JP2018137827A - 電子機器、プログラムおよび制御方法 - Google Patents

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上野 泰弘
Yasuhiro Ueno
泰弘 上野
茂輝 田辺
Shigeki Tanabe
茂輝 田辺
英樹 森田
Hideki Morita
英樹 森田
功 益池
Isao Masuike
功 益池
浩太郎 山内
Kotaro Yamauchi
浩太郎 山内
学 佐久間
Manabu Sakuma
学 佐久間
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Abstract

【課題】操作性を向上させた電子機器、プログラムおよび制御方法を提供する。
【解決手段】近接センサ18と、外部機器と通信する通信ユニット17と、通信ユニット17によって外部機器から異常通知信号を取得すると、近接センサ18によって検出されたジェスチャに基づき外部機器を遠隔操作する信号を送信するコントローラ11と、を備える。さらに、外部機器は、第1の外部機器および第2の外部機器を含み、コントローラ11は、第1の外部機器を介して第2の外部機器を遠隔操作してもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器、プログラムおよび制御方法に関する。
例えばスマートフォンおよびタブレット端末等の電子機器は、一般にタッチパネルを備えている。ユーザは、このような電子機器を、タッチパネルに触れることで制御するのが一般的である。近年、ユーザが端末から離れて行うジェスチャを例えば赤外線センサ等の近接センサによって検出し、ジェスチャと対応する入力操作を実行する電子機器が知られている(例えば特許文献1)。
特開2015−225493号公報
ここで、ジェスチャによる入力操作が可能な電子機器において、種々の状況に応じた各種の操作を一貫してジェスチャにより行うことができれば、さらに操作性を向上させることができる。
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、操作性を向上させた電子機器、プログラムおよび制御方法を提供することにある。
本発明の実施形態に係る電子機器は、近接センサと、外部機器と通信する通信ユニットと、前記通信ユニットによって前記外部機器から異常通知信号を取得すると、前記近接センサによって検出されたジェスチャに基づき前記外部機器を遠隔操作する信号を送信するコントローラと、を備える。
本発明の実施形態に係る電子機器は、近接センサと、外部機器と通信する通信ユニットと、前記通信ユニットによって前記外部機器から異常通知信号を取得すると、前記近接センサによって検出されたジェスチャに基づき前記外部機器へ電話発信するコントローラと、を備える。
本発明の実施形態に係るプログラムは、近接センサと、外部機器と通信する通信ユニットと、を備える、電子機器に、前記通信ユニットによって前記外部機器から異常通知信号を取得するステップと、前記近接センサによって検出されたジェスチャに基づき前記外部機器を遠隔操作する信号を送信するステップと、を実行させる。
本発明の実施形態に係るプログラムは、近接センサと、外部機器と通信する通信ユニットと、を備える、電子機器に、前記通信ユニットによって前記外部機器から異常通知信号を取得するステップと、前記近接センサによって検出されたジェスチャに基づき前記外部機器へ電話発信するステップと、を実行させる。
本発明の実施形態に係る制御方法は、近接センサと、外部機器と通信する通信ユニットと、を備える、電子機器の制御方法であって、前記通信ユニットによって前記外部機器から異常通知信号を取得するステップと、前記近接センサによって検出されたジェスチャに基づき前記外部機器を遠隔操作する信号を送信するステップと、を含む。
本発明の実施形態に係る制御方法は、近接センサと、外部機器と通信する通信ユニットと、を備える、電子機器の制御方法であって、前記通信ユニットによって前記外部機器から異常通知信号を取得するステップと、前記近接センサによって検出されたジェスチャに基づき前記外部機器へ電話発信するステップと、を含む。
本発明の一実施形態によれば、操作性を向上させた電子機器、プログラムおよび制御方法を提供することができる。
一実施形態に係る電子機器の概略構成図である。 ユーザがジェスチャにより電子機器を操作する様子を示す図である。 ユーザがジェスチャにより電子機器を操作する状況の一例を示す図である。 電子機器と外部機器とを連携させる状況の一例を示す図である。 一実施形態に係る電子機器と通信する外部機器の概略構成図である。 ストレージに記憶されるジェスチャ処理情報の一例を示す図である。 一実施形態に係る電子機器が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る電子機器と通信する第1の外部機器が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る電子機器と通信する第2の外部機器が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
(電子機器の構成)
図1に示すように一実施形態の電子機器1は、ディスプレイ14と、ストレージ16と、通信ユニット17と、近接センサ18(ジェスチャセンサ)と、コントローラ11と、を備える。電子機器1はさらに、タイマー12と、カメラ13と、マイク15と、UVセンサ19と、照度センサ20と、加速度センサ21と、地磁気センサ22と、気圧センサ23と、ジャイロセンサ24と、スピーカー25と、を備える。図1は例示である。電子機器1は図1に示す構成要素の全てを含まなくてもよい。また、電子機器1は図1に示す以外の構成要素を備えていてもよい。
ディスプレイ14は画面を表示する。画面は、例えば文字、画像、記号および図形等の少なくとも一つを含む。ディスプレイ14は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機ELパネル(Organic Electro-Luminescence Panel)または無機ELパネル(Inorganic Electro-Luminescence Panel)等であってもよい。本実施形態において、ディスプレイ14はタッチスクリーンディスプレイである。タッチスクリーンディスプレイは、指またはスタイラスペン等の接触を検出して、その接触位置を特定する。ディスプレイ14は、指またはスタイラスペン等が接触した位置を同時に複数検出することができる。
ストレージ16は記憶部としてプログラムおよびデータを記憶する。ストレージ16は、コントローラ11の処理結果を一時的に記憶する。ストレージ16は、半導体記憶デバイスおよび磁気記憶デバイス等の任意の記憶デバイスを含んでよい。ストレージ16は、複数の種類の記憶デバイスを含んでよい。ストレージ16は、メモリカード等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。
ストレージ16に記憶されるプログラムには、フォアグランドまたはバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援する制御プログラムとを含む。アプリケーションは、例えば、ジェスチャに応じた処理をコントローラ11に実行させる。制御プログラムは、例えば、OS(Operating System)である。アプリケーションおよび制御プログラムは、通信ユニット17による通信または記憶媒体を介してストレージ16にインストールされてもよい。
通信ユニット17は、有線または無線により通信するためのインタフェースである。一実施形態の通信ユニット17によって行われる通信方式は、無線通信規格である。例えば、無線通信規格として、2G、3Gおよび4G等のセルラーフォンの通信規格がある。例えばセルラーフォンの通信規格は、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、CDMA2000、PDC(Personal Digital Cellular)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)およびPHS(Personal Handy-phone System)等を含む。例えば、無線通信規格として、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)およびNFC(Near Field Communication)等がある。通信ユニット17は、上述した通信規格の1つまたは複数をサポートすることができる。
近接センサ18は、電子機器1の周囲の対象物との相対距離および対象物の移動方向等を非接触で検出する。一実施形態の近接センサ18は白、赤、緑および青を感知する4つの可視光フォトダイオードを有し、対象物との相対距離を測定することができる。また近接センサ18は1つの光源用赤外LED(Light Emitting Diode)と上下左右を感知する4つの赤外フォトダイオードとを有する。近接センサ18は、光源用赤外LEDからの赤外光を対象物に照射する。近接センサ18は、対象物からの反射光がそれぞれの赤外フォトダイオードに入射する時間差により対象物の移動方向を検出する。したがって、近接センサ18は、電子機器1のユーザが電子機器1に触れずに行うエアジェスチャ(以下単に「ジェスチャ」という)を用いた操作を検出することができる。
コントローラ11は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサである。コントローラ11は、他の構成要素が統合されたSoC(System-on-a-Chip)等の集積回路であってもよい。コントローラ11は、複数の集積回路を組み合わせて構成されてもよい。コントローラ11は、電子機器1の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。
具体的にはコントローラ11は、ストレージ16に記憶されているデータを必要に応じて参照する。コントローラ11は、ストレージ16に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行してディスプレイ14等の他の機能部を制御することによって各種機能を実現する。例えば、コントローラ11は、ユーザによる接触のデータをタッチパネルから取得する。また、コントローラ11は、UVセンサ19、照度センサ20、加速度センサ21、地磁気センサ22、気圧センサ23およびジャイロセンサ24が検出したデータの一部または全部を取得する。また、コントローラ11は、ストレージ16の使用状況を把握する。また、コントローラ11は、アプリケーションの起動状況を把握する。
タイマー12はコントローラ11からタイマー動作の指示を受け、所定時間経過した時点で、その旨を示す信号をコントローラ11に出力する。タイマー12は図1に示すようにコントローラ11の外部に備えられていてもよいし、コントローラ11の内部に含まれてもよい。
カメラ13は、電子機器1の周囲の被写体を撮像する。カメラ13は一例として、電子機器1のディスプレイ14が設けられる面に設けられるインカメラである。
マイク15は、人が発する声を含む、電子機器1の周囲の音を検出する。
スピーカー25は音を出力する。例えばニュースまたは天気予報等の読み上げの際に、その内容がスピーカー25から音で出力される。
UVセンサ19は、太陽光等に含まれる紫外線(Ultraviolet)量を測定することができる。
照度センサ20は、当該照度センサ20に入射する周囲光の照度を検出する。
加速度センサ21は、電子機器1に働く加速度の方向および大きさを検出する。加速度センサ21は、x軸方向、y軸方向およびz軸方向の加速度を検出する3軸(3次元)タイプである。加速度センサ21の種類は限定されない。加速度センサ21は、例えばピエゾ抵抗型であってもよい。また、加速度センサ21は例えば静電容量型であってもよい。また、加速度センサ21は例えば圧電素子(圧電式)または熱検知型によるMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)式であってもよい。また、加速度センサ21は、例えば可動コイルを動かしてフィードバック電流によってもとに戻すサーボ式であってもよい。また、加速度センサ21は、加速度によって生じる歪を歪ゲージによって測定する歪ゲージ式であってもよい。
地磁気センサ22は、地磁気の向きを検出する。例えば電子機器1の向きを地面に平行な面上に投影した成分が、地磁気センサ22で取得される向き情報である。地磁気センサ22で取得される向き情報は、電子機器1の方位である。
気圧センサ23は、電子機器1の外側の気圧(大気圧)を検出する。
ジャイロセンサ24は、電子機器1の角速度を検出する。コントローラ11は、ジャイロセンサ24により取得された角速度を1回時間積分することにより、電子機器1の向きを測定することができる。
(ジェスチャによる電子機器の操作)
図2は、ユーザがジェスチャにより電子機器1を操作する様子を示す。図2において、電子機器1は一例としてスタンドによって支持される。代替例として電子機器1は壁に立てかけられたり、テーブルに置かれたりしてもよい。近接センサ18がユーザのジェスチャを検出すると、コントローラ11は検出されたジェスチャに基づく処理を行う。図2に示される例では、ジェスチャに基づく処理はレシピの選択である。例えば、ユーザがディスプレイ14の短手方向で右方から左方(図2の矢印の方向)へと手を動かすジェスチャを行うと、ディスプレイ14に表示されるレシピが変化する。
図2に示す電子機器1はスマートフォンである。代替例として電子機器1は例えば、携帯電話端末、ファブレット、タブレットPCまたはフィーチャーフォン等でもよい。また、電子機器1は、上記のものに限定されず、例えば、PDA、リモコン端末、携帯音楽プレイヤー、ゲーム機、電子書籍リーダ、カーナビゲーション、家電製品または産業用機器(FA機器)等でもよい。
図3は、ユーザがジェスチャにより電子機器1を操作する状況の一例を示す。図3の例で、ユーザは料理のレシピを電子機器1のディスプレイ14に表示しながら、キッチンでレシピに従って料理をしている。上記のように、近接センサ18はユーザのジェスチャを検出する。そして、コントローラ11は近接センサ18が検出したジェスチャに基づく処理を行う。コントローラ11は特定のジェスチャ(例えばユーザが手を上下に動かすジェスチャ)に応じてレシピをスクロールする処理が可能である。料理中は、ユーザの手が汚れたり、濡れたりすることがある。しかし、ユーザは電子機器1に触れることなく、特定のジェスチャによってレシピをスクロールすることができる。したがって、ディスプレイ14が汚れること、および料理中のユーザの手にディスプレイ14の汚れが移ることを回避することができる。
ここで、電子機器1はモードを複数有する。モードとは電子機器1の全体の動作について制限等を与える動作モード(動作状態または動作状況)を意味する。モードは同時に1つだけ選択可能である。本実施形態において、電子機器1のモードは第1モードおよび第2モードを含む。第2モードは、キッチンでレシピを表示しながら料理を行うのに最適な電子機器1の動作モード(キッチンモード)である。電子機器1は、第2モードの場合に、近接センサ18を動作させてジェスチャを検出することができる。また、電子機器1は、第2モードの場合に、マイク15を動作させる。そして、電子機器1は、文字入力(ユーザのタッチパネル操作による入力)に代えて、マイク15を用いた音声入力を可能にする。一方、第1モードは、例えばキッチン以外の部屋および外出先等での使用に適している通常の動作モード(通常モード)である。本実施形態において、ユーザは、キッチンで料理を行うときに電子機器1を第2モード(キッチンモード)に設定する。モードは、画面の端部をスワイプ等することで現れるノーティフィケーション(通知画面)で容易に設定可能であってもよい。ここで、後述する第3モード(異常対応モード)については、ユーザの手動設定ではなく自動的に、第2モードとの間で移行が行われる。また、電子機器1は、第3モード(異常対応モード)の場合にも、近接センサ18を動作させてジェスチャを検出する。
ここで、料理中に生じた突発的なイベントによって、ユーザは料理を中断しなければならないことがある。このようなイベントとして例えば子守が挙げられる。例えば子供をベビーベッド等に寝かせながら、ユーザが料理していることがある。子供が起きて泣いている場合には直ちに応答することが好ましいが、ユーザが汚れを落とすために手を洗うといった行動によって応答が遅れることがある。また、キッチンとベビーベッドが置かれている部屋とが離れている場合には、さらに応答が遅れることがある。
図4は、本実施形態に係る電子機器1が、外部機器2−1,2−2と共に使用される状況の一例を示す図である。図4に示される外部機器2−1,2−2は、子供の状態把握および子守に使用される機器である。図4の例では、外部機器2−1(第1の外部機器)は主に子供の状態把握のためにベビーベッドに置かれている。また、外部機器2−2(第2の外部機器)はおもちゃの外観を有しており、主に子供をあやす目的でベビーベッドに置かれている。
図4に示す外部機器2−1,2−2は電子機器1と通信する。外部機器2−1,2−2は、電子機器1からの指示に従って動作する。また、電子機器1は、外部機器2−1,2−2が出力する信号を受信する。外部機器2−1,2−2が出力する信号は、電子機器1の制御に用いることができる。外部機器2−1,2−2も一種の電子機器であるが、ユーザが使用する電子機器1と区別するために本明細書ではこの名称を用いる。
(外部機器の構成)
ここで、外部機器2−1,2−2(両者を特に区別しない場合は外部機器2とする)の概略構成について説明する。図5に示すように、外部機器2はカメラ33と、ディスプレイ34と、マイク35と、ストレージ36と、通信ユニット37と、スピーカー45と、コントローラ31と、を備えてもよい。外部機器2はさらに、タイマー32と、UVセンサ39と、照度センサ40と、加速度センサ41と、地磁気センサ42と、気圧センサ43と、ジャイロセンサ44と、を備えてもよい。図5は例示である。外部機器2−1,2−2は図5に示す構成要素の全てを含まなくてもよい。また、外部機器2−1,2−2は図5に示す以外の構成要素を備えていてもよい。例えば、本実施形態において、おもちゃの外観を有する外部機器2−2は、ディスプレイ34と、マイク35と、UVセンサ39と、照度センサ40と、加速度センサ41と、地磁気センサ42と、を備えなくともよい。また、外部機器2−2は、脚部や腕部を動作させるためのモータを備えてもよい。この場合、モータはコントローラ31によって制御される。
カメラ33は外部機器2の周囲の被写体を撮像する。カメラ33は、一例としてディスプレイ34が設けられる面に設けられるインカメラである。本実施形態において、カメラ33はベビーベッドにいる子供の静止画または動画(以下、単に「画像」と記す)を撮像する。撮像した画像は、通信ユニット37を介して電子機器1に出力することができる。
ディスプレイ34は画面を表示する。本実施形態において、外部機器2は、電子機器1で撮像された画像を、通信ユニット37を介して取得して、ディスプレイ34に表示することができる。ディスプレイ34は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機ELパネル(Organic Electro-Luminescence Panel)または無機ELパネル(Inorganic Electro-Luminescence Panel)等であってもよい。また、ディスプレイ34はタッチスクリーンディスプレイでもよい。
マイク35は外部機器2の周囲の音を検出する。本実施形態において、マイク35は特に外部機器2の周囲の子供が発する声を検出する。
ストレージ36は記憶部としてプログラムおよびデータを記憶する。ストレージ36は、コントローラ31の処理結果を一時的に記憶する。ストレージ36に記憶されるプログラムには、フォアグランドまたはバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援する制御プログラムとを含む。アプリケーションは、例えば、カメラ33、ディスプレイ34、マイク35およびスピーカー45を動作させてテレビ電話の機能を実現する処理をコントローラ31に実行させる。制御プログラムは、例えば、OS(Operating System)である。
通信ユニット37は有線または無線により通信するためのインタフェースである。一実施形態の通信ユニット37によって行われる通信方式は、無線通信規格である。例えば、無線通信規格として、2G、3Gおよび4G等のセルラーフォンの通信規格がある。例えばセルラーフォンの通信規格は、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、CDMA2000、PDC(Personal Digital Cellular)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)およびPHS(Personal Handy-phone System)等を含む。例えば、無線通信規格として、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)およびNFC(Near Field Communication)等がある。通信ユニット37は、上述した通信規格の1つまたは複数をサポートすることができる。本実施形態において、外部機器2−1,2−2の通信ユニット37は、IEEE802.11およびBluetooth(登録商標)をサポートする。また、外部機器2−1の通信ユニット37は、セルラーフォンの通信規格もサポートする。
スピーカー45は音を出力する。本実施形態において、スピーカー45は特に電子機器1からの音声(電子機器1のユーザの声等)を出力する。
コントローラ31は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサである。コントローラ31は、他の構成要素が統合されたSoC(System-on-a-Chip)等の集積回路であってもよい。コントローラ31は、複数の集積回路を組み合わせて構成されてもよい。コントローラ31は、外部機器2の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。本実施形態において、コントローラ31は異常、すなわちユーザが緊急に対応すべき状態を検知すると異常通知信号を生成する。例えばマイク35で検出した子供の声が泣き声である場合に、コントローラ31は異常を検知する。そして、コントローラ31は、電子機器1に異常通知信号を送信する。また、コントローラ31は、電子機器1からの指示に従って外部機器2の各種の機能を実現する。
タイマー32、UVセンサ39、照度センサ40、加速度センサ41、地磁気センサ42、気圧センサ43およびジャイロセンサ44は、それぞれ電子機器1のタイマー12、UVセンサ19、照度センサ20、加速度センサ21、地磁気センサ22、気圧センサ23およびジャイロセンサ24と同様である。
再び図4を参照する。電子機器1は、上記の構成の外部機器2−1,2−2と通信して、外部機器2−1,2−2を遠隔操作することができる。本実施形態において、電子機器1の通信ユニット17は、例えばIEEE802.11で外部機器2−1,2−2と通信する。代替例として、通信ユニット17は、Bluetooth(登録商標)で外部機器2−1,2−2と通信してもよい。また、電子機器1は、セルラーフォンの通信規格の一つによって外部機器2−1へ電話発信し、通話することができる。
電子機器1の通信ユニット17によって外部機器2−1から異常通知信号を取得すると、電子機器1のコントローラ11は、近接センサ18によって検出されたジェスチャに基づき外部機器2−1または外部機器2−2に指示を与える。異常通知信号は、ユーザが緊急に対応すべき状態であることを通知する信号である。本実施形態での異常通知信号は、子供が泣いているので子守(声をかける、あやすといった応答)が必要であることを通知する信号である。ユーザはジェスチャによって、外部機器2−1,2−2を遠隔操作することができる。また、ユーザはジェスチャによって、外部機器2−1へ電話発信することもできる。つまり、料理中のユーザは、電子機器1に触れることなく、ジェスチャによってキッチンにいたまま子守をすることが可能である。
(ジェスチャ処理情報)
図6は、ストレージ16に記憶されるジェスチャ処理情報111の一例を示す図である。ジェスチャ処理情報111は、モードに応じたジェスチャに基づく処理を定めたテーブルである。ジェスチャ処理情報111はストレージ16に記憶される。また、ジェスチャ処理情報111は、コントローラ11によってストレージ16から読み出されて、コントローラ11がジェスチャに基づく処理を切り替えるのに用いられる。
本実施形態において、ジェスチャ処理情報111は「モード」および「ジェスチャに基づく処理」の項目を含む。
「モード」は電子機器1の動作モードである。図6に示されるように、電子機器1は第1モード(通常モード)、第2モード(キッチンモード)および第3モード(異常対応モード)を有する。第2モード(キッチンモード)および第3モード(異常対応モード)において、ユーザはコントローラ11にジェスチャに基づく処理を実行させる。電子機器1が第1モード(通常モード)である場合は、ジェスチャに基づく処理が実行されない。電子機器1が第1モード(通常モード)である場合には、ジェスチャではなく、タッチパネルへの接触操作によって処理が実行される。電子機器1は、第2モード(キッチンモード)から第3モード(異常対応モード)に移行することができる。また、第3モード(異常対応モード)での処理が完了すると、電子機器1は第2モード(キッチンモード)に移行する。つまり、電子機器1は、第1モード(通常モード)から第3モード(異常対応モード)に移行しない。また、電子機器1は、第3モード(異常対応モード)から第1モード(通常モード)に移行しない。
「ジェスチャに基づく処理」は、近接センサ18によって検出されたジェスチャに基づいてコントローラ11が実行する処理を示す。コントローラ11は、電子機器1が第2モードである場合に、上下移動するジェスチャが検出されると、ディスプレイ14に表示されている画面をスクロールする。また、コントローラ11は、電子機器1が第2モードである場合に、左右移動するジェスチャが検出されると、レシピの選択処理を実行する。また、コントローラ11は、電子機器1が第2モードである場合に、三角形を描くジェスチャが検出されると、ユーザによる直前の選択(例えば画面スクロール)をキャンセルする。
ここで、ユーザは、キッチンでレシピを表示しながら料理を行う場合に、例えばノーティフィケーションで電子機器1を第2モード(キッチンモード)に設定する。第2モード(キッチンモード)で動作している電子機器1は、通信ユニット17によって外部機器2−1から異常通知信号を取得すると、第3モード(異常対応モード)へと移行する。コントローラ11は、電子機器1が第3モードである場合に、上下移動するジェスチャが検出されると、外部機器2−1(第1の外部機器)へ電話発信する。このとき、ユーザは泣いている子供に自分の声を聞かせてあやすことができる。
また、コントローラ11は、電子機器1が第3モードである場合に、左右移動するジェスチャが検出されると、外部機器2−2(第2の外部機器)を動かす。本実施形態において、外部機器2−2はおもちゃの外観を有する。そのため、ユーザは泣いている子供を、おもちゃを動かして泣きやませることができる。
また、コントローラ11は、電子機器1が第3モードである場合に、円を描くジェスチャが検出されると、画像表示を実行する。画像表示は、外部機器2のカメラ33で撮像された画像を電子機器1のディスプレイ14に表示させること、および、電子機器1のカメラ13で撮像された画像を外部機器2のディスプレイ34に表示させること、の少なくとも一方を実行する処理である。本実施形態において、電子機器1は外部機器2−1との間で双方向の画像表示を行う。ここで、外部機器2−2はディスプレイ34を有していない。電子機器1は、外部機器2−2との間で片方向の画像表示を行い、外部機器2−2のカメラ33で撮像された画像をディスプレイ14に表示する。
また、コントローラ11は、電子機器1が第3モードである場合に、三角形を描くジェスチャが検出されると、ユーザによる直前の選択(例えば外部機器2−1への電話発信)をキャンセルする。また、電子機器1が第3モードである場合に、近接センサ18が一定時間ジェスチャを検出しない場合に、コントローラ11は、電子機器1のモードを第2モード(キッチンモード)へ移行させる。本実施形態において、一定時間は5秒間であるが、これに限定されるものではなく例えば20秒間でもよい。
ここで、第3モード(異常対応モード)で動作している電子機器1は、複数のジェスチャに基づく処理を実行してもよい。本実施形態において、電子機器1は、上下移動するジェスチャおよび円を描くジェスチャを検出して、電子機器1と外部機器2−1との間でテレビ電話機能を実現してもよい。
(フローチャート)
図7は、本実施形態に係る電子機器1のコントローラ11が実行する、ジェスチャに基づく処理の一例を示すフローチャートである。
コントローラ11は異常があったか、つまり、外部機器2−1から異常通知信号を受信したか否かを判定する(ステップS1)。コントローラ11は異常がなければそのまま待機する(ステップS1のNo)。
コントローラ11は異常通知信号を受信した場合に(ステップS1のYes)、ユーザに異常を通知する(ステップS2)。ユーザへの異常の通知は、例えばディスプレイ14に異常が発生したことを表示することであってもよい。また、ユーザへの異常の通知は、例えば警告音または警告文をスピーカー25から音声で出力することであってもよい。例えば、「子供が泣きだしました」というメッセージがディスプレイ14に表示されてもよいし、音声でスピーカー25から出力されてもよい。
コントローラ11は、電子機器1のモードが第2モード(キッチンモード)であるか否かを判定する(ステップS3)。第2モード(キッチンモード)でない第1モード(通常モード)の場合には(ステップS3のNo)、コントローラ11は一連の処理を終了する。このとき、ユーザは料理中でないため、手が汚れたり濡れたりしていない。ユーザは、子供のいる場所に直ちに移動して応答することが可能である。
一方、コントローラ11は、電子機器1のモードが第2モード(キッチンモード)の場合に(ステップS3のYes)、ステップS4の処理に進む。
コントローラ11は、電子機器1のモードを第2モード(キッチンモード)から第3モード(異常対応モード)へ移行させる(ステップS4)。ここで、コントローラ11は、ストレージ16からジェスチャ処理情報111を読み出す(図6参照)。第3モードへの移行によって、ジェスチャに基づく処理の内容が切り替わる。
コントローラ11は、ジェスチャが一定時間(例えば5秒間)検出されない場合に(ステップS5のNo)、ステップS8の処理に進む。コントローラ11は、ジェスチャが検出されると(ステップS5のYes)、ジェスチャに基づく処理を実行する(ステップS6)。このときのジェスチャに基づく処理は、外部機器2−1(第1の外部機器)または外部機器2−2(第2の外部機器)に指示を与えるものである。
コントローラ11は、外部機器2−1または外部機器2−2からエラー通知信号を受信したか否かを判定する(ステップS7)。エラー通知信号は、外部機器2−1または外部機器2−2が受け取った指示を実行できない場合に、電子機器1に対して送信する実行エラーを示す信号である。コントローラ11は、エラー通知信号を受信した場合に(ステップS7のYes)、ステップS5の処理に戻り、ユーザの新たなジェスチャを検出する。このとき、コントローラ11は、エラー通知信号を受信したこと、および、新たなジェスチャが必要であることの少なくとも一方をユーザに通知してもよい。
コントローラ11は、指示が実行された場合、つまりエラー通知信号を受信しなかった場合に(ステップS7のNo)、電子機器1のモードを第2モード(キッチンモード)に移行させる(ステップS8)。そして、コントローラ11は一連の処理を終了する。
図8のフローチャートは、本実施形態に係る電子機器1から遠隔操作、または通話等の指示を受ける外部機器2−1(第1の外部機器)のコントローラ31が実行する処理の一例を示す。外部機器2−1は例えばスマートフォンである。代替例として、外部機器2−1は携帯電話端末、ファブレット、タブレットPCまたはフィーチャーフォン、ペットカメラ、通話機能が付いた無線ネットワークカメラ等でもよい。
外部機器2−1のコントローラ31は異常を検知するまで待機する(ステップS11のNo)。本実施形態において、コントローラ31はベビーベッドに子供とともに配置されて、子供に異常がないかを検知する。異常は例えば子供が泣き出すことである。本実施形態において、外部機器2−1のマイク35は常時動作している。そして、コントローラ31はマイク35が検出した音声が泣き声であるかを判定する。
外部機器2−1のコントローラ31は異常を検知すると(ステップS11のYes)、異常通知信号を電子機器1へ送信する(ステップS12)。
外部機器2−1のコントローラ31は電子機器1から遠隔操作または通話等の指示があったか否かを判定する(ステップS13)。電子機器1から指示がない場合には(ステップS13のNo)、外部機器2−1のコントローラ31は一連の処理を終了する。ここで、電子機器1からの遠隔操作の指示は、例えば電子機器1からの音声(ユーザの声等)をスピーカー45から出力することでもよい。また、電子機器1からの遠隔操作の指示は、例えばストレージ36に記憶された子供が好きな動画をディスプレイ34に表示させることでもよい。
電子機器1から指示があった場合には(ステップS13のYes)、外部機器2−1のコントローラ31は、その指示を実行可能であるか否かを判定する(ステップS14)。例えば電子機器1からテレビ電話機能の実施の指示があったとする。このとき、例えばカメラ33が子供の方を向いておらず子供の撮像が困難であれば、外部機器2−1のコントローラ31はその指示を実行可能でないと判定する(ステップS14のNo)。そして、外部機器2−1のコントローラ31は、エラー通知信号を電子機器1へ送信する(ステップS16)。その後、外部機器2−1のコントローラ31はステップS13の処理に戻る。
外部機器2−1のコントローラ31は、電子機器1からの指示を実行可能と判定した場合に(ステップS14のYes)、その指示を実行して一連の処理を終了する(ステップS15)。
図9のフローチャートは、本実施形態に係る電子機器1から遠隔操作の指示を受ける外部機器2−2(第2の外部機器)のコントローラ31が実行する処理の一例を示す。外部機器2−2は例えば遠隔操作可能なロボットまたは車等のおもちゃである。本実施形態において、外部機器2−2は、通話機能(マイク35)および表示機能(ディスプレイ34)を備えない。
外部機器2−2のコントローラ31は電子機器1から遠隔操作等の指示があったか否かを判定する(ステップS21)。電子機器1から指示がない場合には(ステップS21のNo)、外部機器2−2のコントローラ31は一連の処理を終了する。
電子機器1から指示があった場合には(ステップS21のYes)、外部機器2−2のコントローラ31は、その指示を実行可能であるか否かを判定する(ステップS22)。例えば電子機器1から起動するように指示があったとする。このとき、例えば起動して動作するにはバッテリの充電量が不十分であるような場合に、外部機器2−2のコントローラ31はその指示を実行可能でないと判定する(ステップS22のNo)。そして、外部機器2−2のコントローラ31は、エラー通知信号を電子機器1へ送信する(ステップS24)。その後、外部機器2−2のコントローラ31はステップS21の処理に戻る。
外部機器2−2のコントローラ31は、電子機器1からの指示を実行可能と判定した場合に(ステップS22のYes)、その指示を実行して一連の処理を終了する(ステップS23)。
以上に説明したように、本実施形態に係る電子機器1は、外部機器2と通信して、外部機器2から異常通知信号を取得した場合に、ユーザが緊急に対応すべき状態が生じたと判定する。そして、第2モード(キッチンモード)で動作していた電子機器1は、第3モード(異常対応モード)に移行する。第3モード(異常対応モード)で動作する電子機器1は、ジェスチャ処理情報111に基づいて、既定状態(レシピ表示)と異なるジェスチャに基づく処理を実行できる。電子機器1は、外部機器2から異常発生の通知を受け取るだけでなく、ジェスチャに基づいて外部機器2への遠隔操作または電話発信等の対応を直ちに行うことができる。つまり、本実施形態に係る電子機器1は、ユーザが緊急対応を行う際に、ジェスチャによる入力操作を中断する必要がないため、緊急対応の実行までのタイムラグを小さくすることができる。
(その他の実施形態)
本発明を図面および実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形および修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形および修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段または各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
上記の実施形態では、電子機器1は2つの外部機器2−1,2−2と通信し、これらに指示を与えていた。しかし、電子機器1は1つの外部機器2とだけ通信してもよいし、3つ以上の外部機器2と通信してもよい。また、電子機器1は、他の外部機器2と通信可能な1つの外部機器2と通信してもよい。例えば、外部機器2−1が外部機器2−2と通信可能である場合に、電子機器1は外部機器2−1とだけ通信してもよい。このとき、電子機器1のコントローラ11は、外部機器2−1を介して外部機器2−2を遠隔操作することができる。例えば、外部機器2−2の通信範囲が近距離(例えば数メートル)に限られる場合に、外部機器2−1を介することによって、電子機器1は外部機器2−2の通信範囲よりも離れた場所から外部機器2−2を操作できる。また、上記の実施形態では、外部機器2−2の構成は外部機器2−1の構成と異なり、例えばディスプレイ34の有無の違いがあった。しかし、複数の外部機器2は互いに同じ構成であってもよい。
上記の実施形態では、ノーティフィケーション(通知画面)でユーザが操作することによって第2モード(キッチンモード)に設定された。ここで、所定の条件が満たされると、コントローラ11が自動的に電子機器1を第2モードに設定してもよい。例えば、コントローラ11は、例えばレシピを表示するアプリが実行されている、またはレシピサイトが閲覧されている場合に、第1の条件が満たされると判定する。コントローラ11は、第1の条件が満たされて、かつ、レシピの選択中でない(例えば30秒程度の一定時間レシピの変更がない場合等)と判定する場合に電子機器1を第2モードに設定してもよい。また、コントローラ11は、第1の条件が満たされて、かつ、ユーザが一定時間(例えば1分等)以上タッチパネルに操作入力をしていないと判定する場合に電子機器1を第2モードに設定してもよい。また、コントローラ11は、第1の条件が満たされて、かつ、電子機器1が一定時間(例えば1分等)以上、位置に変化がない場合に電子機器1を第2モードに設定してもよい。
上記の実施形態では、外部機器2−1は子供についての異常(泣き出す等)を検出した。ここで、外部機器2−1が異常を検出する対象は子供以外(例えばペット等)でもよい。また、外部機器2−1は音声の変化から異常を検出するだけではなく、映像の変化から異常を検出してもよい。
上記の実施形態では、電子機器1が第3モード(異常対応モード)の場合に、音声通話(電話発信)と画像表示とが異なるジェスチャに対応付けられていた(図6参照)。しかし、テレビ電話機能が1つのジェスチャに対応付けられていてもよい。
上記の実施形態では、電子機器1は、1つの処理に1つのジェスチャを対応させていた。しかし、電子機器1は処理を選択する画面の表示を1つのジェスチャに対応させてもよい。例えば、電子機器1が第3モード(異常対応モード)の場合に、近接センサ18が左右移動のジェスチャを検出すると「第1の外部機器へ電話発信」、「第2の外部機器を動かす」および「画像表示」の選択肢が画面に表示されてもよい。そして、上移動のジェスチャまたは下移動のジェスチャによって、ユーザが一つの処理を選択できてもよい。また、エラー通知信号を受信した処理の選択肢については、非表示またはユーザが選択できないようにしてもよい。このとき、より多くの選択肢から最終的な処理を決定することが可能になる。
本開示内容の多くの側面は、プログラム命令を実行可能なコンピュータシステムその他のハードウェアにより実行される、一連の動作として示される。コンピュータシステムその他のハードウェアには、例えば、汎用コンピュータ、PC(パーソナルコンピュータ)、専用コンピュータ、ワークステーション、PCS(Personal Communications System、パーソナル移動通信システム)、移動(セルラー)電話機、データ処理機能を備えた移動電話機、RFID受信機、ゲーム機、電子ノートパッド、ラップトップコンピュータ、GPS(Global Positioning System)受信機またはその他のプログラム可能なデータ処理装置が含まれる。各実施形態では、種々の動作または制御方法は、プログラム命令(ソフトウェア)で実装された専用回路(例えば、特定機能を実行するために相互接続された個別の論理ゲート)、一以上のプロセッサにより実行される論理ブロックおよび/またはプログラムモジュール等により実行されることに留意されたい。論理ブロックやプログラムモジュール等を実行する一以上のプロセッサには、例えば、一以上のマイクロプロセッサ、CPU(中央演算処理ユニット)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子機器、ここに記載する機能を実行可能に設計されたその他の装置および/またはこれらいずれかの組合せが含まれる。ここに示す実施形態は、例えば、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコードまたはこれらいずれかの組合せにより実装される。命令は、必要なタスクを実行するためのプログラムコードまたはコードセグメントであってもよい。そして、命令は、機械読取り可能な非一時的記憶媒体その他の媒体に格納することができる。コードセグメントは、手順、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラスまたは命令、データ構造もしくはプログラムステートメントのいずれかの任意の組合せを示すものであってもよい。コードセグメントは、他のコードセグメントまたはハードウェア回路と、情報、データ引数、変数または記憶内容の送信および/または受信を行い、これにより、コードセグメントが他のコードセグメントまたはハードウェア回路と接続される。
ここで用いられるストレージ16は、さらに、ソリッドステートメモリ、磁気ディスクおよび光学ディスクの範疇で構成されるコンピュータ読取り可能な有形のキャリア(媒体)として構成することができる。かかる媒体には、ここに開示する技術をプロセッサに実行させるためのプログラムモジュール等のコンピュータ命令の適宜なセットまたはデータ構造が格納される。コンピュータ読取り可能な媒体には、一つ以上の配線を備えた電気的接続、磁気ディスク記憶媒体、磁気カセット、磁気テープ、その他の磁気および光学記憶装置(例えば、CD(Compact Disk)、レーザーディスク(登録商標)、DVD(登録商標)(Digital Versatile Disc)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイディスク(登録商標))、可搬型コンピュータディスク、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read-Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)もしくはフラッシュメモリ等の書換え可能でプログラム可能なROMもしくは情報を格納可能な他の有形の記憶媒体またはこれらいずれかの組合せが含まれる。メモリは、プロセッサ/プロセッシングユニットの内部および/または外部に設けることができる。ここで用いられるように、「メモリ」という語は、あらゆる種類の長期記憶用、短期記憶用、揮発性、不揮発性またはその他のメモリを意味する。つまり、「メモリ」は特定の種類や数に限定されない。また、記憶が格納される媒体の種類も限定されない。
1 電子機器
2 外部機器
11 コントローラ
12 タイマー
13 カメラ
14 ディスプレイ
15 マイク
16 ストレージ
17 通信ユニット
18 近接センサ
19 UVセンサ
20 照度センサ
21 加速度センサ
22 地磁気センサ
23 気圧センサ
24 ジャイロセンサ
25 スピーカー
31 コントローラ
32 タイマー
33 カメラ
34 ディスプレイ
35 マイク
36 ストレージ
37 通信ユニット
39 UVセンサ
40 照度センサ
41 加速度センサ
42 地磁気センサ
43 気圧センサ
44 ジャイロセンサ
45 スピーカー
111 ジェスチャ処理情報

Claims (7)

  1. 近接センサと、
    外部機器と通信する通信ユニットと、
    前記通信ユニットによって前記外部機器から異常通知信号を取得すると、前記近接センサによって検出されたジェスチャに基づき前記外部機器を遠隔操作する信号を送信するコントローラと、を備える、電子機器。
  2. 近接センサと、
    外部機器と通信する通信ユニットと、
    前記通信ユニットによって前記外部機器から異常通知信号を取得すると、前記近接センサによって検出されたジェスチャに基づき前記外部機器へ電話発信するコントローラと、を備える、電子機器。
  3. 前記外部機器は、第1の外部機器および第2の外部機器を含み、
    前記コントローラは、前記第1の外部機器を介して前記第2の外部機器を遠隔操作する、請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 近接センサと、外部機器と通信する通信ユニットと、を備える、電子機器に、
    前記通信ユニットによって前記外部機器から異常通知信号を取得するステップと、
    前記近接センサによって検出されたジェスチャに基づき前記外部機器を遠隔操作する信号を送信するステップと、を実行させるプログラム。
  5. 近接センサと、外部機器と通信する通信ユニットと、を備える、電子機器に、
    前記通信ユニットによって前記外部機器から異常通知信号を取得するステップと、
    前記近接センサによって検出されたジェスチャに基づき前記外部機器へ電話発信するステップと、を実行させるプログラム。
  6. 近接センサと、外部機器と通信する通信ユニットと、を備える、電子機器の制御方法であって、
    前記通信ユニットによって前記外部機器から異常通知信号を取得するステップと、
    前記近接センサによって検出されたジェスチャに基づき前記外部機器を遠隔操作する信号を送信するステップと、を含む制御方法。
  7. 近接センサと、外部機器と通信する通信ユニットと、を備える、電子機器の制御方法であって、
    前記通信ユニットによって前記外部機器から異常通知信号を取得するステップと、
    前記近接センサによって検出されたジェスチャに基づき前記外部機器へ電話発信するステップと、を含む制御方法。
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