JP2018158740A - 容器保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器の開口部を塞ぐことなく容器の外観を装飾できる容器保持具を提供する。【解決手段】容器保持具10で保持される容器12は、草木Vを収容する容器本体14と、容器本体14の上端部に上方に開いて設けられた開口部16と、開口部16の外面に設けられた雄ネジ18とを有している。容器保持具10は、容器12の雄ネジ18にネジ嵌合されるネジ嵌合部20と、容器12の容器本体14を覆う覆い部22とを備えている。ネジ嵌合部20は、第1線材28を螺旋状に巻くことによって形成されており、覆い部22は、第1線材28に連続する第2線材30を螺旋状に巻くことによって形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、物品を収容する容器本体と容器本体に設けられた開口部とを有する容器を保持する容器保持具に関する。
特許文献1には、従来の容器保持具としての飲料容器保持具が記載されている。この飲料容器保持具は、飲料容器を運搬するときに飲料容器を保持するものであり、螺旋状スプリングからなる筒体と、筒体の下端部に設けられた底体と、筒体の上端部に設けられた蓋体とを有している。筒体の上端部には、開口部が設けられており、蓋体は、開口部の周縁部に回動可能に取り付けられている。
飲料容器保持具で飲料容器を保持する際には、まず、筒体の開口部から筒体の内部に飲料容器を収容する。続いて、筒体の上端が飲料容器の上端よりも上方に位置するように筒体を引き延ばし、その状態で蓋体を回動させることによって、筒体の開口部を蓋体で塞ぐ。その後、筒体を引き延ばす力を解除する。すると、筒体の復元力によって、蓋体が飲料容器の上部に押し付けられ、これにより飲料容器が保持される。飲料容器保持具で飲料容器を保持した状態では、飲料容器の開口部が蓋体で塞がれるとともに、筒体の螺旋形状によって飲料容器の外観が装飾される。
特開2007−45444号公報
しかしながら、特許文献1に記載された飲料容器保持具では、蓋体で飲料容器の開口部を塞いでいたので、飲料容器の開口部から物品を出し入れすることができなかった。そのため、筒体の螺旋形状で装飾された飲料容器を花器や筆立てなどに用いることができなかった。
本発明は上記問題に対処するためになされたものであり、容器の開口部を塞ぐことなく容器の外観を装飾できる容器保持具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る容器保持具の特徴は、物品を収容する容器本体と、前記容器本体の上端部に上方に開いて設けられた開口部と、前記開口部の外面に設けられた雄ネジとを有する容器を保持する容器保持具であって、第1線材を螺旋状に巻くことによって形成され、前記雄ネジにネジ嵌合されるネジ嵌合部と、前記第1線材に連続する第2線材を螺旋状に巻くことによって形成され、前記容器本体を覆う覆い部とを備えることにある。
この構成では、第1線材を螺旋状に巻くことによって形成されたネジ嵌合部が容器の雄ネジにネジ嵌合されるので、容器の開口部を塞ぐことなく、ネジ嵌合部および覆い部の螺旋形状によって容器の外観を装飾できる。また、ネジ嵌合部が容器の雄ネジにネジ嵌合されると、容器保持具と容器とが一体化されて、これらの全体重量が大きくなるので、容器を安定させること(すなわち、倒れ難くすること)ができる。さらに、ネジ嵌合部を構成する第1線材と覆い部を構成する第2線材とは互いに連続して形成されているので、1本の線材から容器保持具を簡単に形成できる。
本発明に係る容器保持具の他の特徴は、前記ネジ嵌合部の螺旋ピッチは、前記雄ネジのネジピッチよりも短くされており、前記ネジ嵌合部は、前記雄ネジにネジ嵌合されたときに前記螺旋ピッチが前記ネジピッチと同じになるように変形され得る剛性で形成されていることにある。
この構成では、ネジ嵌合部の螺旋ピッチが雄ネジのネジピッチと同じになるようにネジ嵌合部が変形されるので、1つの容器保持具を雄ネジのネジピッチが異なる複数種類の容器に共通に使用できる。
本発明に係る容器保持具の他の特徴は、前記覆い部の軸方向長さは、前記容器本体の上下方向長さよりも短くされており、前記覆い部は、前記ネジ嵌合部が前記雄ネジにネジ嵌合されたときに自重で延びるように変形され得る剛性で形成されていることにある。
この構成では、覆い部の収縮時における軸方向長さ(すなわち、中心線が延びる方向の長さ)が容器本体の上下方向長さよりも短くされており、覆い部は、自重で延びるように変形され得る剛性で形成されている(すなわち、初張力が小さい)ので、1つの容器保持具を容器本体14の長さが異なる複数種類の容器12に共通に使用できる。
また、覆い部の軸方向長さが容器本体の上下方向長さよりも短くされており、容器本体の下端部を覆い部から突出させることができるので、ネジ嵌合部を容器の雄ネジにネジ嵌合させるときには、容器本体の下端部を手で持ち易い。さらに、容器保持具をコンパクトに形成することが可能であり、容器保持具を搬送したり保管したりするときに容器保持具が占める空間を狭小化できる。
本発明に係る容器保持具の他の特徴は、前記ネジ嵌合部の外径よりも大きい外径を有し、前記ネジ嵌合部の上方に設けられた上方延長部をさらに備え、前記上方延長部は、前記第1線材に連続する第3線材を螺旋状に巻くことによって形成されていることにある。
この構成では、ネジ嵌合部の外径よりも大きい外径を有する上方延長部がネジ嵌合部の上方に設けられているので、上方延長部を手で握り易い。また、ネジ嵌合部を構成する第1線材と上方延長部を構成する第3線材とは互いに連続して形成されているので、1本の線材から容器保持具を簡単に形成できる。
本発明に係る容器保持具の他の特徴は、前記上方延長部は、前記ネジ嵌合部の上端部から上方に向けて外径が徐々に大きくなるように形成されていることにある。
この構成では、上方に向けて外径が徐々に大きくなるように形成された上方延長部を、容器の開口部に物品を導くガイドとして用いることができるので、物品を容器に挿入し易い。
本発明に係る容器保持具の他の特徴は、前記覆い部は、前記ネジ嵌合部の下端部から下方に向けて外径が徐々に大きくなるように形成された拡径部を有していることにある。
一般に、飲料水を収容するペットボトルやガラス瓶などの容器では、容器本体の外径が開口部の外径よりも大きくなっており、容器本体と開口部との間に段差が生じている。上記構成の容器保持具では、容器本体と開口部との間に生じた段差の周囲に覆い部の拡径部を配置することができるので、容器保持具を容器の外面に添わせてコンパクトに配置できる。
本発明に係る容器保持具の他の特徴は、前記覆い部は、下方に向けて外径が徐々に小さくなるように前記拡径部の下方に形成された縮径部を有していることにある。
飲料水を収容するペットボトルやガラス瓶などの容器では、容器本体の外径が下方に向けて徐々に小さくなっていることは稀である。上記構成の容器保持具は、下方に向けて外径が徐々に小さくなるように形成された縮径部を有しているので、通常の容器が持たない外観を呈することができる。
図1(A)は、第1実施形態に係る容器保持具の構成を示す平面図であり、図1(B)は、第1実施形態に係る容器保持具の構成を示す正面図である。 第1実施形態に係る容器保持具の使用方法を示す正面図である。 第1実施形態に係る容器保持具の使用状態を示す正面図である。 図4(A)は、第2実施形態に係る容器保持具の構成を示す正面図であり、図4(B)は、第2実施形態に係る容器保持具の使用状態を示す正面図である。 図5(A)は、第3実施形態に係る容器保持具の構成を示す正面図であり、図5(B)は、第3実施形態に係る容器保持具の使用状態を示す正面図である。
以下、本発明に係る容器保持具の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1(A)は、本発明の第1実施形態に係る容器保持具10の構成を示す平面図であり、図1(B)は、容器保持具10の構成を示す正面図である。図2は、容器保持具10の使用方法を示す正面図であり、図3は、容器保持具10の使用状態を示す正面図である。
図1(A),(B)に示す容器保持具10は、図2に示す容器12を保持するとともに、容器12の外観を装飾するものである。図2に示すように、容器12は、物品を収容する容器本体14と、容器本体14の上端部に上方に開いて設けられた円筒状の開口部16と、開口部16の外面に設けられた雄ネジ18とを有している。容器本体14は、有底円筒状に形成されており、容器本体14の外径は、開口部16の外径よりも大きくされている。これにより、容器本体14と開口部16との間には段差Sが生じている。本実施形態の容器12は、具体的にはペットボトルであり、図3に示すように、物品としての草木Vを収容する花器として用いられる。
なお、図2に示す容器12の種類は特に限定されるものではなく、ペットボトルに代えて、他のプラスチック容器、ガラス瓶および金属製容器などが用いられてもよい。また、容器12に収容される物品の種類は特に限定されるものではなく、図3に示す草木Vに代えて、アロマオイル、筆、台所用品(お玉、菜箸、箸など)などの物品が収容されてもよい。つまり、図2に示す容器12は、アロマオイル容器、筆立て、台所用品(お玉、菜箸、箸など)立てなどとして用いられてもよい。
図1(A),(B)に示すように、容器保持具10は、容器12の雄ネジ18(図2)にネジ嵌合されるネジ嵌合部20と、容器12の容器本体14(図2)を覆う覆い部22と、人の手(図示省略)で握られる上方延長部24とを備えている。
図1(B)に示すように、ネジ嵌合部20は、ステンレス製の第1線材28を螺旋状に巻くことによって形成されている。図2に示すように、ネジ嵌合部20の螺旋ピッチP1は、雄ネジ18のネジピッチP2よりも短くされている。ネジ嵌合部20の剛性は、ネジ嵌合部20が雄ネジ18にネジ嵌合されたときに、螺旋ピッチP1がネジピッチP2と同じになるようにネジ嵌合部20が変形され得るように(すなわち、初張力が小さく)設計されている。言い換えると、ネジ嵌合部20は、雄ネジ18にネジ嵌合されたときに、螺旋ピッチP1がネジピッチP2と同じになるように変形され得る剛性で形成されている。
図1(A),(B)に示すネジ嵌合部20の剛性は、第1線材28の硬さや線径などで決まり、第1線材28の線径が大きくなるほど大きくなる。本実施形態のネジ嵌合部20は、雄ネジ18(図2)にネジ嵌合されたときに弾性変形され、雄ネジ18(図2)から離脱されたときに元の形状に復元される。また、ネジ嵌合部20の軸方向の長さは、雄ネジ18における少なくとも1つのネジ山と噛み合うことができる長さに形成されていればよいが、好ましくは雄ネジ18が形成されている軸方向の長さ以上の長さに形成されるとよい。この場合、ネジ嵌合部20は、開口部16の軸方向の長さ以上の長さに形成されることでネジ嵌合部20に雄ネジ18をネジ嵌合させた際に開口部16の側面をネジ嵌合部20で覆うことができる。また、容器本体14の深さが浅い場合においては、容器本体14内に収容する草木Vなどを支持することができる。また、ネジ嵌合部20は、軸方向の長さを開口部16の2倍以上の長さに形成することにより、ネジ嵌合部20に雄ネジ18をネジ嵌合させる際に持ち手として機能させることができ、容器12の取付取り外し作業を容易にすることができる。
図1(B)に示すように、覆い部22は、第1線材28の一方端に連続するステンレス製の第2線材30を螺旋状に巻くことによって形成されている。本実施形態の覆い部22は、ネジ嵌合部20の下端部から下方に向けて外径が徐々に大きくなるように形成された拡径部32と、拡径部32の下端部から下方に向けて外径が徐々に小さくなるように形成された縮径部34と、縮径部34の下端部から下方に向けて一定の外径で形成された円筒部36とを有している。これにより、覆い部22は、図2に示す容器12の外観とは異なるデザイン性に優れた外観を呈している。
図2に示すように、覆い部22の収縮時における軸方向長さ(すなわち、中心線が延びる方向の長さ)L1は、容器本体14の上下方向長さL2よりも短くされている。また、図3から分かるように、覆い部22の剛性は、ネジ嵌合部20が雄ネジ18にネジ嵌合されたときに、覆い部22が自重で延びるように(すなわち、初張力が小さく)設計されている。言い換えると、覆い部22は、ネジ嵌合部20が雄ネジ18にネジ嵌合されたときに、自重で延びるように変形され得る剛性で形成されている。
図1(A),(B)に示す覆い部22の剛性は、第2線材30の硬さや線径などで決まり、第2線材30の線径が大きくなるほど大きくなる。本実施形態の覆い部22は、コイルスプリングであり、ネジ嵌合部20が雄ネジ18(図2)にネジ嵌合されたときに、自重で延びるように弾性変形される。図3に示す容器12および容器保持具10が傾けられるなどによって、覆い部22に対してこれを引き延ばす力(自重)が作用しなくなると、覆い部22は元の形状に復元される。図3に示すように、容器保持具10が装着された容器12を支持台Qの上面に載置したとき、覆い部22の下端に位置する開口部22aは、支持台Qの上面に接触する。なお、本実施形態において覆い部22は、伸長した場合に容器本体14よりも長く延びる軸方向長さに形成したが、容器本体14の軸方向長さよりも短い長さに形成されていてもよい。これによれば、容器保持具10が装着された容器12を支持台Qの上面に載置した場合には、覆い部22の下端に位置する開口部22aは、支持台Qの上面に接触することなく宙に浮いた状態で容器12を装飾する。
図1(A),(B)に示すように、上方延長部24は、第1線材28の他方端に連続するステンレス製の第3線材38を螺旋状に巻くことによって、ネジ嵌合部20の上方に設けられている。上方延長部24は、ネジ嵌合部20の外径よりも大きい外径を有しており、本実施形態では、ネジ嵌合部20の上端部から上方に向けて外径が徐々に大きくなるように杯型に形成されている。なお、上方延長部24の形状は、特に限定されるものではなく、上方に向けて外径が徐々に大きくなる杯型と一定の外径を有する円筒型とを組み合わせた形状にされてもよい。そして、この容器保持具10は、外径を変化させながらコイルスプリングを成形することができるNCコイリングマシン、NCフォーミングマシンまたはNCトーションマシンなどの数値制御式機械装置によって製造することができる。
図2に示すように、容器保持具10で容器12を保持する際には、覆い部22の下端に設けられた開口部22aから覆い部22の内部に容器12を挿入し、ネジ嵌合部20を容器12の雄ネジ18にネジ嵌合させる。このとき、覆い部22の軸方向長さL1は、容器本体14の上下方向長さL2よりも短くされているので、容器本体14の下端部14aを覆い部22の開口部22aから外側に突出させることが可能であり、容器本体14の下端部14aを手で持ち易い。また、上方延長部24は、ネジ嵌合部20の外径よりも大きい外径を有しているので、上方延長部24を手で持ち易い。
図3に示すように、容器保持具10で容器12を保持した状態では、容器12の外観が容器保持具10の螺旋形状で装飾される。容器保持具10が装着された容器12の容器本体14に草木Vを挿入する際には、杯型に形成された上方延長部24が草木Vを開口部16に導くガイドとなる。
本実施形態によれば、上記構成により以下の各効果を奏することができる。すなわち、図1(A),(B)に示すように、ネジ嵌合部20、覆い部22および上方延長部24のそれぞれが螺旋状に形成されているので、これらの螺旋形状によって容器12(図2)の外観を装飾できる。図3に示すように、螺旋状に形成されたネジ嵌合部20が容器12の雄ネジ18にネジ嵌合されるので、容器12の開口部16が塞がれることはない。つまり、容器12の開口部16を塞ぐことなく、容器12の外観を装飾できる。すなわち、容器保持具10は、容器12内に草木Vなどを挿さなくても容器12の装飾具として用いることができる。
図3に示すように、ネジ嵌合部20が容器12の雄ネジ18にネジ嵌合されると、容器保持具10と容器12とが一体化されて、これらの全体重量が大きくなるので、容器12を安定させること(すなわち、倒れ難くすること)ができる。
図1(B)に示すように、ネジ嵌合部20を構成する第1線材28と、覆い部22を構成する第2線材30と、上方延長部24を構成する第3線材38とは、互いに連続して形成されているので、1本の線材から容器保持具10を簡単に形成できる。
図2に示すネジ嵌合部20は、雄ネジ18にネジ嵌合されたときに、螺旋ピッチP1がネジピッチP2と同じになるように変形されるので、1つの容器保持具10を雄ネジ18のネジピッチP2が異なる複数種類の容器12に共通に使用できる。
図2に示すように、覆い部22の軸方向長さL1が容器本体14の上下方向長さL2よりも短くされており、覆い部22は、自重で延びるように変形され得る剛性で形成されている(すなわち、初張力が小さい)ので、1つの容器保持具10を容器本体14の長さL2が異なる複数種類の容器12に共通に使用できる。
図2に示すように、覆い部22の軸方向長さL1が短いことから、容器本体14の下端部14aを覆い部22の開口部22aから外側に突出させることが可能であり、ネジ嵌合部20を容器12の雄ネジ18にネジ嵌合させるときには、容器本体14の下端部14aを手で持ち易い。また、容器保持具10をコンパクトに形成することができるので、容器保持具10を搬送したり保管したりするときに容器保持具10が占める空間を狭小化できる。
図2に示すように、ネジ嵌合部20の外径よりも大きい外径を有する上方延長部24がネジ嵌合部20の上方に設けられているので、上方延長部24を手で握り易い。したがって、容器本体14の下端部14aを手で持ち易いことと相俟って、ネジ嵌合部20を雄ネジ18にネジ嵌合させる作業を簡単に行うことができる。
図3に示すように、上方延長部24は、ネジ嵌合部20の上端部から上方に向けて外径が徐々に大きくなるように杯型に形成されているので、上方延長部24が草木Vを容器12の開口部16に導くガイドとなり、草木Vを容器12に挿入し易い。
図3に示すように、覆い部22は、下方に向けて外径が徐々に大きくなるように形成された拡径部32を有しており、この拡径部32を容器12に設けられた段差Sの周囲に配置できるので、容器保持具10を容器12の外面に添わせてコンパクトに配置できる。
図3に示すように、覆い部22は、下方に向けて外径が徐々に小さくなるように拡径部32の下方に形成された縮径部34を有しているので、容器12の外観とは異なるデザイン性に優れた外観を呈することができる。
なお、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されず、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、図1(A),(B)に示す第1線材28、第2線材30および第3線材38のそれぞれがステンレスで形成されているが、これらは、他の鉄系金属、非鉄系金属、合成樹脂および木材のいずれかで形成されてもよい。
図1(A),(B)に示すように、上記実施形態では、ネジ嵌合部20、覆い部22および上方延長部24が弾性変形可能に構成されているが、これらは、塑性変形可能に構成されてもよいし、変形不可能に構成されてもよい。覆い部22が変形不可能に構成された場合には、支持台Q(図3)の上面に当接される覆い部22によって容器12を支持できる。
図1(B)に示すように、上記実施形態では、覆い部22の縮径部34が拡径部32に連続して設けられているが、縮径部34は拡径部32から離間して設けられてもよい。この場合、拡径部32と縮径部34との間には、一定の外径を有する円筒部(図示省略)が設けられてもよい。
図1(A),(B)に示すように、上記実施形態では、ネジ嵌合部20の上方に上方延長部24が設けられるとともに、覆い部22に縮径部34が設けられているが、第2実施形態に係る容器保持具40(図4(A),(B))および第3実施形態に係る容器保持具60(図5(A),(B))のように、上方延長部24および縮径部34は省略されてもよい。
図4(A)は、第2実施形態に係る容器保持具40の構成を示す正面図であり、図4(B)は、容器保持具40の使用状態を示す正面図である。なお、図4(B)では、容器保持具40が装着された容器42を、筆Wを立てる筆立てとして用いた状態を示している。
図4(A),(B)に示すように、第2実施形態に係る容器保持具40では、ネジ嵌合部44の開口部44aが上方に開かれている。覆い部46の拡径部48は、その外径を急拡大させるように、軸方向長さを短くして形成されており、拡径部48の下方には、一定の外径を有する円筒部50が拡径部48に連続して設けられている。
図5(A)は、第3実施形態に係る容器保持具60の構成を示す正面図であり、図5(B)は、容器保持具60の使用状態を示す正面図ある。なお、図5(B)では、容器保持具60が装着された容器62を、アロマオイルを収容するアロマオイル容器として用いた状態を示している。図5(B)に示す容器62の開口部62aには、アロマオイルを吸い上げる竹串Xが挿し込まれている。
図5(A),(B)に示すように、第3実施形態に係る容器保持具60では、ネジ嵌合部64の開口部64aが上方に開かれている。覆い部66の拡径部68は、その外径を緩やかに拡大させるように、軸方向長さを長くして形成されており、拡径部68の下方には、一定の外径を有する円筒部70が拡径部68に連続して設けられている。
これらの容器保持具40,60では、図1(A),(B)に示す上方延長部24および縮径部34を省略しているので、よりコンパクトに形成できる。したがって、容器保持具40,60を搬送したり保管したりするときに容器保持具40,60が占める空間をより狭小化できる。
10…容器保持具、12…容器、14…容器本体、16…開口部、18…雄ネジ、
20…ネジ嵌合部、22…覆い部、24…上方延長部、28…第1線材、30…第2線材、38…第3線材。

Claims (7)

  1. 物品を収容する容器本体と、前記容器本体の上端部に上方に開いて設けられた開口部と、前記開口部の外面に設けられた雄ネジとを有する容器を保持する容器保持具であって、
    第1線材を螺旋状に巻くことによって形成され、前記雄ネジにネジ嵌合されるネジ嵌合部と、
    前記第1線材に連続する第2線材を螺旋状に巻くことによって形成され、前記容器本体を覆う覆い部とを備える、容器保持具。
  2. 前記ネジ嵌合部の螺旋ピッチは、前記雄ネジのネジピッチよりも短くされており、
    前記ネジ嵌合部は、前記雄ネジにネジ嵌合されたときに前記螺旋ピッチが前記ネジピッチと同じになるように変形され得る剛性で形成されている、請求項1に記載の容器保持具。
  3. 前記覆い部の軸方向長さは、前記容器本体の上下方向長さよりも短くされており、
    前記覆い部は、前記ネジ嵌合部が前記雄ネジにネジ嵌合されたときに自重で延びるように変形され得る剛性で形成されている、請求項1または2に記載の容器保持具。
  4. 前記ネジ嵌合部の外径よりも大きい外径を有し、前記ネジ嵌合部の上方に設けられた上方延長部をさらに備え、
    前記上方延長部は、前記第1線材に連続する第3線材を螺旋状に巻くことによって形成されている、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の容器保持具。
  5. 前記上方延長部は、前記ネジ嵌合部の上端部から上方に向けて外径が徐々に大きくなるように形成されている、請求項4に記載の容器保持具。
  6. 前記覆い部は、前記ネジ嵌合部の下端部から下方に向けて外径が徐々に大きくなるように形成された拡径部を有している、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の容器保持具。
  7. 前記覆い部は、下方に向けて外径が徐々に小さくなるように前記拡径部の下方に形成された縮径部を有している、請求項6に記載の容器保持具。
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