JP2018133913A - 電気接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回転電機の電気接続構造において、優れたメンテナンス性を実現する。【解決手段】回転電機を収納するとともに、内外を貫通する貫通孔(110)を有する筐体(100)に適用され、回転電機に関する電力または信号を入出力する電気接続構造(S)であって、貫通孔(110)に挿通するコネクタ(200)と、コネクタ(200)の外周部と、貫通孔(110)との間をシールすることにより、筐体(100)の内側を気密状態に保持するシール部(250)と、筐体(100)の外側からシール部(250)を覆うリング部(310)を備えたグロメット(300)と、を設けた。【選択図】図4

Description

本発明は、電気接続構造に関する。
車両等が備える回転電機の筐体には、電力または信号を入出力するためのコネクタが装着される。そして、回転電機に冷媒や潤滑油等が封入される等の理由により、その内外圧が異なる場合には、コネクタはOリング等のシール部材によって気密状態を保持しつつ装着される。この種のコネクタは、回転電機の筐体から下向きまたは横向きに突出していることが好ましい。例えば、下記特許文献1には、回転電機の筐体から横向きに突出したコネクタが示されている。
しかし、車両等の構成部品やハーネス等の配置の都合により、回転電機の筐体から上向きにコネクタを装着せざるを得ない場合も生じる。この場合、シール部材の周辺が露出していると、ここに水やゴミ等が溜まり易くなる。そこで、シール部材周辺の清浄さを維持するため、コネクタに嵌合するプラグにグロメットを装着することがある。従来のグロメットは、例えば、コネクタおよびプラグの全体を覆うように、可撓性樹脂を成形したものであり、プラグをハーネスに装着する前に、ハーネスに装着される。
特開2009−195080号公報
しかし、上述した構成においては、グロメットが破損した場合、これを交換するためには、プラグをハーネスから取り外さなければならず、メンテナンスが煩雑になるという問題があった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、優れたメンテナンス性を実現できる電気接続構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明の電気接続構造にあっては、回転電機を収納するとともに、内外を貫通する貫通孔を有する筐体に適用され、前記回転電機に関する電力または信号を入出力する電気接続構造であって、前記貫通孔に挿通するコネクタと、前記コネクタの外周部と、前記貫通孔との間をシールすることにより、前記筐体の内側を気密状態に保持するシール部と、前記筐体の外側から前記シール部を覆うリング部を備えたグロメットと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、優れたメンテナンス性を実現できる。
本発明の一実施形態による電気接続構造の斜視図である。 一実施形態による電気接続構造の他の斜視図である。 一実施形態による電気接続構造の断面図である。 一実施形態による電気接続構造の他の断面図である。 一実施形態による電気接続構造の他の斜視図である。 一実施形態による電気接続構造の平面図である。 一実施形態による電気接続構造の他の断面図である。
[実施形態の構成]
図1は、本発明の一実施形態による電気接続構造Sの斜視図である。
図1において、電気接続構造Sは、図示せぬ回転電機を収納する筐体100と、コネクタ200と、グロメット300と、を有している。コネクタ200は、筐体100に固定されている。コネクタ200は、ハーネス(図示せず)に結合されたプラグ(図示せず)と嵌合し、回転電機に関する電力または信号を入出力する。
グロメット300は、リング部310と、ドーム部330と、を有し、弾性部材を一体形成したものである。リング部310は、筐体100と、コネクタ200との境界部分を外側から覆うように、略リング状に形成されている。また、ドーム部330は、筐体100の表面形状に沿って、略ドーム状に形成されている。グロメット300を構成する弾性部材としては、耐水性、耐チッピング性に優れたものが好ましく、例えばEPDM(ethylene propylene diene monomer,エチレン・プロピレン・ジエンゴム)を適用できる。
図2は、図1に示したグロメット300を除いた状態における電気接続構造Sの斜視図である。図2において、筐体100には、コネクタ200を装着するための円柱状の貫通孔110が形成されている。コネクタ200は、矩形筒部210と、円柱部220と、円錐台部240と、を有している。円柱部220は、筐体100の貫通孔110に挿通されている。また、矩形筒部210は、略矩形の筒状に形成されている。矩形筒部210の内側では、複数のピン212が略上方に突出している。また、円錐台部240は、下方向に向かって略円錐台状に広がり、矩形筒部210と円柱部220とを接続している。
また、筐体100の外面には、略半球状に突出した半球突出部120と、略半円柱状に突出した半円柱突出部130と、が形成されている。また、半球突出部120の頂上部には、略下方向に向かって略円柱状に凹んだ凹部122が形成されている。また、コネクタ200を挟んで、半球突出部120に対向する箇所において、筐体100には突起部140が形成されている。図1に示したグロメット300のドーム部330は、半球突出部120のほぼ全体と、半円柱突出部130の一部とを覆うような形状に形成されている。
図3は、グロメット300を除いた状態における電気接続構造Sの断面図である。
図3に示す上下方向は、鉛直方向であり、CLはコネクタ200の中心軸である。図示のように、コネクタ200は、矩形筒部210および円柱部220に加えて、フランジ部230を有している。フランジ部230は、円柱部220から左下方向に突出した板状部材であり、その略中央には円柱状の貫通孔232が形成されている。
また、筐体100の内面は、貫通孔232に連通するように、凹部に螺刻を施した雌ネジ部124が形成されている。また、筐体100の外面において、上述した半球突出部120は、雌ネジ部124の上端部分を囲うように形成されている。円柱部220の外周壁には、周回方向に沿って円筒状に凹んだ円筒溝222が形成されており、この円筒溝222にOリング250(シール部)が嵌めこまれている。また、円筒溝222の上方には、円筒状に突出した円筒凸部226が形成されている。そして、図示の状態において、Oリング250は、弾性変形を受けつつ、貫通孔110と円筒溝222との間に圧入され、筐体100の内部空間102の気密状態を保持している。
また、円筒凸部226と円錐台部240との間の空間は、周回方向に沿って複数の区画に区切られている。これら区切られた区画を凹部244と呼ぶ。凹部244と筐体100とに囲まれた空間は、略上方に向かって開口しているため、グロメット300(図1参照)を装着していなければ、水やゴミ等の異物が、この空間に溜まりやすくなる。
図4は、グロメット300を装着した状態における、円錐台部240周辺の縦断面図である。
グロメット300のリング部310の内周からは、円錐台部240の裾野部分を半径方向に押圧する環状凸部312と、複数の凹部244に各々嵌合する複数の回り止め凸部314(回り止め部)と、が内側に向かって突出している。上述したように、凹部244は、円錐台部240の周回方向に沿って複数設けられている。複数の回り止め凸部314は、これら凹部244とそれぞれ嵌合することにより、リング部310が周回方向に回動することを防止する。
ここで、円錐台部240と、グロメット300のリング部310とは、締め代を有している。すなわち、円錐台部240からグロメット300を取り外した状態において、リング部310の各部の内径は、対応する円錐台部240の各部の外径よりも若干小さくなっている。従って、図示のように、リング部310を円錐台部240に嵌めると、リング部310が半径方向に押し広げられる。これにより、リング部310と円錐台部240とが隙間なく密着し、両者の間から凹部244に水等が浸入することを防止する。
また、筐体100において、貫通孔110の開口部には、コネクタ200の中心軸CLに対して略直交する方向に、略平面である衝合面152が形成されている。筐体100は、この衝合面152においてグロメット300のリング部310に押圧されつつ衝合する。すなわち、環状凸部312は半径方向に広がるように押圧され、水の浸入を防止する。また、回り止め凸部314は、円錐台部240によって下方に押圧され、これによってグロメット300は衝合面152に押圧される。
グロメット300が衝合面152に押圧されることにより、筐体100とグロメット300とが密着し、衝合面152を伝って外部から凹部244に水等が浸入しにくくなっている。また、衝合面152の外周には、中心軸CLから離れるほど下方に向かう尾根部154が形成されている。尾根部154は、外部から見ると、かけ上がり構造になっており、尾根部154を伝って外部から凹部244に水等が浸入しにくくなっている。
図5は、グロメット300を外した状態における電気接続構造Sの斜視図であり、グロメット300は斜め下から見た状態になっている。また、図5において、上述した衝合面152にはメッシュを付している。
図示のように、ドーム部330の下面には、下方向に向かって突出する小円柱状の位置決め突起332が形成されている。また、グロメット300のリング部310からは、4箇所において回り止め凸部314が内側に向かって突出している。
位置決め突起332は、半球突出部120の凹部122に嵌合する。これにより、位置決め突起332および凹部122は、グロメット300の装着位置を位置決めする手段になる。また、上述したように、複数の回り止め凸部314はコネクタ200の複数の凹部244と嵌合するため、これらはグロメット300の回動を防止する手段になる。
図6は、コネクタ200を取り除いてグロメット300を装着した状態において、コネクタ200の中心軸CL(図3参照)から見た、電気接続構造Sの平面図である。
図示の状態では、凹部122と、位置決め突起332とは嵌合しており、回り止め凸部314は、リング部310から内側に向かって突出している。
図7は、電気接続構造Sの断面図であり、特に、筐体100の半球突出部120および突起部140を経由する断面を示す。
図7において突起部140は衝合面152よりも高くなっているが、衝合面152と突起部140の間には、上述したように尾根部154が形成されている。従って、突起部140とグロメット300の間から水等が浸入したとしても、尾根部154において、かけ上がり構造が形成されているため、当該部分を伝って外部から凹部244に水等が浸入しにくくなっている。
また、半球突出部120と衝合面152との間には、尾根部154は形成されていないが、図示のように半球突出部120の右側面部126は、外部から見て、かけ上がり構造になっている。従って、半球突出部120とグロメット300の間を伝って外部から凹部244に水等が浸入しにくくなっている。
上記構成において、電気接続構造Sを組み立てる場合には、まずコネクタ200にOリング250を装着し、コネクタ200を下方から貫通孔110に挿入する。次に、貫通孔232および雌ネジ部124に図示せぬボルトを挿通し締め付けると、コネクタ200が筐体100に固定される。そして、グロメット300の位置決め突起332を半球突出部120の凹部122に合わせ、グロメット300を下方向に押し込むと、図7に示すように、グロメット300が筐体100およびコネクタ200に装着される。
また、何らかの理由によりグロメット300が破損した場合は、破損したグロメット300を引き抜き、新たなグロメット300を装着するとよい。従って、コネクタ200に嵌合するプラグ(図示せず)をハーネス(図示せず)から取り外すことなくグロメット300を交換することができる。
[実施形態の効果]
以上説明したように本実施形態の電気接続構造(S)は、貫通孔(110)に挿通するコネクタ(200)と、コネクタ(200)の外周部と、貫通孔(110)との間をシールすることにより、筐体(100)の内側を気密状態に保持するシール部(250)と、筐体(100)の外側からシール部(250)を覆うリング部(310)を備えたグロメット(300)と、を備える。
これにより、例えば、コネクタ(200)に嵌合するプラグをハーネスから取り外す等の手間が不要になり、優れたメンテナンス性を実現できる。
また、グロメット(300)は、コネクタ(200)の軸方向への相対位置変化を抑制する抜け止め部(314)を有するとともに、コネクタ(200)の周回方向への相対位置変化を抑制する回り止め部(314)を有するため、グロメット(300)を安定して装着できる。
また、グロメット(300)は、コネクタ(200)の外周部と接する何れかの位置に締め代を有するとともに、コネクタ(200)の挿通箇所における筐体(100)の外面よりも低い位置から挿通箇所に渡って筐体(100)を覆うため、水等の浸入を抑制できる。
[変形例]
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。上述した実施形態は本発明を理解しやすく説明するために例示したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、上記実施形態の構成に他の構成を追加してもよく、構成の一部について他の構成に置換をすることも可能である。
例えば、上記実施形態においては、グロメット300に適用する弾性部材としてEPDMを適用した例を説明したが、グロメット300の材質は、EPDMに限られるものではなく、筐体100およびコネクタ200に装着できるものであれば、種々の弾性部材を適用することができる。
100 筐体
110 貫通孔
200 コネクタ
250 Oリング(シール部)
300 グロメット
310 リング部
314 回り止め凸部(抜け止め部、回り止め部)
S 電気接続構造

Claims (5)

  1. 回転電機を収納するとともに、内外を貫通する貫通孔を有する筐体に適用され、前記回転電機に関する電力または信号を入出力する電気接続構造であって、
    前記貫通孔に挿通するコネクタと、
    前記コネクタの外周部と、前記貫通孔との間をシールすることにより、前記筐体の内側を気密状態に保持するシール部と、
    前記筐体の外側から前記シール部を覆うリング部を備えたグロメットと、
    を備えることを特徴とする電気接続構造。
  2. 前記グロメットは、前記コネクタの軸方向への相対位置変化を抑制する抜け止め部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気接続構造。
  3. 前記グロメットは、前記コネクタの周回方向への相対位置変化を抑制する回り止め部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の電気接続構造。
  4. 前記グロメットは、前記コネクタの外周部と接する何れかの位置に、締め代を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の電気接続構造。
  5. 前記グロメットは、前記コネクタの挿通箇所における前記筐体の外面よりも低い位置から前記挿通箇所に渡って前記筐体を覆う
    ことを特徴とする請求項4に記載の電気接続構造。
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