顧客とロボットとの対話のための情報入力、情報選択および情報操作の少なくとも一つを行うユーザインタフェース部と、ユーザインタフェース部による情報入力、情報選択および情報操作の少なくとも一つに基づいて、ロボットとの対話の進行を制御する制御部と、顧客の飲食店内での滞在状態を判断する滞在状態判断部と、滞在状態判断部にて判断された顧客の滞在状態に基づいて、制御部による対話の進行制御を制限する制限部と、
を備える。
本発明によれば、顧客が希望するペースで対話の進行を制御することができ、より満足感のある対話を行うことができる。
一実施形態に係るロボット制御システムの一例を示すブロック図。 一実施形態に係る入力部の一例を示すブロック図。 一実施形態に係るシナリオ制御部の一例を示すブロック図。 制限部が行う対話の進行制御に関する動作例を示すフローチャート。 ロボットとユーザとの対話の一例を示す図。 選択肢がユーザにより選択された場合の表示部の表示例を示す図。 注文が終了し、料理が来るのを待っている場面を示す図。 食事中の場面を示す図。 食事が終了し、会計を待っている場面を示す図。 第1変形例に係るロボット制御システムの一例を示すブロック図。 第2変形例に係るロボット制御システムの一例を示すブロック図。
以下、本発明の実施形態に係る対話制御システム及びロボット制御システムの構成及び作用について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態は、本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。また、本実施形態で参照する図面において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号又は類似の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率は説明の都合上実際の比率とは異なる場合や、構成の一部が図面から省略される場合がある。
図1は、本発明の実施形態によるロボット制御システム1を示すブロック図である。図1に示すように、ロボット制御システム1は、ロボット2と、ロボット制御装置の一例である操作端末3と、ハンディ端末4と、POS(Point of Sales)システムなどの店舗システム5と、を備える。ロボット制御システム1は、例えば、飲食店の顧客(以下、ユーザと呼ぶ)が、ロボット2を操作する操作端末3を介してロボット2と対話をするためのシステムである。
図1におけるロボット2は、人間に似た外観及び対話機能を有する機械、すなわちヒューマノイドである。なお、ロボット2は、動物やキャラクタなどの人間と非類似の外観を有していてもよい。また、ロボット2は、表示部35に表示された画像による仮想的なロボットであってもよい。
(ロボット2)
図1に示すように、ロボット2は、ロボット駆動部21と、駆動制御部の一例であるロボット制御部22とを有する。ロボット2は、商用電源から供給される電力によって駆動するものであってもよいし、電池等のバッテリにより駆動するものであってもよい。
ロボット駆動部21は、ロボット2の発話音声を出力する音声出力装置を備える。ロボット駆動部21を必要に応じて駆動させることにより、ユーザとの対話を行うためにロボット2に発話させることができる。ロボット駆動部21には、ロボット制御部22から、ロボット駆動部21の駆動を制御する駆動制御信号が入力される。ロボット駆動部21は、駆動制御信号に応じて駆動される。なお、ロボット駆動部21は、他に、自由度を有するロボット2の部位を駆動するアクチュエータや、ロボット2の眼球部を点灯させる点灯装置等を有していてもよい。
ロボット制御部22は、指令信号の一例であるロボット制御コマンドを操作端末3から受信する。ロボット制御部22は、受信したロボット制御コマンドに基づいて上述の駆動制御信号を生成し、生成された駆動制御信号をロボット駆動部21へと出力する。すなわち、ロボット2は、ロボット制御コマンドに応じて動作することができる。なお、ロボット2を発話させるためのコマンドには、発話内容を示すデータ(後述するシナリオデータ)が含まれる。
ロボット制御部22は、例えば、アプリケーションプログラムやこれを動作させるオペレーティングシステムなどのソフトウェアが記憶された少なくとも1つのメモリと、メモリに記憶されたソフトウェアを実行するCPU(Central Processing Unit)とを有し、メモリに記憶されたソフトウェアをCPUが実行することにより駆動制御信号を生成してもよい。
(操作端末3)
操作端末3は、ユーザが携帯するものであり、例えば、タッチ機能を備えたタブレット端末である。この他、操作端末3は、スマートフォンや卓上のディスプレイ型の端末などでもよい。図1に示すように、操作端末3は、センサの一例である方位センサ31と、指令信号部及び送信部の一例である動作生成部32とを有する。操作端末3は、内蔵電池から供給される電力によって駆動される。なお、本実施形態に係る対話制御装置は、操作端末3に対応する。
方位センサ31は、操作端末3の方位を示す方位検出信号を動作生成部32へと出力する。方位センサ31は、検出された操作端末3の方位を示す方位検出信号を動作生成部32へと出力する。動作生成部32は、例えば、方位センサ31からの方位検出信号に基づいて、操作端末3が存在する方向を向くように、ロボット2の姿勢を制御するためのロボット制御コマンドを生成する。
動作生成部32は、方位センサ31の出力に基づいてロボット2の動作を制御するロボット制御コマンドを生成する。動作生成部32は、生成されたロボット制御コマンドを、例えば、Wi−Fiなどの無線通信を介してロボット制御部22へと送信する。ロボット制御部22は、動作生成部32からのロボット制御コマンドを受信し、受信されたロボット制御コマンドに応じた駆動制御信号をロボット駆動部21へと出力することにより、ロボット2の動作の制御を行う。
また、動作生成部32は、対話に用いるシナリオデータに基づいてロボット2を制御するロボット制御コマンドを生成する。これにより、対話データを音声として発生させるロボット制御コマンドをロボット制御部22へと送信することにより、ロボット2から音声を発生させる。この際、シナリオデータに基づいてロボット2の口の部分を開閉させたり、光らせたりするロボット制御コマンドを併せてロボット制御部22に送信し、ロボット2の口を開閉させたり、光らせたりさせることもできる。ロボット2から出力される音声は、意味のある言葉を含む発話でもよいし、言葉を含まない擬制音などでもよい。
ロボット2の動作としては、音声を用いてユーザと会話を行う対話動作も含まれる。ユーザとロボット2との間での対話を行うための構成として、操作端末3は、上述の動作生成部32に加え、さらに、シナリオDB(データベース)33と、シナリオ制御部34と、表示部35と、タッチパネル等の入力部36と、音声出力部37とを備える。
図1に示すように、シナリオDB33には、ユーザとロボット2との間での対話を行うための複数の対話シナリオ情報が蓄積されている。対話シナリオ情報には、複数のシナリオ群(各シナリオ群は複数の対話シナリオを有する)や、複数の対話シナリオが含まれており、一つの対話シナリオは、ロボット2とユーザとの間でやり取りされる対話のストーリである。一つの対話シナリオは、ロボット2が対話、すなわち発話、動作などに用いるロボット側シナリオデータと、ユーザが対話、すなわち、操作端末3での選択に用いるユーザ側シナリオデータとで構成されている。ユーザ側シナリオデータは、ロボット側シナリオデータに対して応答可能な幾つかの対話シナリオデータを含んでおり、これらの中から任意のデータをユーザは入力部36にて選択することができる。そして、ユーザ側シナリオデータに示される対話シナリオの選択肢のそれぞれに、互いに異なる新たな下位のユーザ側シナリオデータが対応付けられている。すなわち、対話シナリオデータは、ロボット側シナリオデータとユーザ側シナリオデータが交互にノードとして結合されたツリー構造を有する。ツリー構造のうち、最上位から最下位にわたる所定の一連のノード群は、例えば典型的な対話に用いられる基本シナリオとして管理されている。また、他のノード群は、基本シナリオを補正する補正シナリオとして管理されていてもよい。
シナリオ制御部34は、店舗システム5から出力されたデータに基づいてシナリオを制御する。本実施形態に係る表示部35は、タッチパネルを構成する例えば液晶パネルである。また、本実施形態に係る入力部36は、タッチパネルをタッチまたはスワイプする(触る、またはなぞる)ことで、種々の情報を入力する。図2は、入力部36の一例を示すブロック図である。この図2に示すように入力部36は、第1信号入力部361と、第2信号入力部362と、第3信号入力部363とを備える。第1信号入力部361は、表示部35に表示される指標に基づいてタッチパネルをなぞった方向を示す第1検出信号を出力する。第2信号入力部362は、タッチパネル上の指標がタッチされたか否かを示す第2検出信号を出力する。第3信号入力部363は、タッチパネル上をタッチされた座標とその時刻とを示す第3検出信号を出力する。なお、本実施形態に係るユーザインタフェース部は、表示部35、入力部36、及び音声出力部37により構成される。
音声出力部37は、シナリオ制御部34の制御に従い、音声を発生する。速度検出部38は、第3信号入力部363が出力する第3信号を用いて、例えば表示部35及び入力部36により構成されるタッチパネルをなぞる速度を検出する。なお、本実施形態に係る表示部35及び入力部36はタッチパネルを構成するが、これに限定されず、表示部35と、入力部36とをそれぞれ別体の装置として構成してもよい。
ここで、図3に基づき、シナリオ制御部34の具体的な構成を説明する。図3は、シナリオ制御部34のブロック図を示す図である。この図3に示すように、シナリオ制御部34は、受信部341と、滞在状態判断部342と、情報取得部343と、対話制御部345と、を備える。また、シナリオ制御部34は、推奨メニュー提供部344を備えていてもよい。このように、推奨メニュー提供部344は、必須の構成部ではない。
受信部341は、店舗システム5から出力されたステータスデータを含む情報を受信する。ステータスデータは、例えば飲食店の店舗スタッフが携帯する注文用のハンディ端末4にて入力可能である。このステータスデータは、ハンディ端末4から店舗システム5に送信され、その後、店舗システム5からシナリオ制御部34の受信部341へと送信される。また、ステータスデータは、店舗システム5を経由せずに、ハンディ端末4から直接受信部341を介して操作端末3へと送信されるようにしてもよい。
ステータスデータの例としては、ユーザが入店したことを示す第1状態、ユーザが着席したことを示す第2状態、ユーザが飲食物を注文したことを示す第3状態、注文した飲食物がユーザに提供されたことを示す第4状態、ユーザが提供された飲食物の飲食を完了したことを示す第5状態、ユーザが退店したことを示す第6状態などがある。これには限られず、ステータスデータは、ユーザが離席したことを示す離席状態、ユーザ同士が会話をしている会話状態、又は、ユーザが食後にデザートを注文した状態などを備えていてもよい。このように、ステータスデータは、時間の経過とともに変化するユーザの滞在状態を判断するのに用いられる情報である。
滞在状態判断部342は、受信部341が受信した情報のうち、ステータスデータに基づいて、例えばユーザの飲食店内での滞在状態を判断する。滞在状態判断部342は、例えば受信部341を介してユーザが着席したことを示す第2状態の信号を受信すると、飲食店に着席してから飲食物を注文するまでの状態であると判断する。同様に、滞在状態判断部342は、例えば受信部341を介して第3状態の信号を受信すると、ユーザが注文した飲食物が提供されるのを待っている状態であると判断する。同様に、滞在状態判断部342は、例えば受信部341を介して第4状態の信号を受信すると、ユーザが飲食物の飲食を完了するまでの状態であると判断する。
同様に、滞在状態判断部342は、例えば受信部341を介して第5状態の信号を受信すると、ユーザが飲食物の飲食を完了してから退店するまでの状態であると判断する。上述のステータスデータと同様に、滞在状態も、時間の経過とともに変化するユーザの状態を示す情報である。
なお、ステータスデータと滞在状態の関連性は、上述したもの以外の構成であってもよい。例えば、店舗スタッフが、ステータスデータとして滞在状態そのものを入力するようにしてもよい。すなわち、ユーザの行為をトリガとして入力するのではなく、状態そのものを入力するものであってもよい。具体的には、店舗スタッフが、着席した、注文した、といった行為を入力するのではなく、着席している状態、注文して飲食物待機中の状態といった状態を直接入力するようにしてもよい。この場合、滞在状態判断部342は、受信したステータスデータそのものを滞在状態であると判断する。このような入力の違いは、基本的には設計事項の問題である。
情報取得部343は、飲食店に来店したユーザと対話するための対話シナリオ情報をシナリオDB33内の複数の対話シナリオ情報の中から取得する。すなわち、この情報取得部343は、対話制御部345の制御に従い、シナリオDB33に記憶される複数の対話シナリオ情報の中から、ユーザと対話するための対話シナリオ情報を取得し、対話制御部345に出力する。情報取得部343は、ユーザの滞在状態に応じて対話するシナリオデータを取得するようにしてもよいし、情報取得部343がシナリオ群を取得した上で、当該シナリオ群から対話に用いるシナリオデータを選択して出力するようにしてもよい。
推奨メニュー提供部344は、メニュー中にお薦めのメニューがある場合に、お薦めのメニューに関する推奨メニュー情報を情報取得部343に送信する。情報取得部343は、シナリオDB33から、当該推奨メニューに関する対話シナリオ情報を取得する。
例えば、ユーザが着席後、注文前の滞在状態である場合に、情報取得部343で取得した推奨メニューに関する対話シナリオ情報に基づいて、推奨メニュー提供部344が推奨メニューを出力するようにしてもよい。
対話制御部345は、対話シナリオ情報に基づいて、対話シナリオを進行させる。すなわち、本実施形態に係る対話制御部345は、第1制御部345Aと、第2制御部345Bと、第3制御部345Cと、制限部345Dとを、備えている。
第1制御部345Aは、情報取得部343が取得した対話シナリオ情報に基づき対話シナリオの進行を制御する。この第1制御部345Aは、対話シナリオの進行を行いつつ、対話シナリオ情報に含まれるロボット側シナリオデータを動作生成部32に出力し、ユーザ側のシナリオデータを第2制御部345Bに出力する。また、第1制御部345Aは、操作端末3の操作によってロボット2との対話シナリオの進行を制御する。具体的には、第1制御部345Aは、表示部35に表示される指標に対する操作によって、ロボット2との対話を進めるか、戻すか、停止するか、又は切り替える制御を行う。例えば、ユーザは、表示部35に表示される指標が示す向きに従って、指標をなぞってもよく、指標をタッチしてもよい。例えば第1制御部345Aは、第1信号入力部361が生成したタッチパネルをなぞった方向を示す第1検出信号に基づき、対話を進めるか、又は戻すかの制御を行う。例えば第1制御部345Aは、速度検出部38が検出したタッチパネルをなぞる速度に応じて、対話を進める又は戻す速度を制御する。また、第1制御部345Aは、ロボット2が発話中にタッチパネルをなぞる操作が行われると、なぞる操作後に行われるべき対話をロボット2が準備可能になるまでの間に、ロボット2に予め定めた発話を、第3制御部345Cを介して行わせる。さらにまた、第1制御部は、第2信号入力部362が生成した指標がタッチされたことを示す第2検出信号に基づき、対話を進めるか、戻すか、停止するか、又は切り替える制御を行う。
第2制御部345Bは、これらの指標を入力部36のタッチパネルに表示させる表示制御を行う。例えば、第2制御部345Bは、入力された対話シナリオ情報に基づいてユーザ側の”対話シナリオの選択肢”を示す画像情報を指標として入力部36に表示させる。また、第2制御部345Bは、”先送り”、”戻り”、”停止”などの文字表示を指標として入力部36に表示させる。これらの”先送り”、”戻り”、”停止”、”対話シナリオの選択肢”などの指標は、それぞれが、対話シナリオの進行を”進める”、”戻す”、”停止する”、”切り替える”などの操作に対応している。すなわち、第1制御部345Aは、対話シナリオの進行を”進める”、”戻す”、”停止する”、”切り替える”などに対応する指示信号に基づき、ロボットとの対話の進行を制御する。このように、第1制御部345Aは、ユーザインタフェース部による情報入力、情報選択および情報操作の少なくとも一つに基づいて、ロボット2との対話の進行を制御する。
第3制御部345Cは、これらタッチパネルに表示される指標に対する操作がされた後に、この操作の内容を示す発話をさせる。例えば、本実施形態に係る第3制御部345Cは、”先送りが選択されると、”急いでいるの”とロボット2に発話させ、”戻り”が選択されると、”聞き漏らした”とロボット2に発話させ、”対話シナリオの選択肢”が選択されると、”ちょっと待ってね”とロボット2に発話させたりする。これにより、ユーザは、ロボット2との対話により臨場感を感じることができる。なお、指標に対する操作がされた後に、この操作の内容を示す音声を音声出力部37から出力させてもよい。
また、第3制御部345Cは、第1制御部345Aの制御に従い、ロボット2が発話中にタッチパネルをなぞる操作が行われると、なぞる操作後に行われるべき対話をロボット2が準備可能になるまでの間に、ロボット2に予め定めた発話を行わせる。例えば、第3制御部345Cは、指標に対する操作後に行われるべき対話をロボット2が準備可能になるまでの間に、上述のように” 聞き漏らした”、”急いでいるの”、”ちょっと待ってね”などの予め定めた発話をロボット2に行わせる。これにより、ユーザは、ロボット2の発話の遅れを感じることがなく、ロボット2との対話をより自然な感じで行うことができる。
制限部345Dは、滞在状態判断部342にて判断されたユーザの滞在状態に基づいて、第1制御部345Aによる対話の進行制御を制限する。例えば、制限部345Dは、滞在状態判断部342にてユーザが飲食店に入店または着席してから飲食物を注文するまでの状態であると判断される場合には、第1制御部345Aによる対話を進める制御を制限する。これにより、例えばユーザはメニューの内容に関する対話を省略または簡略化することが制限され、店舗側はユーザに対してメニュー内容を確実に伝えることができる。
追加
また、ユーザが注文した飲食物の提供を待っている状態である場合、第1制御部345Aによる対話を進めたり、戻したりする制御を一切制限しない。これにより、ユーザの希望により対話の進行を自由に制御することが可能になり、ユーザにとってより満足感のある対話を実現することができる。
一方で、例えば、制限部345Dは、滞在状態判断部342にてユーザが飲食物の飲食を完了するまでの状態であると判断される場合には、第1制御部345Aに対してユーザとロボット2との対話の停止を指示する。これにより、例えばユーザは、食事に集中することが可能である。これらから分かる様に、ユーザの滞在状態に基づいて、対話の進行制御を制限することで、ユーザに対してロボット2への関与を調整することが可能である。このように、制限部345Dは、店舗スタッフがハンディ端末4へ入力したユーザの滞在状態に基づいて、第1制御部345Aによる対話の進行制御を制限する。
以上の構成により、対話シナリオデータを用いてユーザとロボット2との間での対話を行うことができる。
次に、滞在状態判断部342が判断したユーザの滞在状態に基づき、制限部345Dが行う対話の進行制御に関する動作例を説明する。図4は、制限部345Dが行う対話の進行制御に関する動作例を示すフローチャートである。
まず、滞在状態判断部342は、受信部341を介して店舗システム5からステータスデータを取得する(ステップS10)。滞在状態判断部342は、受信した信号が、ユーザが入店したことを示す第1状態を示す信号、又はユーザが着席したことを示す第2状態を示す信号であるか否かを判定する(ステップS11)。
受信した信号が、ユーザが入店したことを示す第1状態を示す信号、又はユーザが着席したことを示す第2状態を示す信号である場合(ステップS11:YES)、滞在状態判断部342は、ユーザが飲食店に入店または着席してから飲食物を注文するまでの状態、すなわち注文前であると判断する。この場合、制限部345Dは、第1制御部345Aによる対話を進める制御を制限する。
一方で、受信した信号が、ユーザが入店したことを示す第1状態を示す信号、及びユーザが着席したことを示す第2状態を示す信号でない場合(ステップS11:NO)、滞在状態判断部342は、ユーザが飲食物を注文したことを示す第3状態を示す信号であるか否かを判定する(ステップS13)。
受信した信号が、ユーザが飲食物を注文したことを示す第3状態を示す信号である場合(ステップS13:YES)、滞在状態判断部342は、ユーザが飲食物を注文したことを示す第3状態、すなわち商品の提供前の状態であると判断する。この場合、制限部345Dは、第1制御部345Aによる制御に関して制限をしない(ステップS14)。
一方で、受信した信号が、ユーザが飲食物を注文したことを示す第3状態を示す信号でない場合(ステップS13:NO)、滞在状態判断部342は、注文した飲食物がユーザに提供されたことを示す第4状態を示す信号であるか否かを判定する(ステップS15)。
受信した信号が、注文した飲食物がユーザに提供されたことを示す第4状態を示す信号である場合(ステップS13:YES)、滞在状態判断部342は、注文した飲食物がユーザに提供されたことを示す第4状態、すなわち、ユーザが飲食物の飲食を完了するまでの状態であると判断する。この場合、制限部345Dは、第1制御部345Aに対してロボット2との対話の進行制御(先送り、戻り、停止)を制限する(ステップS16)。
一方で、受信した信号が、注文した飲食物がユーザに提供されたことを示す第4状態を示す信号でない場合(ステップS13:NO)、滞在状態判断部342は、ユーザが提供された飲食物の飲食を完了したことを示す第5状態であると判断する。この場合、制限部345Dは、第1制御部345Aによる制御に関して制限をしない(ステップS17)。ただし、ステップS17においては、何らかの制限を設けてもよい。例えば、ユーザの会計を促すために、メニュー選択等の一部の対話を制限してもよい。
そして、滞在状態判断部342は、対話が終了した否かを判定し(ステップS18)、対話が終了していない場合(ステップS18:YES)は、ステップS10からの処理を繰り返す。一方で、対話が終了した場合(ステップS18:NO)は、全体の処理を終了する。このように、滞在状態判断部342は、受信部341を介して店舗システム5から受信した滞在情報を示す信号に基づいて、第1制御部345Aに対してロボット2との対話に関する制限をかける。
次に、対話シナリオの具体的な適用例について説明する。図5は、ロボット2とユーザとの対話の一例を示す図であり、推奨メニュー提供部344が推奨メニュー情報を提供した場合の例を示す図である。この図5に示すように、対話は、ロボット2と、操作端末3を用いて行われる。操作端末3は、例えば、表示部35と、表示部35に一体に組み込まれたタッチパネル式の入力部36と、を備えるタブレット型の携帯端末である。ロボット2からは、情報取得部343により選択されたロボット側シナリオデータに基づいて、例えば「なにを注文する?」という発話が実行される。この場面は、注文前であるので、制限部345Dにより、第1制御部345Aによる対話を進める制御が制限されている。このため、対話制御部345の第2制御部345Bは、”先送り”を示す指標を表示部35に表示させていない。また、推奨メニューに関するシナリオの最初の画面であるので、”戻り”を示す指標も、表示部35に表示させていない。
図6は、図5において、「おすすめメニューを教えて!」がユーザにより選択された場合の表示部35の表示例を示す図である。この図6に示すように、本日のおすすめメニューとして、推奨メニュー提供部344が提供した、「イタリア産チーズのハンバーグ」の文字が、画像や動画とともに表示される。それとともに、その他のおすすめメニューを併せて表示してもよい。さらに、ロボット2からイタリア産チーズのハンバーグの説明について、メニューの内容、おすすめの理由等を発話するようにしてもよい。この場面は、引き続き、注文前であるので、制限部345Dにより、第1制御部345Aによる対話を進める制御が制限されている。このため、第2制御部345Bは、”先送り”を示す指標を表示部35に表示させていない。
図7は、注文が終了し、料理が来るのを待っている場面を示す図である。この場合、第2制御部345Bは、第1制御部345Aに対して制限をかけていないので、第2制御部345Bは、”戻り”、”先送り”、”停止”を示す指標を表示部35に表示させている。この場合、例えば、”戻り”を示す指標をタッチするか、左方向に画面をなぞると、対話シーンを戻すことが可能である。一方で、例えば、”先送り”を示す指標をタッチするか、右方向に画面をなぞると、対話シーンを進めることが可能である。また、”停止”を示す指標をタッチすると、対話を終了可能である。なお、”戻り”、”先送り”、”停止”の操作は上記に限らず、音声での指示などあらゆる方法で行うことができる。
図8は、食事中の場面を示す図である。この図8に示すように、第2制御部345Bは、第1制御部345Aに対して対話の”戻り”、”先送り”、”停止”の操作に制限をかけている。このため、第2制御部345Bは、”戻り”、”先送り”、”停止”を示す指標を表示部35に表示させていない。
図9は、食事が終了し、会計を待っている場面を示す図である。この場合、第1制御部345Aに対して制限をかけていないので、第2制御部345Bは、”戻り”、”先送り”、 ”停止”を示す指標を表示部35に表示させている。ただし、会計を促すために、対話シーンに制限をかけてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、第1制御部345Aが操作端末3の操作によってロボット2との対話の進行を制御し、制限部345Dが滞在状態判断部342にて判断されたユーザの滞在状態に基づいて、第1制御部345Aによる対話の進行制御を制限することとした。これにより、ロボット2との対話を戻したり、進めたりすることが可能である。また、ユーザの滞在状態に応じて対話の進行制御に制限をかけられるので、ユーザの状態、例えば、注文前である状態や、飲食中である状態に適した対話の進行制御を行うことができ、ユーザの満足度を高めることが可能となる。
なお、上記の説明においては、滞在状態は、店舗スタッフがハンディ端末4から入力した際に遷移するものであるとしたが、これには限られない。例えば、ユーザの注文を確定した後に、ユーザの注文した飲食物の平均的な提供までの待ち時間が経過した後に、飲食中の滞在状態へと遷移するようにしてもよい。また、例えば、飲食物の提供が完了した後、30分や45分と言った所定の時間後に自動的にユーザの飲食が完了した滞在状態へと遷移するようにしてもよい。
特に、注文を受けた際には、店舗スタッフがハンディ端末4を操作するために滞在状態の更新を忘れることはないが、その他の滞在情報は、店舗スタッフが確認してハンディ端末4を操作しなくてはならないため、ハンディ端末4を介しての滞在情報の更新が為されない場合がある。このような場合に、予め決められた時間が経過すると自動的に滞在状態が遷移するようにしておくことは有効である。
(第1変形例)
図10は、第1変形例に係るロボット制御システム1の一例を示すブロック図である。上述した実施形態においては、シナリオDB33は、操作端末3内に設置されているものであったが、これには限られない。例えば、図10に示すように、シナリオDB33は、操作端末3の外部にあるものでもよい。そして、シナリオ制御部34は、ネットワーク6を介してシナリオDB33と接続される。
シナリオDB33は、操作端末3の外部の所定のサーバに備えられているものでもよいし、特定のサーバではなく、ネットワーク6により接続される所謂クラウド上に存在するデータベース(分散型データベースを含む)であってもよい。ネットワーク6と、操作端末3又はシナリオDB33は、有線又は無線の通信を介して接続される。
本変形例によれば、シナリオDB33を操作端末3内ではなく外部に有することにより、操作端末3にてシナリオDBの管理を行う必要がなくなるとともに、シナリオデータの一元管理をすることも可能となる。さらに、シナリオDB33がクラウド上に存在し、特定多数の編集者がシナリオデータを編集、あるいは、追加することが可能であるように設定することにより、よりバリエーションに富んだ対話内容を選択することも可能となる。
(第2変形例)
図11は、第2変形例に係るロボット制御システム1の構成を示す図である。この図11に示すように、動作生成部32、シナリオ制御部34、及び、シナリオDB33は、操作端末3ではなく、ロボット2内に備えられているものとしてもよい。すなわち、主要な制御機能を操作端末3ではなく、ロボット2に備えるようにしてもよい。動作生成部32、及び、シナリオ制御部34の動作は、上述した実施形態における動作と大きく異なることはなく、本変形例においても、図4に示すフローチャートにしたがって対話の処理が実行される。
本変形例によれば、操作端末3の構成を簡略化でき、また、操作端末3からロボット2へと送信するデータ量を削減できるため、操作端末3とロボット2との間の通信回線の性能が低い場合でも、支障なくロボット2との対話を行うことができる。なお、動作生成部32は、操作端末3及びロボット2の外部に設けられていてもよく、例えば、店舗システム5に内蔵されていてもよいし、店舗システム5とは別個の通信機器内に設けてもよい。
なお、上述した全ての実施形態及び変形例においては、対話は、ユーザ、又は、ロボット2が何かしらの情報を出力している状態として説明したが、これには限られない。例えば、食事中であれば、ロボット2との対話の必要性は低くなるので、このような場合においては、無言のシナリオをあらかじめ準備しておき、この無言のシナリオを出力するようにしてもよい。
上述した全ての実施形態及び変形例に係るロボット制御システム1は、既述したように飲食サービスに好適に適用することができるが、飲食サービス以外の種々のサービスに適用されてもよい。
本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1 ロボット制御システム、2 ロボット、3 操作端末、34 シナリオ制御部、38 速度検出部、342 滞在状態判断部、345A 第1制御部、345B 第2制御部、345C 第3制御部、345D 制限部

Claims (13)

  1. 飲食店に来店した顧客と対話するために指示信号に応じた動作を行うロボットと、
    前記顧客と前記ロボットとの対話のために操作する操作端末と、
    前記操作端末の操作によって前記ロボットとの対話の進行を制御する第1制御部と、
    前記顧客の前記飲食店内での滞在状態を判断する滞在状態判断部と、
    前記滞在状態判断部にて判断された前記顧客の滞在状態に基づいて、前記第1制御部による対話の進行制御を制限する制限部と、
    を備える対話制御システム。
  2. 前記滞在状態判断部にて判断される前記顧客の滞在状態は、
    前記顧客が前記飲食店に入店または着席してから飲食物を注文するまでの状態と、
    前記顧客が注文した飲食物が提供されるのを待っている状態と、
    前記顧客が飲食物の飲食を完了するまでの状態と、
    前記顧客が飲食物の飲食を完了してから退店するまでの状態と、のうち少なくとも1つの状態を含む請求項1に記載の対話制御システム。
  3. 前記制限部は、前記滞在状態判断部にて前記飲食店に入店または着席してから飲食物を注文するまでの状態であると判断される場合は、前記第1制御部による前記対話を進める制御を制限する、請求項2に記載の対話制御システム。
  4. 前記制限部は、前記滞在状態判断部にて前記顧客が飲食物の飲食を完了するまでの状態であると判断される場合は、前記第1制御部に対して前記顧客と前記ロボットとの対話の停止を指示する、請求項2に記載の対話制御システム。
  5. 前記第1制御部は、前記操作端末における操作によって、前記対話を進めるか、戻すか、停止するか、又は切り替える制御を行う請求項1乃至4のいずれか一項に記載の対話制御システム。
  6. 前記操作端末は、タッチパネルを有し、
    前記タッチパネル内に前記対話の進行を制御するための少なくとも一つの指標を表示させる第2制御部を更に備え、
    前記第1制御部は、前記指標の操作に応じて、前記対話を進めるか、戻すか、停止するか、又は切り替える制御を行う請求項5に記載の対話制御システム。
  7. 前記操作端末は、前記指標に基づいて前記タッチパネルをなぞった方向を示す第1検出信号を出力し、
    前記第1制御部は、前記第1検出信号に基づき、前記対話を進めるか、又は戻すかの制御を行う請求項6に記載の対話制御システム。
  8. 前記第1制御部は、前記ロボットが発話中に前記タッチパネルをなぞる操作が行われると、前記なぞる操作後に行われるべき対話を前記ロボットが準備可能になるまでの間に、前記ロボットに予め定めた発話を行わせる請求項7に記載の対話制御システム。
  9. 前記タッチパネルをなぞる速度を検出する速度検出部を更に備え、
    前記第1制御部は、前記速度検出部で検出された速度に応じて、前記対話を進める又は戻す速度を制御する請求項7に記載の対話制御システム。
  10. 前記操作端末は、前記タッチパネル上の前記指標がタッチされたか否かを示す第2検出信号を出力し、
    前記第1制御部は、前記第2検出信号に基づき、前記対話を進めるか、戻すか、停止するか、又は切り替える制御を行う請求項6に記載の対話制御システム。
  11. 前記操作端末は、音声出力部を有し、
    前記指標の操作がされた後に、前記操作の内容を示す発話を前記音声出力部から音声出力させる第3制御部を更に備える、請求項6乃至10のいずれか一項に記載の対話制御システム。
  12. 飲食店に来店した顧客と対話するための対話シナリオ情報を複数の対話シナリオ情報から取得する情報取得部を更に備え、
    前記第1制御部は、前記情報取得部で取得された対話シナリオ情報に基づいて、前記ロボットとの対話の進行を制御する請求項1乃至11のいずれか一項に記載の対話制御システム。
  13. 飲食店に来店した顧客と対話するために指示信号に応じた動作をロボットに行わせる対話制御装置であって、
    前記顧客と前記ロボットとの対話のための情報入力、情報選択および情報操作の少なくとも一つを行うユーザインタフェース部と、
    前記ユーザインタフェース部による情報入力、情報選択および情報操作の少なくとも一つに基づいて、前記ロボットとの対話の進行を制御する制御部と、
    前記顧客の前記飲食店内での滞在状態を判断する滞在状態判断部と、
    前記滞在状態判断部にて判断された前記顧客の滞在状態に基づいて、前記制御部による対話の進行制御を制限する制限部と、
    を備える対話制御装置。
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