JP2018158471A - ブックカバー、ケース - Google Patents

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輝男 佐藤
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Abstract

【課題】収容物の厚みの変化に容易に対応することができるブックカバーおよびケースを提供する。
【解決手段】矩形状に形成され、冊子を保護するシート材を備え、前記シート材は、幅方向の両端部に設けられて、前記冊子の表紙の少なくとも一部が差し込まれる一対の差し込み部と、前記一対の差し込み部で挟まれた領域に設けられた可撓部と、を有し、前記可撓部には、前記一対の差し込み部が離反する方向への動きを許容するスリットが複数設けられていることを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、ブックカバーおよび名刺入れなどのカード類を収めるケースに関する。
書籍には、さまざまな厚みのものがある。そのため、書籍を保護するブックカバーには、例えば、A6判やB6判などの書籍の表紙の大きさにそれぞれ対応したものが使われる。
このようなブックカバーには、書籍の表紙をブックカバーに差し込むための差し込み部を設け、ブックカバーの一部を折りたたんで形成される差し込み部に書籍の裏表紙を差し込むことによってページ数が多く厚みのある書籍を収容可能とするものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、名刺などのカード類を収容するケースは、カードをまとめて収容するポケットの用量に限度がある。さらに、ケースを折りたたんだ際に、ケースの端部同士を揃えた状態で係止する係止部材が設けられ、このポケットに対向して、カード類を差し込むカードさしが設けられているものがある。
特許文献1では、ブックカバーの一部である余剰部を書籍の大きさに合わせて折りたたみ、ブックカバーの寸法を変更する。そして、書籍の表紙を差し込み部に差し込むことにより、さまざまな厚みの書籍を収容することができる。
しかし、特許文献1では、ひとたび書籍の厚みに合わせてブックカバーの寸法を変更したあとに、異なる厚みの書籍を収容する場合、再度ブックカバーの余剰部を折りたたんで、異なる厚みの書籍に対応した寸法にする必要がある。したがって、ブックカバーが耐久性の小さい素材で作られている場合には、折り目が目立ってしまう、もしくは、ブックカバーの破損の原因となることがある。
また、係止部材が設けられているケースでは、カードさしに差し込まれるカード類の枚数によっては、ケースの端部を揃えた状態でケースを係止することができなくなってしまう。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであり、収容物の厚みの変化に容易に対応することができるブックカバーおよびケースを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、矩形状に形成され、冊子を保護するシート材を備え、前記シート材は、幅方向の両端部に設けられて、前記冊子の表紙の少なくとも一部が差し込まれる一対の差し込み部と、前記一対の差し込み部で挟まれた領域に設けられた可撓部と、を有し、前記可撓部には、前記一対の差し込み部が離反する方向への動きを許容するスリットが複数設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、収容物の厚みの変化に容易に対応することができるブックカバーおよびケースを提供することができる。なお、上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明において明らかにされる。
本発明の実施の形態1に係るブックカバーを示す図。 本発明の実施の形態1に係る切り込み部のスリットの形を例示した図。 本発明の実施の形態1に係る可撓部が変形する様子を示す図。 本発明の実施の形態1に係るブックカバーを書籍に装着する際の説明図。 本発明の実施の形態1に係るブックカバーを書籍に装着する際の説明図。 本発明の実施の形態1に係るブックカバーに書籍を収めた図。 本発明の実施の形態1に係るシート材における切り込み部の態様を示す図。 本発明の実施の形態1に係るシート材における可撓部の態様を示す図。 本発明の実施の形態1に係るシート材における可撓部の態様を示す図。 本発明の実施の形態1に係る可撓部の態様を示す図。 本発明の実施の形態1に係る可撓部の態様を示す図。 本発明の実施の形態2に係るブックカバーを示す図。 本発明の実施の形態2に係るブックカバーに書籍を収めた図。 本発明の実施の形態3に係るケースの態様を示す図。 本発明の実施の形態3に係るケースの態様を示す図。 本発明の実施の形態2に係るケースの態様を示す図。 本発明の実施の形態2に係るケースの態様を示す図。 本発明の実施の形態5に係る可撓部を設けたペンケースを例示した図。 本発明に係るシート材の他の態様を示す図。
実施の形態1.
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。本実施形態においては収容物が書籍などの冊子である場合に、書籍の厚みの変化に対応可能なブックカバーについて説明する。
図1は、本実施形態に係るブックカバー1を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係るブックカバー1は、書籍など保護対象の収容物を保護するシート材2、収容物が差し込み可能なようにシート材2の端部に設けられる差し込み部3、可撓部4を含む。
シート材2は、革、合皮、ビニール、ポリプロピレン、不織布、紙などシート状の素材を材質として、長方形や正方形、もしくは、四隅を丸くするもしくは切り取るなどの加工を行い、矩形状になるように形成されたものである。また、ウエットスーツに用いられるような収縮性のある素材をシート材2の材質として用いてもよい。
差し込み部3は、収容物を差し込むことができる形態によって、例えば、収容物が書籍である場合には、書籍の表紙の一部の範囲を差し込むことができる程度の大きさでシート材2に設けられている。また、ブックカバー1には、シート材2の幅を示す幅方向の両端部に一対の差し込み部3が設けられている。
可撓部4は、例えば、シート材2を貫通するように、かつ、複数の切り込み部5を入れるなどして、シート材2に設けられた一対の差し込み部3によって挟まれた領域に設けられている。また、図2に示すように、シート材2に対して直線に切った形、曲線に切った形、波状に切った形、所定の形に切り抜いた形などにしてスリット50を形成し、可撓部4を設けてもよい。さらに、図2に示すように、スリット50の両端部を円状にすることによって、スリット50からシート材2の切り裂けを防ぐことができる。
可撓部4は、切り込み部5A、切り込み部5Bを含む。切り込み部5Aには、シート材2の幅方向に対して、シート材2の高さを示す高さ方向の両端辺に切れ目が入るようにスリット50が複数設けられている。また、切り込み部5Aにおいてスリット50は、つなぎ目を介して差し込み部3が離反する方向である第1の方向と直交する第2の方向に連続して設けられる。さらに、切り込み部5Aは、シート材2に設けられた一対の差し込み部3が離反する方向である第1の方向に沿って配列されている。切り込み部5Bは、第1の方向に沿って配列された一対の切り込み部5Aの間に位置し、スリット50がつなぎ目で挟まれるように設けられている。
切り込み部5Bは、第1の方向に沿って配列された一対の切り込み部5Aの間に位置し、スリット50がつなぎ目で挟まれるように設けられている。以後、本実施形態においては、切り込み部5Aおよび切り込み部5Bを、それぞれ第1切り込み部、第2切り込み部と称し、総じて「切り込み部5」として記載する。
可撓部4は、図3に示すように、例えば、書籍Bにブックカバー1を装着する際に、シート材2に対して所定の方向に力が加えられた場合に、切り込み部5のスリット50を伸長させることによって、一対の差し込み部3が離反する方向に動かすことができる。したがって、スリット50は、シート材2に設けられた一対の差し込み部3が離反する方向へと可撓部4が動くことを許容する機能を果たす。可撓部4が動くことにより、ブックカバー1の寸法(図3のAの方向)が大きくなり、書籍Bの表紙の少なくとも一部を差し込み部3に容易に差し込むことができる。
なお、本実施形態に係るブックカバー1は、収容物を収容する際に、必ずしも可撓部4が収縮した状態でなくともよい。収容物の厚さによっては、ブックカバー1を用いる際に、可撓部4が伸長した状態、もしくは、可撓部4が収縮した状態で収容物を収容する。また、本実施形態に係るブックカバー1は、シート材2、可撓部4および切り込み部5が含まれる一枚のシート材からなってもよく、さらに、ブックカバー1が書籍Bなどを収容する場合、差し込み部3、可撓部4が含まれる一枚の面材をシート材2としてもよい。
次に、本実施形態に係るブックカバー1の取り付け態様について図4および図5を参照して説明する。図4および図5は、本実施形態に係るブックカバー1を、収容物である書籍BA、書籍BBに取り付ける際の態様を示す図である。
図4には、一般的な文芸書程度の厚みの書籍BAにブックカバー1を取り付ける様子を示す図である。図4に示すように、書籍BAにブックカバー1を取り付ける際には、まず、差し込み部3Aに書籍BAの表表紙を差し込む。次に、書籍BAの裏表紙を差し込み部3Bまで到達させる。そして、図4に破線で示すように、一般的な文芸書程度の厚みの書籍BAであれば、書籍BAのもう一方の表紙を差し込み部3Bに差し込むことにより、ブックカバー1によって書籍BAを保護することができる。
図5は、辞書など一般的な文芸書と比較して厚みの大きい書籍BBにブックカバー1を取り付ける様子を示す図である。図5に示すように、書籍BBにブックカバー1を取り付ける際には、書籍BAの場合と同様に差し込み部3Aに書籍BBの表表紙を差し込む。次に、書籍BBの裏表紙が差し込み部3Bに到達するまでシート材2を引っ張る。
シート材2を引っ張ることにより、可撓部4の切り込み部5が伸長してブックカバー1の寸法を大きくすることができる。そして、図5に破線で示すように、書籍BBのもう一方の表紙を差し込み部3Bに到達させて差し込む。このようにすると、図6に示すようにブックカバー1によって書籍BBを保護することができる。以上説明したように、本実施形態に係るブックカバー1は、ブックカバー1の両側の端部を重複させる際に、切り込み部5が伸長して、可撓部4が収容物の厚みの変化に対応することができるように設けられている。
なお、図7の(a)および図7の(b)に示すように、シート材2の幅方向に対してスリット50を斜めに入れることによって切り込み部5を設けてもよい。さらに、図8に示すように、ブックカバー1で書籍BCを収容した場合に、シート材2に対して書籍BCの背表紙が到達しない位置、すなわち、差し込み部3が離反する方向におけるシート材2幅方向の中央部の、例えば、書籍BCの厚みに相当する範囲に、スリット50が設けられていない保護部20を設けてもよい。
また、図9に示すように、ブックカバー1で書籍BDを収容した場合に、差し込み部3の近傍になるような位置に可撓部4を設けてもよい。なお、図9において、差し込み部3は、外観から見えない位置にあるため、破線で囲ったハッチングによって示している。なお、図8、図9に示すブックカバー1には、可撓部4が2か所以上含まれてもよい。
また、シート材2の幅方向におけるスリット50の間隔の幅やスリット50の大きさは、シート材2の材質に応じて適宜変化させてもよい。例えば、図10に示すように、シート材2の材質が不織布などの強度の小さいものである場合、スリット50の間隔の幅やスリット50の大きさを小さくしてスリット50を設けることにより、不織布が破れて破損することを防ぐことができる。
なお、スリット50の大きさをスリット50同士のつなぎ目よりも大きくすることにより、可撓部4を変形させた際にブックカバー1が破損する可能性を低減することができる。
また、図11に示すように、シート材2の材質が革などの強度の大きいものである場合、スリット50の間隔の幅やスリット50の大きさを大きくしてスリット50を設けることにより、革に切り込みを入れる加工を容易に行うことができ、さらに、加工に必要な時間を短くすることができる。
実施の形態2.
図12および図13は、本実施形態に係るブックカバー1を示す図である。なお、図12および図13に示すように、本実施形態に係るブックカバー1は、書籍BEなど保護対象の収容物を保護するシート材2、収容物が差し込み可能なようにシート材2の端部に設けられる差し込み部3、可撓部4を含む。なお、実施の形態1と同様の構成については、図面中に同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
シート材2は、シート状の素材を材質として、長方形や正方形、もしくは、四隅を丸くするもしくは切り取るなどの加工を行い、矩形状になるように形成されたものである。伸縮性のある素材をシート材2として用いてもよい。差し込み部3は、図12に示すように、収容物を差し込むことができる形態によって、例えば、収容物が書籍である場合には、書籍の表紙の一部の範囲を差し込むことができる程度の大きさのものが、シート材2の幅方向の両端部に一対設けられている。
可撓部4は、例えば、シート材2を貫通するように、かつ、スリット50によって形成される複数の切り込み部5を入れるなどして、シート材2に設けられた一対の差し込み部3によって挟まれた領域に設けられている。また、図2に示すような形などにしてスリット50を形成し、可撓部4を設けてもよい。
可撓部4は、図12に示すように、切り込み部5C、切り込み部5Dを含む。切り込み部5Cには、シート材2の幅方向に対して、シート材2の高さを示す高さ方向にスリット50が複数設けられている。また、切り込み部5Cにおいては、差し込み部3が離反する方向である第1の方向と直交する第2の方向に、シート材2の高さ方向の端部から所定の間隔を開けてスリット50がつなぎ目を介し、連続して設けられる。さらに、切り込み部5Cは、シート材2に設けられた一対の差し込み部3が離反する方向である第1の方向に沿って配列されている。
切り込み部5Dは、第1の方向に沿って配列された一対の切り込み部5Cの間に位置し、スリット50がつなぎ目で挟まれるように設けられている。また、切り込み部5Dにおいては、差し込み部3が離反する方向である第1の方向と直交する第2の方向に、シート材2の高さ方向の端部から所定の間隔を開けてスリット50がつなぎ目を介し、連続して設けられる。
したがって、本実施形態においては、シート材2の高さ方向の両端辺に切れ目が形成されないようにスリット50が設けられる。以後、本実施形態においては、切り込み部5Cおよび切り込み部5Dを、それぞれ第1切り込み部、第2切り込み部と称し、総じて「切り込み部5」として記載する。
可撓部4は、実施の形態1と同様に、書籍Bにブックカバー1を装着する際に、シート材2に対して所定の方向に力が加えられた場合に、切り込み部5のスリット50を伸長させることによって、一対の差し込み部3が離反する方向に動かすことができる。このとき、前述したように、シート材2の高さ方向の端部に切れ目ができないようにして、切り込み部5が設けられているため、差し込み部3に書籍Bの表紙を差し込んだ場合に、シート材2の高さ方向の端部が伸長しない。
そのため、図13に示すように、差し込み部3が重複するように書籍BEを閉じた際に、シート材2が書籍BEの端部EGに沿うように収縮するため、書籍BEの背表紙の高さ方向の端部EGが露呈することなくシート材2のよって被覆される。したがって、本実施形態に係るブックカバー1は、書籍BEを開いた状態で使用しない、例えば、書籍BEの持ち運びや保管などをする場合に、破損や汚れの付着などをより少なくして書籍BEを保護することができる。また、本実施形態に係るブックカバー1は、シート材2、可撓部4および切り込み部5が含まれる一枚のシート材からなってもよく、さらに、ブックカバー1が書籍BEなどを収容する場合、差し込み部3、可撓部4が含まれる一枚の面材をシート材2としてもよい。
なお、本実施形態に係るブックカバー1の取り付け態様は、実施の形態1の図4および図5と同様であるため、重複する説明を省略する。そして、図13に示すように、ブックカバー1を取り付けて、シート材2によって書籍Bの端部EGが覆われるようにして書籍BEを保護することができる。
実施の形態3.
本実施形態においては、収容物として名刺などのカードを収容するためのケース10について説明する。なお、実施の形態1および2と同様の構成については、図面中に同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図14、図15は、本実施形態に係るケース10を示す図である。図14および図15において差し込み部3は、収容物を差し込むことができる形態によって、例えば、収容物が名刺などのカード類である場合には、カードのほぼ全体を差し込むことができる程度の大きさで設けられる。また、差し込み部3と相対向したシート材2の他方の端部に、他のものを収容できる被覆部7などをケース10に設けてもよい。
図14に示すように、差し込み部3を折りたたみ構造などのマチのある形状にすることで、差し込み部3に名刺などのカード類を収容物として収容することができる。また、図15に示すように、差し込み部3に可撓部4を設け、収容されるカード類の量に応じて差し込み部3の厚みが変化する構成としてもよい。
さらに、図14および図15に示すケース10では、ケース10を折りたたんだ際に差し込み部3を被覆する領域に、他のものを収容できる被覆部7などを設けてもよい。被覆部7の収容物が増えた場合であっても、ケース10を折りたたんだ際に、シート材2の寸法を変化させて収容物を保護することができる。また、図14、図15に破線で示すように、差し込み部3を被覆部7で覆うようにケース10を折りたたむ際に、差し込み部3が設けられているシート材2の端辺と被覆部7が設けられているシート材2の端辺が重なるように位置を決定する係止部8および係止部8に対応する受け部である被係止部9を設けてもよい。
このような場合、可撓部4によって収容物の厚みの変化を吸収することができるため、収容物が増えても係止部8および被係止部9によってケース10を折りたたんだ状態で持ち運ぶことができる。したがって、係止部8および被係止部9は、協働して、差し込み部3の端辺と、差し込み部3が設けられていないのシート材2の端辺との相対的な位置を決定する位置決め部として機能する。
実施の形態4.
本実施形態においては、スマートフォンなどのモバイルデバイスを固定するフレームを含み、収容物として名刺などのカードを収容するためのケース10について説明する。なお、実施の形態1から3と同様の構成については、図面中に同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図16は、本実施形態に係るケース10を示す図である。本実施形態に係るケース10の被覆部7は、固定する対象物としてモバイルデバイスを固定するためにプラスチックなどの硬質の素材を材質としたフレームを含む。このとき、フレームは、モバイルデバイスの隅部分を係止し、かつ、モバイルデバイスの操作部を操作可能な形に形成される。図16に示すケース10では、例えば、差し込み部3の収容物が増えた場合であっても、シート材2の寸法を変化させてモバイルデバイスを収容することができる。
また、図17に示すように、シート材2の両端部に切れ目が入らないように切り込み部5を設けてもよい。このようにすることで、フレームに固定されるモバイルデバイスが損傷することを低減させることができる。
実施の形態5.
本実施形態においては、収容物としてペンなどの文房具を収容するためのペンケース11について説明する。なお、実施の形態1から4と同様の構成については、図面中に同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図18に示すように、本実施形態に係るペンケース11は、切り込み部5を設けることにより、切り込み部5を伸長させてペンケース11の内容物を増やすことができる。ペンケース11は、内容物が少ない場合に、ペンケース11の体積を小さくし、内容物が多い場合に、ペンケース11の体積を大きくして、ペンケース11を内容物の量に応じたサイズにすることができる。
実施の形態6.
本実施形態においては、実施の形態1から実施の形態5で説明したブックカバー1、ケース10、ペンケース11に共通して適用可能なシート材2の構造について説明する。図19に示すように、シート材2が収容物である書籍Bに接する面に裏地6として、例えば、伸縮性の素材のシート材を設けてもよい。このようにすることで、可撓部4が伸長した際にシート材2に生じる隙間から書籍Bに埃などが付着するのを低減することができる。
さらに、切り込み部5の形状によっては、可撓部4が伸長することによって独特の模様をブックカバー1、ケース10、ペンケース11に表現することができる。なお、図19においては、差し込み部3が設けられている面、すなわち、裏地6がシート材2に張り付けられる面からは可撓部4が見えないため、可撓部4を破線で、裏地6をハッチングによってそれぞれ示している。
1 カバー
2 シート材
3 差し込み部
4 可撓部
5 切り込み部
6 裏地
7 被覆部
8 係止部
9 被係止部
10 ケース
20 保護部
11 ペンケース
50 スリット
BA、BB、BC、BD、BE 書籍
EG 端部
特開2011−136533号公報

Claims (6)

  1. 矩形状に形成され、冊子を保護するシート材を備え、
    前記シート材は、
    幅方向の両端部に設けられて、前記冊子の表紙の少なくとも一部が差し込まれる一対の差し込み部と、
    前記一対の差し込み部で挟まれた領域に設けられた可撓部と、
    を有し、
    前記可撓部には、前記一対の差し込み部が離反する方向への動きを許容するスリットが複数設けられている
    ことを特徴とするブックカバー。
  2. 前記差し込み部が離反する方向を第1の方向とし、前記シート材に沿い前記第1の方向と直交する方向を第2の方向としたとき、
    前記可撓部には、
    前記シート材の高さ方向の両端辺のいずれかに切れ目が入った複数の前記スリットを少なくとも含み、前記スリットがつなぎ目を介して前記第2の方向に連続する第1切り込み部と、
    前記第1の方向に沿って配列された一対の前記第1切り込み部の間に位置する前記スリットを含み、前記スリットが前記つなぎ目で挟まれている第2切り込み部と、
    が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のブックカバー。
  3. 前記差し込み部が離反する方向を第1の方向とし、前記シート材に沿い前記第1の方向と直交する方向を第2の方向としたとき、
    前記可撓部には、
    前記シート材の高さ方向の両端辺から所定の間隔を開けて複数の前記スリットがつなぎ目を介して前記第2の方向に連続する第1切り込み部と、
    前記第1の方向に沿って配列された一対の前記第1切り込み部の間に位置する前記スリットを含み、前記シート材の高さ方向の両端辺から所定の間隔を開けて前記スリットが前記つなぎ目で挟まれている第2切り込み部と、
    が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のブックカバー。
  4. 前記差し込み部および前記可撓部は、一枚の面材で形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のブックカバー。
  5. 矩形状に形成され、収容物を保護するシート材を備え、
    前記シート材は、
    幅方向の少なくとも一方の端部に設けられ、前記収容物の少なくとも一部が差し込まれる差し込み部と、
    前記差し込み部と、前記差し込み部に相対向した前記シート材の他方の端部とで挟まれた領域に設けられた可撓部と、
    を有し、
    前記シート材には、前記差し込み部を覆う状態で、前記一方の端部の辺と、前記他方の端部の辺との相対的な位置を決める位置決め部が設けられ、
    前記可撓部には、前記差し込み部と、前記他方の端部とが離反する方向への動きを許容するスリットが複数設けられている
    ことを特徴とするケース。
  6. 前記差し込み部と前記他方の端部とが離反する方向を第1の方向とし、前記シート材に沿い前記第1の方向と直交する方向を第2の方向としたとき、
    前記可撓部には、
    前記シート材の高さ方向の両端辺のいずれかに切れ目が入った複数の前記スリットを少なくとも含み、前記スリットがつなぎ目を介して前記第2の方向に連続する第1切り込み部と、
    前記第1の方向に沿って配列された一対の前記第1切り込み部の間に位置する前記スリットを含み、前記スリットが前記つなぎ目で挟まれている第2切り込み部と、
    が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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