JP2018135799A - 水力発電システム - Google Patents

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水谷 政敏
Masatoshi Mizutani
政敏 水谷
伊藤 隆志
Takashi Ito
隆志 伊藤
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Abstract

【課題】過負荷時や電力供給系の故障時に発電機と電力供給系とを切り離して水車をフリー回転にすることで水車にかかるスラスト力を小さくすることが出来、必要とする羽根の機械的強度を下げることが出来て、コストを下げる事が出来る水力発電システムを提供する。
【解決手段】水車1と、発電機3と、この発電機3の負荷を調整して水車1の回転数を制御する負荷調整装置4とを備える。発電機3および負荷調整装置4の異常を検出する異常検出手段17と、異常が検出されると発電機3と負荷調整装置4との接続を切り離すことで発電機3を無負荷にする接続切り離し手段20を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、水力発電システムに関し、過負荷時や電力供給系の故障時に水車に作用するスラスト力を調整することで、羽根車の機械的強度を小さくする技術に係る。
水力発電装置では、水車の主軸に接続された発電機の負荷を負荷調整装置が流速に応じて変化させて発電機のトルクを調整し、水車の回転数を制御している。流速が大きくなって水車の出力が発電機の定格出力を超える場合、発電機の過電流を防ぐため、電気式ブレーキや機械式ブレーキで水車を失速または停止させている。
特開2000−199473号公報
上記従来の構成では、水車を失速または停止させるため、流体から羽根にかかる抗力が大きくなり、水車にかかるスラスト力が大きくなる。そのため、羽根やシャフトなどの機械的強度を大きくする必要がある。機械的強度を増すため羽根の厚さを厚くすると、羽根のコストが高くなる問題点がある。
また、電気式ブレーキとして発電機を短絡して水車を失速させる場合、大きい短絡電流が流れるため発電機が加熱され、発電機のコイルが損傷したり磁石が減磁したりする場合がある。それを防ぐため水車の定格より大きい発電機を使用する方法もあるが、発電機のコストが高くなる問題点がある。
流速が速いときに機械式ブレーキで水車を停止させる場合、大きいトルクが必要となるため機械式ブレーキの容量が大きくなりコストが高くなる問題点がある。
この発明は、上記課題を解消するものであり、過負荷時や電力供給系の故障時に発電機と電力供給系とを切り離して水車をフリー回転にすることで水車にかかるスラスト力を小さくすることが出来、必要とする羽根やシャフトなどの機械的強度を下げる事が出来て、コストを下げる事が出来る水力発電システムを提供することを目的とする。
この発明の水力発電システムは、水のエネルギーを回転エネルギーに変換する水車1と、この水車1の回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機3と、この発電機3の負荷を調整して前記水車1の回転数を制御する負荷調整装置4とを備え、
前記発電機3および前記負荷調整装置4の異常を検出する異常検出手段17と、異常が検出されると前記発電機3と前記負荷調整装置4との接続を切り離すことで前記発電機3を無負荷にする接続切り離し手段20とを備えることを特徴とする。
上記構成によると、接続切り離し手段20は、流速が速くなって発電電力が、例えば定格電力を超える場合、発電機3と負荷調整装置4とをスイッチ5で切り離して水車1をフリー回転にする。これにより、水車1にかかるスラスト力が小さくなるため、水車1の必要とする羽根やシャフトなどの機械的強度を抑えることができ、そのためコスト低下を図ることができる。また、定格電力より大きい発電機3を搭載する必要がなくなるので、発電機3のコストを抑えることができる。また、機械式ブレーキ10として高トルクを発生させることができるものを必要としないため、機械式ブレーキ10のコストを小さくすることが出来る。
この発明において、前記接続切り離し手段20は、前記発電機3の出力端子と前記負荷調整装置4の電力入力端子との間に介在した電気式のスイッチまたは機械式のスイッチ5を有していても良い。
これらのスイッチ5を用いることで、前記接続切り離し手段20の構成が簡単になる。
この発明において、前記接続切り離し手段20の接続切り離し後に再接続する時に、前記水車1の回転を低下させる再接続時回転低下手段21を備えていても良い。
水車1がフリー回転をしていると発電機3の回転数が高いため発電電圧が高いので、そのまま負荷調整装置4に接続すると過大入力電圧のために負荷調整装置4が故障する可能性がある。そのため、水車1の回転数を落として発電機3の発電電圧を低下させてから負荷調整装置4に再接続するとよい。
この構成の場合に、前記再接続時回転低下手段21が、前記水車1を制動する電気式または機械式のブレーキ8,10と、再接続の指令手段22からの指令に従って前記ブレーキ8,10を制動動作させ、前記水車1の回転数が所定の閾値以下になると制動動作を解除させるブレーキ制御手段19とでなる構成であっても良い。
これにより適切にブレーキ8,10を制御して再接続が行える。
この発明の水力発電システムは、水のエネルギーを回転エネルギーに変換する水車と、この水車の回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機と、この発電機の負荷を調整して前記水車の回転数を制御する負荷調整装置とを備えた水力発電システムにおいて、前記発電機および前記負荷調整装置の異常を検出する異常検出手段と、異常が検出されると前記発電機と前記負荷調整装置との接続を切り離すことで前記発電機を無負荷にする接続切り離し手段とを備えるため、過負荷時や電力供給系の故障時に発電機と電力供給系とを切り離して水車をフリー回転にすることで水車にかかるスラスト力を小さくすることが出来、必要とする羽根やシャフトなどの機械的強度を下げることが出来て、コストを下げる事が出来る。
この発明の一実施形態に係る水力発電システムの概念構成のブロック図である。 その負荷調整装置に内蔵するスイッチの回路図である。
この発明の一実施形態を図面と共に説明する。図1に示す水力発電装置は、水平軸型(プロペラ型)水力発電装置の例である。水の運動エネルギーにより水車1が回転し、水車の主軸2が発電機3を駆動する。発電機3は、永久磁石を使用した三相同期発電機であり、主軸2にカップリング等で締結されている。必要に応じて主軸2と発電機3の間に増速機(図示せず)を設ける。
発電機3に負荷を接続して出力をとると、水車1に発電機3からトルクがかかり、水車1の回転が制動される。負荷を重くすると水車の回転数は遅くなり、負荷を軽くすると水車の回転数は速くなる。発電機1の負荷として負荷調整装置4が接続され、負荷調整装置4に、発電電力を使用する負荷12が接続される。
負荷調整装置4は、流速に応じて発電機3のトルクを増減させ水車1が最適な回転数で回転するように制御する。負荷制御装置4は、インバータ、AC/DCコンバータ、パワーコンディショナなどが使用される。水車の回転数の制御には、発電機の回転数と発電機の出力電流などのテーブルを使用するテーブルマップ制御や最大電力点追随制御(MPPT)などが使用される。発電機3の回転数は、発電機3の発電電圧の周波数から求めてもよいし、水車1の回転数を外部に設置した回転センサ(図示せず)で検出して求めてもよい。また、水車1に流入させる水路13に設けられた流速計測手段14により水流の流速を計測し、流速と発電機の回転数のテーブルを使用して制御してもよい。コンピュータ式の制御装置15の負荷制御手段16が、発電機の回転数や流速の大きさに応じて発電機の出力電流や出力電力を変化させて発電機の負荷を調整し、水車1の回転数を制御する。負荷調整装置の負荷は、蓄電装置や電力を消費する機器、発電した電力を系統に発電した電力を逆潮流させる系統連系機器などである。
発電機3と負荷調整装置4の間にはスイッチ5が設けられている。このスイッチ5は、リレーや電磁接触器などの機械的スイッチ、またはトライアックなどの半導体素子で構成される電気的スイッチである。このスイッチ5と、このスイッチ5の開閉の制御を行う切り離し制御部18とで、接続切り離し手段20が構成される。前記負荷調整装置4の外部にスイッチ5を設けずに、図2に示すように負荷調整装置4の内部に、サイリスタ6およびダイオード7で構成される整流回路で電気的なスイッチ5′を構成してもよい。
異常検出手段16は、前記流速計測手段14で検出される流速、および負荷調整装置4の故障を検出する故障検出手段(図示せず)の出力信号を監視し、流速が速くなって発電電力が発電機3の定格電力を超える流速になったときや、負荷調整装置4の故障などで水車1の制御が出来なくなったときに、異常と判定する。この異常の判定に応答して、切り離し制御部18が上記スイッチ5を切り離すことで発電機3の外部端子を開放し、水車1をフリー回転させる。異常検出手段16は流速の監視の代わりに、発電機3で発電される電力を、電力計、電圧計、電流計等により発電電力監視し、定格電力などの設定値を超えると異常であるとの判定を行うようにしても良い。また、制御装置が発電機の発電電力や発電機の回転数を監視して、設定値を超えたときに異常であると判定してもよい。
流速が遅くなって水車1の制御を復帰させるとき、発電機3を負荷調整装置4に接続する必要がある。水車1がフリー回転をしていると発電機3の回転数が高いため発電電圧が高いので、そのまま負荷調整装置4に接続すると過大入力電圧のために負荷調整装置4が故障する可能性がある。そのため、水車1の回転数を落として発電機3の発電電圧を低下させてから負荷調整装置4に再接続するとよい。
前記再接続時にフリー回転中の水車1の回転数を落とす手段として、電気式のブレーキ8またはディスクブレーキなどの機械式のブレーキ10と、このブレーキ8,10を制御するブレーキ制御部19とでなる再接続時回転制御手段21が設けられている。電気式のブレーキ8は、発電機3の各出力相電線を、スイッチ8aを介して抵抗8bで短絡して制動をかけるものである。これらブレーキ8,10は、発電機3を負荷調整装置4に再接続するときに水車1の回転数を所定の速度以下にするだけでいいので、容量が小さいものでよい。
前記ブレーキ制御部19は、再接続指令手段22からの指令に従って前記ブレーキ8,10を制動動作させ、これにより発電機3の回転数が所定の回転数以下になると、ブレーキ8,10をオフにしかつ前記スイッチ5で発電機3を負荷調整装置4に接続して発電機3の回転を制御する。前記「所定の回転数」は、適宜に設計により定める。
発電機3の回転数は、発電機3の発電電圧の周波数から求めてもよいし、水車1の回転数を外部に設置した回転センサ(図示せず)で検出して求めてもよい。
前記再接続指令手段22は、例えば操作盤(図示せず)に設けられ、前記異常が解消したと判断された場合に、再接続の操作がオペレータにより成されるようにしても良く、また前記異常検出手段17等により異常が検出されなくなったことを監視して再接続の指令を与える手段であっても良い。
この構成によると、上記のように、接続切り離し手段20は、流速が速くなって発電電力が定格電力を超える場合、発電機3と負荷調整装置4とをスイッチ5で切り離して水車1をフリー回転にする。水車1をフリー回転にすると水車1にかかるスラスト力が小さくなるため、水車1の必要とする羽根やシャフトなどの機械的強度を抑えることができ、そのためコスト低下を図ることができる。また、定格電力より大きい発電機3を搭載する必要がなくなるので、発電機3のコストを抑えることができる。また、機械式ブレーキ10として高トルクを発生させることができるものを必要としないため、機械式ブレーキ10のコストを小さくすることが出来る。
以上、実施例に基づいて本発明を実施するための形態を説明したが、ここで開示した実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1…水車
3…発電機
4…負荷調整装置
5,5′…スイッチ
8…電気式のブレーキ
10…機械式のブレーキ
12…負荷
14…流速計測手段
15…制御装置
16…負荷制御手段
17…異常検出手段
18…切り離し制御部
19…ブレーキ制御部
20…接続切り離し手段
21…再接続時回転制御手段
22…再接続指令手段

Claims (4)

  1. 水のエネルギーを回転エネルギーに変換する水車と、この水車の回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機と、この発電機の負荷を調整して前記水車の回転数を制御する負荷調整装置とを備えた水力発電システムにおいて、
    前記発電機および前記負荷調整装置の異常を検出する異常検出手段と、異常が検出されると前記発電機と前記負荷調整装置との接続を切り離すことで前記発電機を無負荷にする接続切り離し手段とを備えることを特徴とする水力発電システム。
  2. 請求項1に記載の水力発電システムにおいて、前記接続切り離し手段は、前記発電機の出力端子と前記負荷調整装置の電力入力端子との間に介在した電気的または機械的成スイッチを有する水力発電システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の水力発電システムにおいて、前記接続切り離し手段の接続切り離し後に再接続する時に、前記水車の回転を一時的に低下させる再接続時回転低下手段を備える水力発電システム。
  4. 請求項3に記載の水力発電システムにおいて、前記再接続時回転低下手段が、前記水車を制動する電気式または機械式のブレーキと、再接続の指令手段からの指令に従って前記ブレーキを制動動作させ、前記水車の回転数が所定の閾値以下になると制動動作を解除させるブレーキ制御手段とでなる水力発電システム。
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