JP2018154620A - Novel medicine composed of benzimidazole compound - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ベンズイミダゾール骨格を有する新規な化合物またはそれらの製薬学的に許容される塩を有効成分として含有する、Naチャネル、特にSCN9A(Nav1.7)が関与する疾患に対する治療薬または予防薬に関する。具体的には、神経障害性疼痛、侵害受容性疼痛、炎症性疼痛、小径線維ニューロパチー、肢端紅痛症、発作性激痛症、排尿障害または多発性硬化症等の疾患の治療薬または予防薬に関する。 The present invention relates to a therapeutic or prophylactic agent for a disease involving Na channel, particularly SCN9A (Nav1.7), which contains a novel compound having a benzimidazole skeleton or a pharmaceutically acceptable salt thereof as an active ingredient. About. Specifically, therapeutic or prophylactic agents for diseases such as neuropathic pain, nociceptive pain, inflammatory pain, small-fiber neuropathy, limb erythema pain, paroxysmal pain, dysuria or multiple sclerosis About.
電位依存性Naチャネルのポアを形成するαサブユニットは現在9種類存在することが知られている。近年、かかるサブユニットの内、特にNav1.7が急性ならびに慢性疼痛の情報伝達に幅広く関与するエビデンスが得られている。 It is known that there are currently nine types of α subunits that form pores of voltage-gated Na channels. In recent years, there is evidence that Nav1.7, among such subunits, is widely involved in information transmission of acute and chronic pain.
SCN9A(Nav1.7)は、末梢の感覚神経ないしは交感神経に局在するテトロドトキシン(TTX)感受性Naチャネルで、NENAまたはPN1とも呼ばれる。生理的にはNav1.7チャネルは感覚神経終末で疼痛シグナルを増幅する(起動電位を発生する)機能を果たしており、遺伝学的研究から、SCN9A遺伝子に機能喪失変異を有するヒトは先天性無痛症を呈することが明らかとなっている。反対に、肢端紅痛症あるいは発作性激痛症といった重篤な希少疾患患者には、SCN9Aの機能獲得変異が認められている。更に、小径繊維ニューロパチー患者の実に3割にNav1.7機能が亢進する遺伝子多型が存在するという報告が寄せられている(非特許文献1)。また、慢性疼痛モデル動物のDRGニューロンにおいて発現レベルおよび活性が上昇することや、ノックアウト実験で神経障害性疼痛および炎症性疼痛が減弱することから、Nav1.7チャネル機能が疼痛病態におけるDRGニューロンの過剰興奮に直接関与することが示唆されている(非特許文献2)。 SCN9A (Nav1.7) is a tetrodotoxin (TTX) -sensitive Na channel localized in peripheral sensory or sympathetic nerves and is also called NENA or PN1. Physiologically, the Nav1.7 channel functions to amplify pain signals (generate an activation potential) at sensory nerve endings, and from genetic studies, humans with loss-of-function mutations in the SCN9A gene have congenital analgesia It has become clear that In contrast, SCN9A gain-of-function mutations have been observed in patients with severe rare diseases such as limb erythema pain or paroxysmal pain. Furthermore, it has been reported that 30% of patients with small-diameter fiber neuropathy have a genetic polymorphism that enhances Nav1.7 function (Non-patent Document 1). In addition, since the expression level and activity are increased in DRG neurons of chronic pain model animals and neuropathic pain and inflammatory pain are attenuated in knockout experiments, Nav1.7 channel function is excessive in DRG neurons in pain pathology. It has been suggested to be directly involved in excitement (Non-Patent Document 2).
特許文献1には、下記式(A)で表されるようなベンズイミダゾール誘導体が開示されているが、該化合物は2−((4−シクロプロピルピリジン−2−イル)アミノ)イソニコチノニトリルを必須構造とし、本発明の化合物とは異なる。また、特許文献1に記載の内容は、Sykチロシンキナーゼ阻害薬に関するものであり、本発明に記載の内容については、一切開示されていない。
本発明の課題は、Nav1.7が関与する疾患、具体的には神経障害性疼痛、侵害受容性疼痛、炎症性疼痛、小径線維ニューロパチー、肢端紅痛症、発作性激痛症、排尿障害または多発性硬化症等の疾患に対する治療薬または予防薬を提供することにある。 The subject of the present invention is a disease involving Nav1.7, specifically neuropathic pain, nociceptive pain, inflammatory pain, small fiber neuropathy, limb erythema pain, paroxysmal pain, dysuria or The object is to provide a therapeutic or prophylactic agent for diseases such as multiple sclerosis.
本発明者らは上記課題を達成するために、鋭意検討した結果、後述するベンズイミダゾール環を有する化合物またはその製薬学的に許容される塩が、Nav1.7遺伝子発現細胞において、Naチャネルを介した膜電位変化ないしはNaイオン電流そのものを阻害すること、すなわちNav1.7に対して阻害活性を持つブロッカーであることを見出した。更に、該誘導体はまた、神経障害性疼痛、侵害受容性疼痛、炎症性疼痛、小径線維ニューロパチー、肢端紅痛症または発作性激痛症等の疾患に対する治療薬または予防薬として有用であることを見出し、本発明を完成するに至った。本発明によれば、下記式(I)で表されるベンズイミダゾール化合物(以下、「式(I)で表される化合物」または「式(I)の化合物」と称することもある)又はその製薬学的に許容される塩(以下、「本発明の化合物」と称することもある)が提供される。 As a result of intensive studies to achieve the above-mentioned problems, the present inventors have found that a compound having a benzimidazole ring or a pharmaceutically acceptable salt thereof described below is mediated by Na channels in Nav1.7 gene-expressing cells. It was found to be a blocker having an inhibitory activity against Nav1.7, ie, inhibiting the membrane potential change or Na ion current itself. Furthermore, the derivative is also useful as a therapeutic or prophylactic agent for diseases such as neuropathic pain, nociceptive pain, inflammatory pain, small-diameter neuropathy, limb erythema pain or paroxysmal pain. The headline and the present invention were completed. According to the present invention, a benzimidazole compound represented by the following formula (I) (hereinafter also referred to as “compound represented by formula (I)” or “compound of formula (I)”) or a pharmaceutical thereof Salts that are pharmaceutically acceptable (hereinafter sometimes referred to as “compounds of the invention”) are provided.
すなわち、本発明は以下のとおりである。
[項1]
下記式(I):
R1a、R1b、R1cおよびR1dは、各々独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4アルキルアミノ(該アルキル、該アルコキシおよび該アルキルアミノにおけるアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよい)、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルコキシ、C3−7シクロアルキルアミノ(該シクロアルキル、該シクロアルコキシおよび該シクロアルキルアミノにおけるシクロアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキルおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシからなる群から独立して選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよい)、C6−10アリール、C6−10アリールオキシ、5〜12員のヘテロアリールまたは5〜12員のヘテロアリールオキシ(該アリールおよび該アリールオキシにおけるアリール部分ならびに該ヘテロアリールおよび該ヘテロアリールオキシにおけるヘテロアリール部分は、各々独立して、ハロゲン、シアノ、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキルチオおよび置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキルスルホニルからなる群から独立して選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよい)を表し、但し、R1a、R1b、R1cまたはR1dの少なくとも1つは上記のC6−10アリール、C6−10アリールオキシ、5〜12員のヘテロアリールまたは5〜12員のヘテロアリールオキシを表し、
R2およびR3は、各々独立して、水素、C1−6アルキル(該アルキルは、シアノ、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキルおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシからなる群から独立して選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよい)、またはC3−10シクロアルキルを表し、
R4は、水素、C1−6アルキル(該アルキルは、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、またはC3−7シクロアルキル(該シクロアルキルは、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキルおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)を表し、
mは、1、2または3を表し、
Lは、CR7R8を表し(mが2または3を表す場合、それぞれのCR7R8は、各々独立し、同一でも異なってもよい)、
R7およびR8は、各々独立して、水素、水酸基、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ(該アルキルおよび該アルコキシにおけるアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、C3−7シクロアルキル、またはC3−7シクロアルコキシ(該シクロアルキルおよび該シクロアルコキシにおけるシクロアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキルおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)を表し、あるいは、
R2、R3および−OR4において、
R2とR3が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、−OR4と共に下記式(II):
eおよびfは、各々独立して、1、2または3を表し、
R4は、上記と同義であり、
Vは単結合または酸素原子を表し、
R5a、R5b、R5cおよびR5dは、各々独立して、水素、ハロゲン、水酸基、C1−4アルキル、またはC1−4アルコキシ(該アルキルおよび該アルコキシにおけるアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)を表す]で表される基を形成してもよく、あるいは、
R2、R3、−OR4およびLにおけるCR7R8において、
R2とR7が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、R3、−OR4およびR8と共に下記式(IV):
m1は、0または1を表し、
m1が1のとき、m2は、0または1を表し、jは、1、2、3または4を表し、
m1が0のとき、m2は、0、1または2を表し、jは、1、2、3または4を表し、
R3、R4、R8およびLは、上記と同義であり、
R9a、R9b、R9cおよびR9dは、各々独立して、水素、ハロゲン、水酸基、C1−4アルキル、またはC1−4アルコキシ(該アルキルおよび該アルコキシにおけるアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)を表す]で表される基を形成してもよく、または、
R3と−OR4が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、R2と共に下記式(III):
hは、1、2、3または4を表し、
R2は、上記と同義であり、
R6a、R6bおよびR6cは、各々独立して、水素、ハロゲン、水酸基、C1−4アルキル、またはC1−4アルコキシ(該アルキルおよび該アルコキシにおけるアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)を表す]で表される基を形成してもよく(ただし、R2、R3および−OR4が同時に一緒になって環を形成することはない)、
置換基群Aは、ハロゲン、水酸基、C1−4アルコキシ、C3−7シクロアルキルおよびC3−7シクロアルコキシを表し、
置換基群Bは、ハロゲン、水酸基、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C3−7シクロアルキルおよびC3−7シクロアルコキシを表す]
で表される化合物またはその製薬学的に許容される塩を含有する医薬組成物、ただし、以下の化合物またはその製薬学的に許容される塩を含有する医薬組成物は除く、
6−[6−クロロ−2−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−4−イル]−1−(2−メトキシエチル)−1H−ベンズイミダゾール、
2−[5−(3,5−ジメチル−1,2−オキサゾール−4−イル)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]エタノール、
2−{5−[5−(テトラヒドロフラン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}エタノール、
2−{5−[3−(2−メトキシエチル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}エタノール、
2−{5−[3−メチル−1−(1−メチルピペリジン−4−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}エタノール、
2−ブチル−6−[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ベンズイミダゾール−6−イル]−3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1(2H)−オン、
6−[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ベンズイミダゾール−6−イル]−2−(3−メチルブチル)−3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1(2H)−オン、
2−{5−[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ベンズイミダゾール−5−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル}エタノール、
6−(2−クロロフェニル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ベンズイミダゾール−7−カルボニトリル、
2−クロロ−6−{7−フルオロ−1−[(1S,3S)−3−メトキシシクロヘキシル]−1H−ベンズイミダゾール−5−イル}−9−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−9H−プリン、および
2−{5−[2−(テトラヒドロフラン−3−イル)−1H−イミダゾール−1−イル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}エタノール。
That is, the present invention is as follows.
[Claim 1]
The following formula (I):
R 1a , R 1b , R 1c and R 1d are each independently hydrogen, halogen, cyano, C 1-4 alkyl, C 1-4 alkoxy, C 1-4 alkylamino (the alkyl, alkoxy and the The alkyl moieties in alkylamino are each independently C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, hydroxyl group, and substituent group A, substituent group C 3-7 cycloalkyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from B, substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B An optionally substituted C 3-7 cycloalkoxy and a group consisting of 3 to 7-membered non-aromatic heterocycle optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B 1 to 5 independently selected May be substituted with a substituent), C 3-7 cycloalkyl, C 3-7 cycloalkoxy, C 3-7 cycloalkylamino (said cycloalkyl, the cycloalkyl moiety in the cycloalkoxy and the cycloalkyl amino Each independently, halogen, hydroxyl, C 1-4 alkyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group A, independently selected from substituent group A 1-3 substituents in the optionally substituted C 1-4 alkoxy being, optionally substituted with 1-3 substituents independently selected from substituent group B C 3- 7 cycloalkyl and 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B may be substituted with a substituent C 3-7 1 to 5 amino independently selected from the group consisting of cycloalkoxy Substituent And may be), C 6-10 aryl, C 6-10 aryloxy, 5- to 12-membered heteroaryl or 5- to 12-membered heteroaryloxy (wherein the aryl and the aryl moiety in the aryloxy and the heteroaryl And the heteroaryl moiety in the heteroaryloxy is each independently C 1-4 alkyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, cyano, and substituent group A , C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group A, 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B in an optionally substituted C 3-7 cycloalkyl, 1-3 is substituted with a substituent which may C 3-7 also be Shikuroaruko independently selected from substituent group B 3 to 7-membered non-aromatic heterocycle optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B, 1 independently selected from Substituent Group A C 1-4 alkylthio optionally substituted with 3 substituents and C 1-4 alkylsulfonyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group A Optionally substituted with 1 to 5 substituents independently selected from the group consisting of: wherein at least one of R 1a , R 1b , R 1c or R 1d is C 6 Represents -10 aryl, C 6-10 aryloxy, 5-12 membered heteroaryl or 5-12 membered heteroaryloxy;
R 2 and R 3 are each independently hydrogen, C 1-6 alkyl (the alkyl is substituted with 1 to 3 substituents independently selected from cyano, halogen, hydroxyl group, and substituent group A) C 1-4 alkoxy which may be substituted, C 3-7 cycloalkyl which may be substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B and independently of substituent group B Optionally substituted with 1 to 5 substituents independently selected from the group consisting of C 3-7 cycloalkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents selected by Or C 3-10 cycloalkyl,
R 4 represents hydrogen, C 1-6 alkyl (wherein the alkyl is C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, hydroxyl group, and substituent group A) , C 3-7 cycloalkyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B, 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B 3- to 7-membered non-aromatic heterocycle optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from C 3-7 cycloalkoxy optionally substituted with a group and substituent group B Optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of: or C 3-7 cycloalkyl (wherein the cycloalkyl is independent of halogen, hydroxyl, substituent group A) C 1-4 optionally substituted with 1 to 3 substituents selected Alkyl, C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group A, 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B from the group consisting of one to three optionally substituted with a substituent C 3-7 cycloalkoxy independently selected from which may C 3-7 also be cycloalkyl and substituent group B substituted by a group Which may be substituted with 1 to 3 substituents independently selected),
m represents 1, 2 or 3;
L represents CR 7 R 8 (when m represents 2 or 3, each CR 7 R 8 may be independent and the same or different).
R 7 and R 8 are each independently hydrogen, hydroxyl group, C 1-4 alkyl, C 1-4 alkoxy (the alkyl and the alkyl moiety in the alkoxy are each independently halogen, hydroxyl group, substituent group) C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from A, substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B C 3-7 cycloalkyl, optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B, and optionally substituted with C 3-7 cycloalkoxy and Substituent Group B May be substituted with 1 to 3 substituents selected and may be substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of 3 to 7 membered non-aromatic heterocycles good), C 3-7 cycloalkyl or C 3-7 sheet, Loalkoxy (the cycloalkyl and the cycloalkyl moiety in the cycloalkoxy may each independently be substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, hydroxyl, and substituent group A) C 1-4 alkyl, C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group A, 1 to independently selected from substituent group B 3 may be substituted with a substituent C 3-7 cycloalkyl and 1-3 may be substituted with a substituent C 3-7 cycloalkoxy independently selected from substituent group B Or may be substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of:
In R 2 , R 3 and —OR 4 ,
R 2 and R 3 together with the carbon atom to which each is bonded form a ring and together with —OR 4 have the formula (II)
e and f each independently represent 1, 2 or 3;
R 4 has the same meaning as above,
V represents a single bond or an oxygen atom,
R 5a , R 5b , R 5c and R 5d are each independently hydrogen, halogen, hydroxyl group, C 1-4 alkyl, or C 1-4 alkoxy (the alkyl and the alkyl moiety in the alkoxy are each independently C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, hydroxyl group and substituent group A, 1 to 1 independently selected from substituent group B 3 may be substituted with a substituent C 3-7 cycloalkyl, 1-3 optionally substituted with a substituent C 3-7 cycloalkoxy independently selected from substituent group B And 1 to 3 independently selected from the group consisting of 3 to 7 membered non-aromatic heterocycles optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B Which may be substituted with a substituent of ] May form a group represented by or,
In CR 7 R 8 in R 2 , R 3 , —OR 4 and L,
R 2 and R 7 together with the carbon atom to which each is bonded form a ring and together with R 3 , —OR 4 and R 8 have the following formula (IV):
m 1 represents 0 or 1,
when m 1 is 1, m 2 represents 0 or 1, j represents 1, 2, 3 or 4;
when m 1 is 0, m 2 represents 0, 1 or 2; j represents 1, 2, 3 or 4;
R 3 , R 4 , R 8 and L are as defined above,
R 9a , R 9b , R 9c and R 9d are each independently hydrogen, halogen, hydroxyl group, C 1-4 alkyl, or C 1-4 alkoxy (the alkyl and the alkyl moiety in the alkoxy are each independently C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, hydroxyl group and substituent group A, 1 to 1 independently selected from substituent group B 3 may be substituted with a substituent C 3-7 cycloalkyl, 1-3 optionally substituted with a substituent C 3-7 cycloalkoxy independently selected from substituent group B And 1 to 3 independently selected from the group consisting of 3 to 7 membered non-aromatic heterocycles optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B Which may be substituted with a substituent of ] May form a group represented by or,
R 3 and —OR 4 together with the carbon atom to which each is bonded form a ring and together with R 2 have the formula (III)
h represents 1, 2, 3 or 4;
R 2 has the same meaning as above,
R 6a , R 6b and R 6c are each independently hydrogen, halogen, hydroxyl group, C 1-4 alkyl, or C 1-4 alkoxy (the alkyl and the alkyl moiety in the alkoxy are each independently halogen , Hydroxyl group, C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group A, 1 to 3 independently selected from Substituent Group B optionally substituted with a substituent C 3-7 cycloalkyl, optionally substituted with 1-3 substituents independently selected from substituent group B C 3-7 cycloalkoxy and substituents 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of 3 to 7 membered non-aromatic heterocycles optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Group B Which may be substituted with That group may be formed (but not be R 2, R 3 and -OR 4 to form a ring together at the same time),
Substituent group A represents halogen, hydroxyl group, C 1-4 alkoxy, C 3-7 cycloalkyl and C 3-7 cycloalkoxy,
Substituent group B represents halogen, hydroxyl group, C 1-4 alkyl, C 1-4 alkoxy, C 3-7 cycloalkyl and C 3-7 cycloalkoxy.
A pharmaceutical composition containing a compound represented by the formula (I) or a pharmaceutically acceptable salt thereof, except for a pharmaceutical composition containing the following compound or a pharmaceutically acceptable salt thereof,
6- [6-chloro-2- (morpholin-4-yl) pyrimidin-4-yl] -1- (2-methoxyethyl) -1H-benzimidazole,
2- [5- (3,5-dimethyl-1,2-oxazol-4-yl) -1H-benzimidazol-1-yl] ethanol,
2- {5- [5- (tetrahydrofuran-3-yl) -4H-1,2,4-triazol-3-yl] -1H-benzimidazol-1-yl} ethanol,
2- {5- [3- (2-methoxyethyl) -1- (2,2,2-trifluoroethyl) -1H-1,2,4-triazol-5-yl] -1H-benzimidazole-1 -Yl} ethanol,
2- {5- [3-methyl-1- (1-methylpiperidin-4-yl) -1H-1,2,4-triazol-5-yl] -1H-benzimidazol-1-yl} ethanol,
2-butyl-6- [1- (2-hydroxyethyl) -1H-benzimidazol-6-yl] -3,4-dihydropyrrolo [1,2-a] pyrazin-1 (2H) -one,
6- [1- (2-hydroxyethyl) -1H-benzimidazol-6-yl] -2- (3-methylbutyl) -3,4-dihydropyrrolo [1,2-a] pyrazine-1 (2H)- on,
2- {5- [1- (2-hydroxyethyl) -1H-benzimidazol-5-yl] -1H-1,2,4-triazol-1-yl} ethanol,
6- (2-chlorophenyl) -1- (2-hydroxyethyl) -1H-benzimidazole-7-carbonitrile,
2-Chloro-6- {7-fluoro-1-[(1S, 3S) -3-methoxycyclohexyl] -1H-benzimidazol-5-yl} -9- (tetrahydro-2H-pyran-2-yl)- 9H-purine, and 2- {5- [2- (tetrahydrofuran-3-yl) -1H-imidazol-1-yl] -1H-benzimidazol-1-yl} ethanol.
[項2]
化合物が、下記式(I):
R1a、R1b、R1cおよびR1dは、各々独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4アルキルアミノ(該アルキル、該アルコキシおよび該アルキルアミノにおけるアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよい)、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルコキシ、C3−7シクロアルキルアミノ(該シクロアルキル、該シクロアルコキシおよび該シクロアルキルアミノにおけるシクロアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキルおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシからなる群から独立して選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよい)、C6−10アリール、C6−10アリールオキシ、5〜12員のヘテロアリールまたは5〜12員のヘテロアリールオキシ(該アリールおよび該アリールオキシにおけるアリール部分ならびに該ヘテロアリールおよび該ヘテロアリールオキシにおけるヘテロアリール部分は、各々独立して、ハロゲン、シアノ、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキルチオおよび置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキルスルホニルからなる群から独立して選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよい)を表し、但し、R1a、R1b、R1cまたはR1dの少なくとも1つは上記のC6−10アリール、C6−10アリールオキシ、5〜12員のヘテロアリールまたは5〜12員のヘテロアリールオキシを表し、
R2およびR3は、各々独立して、水素、C1−6アルキル(該アルキルは、シアノ、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキルおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシからなる群から独立して選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよい)、またはC3−10シクロアルキルを表し、
R4は、水素、C1−6アルキル(該アルキルは、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、またはC3−7シクロアルキル(該シクロアルキルは、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキルおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)を表し、
mは、1、2または3を表し、
Lは、CR7R8を表し(mが2または3を表す場合、それぞれのCR7R8は、各々独立し、同一でも異なってもよい)、
R7およびR8は、各々独立して、水素、水酸基、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ(該アルキルおよび該アルコキシにおけるアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、C3−7シクロアルキル、またはC3−7シクロアルコキシ(該シクロアルキルおよび該シクロアルコキシにおけるシクロアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキルおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)を表し、あるいは、
R2、R3および−OR4において、
R2とR3が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、−OR4と共に下記式(II):
eおよびfは、各々独立して、1、2または3を表し、
R4は、上記と同義であり、
Vは単結合または酸素原子を表し、
R5a、R5b、R5cおよびR5dは、各々独立して、水素、ハロゲン、水酸基、C1−4アルキル、またはC1−4アルコキシ(該アルキルおよび該アルコキシにおけるアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)を表す]で表される基を形成してもよく、または、
R3と−OR4が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、R2と共に下記式(III):
hは、1、2、3または4を表し、
R2は、上記と同義であり、
R6a、R6bおよびR6cは、各々独立して、水素、ハロゲン、水酸基、C1−4アルキル、またはC1−4アルコキシ(該アルキルおよび該アルコキシにおけるアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)を表す]で表される基を形成してもよく(ただし、R2、R3および−OR4が同時に一緒になって環を形成することはない)、
置換基群Aは、ハロゲン、水酸基、C1−4アルコキシ、C3−7シクロアルキルおよびC3−7シクロアルコキシを表し、
置換基群Bは、ハロゲン、水酸基、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C3−7シクロアルキルおよびC3−7シクロアルコキシを表す]
で表される、項1に記載の医薬組成物。
[Section 2]
The compound is represented by the following formula (I):
R 1a , R 1b , R 1c and R 1d are each independently hydrogen, halogen, cyano, C 1-4 alkyl, C 1-4 alkoxy, C 1-4 alkylamino (the alkyl, alkoxy and the The alkyl moieties in alkylamino are each independently C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, hydroxyl group, and substituent group A, substituent group C 3-7 cycloalkyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from B, substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B An optionally substituted C 3-7 cycloalkoxy and a group consisting of 3 to 7-membered non-aromatic heterocycle optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B 1 to 5 independently selected May be substituted with a substituent), C 3-7 cycloalkyl, C 3-7 cycloalkoxy, C 3-7 cycloalkylamino (said cycloalkyl, the cycloalkyl moiety in the cycloalkoxy and the cycloalkyl amino Each independently, halogen, hydroxyl, C 1-4 alkyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group A, independently selected from substituent group A 1-3 substituents in the optionally substituted C 1-4 alkoxy being, optionally substituted with 1-3 substituents independently selected from substituent group B C 3- 7 cycloalkyl and 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B may be substituted with a substituent C 3-7 1 to 5 amino independently selected from the group consisting of cycloalkoxy Substituent And may be), C 6-10 aryl, C 6-10 aryloxy, 5- to 12-membered heteroaryl or 5- to 12-membered heteroaryloxy (wherein the aryl and the aryl moiety in the aryloxy and the heteroaryl And the heteroaryl moiety in the heteroaryloxy is each independently C 1-4 alkyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, cyano, and substituent group A , C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group A, 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B in an optionally substituted C 3-7 cycloalkyl, 1-3 is substituted with a substituent which may C 3-7 also be Shikuroaruko independently selected from substituent group B 3 to 7-membered non-aromatic heterocycle optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B, 1 independently selected from Substituent Group A C 1-4 alkylthio optionally substituted with 3 substituents and C 1-4 alkylsulfonyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group A Optionally substituted with 1 to 5 substituents independently selected from the group consisting of: wherein at least one of R 1a , R 1b , R 1c or R 1d is C 6 Represents -10 aryl, C 6-10 aryloxy, 5-12 membered heteroaryl or 5-12 membered heteroaryloxy;
R 2 and R 3 are each independently hydrogen, C 1-6 alkyl (the alkyl is substituted with 1 to 3 substituents independently selected from cyano, halogen, hydroxyl group, and substituent group A) C 1-4 alkoxy which may be substituted, C 3-7 cycloalkyl which may be substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B and independently of substituent group B Optionally substituted with 1 to 5 substituents independently selected from the group consisting of C 3-7 cycloalkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents selected by Or C 3-10 cycloalkyl,
R 4 represents hydrogen, C 1-6 alkyl (wherein the alkyl is C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, hydroxyl group, and substituent group A) , C 3-7 cycloalkyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B, 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B 3- to 7-membered non-aromatic heterocycle optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from C 3-7 cycloalkoxy optionally substituted with a group and substituent group B Optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of: or C 3-7 cycloalkyl (wherein the cycloalkyl is independent of halogen, hydroxyl, substituent group A) C 1-4 optionally substituted with 1 to 3 substituents selected Alkyl, C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group A, 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B from the group consisting of one to three optionally substituted with a substituent C 3-7 cycloalkoxy independently selected from which may C 3-7 also be cycloalkyl and substituent group B substituted by a group Which may be substituted with 1 to 3 substituents independently selected),
m represents 1, 2 or 3;
L represents CR 7 R 8 (when m represents 2 or 3, each CR 7 R 8 may be independent and the same or different).
R 7 and R 8 are each independently hydrogen, hydroxyl group, C 1-4 alkyl, C 1-4 alkoxy (the alkyl and the alkyl moiety in the alkoxy are each independently halogen, hydroxyl group, substituent group) C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from A, substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B C 3-7 cycloalkyl, optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B, and optionally substituted with C 3-7 cycloalkoxy and Substituent Group B May be substituted with 1 to 3 substituents selected and may be substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of 3 to 7 membered non-aromatic heterocycles good), C 3-7 cycloalkyl or C 3-7 sheet, Loalkoxy (the cycloalkyl and the cycloalkyl moiety in the cycloalkoxy may each independently be substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, hydroxyl, and substituent group A) C 1-4 alkyl, C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group A, 1 to independently selected from substituent group B 3 may be substituted with a substituent C 3-7 cycloalkyl and 1-3 may be substituted with a substituent C 3-7 cycloalkoxy independently selected from substituent group B Or may be substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of:
In R 2 , R 3 and —OR 4 ,
R 2 and R 3 together with the carbon atom to which each is bonded form a ring and together with —OR 4 have the formula (II)
e and f each independently represent 1, 2 or 3;
R 4 has the same meaning as above,
V represents a single bond or an oxygen atom,
R 5a , R 5b , R 5c and R 5d are each independently hydrogen, halogen, hydroxyl group, C 1-4 alkyl, or C 1-4 alkoxy (the alkyl and the alkyl moiety in the alkoxy are each independently C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, hydroxyl group and substituent group A, 1 to 1 independently selected from substituent group B 3 may be substituted with a substituent C 3-7 cycloalkyl, 1-3 optionally substituted with a substituent C 3-7 cycloalkoxy independently selected from substituent group B And 1 to 3 independently selected from the group consisting of 3 to 7 membered non-aromatic heterocycles optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B Which may be substituted with a substituent of ] May form a group represented by or,
R 3 and —OR 4 together with the carbon atom to which each is bonded form a ring and together with R 2 have the formula (III)
h represents 1, 2, 3 or 4;
R 2 has the same meaning as above,
R 6a , R 6b and R 6c are each independently hydrogen, halogen, hydroxyl group, C 1-4 alkyl, or C 1-4 alkoxy (the alkyl and the alkyl moiety in the alkoxy are each independently halogen , Hydroxyl group, C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group A, 1 to 3 independently selected from Substituent Group B optionally substituted with a substituent C 3-7 cycloalkyl, optionally substituted with 1-3 substituents independently selected from substituent group B C 3-7 cycloalkoxy and substituents 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of 3 to 7 membered non-aromatic heterocycles optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Group B Which may be substituted with That group may be formed (but not be R 2, R 3 and -OR 4 to form a ring together at the same time),
Substituent group A represents halogen, hydroxyl group, C 1-4 alkoxy, C 3-7 cycloalkyl and C 3-7 cycloalkoxy,
Substituent group B represents halogen, hydroxyl group, C 1-4 alkyl, C 1-4 alkoxy, C 3-7 cycloalkyl and C 3-7 cycloalkoxy.
The pharmaceutical composition of claim | item 1 represented by these.
[項3]
R1a、R1b、R1cおよびR1dが、各々独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ(該アルキルおよび該アルコキシにおけるアルキル部分は、各々独立して、1〜3個の同一もしくは異なるハロゲンで置換されていてもよい)、C6−10アリール、C6−10アリールオキシ、5〜12員のヘテロアリール、または5〜12員のヘテロアリールオキシ(該アリールおよび該アリールオキシにおけるアリール部分ならびに該ヘテロアリールおよび該ヘテロアリールオキシにおけるヘテロアリール部分は、各々独立して、ハロゲン、シアノ、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシおよび置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキルスルホニルからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)である、項1または2に記載の医薬組成物。
[Section 3]
R 1a , R 1b , R 1c and R 1d are each independently hydrogen, halogen, cyano, C 1-4 alkyl, C 1-4 alkoxy (the alkyl and the alkyl moiety in the alkoxy are each independently , Optionally substituted with 1 to 3 identical or different halogens), C 6-10 aryl, C 6-10 aryloxy, 5-12 membered heteroaryl, or 5-12 membered heteroaryloxy ( The aryl moiety in the aryl and the aryloxy and the heteroaryl moiety in the heteroaryl and the heteroaryloxy are each independently 1 to 3 substituents independently selected from halogen, cyano, substituent group A good C 1-4 alkyl optionally substituted with groups, 1 to 3 substituents independently selected from substituent group a Independently from the group consisting of one to three optionally C 1-4 alkylsulfonyl optionally substituted with a substituent selected independently from an optionally substituted C 1-4 alkoxy and substituent group A also Item 3. The pharmaceutical composition according to Item 1 or 2, which may be substituted with 1 to 3 selected substituents.
[項4]
R1a、R1b、R1cおよびR1dが、各々独立して、水素、C6−10アリール、C6−10アリールオキシ、5〜12員のヘテロアリール、または5〜12員のヘテロアリールオキシ(該アリールおよび該アリールオキシにおけるアリール部分ならびに該ヘテロアリールおよび該ヘテロアリールオキシにおけるヘテロアリール部分は、各々独立して、ハロゲンおよび置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキルからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)である、項1〜3のいずれか一項に記載の医薬組成物。
[Claim 4]
R 1a , R 1b , R 1c and R 1d are each independently hydrogen, C 6-10 aryl, C 6-10 aryloxy, 5-12 membered heteroaryl, or 5-12 membered heteroaryloxy. (The aryl moiety in the aryl and the aryloxy and the heteroaryl moiety in the heteroaryl and the heteroaryloxy are each independently 1 to 3 substituents independently selected from halogen and substituent group A; Or optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of C 1-4 alkyl optionally substituted with The pharmaceutical composition as described.
[項5]
R1aおよびR1dが、水素である、項1〜4のいずれか一項に記載の医薬組成物。
[Section 5]
Item 5. The pharmaceutical composition according to any one of Items 1 to 4, wherein R 1a and R 1d are hydrogen.
[項6]
R2およびR3が、各々独立して、水素またはC1−6アルキル(該アルキルは、シアノ、ハロゲン、水酸基および置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシからなる群から独立して選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよい)であり、ただし、R2およびR3が同時に水素ではなく、あるいは、
R2とR3が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、−OR4と共に式(IIa):
eおよびfが、各々独立して、1または2であり、
R4およびVは、項1と同義であり、
R5a、R5b、R5cおよびR5dが、各々独立して、水素またはハロゲンである]で表される基を形成してもよい、あるいは、
R2、R3、−OR4およびLにおけるCR7R8において、R2とR7が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、R3、−OR4およびR8と共に下記式(IVa);
m1が、0であり、
m2が、1または2であり、jが、1、2または3であり、
R3は、上記と同義であり、
R4、R8およびLは、項1と同義であり、
R9a、R9b、R9cおよびR9dが、各々独立して、水素またはハロゲンである]
で表される基を形成してもよい、項1および項3〜5のいずれか一項に記載の医薬組成物。
[Claim 6]
R 2 and R 3 are each independently hydrogen or C 1-6 alkyl (wherein the alkyl is substituted with 1 to 3 substituents independently selected from cyano, halogen, hydroxyl group and substituent group A) Optionally substituted with 1 to 5 substituents independently selected from the group consisting of C 1-4 alkoxy which may be substituted), provided that R 2 and R 3 are not simultaneously hydrogen Or
R 2 and R 3 together with the carbon atom to which each is attached form a ring, together with —OR 4 for formula (IIa):
e and f are each independently 1 or 2,
R 4 and V are as defined in item 1;
R 5a , R 5b , R 5c and R 5d are each independently hydrogen or halogen, or a group represented by:
In CR 7 R 8 in R 2 , R 3 , —OR 4 and L, R 2 and R 7 together with the carbon atoms to which they are bonded form a ring, and R 3 , —OR 4 and R 8 Together with the following formula (IVa):
m 1 is 0,
m 2 is 1 or 2, j is 1, 2 or 3,
R 3 has the same meaning as above,
R 4 , R 8 and L are as defined in item 1,
R 9a , R 9b , R 9c and R 9d are each independently hydrogen or halogen]
Claim | item 1 and the pharmaceutical composition as described in any one of claim | item 3-5 which may form group represented by these.
[項7]
R2およびR3が、1〜5個の同一もしくは異なるハロゲンで置換されていてもよいC1−6アルキルであり、あるいは、R2とR3が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、−OR4と共に式(IIb):
eおよびfが、各々独立して、1または2であり、
R4およびVは、項1と同義であり、
R5a、R5b、R5cおよびR5dが、各々独立して、水素またはハロゲンである]
で表される基を形成してもよい、
あるいは、R2、R3、−OR4およびLにおけるCR7R8において、R2とR7が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、R3、−OR4およびR8と共に下記式(IVa);
m1が、0であり、
m2が、1または2であり、jが、1、2または3であり、
R4が、水素であり、
R8およびLは、項1と同義であり、
R9a、R9b、R9cおよびR9dが、各々独立して、水素またはハロゲンである]
で表される基を形成してもよい、項1および項3〜6のいずれか一項に記載の医薬組成物。
[Claim 7]
R 2 and R 3 are C 1-6 alkyl optionally substituted with 1-5 identical or different halogens, or R 2 and R 3 are taken together with the carbon atom to which each is attached. To form a ring and together with —OR 4 for formula (IIb):
e and f are each independently 1 or 2,
R 4 and V are as defined in item 1;
R 5a , R 5b , R 5c and R 5d are each independently hydrogen or halogen]
May form a group represented by:
Alternatively, in CR 7 R 8 in R 2 , R 3 , —OR 4 and L, R 2 and R 7 together with the carbon atoms to which they are attached form a ring, and R 3 , —OR 4 and Together with R 8 the following formula (IVa);
m 1 is 0,
m 2 is 1 or 2, j is 1, 2 or 3,
R 4 is hydrogen;
R 8 and L are as defined in item 1;
R 9a , R 9b , R 9c and R 9d are each independently hydrogen or halogen]
Item 7. A pharmaceutical composition according to any one of Items 1 and 3 to 6, which may form a group represented by:
[項8]
R2およびR3が、各々独立して、水素またはC1−6アルキル(該アルキルは、シアノ、ハロゲン、水酸基および置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシからなる群から独立して選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよい)であり、あるいは、R2とR3が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、−OR4と共に式(IIa):
eおよびfが、各々独立して、1または2であり、
R4およびVは項1と同義であり、
R5a、R5b、R5cおよびR5dが、各々独立して、水素またはハロゲンである]
で表される基を形成してもよい、項1〜6のいずれか一項に記載の医薬組成物。
[Section 8]
R 2 and R 3 are each independently hydrogen or C 1-6 alkyl (wherein the alkyl is substituted with 1 to 3 substituents independently selected from cyano, halogen, hydroxyl group and substituent group A) Or optionally substituted with 1 to 5 substituents independently selected from the group consisting of C 1-4 alkoxy, which may be substituted, or R 2 and R 3 are each bonded Together with the carbon atom to form a ring, together with -OR 4 of formula (IIa):
e and f are each independently 1 or 2,
R 4 and V are as defined in item 1,
R 5a , R 5b , R 5c and R 5d are each independently hydrogen or halogen]
Item 7. The pharmaceutical composition according to any one of Items 1 to 6, which may form a group represented by:
[項9]
R2およびR3が、各々独立して、水素または1〜5個の同一もしくは異なるハロゲンで置換されていてもよいC1−6アルキルであり、あるいは、R2とR3が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、−OR4と共に式(IIb):
eおよびfが、各々独立して、1または2であり、
R4およびVは項1と同義であり、
R5a、R5b、R5cおよびR5dが、各々独立して、水素またはハロゲンである]
で表される基を形成してもよい、項1〜6のいずれか一項に記載の医薬組成物。
[Claim 9]
R 2 and R 3 are each independently hydrogen or C 1-6 alkyl optionally substituted with 1 to 5 identical or different halogens, or R 2 and R 3 are each bonded Together with the carbon atom to form a ring, together with -OR 4 of formula (IIb):
e and f are each independently 1 or 2,
R 4 and V are as defined in item 1,
R 5a , R 5b , R 5c and R 5d are each independently hydrogen or halogen]
Item 7. The pharmaceutical composition according to any one of Items 1 to 6, which may form a group represented by:
[項10]
R2およびR3が、各々独立して、水素または1〜5個の同一もしくは異なるハロゲンで置換されていてもよいC1−6アルキルであり、R2とR3が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成しない、項1〜9のいずれか一項に記載の医薬組成物。
[Section 10]
R 2 and R 3 are each independently hydrogen or C 1-6 alkyl optionally substituted with 1 to 5 identical or different halogens, and R 2 and R 3 are each a carbon to which they are bonded. Item 10. The pharmaceutical composition according to any one of Items 1 to 9, which does not form a ring with the atom.
[項11]
R4が、水素、1〜3個の同一もしくは異なるハロゲンで置換されていてもよいC1−4アルキルまたはC3−7シクロアルキル(該シクロアルキルは、ハロゲン、水酸基および置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)であり、あるいは、R3と−OR4が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、R2と共に式(IIIa):
hが、1、2または3であり、
R2は項1と同義であり、
R6a、R6bおよびR6cが、各々独立して、水素、ハロゲンまたは1〜3個の同一もしくは異なるハロゲンで置換されていてもよいC1−4アルキルである]
で表される基を形成してもよい、項1〜5および項10のいずれか一項に記載の医薬組成物。
[Section 11]
R 4 is hydrogen, C 1-4 alkyl or C 3-7 cycloalkyl optionally substituted with 1 to 3 identical or different halogens (the cycloalkyl is independent of halogen, hydroxyl and substituent group A) Optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents. Or R 3 and —OR 4 together with the carbon atoms to which they are attached form a ring, together with R 2 of formula (IIIa):
h is 1, 2 or 3;
R 2 has the same meaning as in item 1;
R 6a , R 6b and R 6c are each independently hydrogen, halogen or C 1-4 alkyl optionally substituted with 1 to 3 identical or different halogens]
Item 11. The pharmaceutical composition according to any one of Items 1 to 5 and Item 10, which may form a group represented by:
[項12]
R4が、水素、1〜3個の同一もしくは異なるハロゲンで置換されていてもよいC1−4アルキルまたはC3−7シクロアルキル(該シクロアルキルは、ハロゲン、水酸基および置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)であり、R3と−OR4が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成しない、項1〜11のいずれか一項に記載の医薬組成物。
[Claim 12]
R 4 is hydrogen, C 1-4 alkyl or C 3-7 cycloalkyl optionally substituted with 1 to 3 identical or different halogens (the cycloalkyl is independent of halogen, hydroxyl and substituent group A) Optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents. The pharmaceutical composition according to any one of Items 1 to 11, wherein R 3 and —OR 4 do not form a ring with the carbon atom to which each is bonded.
[項13]
R4が、水素である、項1〜12のいずれか一項に記載の医薬組成物。
[Claim 13]
Item 13. The pharmaceutical composition according to any one of Items 1 to 12, wherein R 4 is hydrogen.
[項14]
R7およびR8が、各々独立して、水素またはC1−4アルキル(該アルキルは、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)であり、
mが1または2である、項1〜13のいずれか一項に記載の医薬組成物。
[Section 14]
R 7 and R 8 are each independently hydrogen or C 1-4 alkyl (wherein the alkyl is substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, hydroxyl group, substituent group A) Optionally selected from C 1-4 alkoxy, C 3-7 cycloalkyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B, independently selected from substituent group B Optionally substituted with 1 to 3 substituents selected from C 3-7 cycloalkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B 3 Optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of 7-membered non-aromatic heterocycles),
Item 14. The pharmaceutical composition according to any one of Items 1 to 13, wherein m is 1 or 2.
[項15]
R7およびR8が水素であり、
mが1である、項1〜14のいずれか一項に記載の医薬組成物。
[Section 15]
R 7 and R 8 are hydrogen,
Item 15. The pharmaceutical composition according to any one of Items 1 to 14, wherein m is 1.
[項16]
R1bまたはR1cが、C6−10アリール、C6−10アリールオキシ、5〜12員のヘテロアリールまたは5〜12員のヘテロアリールオキシ(該アリールおよび該アリールオキシにおけるアリール部分ならびに該ヘテロアリールおよび該ヘテロアリールオキシにおけるヘテロアリール部分は、各々独立して、ハロゲン、シアノ、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシおよび置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキルスルホニルからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)である、項1〜15のいずれか一項に記載の医薬組成物。
[Section 16]
R 1b or R 1c is C 6-10 aryl, C 6-10 aryloxy, 5- to 12-membered heteroaryl or 5- to 12-membered heteroaryloxy (the aryl and the aryl moiety in the aryloxy and the heteroaryl And the heteroaryl moiety in the heteroaryloxy is each independently C 1-4 alkyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, cyano, and substituent group A , C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group A and 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group A And optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of C 1-4 alkylsulfonyl which may be substituted with The pharmaceutical composition as described in any one of -15.
[項17]
R1bが、C6−10アリール、C6−10アリールオキシ、5〜12員のヘテロアリール、または5〜12員のヘテロアリールオキシ(該アリールおよび該アリールオキシにおけるアリール部分ならびに該ヘテロアリールおよび該ヘテロアリールオキシにおけるヘテロアリール部分は、各々独立して、ハロゲン、シアノ、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシおよび置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキルスルホニルからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)である、項1〜16のいずれか一項に記載の医薬組成物。
[Section 17]
R 1b is C 6-10 aryl, C 6-10 aryloxy, 5-12 membered heteroaryl, or 5-12 membered heteroaryloxy (the aryl and the aryl moiety in the aryloxy and the heteroaryl and the Heteroaryl moieties in heteroaryloxy are each independently C 1-4 alkyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, cyano, and substituent group A C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Group A and substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group A also may) be substituted with 1 to 3 substituents are also independently selected from the group consisting of optionally C 1-4 alkylsulfonyl optionally be, claim 1-16 Neu The pharmaceutical composition according to one or Re.
[項18]
R1cが、C6−10アリール、C6−10アリールオキシ、5〜12員のヘテロアリール、または5〜12員のヘテロアリールオキシ(該アリールおよび該アリールオキシにおけるアリール部分ならびに該ヘテロアリールおよび該ヘテロアリールオキシにおけるヘテロアリール部分は、各々独立して、ハロゲン、シアノ、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシおよび置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキルスルホニルからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)である、項1〜16のいずれか一項に記載の医薬組成物。
[Section 18]
R 1c is C 6-10 aryl, C 6-10 aryloxy, 5-12 membered heteroaryl, or 5-12 membered heteroaryloxy (the aryl and the aryl moiety in the aryloxy and the heteroaryl and the Heteroaryl moieties in heteroaryloxy are each independently C 1-4 alkyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, cyano, and substituent group A C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Group A and substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group A also may) be substituted with 1 to 3 substituents are also independently selected from the group consisting of optionally C 1-4 alkylsulfonyl optionally be, claim 1-16 Neu The pharmaceutical composition according to one or Re.
[項19]
R1bまたはR1cが、C6−10アリールオキシまたは5〜12員のヘテロアリールオキシ(該アリールオキシにおけるアリール部分ならびに該ヘテロアリールオキシにおけるヘテロアリール部分は、各々独立して、ハロゲン、シアノ、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシおよび置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキルスルホニルからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)である、項1〜16のいずれか一項に記載の医薬組成物。
[Section 19]
R 1b or R 1c is C 6-10 aryloxy or 5- to 12-membered heteroaryloxy (the aryl moiety in the aryloxy and the heteroaryl moiety in the heteroaryloxy are each independently halogen, cyano, substituted C 1-4 alkyl which may be substituted with 1 to 3 substituents independently selected from group A, substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group A independently selected from the group consisting of one to three optionally C 1-4 alkylsulfonyl optionally substituted with a substituent selected independently from optionally C 1-4 alkoxy and substituent group a have been The pharmaceutical composition according to any one of Items 1 to 16, which may be substituted with 1 to 3 substituents).
[項20]
R1bまたはR1cが、C6−10アリールまたは5〜12員のヘテロアリール(該アリールおよび該ヘテロアリールは、各々独立して、ハロゲン、シアノ、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシおよび置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキルスルホニルからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)である、項1〜16のいずれか一項に記載の医薬組成物。
[Section 20]
R 1b or R 1c is C 6-10 aryl or 5- to 12-membered heteroaryl (the aryl and the heteroaryl are each independently selected from halogen, cyano, substituent group A 1 C 1-4 alkyl optionally substituted with 3 substituents, C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group A and Substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of C 1-4 alkylsulfonyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group A Item 17. The pharmaceutical composition according to any one of Items 1 to 16, which may be
[項21]
R2およびR3が、1〜5個の同一もしくは異なるハロゲンで置換されていてもよいC1−6アルキルである、項1〜20のいずれか一項に記載の医薬組成物。
[Claim 21]
Item 21. The pharmaceutical composition according to any one of Items 1 to 20, wherein R 2 and R 3 are C 1-6 alkyl optionally substituted with 1 to 5 identical or different halogens.
[項22]
R2およびR3が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、−OR4と共に式(IIb):
eおよびfが、各々独立して、1または2であり、
R4およびVは、項1と同義であり、
R5a、R5b、R5cおよびR5dが、各々独立して、水素またはハロゲンである]
で表される基を形成してもよい、
あるいは、R2、R3、−OR4およびLにおけるCR7R8において、R2とR7が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、R3、−OR4およびR8と共に下記式(IVa);
m1が0であり、
m2が1または2であり、jが1、2または3であり、
R4が水素であり、
R8およびLは、項1と同義であり、
R9a、R9b、R9cおよびR9dが、各々独立して、水素またはハロゲンである]
で表される基を形成してもよい、項1および項3〜20のいずれか一項に記載の医薬組成物。
[Item 22]
R 2 and R 3 together with the carbon atom to which they are attached form a ring, together with —OR 4 for formula (IIb):
e and f are each independently 1 or 2,
R 4 and V are as defined in item 1;
R 5a , R 5b , R 5c and R 5d are each independently hydrogen or halogen]
May form a group represented by:
Alternatively, in CR 7 R 8 in R 2 , R 3 , —OR 4 and L, R 2 and R 7 together with the carbon atoms to which they are attached form a ring, and R 3 , —OR 4 and Together with R 8 the following formula (IVa);
m 1 is 0,
m 2 is 1 or 2, j is 1, 2 or 3,
R 4 is hydrogen;
R 8 and L are as defined in item 1;
R 9a , R 9b , R 9c and R 9d are each independently hydrogen or halogen]
The pharmaceutical composition according to any one of Items 1 and 3 to 20, which may form a group represented by:
[項23]
化合物が以下の化合物群から選択される化合物またはその製薬学的に許容される塩である、項1または2に記載の医薬組成物:
実施例1:1−[6−(4−フルオロフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール、
実施例2:6−(4−フルオロフェノキシ)−1−(テトラヒドロフラン−2−イルメチル)−1H−ベンズイミダゾール、
実施例7:1−(テトラヒドロフラン−2−イルメチル)−6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール、
実施例9:2−メチル−1−{6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
実施例10:1−[2−(シクロペンチルオキシ)エチル]−6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール、
実施例11:2−メチル−1−{6−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
実施例12:1−[2−(シクロペンチルオキシ)エチル]−6−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール、
実施例14:2−メチル−1−[6−(4−メチルフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]プロパン−2−オール、
実施例15:2−メチル−1−{6−[4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
実施例20:1−[6−(4−クロロフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール、
実施例22:2−メチル−1−{6−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
実施例24:2−メチル−1−{6−[(6−メチルピリジン−3−イル)オキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
実施例25:2−メチル−1−(6−{[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール、
実施例28:2−メチル−1−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール、
実施例51:2−メチル−1−(5−{[5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール、
実施例52:2−メチル−1−(5−{[5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール、
実施例53:1−(5−{[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、
実施例54:1−{5−[(5−クロロ−3−フルオロピリジン−2−イル)オキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}−2−メチルプロパン−2−オール、
実施例56:3−[(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)メチル]オキセタン−3−オール、
実施例58:1−[(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)メチル]シクロブタノール、
実施例59:2−メチル−4−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オール、
実施例60:2−メチル−1−(6−{[5−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール、
実施例93:3−({6−[4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}メチル)オキセタン−3−オール、
実施例94:3−({6−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}メチル)オキセタン−3−オール、
実施例101:4−[6−(4−クロロフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルブタン−2−オール、
実施例110:3−{[6−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]メチル}オキセタン−3−オール、
実施例118:cis−4−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)シクロヘキサノール、
実施例123:1−{6−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}−2−メチルプロパン−2−オール、
実施例130:1−[6−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール、
実施例148:3−({6−[2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}メチル)オキセタン−3−オール、
実施例173:4−{6−[2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}−2−メチルブタン−2−オール、
実施例176:1−{5−[2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}−2−メチルプロパン−2−オール、
実施例179:2−メチル−1−{5−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
実施例181:1−{5−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}−2−メチルプロパン−2−オール、
実施例205:3−({5−[2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}メチル)オキセタン−3−オール、および
実施例229:(3S)−2−メチル−3−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オール。
[Section 23]
Item 3. The pharmaceutical composition according to Item 1 or 2, wherein the compound is a compound selected from the following compound group or a pharmaceutically acceptable salt thereof:
Example 1: 1- [6- (4-Fluorophenoxy) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylpropan-2-ol,
Example 2: 6- (4-Fluorophenoxy) -1- (tetrahydrofuran-2-ylmethyl) -1H-benzimidazole,
Example 7: 1- (tetrahydrofuran-2-ylmethyl) -6- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazole,
Example 9: 2-methyl-1- {6- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
Example 10: 1- [2- (cyclopentyloxy) ethyl] -6- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazole,
Example 11: 2-methyl-1- {6- [5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
Example 12: 1- [2- (cyclopentyloxy) ethyl] -6- [5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] -1H-benzimidazole,
Example 14: 2-methyl-1- [6- (4-methylphenoxy) -1H-benzimidazol-1-yl] propan-2-ol,
Example 15: 2-methyl-1- {6- [4- (trifluoromethyl) phenoxy] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
Example 20: 1- [6- (4-Chlorophenoxy) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylpropan-2-ol,
Example 22: 2-methyl-1- {6- [4- (trifluoromethoxy) phenoxy] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
Example 24: 2-methyl-1- {6-[(6-methylpyridin-3-yl) oxy] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
Example 25: 2-methyl-1- (6-{[6- (trifluoromethyl) pyridin-3-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol,
Example 28: 2-methyl-1- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol,
Example 51: 2-methyl-1- (5-{[5- (trifluoromethyl) pyrazin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol,
Example 52: 2-methyl-1- (5-{[5- (trifluoromethyl) pyrimidin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol,
Example 53: 1- (5-{[3-fluoro-5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) -2-methylpropan-2-ol,
Example 54: 1- {5-[(5-chloro-3-fluoropyridin-2-yl) oxy] -1H-benzimidazol-1-yl} -2-methylpropan-2-ol
Example 56: 3-[(6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) methyl] oxetan-3-ol,
Example 58: 1-[(6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) methyl] cyclobutanol,
Example 59: 2-methyl-4- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) butan-2-ol,
Example 60: 2-Methyl-1- (6-{[5- (2,2,2-trifluoroethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2- All,
Example 93: 3-({6- [4- (trifluoromethyl) phenoxy] -1H-benzimidazol-1-yl} methyl) oxetane-3-ol,
Example 94: 3-({6- [4- (trifluoromethoxy) phenoxy] -1H-benzimidazol-1-yl} methyl) oxetane-3-ol,
Example 101: 4- [6- (4-chlorophenoxy) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylbutan-2-ol,
Example 110: 3-{[6- (2-chloro-4-fluorophenoxy) -1H-benzimidazol-1-yl] methyl} oxetane-3-ol,
Example 118: cis-4- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) cyclohexanol,
Example 123: 1- {6- [2-fluoro-4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} -2-methylpropan-2-ol,
Example 130: 1- [6- (4-chloro-2-fluorophenyl) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylpropan-2-ol
Example 148: 3-({6- [2-methoxy-4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} methyl) oxetane-3-ol,
Example 173: 4- {6- [2-methoxy-4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} -2-methylbutan-2-ol,
Example 176: 1- {5- [2-methoxy-4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} -2-methylpropan-2-ol,
Example 179: 2-methyl-1- {5- [4- (trifluoromethoxy) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
Example 181: 1- {5- [2-fluoro-4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} -2-methylpropan-2-ol,
Example 205: 3-({5- [2-methoxy-4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} methyl) oxetane-3-ol, and Example 229: (3S) -2-Methyl-3- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) butan-2-ol.
[項24]
化合物が以下の化合物群から選択される化合物またはその製薬学的に許容される塩である、項1または2に記載の医薬組成物:
実施例1:1−[6−(4−フルオロフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール、
実施例2:6−(4−フルオロフェノキシ)−1−(テトラヒドロフラン−2−イルメチル)−1H−ベンズイミダゾール、
実施例7:1−(テトラヒドロフラン−2−イルメチル)−6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール、
実施例9:2−メチル−1−{6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
実施例10:1−[2−(シクロペンチルオキシ)エチル]−6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール、
実施例11:2−メチル−1−{6−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
実施例12:1−[2−(シクロペンチルオキシ)エチル]−6−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール、
実施例14:2−メチル−1−[6−(4−メチルフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]プロパン−2−オール、
実施例15:2−メチル−1−{6−[4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
実施例20:1−[6−(4−クロロフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール、
実施例22:2−メチル−1−{6−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
実施例24:2−メチル−1−{6−[(6−メチルピリジン−3−イル)オキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
実施例25:2−メチル−1−(6−{[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール、
実施例28:2−メチル−1−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール、
実施例51:2−メチル−1−(5−{[5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール、
実施例52:2−メチル−1−(5−{[5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール、
実施例53:1−(5−{[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、
実施例54:1−{5−[(5−クロロ−3−フルオロピリジン−2−イル)オキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}−2−メチルプロパン−2−オール、
実施例56:3−[(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)メチル]オキセタン−3−オール、
実施例58:1−[(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)メチル]シクロブタノール、
実施例59:2−メチル−4−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オール、および
実施例60:2−メチル−1−(6−{[5−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール。
[Claim 24]
Item 3. The pharmaceutical composition according to Item 1 or 2, wherein the compound is a compound selected from the following compound group or a pharmaceutically acceptable salt thereof:
Example 1: 1- [6- (4-Fluorophenoxy) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylpropan-2-ol,
Example 2: 6- (4-Fluorophenoxy) -1- (tetrahydrofuran-2-ylmethyl) -1H-benzimidazole,
Example 7: 1- (tetrahydrofuran-2-ylmethyl) -6- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazole,
Example 9: 2-methyl-1- {6- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
Example 10: 1- [2- (cyclopentyloxy) ethyl] -6- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazole,
Example 11: 2-methyl-1- {6- [5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
Example 12: 1- [2- (cyclopentyloxy) ethyl] -6- [5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] -1H-benzimidazole,
Example 14: 2-methyl-1- [6- (4-methylphenoxy) -1H-benzimidazol-1-yl] propan-2-ol,
Example 15: 2-methyl-1- {6- [4- (trifluoromethyl) phenoxy] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
Example 20: 1- [6- (4-Chlorophenoxy) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylpropan-2-ol,
Example 22: 2-methyl-1- {6- [4- (trifluoromethoxy) phenoxy] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
Example 24: 2-methyl-1- {6-[(6-methylpyridin-3-yl) oxy] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
Example 25: 2-methyl-1- (6-{[6- (trifluoromethyl) pyridin-3-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol,
Example 28: 2-methyl-1- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol,
Example 51: 2-methyl-1- (5-{[5- (trifluoromethyl) pyrazin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol,
Example 52: 2-methyl-1- (5-{[5- (trifluoromethyl) pyrimidin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol,
Example 53: 1- (5-{[3-fluoro-5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) -2-methylpropan-2-ol,
Example 54: 1- {5-[(5-chloro-3-fluoropyridin-2-yl) oxy] -1H-benzimidazol-1-yl} -2-methylpropan-2-ol
Example 56: 3-[(6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) methyl] oxetan-3-ol,
Example 58: 1-[(6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) methyl] cyclobutanol,
Example 59: 2-methyl-4- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) butan-2-ol, and Example 60 : 2-methyl-1- (6-{[5- (2,2,2-trifluoroethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol.
[項25]
化合物が以下の化合物群から選択される化合物またはその製薬学的に許容される塩である、項1または2に記載の医薬組成物:
実施例1:1−[6−(4−フルオロフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール、
実施例9:2−メチル−1−{6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
実施例11:2−メチル−1−{6−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
実施例15:2−メチル−1−{6−[4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
実施例20:1−[6−(4−クロロフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール、
実施例22:2−メチル−1−{6−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
実施例24:2−メチル−1−{6−[(6−メチルピリジン−3−イル)オキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
実施例28:2−メチル−1−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール、
実施例51:2−メチル−1−(5−{[5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール、
実施例53:1−(5−{[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、
実施例59:2−メチル−4−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オール、
実施例60:2−メチル−1−(6−{[5−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール、
実施例94:3−({6−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}メチル)オキセタン−3−オール、
実施例101:4−[6−(4−クロロフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルブタン−2−オール、
実施例118:cis−4−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)シクロヘキサノール、
実施例123:1−{6−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}−2−メチルプロパン−2−オール、
実施例148:3−({6−[2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}メチル)オキセタン−3−オール、
実施例205:3−({5−[2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}メチル)オキセタン−3−オール、および
実施例229:(3S)−2−メチル−3−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オール。
[Claim 25]
Item 3. The pharmaceutical composition according to Item 1 or 2, wherein the compound is a compound selected from the following compound group or a pharmaceutically acceptable salt thereof:
Example 1: 1- [6- (4-Fluorophenoxy) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylpropan-2-ol,
Example 9: 2-methyl-1- {6- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
Example 11: 2-methyl-1- {6- [5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
Example 15: 2-methyl-1- {6- [4- (trifluoromethyl) phenoxy] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
Example 20: 1- [6- (4-Chlorophenoxy) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylpropan-2-ol,
Example 22: 2-methyl-1- {6- [4- (trifluoromethoxy) phenoxy] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
Example 24: 2-methyl-1- {6-[(6-methylpyridin-3-yl) oxy] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
Example 28: 2-methyl-1- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol,
Example 51: 2-methyl-1- (5-{[5- (trifluoromethyl) pyrazin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol,
Example 53: 1- (5-{[3-fluoro-5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) -2-methylpropan-2-ol,
Example 59: 2-methyl-4- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) butan-2-ol,
Example 60: 2-Methyl-1- (6-{[5- (2,2,2-trifluoroethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2- All,
Example 94: 3-({6- [4- (trifluoromethoxy) phenoxy] -1H-benzimidazol-1-yl} methyl) oxetane-3-ol,
Example 101: 4- [6- (4-chlorophenoxy) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylbutan-2-ol,
Example 118: cis-4- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) cyclohexanol,
Example 123: 1- {6- [2-fluoro-4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} -2-methylpropan-2-ol,
Example 148: 3-({6- [2-methoxy-4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} methyl) oxetane-3-ol,
Example 205: 3-({5- [2-methoxy-4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} methyl) oxetane-3-ol, and Example 229: (3S) -2-Methyl-3- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) butan-2-ol.
[項26]
化合物が以下の化合物群から選択される化合物またはその製薬学的に許容される塩である、項1または2に記載の医薬組成物:
実施例1:1−[6−(4−フルオロフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール、
実施例9:2−メチル−1−{6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
実施例11:2−メチル−1−{6−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
実施例15:2−メチル−1−{6−[4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
実施例20:1−[6−(4−クロロフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール、
実施例22:2−メチル−1−{6−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
実施例24:2−メチル−1−{6−[(6−メチルピリジン−3−イル)オキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
実施例28:2−メチル−1−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール、
実施例51:2−メチル−1−(5−{[5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール、
実施例53:1−(5−{[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、
実施例59:2−メチル−4−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オール、および
実施例60:2−メチル−1−(6−{[5−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール。
[Claim 26]
Item 3. The pharmaceutical composition according to Item 1 or 2, wherein the compound is a compound selected from the following compound group or a pharmaceutically acceptable salt thereof:
Example 1: 1- [6- (4-Fluorophenoxy) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylpropan-2-ol,
Example 9: 2-methyl-1- {6- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
Example 11: 2-methyl-1- {6- [5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
Example 15: 2-methyl-1- {6- [4- (trifluoromethyl) phenoxy] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
Example 20: 1- [6- (4-Chlorophenoxy) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylpropan-2-ol,
Example 22: 2-methyl-1- {6- [4- (trifluoromethoxy) phenoxy] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
Example 24: 2-methyl-1- {6-[(6-methylpyridin-3-yl) oxy] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
Example 28: 2-methyl-1- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol,
Example 51: 2-methyl-1- (5-{[5- (trifluoromethyl) pyrazin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol,
Example 53: 1- (5-{[3-fluoro-5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) -2-methylpropan-2-ol,
Example 59: 2-methyl-4- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) butan-2-ol, and Example 60 : 2-methyl-1- (6-{[5- (2,2,2-trifluoroethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol.
[項27]
項1〜26のいずれか一項に記載の医薬組成物を含有する、Nav1.7(SCN9A)が関与する疾患の治療薬。
[項28]
項1〜26のいずれか一項中に記載の化合物またはその製薬学的に許容される塩、または
6−[6−クロロ−2−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−4−イル]−1−(2−メトキシエチル)−1H−ベンズイミダゾール、
2−[5−(3,5−ジメチル−1,2−オキサゾール−4−イル)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]エタノール、
2−{5−[5−(テトラヒドロフラン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}エタノール、
2−{5−[3−(2−メトキシエチル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}エタノール、
2−{5−[3−メチル−1−(1−メチルピペリジン−4−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}エタノール、
2−ブチル−6−[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ベンズイミダゾール−6−イル]−3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1(2H)−オン、
6−[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ベンズイミダゾール−6−イル]−2−(3−メチルブチル)−3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1(2H)−オン、
2−{5−[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ベンズイミダゾール−5−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル}エタノール、
6−(2−クロロフェニル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ベンズイミダゾール−7−カルボニトリル、
2−クロロ−6−{7−フルオロ−1−[(1S,3S)−3−メトキシシクロヘキシル]−1H−ベンズイミダゾール−5−イル}−9−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−9H−プリン、および
2−{5−[2−(テトラヒドロフラン−3−イル)−1H−イミダゾール−1−イル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}エタノールから選択される化合物またはその製薬学的に許容される塩。
[項29]
項28に記載の化合物またはその製薬学的に許容される塩を有効成分として含有する、Nav1.7(SCN9A)が関与する疾患の治療薬。
[Section 27]
Item 27. A therapeutic agent for a disease involving Nav1.7 (SCN9A), comprising the pharmaceutical composition according to any one of items 1 to 26.
[Claim 28]
26. The compound according to any one of Items 1 to 26 or a pharmaceutically acceptable salt thereof, or 6- [6-chloro-2- (morpholin-4-yl) pyrimidin-4-yl] -1 -(2-methoxyethyl) -1H-benzimidazole,
2- [5- (3,5-dimethyl-1,2-oxazol-4-yl) -1H-benzimidazol-1-yl] ethanol,
2- {5- [5- (tetrahydrofuran-3-yl) -4H-1,2,4-triazol-3-yl] -1H-benzimidazol-1-yl} ethanol,
2- {5- [3- (2-methoxyethyl) -1- (2,2,2-trifluoroethyl) -1H-1,2,4-triazol-5-yl] -1H-benzimidazole-1 -Yl} ethanol,
2- {5- [3-methyl-1- (1-methylpiperidin-4-yl) -1H-1,2,4-triazol-5-yl] -1H-benzimidazol-1-yl} ethanol,
2-butyl-6- [1- (2-hydroxyethyl) -1H-benzimidazol-6-yl] -3,4-dihydropyrrolo [1,2-a] pyrazin-1 (2H) -one,
6- [1- (2-hydroxyethyl) -1H-benzimidazol-6-yl] -2- (3-methylbutyl) -3,4-dihydropyrrolo [1,2-a] pyrazine-1 (2H)- on,
2- {5- [1- (2-hydroxyethyl) -1H-benzimidazol-5-yl] -1H-1,2,4-triazol-1-yl} ethanol,
6- (2-chlorophenyl) -1- (2-hydroxyethyl) -1H-benzimidazole-7-carbonitrile,
2-Chloro-6- {7-fluoro-1-[(1S, 3S) -3-methoxycyclohexyl] -1H-benzimidazol-5-yl} -9- (tetrahydro-2H-pyran-2-yl)- 9H-purine and a compound selected from 2- {5- [2- (tetrahydrofuran-3-yl) -1H-imidazol-1-yl] -1H-benzimidazol-1-yl} ethanol or a pharmaceutical thereof Acceptable salt.
[Item 29]
Item 39. A therapeutic agent for a disease involving Nav1.7 (SCN9A), comprising the compound according to Item 28 or a pharmaceutically acceptable salt thereof as an active ingredient.
なお、項28においては、引用する項1の末尾の但し書きで除外された11化合物が除外されない範囲の化合物での項1〜26のいずれか一項と同義である。 Item 28 has the same meaning as any one of Items 1 to 26 in the range of compounds in which 11 compounds excluded in the proviso at the end of item 1 to be cited are not excluded.
[項30]
項1〜26のいずれか一項に記載の医薬組成物を含有する、神経障害性疼痛、侵害受容性疼痛、炎症性疼痛、小径線維ニューロパチー、肢端紅痛症、発作性激痛症、排尿障害または多発性硬化症の治療薬。
[項31]
項28に記載の化合物またはその製薬学的に許容される塩を有効成分として含有する、神経障害性疼痛、侵害受容性疼痛、炎症性疼痛、小径線維ニューロパチー、肢端紅痛症、発作性激痛症、排尿障害または多発性硬化症の治療薬。
[Section 30]
Item 25. A neuropathic pain, nociceptive pain, inflammatory pain, small-fiber neuropathy, limb erythema pain, paroxysmal pain, dysuria, comprising the pharmaceutical composition according to any one of Items 1 to 26. Or a treatment for multiple sclerosis.
[Claim 31]
Item 28. A neuropathic pain, nociceptive pain, inflammatory pain, small-fiber neuropathy, limb erythema pain, paroxysmal pain, comprising the compound according to Item 28 or a pharmaceutically acceptable salt thereof as an active ingredient For the treatment of infectious diseases, dysuria or multiple sclerosis.
[項32]
項1〜26のいずれか一項に記載の医薬組成物と、抗てんかん薬、抗うつ薬、麻薬性鎮痛薬、抗炎症薬、還元酵素阻害剤およびプロスタグランジン誘導体製剤から選択される少なくとも1種以上の薬剤とを組み合わせてなる医薬。
[項33]
項28に記載の化合物またはその製薬学的に許容される塩と、抗てんかん薬、抗うつ薬、麻薬性鎮痛薬、抗炎症薬、還元酵素阻害剤およびプロスタグランジン誘導体製剤から選択される少なくとも1種以上の薬剤とを組み合わせてなる医薬。
[Section 32]
Item 27. The pharmaceutical composition according to any one of Items 1 to 26 and at least one selected from antiepileptic drugs, antidepressants, narcotic analgesics, anti-inflammatory drugs, reductase inhibitors, and prostaglandin derivative preparations. A medicine formed by combining more than one kind of medicine.
[Section 33]
Item 28 or a pharmaceutically acceptable salt thereof and at least selected from antiepileptic drugs, antidepressants, narcotic analgesics, anti-inflammatory drugs, reductase inhibitors and prostaglandin derivative preparations. A pharmaceutical comprising a combination of one or more drugs.
[項34]
神経障害性疼痛、侵害受容性疼痛、炎症性疼痛、小径線維ニューロパチー、肢端紅痛症、発作性激痛症、排尿障害または多発性硬化症の治療剤を製造するための、項1〜26のいずれか一項に記載の医薬組成物の使用。
[項35]
神経障害性疼痛、侵害受容性疼痛、炎症性疼痛、小径線維ニューロパチー、肢端紅痛症、発作性激痛症、排尿障害または多発性硬化症の治療剤を製造するための、項28に記載の化合物またはその製薬学的に許容される塩の使用。
[Section 34]
Item 1-26 for producing a therapeutic agent for neuropathic pain, nociceptive pain, inflammatory pain, small-diameter neuropathy, limb aches pain, paroxysmal pain, dysuria or multiple sclerosis Use of the pharmaceutical composition according to any one of the above.
[Claim 35]
Item 28. A method for producing a therapeutic agent for neuropathic pain, nociceptive pain, inflammatory pain, small-diameter neuropathy, limb aches pain, paroxysmal pain, dysuria, or multiple sclerosis. Use of a compound or a pharmaceutically acceptable salt thereof.
[項36]
項1〜26のいずれか一項に記載の医薬組成物の有効量を哺乳動物に投与することを含む、当該哺乳動物における神経障害性疼痛、侵害受容性疼痛、炎症性疼痛、小径線維ニューロパチー、肢端紅痛症、発作性激痛症、排尿障害または多発性硬化症の治療方法。
[項37]
項28に記載の化合物またはその製薬学的に許容される塩の有効量を哺乳動物に投与することを含む、当該哺乳動物における神経障害性疼痛、侵害受容性疼痛、炎症性疼痛、小径線維ニューロパチー、肢端紅痛症、発作性激痛症、排尿障害または多発性硬化症の治療方法。
[Claim 36]
Item 27. A neuropathic pain, nociceptive pain, inflammatory pain, small fiber neuropathy in a mammal, comprising administering an effective amount of the pharmaceutical composition according to any one of Items 1 to 26 to the mammal. A method for treating limb aches, paroxysmal pain, dysuria or multiple sclerosis.
[Section 37]
Item 28. A neuropathic pain, nociceptive pain, inflammatory pain, small-diameter fiber neuropathy in a mammal, comprising administering an effective amount of the compound of Item 28 or a pharmaceutically acceptable salt thereof to the mammal. , Treatment for lumbago, paroxysmal pain, dysuria or multiple sclerosis.
本発明により、新規ベンズイミダゾール化合物またはそれらの製薬学的に許容される塩を含むNav1.7のブロッカーが提供される。本発明の化合物は、Nav1.7(SCN9A)が関与する疾患に対する治療薬または予防薬として有用であり、具体的には、神経障害性疼痛、侵害受容性疼痛、炎症性疼痛、小径線維ニューロパチー、肢端紅痛症、発作性激痛症等の患者に適用可能である。 According to the present invention, a blocker of Nav1.7 comprising a novel benzimidazole compound or a pharmaceutically acceptable salt thereof is provided. The compound of the present invention is useful as a therapeutic or prophylactic agent for diseases involving Nav1.7 (SCN9A), specifically, neuropathic pain, nociceptive pain, inflammatory pain, small-diameter neuropathy, It can be applied to patients with limb redness, paroxysmal pain, etc.
以下に、本発明をさらに詳細に説明する。本明細書において「置換基」の定義における炭素の数を、例えば、「C1−6」などと表記する場合もある。具体的には、「C1−6アルキル」なる表記は、炭素数1から6のアルキルと同義である。また、本明細書において、「置換されていてもよい」または「置換されている」なる用語を特に明示していない置換基については、「非置換」の置換基を意味する。例えば、「C1−6アルキル」とは、「非置換C1−6アルキル」であることを意味する。 The present invention is described in further detail below. In the present specification, the number of carbons in the definition of “substituent” may be expressed as “C 1-6 ”, for example. Specifically, the notation “C 1-6 alkyl” is synonymous with alkyl having 1 to 6 carbons. In the present specification, a substituent that does not clearly indicate the term “optionally substituted” or “substituted” means an “unsubstituted” substituent. For example, “C 1-6 alkyl” means “unsubstituted C 1-6 alkyl”.
また、本明細書における置換基の説明において、「基」なる用語を省略する場合もある。尚、「置換されていてもよい」で定義される場合において、置換基が存在するときの置換基の数は、置換可能であれば特に制限はなく、1または複数である。すなわち、該当する基における置換可能な炭素原子、又は炭素原子および窒素原子上における置換可能な数の置換基によって置換されていてもよい事を示す。また、特に指示した場合を除き、各々の基の説明はその基が他の基の一部分または置換基である場合にも該当する。 In addition, in the description of substituents in this specification, the term “group” may be omitted. In the case where “optionally substituted” is defined, the number of substituents when a substituent is present is not particularly limited as long as substitution is possible, and is one or more. That is, it may be substituted by a substitutable carbon atom in the corresponding group, or a substitutable number of substituents on the carbon atom and nitrogen atom. In addition, unless otherwise specified, the description of each group also applies when the group is a part of another group or a substituent.
置換基の結合位置は、本明細書において特に明示していない場合は化学的に可能な任意の位置である。 The bonding position of the substituent is a chemically possible position unless otherwise specified in the present specification.
「ハロゲン」としては、例えばフッ素、塩素、臭素またはヨウ素等が挙げられる。好ましくは、フッ素または塩素である。 Examples of “halogen” include fluorine, chlorine, bromine or iodine. Preferred is fluorine or chlorine.
「C1−2アルキル」とは、炭素数が1〜2個の飽和炭化水素基を意味し、「C1−3アルキル」とは、炭素数が1〜3個の直鎖状または分枝鎖状の飽和炭化水素基を意味し、「C1−4アルキル」とは、炭素数が1〜4個の直鎖状または分枝鎖状の飽和炭化水素基を意味し、「C1−6アルキル」とは、炭素数が1〜6個の直鎖状または分枝鎖状の飽和炭化水素基を意味する。「C1−2アルキル」の具体例としては、メチル、エチルが挙げられ、「C1−3アルキル」の具体例としては、上記に加え、プロピル、イソプロピルが挙げられ、「C1−4アルキル」の具体例としては、上記に加え、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチルが挙げられ、「C1−6アルキル」の具体例としては、上記に加え、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、1−エチルプロピル、ヘキシル、ならびにそれらの構造異性体が挙げられる。当該「C1−6アルキル」または「C1−4アルキル」としては、「C1−3アルキル」が好ましく、メチルおよびエチルがより好ましい。 “C 1-2 alkyl” means a saturated hydrocarbon group having 1 to 2 carbon atoms, and “C 1-3 alkyl” is a straight or branched chain having 1 to 3 carbon atoms. means a linear saturated hydrocarbon radical, the term "C 1-4 alkyl", carbon atoms means a 1-4 linear or branched saturated hydrocarbon group, "C 1- “ 6 alkyl” means a linear or branched saturated hydrocarbon group having 1 to 6 carbon atoms. Specific examples of “C 1-2 alkyl” include methyl and ethyl, and specific examples of “C 1-3 alkyl” include propyl and isopropyl in addition to the above, and “C 1-4 alkyl”. Specific examples of "" include butyl, isobutyl, sec-butyl and tert-butyl in addition to the above. Specific examples of "C 1-6 alkyl" include pentyl, isopentyl, neopentyl, 1 -Ethylpropyl, hexyl, and their structural isomers. As the “C 1-6 alkyl” or “C 1-4 alkyl”, “C 1-3 alkyl” is preferable, and methyl and ethyl are more preferable.
「C3−7シクロアルキル」とは、炭素数3〜7個を有する、環状の非芳香族性炭化水素基(飽和炭化水素基および一部不飽和炭化水素基)を意味し、「C3−10シクロアルキル」とは、炭素数3〜10個を有する、環状の非芳香族性炭化水素基(飽和炭化水素基および一部不飽和炭化水素基)を意味する。「C3−7シクロアルキル」および「C3−10シクロアルキル」には、架橋したものも含まれる。「C3−7シクロアルキル」の具体例としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、シクロヘプチル等が挙げられる。「C3−10シクロアルキル」の具体例としては、上記に加えて、シクロオクチル、アダマンチル等が挙げられ、好ましくは、「C3−7シクロアルキル」である。 “C 3-7 cycloalkyl” means a cyclic non-aromatic hydrocarbon group (saturated hydrocarbon group and partially unsaturated hydrocarbon group) having 3 to 7 carbon atoms, and “C 3 “ -10 cycloalkyl” means a cyclic non-aromatic hydrocarbon group (saturated hydrocarbon group and partially unsaturated hydrocarbon group) having 3 to 10 carbon atoms. “C 3-7 cycloalkyl” and “C 3-10 cycloalkyl” also include bridged ones. Specific examples of “C 3-7 cycloalkyl” include cyclopropyl, cyclobutyl, cyclopentyl, cyclohexyl, cyclopentenyl, cyclohexenyl, cycloheptyl and the like. Specific examples of “C 3-10 cycloalkyl” include cyclooctyl, adamantyl and the like in addition to the above, preferably “C 3-7 cycloalkyl”.
前記「C3−7シクロアルキル」および「C3−10シクロアルキル」には、それぞれ、「C3−7シクロアルキル」および「C3−10シクロアルキル」と、ベンゼン環または5員もしくは6員の窒素、硫黄または酸素から選ばれるヘテロ原子を1個、または同一または異なって2個以上(例えば2〜4個)含有する環(例えば、下記で説明する「5または6員の単環式ヘテロアリール」、および下記で説明する「3〜7員の非芳香族複素環」のうち5または6員の環)とが縮環した2環式の基も包含される。該基の具体例としては、例えば、下記式で表される基等が挙げられる。
「C6−10アリール」とは、炭素数6〜10個を有する芳香族炭化水素基を意味する。好ましくはフェニルである。「C6−10アリール」の具体例としては、例えば、フェニル、1−ナフチルまたは2−ナフチル等が挙げられる。 “C 6-10 aryl” means an aromatic hydrocarbon group having 6 to 10 carbon atoms. Preferred is phenyl. Specific examples of “C 6-10 aryl” include phenyl, 1-naphthyl, 2-naphthyl and the like.
前記「C6−10アリール」には、「フェニル」と、窒素、硫黄または酸素から選ばれるヘテロ原子を1個、または同一または異なって2個以上(例えば2〜4個)含有する5もしくは6員の環(例えば、下記で説明する「5または6員の単環式ヘテロアリール」、下記で説明する「3〜7員の非芳香族複素環」のうち5または6員の環)、または5〜7員のシクロアルキル環(例えばシクロペンタン、シクロヘキサンまたはシクロヘプタン)とが縮環した基も包含される。該基の具体例としては、例えば、下記式で表される基等が挙げられる。
「5〜12員のヘテロアリール」とは、環を構成する原子として炭素に加えて、窒素、硫黄または酸素から選ばれるヘテロ原子を1個、または同一または異なって2個以上(例えば2〜4個)含有する単環式もしくは多環式の5〜12員の芳香族基を意味し、好ましくは、「5または6員の単環式ヘテロアリール」である。「5または6員の単環式ヘテロアリール」とは、「5〜12員のヘテロアリール」のうち単環式の5または6員の芳香族基を意味する。 The term “5- to 12-membered heteroaryl” refers to one heteroatom selected from nitrogen, sulfur or oxygen in addition to carbon as a ring-constituting atom, or two or more (for example, 2-4) Means a monocyclic or polycyclic 5- to 12-membered aromatic group contained therein, preferably "5- or 6-membered monocyclic heteroaryl". The “5- or 6-membered monocyclic heteroaryl” means a monocyclic 5- or 6-membered aromatic group in the “5- to 12-membered heteroaryl”.
前記「5〜12員のヘテロアリール」における多環式ヘテロアリールとしては、具体的には同一または異なる二つの単環式へテロアリールが縮環したもの、あるいは単環式へテロアリールと芳香環(例えばベンゼンなど)または非芳香族環(例えばシクロヘキサンなど)とが縮環したものが挙げられる。
「5〜12員のヘテロアリール」の具体例としては、下記式で表される基が挙げられる。好ましい「5〜12員のヘテロアリール」としては、ピラゾリル、イミダゾリル、ピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニルが挙げられる。別の実施態様では、好ましくは、ベンゾフラニル(結合位置は、ヘテロアリール(フラン)環上)、ピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニルが挙げられる。なお「5または6員の単環式ヘテロアリール」の具体例は、下記式で表される基のうち単環のものである。
Specific examples of “5- to 12-membered heteroaryl” include groups represented by the following formulae. Preferred “5- to 12-membered heteroaryl” include pyrazolyl, imidazolyl, pyridyl, pyrimidinyl, pyrazinyl, pyridazinyl. In another embodiment, benzofuranyl (the bonding position is on the heteroaryl (furan) ring), pyridyl, pyrimidinyl, pyrazinyl, pyridazinyl is preferable. A specific example of “5- or 6-membered monocyclic heteroaryl” is a monocyclic group among the groups represented by the following formulae.
「3〜7員の非芳香族複素環」とは、環を構成する原子として炭素に加えて、窒素、酸素および硫黄から選択されるヘテロ原子を1個、または同一または異なって2個以上(例えば、2〜4個、好ましくは、2〜3個)有する、3〜7員の環状の基を意味する。該複素環は、非芳香族性であり、飽和または部分不飽和のいずれであってもよい。好ましくは飽和複素環であり、より好ましくは5員もしくは6員の飽和複素環である。「3〜7員の非芳香族複素環」の具体例としては、オキセタニル、アゼチジニル、ピラニル、テトラヒドロフリル、ピロリジニル、ピラゾリジニル、イミダゾリジニル、ピペリジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ジオキソチオモルホリニル、ヘキサメチレンイミニル、オキサゾリジニル、チアゾリジニル、イミダゾリジニル、オキソイミダゾリジニル、ジオキソイミダゾリジニル、オキソオキサゾリジニル、ジオキソオキサゾリジニル、ジオキソチアゾリジニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロピリジニル等が挙げられる。好ましくは、ピラニル、テトラヒドロフリル、ピロリジニル、ピぺリジニル、モルホリニルである。 The “3- to 7-membered non-aromatic heterocycle” means one or more heteroatoms selected from nitrogen, oxygen and sulfur, or the same or different, in addition to carbon as atoms constituting the ring ( For example, it means a 3- to 7-membered cyclic group having 2 to 4, preferably 2 to 3. The heterocycle is non-aromatic and may be either saturated or partially unsaturated. A saturated heterocyclic ring is preferable, and a 5- or 6-membered saturated heterocyclic ring is more preferable. Specific examples of “3- to 7-membered non-aromatic heterocycle” include oxetanyl, azetidinyl, pyranyl, tetrahydrofuryl, pyrrolidinyl, pyrazolidinyl, imidazolidinyl, piperidinyl, morpholinyl, thiomorpholinyl, dioxothiomorpholinyl, hexamethyleneiminyl , Oxazolidinyl, thiazolidinyl, imidazolidinyl, oxoimidazolidinyl, dioxoimidazolidinyl, oxooxazolidinyl, dioxooxazolidinyl, dioxothiazolidinyl, tetrahydropyranyl, tetrahydropyridinyl, etc. . Pyranyl, tetrahydrofuryl, pyrrolidinyl, piperidinyl and morpholinyl are preferred.
前記「3〜7員の非芳香族複素環」は、該3〜7員の非芳香族複素環がベンゼンまたは6員のヘテロアリール(例えばピリジン、ピリミジンまたはピリダジンなど)と縮合し環を形成した場合も包含する。具体例としては、ジヒドロインドリル、ジヒドロイソインドリル、ジヒドロプリニル、ジヒドロチアゾロピリミジニル、ジヒドロベンゾジオキサニル、イソインドリニル、インダゾリル、ピロロピリジニル、テトラヒドロキノリニル、デカヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、デカヒドロイソキノリニル、テトラヒドロナフチリジニル、テトラヒドロピリドアゼピニル等が挙げられる。 The “3- to 7-membered non-aromatic heterocyclic ring” is a ring formed by condensing the 3- to 7-membered non-aromatic heterocyclic ring with benzene or a 6-membered heteroaryl (for example, pyridine, pyrimidine, pyridazine, etc.). Including cases. Specific examples include dihydroindolyl, dihydroisoindolyl, dihydropurinyl, dihydrothiazolopyrimidinyl, dihydrobenzodioxanyl, isoindolinyl, indazolyl, pyrrolopyridinyl, tetrahydroquinolinyl, decahydroquinolinyl, tetrahydroisoquinolinyl , Decahydroisoquinolinyl, tetrahydronaphthyridinyl, tetrahydropyridazepinyl and the like.
「C1−2アルコキシ」とは、前記「C1−2アルキル」で置換されたオキシ基を意味し、「C1−4アルコキシ」とは、前記「C1−4アルキル」で置換されたオキシ基を意味する。「C1−2アルコキシ」の具体例としては、メトキシ、エトキシが挙げられ、「C1−4アルコキシ」の具体例としては、上記に加え、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシ等が挙げられる。「C1−4アルコキシ」として好ましくは、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシが挙げられる。 “C 1-2 alkoxy” means an oxy group substituted with the above “C 1-2 alkyl”, and “C 1-4 alkoxy” is substituted with the above “C 1-4 alkyl”. Means an oxy group. Specific examples of “C 1-2 alkoxy” include methoxy and ethoxy. Specific examples of “C 1-4 alkoxy” include, in addition to the above, propoxy, isopropoxy, butoxy, isobutoxy, sec-butoxy, Examples thereof include tert-butoxy. “C 1-4 alkoxy” is preferably methoxy, ethoxy or isopropoxy.
「C3−7シクロアルコキシ」とは、前記「C3−7シクロアルキル」で置換されたオキシ基を意味する。「C3−7シクロアルコキシ」の具体例としては、シクロプロピルオキシ、シクロブチルオキシ、シクロペンチルオキシ、シクロヘキシルオキシ等が挙げられる。好ましくは、シクロヘキシルオキシである。「C5−6シクロアルコキシ」とは、「C3−7シクロアルコキシ」における炭素数が5または6のシクロアルコキシである。 “C 3-7 cycloalkoxy” means an oxy group substituted with the above “C 3-7 cycloalkyl”. Specific examples of “C 3-7 cycloalkoxy” include cyclopropyloxy, cyclobutyloxy, cyclopentyloxy, cyclohexyloxy and the like. Preferred is cyclohexyloxy. “C 5-6 cycloalkoxy” is cycloalkoxy having 5 or 6 carbon atoms in “C 3-7 cycloalkoxy”.
「C6−10アリールオキシ」とは、前記「C6−10アリール」で置換されたオキシ基を意味する。「C6−10アリールオキシ」の具体例としては、例えばフェニルオキシ、ナフチルオキシ等が挙げられ、好ましくはフェニルオキシである。 “C 6-10 aryloxy” means an oxy group substituted with the above “C 6-10 aryl”. Specific examples of “C 6-10 aryloxy” include, for example, phenyloxy, naphthyloxy and the like, preferably phenyloxy.
「5〜12員のヘテロアリールオキシ」とは、前記「5〜12員のヘテロアリール」で置換されたオキシ基を意味する。「5〜12員のヘテロアリールオキシ」の具体例としては、例えばピリジルオキシ、イミダゾリルオキシまたはフリルオキシ等が挙げられ、好ましくはピリジルオキシである。 The “5- to 12-membered heteroaryloxy” means an oxy group substituted with the “5- to 12-membered heteroaryl”. Specific examples of “5- to 12-membered heteroaryloxy” include, for example, pyridyloxy, imidazolyloxy, furyloxy and the like, preferably pyridyloxy.
「C1−4アルキルアミノ」とは、1または2個の前記「C1−4アルキル」で置換されたアミノ基を意味する。「C1−4アルキルアミノ」の具体例としては、メチルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、ブチルアミノ、イソブチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、エチルメチルアミノ等が挙げられる。好ましくは、メチルアミノ、ジメチルアミノである。 “C 1-4 alkylamino” means an amino group substituted with one or two “C 1-4 alkyl”. Specific examples of “C 1-4 alkylamino” include methylamino, ethylamino, propylamino, isopropylamino, butylamino, isobutylamino, dimethylamino, diethylamino, ethylmethylamino and the like. Preferred are methylamino and dimethylamino.
「C3−7シクロアルキルアミノ」とは、1または2個の前記「C3−7シクロアルキル」で置換されたアミノ基を意味する。「C3−7シクロアルキルアミノ」の具体例としては、シクロプロピルアミノ、シクロブチルアミノ、シクロペンチルアミノ、シクロヘキシルアミノ、ジシクロプロピルアミノ等が挙げられる。好ましくは、シクロヘキシルアミノである。 “C 3-7 cycloalkylamino” means an amino group substituted with 1 or 2 of the above “C 3-7 cycloalkyl”. Specific examples of “C 3-7 cycloalkylamino” include cyclopropylamino, cyclobutylamino, cyclopentylamino, cyclohexylamino, dicyclopropylamino and the like. Preferred is cyclohexylamino.
「C1−4アルキルスルホニル」とは、前記「C1−4アルキル」で置換されたスルホニル基を意味する。「C1−4アルキルスルホニル」の具体例としては、例えば、メチルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、ブチルスルホニル等が挙げられ、好ましくはメチルスルホニルである。 “C 1-4 alkylsulfonyl” means a sulfonyl group substituted with the above “C 1-4 alkyl”. Specific examples of “C 1-4 alkylsulfonyl” include, for example, methylsulfonyl, ethylsulfonyl, propylsulfonyl, isopropylsulfonyl, butylsulfonyl and the like, preferably methylsulfonyl.
「C1−4アルキルチオ」とは、前記「C1−4アルキル」で置換されたチオ基を意味する。「C1−4アルキルチオ」の具体例としては、例えば、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ等が挙げられ、好ましくはメチルチオである。 “C 1-4 alkylthio” means a thio group substituted with the above “C 1-4 alkyl”. Specific examples of “C 1-4 alkylthio” include, for example, methylthio, ethylthio, propylthio, isopropylthio, butylthio and the like, preferably methylthio.
前記式(I)で表される本発明の化合物を更に具体的に開示するため、式(I)において用いられる各種記号につき、その好適な具体例を挙げて更に詳細に説明する。 In order to more specifically disclose the compound of the present invention represented by the formula (I), the various symbols used in the formula (I) will be described in more detail with suitable specific examples.
好ましいR1a、R1b、R1cおよびR1dとしては、各々独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4アルキルアミノ(該アルキル、該アルコキシおよび該アルキルアミノにおけるアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルコキシ、C3−7シクロアルキルアミノ(該シクロアルキル、該シクロアルコキシおよび該シクロアルキルアミノにおけるシクロアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキルおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、C6−10アリール、C6−10アリールオキシ、5〜12員のヘテロアリールまたは5〜12員のヘテロアリールオキシ、(該アリールおよび該アリールオキシにおけるアリール部分ならびに該ヘテロアリールおよび該ヘテロアリールオキシにおけるヘテロアリール部分は、各々独立して、ハロゲン、シアノ、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキルチオおよび置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキルスルホニルからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)が挙げられる。但し、R1a、R1b、R1cまたはR1dの少なくとも1つは上記のC6−10アリール、C6−10アリールオキシ、5〜12員のヘテロアリールまたは5〜12員のヘテロアリールオキシである。 Preferred R 1a , R 1b , R 1c and R 1d are each independently hydrogen, halogen, cyano, C 1-4 alkyl, C 1-4 alkoxy, C 1-4 alkylamino (the alkyl, alkoxy And the alkyl moiety in the alkylamino is each independently C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, hydroxyl group, and substituent group A C 3-7 cycloalkyl which may be substituted with 1 to 3 substituents independently selected from group B, and 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B It consists of a C 3-7 cycloalkoxy which may be substituted and a 3- to 7-membered non-aromatic heterocyclic ring which may be substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B Select independent of group Are optionally substituted with 1-3 substituents), C 3-7 cycloalkyl, C 3-7 cycloalkoxy, C 3-7 cycloalkylamino (said cycloalkyl, said cycloalkoxy and said cycloalkyl The cycloalkyl moiety in amino is independently C 1-4 alkyl which may be substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, hydroxyl group and substituent group A, substituent group C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from A, substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B is independently selected from 1-3 of the group consisting of which may C 3-7 also be cycloalkoxy substituted with a substituent is also selected optionally C 3-7 independently cycloalkyl, and substituent group B, 1-3 May be substituted with a substituent), C 6-10 aryl, C 6-10 aryloxy, 5- to 12-membered heteroaryl or 5- to 12-membered heteroaryloxy, in (the aryl and the aryloxy The aryl moiety and the heteroaryl moiety in the heteroaryl and heteroaryloxy may be each independently substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, cyano, and substituent group A. Good C 1-4 alkyl, C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group A, 1 independently selected from substituent group B to three may be substituted with a substituent C 3-7 cycloalkyl, optionally substituted with 1-3 substituents independently selected from substituent group B C 3 7 cycloalkoxy, non-aromatic heterocyclic ring having 1 to 3 substituents may 3-7 membered optionally substituted with groups independently selected from substituent group B, are independently selected from substituent group A that 1-3 substituents may be substituted with 1-3 substituents independently selected from which it may also be C 1-4 alkylthio and substituent group a substituted by a group C 1-4 And may be substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of alkylsulfonyl). Provided that at least one of R 1a , R 1b , R 1c or R 1d is the above C 6-10 aryl, C 6-10 aryloxy, 5-12 membered heteroaryl or 5-12 membered heteroaryloxy. is there.
より好ましいR1a、R1b、R1cおよびR1dとしては、各々独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ(該アルキルおよびアルコキシにおけるアルキル部分は、各々独立して、1〜3個の同一もしくは異なるハロゲンで置換されていてもよい)、C6−10アリール、C6−10アリールオキシ、5〜12員のヘテロアリールまたは5〜12員のヘテロアリールオキシ、(該アリールおよびアリールオキシにおけるアリール部分ならびに該ヘテロアリールおよびヘテロアリールオキシにおけるヘテロアリール部分は、各々独立して、ハロゲン、シアノ、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシおよび置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキルスルホニルからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)が挙げられる。但し、R1a、R1b、R1cまたはR1dの少なくとも1つは上記のC6−10アリール、C6−10アリールオキシ、5〜12員のヘテロアリールまたは5〜12員のヘテロアリールオキシである。 More preferable R 1a , R 1b , R 1c and R 1d are each independently hydrogen, halogen, cyano, C 1-4 alkyl, C 1-4 alkoxy (wherein the alkyl and the alkyl moiety in alkoxy are each independently Optionally substituted with 1 to 3 identical or different halogens), C 6-10 aryl, C 6-10 aryloxy, 5-12 membered heteroaryl or 5-12 membered heteroaryloxy , (The aryl moiety in the aryl and aryloxy and the heteroaryl moiety in the heteroaryl and heteroaryloxy are each independently 1 to 3 substituents independently selected from halogen, cyano, substituent group A is optionally C 1-4 alkyl substituted with a group, it is independently selected from substituent group A. 1 to Consists 1-3 may be substituted with a substituent C 1-4 alkylsulfonyl independently selected from which may C 1-4 alkoxy optionally and Substituent group A substituted by substituents, Optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group). Provided that at least one of R 1a , R 1b , R 1c or R 1d is the above C 6-10 aryl, C 6-10 aryloxy, 5-12 membered heteroaryl or 5-12 membered heteroaryloxy. is there.
さらにより好ましくは、R1aおよびR1dが、水素であり、R1bおよびR1cが、各々独立して、水素、C6−10アリール、C6−10アリールオキシ、5〜12員のヘテロアリールまたは5〜12員のヘテロアリールオキシ、(該アリールおよびアリールオキシにおけるアリール部分ならびに該ヘテロアリールおよびヘテロアリールオキシにおけるヘテロアリール部分は、各々独立して、ハロゲンおよび置換されていてもよいC1−4アルキルからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)である場合が挙げられる。但し、R1bおよびR1cが同時に水素ではない。 Even more preferably, R 1a and R 1d are hydrogen and R 1b and R 1c are each independently hydrogen, C 6-10 aryl, C 6-10 aryloxy, 5-12 membered heteroaryl. Or 5- to 12-membered heteroaryloxy (the aryl moiety in the aryl and aryloxy and the heteroaryl moiety in the heteroaryl and heteroaryloxy are each independently halogen and optionally substituted C 1-4. And may be substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of alkyl). However, R 1b and R 1c are not simultaneously hydrogen.
R1a、R1b、R1cおよびR1dの別の態様として、R1aおよびR1dが、水素であり、R1bおよびR1cが、各々独立して、水素、C6−10アリールオキシまたは5〜12員のヘテロアリールオキシ(該アリールオキシにおけるアリール部分および該ヘテロアリールオキシにおけるヘテロアリール部分は、各々独立して、ハロゲンおよび置換されていてもよいC1−4アルキルからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)である場合が挙げられる。但し、R1bおよびR1cが同時に水素ではない。 In another embodiment of R 1a , R 1b , R 1c and R 1d , R 1a and R 1d are hydrogen and R 1b and R 1c are each independently hydrogen, C 6-10 aryloxy or 5 -12 membered heteroaryloxy (wherein the aryl moiety in the aryloxy and the heteroaryl moiety in the heteroaryloxy are each independently from the group consisting of halogen and optionally substituted C1-4 alkyl. And optionally substituted with 1 to 3 selected substituents). However, R 1b and R 1c are not simultaneously hydrogen.
R1a、R1b、R1cおよびR1dの別の態様として、R1aおよびR1dが、水素であり、R1bおよびR1cが、各々独立して、水素、C6−10アリールまたは5〜12員のヘテロアリール(該アリールおよ該ヘテロアリールは、各々独立して、ハロゲンおよび置換されていてもよいC1−4アルキルからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)である場合が挙げられる。但し、R1bおよびR1cが同時に水素ではない。 In another embodiment of R 1a , R 1b , R 1c and R 1d , R 1a and R 1d are hydrogen and R 1b and R 1c are each independently hydrogen, C 6-10 aryl or 5- 12-membered heteroaryl, wherein the aryl and the heteroaryl are each independently 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of halogen and optionally substituted C 1-4 alkyl And optionally substituted). However, R 1b and R 1c are not simultaneously hydrogen.
R1a、R1b、R1cおよびR1dの別の態様として、R1aおよびR1dが、水素であり、R1bまたはR1cのいずれか一方が、C6−10アリールオキシまたは5〜12員のヘテロアリールオキシ(該アリールオキシにおけるアリール部分および該ヘテロアリールオキシにおけるヘテロアリール部分は、各々独立して、ハロゲンおよび置換されていてもよいC1−4アルキルからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)であり、もう一方が水素である場合が挙げられる。 In another embodiment of R 1a , R 1b , R 1c and R 1d , R 1a and R 1d are hydrogen, and either R 1b or R 1c is C 6-10 aryloxy or 5 to 12 members. Wherein the aryl moiety in the aryloxy and the heteroaryl moiety in the heteroaryloxy are each independently selected from the group consisting of halogen and optionally substituted C 1-4 alkyl. 1 to 3 substituents), and the other is hydrogen.
R1a、R1b、R1cおよびR1dの別の態様として、R1aおよびR1dが、水素であり、R1bまたはR1cのいずれか一方が、C6−10アリールまたは5〜12員のヘテロアリール(該アリールおよ該ヘテロアリールは、各々独立して、ハロゲンおよび置換されていてもよいC1−4アルキルからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)であり、もう一方が水素である場合が挙げられる。 In another embodiment of R 1a , R 1b , R 1c and R 1d , R 1a and R 1d are hydrogen and either R 1b or R 1c is C 6-10 aryl or 5-12 membered Heteroaryl (wherein the aryl and the heteroaryl are each independently substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of halogen and optionally substituted C 1-4 alkyl; And the other is hydrogen.
R1a、R1b、R1cおよびR1dの好ましい具体例としては、水素、フッ素、塩素、メチル、エチル、イソプロピル、イソブチル、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、メトキシ、エトキシ、フェニル、2−フルオロフェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル、4−(トリフルオロメチル)フェニル、5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル、フェノキシ、3−フルオロフェノキシ、4−フルオロフェノキシ、3,4−ジフルオロフェノキシ、3,5−ジフルオロフェノキシ、4−クロロフェノキシ、4−メチルフェノキシ、4−(トリフルオロメチル)フェノキシ、4−メトキシフェノキシ、4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ、4−シアノフェノキシ、4−(メチルスルホニル)フェノキシ、(5−メチルピリジン−2−イル)オキシ、(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ、(5−フルオロピリジン−2−イル)オキシが挙げられる。 Preferred specific examples of R 1a , R 1b , R 1c and R 1d include hydrogen, fluorine, chlorine, methyl, ethyl, isopropyl, isobutyl, cyclopropyl, cyclopentyl, cyclohexyl, methoxy, ethoxy, phenyl, 2-fluorophenyl, 3-fluorophenyl, 4-fluorophenyl, 4- (trifluoromethyl) phenyl, 5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl, phenoxy, 3-fluorophenoxy, 4-fluorophenoxy, 3,4-difluorophenoxy 3,5-difluorophenoxy, 4-chlorophenoxy, 4-methylphenoxy, 4- (trifluoromethyl) phenoxy, 4-methoxyphenoxy, 4- (trifluoromethoxy) phenoxy, 4-cyanophenoxy, 4- (methyl Sulfonyl) Phenoxy, (5-methyl-2-yl) oxy, (5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl) oxy, and (5-fluoropyridin-2-yl) oxy.
R1a、R1b、R1cおよびR1dのより好ましい具体例としては、水素、フッ素、塩素、メチル、エチル、イソプロピル、イソブチル、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、メトキシ、エトキシ、フェニル、4−フルオロフェニル、4−(トリフルオロメチル)フェニル、5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル、フェノキシ、3−フルオロフェノキシ、4−フルオロフェノキシ、3,4−ジフルオロフェノキシ、3,5−ジフルオロフェノキシ、4−クロロフェノキシ、4−メチルフェノキシ、4−(トリフルオロメチル)フェノキシ、4−メトキシフェノキシ、4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ、4−シアノフェノキシ、4−(メチルスルホニル)フェノキシ、(5−メチルピリジン−2−イル)オキシ、(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ、(5−フルオロピリジン−2−イル)オキシが挙げられる。 More preferred specific examples of R 1a , R 1b , R 1c and R 1d include hydrogen, fluorine, chlorine, methyl, ethyl, isopropyl, isobutyl, cyclopropyl, cyclopentyl, cyclohexyl, methoxy, ethoxy, phenyl, 4-fluorophenyl. 4- (trifluoromethyl) phenyl, 5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl, phenoxy, 3-fluorophenoxy, 4-fluorophenoxy, 3,4-difluorophenoxy, 3,5-difluorophenoxy, 4 -Chlorophenoxy, 4-methylphenoxy, 4- (trifluoromethyl) phenoxy, 4-methoxyphenoxy, 4- (trifluoromethoxy) phenoxy, 4-cyanophenoxy, 4- (methylsulfonyl) phenoxy, (5-methylpyridine) -2-yl Oxy, (5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl) oxy, and (5-fluoropyridin-2-yl) oxy.
R1a、R1b、R1cおよびR1dのさらに好ましい具体例としては、水素、フッ素、4−(トリフルオロメチル)フェニル、5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル、3−フルオロフェノキシ、4−フルオロフェノキシ、4−クロロフェノキシ、4−メチルフェノキシ、4−(トリフルオロメチル)フェノキシ、4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ、(5−メチルピリジン−2−イル)オキシ、(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシが挙げられる。 More preferred specific examples of R 1a , R 1b , R 1c and R 1d include hydrogen, fluorine, 4- (trifluoromethyl) phenyl, 5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl, 3-fluorophenoxy, 4-fluorophenoxy, 4-chlorophenoxy, 4-methylphenoxy, 4- (trifluoromethyl) phenoxy, 4- (trifluoromethoxy) phenoxy, (5-methylpyridin-2-yl) oxy, (5- (tri Fluoromethyl) pyridin-2-yl) oxy.
R1a、R1b、R1cおよびR1dの別の態様としては、水素、フッ素、塩素、メチル、エチル、イソプロピル、イソブチル、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、メトキシ、エトキシ、フェニル、2−フルオロフェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル、4−(トリフルオロメチル)フェニル、5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル、フェノキシ、3−フルオロフェノキシ、4−フルオロフェノキシ、3,4−ジフルオロフェノキシ、3,5−ジフルオロフェノキシ、4−クロロフェノキシ、4−メチルフェノキシ、4−(トリフルオロメチル)フェノキシ、4−メトキシフェノキシ、4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ、4−シアノフェノキシ、4−(メチルスルホニル)フェノキシ、(5−メチルピリジン−2−イル)オキシ、(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ、(5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ、2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)フェニル、2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル、2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル、4−(トリフルオロメトキシ)フェニル、(5−クロロピリジン−2−イル)オキシ、2,4−ジクロロフェニル、2−クロロ−4−フルオロフェノキシ、4−クロロ−2−フルオロフェノキシ、2,4−ジクロロフェノキシが挙げられる。 Other embodiments of R 1a , R 1b , R 1c and R 1d include hydrogen, fluorine, chlorine, methyl, ethyl, isopropyl, isobutyl, cyclopropyl, cyclopentyl, cyclohexyl, methoxy, ethoxy, phenyl, 2-fluorophenyl, 3-fluorophenyl, 4-fluorophenyl, 4- (trifluoromethyl) phenyl, 5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl, phenoxy, 3-fluorophenoxy, 4-fluorophenoxy, 3,4-difluorophenoxy 3,5-difluorophenoxy, 4-chlorophenoxy, 4-methylphenoxy, 4- (trifluoromethyl) phenoxy, 4-methoxyphenoxy, 4- (trifluoromethoxy) phenoxy, 4-cyanophenoxy, 4- (methyl Sulfonyl) phenoxy , (5-methylpyridin-2-yl) oxy, (5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl) oxy, (5-fluoropyridin-2-yl) oxy, 2-methoxy-4- (trifluoro) Methyl) phenyl, 2-fluoro-4- (trifluoromethyl) phenyl, 2-chloro-4- (trifluoromethyl) phenyl, 4- (trifluoromethoxy) phenyl, (5-chloropyridin-2-yl) oxy 2,4-dichlorophenyl, 2-chloro-4-fluorophenoxy, 4-chloro-2-fluorophenoxy, and 2,4-dichlorophenoxy.
R1a、R1b、R1cおよびR1dの別の態様としては、水素、フッ素、4−(トリフルオロメチル)フェニル、5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル、3−フルオロフェノキシ、4−フルオロフェノキシ、4−クロロフェノキシ、4−メチルフェノキシ、4−(トリフルオロメチル)フェノキシ、4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ、(5−メチルピリジン−2−イル)オキシ、(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ、2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)フェニル、4−(トリフルオロメトキシ)フェニル、(5−クロロピリジン−2−イル)オキシが挙げられる。 Other embodiments of R 1a , R 1b , R 1c and R 1d include hydrogen, fluorine, 4- (trifluoromethyl) phenyl, 5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl, 3-fluorophenoxy, 4 -Fluorophenoxy, 4-chlorophenoxy, 4-methylphenoxy, 4- (trifluoromethyl) phenoxy, 4- (trifluoromethoxy) phenoxy, (5-methylpyridin-2-yl) oxy, (5- (trifluoro Methyl) pyridin-2-yl) oxy, 2-methoxy-4- (trifluoromethyl) phenyl, 4- (trifluoromethoxy) phenyl, (5-chloropyridin-2-yl) oxy.
好ましいR2およびR3としては、水素またはC1−6アルキル(該アルキルは、シアノ、ハロゲン、水酸基および置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシからなる群から独立して選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよい)が挙げられ、より好ましくは、水素または1〜5個のハロゲンで置換されていてもよいC1−6アルキルが挙げられる。 Preferable R 2 and R 3 are hydrogen or C 1-6 alkyl (the alkyl is substituted with 1 to 3 substituents independently selected from cyano, halogen, hydroxyl group and substituent group A. And may be substituted with 1 to 5 substituents independently selected from the group consisting of C 1-4 alkoxy, more preferably substituted with hydrogen or 1 to 5 halogens. C 1-6 alkyl which may be used is mentioned.
R2およびR3の好ましい具体例としては、水素、メチル、エチル、イソプロピル、イソブチル、トリフルオロメチル、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシルが挙げられ、より好ましくは、水素、メチル、エチルが挙げられる。 Preferable specific examples of R 2 and R 3 include hydrogen, methyl, ethyl, isopropyl, isobutyl, trifluoromethyl, cyclopropyl, cyclopentyl, and cyclohexyl, and more preferably hydrogen, methyl, and ethyl.
また、R2およびR3は、結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、−OR4と共に下記式(II):
上記式(II)中、
好ましいeおよびfとしては、各々独立して、1または2が挙げられる。
In the above formula (II),
Preferable e and f each independently include 1 or 2.
好ましいR5a、R5b、R5cおよびR5dとしては、各々独立して、水素またはハロゲンが挙げられる。 Preferable R 5a , R 5b , R 5c and R 5d each independently include hydrogen or halogen.
また、R2とR7が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、R3、−OR4およびR8と共に下記式(IV):
上記式(IV)中、
好ましいm1としては、0が挙げられ、好ましいm2としては、1または2が挙げられる。
好ましいjとしては、1、2または3が挙げられる。
In the above formula (IV),
Preferred m 1 includes 0, and preferred m 2 includes 1 or 2.
Preferred j is 1, 2 or 3.
好ましいR9a、R9b、R9cおよびR9dとしては、各々独立して、水素またはハロゲンが挙げられる。
好ましいR4としては、水素が挙げられる。
Preferable R 9a , R 9b , R 9c and R 9d each independently include hydrogen or halogen.
Preferable R 4 includes hydrogen.
好ましいR4としては、水素、1〜3個の同一もしくは異なるハロゲンで置換されていてもよいC1−4アルキルまたはC3−7シクロアルキル(該シクロアルキルは、ハロゲン、水酸基および置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)が挙げられ、より好ましくは、水素が挙げられる。 Preferable R 4 is hydrogen, C 1-4 alkyl which may be substituted with 1 to 3 identical or different halogens, or C 3-7 cycloalkyl (the cycloalkyl is halogen, hydroxyl group and substituent group A). Optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from And more preferably hydrogen.
R4の好ましい具体例としては、水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルが挙げられ、より好ましくは、水素、イソプロピル、シクロペンチルが挙げられ、さらにより好ましくは、水素が挙げられる。 Preferable specific examples of R 4 include hydrogen, methyl, ethyl, propyl, isopropyl, cyclopropyl, cyclobutyl, cyclopentyl and cyclohexyl, more preferably hydrogen, isopropyl and cyclopentyl, and still more preferably hydrogen. Is mentioned.
また、R3と−OR4は、結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、R2と共に下記式(III):
上記式(III)中、
好ましいhとしては、1、2または3が挙げられ、より好ましくは、2または3が挙げられる。
In the above formula (III),
Preferred h is 1, 2 or 3, more preferably 2 or 3.
好ましいR6a、R6bおよびR6cとしては、各々独立して、水素、ハロゲンまたは1〜3個の同一もしくは異なるハロゲンで置換されていてもよいC1−4アルキルが挙げられ、より好ましくは、水素が挙げられる。 Preferred R 6a , R 6b and R 6c each independently include hydrogen, halogen, or C 1-4 alkyl optionally substituted with 1 to 3 identical or different halogens, more preferably Hydrogen is mentioned.
R6a、R6bおよびR6cの好ましい具体例としては、水素、フッ素、水酸基、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメトキシが挙げられ、より好ましくは、水素、フッ素、メチルが挙げられ、さらにより好ましくは、水素が挙げられる。 Preferable specific examples of R 6a , R 6b and R 6c include hydrogen, fluorine, hydroxyl group, methyl, trifluoromethyl, methoxy, ethoxy and trifluoromethoxy, and more preferably hydrogen, fluorine and methyl. Even more preferably, hydrogen is used.
好ましいmとしては、1または2が挙げられ、
より好ましくは、1が挙げられる。
Preferred examples of m include 1 or 2.
More preferably, 1 is mentioned.
Lは、CR7R8である(mが2または3を表す場合、それぞれのCR7R8は、各々独立し、同一でも異なってもよい)。 L is CR 7 R 8 (when m represents 2 or 3, each CR 7 R 8 is independent and may be the same or different).
好ましいR7およびR8としては、水素またはC1−4アルキル(該アルキルは、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)が挙げられ、より好ましくは、水素が挙げられる。 R 7 and R 8 are preferably hydrogen or C 1-4 alkyl (wherein each alkyl is independently substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, hydroxyl group, and substituent group A) C 1-4 alkoxy which may be substituted, C 3-7 cycloalkyl which may be substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B, independently of substituent group B Optionally substituted with 1 to 3 substituents selected from C 3-7 cycloalkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B And may be substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of 3 to 7 membered non-aromatic heterocycles, more preferably hydrogen.
R7およびR8の好ましい具体例としては、水素、メチル、エチルが挙げられ、より好ましくは、水素が挙げられる。 Preferable specific examples of R 7 and R 8 include hydrogen, methyl, and ethyl, and more preferably hydrogen.
好ましい置換基群Aとしては、フッ素、塩素、水酸基、C1−2アルコキシおよびC5−6シクロアルコキシが挙げられ、より好ましくは、フッ素、水酸基およびC1−2アルコキシが挙げられる。 Preferred substituent group A includes fluorine, chlorine, hydroxyl group, C 1-2 alkoxy and C 5-6 cycloalkoxy, and more preferably fluorine, hydroxyl group and C 1-2 alkoxy.
好ましい置換基群Bとしては、フッ素、塩素、水酸基、C1−2アルキル、C1−2アルコキシおよびC5−6シクロアルコキシが挙げられ、より好ましくは、フッ素、水酸基、C1−2アルキルおよびC1−2アルコキシが挙げられる。 Preferred substituent group B includes fluorine, chlorine, hydroxyl group, C 1-2 alkyl, C 1-2 alkoxy and C 5-6 cycloalkoxy, and more preferably fluorine, hydroxyl group, C 1-2 alkyl and C 1-2 alkoxy is mentioned.
式(I)の化合物の一つの態様として、以下が挙げられる。
R1a、R1b、R1cおよびR1dが、各々独立して、水素、C6−10アリール、C6−10アリールオキシ、5〜12員のヘテロアリール、または5〜12員のヘテロアリールオキシ(該アリールおよび該アリールオキシにおけるアリール部分ならびに該ヘテロアリールおよび該ヘテロアリールオキシにおけるヘテロアリール部分は、各々独立して、ハロゲンおよび置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキルからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)であり、但し、R1a、R1b、R1cまたはR1dの少なくとも1つはC6−10アリール、C6−10アリールオキシ、5〜12員のヘテロアリールまたは5〜12員のヘテロアリールオキシであり、
R2およびR3が、各々独立して、水素またはC1−6アルキル(該アルキルは、シアノ、ハロゲン、水酸基および置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシからなる群から独立して選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよい)であり、ただし、R2およびR3が同時に水素ではなく、あるいは、
R2とR3が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、−OR4と共に式(IIa):
eおよびfは、各々独立して、1または2であり、
R4は、水素、C1−6アルキル(該アルキルは、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)またはC3−7シクロアルキル(該シクロアルキルは、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキルおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)であり、
Vは単結合または酸素原子であり、
R5a、R5b、R5cおよびR5dは、各々独立して、水素またはハロゲンである]で表される基を形成してもよく、
あるいは、R2、R3、−OR4およびLにおけるCR7R8において、R2とR7が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、R3、−OR4およびR8と共に下記式(IVa);
m1は0であり、
m2は1または2であり、jは1、2または3であり、
R3は、水素または1〜3個のハロゲンで置換されていてもよいC1−6アルキルであり、
R4は、水素または1〜3個のハロゲンで置換されていてもよいC3−7シクロアルキルであり、
R8は、水素、水酸基、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ(該アルキルおよび該アルコキシにおけるアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、C3−7シクロアルキルまたはC3−7シクロアルコキシ(該シクロアルキルおよび該シクロアルコキシにおけるシクロアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキルおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)であり、
LはCR7R8(m2が2を表す場合、それぞれのCR7R8は、各々独立し、同一でも異なってもよい)であり、
R9a、R9b、R9cおよびR9dは、各々独立して、水素またはハロゲンである]
で表される基を形成してもよく、
R4が、水素、1〜3個の同一もしくは異なるハロゲンで置換されていてもよいC1−4アルキルまたはC3−7シクロアルキル(該シクロアルキルは、ハロゲン、水酸基および置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)であり、あるいは、R3と−OR4が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、R2と共に式(IIIa):
hは、1、2または3であり、
R2は、水素、C1−6アルキル(該アルキルは、シアノ、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキルおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシからなる群から独立して選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよい)またはC3−10シクロアルキルであり、
R6a、R6bおよびR6cは、各々独立して、水素、ハロゲンまたは1〜3個の同一もしくは異なるハロゲンで置換されていてもよいC1−4アルキルである]
で表される基を形成してもよく、
mが、1または2であり、
Lが、CR7R8を表し(mが2を表す場合、それぞれのCR7R8は、各々独立し、同一でも異なってもよい)、
R7およびR8が、各々独立して、水素またはC1−4アルキル(該アルキルは、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)である化合物またはその製薬学的に許容される塩。
One embodiment of the compound of formula (I) includes the following.
R 1a , R 1b , R 1c and R 1d are each independently hydrogen, C 6-10 aryl, C 6-10 aryloxy, 5-12 membered heteroaryl, or 5-12 membered heteroaryloxy. (The aryl moiety in the aryl and the aryloxy and the heteroaryl moiety in the heteroaryl and the heteroaryloxy are each independently 1 to 3 substituents independently selected from halogen and substituent group A; And optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of C 1-4 alkyl which may be substituted with R 1a , R 1b , R 1c. or at least one C 6-10 aryl, C 6-10 aryloxy of R 1d, 5-12 membered heteroaryl or 5-12 membered heteroaryl A reel oxy,
R 2 and R 3 are each independently hydrogen or C 1-6 alkyl (wherein the alkyl is substituted with 1 to 3 substituents independently selected from cyano, halogen, hydroxyl group and substituent group A) Optionally substituted with 1 to 5 substituents independently selected from the group consisting of C 1-4 alkoxy which may be substituted), provided that R 2 and R 3 are not simultaneously hydrogen Or
R 2 and R 3 together with the carbon atom to which each is attached form a ring, together with —OR 4 for formula (IIa):
e and f are each independently 1 or 2,
R 4 represents hydrogen, C 1-6 alkyl (wherein the alkyl is C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, hydroxyl group, and substituent group A) , C 3-7 cycloalkyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B, 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B 3- to 7-membered non-aromatic heterocycle optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from C 3-7 cycloalkoxy optionally substituted with a group and substituent group B Optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of: C 3-7 cycloalkyl (wherein the cycloalkyl is independently of halogen, hydroxyl, substituent group A) C 1-4 a which may be substituted with 1 to 3 substituents selected Alkyl, C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group A, 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B from the group consisting of one to three optionally substituted with a substituent C 3-7 cycloalkoxy independently selected from which may C 3-7 also be cycloalkyl and substituent group B substituted by a group Optionally substituted with 1 to 3 independently selected substituents),
V is a single bond or an oxygen atom,
R 5a , R 5b , R 5c and R 5d are each independently hydrogen or halogen, and may form a group represented by:
Alternatively, in CR 7 R 8 in R 2 , R 3 , —OR 4 and L, R 2 and R 7 together with the carbon atoms to which they are attached form a ring, R 3 , —OR 4 and Together with R 8 the following formula (IVa);
m 1 is 0,
m 2 is 1 or 2, j is 1, 2 or 3,
R 3 is hydrogen or C 1-6 alkyl optionally substituted with 1 to 3 halogens;
R 4 is hydrogen or C 3-7 cycloalkyl optionally substituted with 1 to 3 halogens;
R 8 represents hydrogen, a hydroxyl group, C 1-4 alkyl, C 1-4 alkoxy (the alkyl and the alkyl moiety in the alkoxy are each independently selected from halogen, hydroxyl group, and substituent group A) C 1-3 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents, C 3-7 cyclo optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B Alkyl, C 3-7 cycloalkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B and 1 to 3 independently selected from Substituent Group B Optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of 3 to 7 membered non-aromatic heterocycles optionally substituted with substituents), C 3-7 cyclo alkyl or C 3-7 cycloalkoxy (said Shikuroa Cycloalkyl moiety in kills and said cycloalkoxy, each independently, halogen, hydroxyl, 1-3 is optionally C 1-4 alkyl substituted with a substituent independently selected from substituent group A , C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group A, 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B in independently from the group consisting of optionally substituted C 3-7 also be cycloalkyl and optionally substituted with 1-3 substituents independently selected from substituent group B C 3-7 cycloalkoxy Optionally substituted with 1 to 3 substituents selected from
L is CR 7 R 8 (when m 2 represents 2, each CR 7 R 8 may be independent and the same or different).
R 9a , R 9b , R 9c and R 9d are each independently hydrogen or halogen]
May form a group represented by
R 4 is hydrogen, C 1-4 alkyl or C 3-7 cycloalkyl optionally substituted with 1 to 3 identical or different halogens (the cycloalkyl is independent of halogen, hydroxyl and substituent group A) Optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents. Or R 3 and —OR 4 together with the carbon atoms to which they are attached form a ring, together with R 2 of formula (IIIa):
h is 1, 2 or 3;
R 2 is hydrogen, C 1-6 alkyl (the alkyl may be cyano, halogen, hydroxyl, optionally substituted with 1-3 substituents independently selected from substituent group A C 1- 4 alkoxy, C 3-7 cycloalkyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B and 1 to 3 independently selected from substituent group B Or optionally substituted with 1 to 5 substituents independently selected from the group consisting of C 3-7 cycloalkoxy optionally substituted with C 3-10 cycloalkyl. ,
R 6a , R 6b and R 6c are each independently hydrogen, halogen or C 1-4 alkyl optionally substituted with 1 to 3 identical or different halogens]
May form a group represented by
m is 1 or 2,
L represents CR 7 R 8 (when m represents 2, each CR 7 R 8 may be independent and may be the same or different);
R 7 and R 8 are each independently hydrogen or C 1-4 alkyl (wherein the alkyl is substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, hydroxyl group, substituent group A) Optionally selected from C 1-4 alkoxy, C 3-7 cycloalkyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B, independently selected from substituent group B Optionally substituted with 1 to 3 substituents selected from C 3-7 cycloalkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B 3 Or a pharmaceutically acceptable salt thereof, which may be substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of 7-membered non-aromatic heterocycles.
式(I)の化合物の別の態様として、以下が挙げられる。
R1aおよびR1dが、水素であり、R1bまたはR1cの少なくとも1つがC6−10アリール、C6−10アリールオキシ、5〜12員のヘテロアリールまたは5〜12員のヘテロアリールオキシ(該アリールおよび該アリールオキシにおけるアリール部分ならびに該ヘテロアリールおよび該ヘテロアリールオキシにおけるヘテロアリール部分は、各々独立して、ハロゲンおよび置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキルからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)であり、
R2およびR3が、各々独立して、1〜5個の同一もしくは異なるハロゲンで置換されていてもよいC1−6アルキルであり、あるいは、R2とR3が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、−OR4と共に式(IIb):
eおよびfは、各々独立して、1または2であり、
R4は、水素、C1−6アルキル(該アルキルは、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)またはC3−7シクロアルキル(該シクロアルキルは、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキルおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)であり、
Vは、単結合または酸素原子であり、
R5a、R5b、R5cおよびR5dは、各々独立して、水素またはハロゲンである]
で表される基を形成してもよく、あるいは、
R2、R3、−OR4およびLにおけるCR7R8において、R2とR7が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、R3、−OR4およびR8と共に下記式(IVa);
m1は0であり、
m2は1または2であり、
jは1または2であり、
R3は水素またはC1−4アルキルであり、
R4は水素であり、
R8は水素またはC1−4アルキルであり、
LはCR7R8(m2が2を表す場合、それぞれのCR7R8は、各々独立し、同一でも異なってもよい)であり、
R9a、R9b、R9cおよびR9dは、各々独立して、水素またはハロゲンである]
で表される基を形成してもよく、
R4が、水素、1〜3個の同一もしくは異なるハロゲンで置換されていてもよいC1−4アルキルまたは1〜3個の同一もしくは異なるハロゲンで置換されていてもよいC3−7シクロアルキルであり、あるいは、
R3と−OR4が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、R2と共に式(IIIa):
hは、1、2または3であり、
R2は、水素または1〜3個の同一もしくは異なるハロゲンで置換されていてもよいC1−4アルキルであり、
R6a、R6bおよびR6cは、各々独立して、水素、ハロゲンまたは1〜3個の同一もしくは異なるハロゲンで置換されていてもよいC1−4アルキルである]
で表される基を形成してもよく、
mが、1または2であり、
Lが、CR7R8を表し(mが2を表す場合、それぞれのCR7R8は、各々独立し、同一でも異なってもよい)、
R7およびR8が、各々独立して、水素または1〜3個の同一もしくは異なるハロゲンで置換されていてもよいC1−4アルキルである化合物またはその製薬学的に許容される塩。
The following is mentioned as another aspect of the compound of a formula (I).
R 1a and R 1d are hydrogen and at least one of R 1b or R 1c is C 6-10 aryl, C 6-10 aryloxy, 5-12 membered heteroaryl or 5-12 membered heteroaryloxy ( The aryl moiety in the aryl and the aryloxy and the heteroaryl moiety in the heteroaryl and the heteroaryloxy are each independently 1 to 3 substituents independently selected from halogen and substituent group A. Optionally substituted by 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of optionally substituted C 1-4 alkyl),
R 2 and R 3 are each independently C 1-6 alkyl optionally substituted with 1 to 5 identical or different halogens, or R 2 and R 3 are each a carbon to which they are bonded. Together with the atoms to form a ring and together with —OR 4 the formula (IIb)
e and f are each independently 1 or 2,
R 4 represents hydrogen, C 1-6 alkyl (wherein the alkyl is C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, hydroxyl group, and substituent group A) , C 3-7 cycloalkyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B, 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B 3- to 7-membered non-aromatic heterocycle optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from C 3-7 cycloalkoxy optionally substituted with a group and substituent group B Optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of: C 3-7 cycloalkyl (wherein the cycloalkyl is independently of halogen, hydroxyl, substituent group A) C 1-4 a which may be substituted with 1 to 3 substituents selected Alkyl, C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group A, 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B from the group consisting of one to three optionally substituted with a substituent C 3-7 cycloalkoxy independently selected from which may C 3-7 also be cycloalkyl and substituent group B substituted by a group Optionally substituted with 1 to 3 independently selected substituents),
V is a single bond or an oxygen atom,
R 5a , R 5b , R 5c and R 5d are each independently hydrogen or halogen]
Or a group represented by:
In CR 7 R 8 in R 2 , R 3 , —OR 4 and L, R 2 and R 7 together with the carbon atom to which each is bonded form a ring, and R 3 , —OR 4 and R 8 Together with the following formula (IVa):
m 1 is 0,
m 2 is 1 or 2,
j is 1 or 2,
R 3 is hydrogen or C 1-4 alkyl;
R 4 is hydrogen;
R 8 is hydrogen or C 1-4 alkyl;
L is CR 7 R 8 (when m 2 represents 2, each CR 7 R 8 may be independent and the same or different).
R 9a , R 9b , R 9c and R 9d are each independently hydrogen or halogen]
May form a group represented by
R 4 is hydrogen, C 1-4 alkyl optionally substituted with 1 to 3 identical or different halogens or C 3-7 cycloalkyl optionally substituted with 1 to 3 identical or different halogens Or
R 3 and —OR 4 together with the carbon atoms to which they are attached form a ring, together with R 2 of formula (IIIa):
h is 1, 2 or 3;
R 2 is hydrogen or C 1-4 alkyl optionally substituted with 1 to 3 identical or different halogens;
R 6a , R 6b and R 6c are each independently hydrogen, halogen or C 1-4 alkyl optionally substituted with 1 to 3 identical or different halogens]
May form a group represented by
m is 1 or 2,
L represents CR 7 R 8 (when m represents 2, each CR 7 R 8 may be independent and may be the same or different);
A compound or a pharmaceutically acceptable salt thereof, wherein R 7 and R 8 are each independently hydrogen or C 1-4 alkyl optionally substituted with 1 to 3 identical or different halogens.
式(I)の化合物の別の態様として、以下が挙げられる。
R1aおよびR1dが、水素であり、R1bまたはR1cの一方が、フェニル、2−フルオロフェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル、4−(トリフルオロメチル)フェニル、5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル、フェノキシ、3−フルオロフェノキシ、3,4−ジフルオロフェノキシ、3,5−ジフルオロフェノキシ、4−クロロフェノキシ、4−(トリフルオロメチル)フェノキシ、4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ、4−シアノフェノキシ、4−(メチルスルホニル)フェノキシ、(5−メチルピリジン−2−イル)オキシ、(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)オキシ、(5−フルオロピリジン−2−イル)オキシ、2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)フェニル、2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル、2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル、4−(トリフルオロメトキシ)フェニル、(5−クロロピリジン−2−イル)オキシ、2,4−ジクロロフェニル、2−クロロ−4−フルオロフェノキシ、4−クロロ−2−フルオロフェノキシまたは2,4−ジクロロフェノキシであり、もう一方が、水素であり、
R2およびR3が、共にメチルであるか、あるいは、
R2とR3が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、OR4と共に下記式(IIc)
R2とR7が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、R3、−OR4およびR8と共に下記式(IVc)
R4が、水素、イソプロピルまたはシクロペンチルであるか、あるいは、
R3と−OR4が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、R2と共に式(IIIb):
mが、1であり、
Lが、CR7R8であり、
R7およびR8が、各々独立して、水素またはメチルである化合物またはその製薬学的に許容される塩。
The following is mentioned as another aspect of the compound of a formula (I).
R 1a and R 1d are hydrogen, and one of R 1b or R 1c is phenyl, 2-fluorophenyl, 3-fluorophenyl, 4-fluorophenyl, 4- (trifluoromethyl) phenyl, 5- (tri Fluoromethyl) pyridin-2-yl, phenoxy, 3-fluorophenoxy, 3,4-difluorophenoxy, 3,5-difluorophenoxy, 4-chlorophenoxy, 4- (trifluoromethyl) phenoxy, 4- (trifluoromethoxy ) Phenoxy, 4-cyanophenoxy, 4- (methylsulfonyl) phenoxy, (5-methylpyridin-2-yl) oxy, (5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl) oxy, (5-fluoropyridine- 2-yl) oxy, 2-methoxy-4- (trifluoromethyl) phenyl, 2 -Fluoro-4- (trifluoromethyl) phenyl, 2-chloro-4- (trifluoromethyl) phenyl, 4- (trifluoromethoxy) phenyl, (5-chloropyridin-2-yl) oxy, 2,4- Dichlorophenyl, 2-chloro-4-fluorophenoxy, 4-chloro-2-fluorophenoxy or 2,4-dichlorophenoxy, the other is hydrogen,
R 2 and R 3 are both methyl, or
R 2 and R 3 together with the carbon atom to which each is bonded form a ring and together with OR 4 have the following formula (IIc)
R 2 and R 7 together with the carbon atom to which each is bonded form a ring and together with R 3 , —OR 4 and R 8 have the formula (IVc)
R 4 is hydrogen, isopropyl or cyclopentyl, or
R 3 and —OR 4 together with the carbon atom to which they are attached form a ring, together with R 2 of formula (IIIb):
m is 1,
L is CR 7 R 8 ;
A compound or a pharmaceutically acceptable salt thereof, wherein R 7 and R 8 are each independently hydrogen or methyl.
本発明の化合物の製造方法について以下に述べる。式(I)で表される本発明の化合物は、例えば下記の製造法1〜5により製造することができる。 The production method of the compound of the present invention is described below. The compound of the present invention represented by the formula (I) can be produced, for example, by the following production methods 1 to 5.
製造法1:
式(I)で表される化合物のうち、R1bがORaである式(S−5)で表される化合物またはその製薬学的に許容される塩は、例えば下記の製法により製造することができる。
Of the compounds represented by the formula (I), the compound represented by the formula (S-5) wherein R 1b is OR a or a pharmaceutically acceptable salt thereof, for example, can be produced by the following production method. Can do.
工程(1−1):
本工程は式(s−1)で表されるニトロベンゼン化合物とアミン化合物とを反応させることにより、式(s−2)で表されるニトロアニリン化合物を製造する工程である。本反応で使用する塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等の無機塩基やトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、DABCO(1,4−ジアザビシクロ[2,2,2]オクタン)等の有機塩基が挙げられる。また、アミン化合物を過剰に使用する場合は塩基を用いなくてもよい。溶媒としては、THF、ジメトキシエタン、1,4−ジオキサン等のエーテル系溶媒、DMF、NMP、アセトニトリル等が挙げられる。反応時間は通常、約10分から10時間であり、反応温度は0℃から溶媒の沸点までである。
Step (1-1):
This step is a step of producing a nitroaniline compound represented by the formula (s-2) by reacting a nitrobenzene compound represented by the formula (s-1) with an amine compound. Examples of the base used in this reaction include inorganic bases such as sodium hydroxide, potassium hydroxide, potassium carbonate and cesium carbonate, triethylamine, diisopropylethylamine, DABCO (1,4-diazabicyclo [2,2,2] octane) and the like. An organic base is mentioned. Moreover, when using an amine compound excessively, it is not necessary to use a base. Examples of the solvent include ether solvents such as THF, dimethoxyethane, 1,4-dioxane, DMF, NMP, acetonitrile and the like. The reaction time is usually about 10 minutes to 10 hours, and the reaction temperature is from 0 ° C. to the boiling point of the solvent.
工程(1−2):
本工程は式(s−2)で表されるニトロアニリン化合物と水酸基を有する化合物を反応させることにより、式(s−3)で表される化合物を製造する工程である。本反応で使用する塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、水素化ナトリウム等が挙げられる。溶媒としては、THF、1,2−ジメトキシエタン、1,4−ジオキサン等のエーテル系溶媒、DMF、NMP、アセトニトリル等が挙げられる。反応時間は通常、約10分から10時間であり、反応温度は0℃から溶媒の沸点までである。
Step (1-2):
This step is a step of producing a compound represented by the formula (s-3) by reacting a nitroaniline compound represented by the formula (s-2) with a compound having a hydroxyl group. Examples of the base used in this reaction include sodium hydroxide, potassium hydroxide, potassium carbonate, cesium carbonate, sodium hydride and the like. Examples of the solvent include ether solvents such as THF, 1,2-dimethoxyethane, 1,4-dioxane, DMF, NMP, acetonitrile and the like. The reaction time is usually about 10 minutes to 10 hours, and the reaction temperature is from 0 ° C. to the boiling point of the solvent.
工程(1−3):
本工程は式(s−3)で表されるニトロ化合物を還元して式(s−4)で表されるアミノ化合物を製造する工程である。本反応の条件は通常用いられるニトロ基の還元条件が挙げられ、例えばパラジウム−炭素等による水素添加条件下での接触還元や、亜鉛、鉄等による金属還元、水素化アルミニウムリチウム等によるヒドリド還元等が挙げられる。溶媒はそれぞれの還元条件で通常用いられる溶媒が挙げられ、接触還元の場合は、メタノール、エタノール、THF、酢酸エチル等、金属還元の場合はTHF、酢酸、メタノール、エタノール等、ヒドリド還元の場合はジエチルエーテル、THF等が挙げられる。反応時間は通常、約10分から24時間であり、反応温度としては0℃から溶媒の沸点までである。
Step (1-3):
This step is a step of producing an amino compound represented by the formula (s-4) by reducing the nitro compound represented by the formula (s-3). Examples of the conditions for this reaction include commonly used nitro group reduction conditions, such as catalytic reduction under hydrogenation conditions such as palladium-carbon, metal reduction with zinc, iron, etc., hydride reduction with lithium aluminum hydride, etc. Is mentioned. Examples of the solvent include those usually used under the respective reducing conditions. In the case of catalytic reduction, methanol, ethanol, THF, ethyl acetate, etc., in the case of metal reduction, THF, acetic acid, methanol, ethanol, etc., in the case of hydride reduction. Examples include diethyl ether and THF. The reaction time is usually about 10 minutes to 24 hours, and the reaction temperature is from 0 ° C. to the boiling point of the solvent.
工程(1−4):
本工程は式(s−4)で表されるフェニレンジアミン化合物と、ギ酸又はギ酸等価体を反応させて環化を行い、式(S−5)で表される化合物を製造する工程である。ギ酸等価体としては、オルトギ酸メチル、オルトギ酸エチル等のオルトギ酸エステル類が挙げられる。本反応は触媒として、ギ酸、酢酸等の有機酸やイッテルビウムトリフラート等のルイス酸を添加してもよい。溶媒としてはメタノール、エタノール等のアルコール系溶媒が挙げられる。反応剤として用いる上述のギ酸、オルトギ酸エステル等を溶媒として用いることも可能である。反応時間は通常、約10分から24時間であり、反応温度は室温から溶媒の沸点までである。
Step (1-4):
This step is a step of producing a compound represented by the formula (S-5) by reacting a phenylenediamine compound represented by the formula (s-4) with formic acid or a formic acid equivalent to carry out cyclization. Examples of the formic acid equivalent include orthoformates such as methyl orthoformate and ethyl orthoformate. In this reaction, an organic acid such as formic acid or acetic acid or a Lewis acid such as ytterbium triflate may be added as a catalyst. Examples of the solvent include alcohol solvents such as methanol and ethanol. It is also possible to use the above-mentioned formic acid, orthoformate or the like used as a reactant as a solvent. The reaction time is usually about 10 minutes to 24 hours, and the reaction temperature is from room temperature to the boiling point of the solvent.
なお、R1a、R1b、R1cおよびR1dのいずれか1つ、又は2つ以上がORaである式(I)で表される化合物またはその製薬学的に許容される塩も上記と同様の方法で製造することができる。 In addition, any one of R 1a , R 1b , R 1c and R 1d , or a compound represented by the formula (I) wherein two or more are OR a or a pharmaceutically acceptable salt thereof is also described above. It can be manufactured by a similar method.
製造法2:
式(I)で表される化合物のうち、R4がR4a(アルキル又はシクロアルキル)である化合物(S−7)またはその製薬学的に許容される塩は、例えば下記の製法により製造することができる。
Among the compounds represented by the formula (I), the compound (S-7) in which R 4 is R 4a (alkyl or cycloalkyl) or a pharmaceutically acceptable salt thereof is produced, for example, by the following production method. be able to.
工程(2−1):
本工程は式(s−5)におけるR4が水素であるアルコール化合物(s−6)と例えばR4aX3で表される化合物を塩基存在下で反応させて、式(S−7)で表されるエーテル化合物を製造する工程である。塩基としては水素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化リチウム、ブチルリチウム、カリウムブトキシド等が挙げられる。溶媒としてはジエチルエーテル、THF等のエーテル系溶媒、DMF、NMP、ジメチルスルホキシド等が挙げられる。反応時間は通常、約10分から24時間であり、反応温度は0℃から溶媒の沸点までである。
Step (2-1):
In this step, an alcohol compound (s-6) in which R 4 in formula (s-5) is hydrogen and a compound represented by, for example, R 4a X 3 are reacted in the presence of a base to obtain a formula (S-7) It is the process of manufacturing the represented ether compound. Examples of the base include sodium hydride, potassium hydride, lithium hydride, butyl lithium, potassium butoxide and the like. Examples of the solvent include ether solvents such as diethyl ether and THF, DMF, NMP, dimethyl sulfoxide and the like. The reaction time is usually about 10 minutes to 24 hours, and the reaction temperature is from 0 ° C. to the boiling point of the solvent.
製造法3:
式(I)で表される化合物のうち、R1bがRb(アリールまたはヘテロアリール)である式(S−10)で表される化合物またはその製薬学的に許容される塩は、例えば下記の製法により製造することができる。
Of the compounds represented by the formula (I), the compound represented by the formula (S-10) in which R 1b is R b (aryl or heteroaryl) or a pharmaceutically acceptable salt thereof is, for example, It can manufacture by the manufacturing method of.
工程(3−1):
本工程は式(s−2)で表されるニトロベンゼン化合物のニトロ基を選択的に還元し、式(s−8)で表されるアミノ化合物を製造する工程である。本反応の条件としては、硫黄で被毒した白金炭素等による水素添加条件下での接触還元、亜鉛、鉄、スズ等による金属還元、水素化アルミニウムリチウム等によるヒドリド還元等が挙げられる。溶媒としてはそれぞれの反応条件で通常用いられる溶媒が挙げられ、接触還元の場合はメタノール、エタノール、THF、酢酸エチル等、金属還元の場合はTHF、酢酸、メタノール、エタノール等、ヒドリド還元の場合はジエチルエーテル、THF等が挙げられる。反応時間は通常、約10分から24時間であり、反応温度としては0℃から溶媒の沸点までである。
Step (3-1):
This step is a step for producing an amino compound represented by the formula (s-8) by selectively reducing the nitro group of the nitrobenzene compound represented by the formula (s-2). The conditions for this reaction include catalytic reduction under hydrogenation conditions such as platinum carbon poisoned with sulfur, metal reduction with zinc, iron, tin, etc., hydride reduction with lithium aluminum hydride, and the like. Examples of the solvent include solvents usually used in each reaction condition. In the case of catalytic reduction, methanol, ethanol, THF, ethyl acetate, etc. In the case of metal reduction, THF, acetic acid, methanol, ethanol, etc., in the case of hydride reduction. Examples include diethyl ether and THF. The reaction time is usually about 10 minutes to 24 hours, and the reaction temperature is from 0 ° C. to the boiling point of the solvent.
工程(3−2):
本工程は式(s−8)で表されるアミノ化合物を工程(1−4)と同様に処理し、式(s−9)で表される化合物を製造する工程である。
Step (3-2):
This step is a step of treating the amino compound represented by the formula (s-8) in the same manner as in the step (1-4) to produce a compound represented by the formula (s-9).
工程(3−3):
本工程は式(s−9)で表される化合物と、Rb基を持つボロン酸またはボロン酸エステル化合物を塩基および触媒の存在下で反応させて式(S−10)で表される化合物を製造する工程である。具体的には鈴木カップリング反応を用いる工程である。塩基としては炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、リン酸三カリウム等が挙げられる。触媒としては酢酸パラジウム、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム等が挙げられる。溶媒としては1,4−ジオキサン、トルエン、1,2−ジメトキシエタン等が挙げられる。反応時間は約30分から24時間であり、反応温度は室温から溶媒の沸点までである。
Step (3-3):
In this step, the compound represented by the formula (S-10) is reacted with a boronic acid or boronic ester compound having an R b group in the presence of a base and a catalyst. Is a process of manufacturing. Specifically, this is a process using a Suzuki coupling reaction. Examples of the base include sodium carbonate, potassium carbonate, cesium carbonate, tripotassium phosphate and the like. Examples of the catalyst include palladium acetate, tetrakis (triphenylphosphine) palladium, tris (dibenzylideneacetone) dipalladium and the like. Examples of the solvent include 1,4-dioxane, toluene, 1,2-dimethoxyethane and the like. The reaction time is about 30 minutes to 24 hours, and the reaction temperature is from room temperature to the boiling point of the solvent.
なお、R1a、R1b、R1cおよびR1dのいずれか1つ、又は2つ以上がRbである式(I)で表される化合物またはその製薬学的に許容される塩も上記と同様の方法で製造することができる。 In addition, any one of R 1a , R 1b , R 1c and R 1d , or a compound represented by the formula (I) in which two or more are R b , or a pharmaceutically acceptable salt thereof is also described above. It can be manufactured by a similar method.
製造法4:
式(I)で表される化合物のうち、R1bがRbである式(S−10)で表される化合物またはその製薬学的に許容される塩は、例えば下記の製法によっても製造することができる。
Of the compounds represented by the formula (I), the compound represented by the formula (S-10) in which R 1b is R b or a pharmaceutically acceptable salt thereof is also produced, for example, by the following production method. be able to.
工程(4−1):
本工程は式(s−9)で表される化合物とビスピナコールジボロン等のジボロン類を、触媒および塩基の存在下で反応させて式(s−11)で表されるボロン酸エステル化合物を製造する工程である。触媒としては、ジクロロ[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム等が挙げられる。塩基としては酢酸カリウム、リン酸三カリウム、炭酸カリウム等が挙げられる。溶媒としては、1,4−ジオキサン、トルエン、1,2−ジメトキシエタン等が挙げられる。反応時間は約1時間から48時間、反応温度は室温から溶媒の沸点である。
Step (4-1):
In this step, the boronic ester compound represented by the formula (s-11) is reacted with a compound represented by the formula (s-9) and diboron such as bispinacol diboron in the presence of a catalyst and a base. It is a manufacturing process. Examples of the catalyst include dichloro [1,1′-bis (diphenylphosphino) ferrocene] palladium, tetrakis (triphenylphosphine) palladium, tris (dibenzylideneacetone) dipalladium, dichlorobis (triphenylphosphine) palladium and the like. Examples of the base include potassium acetate, tripotassium phosphate, potassium carbonate and the like. Examples of the solvent include 1,4-dioxane, toluene, 1,2-dimethoxyethane and the like. The reaction time is about 1 hour to 48 hours, and the reaction temperature is from room temperature to the boiling point of the solvent.
工程(4−2):
本工程は式(s−11)で表されるボロン酸エステル化合物と、Rb基を持つハライド化合物又はトリフラート化合物(Rb−X(X:ハロゲン原子)またはCF3SO2O−Rb等)を、触媒および塩基の存在下で反応させて式(S−10)で表される化合物を製造する工程である。具体的には鈴木カップリング反応を用いる工程である。塩基としては炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、リン酸三カリウム等が挙げられる。触媒としては酢酸パラジウム、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム等が挙げられる。溶媒としては1,4−ジオキサン、トルエン、1,2−ジメトキシエタン等が挙げられる。反応時間は約30分から48時間であり、反応温度は室温から溶媒の沸点までである。
Step (4-2):
In this step, the boronic acid ester compound represented by the formula (s-11) and a halide compound or triflate compound having an R b group (R b —X (X: halogen atom), CF 3 SO 2 O—R b, etc.) ) In the presence of a catalyst and a base to produce a compound represented by formula (S-10). Specifically, this is a process using a Suzuki coupling reaction. Examples of the base include sodium carbonate, potassium carbonate, cesium carbonate, tripotassium phosphate and the like. Examples of the catalyst include palladium acetate, tetrakis (triphenylphosphine) palladium, tris (dibenzylideneacetone) dipalladium and the like. Examples of the solvent include 1,4-dioxane, toluene, 1,2-dimethoxyethane and the like. The reaction time is about 30 minutes to 48 hours, and the reaction temperature is from room temperature to the boiling point of the solvent.
なお、R1a、R1b、R1cおよびR1dのいずれか1つ、又は2つ以上がRbである式(I)で表される化合物またはその製薬学的に許容される塩も上記と同様の方法で製造することができる。 In addition, any one of R 1a , R 1b , R 1c and R 1d , or a compound represented by the formula (I) in which two or more are R b , or a pharmaceutically acceptable salt thereof is also described above. It can be manufactured by a similar method.
製造法5:
式(I)で表される化合物のうち、R1bがORaである式(S−5)で表される化合物またはその製薬学的に許容される塩は、例えば下記の製法によっても製造することができる。
Of the compounds represented by the formula (I), the compound represented by the formula (S-5) in which R 1b is OR a or a pharmaceutically acceptable salt thereof is also produced, for example, by the following production method. be able to.
工程(5−1):
本工程は式(s−12)で表される化合物に、例えば塩基の存在下Bn−X3を作用させて式(s−13)で表される化合物を製造する工程である。塩基としては炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、水素化ナトリウム等が挙げられる。Bn−X3としては、ベンジルクロリド、ベンジルブロミド等を挙げることができる。また、必要に応じて、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウム、ヨウ化テトラブチルアンモニウム、硫酸水素テトラブチルアンモニウム等を添加してもよい。溶媒としてはアセトン、アセトニトリル、THF、ジエチルエーテル、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、DMF、NMP等が挙げられる。反応時間は通常30分から24時間であり、反応温度は0℃から溶媒の沸点までである。他にもProtective Groups in Organic Synthesis等に記載の方法(条件)で、式(s−12)で表される化合物から式(s−13)で表される化合物を製造することができる。
Step (5-1):
This step is a step for preparing a formula to the compound represented by (s-12), for example, the presence Bn-X 3 of the base is reacted with the compound represented by formula (s-13). Examples of the base include sodium carbonate, potassium carbonate, cesium carbonate, sodium hydride and the like. Examples of Bn-X 3 include benzyl chloride and benzyl bromide. Moreover, you may add sodium iodide, potassium iodide, tetrabutylammonium iodide, tetrabutylammonium hydrogen sulfate, etc. as needed. Examples of the solvent include acetone, acetonitrile, THF, diethyl ether, 1,4-dioxane, 1,2-dimethoxyethane, DMF, NMP and the like. The reaction time is usually from 30 minutes to 24 hours, and the reaction temperature is from 0 ° C. to the boiling point of the solvent. In addition, the compound represented by the formula (s-13) can be produced from the compound represented by the formula (s-12) by the method (conditions) described in Protective Groups in Organic Synthesis and the like.
工程(5−2):
本工程は、式(s−14)で表される化合物を、式(s−13)で表される化合物を用い、工程(1−1)と同様の方法で製造する工程である。
Step (5-2):
This step is a step of producing the compound represented by formula (s-14) by the same method as in step (1-1) using the compound represented by formula (s-13).
工程(5−3):
本工程は、式(s−15)で表される化合物を、式(s−14)で表される化合物を用い、工程(3−1)と同様の方法(選択的にニトロ基を還元できる方法)で製造する工程である。
Step (5-3):
In this step, the compound represented by formula (s-15) is converted to the method represented by formula (s-14) in the same manner as in step (3-1) (the nitro group can be selectively reduced). Method).
工程(5−4):
本工程は、式(s−16)で表される化合物を、式(s−15)で表される化合物を用い、工程(1−4)と同様の方法で製造する工程である。
Step (5-4):
This step is a step of producing the compound represented by formula (s-16) by the same method as in step (1-4) using the compound represented by formula (s-15).
工程(5−5):
本工程は、式(s−16)で表される化合物を例えば水素添加条件下で接触還元することで水酸基の保護基を脱保護し、式(s−17)で表される化合物を製造する工程である。触媒としてはパラジウム−炭素等の不均一触媒が用いられる。水素添加条件下とは、水素雰囲気下、或いはギ酸、ギ酸アンモニウム等の存在下を意味する。溶媒としては、メタノール、エタノール、THF、酢酸エチル等が挙げられる。反応時間は30分から24時間であり、反応温度は0℃から溶媒の沸点までである。他にもProtective Groups in Organic Synthesis等に記載の方法(条件)で、式(s−16)で表される化合物から式(s−17)で表される化合物を製造することができる。
Step (5-5):
In this step, the compound represented by the formula (s-16) is deprotected by, for example, catalytic reduction under hydrogenation conditions to produce a compound represented by the formula (s-17). It is a process. As the catalyst, a heterogeneous catalyst such as palladium-carbon is used. The hydrogenation condition means a hydrogen atmosphere or the presence of formic acid, ammonium formate, or the like. Examples of the solvent include methanol, ethanol, THF, ethyl acetate and the like. The reaction time is 30 minutes to 24 hours, and the reaction temperature is from 0 ° C. to the boiling point of the solvent. In addition, the compound represented by the formula (s-17) can be produced from the compound represented by the formula (s-16) by the method (conditions) described in Protective Groups in Organic Synthesis and the like.
工程(5−6):
本工程は、式(s−17)で表される化合物から式(S−5)で表される化合物を製造する工程であり、以下の2つの反応条件が挙げられるが、これに限定されない。
1)塩基を使用する条件として、式(S−5)で表される化合物を式(s−17)で表される化合物およびRa−X4(Raは、R1bにおける置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC6−10アリールまたは置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい5〜12員のヘテロアリールを表し、X4は、前記のX1と同じである。)を用い工程(1−2)と同様の方法で製造する工程が挙げられる。
2)触媒および塩基を使用する条件として、Ra基を持つボロン酸化合物又はハロゲン化合物を反応させる工程が挙げられる。触媒としては酢酸銅(II)、ヨウ化銅(I)、酸化銅(II)等が挙げられる。塩基としては炭酸カリウム、炭酸セシウム、水酸化カリウム、トリエチルアミン等が挙げられる。溶媒としてはクロロホルム、1,4−ジオキサン、DMF、ジメチルスルホキシド、NMP(N−メチル−2−ピロリジノン)等が挙げられる。反応時間は通常30分から24時間であり、反応温度は室温から溶媒の沸点までである。
Step (5-6):
This step is a step of producing the compound represented by the formula (S-5) from the compound represented by the formula (s-17), and includes the following two reaction conditions, but is not limited thereto.
1) As a condition for using a base, a compound represented by formula (S-5) is replaced with a compound represented by formula (s-17) and R a -X 4 (R a is substituent group A in R 1b . C 1-4 alkyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from 1, substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B C 3-7 cycloalkyl, optionally selected from C 6-10 aryl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B or independently selected from substituent group B The same as in the step (1-2), using a 5- to 12-membered heteroaryl optionally substituted with 1 to 3 substituents, wherein X 4 is the same as X 1 above. The process manufactured with a method is mentioned.
2) As a condition for using a catalyst and a base, there may be mentioned a step of reacting a boronic acid compound having a Ra group or a halogen compound. Examples of the catalyst include copper (II) acetate, copper (I) iodide, copper (II) oxide and the like. Examples of the base include potassium carbonate, cesium carbonate, potassium hydroxide, triethylamine and the like. Examples of the solvent include chloroform, 1,4-dioxane, DMF, dimethyl sulfoxide, NMP (N-methyl-2-pyrrolidinone) and the like. The reaction time is usually 30 minutes to 24 hours, and the reaction temperature is from room temperature to the boiling point of the solvent.
なお、R1a、R1b、R1cおよびR1dのいずれか1つ、又は2つ以上がORaである式(I)で表される化合物またはその製薬学的に許容される塩も上記と同様の方法で製造することができる。 In addition, any one of R 1a , R 1b , R 1c and R 1d , or a compound represented by the formula (I) wherein two or more are OR a or a pharmaceutically acceptable salt thereof is also described above. It can be manufactured by a similar method.
上述のニトロ基の還元(工程(1−3)、工程(3−1)、工程(5−3))および続く環化反応(工程(1-4)、工程(3−2)、工程(5−4))は、例えば(s−3)または(s−14)の還元反応の際にさらにギ酸またはオルトギ酸エステル等のギ酸等価体を添加しておくことで、連続して進行させることが可能であり、1ステップで環化した(S−5)や(s−9)、(s−16)を製造する事ができる。その際の反応時間は10分から12時間であり、反応温度は室温から溶媒の沸点までである。 Reduction of the nitro group (step (1-3), step (3-1), step (5-3)) and subsequent cyclization reaction (step (1-4), step (3-2), step ( 5-4)) can proceed continuously by adding a formic acid equivalent such as formic acid or orthoformate during the reduction reaction of (s-3) or (s-14), for example. (S-5), (s-9), and (s-16) cyclized in one step can be produced. In this case, the reaction time is 10 minutes to 12 hours, and the reaction temperature is from room temperature to the boiling point of the solvent.
上記製造法における室温とは、具体的には10℃〜30℃を意味する。 The room temperature in the said manufacturing method specifically means 10 to 30 degreeC.
上記製造法における出発原料および中間体は、公知化合物であるか、公知化合物から公知の方法により合成することができる。また、上記製造法において、反応点以外の何れかの官能基が、説明した反応条件下で変化するか、または説明した方法を実施するのに不適切な場合は、反応点以外を保護し、反応させた後、脱保護することにより目的化合物を得ることができる。保護基としては、例えば前述のProtective Groups in Organic Synthesis等に記載されているような通常の保護基を用いることができる。具体的には、アミンの保護基としては、例えば、エトキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニル、アセチル、ベンジル等を、また水酸基の保護基としては、例えば、トリ低級アルキルシリル、アセチル、ベンジル等を挙げることができる。 The starting materials and intermediates in the above production method are known compounds, or can be synthesized from known compounds by known methods. In the above production method, if any functional group other than the reactive site changes under the described reaction conditions or is inappropriate for carrying out the described method, the other than the reactive site is protected, After the reaction, the target compound can be obtained by deprotection. As the protecting group, for example, ordinary protecting groups as described in the above-mentioned Protective Groups in Organic Synthesis can be used. Specifically, examples of the protecting group for amine include ethoxycarbonyl, tert-butoxycarbonyl, acetyl, benzyl and the like, and examples of the hydroxyl protecting group include tri-lower alkylsilyl, acetyl, benzyl and the like. Can do.
保護基の導入および脱離は、有機合成化学で常用される方法(例えば、上記のProtective Groups in Organic Synthesis参照)、あるいはそれらに準じた方法により行うことができる。 Introduction and elimination of protecting groups can be performed by methods commonly used in organic synthetic chemistry (see, for example, Protective Groups in Organic Synthesis described above) or methods based thereon.
また、上記製造方法における、中間体、または最終生成物は、その官能基を適宜変換することにより、本発明に含まれる別の化合物へ導く事もできる。官能基の変換は、通常行われる一般的方法(例えば、Comprehensive Organic Transformations, R. C. Larock著(1989年)等参照)により行うことができる。 Moreover, the intermediate body in the said manufacturing method or a final product can also be guide | induced to another compound included in this invention by changing the functional group suitably. The functional group can be converted by a commonly used general method (for example, see Comprehensive Organic Transformations, R. C. Larock (1989)).
上記各製造法における中間体および目的化合物は、有機合成化学で常用される精製法、例えば中和、濾過、抽出、洗浄、乾燥、濃縮、再結晶、各種クロマトグラフィー等によって単離精製することができる。また、中間体については、特に精製することなく次の反応に用いることも可能である。
また、光学異性体は前記製造法の適切な工程で、光学活性カラムを用いた方法、分別結晶化法等の公知の分離工程を実施することで分離することができる。また、出発原料として光学活性体を使用することもできる。
本発明の化合物は、光学異性体、立体異性体、ケトエノール体のような互変異性体、および/または幾何異性体を有する場合もあるが、本発明の化合物は、これらを含め全ての可能な異性体およびそれらの混合物を包含する。
The intermediates and target compounds in each of the above production methods can be isolated and purified by purification methods commonly used in synthetic organic chemistry, such as neutralization, filtration, extraction, washing, drying, concentration, recrystallization, and various chromatography. it can. Further, the intermediate can be used for the next reaction without any particular purification.
The optical isomers can be separated by carrying out a known separation step such as a method using an optically active column or a fractional crystallization method in an appropriate step of the production method. An optically active substance can also be used as a starting material.
The compounds of the present invention may have optical isomers, stereoisomers, tautomers such as keto enols, and / or geometric isomers, but the compounds of the present invention may contain all possible It includes isomers and mixtures thereof.
本発明の化合物は、上記の異性体に加え、式(I)で表される化合物もしくはそのプロドラッグ、またはその製薬学的に許容される塩を包含する。また、本発明の化合物またはその製薬学的に許容される塩は、水あるいは各種溶媒との付加物の形で存在することもあるが、これら付加物も包含する。さらに、本発明の化合物は、あらゆる態様の結晶形のものおよび化合物を構成する原子の一部または全部を同位体に変換した化合物(例えば、水素を重水素に変換した化合物や、12Cを14Cに変換した化合物)も包含する。 The compound of the present invention includes the compound represented by the formula (I) or a prodrug thereof, or a pharmaceutically acceptable salt thereof, in addition to the above isomer. In addition, the compound of the present invention or a pharmaceutically acceptable salt thereof may exist in the form of an adduct with water or various solvents, and these adducts are also included. Furthermore, the compounds of the present invention, a compound in which a part or by converting all isotopes of atoms constituting those and compounds of the crystalline form any aspect (for example, a compound obtained by converting hydrogen to deuterium, the 12 C 14 And compounds converted to C).
本明細書における「式(I)の化合物のプロドラッグ」なる用語は、生体内における生理条件下で酵素や胃酸等による反応により式(I)の化合物に変換される化合物、すなわち酵素的に酸化、還元、加水分解等を起こして式(I)の化合物に変化する化合物、胃酸等により加水分解を起こして式(I)の化合物に変化する化合物を意味する。 In the present specification, the term “prodrug of the compound of formula (I)” is a compound that is converted into a compound of formula (I) by a reaction with an enzyme, gastric acid or the like under physiological conditions in vivo, that is, enzymatically oxidized. It means a compound that undergoes reduction, hydrolysis or the like to change to a compound of formula (I), or a compound that undergoes hydrolysis by gastric acid or the like to change to a compound of formula (I).
「製薬学的に許容される塩」としては、例えば、塩基付加塩または酸付加塩が挙げられる。塩基付加塩としては、例えば、カリウム塩、ナトリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、N−メチルグルカミン(メグルミン)等の水溶性アミン付加塩、または有機アミンの低級アルカノールアンモニウム塩が挙げられる。酸付加塩としては、例えば、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硝酸塩、硫酸塩、硫酸水素塩、リン酸塩、酢酸塩、乳酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、酒石酸水素塩、コハク酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、グルコン酸塩、サッカラート、安息香酸塩、メタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、パラトルエンスルホン酸塩、パモエート[1,1’−メチレン−ビス−(2−ヒドロキシ−3−ナフトエート)]等の塩が挙げられる。 Examples of the “pharmaceutically acceptable salt” include base addition salts or acid addition salts. Examples of base addition salts include alkali metal salts such as potassium salts and sodium salts, alkaline earth metal salts such as calcium salts and magnesium salts, ammonium salts, and water-soluble amine addition salts such as N-methylglucamine (meglumine). Or lower alkanol ammonium salts of organic amines. Examples of acid addition salts include hydrochloride, hydrobromide, hydroiodide, nitrate, sulfate, hydrogensulfate, phosphate, acetate, lactate, citrate, tartrate, tartaric acid Hydrogen salt, succinate, maleate, fumarate, gluconate, saccharate, benzoate, methanesulfonate, ethanesulfonate, benzenesulfonate, paratoluenesulfonate, pamoate [1, 1'-methylene-bis- (2-hydroxy-3-naphthoate)] and the like.
本発明の化合物の塩は以下の方法等により取得することができる。例えば、本発明の化合物が塩の形で得られる場合には、そのまま精製すればよい。また、本発明の化合物が遊離の形で得られる場合には、適当な有機溶媒に溶解または懸濁させ、上記の塩を形成しうる酸または塩基を加えて、通常の方法により塩を形成させればよい。 The salt of the compound of the present invention can be obtained by the following method and the like. For example, when the compound of the present invention is obtained in the form of a salt, it may be purified as it is. When the compound of the present invention is obtained in a free form, it is dissolved or suspended in a suitable organic solvent, and an acid or base capable of forming the above salt is added to form a salt by a usual method. Just do it.
上記で示す製造方法で得られた式(I)の化合物は、抽出、カラムクロマトグラフィー、再結晶、再沈殿のような常法に従って単離・精製される。抽出溶媒としては、例えばジエチルエーテル、酢酸エチル、クロロホルム、ジクロロメタン、トルエン等が挙げられる。カラムクロマトグラフィーによる精製は、例えば、酸性、塩基性もしくは各種化学処理をしたシリカゲルまたはアルミナ等を用いて行われる。溶出溶媒としては、例えば、ヘキサン/酢酸エチル、ヘキサン/クロロホルム、酢酸エチル/メタノール、クロロホルム/メタノール、アセトニトリル/水、メタノール/水等が用いられる。 The compound of the formula (I) obtained by the production method shown above is isolated and purified according to a conventional method such as extraction, column chromatography, recrystallization, and reprecipitation. Examples of the extraction solvent include diethyl ether, ethyl acetate, chloroform, dichloromethane, toluene and the like. Purification by column chromatography is performed using, for example, silica gel or alumina that has been subjected to acidic, basic, or various chemical treatments. As the elution solvent, for example, hexane / ethyl acetate, hexane / chloroform, ethyl acetate / methanol, chloroform / methanol, acetonitrile / water, methanol / water and the like are used.
本発明のベンズイミダゾール環を有する新規化合物またはその製薬学的に許容される塩は、Nav1.7を阻害する特性を有し、C繊維やAδ繊維等の末梢神経が関与する痛み、しびれ感、灼熱感、鈍痛、刺痛、電撃痛等の自発痛、機械刺激や冷熱刺激に対する痛覚過敏あるいはアロディニアを伴う神経障害性疼痛、侵害受容性疼痛、炎症性疼痛、小径線維ニューロパチー、肢端紅痛症、発作性激痛症等に対する治療剤または予防剤として使用できる。ここでいう神経障害性疼痛としては、例えば糖尿病性ニューロパチー、帯状疱疹後神経痛、化学療法による神経障害、癌性疼痛、ヒト免疫不全症候群ウイルス感染性感覚神経障害、三叉神経痛、複合性局所疼痛症候群、反射性交感神経性ジストロフィー、腰部術後神経痛、幻肢痛、脊髄損傷後疼痛、遷延性術後疼痛、炎症性の脱髄性多発神経根障害、アルコール性神経障害、絞扼性末梢神経障害、医原性神経障害、突発性感覚神経障害、栄養障害による神経障害、放射線照射後神経障害、神経根障害、有毒性末梢神経障害、外傷性末梢性神経障害、腕神経叢引き抜き損傷、舌因神経痛、自己免疫性神経障害、慢性馬尾障害等が挙げられる。侵害受容性疼痛ないしは炎症性疼痛としては、腰痛、腹痛、慢性関節リウマチ、変形性関節症による疼痛、筋肉痛、急性術後痛、骨折痛、熱傷性疼痛等が挙げられる。また、本発明の化合物またはその製薬学的に許容される塩は、排尿障害に対する治療剤または予防剤としても使用できる。ここでいう排尿障害としては、頻尿、前立腺肥大による膀胱痛等が挙げられる。さらに、多発性硬化症における小脳の異常神経発火を抑える運動失調に対する治療剤または予防剤としても使用できる。さらに、本発明の化合物またはその製薬学的に許容される塩は、Nav1.7の選択的阻害活性を有することから、既存薬で問題となっている心臓や中枢神経由来の副作用を示さない薬剤になり得ると考えられる。 The novel compound having a benzimidazole ring of the present invention or a pharmaceutically acceptable salt thereof has a property of inhibiting Nav1.7, pain associated with peripheral nerves such as C fiber and Aδ fiber, numbness, Spontaneous pain such as burning, dull pain, stinging, electric shock, hyperalgesia or allodynia with mechanical or cold stimulation, nociceptive pain, inflammatory pain, small fiber neuropathy, limb redness It can be used as a therapeutic or prophylactic agent for paroxysmal acute pain and the like. Examples of neuropathic pain herein include diabetic neuropathy, postherpetic neuralgia, chemotherapy-induced neuropathy, cancer pain, human immunodeficiency syndrome virus infectious sensory neuropathy, trigeminal neuralgia, complex regional pain syndrome, Reflex sympathetic dystrophy, lumbar postoperative neuralgia, phantom limb pain, post-spinal pain, prolonged postoperative pain, inflammatory demyelinating polyradiculopathy, alcoholic neuropathy, strangulated peripheral neuropathy, medicine Neuropathy, idiopathic sensory neuropathy, neuropathy caused by nutritional disorder, post-irradiation neuropathy, radiculopathy, toxic peripheral neuropathy, traumatic peripheral neuropathy, brachial plexus withdrawal injury, lingual neuropathy Examples include autoimmune neuropathy and chronic cauda equina disorder. Examples of nociceptive pain or inflammatory pain include low back pain, abdominal pain, rheumatoid arthritis, pain due to osteoarthritis, muscle pain, acute postoperative pain, fracture pain, burn pain, and the like. The compound of the present invention or a pharmaceutically acceptable salt thereof can also be used as a therapeutic or prophylactic agent for dysuria. Examples of dysuria include frequent urination and bladder pain due to enlarged prostate. Furthermore, it can also be used as a therapeutic or prophylactic agent for ataxia that suppresses cerebellar abnormal nerve firing in multiple sclerosis. Furthermore, since the compound of the present invention or a pharmaceutically acceptable salt thereof has a selective inhibitory activity of Nav1.7, it does not show side effects derived from the heart and central nervous system, which are problems with existing drugs. It is thought that it can become.
本発明の化合物の投与経路としては、経口投与、非経口投与又は直腸内投与のいずれでもよく、その一日投与量は、化合物の種類、投与方法、患者の症状・年齢等により異なる。例えば、経口投与の場合は、通常、ヒト又は哺乳動物1kg体重当たり約0.01〜1000mg、更に好ましくは約0.1〜500mgを1〜数回に分けて投与することができる。静注等の非経口投与の場合は、通常、例えば、ヒト又は哺乳動物1kg体重当たり約0.01mg〜300mg、更に好ましくは約1mg〜100mgを投与することができる。 The administration route of the compound of the present invention may be any of oral administration, parenteral administration and rectal administration, and the daily dose varies depending on the type of compound, administration method, patient symptom / age and the like. For example, in the case of oral administration, usually about 0.01 to 1000 mg, more preferably about 0.1 to 500 mg per kg body weight of a human or mammal can be administered in 1 to several divided doses. In the case of parenteral administration such as intravenous injection, usually, for example, about 0.01 mg to 300 mg, more preferably about 1 mg to 100 mg per kg body weight of a human or mammal can be administered.
本発明化合物は、経口投与又は非経口投与により、直接又は適当な剤形を用いて製剤にし、投与することができる。剤形は、例えば、錠剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤、液剤、懸濁剤、注射剤、貼付剤、パップ剤等が挙げられるがこれに限らない。製剤は、製薬学的に許容される添加剤を用いて、公知の方法で製造される。添加剤は、目的に応じて、賦形剤、崩壊剤、結合剤、流動化剤、滑沢剤、コーティング剤、溶解剤、溶解補助剤、増粘剤、分散剤、安定化剤、甘味剤、香料等を用いることができる。具体的には、例えば、乳糖、マンニトール、結晶セルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、トウモロコシデンプン、部分α化デンプン、カルメロースカルシウム、クロスカルメロースナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、酸化チタン、タルク等が挙げられる。 The compound of the present invention can be formulated and administered by oral administration or parenteral administration, directly or using a suitable dosage form. Examples of the dosage form include, but are not limited to, tablets, capsules, powders, granules, solutions, suspensions, injections, patches, and cataplasms. The preparation is produced by a known method using a pharmaceutically acceptable additive. Additives are excipients, disintegrants, binders, fluidizers, lubricants, coating agents, solubilizers, solubilizers, thickeners, dispersants, stabilizers, sweeteners depending on the purpose. Perfumes and the like can be used. Specifically, for example, lactose, mannitol, crystalline cellulose, low-substituted hydroxypropyl cellulose, corn starch, partially pregelatinized starch, carmellose calcium, croscarmellose sodium, hydroxypropyl cellulose, hydroxypropyl methylcellulose, polyvinyl alcohol, stearin Examples include magnesium acid, sodium stearyl fumarate, polyethylene glycol, propylene glycol, titanium oxide, and talc.
本発明の化合物およびその製薬学的に許容される塩は、その作用の増強を目的として、例えば、セレコキシブ、ボルタレン、イブプロフェン、ロキソプロフェン、アセトアミノフェン、ジクロフェナク、デキサメサゾン等の非ステロイド系抗炎症薬や、トラマドール、モルヒネ、オキシコドン等のオピオイド系鎮痛薬とも組み合わせて用いることができる。また、プレガバリン、カルバマゼピン等の抗てんかん薬、エパルレスタット等のアルドース還元酵素阻害剤、リマプロスト アルファデクス等のプロスタグランジン誘導体製剤、アミトリプチリン、デュロキセチン等の抗うつ薬、抗痙攣薬、抗不安薬、ドーパミン受容体作動薬、パーキンソン病治療薬、ホルモン製剤、偏頭痛治療薬、アドレナリンβ受容体拮抗薬、認知症治療薬、気分障害治療薬等の薬剤とも組み合わせて用いることができる。本発明の化合物およびその製薬学的に許容される塩と組み合わせて用いる薬剤として好ましくは、プレガバリン、カルバマゼピン等の抗てんかん薬、アミトリプチリン、デュロキセチン等の抗うつ薬、モルヒネ、オキシコドン、トラマドール等の麻薬性鎮痛薬、アセトアミノフェン、ジクロフェナク、デキサメサゾン等の抗炎症薬、エパルレスタット等のアルドース還元酵素阻害剤、リマプロスト アルファデクス等のプロスタグランジン誘導体が挙げられる。また、その副作用抑制を目的として、制吐剤、睡眠導入剤等の薬剤と組み合わせて用いることができる。本発明の化合物及び併用薬剤の投与時期は限定されず、これらを投与対象に対し、同時に投与してもよいし、適当な間隔をおいて投与してもよい。また、本発明の化合物と併用薬剤の合剤としても良い。併用薬剤の投与量は、臨床上用いられている用量を基準として適宜選択することができる。また、本発明化合物と併用薬剤との配合比は、投与対象、投与ルート、対象疾患、症状、組み合わせ等により適宜選択することができる。例えば投与対象がヒトである場合、本発明の化合物1重量部に対し、併用薬剤を0.01〜1000重量部用いればよい。 The compounds of the present invention and pharmaceutically acceptable salts thereof are used for the purpose of enhancing their action, for example, non-steroidal anti-inflammatory drugs such as celecoxib, voltaren, ibuprofen, loxoprofen, acetaminophen, diclofenac, dexamethasone, It can also be used in combination with opioid analgesics such as tramadol, morphine and oxycodone. In addition, antiepileptic drugs such as pregabalin and carbamazepine, aldose reductase inhibitors such as epalrestat, prostaglandin derivative preparations such as limaprost alphadex, antidepressants such as amitriptyline and duloxetine, anticonvulsants, anxiolytics and dopamine receptors It can also be used in combination with drugs such as body agonists, Parkinson's disease therapeutics, hormone preparations, migraine therapeutics, adrenergic β receptor antagonists, dementia therapeutics, and mood disorder therapeutics. Preferably, the drug used in combination with the compound of the present invention and a pharmaceutically acceptable salt thereof is preferably an antiepileptic drug such as pregabalin or carbamazepine, an antidepressant drug such as amitriptyline or duloxetine, or a narcotic drug such as morphine, oxycodone or tramadol. Examples include analgesics, anti-inflammatory drugs such as acetaminophen, diclofenac, and dexamethasone, aldose reductase inhibitors such as epalrestat, and prostaglandin derivatives such as limaprost alphadex. Moreover, it can be used in combination with drugs such as antiemetics and sleep inducers for the purpose of suppressing the side effects. The administration timing of the compound of the present invention and the concomitant drug is not limited, and these may be administered simultaneously to the administration subject or may be administered at an appropriate interval. Moreover, it is good also as a mixture of the compound of this invention and a concomitant drug. The dose of the concomitant drug can be appropriately selected based on the clinically used dose. The compounding ratio of the compound of the present invention and the concomitant drug can be appropriately selected depending on the administration subject, administration route, target disease, symptom, combination and the like. For example, when the administration subject is a human, the concomitant drug may be used in an amount of 0.01 to 1000 parts by weight per 1 part by weight of the compound of the present invention.
以下に実施例および薬理試験例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが、本願発明の技術的範囲はこれら実施例等に限定されるものではない。実施例におけるシリカゲルクロマトグラフィーは、山善株式会社製のシリカゲルカラムクロマトグラフィーまたはアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いた。化合物の同定はプロトン核磁気共鳴吸収スペクトル(1H−NMR)、高速液体クロマト質量分析計;LCMS等を用いて行った。1H−NMRは、JNM−LA300(日本電子)またはJNM−AL400(日本電子)を用いて測定した。 The present invention will be described more specifically with reference to the following examples and pharmacological test examples. However, the technical scope of the present invention is not limited to these examples. For silica gel chromatography in the examples, silica gel column chromatography or amino silica gel column chromatography manufactured by Yamazen Co., Ltd. was used. The compound was identified using proton nuclear magnetic resonance absorption spectrum ( 1 H-NMR), high performance liquid chromatography / mass spectrometer; LCMS and the like. 1 H-NMR was measured using JNM-LA300 (JEOL) or JNM-AL400 (JEOL).
粉末X線回折測定は、次の条件で行った。
装置:X’pert−MPD(スペクトリス社製)
X線:Cu Kα1/45 kV/40 mA
入射スリット:15 mm(オート)/発散防止スリット:15 mm(オート)
試料板:無反射Si板
ステップサイズ:0.017°
走査範囲:4−40°(2θ)
積算時間:100秒/ステップ
The powder X-ray diffraction measurement was performed under the following conditions.
Apparatus: X'pert-MPD (Spectris)
X-ray: Cu Kα 1/45 kV / 40 mA
Entrance slit: 15 mm (automatic) / divergence prevention slit: 15 mm (automatic)
Sample plate: Non-reflective Si plate Step size: 0.017 °
Scanning range: 4-40 ° (2θ)
Integration time: 100 seconds / step
高速液体クロマト質量分析計;LCMSの測定条件は、以下の通りであり、観察された質量分析の値[MS(m/z)]をM+Hで示す。
MS detector:ACQITY SQD
HPLC:ACQITY UPLC
カラム:ACQITY BEH C18 1.7μm 2.1×50mm
流速:0.75mL/min
測定波長:254nm
移動層:A液;0.05%ギ酸水溶液
B液;アセトニトリル
タイムプログラム:
ステップ時間(分)
1 0.0−1.3 A液:B液=90:10→1:99
2 1.3−1.5 A液:B液=1:99
3 1.5−2.0 A液:B液=90:10
High-performance liquid chromatograph / mass spectrometer; LCMS measurement conditions are as follows, and the observed mass spectrometry value [MS (m / z)] is indicated by M + H.
MS detector: ACQITY SQD
HPLC: ACQITY UPLC
Column: ACQITY BEH C18 1.7 μm 2.1 × 50 mm
Flow rate: 0.75 mL / min
Measurement wavelength: 254 nm
Moving bed: Liquid A; 0.05% formic acid aqueous solution Liquid B; Acetonitrile time program:
Step time (minutes)
1 0.0-1.3 Liquid A: Liquid B = 90: 10 → 1: 99
2 1.3-1.5 Liquid A: Liquid B = 1: 99
3 1.5-2.0 Liquid A: Liquid B = 90: 10
原料化合物、反応試薬および溶媒は、特に断りのない限り、市販のものを用いるか、または公知の方法に準じて製造したものを使用した。 As the raw material compound, the reaction reagent and the solvent, commercially available ones or those produced according to known methods were used unless otherwise specified.
実施例および薬理試験例において、本明細書の記載を簡略化するために次に示すような略号を用いることもある。Me:メチル、Ac:アセチル、Ph:フェニル、THF:テトラヒドロフラン、DMF:N,N−ジメチルホルムアミド、NMP:N−メチル−2−ピロリジノン、DMAP:N,N−ジメチル−4−アミノピリジン、HEPES:2−[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニル]エタンスルホン酸、EGTA:O,O’−ビス(2−アミノエチル)エチレングリコール−N,N,N’,N’−四酢酸、AD−mix−β:ヒドロキニジン−1,4−フタラジンジイルジエーテル:炭酸カリウム:フェリシアン化カリウム:オスミウム酸カリウム二水和物=2:624:624:1のモル比で含む混合試薬、Pd/C:パラジウム−炭素、Pt−S/C:硫黄で被毒した白金−炭素、J:結合定数、s:一重線、d:二重線、t:三重線、q:四重線、dd:二重の二重線、td:三重の二重線、tt:三重の三重線、m:多重線、br:幅広い。 In the examples and pharmacological test examples, the following abbreviations may be used to simplify the description of the present specification. Me: methyl, Ac: acetyl, Ph: phenyl, THF: tetrahydrofuran, DMF: N, N-dimethylformamide, NMP: N-methyl-2-pyrrolidinone, DMAP: N, N-dimethyl-4-aminopyridine, HEPES: 2- [4- (2-hydroxyethyl) -1-piperazinyl] ethanesulfonic acid, EGTA: O, O′-bis (2-aminoethyl) ethylene glycol-N, N, N ′, N′-tetraacetic acid, AD-mix-β: Hydroquinidine-1,4-phthalazinediyl diether: potassium carbonate: potassium ferricyanide: potassium osmate dihydrate = 2: 624: 624: 1 mixed reagent containing Pd / C: palladium-carbon, Pt-S / C: platinum-carbon poisoned with sulfur, J: coupling constant, s: singlet, d: doublet, t: three Line, q: quartet, dd: double doublet, td: triple doublet, tt: triplet triplet, m: multiplet, br: broad.
実施例1:1−[6−(4−フルオロフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール(化合物1)の製造
工程(i):1−[(5−フルオロ−2−ニトロフェニル)アミノ]−2−メチルプロパン−2−オール(化合物62)の製造
化合物61(1.59g)、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オール(0.98g)、ジイソプロピルエチルアミン(5.22mL)およびDMF(50mL)の混合物を60℃で2時間攪拌した。反応混合液に水および酢酸エチル/ヘキサン(=1/1)混合液を加え目的物を有機層に抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮し、化合物62の粗生成物を製造した。
Step (i): Preparation of 1-[(5-fluoro-2-nitrophenyl) amino] -2-methylpropan-2-ol (Compound 62) Compound 61 (1.59 g), 1-amino-2-methyl A mixture of propan-2-ol (0.98 g), diisopropylethylamine (5.22 mL) and DMF (50 mL) was stirred at 60 ° C. for 2 hours. Water and ethyl acetate / hexane (= 1/1) mixture were added to the reaction mixture, and the target product was extracted into the organic layer. The organic layer was dried over anhydrous sodium sulfate and concentrated under reduced pressure to produce a crude product of compound 62.
工程(ii):1−[(5−(4−フルオロフェノキシ)−2−ニトロフェニル]アミノ)−2−メチルプロパン−2−オール(化合物63)の製造
工程(i)で得られた化合物62の粗生成物、4−フルオロフェノール(1.68g)、炭酸セシウム(6.52g)およびNMP(25mL)の混合物を100℃で2時間攪拌した。反応混合液に水および酢酸エチル/ヘキサン(=1/1)混合液を加え目的物を有機層に抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:ヘキサン/酢酸エチル=3/1)で精製し、化合物63(3.10g)を製造した。
Step (ii): Preparation of 1-[(5- (4-fluorophenoxy) -2-nitrophenyl] amino) -2-methylpropan-2-ol (Compound 63) Compound 62 obtained in Step (i) A mixture of the crude product, 4-fluorophenol (1.68 g), cesium carbonate (6.52 g) and NMP (25 mL) was stirred at 100 ° C. for 2 hours. Water and ethyl acetate / hexane (= 1/1) mixture were added to the reaction mixture, and the target product was extracted into the organic layer. The organic layer was dried over anhydrous sodium sulfate and concentrated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography (eluent: hexane / ethyl acetate = 3/1) to produce Compound 63 (3.10 g).
工程(iii):1−{[2−アミノ−5−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]アミノ)−2−メチルプロパン−2−オール(化合物64)の製造
化合物63(3.10g)、ギ酸アンモニウム(2.95g)、10%Pd/C(0.30g)およびメタノール(47mL)の混合物を50℃で2時間攪拌した。反応混合液をセライトろ過し、ろ液を減圧濃縮した。残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および酢酸エチルを加え目的物を有機層に抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:クロロホルム/メタノール=99/1)で精製し、化合物64(2.70g)を製造した。
Step (iii): Preparation of 1-{[2-amino-5- (4-fluorophenoxy) phenyl] amino) -2-methylpropan-2-ol (Compound 64) Compound 63 (3.10 g), ammonium formate (2.95 g) A mixture of 10% Pd / C (0.30 g) and methanol (47 mL) was stirred at 50 ° C. for 2 hours. The reaction mixture was filtered through celite, and the filtrate was concentrated under reduced pressure. A saturated aqueous sodium hydrogen carbonate solution and ethyl acetate were added to the residue, and the desired product was extracted into an organic layer. The organic layer was dried over anhydrous sodium sulfate and concentrated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography (eluent: chloroform / methanol = 99/1) to produce Compound 64 (2.70 g).
工程(iv):1−[6−(4−フルオロフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール(化合物1)の製造
化合物64(0.60g)、オルトギ酸トリメチル(1.73mL)およびp−トルエンスルホン酸一水和物(0.079g)の混合物を60℃で1時間攪拌した。反応混合液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および酢酸エチルを加え目的物を有機層に抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:クロロホルム/メタノール=95/5)で精製し、化合物1(0.41g)を製造した。
1H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.06 (6H, s), 4.08 (2H, s), 4.72 (1H, s), 6.87 (1H, m), 6.96-6.99 (2H, m), 7.17 (2H, m), 7.39 (1H, m), 7.62 (1H, m), 8.09 (1H, s).
XRD ; 2θ = 12.1, 13.6, 15.0, 15.2, 16.8, 18.5, 19.1, 19.6, 19.9, 20.1, 20.7, 21.8, 23.5, 24.0, 24.5, 25.2, 26.0, 26.7, 30.4, 34.8
Step (iv): Preparation of 1- [6- (4-fluorophenoxy) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylpropan-2-ol (Compound 1) Compound 64 (0.60 g), orthogi A mixture of trimethyl acid (1.73 mL) and p-toluenesulfonic acid monohydrate (0.079 g) was stirred at 60 ° C. for 1 hour. Saturated aqueous sodium hydrogen carbonate solution and ethyl acetate were added to the reaction mixture to extract the desired product into the organic layer. The organic layer was dried over anhydrous sodium sulfate and concentrated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography (eluent: chloroform / methanol = 95/5) to produce Compound 1 (0.41 g).
1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.06 (6H, s), 4.08 (2H, s), 4.72 (1H, s), 6.87 (1H, m), 6.96-6.99 (2H, m), 7.17 ( 2H, m), 7.39 (1H, m), 7.62 (1H, m), 8.09 (1H, s).
XRD; 2θ = 12.1, 13.6, 15.0, 15.2, 16.8, 18.5, 19.1, 19.6, 19.9, 20.1, 20.7, 21.8, 23.5, 24.0, 24.5, 25.2, 26.0, 26.7, 30.4, 34.8
実施例2:6−(4−フルオロフェノキシ)−1−(テトラヒドロフラン−2−イルメチル)−1H−ベンズイミダゾール(化合物2)の製造
1H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.49 (1H, m), 1.75 (2H, m), 1.94 (1H, m), 3.63 (2H, m), 4.07-4.34 (3H, m), 6.87-6.90 (1H, m), 6.97-7.02 (2H, m), 7.19 (2H, m), 7.35 (1H, m), 7.62 (1H, m), 8.14 (1H, s).
Example 2: Preparation of 6- (4-fluorophenoxy) -1- (tetrahydrofuran-2-ylmethyl) -1H-benzimidazole (Compound 2)
1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.49 (1H, m), 1.75 (2H, m), 1.94 (1H, m), 3.63 (2H, m), 4.07-4.34 (3H, m), 6.87- 6.90 (1H, m), 6.97-7.02 (2H, m), 7.19 (2H, m), 7.35 (1H, m), 7.62 (1H, m), 8.14 (1H, s).
実施例3:6−(4−フルオロフェノキシ)−1−[2−(プロパン−2−イルオキシ)エチル]−1H−ベンズイミダゾール(化合物3)の製造
1H-NMR (DMSO-d6) δ: 0.94 (6H, d, J = 6.1 Hz), 3.44 (1H, m), 3.64 (2H, t, J = 5.0 Hz), 4.30 (2H, t, J = 5.0 Hz), 6.87-7.02 (3H, m), 7.18 (2H, m), 7.32 (1H, m), 7.62 (1H, m), 8.13 (1H, s).
Example 3: Preparation of 6- (4-Fluorophenoxy) -1- [2- (propan-2-yloxy) ethyl] -1H-benzimidazole (Compound 3)
1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 0.94 (6H, d, J = 6.1 Hz), 3.44 (1H, m), 3.64 (2H, t, J = 5.0 Hz), 4.30 (2H, t, J = 5.0 Hz), 6.87-7.02 (3H, m), 7.18 (2H, m), 7.32 (1H, m), 7.62 (1H, m), 8.13 (1H, s).
実施例4:1−[2−(シクロペンチルオキシ)エチル]−6−(4−フルオロフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール(化合物4)の製造
LCMS:T=0.828, m/z=341
Example 4: Preparation of 1- [2- (cyclopentyloxy) ethyl] -6- (4-fluorophenoxy) -1H-benzimidazole (compound 4)
LCMS: T = 0.828, m / z = 341
実施例5:1−[6−(4−フルオロフェニル)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール(化合物5)の製造
工程(i):1−[(5−ブロモ−2−ニトロフェニル)アミノ]−2−メチルプロパン−2−オール(化合物67)の製造
実施例1の工程(i)における化合物61の代わりに化合物66(1.1g)を用いて、化合物67(1.20g)を製造した。
Step (i): Preparation of 1-[(5-bromo-2-nitrophenyl) amino] -2-methylpropan-2-ol (Compound 67) Compound instead of Compound 61 in Step (i) of Example 1 Compound 67 (1.20 g) was prepared using 66 (1.1 g).
工程(ii):1−[(2−アミノ−5−ブロモフェニル)アミノ]−2−メチルプロパン−2−オール(化合物68)の製造
実施例1の工程(iii)における化合物63の代わりに化合物67(1.20g)を、触媒として10%Pd/Cの代わりに3%Pt−S/C(0.24g)を用いて、化合物68(0.811g)を製造した。
Step (ii): Preparation of 1-[(2-amino-5-bromophenyl) amino] -2-methylpropan-2-ol (Compound 68) Compound instead of Compound 63 in Step (iii) of Example 1 Compound 68 (0.811 g) was prepared using 67 (1.20 g) using 3% Pt-S / C (0.24 g) instead of 10% Pd / C as the catalyst.
工程(iii):1−(6−ブロモ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール(化合物69)の製造
実施例1の工程(iv)における化合物64の代わりに化合物68(0.259g)を、p−トルエンスルホン酸一水和物の代わりに酢酸(0.060g)を用いて、化合物69(0.210g)を製造した。
Step (iii): Preparation of 1- (6-Bromo-1H-benzimidazol-1-yl) -2-methylpropan-2-ol (Compound 69) Instead of Compound 64 in Step (iv) of Example 1 Compound 69 (0.210 g) was prepared using Compound 68 (0.259 g) in place of p-toluenesulfonic acid monohydrate using acetic acid (0.060 g).
工程(iv):1−[6−(4−フルオロフェニル)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール(化合物5)の製造
化合物69(0.050g)、4−フルオロフェニルボロン酸(0.052g)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0.043g)および1,4−ジオキサン(1.0mL)の混合物を80℃で1時間攪拌した。反応混合液に水および酢酸エチルを加え、目的物を有機層に抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:クロロホルム/メタノール=99/1)で精製し、化合物5(30mg)を製造した。
1H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.11 (6H, s), 4.20 (2H, s), 4.79 (1H, s), 7.29 (2H, m), 7.45 (1H, m), 7.66-7.76 (3H, m), 7.94 (1H, s), 8.13 (1H, s).
Step (iv): Preparation of 1- [6- (4-fluorophenyl) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylpropan-2-ol (Compound 5) Compound 69 (0.050 g), 4 A mixture of fluorophenylboronic acid (0.052 g), tetrakis (triphenylphosphine) palladium (0.043 g) and 1,4-dioxane (1.0 mL) was stirred at 80 ° C. for 1 hour. Water and ethyl acetate were added to the reaction mixture, and the target product was extracted into an organic layer. The organic layer was dried over anhydrous sodium sulfate and concentrated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography (eluent: chloroform / methanol = 99/1) to produce Compound 5 (30 mg).
1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.11 (6H, s), 4.20 (2H, s), 4.79 (1H, s), 7.29 (2H, m), 7.45 (1H, m), 7.66-7.76 ( 3H, m), 7.94 (1H, s), 8.13 (1H, s).
実施例6〜10:対応する出発原料を用いて、実施例5と同様の方法で、下記表に示す実施例6〜10の化合物を製造した。
実施例11:2−メチル−1−{6−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール(化合物11)の製造
工程(i):2−メチル−1−[6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]プロパン−2−オール(化合物70)の製造
化合物69(0.10g)、ビス(ピナコレート)ジボロン(0.142g)、ジクロロ[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(0.054g)、酢酸カリウム(0.146g)および1,4−ジオキサン(2.0mL)の混合物を90℃で2時間攪拌した。反応混合物に水および酢酸エチルを加え、目的物を有機層に抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:ヘキサン/酢酸エチル=8/1)で精製し、化合物70(90mg)を製造した。
Step (i): 2-methyl-1- [6- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) -1H-benzimidazol-1-yl] propane- Preparation of 2-ol (Compound 70) Compound 69 (0.10 g), bis (pinacolato) diboron (0.142 g), dichloro [1,1′-bis (diphenylphosphino) ferrocene] palladium (0.054 g), A mixture of potassium acetate (0.146 g) and 1,4-dioxane (2.0 mL) was stirred at 90 ° C. for 2 hours. Water and ethyl acetate were added to the reaction mixture, and the target product was extracted into an organic layer. The organic layer was dried over anhydrous sodium sulfate and concentrated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography (eluent: hexane / ethyl acetate = 8/1) to produce Compound 70 (90 mg).
工程(ii):2−メチル−1−{6−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール(化合物11)の製造
化合物70(90mg)、2−ブロモ−5−トリフルオロメチルピリジン(0.126g)、3mol/L炭酸ナトリウム水溶液(0.372mL)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(86mg)および1,4−ジオキサン(2mL)の混合物を80℃で1時間撹拌した。反応混合物に水および酢酸エチルを加え、目的物を有機層に抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:クロロホルム、メタノール混合溶媒)で精製し、化合物11(40mg)を製造した。
1H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.13 (6H, s), 4.25 (2H, s), 4.83 (1H, s), 7.74 (1H, m), 8.04 (1H, m), 8.24 (3H, m), 8.49 (1H, s), 9.02 (1H, s).
Step (ii): Preparation of 2-methyl-1- {6- [5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol (Compound 11) Compound 70 (90 mg), 2-bromo-5-trifluoromethylpyridine (0.126 g), 3 mol / L aqueous sodium carbonate (0.372 mL), tetrakis (triphenylphosphine) palladium (86 mg) and 1,4-dioxane ( 2 mL) was stirred at 80 ° C. for 1 hour. Water and ethyl acetate were added to the reaction mixture, and the target product was extracted into an organic layer. The organic layer was dried over anhydrous sodium sulfate and concentrated under reduced pressure, and the residue was purified by silica gel column chromatography (eluent: chloroform / methanol mixed solvent) to produce Compound 11 (40 mg).
1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.13 (6H, s), 4.25 (2H, s), 4.83 (1H, s), 7.74 (1H, m), 8.04 (1H, m), 8.24 (3H, m), 8.49 (1H, s), 9.02 (1H, s).
実施例12:1−[2−(シクロペンチルオキシ)エチル]−6−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール(化合物12)の製造
工程(i):2−[(5−ブロモ−2−ニトロフェニル)アミノ]エタン−1−オール(化合物71)の製造
実施例5の工程(i)における1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オールの代わりに2−アミノエタノール(0.458g)を用いて化合物71(0.698g)を製造した。
Step (i): Preparation of 2-[(5-bromo-2-nitrophenyl) amino] ethane-1-ol (Compound 71) 1-Amino-2-methylpropane-2 in Step (i) of Example 5 Compound 71 (0.698 g) was prepared using 2-aminoethanol (0.458 g) instead of -ol.
工程(ii):2−[(2−アミノ−5−ブロモフェニル)アミノ]エタン−1−オール(化合物72)の製造
実施例5の工程(ii)における化合物67の代わりに化合物71(0.698g)を用いて化合物72(0.561g)を製造した。
Step (ii): Preparation of 2-[(2-amino-5-bromophenyl) amino] ethane-1-ol (Compound 72) In place of Compound 67 in Step (ii) of Example 5, Compound 71 (0. 698 g) was used to make compound 72 (0.561 g).
工程(iii):2−(6−ブロモ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)エタン−1−オール(化合物73)の製造
実施例5の工程(iii)における化合物68の代わりに化合物72(0.231g)を用いて化合物73(0.19g)を製造した。
Step (iii): Preparation of 2- (6-Bromo-1H-benzimidazol-1-yl) ethane-1-ol (Compound 73) Compound 72 (0) instead of Compound 68 in Step (iii) of Example 5 .231 g) was used to produce compound 73 (0.19 g).
工程(iv):6−ブロモ−1−[2−(シクロペンチルオキシ)エチル]−1H−ベンズイミダゾール(化合物74)の製造
実施例3における化合物65の代わりに化合物73(0.19g)を用いて化合物74(0.025g)を製造した。
Step (iv): Preparation of 6-bromo-1- [2- (cyclopentyloxy) ethyl] -1H-benzimidazole (Compound 74) Using Compound 73 (0.19 g) instead of Compound 65 in Example 3 Compound 74 (0.025 g) was prepared.
工程(v):1−[2−(シクロペンチルオキシ)エチル]−6−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ベンゾイミダゾール(化合物75)の製造
実施例11の工程(i)における化合物69の代わりに化合物74(0.015g)を用いて化合物75を製造した。これを精製せずに次の工程に用いた。
Step (v): 1- [2- (cyclopentyloxy) ethyl] -6- (4,4,5,5-tetramethyl-1,3,2-dioxaborolan-2-yl) -1H-benzimidazole (compound Preparation of 75) Compound 75 was prepared using Compound 74 (0.015 g) instead of Compound 69 in Step (i) of Example 11. This was used in the next step without purification.
工程(vi):1−[2−(シクロペンチルオキシ)エチル]−6−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール(化合物12)の製造
実施例11の(ii)における化合物70の代わりに化合物75を用いて化合物12(0.018g)を製造した。
LCMS:T=0.974, m/z=376
Step (vi): Preparation of 1- [2- (cyclopentyloxy) ethyl] -6- [5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] -1H-benzimidazole (Compound 12) (ii) of Example 11 Compound 12 (0.018 g) was prepared using Compound 75 instead of Compound 70 in
LCMS: T = 0.974, m / z = 376
実施例13:2−メチル−1−(6−フェノキシ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール(化合物13)の製造
工程(i):4−(ベンジルオキシ)−2−フルオロ−1−ニトロベンゼン(化合物77)の製造
窒素雰囲気下、化合物76(20.5g)のDMF(326mL)溶液に炭酸カリウム(27.1g)を室温で加えて攪拌した。反応混合物を97℃に加熱し、ベンジルブロミド(27.9g)を20分かけて滴下して、さらに1時間撹拌した。反応混合物に酢酸エチルおよび水を加え目的物を有機層に抽出した。有機層を水で2回洗浄後、減圧濃縮し、得られた残渣にトルエン(162mL)を加えて減圧濃縮した(本抽出操作を2回繰り返した)。得られた残渣を酢酸エチル/ヘキサン(=1/4)混合液でスラリー洗浄して、化合物77(28.0g)を製造した。
Step (i): Preparation of 4- (benzyloxy) -2-fluoro-1-nitrobenzene (Compound 77) Potassium carbonate (27.1 g) was added to a solution of Compound 76 (20.5 g) in DMF (326 mL) under a nitrogen atmosphere. Was added at room temperature and stirred. The reaction mixture was heated to 97 ° C., benzyl bromide (27.9 g) was added dropwise over 20 minutes, and the mixture was further stirred for 1 hour. Ethyl acetate and water were added to the reaction mixture, and the target product was extracted into the organic layer. The organic layer was washed twice with water and concentrated under reduced pressure. Toluene (162 mL) was added to the resulting residue and concentrated under reduced pressure (this extraction operation was repeated twice). The obtained residue was slurry-washed with an ethyl acetate / hexane (= 1/4) mixed solution to produce Compound 77 (28.0 g).
工程(ii):1−{[5−(ベンジルオキシ)−2−ニトロフェニル]アミノ}−2−メチルプロパン−2−オール(化合物78)の製造
窒素雰囲気下、化合物77(24.5g)のNMP(248mL)溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(32g)を室温で加えた。反応液を88℃に加熱し、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オール(11.48g)を12分かけて滴下して、さらに1時間撹拌した。反応液に酢酸エチルおよび水を加え、目的物を有機層に抽出した。水層を酢酸エチルで抽出し、最初に得られた有機層と合わせて、水で洗浄した。有機層を減圧濃縮し、得られた残渣にトルエン(248mL)を加えて減圧濃縮した(本抽出操作を2回繰り返した)。得られた残渣に水(248mL)を滴下し、析出した結晶を濾取、乾燥して、化合物78(32.8g)を製造した。
Step (ii): Preparation of 1-{[5- (benzyloxy) -2-nitrophenyl] amino} -2-methylpropan-2-ol (Compound 78) Under a nitrogen atmosphere, Compound 77 (24.5 g) To a NMP (248 mL) solution, diisopropylethylamine (32 g) was added at room temperature. The reaction solution was heated to 88 ° C., 1-amino-2-methylpropan-2-ol (11.48 g) was added dropwise over 12 minutes, and the mixture was further stirred for 1 hour. Ethyl acetate and water were added to the reaction solution, and the target product was extracted into an organic layer. The aqueous layer was extracted with ethyl acetate, combined with the initially obtained organic layer, and washed with water. The organic layer was concentrated under reduced pressure, and toluene (248 mL) was added to the resulting residue and concentrated under reduced pressure (this extraction operation was repeated twice). Water (248 mL) was added dropwise to the resulting residue, and the precipitated crystals were collected by filtration and dried to produce Compound 78 (32.8 g).
工程(iii):1−[6−(ベンジルオキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール(化合物79)の製造
化合物78(0.5g)のメタノール(7.9ml)溶液にオルトギ酸トリメチル(4.37mL)、ギ酸(0.6mL)および亜鉛(0.52g)を加え、70℃で1時間加熱撹拌した。反応混合物をセライト濾過し、ろ液を減圧濃縮した。残渣にロッシェル塩水溶液(30mL)および酢酸エチル(30mL)を加え、目的物を有機層に抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮して、化合物79(0.45g)を製造した。
Step (iii): Preparation of 1- [6- (benzyloxy) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylpropan-2-ol (Compound 79) Compound 78 (0.5 g) in methanol (7 .9 ml) solution was added trimethyl orthoformate (4.37 mL), formic acid (0.6 mL) and zinc (0.52 g), and the mixture was heated and stirred at 70 ° C. for 1 hour. The reaction mixture was filtered through celite, and the filtrate was concentrated under reduced pressure. An aqueous Rochelle salt solution (30 mL) and ethyl acetate (30 mL) were added to the residue, and the target product was extracted into an organic layer. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous sodium sulfate, and concentrated under reduced pressure to produce compound 79 (0.45 g).
工程(iv):1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ベンズイミダゾール−6−オール(化合物80)の製造
化合物79(0.5g)のメタノール(5.6mL)溶液に、室温下、10%パラジウム−炭素(50%含水、0.1g)を加え、水素雰囲気下、4時間撹拌した。反応混合物をセライト濾過後、ろ液を減圧濃縮した。得られた残渣に酢酸エチル/ヘキサンを加え、室温でスラリー洗浄し、結晶を濾取、乾燥して、化合物80(0.32g)を製造した。
Step (iv): Preparation of 1- (2-hydroxy-2-methylpropyl) -1H-benzimidazol-6-ol (Compound 80) To a solution of Compound 79 (0.5 g) in methanol (5.6 mL) at room temperature. Below, 10% palladium-carbon (50% water content, 0.1 g) was added, and the mixture was stirred under a hydrogen atmosphere for 4 hours. The reaction mixture was filtered through celite, and the filtrate was concentrated under reduced pressure. Ethyl acetate / hexane was added to the obtained residue, and the slurry was washed at room temperature. The crystals were collected by filtration and dried to produce Compound 80 (0.32 g).
工程(v):2−メチル−1−(6−フェノキシ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール(化合物13)の製造
化合物80(0.10g)、フェニルボロン酸(0.118g)、酢酸銅(0.132g)、トリエチルアミン(0.198mL)およびクロロホルム(2.5mL)の反応混合物を35℃で2時間攪拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液および酢酸エチルを加え目的物を有機層に抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:クロロホルム/メタノール=98/2)で精製し、化合物13(0.013g)を製造した。
1H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.06 (6H, s), 4.08 (2H, s), 4.73 (1H, s), 6.87-6.94 (3H, m), 7.05 (1H, m), 7.33 (2H, m), 7.42 (1H, m), 7.62 (1H, m), 8.09 (1H, s).
Step (v): Preparation of 2-methyl-1- (6-phenoxy-1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol (Compound 13) Compound 80 (0.10 g), phenylboronic acid (0. 118 g), copper acetate (0.132 g), triethylamine (0.198 mL) and chloroform (2.5 mL) were stirred at 35 ° C. for 2 hours. A saturated aqueous ammonium chloride solution and ethyl acetate were added to the reaction mixture, and the target product was extracted into an organic layer. The organic layer was dried over anhydrous sodium sulfate and concentrated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography (eluent: chloroform / methanol = 98/2) to produce Compound 13 (0.013 g).
1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.06 (6H, s), 4.08 (2H, s), 4.73 (1H, s), 6.87-6.94 (3H, m), 7.05 (1H, m), 7.33 ( 2H, m), 7.42 (1H, m), 7.62 (1H, m), 8.09 (1H, s).
実施例14〜27:対応する出発原料を用いて、実施例13と同様の方法で、下記表に示す実施例14〜27の化合物を製造した。
Examples 14 to 27: Compounds of Examples 14 to 27 shown in the following table were produced in the same manner as in Example 13 using the corresponding starting materials.
実施例28:2−メチル−1−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール(化合物28)の製造
1H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.07 (6H, s), 4.11 (2H, s), 4.73 (1H, s), 7.00 (1H, m), 7.18 (1H, m), 7.56 (1H, m), 7.66 (1H, m), 8.13 (1H, s), 8.20 (1H, m), 8.54 (1H, m).
XRD ; 2θ = 9.1, 12.9, 13.7, 17.5, 18.0, 18.1, 20.5, 20.8, 21.2, 21.8, 22.3, 23.2, 23.8, 24.6, 24.9, 26.9, 27.3, 28.2, 30.2, 32.5
Example 28: 2-Methyl-1- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol (Compound 28) Manufacturing
1 H-NMR (DMSO-d6) δ: 1.07 (6H, s), 4.11 (2H, s), 4.73 (1H, s), 7.00 (1H, m), 7.18 (1H, m), 7.56 (1H, m), 7.66 (1H, m), 8.13 (1H, s), 8.20 (1H, m), 8.54 (1H, m).
XRD; 2θ = 9.1, 12.9, 13.7, 17.5, 18.0, 18.1, 20.5, 20.8, 21.2, 21.8, 22.3, 23.2, 23.8, 24.6, 24.9, 26.9, 27.3, 28.2, 30.2, 32.5
実施例29〜42:
対応する出発原料を用いて、実施例28と同様の方法で、下記表に示す実施例29〜42の化合物を製造した。
The compounds of Examples 29 to 42 shown in the following table were produced in the same manner as in Example 28 using the corresponding starting materials.
実施例43:2−メチル−1−(5−{[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール(化合物43)の製造
工程(i):4−(ベンジルオキシ)−1−クロロ−2−ニトロベンゼン(化合物82)の製造
窒素雰囲気下、化合物81(5g)のDMF(56mL)溶液に炭酸カリウム(5.97g)およびベンジルブロミド(5.91g)を室温で加え、3時間撹拌した。反応混合物に酢酸エチルおよび水を加え、目的物を有機層に抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。有機層を減圧濃縮後、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:ヘキサン/酢酸エチル=90/10)で精製し、化合物82(7.52g)を製造した。
Step (i): Preparation of 4- (benzyloxy) -1-chloro-2-nitrobenzene (Compound 82) Potassium carbonate (5.97 g) and benzyl were added to a solution of Compound 81 (5 g) in DMF (56 mL) under a nitrogen atmosphere. Bromide (5.91 g) was added at room temperature and stirred for 3 hours. Ethyl acetate and water were added to the reaction mixture, and the target product was extracted into an organic layer. The organic layer was washed with saturated brine and then dried over anhydrous sodium sulfate. The organic layer was concentrated under reduced pressure, and the obtained residue was purified by silica gel column chromatography (eluent: hexane / ethyl acetate = 90/10) to produce Compound 82 (7.52 g).
工程(ii):1−{[4−(ベンジルオキシ)−2−ニトロフェニル]アミノ}−2−メチルプロパン−2−オール(化合物83)の製造
窒素雰囲気下、化合物82(7.52g)のNMP(30mL)溶液にジイソプロピルエチルアミン(5.53g)および1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オール(3.05g)を室温で加え、100℃で1時間撹拌し、さらに150℃で1時間攪拌した。反応混合物を室温まで放冷後、ジイソプロピルエチルアミン(5.53g)およびフッ化カリウム(1.99g)を室温で加え150℃で1時間、200℃で40時間攪拌した。反応混合物に酢酸エチルおよびを水加え、目的物を有機層に抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。有機層を減圧濃縮後、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:ヘキサン/酢酸エチル=60/40)で精製し、化合物83(5.3g)を製造した。
Step (ii): Preparation of 1-{[4- (benzyloxy) -2-nitrophenyl] amino} -2-methylpropan-2-ol (Compound 83) Under a nitrogen atmosphere, Compound 82 (7.52 g) To an NMP (30 mL) solution, diisopropylethylamine (5.53 g) and 1-amino-2-methylpropan-2-ol (3.05 g) were added at room temperature, stirred at 100 ° C. for 1 hour, and further at 150 ° C. for 1 hour. Stir. The reaction mixture was allowed to cool to room temperature, diisopropylethylamine (5.53 g) and potassium fluoride (1.99 g) were added at room temperature, and the mixture was stirred at 150 ° C. for 1 hr and at 200 ° C. for 40 hr. Ethyl acetate and water were added to the reaction mixture, and the target product was extracted into an organic layer. The organic layer was washed with saturated brine and then dried over anhydrous sodium sulfate. The organic layer was concentrated under reduced pressure, and the obtained residue was purified by silica gel column chromatography (eluent: hexane / ethyl acetate = 60/40) to produce Compound 83 (5.3 g).
工程(iii):1−[5−(ベンジルオキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール(化合物84)の製造
化合物83(5.3g)のメタノール(85ml)溶液にオルトギ酸トリメチル(44.4g)、ギ酸(7.71g)および亜鉛(5.48g)を加え、室温で2時間撹拌した。反応混合物をセライト濾過後、ろ液を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:クロロホルム/メタノール=95/5)で精製し、化合物84(2.68g)を製造した。
Step (iii): Preparation of 1- [5- (benzyloxy) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylpropan-2-ol (Compound 84) Compound 83 (5.3 g) in methanol (85 ml) ) Trimethyl orthoformate (44.4 g), formic acid (7.71 g) and zinc (5.48 g) were added to the solution, and the mixture was stirred at room temperature for 2 hours. The reaction mixture was filtered through celite, the filtrate was concentrated under reduced pressure, and the obtained residue was purified by silica gel column chromatography (eluent: chloroform / methanol = 95/5) to produce Compound 84 (2.68 g).
工程(iv):1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ベンズイミダゾール−5−オール(化合物85)の製造
化合物84(2.68g)のメタノール(45mL)溶液に10%パラジウム−炭素(50%含水、0.53g)を加え、水素雰囲気下、4時間撹拌した。反応混合物をセライト濾過後、ろ液を減圧濃縮した。得られた残渣に酢酸エチルを加え、室温でスラリー洗浄後、結晶を濾取、乾燥し化合物85(1.58g)を製造した。
Step (iv): Preparation of 1- (2-hydroxy-2-methylpropyl) -1H-benzimidazol-5-ol (Compound 85) Compound 84 (2.68 g) in methanol (45 mL) in 10% palladium- Carbon (50% water content, 0.53 g) was added, and the mixture was stirred under a hydrogen atmosphere for 4 hours. The reaction mixture was filtered through celite, and the filtrate was concentrated under reduced pressure. Ethyl acetate was added to the resulting residue, and after slurry washing at room temperature, the crystals were collected by filtration and dried to produce Compound 85 (1.58 g).
工程(v):2−メチル−1−(5−{[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール(化合物43)の製造
窒素雰囲気下、化合物85(0.05g)のNMP(1mL)溶液に2−フルオロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン(0.048g)および炭酸セシウム(0.118g)を室温で加え、100℃で3時間攪拌した。反応混合物を直接シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:クロロホルム/メタノール=95/5)で精製し、化合物43(0.064g)を製造した。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.31 (6H, s), 1.83 (1H, br s), 4.14 (2H, s), 6.98 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.13 (1H, dd, J = 8.7, 2.3 Hz), 7.35 (1H, d, J = 7.3 Hz), 7.45 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.56 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.78 (1H, t, J = 8.0 Hz), 8.07 (1H, s).
Step (v): 2-methyl-1- (5-{[6- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol (Compound 43) In a nitrogen atmosphere, 2-fluoro-6- (trifluoromethyl) pyridine (0.048 g) and cesium carbonate (0.118 g) were added to a solution of compound 85 (0.05 g) in NMP (1 mL) at room temperature, Stir at 100 ° C. for 3 hours. The reaction mixture was directly purified by silica gel column chromatography (eluent: chloroform / methanol = 95/5) to produce Compound 43 (0.064 g).
1 H-NMR (CDCl 3 ) δ: 1.31 (6H, s), 1.83 (1H, br s), 4.14 (2H, s), 6.98 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.13 (1H, dd, J = 8.7, 2.3 Hz), 7.35 (1H, d, J = 7.3 Hz), 7.45 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.56 (1H, d, J = 1.8 Hz), 7.78 (1H, t, J = 8.0 Hz), 8.07 (1H, s).
実施例44〜54:
対応する出発原料を用いて実施例43と同様の方法にて、下記表に示す実施例44〜54の化合物を製造した。
Examples 44-54:
The compounds of Examples 44 to 54 shown in the following table were produced in the same manner as in Example 43 using the corresponding starting materials.
実施例55〜58:
対応する出発原料を用いて、実施例59と同様の方法で、下記表に示す実施例55〜58の化合物を製造した。
Using the corresponding starting materials, the compounds of Examples 55 to 58 shown in the following table were produced in the same manner as in Example 59.
実施例59:2−メチル−4−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オール(化合物59)の製造
工程(i):2−メチル−4−[(2−ニトロ−5−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}フェニル)アミノ]ブタン−2−オール(化合物86)の製造
化合物76(0.35g)のNMP(7.5mL)溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(1.01g)を室温で加えた。4−アミノ−2−メチルブタン−2−オール塩酸塩(0.37g)を加え、反応液を110℃に加熱し、3.5時間撹拌した。反応液を室温まで冷やし、炭酸セシウム(0.95g)および2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(0.42g)を加え、反応液を110℃に加熱し、4時間撹拌した。反応液を室温まで冷やし、酢酸エチルおよび水を加え、目的物を有機層に抽出した。水層を酢酸エチルで抽出し、最初に得られた有機層と合わせて、水で洗浄した。有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:ヘキサン/酢酸エチル=65/35)で精製し、化合物86(0.6g)を製造した。
Step (i): of 2-methyl-4-[(2-nitro-5-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} phenyl) amino] butan-2-ol (Compound 86) Preparation To a solution of compound 76 (0.35 g) in NMP (7.5 mL) was added diisopropylethylamine (1.01 g) at room temperature. 4-Amino-2-methylbutan-2-ol hydrochloride (0.37 g) was added and the reaction was heated to 110 ° C. and stirred for 3.5 hours. The reaction solution was cooled to room temperature, cesium carbonate (0.95 g) and 2-fluoro-5- (trifluoromethyl) pyridine (0.42 g) were added, and the reaction solution was heated to 110 ° C. and stirred for 4 hours. The reaction solution was cooled to room temperature, ethyl acetate and water were added, and the target product was extracted into an organic layer. The aqueous layer was extracted with ethyl acetate, combined with the initially obtained organic layer, and washed with water. The organic layer was concentrated under reduced pressure, and the resulting residue was purified by silica gel column chromatography (eluent: hexane / ethyl acetate = 65/35) to produce Compound 86 (0.6 g).
工程(ii):2−メチル−4−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オール(化合物59)の製造
化合物86(0.6g)のメタノール(7.8ml)溶液にオルトギ酸トリメチル(4.26mL)、ギ酸(0.6mL)および亜鉛(0.51g)を加え、70℃で2時間加熱撹拌した。反応混合物をセライト濾過し、ろ液を減圧濃縮した。得られた残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:クロロホルム/メタノール=93/7)で精製し、化合物59(0.23g)を製造した。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.31 (6H, s), 2.01-2.05 (2H, m), 4.30-4.34 (2H, m), 7.02 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.06 (1H, dd, J = 8.7, 2.3 Hz), 7.23 (1H, d, J = 2.3 Hz), 7.82 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.89 (1H, dd, J = 8.7, 2.7 Hz), 8.04 (1H, s), 8.42-8.42 (1H, m).
Step (ii): 2-methyl-4- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) butan-2-ol (Compound 59) Preparation Trimethyl orthoformate (4.26 mL), formic acid (0.6 mL) and zinc (0.51 g) were added to a solution of compound 86 (0.6 g) in methanol (7.8 ml), and the mixture was heated and stirred at 70 ° C. for 2 hours. did. The reaction mixture was filtered through celite, and the filtrate was concentrated under reduced pressure. The resulting residue was purified by amino silica gel column chromatography (eluent: chloroform / methanol = 93/7) to produce Compound 59 (0.23 g).
1 H-NMR (CDCl3) δ: 1.31 (6H, s), 2.01-2.05 (2H, m), 4.30-4.34 (2H, m), 7.02 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.06 (1H, dd, J = 8.7, 2.3 Hz), 7.23 (1H, d, J = 2.3 Hz), 7.82 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.89 (1H, dd, J = 8.7, 2.7 Hz), 8.04 ( 1H, s), 8.42-8.42 (1H, m).
実施例60:2−メチル−1−(6−{[5−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール(化合物60)の製造
工程(i):1−{6−[(5−ホルミルピリジン−2−イル)オキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}−2−メチルプロパン−2−イル アセテート(化合物87)の製造
化合物80(0.103g)のDMF溶液(1mL)に6−クロロニコチンアルデヒド(85mg)および炭酸セシウム(326mg)を加えて110℃で1時間加熱した。反応混合物をろ過し、ろ液にDMAP(92mg)および無水酢酸(0.142mL)を加え室温で3日間攪拌した。反応混合物に水および酢酸エチル:ヘキサン=2:1(v/v)を加え、目的物を有機層に抽出した(本抽出操作を3回繰り返した)。有機層を減圧濃縮後、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:クロロホルム/メタノール=95/5)で精製し化合物87(130mg)を製造した。
Step (i): Preparation of 1- {6-[(5-formylpyridin-2-yl) oxy] -1H-benzimidazol-1-yl} -2-methylpropan-2-yl acetate (Compound 87) Compound 6-chloronicotinaldehyde (85 mg) and cesium carbonate (326 mg) were added to a DMF solution (1 mL) of 80 (0.103 g), and the mixture was heated at 110 ° C. for 1 hour. The reaction mixture was filtered, DMAP (92 mg) and acetic anhydride (0.142 mL) were added to the filtrate, and the mixture was stirred at room temperature for 3 days. Water and ethyl acetate: hexane = 2: 1 (v / v) were added to the reaction mixture, and the target product was extracted into the organic layer (this extraction operation was repeated three times). The organic layer was concentrated under reduced pressure, and the obtained residue was purified by silica gel column chromatography (eluent: chloroform / methanol = 95/5) to produce Compound 87 (130 mg).
工程(ii):2−メチル−1−(6−{[5−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−イル アセテート(化合物88)の製造
化合物87(0.13g)およびトリメチル(トリフルオロメチル)シラン(0.163mL)のDMF(3.7mL)に炭酸カリウム(0.025g)およびフッ化セシウム(0.056g)を加え室温で2時間撹拌した。反応混合物にトリメチル(トリフルオロメチル)シラン(0.075mL)を追加し、さらに1時間、室温で攪拌した。反応混合物に水および酢酸エチル:ヘキサン=2:1(v/v)を加え、目的物を有機層に抽出した(本抽出操作を3回繰り返した)。有機層を減圧濃縮後、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:クロロホルム/メタノール=95/5)で精製し化合物88(0.106g)を製造した。
Step (ii): 2-methyl-1- (6-{[5- (2,2,2-trifluoro-1-hydroxyethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl ) Preparation of propan-2-yl acetate (compound 88) Compound 87 (0.13 g) and trimethyl (trifluoromethyl) silane (0.163 mL) in DMF (3.7 mL) and potassium carbonate (0.025 g) and fluorine. Cesium chloride (0.056 g) was added and stirred at room temperature for 2 hours. Trimethyl (trifluoromethyl) silane (0.075 mL) was added to the reaction mixture, and the mixture was further stirred at room temperature for 1 hour. Water and ethyl acetate: hexane = 2: 1 (v / v) were added to the reaction mixture, and the target product was extracted into the organic layer (this extraction operation was repeated three times). The organic layer was concentrated under reduced pressure, and the obtained residue was purified by silica gel column chromatography (eluent: chloroform / methanol = 95/5) to produce Compound 88 (0.106 g).
工程(iii):2−メチル−1−(6−{[5−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンゾイミダゾール−1−イル)プロパン−2−イル アセテート(化合物89)の製造
化合物88(0.1g)およびチオカルボニルジイミダゾール(0.051g)の乾燥THF(2mL)溶液を2時間加熱還流した。反応混合物を室温まで放冷後、減圧濃縮し、残渣に酢酸エチルおよび水を加えて目的物を有機層に抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣を窒素雰囲気下で乾燥トルエン(2mL)に溶解し、アゾビスイソブチロニトリル(0.008g)および水素化トリ−n−ブチルスズ(0.137g)を加えて1時間90℃で撹拌した。反応混合物を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:クロロホルム/メタノール=95/5)で精製し化合物89(0.076mg)を製造した。
Step (iii): 2-methyl-1- (6-{[5- (2,2,2-trifluoroethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2 -Production of yl acetate (Compound 89) A solution of Compound 88 (0.1 g) and thiocarbonyldiimidazole (0.051 g) in dry THF (2 mL) was heated to reflux for 2 hours. The reaction mixture was allowed to cool to room temperature and concentrated under reduced pressure. Ethyl acetate and water were added to the residue to extract the desired product into an organic layer. The organic layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous sodium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The obtained residue was dissolved in dry toluene (2 mL) under a nitrogen atmosphere, azobisisobutyronitrile (0.008 g) and tri-n-butyltin hydride (0.137 g) were added, and the mixture was heated at 90 ° C. for 1 hour. Stir. The reaction mixture was concentrated under reduced pressure, and the resulting residue was purified by silica gel column chromatography (eluent: chloroform / methanol = 95/5) to produce Compound 89 (0.076 mg).
工程(iv):2−メチル−1−(6−{[5−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール(化合物60)の製造
化合物89(0.076mg)のメタノール(2mL)溶液に炭酸カリウム(100mg)を加えて2時間室温で撹拌した。反応混合物をろ過後、ろ液を減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:クロロホルム/メタノール=95/5)で精製し化合物60(0.055g)を製造した。
1H-NMR (CDCl3) 1.22 (6H, s), 3.21-3.29 (2H, m), 4.01 (2H, s), 6.84 (6H, s), 6.94-6.99 (1H, m), 7.21 (2H, s), 7.56 (1H, d, J = 8.2 Hz), 7.69 (1H, dd, J = 8.7, 2.3 Hz), 7.88 (1H, s), 7.98 (1H, s).
Step (iv): 2-methyl-1- (6-{[5- (2,2,2-trifluoroethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propane-2 -Production of Ole (Compound 60) To a solution of Compound 89 (0.076 mg) in methanol (2 mL) was added potassium carbonate (100 mg), and the mixture was stirred at room temperature for 2 hours. The reaction mixture was filtered, the filtrate was concentrated under reduced pressure, and the resulting residue was purified by silica gel column chromatography (eluent: chloroform / methanol = 95/5) to produce compound 60 (0.055 g).
1 H-NMR (CDCl 3 ) 1.22 (6H, s), 3.21-3.29 (2H, m), 4.01 (2H, s), 6.84 (6H, s), 6.94-6.99 (1H, m), 7.21 (2H , s), 7.56 (1H, d, J = 8.2 Hz), 7.69 (1H, dd, J = 8.7, 2.3 Hz), 7.88 (1H, s), 7.98 (1H, s).
実施例90〜115:
対応する出発原料を用いて、実施例1と同様の方法で、下記表に示す実施例90〜115の化合物を製造した。
Examples 90-115:
The compounds of Examples 90 to 115 shown in the following table were produced in the same manner as in Example 1 using the corresponding starting materials.
実施例116〜121:
対応する出発原料を用いて、実施例59と同様の方法で、下記表に示す実施例116〜121の化合物を製造した。
Using the corresponding starting materials, the compounds of Examples 116 to 121 shown in the following table were produced in the same manner as in Example 59.
実施例122〜174:
対応する出発原料を用いて、実施例5と同様の方法で、下記表に示す実施例122〜174の化合物を製造した。
Examples 122-174:
The compounds of Examples 122 to 174 shown in the following table were produced in the same manner as in Example 5 using the corresponding starting materials.
実施例175:1−[5−(4−フルオロフェニル)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール(化合物175)の製造
工程(i):1−[(4−ブロモ−2−ニトロフェニル)アミノ]−2−メチルプロパン−2−オール(化合物175b)の製造
実施例1の工程(i)における化合物61の代わりに化合物175a(5.0g)を用いて、化合物175b(4.81g)を製造した。
Step (i): Preparation of 1-[(4-bromo-2-nitrophenyl) amino] -2-methylpropan-2-ol (Compound 175b) Compound instead of Compound 61 in Step (i) of Example 1 Compound 175b (4.81 g) was prepared using 175a (5.0 g).
工程(ii):1−(5−ブロモ−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール(化合物175c)の製造
実施例59の工程(ii)における化合物86の代わりに化合物175b(4.80g)を用いて、化合物175c(3.52g)を製造した。
Step (ii): Preparation of 1- (5-Bromo-1H-benzimidazol-1-yl) -2-methylpropan-2-ol (Compound 175c) Instead of Compound 86 in Step (ii) of Example 59 Compound 175c (3.52 g) was prepared using compound 175b (4.80 g).
工程(iii):1−[5−(4−フルオロフェニル)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール(化合物175)の製造
実施例5の工程(iv)における化合物69の代わりに化合物175c(50mg)を用いて、化合物175(29mg)を製造した。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.31 (6H, s), 4.19 (2H, s), 7.10-7.13 (2H, m), 7.49 (2H, m), 7.54-7.57 (2H, m), 7.92 (1H, s), 8.23 (1H, s).
Step (iii): Preparation of 1- [5- (4-fluorophenyl) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylpropan-2-ol (Compound 175) In step (iv) of Example 5 Compound 175 (29 mg) was prepared using compound 175c (50 mg) instead of compound 69.
1 H-NMR (CDCl 3 ) δ: 1.31 (6H, s), 4.19 (2H, s), 7.10-7.13 (2H, m), 7.49 (2H, m), 7.54-7.57 (2H, m), 7.92 (1H, s), 8.23 (1H, s).
実施例176〜223:対応する出発原料を用いて、実施例175と同様の方法で、下記表に示す実施例176〜223の化合物を製造した。
Examples 176 to 223: The compounds of Examples 176 to 223 shown in the following table were produced in the same manner as in Example 175 using the corresponding starting materials.
実施例224:1−{5−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}−2−メチルプロパン−2−オールの製造
LCMS:T=0.743, m/z=369
Example 224: Preparation of 1- {5- [2-fluoro-4- (trifluoromethyl) phenoxy] -1H-benzimidazol-1-yl} -2-methylpropan-2-ol
LCMS: T = 0.743, m / z = 369
実施例225、226:対応する出発原料を用いて、実施例224と同様の方法で、下記表に示す実施例225、226の化合物を製造した。
実施例227:(2R)−2−メチル−3−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−1,2−ジオールの製造
工程(i):N−(2−メチルプロパ−2−エン−1−イル)−2−ニトロ−5−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}アニリン(化合物227a)の製造
対応する出発原料を用いて、実施例59の工程(i)と同様の方法で、化合物227a(1.64g)を製造した。
工程(ii):1−(2−メチルプロパ−2−エン−1−イル)−6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール(化合物227b)の製造
化合物227aを用いて、実施例59の工程(ii)と同様の方法で、化合物227b(1.25g)を製造した。
工程(iii):(2R)−2−メチル−3−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−1,2−ジオール(化合物198)の製造
窒素雰囲気下、化合物227b(50mg)のtert−ブタノール(1ml)溶液に水(1ml)、AD−mix−β(200mg)、メタンスルホンアミド(14mg)を加え、反応混合物を室温で5時間攪拌した。反応混合物を直接アミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:クロロホルム/メタノール=95/5)で精製し、化合物227(26mg)を製造した。
LCMS:T=0.537, m/z=368
Step (i): N- (2-Methylprop-2-en-1-yl) -2-nitro-5-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} aniline (compound 227a) Production Compound 227a (1.64 g) was produced in the same manner as in step (i) of Example 59 using the corresponding starting materials.
Step (ii): 1- (2-Methylprop-2-en-1-yl) -6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazole (Compound 227b) Production Compound 227b (1.25 g) was produced in the same manner as in step (ii) of Example 59 using compound 227a.
Step (iii): (2R) -2-methyl-3- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propane-1,2 -Preparation of diol (compound 198) Under a nitrogen atmosphere, water (1 ml), AD-mix-β (200 mg) and methanesulfonamide (14 mg) were added to a solution of compound 227b (50 mg) in tert-butanol (1 ml) and reacted. The mixture was stirred at room temperature for 5 hours. The reaction mixture was directly purified by amino silica gel column chromatography (eluent: chloroform / methanol = 95/5) to produce Compound 227 (26 mg).
LCMS: T = 0.537, m / z = 368
実施例228:(3R)−2−メチル−3−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オールの製造
工程(i):tert−ブチル [(2R)−3−ヒドロキシ−3−メチルブタン−2−イル]カルバメート(化合物228b)の製造
窒素雰囲気下、Boc−D−アラニンメチルエステル(1.0g)のジエチルエーテル(25ml)溶液に対し、3mol/Lメチルマグネシウムブロマイド−ジエチルエーテル溶液(5.90ml)を0℃で加え、室温で3時間攪拌した。塩化アンモニウム溶液でクエンチ後、酢酸エチルで抽出し有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濃縮して得られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:ヘキサン/酢酸エチル=70/30)で精製し、化合物228b(0.86g)を製造した。
工程(ii):(3R)−3−アミノ−2−メチルブタン−2−オール・1塩酸塩(化合物228c)の製造
窒素雰囲気下、化合物228b(0.86g)の酢酸エチル(5ml)溶液に対し、4mol/L塩酸/酢酸エチル溶液加え、室温で2時間攪拌した。トルエン共沸後、得られる固体を酢酸エチルでスラリー洗浄し、化合物228c(0.54g)を製造した。
工程(iii):(3R)−2−メチル−3−[(2−ニトロ−5−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}フェニル)アミノ]ブタン−2−オール(化合物228d)の製造
化合物76(200mg)と化合物228c(213mg)を用いて、実施例59の工程(i)と同様の方法で、化合物228d(490mg)を製造した。
工程(iv):(3R)−2−メチル−3−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オール(化合物228)の製造
化合物228d(490mg)を用いて、実施例59の工程(ii)と同様の方法で、化合物228(102mg)を製造した。
1H-NMR (CDCl3) δ: 1.15 (3H, s), 1.33 (3H, s), 1.64 (3H, d, J = 7.3 Hz), 1.73 (1H, s), 4.27 (1H, q, J = 7.1 Hz), 7.00 (1H, d, J = 9.2 Hz), 7.03 (1H, dd, J = 8.9, 2.1 Hz), 7.25 (1H, d, J = 2.4 Hz), 7.78 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.88 (1H, dd, J = 8.5, 2.4 Hz), 8.11 (1H, s), 8.41 (1H, d, J = 2.4 Hz).
実施例229:対応する出発原料を用いて、実施例228と同様の方法で、下記表に示す実施例229の化合物を製造した。
Step (ii): Preparation of (3R) -3-amino-2-methylbutan-2-ol monohydrochloride (Compound 228c) In a nitrogen atmosphere, a solution of Compound 228b (0.86 g) in ethyl acetate (5 ml) A 4 mol / L hydrochloric acid / ethyl acetate solution was added, and the mixture was stirred at room temperature for 2 hours. After toluene azeotropy, the resulting solid was slurry washed with ethyl acetate to produce compound 228c (0.54 g).
Step (iii): (3R) -2-methyl-3-[(2-nitro-5-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} phenyl) amino] butan-2-ol ( Production of Compound 228d) Compound 228d (490 mg) was produced in the same manner as in step (i) of Example 59 using compound 76 (200 mg) and compound 228c (213 mg).
Step (iv): (3R) -2-methyl-3- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) butan-2-ol Production of (Compound 228) Compound 228 (102 mg) was produced in the same manner as in step (ii) of Example 59 using compound 228d (490 mg).
1 H-NMR (CDCl 3 ) δ: 1.15 (3H, s), 1.33 (3H, s), 1.64 (3H, d, J = 7.3 Hz), 1.73 (1H, s), 4.27 (1H, q, J = 7.1 Hz), 7.00 (1H, d, J = 9.2 Hz), 7.03 (1H, dd, J = 8.9, 2.1 Hz), 7.25 (1H, d, J = 2.4 Hz), 7.78 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.88 (1H, dd, J = 8.5, 2.4 Hz), 8.11 (1H, s), 8.41 (1H, d, J = 2.4 Hz).
Example 229: The compound of Example 229 shown in the following table was produced in the same manner as in Example 228 using the corresponding starting materials.
実施例28:2−メチル−1−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール(化合物28)の化合物は、以下の方法によっても製造できる。
工程(i):2−メチル−1−[(2−ニトロ−5−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}フェニル)アミノ]プロパン−2−オール(化合物28a)の製造
化合物76(1.00g)のNMP(16mL)溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(2.06g)を室温で加えた。1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オール(0.74g)を加え、反応液を100℃に加熱し、4時間撹拌した。反応液を室温まで冷やし、炭酸セシウム(3.11g)および2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(1.37g)を加え、反応液を100℃に加熱し、3時間撹拌した。反応液を室温まで冷やし、酢酸エチル、ヘキサンおよび水を加え、目的物を有機層に抽出した。有機層を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムを用いて乾燥した。有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をスラリー洗浄(溶出液:ヘキサン/酢酸エチル=9/1)し、化合物28a(1.53g)を製造した。
Step (i): of 2-methyl-1-[(2-nitro-5-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} phenyl) amino] propan-2-ol (compound 28a) Preparation To a solution of compound 76 (1.00 g) in NMP (16 mL) was added diisopropylethylamine (2.06 g) at room temperature. 1-Amino-2-methylpropan-2-ol (0.74 g) was added and the reaction was heated to 100 ° C. and stirred for 4 hours. The reaction solution was cooled to room temperature, cesium carbonate (3.11 g) and 2-fluoro-5- (trifluoromethyl) pyridine (1.37 g) were added, and the reaction solution was heated to 100 ° C. and stirred for 3 hours. The reaction solution was cooled to room temperature, ethyl acetate, hexane and water were added, and the target product was extracted into an organic layer. The organic layer was washed with water and dried using anhydrous sodium sulfate. The organic layer was concentrated under reduced pressure, and the resulting residue was slurry washed (eluent: hexane / ethyl acetate = 9/1) to produce compound 28a (1.53 g).
工程(ii):2−メチル−1−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール(化合物28)の製造
化合物28a(0.50g)のメタノール(6.7ml)溶液にオルトギ酸トリメチル(3.7mL)、ギ酸(0.52mL)および亜鉛(0.44g)を加え、70℃で2時間加熱撹拌した。反応混合物をセライト濾過し、ろ液を減圧濃縮した。得られた残渣を酢酸エチルに溶解させ、ロッシェル塩水溶液と飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムを用いて乾燥した。濃縮して得られる粗結晶をヘキサン/酢酸エチル(=1:5)を用いた再結晶によって精製し、化合物28(0.33g)を製造した。
Step (ii): 2-methyl-1- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol (Compound 28) Preparation of Compound 28a (0.50 g) in methanol (6.7 ml) was added trimethyl orthoformate (3.7 mL), formic acid (0.52 mL) and zinc (0.44 g), and the mixture was heated and stirred at 70 ° C. for 2 hours. did. The reaction mixture was filtered through celite, and the filtrate was concentrated under reduced pressure. The obtained residue was dissolved in ethyl acetate, washed with an aqueous Rochelle salt solution and saturated brine, and dried over anhydrous sodium sulfate. The crude crystals obtained by concentration were purified by recrystallization using hexane / ethyl acetate (= 1: 5) to produce Compound 28 (0.33 g).
薬理試験例
電位依存性Naチャネル遺伝子発現細胞を用いたNaイオン電流の測定
Nav1.7電流は、ヒトSCN9A安定発現細胞を用いて、オートパッチクランプ法により測定した。
Example of pharmacological test Measurement of Na ion current using voltage-dependent Na channel gene-expressing cells Nav1.7 current was measured by autopatch clamp method using human SCN9A stably expressing cells.
ヒトSCN9A安定発現細胞
テトラサイクリン誘導型SCN9A安定発現細胞はChanTest社より入手した。細胞は、10%ウシ胎児血清、100units/mL Penicilline−Streptomycin、0.01mg/mL Blasticidin、0.4mg/mL Zeocinを含むHam’s F−12培地で継代維持した。測定前日に、1μg/mL テトラサイクリン、100μmol/L Sodium butyrate、10%ウシ胎児血清、100units/mL Penicilline−Streptomycinを含むHam’s F−12培地に交換し、翌日オートパッチクランプ法にてNaイオン電流を測定した。
Human SCN9A stably expressing cells Tetracycline-derived SCN9A stably expressing cells were obtained from ChanTest. Cells were maintained in Ham's F-12 medium containing 10% fetal bovine serum, 100 units / mL Penicillin-Streptomycin, 0.01 mg / mL Blasticidin, 0.4 mg / mL Zeocin. The day before the measurement, the medium was replaced with Ham's F-12 medium containing 1 μg / mL tetracycline, 100 μmol / L sodium butyrate, 10% fetal bovine serum, 100 units / mL penicillline-streptomycin, and the next day, the Na ion current was obtained by the autopatch clamp method. Was measured.
Naイオン電流の電気生理学的測定
Naイオン電流は、オートパッチクランプ法により、以下の細胞外液、細胞内液を用いて測定した。
Electrophysiological measurement of Na ion current Na ion current was measured by the autopatch clamp method using the following extracellular fluid and intracellular fluid.
細胞外液(mmol/L):NaCl 130、MgCl2 2、CaCl2 2、CdCl2 0.1、NiCl2 0.1、Tetraethylammonium−Cl 18、4−aminopyridine 1、HEPES 10、(NaOHでpH7.4に調整) Extracellular fluid (mmol / L): NaCl 130, MgCl 2 2, CaCl 2 2, CdCl 2 0.1, NiCl 2 0.1, Tetraethylammonium-Cl 18, 4-aminopyridine 1, HEPES 10, (pH 7. Adjust to 4)
細胞内液(mmol/L):CsF 120、EGTA 10、NaCl 15、HEPES 10、(CsOHでpH7.2に調整) Intracellular fluid (mmol / L): CsF 120, EGTA 10, NaCl 15, HEPES 10, (adjusted to pH 7.2 with CsOH)
刺激パルスの制御およびデータ取得は、EPC10およびPatch Masterソフトウエア(HEKA)を用いて実施した。データのサンプリングは10kHzで実施し、3kHzのローパスフィルタでノイズ除去した。測定はすべて室温で行った。保持電位はNav1.7チャネルの50%不活性化電位(−60mV付近)とし、20ミリ秒の脱分極パルス(+10mV)を1回与えた。被験化合物の阻害率は、脱分極パルスを与えた時のピーク電流が500pA以上の細胞で、かつ、データ取得の終了までホールセルパラメーターの大きな変化がなかった細胞の結果から算出した。被験化合物のNaイオン電流に対する阻害率は、脱分極パルスによって生じた電流ピーク値をもとに、以下の計算式によって求めた。
Naイオン電流阻害率(%)=100×[(評価化合物非存在下での電流ピーク値)−(評価化合物存在下での電流ピーク値)]/(評価化合物非存在下での電流ピーク値)
Stimulation pulse control and data acquisition were performed using EPC10 and Patch Master software (HEKA). Data sampling was performed at 10 kHz, and noise was removed with a 3 kHz low-pass filter. All measurements were performed at room temperature. The holding potential was 50% inactivation potential (near −60 mV) of the Nav1.7 channel, and a 20-millisecond depolarizing pulse (+10 mV) was applied once. The inhibition rate of the test compound was calculated from the results of the cells having a peak current of 500 pA or more when a depolarizing pulse was given and the cells having no significant change in the whole cell parameters until the end of data acquisition. The inhibition rate of the test compound with respect to the Na ion current was determined by the following calculation formula based on the current peak value generated by the depolarization pulse.
Na ion current inhibition rate (%) = 100 × [(current peak value in the absence of evaluation compound) − (current peak value in the presence of evaluation compound)] / (current peak value in the absence of evaluation compound)
試験結果:
実施例で得られた化合物について、Naイオン電流に対する阻害作用を評価した結果、本発明化合物がNav1.7に対して阻害作用を示すことが観察された。化合物濃度が10μmol/Lのときの阻害率(%)を下記表に示す。
Test results:
As a result of evaluating the inhibitory action on the Na ion current for the compounds obtained in the examples, it was observed that the compound of the present invention showed an inhibitory action on Nav1.7. The inhibition rate (%) when the compound concentration is 10 μmol / L is shown in the following table.
試験例(2)
ストレプトゾトシン誘発糖尿病性末梢神経障害性疼痛モデルにおける鎮痛作用の測定
本発明化合物のうち、代表的な化合物の神経障害性疼痛の抑制効果は、ストレプトゾトシン(STZ)誘発糖尿病性末梢神経障害ラットにおける鎮痛作用の評価により確認した。
病態動物モデルの作成は、Foxらの方法(Pain 81, 307−316, 1999)を一部改変して行った。雄性9週齢Wistarラットに45mg/kg体重のSTZを腹腔内投与し、糖尿病性末梢神経障害モデルを作成した。
鎮痛作用の評価法は、von Frey testを採用した。すなわち、動物の後足裏を毛髪(von Frey hair)でつつき、Chaplanらの方法(Journal of Neuroscience Methods 53, 55−63, 1994)に則った数式に当てはめることで、機械刺激に対する反応閾値(50% paw withdrawal thresholds)を算出した。
STZ投与後21日目以降においては、動物の後足の反応閾値は顕著に低下していることが予備検討により確認できたため、試験化合物の鎮痛作用は、STZ投与後21日目から30日目の間の何れかの日に評価した。試験化合物を評価する前日および前々日に反応閾値を測定し、平均した値を試験化合物投与前の反応閾値とした。
試験化合物投与前の反応閾値を平均した値の差が群間で小さくなるよう、及び群内のばらつきが小さくなるよう、動物を4−5群に分けた。
試験化合物の評価試験においては、試験化合物投与後の反応閾値を測定した。試験化合物は、3mg/kg体重を反応閾値測定の1時間前に経口投与した。試験化合物の鎮痛作用の効力は、(試験化合物投与後の反応閾値)−(試験化合物投与前の反応閾値)の計算式によって反応閾値の延長幅(g)として表す。
Test example (2)
Measurement of analgesic activity in streptozotocin-induced diabetic peripheral neuropathic pain model Among the compounds of the present invention, the inhibitory effect of typical compounds on neuropathic pain is the analgesic activity in streptozotocin (STZ) -induced diabetic peripheral neuropathy rats. Confirmed by evaluation.
The pathological animal model was prepared by partially modifying the method of Fox et al. (Pain 81, 307-316, 1999). Male 9-week-old Wistar rats were intraperitoneally administered with 45 mg / kg body weight of STZ to create a diabetic peripheral neuropathy model.
As a method for evaluating analgesic action, von Frey test was adopted. That is, the animal's hind paw is poke with hair (von Frey hair) and applied to a mathematical formula according to the method of Chaplan et al. (Journal of Neuroscience Methods 53, 55-63, 1994), whereby the reaction threshold (50 % Paw withdrawal thresholds) was calculated.
From the 21st day after STZ administration, since it was confirmed by preliminary examination that the reaction threshold of the hind paw of the animal was significantly reduced, the analgesic action of the test compound was observed from the 21st day to the 30th day after STZ administration. Evaluation on any day during. The reaction threshold was measured the day before and two days before the test compound was evaluated, and the average value was taken as the reaction threshold before administration of the test compound.
The animals were divided into 4-5 groups so that the difference in the averaged reaction threshold values before administration of the test compound was reduced between the groups, and the variation within the groups was reduced.
In the test test of the test compound, the reaction threshold after administration of the test compound was measured. The test compound was orally administered at 3 mg / kg body weight 1 hour before the reaction threshold measurement. The efficacy of the analgesic action of the test compound is expressed as an extension width (g) of the reaction threshold by a formula of (response threshold after administration of test compound) − (response threshold before administration of test compound).
試験結果:
下記表に示すように、本発明化合物は、1.3〜6.5gの反応閾値の延長幅を示した。なお、[ ]内の数字は、それぞれの試験における溶媒投与群の延長幅を表す。
As shown in the following table, the compounds of the present invention showed an extension of the reaction threshold of 1.3 to 6.5 g. In addition, the number in [] represents the extended width of the solvent administration group in each test.
本発明の化合物は、Nav1.7の関与する疾患、具体的には、神経障害性疼痛、侵害受容性疼痛、炎症性疼痛、小径線維ニューロパチー、肢端紅痛症、発作性激痛症、排尿障害、多発性硬化症等の疾患に対して優れた治療剤として使用しうる。従って、本発明の化合物は、非常に有用な医薬となり得る。 The compounds of the present invention can be used to treat diseases involving Nav1.7, specifically neuropathic pain, nociceptive pain, inflammatory pain, small fiber neuropathy, limb redness, paroxysmal pain, dysuria It can be used as an excellent therapeutic agent for diseases such as multiple sclerosis. Therefore, the compound of the present invention can be a very useful medicament.
Claims (20)
R1a、R1b、R1cおよびR1dは、各々独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4アルキルアミノ(該アルキル、該アルコキシおよび該アルキルアミノにおけるアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよい)、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルコキシ、C3−7シクロアルキルアミノ(該シクロアルキル、該シクロアルコキシおよび該シクロアルキルアミノにおけるシクロアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキルおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシからなる群から独立して選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよい)、C6−10アリール、C6−10アリールオキシ、5〜12員のヘテロアリールまたは5〜12員のヘテロアリールオキシ(該アリールおよび該アリールオキシにおけるアリール部分ならびに該ヘテロアリールおよび該ヘテロアリールオキシにおけるヘテロアリール部分は、各々独立して、ハロゲン、シアノ、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキルチオおよび置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキルスルホニルからなる群から独立して選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよい)を表し、但し、R1a、R1b、R1cまたはR1dの少なくとも1つは上記のC6−10アリール、C6−10アリールオキシ、5〜12員のヘテロアリールまたは5〜12員のヘテロアリールオキシを表し、
R2およびR3は、各々独立して、水素、C1−6アルキル(該アルキルは、シアノ、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキルおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシからなる群から独立して選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよい)、またはC3−10シクロアルキルを表し、
R4は、水素、C1−6アルキル(該アルキルは、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、またはC3−7シクロアルキル(該シクロアルキルは、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキルおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)を表し、
mは、1、2または3を表し、
Lは、CR7R8を表し(mが2または3を表す場合、それぞれのCR7R8は、各々独立し、同一でも異なってもよい)、
R7およびR8は、各々独立して、水素、水酸基、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ(該アルキルおよび該アルコキシにおけるアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)、C3−7シクロアルキル、またはC3−7シクロアルコキシ(該シクロアルキルおよび該シクロアルコキシにおけるシクロアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルキル、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキルおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシからなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)を表し、あるいは、
R2、R3および−OR4において、
R2とR3が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、−OR4と共に下記式(II):
eおよびfは、各々独立して、1、2または3を表し、
R4は、上記と同義であり、
Vは単結合または酸素原子を表し、
R5a、R5b、R5cおよびR5dは、各々独立して、水素、ハロゲン、水酸基、C1−4アルキル、またはC1−4アルコキシ(該アルキルおよび該アルコキシにおけるアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)を表す]で表される基を形成してもよく、あるいは、
R2、R3、−OR4およびLにおけるCR7R8において、
R2とR7が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、R3、−OR4およびR8と共に下記式(IV):
m1は、0または1を表し、
m1が1のとき、m2は、0または1を表し、jは、1、2、3または4を表し、
m1が0のとき、m2は、0、1または2を表し、jは、1、2、3または4を表し、
R3、R4、R8およびLは、上記と同義であり、
R9a、R9b、R9cおよびR9dは、各々独立して、水素、ハロゲン、水酸基、C1−4アルキル、またはC1−4アルコキシ(該アルキルおよび該アルコキシにおけるアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)を表す]で表される基を形成してもよく、または、
R3と−OR4が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、R2と共に下記式(III):
hは、1、2、3または4を表し、
R2は、上記と同義であり、
R6a、R6bおよびR6cは、各々独立して、水素、ハロゲン、水酸基、C1−4アルキル、またはC1−4アルコキシ(該アルキルおよび該アルコキシにおけるアルキル部分は、各々独立して、ハロゲン、水酸基、置換基群Aから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−4アルコキシ、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルキル、置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7シクロアルコキシおよび置換基群Bから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい3〜7員の非芳香族複素環からなる群から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)を表す]で表される基を形成してもよく(ただし、R2、R3および−OR4が同時に一緒になって環を形成することはない)、
置換基群Aは、ハロゲン、水酸基、C1−4アルコキシ、C3−7シクロアルキルおよびC3−7シクロアルコキシを表し、
置換基群Bは、ハロゲン、水酸基、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C3−7シクロアルキルおよびC3−7シクロアルコキシを表す]
で表される化合物またはその製薬学的に許容される塩を含有する医薬組成物、ただし、以下の化合物またはその製薬学的に許容される塩を含有する医薬組成物は除く、
6−[6−クロロ−2−(モルホリン−4−イル)ピリミジン−4−イル]−1−(2−メトキシエチル)−1H−ベンズイミダゾール、
2−[5−(3,5−ジメチル−1,2−オキサゾール−4−イル)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]エタノール、
2−{5−[5−(テトラヒドロフラン−3−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}エタノール、
2−{5−[3−(2−メトキシエチル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}エタノール、
2−{5−[3−メチル−1−(1−メチルピペリジン−4−イル)−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}エタノール、
2−ブチル−6−[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ベンズイミダゾール−6−イル]−3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1(2H)−オン、
6−[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ベンズイミダゾール−6−イル]−2−(3−メチルブチル)−3,4−ジヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−1(2H)−オン、
2−{5−[1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ベンズイミダゾール−5−イル]−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル}エタノール、
6−(2−クロロフェニル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ベンズイミダゾール−7−カルボニトリル、
2−クロロ−6−{7−フルオロ−1−[(1S,3S)−3−メトキシシクロヘキシル]−1H−ベンズイミダゾール−5−イル}−9−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)−9H−プリン、および
2−{5−[2−(テトラヒドロフラン−3−イル)−1H−イミダゾール−1−イル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}エタノール。 The following formula (I):
R 1a , R 1b , R 1c and R 1d are each independently hydrogen, halogen, cyano, C 1-4 alkyl, C 1-4 alkoxy, C 1-4 alkylamino (the alkyl, alkoxy and the The alkyl moieties in alkylamino are each independently C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, hydroxyl group, and substituent group A, substituent group C 3-7 cycloalkyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from B, substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B An optionally substituted C 3-7 cycloalkoxy and a group consisting of 3 to 7-membered non-aromatic heterocycle optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B 1 to 5 independently selected May be substituted with a substituent), C 3-7 cycloalkyl, C 3-7 cycloalkoxy, C 3-7 cycloalkylamino (said cycloalkyl, the cycloalkyl moiety in the cycloalkoxy and the cycloalkyl amino Each independently, halogen, hydroxyl, C 1-4 alkyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group A, independently selected from substituent group A 1-3 substituents in the optionally substituted C 1-4 alkoxy being, optionally substituted with 1-3 substituents independently selected from substituent group B C 3- 7 cycloalkyl and 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B may be substituted with a substituent C 3-7 1 to 5 amino independently selected from the group consisting of cycloalkoxy Substituent And may be), C 6-10 aryl, C 6-10 aryloxy, 5- to 12-membered heteroaryl or 5- to 12-membered heteroaryloxy (wherein the aryl and the aryl moiety in the aryloxy and the heteroaryl And the heteroaryl moiety in the heteroaryloxy is each independently C 1-4 alkyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, cyano, and substituent group A , C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group A, 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B in an optionally substituted C 3-7 cycloalkyl, 1-3 is substituted with a substituent which may C 3-7 also be Shikuroaruko independently selected from substituent group B 3 to 7-membered non-aromatic heterocycle optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B, 1 independently selected from Substituent Group A C 1-4 alkylthio optionally substituted with 3 substituents and C 1-4 alkylsulfonyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group A Optionally substituted with 1 to 5 substituents independently selected from the group consisting of: wherein at least one of R 1a , R 1b , R 1c or R 1d is C 6 Represents -10 aryl, C 6-10 aryloxy, 5-12 membered heteroaryl or 5-12 membered heteroaryloxy;
R 2 and R 3 are each independently hydrogen, C 1-6 alkyl (the alkyl is substituted with 1 to 3 substituents independently selected from cyano, halogen, hydroxyl group, and substituent group A) C 1-4 alkoxy which may be substituted, C 3-7 cycloalkyl which may be substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B and independently of substituent group B Optionally substituted with 1 to 5 substituents independently selected from the group consisting of C 3-7 cycloalkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents selected by Or C 3-10 cycloalkyl,
R 4 represents hydrogen, C 1-6 alkyl (wherein the alkyl is C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, hydroxyl group, and substituent group A) , C 3-7 cycloalkyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B, 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B 3- to 7-membered non-aromatic heterocycle optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from C 3-7 cycloalkoxy optionally substituted with a group and substituent group B Optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of: or C 3-7 cycloalkyl (wherein the cycloalkyl is independent of halogen, hydroxyl, substituent group A) C 1-4 optionally substituted with 1 to 3 substituents selected Alkyl, C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group A, 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B from the group consisting of one to three optionally substituted with a substituent C 3-7 cycloalkoxy independently selected from which may C 3-7 also be cycloalkyl and substituent group B substituted by a group Which may be substituted with 1 to 3 substituents independently selected),
m represents 1, 2 or 3;
L represents CR 7 R 8 (when m represents 2 or 3, each CR 7 R 8 may be independent and the same or different).
R 7 and R 8 are each independently hydrogen, hydroxyl group, C 1-4 alkyl, C 1-4 alkoxy (the alkyl and the alkyl moiety in the alkoxy are each independently halogen, hydroxyl group, substituent group) C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from A, substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B C 3-7 cycloalkyl, optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B, and optionally substituted with C 3-7 cycloalkoxy and Substituent Group B May be substituted with 1 to 3 substituents selected and may be substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of 3 to 7 membered non-aromatic heterocycles good), C 3-7 cycloalkyl or C 3-7 sheet, Loalkoxy (the cycloalkyl and the cycloalkyl moiety in the cycloalkoxy may each independently be substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, hydroxyl, and substituent group A) C 1-4 alkyl, C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group A, 1 to independently selected from substituent group B 3 may be substituted with a substituent C 3-7 cycloalkyl and 1-3 may be substituted with a substituent C 3-7 cycloalkoxy independently selected from substituent group B Or may be substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of:
In R 2 , R 3 and —OR 4 ,
R 2 and R 3 together with the carbon atom to which each is bonded form a ring and together with —OR 4 have the formula (II)
e and f each independently represent 1, 2 or 3;
R 4 has the same meaning as above,
V represents a single bond or an oxygen atom,
R 5a , R 5b , R 5c and R 5d are each independently hydrogen, halogen, hydroxyl group, C 1-4 alkyl, or C 1-4 alkoxy (the alkyl and the alkyl moiety in the alkoxy are each independently C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, hydroxyl group and substituent group A, 1 to 1 independently selected from substituent group B 3 may be substituted with a substituent C 3-7 cycloalkyl, 1-3 optionally substituted with a substituent C 3-7 cycloalkoxy independently selected from substituent group B And 1 to 3 independently selected from the group consisting of 3 to 7 membered non-aromatic heterocycles optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B Which may be substituted with a substituent of ] May form a group represented by or,
In CR 7 R 8 in R 2 , R 3 , —OR 4 and L,
R 2 and R 7 together with the carbon atom to which each is bonded form a ring and together with R 3 , —OR 4 and R 8 have the following formula (IV):
m 1 represents 0 or 1,
when m 1 is 1, m 2 represents 0 or 1, j represents 1, 2, 3 or 4;
when m 1 is 0, m 2 represents 0, 1 or 2; j represents 1, 2, 3 or 4;
R 3 , R 4 , R 8 and L are as defined above,
R 9a , R 9b , R 9c and R 9d are each independently hydrogen, halogen, hydroxyl group, C 1-4 alkyl, or C 1-4 alkoxy (the alkyl and the alkyl moiety in the alkoxy are each independently C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, hydroxyl group and substituent group A, 1 to 1 independently selected from substituent group B 3 may be substituted with a substituent C 3-7 cycloalkyl, 1-3 optionally substituted with a substituent C 3-7 cycloalkoxy independently selected from substituent group B And 1 to 3 independently selected from the group consisting of 3 to 7 membered non-aromatic heterocycles optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group B Which may be substituted with a substituent of ] May form a group represented by or,
R 3 and —OR 4 together with the carbon atom to which each is bonded form a ring and together with R 2 have the formula (III)
h represents 1, 2, 3 or 4;
R 2 has the same meaning as above,
R 6a , R 6b and R 6c are each independently hydrogen, halogen, hydroxyl group, C 1-4 alkyl, or C 1-4 alkoxy (the alkyl and the alkyl moiety in the alkoxy are each independently halogen , Hydroxyl group, C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Substituent Group A, 1 to 3 independently selected from Substituent Group B optionally substituted with a substituent C 3-7 cycloalkyl, optionally substituted with 1-3 substituents independently selected from substituent group B C 3-7 cycloalkoxy and substituents 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of 3 to 7 membered non-aromatic heterocycles optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from Group B Which may be substituted with That group may be formed (but not be R 2, R 3 and -OR 4 to form a ring together at the same time),
Substituent group A represents halogen, hydroxyl group, C 1-4 alkoxy, C 3-7 cycloalkyl and C 3-7 cycloalkoxy,
Substituent group B represents halogen, hydroxyl group, C 1-4 alkyl, C 1-4 alkoxy, C 3-7 cycloalkyl and C 3-7 cycloalkoxy.
A pharmaceutical composition containing a compound represented by the formula (I) or a pharmaceutically acceptable salt thereof, except for a pharmaceutical composition containing the following compound or a pharmaceutically acceptable salt thereof,
6- [6-chloro-2- (morpholin-4-yl) pyrimidin-4-yl] -1- (2-methoxyethyl) -1H-benzimidazole,
2- [5- (3,5-dimethyl-1,2-oxazol-4-yl) -1H-benzimidazol-1-yl] ethanol,
2- {5- [5- (tetrahydrofuran-3-yl) -4H-1,2,4-triazol-3-yl] -1H-benzimidazol-1-yl} ethanol,
2- {5- [3- (2-methoxyethyl) -1- (2,2,2-trifluoroethyl) -1H-1,2,4-triazol-5-yl] -1H-benzimidazole-1 -Yl} ethanol,
2- {5- [3-methyl-1- (1-methylpiperidin-4-yl) -1H-1,2,4-triazol-5-yl] -1H-benzimidazol-1-yl} ethanol,
2-butyl-6- [1- (2-hydroxyethyl) -1H-benzimidazol-6-yl] -3,4-dihydropyrrolo [1,2-a] pyrazin-1 (2H) -one,
6- [1- (2-hydroxyethyl) -1H-benzimidazol-6-yl] -2- (3-methylbutyl) -3,4-dihydropyrrolo [1,2-a] pyrazine-1 (2H)- on,
2- {5- [1- (2-hydroxyethyl) -1H-benzimidazol-5-yl] -1H-1,2,4-triazol-1-yl} ethanol,
6- (2-chlorophenyl) -1- (2-hydroxyethyl) -1H-benzimidazole-7-carbonitrile,
2-Chloro-6- {7-fluoro-1-[(1S, 3S) -3-methoxycyclohexyl] -1H-benzimidazol-5-yl} -9- (tetrahydro-2H-pyran-2-yl)- 9H-purine, and 2- {5- [2- (tetrahydrofuran-3-yl) -1H-imidazol-1-yl] -1H-benzimidazol-1-yl} ethanol.
R2とR3が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、−OR4と共に式(IIa):
eおよびfが、各々独立して、1または2であり、
R4およびVは、請求項1と同義であり、
R5a、R5b、R5cおよびR5dが、各々独立して、水素またはハロゲンである]で表される基を形成してもよい、あるいは、
R2、R3、−OR4およびLにおけるCR7R8において、R2とR7が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、R3、−OR4およびR8と共に下記式(IVa);
m1が、0であり、
m2が、1または2であり、jが、1、2または3であり、
R3は、上記と同義であり、
R4、R8およびLは、請求項1と同義であり、
R9a、R9b、R9cおよびR9dが、各々独立して、水素またはハロゲンである]
で表される基を形成してもよい、請求項1〜4のいずれか一項に記載の医薬組成物。 R 2 and R 3 are each independently hydrogen or C 1-6 alkyl (wherein the alkyl is substituted with 1 to 3 substituents independently selected from cyano, halogen, hydroxyl group and substituent group A) Optionally substituted with 1 to 5 substituents independently selected from the group consisting of C 1-4 alkoxy which may be substituted), provided that R 2 and R 3 are not simultaneously hydrogen Or
R 2 and R 3 together with the carbon atom to which each is attached form a ring, together with —OR 4 for formula (IIa):
e and f are each independently 1 or 2,
R 4 and V are as defined in claim 1,
R 5a , R 5b , R 5c and R 5d are each independently hydrogen or halogen, or a group represented by:
In CR 7 R 8 in R 2 , R 3 , —OR 4 and L, R 2 and R 7 together with the carbon atoms to which they are bonded form a ring, and R 3 , —OR 4 and R 8 Together with the following formula (IVa):
m 1 is 0,
m 2 is 1 or 2, j is 1, 2 or 3,
R 3 has the same meaning as above,
R 4 , R 8 and L are as defined in claim 1,
R 9a , R 9b , R 9c and R 9d are each independently hydrogen or halogen]
The pharmaceutical composition as described in any one of Claims 1-4 which may form group represented by these.
eおよびfが、各々独立して、1または2であり、
R4およびVは、請求項1と同義であり、
R5a、R5b、R5cおよびR5dが、各々独立して、水素またはハロゲンである]
で表される基を形成してもよい、
あるいは、R2、R3、−OR4およびLにおけるCR7R8において、R2とR7が、それぞれが結合する炭素原子と一緒になって環を形成し、R3、−OR4およびR8と共に下記式(IVa);
m1が、0であり、
m2が、1または2であり、jが、1、2または3であり、
R4が、水素であり、
R8およびLは、請求項1と同義であり、
R9a、R9b、R9cおよびR9dが、各々独立して、水素またはハロゲンである]
で表される基を形成してもよい、請求項1〜5のいずれか一項に記載の医薬組成物。 R 2 and R 3 are C 1-6 alkyl optionally substituted with 1-5 identical or different halogens, or R 2 and R 3 are taken together with the carbon atom to which each is attached. To form a ring and together with —OR 4 for formula (IIb):
e and f are each independently 1 or 2,
R 4 and V are as defined in claim 1,
R 5a , R 5b , R 5c and R 5d are each independently hydrogen or halogen]
May form a group represented by:
Alternatively, in CR 7 R 8 in R 2 , R 3 , —OR 4 and L, R 2 and R 7 together with the carbon atoms to which they are attached form a ring, and R 3 , —OR 4 and Together with R 8 the following formula (IVa);
m 1 is 0,
m 2 is 1 or 2, j is 1, 2 or 3,
R 4 is hydrogen;
R 8 and L are as defined in claim 1,
R 9a , R 9b , R 9c and R 9d are each independently hydrogen or halogen]
The pharmaceutical composition as described in any one of Claims 1-5 which may form group represented by these.
hが、1、2または3であり、
R2は請求項1と同義であり、
R6a、R6bおよびR6cが、各々独立して、水素、ハロゲンまたは1〜3個の同一もしくは異なるハロゲンで置換されていてもよいC1−4アルキルである]
で表される基を形成してもよい、請求項1〜4および請求項7のいずれか一項に記載の医薬組成物。 R 4 is hydrogen, C 1-4 alkyl or C 3-7 cycloalkyl optionally substituted with 1 to 3 identical or different halogens (the cycloalkyl is independent of halogen, hydroxyl and substituent group A) Optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of C 1-4 alkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents. Or R 3 and —OR 4 together with the carbon atoms to which they are attached form a ring, together with R 2 of formula (IIIa):
h is 1, 2 or 3;
R 2 has the same meaning as in claim 1,
R 6a , R 6b and R 6c are each independently hydrogen, halogen or C 1-4 alkyl optionally substituted with 1 to 3 identical or different halogens]
The pharmaceutical composition as described in any one of Claims 1-4 and Claim 7 which may form group represented by these.
mが1または2である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の医薬組成物。 R 7 and R 8 are each independently hydrogen or C 1-4 alkyl (wherein the alkyl is substituted with 1 to 3 substituents independently selected from halogen, hydroxyl group, substituent group A) Optionally selected from C 1-4 alkoxy, C 3-7 cycloalkyl optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B, independently selected from substituent group B Optionally substituted with 1 to 3 substituents selected from C 3-7 cycloalkoxy optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from substituent group B 3 Optionally substituted with 1 to 3 substituents independently selected from the group consisting of 7-membered non-aromatic heterocycles),
The pharmaceutical composition according to any one of claims 1 to 10, wherein m is 1 or 2.
mが1である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の医薬組成物。 R 7 and R 8 are hydrogen,
The pharmaceutical composition according to any one of claims 1 to 11, wherein m is 1.
1−[6−(4−フルオロフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール、
6−(4−フルオロフェノキシ)−1−(テトラヒドロフラン−2−イルメチル)−1H−ベンズイミダゾール、
1−(テトラヒドロフラン−2−イルメチル)−6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール、
2−メチル−1−{6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
1−[2−(シクロペンチルオキシ)エチル]−6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール、
2−メチル−1−{6−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
1−[2−(シクロペンチルオキシ)エチル]−6−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール、
2−メチル−1−[6−(4−メチルフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]プロパン−2−オール、
2−メチル−1−{6−[4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
1−[6−(4−クロロフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール、
2−メチル−1−{6−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
2−メチル−1−{6−[(6−メチルピリジン−3−イル)オキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
2−メチル−1−(6−{[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール、
2−メチル−1−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール、
2−メチル−1−(5−{[5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール、
2−メチル−1−(5−{[5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール、
1−(5−{[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、
1−{5−[(5−クロロ−3−フルオロピリジン−2−イル)オキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}−2−メチルプロパン−2−オール、
3−[(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)メチル]オキセタン−3−オール、
1−[(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)メチル]シクロブタノール、
2−メチル−4−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オール、
2−メチル−1−(6−{[5−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール、
3−({6−[4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}メチル)オキセタン−3−オール、
3−({6−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}メチル)オキセタン−3−オール、
4−[6−(4−クロロフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルブタン−2−オール、
3−{[6−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]メチル}オキセタン−3−オール、
cis−4−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)シクロヘキサノール、
1−{6−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}−2−メチルプロパン−2−オール、
1−[6−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール、
3−({6−[2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}メチル)オキセタン−3−オール、
4−{6−[2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}−2−メチルブタン−2−オール、
1−{5−[2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}−2−メチルプロパン−2−オール、
2−メチル−1−{5−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
1−{5−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}−2−メチルプロパン−2−オール、
3−({5−[2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}メチル)オキセタン−3−オール、および
(3S)−2−メチル−3−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オール。 The pharmaceutical composition according to claim 1, wherein the compound is a compound selected from the following group of compounds or a pharmaceutically acceptable salt thereof:
1- [6- (4-fluorophenoxy) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylpropan-2-ol,
6- (4-fluorophenoxy) -1- (tetrahydrofuran-2-ylmethyl) -1H-benzimidazole,
1- (tetrahydrofuran-2-ylmethyl) -6- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazole,
2-methyl-1- {6- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
1- [2- (cyclopentyloxy) ethyl] -6- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazole,
2-methyl-1- {6- [5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
1- [2- (cyclopentyloxy) ethyl] -6- [5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] -1H-benzimidazole,
2-methyl-1- [6- (4-methylphenoxy) -1H-benzimidazol-1-yl] propan-2-ol,
2-methyl-1- {6- [4- (trifluoromethyl) phenoxy] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
1- [6- (4-chlorophenoxy) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylpropan-2-ol,
2-methyl-1- {6- [4- (trifluoromethoxy) phenoxy] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
2-methyl-1- {6-[(6-methylpyridin-3-yl) oxy] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
2-methyl-1- (6-{[6- (trifluoromethyl) pyridin-3-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol,
2-methyl-1- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol,
2-methyl-1- (5-{[5- (trifluoromethyl) pyrazin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol,
2-methyl-1- (5-{[5- (trifluoromethyl) pyrimidin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol,
1- (5-{[3-fluoro-5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) -2-methylpropan-2-ol,
1- {5-[(5-chloro-3-fluoropyridin-2-yl) oxy] -1H-benzimidazol-1-yl} -2-methylpropan-2-ol,
3-[(6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) methyl] oxetane-3-ol,
1-[(6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) methyl] cyclobutanol,
2-methyl-4- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) butan-2-ol,
2-methyl-1- (6-{[5- (2,2,2-trifluoroethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol,
3-({6- [4- (trifluoromethyl) phenoxy] -1H-benzimidazol-1-yl} methyl) oxetane-3-ol,
3-({6- [4- (trifluoromethoxy) phenoxy] -1H-benzimidazol-1-yl} methyl) oxetane-3-ol,
4- [6- (4-chlorophenoxy) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylbutan-2-ol,
3-{[6- (2-chloro-4-fluorophenoxy) -1H-benzimidazol-1-yl] methyl} oxetane-3-ol,
cis-4- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) cyclohexanol,
1- {6- [2-fluoro-4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} -2-methylpropan-2-ol,
1- [6- (4-chloro-2-fluorophenyl) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylpropan-2-ol,
3-({6- [2-methoxy-4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} methyl) oxetane-3-ol,
4- {6- [2-methoxy-4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} -2-methylbutan-2-ol,
1- {5- [2-methoxy-4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} -2-methylpropan-2-ol,
2-methyl-1- {5- [4- (trifluoromethoxy) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
1- {5- [2-fluoro-4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} -2-methylpropan-2-ol,
3-({5- [2-methoxy-4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} methyl) oxetane-3-ol, and (3S) -2-methyl-3- ( 6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) butan-2-ol.
1−[6−(4−フルオロフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール、
2−メチル−1−{6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
2−メチル−1−{6−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
2−メチル−1−{6−[4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
1−[6−(4−クロロフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルプロパン−2−オール、
2−メチル−1−{6−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
2−メチル−1−{6−[(6−メチルピリジン−3−イル)オキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}プロパン−2−オール、
2−メチル−1−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール、
2−メチル−1−(5−{[5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール、
1−(5−{[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、
2−メチル−4−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オール、
2−メチル−1−(6−{[5−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)プロパン−2−オール、
3−({6−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}メチル)オキセタン−3−オール、
4−[6−(4−クロロフェノキシ)−1H−ベンズイミダゾール−1−イル]−2−メチルブタン−2−オール、
cis−4−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)シクロヘキサノール、
1−{6−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}−2−メチルプロパン−2−オール、
3−({6−[2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}メチル)オキセタン−3−オール、
3−({5−[2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール−1−イル}メチル)オキセタン−3−オール、および
(3S)−2−メチル−3−(6−{[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}−1H−ベンズイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オール。 The pharmaceutical composition according to claim 1, wherein the compound is a compound selected from the following group of compounds or a pharmaceutically acceptable salt thereof:
1- [6- (4-fluorophenoxy) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylpropan-2-ol,
2-methyl-1- {6- [4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
2-methyl-1- {6- [5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
2-methyl-1- {6- [4- (trifluoromethyl) phenoxy] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
1- [6- (4-chlorophenoxy) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylpropan-2-ol,
2-methyl-1- {6- [4- (trifluoromethoxy) phenoxy] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
2-methyl-1- {6-[(6-methylpyridin-3-yl) oxy] -1H-benzimidazol-1-yl} propan-2-ol,
2-methyl-1- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol,
2-methyl-1- (5-{[5- (trifluoromethyl) pyrazin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol,
1- (5-{[3-fluoro-5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) -2-methylpropan-2-ol,
2-methyl-4- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) butan-2-ol,
2-methyl-1- (6-{[5- (2,2,2-trifluoroethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) propan-2-ol,
3-({6- [4- (trifluoromethoxy) phenoxy] -1H-benzimidazol-1-yl} methyl) oxetane-3-ol,
4- [6- (4-chlorophenoxy) -1H-benzimidazol-1-yl] -2-methylbutan-2-ol,
cis-4- (6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) cyclohexanol,
1- {6- [2-fluoro-4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} -2-methylpropan-2-ol,
3-({6- [2-methoxy-4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} methyl) oxetane-3-ol,
3-({5- [2-methoxy-4- (trifluoromethyl) phenyl] -1H-benzimidazol-1-yl} methyl) oxetane-3-ol, and (3S) -2-methyl-3- ( 6-{[5- (trifluoromethyl) pyridin-2-yl] oxy} -1H-benzimidazol-1-yl) butan-2-ol.
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