JP2018130713A - 密閉・密封容器専用攪拌システム。 - Google Patents

密閉・密封容器専用攪拌システム。 Download PDF

Info

Publication number
JP2018130713A
JP2018130713A JP2017041069A JP2017041069A JP2018130713A JP 2018130713 A JP2018130713 A JP 2018130713A JP 2017041069 A JP2017041069 A JP 2017041069A JP 2017041069 A JP2017041069 A JP 2017041069A JP 2018130713 A JP2018130713 A JP 2018130713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
sealed
stirring
dedicated
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017041069A
Other languages
English (en)
Inventor
一昭 溝口
Kazuaki Mizoguchi
一昭 溝口
浩二 大坂
Koji Osaka
浩二 大坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2017041069A priority Critical patent/JP2018130713A/ja
Publication of JP2018130713A publication Critical patent/JP2018130713A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】酒類などの製造時において、1次的調整における貯蔵過程では様々な産業用手段が開発されているが、瓶詰め後における2次的調整貯蔵手段に関して何ら進展を見ておらず、依然として広いスペースや長期の時間を要する自然法において行われている。また、醸造酒のみならず、蒸留酒の焼酎等でも瓶詰後の2次的調整貯蔵の導入に向けての検討が行われており、その需要の高まりに対しても簡単な構成にて産業的使用〜一般にても利用可能な汎用性の高い改質調整手段が望まれている。【解決手段】自転回転装置と、底面に撹拌突起部を有する専用撹拌容器との組み合わせによる遠心力と接触抵抗流との同時双負荷方式とすることでは、密閉・密封容器内成分への連続的最適負荷を可能としてより良好な撹拌改質に働きかけるという効果を発揮することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、自転回転の遠心力と撹拌突起部付き容器の接触流との双負荷を利用した、密閉又は密封容器内成分への効果的な撹拌に働きかける方法とそのシステムに関するものである。
飲食に供する酒類は、醸造酒と蒸留酒とを問わず一般的にメーカーにおける製造過程において貯蔵タンク内で一定期間貯蔵して酒質を安定させた後に瓶詰され出荷となるが、醸造酒のワインや日本酒などでは瓶詰め後も更なる安定を図らせる為の再貯蔵がなされ、そして、その環境として、湿度や温度が一定している保管場所が望ましいことから、鍾乳洞・廃線トンネルの中・洞窟・防空壕跡など貯蔵場所にも様々な工夫と多大なスペースが必要とされる事はよく知られている。
また、蒸留酒の焼酎等でも瓶詰時(出荷時)のアルコール調整(25度調整)の為の割り水(加水)が行なわれることで折角の貯蔵安定の効果が弱くなってしまうという問題から、近年予め25度に加水し、瓶詰した上にて貯蔵安定を図らせると言う新たな手法が用いられる様になっており、瓶詰後(密閉後)における安定調整への関心が高まっている。
このため、貯蔵期間を短縮することが出来れば上述の問題点への解消が計れると伴に、酒類の生産コストを著しく低減することが可能となることから色々な研究が盛んである。(特許文献1・2・3参照)
しかしながら、いずれの方法にしても1次的貯蔵過程での使用が主目的とされていることから、瓶詰後(密封後)の2次的貯蔵への対応等は殆ど成されておらず、交番磁界を容器に印加して調整させる方法が、近年公開の特許文献4に開示されている程度である。(特許文献4参照)
背景技術文献
特許文献
特開2003−225081 号公報 特開2006−280359 号公報 特開2009−278974 号公報 特開2007−319132 号公報
これら上述技術の活用法においては、いずれの方法にしても如何にも専門的であり、特許文献1〜3は産業生産的有利における加工法である。またもう一方の特許文献4では、若干一般への趣きはあるものの、その処理時間が30〜120分と言うことでは、食事に供する場所にての飲食直前での簡単改質としての活用性は乏しい。
酒類などの製造時において、1次的調整における貯蔵過程では様々な産業用手段が開発(特許文献1・2・3参照)されているが、瓶詰め後における調整法及び貯蔵手段に関しては何ら進展を見ておらず、依然として広いスペースや長期の時間を要する自然法において行われている。
また、焼酎飲用時において本場九州では作った水割りを3日〜1週間寝かして飲む”前割り”と言う風習があり、現在その商品化も盛んとなっている背景に対しても、簡単な構成にて産業的使用〜一般にても利用可能な汎用性の高い改質調整手段が望まれている。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、酒造の瓶詰め後における2次的調整貯蔵〜食事に供する場所にての飲食直前での一般的使用をも可能としうる汎用性の高い簡易改質システムの提供を目的とする。
本発明者は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、容器の固定機能を有する自転回転手段と底面に撹拌突起部を有する専用撹拌容器との組み合わせにより、密閉又は密封容器内成分への効果的な撹拌を図らせ、容器内成分への改質に働きかけることで味覚が向上するなどの効果を生じることを見出し、本発明を完成するに至った。
このような目的を達成するための本開発の技術的手段は、対象材料(酒類)入り専用撹拌容器(20)を自転回転装置(10A)へ固定装着し得る3点支持固定部(10h1・10h2・10h3)及び、それを支える回転盤(10d)と、それらを任意の速度に調整させるコントローラー(10c)とを具え、前記対象材料に対し、自転回転による遠心力と専用撹拌容器との組み合わせによる独自の撹拌を図らせ、密閉又は密封容器内成分への効果的な改質に働きかける構成としたものである。
上述した本発明の密閉・密封容器専用攪拌システムが、前記対象材料(酒類)への改質に対して遠心力と接触抵抗流との両立を図らせ、双方からの連続的且つ同時負荷による効果的な撹拌を図らせることが好ましい。
上述した本発明の密閉・密封容器専用攪拌システム(100)は、前記自転回転装置(10A)への設置容器が、その対象材料(酒類)毎で多種多様に異なる形態(瓶・ボトル又はカップ等)へも柔軟に合致する事が好ましく、またその材質についても一定の枠に捕らわれず金属・ガラス・樹脂等々への選択を自由とさせることがより一層好ましい。
上記第1の課題解決手段による作用は次の通りである。
対象材料(酒類)の密閉・密封専用撹拌容器(20)が自転回転装置(10A)に固定設置されることで行われる回転負荷改質法において、自転回転装置と、底面に撹拌突起部を有する専用撹拌容器との組み合わせによる遠心と接触抵抗流との双方による同時負荷方式とすることでは、密閉・密封容器内成分への連続的最適双負荷(遠心+接触抵抗流)を可能としてより良好な撹拌に働きかけるという効果を発揮することができる。
また、上記第2の課題解決手段による作用は、容器底面の中心上に台形状凸型突起部の設定を可能とするならばその材料の一切を問わず機能し、遠心との同時負荷を可能にすると伴に、容器自体の底面を撹拌体とする事では市販容器との外見上の異差もなく、通常感の保持に働きかけるという効果を発揮することができる。
本発明において、飲食直前の改質とは、1〜3分程度の処理時間にて、無添加にして簡便かつ衛生的(間接的処理)に前記対象材料(酒類)への撹拌改質の実施を言う。
本発明の密閉・密封容器専用攪拌システムを用いれば、簡単な操作で瓶詰後の2次的調整貯蔵に代わる改質が可能となる。すなわち、本発明は、特殊な設備を必要とせず、短時間かつ効果的に、密閉又は密封容器内成分の改質に働きかけることから、産業的のみならず一般利用的に極めて有利である。さらに、本発明方法により得られる効果として風味が良好であり、特に飲料として用いるのに有利である。
また、本発明の密閉・密封容器専用攪拌システムは、特に、近年の焼酎ブームによる蒸留酒での瓶詰2次的調整貯蔵への関心が高まりつつあることや、よりシンプルな構造に付き比較的容易に物作りができることと、またその操作に一切の直接的処理を不要とした間接的処理を利用するので衛生上からも良好に設定され、安全性の面でも問題がないと思われる等より実用化への期待は大きい。
本発明の実施の組み合わせを示す、自転回転装置と容器(例)との組み合わせ正面(10A)と、自転回転装置と容器(例)との組み合わせ側面(10B)とを示す構成図である。 図1の自転回転装置(100)の3点支持固定部用の3点ロッククランプの状態を示す上面構成図(10C)と、そのロッククランプの動作を説明する拡大図(10D)である。 底面凸型突起付き撹拌専用容器の全体図(20)と、その底面凸型突起部の断面形状(20A・20B)を示す構成図である。
以上のような効果を奏することができる密閉・密封容器専用攪拌システム(100)は、図1の組み合わせ構成図に示すように、モーターを駆動源とする自転回転装置(10A)と底面に撹拌突起部を有する専用撹拌容器(20)との2系統の組み合わせによる構成を具えたものである。
以下、本発明の実施の形態の密閉・密封容器専用攪拌システムにつき、図1〜図3を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の実施例を示す密閉・密封容器専用攪拌システムの全体構成図、図2はロッククランプ部の状態図、図3は底面に撹拌突起部を有する専用撹拌容器の詳細な構成を示す模式図である。
これらの図1において、100は密閉・密封容器専用攪拌システム、10Aは自転回転装置に底面凸型突起付き撹拌専用容器(例)を装着した正面状態を、108は自転回転装置に底面凸型突起付き撹拌専用容器を装着した側面状態を示す。
図2においては、10Cは自転回転装置を上から見た全貌図で、10dは回転盤を示し、10g1・10g2・10g3はロック用クランプNo1〜No3を、10Dは前記ロック用クランプNo1〜No3の拡大図を、C1はロックONを、C2はロックOFFを示す。
図3においては、その一方の底面凸型突起付き撹拌専用容器の構成から、20は容器の全容側面と、20A・20Bは底面凸型突起部の低sizeと高sizeの側面であり、20Aは回転対称軸を、H1・H2は下限sizeと上限sizeを、H1h・H2hはそれぞれの底面から40%点を、φaは容器内底面最大直経部を、φbは前記φaの50%〜70%の底面直径を、φcは前記φbの20%〜50%の底面直径を、φdは前記φaとφbとで選択された底面直径と上面直径との中間直径を、示す。
このような機能を有する密閉・密封容器専用攪拌システムの使用方法について、図1〜3を参照して説明する。
ます、目的とする対象材料(酒類)の容器sizeに合わせて3点支持固定部用開閉クランプの10h10・10h20・10h30を操作して3点支持固定部10h1・10h2・10h3を開き、図1の10A又は10B状に容器(例)10iを固転盤10dに組み付け、ロック用クランプ10g1・10g2・10g3によって固定しセット完了とする。
次に、回転コントローラー部10cとタイマーswitchの10fによって対象材料に合わせた最適な回転数及び回転負荷時間を設定してスタンバイとする。
そして、スタートswitchの10aのONにて回転改質操作を開始させる。
なお、上記、図に説明の密閉・密封容器専用攪拌システムおける自転回転装置反び底面凸型突起付き撹拌専用容器に付いては、これらに限定することなく、目的に合わせて様々な形状及びサイズへの変更が図れる。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形および付加が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
100 密閉・密封容器専用攪拌システム
10A 自転回転装置(正面)
10B 自転回転装置(即面)
10C 自転回転装置(上面)
10D ロック用クランプ(拡大)
10a スタート switch
10b ストップ switch
10c 回転コントローラー部
10d 回転盤
10e 電源ON・OFF switch
10f タイマー switch
10g1 ロック用クランプNo1
10g2 ロック用クランプNo2
10g3 ロック用クランプNo3
10h1 3点支持固定部No1
10h2 3点支持固定部No2
10h3 3点支持固定部No3
10h10 3点支持固定部No1用開閉クランプ
10h20 3点支持固定部No2用開閉クランプ
10h30 3点支持固定部No3用開閉クランプ
10i 容器(例)
C1 ロック用クランプON
C2 ロック用クランプOff
20 底面凸型突起付き攪拌専用容器全体
20a 回転対称軸
20A 底面凸型突起部の下限size
20B 底面凸型突起部の上限size
H1 高さの下限size
H1h 底面から40%点
H2 高さの上限size
H2h 底面から40%点
φa 容器内底面最大直経
φb φaの50%〜70%の底面直径
φc φbの20%〜50%の底面直径
φd φaとφbとで選択された底面直径と上面直径との中間直径

Claims (6)

  1. 容器の固定機能を有する回転手段と該回転手段に接続する制御装置を具備する容器回転型の攪拌装置において、容器の固定機能が予め設定された保持開閉サイズ間で任意の調節を可能とするアジャスター部を有し、無段階での固定を図らせるとともに、底面に撹拌突起部を有する専用撹拌容器との組み合わせにより、密閉又は密封容器内成分への効果的な撹拌を図らせ、容器中成分への改質に働きかけることを特徴とする、
    密閉・密封容器専用攪拌システム。
  2. 前記回転手段の制御装置が、回転の速度(0〜400rpm)と時間(60〜300sec)を制御可能なものであって、自転回転による回転負荷を加えることを特徴とする、
    請求項1に記載の密閉・密封容器専用攪拌システム。
  3. 前記固定手段のアジャスター機能が、一般的小型容器の牛乳瓶(φ55)と一般的大型容器の一升瓶(φ105)から割り出された下限50mm〜上限110mmに設定され、3点支持固定部により容器毎に合わせた無段階での固定を図らせることを特徴とする、
    請求項1に記載の密閉・密封容器専用攪拌システム。
  4. 前記3点支持固定部に装着される専用撹拌容器の底面撹拌突起部が、容器内最大直径(φa)の50%〜70%の底面直径(φb)と、その底面直径の20%〜50%の上面直径(φc)と、高さ15mm〜60mmより容器に合わせて選択され、そしてその選択された底面直径と上面直径との中間径(φd)を選択高の底面から40%点(H1h・H2h)へ組み込んだ2段式の台形状凸型突起部として容器底面の中心上に設定され、回転容器中の液状体に対して接触抵抗による独自の撹拌流を発生させることを特徴とする、
    請求項1に記載の密閉・密封容器専用攪拌システム。
  5. 前記専用撹拌容器が、ガラス・金属・樹脂等の材質の一切を問わず使用可能で、前記回転手段との組み合わせにおいて1−3分程度の短時間にてその改質を図らせることを特徴とする、
    請求項1に記載の密閉・密封容器専用攪拌システム。
  6. 前記専用撹拌容器が、垂直方向の軸(20a)に関してほぼ回転対称であることを特徴とする請求項1に記載の密閉・密封容器専用攪拌システム。
JP2017041069A 2017-02-16 2017-02-16 密閉・密封容器専用攪拌システム。 Pending JP2018130713A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017041069A JP2018130713A (ja) 2017-02-16 2017-02-16 密閉・密封容器専用攪拌システム。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017041069A JP2018130713A (ja) 2017-02-16 2017-02-16 密閉・密封容器専用攪拌システム。

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018130713A true JP2018130713A (ja) 2018-08-23

Family

ID=63247960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017041069A Pending JP2018130713A (ja) 2017-02-16 2017-02-16 密閉・密封容器専用攪拌システム。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018130713A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110237888A (zh) * 2019-05-13 2019-09-17 杭州谈笑电子商务有限公司 一种乙醇提取方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110237888A (zh) * 2019-05-13 2019-09-17 杭州谈笑电子商务有限公司 一种乙醇提取方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7963213B1 (en) Beverage making apparatus
WO2019146145A1 (ja) 飲料抽出装置
JP2018130713A (ja) 密閉・密封容器専用攪拌システム。
AU2019418106B2 (en) Arrangement for making homemade beer per serving, brewer apparatus and method for application of the arrangement
US20130075507A1 (en) Food processor with a magnetized tool
CN102326816A (zh) 一种新型sod饮料
KR20160129361A (ko) 망고코코넛 잼 제조방법 및 이에 의해 제조되는 망고코코넛 잼
WO2019155951A1 (ja) 容器詰め飲料及びその製造方法
CN101534653B (zh) 饮料的制造方法
JPH0227967A (ja) 缶入り飲料
US9902537B2 (en) Multipurpose bottle cap and methods of making and using same
JP2006262805A (ja) 緑色植物ペーストの製造方法及びそれを用いた飲料水
US10492513B1 (en) Automated beverage dispensing system and method
CN109381060A (zh) 夹持机构、混合装置及多功能食品处理机
JPH01231876A (ja) 清涼飲料
BG65214B1 (bg) Метод и устройство за производство на ферментирали алкохолсъдържащи напитки
CN210417699U (zh) 具有调温功能的瓶子
CN207252731U (zh) 智能酵素发酵机
CN206562076U (zh) 简易一次性冷泡茶包装瓶
CN210885227U (zh) 一种用于对酒瓶软木塞的启瓶器
CN202069325U (zh) 手动搅拌杯
CN218432698U (zh) 一种内置速溶粉或浓缩液的瓶盖
CN109720741B (zh) 一种组装式奶茶杯
CN208917151U (zh) 一种用于检测猕猴桃酒的辅助支撑支架
CN218390763U (zh) 加料装置和烹饪器具