JP2018132364A - 流量異常検知装置、流量異常検知ユニット、流体供給装置および流量異常検知方法 - Google Patents

流量異常検知装置、流量異常検知ユニット、流体供給装置および流量異常検知方法 Download PDF

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Yukari Yazaki
由梨香 矢崎
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Abstract

【課題】流体に非接触で流量異常を迅速に検知することができる流量異常検知装置、流量異常検知ユニット、流体供給装置および流量異常検知方法を提供する。
【解決手段】圧力センサ2によってチューブ10の形状変化を測定して血液の流量異常を検知することにより、流量が変化したか否かを応答性良く検出し、流量異常を迅速に検知することができる。また、圧力センサ2によってチューブ10の形状変化を外側から測定することで、血液に非接触で流量異常を検知することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、流量異常検知装置、流量異常検知ユニット、流体供給装置および流量異常検知方法に関する。
一般に、管状部材によって形成される流路を通過する流体の流量を測定するための流量計として、流体に直接的に接触することで流量を測定する接触式の流量計が知られている。このような流量計を管状部材に設けるためには、管状部材の一部を切り取るような加工が必要となり、配置の自由度が低いという不都合があった。
これに対し、流体に非接触で流量を測定する非接触式の流量計として、流量センサの取り付け姿勢に応じて検出信号をゼロ点補正する熱式流量計が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された熱式流量計では、測定のために管状部材を切り取るような加工が必要なく、配置の自由度が高い。
特開2004−093179号公報
ところで、管状部材として可撓性を有するチューブ等が用いられる場合、管状部材に過度な屈曲や折れ等が生じることにより、流体が正常に流れなくなってしまうことがある。このような流量異常を検知するために、特許文献1に記載されたような熱式流量計を用いて流量を測定し、流量変化を検出する方法が考えられる。
しかしながら、熱式流量計等の非接触式の流量計では、流量を直接的に測定せず、測定した温度等のパラメータに基づいて流量を算出するものであるため、換算が必要となる。即ち、流量を取得するための時間が長く(応答性が悪く)、流量変化を迅速に検出することが困難であった。そこで、流体に非接触で流量異常を迅速に検知することが求められていた。
本発明の目的は、流体に非接触で流量異常を迅速に検知することができる流量異常検知装置、流量異常検知ユニット、流体供給装置および流量異常検知方法を提供することにある。
本発明の流量異常検知装置は、可撓性の管状部材を通過する流体の流量異常を検知するための流量異常検知装置であって、前記管状部材の形状変化を外側から測定する測定部を備え、前記測定部によって測定した前記形状変化に基づき、前記流体の流量異常を検知することを特徴とする。
このような本発明によれば、管状部材の形状変化に基づいて流量異常を検知することにより、流量そのものを算出する必要がなく、流量が変化したか否かを応答性良く検出し、流量異常を迅速に検知することができる。このとき、例えば流量と形状との関係を予め測定したりシミュレーションにより求めたりし、この関係を記憶しておけば、測定した形状変化から容易に流量が変化したか否かを検出することができる。また、管状部材の形状変化を外側から測定することで、流体に非接触で流量異常を検知することができる。
この際、本発明の流量異常検知装置では、前記測定部は、前記管状部材の外表面に接触することにより、該管状部材の径方向における形状変化を測定することが好ましい。可撓性の管状部材が折れて流量が減少した場合、折れた位置よりも上流側では管状部材の内圧が上昇して拡径し、下流側では内圧が低下して縮径しようとする。従って、径方向における形状変化を測定することにより、流体の流量異常を精度良く且つ容易に検知することができる。
また、本発明の流量異常検知装置では、前記管状部材と前記測定部とを互いに押し付けることによって該管状部材を径方向内方に予め変形させる変形手段を備えることが好ましい。このような構成によれば、管状部材を径方向内方に予め変形させることにより、流量が正常な値から減少した場合に管状部材が縮径しやすくなり、流量の減少を検出しやすくすることができる。尚、変形手段は、自然状態(流体が流れていない状態)を基準として管状部材を予め変形させてもよいし、所定の流量の流体が流れて拡径した状態を基準として管状部材を予め変形させてもよい。
また、本発明の流量異常検知装置では、前記測定部は、センサ部を備え、前記管状部材によって該センサ部に加えられる圧力を測定することが好ましい。このような構成によれば、管状部材の外表面に接触する測定部のセンサ部に加わる圧力を測定することにより、管状部材の微小な形状変化も検出することができ、流量異常の検出精度を向上させることができる。尚、一般的な圧力センサは、センサ部に圧力(荷重)が加わることによる歪み(微視的な変位量)に基づいて圧力を測定しており、圧力の変化を検出すれば、測定対象である管状部材の形状変化を検出することができる。また、本発明における「管状部材の形状変化」には、肉眼でわかるような形状変化だけでなく、圧力を測定することで検出されるような微視的な形状変化も含む。
一方、本発明の流量異常検知ユニットは、可撓性の管状部材を通過する流体の流量異常を検知する流量異常検知ユニットであって、上記いずれかに記載の流量異常検知装置と、前記管状部材を通過する流体の流量を測定する流量計と、を備えることを特徴とする。このような本発明によれば、流量計によって絶対的な流量を測定しつつ、流量異常検知装置によって形状変化を迅速に検出し、流量異常を検知することができる。尚、流量計は、超音波流量計や熱式流量計等の非接触式のものであってもよいし、接触式のものであってもよい。
この際、本発明の流量異常検知ユニットでは、前記流量異常検知装置及び前記流量計の測定結果に基づいて外部に信号を送信する制御手段を備え、前記制御手段は、前記流量異常検知装置が流量異常を検知した場合に第1信号を送信し、前記流量計が測定した前記流体の流量が流量閾値以下となった場合に第2信号を送信することが好ましい。
このような構成によれば、流量異常検知装置と流量計とがそれぞれの検出結果に応じて信号を外部に送信することで、それぞれの特性を相補的に利用することができる。即ち、流量異常検知装置は、上記のように迅速に流量異常を検知することができ、流量計は、絶対的な流量を測定することから、実際に流量が減少したことを精度良く検出することができ、両者の長所を利用して流量異常を検知することができる。
一方、本発明の流体供給装置は、可撓性の管状部材と、流体を一方側から他方側に供給するためのポンプと、上記いずれかに記載の流量異常検知ユニットと、を備え、前記流量異常検知装置及び前記流量計の測定結果に基づき、前記管状部材を通過する流体の流量異常を検知することを特徴とする。このような本発明によれば、上記のような流量異常検知ユニットを備えることで、迅速に且つ精度良く流量異常を検知することができる。
一方、本発明の流量異常検知方法は、可撓性の管状部材を通過する流体の流量異常を検知する流量異常検知方法であって、前記管状部材の形状変化を外側から測定し、測定した前記形状変化に基づき、前記流体の流量異常を検知することを特徴とする。このような本発明によれば、上記の流量異常検知装置と同様に、流体に非接触で迅速に流量異常を検知することができる。
本発明の流量異常検知装置、流量異常検知ユニット、流体供給装置および流量異常検知方法によれば、外側から測定した管状部材の形状変化に基づいて流体の流量異常を検知することで、流体に非接触で流量異常を迅速に検知することができる。
本発明の実施形態に係る流体供給装置を示すシステム図である。 前記流体供給装置に設けられる流量異常検知装置を示す斜視図である。 前記流量異常検知装置を示す断面図である。 前記流体供給装置が備える流量異常検知ユニットを示すブロック図である。 前記流体供給装置の流量異常検知ユニットが実行する圧力変化検出処理の手順の一例を示すフローチャートである。 前記流量異常検知ユニットが実行する流量測定処理の手順の一例を示すフローチャートである。 前記流体供給装置の管状部材を通過する流体の実際の流量の時間変化、前記流量異常検知装置による測定圧力の時間変化、及び流量計による取得流量の時間変化の一例を示すグラフである。 前記流量異常検知装置による測定圧力の時間変化の他の一例を示すグラフである。 前記流量異常検知装置による測定圧力の時間変化の他の一例を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の流体供給装置100は、人工透析のために流体としての血液を循環させる流体循環装置であって、動脈側端部100Aから静脈側端部100Bにかけて順に、血液を動脈側端部100A側から静脈側端部100B側に供給ためのポンプとしてのローラポンプ101と、抗凝固剤を投与するための抗凝固剤投与部102と、薬液が投与されるとともに撹拌されるチャンバ103と、血液を濾過するフィルタを有した濾過器104と、透析装置105と、流量計としての超音波流量計106と、ローラポンプ107によって置換液投与部108から送り込まれたAFBF専用炭酸水素ナトリウム置換液を撹拌するためのチャンバ109と、を備える。動脈側端部100Aは患者の動脈に接続され、静脈側端部100Bは静脈に接続される。
流体供給装置100の各部は、可撓性の管状部材としてのチューブ10によって形成された経路に設けられている。チューブ10における複数の測定位置P1〜P3のうち少なくとも一箇所には、流量異常検知装置としての圧力センサ2が設けられている(図示の例では、動脈側端部100A近傍の測定位置P1に設けられている)。このとき、流体供給装置100の使用のタイミングに応じて適宜な測定位置P1〜P3に圧力センサ2を設ければよく、例えば端部100A、100Bを患者に接続した直後には、この近傍の測定位置P1、P3に設け、接続が正常であることを確認した後に、循環経路の途中の測定位置P2に設けてもよい。また、測定位置P1〜P3以外の適宜な位置を測定位置として圧力センサ2を設けてもよいし、同時に複数の位置に圧力センサ2を設けてもよい。
チューブ10は、例えば塩化ビニル樹脂やシリコーン樹脂等の軟質な樹脂材料によって構成されることで可撓性を有する。尚、チューブ10は、ローラポンプ101の送液による圧力によって変形可能な程度に可撓性を有する。チューブ10によって形成された流路を、ローラポンプ101によって送液された適宜な流量の血液が循環するようになっている。尚、本実施形態の流体供給装置100は、流体循環装置であるが、単体で閉回路を形成するものではない。即ち、流体供給装置100は、両端が同一の対象(人体)に接続され、一端から流体が導入されて他端から流体が導出されるものであり、「循環」にはこのような形態も含むものとする。また、流体を一方側から他方側に供給する際に、この経路を閉回路とすれば、流体は循環する。即ち、流体を循環させる構成は、流体を一方側から他方側に供給する構成の一形態である。
超音波流量計106は、チューブ10の外側から内側に向けて、径方向に対して傾斜して進行する超音波を放射するとともに、血液を伝搬した超音波を測定することにより、チューブ10を通過する血液の流量を非接触で測定する。具体的には、流体の通過方向に沿った超音波と、逆方向に沿った超音波と、を放射するとともに、これら2種類の超音波について、放射から測定までに要する時間差に基づいて流量を算出する。尚、血液の流量を測定する流量計として、超音波流量計106以外に、熱式流量計を用いてもよいし、接触式の流量計を用いてもよい。
圧力センサ2は、図2に示すように、ケース21と、測定部としてのセンサ本体22と、を有し、チューブ10の外側に取り付けられることでチューブ10の形状変化を測定するように構成されている。
ケース21は、平面視略正方形の板状のケース本体211と、ケース本体211の上面を覆うように形成された蓋部212と、ケース本体211に蓋部212を回動可能に支持するヒンジ部213と、を有し、例えばチューブ10よりも硬質な樹脂材料によって構成されている。ケース本体211において、ヒンジ部213が一辺に設けられ、その対向する辺には、蓋部212を係止するための係止部214が設けられている。これにより、図2(C)に示すように蓋部212を閉じた状態が維持されるようになっている。
ケース本体211の上面には、ヒンジ部213が設けられた辺に沿って延びる第1溝211Aが形成されている。尚、図示の例では、第1溝211Aがヒンジ部213の近傍に形成されているが、第1溝211Aは、ヒンジ部213と係止部214との中間部に形成されてもよいし、係止部214の近傍に形成されてもよい。
蓋部212の下面には、第1溝211Aに対応する位置に、第1溝211Aに沿って延びる第2溝212Aが形成されている。第2溝212Aの溝幅は、第1溝211Aの溝幅と同程度となっている。
ケース本体211に対して蓋部212を閉じると、図3に示すように、第1溝211Aと第2溝212Aとによって、両端が開口した四角筒状のチューブ収容部215が形成される。即ち、図2(B)に示すように第1溝211Aにチューブ10を配置した状態で蓋部212を閉じることにより、図2(C)に示すようにチューブ10に対して圧力センサ2が取り付けられる。
センサ本体22は、チューブ10の外表面に接触するセンサ部221と、センサ部221によって測定した圧力を圧力センサ2外部に出力するための基板部222と、を有してケース本体211に内蔵される。センサ部221は、第1溝211Aの底面に設けられる。基板部222は、ケース本体211における第1溝211Aよりも係止部214側に内蔵され、ケース本体211の下面に形成された開口部を通過するように信号線が外部に引き出される。
チューブ収容部215は、チューブ10の長手方向から見て長方形状に形成されており、溝211A、212Aの底面同士の間隔(溝の深さの和)が、自然状態(血液が流れていない状態)のチューブ10の外径(第1溝211Aの底面と図3の破線との間隔)よりも小さい。従って、チューブ収容部215に収容されたチューブ10は、溝211A、212Aの底面によって挟み込まれて圧縮される。このとき、第1溝211Aの底面にはセンサ本体22のセンサ部221が設けられていることから、ケース21は、チューブ10とセンサ部221とを互いに押し付けることによってチューブ10を径方向内方に予め変形させる変形手段として機能する。
溝211A、212Aの溝幅は、チューブ収容部215内でチューブ10が動かないような大きさに設定されていればよく、自然状態のチューブ10の外径と同程度であってもよいし、この外径よりも多少小さくてもよい。
尚、ケース本体と蓋部との両方に溝が形成されていなくてもよく、これらのうち少なくとも一方に溝が形成され、溝の底面と、この底面に対向する面と、によってチューブ10が挟み込まれ、センサ部221がチューブ10に接触すればよい。また、チューブ収容部は、チューブ10が変形可能なように、チューブ10の外周面とは異なる断面形状を有することが好ましい。
また、チューブ10が変形しやすい場合には、溝211A、212Aの底面同士の間隔は、自然状態のチューブ10の外径以上であってもよい。即ち、所定の流量(例えば正常な状態における流量)が流れることでチューブ10が拡径される場合には、溝211A、212Aの底面同士の間隔を、拡径されたチューブ10の外径よりも小さくすれば、チューブ10を径方向内方に予め変形させることができる。
チューブ収容部215にチューブ10が収容された状態において、血液の流量が増加するとチューブ10が拡径し、流量が減少するとチューブ10が縮径する。センサ本体22は、センサ部221がチューブ10の外表面に接触していることで、チューブ10の径方向における形状変化を外側から測定する。
ここで、センサ本体22による圧力測定および形状変化の測定の詳細について説明する。センサ本体22は、例えば歪みゲージを有することにより、外部から加わった圧力(荷重)による歪みを電気信号に変換し、圧力を測定する。チューブ収容部215にチューブ10が収容された状態において、チューブ10の外径が変化しようとすると、センサ部221に加わる圧力が変化して測定値が変化する。逆に、圧力センサ2の測定値が変化した場合、センサ部221に歪みが生じており、チューブ10の外径にも何らかの変化が生じている。従って、センサ部221に加わる圧力変化を検出することと、チューブ10の外径の変化(形状変化)を検出することと、は等しい。また、圧力の変化が検出される場合のチューブ10の外径の変化量は、肉眼ではわからない程度に微量であってもよく、即ち、圧力センサ2はチューブ10の微視的な形状変化を検出するものであってもよい。
以上のような流体供給装置100は、図4に示すように、血液の流量を表示するとともにローラポンプ101を制御するコンソールユニット3と、圧力センサ2及び超音波流量計106の測定結果に基づいてコンソールユニット3に信号を送信する制御手段4と、をさらに備える。圧力センサ2と、超音波流量計106と、制御手段4と、が流量異常検知ユニット200を構成する。流量異常検知ユニット200が血液の流量異常を検知し、制御手段4によってコンソールユニット3に対して信号を送信する手順の一例について以下に説明する。
制御手段4は、ローラポンプ101の駆動開始とともに、図5に示すような圧力変化検出処理を開始する。このとき、例えばコンソールユニット3からローラポンプ101に送信される駆動信号を受信することで駆動開始を検知すればよい。制御手段4は、まず血液が正常に循環している場合のチューブ10の外側の圧力(基準圧力PR0)を取得する(ステップS1)。このとき、ローラポンプ101の送液量と圧力との関係を予め記憶しておくとともに送液量に基づいて基準圧力PR0を取得してもよいし、ローラポンプ101が駆動開始してから所定時間が経過し、圧力センサ2による測定値が安定したらこの測定値を基準圧力PR0としてもよい。
次に、制御手段4は、圧力センサ2によってチューブ10の外側の圧力PRを測定し(ステップS2)、測定した圧力PRと基準圧力PR0との差の絶対値が、圧力差閾値ΔPR1以上であるか否かを判定する(ステップS3)。尚、圧力差閾値ΔPR1は、測定した圧力PRが基準圧力PR0よりも大きい場合と小さい場合とで異なる値が設定されていてもよい。また、圧力センサ2は上記のように歪みに基づいて圧力を測定するものであるが、圧力センサ2がチューブ10の歪み量(外径)を出力することにより、ステップS2、S3において、圧力ではなくチューブ10の外径を測定および判定してもよい。
測定した圧力PRと基準圧力PR0との差の絶対値が圧力差閾値ΔPR1よりも小さい場合(ステップS3でN)、制御手段4は、後述する第1警告信号の送信を停止するとともに圧力変化フラグを0とし(ステップS4)、ステップS2に戻って圧力PRの測定を繰り返す。一方、測定した圧力PRと基準圧力PR0との差の絶対値が圧力差閾値ΔPR1以上である場合(ステップS3でY)、制御手段4はチューブ10を通過する流体の流量異常を検知し、コンソールユニット3に第1信号としての第1警告信号を送信する(ステップS5)。第1警告信号を受信したコンソールユニット3は、例えば警報を発生すればよい。
次に、制御手段4は、チューブ10の圧力PRの変化速度Vrを算出し(ステップS6)、変化速度Vrの絶対値が変化速度閾値Vr0以上であるか否かを判定する(ステップS7)。尚、チューブ10の圧力PRが上昇する場合の変化速度Vrを正とし、低下する場合の変化速度Vrを負とする。また、変化速度閾値Vr0は、変化速度Vrが正の場合と負の場合とで異なる値が設定されていてもよい。圧力センサ2が歪み量を出力することにより、ステップS6、S7において、圧力ではなくチューブ10の外径の変化速度を算出および判定してもよい。変化速度Vrの絶対値が変化速度閾値Vr0よりも小さい場合(ステップS7でN)、圧力変化フラグを1とし(ステップS8)、ステップS2に戻る。
一方、変化速度Vrの絶対値が変化速度閾値Vr0以上である場合(ステップS7でY)、制御手段4は、停止信号をコンソールユニット3に送信し(ステップS9)、圧力変化検出処理を終了する。停止信号を受信したコンソールユニット3は、ローラポンプ101の動作を停止すればよい。
制御手段4は、上記の圧力変化検出処理と並行して、図6に示すような流量測定処理を実行する。制御手段4は、まず超音波流量計106の測定値に基づいて流速を算出し、血液の流量Fを算出する(ステップS10)。次に、制御手段4は、圧力変化検出処理における圧力変化フラグが1であるか否かを判定する(ステップS11)。圧力変化フラグが1でない場合(ステップS11でN)、制御手段4は、ステップS10で算出した流量Fをコンソールユニット3に送信し(ステップS12)、ステップS10に戻る。このとき、コンソールユニット3は、受信した流量Fを表示すればよい。一方、圧力変化フラグが1である場合(ステップS11でY)、制御手段4は、ステップS10で算出した流量Fが流量閾値F0以下となるか否かを判定する(ステップS13)。このとき、流量閾値F0は、例えば0であればよい。
流量Fが流量閾値F0よりも大きい場合(ステップS13でN)、制御手段4は、ステップS12に進む。一方、流量Fが流量閾値F0以下となる場合(ステップS13でY)、制御手段4は、第2信号として、第2警告信号をコンソールユニット3に送信し(ステップS14)、流量測定処理を終了する。第2警告信号を受信したコンソールユニット3は、例えばローラポンプ101を停止させればよい。
流体供給装置100は、流量異常検知ユニット200が上記のような圧力変化検出処理および流量測定処理を実行することで、圧力センサ2および超音波流量計106の測定結果に基づいて、チューブ10を通過する血液の流量異常を検知する。
次に、流体供給装置100の動作について、具体例を挙げて説明する。圧力センサ2が測定位置P2に設けられた状態において、測定位置P2よりも下流側においてチューブ10が折れてしまい血液が流れにくくなった場合における、超音波流量計106が設けられた位置での実際の流量の時間変化と、圧力センサ2が測定する測定圧力PRの時間変化と、超音波流量計106が取得する流量(取得流量)Fの時間変化と、を図7のグラフに示す。
ローラポンプ101は、所定の周波数および振幅を有するように流量を増減させつつ(即ち脈動を有するように)血液を循環させる。従って、測定圧力および取得流量も脈動に応じて増減するが、閾値と比較する際には、一周期分の平均値や積分値を用いればよい。チューブ10が折れた時点をt0とすると、時点t0以降において実際の流量が減少して0に近づいていく。
このとき、折れた位置よりも上流側において、時点t0からチューブ10内の圧力が上昇するため、測定圧力PRが上昇し始める。尚、折れた位置と測定位置P2とが近い場合には時点t0からすぐに測定圧力PRが上昇し始めるが、これらの位置が離れている場合には、測定圧力PRは時点t0から多少遅れて上昇し始める。一方、取得流量Fは、測定値に基づいて流量を算出するための処理時間が必要であることから、時点t0から遅れて減少し始める(時点t1)。
測定圧力PRが、基準圧力PR0よりも圧力差閾値以上大きくなると(時点t2)、第1警告信号が送信され、コンソールユニット3が警報を発生する。このとき、圧力差閾値として、圧力が高くなる場合の閾値ΔPR1(+)を用いる。また、時点t2以降において圧力の変化速度vrが変化速度閾値Vr0以上であるか否かが判定される。このとき、測定圧力PRのグラフの仮想的な傾きが変化速度Vrに対応し、この傾きは、図示の例では変化速度閾値Vr0の傾き(一点鎖線)よりも小さい。従って、圧力変化フラグは1となるものの、ローラポンプ101は停止しない。
時点t2において圧力変化フラグが1となるため、それ以降において取得流量Fが流量閾値F0以下であるか否かが判定される。取得流量Fが流量閾値F0以下となると(時点t3)、第2警告信号が送信され、ローラポンプ101が停止する。
また、チューブ10の折れ方によっては、血液がさらに流れにくくなり、図8に示すように測定圧力が急激に上昇し、変化速度vrが変化速度閾値Vr0以上となる場合がある。このような場合には、時点t2の直後に(即ち取得流量Fが流量閾値F0以下になるよりも先に)ローラポンプ101が停止する。
図7には、測定位置P2よりも下流側においてチューブ10が折れた場合の各パラメータの変化を例示したが、測定位置よりも上流側においてチューブ10が折れることもある。この場合、測定位置においてチューブ10内の圧力が低下することから、測定圧力PRは図9に示すように時間変化する。
このとき、測定圧力PRが、基準圧力PR0よりも圧力差閾値以上小さくなると(時点t4)、第1警告信号が送信される。このとき、折れた位置の下流側における圧力低下速度は、上流側における圧力上昇速度よりも遅い場合がある。そこで、図示するように、圧力差閾値として、圧力が低下する場合の閾値ΔPR1(−)を用いればよい。閾値ΔPR1(−)を閾値ΔPR1(+)よりも小さく設定すれば、短時間で流量変化を検出することができる。また、圧力が上昇する場合も低下する場合も同じ圧力差閾値を用いてもよく、このように閾値を設定すれば、圧力が低下する場合でも精度良く流量変化を検出することができる。
上記の例では、血液が正常に循環している状態から流量異常が生じた場合に、流量異常検知ユニット200が流量異常を検知するものとしたが、流量異常検知ユニット200は、ローラポンプ101の駆動開始直後における流量異常を検知してもよい。チューブ10が折れた状態でローラポンプ101を駆動させると、流体供給装置100全体として見た流量はほぼ0となり、折れた位置よりも上流側でチューブ10の内圧が上昇し、下流側では内圧は変化しない。圧力センサ2よりも下流側でチューブ10が折れた場合には、上記の例と同様に測定圧力PRが上昇することから、同様に流量異常を検知することができる。一方、圧力センサ2よりも上流側でチューブ10が折れた場合には、測定圧力PRは変化しないが、例えば、ローラポンプ101の駆動を開始してから所定時間経過しても測定圧力PRが変化しなければ流量異常が生じていると判断すればよい。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。即ち、圧力センサ2によってチューブ10の形状変化を測定して血液の流量異常を検知することにより、流量が変化したか否かを応答性良く検出し、流量異常を迅速に検知することができる。また、圧力センサ2によってチューブ10の形状変化を外側から測定することで、血液に非接触で流量異常を検知することができる。
また、圧力センサ2が、チューブ10の径方向における形状変化を測定することから、血液の流量異常を精度良く且つ容易に検知することができる。
また、変形手段としてのケース21が、チューブ10を径方向内方に予め変形させることにより、流量が正常な値から減少した場合にチューブ10が縮径しやすくなり、流量の減少を検出しやすくすることができる。
また、チューブ10の形状変化を測定する測定部として、圧力センサ2のセンサ本体22を用いることで、チューブ10の微小な形状変化も検出することができ、流量異常の検出精度を向上させることができる。
また、流量異常検知ユニット200が超音波流量計106および圧力センサ2を備えることで、超音波流量計106によって絶対的な流量を精度良く測定しつつ、圧力センサ2によって形状変化を迅速に検出し、流量異常を検知することができる。
このとき、圧力センサ2と超音波流量計106とがそれぞれの閾値に応じて信号を外部に送信することで、それぞれの特性を相補的に利用して流量異常を検知することができる。
また、流体供給装置100が流量異常検知ユニット200を備えることで、迅速に且つ精度良くローラポンプ101によって循環する血液の流量異常を検知することができ、警報を発生したりローラポンプ101を停止したりし、適切に対処することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、圧力センサ2のケース21が変形手段として機能し、チューブ10を予め変形させるものとしたが、流量の減少時にチューブ10内が負圧となり縮径しやすい場合には、予め変形させなくても流量異常を検知することができる。また、圧力センサは、変形手段を備えずに流量の増加時のみ流量異常を検知するものであってもよい。
また、前記実施形態では、チューブ10の径方向における形状変化を測定するために圧力を測定するものとしたが、例えば、紐状部材や帯状部材をチューブ10の外周に巻き付けて周長を測定することにより、チューブ10の径方向における形状変化を測定してもよい。
また、前記実施形態では、流量異常検知装置としての圧力センサ2は、測定部としてのセンサ本体22をチューブ10の外表面に接触させることにより、径方向における形状変化を測定するものとしたが、流量異常検知装置は、チューブ10における径方向以外の形状変化を測定するものであってもよい。
流量異常検知装置は、チューブ10における軸方向の形状変化(軸方向寸法の変化)を測定してもよい。即ち、チューブ10内の流量が増加すると、チューブ10が伸び変形しようとすることから、例えば軸方向に離隔した2つの識別部をチューブ10に形成しておき、識別部同士の間隔を測定することで流量異常を検知してもよい。また、チューブ10が多少の捩れや屈曲等を有して自然状態(直線状に伸びた状態)から変形した状態で配索される部分では、内圧が上昇するとチューブ10が直線状に戻ろうとする。流量異常検知装置は、このようなチューブ10の性質を利用して形状変化を測定してもよい。
また、流量異常検知装置は、チューブ10に非接触で形状変化を測定してもよい。例えば、光や音波をチューブ10に対して放射し、その反射を測定することにより、形状変化を測定してもよい。
また、前記実施形態では、流量異常検知装置としての圧力センサ2が流体供給装置100において超音波流量計106と組み合わせて使用されるものとしたが、流量異常検知装置を単独で用いて流量異常を検知してもよい。
また、前記実施形態では、流体供給装置100が、流体(血液)を循環させるものとしたが、流体供給装置は、流体を循環させずに単に一方側から他方側に供給するものであってもよい。また、前記実施形態では、人工透析のための流体供給装置100に流量異常検知装置としての圧力センサ2が用いられるものとしたが、流量異常検知装置が用いられる流体供給装置は、流体が可撓性の管状部材を通過するものであれば医療以外の分野において利用されてもよく、例えば半導体の製造時に洗浄液等を供給するものであってもよいし、農業において液体肥料や水等を供給するものであってもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、制御方法及び手順、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質、制御方法及び手順などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質、制御方法及び手順などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した記載は、本発明に含まれるものである。
100 流体供給装置
101 ローラポンプ(ポンプ)
106 超音波流量計(流量計)
2 圧力センサ(流量異常検知装置)
4 制御手段
21 ケース(変形手段)
22 センサ本体(測定部)
10 チューブ(管状部材)
200 流量異常検知ユニット

Claims (8)

  1. 可撓性の管状部材を通過する流体の流量異常を検知するための流量異常検知装置であって、
    前記管状部材の形状変化を外側から測定する測定部を備え、
    前記測定部によって測定した前記形状変化に基づき、前記流体の流量異常を検知することを特徴とする流量異常検知装置。
  2. 前記測定部は、前記管状部材の外表面に接触することにより、該管状部材の径方向における形状変化を測定することを特徴とする請求項1に記載の流量異常検知装置。
  3. 前記管状部材と前記測定部とを互いに押し付けることによって該管状部材を径方向内方に予め変形させる変形手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の流量異常検知装置。
  4. 前記測定部は、センサ部を備え、前記管状部材によって該センサ部に加えられる圧力を測定することを特徴とする請求項2又は3に記載の流量異常検知装置。
  5. 可撓性の管状部材を通過する流体の流量異常を検知する流量異常検知ユニットであって、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の流量異常検知装置と、
    前記管状部材を通過する流体の流量を測定する流量計と、を備えることを特徴とする流量異常検知ユニット。
  6. 前記流量異常検知装置及び前記流量計の測定結果に基づいて外部に信号を送信する制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記流量異常検知装置が流量異常を検知した場合に第1信号を送信し、前記流量計が測定した前記流体の流量が流量閾値以下となった場合に第2信号を送信することを特徴とする請求項5に記載の流量異常検知ユニット。
  7. 可撓性の管状部材と、流体を一方側から他方側に供給するためのポンプと、請求項5又は6に記載の流量異常検知ユニットと、を備え、
    前記流量異常検知装置及び前記流量計の測定結果に基づき、前記管状部材を通過する流体の流量異常を検知することを特徴とする流体供給装置。
  8. 可撓性の管状部材を通過する流体の流量異常を検知する流量異常検知方法であって、
    前記管状部材の形状変化を外側から測定し、測定した前記形状変化に基づき、前記流体の流量異常を検知することを特徴とする流量異常検知方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102230121B1 (ko) * 2019-10-18 2021-03-19 재단법인대구경북과학기술원 유체 특성 측정 장치

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