JP2018144999A - Paper sheet aligning device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えば投票用紙等の紙葉の向きを揃える紙葉揃え装置に関する。 The present invention relates to a paper sheet aligning device that aligns the orientation of paper sheets such as voting paper.
従来用いられていたこの種の紙葉揃え装置としては、例えば下記の特許文献1等に示されている構成を挙げることができる。すなわち、従来構成では、傾斜する2つの傾面部材を有する紙葉収容部材の中に複数の紙葉を投入した後に、紙葉収容部材が搖動することで傾面部材に合うように複数の紙葉の向きが紙葉収容部材内で揃えられる。
As this type of paper sheet aligning device that has been conventionally used, for example, a configuration shown in
上記のような従来の紙葉揃え装置では、紙葉収容部材内で紙葉の向きを揃えるので、すべての紙葉の向きが揃うまで紙葉収容部材に紙葉を追加投入できない。このため、大量の紙葉の向きを揃えるためには長い時間が必要となる。 In the conventional paper sheet aligning apparatus as described above, since the orientation of the paper sheets is aligned within the paper sheet accommodation member, it is not possible to add the paper sheets to the paper sheet accommodation member until all the paper sheets are oriented. For this reason, it takes a long time to align the orientation of a large number of paper sheets.
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、大量の紙葉の向きを揃えるため時間を短縮できる紙葉揃え装置を提供することである。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a paper sheet aligning device that can shorten the time for aligning the direction of a large number of paper sheets.
本発明に係る紙葉揃え装置は、複数の紙葉が投入されるホッパと、ホッパのホッパ出口から放出された紙葉を受けるシュータとを備え、ホッパは、互いの間の離間間隔がホッパ出口に向けて先細り状となるように配設された一対のホッパ傾斜側壁を有するとともに、搖動可能に設けられており、シュータは、向きが揃えられた紙葉が集められる集合部と、互いの間の離間間隔が集合部に向けて先細り状となるように配設された一対のシュータ傾斜側壁とを有しており、ホッパに投入された紙葉の向きがホッパの搖動に応じてホッパ及びシュータで集合部に向かって順次整えられるように構成されている。 A paper sheet aligning device according to the present invention includes a hopper into which a plurality of paper sheets are loaded and a shooter that receives a paper sheet discharged from the hopper outlet of the hopper, and the hopper has a spacing distance between the hopper outlets. The shooter has a pair of inclined hopper inclined side walls arranged so as to taper toward each other, and is provided so as to be capable of swinging. And a pair of shooter inclined side walls arranged so that the distance between them is tapered toward the gathering portion, and the direction of the paper sheet put into the hopper is changed according to the swing of the hopper. It is comprised so that it may be arranged in order toward a gathering part.
本発明の紙葉揃え装置によれば、ホッパに投入された紙葉の向きがホッパの搖動に応じてホッパ及びシュータで集合部に向かって順次整えられるように構成されているので、ホッパに投入したすべての紙葉の向きが揃うことを待たずにホッパに紙葉を追加投入でき、大量の紙葉の向きを揃えるため時間を短縮できる。 According to the paper sheet aligning device of the present invention, the direction of the paper sheets put into the hopper is configured so that the hopper and the shooter sequentially adjust the direction of the paper sheets toward the collecting portion according to the hopper's swinging. Thus, it is possible to add additional paper sheets to the hopper without waiting for the orientations of all the paper sheets to be aligned.
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1による紙葉揃え装置1を示す斜視図であり、図2は図1の紙葉揃え装置1を示す正面図であり、図3は図1の紙葉揃え装置1を示す側面図である。図1〜図3に示す紙葉揃え装置1は、例えば投票用紙等の紙葉2の向きを揃えるための装置である。紙葉2は、長辺と短辺とを有する矩形状のものである。
Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings.
1 is a perspective view showing a paper
図1〜図3に示すように、紙葉揃え装置1は、基台3、ホッパ4及びシュータ5を有している。
As shown in FIGS. 1 to 3, the paper
基台3は、底板30、一対の側板31、前板32及び傾斜板33を有している。底板30は、基台3の下部に配置された板体である。底板30の下部には、複数の脚部30a(図2及び図3参照)が取り付けられている。一対の側板31は、底板30aの両側端に立設されている。前板32は、底板30aの前端に立設されている。
The base 3 has a
傾斜板33は、基台3の載置面34に対して傾斜して延在された板部である。載置面34は、脚部30aの下面等により定義することができる。載置面34としては、水平面又は水平に近い面を想定することができる。本実施の形態の傾斜板33は、載置面34に対する傾斜板33の傾斜角度を変更できるように構成されている。具体的には、傾斜板33の下部は蝶番33aを介して前板32に取り付けられており、この蝶番33aを中心に傾斜板33が回動可能に設けられている。側板31には複数の係止穴31aが設けられており、ピン等の係止部材がいずれかの係止穴31aに係止されることで、傾斜板33の回動位置を固定することができる。
The
ホッパ4は、複数の紙葉2が投入される部分であり、基台3の傾斜板33に支持されている。上述のように載置面34に対する傾斜板33の傾斜角度を変更できるようされていることで、載置面34に対するホッパ4の傾斜角度を変更できるようされている。ホッパ4の傾斜角度は、載置面34に対する後述のホッパ傾斜面400(図4参照)の傾斜角度を意味する。
The hopper 4 is a portion into which a plurality of
ホッパ4には、ホッパ本体40、カバー部材41及びホッパ出口42が設けられている。ホッパ本体40については後に詳しく説明する。カバー部材41は、ホッパ4に投入された紙葉2が離散することを防止するようにホッパ本体40に被せられた部材である。カバー部材41は、ホッパ4での紙葉2の処理状況を視認できるように、例えば樹脂等の透明又は半透明な素材によって構成することができる。ホッパ出口42は、ホッパ4の下部に設けられた開口である。ホッパ出口42からは、向きがある程度揃えられた紙葉2が放出される。換言すると、本実施の形態の紙葉揃え装置1は、完全には向きが揃えられていない紙葉2がホッパ出口42から放出されることを許容する。紙葉2の向きは、後述のシュータ本体50の集合部50aに向かってホッパ4及びシュータ5で順次揃えられる。
The hopper 4 is provided with a
シュータ5は、ホッパ4のホッパ出口42から放出された紙葉2を受ける部分である。シュータ5には、シュータ本体50及び押板51が設けられている。シュータ本体50については後に詳しく説明する。向きが揃った紙葉2は、シュータ本体50の集合部50aに集められる。押板51は、その上部がシュータ本体50に軸支された板材であり、向きが揃った紙葉2が集合部50aに留まるように紙葉2を押さえるためのものである。
The
本実施の形態のシュータ5は、載置面34に対する傾斜板33の傾斜角度を変更できるように構成されている。シュータ5の上部は蝶番5aを介して基台3の傾斜板33に取り付けられており、この蝶番5aを中心にシュータ5が回動可能に設けられている。シュータ5は支持片35を介して基台3の前板32に支持されている。シュータ5及び支持片35には複数の係止穴5b,35aが設けられており、ピン等の係止部材がいずれかの係止穴5b,35aに係止されることで、シュータ5の回動位置を固定することができる。シュータ5の傾斜角度は、載置面34に対する後述のシュータ傾斜面500(図4参照)の傾斜角度を意味する。
The
上述のようにシュータ5の上部が蝶番5aを介して基台3の傾斜板33に取り付けられていることで、シュータ5の傾斜角度はホッパ4の傾斜角度から独立して設定できる(シュータ5の傾斜角度をホッパ4の傾斜角度と異なる角度とすることができる)。しかしながら、シュータ5がホッパ4と一体に回動されるように構成し、シュータ5の傾斜角度をホッパ4の傾斜角度と一体に設定するように構成してもよい。
As described above, since the upper part of the
次に、図4は、図3の線A−Aに沿う紙葉揃え装置1の断面図であり、ホッパ本体40及びシュータ本体50の構成を示すための説明図である。
Next, FIG. 4 is a cross-sectional view of the paper
<ホッパ本体40について>
ホッパ本体40には、ホッパ傾斜面400、一対のホッパ傾斜側壁401、一対のホッパ平行側壁402、一対のホッパ曲面壁403、軸支部404及び複数のガイド部材405が設けられている。
<About the
The
ホッパ傾斜面400は、基台3の傾斜板33と平行に延在された板部であり、基台3の載置面34に対して傾斜して延在されている。より具体的には、ホッパ傾斜面400は、ホッパ出口42が下方に位置するように載置面34に対して傾斜して延在されている。ホッパ傾斜面400の表面上を紙葉2が滑るように、ホッパ傾斜面400の表面は滑らかな面とされている。ホッパ傾斜面400には、扇状領域400aと、扇状領域400aよりも下方に位置する矩形状領域400bとが設けられている。
The hopper inclined
一対のホッパ傾斜側壁401は、ホッパ傾斜面400の扇状領域400aの両側に立設されたホッパ本体40の側壁である。これら一対のホッパ傾斜側壁401は、互いの間の離間間隔がホッパ出口42に向けて先細り状となるように配設されている。
The pair of hopper
一対のホッパ平行側壁402は、ホッパ傾斜面400の矩形状領域400bの両側に立設されたホッパ本体40の側壁であり、上述のホッパ傾斜側壁401の下方に配置されている。これら一対のホッパ平行側壁402は、互いに平行に配設されている。
The pair of hopper
本実施の形態の紙葉揃え装置1では、ホッパ出口42は、ホッパ平行側壁402の下端、ホッパ傾斜面400の矩形状領域400bの下端及びカバー部材41(図1〜図3参照)の下端によって区画されている。ホッパ出口42の幅は、ホッパ平行側壁402間の離間間隔に相当する。ホッパ出口42の幅は、紙葉2の長辺の長さよりも狭く、かつ紙葉2の短辺の長さよりも広く設定されている。換言すると、ホッパ出口42の幅は、横向き又は横向きに近い紙葉2(紙葉2の長辺がホッパ平行側壁402の延在方向に対して直交するか又は直交に近い向きの紙葉)がホッパ出口42から放出されることを規制する一方で、縦向き又は縦向きに近い紙葉2(紙葉2の長辺がホッパ平行側壁402の延在方向と平行に延在するか又は平行に近い紙葉)がホッパ出口42から放出されることを許容する。例えば紙葉2の短辺と長辺との比率が1:1.6とすると、ホッパ出口42の幅は短辺の1.1倍以上かつ1.5倍以下の範囲内の値とすることができる。ホッパ出口42の幅が短辺に近いほど、ホッパ出口42から放出される紙葉2の向きのバラツキを抑えることができる。ホッパ出口42の幅が長辺に近いほど、ホッパ出口42から放出される紙葉2の単位時間当たりの量を増やすことができる。ホッパ出口42の幅を短辺の1.3倍として、ホッパ出口42から放出される紙葉2の向きのバラツキを抑えることと、ホッパ出口42から放出される紙葉2の単位時間当たりの量を増やすこととの両立を図ることができる。
In the paper
一対のホッパ曲面壁403は、各ホッパ傾斜側壁401と各ホッパ平行側壁402との間に設けられたホッパ本体40の曲面状の側壁である。すなわち、ホッパ傾斜側壁401及びホッパ平行側壁402は、曲面で接続されている。
The pair of hopper curved
ホッパ本体40は、軸支部404を中心に搖動可能に基台3に取り付けられている。図中の矢印40Dは、ホッパ本体40の搖動を示している。軸支部404の位置については後に詳しく説明する。複数のガイド部材405は、軸支部404から離れた位置においてホッパ本体40の搖動をガイドするためのものであり、ホッパ傾斜面400の扇状領域400aの上端付近に配置されたローラ等によって構成することができる。
The
<シュータ本体50について>
シュータ本体50には、シュータ傾斜面500、一対のシュータ傾斜側壁501、一対のシュータ平行側壁502及び一対のシュータ曲面壁503が設けられている。
<About the
The
シュータ傾斜面500は、基台3の載置面34に対して傾斜して延在された板部である。より具体的には、シュータ傾斜面500は、向きが揃った紙葉2が集められる集合部50aが下方に位置するように基台3の載置面34に対して傾斜して延在されている。シュータ傾斜面500の表面上を紙葉2が滑るように、シュータ傾斜面500の表面は滑らかな面とされている。シュータ傾斜面500には、扇状領域500aと、扇状領域500aよりも下方に位置する矩形状領域500bとが設けられている。扇状領域500aは、扇形の上部が欠落した形状とされている。矩形状領域500bの下部には、半円と縦長の矩形とを組み合わせた形状の切欠きが設けられている。この切欠きは、集合部50aから紙葉を取り出す際に利用することができる。
The shuter inclined
一対のシュータ傾斜側壁501は、シュータ傾斜面500の扇状領域500aの両側に立設されたシュータ本体50の側壁である。これら一対のシュータ傾斜側壁501は、互いの間の離間間隔が集合部50aに向けて先細り状となるように配設されている。
The pair of shooter inclined
一対のシュータ平行側壁502は、シュータ傾斜面500の矩形状領域500bの両側に立設されたシュータ本体50の側壁であり、上述のシュータ傾斜側壁501の下方に配置されている。これら一対のシュータ平行側壁502は、互いに平行に配設されている。
The pair of shooter
本実施の形態の紙葉揃え装置1では、集合部50aは、シュータ傾斜面500の矩形状領域500b及びシュータ平行側壁502によって区画されている。シュータ平行側壁502間の離間間隔は、集合部50aの入口の幅に相当する。集合部50aの入口の幅は、ホッパ出口42の幅よりも狭くされている。集合部50aの入口の幅が狭くされているのは、集合部50aに集められた紙葉2の向きをより揃えるためである。換言すると、ホッパ出口42の幅は、集合部50aの入口の幅よりも広くされている。ホッパ出口42の幅が広くされているのは、向きが厳密に揃うことを待たずに、向きがある程度揃った紙葉2をホッパ出口42から円滑に放出するためである。ホッパ出口42の幅が紙葉2の短辺の1.3倍とした場合、集合部50aの入口の幅を紙葉2の短辺の1.05倍等とすることができる。
In the paper
次に、図5は、図4のホッパ4の搖動による紙葉2の挙動を説明する説明図である。ホッパ4に投入された紙葉2は、ホッパ4の搖動により図5の(a)〜(e)に示すように向きが整えられて集合部50aに集められる。
Next, FIG. 5 is an explanatory diagram for explaining the behavior of the
図5の(a)に示すように、ホッパ4に投入された紙葉2は、ホッパ4の搖動によりホッパ傾斜側壁401に衝突し、ホッパ傾斜側壁401の延在方向に沿うように向きが整えられる。
As shown in FIG. 5A, the
この状態からホッパ4がさらに搖動すると、図5の(b)及び(c)に示すように、紙葉2がホッパ傾斜側壁401から離れつつホッパ傾斜面400に沿って落下してホッパ出口42に向かう。紙葉2がホッパ出口42に向かうとき、紙葉2がホッパ曲面壁403と接触することにより紙葉2の向きが円滑に縦向きに近づけられる。また、紙葉2がホッパ出口42に向かうとき、紙葉2がホッパ平行側壁402と接触することにより、紙葉2の向きがより確実に縦向きに近づけられる。
When the hopper 4 further swings from this state, as shown in FIGS. 5B and 5C, the
ホッパ出口42の外に出た紙葉2の一部はそのまま集合部50aに向かうが、ホッパ出口42の外に出た紙葉2の残りは図5の(d)に示すようにシュータ傾斜側壁501に突き当たる。シュータ傾斜側壁501に突き当たった紙葉2は、シュータ傾斜側壁501、シュータ曲面壁503及びシュータ平行側壁502に案内されながらシュータ傾斜面500に沿って落下して集合部50aに向かう。
A part of the
ここで、図5の(d)に示すように、ホッパ4の下部(ホッパ平行側壁402及びホッパ傾斜面400の矩形状領域400b)は、シュータ傾斜側壁501に突き当たった紙葉2の少なくとも後部がホッパ4の下部内に残るように構成されている。このため、図5の(d)及び(e)に示すように、シュータ傾斜側壁501に突き当たった紙葉2は、ホッパ4の搖動によるホッパ4の下部との接触により動かされて集合部50aに向かう。このようにホッパ4の下部により紙葉2が動かされることで、集合部50aへの紙葉2の移動をより円滑とすることができる。
Here, as shown in FIG. 5 (d), the lower part of the hopper 4 (the hopper
本実施の形態の紙葉揃え装置1では、ホッパ4及びシュータ5(ホッパ傾斜壁400及びシュータ傾斜壁500)が基台3の載置面34に対して傾斜していることにより、各紙葉2が自重によりホッパ4からシュータ5の集合部50aに向けて落下する。基台3の載置面34に対するホッパ4及びシュータ5(ホッパ傾斜壁400及びシュータ傾斜壁500)の傾斜角度が大きいほど、より速く紙葉2が落下しようとする。例えば湿度等の要因により、紙葉2の摩擦抵抗が増え、紙葉2の移動が滞るようなことも想定される。このような場合には、ホッパ4及びシュータ5の傾斜角度をより大きくし、紙葉2の移動をより円滑にすることができる。一方、ホッパ4及びシュータ5の傾斜角度が大きすぎると、向きが整っていない紙葉2がホッパ出口42等で詰まることも考えられる。このような場合には、ホッパ4及びシュータ5の傾斜角度をより小さくし、紙葉2の移動をより円滑にすることができる。すなわち、載置面34に対するホッパ4及びシュータ5の傾斜角度を調整することで、紙葉2をより円滑にすることができる。特に、シュータ5の傾斜角度をホッパ4の傾斜角度から独立して設定できることで、より細かな調整が可能となる。
In the paper
次に、図6は、図3のホッパ4の軸支部404の位置を説明するための説明図である。図6の(a)〜(d)に示すように、軸支部404(ホッパ4の搖動支点)の位置に応じてホッパ4の各部の搖動幅が変化する。なお、軸支部404の位置を説明する際の「上」及び「下」は、ホッパ傾斜面400の傾斜に沿う上下関係を表す。また、「下」はホッパ出口42側を表す。
Next, FIG. 6 is an explanatory diagram for explaining the position of the
図6の(a)は、ホッパ傾斜側壁401の下端401a間以下であって、ホッパ傾斜側壁401の延長線401bよりも上の位置に軸支部404が配置されているときのホッパ4の搖動を示している。ホッパ傾斜側壁401の下端401a間以下とは、ホッパ傾斜側壁401の下端401a間、ホッパ傾斜側壁401の間又はホッパ曲面壁403の間を意味する。
図6の(b)は、ホッパ傾斜側壁401の下端401a間以下であって、ホッパ傾斜側壁401の延長線401bと重なる位置に軸支部404が配置されているときのホッパ4の搖動を示している。
図6の(c)は、ホッパ傾斜側壁401の下端401aよりも上の位置に軸支部404が配置されているときのホッパ4の搖動を示している。
図6の(d)は、ホッパ傾斜側壁401の延長線401bよりも下の位置に軸支部404が配置されているときのホッパ4の搖動を示している。
6A shows the swing of the hopper 4 when the
FIG. 6B shows the swing of the hopper 4 when the
FIG. 6C shows the swing of the hopper 4 when the
FIG. 6D shows the swing of the hopper 4 when the
図6の(c)に示すように、ホッパ傾斜側壁401の下端401aよりも上の位置に軸支部404が配置されているとき、ホッパ4の下部の搖動幅が大きくなり、ホッパ出口42から放出される紙葉が離散する虞がある。また、ホッパ4の上部の搖動幅が小さくなり、紙葉2の向きを十分に整えることができなくなる虞もある。
As shown in FIG. 6C, when the
また、図6の(d)に示すように、ホッパ傾斜側壁401の延長線401bよりも下の位置に軸支部404が配置されているとき、ホッパ4の下部の搖動幅が小さくなる。このため、シュータ傾斜側壁501に突き当たった紙葉2をホッパ4の下部が動かす作用が小さくなり、集合部50aへの紙葉2の移動が滞る虞がある。
Further, as shown in FIG. 6D, when the
図6の(a)及び(b)に示すように、ホッパ傾斜側壁401の下端401a間以下であって、ホッパ傾斜側壁401の延長線401b以上の位置に軸支部404が配置されているとき、ホッパ4の上部及び下部の搖動幅を十分かつ必要な範囲とすることができる。このような位置に軸支部404を配置することが好ましい。
As shown in FIGS. 6A and 6B, when the
このような紙葉揃え装置1では、ホッパ4に投入された紙葉2の向きがホッパ4の搖動に応じてホッパ4及びシュータ5で集合部50aに向かって順次整えられるように構成されているので、ホッパ4に投入したすべての紙葉2の向きが揃うことを待たずにホッパ4に紙葉2を追加投入でき、大量の紙葉2の向きを揃えるため時間を短縮できる。
Such a paper
また、ホッパ出口42の幅は、紙葉2の長辺の長さよりも狭く、かつ短辺の長さよりも広いので、横向き又は横向きに近い紙葉2がホッパ出口42から放出されることを規制する一方で、縦向き又は縦向きに近い紙葉2がホッパ出口42から放出されることを許容でき、紙葉2の向きより確実に揃えることができる。
Further, since the width of the
さらに、ホッパ出口42の幅は、集合部50aの入口の幅よりも広いので、向きが厳密に揃うことを待たずに、向きがある程度揃った紙葉2をホッパ出口42から円滑に放出でき、大量の紙葉2の向きを揃えるため時間をより確実に短縮できる。
Furthermore, since the width of the
さらにまた、ホッパ4の下部は、ホッパ出口42の外に出るとともにシュータ傾斜側壁501に突き当たった紙葉2の少なくとも後部がホッパ4の下部内に残るように構成されており、シュータ傾斜側壁501に突き当たった紙葉2がホッパ4の搖動によるホッパ4の下部との接触により動かされるので、集合部50aへの紙葉2の移動をより円滑とすることができる。
Furthermore, the lower part of the hopper 4 is configured so that at least the rear part of the
また、ホッパ4は、一対のホッパ傾斜側壁401の下方に配置されるとともに、互いに平行に配設された一対のホッパ平行側壁402を有しているので、紙葉2がホッパ出口42に向かうとき、紙葉2がホッパ平行側壁402と接触することにより、紙葉2の向きがより確実に縦向きに近づけることができる。
Further, since the hopper 4 is disposed below the pair of hopper
さらに、ホッパ4は、各ホッパ傾斜側壁401と各ホッパ平行側壁402との間に設けられたホッパ曲面壁403を有しているので、紙葉2がホッパ出口42に向かうとき、紙葉2の向きを円滑に縦向きに近づけることができる。
Further, since the hopper 4 has a hopper
さらにまた、ホッパ4の搖動支点(軸支部404)は、一対のホッパ傾斜側壁401の下端401a間以下であって、一対のホッパ傾斜側壁401の延長線401b以上の位置に配置されているので、ホッパ4の上部及び下部の搖動幅を十分かつ必要な範囲とすることができる。
Furthermore, the swing fulcrum (shaft support portion 404) of the hopper 4 is located between the
さらにまた、シュータ5は、各シュータ傾斜側壁501と各シュータ平行側壁502との間に設けられたシュータ曲面壁503を有しているので、紙葉2が集合部50aに向かうとき、紙葉2の向きを円滑に縦向きに近づけることができる。
Furthermore, since the
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2による紙葉揃え装置1を示す側面図である。図7に示す紙葉揃え装置1は、実施の形態1の構成に送出部6及びスタッカ7を追加した構成である。
FIG. 7 is a side view showing the paper
送出部6は、シュータ5に集められた紙葉2を送り出すものである。本実施の形態2の送出部6は、静止ローラ60、捌きローラ61及び一対の送りローラ62を有している。
The sending unit 6 sends out the
静止ローラ60及び捌きローラ61は、互いに対向して配置されたローラである。静止ローラ60と捌きローラ61との間の隙間は1枚の紙葉2のみが通過できる広さに設定されており、捌きローラ61の回転により、シュータ5に集められた複数の紙葉2が1枚ずつシュータ5から順次抜き取られる。
The
一対の送りローラ62は、静止ローラ60及び捌きローラ61によりシュータ5から抜き取られた紙葉2を受けるように、これら静止ローラ60及び捌きローラ61の下流に配置されている。各送りローラ62の回転によりシュータ5から抜き取られた1枚の紙葉2がスタッカ7に送り出される。
The pair of
スタッカ7は、送出部6によって送り出された紙葉2が貯められる容器である。送出部6によって送り出された紙葉2は、スタッカ7の側壁70の内側に当り、スタッカ7内に積み重ねられる。側壁70には、スタッカ7から紙葉2を取り出すための取出口70aが設けられている。スタッカ7の内部は、平面で視た時に紙葉2の長辺及び短辺と実質的に同じ寸法を有しており、スタッカ7に紙葉2が貯められることで縦横が揃った紙葉2の束が形成される。その他の構成は、実施の形態1と同じである。
The
このような紙葉揃え装置1では、送出部6及びスタッカ7が設けられているので、シュータ5に集められた紙葉2を自動的にスタッカ7に貯めることができ、紙葉2の扱いをより容易にすることができる。
In such a paper
なお、実施の形態1,2では、ホッパ4がホッパ平行側壁402及びホッパ曲面壁403を有するように説明したが、これに限定されず、ホッパはホッパ平行側壁又はホッパ曲面壁を有していなくてもよい。同様に、シュータ5がシュータ曲面壁503を有するように説明したが、これに限定されず、ホッパはホッパ曲面壁を有していなくてもよい。
In the first and second embodiments, the hopper 4 has been described as having the hopper
また、実施の形態1,2では、ホッパ4及びシュータ5の両方が載置面34に対する傾斜角度を調整できるように説明しているが、ホッパ及びシュータの一方のみが載置面に対する傾斜角度を調整できるよう構成されていてもよい。また、ホッパ及びシュータの両方が載置面に対する傾斜角度を調整できなくてもよい。
In the first and second embodiments, both the hopper 4 and the
1 紙葉揃え装置
2 紙葉
3 基台
34 載置面
4 ホッパ
42 ホッパ出口
401 ホッパ傾斜側壁
402 ホッパ平行側壁
403 ホッパ曲面壁
5 シュータ
50a 集合部
501 シュータ傾斜側壁
502 シュータ平行側壁
503 シュータ曲面壁
6 送出部
7 スタッカ
DESCRIPTION OF
Claims (10)
前記ホッパのホッパ出口から放出された紙葉を受けるシュータと
を備え、
前記ホッパは、互いの間の離間間隔が前記ホッパ出口に向けて先細り状となるように配設された一対のホッパ傾斜側壁を有するとともに、搖動可能に設けられており、
前記シュータは、向きが揃えられた紙葉が集められる集合部と、互いの間の離間間隔が前記集合部に向けて先細り状となるように配設された一対のシュータ傾斜側壁とを有しており、
前記ホッパに投入された紙葉の向きが前記ホッパの搖動に応じて前記ホッパ及びシュータで前記集合部に向かって順次整えられるように構成されている、
紙葉揃え装置。 A hopper into which a plurality of paper sheets are inserted;
A shooter for receiving a paper sheet discharged from a hopper outlet of the hopper,
The hopper has a pair of hopper inclined side walls disposed so that a distance between them is tapered toward the hopper outlet, and is provided to be slidable.
The shooter has a gathering portion where paper sheets with the same orientation are gathered, and a pair of shooter inclined side walls arranged so that a spacing interval between them is tapered toward the gathering portion. And
The direction of the paper sheets thrown into the hopper is configured so that the hopper and the shooter sequentially adjust the direction of the paper sheets toward the gathering portion according to the swing of the hopper.
Paper sheet aligning device.
前記ホッパ出口の幅は、前記長辺の長さよりも狭く、かつ前記短辺の長さよりも広い、
請求項1記載の紙葉揃え装置。 The paper sheet is a rectangle having a long side and a short side,
The width of the hopper outlet is narrower than the length of the long side and wider than the length of the short side,
The paper sheet aligning device according to claim 1.
請求項1又は請求項2記載の紙葉揃え装置。 The width of the hopper outlet is wider than the width of the inlet of the collecting portion,
The paper sheet aligning device according to claim 1 or 2.
前記シュータ傾斜側壁に突き当たった紙葉が前記ホッパの搖動による前記ホッパの下部との接触により動かされる、
請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の紙葉揃え装置。 The lower part of the hopper is configured such that at least the rear part of the paper sheet that goes out of the hopper outlet and hits the shooter inclined side wall remains in the lower part of the hopper.
The paper sheet that hits the inclined side wall of the shooter is moved by contact with the lower part of the hopper by the swing of the hopper.
The paper sheet aligning device according to any one of claims 1 to 3.
請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の紙葉揃え装置。 The hopper further includes a pair of hopper parallel side walls disposed below the pair of hopper inclined side walls and arranged in parallel to each other.
The paper sheet alignment apparatus as described in any one of Claim 1- Claim 4.
請求項5記載の紙葉揃え装置。 The hopper further includes a hopper curved wall provided between each hopper inclined side wall and each hopper parallel side wall.
The paper sheet aligning device according to claim 5.
請求項5又は請求項6に記載の紙葉揃え装置。 The swing fulcrum of the hopper is located between the lower ends of the pair of hopper inclined side walls, and is disposed at a position above the extension line of the pair of hopper inclined side walls.
The paper sheet aligning device according to claim 5 or 6.
前記シュータは、各シュータ傾斜側壁と各シュータ平行側壁との間に設けられたシュータ曲面壁をさらに有している、
請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の紙葉揃え装置。 The assembly portion includes a pair of shooter parallel side walls disposed parallel to each other,
The shooter further includes a shooter curved wall provided between each shooter inclined side wall and each shooter parallel side wall.
The paper sheet aligning device according to any one of claims 1 to 7.
前記ホッパ及びシュータの少なくとも一方は、前記基台の載置面に対する傾斜角度を変更することができるように前記基台に支持されている
請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の紙葉揃え装置。 The hopper and the shooter are supported by a base,
The at least one of the hopper and the shooter is supported by the base so that an inclination angle with respect to a mounting surface of the base can be changed. Paper sheet aligning device.
前記シュータから送り出された紙葉が貯められるスタッカと
をさらに備えている請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載の紙葉揃え装置。 A delivery section for sending out the paper sheets collected in the shooter;
The paper sheet aligning apparatus according to any one of claims 1 to 9, further comprising: a stacker that stores the paper sheets fed from the shooter.
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2017
- 2017-03-09 JP JP2017044692A patent/JP6836937B2/en active Active
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