JP2018156541A - 管理装置、管理システム、管理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

管理装置、管理システム、管理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】管理対象の装置の動作状態を適切に判断することに貢献する管理装置、管理システム、管理装置の制御方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】管理装置1000は、記憶部1001と、ログ取得部1002と、解析部1003と、情報収集部1004とを備える。記憶部は、管理対象装置の動作に関するパターン情報(通常状態に出力するログの内容を含む情報)1010を記憶する。ログ取得部は、管理対象装置から、障害発生や通常状態を示すログ情報を取得する。解析部は、ログ情報と、パターン情報とに基づいて、ログ情報とは異なる種別の情報を、管理対象装置から収集情報として取得するか否かを判断する。情報収集部は、解析部が、収集情報を取得すると判断した場合、管理対象装置から収集情報を取得する。管理装置は、管理対象装置が通常状態を示すログを出力した場合であっても、必要に応じて、ログ情報とは異なる種別の情報を取得する。
【選択図】図1

Description

本発明は、管理装置、管理システム、管理装置の制御方法、及びプログラムに関する。
情報処理システムが出力するログには、一般的に、障害発生を示すログ(以下、異常ログと呼ぶ)と、通常状態において出力されるログ(以下、正常ログと呼ぶ)の2種類を含む。情報処理システムが異常ログを出力している場合には、該情報処理システムにおいて、障害が発生していることは明らかである。そこで、保守担当者等は、異常ログを解析し、障害の原因を明確にすることで、障害復旧作業を行うことができる。
さらに、情報処理システムは、多種多様なログ(異常ログ及び正常ログ)を出力する。そのため、障害発生時に、保守担当者等が障害復旧作業を行うために必要なログは、一つとは限らない。また、保守担当者等が障害復旧作業を行うために必要なログは、障害に応じて異なる。
特許文献1においては、コンピュータに障害が発生したことを検出すると、システムログ及び稼働情報ログから、エラー番号、メッセージID(Identifier)、オブジェクト、及びイベントからなる障害パターンを抽出する情報処理システムが記載されている。さらに、特許文献1に記載された情報処理システムは、抽出した障害パターンに対応する資料と、該資料を収集するために実行すべきコマンドを取得する。さらに、特許文献1に記載された情報処理システムは、障害パターンに基づいて障害を特定し、取得したコマンドを実行して、該障害に対応するために有益な資料を取得する。
特許文献2においては、障害発生時に複数ベンダの製品が出力するログ情報を収集し、業務システム全体としての重要度の基準に従って、ログ情報を整理するシステムが記載されている。さらに、特許文献2に記載されたシステムは、発生した障害の本質的な原因とその対策方法をレポートとして生成する。
特開2011−118695号公報 特開2003−216457号公報
なお、上記先行技術文献の開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。以下の分析は、本発明の観点からなされたものである。
上記の通り、保守担当者等は、異常ログを解析し、障害の原因を明確にすることで、障害復旧作業を行うことができる。しかし、情報処理システムにおいて、障害が発生している状態であっても、異常ログが出力されていない場合には、保守担当者等は、情報処理システムの動作状態を判断できず、障害復旧作業を行うことが困難である。
特許文献1、2に記載された技術においては、情報処理システムが障害を検出しない場合には、情報処理システムにおいて、障害が発生している状態であっても、障害の有無を判断できない。そのため、特許文献1、2に記載された技術においては、情報処理システムが障害を検出しない場合には、情報処理システムにおいて、障害が発生している状態であっても、情報処理システムの動作状態を判断できない。
そこで、本発明は、管理対象の装置の動作状態を適切に判断することに貢献する管理装置、管理システム、管理装置の制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の視点によれば、管理装置が提供される。管理装置は、管理対象の装置の動作に関するパターン情報を記憶する、記憶部を備える。
さらに、該管理装置は、前記装置から、ログ情報を取得する、ログ取得部を備える。
さらに、前記ログ情報と、前記パターン情報とに基づいて、前記ログ情報とは異なる種別の情報を、前記装置から収集情報として取得するか否かを判断する、解析部を備える。
本発明の第2の視点によれば、管理システムが提供される。該管理システムは、情報処理装置と、前記情報処理装置と接続する、管理装置と、を含んで構成される。
該情報処理装置は、ログ情報を出力し、出力した該ログ情報を、前記管理装置に送信する。
該管理装置は、前記情報処理装置の動作に関するパターン情報を記憶する、記憶部を備える。
さらに、該管理装置は、前記情報処理装置から、前記ログ情報を受信する、ログ取得部を備える。
さらに、該管理装置は、前記ログ取得部が取得した前記ログ情報と、前記パターン情報とに基づいて、該ログ情報とは異なる種別の情報を、前記情報処理装置から収集情報として取得するか否かを判断する、解析部を備える。
本発明の第3の視点によれば、管理装置の制御方法が提供される。該制御方法は、管理対象の装置の動作に関するパターン情報を記憶する、記憶部を備える管理装置の制御方法である。
該制御方法は、前記装置から、ログ情報を取得する工程を含む。
さらに、該制御方法は、前記ログ情報と、前記パターン情報とに基づいて、前記ログ情報とは異なる種別の情報を、前記装置から収集情報として取得するか否かを判断する工程を含む。
なお、本方法は、情報処理装置を管理する管理装置という、特定の機械に結び付けられている。
本発明の第4の視点によれば、プログラムが提供される。該プログラムは、管理対象の装置の動作に関するパターン情報を記憶する、記憶部を備える管理装置を制御するコンピュータに実行させるプログラムである。
該プログラムは、前記装置から、ログ情報を取得する処理を、前記コンピュータに実行させる。
該プログラムは、前記ログ情報と、前記パターン情報とに基づいて、前記ログ情報とは異なる種別の情報を、前記装置から収集情報として取得するか否かを判断する処理を、前記コンピュータに実行させる。
なお、本プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。記憶媒体は、半導体メモリ、ハードディスク、磁気記録媒体、光記録媒体等の非トランジェント(non-transient)なものとすることができる。本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明の各視点によれば、管理対象の装置の動作状態を適切に判断することに貢献する管理装置、管理システム、管理装置の制御方法、及びプログラムが提供される。
一実施形態の概要を説明するための図である。 管理システムの全体構成の一例を示すブロック図である。 管理装置1の内部構成の一例を示すブロック図である。 管理装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
初めに、図1を用いて一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。また、各ブロック図のブロック間の接続線は、双方向及び単方向の双方を含む。一方向矢印については、主たる信号(データ)の流れを模式的に示すものであり、双方向性を排除するものではない。
上述の通り、管理対象の装置の動作状態を適切に判断することに貢献する管理装置が望まれる。
そこで、一例として、図1に示す管理装置1000を提供する。管理装置1000は、記憶部1001と、ログ取得部1002と、解析部1003と、情報収集部1004とを備える。
記憶部1001は、管理対象の装置の動作に関するパターン情報1010を記憶する。パターン情報1010は、管理対象の装置が通常状態である場合に出力するログの内容等を含む情報である。
ログ取得部1002は、管理対象の装置から、ログ情報を取得する。ここで、ログ情報は、管理対象の装置の障害発生を示すログ、管理対象の装置の通常状態を示すログの少なくともいずれかを含む。
解析部1003は、ログ情報と、パターン情報1010とに基づいて、ログ情報とは異なる種別の情報を、管理対象の装置から収集情報として取得するか否かを判断する。
情報収集部1004は、解析部1003が、収集情報を取得すると判断した場合、管理対象の装置から収集情報を取得する。
例えば、情報処理装置(コンピュータ)が通常状態を示すログを出力した場合であっても、該情報処理装置において障害が発生している場合がある。情報処理装置において障害が発生した時、保守担当者等は、ログ情報とは異なる種別の情報に基づいて、障害の原因を判断できる場合がある。
そこで、管理装置1000は、管理対象の装置が通常状態を示すログを出力した場合であっても、必要に応じて、ログ情報とは異なる種別の情報を、管理対象の装置から取得する。つまり、管理装置1000は、必要に応じて、管理対象の装置から、複数の種別の情報を収集する。その結果、管理装置1000は、管理対象の装置の動作状態を適切に判断することに貢献できる。
[第1の実施形態]
第1の実施形態について、図面を用いてより詳細に説明する。なお、以下の説明では、上記のパターン情報を、ログパターン情報と呼ぶ。
図2は、本実施形態に係る管理システムの全体構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係る管理システムは、管理装置1と、1又は2以上の情報処理装置(2−1〜2−n(n:1以上の自然数))を含んで構成される。なお、以下の説明においては、情報処理装置(2−1〜2−n)は、夫々、区別する必要がない場合には、情報処理装置2と表記する。
管理装置1は、ネットワーク3を介して、1又は2以上の情報処理装置2と接続する。ネットワーク3は、有線ネットワークであってもよい。あるいは、ネットワーク3は、無線ネットワークであってもよい。なお、ネットワーク3は、移動体通信網、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)ネットワーク等であってもよく、その詳細を問わない。
情報処理装置2は、コンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、通信手段(例えば、NIC(Network Interface Card))等を含んで構成される。情報処理装置2のCPUは、メモリに記憶された1又は2以上のプログラムを読み出し、読み出したプログラムに基づいて処理を実行する。そして、情報処理装置2は、処理の実行結果に関する情報(即ち、ログ情報)を、ログファイルに書き込む。そして、情報処理装置2は、管理装置1にログファイルを送信する。
さらに、情報処理装置2は、管理装置1からの要求に応じて、管理装置1に収集情報を送信する。収集情報は、情報処理装置2のリソースに関する情報を含む。
情報処理装置2のリソースに関する収集情報は、情報処理装置2のリソースの使用状態に関する情報等を含む。例えば、情報処理装置2のリソースに関する情報は、情報処理装置2のCPU使用率、メモリ使用率、ハードディスク使用率等を含んでも良い。
なお、2以上の情報処理装置が一の情報処理システムを構成してもよい。その場合、情報処理システムを構成する少なくとも一の情報処理装置2が、該情報処理システムが実行する処理の実行結果を、ログ情報として、ログファイルに書き出してもよい。
管理装置1は、情報処理装置2から送信されたログファイルを解析する装置(コンピュータ)であり、CPU、メモリ、通信手段(例えば、NIC)等を含んで構成される。
具体的には、管理装置1は、情報処理装置2から送信されるログファイルを解析する。そして、管理装置1は、ログファイルを解析した結果に基づいて、収集情報を、情報処理装置2に要求するか否かを判断する。そして、管理装置1は、情報処理装置2から十分に情報を収集したと判断するまで、収集情報を、情報処理装置2に要求する。
次に、管理装置1について詳細に説明する。
図3は、管理装置1の内部構成の一例を示すブロック図である。管理装置1は、記憶部10と、通信部20と、ログ取得部30と、情報収集部40と、解析部50とを含んで構成される。
ログ取得部30は、情報処理装置2から、情報処理装置2の処理の実行結果等を示すログ情報を含む、ログファイル11を取得する。ログ取得部30は、取得したログファイル11を、記憶部10に格納する。
情報処理装置2は、所定の時間間隔で、情報処理装置2の処理の実行結果等を示すログ情報をログファイル11に書き出し、書き出したログファイル11を管理装置1に送信しても良い。
または、情報処理装置2は、所定の時刻に、ログ情報をログファイル11に書き出し、書き出したログファイル11を管理装置1に送信しても良い。
さらに、情報処理装置2は、情報処理装置2の動作状態が、所定の動作状態に遷移した場合に、ログ情報をログファイルに書き出し、書き出したログファイル11を管理装置1に送信しても良い。
さらに、情報処理装置2は、障害が発生せず、処理を継続可能な状態であっても、所定の実行結果になった場合には、ログ情報をログファイル11に書き出し、書き出したログファイル11を管理装置1に送信しても良い。
また、情報処理装置2は、所定の処理(所定のプログラム等)を実行した場合に、ログをログファイル11に書き出し、書き出したログファイル11を管理装置1に送信しても良い。
また、ログ取得部30は、所定の時間間隔で、情報処理装置2にログ情報を要求しても良い。または、ログ取得部30は、所定の時刻に、情報処理装置2にログ情報を要求しても良い。
情報収集部40は、情報処理装置2に、収集情報を要求する。上記の通り、情報処理装置2は、情報処理装置2のリソースに関する情報を含む情報を、収集情報として、管理装置1に送信する。そして、管理装置1は、収集情報を受信する。そして、情報収集部40は、収集情報を、収集情報ファイル12に書き出し、収集情報ファイル12を記憶部10に格納する。
情報収集部40は、ログパターン情報13に基づいて、情報処理装置2から取得する、収集情報の種別を決定する。情報収集部40は、該種別の情報を、情報処理装置2から取得していない場合、該種別の情報を、情報処理装置2に要求する。そして、情報処理装置2は、管理装置1に、該種別の情報を送信する。
そして、情報収集部40は、取得した該種別の情報と、収集情報ファイル12とを解析し、新たな種別の情報を収集する必要があるか否かを判断する。情報収集部40は、新たな種別の情報を収集する必要があると判断した場合、該新たな種別を、ログパターン情報13に登録し、ログパターン情報13を更新する。そして、情報収集部40は、更新後のログパターン情報13に基づいて、新たな種別の情報を、収集情報として、情報処理装置2から取得する。
解析部50は、ログファイル11が、ログパターン情報13に適合するか否かを判断する。そして、ログファイル11に含まれるログ情報がログパターン情報13に適合する場合、解析部50は、情報処理装置2から収集情報を取得するように、収集情報部40に要求する。一方、ログファイル11に含まれるログ情報がログパターン情報13に適合しない場合、解析部50は、情報処理装置2において、障害が発生したと判断する。
ログパターン情報13は、情報処理装置が通常状態である場合に出力するログ情報の内容等を含む情報である。具体的には、ログパターン情報13は、ログ情報の組み合わせに関する情報、ログ情報の出力タイミングに関する情報、情報処理装置2のリソースに関する情報のうち、少なくとも一の情報を含む。
ここで、ログ情報の組み合わせに関する情報は、ログの内容(処理を実行した結果等)の組み合わせに関する情報、ログの内容の種別の組み合わせに関する情報等を含むものとする。
また、ログ情報の出力情報のタイミングに関する情報は、ログの出力周期に関する情報、ログの出力時刻に関する情報、ログの出力頻度に関する情報のうち、少なくともいずれかを含むものとする。
また、情報処理装置2のリソースに関する情報は、情報処理装置2のリソースの使用状態に関する情報を含む。例えば、情報処理装置2のリソースに関する情報は、情報処理装置2のCPU使用率に関する情報、メモリ使用率に関する情報、ハードディスク使用率に関する情報を含む。
また、ログパターン情報13は、ログ情報の組み合わせに関する条件、ログ情報の出力タイミングに関する条件、情報処理装置2のリソースに関する条件のうち、少なくとも一の条件を含んでも良い。
例えば、ログファイル11に含まれるログ情報が、ログ情報の組み合わせに関する条件、ログ情報の出力タイミングに関する条件、情報処理装置2のリソースに関する条件のうち、少なくとも一の条件を満たすとする。その場合、解析部50は、情報処理装置2から収集情報を取得するように、収集情報部40に要求する。
一方、ログファイル11に含まれるログ情報が、ログ情報の組み合わせに関する条件、ログ情報の出力タイミングに関する条件、情報処理装置2のリソースに関する条件のうち、少なくとも一の条件を満たさないとする。その場合、解析部50は、情報処理装置2において、障害が発生したと判断する。
さらに、ログパターン情報13は、収集情報を取得するか否かを判断するための条件を含む。該条件は、ログパターン情報13に含まれる、ログ情報の組み合わせに関する情報と対応付けて定義されても良い。または、該条件は、情報処理装置2のリソースの種別と対応付けて定義されても良い。情報収集部40は、ログパターン情報13に含まれる該条件を満たす場合には、収集情報を取得する処理を終了する。一方、情報収集部40は、ログパターン情報13に含まれる該条件を満たさない場合には、収集情報を取得する処理を継続する。
次に、情報収集部40が、収集情報ファイル12に収集情報を書き出した場合には、ログファイル11と収集情報ファイル12とが、ログパターン情報13に適合するか否かを判断する。
具体的には、ログファイル11に含まれるログ情報と、収集情報ファイル12に含まれる収集情報とがログパターン情報13に適合する場合、解析部50は、情報処理装置2から、新たな収集情報を取得するように、収集情報部40に要求する。
一方、ログファイル11に含まれるログ情報と、収集情報ファイル12に含まれる収集情報とがログパターン情報13に適合しない場合、解析部50は、情報処理装置2において、障害が発生したと判断する。
また、ログ情報と収集情報とが、ログ情報の組み合わせに関する条件、ログ情報の出力タイミングに関する条件、情報処理装置2のリソースに関する条件のうち、少なくとも一の条件を満たすとする。その場合、解析部50は、情報処理装置2から収集情報を取得するように、収集情報部40に要求する。
一方、ログ情報と収集情報とが、ログ情報の組み合わせに関する条件、ログ情報の出力タイミングに関する条件、情報処理装置2のリソースに関する条件のうち、少なくとも一の条件を満たさないとする。その場合、解析部50は、情報処理装置2において、障害が発生したと判断する。
記憶部10は、管理装置1を動作させるために必要な情報を記憶する。例えば、記憶部10は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク(Hard Disk Drive;HDD)、ソリッド・ステート・ドライブ(Solid State Drive;SDD)、磁気テープ等を用いて実現されてもよい。
具体的には、記憶部10は、ログファイル11と、収集情報ファイル12と、ログパターン情報13とを記憶する。
次に、本実施形態に係る管理装置1の動作を詳細に説明する。
図4は、本実施形態に係る管理装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS1において、ログ取得部30は、情報処理装置2からログファイル11を取得する。ログ取得部30は、取得したログファイル11を、記憶部10に格納する。
ステップS2において、ログ取得部30が取得した、1又は2以上のログファイル11に含まれるログ情報が、予め登録されたログパターン情報13に適合するか否かを、解析部50は判断する。なお、解析部50は、所定の周期で、ステップS2の処理を実行してもよい。その場合、管理装置1は、直前にステップS2の処理を実行してから、所定の時間が経過するまで、ステップS2の処理の実行待ちの状態であってもよい。または、ログ取得部30が、情報処理装置2からログファイル11を取得した場合には、解析部50は、ステップS2の処理を実行してもよい。
ログ取得部30が取得したログファイル11に含まれるログ情報が、予め登録されたログパターン情報13に適合する場合(ステップS2のYes分岐)には、ステップS3に遷移する。ログ取得部30が取得したログファイル11に含まれるログ情報が、予め登録されたログパターン情報13に適合しない場合(ステップS2のNo分岐)には、解析部50は、情報処理装置2において、障害が発生したと判断する(ステップS7)。
ステップS3において、情報収集部40は、情報処理装置2から、収集情報を取得する。
ステップS4において、情報収集部40は、取得した収集情報を、収集情報ファイル12に書き出し、収集情報ファイル12を記憶部10に格納する。
ステップS5において、解析部50は、1又は2以上の収集情報ファイル12を、記憶部10から読み出す。
ステップS6において、1又は2以上のログファイル11に含まれるログ情報と、1又は2以上の収集情報ファイル12に含まれる収集情報との組み合わせが、予め登録されたログパターン情報13に適合するか否かを、解析部50は判断する。
1又は2以上のログファイル11に含まれるログ情報と、1又は2以上の収集情報ファイル12に含まれる収集情報との組み合わせが、予め登録されたログパターン情報13に適合する場合(ステップS6のYes分岐)には、ステップS8に遷移する。
ステップS8において、情報収集部40は、新たな収集情報を取得するか否かを判断する。新たな収集情報を取得する場合(ステップS8のYes分岐)には、ステップS2に戻り、処理を継続する。新たな収集情報を取得しない場合には、管理装置1は、収集情報を取得する処理を終了する。
一方、1又は2以上のログファイル11に含まれるログ情報と、1又は2以上の収集情報ファイル12に含まれる収集情報との組み合わせが、予め登録されたログパターン情報13に適合しない場合(ステップS6のNo分岐)には、解析部50は、情報処理装置2において、障害が発生したと判断する(ステップS7)。
以上のように、本実施形態に係る管理装置1は、情報処理装置2から取得したログ情報が、予め登録されたログパターン情報13に適合する場合、情報処理装置2から、更に、情報処理装置2のリソースに関する情報等を取得する。そして、本実施形態に係る管理装置1は、情報処理装置2から十分に情報を収集したと判断するまで、情報処理装置2のリソースに関する情報等を、情報処理装置2に要求する。そのため、本実施形態に係る管理装置1は、情報処理装置2から収集した情報を解析し、情報を更に収集する。
例えば、情報処理装置2が、障害発生を示すログ(即ち、異常ログ)を出力しない状態であるが、情報処理装置2に、障害が発生したとする。つまり、情報処理装置2が出力するログは、通常状態において出力されるログ(即ち、正常ログ)であるが、情報処理装置2において、障害が発生したとする。そのような場合、情報処理装置2の保守担当者等は、情報処理装置2が出力するログに基づいて、障害原因を判断することが困難である。
しかし、本実施形態に係る管理装置1は、情報処理装置2から十分に情報を収集したと判断するまで、情報を収集する。そのため、情報処理装置2において障害が発生しているが、情報処理装置2が正常ログを出力する場合であっても、本実施形態に係る管理装置1は、障害原因を判断するために必要な情報を収集できる。
さらに、本実施形態に係る管理装置1は、ログ情報及び収集情報が、予め登録されたログパターン情報に適合しない場合には、情報処理装置2において、障害が発生したと判断する。
従って、本実施形態に係る管理装置1は、管理対象の装置の動作状態を適切に判断することに貢献する。
上述の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)上記第1の視点に係る管理装置の通りである。
(付記2)前記解析部は、前記ログ情報が前記パターン情報に適合する場合、前記装置から前記収集情報を取得する、と判断し、前記解析部が、前記収集情報を取得すると判断した場合、前記装置から前記収集情報を取得する、情報収集部をさらに備える、付記1に記載の管理装置。
(付記3)前記情報収集部は、前記ログ情報と第1の前記収集情報とが、前記パターン情報に適合する場合、前記第1の収集情報とは異なる、第2の前記収集情報を取得する、付記1又は2に記載の管理装置。
(付記4)前記情報収集部は、前記パターン情報に基づいて、前記第2の収集情報の種別を決定し、決定した該種別を、前記パターン情報に登録する、付記3に記載の管理装置。
(付記5)前記情報収集部は、前記装置のリソースに関する情報を、前記収集情報として取得する、付記1乃至4のいずれか一に記載の管理装置。
(付記6)前記パターン情報は、前記ログ情報の内容の組み合わせに関する情報、前記ログ情報の出力タイミングに関する情報、前記装置のリソースに関する情報のうち、少なくともいずれかの情報を含む、付記1乃至5のいずれか一に記載の管理装置。
(付記7)前記解析部は、前記ログ情報、前記収集情報の少なくともいずれかが前記パターン情報に適合しない場合、前記装置において障害が発生したと判断する、付記1乃至6のいずれか一に記載の管理装置。
(付記8)上記第2の視点に係る管理システムの通りである。
(付記9)上記第3の視点に係る管理装置の制御方法の通りである。
(付記10)上記第4の視点に係るプログラムの通りである。
上記の付記8〜10に示す形態は、付記1に示す形態と同様に、付記2〜7に示す形態に展開することが可能である。
なお、上記の特許文献の開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
1、1000 管理装置
2−1、2−2〜2−n 情報処理装置
3 ネットワーク
10、1001 記憶部
11 ログファイル
12 収集情報ファイル
13 ログパターン情報
20 通信部
30、1002 ログ取得部
40、1004 情報収集部
50、1003 解析部
1010 パターン情報

Claims (10)

  1. 管理対象の装置の動作に関するパターン情報を記憶する、記憶部と、
    前記装置から、ログ情報を取得する、ログ取得部と、
    前記ログ情報と、前記パターン情報とに基づいて、前記ログ情報とは異なる種別の情報を、前記装置から収集情報として取得するか否かを判断する、解析部と、
    前記解析部が、前記収集情報を取得すると判断した場合、前記装置から前記収集情報を取得する、情報収集部と、
    を備える、管理装置。
  2. 前記解析部は、前記ログ情報が前記パターン情報に適合する場合、前記装置から前記収集情報を取得する、と判断する、請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記情報収集部は、前記ログ情報と第1の前記収集情報とが、前記パターン情報に適合する場合、前記第1の収集情報とは異なる、第2の前記収集情報を取得する、請求項1又は2に記載の管理装置。
  4. 前記情報収集部は、前記パターン情報に基づいて、前記第2の収集情報の種別を決定し、決定した該種別を、前記パターン情報に登録する、請求項3に記載の管理装置。
  5. 前記情報収集部は、前記装置のリソースに関する情報を、前記収集情報として取得する、請求項1乃至4のいずれか一に記載の管理装置。
  6. 前記パターン情報は、前記ログ情報の内容の組み合わせに関する情報、前記ログ情報の出力タイミングに関する情報、前記装置のリソースに関する情報のうち、少なくともいずれかの情報を含む、請求項1乃至5のいずれか一に記載の管理装置。
  7. 前記解析部は、前記ログ情報、前記収集情報の少なくともいずれかが前記パターン情報に適合しない場合、前記装置において障害が発生したと判断する、請求項1乃至6のいずれか一に記載の管理装置。
  8. 情報処理装置と、
    前記情報処理装置と接続する、管理装置と、
    を含んで構成される管理システムであって、
    前記情報処理装置は、ログ情報を出力し、出力した該ログ情報を、前記管理装置に送信し、
    前記管理装置は、
    前記情報処理装置の動作に関するパターン情報を記憶する、記憶部と、
    前記情報処理装置から、前記ログ情報を受信する、ログ取得部と、
    前記ログ取得部が取得した前記ログ情報と、前記パターン情報とに基づいて、該ログ情報とは異なる種別の情報を、前記情報処理装置から収集情報として取得するか否かを判断する、解析部と、
    を備える、管理システム。
  9. 管理対象の装置の動作に関するパターン情報を記憶する、記憶部を備える管理装置を制御する、管理装置の制御方法であって、
    前記装置から、ログ情報を取得する工程と、
    前記ログ情報と、前記パターン情報とに基づいて、前記ログ情報とは異なる種別の情報を、前記装置から収集情報として取得するか否かを判断する工程と、
    前記装置から前記収集情報を取得する工程と、
    を含む、管理装置の制御方法。
  10. 管理対象の装置の動作に関するパターン情報を記憶する、記憶部を備える管理装置を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記装置から、ログ情報を取得する処理と、
    前記ログ情報と、前記パターン情報とに基づいて、前記ログ情報とは異なる種別の情報を、前記装置から収集情報として取得するか否かを判断する処理と、
    前記装置から前記収集情報を取得する処理と、
    を前記コンピュータに実行させるプログラム。
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