JP2018147604A - 照度分布調整板、バックライト装置及び表示装置 - Google Patents

照度分布調整板、バックライト装置及び表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018147604A
JP2018147604A JP2017038777A JP2017038777A JP2018147604A JP 2018147604 A JP2018147604 A JP 2018147604A JP 2017038777 A JP2017038777 A JP 2017038777A JP 2017038777 A JP2017038777 A JP 2017038777A JP 2018147604 A JP2018147604 A JP 2018147604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light source
illuminance distribution
light transmission
transmission hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017038777A
Other languages
English (en)
Inventor
直 信 喜
Naonobu Yoshi
直 信 喜
浦 大 輔 松
Daisuke Matsuura
浦 大 輔 松
口 幸 夫 谷
Yukio Taniguchi
口 幸 夫 谷
正 人 井手上
Masato Idegami
正 人 井手上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2017038777A priority Critical patent/JP2018147604A/ja
Publication of JP2018147604A publication Critical patent/JP2018147604A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)

Abstract

【課題】直下型面光源装置の出光面内における照度ムラを抑制する。【解決手段】照度分布調整板40は、光源22から出射した光を透過させる複数の光透過孔45が形成された基材41を備え、基材は、1以上の区画領域Aaを有し、各区画領域において、当該区画領域は、規則的に配列された複数の要素領域Abにさらに区分けされ、少なくとも当該区画領域の中心Cに対応する要素領域Ab0以外の各要素領域には、それぞれ一つの光透過孔が形成されており、基材の法線方向から観察した、光透過孔の開口面積をS(mm2)、当該光透過孔の中心からの距離をR(mm)としたときに、第1光透過孔及び第2光透過孔がいずれも、S=1/(Aexp(−R2/(2σ2)))(ただし、A及びσは定数)を満たす。【選択図】図1

Description

本発明は、発光面内の照度分布を調整する照度分布調整板、並びに、この照度分布調整板を備えたバックライト装置及び表示装置に関する。
面状に発光する面光源装置が、例えば液晶表示装置に組み込まれた液晶表示パネルを背面側から照明するバックライトとして、広く普及している。液晶表示装置用の面光源装置は、大別すると、光学部材の側方に光源を配置するエッジライト型と、光学部材の直下に光源を配置する直下型と、に分類される。光源としては、例えば発光ダイオード(LED)が用いられる。エッジライト型の面光源装置は、光学部材の側方に光源を配置することから、薄型化が可能であるという利点がある一方、配置できる光源の数に限りがあり、十分な明るさを得ることが難しいという難点があった。また、直下型の面光源装置は、光学部材の直下に光源を配置することから、エッジライト型の面光源装置と比較して多数の光源を配置することができ、十分な明るさを得やすいという利点がある一方、薄型化が難しいという難点があった。
車載用の液晶表示装置においては、窓から差し込む外光の下での視認性を確保するために、明るく表示することが求められる。しかしながら、車載用の液晶表示装置では、薄型化が容易である点から、従来、バックライトとしてエッジライト型の面光源装置が用いられてきた。エッジライト型の面光源装置でできるだけ明るい表示を得ようとすると、光学部材の側方に多数の光源を密に配置する必要がある。ここで、車載用の液晶表示装置は狭い空間に配置されることが多く、この狭い空間内に多数の光源が密に配置されると、光源から生じる熱を十分に放熱することができなくなる。すなわち、車載用の液晶表示装置のバックライトとして、エッジライト型の面光源装置を用いた場合、十分な明るさを得ることが難しいだけでなく、光源から生じる熱を十分に放熱することができずに液晶表示装置が高温になり、誤動作を生じる虞もある。その一方、バックライトとして直下型の面光源装置を用いることができれば、複数の光源を互いに離間して配置することができるので、光源から生じる熱を適切に放熱することができる。したがって、車載用の液晶表示装置においては、バックライトとして直下型の面光源装置を用いながら、この面光源装置を薄型化することが求められる。
直下型の面光源装置において、ムラのない映像を表示するために、光源と液晶表示パネルとの間にフラッタとも呼ばれる照度分布調整板を配置して、この照度分布調整板により面光源装置の発光面内の照度分布を調整する技術が知られている。特許文献1には、点光源を収容するハウジングの開口を覆い、点光源からの光を反射及び導通させる光導通反射部材が開示されている。特許文献1の光導通反射部材は、正方形の板状体で形成されており、この板状体には、多数の光透過孔が設けられている。点光源から出射した光は、光導通反射部材とハウジングの底板部との間で反射を繰り返し、光導通反射部材に設けられた多数の光透過孔のいずれかから出射する。このとき、光導通反射部材に設けられた多数の光透過孔は、板状体の中心から外方へ向かうにつれて径が大きくなっている、すなわち光源から離れた光導通反射部材の外方において光透過穴が大きく形成されているので、光導通反射部材の中心部から出射する光と外方とから出射する光の照度分布の均一化を図ることができる。
特開2010−282852号公報
特許文献1に開示されるような従来の照度分布調整板においては、光源の直上近傍は光透過率が低い光遮蔽部とされ、この光遮蔽部の周辺に多数の光透過孔が形成されている。このような照度分布調整板について、本件発明者らは、直下型の面光源装置を薄型化できる可能性がある照度分布調整板として、図9に示すような配置で複数の光透過孔145が形成された照度分布調整板140を用いた直下型の面光源装置を作成し、この面光源装置から出射する光の照度分布について検討した。この照度分布調整板140は、光源から出射した光を透過させる複数の光透過孔145が形成された基材141を備え、基材141は複数の区画領域Aaを有している。図9には、これらの複数の区画領域Aaのうち一つの区画領域Aaを示している。図示された区画領域Aaは、第1方向dに沿って幅Wを有し、第1方向dに直交する第2方向dに沿って幅Wを有している。また、各区画領域Aaは、第1方向d及び第2方向dに沿ってそれぞれ規則的に配列された複数の要素領域Abにさらに区分けされている。各要素領域Abにはそれぞれ一つの光透過孔145が形成されている。ただし、光源の直上近傍が光遮蔽部となるように、光源の直上に位置する、区画領域Aaの中心Cに対応する中心要素領域Ab、及び、中心要素領域Abに第1方向d又は第2方向dに沿って隣接する要素領域Abには、光透過孔145が形成されていない。図10に、図9に示された区画領域Aaの中心C付近の拡大図を示す。図示された例では、各要素領域Abの第1方向dに沿った幅W及び第2方向dに沿った幅Wは、いずれも2mmである。したがって、各要素領域Abの第1方向dに沿った配列ピッチ及び第2方向dに沿った配列ピッチも、いずれも2mmである。
図11は、照度分布調整板140の板面への法線方向から観察した、すなわち平面視における、図10のXIが付された一点鎖線に沿って配列された各要素領域Ab〜Abに形成された光透過孔145の開口面積S(mm)と、当該光透過孔145の中心の、区画領域Aaの中心Cからの距離R(mm)との関係を示すグラフである。距離Rは、区画領域Aaの中心Cから第1方向dの一方側(図10の右側)に向かう距離を正(+)、区画領域Aaの中心Cから第1方向dの他方側(図10の左側)に向かう距離を負(−)として表す。光透過孔145が形成されていない要素領域Ab,Ab,Abにおいては、それぞれ開口面積が0mmの光透過孔が形成されているものと考える。
この照度分布調整板140を用いた面光源装置の光源を発光させて、この面光源装置を照度分布調整板140の光源と反対側から観察した、照度分布調整板140の一つの区画領域Aaにおける照度分布を図12に示す。図12において、色が薄い(白い)ほど照度が高い(明るい)ことを示し、色が濃い(黒い)ほど照度が低い(暗い)ことを示す。また、下方に示されているグラフは、当該区画領域Aaの中心Cを通り第1方向dに延びる一点鎖線に沿った照度分布を示し、右方に示されているグラフは、当該区画領域Aaの中心Cを通り第2方向dに延びる一点鎖線に沿った照度分布を示している。
図12に示されているように、照度分布調整板140の区画領域Aa内には大きな照度差が生じている。具体的には、区画領域Aaの中心C近傍において、区画領域Aaの外周部分と比較して照度が大きく低下していることがわかる。表示装置のバックライトとして、このような照度分布調整板140が組み込まれた直下型の面光源装置を用いた場合、各区画領域Aa内に生じる照度差に起因して、面光源装置の出光面内に明るさのムラを生じ、表示パネルに表示される映像の画質が低下し得る。
このような照度分布調整板について、さらなる検討を進めたところ、本件発明者らは、区画領域Aaの中心C近傍における光透過孔を、特定の配置及び開口面積とすることにより、区画領域Aa内に生じ得る照度差を低減させることができることを見出すに至った。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、直下型面光源装置の出光面内における照度ムラを抑制することを目的とする。
本発明の照度分布調整板は、
光源から出射した光の照度分布を調整する照度分布調整板であって、
前記光を透過させる複数の光透過孔が形成された基材を備え、
前記基材は、1以上の区画領域を有し、
各区画領域において、
当該区画領域は、規則的に配列された複数の要素領域にさらに区分けされ、
少なくとも当該区画領域の中心に対応する要素領域以外の各要素領域には、それぞれ一つの前記光透過孔が形成されており、
前記中心から当該区画領域の周縁に向かって前記複数の要素領域の配列方向のいずれかに沿って配列された各要素領域に含まれる光透過孔のうち、前記中心に対応する要素領域に隣接する要素領域に含まれる光透過孔を第1光透過孔とし、前記第1光透過孔を含む要素領域に前記中心に対応する要素領域の反対側から隣接する要素領域に含まれる光透過孔を第2光透過孔とし、
前記基材の法線方向から観察した、光透過孔の開口面積をS(mm)、当該光透過孔の前記中心からの距離をR(mm)としたときに、前記第1光透過孔及び前記第2光透過孔がいずれも、
S=1/(Aexp(−R/(2σ)))
(ただし、A及びσは定数)
を満たす。
本発明の照度分布調整板において、前記複数の要素領域は、第1方向と、前記第1方向に直交する第2方向のそれぞれに沿って配列されていてもよい。
本発明の面光源装置は、上述の照度分布調整板と、前記照度分布調整板と対向して配置された光源と、前記照度分布調整板の前記光源と同じ側に前記照度分布調整板と平行をなして配置された光反射層と、を有する。
本発明の面光源装置において、前記光源を前記基材の法線方向に沿って前記基材に投影した領域と、前記区画領域の中心に対応する要素領域とは、少なくとも部分的に重なってもよい。
本発明の面光源装置において、前記光反射層と前記照度分布調整板と間の離間距離は、前記配列方向に沿った前記要素領域の配列ピッチの2倍以下であってもよい。
本発明の表示装置は、上述の面光源装置と、前記面光源装置の前記照度分布調整板と対向して配置された表示パネルと、を有する。
本発明によれば、直下型面光源装置の出光面内における照度ムラを抑制することができる。
図1は、本発明による一実施の形態を説明するための図であって、表示パネルと面光源装置を備えた表示装置の一例を概略的に示す斜視図である。 図2は、面光源装置の一例を概略的に示す斜視図である。 図3は、面光源装置に組み込まれた照度分布調整板を示す平面図である。 図4は、図3のIV−IV線に対応した面光源装置の断面を示す図である。 図5は、照度分布調整板の一つの区画領域を示す平面図であって、光透過孔の配置パターンの一例を示す図である。 図6は、図5の区画領域の中心付近を拡大して示す図である。 図7は、図6のVIIが付された一点鎖線に沿った、各光透過孔の開口面積と区画領域の中心からの距離との関係を示すグラフである。 図8は、照度分布調整板が組み込まれた面光源装置の光源を発光させた場合の、一つの区画領域内の照度分布を示す図である。 図9は、比較形態における照度分布調整板の一つの区画領域を示す平面図であって、光透過孔の配置パターンを示す図である。 図10は、図9の区画領域の中心付近を拡大して示す図である。 図11は、図10のXIが付された一点鎖線に沿った、各光透過孔の開口面積と区画領域の中心からの距離との関係を示すグラフである。 図12は、比較形態における照度分布調整板が組み込まれた面光源装置の光源を発光させた場合の、一つの区画領域内の照度分布を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
本明細書において、「板」、「シート」、「フィルム」の用語は、呼称の違いのみに基づいて、互いから区別されるものではない。例えば、「板」は「シート」や「フィルム」と呼ばれ得るような部材をも含む概念であり、したがって、例えば、「照度分布調整板」は、「照度分布調整シート」や「照度分布調整フィルム」と呼ばれる部材と、呼称の違いのみにおいて区別され得ない。
また、「板面(シート面、フィルム面)」とは、対象となる板状(シート状、フィルム状)の部材を全体的かつ大局的に見た場合において対象となる板状部材(シート状部材、フィルム状部材)の平面方向と一致する面のことを指す。なお、本明細書において、面及び板状(シート状、フィルム状)の部材の法線方向とは、対象となる面及び板状(シート状、フィルム状)の部材の板面への法線方向のことを指す。
さらに、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件並びにそれらの程度を特定する、例えば、「平行」、「直交」、「同一」等の用語や長さや角度の値等については、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈することとする。
図1〜図9は、本発明による一実施の形態を説明するための図である。このうち図1は、表示パネルと面光源装置を備えた表示装置の一例を概略的に示す図であり、図2は、面光源装置の一例を概略的に示す斜視図である。
本実施の形態の表示装置10は、例えば動画、静止画、文字情報や、これらの組み合わせで構成された映像を表示パネル15に表示する装置である。本実施の形態では、表示装置10が車載用の液晶表示装置である例について説明するが、これに限られることなく、本発明の表示装置10は、室内又は屋外において、広告、プレゼンテーション、テレビジョン映像、各種情報の表示等、様々な用途に使用され得る。図1に示された表示装置10は、出光面20aを有する面光源装置20と、出光面20aと対向して配置された表示パネル15と、を有している。図示された例では、表示パネル15は液晶表示パネルとして構成されており、したがって表示装置10は液晶表示装置として構成されている。本実施の形態では、面光源装置20はいわゆる直下型のバックライトを構成しており、表示パネル15の背面側すなわち観察者5と反対側から表示パネル15を照明する。
図示された例では、表示パネル15は、映像が表示される表示面15aが面光源装置20の反対側を向くように配置されている。これにより、表示パネル15の表示面15aが表示装置10の表示面10aを形成する。表示パネル15は、平面視において矩形形状に形成されている。
本実施の形態の表示パネル15は、透過型の液晶表示パネルであり、面光源装置20から表示パネル15に入射した光の一部を透過させ、表示面15aに映像を表示させる。表示パネル15は、液晶材料を有する液晶層を含んでおり、表示パネル15の光透過率は、液晶層に印加される電界の強度に応じて変化する。このような表示パネル15の一例として、一対の偏光板と、一対の偏光板間に配置された液晶セル(液晶層)と、を有する液晶表示パネルを用いることができる。この液晶表示パネルにおいて、偏光板は、入射した光を直交する二つの偏光成分に分解し、一方の方向の偏光成分を透過させ、前記一方の方向に直交する他方の方向の偏光成分を吸収する機能を有した偏光子を有する。液晶セルは、一対の支持板と、一対の支持板間に配置された液晶と、を有する。液晶セルは、一つの画素を形成する領域毎に電界が印加され得るようになっており、電界が印加された液晶セルの液晶の配向は変化するようになる。面光源装置20から出射し、液晶セルの面光源装置20側に配置された偏光板を透過した特定方向(透過軸と平行な方向)の偏光成分は、一例として、電界印加されていない液晶セルを通過する際にはその偏光方向を90°回転させ、電界印加されている液晶セルを通過する際にはその偏光方向を維持する。これにより、液晶セルへの電界印加の有無によって、液晶セルの面光源装置20側に配置された偏光板を透過した特定方向の偏光成分が、液晶セルの面光源装置20と反対側に配置された他の偏光板をさらに透過するか、あるいは、当該他の偏光板で吸収されて遮断されるか、を制御することができる。
面光源装置20は、面状の光を出射する出光面20aを有しており、出光面20aの法線方向に出光面20aと対向する領域内に光源22が設けられた、いわゆる直下型のバックライトとして構成されている。図2に示されているように、本実施の形態の面光源装置20は、光源22を支持するベース積層体30、スペーサ23、照度分布調整板40、拡散板26、第1光学シート27及び第2光学シート28を有している。図示された例では、ベース積層体30上にスペーサ24及び照度分布調整板40が順に積層され、照度分布調整板40から後述の所定の距離D2だけ離間して、拡散板26、第1光学シート27及び第2光学シート28の積層体が順に配置されている。そして、第2光学シート28が面光源装置20の出光面20aをなしている。
光源22は、例えば発光ダイオード(LED)等で構成され、照度分布調整板40と対向して配置されている。本実施の形態では、図3によく示されているように、光源22は、面光源装置20の板面に平行な第1方向dに沿って並べて配置されるすなわち配列されるとともに、面光源装置20の板面に平行且つ第1方向dと交差する第2方向dに沿って配列される。とりわけ本実施の形態では、第1方向dと第2方向dとは直交している。すわなち、本実施の形態では、複数の光源22が第1方向d及び第2方向dに沿って二次元的に配列される。なお、これに限られず、面光源装置20は、第1方向d又は第2方向dに沿って一列に配列された複数の光源22を有していてもよいし、一つの光源22のみを有していてもよい。なお、各光源22の出力、すなわち、各光源22の点灯及び消灯、及び/又は、各光源22の点灯時の明るさは、他の光源22の出力から独立して調節され得ることが好ましい。
スペーサ23は、照度分布調整板40を支持する部材であり、ベース積層体30と照度分布調整板40との間を所定の距離に保つ機能を有している。図2に示されているように、スペーサ23は、隣り合う二つの光源22の間を仕切る壁部24を有しており、これにより、各光源22に対応して、壁部24で囲まれた開口25が形成されている。図示された例では、スペーサ23は、平面視において、第1方向dに配列され第2方向dに延びる複数の壁部24と、第2方向dに配列され第1方向dに延びる複数の壁部24と、が格子状をなすように配置されている。開口25は、光源22の配置パターンに対応して設けられる。すなわち、スペーサ23は、第1方向dに配列されるとともに、第2方向dに配列された、複数の開口25を有している。本実施の形態では、各開口25は、平面視において矩形とりわけ正方形をなして形成されているが、これに限られず、各開口25は、平面視において三角形、六角形、円形等の他の形状をなしていてもよい。このようなスペーサ23は、例えばポリカーボネート樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合樹脂(ABS樹脂)、アクリロニトリル−スチレン−アクリレート共重合樹脂(ASA樹脂)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合樹脂(AES樹脂)、ポリメチルメタクリレート樹脂(PMMA樹脂)、ポリアセタール樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、またはこれらの樹脂を2種以上混合した混合物等で形成することができる。とりわけスペーサ23は、可視光波長域の光に対する高い反射性を有する材料で構成されることが好ましい。
図3は、面光源装置20に組み込まれた照度分布調整板40を示す平面図である。図3では、照度分布調整板40の背面側に配置される光源22及びスペーサ23の開口25の位置が破線で示されている。照度分布調整板40は、光源22から出射した光を透過させるための複数の光透過孔45が形成された基材41を備えている。なお、図3では、光透過孔45の図示は省略されている。照度分布調整板40の基材41は、各光源22に対応した1以上の区画領域Aaを有している。すなわち、基材41には、一つの光源22に対して一つの区画領域Aaが設けられている。したがって、基材41は、第1方向dに沿って配列されるとともに、第2方向dに沿って配列された、複数の区画領域Aaを有している。図3では、基材41における一点鎖線で区画された領域がそれぞれの区画領域Aaを示している。図示された例では、各区画領域Aaは平面視で矩形形状に形成されているが、区画領域Aaの形状はこれに限られない。
図3に示された例では、基材41の隣り合う区画領域Aaを区画する区画線Laは、スペーサ23の壁部24に沿って定義される。言い換えると、区画線Laは、照度分布調整板40の法線方向に沿ってスペーサ23の壁部24と対向する領域内に位置するように定義される。結果として、区画線Laは、全体として、第1方向dに配列され第2方向dに延びる複数の区画線Laと、第2方向dに配列され第1方向dに延びる複数の区画線Laと、が格子状をなすように定義される。図示された例では、各区画領域Aaは、第1方向dに沿った幅Wと、第2方向dに沿った幅Wとを有する。この幅W及び幅Wは、例えば5mm以上50mm以下とすることができる。
図4に、図3のIV−IV線に対応した面光源装置20の断面を示す。とりわけ図4は、照度分布調整板40の基材41における一つの区画領域Aaに対応する面光源装置20の断面を示している。
ベース積層体30は、光源22を支持するとともに、光源22に対して電源を供給する機能を有する。図3に示された例では、ベース積層体30は、基材31、接合層32、フィルム基板33、配線層34、レジスト層35及び光反射層36を有している。
基材31は、フィルム基板33、配線層34、レジスト層35及び光反射層36を保持する基材として機能する部材である。基材31の材料としては、フィルム基板33、配線層34、レジスト層35及び光反射層36を適切に保持することができるものであれば特に限られないが、例えば金属や樹脂等を用いることができる。とりわけアルミニウム等の熱伝導性の良い金属材料で形成された基材31を用いると、光源22で生じた熱をこの基材31を介して面光源装置20の背面側へ向けて放熱することができるので、より好ましい。この基材31の厚さは、例えば0.5mm以上10mm以下とすることができる。なお、基材31は、面光源装置20の筐体の一部をなしていてもよい。
フィルム基板33は、配線層34を保持する基材として機能する部材であり、配線層34とともにプリント配線板を形成する。図4に示されたフィルム基板33は、可撓性を有する樹脂フィルムで形成されており、これによりフィルム基板33は、配線層34とともにフレキシブルプリント配線板を形成する。このフィルム基板33の厚さは、例えば10μm以上500μm以下とすることができる。フィルム基板33として、従来のリジッド基板よりも薄い基板を用いることにより、面光源装置20を薄型化することができる。フィルム基板33の材料としては、絶縁性、耐熱性、耐久性、加熱時の寸法安定性、機械的強度等を考慮して適宜選択され得るが、例えば、ポリイミド(PI)や、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレンテレフタレート(PET)を用いることができる。
フィルム基板33は、接合層32を介して基材31に固定される。接合層32は、フィルム基板33を適切に基材31に固定できるものであれば特に限られない。一例として、接合層32として両面テープを用いることができる。その他にも、接合層32として適宜の接着剤や粘着剤が用いられてもよい。
配線層34は、フィルム基板33上に設けられ、光源22に対して電源を供給する機能を有する。そのため、配線層34は、導電性の高い金属材料で形成されることが好ましい。配線層34を形成する金属材料としては、例えば、銅、アルミニウム、金、銀等又はこれらの合金等の金属材料を挙げることができる。一例として、配線層34は、サブトラクト法を用いて形成することができる。すなわち、フィルム基板33上に配置された銅箔等の金属層を、フォトリソグラフィー技術を用いたエッチングによりパターニングすることにより、所望のパターンを有する配線層34を形成することができる。なお、これに限られず、配線層34は、アディティブ法やセミアディティブ法等の他の方法を用いて形成されてもよい。なお、配線層34における、光源22や他の配線又はコネクタとの接続部には、電極部が設けられる。
配線層34、及び、配線層34から露出したフィルム基板33上には、レジスト層35が設けられる。とりわけレジスト層35は、配線層34の電極部となる箇所を除いて、配線層34、及び、配線層34から露出したフィルム基板33を覆うようにして設けられる。このレジスト層35は、配線層34を保護するとともに、配線層34と他の部材との間の短絡を防止する機能を有する。レジスト層35の材料としては、例えば、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、エポキシ系及びフェノール系樹脂、エポキシアクリレート樹脂、シリコーン系樹脂等の樹脂材料を用いることができる。レジスト層35は、一例として、配線層34及びフィルム基板33全体を覆うように樹脂層を設け、フォトリソグラフィー技術を用いたエッチングにより配線層34の電極部となる箇所に、当該電極部を露出させる開口を設けることにより形成することができる。
光反射層36は、光源22から出射した光の利用効率を向上させるために設けられる層であり、光源22から出射して照度分布調整板40で反射されてその光路を光反射層36側に向けて曲げられた光を、再び照度分布調整板40へ向けて反射させる機能を有する。そのため、光反射層36は、可視光波長域の光に対する高い反射性を有する層であることが好ましい。また、光反射層36は、照度分布調整板40の光源22と同じ側に照度分布調整板40と平行をなして配置される。図4に示された例では、光反射層36は、光源22が配置されるべき箇所を除いて、レジスト層35上に積層されている。図示された例では、光反射層36は、平面視において光源22を囲むようにして配置されている。また、図示された例では、光反射層36は、レジスト層35の光源22を囲む内周縁部を露出させるようにして設けられている。なお、これに限られず、光反射層36は、例えばレジスト層35の光源22を囲む内周縁部が露出しないように、レジスト層35の内周縁部と光反射層36の内周縁部が一致するようにして設けられていてもよい。光反射層36としては、例えば白色の樹脂材料で形成された層を用いることができる。
光源22は、導電接続層37を介して配線層34の電極部に接続されている。導電接続層37としては、例えば、はんだ、導電性接着剤等からなる層を用いることができる。
なお、照度分布調整板40と光反射層36との間にスペーサ23を有していることにより、照度分布調整板40は、当該照度分布調整板40の法線方向に、光反射層36から距離D1だけ離間して配置されている。
拡散板26は、当該拡散板26に入射した光を拡散する機能を有した板状部材であり、これにより、照度の面内分布を均一化させ、照度分布調整板40の光透過孔45の像を目立たなくさせることができる。拡散板26としては、光拡散機能を有する部材であれば特に限定されることなく使用可能であるが、例えば、表面に微細な凹凸を有する樹脂板やガラス板、内部に拡散粒子を有する樹脂板やガラス板を用いることができる。本実施の形態では、拡散板26は、照度分布調整板40の法線方向(拡散板26の法線方向)に、照度分布調整板40から距離D2だけ離間して配置されている。
本実施の形態における第1光学シート27は、光源22側から入射した光の進行方向を変化させて表示パネル15側から出射させ、第1光学シート27の法線方向における照度を集中的に向上させるための集光シートである。本実施の形態の集光シートは、そのシート面上のある方向に沿って配列された複数の単位プリズムを有したシートである。この集光シートとしては、例えば米国3M社から入手可能な「BEF」(登録商標)を用いることができる。
また、本実施の形態における第2光学シート28は、その透過軸と平行な方向の偏光成分を透過させ、その透過軸に直交する反射軸と平行な方向の偏光成分を反射する反射型偏光板である。この反射型偏光板によれば、面光源装置20から出射し表示パネル15で有効に利用され得ない偏光成分の光が、当該表示パネル15へ入射して偏光板で吸収されてしまうことを防止することができる。したがって、光源光の利用効率を向上させて、照度特性を改善することができる。この反射型偏光板としては、例えば米国3M社から入手可能な「DBEF」(登録商標)を用いることができる。
このような拡散板26、第1光学シート27及び第2光学シート28としては、いずれも、面光源装置20の十分な照度を確保する観点から、可視光透過率の高いものを用いることが好ましい。
次に、照度分布調整板40について詳述していく。図5は、照度分布調整板40の一つの区画領域Aaを示す平面図であって、光透過孔45の配置パターンの一例を示す図である。照度分布調整板40は、光源22から出射した光を透過させる複数の光透過孔45が形成された基材41を備えている。複数の光透過孔45は、各区画領域Aa内において、光源22の直上に対面する区画領域Aaの中心Cから離れるほどその開口面積が大きくなるパターンにて配置されている。照度分布調整板40は、光源22から出射した光の利用効率を向上させる機能も有しており、当該照度分布調整板40に入射した光を反射させてその光路を光反射層36側に向けて曲げることができるように構成されている。このため、照度分布調整板40の基材41は、可視光波長域の光に対する高い反射性を有する層であることが好ましい。基材41は、例えば白色の樹脂材料で形成される。一例として、基材41は、発泡ポリエチレンテレフタレート(発泡PET)等の発泡樹脂で形成されてもよい。各光透過孔45は、一例として、平板状に形成された基材41にドリル加工により穿孔することで形成することができる。
本実施の形態では、照度分布調整板40は、光不透過性の材料で形成された基材41を有し、光透過孔45は、基材41に穿孔された物理的な孔、すなわち対向する基材41の二つの主面のうちの一方の主面から他方の主面へ延びる貫通孔として形成されているが、光透過孔45の具体的構成は、これに限られない。光透過孔45は、照度分布調整板40の板面への法線方向の一方側から他方側へ光が透過可能な部分として形成されていればよく、例えば、照度分布調整板40が、光透過性を有する板状の透明基材と、この透明基材上とりわけ透明基材の光源22側の主面上に設けられた光反射層と、を有し、光透過孔45が、この光反射層内に設けられた開口部として構成されてもよい。この場合、透明基材には物理的な孔を設けなくてもよい。
図4に示されているように、光源22から照度分布調整板40へ向けて出射した光は、照度分布調整板40で反射されて光反射層36側へ向けて進む。光反射層36に入射した光は、当該光反射層36で反射されて照度分布調整板40へ向けて進む。これを繰り返した光が照度分布調整板40の光透過孔45のいずれかに入射すると、当該光は光透過孔45を透過して照度分布調整板40から表示パネル15側(図4では拡散板26側)へ向けて出射する。このとき、光源22から出射して照度分布調整板40と光反射層36との間で反射を繰り返しながら照度分布調整板40の板面と略平行な方向(一例として図4の第1方向d)に進む光は、光源22から離れるにしたがって照度が低下していく。しかし、本実施の形態の照度分布調整板40では、上述のように、複数の光透過孔45が、光源22の直上に対面する区画領域Aaの中心Cから離れるほどその開口面積が大きくなるパターンにて配置されているので、各光透過孔45を透過して出射する光の照度の均一化が図られる。なお、スペーサ23が、可視光波長域の光に対する高い反射性を有する材料で構成されている場合、照度分布調整板40の板面と略平行な方向に進み、スペーサ23の壁部24に入射した光は、当該スペーサ23で反射され光源22側へ向けてその光路を曲げられる。これにより、光源22から出射した光の利用効率をさらに向上させることができる。
図5に示された区画領域Aaは、規則的に配列された複数の要素領域Abにさらに区分けされる。図示された例では、要素領域Abは、第1方向dに沿って配列されるとともに、第2方向dに沿って配列されている。すわなち、本実施の形態では、複数の要素領域Abが第1方向d及び第2方向dに沿って二次元的に配列されている。図5では、二点鎖線で区画された領域がそれぞれの要素領域Abを示している。図示された例では、各要素領域Abは平面視で矩形形状とされているが、要素領域Abの形状はこれに限られない。例えば、各要素領域Abは、平面視において三角形、六角形等の他の形状をなしていてもよい。なお、本明細書において、複数の要素領域Abが「規則的に配列」されるとは、同一の形状及び大きさを有する複数の要素領域Abが同一のピッチで並べられていることを意味している。図5に示された例では、複数の要素領域Abが全て同一の形状及び大きさを有しているが、これに限られず、複数の要素領域Abは、2種類以上の形、大きさ又は向きを有していてもよい。
図5では、照度分布調整板40の背面側に配置される光源22の位置が破線で示されている。図示された例では、照度分布調整板40は、各区画領域Aaの中心Cに対応する中心要素領域Abが、光源22の直上に位置するように配置されている。言い換えると、照度分布調整板40は、各区画領域Aaの中心要素領域Abが、当該照度分布調整板40の法線方向に沿って光源22と対向するように配置されている。ここで、中心要素領域Abが各区画領域Aaの中心Cに対応するとは、各区画領域Aaの中心Cが当該中心要素領域Abの領域内に含まれていることを意味する。とりわけ図5に示された例では、区画領域Aaの中心Cと中心要素領域Abの中心とは、一致している。また、図示された例では、光源22を基材41の法線方向に沿って基材41に投影した領域(破線で示された領域)と、要素領域Abとは、少なくとも部分的に重なっている。とりわけ、図示された例では、光源22を基材41の法線方向に沿って基材41に投影した領域は、要素領域Abに含まれて、要素領域Abと重なっている。これに限られず、光源22を基材41の法線方向に沿って基材41に投影した領域が、要素領域Abを含んで、要素領域Abと重なっていてもよい。また、光源22を基材41の法線方向に沿って基材41に投影した領域の一部と、要素領域Abの一部と、が重なっていてもよい。
少なくとも中心要素領域Ab以外の各要素領域Abには、それぞれ一つの光透過孔45が形成されている。言い換えると、中心要素領域Ab以外の各要素領域Abは、それぞれ一つの光透過孔45が含まれるようにして定義される。したがって、図5に示された例では、第1方向dに隣り合う二つの光透過孔45の間、及び、第2方向dに隣り合う二つの光透過孔45の間に、それぞれ隣り合う要素領域Abを区画する区画線Lbが位置するようになる。結果として、図示された例では、区画線Lbは、全体として、第1方向dに配列され第2方向dに延びる複数の区画線Lbと、第2方向dに配列され第1方向dに延びる複数の区画線Lbと、が格子状をなすように定義される。各要素領域Abは、第1方向dに沿った幅Wと、第2方向dに沿った幅Wとを有する。この幅W及び幅Wは、例えば0.2mm以上10mm以下とすることができる。
なお、図5に示された例では、中心要素領域Abには光透過孔45が形成されていないが、これに限られず、中心要素領域Abにも光透過孔45が形成されていてもよい。
本実施の形態では、複数の光透過孔45における最小ピッチPminは、照度分布調整板40と拡散板26との間の離間距離D2の2倍以下となっている。すなわち、複数の光透過孔45における最小ピッチPminと、照度分布調整板40と拡散板26との間の離間距離D2とは、Pmin≦2×D2を満たすようになっている。複数の光透過孔45における最小ピッチPminと、照度分布調整板40と拡散板26との間の離間距離D2とがこのような関係を有していると、照度分布調整板40及び拡散板26が組み込まれた面光源装置20の出光面20a内の照度ムラを抑制することができる。
図6は、図5の区画領域Aaの中心Cの付近を拡大して示す平面図である。図6において、区画領域Aaの中心Cから当該区画領域Aaの周縁に向かって第1方向dに沿って配列された各要素領域Abに含まれる光透過孔451〜454のうち、中心Cに対応する中心要素領域Abに第1方向dの一方側(図6の右側)から隣接する第1要素領域Abに含まれる光透過孔451を第1光透過孔451とし、第1光透過孔451を含む第1要素領域Abに中心要素領域Abの反対側から隣接する第2要素領域Abに含まれる光透過孔452を第2光透過孔452とする。また、光透過孔451〜454のうち、中心要素領域Abに第1方向dの他方側(図6の左側)から隣接する第3要素領域Abに含まれる光透過孔453を第3光透過孔453とし、第3光透過孔453を含む第3要素領域Abに中心要素領域Abの反対側から隣接する第4要素領域Abに含まれる光透過孔454を第4光透過孔454とする。
本実施の形態では、基材41の法線方向から観察した、光透過孔451,452の開口面積をS(mm)、当該光透過孔451,452の中心Cからの距離をR(mm)としたときに、第1光透過孔451及び第2光透過孔452がいずれも、
S=1/(Aexp(−R/(2σ))) ・・・(式1)
(ただし、A及びσは定数)
を満たすようになっている。なお、光透過孔451,452の中心Cからの距離Rとは、光透過孔451,452の中心と、区画領域Aaの中心Cとの間の距離を指すものとする。
好ましくは、基材41の法線方向から観察した、光透過孔451〜454の開口面積をS(mm)、当該光透過孔451〜454の中心Cからの距離をR(mm)としたときに、光透過孔451〜454がいずれも、上記式1を満たすようになっている。
さらに好ましくは、各光透過孔45が、第2方向dについても式1を満たすようになっていることが好ましい。すなわち、図6において、区画領域Aaの中心Cから当該区画領域Aaの周縁に向かって第2方向dに沿って配列された各要素領域Abに含まれる光透過孔455〜458のうち、中心要素領域Abに第2方向dの一方側(図6の上側)から隣接する第5要素領域Abに含まれる光透過孔455を第5光透過孔455とし、第5光透過孔455を含む第5要素領域Abに中心要素領域Abの反対側から隣接する第6要素領域Abに含まれる光透過孔456を第6光透過孔456とする。また、光透過孔455〜458のうち、中心要素領域Abに第2方向dの他方側(図6の下側)から隣接する第7要素領域Abに含まれる光透過孔457を第7光透過孔457とし、第7光透過孔457を含む第7要素領域Abに中心要素領域Abの反対側から隣接する第8要素領域Abに含まれる光透過孔458を第8光透過孔458とする。このとき、基材41の法線方向から観察した、光透過孔455〜458の開口面積をS(mm)、当該光透過孔455〜458の中心Cからの距離をR(mm)としたときに、光透過孔455〜458がいずれも、上記式1を満たすようになっていることが好ましい。
従来の照度分布調整板においては、光源の直上近傍は光透過孔が形成されない光遮蔽部とされていた。しかしながら、このような光源の直上近傍に光遮蔽部が形成された従来の照度分布調整板では、照度分布調整板から出射する光における光源の直上近傍の照度が不足するすなわち光源の直上近傍が暗くなることが知見された。表示装置のバックライトとして、このような照度分布調整板が組み込まれた直下型の面光源装置を用いた場合、各区画領域内に生じる照度差に起因して、面光源装置の出光面内に明るさのムラを生じ、表示パネルに表示される映像の画質が低下し得る。
一例として、本件発明者らは、直下型の面光源装置を薄型化できる可能性がある照度分布調整板として、図9に示すような配置で複数の光透過孔145が形成された照度分布調整板140(比較形態)を用いた直下型の面光源装置を作成し、この面光源装置から出射する光の照度分布について検討した。図9は、図5に対応する図であり、本比較形態における照度分布調整板140の一つの区画領域Aaを示している。図示された例では、光源22の直上近傍が光遮蔽部となるように、光源の直上に位置する、区画領域Aaの中心Cに対応する中心要素領域Ab、及び、中心要素領域Abに第1方向d及び第2方向dに沿って隣接する要素領域Abには、光透過孔145が形成されていない。図10に、図9に示された区画領域Aaの中心C付近の拡大図を示す。図示された例では、各要素領域Abの第1方向dに沿った幅W及び第2方向dに沿った幅Wは、いずれも2mmである。したがって、各要素領域Abの第1方向dに沿った配列ピッチ及び第2方向dに沿った配列ピッチも、いずれも2mmである。
図11は、照度分布調整板140の板面への法線方向から観察した、すなわち平面視における、図10のXIが付された一点鎖線に沿って配列された各要素領域Ab〜Abに形成された光透過孔145の開口面積S(mm)と、当該光透過孔145の中心の、区画領域Aaの中心Cからの距離R(mm)との関係を示すグラフである。距離Rは、区画領域Aaの中心Cから第1方向dの一方側(図10の右側)に向かう距離を正(+)、区画領域Aaの中心Cから第1方向dの他方側(図10の左側)に向かう距離を負(−)として表す。光透過孔145が形成されていない要素領域Ab,Ab,Abにおいては、それぞれ開口面積が0mmの光透過孔が形成されているものと考える。
図12は、この照度分布調整板140を用いた面光源装置の光源を発光させて、この面光源装置を照度分布調整板140の光源と反対側から観察した、照度分布調整板140の一つの区画領域Aaにおける照度分布である。図12において、色が薄い(白い)ほど照度が高い(明るい)ことを示し、色が濃い(黒い)ほど照度が低い(暗い)ことを示す。また、下方に示されているグラフは、当該区画領域Aaの中心Cを通り第1方向dに延びる、XIが付された一点鎖線に沿った照度分布を示し、右方に示されているグラフは、当該区画領域Aaの中心Cを通り第2方向dに延びる一点鎖線に沿った照度分布を示している。ここから、照度分布調整板140の区画領域Aa内には大きな照度差が生じていることがわかる。具体的には、区画領域Aaの中心C近傍において、区画領域Aaの外周部分と比較して照度が大きく低下していることがわかる。
このように区画領域Aa内において大きな照度差が生じることを抑制するために、本件発明者らは、光源22の直上近傍にも光透過孔45を配置することにより、区画領域Aaの中心C近傍における照度を改善することについて検討した。その過程において、中心要素領域Abに隣接する要素領域Abに第1光透過孔451を配置し、第1光透過孔451及び第2光透過孔452がいずれも上記式1を満たす場合に区画領域Aa内における照度分布をさらに均一化できることを見出した。
この原理について、本件発明者らは以下のように考えている。まず、本件発明者らは、光透過孔が設けられていないと仮定した場合における照度分布調整板の下面すなわち光源側の面における照度分布について検討し、この照度分布が、光源の直上を中心としたガウス分布となることを知見した。光透過孔45が設けられた照度分布調整板40においても、少なくとも、光透過孔45の開口面積が十分に小さい、光源22の直上近傍においては、照度分布調整板40の下面における照度分布は、同様の分布となると考えられる。
ところで、照度分布調整板40の光透過孔45を透過して照度分布調整板40から出射する光の照度は、拡散板26により平均化されると考えると、照度分布調整板40の下面の各位置における照度と当該位置における光透過孔45の開口面積Sの要素領域Abに占める比率との積に比例する。したがって、照度分布調整板40の光透過孔45を透過して照度分布調整板40から出射する光の照度分布の均一化を図るためには、光源22の直上近傍において、光透過孔45の開口面積Sの要素領域Abに占める比率が照度分布調整板40の下面の各位置における照度の逆数となっていることが有効である。すなわち、光源22の直上近傍において、光透過孔45の開口面積Sの要素領域Abに占める比率、従って開口面積Sがガウス分布の逆数となっていることが有効である。
なお、光源22の直上の要素領域Abにおいても光透過孔45を設け、この光透過孔45の開口面積Sの要素領域Abに占める比率が、ガウス分布の逆数となっていることがより好ましい。換言すると、要素領域Abにおける光透過孔45の開口面積S及び中心Cからの距離R(=0)が、上記式1を満たすことがより好ましい。ただし、光源22の直上の要素領域Abは区画領域Aa内においてただ一つであり、かつ、本実施の形態では、ガウス分布から与えられる、光透過孔45の開口面積Sの要素領域Abに占める比率は最も小さい。したがって、要素領域Abにおいて、光透過孔45の開口面積Sの要素領域Abに占める比率について考慮しなくとも、区画領域Aa内における照度分布の均一化の観点からは大きな問題とならない。例えば、図6及び図7に示したように、要素領域Abにおける光透過孔45の開口面積Sが0であってもよい。すなわち、要素領域Abには光透過孔45を配置しなくてもよい。
なお、本実施の形態では、光反射層36と照度分布調整板40と間の離間距離D1は、配列方向d,dに沿った要素領域Abの配列ピッチの2倍以下となっている。従来の照度分布調整板140を用いた面光源装置では、面光源装置の薄型化のために光反射層36と照度分布調整板40と間の離間距離D1を小さくすると、光源22の直上近傍に位置する光遮蔽部による光遮蔽効果が相対的に大きくなり、光源22の直上近傍における照度が低下していた。これに対して本実施の形態では、光反射層36と照度分布調整板40と間の離間距離D1を小さくし、離間距離D1を、配列方向d,dに沿った要素領域Abの配列ピッチの2倍以下としても、区画領域Aa内における照度分布を均一化することができる。したがって、面光源装置20を薄型化することができる。
図7を参照して、各光透過孔451〜454の開口面積S(mm)の決定方法について説明する。図7は、図6のVIIが付された一点鎖線に沿った、各光透過孔451〜454の開口面積S(mm)と区画領域Aaの中心Cからの距離R(mm)との関係を示すグラフである。この一点鎖線は、区画領域Aaの中心Cを通り、第1方向dに沿って一方側(図6の右側)及び他方側(図6の左側)へ延びている。図7では、縦軸に光透過孔の開口面積Sをとり、横軸に光透過孔の区画領域Aaの中心Cからの距離Rをとっている。距離Rは、区画領域Aaの中心Cから第1方向dの一方側に向かう距離を正(+)、区画領域Aaの中心Cから第1方向dの他方側に向かう距離を負(−)として表す。光透過孔が形成されていない中心要素領域Abにおいては、開口面積が0mmの光透過孔が形成されているものと考える。
図6に示された例では、各要素領域Abの第1方向dに沿った幅W及び第2方向dに沿った幅Wは、いずれも2mmである。したがって、各要素領域Abの第1方向dに沿った配列ピッチ及び第2方向dに沿った配列ピッチも、いずれも2mmである。したがって、第1光透過孔451の距離Rは2mm、第2光透過孔452の距離Rは4mm、第3光透過孔453の距離Rは−2mm、第4光透過孔454の距離Rは−4mmとした。式1の各定数を、A=19,σ=2.5として、各光透過孔451〜454の開口面積Sが上記式1を満たすように、各光透過孔451〜454の開口面積Sを求めた。その結果、第1光透過孔451及び第3光透過孔453の開口面積Sは約0.072mm、第2光透過孔452及び第4光透過孔454の開口面積Sは約0.19mmとなった。
この照度分布調整板40を用いた面光源装置の光源を発光させて、この面光源装置を照度分布調整板40の光源と反対側から観察した、照度分布調整板40の一つの区画領域Aaにおける照度分布を図8に示す。図8において、色が薄い(白い)ほど照度が高い(明るい)ことを示し、色が濃い(黒い)ほど照度が低い(暗い)ことを示す。また、下方に示されているグラフは、当該区画領域Aaの中心Cを通り第1方向dに延びる一点鎖線に沿った照度分布を示し、右方に示されているグラフは、当該区画領域Aaの中心Cを通り第2方向dに延びる一点鎖線に沿った照度分布を示している。
この照度分布調整板40においては、各光透過孔45の第1方向dに沿った配列ピッチ及び第2方向dに沿った配列ピッチを、いずれも2mmとした。また、第1方向dに沿って配列された光透過孔451〜454及び第2方向dに沿って配列された光透過孔455〜458がいずれも上記式1を満たすように、光透過孔451〜458の開口面積Sを決定した。すなわち、第1光透過孔451及び第3光透過孔453の開口面積Sを0.072mm、第2光透過孔452及び第4光透過孔454の開口面積Sを0.19mmとした。
図8に示されているように、本実施の形態の照度分布調整板40により、図12に示した比較形態の照度分布調整板140と比較して、光源22の直上近傍における照度が向上している。すなわち、区画領域Aa内における照度分布が均一化されている。従来の照度分布調整板においては、光源の直上近傍は光透過孔が形成されない光遮蔽部とされていた。したがって、従来では、光源の直上近傍に光透過孔を配置し、光源の直上近傍における光透過孔が上記式1を満たすようにすることで区画領域Aa内における照度分布を均一化できるということは全く認識されていなかった。本実施の形態による照度分布調整板140の区画領域Aa内における照度分布の均一化は、格別に顕著な効果といえる。
本実施の形態の照度分布調整板40は、光源22から出射した光の照度分布を調整する照度分布調整板40であって、光を透過させる複数の光透過孔45が形成された基材41を備え、基材41は、1以上の区画領域Aaを有し、各区画領域Aaにおいて、当該区画領域Aaは、規則的に配列された複数の要素領域Abにさらに区分けされ、少なくとも当該区画領域Aaの中心Cに対応する要素領域Ab以外の各要素領域Abには、それぞれ一つの光透過孔45が形成されており、中心Cから当該区画領域Aaの周縁に向かって複数の要素領域Abの配列方向d,dのいずれかに沿って配列された各要素領域Abに含まれる光透過孔45のうち、中心Cに対応する要素領域Abに隣接する要素領域Abに含まれる光透過孔451を第1光透過孔451とし、第1光透過孔451を含む要素領域Abに中心Cに対応する要素領域Abの反対側から隣接する要素領域Abに含まれる光透過孔452を第2光透過孔452とし、基材41の法線方向から観察した、光透過孔451,452の開口面積をS(mm)、当該光透過孔451,452の中心Cからの距離をR(mm)としたときに、第1光透過孔451及び第2光透過孔452がいずれも、
S=1/(Aexp(−R/(2σ))) ・・・(式1)
(ただし、A及びσは定数)
を満たす。
また、本実施の形態の照度分布調整板40では、複数の要素領域Abは、第1方向dと、第1方向dに直交する第2方向dのそれぞれに沿って配列されている。
このような照度分布調整板40によれば、従来の照度分布調整板と比較して、光源22の直上近傍における照度が向上し、区画領域Aa内における照度分布を効果的に均一化することができる。とりわけ従来の照度分布調整板においては、光源の直上近傍は光透過孔が形成されない光遮蔽部とされていた。したがって、従来では、光源の直上近傍に光透過孔を配置し、光源の直上近傍における光透過孔が上記式1を満たすようにすることで区画領域Aa内における照度分布を均一化できるということは全く認識されていなかった。本実施の形態による照度分布調整板140の区画領域Aa内における照度分布の均一化は、格別に顕著な効果である。なお、図8では、第1方向dに沿って配列された光透過孔451〜454及び第2方向dに沿って配列された光透過孔455〜458がいずれも上記式1を満たすように、光透過孔451〜458の開口面積Sを決定したが、区画領域Aaの中心Cから見て、照度分布調整板40の板面内の少なくとも一つの方向における光透過孔451,452が上記式1を満たしていれば、その方向における照度分布を均一化できる効果を奏することは明らかである。
本実施の形態の面光源装置20は、上述の照度分布調整板40と、照度分布調整板40と対向して配置された光源22と、照度分布調整板40の光源22と同じ側に照度分布調整板40と平行をなして配置された光反射層36と、を有する。
このような面光源装置20によれば、光源22から出射して照度分布調整板40で反射されてその光路を光反射層36側に向けて曲げられた光を、再び照度分布調整板40へ向けて反射させることができるので、光源22から出射した光の利用効率を向上させることができる。
本実施の形態の面光源装置20は、光源22を基材41の法線方向に沿って基材41に投影した領域と、区画領域Aaの中心Cに対応する要素領域Abとは、少なくとも部分的に重なる。
このような面光源装置20によれば、光源22から出射して照度分布調整板40で反射されずに直接に光透過孔45を透過して照度分布調整板40から出射する光の割合を減少させることができるので、区画領域Aa内における照度分布をより均一化することができる。
本実施の形態の面光源装置20は、光反射層36と照度分布調整板40と間の離間距離D1を、配列方向d,dに沿った要素領域Abの配列ピッチの2倍以下である。
このような面光源装置20によれば、光反射層36と照度分布調整板40と間の離間距離D1を小さくし、離間距離D1を、配列方向d,dに沿った要素領域Abの配列ピッチの2倍以下としても、区画領域Aa内における照度分布を均一化することができる。したがって、面光源装置20を薄型化することができる。
本実施の形態の表示装置10は、上述の面光源装置20と、面光源装置20の照度分布調整板40と対向して配置された表示パネル15と、を有する。
このような表示装置10によれば、照度分布調整板40の各区画領域Aa内に生じる照度差に起因して面光源装置20の出光面20a内に明るさのムラを生じることを抑制し、表示パネル15に表示される映像の画質の低下を効果的に抑制することができる。
10 表示装置
15 表示パネル
20 面光源装置
22 光源
23 スペーサ
26 拡散板
27 第1光学シート
28 第2光学シート
30 ベース積層体
31 基材
32 接合層
33 フィルム基板
34 配線層
35 レジスト層
36 光反射層
37 導電接続層
40 照度分布調整板
41 基材
45 光透過孔
451 第1光透過孔
452 第2光透過孔
453 第3光透過孔
454 第4光透過孔
455 第5光透過孔
456 第6光透過孔
457 第7光透過孔
458 第8光透過孔
Aa 区画領域
Ab 要素領域

Claims (6)

  1. 光源から出射した光の照度分布を調整する照度分布調整板であって、
    前記光を透過させる複数の光透過孔が形成された基材を備え、
    前記基材は、1以上の区画領域を有し、
    各区画領域において、
    当該区画領域は、規則的に配列された複数の要素領域にさらに区分けされ、
    少なくとも当該区画領域の中心に対応する要素領域以外の各要素領域には、それぞれ一つの前記光透過孔が形成されており、
    前記中心から当該区画領域の周縁に向かって前記複数の要素領域の配列方向のいずれかに沿って配列された各要素領域に含まれる光透過孔のうち、前記中心に対応する要素領域に隣接する要素領域に含まれる光透過孔を第1光透過孔とし、前記第1光透過孔を含む要素領域に前記中心に対応する要素領域の反対側から隣接する要素領域に含まれる光透過孔を第2光透過孔とし、
    前記基材の法線方向から観察した、光透過孔の開口面積をS(mm)、当該光透過孔の前記中心からの距離をR(mm)としたときに、前記第1光透過孔及び前記第2光透過孔がいずれも、
    S=1/(Aexp(−R/(2σ)))
    (ただし、A及びσは定数)
    を満たす、照度分布調整板。
  2. 前記複数の要素領域は、第1方向と、前記第1方向に直交する第2方向のそれぞれに沿って配列されている、請求項1に記載の照度分布調整板。
  3. 請求項1又は2に記載の照度分布調整板と、前記照度分布調整板と対向して配置された光源と、前記照度分布調整板の前記光源と同じ側に前記照度分布調整板と平行をなして配置された光反射層と、を有する、面光源装置。
  4. 前記光源を前記基材の法線方向に沿って前記基材に投影した領域と、前記区画領域の中心に対応する要素領域とは、少なくとも部分的に重なる、請求項3に記載の面光源装置。
  5. 前記光反射層と前記照度分布調整板と間の離間距離は、前記配列方向に沿った前記要素領域の配列ピッチの2倍以下である、請求項3又は4に記載の面光源装置。
  6. 請求項3〜5のいずれかに記載の面光源装置と、前記面光源装置の前記照度分布調整板と対向して配置された表示パネルと、を有する、表示装置。
JP2017038777A 2017-03-01 2017-03-01 照度分布調整板、バックライト装置及び表示装置 Pending JP2018147604A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017038777A JP2018147604A (ja) 2017-03-01 2017-03-01 照度分布調整板、バックライト装置及び表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017038777A JP2018147604A (ja) 2017-03-01 2017-03-01 照度分布調整板、バックライト装置及び表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018147604A true JP2018147604A (ja) 2018-09-20

Family

ID=63592270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017038777A Pending JP2018147604A (ja) 2017-03-01 2017-03-01 照度分布調整板、バックライト装置及び表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018147604A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8672528B2 (en) Planar illumination device and display device provided with the same
US9746602B2 (en) Backlight device and display device including the same
US9025087B2 (en) Liquid crystal display device and television receiver
KR20160022224A (ko) 도광판 및 이를 포함하는 백라이트 유닛
JP2012182023A (ja) 面光源装置、液晶表示装置、及びテレビジョン受信機
JP2019125519A (ja) 照明装置および表示装置
JP2009080947A (ja) 面光源装置及びこれを用いた液晶表示装置
JP2014082185A (ja) 表示装置用バックライトユニット及びその駆動方法
WO2019177090A1 (ja) 面光源装置、面光源装置に用いられる積層体、及び、表示装置
WO2022165798A1 (zh) 光学膜片、背光模组及显示装置
CN113064301A (zh) 一种显示装置
JP2016045362A (ja) 表示装置
JP6529354B2 (ja) 光源装置および表示装置
JP2019179711A (ja) 面光源装置、面光源装置に用いられる積層体、及び、表示装置
KR101413140B1 (ko) 불균일한 로컬 마이크로렌즈 어레이 패턴을 갖는 광확산판 및 이를 포함하는 액정표시장치
TWI405102B (zh) 背光模組與光學式觸控面板
JP2018147604A (ja) 照度分布調整板、バックライト装置及び表示装置
JP2019160633A (ja) 面光源装置
JP2018147601A (ja) 面光源装置
KR20170061368A (ko) 백라이트유닛 및 이를 포함하는 액정표시장치
CN110609413A (zh) 照明装置和显示装置
JP7044480B2 (ja) 液晶表示装置
KR101891897B1 (ko) 금속 방열층을 이용하는 액정 표시 패널 및 이를 포함하는 액정 표시 소자
JP6888501B2 (ja) 面光源装置及び照度分布調整板
JP2020042965A (ja) 液晶表示装置