JP2018137519A - リングノード装置、リングネットワークシステム、及びリングネットワーク変更方法 - Google Patents

リングノード装置、リングネットワークシステム、及びリングネットワーク変更方法 Download PDF

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Abstract

【課題】リングプロトコルを用いて構成されるリングネットワークにおいて、論理リングネットワークと論理通信路に関する設定変更前に通信可能であったノード間の疎通性を保持した状態で論理リングネットワーク形状を変更する。
【解決手段】実施形態におけるリングノード装置は、論理通信路の移設元となる第1の論理リングネットワークまたは論理通信路の移設先となる第2の論理リングネットワークの少なくともいずれか一方に含まれるリングノード装置であって、自装置が論理通信路の移設元となる論理リングネットワークのみに属し、論理通信路の移設先となる第2の論理リングネットワークに属さない場合で、自装置について移設の対象である論理通信路が、第1の論理リングネットワーク以外に設定された論理通信路を含む場合に、論理通信路に関する移設を中止する。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、リングノード装置、リングネットワークシステム、及びリングネットワーク変更方法に関する。
広域イーサネット(登録商標)サービス等に用いられる中継ネットワークの構成方法の一つとして、環状に接続したノードからなるリングネットワークがある。リングネットワークに対してリングプロトコルを適用することで、冗長経路を確保しつつ、経済的に構築することが可能である(例えば、非特許文献1を参照)。リングプロトコルを用いたリングネットワーク内では、各リングネットワークをノード冗長接続することにより、リングネットワーク内全体でノード故障耐性を備えた冗長経路を構築可能であり、リングネットワーク内のいずれのノードが故障した場合においても経路切り替えが行われ、通信の正常性が確保される。
さらに、論理リングネットワークを構築した後に、この論理リングネットワークに設定された論理通信路に関する設定を変更する手法がある(例えば、特許文献1を参照)。
特許第5771559号公報
Recommendation ITU−T G.8032/Y.1344,"Ethernet(登録商標) Ring Protection Switching (08/2015),1 Scope,p.1;6 Introduction,p.5
リングネットワークを構成する全てのリングノードにおいて、リングネットワークと論理通信路に関する設定を変更することにより、論理ループを発生させることなく、論理リングネットワークに設定された論理通信路を、構成するリングノードの組み合わせが異なる別の論理リングネットワークに移設することが考えられる(特願2016−168210明細書、特願2016−178884明細書を参照)。この時、論理リングネットワークに設定されている論理通信路は、リングノードを経由して他のネットワークやアクセス収容ノードと接続している可能性がある。単一の論理リングネットワークにおいて新たな論理リングネットワークに論理通信路を移設するノードと、元々論理通信路が設定されていた論理リングネットワークに論理通信路を残置するノード(新たな論理リングネットワークに論理通信路を移設しないノード)とが混在した場合、論理リングネットワークと論理通信路に関する設定変更が完了した後に、他のネットワーク間やアクセス収容ノード間の通信が停止する可能性がある。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、リングプロトコルを用いて構成されるリングネットワークにおいて、論理リングネットワーク形状を変更する際に、同一の論理通信路に属する全てのアクセス収容ノードすべてを新たな論理通信路に属するよう設定することが可能なリングノード装置、リングネットワークシステム、及びリングネットワーク変更方法を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の観点は、以下のような構成要素を備えている。すなわち、リングノード装置は、論理リングネットワークを形成し、前記論理リングネットワークにおいて通信を可能とする論理通信路を設定するリングプロトコルを適用した、論理通信路の移設元となる第1の論理リングネットワークまたは前記論理通信路の移設先となる第2の論理リングネットワークの少なくともいずれか一方に含まれるリングノード装置であって、移設の対象である論理通信路に関する第1情報、前記第1の論理リングネットワークに関する第2情報、及び前記第2の論理リングネットワークに関する第3情報を含み、前記論理通信路の移設を指示する設定変更指示を受信し、前記受信した結果を解析する設定変更指示解析部と、前記設定変更指示解析部による前記第1、第2、第3情報の解析結果をもとに、自装置が前記第1の論理リングネットワークに属するか否か、および、かつ前記自装置が前記第2の論理リングネットワークに属するか否かを判定し、前記自装置が前記第1の論理リングネットワークに属し、かつ前記自装置が前記第2の論理リングネットワークに属さない場合に、前記第1情報で示される、自装置について前記移設の対象である論理通信路が、前記第1の論理リングネットワーク以外に設定された論理通信路を含むか否かを判定する設定変更判定部と、前記設定変更判定部により、前記移設の対象である論理通信路が、前記第1の論理リングネットワーク以外に設定された論理通信路を含まないと判定した場合に、前記論理通信路の移設を実行する設定変更部と、前記設定変更判定部により、前記移設の対象である論理通信路が、前記第1の論理リングネットワーク以外に設定された論理通信路を含むと判定した場合に、前記移設を中止する設定変更中止処理部とを有する。
この発明によれば、リングプロトコルを用いて構成されるリングネットワークにおいて、論理リングネットワークと論理通信路に関する設定変更前に通信可能であったノード間の疎通性を保持した状態で論理リングネットワーク形状を変更することが可能なリングネットワークシステム、リングネットワーク変更方法、及びリングノード装置を提供する。
2つの論理リングネットワークを備えたネットワークシステムの一例を示す図。 図1のリングネットワークに設定された、2つの論理リングネットワークと一つの論理通信路とを示す図。 論理リングネットワークに設定された論理通信路を移設したが、一部のアクセス収容ノードが孤立状態となり、全てのアクセス収容ノード間で相互に接続が出来ない状態を示す図。 第1の実施形態のリングノードの機能ブロック図。 移設元となる論理リングネットワークと移設先となる論理リングネットワークの両方に属するリングノードにおける設定変更フローチャート。 移設元となる論理リングネットワークのみに属するリングノードにおける設定変更フローチャート。 移設先となる論理リングネットワークのみに属するリングノードにおける設定変更フローチャート。 第2の実施形態のリングノードの機能ブロック図。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態のリングネットワークシステム、リングネットワーク変更方法、及びリングノード装置(リングノードとも称す。また単にノードとも称す)を説明する。なお、以下の実施形態では、同一の番号を付した部分については同様の動作を行うものとして、重ねての説明を省略する。なお、本開示のリングネットワークシステム、リングネットワーク変更方法、及びリングノード装置は情報通信産業に適用することができる。
なお、本明細書では、リングプロトコルを適用し環状に接続したリングノード(ノードとも称す)からなるネットワークを「論理リングネットワーク」(単に「リングネットワーク」、あるいは、「リング」と略すこともある)、論理リングネットワーク上に設定し、拠点を接続する仮想的な通信経路を「論理通信路」と記載する。例えば、「論理通信路」はイーサネット(登録商標)におけるVLANに相当し、「論理リングネットワーク」はリングプロトコルにおけるリングインスタンスに相当する。また、リングネットワークシステムとは、リングプロトコルを適用した論理リングネットワークを構築する複数のリングノードを含んだシステムのことを示す。
リングプロトコルが実装されたリングノードにおいて、論理通信路の移設を指示する設定変更指示フレームに基づき、論理リングネットワークと論理通信路に関する対応関係を変更することにより、論理リングネットワーク上に設定された論理通信路を、他の論理リングネットワークに移設することが可能となる。これにより、論理リングネットワークの柔軟な運用が可能となる。
論理リングネットワーク間における論理通信路の移設として、例えば、加入者の増加やサービスの追加などによりネットワーク上を流れるトラフィック量が増大したことを契機として、新たな論理リングネットワーク(以降、移設先論理リングネットワークと呼ぶ)を増設し、論理リングネットワーク増設前よりサービスを提供していた論理リングネットワーク(以降、移設元論理リングネットワークと呼ぶ)から移設先論理リングネットワークに一部のトラヒックを移設することで移設元論理リングネットワークと移設先論理リングネットワークとの間で負荷分散を実現することが考えられる。ここで、移設先論理リングネットワークと移設元論理リングネットワークを構成するリングノードは、全て同一でなくても良い。例えば、移設元論理リングネットワークのみに属するリングノードや、移設先論理リングネットワークのみに属するリングノードが存在しても良い。
論理リングネットワークと論理通信路に関する設定変更手順として、具体的には、(1)移設元論理リングネットワークから論理通信路に関する設定を削除する、(2)移設先論理リングネットワーク上に論理通信路に関する設定を追加する、の順で処理することにより、論理ループを発生させることなく論理通信路の移設を行うことが可能である。
また、リングプロトコルが実装された各ノードにおいて論理リングネットワークと論理通信路に関する設定変更を行う場合、設定変更指示フレームに基づき各リングノードが自律的に設定変更を行うことが一般的である。リングプロトコルが動作したリングノードは、同一の論理リングネットワークに属する他のリングノードの詳細設定を入手することは困難であり、論理リングネットワークに属する全リングノードの設定情報を全て保持するリングノードは存在しない事が多い。このため、「設定変更対象となる論理通信路に関する情報」(第1情報)、「論理通信路の移設元となる論理リングネットワークに関する情報」(第2情報)、「論理通信路の移設先となる論理リングネットワークに関する情報」(第3情報)を含む上記の設定変更指示フレームを受信した各リングノードが、このリングノードに設定される論理リングネットワークと論理通信路とに関する情報を書き換えることにより設定変更を実現する。
論理通信路を移設元論理リングネットワークから移設先論理リングネットワークに移設する場合、論理通信路の移設元となる論理リングネットワークには、リングノードとして、(1)他のリングノード間で送受信するフレームを転送するのみであり、自装置であるリングノードを経由せずに隣接リングノード間を直接接続した場合であっても通信を継続することが可能なリングノードと、(2)移設対象となる(移設元となる)論理通信路が設定された論理リングネットワークと、自装置であるリングノードとを介して他のネットワークと接続しており、当該自装置であるリングノードを経由しないときは、論理通信路を介した通信を継続出来ないリングノード、の2種類が存在する。
上記の(2)のリングノードは、移設元となる論理リングネットワークと、移設先となる論理リングネットワークとの両方に属していた場合、論理通信路を移設した後であっても、移設先論理リングネットワークに設定される新たな論理通信路を介して通信を継続することが可能である。
一方、(2)のリングノードは、移設元論理リングネットワークのみに属していた場合、論理通信路を移設した後、移設先論理リングネットワークに設定される新たな論理通信路を介した通信を行えない。
ここで、移設元となる論理リングネットワーク上に設定された論理通信路に関する設定を削除し、移設先となる論理リングネットワーク上に論理通信路に関する設定を追加する際、設定変更前は、移設元となる論理リングネットワークと他ネットワークに設定された論理通信路を経由して通信可能状態であるが、設定変更により、移設元となる論理リングネットワークから論理通信路に関する設定を削除し、移設先となる論理リングネットワーク上に論理通信路に関する設定を追加することにより、他ネットワークと通信不能状態に遷移する例について図1から図3までを参照して説明する。
図1は、2つの論理リングネットワークを備えたネットワークシステムの一例を示す図である。図1のネットワークシステムは、ノード11〜16により構成されて物理回線18−1〜18−6を経由する第一(第1)の論理リングネットワークと、ノード11,13,14,17により構成されて物理回線19−1〜19−4を経由する第二(第2)の論理リングネットワークとからなる。
ノード11は、第一の論理リングネットワークを構成するポート111,112と、第二の論理リングネットワークを構成するポート113,114と、物理回線11aを経由してアクセス収容ノード1aと接続するポート115を備える。
ノード12は、第一の論理リングネットワークを構成するポート121,122を備える。
ノード13は、第一の論理リングネットワークを構成するポート131,132と、第二の論理リングネットワークと接続するポート133,134と、物理回線13bを経由してアクセス収容ノード1bと接続するポート135を備える。
ノード14は、第一の論理リングネットワークを構成するポート141,142と、第二の論理リングネットワークと接続するポート143,144と、物理回線14cを経由してアクセス収容ノード1cと接続するポート145を備える。
ノード15は、第一の論理リングネットワークを構成するポート151,152と、物理回線15dを経由してアクセス収容ノード1dと接続するポート155を備える。
ノード16は、第一の論理リングネットワークを構成するポート161,162を備える。
ノード17は、第二の論理リングネットワークを構成するポート173,174を備える。
次に、第一の論理リングネットワーク20−1と第二の論理リングネットワーク20−2について図2を参照して説明する。図2は、図1のリングネットワークに設定された、2つの論理リングネットワークと一つの論理通信路とを示す図である。論理リングネットワークには、論理通信路を設定することが可能であり、ここでは、論理リングネットワーク20−1に論理通信路21を設定している。さらに、ノード11とアクセス収容ノード1aとの間の物理回線11aには論理通信路22aを設定し、ノード13とアクセス収容ノード1bとの間の物理回線13bには論理通信路22bを設定し、ノード14とアクセス収容ノード1cとの間の物理回線14cには論理通信路22cを設定し、ノード15とアクセス収容ノード1dとの間の物理回線15dには論理通信路22dを設定している。ノード11,13,14,15のいずれにおいても、論理リングネットワーク20−1に論理通信路21を設定しているため、アクセス収容ノード1a,1b,1c,1dは、論理通信路22a,22b,22c,22d,及び論理通信路21を経由して互いに通信を行うことが可能である。
なお、第一の論理リングネットワーク20−1はポート112を閉塞ポートとし、第二の論理リングネットワーク20−2はポート114を閉塞ポートとしている。このように、各論理リングネットワークにおいて閉塞ポートを指定することにより、論理通信路21に論理ループが発生することを回避している。一つの論理リングネットワークで一つの閉塞ポートを設定すれば、この論理リングネットワークの論理通信路には論理ループは発生しない。
(論理通信路移設)
図1及び図2の物理設定、論理設定を備えた2つの論理リングネットワークとアクセス収容ノードからなるネットワークにおいて、第一の論理リングネットワーク20−1から第二の論理リングネットワーク20−2に論理通信路21を移設する。
図1および図2の物理設定、論理設定を備えた2つの論理リングネットワークからなるネットワークにおいて、第一の論理リングネットワーク20−1から第二の論理リングネットワーク20−2に論理通信路21を移設する手順について述べる。すでに述べたように、論理通信路21を移設するためには、(1)移設先となる第二の論理リングネットワーク20−2に論理通信路21に関する設定を追加する、(2)移設元となる第一の論理リングネットワーク20−1から論理通信路21に関する設定を削除する、の2つの処理を完了する必要がある。
具体的には、第一の論理リングネットワーク20−1のみに属するノード12、14、15、16は、第一の論理リングネットワーク20−1から論理通信路21に関する設定を削除する処理を各ノードのポート毎に実施する。第二の論理リングネットワーク20−2のみに属するノード17は、第二の論理リングネットワーク20−2に論理通信路21に関する設定を追加する処理を各ノードのポート毎に実施する。第一の論理リングネットワーク20−1と第二の論理リングネットワーク20−2との両方に属するノード11、13は、第二の論理リングネットワーク20−2に論理通信路21に関する設定を追加する処理と、第一の論理リングネットワーク20−1から論理通信路21に関する設定を削除する処理とを、各ノードのポート毎に実施する。移設の方法については、例えば、特願2016−168210明細書や特願2016−178884明細書にも記載されている。
図3に、第二の論理リングネットワーク20−2に論理通信路21の移設が完了した状態を示す。この図3は、論理リングネットワークに設定された論理通信路を移設したが、一部のアクセス収容ノードが孤立状態となり、全てのアクセス収容ノード間で相互に接続が出来ない状態を示す。この時、アクセス収容ノード1a,1b,1cは、論理通信路22a、論理通信路22b、論理通信路22c、及び論理リングネットワーク20−2に新たに設定された論理通信路21を経由して互いに通信を行うことが可能である。一方、アクセス収容ノード1dは、論理リングネットワーク20−2と接続しておらず、元の論理通信路21に関する設定が削除されることにより、アクセス収容ノード1a,1b,1cと通信を行うことができない状態に遷移してしまう。
このように、論理リングネットワークと論理通信路に関する設定を変更することにより、元の論理通信路を経由して通信可能であった他ネットワークやアクセス収容ノードとの接続が不能となる可能性がある。
[第1の実施形態]
(第1のリングノード装置)
本発明の第1の実施形態に係る第1のリングノードについて図4を参照して説明する。図4は、第1の実施形態のリングノードの機能ブロック図である。本発明の第1の実施形態では、設定変更指示フレームを受信したリングノードは、その指示内容に従い、即座に設定変更を反映させることを特徴とする。
リングノード4は、複数のリングポート41−1〜41−n(nは自然数かつ偶数)と、設定変更指示解析部42と、設定変更判断部(設定変更判定部)43と、設定保存部44と、設定変更部45と、設定変更指示フレーム送信部46と、設定変更中止処理部47と、設定変更(中止)指示フレーム送信部48と、を備え、設定変更指示解析部42は、論理通信路外部ネットワーク接続状況確認部(論理通信路外部接続状況確認部)421と、設定変更指示(中止)解析部422と、を備える。リングポート41−1とリングポート41−2は第一の論理リングネットワークを構成するポートとし、リングポート41−3とリングポート41−4は第二の論理リングネットワークを構成するポートとする。ここで一般化すると、リングポート41−n1(n1=1,3,…,n−1)とリングポート41−n2(n2=n1+1)は第n2/2の論理リングネットワークを構成するポートになる。
論理リングネットワークと論理通信路に関する設定変更(論理通信路の移設)は、設定変更指示フレームを通じて実行される。上記で説明したように、設定変更指示フレームは、「設定変更対象となる論理通信路に関する情報」、「論理通信路の移設元となる論理リングネットワークに関する情報」、「論理通信路の移設先となる論理リングネットワークに関する情報」に関する情報を含む。
リングノード4は、設定変更指示フレームに含まれるこれらの情報を用いてノードの設定変更を実現し、論理リングネットワークシステムの構成を変更する。例えば、論理通信路に関する情報としてVID(VLAN ID)を、論理リングネットワークに関する情報として各論理リングネットワークに割り当てられるリングインスタンスID(以降、「リングID」と略す。)を用いてもよい。すなわち、設定変更指示フレームは、VID、論理通信路の移設元となる論理リングネットワークのリングID、及び、論理通信路の移設先となる論理リングネットワークのリングIDを含んでもよい。
論理リングネットワークに属する各リングノードは、論理通信路の移設元となる第一の論理リングネットワーク、論理通信路の移設先となる第二の論理リングネットワーク、あるいは、その両方から設定変更指示フレームを受信したことを契機として、論理通信路に関する設定変更処理(移設)、具体的には、第一の論理リングネットワークから論理通信路に関する設定を削除する処理と第二の論理リングネットワーク上に論理通信路に関する設定を追加する処理を行う。
図4に示したリングノード4は、上記の受信した設定変更指示フレームを設定変更指示解析部42に送信する。設定変更指示解析部42は、(1)設定変更指示フレームを受信したリングノード(自リングノード)における移設対象論理通信路に関する設定情報(第1情報)、(2)自リングノードにおける第一の論理リングネットワークに関する設定情報(第2情報)、(3)自リングノードにおける第二の論理リングネットワークに関する設定情報(第3情報)を取得するとともに、設定変更指示解析部42内の論理通信路外部ネットワーク接続状況確認部421において、自リングノードが、論理通信路の移設元となる第一の論理リングネットワーク以外のネットワークやアクセス収容ノードと論理通信路を介して接続しているか否かを確認する。また、設定変更指示解析部42内の設定変更指示(中止)解析部422は、他の装置から送信されたフレームが設定変更指示(中止)フレームか否かを判定し、設定変更(中止)指示の内容を解析する。設定変更指示解析部42は、これらの解析結果を設定変更判断部43に送信する。
設定変更判断部43は、(1)設定変更指示フレームの情報(第1、第2、第3情報)と、(2)自リングノードにおける移設対象論理通信路に関する設定状況と、(3)自リングノードにおける第一の論理リングネットワークに関する設定状況と、(4)自リングノードにおける第二の論理リングネットワークに関する設定状況と、を用いて上記設定変更指示フレームに基づく設定変更処理が可能であるか否かを判定する。これら(2)、(3)、(4)の情報は自リングノードの内部メモリに記憶されることで設定される。
さらに、設定変更判断部43は、論理通信路を第一の論理リングネットワークから第二の論理リングネットワークに移設した場合であっても、自リングノードが、他ネットワークを含めて論理通信路を介した通信を継続可能か否かを判定する。
具体例として、リングノードが論理通信路の移設元となる第一の論理リングネットワークのみに属している場合を考える。論理通信路を第一の論理リングネットワークから第二の論理リングネットワークへ移設する場合、上記のように第一の論理リングネットワークのみに属しているノードは、第一の論理リングネットワークから論理通信路に関する設定を削除する。
このリングノードが他ネットワークやアクセス収容ノードと接続していない場合、第二の論理リングネットワークに論理通信路を移設した後に不要となる設定を上記のように削除する設定変更処理は有効であると言える。
一方、当該リングノードが他ネットワークやアクセス収容ノードと接続している場合、すなわち、他ネットワークやアクセス収容ノードと第一の論理リングネットワークとが単一の論理通信路で接続されている場合、リングノードが第一の論理リングネットワークから論理通信路に関する設定を削除すると、他ネットワークやアクセス収容ノードから論理通信路を介した通信が不能となる。このため、リングノードの設定変更判断部43は、「他ネットワークやアクセス収容ノードと第一の論理リングネットワークが論理通信路を介して接続しているか」といった確認結果に基づき設定変更判断を実施する。
設定変更判断部43において、第一の論理リングネットワークから第二の論理リングネットワークに論理通信路を移設すると判断した場合、つまり、移設した場合であっても、自リングノードが、他ネットワークを含めて論理通信路を介した通信を継続可能であると判断した場合、設定保存部44は、設定変更前の設定情報(自リングノードにおける移設対象論理通信路に関する設定状況、自リングノードにおける第一の論理リングネットワークに関する設定状況と、自リングノードにおける第二の論理リングネットワークに関する設定状況)を保存する。
この保存の後に、設定変更部45は、第一の論理リングネットワークから論理通信路に関する設定を削除し、第二の論理リングネットワーク上に論理通信路に関する設定を追加する。
当該リングノードにおいて論理リングネットワークと論理通信路に関する設定を変更した後に、他のリングノードにおいて設定変更を中止すると判断した場合、設定情報を設定変更前の状態に復元しなければならない。設定保存部44において保存したデータは、上記の復元処理のために用いることができる。
なお、上記論理通信路に関する設定の削除処理、および追加処理は、単一のフレーム受信を契機に実施しても良いし、削除処理指示フレーム、追加処理指示フレームの個々に応じて設定変更処理を実施しても良い。後者の場合は、全ての設定変更処理を実施する前、すなわち、削除処理指示フレームに基づき削除処理を実施する前の設定情報を、復元処理のために保存する。
設定変更部45において、論理リングネットワークと論理通信路に関する設定を変更した後に、設定変更指示フレーム送信部46は、設定変更を行った論理リングネットワークを構成する他のリングノードに対して設定変更指示フレームを送信する。
一方、設定変更判断部43において設定変更を中止すると判断した場合、設定変更中止処理部47において設定変更中止に関する処理を実施する。自ノードの論理通信路外部接続状況確認部421の結果から設定変更を中止すると判断した場合、この設定変更中止処理部47において特別な処理をさらに実施する必要は無い。一方、他のリングノードから設定変更(中止)指示フレームを受信した場合、すなわち、設定変更指示(中止)解析部422の結果から設定変更を中止すると判断した場合、設定変更中止処理部47は、設定保存部44によって保存された設定変更前の設定情報に基づき、設定を復元する。その後、設定変更(中止)指示フレーム送信部48は、リングネットワークを構成し、かつ、設定変更中止処理を実行していない他のリングノードに対して設定変更(中止)指示フレームを送信する。
図5に移設元となる第一の論理リングネットワークと移設先となる第二の論理リングネットワークの両方に属するリングノードにおけるフローチャートを、図6に移設元となる第一の論理リングネットワークのみに属するリングノードにおけるフローチャートを、図7に移設先となる第二の論理リングネットワークのみに属するリングノードにおけるフローチャートを、それぞれ示す。
(移設元リングと移設先リングの両方に属するノード)
次に、ノードが移設元の論理リングネットワークと移設先の論理リングネットワークの両方に属するノードである場合について説明する。リングノード(図4の設定変更指示解析部42)は、設定変更指示フレームに含まれる情報から、移設元となる論理リングネットワーク、移設先となる論理リングネットワーク、および、論理通信路に関する情報を取得する。リングノード(設定変更判断部43)が、これらの情報と、リングノードに設定されている情報とを比較し、リングノード(設定変更判断部43)が、移設元となる第一の論理リングネットワークと移設先となる第二の論理リングネットワークの両方に属していると判定した場合(ステップS11)のフローを図5に示す。
リングノード(設定変更判断部43)は、自リングノードに設定された各論理通信路について、設定変更指示フレームで指定された、第一の論理リングネットワークから第二の論理リングネットワークへの移設対象となる論理通信路か否かを判定する(ステップS12)。
リングノードに設定された全ての論理通信路を第一の論理リングネットワークから第二の論理リングネットワークに移設するとは限らない。すなわち、第一の論理リングネットワークには複数の論理通信路が設定されており、そのうちの1つのみを第一の論理リングネットワークから第二の論理リングネットワークに移設するといった処理も存在する。このような設定変更対象外の論理通信路に関しては、リングノード(設定変更部45)は、第一の論理リングネットワーク、第二の論理リングネットワークについて、ともに設定変更を行わない(ステップS13)。なお、本実施形態では、設定変更対象外の論理通信路に対しては一切の設定変更を行わない場合について記載しているが、ステップS13において異常な設定変更指示フレームの検知等の例外処理を実施してもよい。
ステップS12の判定が「YES」のとき、リングノード(設定変更判断部43)は、自リングノードにおける設定変更前情報を参照し、論理通信路の移設元となる第一の論理リングネットワークと論理通信路の移設先となる第二の論理リングネットワークにおける論理通信路(移設対象)の設定状況を判定する(ステップS14)。
ステップS14の判定において、論理通信路が第一の論理リングネットワークと第二の論理リングネットワークの両方に設定されている場合、すでに論理ループが発生している可能性がある。例えば、2台のリングノードA、Bにおいて第一の論理リングネットワークに設定された論理通信路と第二の論理リングネットワークに設定された論理通信路との双方が存在する場合、リングノードAから、第一の論理リングネットワークに設定された論理通信路、リングノードB、第二の論理リングネットワークに設定された論理通信路を経由して、再びリングノードAに戻るといった論理ループが発生している可能性がある。このため、リングノード(設定変更中止処理部47)は、論理リングネットワークと論理通信路に関する設定変更処理を中止し(ステップS15)、他のリングノードに対して設定変更(中止)指示フレームを送信する。
また、ステップS14の判定において、論理通信路の移設元となる第一の論理リングネットワークにおいて論理通信路に関する設定が無い場合は、移設先となる第二の論理リングネットワークに関する設定の有無に依らず、論理通信路の移設処理を行うことは出来ない。この場合についても、ステップS15と同様に、リングノード(設定変更中止処理部47)は、論理リングネットワークと論理通信路に関する設定変更処理を中止し(ステップS16)、他のリングノードに対して設定変更(中止)指示フレームを送信する。
また、ステップS14の判定において、リングノードにおいて、論理通信路の移設元となる第一の論理リングネットワークにおいて論理通信路に関する設定があり、かつ、論理通信路の移設先となる第二の論理リングネットワークに論理通信路に関する設定が無い場合、リングノード(設定変更部45)は、第一の論理リングネットワークから論理通信路に関する設定を削除し、第二の論理リングネットワーク上に論理通信路に関する設定を追加する(ステップS18)。
(移設元リングのみに属するノード)
次に、ノードが移設元の論理リングネットワークのみに属するノードである場合について説明する。このリングノード(設定変更指示解析部42)が、設定変更指示フレームに含まれる情報から、移設元となる論理リングネットワーク、移設先となる論理リングネットワーク、および、論理通信路に関する情報を取得する。リングノード(設定変更判断部43)が、これらの情報と、リングノードに設定されている情報とを比較し、自リングノードが、移設元となる第一の論理リングネットワークのみに属していると判定した場合(ステップS21)のフローを図6に示す。
上記のステップS12と同様に、リングノード(設定変更判断部43)は、リングノードに設定された各論理通信路について、設定変更指示フレームで指定された、第一の論理リングネットワークから第二の論理リングネットワークへの移設対象となる論理通信路か判定する(ステップS22)。
リングノードに設定された全ての論理通信路を第一の論理リングネットワークから第二の論理リングネットワークに移設するとは限らず、前述の通り、設定変更の対象外となる論理通信路も存在する。このような設定変更の対象外の論理通信路に関しては、リングノード(設定変更中止処理部47)は、第一の論理リングネットワークにおいて設定変更を行わない(ステップS23)。なお、本実施形態では、設定変更対象外の論理通信路に対しては一切の設定変更を行わない場合について記載しているが、ステップS23において異常な設定変更指示フレームの検知等の例外処理を実施してもよい。
次に、リングノード(設定変更判断部43)は、自リングノードにおける設定変更前情報を参照し、論理通信路の移設元となる第一の論理リングネットワークにおける論理通信路の設定状況を判定する(ステップS24)。論理通信路の移設元となる第一の論理リングネットワークのみに属するリングノードは、設定変更指示フレームに含まれる情報によっては、論理通信路の移設先となる第二の論理リングネットワークに関する設定情報を取得できない場合もあるため、論理通信路の移設元となる第一の論理リングネットワークの情報のみを参照して処理を決定する。
S24の判定において、論理通信路の移設元となる第一の論理リングネットワークにおいて論理通信路に関する設定が無い場合は、論理通信路の移設処理を行うことは出来ない。このため、リングノード(設定変更中止処理部47)は、論理リングネットワークと論理通信路に関する設定変更処理を中止し(ステップS26)、他のリングノードに対して設定変更(中止)指示フレームを送信する。
また、S24の判定において、論理通信路の移設元となる第一の論理リングネットワークにおいて論理通信路に関する設定がある場合、リングノード(設定変更判断部43)は、当該リングノードにおいて第一の論理リングネットワーク以外のネットワークやアクセス収容ノードと論理通信路を介して接続しているか否か(自装置について移設の対象である論理通信路が、第一の論理リングネットワーク以外に設定された論理通信路を含むか否か)を判定する(ステップS27)。
ステップS27の判定において、自リングノードが、第一の論理リングネットワーク以外のネットワークやアクセス収容ノードと、第一の論理リングネットワークとが、リングノードについて設定される論理通信路を介して接続していない場合(自リングノードについて第一の論理リングネットワーク以外に論理通信路が設定されていない)、設定変更判断部43は、この論理通信路が、リングネットワークを構成する他ノードと別の他ノード間の通信を中継するための論理通信路であると判断する。したがって、リングノードは、自リングノードにおいて上記論理通信路に関する設定を削除した場合であっても、第二の論理リングネットワークに移設された論理通信路を用いて通信を継続できる。このため、第一の論理リングネットワーク以外のネットワークやアクセス収容ノードと、第一の論理リングネットワークとが、リングノードについて設定される論理通信路を介して接続していない場合は、リングノード(設定変更部45)は、第一の論理リングネットワークと論理通信路に関する設定を削除する(ステップS28)。
一方、ステップS27の判定において、自リングノードが、第一の論理リングネットワーク以外のネットワークやアクセス収容ノードと第一の論理リングネットワークが論理通信路を介して接続している場合(自リングノードについて第一の論理リングネットワーク以外にも論理通信路が設定されている)、第一の論理リングネットワーク以外のネットワークやアクセス収容ノードが、第一の論理リングネットワークに設定された論理通信路を介して他のネットワークと通信していると判断できる。したがって、リングノードにおいて上記論理通信路に関する設定を削除した場合、論理通信路が分断され、当該リングノードに設定されている第一の論理リングネットワーク以外のネットワークやアクセス収容ノードが他の装置と通信できなくなる。
このため、上記のように、ステップS27の判定において、第一の論理リングネットワーク以外のネットワークやアクセス収容ノードと、第一の論理リングネットワークとが論理通信路を介して接続している場合は、リングノード(設定変更中止処理部47)は、第一の論理リングネットワークと論理通信路に関する設定変更を中止し(ステップS29)、他のリングノードに対して設定変更(中止)指示フレームを送信する。
(移設先リングのみに属するノード)
次に、ノードが移設先の論理リングネットワークのみに属するノードである場合について説明する。このリングノード(設定変更指示解析部42)が、設定変更指示フレームに含まれる情報から、移設元となる論理リングネットワーク、移設先となる論理リングネットワーク、および、論理通信路に関する情報を取得する。リングノード(設定変更判断部43)が、これらの情報と、リングノードに設定されている情報を比較し、移設先となる第二の論理リングネットワークのみに属していると判定した場合(ステップS31)のフローを図7に示す。
上記のステップS12と同様に、リングノード(設定変更判断部43)は、自リングノードに設定された各論理通信路について、設定変更指示フレームで指定された、第一の論理リングネットワークから第二の論理リングネットワークへの移設対象となる論理通信路か否かを判定する(ステップS32)。
リングノードに設定された全ての論理通信路を第一の論理リングネットワークから第二の論理リングネットワークに移設するとは限らず、前述の通り、設定変更の対象外となる論理通信路も存在する。設定変更対象外の論理通信路に関しては、リングノード(設定変更部45)は、第二の論理リングネットワークにおいて設定変更を行わない(ステップS33)。なお、本実施例では、設定変更対象外の論理通信路に対しては一切の設定変更を行わない場合について記載しているが、ステップS33において異常な設定変更指示フレームの検知等の例外処理を実施してもよい。
次に、リングノード(設定変更判断部43)は、自リングノードにおける設定変更前情報を参照し、論理通信路の移設先となる第二の論理リングネットワークにおける論理通信路の設定状況を判定する(ステップS34)。論理通信路の移設先となる第二の論理リングネットワークのみに属するリングノードは、設定変更指示フレームに含まれる情報によっては、論理通信路の移設元となる第一の論理リングネットワークに関する設定情報を取得できない場合もあるため、論理通信路の移設先となる第二の論理リングネットワークの情報のみを参照して処理を決定する。
ステップS34の判定において、論理通信路の移設先となる第二の論理リングネットワークにおいて、すでに当該論理通信路に関する設定が存在する場合、移設対象となる論理通信路との重複が発生する可能性があるため、リングノード(設定変更中止処理部47)は、論理リングネットワークと論理通信路に関する設定変更処理を中止し(ステップS35)、他のリングノードに対して設定変更(中止)指示フレームを送信する。
一方、ステップS34の判定において、論理通信路の移設先となる第二の論理リングネットワークにおいて論理通信路に関する設定が無い場合、リングノード(設定変更部45)第二の論理リングネットワーク上に論理通信路に関する設定を追加する(ステップS38)。
図5、図6、図7に記載のフローチャートで示した手順は一例であり、論理通信路の移設元となる第一の論理リングネットワークから論理通信路の移設先となる第二の論理リングネットワークに論理通信路を移設する手順は他にも存在する。(1)設定変更指示フレームで指定された論理通信路に関する情報、(2)リングノードにおける論理リングネットワークに関する設定情報、および、(3)当該リングノードに設定されている第一の論理リングネットワーク以外のネットワークやアクセス収容ノードとの設定情報、に基づき、リングノードが、移設元論理リングネットワークから移設先論理リングネットワークへの論理通信路移設可否を判断することにより、リングネットワークを構成する一部のリングノードで論理通信路を介した通信が出来なくなることを回避できる。
また、(1)設定変更指示フレームで指定された論理通信路に関する情報、(2)リングノードにおける論理リングネットワークに関する設定情報、および、(3)当該リングノードに設定されている第一の論理リングネットワーク以外のネットワークやアクセス収容ノードとの設定情報の組み合わせ、に応じて、リングノードが、より詳細な動作を規定しても良いし、あるいは適用する処理の順番を入れ替えても良い。
図5〜図7のフローチャートでは、移設元となる第一の論理リングネットワークから移設先となる第二の論理リングネットワークに対して論理通信路を移設する場合のフローを表している。一方、第一の論理リングネットワークに設定された第一の論理通信路と第二の論理リングネットワークに設定された第二の論理通信路を入れ替える場合、すなわち、第一の論理リングネットワークから第二の論理リングネットワークへの第一の論理通信路に関する移設処理と、第二の論理リングネットワークから第一の論理リングネットワークへの第二の論理通信路に関する移設処理とを同時に実行する場合、第一の論理リングネットワークと第二の論理リングネットワークの両方に属するノードや、第二の論理リングネットワークのみに属するノードにおいても、「リングネットワーク以外の論理通信路接続状況」を判定し、論理通信路を経由して通信可能であった他ネットワークやアクセス収容ノードとの接続が不能となる場合には、論理通信路の移設を中止する。
[第2の実施形態]
(第2のリングノード装置)
本発明の第2の実施形態に係る第2のリングノードについて図8を参照して説明する。図8は、本発明の第2の実施形態のリングノードの機能ブロック図である。
本発明の第2の実施形態では、設定変更指示フレームを受信したノードは、設定変更可否の判断、および、設定変更準備を行い、その後に受信する2度目の設定変更指示フレームを契機として、設定変更を反映させることを特徴とする。
リングノード8は、複数のリングポート81−1〜81−n(nは自然数かつ偶数)と、設定変更指示解析部82と、設定変更判断部83と、設定変更準備部84と、設定変更指示フレーム送信部85と、設定変更部86と、設定変更(中止)指示フレーム送信部87と、を備える。設定変更指示解析部82は、論理通信路外部ネットワーク接続状況確認部(論理通信路外部接続状況確認部821)821と、設定変更指示(中止)解析部822を備える。リングポート81−1とリングポート81−2は第一の論理リングネットワークを構成するポートとし、リングポート81−3とリングポート81−4は第二の論理リングネットワークを構成するポートとする。ここで一般化すると、リングポート81−n1(n1=1,3,…,n−1)とリングポート81−n2(n2=n1+1)は第n2/2の論理リングネットワークを構成するポートになる。
第1の実施形態と同じく、論理通信路の移設は、設定変更指示フレームを通じて実行される。
第1の実施形態のリングノード4と同じく、リングノード8は、設定変更指示フレームに含まれるこれらの情報を用いてノードの設定変更を実現し、論理リングネットワークシステムの構成を変更する。例えば、論理通信路に関する情報としてVID(VLAN ID)を、論理リングネットワークに関する情報として各論理リングネットワークに割り当てられるリングインスタンスID(以降、「リングID」と略す。)を用いてもよい。
第1の実施形態と同じく、論理リングネットワークに属する各ノードは、論理通信路の移設元となる第一の論理リングネットワーク、論理通信路の移設先となる第二の論理リングネットワーク、あるいは、その両方から設定変更指示フレームを受信したことを契機として、論理通信路の移設処理を行う。リングノード8は、上記の設定変更指示フレームを設定変更指示解析部82に送信する。設定変更指示解析部82は、当該リングノードにおける移設対象論理通信路に関する設定情報、第一の論理リングネットワークに関する設定情報、第二の論理リングネットワークに関する設定情報を取得するとともに、第1の実施形態の論理通信路外部ネットワーク接続状況確認部421と同じく、論理通信路外部ネットワーク接続状況確認部821において、論理通信路の移設元となる第一の論理リングネットワーク以外のネットワークやアクセス収容ノードと論理通信路を介して接続しているか確認する。また、第1の実施形態の設定変更指示(中止)解析部422と同じく、設定変更指示(中止)解析部822は、他の装置から送信されたフレームが設定変更指示(中止)フレームか否かを判定し、設定変更(中止)指示の内容を解析する。設定変更指示解析部822は、これらの情報を設定変更判断部83に送信する。
設定変更判断部83は、第1の実施形態の設定変更判断部43と同じ判定を行なう。
設定変更判断部83において、第一の論理リングネットワークから第二の論理リングネットワークに論理通信路を移設すると判断した場合、設定変更準備部84は、論理リングネットワークと論理通信路に関する設定変更の準備を行う。設定変更の準備とは、例えば、(1)設定変更後に単一の論理通信路が複数の論理リングネットワークに設定されないか確認を行う、(2)設定変更後の設定イメージファイルを作成する、が挙げられる。
設定変更準備部84において、上記の設定変更の準備を完了した後、設定変更指示フレーム送信部85は、設定変更の準備を行った論理リングネットワークを構成する他のリングノードに対して設定変更指示フレームを、設定変更部86による後述する反映の指示に応じて送信する。
設定変更の準備を行ったリングノードが、設定変更指示フレームを再度受信した場合や、設定変更実行指示を意図する設定変更指示フレームを受信した場合、設定変更部86は、設定変更準備部84による設定変更の準備の内容に基づき、当該リングノードにおける論理リングネットワークの設定変更情報の反映の指示を設定変更指示フレーム送信部85に送る。これにより、論理通信路の設定変更処理が実行される。
一方、設定変更判断部83において設定変更を中止すると判断した場合、設定変更準備部84は、論理リングネットワークと論理通信路に関する設定の変更を行わない。他のリングノードから設定変更(中止)指示フレームを受信した場合、すなわち、設定変更指示(中止)解析部822の結果から設定変更を中止すると判断した場合についても、設定変更準備部84は、同様に設定の変更を行わず、また、設定変更準備を行っている場合は、設定変更準備部84は、その準備状態を解除する。その後、設定変更(中止)指示フレーム送信部87は、リングネットワークを構成し、かつ、設定変更中止処理を実行していない他のリングノードに対して設定変更(中止)指示フレームを送信する。
以上のように、各実施形態では、リングプロトコルを用いて構成されるリングネットワークにおいて、論理リングネットワークと論理通信路に関する設定変更前に通信可能であったノード間の疎通性を保持した状態で論理リングネットワーク形状を変更することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
また、各実施形態に記載した手法は、計算機(コンピュータ)に実行させることができるプログラム(ソフトウエア手段)として、例えば磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD、MO等)、半導体メモリ(ROM、RAM、フラッシュメモリ等)等の記録媒体に格納し、また通信媒体により伝送して頒布することもできる。なお、媒体側に格納されるプログラムには、計算機に実行させるソフトウエア手段(実行プログラムのみならずテーブルやデータ構造も含む)を計算機内に構成させる設定プログラムをも含む。本装置を実現する計算機は、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、また場合により設定プログラムによりソフトウエア手段を構築し、このソフトウエア手段によって動作が制御されることにより上述した処理を実行する。なお、本明細書でいう記録媒体は、頒布用に限らず、計算機内部あるいはネットワークを介して接続される機器に設けられた磁気ディスクや半導体メモリ等の記憶媒体を含むものである。
1a,1b,1c,1d…アクセス収容ノード、4,8…リングノード、11,12,13,14,15,16,17…ノード、11a,13b,14c,15d,18−1,18−2,18−3,18−4,18−5,18−6,19−1,19−2,19−3,19−4,…物理回線、20−1…第一の論理リングネットワーク、20−2…第二の論理リングネットワーク、21,22a,22b,22c,22d…論理通信路、41−1,41−2,41−3,41−4,41−n,41−n1,41−n2…リングポート、42,82…設定変更指示解析部、43,83…設定変更判断部、44…設定保存部、45,86…設定変更部、46,85…設定変更指示フレーム送信部、47…設定変更中止処理部、48,87…設定変更(中止)指示フレーム送信部、81−1,81−2,81−3,81−4,81−n,81−n1,81−n2…リングポート、84…設定変更準備部、421,821…論理通信路外部ネットワーク接続状況確認部、422,822…設定変更指示(中止)解析部。

Claims (5)

  1. 論理リングネットワークを形成し、前記論理リングネットワークにおいて通信を可能とする論理通信路を設定するリングプロトコルを適用した、論理通信路の移設元となる第1の論理リングネットワークまたは前記論理通信路の移設先となる第2の論理リングネットワークの少なくともいずれか一方に含まれるリングノード装置であって、
    移設の対象である論理通信路に関する第1情報、前記第1の論理リングネットワークに関する第2情報、及び前記第2の論理リングネットワークに関する第3情報を含み、前記論理通信路の移設を指示する設定変更指示を受信し、前記受信した結果を解析する設定変更指示解析部と、
    前記設定変更指示解析部による前記第1、第2、第3情報の解析結果をもとに、自装置が前記第1の論理リングネットワークに属するか否か、および、かつ前記自装置が前記第2の論理リングネットワークに属するか否かを判定し、前記自装置が前記第1の論理リングネットワークに属し、かつ前記自装置が前記第2の論理リングネットワークに属さない場合に、前記第1情報で示される、自装置について前記移設の対象である論理通信路が、前記第1の論理リングネットワーク以外に設定された論理通信路を含むか否かを判定する設定変更判定部と、
    前記設定変更判定部により、前記移設の対象である論理通信路が、前記第1の論理リングネットワーク以外に設定された論理通信路を含まないと判定した場合に、前記論理通信路の移設を実行する設定変更部と、
    前記設定変更判定部により、前記移設の対象である論理通信路が、前記第1の論理リングネットワーク以外に設定された論理通信路を含むと判定した場合に、前記移設を中止する設定変更中止処理部と
    を備えるリングノード装置。
  2. 前記設定変更指示解析部による前記設定変更指示の受信を契機として、自装置に設定されている設定情報を保存する設定保存部をさらに備え、
    前記設定変更中止処理部は、他装置が論理通信路に関する設定の変更を中止したことを契機として、前記設定保存部により保存している設定情報に基づき、自装置の前記設定情報を復元する
    請求項1に記載のリングノード装置。
  3. 前記設定変更指示の受信を契機として、自装置に設定されている、前記自装置における移設対象の前記論理通信路に関する設定、前記自装置における前記第1の論理リングネットワークに関する設定、前記自装置における前記第2の論理リングネットワークに関する設定を示す設定情報を準備する設定変更準備部をさらに備え、
    前記設定変更部は、前記設定変更指示の再度の受信を契機として、前記設定変更準備部が準備した設定情報を用いて、前記論理通信路の移設を実行する
    請求項1に記載のリングノード装置。
  4. リングプロトコルを適用した論理リングネットワークを形成し、前記論理リングネットワークにおいて通信を可能とする論理通信路を設定するリングプロトコルを適用した、論理通信路の移設元となる第1の論理リングネットワークまたは前記論理通信路の移設先となる第2の論理リングネットワークの少なくともいずれか一方に含まれる複数のノード装置を有するリングネットワークシステムにおいて、
    前記ノード装置は、
    移設の対象である論理通信路に関する第1情報、前記第1の論理リングネットワークに関する第2情報、及び前記第2の論理リングネットワークに関する第3情報を含み、前記論理通信路の移設を指示する設定変更指示を受信し、前記受信した結果を解析する設定変更指示解析部と、
    前記設定変更指示解析部による前記第1、第2、第3情報の解析結果をもとに、自装置が前記第1の論理リングネットワークに属するか否か、および、かつ前記自装置が前記第2の論理リングネットワークに属するか否かを判定し、前記自装置が前記第1の論理リングネットワークに属し、かつ前記自装置が前記第2の論理リングネットワークに属さない場合に、前記第1情報で示される、自装置について前記移設の対象である論理通信路が、前記第1の論理リングネットワーク以外に設定された論理通信路を含むか否かを判定する設定変更判定部と、
    前記設定変更判定部により、前記移設の対象である論理通信路が、前記第1の論理リングネットワーク以外に設定された論理通信路を含まないと判定した場合に、前記論理通信路の移設を実行する設定変更部と、
    前記設定変更判定部により、前記移設の対象である論理通信路が、前記第1の論理リングネットワーク以外に設定された論理通信路を含むと判定した場合に、前記移設を中止する設定変更中止処理部とを有する
    リングネットワークシステム。
  5. リングプロトコルを適用した論理リングネットワークを形成し、前記論理リングネットワークにおいて通信を可能とする論理通信路を設定するリングプロトコルを適用した、論理通信路の移設元となる第1の論理リングネットワークまたは前記論理通信路の移設先となる第2の論理リングネットワークの少なくともいずれか一方に含まれる複数のノード装置を有するリングネットワークシステムでのリングネットワークの変更方法において、
    前記ノード装置は、
    移設の対象である論理通信路に関する第1情報、前記第1の論理リングネットワークに関する第2情報、及び前記第2の論理リングネットワークに関する第3情報を含み、前記論理通信路の移設を指示する設定変更指示を受信し、前記受信した結果を解析し、
    前記解析した結果をもとに、自装置が前記第1の論理リングネットワークに属するか否か、および、かつ前記自装置が前記第2の論理リングネットワークに属するか否かを判定し、前記自装置が前記第1の論理リングネットワークに属し、かつ前記自装置が前記第2の論理リングネットワークに属さない場合に、前記第1情報で示される、前記移設の対象である論理通信路が、前記第1の論理リングネットワーク以外に設定された論理通信路を含むか否かを判定し、
    前記移設の対象である論理通信路が、前記第1の論理リングネットワーク以外に設定された論理通信路を含まないと判定した場合に、前記論理通信路の移設を実行し、
    前記移設の対象である論理通信路が、前記第1の論理リングネットワーク以外に設定された論理通信路を含むと判定した場合に、前記移設を中止する
    リングネットワークの変更方法。
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