JP2018160824A - 情報提供装置、端末装置、表示システム及び情報提供方法 - Google Patents

情報提供装置、端末装置、表示システム及び情報提供方法 Download PDF

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Abstract

【課題】機器に応じたキャラクターの画像を撮像画像に重畳して表示させる。【解決手段】サーバ(3)は、サーバ通信部(31)とサーバ制御部(32)とを備え、サーバ制御部(32)は、機器識別情報を参照して、キャラクター提示情報を決定し、決定したキャラクター提示情報を、サーバ通信部(31)を介して端末装置(2)に送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報提供装置、端末装置、表示システム及び情報提供方法に関する。
端末装置等で撮影した撮像画像に写っているマーカの近傍に、キャラクターの画像を重畳して表示する拡張現実(AR:Augmented Reality)の技術が従来技術として知られている。
例えば、特許文献1には、撮影画像に含まれるマーカを検出したら、当該マーカに対応する情報処理を開始し、対応するキャラクター、アイコンのオブジェクトを、被写空間に対応する3次元座標系に配置して撮影画像上に描画し、即時表示する情報処理装置が記載されている。
特開2015−41126号公報(2015年3月2日公開)
しかしながら、上述のような従来技術は、機器等に付されたマーカの情報を参照してキャラクターの画像を重畳して表示している。そのため、当該従来技術は、家電機器等の機器に応じてキャラクターの画像を重畳して表示させることができないという問題がある。
本発明は、上記課題を踏まえたものであり、その目的は、機器に応じたキャラクターの画像を撮像画像に重畳して表示させることにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報提供装置は、撮像画像にキャラクターの画像を重畳して表示する端末装置に対して情報を提供する情報提供装置であって、通信部と制御部とを備え、上記制御部は、上記撮像画像に含まれる機器の個体を識別する機器識別情報を参照して、上記キャラクターの提示態様を特定するキャラクター提示情報を決定し、決定した上記キャラクター提示情報を、上記通信部を介して上記端末装置に送信する。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る端末装置は、撮像部と表示部と通信部と制御部とを備える端末装置であって、上記制御部は、上記撮像部により撮像された撮像画像に含まれる機器の個体を識別する機器識別情報を参照して特定された、キャラクターの提示態様を特定するキャラクター提示情報を、上記通信部を介して取得し、上記キャラクター提示情報を参照して、上記表示部に、上記キャラクターの画像を上記撮像画像に重畳して表示させる。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示システムは、情報提供装置と端末装置とを含む表示システムであって、上記端末装置は、撮像部と表示部と端末通信部と端末制御部とを備え、上記情報提供装置は、サーバ通信部とサーバ制御部とを備え、上記端末制御部は、上記撮像部により撮像された撮像画像に含まれる機器の個体を識別する機器識別情報を、上記端末通信部を介して送信し、上記サーバ制御部は、キャラクターの提示態様を特定するキャラクター提示情報を、サーバ通信部を介して取得した上記機器識別情報を参照して決定し、決定した上記キャラクター提示情報を、上記サーバ通信部を介して上記端末装置に送信し、上記端末制御部は、上記キャラクター提示情報を、上記端末通信部を介して取得し、上記キャラクター提示情報を参照して、上記表示部に、上記キャラクターの画像を上記撮像画像に重畳して表示させる。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報制御方法は、撮像画像にキャラクターの画像を重畳して表示する端末装置に対して情報を提供する情報提供方法であって、上記撮像画像に含まれる機器の個体を識別する機器識別情報を参照して、上記キャラクターの提示態様を特定するキャラクター提示情報を決定するキャラクター提示情報決定工程と、決定した上記キャラクター提示情報を、上記サーバ通信部を介して上記端末装置に送信する送信工程とを含んでいる。
本発明の一態様によれば、機器に応じたキャラクターの画像を撮像画像に重畳して表示させることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る表示システムの要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る表示システムの概要を示す図である。 本発明の実施形態1に係るサーバの記憶部に格納されているキャラクター管理DBの一例を示す図である。 本発明の実施形態1に係る表示システムにおける情報提供処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る表示システムにおける情報提供処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る表示システムの要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係るサーバの記憶部に格納されているキャラクター管理DBの一例を示す図である。 本発明の実施形態2に係る表示システムにおける情報提供処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態4に係る表示システムの要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態5に係る表示システムの要部構成を示すブロック図である。 サーバ又は端末装置として利用可能なコンピュータの構成を例示したブロック図である。
<実施形態1>
本実施形態に係る表示システム1について、図1から図5を参照して以下に説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成は、特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
〔表示システム1〕
本実施形態に係る表示システム1の要部構成について、図1を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る表示システム1の要部構成を示すブロック図である。表示システム1は、図1に示すように、端末装置2と、サーバ(情報提供装置)3とを備えている。端末装置2とサーバ3とは、ネットワーク4を介して接続されており、端末装置2と家電機器5とは、無線LANルータ6を介して接続されている。
〔端末装置2〕
本実施形態に係る端末装置2の構成について、図1を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態に係る端末装置2は、撮像部21と、端末制御部22と、端末通信部(通信部)23と、音声出力部24と、表示部25とを備えている。
端末装置2としては、例えば、スマートフォン及びヘッドマウントディスプレイ等を挙げることができる。
なお、撮像部21、音声出力部24及び表示部25は、それぞれ単体のハードウェアによって構成されていてもよいし、複数のハードウェアによって分散的に構成されていてもよい。
〔撮像部21〕
撮像部21は、家電機器(機器)5の撮像画像7(図2参照)を取得する。撮像部21としては、例えば、カメラ等を挙げることができる。
〔端末制御部22〕
端末制御部22は、機器識別情報を、端末通信部23を介してサーバ3に送信する。また、端末制御部22は、キャラクター提示情報を、端末通信部23を介して取得する。続いて端末制御部22は、キャラクター提示情報を参照して、表示部25に、キャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させる。
ここで、機器識別情報とは、撮像部21により撮像された撮像画像7に含まれる家電機器5の個体を識別する情報のことを指す。具体的には、機器識別情報とは、図3のキャラクター管理DB(データベース)330における、デバイスID、又は撮像位置情報と機器種別情報とを含む情報のことを指す。
ここで、機器種別情報とは、家電機器5の外見から得られる種別情報である。
また、デバイスIDとは、家電機器5を一意に特定することができるIDであり、家電機器5一台毎に割り振られたIDである。換言すれば、デバイスIDとは、撮像画像7に含まれる、家電機器5との通信により得られる家電機器5の固有情報である。なお、後述の通り、撮像画像7に含まれる家電機器5のデバイスIDを特定するには、各デバイスIDに対応する機器種別情報が特定可能になっている必要がある。各デバイスIDに対応する機器種別情報を特定する方法の例として、キャラクター管理DB(データベース)330が各デバイスIDト機器種別情報とを対応付けたり、家電機器5がデバイスIDと機器種別情報とを一連の情報として提示したり、デバイスIDの一部が機器種別情報を含むようにデバイスIDを構成したりする方法を挙げることができる。
また、撮像位置情報とは、撮像画像7に家電機器5が含まれるときの、撮像画像7の撮像位置の位置情報であり、例えば、緯度、経度及び高度で表される。本実施例では、一般的な家等の建物では、同一の撮像位置から撮像した画像に、複数の家電機器5が含まれていることはあっても、それらのうち、同一の機器種別情報を有する家電機器5は高々1つであるという仮定をおく。そして、この仮定の下、撮像画像7の撮像位置情報と、撮像画像7に含まれる家電機器5の機器種別情報とを含む情報は、家電機器5を一意に特定することができるものと考える。
なお、図3から明らかなように、無線LANルータ識別情報は、機器識別情報には含まれていない。無線LANルータ識別情報については、後述の実施形態2で詳細に説明する。
また、キャラクター提示情報とは、家電機器5に対応付けられたキャラクター8の提示態様を特定するものである。具体的には、キャラクター提示情報とは、図3のキャラクター管理DB330に示されるように、キャラクターID及び外見等を含む情報のことを指す。また、図3のキャラクター管理DB330には記載されていないが、キャラクター提示情報は、他に、発話内容、及び、キャラクター8の服装等を含んでいてもよい。
キャラクターIDとは、キャラクター8に割り振られるIDである。キャラクター8の外見とは、例えば、図2に示されるように、家電機器5がオーブンレンジである場合には、レンジに顔がある、擬人化され、デフォルメされたキャラクター(レンジ太郎)の外見等を挙げることができる。キャラクター8の発話内容とは、キャラクター8による発話の内容を指す。発話する方法としては、例えば、文字による発話及び音声発話等を挙げることができる。キャラクター8の服装とは、キャラクター8が着ている服装のことを指す。
なお、上述の例では、機器識別情報は、機器種別情報、デバイスID、及び撮像位置情報等を含む。また、キャラクター提示情報は、キャラクターID、キャラクター8の外見、キャラクター8の発話内容、及び、キャラクター8の服装等を含む。ただし、本実施形態では、このような形態に限定されない。
本実施形態では、機器識別情報は、撮像部21により撮像された撮像画像7に含まれる家電機器5の個体を識別する情報であれば任意の情報であってもよい。また、キャラクター提示情報とは、家電機器5に対応付けられたキャラクター8の提示態様を特定するものであれば、任意の情報であってもよい。
また、上述の例では、家電機器5の撮像画像7を取得しているが、本実施形態では、これに限定されない。本実施形態では、機器であれば家電機器に限定されず、例えば、家庭用以外の電気機器の撮像画像7を取得することができる。
次に、端末制御部22の構成について、図1を参照して説明する。図1に示すように、端末制御部22は、機器識別情報特定部220及び重畳画像生成部224として機能する。
[機器識別情報特定部220]
機器識別情報特定部220は、機器識別情報を特定する。
図1に示すように、機器識別情報特定部220は、画像認識部221、固有情報取得部222及び位置情報取得部223として機能する。
画像認識部221は機器種別情報を特定する。固有情報取得部222はデバイスIDを特定する。位置情報取得部223は撮像位置情報を特定する。これにより、機器識別情報特定部220は、デバイスID、又は撮像位置情報と機器種別情報とを参照し、機器識別情報を特定する。
(画像認識部221)
画像認識部221は、撮像部21が取得した撮像画像7を参照し、家電機器5の機器種別情報を特定する。例えば、スマートフォン等の端末装置2の撮像部21で家電機器5を捉えたとする。このとき、画像認識部221は、公知の画像認識技術を用いて、撮像部21が取得した撮像画像7に映された家電機器5をオーブンレンジに特定する。これにより、機器種別情報は、オーブンレンジとなる。
なお、上述の例では、端末装置2の端末制御部22が、画像認識部221として機能している。ただし、本実施形態ではこれに限定されない。本実施形態では、例えば、機器種別情報をサーバ3のサーバ制御部32が特定してもよい。すなわち、サーバ制御部32が、画像認識部221として機能してもよい。
この場合、サーバ制御部32は、端末装置2から撮像画像7を受信し、機器種別情報を特定する。また、サーバ制御部32は、当該機器種別情報と、端末装置2から受信したデバイスID、及び撮像位置情報等の少なくとも何れかと、を参照し、機器識別情報を特定することができる。すなわち、本実施形態では、端末制御部22の代わりに、サーバ制御部32が、機器識別情報特定部220として機能してもよい。
(固有情報取得部222)
固有情報取得部222は、端末通信部23が、家電機器5の家電機器通信部50と通信を行うことによって、デバイスID、及び無線LANルータ識別情報等の固有情報を取得する。
ここで、図1に示すように、端末通信部23と、家電機器通信部50とは同一の無線LANルータ6のような無線LAN通信機器にWi−Fi(登録商標)接続し、当該無線LAN通信機器を介して相互に通信を行う。これにより、固有情報取得部222は、デバイスID、及び無線LANルータ識別情報を取得することができる。
なお、端末通信部23と家電機器通信部50とが無線LANルータ6を介して通信を行う代わりに、端末通信部23と家電機器通信部50とがBluetooth(登録商標)等を用いて直接通信を行ってもよい。これにより固有情報取得部222がデバイスIDの識別情報を取得してもよい。
また、図1において、家電機器5は1つの部材であるかのように記載されているが、実際には、家電機器5は、無線LANルータ6に無線接続されている複数の部材のことを指す。
なお、無線LANルータ6及び家電機器5の配置形態としては、例えば、1つの家又は家電量販店等、同一の建物内にまとめて配置する形態を挙げることができる。
以下に、固有情報取得部222によるデバイスIDの取得の具体例について説明する。
(固有情報取得部222によるデバイスIDの取得の具体例1)
固有情報取得部222は、端末通信部23を介して、無線LANルータ6に接続されている全ての家電機器5に、デバイスIDを固有情報取得部222に送信するように命令する。これにより、固有情報取得部222は、複数の家電機器5から、複数のデバイスIDを取得する。この中から、固有情報取得部222は、撮像画像7に含まれる家電機器5のデバイスIDを特定する。
一般的な家等の建物では、同一の無線LANルータ6に接続されている同一の機器種別情報を有する家電機器5は高々1つである。そこで、本実施形態では、固有情報取得部222は、同一の無線LANルータ6から取得できるデバイスIDの中には、1つの機器種別情報に対応するデバイスIDは1つしかないという仮定のもと、画像認識部221が特定した、撮像画像7に含まれる家電機器5の機器種別情報に基づいて、デバイスIDを特定する。
ここで、固有情報取得部222は、例えば、キャラクター管理DB330を参照し、撮像画像7に含まれる家電機器5の機器種別情報に対応するデバイスIDを特定することができる。
また、デバイスIDの一部が機器種別情報となっている場合、固有情報取得部222は、デバイスIDと共に機器種別情報を家電機器5から取得し、これを用いて撮像画像7に含まれる家電機器5のデバイスIDを特定してもよい。
(固有情報取得部222によるデバイスIDの取得の具体例2)
また、固有情報取得部222は、無線LANルータ6に接続されている全ての家電機器5に、画像認識部221が特定した、撮像画像7に含まれる家電機器5の機器種別情報を送信し、送信した機器種別情報と家電機器5自身の機器種別情報とが一致した場合にデバイスIDを固有情報取得部222に送信するように命令してもよい。ここで、上述の具体例1と同様に、固有情報取得部222は、同一の無線LANルータ6に接続されている同一の機器種別情報を有する家電機器5は高々1つであるとの仮定の下に、送信されたデバイスIDを参照して家電機器5を一意に特定する。
(位置情報取得部223)
位置情報取得部223は、撮像位置情報を取得する。図1に示すように、位置情報取得部223は、GPS受信機2230を備えている。位置情報取得部223は、GPS受信機2230を利用することで、撮像画像7を取得したときの端末装置2の現在位置を、撮像位置情報として取得することができる。
ここで、一般的な家等の建物では、同一の撮像位置から撮像可能な同一の機器種別情報を有する家電機器5は高々1つである。そこで、本実施形態では、同一の撮像位置情報を持つ撮像画像7に含まれる、同一の機器種別情報に対応する家電機器5は、同一の個体である、という仮定のもと、サーバ制御部32は、位置情報取得部223によって取得された撮像画像7に対応する撮像位置情報と、撮像画像7に含まれる家電機器5の機器種別情報とを参照して、家電機器5を一意に特定する。
なお、本実施形態では、位置情報取得部223は、撮像位置情報を取得することができれば、GPS受信機2230を備えていなくてもよい。
[重畳画像生成部224]
重畳画像生成部224は、キャラクター提示情報を、端末通信部23を介して取得する。また、重畳画像生成部224は、キャラクター提示情報を参照して、表示部25に、キャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させる。
また、重畳画像生成部224は、キャラクター8の表示部25における表示位置を、家電機器5の機器種別情報、及び、家電機器5の表示部25における位置に応じて特定する。例えば、重畳画像生成部224は、図2に示すように、家電機器5に重畳して表示したり、家電機器5に隣接するように表示したりするように表示部25に表示させる。これにより、家電機器5とキャラクター8とが関連付けられていることがユーザに感じ取れるようになる。
より具体的には、重畳画像生成部224は、キャラクター提示情報を参照して、モデルデータ及び表示位置データを生成し、モデルデータからキャラクター8を生成する。モデルデータは、例えば、線分及び多角形等の組合せにより、立位状態の物体を表現するポリゴンデータである。重畳画像生成部224は、端末制御部22が決定した発話内容に応じて、モデルデータに含まれる、物体の位置、向き、首、腕及び足の角度等を示すデータを調整し、キャラクター8を生成する。
重畳画像生成部224は、撮像部21が取得した撮像画像7に、キャラクター8の画像を重畳させる。重畳画像生成部224は、例えば、キャラクター8のポリゴンデータに対してレンダリング処理を行うことにより、家電機器5の画像の撮影方向に応じたキャラクター8の画像を生成する。
ここで、家電機器5同士で機器識別情報が異なる場合には、それに応じてキャラクター提示情報も異なる。例えば、図3のキャラクター管理DB330に示すように、機器識別情報のうち、機器種別情報がオーブンレンジと冷蔵庫とで異なるとする。この場合、図3のキャラクター管理DB330に示すように、機器種別情報が異なるのに応じて、それぞれの家電機器5に対応するキャラクターの外見も異なる。その結果、重畳画像生成部224は、異なる外見のキャラクター8の画像を表示部25に表示させることができる。
このように、重畳画像生成部224によれば、機器識別情報に応じて、異なるキャラクター8の画像を表示部25に表示させることができる。
[端末通信部23]
端末通信部23は、サーバ3のサーバ通信部(通信部)31及び家電機器5の家電機器通信部50と通信するための通信インターフェースであり、無線通信を行うものである。
端末通信部23は、端末制御部22における機器識別情報特定部220で特定した機器識別情報をサーバ3に送信する。
ここで、図1に示すように、端末通信部23は、家電機器5と同一の無線LANルータ6のような無線LAN通信機器を介して、Wi−Fi(登録商標)接続されている。一方、端末通信部23は、複数の無線装置から構成されており、無線LANルータ6の他に、LTE等の広域無線通信を行う機能を有していてもよい。図1に示すように、端末通信部23は、サーバ3と通信を行うときは、無線LANルータ6を介さずに通信を行ってもよい。すなわち、端末通信部23は、広域無線通信を用いて、ネットワーク4を通じてサーバ通信部31と通信を行ってもよい。
[音声出力部24]
音声出力部24は、音声を出力するものである。
音声出力部24が出力する音声内容としては、端末制御部22が、キャラクター提示情報を参照して決定する。
例えば、図3に示すように、機器識別情報のうち、機器種別情報が同じオーブンレンジ
であっても、それ以外の情報が異なるとする。この場合、機器識別情報のうちの他の情報が異なることに応じて、それぞれの家電機器5に対応するキャラクターID等のキャラクター提示情報も異なる。
その結果、端末制御部22は、例えば、キャラクターIDがCH_0001である場合、音声出力部24に「僕はA太郎である」と出力させることができる。また、キャラクターIDがCH_0002である場合、端末制御部22は、音声出力部24に「僕はB太郎である」と出力させることができる。このように、キャラクター8の外見が同じであっても、キャラクターID等が異なる等、キャラクター提示情報が全体として異なる場合には、音声出力部24は、異なる音声内容を出力することができる。
このように、音声出力部24は、機器識別情報に応じて、異なる音声を出力することができる。
[表示部25]
表示部25は、重畳画像生成部224により特定されたキャラクター8を、家電機器5の撮像画像7と共に表示する。すなわち、表示部25は、重畳画像生成部224により重畳した画像を表示する。
また、表示部25は、重畳画像生成部224により特定された表示位置に、キャラクター8を表示する。表示部25は、例えば、ディスプレイである。
〔サーバ3〕
次に、本実施形態に係るサーバ3の構成について、図1を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態に係るサーバ3は、サーバ通信部31、サーバ制御部32、及び、記憶部33を備えている。
上述の例では、サーバ3が1つのサーバによって実現される構成を例に挙げて説明するが、本実施形態はこれに限定されない。本実施形態では、サーバ3の備える各部(各機能)の少なくとも一部を、他のサーバにより実現する構成を採用してもよい。
〔サーバ通信部31〕
サーバ通信部31は、ネットワーク4を介して端末装置2の端末通信部23と通信し、無線LANルータ6を介して家電機器5の家電機器通信部50と通信するための通信インターフェースである。
サーバ通信部31は、端末装置2の端末通信部23から機器識別情報を取得する。また、サーバ通信部31は、サーバ制御部(制御部)32によって決定されたキャラクター提示情報を端末装置2の端末通信部23に送信する。
〔サーバ制御部32及び記憶部33〕
サーバ制御部32は、キャラクター提示情報を、サーバ通信部31を介して取得した機器識別情報を参照して決定する。また、サーバ制御部32は、サーバ通信部31に、決定したキャラクター提示情報を、端末装置2へと送信させる。
より具体的には、サーバ制御部32は、キャラクター提示情報決定部320として機能し、記憶部33に格納されているキャラクター管理DB330を参照し、取得した機器識別情報に対応するキャラクター提示情報を決定する。
このように、サーバ制御部32は、機器識別情報に対応するキャラクター提示情報を決定することで、家電機器5に応じたキャラクター提示情報を決定することができる。また、サーバ制御部32は、機器識別情報に対応するキャラクター提示情報を端末装置2に送信することができる。これにより、サーバ制御部32は、端末装置2に、家電機器5に応じたキャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させることができる。
なお、サーバ制御部32が参照するキャラクター管理DB330を備えた記憶部33は、サーバ制御部32を備えているサーバ3とは別のサーバに格納されていてもよい。この場合、サーバ制御部32は、ネットワーク4を介して別のサーバに格納された記憶部33のキャラクター管理DB330を参照することができる。また、キャラクター管理DB330は、複数の記憶部33に分散されていてもよく、複数のサーバに分散されていてもよい。これにより、1つのサーバ3にかかる負担を軽減しながらキャラクター提示情報を決定することができる。
以下、サーバ制御部32によるキャラクター提示情報の決定について、図3を参照して説明する。
(キャラクター提示情報の決定)
図3は、サーバ3の記憶部33に格納されているキャラクター管理DB330の一例を示す図である。
仮に、サーバ制御部32が、機器種別情報以外にデバイスID及び撮像位置情報のうちの少なくとも1つの機器識別情報を取得していたとする。この場合、サーバ制御部32は、機器種別情報に対応するキャラクターの外見、及び、デバイスID又は撮像位置情報に対応するキャラクターIDが、図3のキャラクター管理DB330内に存在するかどうかを検索する。
例えば、機器種別情報がオーブンレンジであり、デバイスIDがHE_1212であったとする。この場合、サーバ制御部32のキャラクター提示情報決定部320は、キャラクターの外見がレンジ太郎であり、キャラクターIDがCH_0001である情報をキャラクター提示情報として決定する。
同様に、機器種別情報がオーブンレンジであり、撮像位置情報が、緯度35.6°、経度140.0°及び高度30mであったとする。この場合、サーバ制御部32のキャラクター提示情報決定部320は、キャラクターの外見がレンジ太郎であり、キャラクターIDがCH_0001である情報をキャラクター提示情報として決定する。
また、仮に、サーバ制御部32が、機器種別情報以外にデバイスID及び撮像位置情報のうちの何れの情報も取得していなかったり、デバイスID及び撮像位置情報に対応するキャラクターIDが存在しなかったりしたとする。この場合、サーバ制御部32のキャラクター提示情報決定部320は、キャラクターの外見のみからなる情報を、キャラクター8を特定するためのキャラクター提示情報として決定する。すなわち、キャラクター8を特定するための情報として、キャラクターの外見のみが反映される。
なお、キャラクターIDが存在しない場合とは、例えば、図3のキャラクター管理DB330の、デバイスID及び撮像位置情報に対応するキャラクターIDが空欄である場合が挙げられる。
また、キャラクター8を特定するための情報として、キャラクターの外見のみが反映されるとき、発話内容及び服装等のキャラクター提示情報は、一般的なものとなる。これは、キャラクターIDがキャラクター8に反映されていないためである。
例えば、キャラクターの外見が、図2に示すようなレンジを擬人化したレンジ太郎であるとする。このとき、当該レンジ太郎は、「僕はレンジ太郎です」等、「僕はA太郎です」等に比べて、キャラクター8を特定しない内容を話す。また、このとき、当該レンジ太郎は図2に示すようなエプロンを着用しており、ダウンジャケットを着ているレンジ太郎に比べて、外見の元になった家電機器5から想定され易い服装となる。
例えば、機器種別情報がオーブンレンジであるとする。この場合、キャラクター提示情報決定部320は、キャラクターの外見がレンジ太郎である情報をキャラクター提示情報として決定する。このように、機器種別情報以外の機器識別情報を取得できていない場合でも、キャラクター提示情報決定部320を備えたサーバ制御部32は、家電機器5に応じたキャラクター提示情報を決定することができる。
(キャラクター提示情報の決定の変更例)
なお、サーバ制御部32は、キャラクターの外見のみからなる情報を、キャラクター8を特定するためのキャラクター提示情報として決定しなくてもよい。サーバ制御部32は、代わりに、新たなキャラクターIDをキャラクター管理DB330上に作成してもよい。これにより、キャラクター提示情報決定部320は、キャラクターの外見及び新たなキャラクターIDを含む情報をキャラクター提示情報として決定することができる。
キャラクター提示情報の決定のプロセス等について、以下の情報提供処理において、更に詳細に説明する。
〔情報提供処理〕
本実施形態に係る表示システム1における情報提供処理(情報提供方法)について、図4を参照して説明する。図4は、本実施形態に係る表示システム1における情報提供処理の流れの一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る表示システム1は、以下に説明するステップS101〜S133を実行することによって、情報提供処理を行う。
ステップS101:まず、端末装置2は、表示システム1専用のアプリが起動されると、起動メッセージを再生し、撮像部21を家電機器5に向けるようにユーザに促す。
ステップS102:撮像部21が取得した家電機器5の撮像画像7により、画像認識部221が機器種別情報を取得できた場合(ステップS102のYES)、ステップS103に進む。画像認識部221が機器種別情報を取得できなかった場合(ステップS102のNO)、ステップS101に戻り、ステップS101〜ステップS102を繰り返す。
ステップS103:端末装置2の機器識別情報特定部220は、デバイスID、撮像位置情報及び無線LANルータ識別情報の少なくとも何れかを取得できたかどうかを確認する。機器識別情報特定部220が上述の情報の少なくとも何れかを取得できていた場合(ステップS103のYES)、ステップS109に進む。機器識別情報特定部220が上述の情報の何れも取得できていなかった場合(ステップS103のNO)、ステップS104に進む。
ステップS104:端末装置2の端末制御部22は、機器識別情報のうち、機器種別情報のみを、端末通信部23を介してサーバ3に送信する。
ステップS105:サーバ3のサーバ制御部32は、サーバ通信部31を介して、端末装置2から機器種別情報を受信する。
ステップS106:サーバ制御部32は、機器種別情報を参照し、当該機器種別情報に対応するキャラクターの外見を図3のキャラクター管理DB330内から検索する。続いて、サーバ制御部32におけるキャラクター提示情報決定部320は、機器種別情報に対応するキャラクターの外見のみを、キャラクター8を特定するためのキャラクター提示情報として決定する(キャラクター提示情報決定工程)。続いて、サーバ制御部32は、決定したキャラクター提示情報を、サーバ通信部31を介して端末装置2に送信する(送信工程)。
ステップS107:端末装置2の端末制御部22は、端末通信部23を介して、サーバ3からキャラクター提示情報を受信する。
ステップS108:端末制御部22の重畳画像生成部224は、キャラクター提示情報を参照して、表示部25に、キャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させる。
ここで、キャラクター8を特定するためのキャラクター提示情報は、機器種別情報のみを参照して決定されており、キャラクターの外見のみからなる。そのため、当該キャラクター提示情報を参照して表示されたキャラクター8には、外見以外にキャラクター8を特定するための情報が反映されていない。したがって、キャラクター8は、一般的なキャラクター8となる。
ステップS109:端末装置2の端末制御部22は、デバイスID、撮像位置情報及び無線LANルータ識別情報のうち取得した各情報と、機器種別情報とを、端末通信部23を介してサーバ3に送信する。
ステップS110:サーバ3のサーバ制御部32は、サーバ通信部31を介して、端末装置2から上述の各情報と、機器種別情報とを受信する。
ステップS111:サーバ制御部32は、上述の各情報を検索し、デバイスIDを取得できているかを確認する。サーバ制御部32が、デバイスIDを取得できていることを確認した場合(ステップS111のYES)、ステップS112に進む。サーバ制御部32が、デバイスIDを取得できていないことを確認した場合(ステップS111のNO)、ステップS116に進む。
ステップS112:次に、サーバ制御部32は、デバイスIDに対応するキャラクターIDが、図3に示すキャラクター管理DB330内に存在するかどうかを検索する。デバイスIDに対応するキャラクターIDが見つかった場合(ステップS112のYES)、ステップS113に進む。デバイスIDに対応するキャラクターIDが見つからなかった場合(ステップS112のNO)、ステップS116に進む。
ステップS113:キャラクター提示情報決定部320は、当該キャラクターIDと、機器種別情報に対応するキャラクターの外見とを含む情報をキャラクター提示情報として決定する(キャラクター提示情報決定工程)。続いて、サーバ制御部32は、決定したキャラクター提示情報を、サーバ通信部31を介して端末装置2に送信する(送信工程)。
ステップS114:端末装置2の端末制御部22は、端末通信部23を介して、サーバ3からキャラクター提示情報を受信する。
ステップS115:端末制御部22の重畳画像生成部224は、キャラクター提示情報を参照して、表示部25に、キャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させる。
ここで、当該キャラクター提示情報は、機器種別情報及びデバイスIDを参照して決定されており、キャラクターの外見だけでなく、キャラクターIDも含む。そのため、当該キャラクター提示情報を参照して表示されたキャラクター8には、外見以外にキャラクター8を特定するための情報が反映されている。これにより、端末制御部22は、家電機器5の機器種別情報だけでなく、デバイスIDにも応じたキャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させることができる。
ステップS116:サーバ制御部32は、デバイスIDを取得できていないことを確認した場合、撮像位置情報を取得できているかどうか確認する。サーバ制御部32が、撮像位置情報を取得できていることを確認した場合(ステップS116のYES)、ステップS117に進む。サーバ制御部32が、撮像位置情報を取得できていないことを確認した場合(ステップS116のNO)、ステップS131に進む。
ステップS117:次に、サーバ制御部32は、撮像位置情報に対応するキャラクターIDが、図3に示すキャラクター管理DB330内に存在するかどうかを検索する。撮像位置情報に対応するキャラクターIDが見つかった場合(ステップS117のYES)、ステップS118に進む。撮像位置情報に対応するキャラクターIDが見つからなかった場合(ステップS117のNO)、ステップS131に進む。
ステップS118:キャラクター提示情報決定部320は、当該キャラクターIDと、機器種別情報に対応するキャラクターの外見とを含む情報をキャラクター提示情報として決定する(キャラクター提示情報決定工程)。続いて、サーバ制御部32は、決定したキャラクター提示情報を、サーバ通信部31を介して端末装置2に送信する(送信工程)。
ステップS119:端末装置2の端末制御部22は、端末通信部23を介して、サーバ3からキャラクター提示情報を受信する。
ステップS120:端末制御部22の重畳画像生成部224は、キャラクター提示情報を参照して、表示部25に、キャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させる。
ここで、当該キャラクター提示情報は、機器種別情報及び撮像位置情報を参照して決定されており、キャラクターの外見だけでなく、キャラクターIDも含む。そのため、当該キャラクター提示情報を参照して表示されたキャラクター8には、外見以外にキャラクター8を特定するための情報が反映されている。これにより、端末制御部22は、家電機器5の機器種別情報だけでなく、撮像位置情報にも応じたキャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させることができる。
例えば、T家における家電機器5と、家電量販店Yにおける家電機器5との機器種別情報が共に電子レンジであり、同じであったとする。このとき、キャラクター8の外見は共にレンジ太郎となるが、T家における家電機器5と、家電量販店Yにおける家電機器5との撮像位置情報が異なることから、キャラクターIDも異なってくる。その結果、端末制御部22は、T家における家電機器5と、家電量販店Yにおける家電機器5とに対応するキャラクター提示情報を、それぞれ異なるように決定することができる。その結果、端末制御部22は、例えば、キャラクター8の発話内容等も異ならせることができる。
ステップS131:キャラクター提示情報決定部320は、機器種別情報に対応するキャラクターの外見のみをキャラクター8を特定するためのキャラクター提示情報として決定する(キャラクター提示情報決定工程)。続いて、サーバ制御部32は、決定したキャラクター提示情報を、サーバ通信部31を介して端末装置2に送信する(送信工程)。
ステップS132:端末装置2の端末制御部22は、端末通信部23を介して、サーバ3からキャラクター提示情報を受信する。
ステップS133:端末制御部22の重畳画像生成部224は、キャラクター提示情報を参照して、表示部25に、キャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させる。
ここで、キャラクター8を特定するためのキャラクター提示情報は、機器種別情報以外の情報を取得できなかった場合と同様に、機器種別情報のみを参照して決定されており、キャラクターの外見のみからなる。そのため、当該キャラクター提示情報を参照して表示されたキャラクター8には、外見以外にキャラクター8を特定するための情報が反映されていない。したがって、キャラクター8は、一般的なキャラクター8となる。
なお、上述の例では、サーバ制御部32は、まず、デバイスIDを取得できているかどうかを確認している。そして、サーバ制御部32は、デバイスIDに対応するキャラクターIDが見つからなかった場合に、撮像位置情報が取得できているかどうかを確認している。デバイスIDは、撮像位置情報と異なり、誤差が生じない代わりに、無線の接続障害のためにサーバ制御部32が取得できなくなる虞がある。これに対し、上述のように、サーバ制御部32は、まず、デバイスIDを取得できているかを確認し、デバイスIDがある場合にはデバイスIDを参照することができる。これにより、サーバ制御部32は、より正確な機器識別情報として決定することができる。
また、仮にデバイスIDが接続障害等により取得できない場合でも、サーバ制御部32は、撮像位置情報を参照して機器識別情報を決定することができる。その結果、サーバ制御部32のキャラクター提示情報決定部320は、キャラクター提示情報を、より確実に機器種別情報以外の機器識別情報が参照されたものに決定することができる。
ただし、本実施形態ではこれに限定されず、サーバ制御部32は、まず、撮像位置情報が取得できているかどうかを確認してもよい。そして、撮像位置情報に対応するキャラクターIDが見つからなかった場合に、サーバ制御部32は、デバイスIDを取得できているかどうかを確認してもよい。
〔情報提供処理の変更例〕
上述の例では、キャラクターIDを特定できない場合には、端末制御部22は、キャラクター8を特定するための情報として、キャラクターの外見のみを参照した一般的なキャラクター8を表示部25に表示させている。
ただし、本実施形態では、これに限定されない。本実施形態では、一般的なキャラクター8を表示部25に表示させる代わりに、外見以外にもキャラクター8を特定するための情報が反映された新規なキャラクター8を作成してもよい。
以下、情報提供処理の変更例について、図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る表示システム1における情報提供処理の変更例の流れの一例を示すフローチャートである。
図5におけるステップS101〜S120は、図4に示すS101〜S120と同様であるため、ここではその説明を省略する。
ステップS128:サーバ制御部32は、新規なキャラクター8の作成を開始する。
ここで、サーバ制御部32が新規なキャラクター8を作成するのは、機器種別情報以外に情報を取得しており、且つ、キャラクターIDを特定できない場合である。端末制御部22が、機器種別情報以外の情報を取得できなかった場合は、表示システム1は、図4の情報提供処理と同様に、一般的なキャラクター8を表示部25に表示する。
ステップS129:サーバ制御部32は、まず、機器種別情報を参照して、キャラクターの外見を決定する。
ステップS130:サーバ制御部32は、機器種別情報、キャラクターの外見、並びに、取得したデバイスID及び撮像位置情報のうちの何れかの情報(各情報)に対応する新規キャラクターIDをキャラクター管理DB330に追加する。これにより、キャラクター提示情報決定部320は、キャラクターの外見及びキャラクターIDを含む情報をキャラクター提示情報として決定する(キャラクター提示情報決定工程)。
なお、キャラクターIDを付け方としては、例えば、機器種別情報以外に、デバイスID及び撮像位置情報の少なくとも1つを取得している場合に、サーバ制御部32が自動的に割り当てるよう方法が挙げられる。
ステップS131:サーバ制御部32は、決定したキャラクター提示情報を、サーバ通信部31を介して端末装置2に送信する(送信工程)。
ステップS132:端末装置2の端末制御部22は、端末通信部23を介して、サーバ3からキャラクター提示情報を受信する。
ステップS133:端末制御部22の重畳画像生成部224は、キャラクター提示情報を参照して、表示部25に、キャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させる。
ここで、当該キャラクター提示情報は、機器種別情報と、デバイスID及び撮像位置情報のうちの何れかの情報とを参照して決定されており、キャラクターの外見だけでなく、キャラクターIDも含む。そのため、当該キャラクター提示情報を参照して表示されたキャラクター8には、外見以外にキャラクター8を特定するための情報が反映されている。これにより、端末制御部22は、家電機器5の機器種別情報だけでなく、デバイスID及び撮像位置情報の何れかの情報にも応じたキャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させることができる。
このように、本実施形態に係るサーバ3は、撮像画像7にキャラクター8の画像を重畳して表示する端末装置2に対して情報を提供するサーバ3であって、サーバ通信部31とサーバ制御部32とを備え、サーバ制御部32は、撮像画像7に含まれる家電機器5の個体を識別する機器識別情報を参照して、キャラクター8の提示態様を特定するキャラクター提示情報を決定し、決定したキャラクター提示情報を、サーバ通信部31を介して端末装置2に送信する。
サーバ制御部32は、機器識別情報に対応するキャラクター提示情報を決定することで、家電機器5に応じたキャラクター提示情報を決定することができる。また、サーバ制御部32は、機器識別情報に対応するキャラクター提示情報を端末装置2に送信することができる。これにより、サーバ制御部32を含むサーバ3は、端末装置2に、家電機器5に応じたキャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させることができる。
また、本実施形態に係るサーバ3では、機器識別情報は、撮像画像7に含まれる家電機器5の外見から得られる種別情報である機器種別情報を含む。
サーバ制御部32は、機器識別情報のうち、機器種別情報に応じたキャラクター提示情報を決定することができる。また、サーバ制御部32は、機器種別情報に対応するキャラクター提示情報を端末装置2に送信することができる。これにより、サーバ制御部32を含むサーバ3は、端末装置2に、家電機器5の機器種別情報に応じたキャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させることができる。
また、本実施形態に係るサーバ3では、機器識別情報は、撮像画像7の撮像位置情報を更に含む。
サーバ制御部32は、機器識別情報のうち、撮像位置情報に更に応じたキャラクター提示情報を決定することができる。また、サーバ制御部32は、機器種別情報に加え、撮像位置情報に更に対応するキャラクター提示情報を端末装置2に送信することができる。これにより、サーバ制御部32を含むサーバ3は、端末装置2に、家電機器5の撮像位置情報に更に応じたキャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させることができる。
また、本実施形態に係るサーバ3では、機器識別情報は、端末装置2と、撮像画像7に含まれる家電機器5との通信により得られるデバイスIDを更に含む。
サーバ制御部32は、機器識別情報のうち、デバイスIDに更に応じたキャラクター提示情報を決定することができる。また、サーバ制御部32は、機器種別情報に加え、デバイスIDに更に対応するキャラクター提示情報を端末装置2に送信することができる。これにより、サーバ制御部32を含むサーバ3は、端末装置2に、家電機器5のデバイスIDに更に応じたキャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させることができる。
また、本実施形態に係る端末装置2は、撮像部21と表示部25と端末通信部23と端末制御部22とを備える端末装置2であって、端末制御部22は、撮像部21により撮像された撮像画像7に含まれる家電機器5の個体を識別する機器識別情報を参照して特定された、キャラクターの提示態様を特定するキャラクター提示情報を、端末通信部23を介して取得し、キャラクター提示情報を参照して、表示部25に、キャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させる。
端末制御部22は、機器識別情報に対応付けられたキャラクター提示情報を参照し、表示部25に、キャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させる。これにより、端末装置2は、家電機器5に応じたキャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示することができる。
また、本実施形態に係る端末装置2は、音声出力部24を更に備え、端末制御部22は、キャラクター提示情報を参照して、音声出力部24から音声を出力させる。
端末制御部22が、キャラクター提示情報を参照して、音声出力部24から音声を出力させることで、音声出力部24は、キャラクター提示情報に応じた音声を出力することができる。ここで、キャラクター提示情報は、機器識別情報に対応付けられている。そのため、音声出力部24は、機器識別情報に応じて、異なる音声を出力することができる。
また、本実施形態に係る端末装置2では、機器識別情報は、撮像画像7に含まれる家電機器5の外見から得られる種別情報である機器種別情報を含む。
端末制御部22は、機器識別情報のうち、機器種別情報に対応付けられたキャラクター提示情報を参照し、表示部25に、キャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させる。これにより、端末装置2は、家電機器5の機器種別情報に応じたキャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示することができる。
また、本実施形態に係る端末装置2では、機器識別情報は、撮像画像7の撮像位置情報を更に含む。
端末制御部22は、機器識別情報のうち、撮像位置情報に更に対応付けられたキャラクター提示情報を参照し、表示部25に、キャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させる。これにより、端末装置2は、家電機器5の撮像位置情報に更に応じたキャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示することができる。
また、本実施形態に係る端末装置2では、機器識別情報は、撮像画像7に含まれる家電機器5との通信により得られるデバイスIDを更に含む。
端末制御部22は、機器識別情報のうち、デバイスIDに更に対応付けられたキャラクター提示情報を参照し、表示部25に、キャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させる。これにより、端末装置2は、家電機器5のデバイスIDに更に応じたキャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示することができる。
また、本実施形態に係る表示システム1は、サーバ3と端末装置2とを含む表示システム1であって、端末装置2は、撮像部21と表示部25と端末通信部23と端末制御部22とを備え、サーバ3は、サーバ通信部31とサーバ制御部32とを備え、端末制御部22は、撮像部21により撮像された撮像画像7に含まれる家電機器5の個体を識別する機器識別情報を、端末通信部23を介して送信し、サーバ制御部32は、キャラクター8の提示態様を特定するキャラクター提示情報を、サーバ通信部31を介して取得した機器識別情報を参照して決定し、決定したキャラクター提示情報を、サーバ通信部31を介して端末装置2に送信し、端末制御部22は、キャラクター提示情報を、端末通信部23を介して取得し、キャラクター提示情報を参照して、表示部25に、キャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させる。
サーバ制御部32は、機器識別情報を参照してキャラクター提示情報を決定することで、家電機器5に応じたキャラクター提示情報を決定することができる。また、端末制御部22は、機器識別情報に応じたキャラクター提示情報を参照し、表示部25に、キャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させる。これにより、端末装置2は、家電機器5に応じたキャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示することができる。
また、本実施形態に係る情報提供方法は、撮像画像7にキャラクター8の画像を重畳して表示する端末装置2に対して情報を提供する情報提供方法であって、撮像画像7に含まれる家電機器5の個体を識別する機器識別情報を参照して、キャラクター8の提示態様を特定するキャラクター提示情報を決定するキャラクター提示情報決定工程と、決定したキャラクター提示情報を、端末装置2に送信する送信工程とを含んでいる。
キャラクター提示情報決定工程では、家電機器5の機器識別情報を参照して、キャラクター提示情報を決定する。また、送信工程では、機器識別情報を参照して決定されたキャラクター提示情報を、サーバ通信部31を介して端末装置2に送信する。これにより、端末装置2は、家電機器5に応じたキャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示することができる。
<実施形態2>
実施形態1では、サーバ3のサーバ制御部32は、個々の家電機器5の機器識別情報を参照してキャラクター提示情報を決定している。ただし、サーバ制御部は、実施形態2のサーバ30のサーバ制御部34のように、サーバ制御部32の機能に加え、更に別の機能を備えていてもよい。
実施形態2について、図6〜8を参照して説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
〔表示システム10〕
図6は、本実施形態に係る表示システム10の要部構成を示すブロック図である。図6に示すように、本実施形態に係る表示システム10は、サーバ制御部32及び記憶部33の代わりに、サーバ制御部34及び記憶部35を備えている。サーバ制御部34は、キャラクター提示情報決定部320の代わりに、キャラクター提示情報決定部340を備えている。また、記憶部35は、キャラクター管理DB330の代わりに、キャラクター管理DB350を備えている。これらの点以外は、サーバ30は、サーバ3と同様の構成である。
〔サーバ30〕
図6に示すように、サーバ30は、サーバ制御部34を備えている。
サーバ制御部34のキャラクター提示情報決定部340は、サーバ制御部32の有する機能に加えて、更に別の機能を備えている。当該別の機能は、互いに異なる複数の機器識別情報に対して、同一のキャラクター特定情報が対応付けられている対応情報を更に参照してキャラクター提示情報を決定する機能である。
換言すれば、サーバ制御部34のキャラクター提示情報決定部340は、図7に示すようなキャラクター管理DB350を参照してキャラクター提示情報を決定する機能を有している。
ここで、新たに取得した機器識別情報が、既にキャラクター管理DB350内に存在する機器識別情報と異なっていたとする。また、新たに取得した無線LANルータ識別情報又は撮像位置情報が、既にキャラクター管理DB350内に存在する無線LANルータ識別情報又は撮像位置情報と同一であったとする。
この場合、サーバ制御部34は、新たに取得した機器識別情報と、キャラクター管理DB350内に存在する当該無線LANルータ識別情報又は当該撮像位置情報に対応するキャラクター提示情報とを対応付ける。すなわち、サーバ制御部34は、新たに取得した機器識別情報と、既存のキャラクターID及びキャラクターの外見とを対応付ける。そして、サーバ制御部34は、当該対応関係をキャラクター管理DB350内に反映し、追加する。
続いて、サーバ制御部34のキャラクター提示情報決定部340は、追加された機器識別情報に対応するキャラクターID及びキャラクターの外見を、キャラクター提示情報として決定する。これにより、新規なキャラクター8が作成される。
このように、サーバ制御部34は、機器識別情報が異なる家電機器5に対しても、同一のキャラクター提示情報であるように決定することができる。その結果、サーバ制御部34は、一つのキャラクター提示情報に、複数の家電機器5を対応付けてグループ化し、同一のキャラクター8を複数の家電機器5で共有することができる。
(サーバ制御部34の機能の具体例)
以下に、サーバ制御部34の機能の具体例を説明する。
例えば、新たに取得した無線LANルータ識別情報AB−CD−EF−GH又は撮像位置情報が、図7のキャラクター管理DB350の上から3行目の既存の無線LANルータ識別情報又は撮像位置情報と同一であったとする。
この場合、サーバ制御部34は、新たに取得した機器識別情報と、キャラクター管理DB350の上から3行目のキャラクターID「CH_0003」及びキャラクターの外見「レンジ太郎」とを対応付ける。そして、サーバ制御部34は、当該対応関係をキャラクター管理DB350内に反映し、追加する。これにより、図7のキャラクター管理DB350に、上から4行目に示すような情報が追加される。
続いて、サーバ制御部34のキャラクター提示情報決定部340は、追加された機器識別情報に対応するキャラクターID「CH_0003」及びキャラクターの外見「レンジ太郎」を、キャラクター提示情報として決定する。これにより、新規なキャラクター8が作成される。
サーバ制御部34は、決定したキャラクター提示情報を、サーバ30から端末装置2に送信する。当該キャラクター提示情報を受信した端末装置2の端末制御部22は、新規なキャラクター8を撮像画像7に重畳して表示させる。
これにより、家庭内又は家電量販店内等の建物内で同一のネットワークに接続している複数の異なる家電機器5に対し、共通のキャラクター8を撮像画像7に重畳して表示させることができる。また、略同一の位置にある複数の異なる家電機器5に対し、共通のキャラクター8を撮像画像7に重畳して表示させることができる。
また、図7の上から3行目の情報と、4行目の情報とから明らかなように、サーバ制御部34は、新規なキャラクター8を作成する際に機器識別情報を同一にしない。すなわち、サーバ制御部34は、無線LANルータ識別情報が同一である場合も、撮像位置情報が同一である場合も、機器識別情報を既存のものと同一にしない。サーバ制御部34は、新規なキャラクター8を作成する元になった家電機器5の機器識別情報をそのままキャラクター管理DB350に反映する。
そのため、サーバ制御部34によれば、機器識別情報が異なっていても、同一のキャラクターID及びキャラクターの外見を有するキャラクター提示情報のキャラクター8を作成することができる。これにより、キャラクター提示情報決定部340は、異なる機器識別情報に対し、同一の無線LANルータ識別情報又は撮像位置情報を有している場合は、キャラクター提示情報を、同一に決定することができる。
なお、上述の無線LANルータ識別情報とは、家電機器5との通信により得られる無線LANルータの固有情報である。無線LANルータ識別情報とは、例えば、WAN側(ネットワーク4に接続されている側)のMACアドレスのことを意味する。また、無線LANルータ識別情報は、無線ネットワークの識別子であるSSID(Service Set Identifier)であってもよい。
また、上述した、撮像位置情報が同一であるとは、既存の緯度及び経度と、新たに取得した緯度及び経度とが、例えば、それぞれ±0.00003°以内の差であれば同一であるとみなすことができる。また、既存の高さと、新たに取得した高さとが、例えば、それぞれ±1m以内の差であれば同一であるとみなすことができる。なお、緯度及び経度については、0.00001°の差は、1mの差を意味する。
このように、例えば、同一の家電機器5を複数回撮像したとき、撮像位置情報の緯度、経度及び高度が完全に同一でなくても、撮像された家電機器5を同一の個体とみなすことができる。
〔情報提供処理〕
本実施形態に係る表示システム10における情報提供処理(情報提供方法)について、図8を参照して説明する。図8は、本実施形態に係る表示システム10における情報提供処理の流れの一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る表示システム10は、以下に説明するステップS228〜S245を実行することによって、情報提供処理を行う。
なお、ステップS228の前までのステップは、実施形態1の情報提供処理のステップS101〜S120と同じであるため、説明を省略する。また、ステップS241〜S245は、実施形態1のステップS129〜133と同様であるため、説明を省略する。
ステップS228:サーバ制御部34は、新規なキャラクター8の作成を開始する。
ステップS229:サーバ制御部34は、まず、無線LANルータ識別情報を取得できているかどうかを確認する。サーバ制御部34が、無線LANルータ識別情報を取得できていることを確認した場合(ステップS229のYES)、ステップS230に進む。サーバ制御部34が、無線LANルータ識別情報を取得できていないことを確認した場合(ステップS229のNO)、ステップS235に進む。
ステップS230:次に、サーバ制御部34は、新たに取得した無線LANルータ識別情報と同一の無線LANルータ識別情報を持つキャラクター提示情報が、キャラクター管理DB350内に存在するかどうかを検索する。
同一の無線LANルータ識別情報を持つキャラクター提示情報がキャラクター管理DB350内に見つかった場合(ステップS230のYES)、ステップS231に進む。同一の無線LANルータ識別情報を持つキャラクター提示情報がキャラクター管理DB350内に見つからなかった場合(ステップS230のNO)、ステップS235に進む。
ステップS231:サーバ制御部34は、新たに取得した機器識別情報と、キャラクター管理DB350内の同一の無線LANルータ識別情報に対応するキャラクター提示情報とを対応付ける。すなわち、サーバ制御部34は、新たに取得した機器識別情報と、既存のキャラクターID及びキャラクターの外見とを対応付ける。そして、サーバ制御部34は、当該対応関係をキャラクター管理DB350内に反映し、追加する。
続いて、サーバ制御部34のキャラクター提示情報決定部340は、追加された機器識別情報に対応するキャラクターID及びキャラクターの外見を、キャラクター提示情報として決定する(キャラクター提示情報決定工程)。これにより、新規なキャラクター8が作成される。
ステップS232:サーバ制御部34は、決定したキャラクター提示情報を、サーバ通信部31を介して端末装置2に送信する(送信工程)。
ステップS233:端末装置2の端末制御部22は、端末通信部23を介して、サーバ30からキャラクター提示情報を受信する。
ステップS234:端末制御部22の重畳画像生成部224は、キャラクター提示情報を参照して、表示部25に、新規なキャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させる。
ステップS235:サーバ制御部34は、撮像位置情報を取得できているかどうかを確認する。サーバ制御部34が、撮像位置情報を取得できていることを確認した場合(ステップS235のYES)、ステップS236に進む。サーバ制御部34が、撮像位置情報を取得できていないことを確認した場合(ステップS235のNO)、ステップS241に進む。
ステップS236:次に、サーバ制御部34は、新たに取得した機器識別情報と同一の撮像位置情報を持つキャラクター提示情報が、キャラクター管理DB350内に存在するかどうかを検索する。
同一の撮像位置情報を持つキャラクター提示情報がキャラクター管理DB350内に見つかった場合(ステップS236のYES)、ステップS237に進む。同一の撮像位置情報を持つキャラクター提示情報がキャラクター管理DB350内に見つからなかった場合(ステップS236のNO)、ステップS241に進む。
ステップS237:サーバ制御部34は、新たに取得した機器識別情報と、キャラクター管理DB350内の同一の撮像位置情報に対応するキャラクター提示情報とを対応付ける。すなわち、サーバ制御部34は、新たに取得した機器識別情報と、既存のキャラクターID及びキャラクターの外見とを対応付ける。そして、サーバ制御部34は、当該対応関係をキャラクター管理DB350内に反映し、追加する。
続いて、サーバ制御部34のキャラクター提示情報決定部340は、追加された機器識別情報に対応するキャラクターID及びキャラクターの外見を、キャラクター提示情報として決定する(キャラクター提示情報決定工程)。これにより、新規なキャラクター8が作成される。
ステップS238:サーバ制御部34は、決定したキャラクター提示情報を、サーバ通信部31を介して端末装置2に送信する(送信工程)。
ステップS239:端末装置2の端末制御部22は、端末通信部23を介して、サーバ30からキャラクター提示情報を受信する。
ステップS240:端末制御部22の重畳画像生成部224は、キャラクター提示情報を参照して、表示部25に、新規なキャラクター8の画像を撮像画像7に重畳して表示させる。
なお、上述の例では、サーバ制御部34は、まず、無線LANルータ識別情報を取得できているかどうかを確認している。そして、サーバ制御部34は、無線LANルータ識別情報に対応するキャラクターIDが見つからなかった場合に、撮像位置情報が取得できているかどうかを確認している。ただし、本実施形態ではこれに限定されず、サーバ制御部34は、まず、撮像位置情報が取得できているかどうかを確認してもよい。そして、撮像位置情報に対応するキャラクターIDが見つからなかった場合に、サーバ制御部34は、無線LANルータ識別情報を取得できているかどうかを確認してもよい。このような構成によっても、上述と同様の効果を得ることができる。
このように、本実施形態に係るサーバ30は、機器識別情報とキャラクター特定情報とが対応付けられた対応情報を更に参照してキャラクター提示情報を決定するものであり、対応情報の少なくとも1つは、互いに異なる複数の機器識別情報に対して、同一のキャラクター特定情報が対応付けられている。
サーバ制御部34は、機器識別情報が異なる家電機器5に対しても、同一のキャラクター提示情報であるように決定することができる。その結果、サーバ制御部34は、一つのキャラクター提示情報に、複数の家電機器5を対応付けてグループ化し、同一のキャラクター8を複数の家電機器5で共有することができる。
<実施形態3>
実施形態1及び2のサーバ制御部32及びサーバ制御部34は、機器識別情報を参照してキャラクターID及びキャラクターの外見を決定している。ただし、実施形態3の表示システム100(不図示)のサーバ制御部36(不図示)のように更なる機能を有していてもよい。
〔表示システム100〕
本実施形態に係る表示システム100(不図示)は、端末装置20及びサーバ300(不図示)を備えている。
〔サーバ300〕
サーバ300のサーバ制御部36(不図示)は、キャラクター提示情報決定部360(不図示)として機能する。キャラクター提示情報決定部360は、実施形態1のサーバ制御部32及びサーバ制御部34の機能に加え、更なる機能を有している。更なる機能とは、キャラクターIDが決定されている場合、機器種別情報を参照して、キャラクター提示情報のうち、キャラクター8の発話内容及び服装を更に決定する機能である。
このとき、キャラクター提示情報決定部360は、記憶部37(不図示)におけるキャラクター管理DB370(不図示)を参照する。キャラクター管理DB370には、キャラクター提示情報として、キャラクター8の発話内容及び服装が、機器識別情報に更に対応付けられている。
続いて、サーバ制御部36のキャラクター提示情報決定部360は、キャラクターIDが決定されている場合、機器種別情報に対応するキャラクター8の発話内容及び服装をキャラクター提示情報として更に決定する。ここで、キャラクター提示情報決定部360は、キャラクターID及びキャラクターの外見については、実施形態1及び2と同様に決定する。
このように、キャラクター提示情報決定部360は、複数の家電機器5に対して、キャラクターID及びキャラクターの外見が同じである場合でも、機器種別情報に応じて、キャラクターの発話内容及び服装を異ならせることができる。すなわち、キャラクター提示情報決定部360は、機器種別情報に応じて、全体として異なるキャラクター提示情報であるように決定することができる。
サーバ制御部36は、決定したキャラクター提示情報を、サーバ通信部31を介して端末装置2に送信する。これにより、端末装置2の端末制御部22は、個々の家電機器5に応じて、更に特定されたキャラクター8を撮像画像7上に表示させることができる。
(サーバ制御部36の機能の具体例)
以下に、サーバ制御部36の機能の具体例を説明する。
例えば、T家の家電機器5がオーブンレンジ及び冷蔵庫だったとする。この場合、サーバ制御部36は、オーブンレンジ及び冷蔵庫を撮像した撮像画像7に、レンジ太郎という同一のキャラクターの外見を有するキャラクター8を参照して表示させることができる。
このとき、サーバ制御部36は、オーブンレンジに対応するキャラクター8に、「何を温めるんですか?」と質問させ、冷蔵庫に対応するキャラクター8に、「開けっ放しにしないでね。」と発話させることができる。また、サーバ制御部36は、オーブンレンジに対応するキャラクター8に、エプロンを着用させ、冷蔵庫に対応するキャラクター8に、ダウンジャケットを着用させることができる。
このように、サーバ制御部36は、家電機器5毎に、同一の外見のキャラクターを表示させつつ、キャラクター8の発話内容及び服装を異ならせることができる。
なお、上述の例では、キャラクター提示情報決定部360は、キャラクターID及びキャラクターの外見以外の付加情報として、発話内容及び服装の両方を、キャラクター8を特定するための情報として決定している。ただし、本実施形態ではこれに限定されない。本実施形態では、キャラクター提示情報決定部360は、発話内容及び服装のうちの一方のみを、キャラクター8を特定するための情報として決定してもよい。また、キャラクター提示情報決定部360は、発話内容及び服装の他に、機器種別情報を参照して、更に表情をキャラクター提示情報として決定してもよい。
なお、上述の例では、キャラクター提示情報決定部360は、機器種別情報を参照して、発話内容及び服装等の付加情報を決定しているが、本実施形態ではこれに限定されない。本実施形態では、キャラクター提示情報決定部360は、機器種別情報の代わりに、デバイスIDを参照して付加情報を決定してもよい。このような構成によっても、機器種別情報を参照して付加情報を決定する場合と同様の効果を奏することができる。
〔情報提供処理〕
本実施形態に係る表示システム100における情報提供処理(情報提供方法)を以下に説明する。本実施形態に係る情報提供処理は、実施形態1及び2の情報提供処理において、キャラクターIDが決定されている場合、キャラクター8の発話内容及び服装等の付加情報をキャラクター提示情報として更に決定する。
例えば、実施形態1及び実施形態2のキャラクター提示情報決定工程において、キャラクターIDが決定されているとする。この場合、サーバ制御部36のキャラクター提示情報決定部360は、機器種別情報を更に参照し、キャラクター8の発話内容及び服装を決定する。
ここで、実施形態1のキャラクター提示情報決定工程としては、例えば、図4及び5のステップS113、S118及びS130の処理の一部を挙げることができる。また、実施形態2のキャラクター提示情報決定工程としては、例えば、図8のステップS231及びS237の処理の一部を挙げることができる。
すなわち、サーバ制御部36のキャラクター提示情報決定部360は、キャラクターIDを決定しない場合には、キャラクター8の発話内容及び服装を、キャラクター8を特定するものに決定しない。すなわち、キャラクター提示情報決定部360は、キャラクターの外見のみを参照した情報を、キャラクター8を特定するためのキャラクター提示情報として決定する。キャラクター8の発話内容及び服装は、一般的なものとなる。
このように、本実施形態に係るサーバ300では、サーバ制御部36は、機器種別情報を参照して、キャラクター提示情報のうち、キャラクター8の発話内容及び服装のうちの少なくとも1つを更に決定する。
これにより、サーバ制御部36は、キャラクター提示情報の一部が同じである場合でも、個々の家電機器5の機器種別情報に応じて、キャラクターの発話内容及び服装を異ならせることができる。
<実施形態4>
上述した例では、端末装置2、及び、サーバ3、30又は300を備える表示システム1、10及び100について説明したが、端末装置2、及び、サーバ3、30又は300の何れかを含まなくてもよい。
すなわち、全ての部材を端末装置2が含んでいてもよく、全ての部材をサーバ3、30又は300が含んでいてもよい。
以下に、サーバ3、30又は300を含まない表示システム500について説明する。
〔表示システム500〕
本実施形態に係る表示システム500は、端末装置20を備えている。
図9は、本実施形態に係る表示システム500の要部構成を示すブロック図である。図9に示すように、本実施形態に係る端末装置20は、上述した端末装置2の構成に加えて、実施形態1においてサーバ3が備えている記憶部33を備えている。また、端末装置20は、端末制御部22の各部材に加え、実施形態1におけるサーバ3のサーバ制御部32のキャラクター提示情報決定部320も含む端末制御部26を備えている。
実施形態4に係る表示システム500においても、実施形態1に係る表示システム1と同様の効果を奏することができる。
上述の実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
〔情報提供処理〕
本実施形態に係る表示システム500における情報提供処理(情報提供方法)では、端末通信部23とサーバ通信部31とのデータのやり取りがない。また、当該情報提供処理では、サーバ3のサーバ制御部32の代わりに、端末装置20の端末制御部26で制御する。これらの点以外は、当該情報提供処理は、実施形態1に係る表示システム1の情報提供処理と同様に行うことができる。
<実施形態5>
実施形態4では、端末装置20の端末制御部26は、個々の家電機器5の機器識別情報を参照してキャラクター提示情報を決定している。ただし、端末制御部は、実施形態5の端末装置200の端末制御部27のように、端末制御部26の機能に加え、更に別の機能を備えていてもよい。当該別の機能は、互いに異なる複数の機器識別情報に対して、同一のキャラクター特定情報が対応付けられている対応情報を更に参照してキャラクター提示情報を決定する機能である。
〔表示システム1000〕
本実施形態に係る表示システム1000は、端末装置200を備えている。
図10は、本実施形態に係る表示システム1000の要部構成を示すブロック図である。図10に示すように、本実施形態に係る端末装置200は、上述した端末装置2の構成に加えて、実施形態2においてサーバ30が備えている記憶部35を備えている。また、端末装置200は、端末制御部22の各部材に加え、実施形態2におけるサーバ30のサーバ制御部34のキャラクター提示情報決定部340も含む端末制御部27を備えている。
実施形態5に係る表示システム1000においても、実施形態2に係る表示システム10と同様の効果を奏することができる。
上述の実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
〔情報提供処理〕
本実施形態に係る表示システム1000における情報提供処理(情報提供方法)では、端末通信部23とサーバ通信部31とのデータのやり取りがない。また、当該情報提供処理では、サーバ30のサーバ制御部34の代わりに、端末装置200の端末制御部27で制御する。これらの点以外は、当該情報提供処理は、実施形態2に係る表示システム10の情報提供処理と同様に行うことができる。
<実施形態6>
実施形態4及び5では、端末制御部26及び端末制御部27は、機器識別情報を参照してキャラクターID及びキャラクターの外見を決定している。ただし、端末制御部は、実施形態6の表示システム1500(不図示)の端末制御部28(不図示)のように更なる機能を有していてもよい。更なる機能とは、キャラクターIDが決定されている場合、機器種別情報を参照して、キャラクター提示情報のうち、キャラクター8の発話内容及び服装を更に決定する既往である。
〔表示システム1500〕
本実施形態に係る表示システム1500は、端末装置2000(不図示)を備えている。
本実施形態に係る端末装置2000は、上述した端末装置2の構成に加えて、実施形態3においてサーバ300が備えている記憶部37(不図示)を備えている。また、端末装置2000は、端末制御部22の各部材に加え、実施形態3におけるサーバ300のサーバ制御部36のキャラクター提示情報決定部360も含む端末制御部28(不図示)を備えている。
実施形態6に係る表示システム1500においても、実施形態3に係る表示システム100と同様の効果を奏することができる。
上述の実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
〔情報提供処理〕
本実施形態に係る表示システム1500における情報提供処理(情報提供方法)では、端末通信部23とサーバ通信部31とのデータのやり取りがない。また、当該情報提供処理では、サーバ300のサーバ制御部36の代わりに、端末装置2000の端末制御部28で制御する。これらの点以外は、当該情報提供処理は、実施形態3に係る表示システム100の情報提供処理と同様に行うことができる。
<実施形態7>
端末装置2、20、200、2000及びサーバ3、30、300の各ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、1以上のプロセッサにより実行されるソフトウェアによって実現してもよい。後者の場合、端末装置2、20、200、2000及びサーバ3、30、300のそれぞれを、図11に示すようなコンピュータ(電子計算機)を用いて構成することができる。
図11は、端末装置2、20、200、2000又はサーバ3、30、300として利用可能なコンピュータ910の構成を例示したブロック図である。コンピュータ910は、バス911を介して互いに接続された演算装置912と、主記憶装置913と、補助記憶装置914と、入出力インターフェース915と、通信インターフェース916とを備えている。演算装置912、主記憶装置913、及び補助記憶装置914は、それぞれ、例えば1以上のプロセッサ、RAM(random access memory)、ハードディスクドライブ及びフラッシュメモリ等のストレージであってもよい。入出力インターフェース915には、ユーザがコンピュータ910に各種情報を入力するための入力装置920、及び、コンピュータ910がユーザに各種情報を出力するための出力装置930が接続される。入力装置920及び出力装置930は、コンピュータ910に内蔵されたものであってもよいし、コンピュータ910に接続された(外付けされた)ものであってもよい。例えば、入力装置920は、キーボード、マウス、タッチセンサ等であってもよく、出力装置930は、ディスプレイ、プリンタ、スピーカ等であってもよい。また、タッチセンサとディスプレイとが一体化されたタッチパネルのような、入力装置920及び出力装置930の双方の機能を有する装置を適用してもよい。そして、通信インターフェース916は、コンピュータ910が外部の装置と通信するためのインターフェースである。
補助記憶装置914には、コンピュータ910を端末装置2、20、200、2000又はサーバ3、30、300として動作させるための各種のプログラムが格納されている。そして、演算装置912は、補助記憶装置914に格納された上記プログラムを主記憶装置913上に展開して該プログラムに含まれる命令を実行することによって、コンピュータ910を、端末装置2、20、200、2000又はサーバ3、30、300が備える各部として機能させる。なお、補助記憶装置914が備える、プログラム等の情報を記録する記録媒体は、コンピュータ読み取り可能な「一時的でない有形の媒体」であればよく、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブル論理回路等であってもよい。
また、上記プログラムは、コンピュータ910の外部から取得してもよく、この場合、任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して取得してもよい。そして、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。更に、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1、10、100、500、1000、1500 表示システム
2、20、200、2000 端末装置
3、30、300 サーバ(情報提供装置)
4 ネットワーク
5 家電機器(機器)
6 無線LANルータ
7 撮像画像
8 キャラクター
21 撮像部
22、26、27、28 端末制御部(制御部)
23 端末通信部(通信部)
24 音声出力部
25 表示部
31 サーバ通信部(通信部)
32、34、36 サーバ制御部(制御部)
33、35、37 記憶部
50 家電機器通信部
220 機器識別情報特定部
221 画像認識部
222 固有情報取得部
223 位置情報取得部
224 重畳画像生成部
320、340、360 キャラクター提示情報決定部
330、350 キャラクター管理DB
910 コンピュータ
911 バス
912 演算装置
913 主記憶装置
914 補助記憶装置
915 入出力インターフェース
916 通信インターフェース
920 入力装置
930 出力装置

Claims (13)

  1. 撮像画像にキャラクターの画像を重畳して表示する端末装置に対して情報を提供する情報提供装置であって、
    通信部と制御部とを備え、
    上記制御部は、
    上記撮像画像に含まれる機器の個体を識別する機器識別情報を参照して、上記キャラクターの提示態様を特定するキャラクター提示情報を決定し、
    決定した上記キャラクター提示情報を、上記通信部を介して上記端末装置に送信する
    ことを特徴とする情報提供装置。
  2. 上記機器識別情報は、上記撮像画像に含まれる機器の外見から得られる種別情報である機器種別情報を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 上記機器識別情報は、上記撮像画像の撮像位置情報を更に含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報提供装置。
  4. 上記機器識別情報は、上記端末装置と、上記撮像画像に含まれる機器との通信により得られる固有情報を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  5. 上記制御部は、上記機器識別情報とキャラクター特定情報とが対応付けられた対応情報を更に参照して上記キャラクター提示情報を決定するものであり、
    上記対応情報の少なくとも1つは、互いに異なる複数の機器識別情報に対して、同一のキャラクター提示情報が対応付けられている
    ことを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載の情報提供装置。
  6. 上記制御部は、上記撮像画像に含まれる機器の外見から得られる種別情報である機器種別情報を参照して、上記キャラクター提示情報のうち、上記キャラクターの発話内容及び服装のうちの少なくとも1つを更に決定する
    ことを特徴とする請求項2〜5の何れか1項に記載の情報提供装置。
  7. 撮像部と表示部と通信部と制御部とを備える端末装置であって、
    上記制御部は、
    上記撮像部により撮像された撮像画像に含まれる機器の個体を識別する機器識別情報を参照して特定された、キャラクターの提示態様を特定するキャラクター提示情報を、上記通信部を介して取得し、
    上記キャラクター提示情報を参照して、上記表示部に、上記キャラクターの画像を上記撮像画像に重畳して表示させる
    ことを特徴とする端末装置。
  8. 音声出力部を更に備え、
    上記制御部は、上記キャラクター提示情報を参照して、上記音声出力部から音声を出力させることを特徴とする請求項7に記載の端末装置。
  9. 上記機器識別情報は、上記撮像画像に含まれる機器の外見から得られる種別情報である機器種別情報を含む
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の端末装置。
  10. 上記機器識別情報は、上記撮像画像の撮像位置情報を更に含む
    ことを特徴とする請求項9に記載の端末装置。
  11. 上記機器識別情報は、上記撮像画像に含まれる機器との通信により得られる固有情報を含む
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の端末装置。
  12. 情報提供装置と端末装置とを含む表示システムであって、
    上記端末装置は、撮像部と表示部と端末通信部と端末制御部とを備え、
    上記情報提供装置は、サーバ通信部とサーバ制御部とを備え、
    上記端末制御部は、
    上記撮像部により撮像された撮像画像に含まれる機器の個体を識別する機器識別情報を、上記端末通信部を介して送信し、
    上記サーバ制御部は、
    キャラクターの提示態様を特定するキャラクター提示情報を、サーバ通信部を介して取得した上記機器識別情報を参照して決定し、
    決定した上記キャラクター提示情報を、上記サーバ通信部を介して上記端末装置に送信し、
    上記端末制御部は、
    上記キャラクター提示情報を、上記端末通信部を介して取得し、
    上記キャラクター提示情報を参照して、上記表示部に、上記キャラクターの画像を上記撮像画像に重畳して表示させる
    ことを特徴とする表示システム。
  13. 撮像画像にキャラクターの画像を重畳して表示する端末装置に対して情報を提供する情報提供方法であって、
    上記撮像画像に含まれる機器の個体を識別する機器識別情報を参照して、上記キャラクターの提示態様を特定するキャラクター提示情報を決定するキャラクター提示情報決定工程と、
    決定した上記キャラクター提示情報を、上記端末装置に送信する送信工程と
    を含んでいることを特徴とする情報提供方法。
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