JP2018135089A - スプロケットアセンブリ用の歯車組立体 - Google Patents

スプロケットアセンブリ用の歯車組立体 Download PDF

Info

Publication number
JP2018135089A
JP2018135089A JP2018021778A JP2018021778A JP2018135089A JP 2018135089 A JP2018135089 A JP 2018135089A JP 2018021778 A JP2018021778 A JP 2018021778A JP 2018021778 A JP2018021778 A JP 2018021778A JP 2018135089 A JP2018135089 A JP 2018135089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
assembly
radial
teeth
connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018021778A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018135089A5 (ja
JP6963520B2 (ja
Inventor
チビエロ・ミルコ
Civiero Micro
ビサレッロ・フィリッポ
Bisarello Filippo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Campagnolo SRL
Original Assignee
Campagnolo SRL
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Campagnolo SRL filed Critical Campagnolo SRL
Publication of JP2018135089A publication Critical patent/JP2018135089A/ja
Publication of JP2018135089A5 publication Critical patent/JP2018135089A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6963520B2 publication Critical patent/JP6963520B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M9/00Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
    • B62M9/04Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
    • B62M9/06Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like
    • B62M9/10Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M9/00Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
    • B62M9/04Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
    • B62M9/06Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like
    • B62M9/10Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like
    • B62M9/12Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like the chain, belt, or the like being laterally shiftable, e.g. using a rear derailleur
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M9/00Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
    • B62M9/04Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
    • B62M9/06Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like
    • B62M9/10Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like
    • B62M9/105Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like involving front sprocket chain-wheels engaged by the chain, belt or the like
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/02Toothed members; Worms
    • F16H55/30Chain-wheels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

【課題】チェーンに安定的に係合し得る、自転車のスプロケットアセンブリ用の歯車組立体を提供する。【解決手段】少なくとも1組の第1の歯車12および第2の歯車13と、両者を機械的に接続しつつ、軸方向で離間させる複数の接続体30とを含み、前記第1の歯車12および第2の歯車13は、谷部15によって隔てられた複数の歯14を有し、前記第2の歯車13は、前記第1の歯車12よりも歯数が多く、前記接続体30はそれぞれ、前記第2の歯車13に接続され、該第2の歯車13から前記第1の歯車12に向けて半径方向に延びる第1の接続部31と、前記第1の歯車12に接続されて該第1の歯車12から軸方向に延びる第2の接続部32とを含み、各接続体30の前記第2の接続部32の周方向のさしわたしを半径方向に投影したものが、前記第1の歯車の谷部内に完全に収まっている、歯車組立体【選択図】図6

Description

本発明は、自転車のスプロケットアセンブリ用の歯車組立体に関する。
本明細書の残りおよび添付の特許請求の範囲において「歯車組立体」という表現は、自転車の後輪に用いられるスプロケットアセンブリの少なくとも一部を形成するように構成された、2つ以上の歯車の組立体(アセンブリ)のことを指す。
前記歯車組立体は、自転車の後輪のハブのフリーホイールボディに取り付けられて伝動チェーンが係合するように意図されている。
周知のとおり、自転車のトランスミッションシステムは、運転者が推進押圧を加える一対のペダルクランク、該ペダルクランクとの直接カップリングによって回転される少なくとも1つの駆動歯車、および該駆動歯車によってチェーンを介して回転される相異なる寸法の複数の従動歯車(スプロケットとも称される)を含む。
スプロケットは、ハブを介して自転車の後輪にカップリングされている。ハブは、スポークを介して自転車のリムに強固に連結された第1のボディ、およびスプロケットに強固にカップリングされて一方の回転方向では第1のボディに対して自由に回転し、逆の回転方向では該第1のボディを回転させることで従動輪である後輪を前進させることが可能な第2のボディを有している。専門用語ではこの第2のボディが「フリーホイールボディ」と称される。該フリーホイールボディに取り付けられるスプロケット又は歯車の全体が、一般的に「スプロケットアセンブリ」と称される。
チェーンは、一連のリンクで構成される。各リンクは、通常、互いに対向し、且つ歯車の歯の挿入空間を形成するように離間する一対のプレートで構成される。一つのリンクのプレートはリベットによって隣接するリンクのプレートに回転可能にカップリングされており、該リベットは、リベットに対して自由に回転可能なローラ又はブッシュで取り囲まれている。
スプロケットは、一般的に、チェーンの摺接で発生する摩耗および、スプロケットが動作時に受ける荷重に耐えるように(鋼やチタンのような)極めて強固な材料からなる。
スプロケットアセンブリのスプロケットは、フリーホイールボディの溝に係合するように構成された溝が設けられている半半径方向内側の環状部位を含むものであってもよい。この場合のスプロケット同士は、一般的に形状が円筒状であるスペーサによって軸方向に離間されている。
あるいは、スプロケットアセンブリのスプロケットは、円筒状部材により支持された歯車組立体を形成するように互いに接続されたものであってもよく、該円筒状部材の半径方向内側表面に、フリーホイールボディの溝に係合するように構成された溝が設けられている。
後者の場合、軸方向で互いに接続されているスプロケットの数は2つ以上であってもよく、あるいは、スプロケットアセンブリを構成する全てのスプロケットであってもよい。
特許文献1および特許文献2にはそれぞれ、軸方向で互いに接続されていると共にフリーホイールボディに係合する支持部材にも接続されているスプロケットから全体が形成された、スプロケットアセンブリが示されている。
特許文献3には、2つのスプロケットを備え、所謂ツインセットを構成する歯車組立体であって、さらなる歯車組立体と連結されることによってスプロケットアセンブリを形成し得る歯車組立体が示されている。
歯車組立体における軸方向でのスプロケット間の接続は、スプロケット同士を軸方向で離間した状態に維持する機能と、該スプロケット同士を互いに機械的に接続してスプロケットアセンブリに必要な機械的強度を付与する機能との、二重の機能を有する。
このような軸方向接続部は、第1のスプロケットの側面と該第1のスプロケットに直接対向するよう隣接するスプロケットの側面とに接続された円筒状部によって形成することができる。
ただし、スプロケットアセンブリの重量を低減するために、例えば上述の特許文献1に記載されているように、軸方向接続部の円筒状部に開口を設けるのが一般的な手法である。
また、スプロケットアセンブリの重量を出来る限り軽量に維持するために、歯車組立体のスプロケットの半径方向寸法を出来る限り短くすることが一般的である。このため、スプロケット間の軸方向接続部は、例えば特許文献2等に示されているようにスプロケットの歯の直下にある、該スプロケットの半径方向内側部位に形成される。
米国特許出願公開第2012/0302384号明細書 米国特許出願公開第2009/0215566号明細書 米国特許第4380445号明細書
本出願人は、スプロケットアセンブリ用の上記歯車組立体が、自転車の使用(特には、集中的な使用)時に伝動チェーンの係合の不安定性を生じ得ることを見出した。
本出願人は、泥や小石などが2つのスプロケット間に滑り込んでスプロケット間の接続部に堆積し得ることを見出した。
本出願人は、そのような接続部は(スプロケットアセンブリの重量を低減するために)スプロケットの歯の近傍にあることから、泥および/または小石が蓄積すると、歯車の歯が挿入される空間を形成する、前述の相互に対向する一対のチェーンのプレートにまで届き得ることを見出した。
本出願人は、このような状況では前記一対のプレートが泥および/または小石の蓄積物の上に載ってチェーンを歯から実際に浮き上がらせがちとなることから、歯車の歯が挿入空間と完全に係合しない可能性があることを見出した。
したがって、本発明は、スプロケットアセンブリ用の歯車組立体であって、
少なくとも1組の第1および第2の歯車と、
前記第1の歯車と第2の歯車とを機械的に接続し、且つ両者を軸方向で離間させる複数の接続体とを含み、
前記第1の歯車および第2の歯車は、それぞれ対応する谷部によって隔てられた複数の歯を有し、前記第2の歯車は、前記第1の歯車よりも歯数が多いものであり、
前記接続体はそれぞれ、前記第2の歯車に接続され、該第2の歯車から前記第1の歯車に向けて半径方向に延びる第1の接続部と、前記第1の歯車に接続されて該第1の歯車から軸方向に延びる第2の接続部とを含み、各接続体の前記第2の接続部の周方向におけるさしわたし(bulk)を半径方向に投影したものが、前記第1の歯車の谷部内に完全に収まっている、
歯車組立体に関する。
各接続体の前記第2の接続部は、前記第1の歯車の側面から軸方向に突出して、該第1の歯車と前記第2の歯車とを離間した状態に維持する役割を有する持ち送り(bracket)状の構造を形成している。
本出願人は、前記第2の接続部を谷部の大きさ内に収まるように配置することにより、該第2の接続部により形成される前記持ち送り上に泥および/または小石が堆積したとしても、それらはチェーンのローラに対応する位置となることを見出した。
チェーンのローラは、互いに対向して隣り合う二対のプレート間のヒンジとして機能するように設けられており、各対のプレートが隣りの対のプレートに対して回転することを可能にするものである。
そのため、泥および/または小石が集積した場合、集積物は、ローラを半径方向外方に付勢する傾向となり、言い換えればローラを持ち上げる傾向となる。
このようなローラの持ち上げ作用では、単にローラが隣り合う二対のプレートの相対的な傾きを変化させる傾向を持つだけなので、歯車に対するチェーンの正確な係合を妨げるものではない。従って、隣り合うプレート各対の中間部分部に形成された挿入空間にクラウンギヤの歯が実効的に挿通される状態が維持され、歯車に対するチェーンの正確な係合が確保される。
前記歯車組立体は、後輪の回転軸と一致する回転軸を中心として回転するように配置される。このような回転軸は、各スプロケット(又は歯車)の中心を通るものであり、本発明の一部を成す構成要素についての主要な基準軸とされる。「軸方向」、「半径方向」、「周方向」、「直半径方向」等の方向などを示唆する全ての文言は、これを基準とする。同じく、半径方向についての「外側(外方)」、「内側(内方)」の文言は、その軸から離れること、その軸に近付くことを意味するものと解釈されるべきである。
よって、前記第2の接続部の周方向の大きさは、周方向で該第2の接続部の両側にある2つの端面間の、周方向に沿った距離として定義される。
本発明にかかる歯車組立体は、少なくとも1つの下記の好適な構成を、単独で又は複数の組合せとして備えるものとされてもよい。
好ましくは、それぞれの歯は、前記歯車の中心から第1の半径方向距離に位置する半径方向最外部を有し、
各谷部は、前記歯車の中心から第2の半径方向距離に位置する半径方向最内点および前記歯車の中心から最大の半径方向距離に位置する一対の半径方向最外点を含み、前記最大の半径方向距離が、前記第1の半径方向距離と前記第2の半径方向距離の差から調整係数を引いたものに等しく、
該調整係数が、上下限の極値を含め、前記第1の半径方向距離と第2の半径方向距離との差の1/10から前記第1の半径方向距離と前記第2の半径方向距離との差の1/2の範囲内であり、各谷部は、前記半径方向最内点と前記一対の半径方向最外点との間に形成されている。
従って、2つの歯間の谷部は、該歯の上部及びその側縁部を含まないものであり、最小で該歯の高さ全体の50%、最大で該歯の高さ全体の90%の大きさを有する。
好ましくは、前記第2の接続部の周方向の大きさは、前記谷部の前記半径方向最内点から、前記最大の半径方向距離と第2の半径方向距離との差の10%〜90%の半径方向距離に位置する一対の点間に収まる。
よって好ましくは、前記第2の接続部は、前記谷部の半径方向の広がりの約10%〜約90%の範囲の部分内に収まる。
好ましくは、歯車が真円であるか、又はいずれにせよ円に近似する形状を有する場合には、前記第1の半径方向距離、第2の半径方向距離、および最大の半径方向距離は、それぞれ円周の半径を構成する。
好ましくは、前記第2の接続部の周方向の範囲を半径方向に投影すると、前記谷部の半径方向最内点を通過する。
このようにして、第2の接続部はそれぞれ、個々の谷部内で完全にセンタリングされる。
本出願人は、このようにして、第1の歯車が泥を集積させる大サイズの接触壁を提供しなくなるので、前記第2の接続部上に堆積し得る泥の量が制限されることを見出した。谷部の中央部分が実際半径方向最内点であり、すなわち、泥が集積する接触壁を形成する部分の位置が下がる(すなわち、接触壁の半径方向広がりが短くなる)。
好ましくは、各第2の接続部の周方向の広がり(大きさ:extension)は、個々の谷部の周方向広がりの2/3未満である。
好ましくは、各第2の接続部の周方向の広がりは、個々の前記谷部の周方向の広がりの1/2未満である。
好ましくは、前記第2の接続部は、第1の歯車の中心から第1の半径方向長さ位置に配置される半径方向内端部を有し、該第1の半径方向長さは、第1の歯車の中心から該第1の歯車の半径方向内端部(第2の接続部と、次の第2の接続部との間に位置する)への長さである第2の半径方向長さ以下の長さである。
すなわち、好ましくは、前記第2の接続部の半径方向内端部は、前記第1の歯車の半径方向内端部と同じ半径方向位置にあるか、あるいは、この縁部よりも(少なくとも、該歯車の2つの隣接する第2の接続部間に延在する部分よりも)半径方向で内側に存在している。
本出願人は、これにより前記第1の歯車の半径方向の広がり(大きさ)を最小化でき、第1の歯車を軽量に維持し得ることを見出した。
本出願人は、さらに、この構成によれば、第2の接続部によって形成される持ち送りの、谷部からの半径方向距離を最大化でき、チェーンに影響を及ぼすまでに、前記第2の接続部上に集積すべき泥の量を増加させ得ることを見出した。
前記第2の接続部の内端部は、全て第1の歯車の中心から前記第1の半径方向長さに配置されていることが好ましい。
すなわち、前記第2の接続部の内端部は、全て単一の円周に沿って配列していることが好ましい。
隣接する2つの第2の接続部間に含まれる、第1の歯車の半径方向内縁部が、該第1の歯車の中心から第2の半径方向長さのところに位置していることが好ましい。
すなわち、好ましくは、前記第1の歯車の、2つの隣接する第2の接続部間に含まれる半径方向内縁部は、単一の円周に沿って配列していることが好ましい。
前記第1の半径方向長さは、前記第2の半径方向長さに実質的に等しいことが好ましい。
前記組立体は、さらに、フリーホイールボディに係合するように設けられた半径方向内側の円筒状部位と、前記円筒状部位から延びて、それぞれ前記第1の歯車の半径方向内縁部に接続する複数の半径方向スポークとを備えることが好ましい。
前記半径方向スポークは、少なくとも1つの前記第1の歯車を前記円筒状部に拘束して、
歯車を車輪の回転軸と芯合わせし、且つ前記半径方向内側の円筒状部位から離間した状態に保持する機能を有する。
好ましくは、前記半径方向スポークは、歯車を定位置に保持するために要する材料の量を減らして複数のスプロケットの総重量を軽量に維持するため、実質的に真直な(直線状の)ものであることが好ましい。
好ましくは、前記半径方向内側の円筒状部位の軸方向の大きさは、歯車組立体の前記歯車の軸方向の大きさと等しいことが好ましい。
好ましくは、前記半径方向内側の円筒状部位は、前記フリーホイールボディとの接合界面(インターフェース)を有し、該接合界面からは、第1の配列及び第2の配列に従って設けられた複数の突起部が、前記フリーホイールボディに形成されて該突起部に対応する形状を有する各溝状プロファイルに係合するように突出しており、前記第1の配列の及び前記第2の配列の突起部同士が、軸方向で互いに対向していることが好ましい。
これにより、前記歯車組立体は、前記フリーホイールボディにトルクを伝達することができる。
前記第1の配列及び第2の配列の突起部同士は、該突起部間に空の空間が存在するように軸方向に離間していることが好ましい。
これにより、前記フリーホイールボディとの形状カップリングを損なうことなく前記歯車組立体の総重量を低減することができる。好ましくは、前記歯車組立体は、さらに、前記第1の歯車の歯数よりも少ない歯数を有する第3の歯車を備え、該第3の歯車は、前記第1の歯車を前記第2の歯車に接続する前記接続体と同一の構成を個々に有する接続体によって前記第1の歯車に接続されている。
変形例では、前記第3の歯車は、前記複数のスポークによって前記半径方向内側の円筒状部位に接続されている。これによって、前記歯車から前記半径方向内側の円筒状部位に伝達し得るトルクが増加する。
好ましくは、前記歯車組立体は、さらに、前記第2の歯車の歯数よりも多い歯数を有し、該歯数が増加していくさらなる歯車を備え、個々の歯車は、前記第1の歯車を前記第2の歯車に接続する前記接続体と同一の構成を個々に有する接続体によって順次互いに接続されており、前記さらなる歯車のうちで歯数が最も少ない歯車が、前記第2の歯車に、前記第1の歯車を前記第2の歯車に接続する接続体と同一の構成を個々に有する接続体によって接続されている。
好ましくは、前記歯車組立体は、さらに、前記第3の歯車の歯数よりも少ない歯数を有し、該歯数が減少していくさらなる歯車を備え、個々の歯車は、前記第1の歯車を前記第2の歯車に接続する前記接続体と同一の構成を個々に有する接続体によって順次互いに接続されており、前記さらなる歯車のうちで最も多い歯数を有する歯車が、前記第3の歯車に、前記第1の歯車を前記第2の歯車に接続する前記接続体と同一であるそれぞれの接続体によって接続されている。
好ましくは、前記歯車組立体の歯車の数は、2より多く、かつ、提供さるべきギヤ比の数の必要性に応じ、前記フリーホイールボディ上での利用可能なスペースに応じて任意の歯車の数(例えば、11等)に達し得る。それぞれの歯車の歯数は、軸方向に隣接する歯車の歯数よりも少ない。
本発明のさらなる特徴および利点は、添付の図面を参照しながら行う、本発明の好適な実施形態についての以下の説明から明らかになる。
本発明にかかるスプロケットアセンブリ用の歯車組立体の斜視図である。 図1の組立体の他の斜視図である。 図1の組立体の実施形態の一変形例を示す斜視図である。 図3の組立体の正面図である。 図2の組立体の側面図である。 図5の組立体の切断面VI−VIに沿った断面図である。 図6の組立体の一部の詳細を示す拡大図である。 図6の組立体の一部の詳細を示す他の拡大図である。 図1の組立体の背面図である。 図9の組立体の一部の詳細を示す拡大図である。
以下図面を参照して、本発明にかかる歯車組立体の幾つかの好適な実施形態を説明する。同一の符号は各実施形態において同じ役割を有する構成/構成要素を指し、実施形態間の違いについては以下に説明する。
歯車組立体の全体に符号10を付す。歯車組立体10は、互いに異なる寸法を有し、回転軸Xと同軸で互いに平行に配置された複数の歯車(スプロケット)11,12,13を備える。
添付の図面に示す例では、3つの歯車11,12,13が存在し、これらが所謂「トリプルセット」を形成している。図示しないが、他の実施形態では、歯車組立体には4つ以上、例えば4〜11個の歯車が存在してもよい。
いずれにせよ、どの実施形態の歯車組立体10も少なくとも2つの、具体的には少なくとも第1の歯車12および第2の歯車13を備えており、第1の歯車12の半径方向の大きさは第2の歯車13の半径方向の大きさよりも短い。
各々の歯車11,12,13は、複数の谷部15によって互いに隔てられた複数の歯14を有している。
各々の歯車11,12,13の寸法、具体的にはそれぞれの歯車11,12,13の直径は、それらの歯14の数に応じて決まる。歯14の数が多いほど、歯車の寸法は大きくなる。
歯14間のピッチ、すなわち、隣接する2つの歯14同士を隔てる距離は、歯車全体で実質的に一定であり、全ての歯車11,12,13をとおして実質的に同一である。
歯14は、伝動チェーン(図示せず)のリンクを係合状態で受け入れるように設けられている。具体的には、歯14は、前記スプロケットアセンブリの回転時に、伝動チェーンの複数対のプレートによって軸方向で結界された複数の挿入空間に順次挿通されるように設けられている。
図4に示すように、全ての歯車11,12,13の各々の歯14が、該歯車の中心Cから第1の半径方向距離D1に配置される半径方向最外端部16を有している。歯車組立体10の回転軸Xは前記歯車の中心Cを通過する。
同じ歯車内において、歯14の前記第1の半径方向距離D1は必ずしも互いに同一ではない。というのも、一部の歯14が特に、伝動チェーンと係合しやすく構成されて、その第1の半径方向距離D1が同じ歯車の残りの歯14とは異なる場合も想定し得るからである。
拡大図7により分かり易く示されているように、個々の歯14はそれぞれの半径方向最外側端部部位16に、サイズS1の周方向広がりを持つ端部プロファイル17を有している。サイズS1は、必ずしも全て互いに同一でなくてもよい。
各々の歯14は、さらに、端部プロファイル17から半径方向内方に末広がり状に下降する各側縁部17aを有している。
既述したように、2つの周方向に隣接する歯14は、谷部15によって互いに隔てられている。2つの隣接する歯14同士を隔てる周方向距離は、前記伝動チェーンのピッチの関数であり、全ての歯車11,12,13内で且つ異なる歯車11,12,13を通じて実質的に一定である。
各谷部15は、略アーチ状のプロファイルを有し、かつ、それぞれの歯車11,12,13の中心Cから第2の半径方向距離D2の位置に配置される半径方向最内点18を含む。
全ての谷部15は、さらに、歯車11,12,13の中心Cから最大の半径方向距離DMのところに位置する一対の半径方向最外点19(図7)を含む。
全ての谷部15の半径方向の広がりは、前記半径方向距離DMが第1の半径方向距離D1と第2の半径方向距離D2との差から調整係数Kを引いたものに等しくなるもの、すなわち、DM=(D1−D2)−Kとなるものとされる。
上記の第1の半径方向距離D1は、谷部15が間に入って延びる、隣接する2つの歯14の第1の半径方向距離D1のうち、短いほうに対応しているものとする。
図7に示すように、谷部15のそのような半径方向広がりは、一対の半径方向最外点19同士を周方向に隔てる距離Lによって与えられる該谷部15の周方向広がりに対応している。
したがって、全ての谷部15は、図7に概略的に示されているように、一対の半径方向最外点19と半径方向最内点18との間に含まれる複数対の点20により定義される。一対の半径方向最外点19と半径方向最内点18とを隔てる半径方向距離が、谷部15の高さとして定義される。
調整係数Kは、上下限の極値を含め、第1の半径方向距離D1と第2の半径方向距離D2の差の1/10から第1の半径方向距離D1と第2の半径方向距離D2との差の1/2までの範囲内とされ、すなわち、(D1−D2)/10≦K≦(D1−D2)/2である。
従って、各谷部15の最大高さは、第1の半径方向距離D1と第2の半径方向距離D2の差の50%〜90%である。
換言すれば、2つの隣接する歯14間の谷部15という語は、該2つの歯14間に延びるアーチ状プロファイルであって、該2つの歯14の半径方向広がりが短いほうの歯14の半径方向最外端部16と谷部15の半径方向最内点18とを隔てる半径方向距離の50%超ないし90%未満の高さに達するアーチ状プロファイルのことを指すものとする。
好ましくは、谷部15の高さは、前記2つの歯14の半径方向広がりが短いほうの歯14の半径方向最外側端部部位16と谷部15の半径方向最内点18とを隔てる半径方向距離の90%に達し、すなわち、調整係数Kが(D1−D2)/10に等しい。
より好ましくは、このような高さは、前記2つの歯14の半径方向広がりが短いほうの歯14の半径方向最外端部16と谷部15の半径方向最内点18とを隔てる半径方向距離の70%に達し、すなわち、調整係数Kが(D1−D2)/7に等しい。
さらに好ましくは、このような高さは、前記2つの歯14の半径方向広がりが短いほうの歯14の半径方向最外端部16と谷部15の半径方向最内点18とを隔てる半径方向距離の50%に達し、すなわち、調整係数Kが(D1−D2)/5に等しい。
組立体10は、図1及び図3に示すように、第1の歯車12と第2の歯車13とを機械的に接続し、且つ該第1の歯車12と該第2の歯車13とを軸方向で離間させる複数の接続体30を備える。
接続体30の数は、該接続体30により接続される2つの歯車の寸法と組立体10が有すべき構造剛性の度合いとの関数である。
2つの歯車の寸法が大きいほど、接続体30の数は多くなる。組立体10が有すべき構造剛性が大きいほど、接続体30の数は多くなる。接続体の数の上限は、該接続体30により接続される2つの歯車の小さいほうの歯車に存在する谷部15の数と同じである。
それぞれの接続体30は、第2の歯車13に接続されて該第2の歯車13から半径方向に第1の歯車12に向かって延びる第1の接続部31を含む。
図10により分かり易く示されているように、第1の接続部31は、第2の歯車13の半径方向内縁部13aから延び出て該半径方向内縁部13aから半径方向内方に遠ざかる。
第1の接続部31は、第2の歯車13の半径方向内縁部13aと繋がる第1の領域31a(図9及び図10)を有する。第1の領域31aは、第2の歯車13の半径方向内縁部13aに鋭い縁部を持たずに繋がる曲線状の表面を有している。
第1の接続部31は、さらに、第1の領域31aから半径方向内方に延びる第2の領域31bを有する。
本発明の好適な実施形態では、接続部31の第2の領域31bが、略真直な(直線状の)半径方向広がりおよび略一定の周方向寸法を有している。
第1の接続部31の厚さ、すなわち、第1の接続部31の軸方向寸法は略一定である。第1の接続部31の厚さは、第2の歯車13の厚さに略等しい。
第2の歯車13は第1の接続部31との一体品であり、すなわち、第1の接続部31と一緒に形成されている。
第1の接続部31の半径方向の広がり(大きさ)は、第1の歯車12の直径と第2の歯車13の直径との関数である。これら2つの直径の差が小さければ小さいほど、第1の接続部31の半径方向の広がりは短くなる。
各接続体30は、さらに、第1の歯車12に接続されて該第1の歯車12から軸方向に延びる第2の接続部32を含む。
第2の接続部32は、第1の接続部31との一体品として形成されている。第2の接続部32は、さらに、第1の歯車12との一体品として形成されている。第2の接続部32は、第1の歯車12と第2の歯車13とを軸方向に離間させる量と同じ量だけ、軸方向に延びている。
第2の接続部32の厚さ、すなわち、第2の接続部32の半径方向寸法は略一定であり、好ましくは第1の接続部31の厚さと同一である。
図6に示すように、第2の接続部32の周方向の大きさを半径方向に投影すると、第1の歯車12の谷部15内に完全に収まっている。
第2の接続部32の周方向のさしわたし(bulk)は、該第2の接続部32の半径方向両側にある2つの端面間の、周方向に沿った距離として定義される。
つまり、前記周方向のさしわたしとは、第2の接続部32の、組立体10の回転軸Xと直交する切断面で得られる断面32aの、第1の歯車12上への軸方向投影又は転写であると言える。
図8に、第2の接続部32の、上記の手法に従って得られる断面32aを示す。図8に示すように、このような断面32aの半径方向投影は、第1の歯車12の谷部15内に完全に収まっており、すなわち、該谷部15の一対の半径方向最外点19間の距離L内に収まっている。
第2の接続部32の周方向の大きさは、第1の接続部31の第2の領域31bが収まる大きさとされる。言い換えれば、半径方向外方への前記断面32aの投影は、第2の領域31bが収まる大きさとされる。
好ましくは、第2の接続部32の周方向の大きさは、谷部15を形成する前記複数対の点20の、該谷部の半径方向最内点18から半径方向距離D3のところに位置した一対の点21(図8)間に収まる。
半径方向距離D3は、最大の半径方向距離DMと第2の半径方向距離D2との差の90%〜10%の範囲内である。言い換えれば、半径方向距離D3は、谷部15が達する前記最大高さの10%〜90%の範囲内である。
図8の例において、半径方向距離D3は谷部15が達する前記最大高さの約15%であり、谷部15の高さは第1の半径方向距離D1と第2の半径方向距離D2との差の約65%である。
いずれにせよ、各々の第2の接続部32の周方向広がりは、それぞれの谷部15の周方向広がりの2/3未満であり、すなわち、谷部15の2つの半径方向最外点19間の距離Lの2/3未満である。
図8の例において、各々の第2の接続部32の周方向広がりは、谷部15の2つの半径方向最外点19間の距離Lの約55%である。
本発明の好適な実施形態では、前記断面32aの半径方向投影が、例えば図8等に示されているように谷部15の半径方向最内点18を通過する。
好ましくは、前記断面32aの半径方向投影は、谷部15の半径方向最内点18に実質的にセンタリングされる。
すなわち、第2の接続部32は、谷部15の半径方向最内点18を通る半径方向平面を基準として実質的に対称である。
第2の接続部32は、図6に示すように、第1の歯車12の中心Cから第1の半径方向長さL1のところにある半径方向内端部33を有している。図1に示すように、半径方向内縁部33は、第2の接続部32が第1の歯車12に接続される領域に位置している。言い換えれば、半径方向内端部33は、第1の歯車12から突き出て該第1の歯車12の中心C側に面している。
第1の歯車12は、複数の半径方向内縁部12aを有している。半径方向内縁部12aは、2つの隣接する第2の接続部32間を途切れなく延びている。
各々の半径方向内縁部12aは、第1の歯車12の中心Cから第2の半径方向長さL2のところに位置している。
本発明の好適な実施形態では、各々の半径方向内縁部12aの範囲内全体にわたって第2の半径方向長さL2が一定である。
本発明の好適な実施形態では、全ての半径方向内縁部12aが、第1の歯車12の中心から同じ前記第2の半径方向長さL2のところに位置している。
第1の半径方向長さL1、すなわち、第2の接続部32の半径方向内端部33と第1の歯車12の中心Cとを隔てる距離は、第2の半径方向長さL2、すなわち、半径方向内縁部12aと第1の歯車12の中心Cとを隔てる距離以下である。
すなわち、第2の接続部32の半径方向内端部33は、歯車12の半径方向内縁部12aと揃っているか、あるいは、半径方向内縁部12aよりも半径方向内側に存在している。
添付の図面に示す例的な実施形態では、第2の接続部32の半径方向内端部33が、例えば図1、図6等で示されているように第1の歯車12の半径方向内縁部12aと揃っている。
第1の歯車12は、自転車の後輪のハブのフリーホイールボディ(図示せず)に係合するように設けられた半径方向内側の円筒状部位40に接続されている。
半径方向内側の円筒状部位40は、前記フリーホイールボディとの接合界面41を有しており、該接合界面41から複数の突起部42が突出している。
突起部42は、前記フリーホイールボディに設けられて該突起部42に対応する形状を有する個々の溝状プロファイル(図示せず)に係合して前記フリーホイールボディから半径方向内側の円筒状部位40に、またその逆にトルクを伝達し得る形状カップリングを形成するよう設計されている。
図1、図2及び図3に示すように、突起部42は、第1および第2の配列43,44に従って設けられている。
突起部42の第1および第2の配列43,44同士は軸方向で位置合わせされており、言い換えると、軸方向で互いに対向している。
軸方向で位置合わせされた突起部42同士は同じ外形(プロファイル)を有し、これにより実質的に同一の構成となっている。
2つの相互に対向している突起部42同士は、突起部42間に空の空間が存在するように軸方向で離間している。
図2に示すように、同じ配列内の突起部42は、全てが互いに同一となるものではないことが好ましい。同じ配列内の少なくとも1つの突起部42が、残りの突起部42の外形とは異なる外形を有すれば、フリーホイール上に半径方向内側の円筒状部位40を取り付ける際の取付角度位置を確実に単一の位置とすることができる。
半径方向内側の円筒状部位40と第1の歯車12との機械的カップリングは、該円筒状部位40から延びてそれぞれ第1の歯車12の半径方向内縁部12aに達する複数の半径方向スポーク50により実現される(例えば図1、図3等を参照)。
半径方向スポーク50は、半径方向に真直な広がりと長さとを有し、第1の歯車12の歯を正確に半径方向位置に配置させることができる、
半径方向スポーク50は、第1の歯車12及び半径方向内側の円筒状部位40と一体品として形成されている。
半径方向スポーク50の軸方向の厚さは、第1の歯車12の半径方向内縁部12a近傍では、図3に示されるように、第1の歯車12の軸方向厚さと等しくなる。
組立体10は、添付の図面の例示的な施形態のように第3の歯車11を備えてもよい。第3の歯車は、歯14の数が第1の歯車12の歯14の数よりも少なく且つ直径が第1の歯車12の直径よりも小さい。
図3及び図4の例では、第3の歯車11が、前述した接続体30と同じ構成の接続体30によって第1の歯車12に接続されている。
具体的には、図3に示すように、第1の接続部31が第1の歯車12から半径方向に遠ざかるように延び、第2の接続部32が第3の歯車11に接続されて該第3の歯車11から軸方向に遠ざかるように延びている。
変形例では、図1及び図2の例で示されているように第3の歯車11も、半径方向スポーク50によって半径方向内側の円筒状部位40に接続されている。具体的には、半径方向スポーク50が、第3の歯車11の半径方向内縁部11aにも接続されている。
半径方向スポーク50の軸方向厚さは、第3の歯車11の半径方向内端部11aでは、第3の歯車11と第1の歯車12とを隔てる軸方向距離と、第3の歯車11の軸方向厚さと、第1の歯車12の軸方向厚さとの合計に実質的に等しくなる。
つまり、半径方向スポーク50は、第3の歯車11と第1の歯車12とを軸方向に離間させる役割を果たすことになる。
この例示的な実施形態では、第3の歯車11が、接続体30によって第2の歯車13に接続されてはいない。
図示しない実施形態では、組立体10がさらなる歯車を備えてもよく、該さらなる歯車は(それらさらなる歯車の直径が第3の歯車11の直径よりも小さく、直径が減少していく場合)第3の歯車11に、又は(それらさらなる歯車の直径が第2の歯車13の直径よりも大きく且つ該直径が増加していく場合には)第2の歯車13に接続される。
第3の歯車11よりも直径が小さいさらなる歯車が存在する場合には、このようなさらなる歯車が、第1の歯車12と第2の歯車13とを接続する接続体30と同じ構成の接続体30によって前記第3の歯車に接続される。
第2の歯車13よりも直径が大きいさらなる歯車が存在する場合には、このようなさらなる歯車が、第2の歯車13と第1の歯車12とを接続する接続体30と同じ構成の接続体30によって前記第2の歯車に接続される。
各々のさらなる歯車は、さらに、第2の歯車13と第1の歯車12とを接続する接続体30と同じ構成の接続体30によって、直近のより小さいか又は直近のより大きい寸法のさらなる歯車に接続される。
当然ながら、当業者であれば、特定の要件や、その時々の要件を満足するために、前述した本発明に(例えば、任意の数の歯車を備える組立体10を想定する等のような)様々な変更や変形を施すことが可能であり、いずれにせよ、これら変更や変形の全ては添付の特許請求の範囲により定まる本発明の保護範囲に包含される。
10 歯車組立体
12 第1の歯車
12a 半径方向内縁部
13 第2の歯車
14 歯
15 谷部
16 半径方向最外部
18 半径方向最内点
19 半径方向最外点
30 接続体
31 第1の接続部
32 第2の接続部
33 半径方向内端部
40 円筒状部
50 半径方向スポーク
D1 第1の半径方向距離
D2 第2の半径方向距離
DM 最大の半径方向距離
L1 第1の半径方向長さ
L2 第2の半径方向長さ

Claims (15)

  1. スプロケットアセンブリ用の歯車組立体(10)であって、
    少なくとも1組の第1の歯車(12)および第2の歯車(13)と、
    前記第1の歯車(12)と第2の歯車(13)とを機械的に接続し、且つ両者を軸方向で離間させる複数の接続体(30)とを含み、
    前記第1の歯車(12)および第2の歯車(13)は、それぞれ対応する谷部(15)によって隔てられた複数の歯(14)を有し、前記第2の歯車(13)は、前記第1の歯車(12)よりも歯数が多いものであり、
    前記接続体(30)はそれぞれ、前記第2の歯車(13)に接続され、該第2の歯車(13)から前記第1の歯車(12)に向けて半径方向に延びる第1の接続部(31)と、前記第1の歯車(12)に接続されて該第1の歯車(12)から軸方向に延びる第2の接続部(32)とを含み、各接続体(30)の前記第2の接続部(32)の周方向のさしわたしを半径方向に投影したものが、前記第1の歯車の谷部内に完全に収まっている、
    歯車組立体
  2. 請求項1に記載の歯車組立体(10)において、それぞれの前記歯(14)が、前記歯車(12,13)の中心(C)から第1の半径方向距離(D1)に位置する半径方向最外部(16)を有し、それぞれの前記谷部(15)が、前記歯車(12,13)の中心(C)から第2の半径方向距離(D2)に位置する半径方向最内点(18)および前記歯車(12,13)の中心(C)から最大の半径方向距離(DM)に位置する一対の半径方向最外点(19)を含み、前記最大の半径方向距離(DM)が、前記第1の半径方向距離(D1)と前記第2の半径方向距離(D2)との差から調整係数(K)を引いたものに等しく、該調整係数(K)は、極値を含め、前記第1の半径方向距離(D1)と前記第2の半径方向距離(D2)との差の1/10から前記第1の半径方向距離(D1)と前記第2の半径方向距離(D2)との差の1/2の範囲内であり、それぞれの谷部(15)は、前記半径方向最内点(18)と前記一対の半径方向最外点(19)との間に形成されている、歯車組立体(10)。
  3. 請求項2に記載の歯車組立体(10)において、前記第2の接続部(32)の周方向のさしわたしが、前記谷部(15)の前記半径方向最内点(18)から前記最大の半径方向距離(DM)と前記第2の半径方向距離(D2)との差の10%〜90%である半径方向距離(D3)のところに位置した一対の点(21)間に収まる、歯車組立体(10)。
  4. 請求項2または3に記載の歯車組立体(10)において、前記第2の接続部(32)の周方向のさしわたしを半径方向に投影したものが、前記谷部(15)の前記半径方向最内点(18)を通過する、歯車組立体(10)。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の歯車組立体(10)において、前記第2の接続部(32)が、前記第1の歯車(12)の中心(C)から第1の半径方向長さ(L1)に位置する半径方向内端部(33)を有し、該第1の半径方向長さ(L1)は、前記第1の歯車(12)の中心(C)から、該第1の歯車(12)の前記第2の接続部(32)と次の第2の接続部(32)との間に位置する半径方向内縁部(12a)への長さである第2の半径方向長さ(L2)以下である、歯車組立体(10)。
  6. 請求項5に記載の歯車組立体(10)において、全ての前記第2の接続部(32)の前記内端部(33)が、前記第1の歯車(12)の中心(C)から前記第1の半径方向長さ(L1)の位置に配列している、歯車組立体(10)。
  7. 請求項5または6に記載の歯車組立体(10)において、前記第1の歯車(12)の、隣接する2つの第2の接続部(32)間に位置する前記半径方向内縁部(12a)が全て、該第1の歯車(12)の中心(C)から前記第2の半径方向長さ(L2)の位置に配列している、歯車組立体(10)。
  8. 請求項6に従属する場合の請求項7に記載の歯車組立体(10)において、前記第1の半径方向長さ(L1)が、前記第2の半径方向長さ(L2)に実質的に等しい、歯車組立体(10)。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の歯車組立体(10)において、さらに、
    フリーホイールボディに係合するように設けられた半径方向内側の円筒状部位(40)と、
    前記円筒状部位(40)から延びて、前記第1の歯車(12)のそれぞれの半径方向内縁部(12a)に接続する複数の半径方向スポーク(50)と、
    を備える、歯車組立体(10)。
  10. 請求項9に記載の歯車組立体(10)において、前記半径方向内側の円筒状部位(40)は、前記フリーホイールボディとの接合界面(41)を有し、該接合界面(41)からは、第1の配列(43)及び第2の配列(44)に従って設けられた複数の突起部(42)が、前記フリーホイールボディに形成されて該突起部(42)に対応する形状を有する各溝状プロファイルに係合するように突出しており、前記第1の配列(43)及び前記第2の配列(44)の前記突起部(42)同士が、軸方向で互いに対向している、歯車組立体(10)。
  11. 請求項10に記載の歯車組立体(10)において、前記第1の配列(43)及び前記第2の配列(44)の前記突起部(42)同士が、該突起部(42)間に空の空間が存在するように軸方向に離間している、歯車組立体(10)。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載の歯車組立体(10)において、さらに、
    前記第1の歯車(12)の歯(14)の数よりも少ない歯(14)の数を有する第3の歯車(11)を備え、該第3の歯車(11)は、前記第1の歯車(12)を前記第2の歯車(12)に接続する前記接続体(30)と同一の構成を個々に有する接続体(30)によって前記第1の歯車(12)に接続されている、第3の歯車(11)、
    を備える、歯車組立体(10)。
  13. 請求項9に記載の歯車組立体(10)において、さらに、
    前記第1の歯車(12)の歯(14)数よりも少ない歯(14)数を有する第3の歯車(11)であって、前記複数のスポーク(50)によって前記半径方向内側の円筒状部位(40)に接続されている、第3の歯車(11)、
    を備える、歯車組立体(10)。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載の歯車組立体(10)において、さらに、
    前記第2の歯車(13)の歯(14)よりも多数の歯(14)を有し、該歯(14)の数が増加していくさらなる歯車を備え、個々の歯車は前記第1の歯車(12)を前記第2の歯車(13)に接続する前記接続体(30)と同一の構成を個々に有する接続体(30)によって順次互いに接続されており、
    前記さらなる歯車のうちで歯数が最も少ない歯車が、前記第1の歯車(12)を前記第2の歯車(13)に接続する前記接続体(30)と同一の構成を有するそれぞれの接続体(30)によって、前記第2の歯車(13)に接続されている、歯車組立体(10)。
  15. 請求項12または13に記載の歯車組立体(10)において、さらに、前記第3の歯車(13)の歯(14)よりも少ない数の歯(14)を有し、該歯(14)の数が減少していくさらなる歯車を備え、個々の歯車は前記第1の歯車(12)を前記第2の歯車(13)に接続する前記接続体(30)と同一の構成を個々に有する接続体(30)によって順次互いに接続されており、
    前記さらなる歯車のうちで歯数が最も多い歯車が、前記第1の歯車(12)を前記第2の歯車(13)に接続する前記接続体(30)と同一の構成を有するそれぞれの接続体(30)によって、前記第3の歯車(11)に接続されている、歯車組立体(10)。
JP2018021778A 2017-02-13 2018-02-09 スプロケットアセンブリ用の歯車組立体 Active JP6963520B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT102017000015311A IT201700015311A1 (it) 2017-02-13 2017-02-13 Assieme di ruote dentate per pacco pignoni
IT102017000015311 2017-02-13

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018135089A true JP2018135089A (ja) 2018-08-30
JP2018135089A5 JP2018135089A5 (ja) 2021-03-18
JP6963520B2 JP6963520B2 (ja) 2021-11-10

Family

ID=58995171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018021778A Active JP6963520B2 (ja) 2017-02-13 2018-02-09 スプロケットアセンブリ用の歯車組立体

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10647383B2 (ja)
EP (1) EP3376071B1 (ja)
JP (1) JP6963520B2 (ja)
CN (1) CN108502087B (ja)
IT (1) IT201700015311A1 (ja)
TW (1) TWI780111B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT202000025657A1 (it) * 2020-10-29 2022-04-29 Campagnolo Srl Assieme di ruote dentate per un pacco pignoni

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5121633A (ja) * 1974-08-16 1976-02-20 Shimano Industrial Co Supuroketsutohoiiru
JPS61115790U (ja) * 1984-12-29 1986-07-22
JPH0243788U (ja) * 1988-09-21 1990-03-26
DE202004019270U1 (de) * 2004-12-13 2005-04-28 Lee, Cheng Ming Getriebe aus einteilig ausgebildeten Zahnscheiben mit unterschiedlichem Durchmesser
US20120302384A1 (en) * 2010-12-07 2012-11-29 Sram Deutschland Gmbh Multi-Gear Cassette for a Bicycle
US20170057598A1 (en) * 2015-09-01 2017-03-02 The Hive Global, Inc. Bicycle cassette with locking connection
DE102017223877A1 (de) * 2017-12-29 2019-07-04 Shimano Inc. Hintere Fahrrad-Kettenrad-Baueinheit und Fahrrad-Kettenrad-Baueinheit

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4380445A (en) * 1974-08-16 1983-04-19 Shimano Industrial Company Limited Transmission for a bicycle
US7118505B2 (en) * 2003-10-24 2006-10-10 Cheng Ming Lee Integrally formed gear set with a plurality of gears
DE102004027963B4 (de) * 2004-06-08 2015-12-24 Sram Deutschland Gmbh Vernietetes Zahnkranzpaket
US20080004143A1 (en) 2006-06-16 2008-01-03 Shimano Inc. Bicycle sprocket assembly
DE102007004802B4 (de) * 2007-01-22 2015-02-05 Pinion Gmbh Mehrfachgetriebe für ein mit Muskelkraft angetriebenes Fahrzeug
US9150280B2 (en) * 2007-03-21 2015-10-06 Sram, Llc Bicycle multi-gear cassette
US20080230344A1 (en) * 2007-03-21 2008-09-25 Sram Corporation Bicycle Multi-Gear Cassette
DE102008010904B4 (de) * 2008-02-23 2021-10-21 Sram Deutschland Gmbh Mehrfach-Kettenzahnrad für ein Fahrrad
DE102008048371A1 (de) * 2008-09-22 2010-03-25 Sram Deutschland Gmbh Mehrfachritzelanordnung mit Hohlkörper
US20110319209A1 (en) * 2010-06-28 2011-12-29 TWDT Precision Co., Ltd. Integrated bicycle chainring assembly
CN102328724B (zh) * 2011-10-14 2014-06-04 中山新宝精密科技有限公司 自行车后链轮组件
TWM442978U (en) * 2012-04-25 2012-12-11 Shimano Kk A bicycle sprocket and a bicycle sprocket assembly
CN203996747U (zh) * 2014-07-18 2014-12-10 谭勇泉 变速连体齿轮组
US9011282B2 (en) * 2014-11-21 2015-04-21 D3 Innovation Inc. Bicycle sprocket for use with a multi-gear rear cassette
US20160272002A1 (en) * 2015-03-17 2016-09-22 Praxis Works LLC Cassette and bicycle wheel assembly
DE102015210503A1 (de) * 2015-06-09 2016-12-15 Sram Deutschland Gmbh Hinterrad-Ritzelanordnung für ein Fahrrad, insbesondere ein Pedelec
US9868491B1 (en) * 2016-07-21 2018-01-16 Shimano Inc. Bicycle sprocket assembly
DE102016012229A1 (de) * 2016-10-13 2018-04-19 Sram Deutschland Gmbh Mehrfach-Ritzelanordnung und Fahrradantrieb mit einer solchen Mehrfach-Ritzelanordnung

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5121633A (ja) * 1974-08-16 1976-02-20 Shimano Industrial Co Supuroketsutohoiiru
JPS61115790U (ja) * 1984-12-29 1986-07-22
JPH0243788U (ja) * 1988-09-21 1990-03-26
DE202004019270U1 (de) * 2004-12-13 2005-04-28 Lee, Cheng Ming Getriebe aus einteilig ausgebildeten Zahnscheiben mit unterschiedlichem Durchmesser
US20120302384A1 (en) * 2010-12-07 2012-11-29 Sram Deutschland Gmbh Multi-Gear Cassette for a Bicycle
US20170057598A1 (en) * 2015-09-01 2017-03-02 The Hive Global, Inc. Bicycle cassette with locking connection
DE102017223877A1 (de) * 2017-12-29 2019-07-04 Shimano Inc. Hintere Fahrrad-Kettenrad-Baueinheit und Fahrrad-Kettenrad-Baueinheit

Also Published As

Publication number Publication date
US20180229802A1 (en) 2018-08-16
CN108502087A (zh) 2018-09-07
IT201700015311A1 (it) 2018-08-13
EP3376071A1 (en) 2018-09-19
TW201838868A (zh) 2018-11-01
CN108502087B (zh) 2022-06-17
JP6963520B2 (ja) 2021-11-10
TWI780111B (zh) 2022-10-11
US10647383B2 (en) 2020-05-12
EP3376071B1 (en) 2020-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2289792B1 (en) Belt drive system
TWI549861B (zh) How many sprocket devices are used for bicycles
US7438663B2 (en) Compound gearing system and method with chain and belt engagement structures
JP6151783B2 (ja) ベルト駆動システム
EP2289793B1 (en) Bicycle sprocket
US20090258740A1 (en) Toothed wheel and group of toothed wheels for a bicycle transmission system
US11332214B2 (en) Cassette for a bicycle transmission system and sprocket for a cassette for a bicycle transmission system
JP2018135089A (ja) スプロケットアセンブリ用の歯車組立体
EP3992071A1 (en) Toothed wheel assembly for a cassette
JP6683977B1 (ja) 自転車用変速機構

Legal Events

Date Code Title Description
AA79 Non-delivery of priority document

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A24379

Effective date: 20180619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210202

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210202

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210202

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20210330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210921

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211015

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6963520

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150