JP2018157444A - 画像表示装置、画像表示装置の画像調整方法、及び画像調整プログラム - Google Patents

画像表示装置、画像表示装置の画像調整方法、及び画像調整プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】照度以外の画質変化要因に適した画質調整を行うことができる画像表示装置の提供。【解決手段】ネットワークに接続可能な画像表示装置であって、予め、気象データと画像調整値とを対応付けて補正テーブルとして記憶する記憶部244と;ネットワークを介して接続可能な映像処理装置から映像データを取得する映像取得部210と;前記画像表示装置の位置情報を取得する位置情報取得部220と;ネットワークを介して接続可能な気象データサーバーから、前記位置情報に対応付けられた気象データを取得する気象データ取得部230と;取得した前記位置情報に対応付けられた気象データと前記記憶部で記憶された補正テーブルとを参照して、必要な画像調整値を割り当てる画質調整部240と;取得した前記映像データを、前記画像調整値を用いて補正して表示映像を生成する表示処理部250と;補正された前記表示映像をスクリーンに投影する投影部と;を有し、前記表示処理部は、色温度を補正する。【選択図】図4

Description

本発明は、ネットワークを介して気象データを取得可能な画像表示装置、画像表示装置の画像調整方法、及び画像調整プログラムに関する。
画像をスクリーンなどに投影することにより表示するプロジェクタ(画像表示装置)が広く用いられており、メニュー等から明るさ、コントラスト、及び色合い等のパラメータを変更することで、画質の調整ができることが既に知られている。
また、照度センサー等を用いてプロジェクタの周囲の環境光を測定することにより、プロジェクタで出力する輝度レベルを変更する技術が知られている。例えば、特許文献1では、周囲の照度を検出する照度センサーと、時計とを備えるプロジェクタにおいて、検出した照度と時計の時間情報を用いて、屋外の昼と夜のように周囲の明るさが大きく変化する時間に合わせて投写画像の輝度を制御することで、表示画像の視認性を向上させることが提案されている。
しかし、上記特許文献1のような照度センサーを用いた画質調整では、照度の明るさ/暗さのみを基準にして画質調整を行っていたため、例えば夕焼けの赤みがかった環境光など、周囲の色温度が変化するときに対応した画質調整を行うことができなかった。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、照度以外の画質変化要因に適した画質調整を行うことができる画像表示装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様では、ネットワークに接続可能な画像表示装置であって、
予め、気象データと画像調整値とを対応付けて補正テーブルとして記憶する記憶部と、
前記ネットワークを介して接続可能な映像処理装置から、映像データを取得する映像取得部と、
前記画像表示装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記ネットワークを介して接続可能な気象データサーバーから、前記位置情報に対応付けられた気象データを取得する気象データ取得部と、
取得した前記位置情報に対応付けられた気象データと、前記記憶部で記憶された補正テーブルとを参照して、必要な画像調整値を割り当てる画質調整部と、
取得した前記映像データを、前記画像調整値を用いて補正して表示映像を生成する表示処理部と、
補正された前記表示映像をスクリーンに投影する投影部と、を有し、
前記表示処理部は、色温度を補正する、
ことを特徴とする画像表示装置を提供する。
一態様によれば、画像表示装置において、照度以外の画質変化要因に適した画質調整を行うことができる。
本発明の実施形態に係るプロジェクタと接続可能なネットワークシステム構成の一例である。 第1実施形態に係る画像表示装置の一例の構成図である。 第1実施形態に係る画像表示装置の画像調整設定に係る部分の機能ブロック図である。 第1実施形態に係る画質調整設定のフローチャートである。 一般的な各気象条件における色温度の例示する色温度分布チャートである。 第2実施形態に係る画像表示装置の一例の構成図である。 第2実施形態に係る画像表示装置の画像調整設定に係る部分の機能ブロック図である。 第2実施形態に係る画質調整設定のフローチャートである。 第3実施形態に係る画像表示装置の一例の構成図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。下記、各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
<ネットワークシステム>
先ず、本発明の実施形態に係るプロジェクタに接続されるネットワークシステムについて説明する。図1は、本実施形態のプロジェクタと接続可能なネットワークシステム構成の一例である。
図1に示す第1実施形態に係る画像表示装置であるプロジェクタ10は、無線LAN(Local Area Network)機能を有している。このシステムでは、プロジェクタ10には、無線LANのネットワーク60を介して、情報処理装置(端末)20と、気象データサーバー30と、1又は複数のWi-Fiアクセスポイント40a,40b,40cと位置データベースサーバー50が接続されている。
プロジェクタ10は、ネットワーク60を介して接続された情報処理装置20から、投影用の映像データを、スクリーンに適した画像で、被投影面であるスクリーンなどに投影表示する。
なお、プロジェクタ10と情報処理装置20とは、ネットワークを介さず、D−SUB(D-subminiature)ケーブルやHDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)ケーブルなどの有線の映像ケーブルで接続されてもよい。あるいは、プロジェクタ10と情報処理装置20とは、近距離通信(Bluetooth(登録商標)など)によって接続されてもよい。
情報処理装置20は、例えば、ノート型パーソナルコンピュータ、スマートフォンなどで構成される。情報処理装置20は、上記のようにプロジェクタ10と、ネットワーク60を介して、有線で、又は近距離通信によって接続されている。情報処理装置20は、プロジェクタ10から投影するための投影用の映像データを作成し、その投影用の映像データをプロジェクタ10へ送信する。
なお、本例では、プロジェクタ10に投影用の映像データを送信する映像送信装置として、情報処理装置20を例に挙げているが、この映像送信装置として、プロジェクタに設けられる接続端子(HDMIやVGA(Video Graphics Array)等)に接続される、映像処理装置であるAV(audio video)機器21やデジタルカメラ等であってもよい。
また、本実施形態のプロジェクタ10は、無線LANを介して、周囲のWi-Fiアクセスポイント40a,40b,40cから発信される電波であるビーコン信号を取得できる。ビーコン信号には、例えば、識別名であるSSID(Service Set Identifier)、機器の識別番号であるMAC(Media Access Control)アドレス、電波の強さなどの情報が含まれる。
そして、プロジェクタ10は、電波を受信したWi-Fiアクセスポイント40a,40b,40cの位置情報を地図上の位置に対応付けた位置データベースサーバー50にネットワーク60を介してアクセスすることで、位置情報を取得する。
そしてプロジェクタ10では、Wi-Fiアクセスポイント40a,40b,40cからの電波の強さを基に、Wi-Fiアクセスポイント40a,40b,40cからの距離を割り出すことで、プロジェクタ10の現在の位置情報を推定できる。
気象データサーバー30は、プロジェクタ10とネットワーク60を介して接続されており、プロジェクタ10からの呼び出しに応じて、上記推定した位置情報を用いて、プロジェクタ10が現在設置されている位置を含む地域の気象データを、プロジェクタ10に送信する。
気象データサーバー30は、例えば、気象に関する公的機関や、気象に関する会社のホームページ等の、気象データを取得可能なアクセス先であって、これらのアクセス先を予めプロジェクタ10側に設定登録しておく。
<第1実施形態のプロジェクタ>
図2は、本発明の第1実施形態に係るプロジェクタ10の一例の構成図である。
プロジェクタ10は、映像/音声端子100、システム制御部101、音声処理部102、スピーカー103、映像処理部104、光学ユニット制御部105、光学ユニット106、光源制御部107、及び光源108を有する。更に、プロジェクタ10は、電源制御部109、電源110、操作部111、リモコン受信部112、記憶部113、ファン制御部114、ファン115、通信部116、時刻計側部118及び表示部120を有する。
映像/音声端子100は、外部の映像出力機器やコンピュータ等の電子機器との間で映像や音声等の各種情報を入出力するためのインターフェースである。映像/音声端子100を介して、映像出力機器等の電子機器と接続されることで画像データや音声データを含む各種情報の入出力を行う。
映像/音声端子100には、VGA端子やHDMI端子、USB(Universal Serial Bus)端子、RCA端子(ピンジャック)等がある。
システム制御部101は、プロジェクタ10を構成する他の各部を制御する。システム制御部101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)1011と、ROM(Read Only Memory)1012と、RAM(Random Access Memory)1013とにより実現される。システム制御部101は映像/音声端子100から入力される信号の周波数や解像度等を解析・判定する。
CPU1011は、ROM1012やシステム制御部101に記憶された制御プログラム等の各種プログラムに従って、各種制御や機能を実現する演算装置である。
ROM1012は、プロジェクタ10で実行可能な制御プログラム等の各種プログラムや、これらの各種プログラムを実行する際に使用される各種データ、及びCPU1011の演算処理結果などを記憶する不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
RAM1013は、CPU1011によって実行される制御プログラム等の各種プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、各種入出力データや各種プログラムの実行結果などを格納するデータ格納領域などを備える。RAM1013は、例えば揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
音声処理部102は、映像/音声端子100を介して入力された音声データのうち、音量調整や音質調整等の処理を行う。音声処理部102は、入力された音声データに対して音量調整や音質調整等の処理を行った後、この処理後の音声データをスピーカー103や、外部スピーカーと接続される映像/音声端子100(出力)に出力する。
スピーカー103は、音声処理部102から入力された音声データに従って、音声を出力する音声出力装置である。なお、スピーカー103は、プロジェクタ10に内蔵されている内蔵型のスピーカーでもよいし、例えば音声出力ポートを介してケーブルやネットワークなどに接続される外部機器のスピーカーでもよい。
映像処理部104は、映像/音声端子100を介して入力された画像データに対して、システム制御部101が適切に扱えるよう各種処理を行う。映像処理部104は、入力された画像データに対して各種処理を行った後、この処理後の画像データをRAM1013やバッファメモリ等に出力する。
そして、システム制御部101での映像処理を経て、表示部120へ画像が表示され、その画像が拡大されてスクリーンに投影される。
表示部120、光学ユニット106、及び光源108は、映像をスクリーンに投影する投影部として機能する。
光学ユニット制御部105は、光学ユニット106を制御して、映像処理部104からRAM1013やバッファメモリ等に出力された画像データに基づいて画像の投写を行う。光学ユニット106は、レンズ、ミラーなどの光学部品から構成されるユニット(部品)である。光源制御部107、システム制御部101からの指示に基づき、光源108の点灯や消灯などを制御する。光源108は、例えば水銀ランプなどである。
電源制御部109は電源110を制御する。電源110はプロジェクタ10に電力を供給する。
操作部111は、使用者(設定者)からの各種操作入力を受け付け、システム制御部101を介して、操作入力に対応する機能を実現させる。操作部111は、例えばカーソルキーや文字/数字キー、各種機能キー等からの入力を受け付けることが可能である。
リモコン受信部112は例えば赤外線リモコン(指向性のある一方向通信)など遠隔からの各種操作入力を受け付け、システム制御部101を介して、操作入力に対応する機能を実現させる。リモコン受信部112は、例えば赤外線方式のリモコンからカーソルキーや文字/数字キー、各種機能の入力を受けつけることが可能である。
記憶部113は、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等の記憶手段としての不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。記憶部113は、プロジェクタ10が実行可能な制御プログラム等の各種プログラムやこれらの各種プログラムを実行する際に使用される各種データ等を記憶する。各種データとは、例えばプロジェクタ10に設定された設定値などである。
なお、記憶部113は、例えばHD(Hard Disk)や、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置であってもよい。また、記憶部113は、例えばプロジェクタ10とネットワークを介して接続される外付け記憶装置であってもよい。
ファン制御部114は、冷却手段としてのファン115を制御する。ファン115は、本体もしくは部品を冷却したり、排熱したりするためのものである。
通信部116は、通信端子117を介してプロジェクタ外部の機器や端末と通信を行うための制御を行う。通信端子117は外部のコンピュータやプロジェクタ等の電子機器との間で制御信号等の各種情報を入出力するためのインターフェースである。
通信端子117には、有線LAN端子や無線LAN端子等がある。
時刻計測部118はRTC(Real Time Clock)と呼ばれる時計デバイスを指し、時刻だけでなく日付やタイムゾーン等が設定・記憶・計測ができる。
図示していないが、照度測定部等が搭載されてもよく、気象データに加えて、周囲の照度値によって、映像の画質が調整されてもよい。
(機能ブロック)
図3は、プロジェクタ1の画質調整設定に係る部分の機能ブロック図である。図3を用いて、本実施形態のプロジェクタの画質調整設定に係る機能について説明する。
図3に示すように、プロジェクタ1の制御部200は、映像取得部210と、位置情報取得部220と、気象データ取得部230と、画質調整部240と、表示処理部250と、を有している。
なお、図3の制御部200は、図2に示すシステム制御部101に対応しており、図2に示したハードウェア構成において、ROM1012や、図2に示す記憶部113のHDD等の記録媒体に格納されたプログラムがRAM1013に読み出される。CPU1011がRAM1013に読み出されたプログラムに従って演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係るプロジェクタ10の機能を実現する図3に示すような機能ブロックが構成される。
制御部200は、通信部116や、光源制御部107に接続されている。
通信部116は無線LANによるネットワーク60経由で、図1に示すWi-Fiアクセスポイント40a,40b,40c及び位置データベースサーバー50を用いて位置情報信号を取得する。通信部116は、ネットワーク60、有線、又は近距離通信によって接続された、情報処理装置20やAV機器21から映像信号を取得する。さらに、通信部116はネットワーク60によって接続された、外部サーバーである気象データサーバー30等から気象データ信号を取得する。
映像取得部210は、情報処理装置20やAV機器21等から、通信部116を介して、又は、有線で接続された図2に示す映像/音声端子100を介して、取得した映像信号を、映像データとして読み込んで取得する。
位置情報取得部220は、通信部116を介して取得した位置情報信号から、プロジェクタ10の設置位置を示す位置情報を算出して取得する。
気象データ取得部230は、通信部116を介して取得した気象データ信号から、プロジェクタ10の位置情報に対応付けられた気象データを適宜選択して取得する。
画質調整部240は、取得した位置情報、及び該位置情報に対応付けられた気象データを基に、取得した画像データを調整するための画像調整値を設定する。
画質調整部240は、画像調整値割当て設定部241と、設定変更有無判定部242と、画像調整値設定変更指定部243と、補正テーブル記憶部244と、前回画像調整値記憶部245と、を実現可能に有している。
補正テーブル記憶部(記憶部)244は、予め、気象データと、画像調整値とを対応付けて補正テーブルとして記憶しておく。
画像調整値と対応付けられる気象データは、例えば日照時刻、天気、又は日照時刻及び天気である例を下記説明するが、それ以外の天気データと画像調整値とを対応づけてもよい。そのため、気象データと画像調整値とが対応付けられた補正テーブルとして、(α)日照時刻テーブル、(β)天気テーブル、(γ)日照時刻・天気テーブルを格納することになる。
画像調整値割当て部241は、取得した位置情報に対応付けられた気象データと、補正テーブル記憶部244で記憶された補正テーブルとを参照して、必要な画像調整値を割り当てる。
画像調整値設定変更指定部243は、時刻計測部(時計デバイス)118(図2参照)からの時刻情報を取得して、時刻計測部118により取得した現在の時刻が含まれる時間帯の画像調整値を選択して、表示処理部250に出力する。
この際、画像調整値設定変更指定部243は、出力した画像調整値を、前回画像調整値記憶部245に記憶しておく。
例えば、気象データに画像調整機能を2回目以降に利用するとき、設定変更有無判定部242は、前回画像調整値記憶部245に記憶された画像調整値を呼び出し、今回使用する画像調整値と同じか異なるかを判定する。そして、異なる場合のみ画像調整値を変更するように、画像調整値設定変更指定部243に、画像調整値の変更を指定させる。
画像調整値設定変更指定部243によって出力される画像調整値には、例えば、色温度情報と、照度情報等が含まれている。
表示処理部250は、色温度調整部251と、画像最適化部252とを実行可能に有している。表示処理部250は、映像/音声端子100又は通信部116から入力される映像信号の解像度等を解析・判定しることで、表示部120に表示される画像を処理する。
色温度調整部(例えば、色温度IC)251では、画質調整部240から取得した画質調整値の色温度情報に応じて、映像取得部210から取得した映像データに対して、色温度を補正する。色温度調整部は、例えば、色温度ICによって色温度を一括して調整制御するように構成されてもよいし、映像データ内の各画素の色味(RGB)や、コントラスト、ガンマ、色合い等を夫々色温度に対応付けて制御してもよい。
画像最適化部252は、色温度が補正された映像データに対して、出力画素数のアスペクト比に対して、スクリーン上に投影される画像が最適な表示になるように自動でスケーリング(大きさ調整)を行う。
光源制御部107は、光源108(図2参照)の光量を制御するものであって、照度調整部171を有している。
光源制御部107の照度調整部171は、画質調整部240から取得した画質調整値に含まれる照度情報に応じて、光源108の光量を調整する。この際、照度センサー(不図示)等から周囲の照度情報の取得した結果も考慮して、光源108の光量を調整してもよい。
[フロー]
次に、図1〜図5を用いて、本実施形態に係る画質調整の設定方法について説明する。図4は、第1実施形態に係る気象データの画質調整への反映のフローチャートである。
図4において、まず、ステップ(以下単にSと称す)S1で、映像処理装置(情報処理装置20又はAV機器21)から画像データを取得する。
そして、S2で、プロジェクタ10の位置情報を取得する。
本実施形態において、位置情報は、プロジェクタ10を、図1に示すWi-Fiアクセスポイント40a〜40cと、位置データベースサーバー50と接続することによって、取得する。
ただし、図2の構成を用いて、利用者に事前に位置情報を登録させておいてもよい。利用者に事前に位置情報を登録させる場合は、予め地図情報を記憶させておき、利用者がリモコンや、操作部111を操作することで入力してもよい。
あるいは、情報処理装置20やAV機器30等から投影用の映像データを送信するときに一緒に位置情報を送付してもよい。
S3で、S2で取得した位置情報に対応付けられた気象データを取得する。
取得した情報をもとに、プロジェクタ10付近の気象データから現在の画質調整値と記憶された補正テーブルとの比較を行い、画質調整の設定変更が必要かどうかの判定を行う(S4)。
詳しくは、画像調整値割当て部241が、S2,S3で取得した位置情報と気象データと、補正テーブル記憶部244で記憶された補正テーブルとを参照して、必要な画像調整値を割り当てる。そして、設定変更有無判定部242が、今回割り当てられた画像調整値と、前回画像調整値記憶部245に記憶されている前回使用した画像調整値とを比較し、同じか異なるかを判定する。
前回使用した画像調整値と異なる場合は、設定変更が必要であるとして(S4でYes)、画質調整部240はプロジェクタ10の設定を変更して、表示処理部250で表示する画像の色温度を調整する(S5)。
なお、S5の画質調整で、スクリーンやプロジェクタ10に配置した照度センサー等他の情報を参照してもよい。
設定変更が不要な場合は、(S4でNo)、位置情報及び気象データに基づいた、画質調整は実行せず、フローを終了する。
図4で示すこれら一連の処理フローは、プロジェクタ10の起動時や映像投影時、等の任意のタイミングで処理を行う。あるいは一定間隔毎に処理を行ったり、加速度センサー等でプロジェクタの移動を検知したりした場合などに行っても良く、この限りではない。
<調整例1>
ここで、図4のS3で取得する気象データが(A)日照時刻である例を説明する。
日照時刻を気象データとして取得することで、プロジェクタ10はその地点での日の出/日の入り時刻を知ることができ、色味が変わりやすい時間を知ることができる。
例えば時刻が同じ18:00だったとしても日の入り時刻が19:00の場所と17:00の場所では、赤みがかりやすい時刻が違うため、日の入り時刻より前の3時間は色温度を高くする、といった処理が可能になる。時刻や季節だけではこれらの調整を行うことができない。
気象データとして、日照時刻を取得した場合は、S4の画像調整の実行可否の判断や、画像調整の実行には図3の(α)日照時刻テーブルを用いる。
ここで、図5に一般的な各気象条件における色温度の例示する色温度分布チャートを示す。
図5に示すように、自然光である太陽光では、晴天では、日中は色温度が高く青に近く、夕方は色温度が低く赤に近い。太陽高度が下がると光が眼に届くまでに通過してくる空気層が長くなるため、光はより多くの散乱を受ける。この大気の散乱は青い短波長側ほど大きいので、青成分が散逸し赤成分が残るためである。
また、太陽高度が下がったとき上記空気層の長さにより、太陽光では、水平線に近づくほどエネルギー(輝度)が小さく、暗くなる。
また、曇りの日中の空は約6500K[ケルビン]であって、ほぼ白色であって、本実施形態の本調整例では、色温度の基準色として設定している。
また、昼光の平均の明るさは、雨天〜曇天〜晴天に渡っておよそ1,000lx[ルクス]〜10,000lxと変化する。
上記現象を考慮して、図4のステップS5での画質調整において、画質調整値として使用される日照時間に対応付けられた補正テーブルである、図3の(α)日照時刻テーブルの例を表1に示す。
表1に示すように、自然光の色温度が高いときを基準として、夕方の色温度が低いときに、プロジェクタによって表示される映像で色温度が基準色(6500K)よりも高くなるように設定されている。
また、夜間になると、周囲の建物の照明や装飾等で明るくなるため、明るさを上げるように設定する。
表1で示す補正テーブルでは一例であり、条件部分を更に詳細にしてもよく、画質調整の調整項目に関しても、少なくとも画像の色を変更するものであれば、他の調整項目に置き換えたり追加したりしても良く、この限りではない。
このように本調整例では、日照時刻情報と、時刻情報と、位置情報とを取得して色調整を行うため、位置による日の出/日の入りの時刻を基準とした色温度の調整が可能である。このため、例えば夕焼けの赤みがかった環境光など、周囲の色温度が変化する場合でも、適切な画質調整を行うことができる。
また、調整例として画質調整を挙げているが、これに限らず、日照時刻情報と、時刻情報と、位置情報とを参照して、画像表示装置の別の制御を行ってもよい。例えば、プロジェクタによる映像投影を連続して一日中投影する広告等に使用するケースであって、複数の映像信号が該プロジェクタに入力されている場合、気象データや時間帯に合わせた、画像を選択して、時間帯や天気に合わせて画像を表示してもよい。あるいは、特定の期間のみ、映像を投影してもよい。
また、上記周囲の変化に応じた画質調整例である調整例1では、気象データとして、日照時刻を取得したが、取得する気象データはこれに限られない。
<調整例2>
次に、図4の画像調整設定のフローチャートのステップS3で取得する気象データが(B)天気(天候)である例を説明する。
図4のステップS5での画質調整において、画質調整値として使用される天気に対応付けられた補正テーブルである(β)天気テーブルの例を表2に示す。なお、表2は一例であって天候の分類を更に詳細にしてもよく、画質調整項目に関しても、少なくとも画像の色を変更するものであれば、他の調整項目に置き換えたり追加したりしても良く、この限りではない。
上記表2で示したように、曇天や、雨天の場合は大気中の水滴に遮られて、色温度の変化が小さいが、晴天の場合は、日の出、日の入りの際は、色温度が大きく変化する。
そのため、表2に示すように、晴天の場合は、日の出、日の入りでの色温度の低下に予め対応するように高い色温度に設定し、曇天、雨天の場合は、基準の色温度に設定する。
また、曇天、雨天の場合は、日中において晴天時よりも暗いため、表示する映像の明るさを上げる。
このように本調整例では、天気と、位置情報とを取得して色調整を行うため、位置による天気を基準とした色温度の調整が可能である。このため、例えば夕焼けの赤みがかった環境光など、周囲の色温度が変化する可能性のある、晴天の場合に限定して、適切な画質調整を行い、色変化が起こりづらい曇天や雨天では色温度の調整を実行しないことができる。これにより、曇天や雨天での、過剰な色温度の調整を防ぐことができる。
また、調整例1では、気象データとして日照時刻を取得し、調整例2では、天気情報を取得したが、取得する気象データは複数の種類を組み合わせてもよい。
<調整例3>
次に、図4の画像調整設定のフローチャートのステップS3で取得する気象データが(C)日照時刻及び天気の2種類である例を説明する。
図4のステップS5での画質調整において、画質調整値として使用される日照時間及び天気に対応付けられた補正テーブルである(γ)日照時刻・天気補正テーブルの例を表3に示す。表3で示した補正テーブルは一例であり、条件部分を更に詳細にしてもよく、画質調整項目に関しても、少なくとも画像の色を変更するものであれば、他の調整項目に置き換えたり追加したりしても良く、この限りではない。
表3に示すように、本調整例では、日照時刻情報と、天気情報と、時刻情報と、位置情報とを取得して色調整を行うため、位置による日の出/日の入りの時刻を基準とした色温度の調整が可能である。
さらに、位置による天気情報が晴れの場合にのみ、日の出/日の入り時刻での夕焼けによる色温度が変化に対して、適切な画質調整を行い、色温度の変化が少ない、曇天や雨天では、上記処理を行わないことができる。
これにより、本調整例では、より精度を向上することができる。また、天気が急変する場合は、表示している映像を、天気に適した色温度を即座に切り替えることができる。
<第2実施形態>
図6は第2実施形態に係るプロジェクタ10Aの一例の構成図である。
本実施形態では、図2に示す第1実施形態の構成と比較して、撮像部119が設けられている点が異なる。
撮像部(撮影手段)119はプロジェクタ10Aの周辺やスクリーンの周辺を撮像する。撮影された画像はシステム制御部101にて処理され、周囲に窓が存在するかどうかを検出する。
(機能ブロック)
図7は、第2実施形態に係る画像表示装置の画像調整設定に係る部分の機能ブロック図である。
本実施形態では、制御部200A内に、図3で示す機能に加えて、さらに、設置場所判定部260を備えている。
設置場所判定部260は、屋外屋内判定部261と、周辺画像取得部262と、窓有無判定部263と、を有している。屋外屋内判定部261及び窓有無判定部263は状況判断部として機能する。
[フロー]
次に、図6〜図8を用いて、本実施形態に係る画質調整の方法について説明する。図8は、第2実施形態に係る画質調整設定のフローチャートである。
図8において、ステップS101でまず、図4同様に、画像を取得する
そして、S102で、プロジェクタ10Aが設置されている場所が屋外かどうかを判断する。詳しくは、屋外屋内判定部261は、取得した位置情報を基に、取得した位置情報が建物の位置情報と重なっているかどうかを判断し、プロジェクタ10Aが設置されている場所(載置場所)が屋外かどうかを判断する。
屋外と判断した場合は(S103でYes)、S105以降の画像調整処理を行う。処理内容は第1実施形態と同様である。
プロジェクタ10Aの設置場所が屋内であった場合(S103でNo)、S104で、プロジェクタ10Aの周囲に窓が設置されているかどうか判断する。詳しくは、窓有無判定部263は、撮像部119で撮影され周辺画像取得部262で画像処理された、撮影画像の情報を元に周囲に窓が設置されているかどうかを判断する。
なお、図8では、撮像及び窓の存在確認(S104)は位置情報の取得後屋内であることが確認されてから(S102、S103の後)、行う例を示しているが、プロジェクタ10A周辺の撮像及び窓の存在確認は事前に実施しておいても良い。
周囲に窓が設置されている場合(S104でYes)、外光の影響を受ける可能性が高いため、S105以降の画質調整処理を行う。S105〜S107は、図4のフローのS3〜S5と同様の処理を行う。
周囲に窓が設置されていない場合(S104でNo)、外光による画質調整は不要なため画質調整を行わずに終了する(END)。
本実施形態では、屋内/屋外を判断し、屋内の場合には外光の影響を受ける設置状態かどうかを判断し、屋内の場合に外光の影響を受ける場合にのみ処理を行うことができるため不要な画質調整を回避することができる。
また外光の位置が偏っている場合は、例えば、室内で窓に対して略垂直に配置される場合などは、部分的に、あるいは段階的に色温度を変化させるように、画質調整を行ってもよい。この調整により、さらに視認性を向上させることができる。
<第3実施形態>
図9は、第3実施形態に係るプロジェクタ10Bの一例の構成図である。
本実施形態は、プロジェクタ10Aは、GPS(Global Positioning System)受信部121を備えている。その他の構成は同様である。
本実施形態では、プロジェクタ10Aの位置情報を取得するため、Wi-Fiアクセスポイント及び位置データベースサーバー50を用いるのではなく、GPS受信部121により主体的に位置を検出している。
詳しくは、GPS受信部121は、地球の上空の複数の人工衛星(GPS衛星)からの電波を受信して、現在地と複数の衛星との距離を、それぞれ電波を用いて測定することにより、位置を特定する。
本実施形態では、ネットワーク60を介さず、GPS受信部121により主体的に位置を検出するので、プロジェクタ10Aの設置位置の位置情報を、より正確に、より迅速に取得できる。
また、さらに位置情報検出の精度を向上させるため、第1実施形態で適用したWi-Fiアクセスポイント及び位置データベースサーバー50による位置測定と、第3実施形態で適用したGPS受信部121を用いた位置測定とを組み合わせてもよい。
上記のいずれの実施形態においても、時刻情報や位置情報、ネットワーク経由で取得する情報(天候情報など)を元に、映像調整に関わるパラメータを制御するので、照度以外の画質変化要因に適した画質調整を行うことができる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
10,10A,10B プロジェクタ(画像表示装置)
20 情報処理装置(映像処理装置)
21 AV機器(映像処理装置)
30 気象データサーバー
40a,40b,40c Wi-Fiアクセスポイント
50 位置データベースサーバー
60 ネットワーク
106 光学ユニット(投影部)
107 光源制御部
108 光源(投影部)
118 時刻計測部(時計デバイス)
119 撮像部(撮影手段)
120 表示部(投影部)
121 GPS受信部
200 制御部
210 映像取得部
220 位置情報取得部
230 気象データ取得部
240 画質調整部
241 画像調整値割当て設定部
242 設定変更有無判定部
243 画像調整値設定変更指定部
244 補正テーブル記憶部(記憶部)
245 前回画像調整値記憶部
250 表示処理部
251 色温度調整部
252 画像最適化部
260 設置場所判定部
261 屋外屋内判定部
262 周辺画像取得部
263 窓有無判定部
特開2011‐069941号公報

Claims (11)

  1. ネットワークに接続可能な画像表示装置であって、
    予め、気象データと画像調整値とを対応付けて補正テーブルとして記憶する記憶部と、
    前記ネットワークを介して接続可能な映像処理装置から、映像データを取得する映像取得部と、
    前記画像表示装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記ネットワークを介して接続可能な気象データサーバーから、前記位置情報に対応付けられた気象データを取得する気象データ取得部と、
    取得した前記位置情報に対応付けられた気象データと、前記記憶部で記憶された補正テーブルとを参照して、必要な画像調整値を割り当てる画質調整部と、
    取得した前記映像データを、前記画像調整値を用いて補正して表示映像を生成する表示処理部と、
    補正された前記表示映像をスクリーンに投影する投影部と、を有し、
    前記表示処理部は、色温度を補正する
    ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 取得した前記位置情報が示す位置での、時刻を取得する時計デバイスを備え、
    前記気象データは、日照時刻情報であり、
    前記補正テーブルでは、日の出と日の入りの時刻に応じた、時間帯ごとに異なる画像調整値が記憶されており、
    前記画質調整部は、取得した前記位置情報に対応付けられた前記日照時刻情報と、前記記憶部で記憶された補正テーブルとを参照して、時間帯ごとに必要な画像調整値を割り当て、前記時計デバイスにより取得した現在の時刻が含まれる前記時間帯の前記画像調整値を選択して、前記表示処理部に出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記気象データは天気情報であり、
    前記補正テーブルでは、天気に応じた画像調整値が記憶されており、
    前記画質調整部は、取得した前記位置情報に対応付けられた前記天気情報と、前記記憶部で記憶された補正テーブルとを参照して、必要な画像調整値を割り当て、前記表示処理部に出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 取得した前記位置情報が示す位置での、時刻を取得する時計デバイスを備え、
    前記気象データは、日照時刻情報及び天気情報であり、
    前記補正テーブルでは、日の出と日の入りの時刻と、天気に応じた、時間帯ごとに異なる画像調整値が記憶されており、
    前記画質調整部は、取得した前記位置情報に対応付けられた前記日照時刻情報及び前記天気情報と、前記記憶部で記憶された補正テーブルとを参照して、時間帯ごとに必要な画像調整値を割り当て、前記時計デバイスにより取得した現在の時刻が含まれる前記時間帯の前記画像調整値を選択して、前記表示処理部に出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  5. 前記投影部は光源を含み、
    前記投影部は、前記画像調整値を基に照度を補正するように前記光源の光量を調整する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  6. 前記画像表示装置の周囲の状況を撮影する、撮影手段を備え、
    前記撮影手段が撮影画像から前記画像表示装置が設置された周囲の状況を把握する状況判断部を備え、
    前記状況判断部が、前記画像表示装置の載置場所が屋外である場合又は屋内であって周囲に窓が存在する場合は、前記位置情報取得部に前記位置情報を取得させて、前記気象データ取得部に前記位置情報に対応付けられた気象データを取得させ、
    前記状況判断部が、前記画像表示装置の載置場所が屋内であって周囲に窓が存在しない場合は、前記位置情報取得部に前記位置情報を取得させず、前記気象データ取得部に前記気象データを取得させない
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  7. 前記位置情報取得部は通信部であって、前記ネットワークを介して周辺のWi-Fiアクセスポイントから電波を受信し、位置データベースサーバーに接続することで、前記画像表示装置の前記位置情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  8. 前記位置情報取得部はGPS受信部であって、該GPS受信部がGPS衛星からの電波を受信することで、前記画像表示装置の前記位置情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  9. 前記画像表示装置に設けられた操作部、又は前記画像表示装置に送信可能なリモコンに対して、使用者が位置情報を操作入力することで、前記位置情報取得部は前記画像表示装置の前記位置情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  10. 記憶部に、予め、気象データと画像調整値とを対応付けて補正テーブルとして記憶させておく記憶ステップと、
    ネットワークを介して接続可能な映像処理装置から、映像データを取得するステップと、
    位置情報を取得するステップと、
    前記ネットワークを介して接続可能な気象データサーバーから、前記位置情報に対応付けられた気象データを取得するステップと、
    前記取得した位置情報に対応付けられた気象データと、前記記憶部で記憶された補正テーブルとを参照して、現時点で必要な画像調整補正値を割り当てるステップと、
    取得した前記映像データを、割り当てられた前記画像調整補正値を用いて補正して表示画像を補正する表示処理ステップと、
    補正された表示画像を投影する投影ステップと、を有し、
    前記表示処理ステップでは、色温度を補正する
    ことを特徴とする画像表示装置の画像調整方法。
  11. 画像を調整する機能を、画像表示装置に実現させるためのプログラムであって、
    記憶部に、予め、気象データと画像調整値とを対応付けて補正テーブルとして記憶させておく記憶機能と、
    ネットワークを介して接続可能な映像処理装置から、映像データを取得する機能と、
    位置情報を取得する機能と、
    前記ネットワークを介して接続可能な気象データサーバーから、前記位置情報に対応付けられた気象データを取得する機能と、
    前記取得した位置情報に対応付けられた気象データと、前記記憶部で記憶された補正テーブルとを参照して、現時点で必要な画像調整補正値を割り当てる機能と、
    取得した前記映像データを、前記画像調整補正値を用いて補正して表示画像を補正する表示処理機能と、
    補正された表示画像を投影する投影機能と、を有し、
    前記表示処理機能では、色温度を補正する
    ことを特徴とする画像調整プログラム。
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