JP2018155471A - 空気清浄機 - Google Patents

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Yoshinori Nakamura
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Abstract

【課題】フィルタを十分に清掃できる空気清浄機を提供する。【解決手段】清掃装置30がシート状のフィルタ6が巻回された供給ロール40と、フィルタ6を巻き取る巻取ロール50と、巻取ロール50を回転駆動する駆動モータ100と、巻取ロール50の回転に連動して回転するシャフト81の周面にフィルタ6と摺動するブラシ毛82を植設したブラシ体80と、フィルタ6から脱落した塵埃を回収する集塵容器92と、ブラシ毛82に摺動してブラシ毛82を除塵する除塵部93とを有し、除塵部93がブラシ体80の軸方向に延びるとともにブラシ毛82の先端が除塵部93よりも径方向外側に配される。【選択図】図6

Description

本発明は、フィルタを清掃する清掃装置を備えた空気清浄機に関する。
特許文献1には従来の空気清浄機が開示されている。この空気清浄機は吸込口及び吹出口を開口する筐体を有する。筐体内には吸込口と吹出口とを連結する空気通路が設けられ、空気通路内には送風機が配される。吸込口に面してプレフィルタが配される。
上記構成の空気清浄機において、運転が開始されると、送風機が駆動されて吸込口から居室内の空気が吸い込まれる。吸込口から吸い込まれた空気はプレフィルタにより塵埃が捕集された後に吹出口から送出される。これにより、居室内の空気清浄を行うことができる。
近年、プレフィルタを清掃する清掃装置を備えた空気清浄機の要望が高くなっている。特許文献2には、プロジェクターの吸気口に面して配されるフィルタを清掃する清掃装置が開示されている。この清掃装置は、供給ロール、巻取ロール、ブラシ体、供給ロール用モータ、巻取ロール用モータ、ブラシ体用モータ、集塵容器及び除塵部を備える。
供給ロールにはシート状のフィルタが巻回されている。巻取ロールは巻取ロール用モータの駆動により回転し、供給ロールから引き出されたフィルタを巻き取る。一方、供給ロールは供給ロール用モータにより回転駆動され、巻取ロールに巻き取られたフィルタを巻き戻す。
ブラシ体はシャフト上にブラシ毛が植設され、巻取ロールの回転時にブラシ体用モータの駆動により回転する。これにより、ブラシ毛がフィルタを擦って塵埃を除去してフィルタが清掃される。除塵部は櫛状に形成された先端がブラシ毛に食い込んで配される。ブラシ体の回転により除塵部の先端がブラシ毛に摺動してブラシ毛に付着した塵埃を除塵する。集塵容器はフィルタ及びブラシ毛から脱落した塵埃を回収する。
特開2009−66466号公報(第8頁、第9頁、第1図) 特許第5627066号公報(第6頁、第7頁、第1図、第4図)
しかしながら、上記特許文献2の清掃装置によると、ブラシ毛を除塵した塵埃が除塵部に残って再びブラシ毛に付着し、ブラシ毛からフィルタに付着する場合がある。このため、フィルタの清掃が不十分になる問題があった。
本発明は、フィルタを十分に清掃できる空気清浄機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、吸込口及び吹出口を開口する筐体と、前記吸込口と前記吹出口とを連結する空気通路と、前記空気通路内に配される送風機と、前記吸込口に面して配されるフィルタと、前記フィルタを清掃する清掃装置とを備えた空気清浄機において、前記清掃装置がシート状の前記フィルタが巻回された供給ロールと、前記フィルタを巻き取る巻取ロールと、前記巻取ロールを回転駆動する駆動モータと、前記巻取ロールの回転に連動して回転するシャフトの周面に前記フィルタと摺動するブラシ毛を植設したブラシ体と、前記フィルタから脱落した塵埃を回収する集塵容器と、前記ブラシ毛に摺動して前記ブラシ毛を除塵する除塵部とを有し、前記除塵部が前記ブラシ体の軸方向に延びるとともに前記ブラシ毛の先端が前記除塵部よりも径方向外側に配されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の空気清浄機において、前記除塵部は前記シャフトの鉛直下方に配されると好ましい。
また本発明は、上記構成の空気清浄機において、前記除塵部の断面形状は三角形に形成されると好ましい。
また本発明は、上記構成の空気清浄機において、前記除塵部が軸方向に溝を並設した櫛形に形成されると好ましい。
また本発明は、上記構成の空気清浄機において、前記ブラシ毛が前記シャフトに螺旋状に配されると好ましい。
また本発明は、上記構成の空気清浄機において、前記フィルタは前記巻取ロールの正転時に前記巻取ロールに巻き取られ、前記巻取ロールの逆転時に前記供給ロールに巻回され、前記巻取ロールの正転時と逆転時とで前記巻取ロールと前記ブラシ体との位相が異なることが好ましい。
また本発明は、上記構成の空気清浄機において、前記巻取ロールと前記ブラシ体とが同心に回転する第1連結部及び第2連結部を介して連結され、前記第1連結部は第1係合片を有し、前記第2連結部は遊びを有して前記第1係合片と係合する第2係合片を有し、前記第2歯車は遊びを有して前記第1係合片と係合する第2係合片を有し、前記巻取ロールの正転時に前記第2係合片に当接する前記第1係合片の回転位置と前記巻取ロールの逆転時に前記第2係合片に当接する前記第1係合片の回転位置とが異なることが好ましい。
本発明によると、ブラシ毛の先端が除塵部よりも径方向外側に配される。これにより、ブラシ毛上の塵埃がブラシ体の回転によって除塵部に摺動して径方向外側に掻き出され、除塵部の径方向外側の端縁上でブラシ毛から脱落する。このため、ブラシ毛から脱落した塵埃が除塵部上に留まりにくいため除塵部に残る塵埃を低減することができる。したがって、塵埃が除塵部からブラシ毛に再付着するのを防止してフィルタを十分に清掃することができる。
本発明の第1実施形態の空気清浄機を示す正面図 本発明の第1実施形態の空気清浄機を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の空気清浄機の清掃装置を示す分解斜視図 本発明の第1実施形態の空気清浄機のプレフィルタを示す平面図 本発明の第1実施形態の空気清浄機のブラシ体周辺を拡大して示す分解斜視図 本発明の第1実施形態の空気清浄機のブラシ体を示す概略側面断面図 本発明の第1実施形態の空気清浄機の清掃装置の巻取ロール、ブラシ体、集塵容器及びギアユニットの内部を示す斜視図 本発明の第1実施形態の空気清浄機の清掃装置のギアユニットの内部の拡大斜視図 本発明の第1実施形態の空気清浄機の清掃装置の平歯車を示す側面図 本発明の第1実施形態の空気清浄機の清掃装置の平歯車を示す平面図 本発明の第1実施形態の空気清浄機の清掃装置の平歯車を示す平面図 本発明の第1実施形態の空気清浄機の清掃装置の付勢部の分解斜視図 本発明の第2実施形態の空気清浄機の清掃装置の除塵部の一部を示す斜視図 本発明の第3実施形態の空気清浄機のブラシ体周辺を拡大して示す分解斜視図
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1及び図2は第1実施形態の空気清浄機の正面図及び側面断面図を示している。なお、矢印Sは空気の流れを示している。空気清浄機1は吸込口3及び吹出口4、5を開口して居室内の床面等に設置される筐体2を有する。筐体2は本体部20及びカバー部21を有する。カバー部21は本体部20の背面に対して着脱可能に配され、吸込口3を開口する。本体部20は吹出口4、5をそれぞれ前面上部及び上面に開口する。
吹出口4、5には風向を可変する風向板14、15がそれぞれ設けられる。風向板14は平板から成り、風向板14に設けられた回動軸部(不図示)により上下方向に回動可能に支持される。風向板14の下面には複数の縦ルーバ14aが左右方向に並んで垂設される。両側端部の縦ルーバ14aは前方へ行くほど左右方向の外方に傾斜している。
風向板15は平板から成り、風向板15の前部に設けられた回動軸部15bにより上下方向に回動可能に支持される。風向板15の下面には複数の縦ルーバ15aが左右方向に並んで垂設される。両側端部の縦ルーバ15aは後方へ行くほど左右方向の外方に傾斜している。
風向板14、15は空気清浄機1の運転停止時にそれぞれ吹出口4、5を閉じ、運転時に吹出口4、5を開く。
筐体2内には吸込口3と吹出口4、5とを連結する空気通路8が設けられる。空気通路8内には吸込口3から吹出口4、5に向かって(気流の上流から下流に向かって)順にプレフィルタ6(フィルタ)、脱臭フィルタ7、集塵フィルタ9、加湿部200、送風機10、イオン発生装置11及びダンパ12が設けられる。
空気通路8はイオン発生装置11の下流で分岐する第1分岐通路8a及び第2分岐通路8bを有する。第1分岐通路8a及び第2分岐通路8bはそれぞれ吹出口4、5に連通し、第1分岐通路8aの空気の流路の断面積は第2分岐通路8bの空気の流路の断面積よりも小さくなっている。
ダンパ12は薄板状に形成され、回動軸部12aにより上下方向に回動可能に支持される。ダンパ12は第1分岐通路8aを閉じた位置(図2参照)から開く方向(図2において、反時計回り方向)に回動することができる。ダンパ12により第1分岐通路8a及び第2分岐通路8bの風量バランスが可変される。
送風機10はモータ10aにより駆動されるシロッコファン等の遠心ファンにより形成され、軸方向に吸気して周方向に排気する。
プレフィルタ6はポリプロピレン等のシート状のメッシュにより形成され、吸込口3に面してカバー部21に配される。プレフィルタ6によって吸気中の大きな塵埃を捕集することができる。
脱臭フィルタ7はハニカム状に形成され、空気中の臭気成分を吸着して空気を脱臭することができる。
集塵フィルタ9はHEPAフィルタから成り、濾材(不図示)を覆うように枠材(不図示)がホットメルトにより溶着される。集塵フィルタ9によって空気中の微細な塵埃や所定粒径(例えば3μm)よりも小さい粒径のPM2.5等の微小粒子を捕集することができる。
加湿部200は、トレイ201内の水に加湿フィルタ202の下部を浸漬し、加湿フィルタ202を通過する空気を加湿する。これにより、吹出口4、5から加湿空気が送出される。
イオン発生装置11は高圧電圧の印加によりイオンを発生するイオン発生面11aを有し、イオン発生面11aは空気通路8内に面している。イオン発生面11aには交流波形またはインパルス波形から成る電圧が印加される。イオン発生面11aの印加電圧が正電圧の場合は主としてH(HO)mから成るプラスイオンを発生し、負電圧の場合は主としてO (HO)nから成るマイナスイオンを発生する。ここで、m、nは整数である。H(HO)m及びO (HO)nは空気中の浮遊菌や臭気成分の表面で凝集してこれらを取り囲む。
そして、式(1)〜(3)に示すように、衝突により活性種である[・OH](水酸基ラジカル)やH(過酸化水素)を微生物等の表面上で凝集生成して浮遊菌等を破壊する。ここで、m’、n’は整数である。したがって、プラスイオン及びマイナスイオンを発生して吹出口4、5から送出することにより居室内の除菌及び臭い除去を行うことができる。
(HO)m+O (HO)n→・OH+1/2O+(m+n)HO ・・・(1)
(HO)m+H(HO)m’+O (HO)n+O (HO)n’
→ 2・OH+O+(m+m'+n+n')HO ・・・(2)
(HO)m+H(HO)m’+O (HO)n+O (HO)n’
→ H+O+(m+m'+n+n')HO ・・・(3)
本体部20の上面前部には操作部19が設けられる。操作部19は複数のボタン(不図示)を有し、使用者の操作によって空気清浄機1の動作設定を行う。各ボタンの操作により、吹出口4、5から送出される空気の風量の変更や空気の吹き出し方向の変更等を行うことができる。
また、カバー部21にはプレフィルタ6を清掃する清掃装置30が設けられる。図3は清掃装置30の分解斜視図を示している。清掃装置30は供給ロール40、巻取ロール50、ギアユニット60、付勢部70、ブラシ体80、除塵部93(図5参照)、集塵容器92及び駆動モータ100(図2参照)を有する。
供給ロール40及び巻取ロール50はカバー部21の上部及び下部にそれぞれ配され、プレフィルタ6の両端を保持する。プレフィルタ6は清掃装置30の停止時に供給ロール40に巻回され、清掃装置30の駆動時に供給ロール40から送り出されて巻取ロール50に巻き取られる。
供給ロール40は左右方向に延びるシャフト41を有し、シャフト41の両端部にはキャップ48が被嵌される。キャップ48はカバー部21の内面の上端部に配した支持部材49により回転可能に支持される。これにより、供給ロール40は左右方向に延びる回転軸で回転可能に配される。また、供給ロール40の一端(右端)はキャップ48を介して付勢部70に連結される。
巻取ロール50は左右方向に延びるシャフト51を有し、シャフト51の両端部にはキャップ58が被嵌される。左右のキャップ58はカバー部21の内面の下端部に配した支持部材59及びギアユニット60によりそれぞれ回転可能に支持される。これにより、巻取ロール50は左右方向に延びる回転軸で回転可能に配される。
図4はプレフィルタ6の平面図を示している。プレフィルタ6は巻取方向Wの両端部に左右方向に延びて供給ロール40及び巻取ロール50に保持されるバー材6aを有する。また、プレフィルタ6は清掃装置30の停止時に吸込口3に面して配される通気部6bと、清掃装置30の駆動時に供給ロール40から送り出される収納部6cとを有する。
収納部6c上には通気部6bと区別して吸込口3から視認可能な図柄6gが設けられる。本実施形態では、図柄6gとして「お掃除中です」と赤い文字を用いている。なお、図柄6gに特に限定はなく、例えば、通気部6bと異なる色の縞模様等でもよい。
図5はブラシ体80周辺を分解して示す斜視図であり、図6はブラシ体80の概略側面断面図である。なお、図6中の破線で示すブラシ毛82はブラシ体80回転時の動作を示している。
ブラシ体80はシャフト81とブラシ毛82とを有する。シャフト81の軸方向の両端部は集塵容器92に回転可能に支持される。ブラシ毛82はシャフト81の周面から放射状に植設され、所定間隔で螺旋状に配されている。シャフト81の一端には平歯車68が設けられ、後述のように清掃装置30の駆動時にブラシ体80が回転してプレフィルタ6上の塵埃を除去する。
集塵容器92は透明な樹脂により形成され、上面を開口して両側部でブラシ体80を回転可能に支持する。
除塵部93はブラシ体80の軸方向に延び、集塵容器92の側壁92aに固定されて集塵容器92内部に配される。
除塵部93はブラシ体80を集塵容器92に載置した状態においてシャフト81の鉛直下方に配される。このとき、ブラシ毛82の先端は除塵部93よりも径方向外側に配される。また、除塵部93は断面形状が二等辺三角形に形成され、除塵部93の底面はブラシ体80の径方向に垂直に配されている。
蓋部91はブラシ体80の上部に配される。蓋部91は左右端にわたって開口する開口部91aを有し、集塵容器92の上面を覆う。ブラシ体80のブラシ毛82は開口部91aから外部に露出する。
ブラシ体80が回転すると除塵部93にブラシ毛82が摺動し、ブラシ毛82に付着した塵埃は径方向外側に掻き出される。このとき、ブラシ毛82の先端は除塵部93よりも径方向外側に配され、除塵部93の径方向外側の端縁93a上でブラシ毛82から脱落する。このため、ブラシ毛82から脱落した塵埃が除塵部93上に留まりにくいため除塵部93に残る塵埃を低減することができる。したがって、塵埃が除塵部93からブラシ毛82に再付着するのを防止してプレフィルタ6を十分に清掃することができる。
また、ブラシ毛82はシャフト81の周面に螺旋状に所定間隔で植設される。このため、プレフィルタ6上にブラシ毛82が軸方向に順に摺動し、駆動モータ100の負荷を低減することができる。
また、螺旋状に配されるブラシ毛82によりシャフト81上には周方向においてブラシ毛82の形成領域と非形成領域とが交互に設けられる。このため、ブラシ体80の回転時にブラシ毛82の形成領域と非形成領域とが交互に除塵部93に面する。除塵部93に付着した塵埃は除塵部93がブラシ毛82の非形成領域に面した際に落下し易い。これにより、除塵部93に付着し続ける塵埃を取り除いて塵埃が除塵部93からブラシ毛82に再付着するのをより防止することができる。
また、除塵部93はシャフト81の鉛直下方に配されているため、ブラシ毛82の回転方向に面した傾斜面93b上の塵埃が落下しやすくなる。これにより、除塵部93に残る塵埃をより低減することができる。
また、除塵部93の断面形状は三角形に形成されるため下端部のエッジが尖鋭になり、除塵部93に付着した塵埃は除塵部93の傾斜面93bを摺動して下方に落下し易い。これにより、除塵部93に付着し続ける塵埃を取り除いて塵埃が除塵部93からブラシ毛82に再付着するのをより防止することができる。
また、除塵部93の断面形状は二等辺三角形に形成され、除塵部93の底面がブラシ体80の径方向に垂直に配されている。これにより、ブラシ体80が図5の矢印A方向から見て時計回り(正転)方向又は反時計回り(逆転)方向のいずれの方向に回転しても、効率良く除塵することができる。
ブラシ体80によってプレフィルタ6から除去された塵埃及び除塵部93によってブラシ体80から除去された塵埃は集塵容器92内に溜められる。この時、集塵容器92は透明な樹脂により形成されるため、使用者は集塵容器92内の塵埃量を容易に把握することができる。
また、ブラシ毛82の先端を除塵部93よりも径方向外側に配して除塵部93の体積を小さく形成することにより、集塵容器92内により多量の塵埃を溜めることができる。従って、使用者が集塵容器92内の塵埃を捨てる回数を減らせるため利便性が向上する。
なお、除塵部93の断面形状は三角形以外に円形または多角形でもよい。また、シャフト81の鉛直下方以外の位置に除塵部93を配してもよい。また、ブラシ毛82をシャフト81の周面に螺旋状以外の形状に植設してもよい。
駆動モータ100(図2参照)は筐体2の本体部20内に配され、駆動モータ100の回転軸(不図示)は本体部20の背面から後方に向かって突出している。
また、プレフィルタ6の前方には所定の隙間を有して押え部材22が配される。押え部材22はカバー部21に対して着脱可能に取り付けられる。押え部材22によってプレフィルタ6を吸込口3に沿って安定して配置し、吸込気流によるプレフィルタ6の弛みを防止することができる。
図7は清掃装置30の巻取ロール50、ブラシ体80、除塵部93(図5参照)、集塵容器92及びギアユニット60の内部を示す斜視図である。図8はギアユニット60の内部の拡大斜視図である。ギアユニット60は、傘歯車61、傘歯車62、平歯車63、平歯車64、内歯車65、平歯車66(第1連結部)、平歯車67(第2連結部)をハウジング60a(図3参照)内に有する。ハウジング60aはカバー部21(図3参照)にネジ止めされる。
傘歯車61は軸方向が前後方向に配され、駆動モータ100(図2参照)の回転軸(不図示)に嵌合する嵌合孔61aを軸上に有する。傘歯車62は軸方向を左右方向に配され、傘歯車61に噛合する。平歯車63は傘歯車62と同心に一体形成される。
平歯車63の軸部63aはキャップ58の凸部58a(図3参照)が嵌合する嵌合孔(不図示)を有する。これにより、平歯車63及び傘歯車62は巻取ロール50に連結される。
平歯車64は平歯車63の下方に配置され、平歯車63に噛合する。内歯車65は平歯車64と一体に設けられる。平歯車66は内歯車65に噛合する。平歯車67は平歯車66と連結しており、同心一体に回転する。ブラシ体80の一端に設けられる平歯車68は平歯車67に噛合する。
図9は平歯車66及び平歯車67を分解して示す側面図であり、図10、図11は平歯車66、平歯車67の平面図である。なお、図10は図9の矢印B方向から見た図であり、図11は図9の矢印A方向から見た図である。
平歯車66の軸部66aが平歯車67の嵌合孔67aに挿嵌されて平歯車66は平歯車67に連結する。また、軸部66aの先端には係合片(第1係合片)66bが形成され、嵌合孔67aの内部には係合片(第2係合片)67bが形成されている。
係合片66bは一文字状の2回対称に形成されている。係合片67bは中心角が90°の扇状であり、周方向の2箇所に対向して2回対称に配されている。
軸部66aを嵌合孔67aに挿嵌したとき係合片66bは2つの係合片67bの間に配される。これにより、平歯車66を矢印A方向から見て反時計回り又は平歯車66を矢印A方向から見て時計回りのいずれの方向に回転させた場合でも係合片66bと係合片67bとが当接して平歯車66と平歯車67とが同心一体に回転する。
なお、周方向に隣接する2つの係合片67bの間には遊びを有しており、正転時に係合片67bに当接する係合片66bの回転位置(図9中、一点鎖線で示す)と逆転時に係合片67bに当接する係合片66bの回転位置(図9中、破線で示す)とが異なる。このとき、平歯車66を矢印A方向から見て時計回りに回転させた時と反時計回りに回転させた時とでは平歯車66と平歯車67との間で約90°の位相差が生じる。
なお、本実施形態では遊びを有する係合片67bを平歯車67に設け、係合片66bを平歯車66に設けたが、係合片67bを平歯車66に設け、係合片66bを平歯車67に設けてもよい。また、本実施形態では平歯車66と平歯車67との間で約90°の位相差を設けたが、位相差は任意に設定することができる。
駆動モータ100の駆動により傘歯車61、傘歯車62を介して巻取ロール50が回転する。また、傘歯車62と一体の平歯車63の回転により平歯車64、内歯車65、平歯車66、平歯車67、平歯車68を介してブラシ体80が回転する。傘歯車62と一体の平歯車63と、ブラシ体80に連結される平歯車64とが噛合するため、巻取ロール50に平行に配されるブラシ体80を容易に回転させることができる。
この時、平歯車64と一体の内歯車65が設けられるため、ブラシ体80の回転軸上の平歯車68を平歯車63の回転軸(軸部63a)と平歯車64の回転軸との間に配置することができる。これにより、巻取ロール50上のプレフィルタ6に摺動するブラシ体80を容易に巻取ロール50に接近して配置することができる。
なお、傘歯車61、62は交差軸歯車であればよい。また、各平歯車は平行軸歯車であればよく、はすば歯車等を用いてもよい。
図12は清掃装置30の付勢部70の分解斜視図を示している。付勢部70は互いにネジ止めされるハウジング78、79内に収納される回転体71及び回転体72を有する。回転体71の軸方向の一端面から挟持部71aが突設されるとともに他端面には溝部71bが設けられる。溝部71bにはキャップ48に設けられた係止部48aが嵌合する。これにより、回転体71が供給ロール40の軸部を係止し、供給ロール40が付勢部70に接続される。
回転体72は回転体71側の内部にゼンマイ75を収納する。ゼンマイ75の一端(内端)は回転体71の挟持部71aにより挟持され、他端(外端)は回転体72の内周面上に取り付けられる。右側面から見て(矢印A方向から見て)回転体71が回転体72に対して時計回りに回転するとゼンマイ75の付勢力が大きくなる。すなわち、矢印A方向から見て回転体72が回転体71に対して時計回りに回転するとゼンマイ75の付勢力が小さくなる。
回転体72の軸方向の外側(右側)の外周面には、複数の爪72aが所定間隔で設けられる。ハウジング78内にはストッパ77が軸支され、ストッパ77は回転体72を押圧する方向にねじりコイルばね77aによって付勢される。これにより、回転体72はストッパ77と爪72aとの係合によって矢印A方向から見てゼンマイ75の付勢力を小さくする時計回りの回転が規制される。
ハウジング78の右側面には開口部78aが開口し、開口部78aを覆うように円筒形状のハンドル73が配される。ハウジング78内には開口部78aよりも大径の鍔部73aが配される。開口部78aを介してハンドル73と鍔部73aとがハウジング78の外壁に対して軸方向に所定の隙間を有してネジ止めされる。これにより、ハンドル73がハウジング78に回転可能に取り付けられる。
ハウジング78内には鍔部73aの軸方向の内側(左側)に連結部材74が配される。回転体72と連結部材74との間には圧縮バネ76が配され、連結部材74が軸方向の外側(右側)に付勢される。連結部材74の周面には複数の切欠き部74cが所定間隔で形成される。回転体72の軸方向の外端部には切欠き部74cに嵌合する放射状に延びた複数のリブ72cが形成される。これにより、連結部材74は回転体72と一体に回転する。
連結部材74は鍔部73a及び開口部78aよりも大径に形成される。連結部材74の軸方向の外側(右側)の面には複数の傾斜部74a及び複数のリブ74bが所定間隔で設けられる。傾斜部74aは矢印A方向から見て反時計回りに漸次高く形成される。リブ74bは傾斜部74aの頂部に隣接して放射状に延び、頂部よりも高く形成される。
また、鍔部73aの軸方向の内側の面(左側面)にはリブ74bに係合する放射状に延びた複数のリブ73bが設けられる。ハウジング78の内壁面にはリブ74bに係合する突起部(不図示)が設けられる。
ハンドル73を矢印A方向から見て時計回りに回転させると、リブ74bがリブ73bに係合するとともにハウジング78の突起部に係合する。これにより、ハンドル73の回転が規制される。
一方、ハンドル73を矢印A方向から見て反時計回りに回転させると、リブ73bが傾斜部74a上を摺動する。このため、連結部材74が圧縮バネ76の付勢力に抗して軸方向内側に移動し、リブ74bがハウジング78の突起部から軸方向に離れる。これにより、ハンドル73を回転させることができ、リブ74bがリブ73bに係合して回転体72がゼンマイ75の付勢力を大きくする方向に回転する。すなわち、ハンドル73によって回転体72が回転操作される。
上記構成の空気清浄機1において、操作部19の操作により運転が開始されると、カバー部21が本体部20に取り付けられているか否かが判断される。カバー部21が本体部20に取り付けられていると判断されると、送風機10及びイオン発生装置11が駆動される。これにより、吸込口3から居室内の空気が吸い込まれて送風通路8を流通する。この時、プレフィルタ6により空気中に大きな塵埃が捕集される。また、脱臭フィルタ7により空気が脱臭され、集塵フィルタ9により空気中の微細な塵埃やPM2.5等の微小粒子が捕集される。
そして、イオン発生装置11により発生したイオンが空気に含まれる。イオンを含んだ空気は吹出口4、5の一方または両方から居室内に吹き出される。これにより、空気清浄機1の送風動作が行われ、居室内の空気清浄が行われる。
次に、清掃装置30の動作について説明する。所定の時期になると、清掃装置30が駆動されて清掃装置30による清掃動作が開始される。清掃動作は例えば空気清浄機1の所定期間内の累積運転時間が所定時間を超えた場合に開始される。清掃装置30の駆動時に送風機10は停止される。
清掃装置30が駆動されると駆動モータ100が回転し、傘歯車61(図6、図7参照)が正面から見て反時計回りに回転する。傘歯車62及び平歯車63は右側面から見て(矢印A方向から見て)時計回りに回転する。これにより、巻取ロール50は右側面から見て時計回りに回転(正転)し、供給ロール40からプレフィルタ6を引き出して巻き取る。
平歯車64、内歯車65、平歯車66及び平歯車67は右側面から見て反時計回りに回転し、平歯車68は右側面から見て時計回りに回転する。これにより、ブラシ体80は右側面から見て時計回りに回転する。この時、ブラシ体80のブラシ毛82は巻取ロール50上のプレフィルタ6に摺動する。これにより、プレフィルタ6上の塵埃が除去され、塵埃は集塵容器92内に集塵される。
この時、巻取ロール50の回転方向とブラシ体80の回転方向とが同じ方向になる。このため、ブラシ体80のブラシ毛82はプレフィルタ6の進行方向と逆方向からプレフィルタ6に摺動する。したがって、ブラシ体80はプレフィルタ6上の塵埃を確実に除去することができる。
また、ブラシ体80の周速は巻取ロール50の周速よりも大きいと望ましい。これにより、プレフィルタ6上でブラシ毛82の周方向の接触長さをブラシ毛82の接触する周期よりも長くし、プレフィルタ6上にブラシ毛82を隙間なく接触させることができる。
また、回転するブラシ体80のブラシ毛82は除塵部93に摺動する。これにより、ブラシ毛82に付着した塵埃が径方向外側に掻き出され、除塵部93の径方向外側の端縁93a上でブラシ毛82から脱落して集塵容器92内に落下する。
プレフィルタ6が巻取ロール50に巻き取られる時、供給ロール40に接続される付勢部70の回転体71(図8参照)は右側面から見て(矢印A方向から見て)時計回りに回転する。これにより、ゼンマイ75が巻かれ、ゼンマイ75の付勢力が大きくなる。
この時、プレフィルタ6の収納部6c上の図柄6g(図4参照)が下方に移動し、吸込口3を介して視認される。これにより、使用者は清掃装置30の駆動中であること容易に認識することができる。このため、使用者が故障によって送風機10が停止したと誤認することを防止できる。なお、清掃装置30の駆動時に送風機10を低速運転してもよい。
駆動モータ100の回転量が所定値に到達すると、駆動モータ100が反転する。これにより、傘歯車61が巻取時とは反対方向(本実施形態では時計回り方向)に回転する。傘歯車62及び平歯車63は右側面から見て(矢印A方向から見て)反時計回りに回転する。これにより、巻取ロール50は右側面から見て反時計回りに回転(逆転)する。
また、平歯車64、内歯車65、平歯車66及び平歯車67は右側面から見て時計回りに回転し、平歯車68は右側面から見て反時計回りに回転する。これにより、ブラシ体80は右側面から見て反時計回りに回転する。
なお、平歯車66が右側面から見て時計回りに回転開始してから係合片66bが回転位置を変えて係合片67bと当接するまで平歯車67は回転しない。これにより、平歯車66と平歯車67との間で正転時に対する位相差が発生する。従って、巻取ロール50の回転方向が正逆反転する際に巻取ロール50とブラシ体80との間でも位相差が発生する。
このため、プレフィルタ6が巻取ロール50に巻取られる時とプレフィルタ6が供給ロール40に巻回される時とでプレフィルタ6とブラシ毛82との接触位置を変えてプレフィルタ6上にブラシ毛82を隙間なく接触させることができる。したがって、ブラシ体80はプレフィルタ6上の塵埃をより確実に除去することができる。
巻取ロール50によるプレフィルタ6の巻取が終わった時にゼンマイ75の付勢力は巻取前よりも大きくなっている。このため、駆動モータ100を反転させると、ゼンマイ75の復元力によって回転体71が右側面から見て反時計回りに回転する。これにより、プレフィルタ6が供給ロール40に巻回される。
駆動モータ100の回転量が所定値に到達すると、駆動モータ100が停止される。以上により、清掃装置30による清掃動作が終了する。
なお、巻取ロール50の外径を検知するセンサを設けてもよい。これにより、プレフィルタ6を巻き取った状態の巻取ロール50の外径が所定の外径よりも大きくなったことを検知して駆動モータ100を反転させることができる。また、巻取ロール50の外径が所定の外径よりも小さくなったことを検知して駆動モータ100を停止させることができる。
清掃装置30による清掃動作の終了後に、使用者は集塵容器92をカバー部21から取り外し、集塵容器92に溜まった塵埃を廃棄することができる。
また、プレフィルタ6は交換時にプレフィルタ6の一端を取り付けられた供給ロール40がカバー部21に装着される。そして、プレフィルタ6の下端が巻取ロール50に取り付けられる。
この時、供給ロール40と巻取ロール50との間のプレフィルタ6に弛みが生じている場合がある。この場合に使用者が付勢部70のハンドル73を右側面から見て(矢印A方向から見て)反時計回りに回すと、回転体71、72が右側面から見て反時計回りに回転する。これにより、プレフィルタ6が供給ロール40に巻き取られ、プレフィルタ6の弛みを解消することができる。したがって、送風機10を駆動させた際に吸込口3から吸い込まれた空気がプレフィルタ6を確実に通過することができる。
本実施形態によると、除塵部93がブラシ体80の軸方向に延びるとともにブラシ毛82の先端が除塵部93よりも径方向外側に配される。これにより、ブラシ毛82上の塵埃がブラシ体80の回転によって除塵部93に摺動して径方向外側に掻き出され、除塵部93の径方向外側の端縁93a上でブラシ毛82から脱落する。このため、ブラシ毛82から脱落した塵埃が除塵部93上に留まりにくいため除塵部93に残る塵埃を低減することができる。したがって、塵埃が除塵部93からブラシ毛82に再付着するのを防止してプレフィルタ6を十分に清掃することができる。
また、除塵部93がシャフト81の鉛直下方に配されることにより、ブラシ毛82の回転方向に面した側面上の塵埃が落下しやすくなる。これにより、除塵部93に残る塵埃をより低減することができる。
また、除塵部93の断面形状は三角形に形成されるため下端部のエッジが尖鋭になり、除塵部93に付着した塵埃は除塵部93の傾斜面93bを摺動して下方に落下し易い。これにより、除塵部93に付着し続ける塵埃を取り除いて塵埃が除塵部93からブラシ毛82に再付着するのをより防止することができる。
また、ブラシ毛82がシャフト81に螺旋状に配されるため、駆動モータ100の負荷を低減することができる。また、シャフト81上の周方向にブラシ毛82の形成領域と非形成領域とが交互に設けられる。このため、除塵部93に非形成領域が面した際に除塵部93上の塵埃が落下しやすく、除塵部93からブラシ毛82に再付着するのをより防止することができる。
また、巻取ロール50の正転時と逆転時とで巻取ロール50とブラシ体80との位相が異なるため、プレフィルタ6とブラシ毛82との接触位置を変えてプレフィルタ6上にブラシ毛82を隙間なく接触させることができる。したがって、ブラシ体80はプレフィルタ6上の塵埃をより確実に除去することができる。
また、巻取ロール50とブラシ体80とが平歯車66(第1連結部)及び平歯車67(第2連結部)を介して連結され、平歯車66及び平歯車67にそれぞれ係合片66b(第1係合片)、係合片67b(第2係合片)が設けられる。係合片67bは遊びを有して第1係合片66bと係合し、巻取ロール50の正転時に第2係合片67bに当接する係合片66bの回転位置と巻取ロール50の逆転時に第2係合片67bに当接する係合片66bの回転位置とが異なる。これにより、巻取ロール50の正転時と逆転時とで巻取ロール50とブラシ体80との位相が異なる清掃装置を容易に実現することができる。
なお、本実施形態では、平歯車66と平歯車67との間で正転時と逆転時とで位相差を発生させたが、同心に回転して連結される部材間であればどこでも位相差を発生させることができる。例えば、平歯車63の軸部63aキャップ58との間で位相差を発生させるてもよい(図8参照)。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図13は第2実施形態の空気清浄機の除塵部の一部を示す斜視図である。説明の便宜上、前述の図1〜図12に示した第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態では、除塵部93の形状が第1実施形態とは異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
除塵部93は軸方向に溝93cを並設した櫛形に形成されている。溝93cを形成することにより、ブラシ体80が回転するとブラシ毛82が溝93cによって梳かれる。これにより、除塵部93はブラシ毛82に付着した塵埃をより効率良く除去することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図14は第3実施形態の空気清浄機のブラシ体周辺を拡大して示す分解斜視図である。説明の便宜上、前述の図1〜図12に示した第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態では、除塵部93が枠体94に固定されて集塵容器92に取付けられている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
枠体94は環状であり、集塵容器92の周壁上部に載置される。シャフト81の軸方向の両端部は枠体94に回転可能に支持される。また、枠体94には開口部94aを跨ぐ支持部94bが設けられ、支持部94bの上面に除塵部93が固定されている。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、集塵容器92の周壁上部に載置される枠体94上に除塵部93を設けることにより、集塵容器92から除塵部93を容易に取り外すことができる。これにより、集塵容器92に溜まった塵埃を廃棄する際に、除塵部93に塵埃が引っ掛かるのを防止して利便性を向上することができる。
本発明は、フィルタを清掃する清掃装置を備えた空気清浄機に利用することができる。
1 空気清浄機
2 筐体
3 吸込口
4、5 吹出口
6 プレフィルタ(フィルタ)
6a バー材
6b 通気部
6c 収納部
6g 図柄
7 脱臭フィルタ
8 空気通路
8a 第1分岐通路
8b 第2分岐通路
9 集塵フィルタ
10 送風機
11 イオン発生装置
12 ダンパ
14、15 風向板
20 本体部
21 カバー部
22 押え部材
30 清掃装置
40 供給ロール
41 シャフト
41a 芯材
41d スリーブ
50 巻取ロール
60 ギアユニット
61 傘歯車
61a 嵌合孔
62 傘歯車
63 平歯車
63a 軸部
64 平歯車
65 内歯車
66 平歯車(第1連結部)
66a 軸部
66b 係合片(第1係合片)
67 平歯車(第2連結部)
67a 嵌合孔
67b 係合片(第2係合片)
70 付勢部
71 回転体
71a 挟持部
72 回転体
72a 爪
72c リブ
73 ハンドル
73a 鍔部
73b リブ
74 連結部材
74b リブ
74c 切欠き部
75 ゼンマイ
76 圧縮バネ
77 ストッパ
77a ねじりコイルばね
78、79 ハウジング
80 ブラシ体
81 シャフト
82 ブラシ毛
91 蓋部
91a 開口部
92 集塵容器
92a 側壁
93 除塵部
93a 端縁
93b 傾斜面
93c 溝
94 枠体
94a 開口部
94b 支持部
100 駆動モータ
200 加湿部
201 トレイ
202 加湿フィルタ

Claims (7)

  1. 吸込口及び吹出口を開口する筐体と、前記吸込口と前記吹出口とを連結する空気通路と、前記空気通路内に配される送風機と、前記吸込口に面して配されるフィルタと、前記フィルタを清掃する清掃装置とを備えた空気清浄機において、
    前記清掃装置がシート状の前記フィルタが巻回された供給ロールと、前記フィルタを巻き取る巻取ロールと、前記巻取ロールを回転駆動する駆動モータと、前記巻取ロールの回転に連動して回転するシャフトの周面に前記フィルタと摺動するブラシ毛を植設したブラシ体と、前記フィルタから脱落した塵埃を回収する集塵容器と、前記ブラシ毛に摺動して前記ブラシ毛を除塵する除塵部とを有し、
    前記除塵部が前記ブラシ体の軸方向に延びるとともに前記ブラシ毛の先端が前記除塵部よりも径方向外側に配されることを特徴とする空気清浄機。
  2. 前記除塵部は前記シャフトの鉛直下方に配されることを特徴とする請求項1に記載の空気清浄機。
  3. 前記除塵部の断面形状は三角形に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気清浄機。
  4. 前記除塵部が軸方向に溝を並設した櫛形に形成されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の空気清浄機。
  5. 前記ブラシ毛が前記シャフトに螺旋状に配されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の空気清浄機。
  6. 前記フィルタは前記巻取ロールの正転時に前記巻取ロールに巻き取られ、前記巻取ロールの逆転時に前記供給ロールに巻回され、
    前記巻取ロールの正転時と逆転時とで前記巻取ロールと前記ブラシ体との位相が異なることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の空気清浄機。
  7. 前記巻取ロールと前記ブラシ体とが同心に回転する第1連結部及び第2連結部を介して連結され、前記第1連結部は第1係合片を有し、前記第2連結部は遊びを有して前記第1係合片と係合する第2係合片を有し、前記巻取ロールの正転時に前記第2係合片に当接する前記第1係合片の回転位置と前記巻取ロールの逆転時に前記第2係合片に当接する前記第1係合片の回転位置とが異なることを特徴とする請求項6に記載の空気清浄機。
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