JP2018157282A - 端末、プログラム、データ送信方法 - Google Patents
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Abstract
Description
特許請求の範囲の設定情報とは、端末がデータを送信するための設定に関する情報である。あるいは、送信されるデータのデータ量に影響する設定ということができる。本実施形態では符号化設定という用語で説明する。具体的には、解像度、フレームレート、及び、ビットレートの少なくとも1つが例として挙げられる。
図1は、本実施形態のテレビ会議システム1の概略構成図であり、図2は、本実施形態のテレビ会議システム1における通信の概要を示す概念図である。
図5は、端末10の機能的な構成の一例を示すブロック図である。端末10は、図5に示すように、送受信部12、操作入力受付部13、撮像部14、音声入力部15、音声出力部16、映像符号化部17、映像復号部18、ログイン要求部19、表示制御部20、記憶・読出処理部21、揮発性記憶部22、不揮発性記憶部23、及び、帯域情報処理部25を備える。
図6は、映像符号化部17の機能をブロック状に示すブロック図の一例である。図6に示すように、映像符号化部17はデータ受付部31、符号化設定部32、符号化部33、符号化設定取得部34、及び帯域情報受付部35を有する。
図7は、映像復号部18の機能をブロック状に示すブロック図の一例である。図7に示すように、映像復号部18はデータ受付部36、復号設定部37、及び復号部38を有する。
表1に基づいて符号化設定管理部2301が管理する符号化設定情報について説明する。
例:パラメータのうち解像度を640x360から1280x720(目標値)に変更する場合
段階無し :640x360→1280x720
(現在の解像度から目標値まで途中の値を経ずに変更する)
品質重視 :640x360→1120x630→1280x720
(現在の解像度から目標値まで途中の値を経るが中央よりも目標値に近い値を経て変更するので映像の品質が重視される)
中間 :640x360→960x540→1280x720
(現在の解像度と目標値の間の中央値を経て変更する)
ネットワーク重視 :640x360→800x450→960x540→1120x630→1280x720
(現在の解像度から目標値まで途中の値を経るが中央よりも現在値に近い値を経て変更するのでネットワークの帯域が重視される)
段階的符号化方針は「追従性とリスク」という項目を有する。この項目は、目標のパラメータとのどの程度一致するか、及び、帯域不足や急激な変化が生じた場合のリスクの大きさを示す。例えば、段階なしでは、符号化設定として目標のパラメータが設定されるので、一致性は高いがネットワークの帯域が急激に悪化した場合のリスクも高い。逆に、ネットワーク重視では、現在と目標のパラメータの差の1/4ずつしか符号化設定が増えないので、一致性は低いがネットワークの帯域が急激に悪化した場合のリスクは低い。
図8は、送信側の端末10の動作を説明するシーケンス図の一例である。なお、すでに端末10間でセッションが接続されており、端末10は中継装置30を介して、映像データ、音声データ、及び、資料データを送受信することができる。図8では3つの端末10が図示されているが説明の便宜上、端末A、B、Cという。
図11は、受信側の端末10の動作を説明するシーケンス図の一例である。図11の処理は図8に続いて実行される。ステップS7−1は説明の便宜上、帯域情報の算出の際に説明する。
図11のステップS7−1で受信時刻を受信した端末Aの帯域情報処理部25は図14にて説明するように帯域情報を取得する。まず、図13を用いて帯域情報について説明する。
図14は、端末10が帯域情報に基づいて符号化設定を決定する手順を示すシーケンス図の一例である。図14の処理は図11に続いて実行される。図14のシーケンス図は、符号化に必要な符号化設定を端末Aが再調整する場合の処理を示す。
以上のように、本実施形態の端末10は、段階的符号化方針に基づいて符号化設定を決定するので、ネットワーク環境が悪化する際にデータ量が増加するような場合でも、通信の遅延や途絶を抑止しやすい。また、符号化設定の変更後、遅延が生じるかどうか判断するので、遅延が生じていた場合、段階的な調整が可能になる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
10 テレビ会議端末
17 映像符号化部
18 映像復号部
25 帯域情報処理部
30 中継装置
31 データ受付部
32 符号化設定部
33 符号化部
34 符号化設定取得部
37 復号設定部
38 復号部
40 管理サーバ
Claims (9)
- ネットワークを介して他の端末とデータと通信する端末であって、
前記データを取得するデータ取得手段と、
前記データを符号化するための設定情報に基づいて前記データを符号化する符号化手段と、
前記他の端末に符号化された前記データを送信する通信手段と、
現在の設定情報では前記データの送信に遅延が発生すると予測される場合、前記設定情報を段階的に変更する段階的符号化方針情報を参照し、前記設定情報を段階的に変更する設定情報変更手段と、
を有する端末。 - 前記段階的符号化方針情報には、現在の設定情報から目標の設定情報に変更するための変更量のうち一部だけを変更する方針が設定されており、
前記設定情報変更手段は、前記現在の設定情報に前記一部を加えた値を、前記設定情報に決定する請求項1に記載の端末。 - 前記設定情報変更手段は、前記データ取得手段が取得した前記データのデータ量と、現在の設定情報が対応するデータ量を比較して、
前記データ取得手段が取得した前記データのデータ量の方が前記現在の設定情報が対応するデータ量よりも大きい場合、前記設定情報を変更する請求項1又は2に記載の端末。 - 前記設定情報の変更後、前記設定情報変更手段は帯域情報に基づいて遅延があるか否かを判断し、
遅延がある場合、前記設定情報変更手段は、段階的に変更された前記設定情報の調整方針を参照し、変更後の設定情報を段階的に調整する請求項1〜3のいずれか1項に記載の端末。 - 前記設定情報の調整方針には、現在の前記設定情報のままにする強制設定、前記段階的符号化方針情報に従って再度、前記設定情報を調整する再調整、又は、前記設定情報を前記設定情報変更手段が変更する前の値に戻す前回値のいずれかが設定されている請求項4に記載の端末。
- 前記設定情報の調整方針に前記再調整が設定されている場合、前記設定情報変更手段は、前記段階的符号化方針情報に従って、前回の前記設定情報から前記設定情報変更手段が変更した前記設定情報に変更するための変更量のうち一部だけを前回の前記設定情報に加えることで、前記設定情報を調整する請求項5に記載の端末。
- 前記設定情報の調整方針に、前記設定情報変更手段が変更した前記設定情報を維持すると共にビットレートを前回の設定情報の値に設定するビットレート依存が設定されている場合、
前記設定情報変更手段は、前記設定情報変更手段が変更した前記設定情報を維持すると共にビットレートを前回の設定情報の値に設定する請求項4〜6のいずれか1項に記載の端末。 - ネットワークを介して他の端末とデータと通信する端末を、
前記データを取得するデータ取得手段と、
前記データを符号化するための設定情報に基づいて前記データを符号化する符号化手段と、
前記他の端末に符号化された前記データを送信する通信手段と、
現在の設定情報では前記データの送信に遅延が発生すると予測される場合、前記設定情報を段階的に変更する段階的符号化方針情報を参照し、前記設定情報を段階的に変更する設定情報変更手段、
として機能させるためのプログラム。 - ネットワークを介して他の端末とデータと通信する端末のデータ送信方法であって、
データ取得手段が、前記データを取得するステップと、
符号化手段が、前記データを符号化するための設定情報に基づいて前記データを符号化するステップと、
通信手段が、前記他の端末に符号化された前記データを送信するステップと、
設定情報変更手段が、現在の設定情報では前記データの送信に遅延が発生すると予測される場合、前記設定情報を段階的に変更する段階的符号化方針情報を参照し、前記設定情報を段階的に変更するステップと、
を有するデータ送信方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114245198A (zh) * | 2021-12-17 | 2022-03-25 | 北京达佳互联信息技术有限公司 | 媒体内容的处理方法、装置、电子设备及存储介质 |
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-
2017
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CN114245198B (zh) * | 2021-12-17 | 2024-02-06 | 北京达佳互联信息技术有限公司 | 媒体内容的处理方法、装置、电子设备及存储介质 |
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