JP2018128760A - 組み込み機器、ソフトウェアインタフェース利用方法、プログラム及び情報処理システム - Google Patents

組み込み機器、ソフトウェアインタフェース利用方法、プログラム及び情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】既に稼働している組み込み機器と同じ状態での置き換え又は増設が容易な組み込み機器を提供すること。
【解決手段】Webブラウザと、Webブラウザで動作するWebアプリケーションから呼び出すことのできないソフトウェアインタフェースと、ソフトウェアインタフェースを呼び出すことで利用される機能部と、を有する組み込み機器であって、Webアプリケーションとソフトウェアインタフェースとを仲介し、Webアプリケーションに替わってソフトウェアインタフェースを呼び出すことでWebアプリケーションが機能部を利用できるようにする仲介手段を有することにより上記課題を解決する。
【選択図】図8

Description

本発明は、組み込み機器、ソフトウェアインタフェース利用方法、プログラム及び情報処理システムに関する。
近年、画像形成装置などの電子機器においても、電子機器に搭載するアプリケーションをアプリマーケットからダウンロードして利用できるようになった。アプリマーケットはアプリケーションの流通を目的として構築されたオンラインサービスの総称である。
例えば画像形成装置を顧客先に設置する際、設置当日にサービスマンが顧客先でアプリケーションのインストール作業を行う場合があるが、ライセンスに関する作業なども必要であることが従来から知られている(例えば特許文献1参照)。
例えばソリューション製品の場合は、顧客の要求を満たすことのできる電子機器とアプリケーションとをセットで提案・販売することが多い。ソリューション製品のケース等のように、使用するアプリケーションが事前に決まっている場合であっても、従来のアプリケーションのインストール作業では、アプリマーケットからのアプリケーションのダウンロードを手作業で行っていた。したがって、画像形成装置などの電子機器に対する従来のアプリケーションのインストール作業は利便性が悪かった。
また、電子機器の置き換えや増設時は、既に稼働している電子機器と同じ状態で新しい電子機器を設置することが求められる場合がある。新しい電子機器に、既に稼働している電子機器と同じアプリケーションの導入及び設定値の移行を行う作業は、既に稼働している電子機器の状態の確認が必要である。
例えば新しい電子機器に、既に稼働している電子機器と同じアプリケーションの導入及び設定値の移行を行う作業を容易に行うため、Webアプリケーションを利用することも考えられる。しかしながら、新しい電子機器及び既に稼働している電子機器の両方がWebアプリケーションから読み出せるアプリケーションプログラミングインタフェースなどのソフトウェアインタフェースを備えていなければならなかった。
本発明の一実施形態は、既に稼働している組み込み機器と同じ状態での置き換え又は増設が容易な組み込み機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態は、Webブラウザと、前記Webブラウザで動作するWebアプリケーションから呼び出すことのできないソフトウェアインタフェースと、前記ソフトウェアインタフェースを呼び出すことで利用される機能部と、を有する組み込み機器であって、前記Webアプリケーションと前記ソフトウェアインタフェースとを仲介し、前記Webアプリケーションに替わって前記ソフトウェアインタフェースを呼び出すことで前記Webアプリケーションが前記機能部を利用できるようにする仲介手段を有することを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、既に稼働している組み込み機器と同じ状態での置き換え又は増設が容易な組み込み機器を提供できる。
本実施形態に係る情報処理システムの一例のシステム構成図である。 本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係るMFPの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係るサーバ装置の一例の機能構成図である。 機器構成情報テーブルの一例の構成図である。 アプリ構成情報テーブルの一例の構成図である。 本実施形態に係るクライアント装置及び電子機器の一例の構成図である。 Webアプリから呼び出せるWebAPIを有さない電子機器の構成例について説明する図である。 本実施形態に係るクライアント装置及び電子機器の他の例の構成図である。 仲介アプリの一例の構成図である。 本実施形態に係るクライアント装置及び電子機器の他の例の構成図である。 仲介アプリの一例の構成図である。 リソースへのアクセスを許可するヘッダの一例の構成図である。 Webアプリから読み出せるWebAPIとWebブラウザとを有さない電子機器の構成例について説明する図である。 本実施形態に係るクライアント装置及び電子機器の他の例の構成図である。 機器構成情報を利用して電子機器にアプリケーションを導入する動作シナリオの一例を示す説明図である。 アプリの導入作業の一例を示すシーケンス図である。 機器管理アプリのログイン画面の一例のイメージ図である。 機器構成情報を検索するリクエストとレスポンスの例を示す図である。 機器構成情報選択画面の一例のイメージ図である。 複数の機器構成情報を含むレスポンスの例を示す図である。 機器構成情報選択画面の一例のイメージ図である。 アプリ導入中の機器構成情報の一例の構成図である。 アプリの導入作業の他の例を示すシーケンス図である。 アプリの導入作業の他の例を示すシーケンス図である。 アプリの導入作業の他の例を示すシーケンス図である。 機器構成情報を利用して置き換え又は増設用の電子機器にアプリケーションを導入する動作シナリオの一例を示す説明図である。 アプリケーションの導入が完了した機器構成情報の一例の構成図である。 複製元の電子機器でのデータ移行作業の一例を示すシーケンス図である。 エクスポート開始確認画面の一例のイメージ図である。 設定ファイルのファイルパスが登録された機器構成情報テーブルのレコードの一例の構成図である。 アンインストール開始確認画面の一例のイメージ図である。 「アンインストール済み」であることを示すデータが保存されたアプリ構成情報の一例の構成図である。 複製元の電子機器でのデータ移行作業の他の例を示すシーケンス図である。 複製元の電子機器でのデータ移行作業の他の例を示すシーケンス図である。 複製元の電子機器でのデータ移行作業の他の例を示すシーケンス図である。 機番が登録された機器構成情報テーブルのレコードの一例の構成図である。 ライセンスキーが更新されたアプリ構成情報の一例の構成図である。 設定ファイルが更新された機器構成情報の一例の構成図である。 電子機器の処理の一例のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
[第一の実施形態]
<システム構成>
まず、本実施形態に係る情報処理システム1のシステム構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システムの一例のシステム構成図である。
図1に示す情報処理システム1は、サーバ装置10と、電子機器12と、クライアント装置14とを含み、インターネット等の広域的なネットワーク16を介して通信可能に接続されている。
サーバ装置10はネットワーク16を介してクラウドサービス等の各種サービスを電子機器12やクライアント装置14に提供する。なお、本実施形態は、クラウドサービスの他、ASP(Application Service Provider)によって提供されるサービスやWebサービス等、ネットワーク16を介して提供される各種サービスに適用できる。サーバ装置10は一台以上の情報処理装置で実現される。
電子機器12は、サーバ装置10からダウンロードしたアプリケーション(以下、単にアプリと呼ぶ)を導入(インストール)する画像形成装置などの機器である。画像形成装置は複合機、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ、電子黒板やプロジェクタなどの組み込み機器である。本実施形態では電子機器12がユーザ企業等の組織に納品(設置)された後、サーバ装置10からダウンロードしたアプリを電子機器12にインストールする。情報処理システム1には一台以上の電子機器12が含まれる。
クライアント装置14は例えば販売企業などの業務担当者、保守担当者又は管理者などが操作する装置である。本実施形態では、業務担当者がクライアント装置14から後述の機器構成情報やアプリ構成情報をサーバ装置10に登録する。また、業務担当者はクライアント装置14から機器構成情報やアプリ構成情報を複製する。
業務担当者がクライアント装置14から後述の機器構成情報やアプリ構成情報をサーバ装置10に登録しておくことで、図1の情報処理システム1では電子機器12に対するアプリのインストール作業を容易化している。
また、業務担当者がクライアント装置14から後述の機器構成情報やアプリ構成情報を複製することで、図1の情報処理システム1では置き換え又は増設用の電子機器12に対するアプリのインストール作業を後述のように容易化している。
<ハードウェア構成>
《コンピュータ》
サーバ装置10及びクライアント装置14は例えば図2に示すハードウェア構成のコンピュータにより実現される。図2は本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
図2のコンピュータ500は入力装置501、表示装置502、外部I/F503、RAM504、ROM505、CPU506、通信I/F507及びHDD508などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。なお、入力装置501及び表示装置502は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
入力装置501はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置502はディスプレイ等を含み、コンピュータ500による処理結果を表示する。
通信I/F507はコンピュータ500を各種ネットワークに接続するインタフェースである。これにより、コンピュータ500は通信I/F507を介してデータ通信を行うことができる。
また、HDD508は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置の一例である。格納されるプログラムやデータには、コンピュータ500全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、及びOS上において各種機能を提供するアプリなどがある。コンピュータ500はHDD508に替え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブ:SSD)を利用するものであってもよい。
外部I/F503は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。これにより、コンピュータ500は外部I/F503を介して記録媒体503aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体503aにはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリなどがある。
ROM505は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。ROM505にはコンピュータ500の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM504はプログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。
CPU506は、ROM505やHDD508などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ500全体の制御や機能を実現する演算装置である。
サーバ装置10及びクライアント装置14は例えば図2のコンピュータ500のハードウェア構成により、後述するような各種処理を実現できる。
《MFP》
図1の電子機器12の一例であるMFP600は、例えば図3に示すハードウェア構成のコンピュータにより実現される。図3は本実施形態に係るMFPの一例のハードウェア構成図である。
図3のMFP600は、コントローラ601、操作パネル602、外部I/F603、通信I/F604、プリンタ605及びスキャナ606などを備える。コントローラ601はCPU611、RAM612、ROM613、NVRAM614及びHDD615などを備える。ROM613は、各種プログラムやデータが格納されている。RAM612はプログラムやデータを一時保持する。NVRAM614は、例えば設定情報等が格納されている。また、HDD615は各種プログラムやデータが格納されている。
CPU611は、ROM613やNVRAM614、HDD615などからプログラムやデータ、設定情報等をRAM612上に読み出し、処理を実行することで、MFP600全体の制御や機能を実現する。
操作パネル602はユーザからの入力を受け付ける入力部と、表示を行う表示部とを備えている。外部I/F603は外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体603aなどがある。これにより、MFP600は外部I/F603を介して記録媒体603aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体603aにはICカード、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ等がある。
通信I/F604はMFP600をネットワーク16に接続させる為のインタフェースである。これにより、MFP600は通信I/F604を介してデータ通信を行うことができる。プリンタ605は印刷データを被搬送物に印刷するための印刷装置である。例えば被搬送物は紙、コート紙、厚紙、OHP、プラスチックフィルム、プリプレグ、銅箔など、紙に限定されない。また、スキャナ606は原稿から画像データ(電子データ)を読み取り、画像ファイル(電子ファイル)を生成するための読取装置である。
第1の実施形態に係る電子機器12は、上記したようなハードウェア構成を有することにより、後述するような各種処理を実現できる。
<機能構成>
次に、本実施形態に係る情報処理システム1の機能構成について説明する。
《サーバ装置》
図4は本実施形態に係るサーバ装置の一例の機能構成図である。図4のサーバ装置10は通信部21、ユーザ管理部22、機器構成管理部23、アプリ情報管理部24、ファイル管理部25、ライセンス管理部26、アプリストレージ部27、機器構成情報テーブル28及びアプリ構成情報テーブル29を有する。
通信部21は電子機器12やクライアント装置14と通信を行う。ユーザ管理部22はユーザ認証に必要なテナント情報、ユーザ情報を管理する。また、ユーザ管理部22はユーザ認証を行う。
機器構成管理部23は後述の機器構成情報、アプリ構成情報を管理する。また、機器構成管理部23は機器認証を行う。アプリ情報管理部24はアプリ情報を管理する。アプリ情報には、名称、説明、無償アプリのライセンスキー、公開する地域、動作する機種などの情報が含まれている。
ファイル管理部25は後述の設定ファイルを管理する。ライセンス管理部26はアプリのライセンスの発行、有効化、無効化などのライセンス管理を行う。アプリストレージ部27はアプリの実行ファイルを保管する。
機器構成情報テーブル28は図5に示す機器構成情報を記憶している。図5は機器構成情報テーブルの一例の構成図である。図5の機器構成情報はテナントID、機器構成情報ID、機番、状態、説明、設定ファイルを項目として有する。
項目「テナントID」はユーザ企業、学校、病院等の組織を一意に識別する情報の一例である。項目「機器構成情報ID」は機器構成情報テーブルのレコードである機器構成情報を一意に識別する情報の一例である。項目「機番」は登録された電子機器12を一意に識別する情報の一例である。電子機器12が登録される前の項目「機番」は電子機器12の機番が保存されていない空の状態である。電子機器12の登録により、項目「機番」には電子機器12の機番が保存される。
項目「状態」は、未登録、アプリ導入中、設定中、完了などの電子機器12に対するアプリの導入の状態が保存される。項目「説明」は後述の機器構成情報選択画面において各機器構成情報の説明として表示される情報である。項目「設定ファイル」は機器構成情報に対して登録された設定ファイルを一意に識別する情報の一例である。図5の機器構成情報に示したように、一つの機器構成情報は機器の登録により一つの機番(一つの電子機器12)と対応付けられる。
また、図4のアプリ構成情報テーブル29は例えば図6に示すアプリ構成情報を記憶している。図6はアプリ構成情報テーブルの一例の構成図である。図6のアプリ構成情報は機器構成情報ID、アプリID、ライセンスキーを項目として有する。
項目「機器構成情報ID」は機器構成情報テーブルのレコードである機器構成情報を一意に識別する情報の一例である。項目「アプリID」は、アプリを一意に識別する情報の一例である。項目「ライセンスキー」は、アプリIDにより識別されるアプリのライセンスキーを一意に識別する情報である。アプリの登録によりアプリ構成情報テーブル29には、機器構成情報IDと対応付けられた新しいアプリ構成情報が登録される。なお、図6のアプリ構成情報テーブルに示したように、一つの機器構成情報IDには複数のアプリが登録される場合がある。
ここでは、図5の機器構成情報及び図6のアプリ構成情報について説明する。例えば図5及び図6は機番「Dev_000001」の電子機器12と機番「Dev_000002」の電子機器12とにアプリID「FreeApp_001」のアプリがインストール済みであることを示している。図5及び図6は、機番が登録されていない機器構成情報ID「Conf_0000003」の機器構成情報が登録済みであることを示している。機器構成情報ID「Conf_0000003」の機器構成情報に機番を登録した電子機器12には、アプリID「FreeApp_001」及び「PaidApp_002」のアプリがインストールされる。
また、図5及び図6は機番が登録されていない機器構成情報ID「Conf_0000004」の機器構成情報が登録済みであることを示している。機器構成情報ID「Conf_0000004」の機器構成情報に機番を登録した電子機器12にはアプリID「FreeApp_001」のアプリがインストールされる。また、図5及び図6は機番が登録されていない機器構成情報ID「Conf_0000005」の機器構成情報が登録済みであることを示している。例えば機器構成情報ID「Conf_0000005」の機器構成情報に機番を登録した電子機器12は、アプリID「FreeApp_001」及び「PaidApp_002」のアプリがインストールされる。
《クライアント装置及び電子機器》
図7は本実施形態に係るクライアント装置及び電子機器の一例の構成図である。図7の電子機器12はアプリ管理部31、設定値管理部32、WebAPI33、WebAPI34、Webアプリ35、HTTPサーバ36、Webブラウザ37を有する。また、図7のクライアント装置14はWebブラウザ41と管理ソフト42とを有する。
アプリ管理部31は電子機器12に導入されているアプリやサービスを管理する。設定値管理部32はアプリやサービスの設定値を管理する。WebAPI33はWebアプリ35から呼び出せない例えばSOAP(Simple Object Access Protocol)のWebAPI(Web Application Programming Interface)である。WebAPI33は、クライアント装置14で動作する管理ソフト42から呼び出される。
WebAPI34はWebアプリ35から呼び出せる例えばREST(Representational State Transfer)のWebAPIである。WebAPI33、34は例えばアプリのインストール及びアンインストール、設定ファイルのインポート及びエクスポートの機能を提供する。
Webアプリ35はWebブラウザ37で動作するアプリであって、サーバ装置10のプログラムと協調して処理を行う。Webブラウザ37はサーバ装置10からWebアプリ35をダウンロードする。なお、HTTPサーバ36はWebブラウザ37がサーバ装置10からダウンロードしたWebアプリ35がWebAPI34を呼び出せるように例えばCORS(Cross−Origin Resource Sharing)の設定を行っておく。
図7の電子機器12はWebアプリ35から呼び出せるWebAPI34を有する構成を示したが、例えば図8に示すようにWebアプリ35から呼び出せるWebAPI34を有さない構成も考えられる。例えば旧機種の電子機器12は、Webアプリ35から呼び出せるWebAPI34を有さない場合もある。
図8はWebアプリから呼び出せるWebAPIを有さない電子機器の構成例について説明する図である。図8の電子機器12は図7の電子機器12のWebAPI34を除いた構成である。図8の電子機器12は、例えば図9に示すような仲介アプリ38をインストールすることで、Webアプリ35が仲介アプリ38を介してSOAPのWebAPI33を呼び出せるようにしている。
図9は本実施形態に係るクライアント装置及び電子機器の他の例の構成図である。図9の電子機器12は、図8に示した電子機器12に、仲介アプリ38がインストールされた構成である。仲介アプリ38はWebアプリ35からカスタムURLスキームでSOAPのWebAPI33を呼び出し可能とするNativeアプリである。
仲介アプリ38は例えば図10に示すように構成される。図10は仲介アプリの一例の構成図である。図10の仲介アプリ38は、カスタムURLスキーム受信部51、Webアプリ起動部52、リクエスト生成部53、レスポンス解析部54、HTTPクライアント55を有する構成である。
カスタムURLスキーム受信部51は、Webブラウザ37のWebアプリ35から例えばアプリのインストール又はアンインストール、設定ファイルのインポート又はエクスポートのコマンドを受信する。なお、カスタムURLスキーム受信部51はコマンドの実行に必要なパラメータを、サーバ装置10から取得する。
リクエスト生成部53はサーバ装置10から取得したパラメータに従い、SOAPのWebAPI33を呼び出すためのリクエストを生成する。HTTPクライアント55はリクエスト生成部53が生成したリクエストをHTTPサーバ36に送信し、レスポンスを受信する。レスポンス解析部54はHTTPクライアント55が受信したレスポンスを解析する。
Webアプリ起動部52は解析の結果をサーバ装置10に通知するため、Webアプリ35を起動する。Webアプリ35は解析の結果をサーバ装置10に通知する。Webアプリ起動部52は直接、解析の結果をサーバ装置10に通知してもよい。
また、図8の電子機器12は、例えば図11に示す仲介アプリ39をインストールすることで、Webアプリ35が仲介アプリ39を介してSOAPのWebAPI33を呼び出せるようにしている。
図11は本実施形態に係るクライアント装置及び電子機器の他の例の構成図である。図11の電子機器12は、図8に示した電子機器12に、仲介アプリ39がインストールされた構成である。仲介アプリ39はWebアプリ35からHTTPでSOAPのWebAPI33を呼び出し可能とするNativeアプリである。仲介アプリ39は、プロキシサーバの役割をする。なお、HTTPサーバ36と仲介アプリ39とはポートが異なるものとする。
仲介アプリ39は、例えば図12に示すように構成される。図12は仲介アプリの一例の構成図である。仲介アプリ39は、HTTPサーバ61、OPTIONSメソッド処理部62、リクエスト/レスポンス転送部63、HTTPクライアント64を有する構成である。
OPTIONSメソッド処理部62はHTTPサーバ61が受信したWebブラウザ37からのpreflightリクエストに対し、リソースへのアクセスを許可する図13のようなヘッダを返す。
図13はリソースへのアクセスを許可するヘッダの一例の構成図である。SOAPのWebAPI33の場合、リソースへのアクセスを許可するヘッダは例えば図13に示すようにPOSTメソッドとSOAPActionヘッダを許可するヘッダとなる。
リクエスト/レスポンス転送部63は、HTTPサーバ61がWebブラウザ37から受信したリクエストをそのままSOAPのWebAPI33に転送する。また、リクエスト/レスポンス転送部63は、HTTPクライアント64がSOAPのWebAPI33から受信したレスポンスにリソースへのアクセスを許可するヘッダを付け加えて、Webブラウザ37に転送する。
図9の仲介アプリ38又は図11の仲介アプリ39によれば、Webアプリ35から呼び出せるWebAPI34を有さない電子機器12であっても、仲介アプリ38又は仲介アプリ39を後からインストールすることで、Webアプリ35の利用が可能となる。
図8の電子機器12はWebブラウザ37を有する構成を示したが、例えば図14に示すようにWebブラウザ37を有さない構成も考えられる。例えば旧機種の電子機器12はWebアプリ35から呼び出せるWebAPI34と、Webブラウザ37とを有さない場合もある。
図14はWebアプリから読み出せるWebAPIとWebブラウザとを有さない電子機器の構成例について説明する図である。図14の電子機器12は図8の電子機器12からWebブラウザ37を除いた構成である。図14の電子機器12は、例えば図15に示すような仲介アプリ40をインストールすることで、クライアント装置14のWebアプリ43が、仲介アプリ40を介してSOAPのWebAPI33を呼び出せるようにしている。
図15は本実施形態に係るクライアント装置及び電子機器の他の例の構成図である。図15の電子機器12は、図14に示した電子機器12に、図12の仲介アプリ39と同様な構成の仲介アプリ40がインストールされた構成である。仲介アプリ40はクライアント装置14のWebアプリ43からHTTPでSOAPのWebAPI33を呼び出し可能とするNativeアプリである。
仲介アプリ40は、プロキシサーバの役割をする。なお、Webアプリ43は電子機器12の仲介アプリ40のIPアドレス、ポートを知っている必要がある。図15の仲介アプリ40によれば、Webアプリ35から呼び出せるWebAPI34及びWebブラウザ37を有さない電子機器12であっても、仲介アプリ40を後からインストールすることで、クライアント装置14のWebアプリ43の利用が可能となる。
<処理の詳細>
次に、本実施形態に係る情報処理システム1の処理の詳細について説明する。本実施形態では、例えば図16に示すように、新規の電子機器12にアプリを導入する。なお、図16では、業務担当がテナントに機器構成情報を対応付けておき、その機器構成情報を利用して、電子機器12にアプリを導入する動作シナリオについて説明する。
図16は、機器構成情報を利用して電子機器にアプリを導入する動作シナリオの一例を示す説明図である。業務担当者(以下、業務担当と呼ぶ)は、クライアント装置14からサーバ装置10にログインし、テナントと対応付けて機器構成情報をサーバ装置10に登録しておく。このように、業務担当は事前作業として機器構成情報をテナントと対応付けてサーバ装置10に登録しておく。
電子機器12がユーザ環境に納品されたあと、保守担当や管理者(以下、単に操作者と呼ぶ)はアプリ導入作業を行う。操作者は電子機器12を操作し、サーバ装置10にログインする。電子機器12は、テナントを指定してサーバ装置10から機器構成情報を取得し、機器構成情報に機器を登録する処理を行う。電子機器12は機器を登録した機器構成情報に基づき、サーバ装置10からアプリをダウンロードし、インストールする。また、電子機器12は機器を登録した機器構成情報に基づき、サーバ装置10から設定ファイルを取得し、設定を反映する。
以下、図16に示した動作シナリオについて、操作者が電子機器12で行うアプリの導入作業について説明する。
《アプリの導入作業》
図17はアプリの導入作業の一例を示すシーケンス図である。操作者は電子機器12の例えば操作パネルからWebブラウザ37上に機器管理アプリを起動して図18に示すログイン画面を表示させる。図18は機器管理アプリのログイン画面の一例のイメージ図である。図17では機器管理アプリがWebブラウザ37上で動作するWebアプリである例を示しているが、電子機器12にインストールされたアプリであってもよい。
ステップS31において操作者は図18のログイン画面にユーザID及びパスワードを入力し、ログインを要求する。ステップS32において、電子機器12の機器管理アプリはログイン画面に入力されたユーザID及びパスワードによるログインをサーバ装置10のユーザ管理部22に要求する。ユーザ管理部22はユーザ認証を行い、ログインに成功すると認証チケットを返す。
例えば管理者が操作者としてログインした場合、機器管理アプリはサーバ装置10から返された認証チケットにより管理者が属するテナントを特定できる。一方で、保守担当が保守担当専用のユーザID及びパスワードを用いてログインした場合、機器管理アプリはサーバ装置10から返された認証チケットによりテナントを特定できない。そこで、保守担当が操作者としてログインする場合は別途、テナントIDを入力するようにする。
ステップS33に進み、機器管理アプリはテナントIDによる機器構成情報の検索を、サーバ装置10の機器構成管理部23に要求する。機器構成管理部23はテナントIDに基づいて、状態が「完了」でない機器構成情報を機器構成情報テーブル28から検索し、機器構成情報リストを返す。
なお、機器構成管理部23は機器構成情報の検索要求のパラメータに、電子機器12のパラメータが含まれる場合、機番が一致する機器構成情報を検索する。機番が一致する機器構成情報が存在した場合、機器構成管理部23は機番が一致する機器構成情報を電子機器12に返す。
機番が一致する機器構成情報が存在しなければ、機器構成管理部23はテナントIDに基づいて、状態が「完了」でなく、且つ、機番が登録されていない機器構成情報を機器構成情報テーブル28から検索し、機器構成情報リストを返す。
例えば図5の機器構成情報テーブル28では、テナントID「Tenant2」による機器構成情報の検索により、機器構成情報ID「Conf_0000003」の機器構成情報が電子機器12に返される。
図19は機器構成情報を検索するリクエストとレスポンスの例を示す図である。例えば図19(A)は機器構成情報を検索するリクエストの一例であり、機番(Dev_000003)と認証チケット(xxxxxxxxxx)とが含まれている。図19(B)はレスポンスの一例であり、図5に示した機器構成情報ID「Conf_0000003」の機器構成情報と、図6に示した機器構成情報ID「Conf_0000003」のアプリ構成情報とが含まれている。
機器構成情報リストを返された電子機器12の機器管理アプリは例えば図20に示すような機器構成情報選択画面を表示する。図20は機器構成情報選択画面の一例のイメージ図である。なお、図20の機器構成情報選択画面は図19(B)に示したレスポンスに基づき作成された例を示している。
また、図5の機器構成情報テーブル28では、テナントID「Tenant3」による機器構成情報の検索により、機器構成情報ID「Conf_0000004」及び「Conf_0000005」の機器構成情報が電子機器12に返される。図21は複数の機器構成情報を含むレスポンスの例を示す図である。
例えば図21はレスポンスの一例であり、図5の機器構成情報ID「Conf_0000004」及び「Conf_0000005」の機器構成情報と、図6の機器構成情報ID「Conf_0000004」及び「Conf_0000005」のアプリ構成情報とが含まれている。
機器構成情報リストを返された電子機器12の機器管理アプリは例えば図22に示すような機器構成情報選択画面を表示する。図22は機器構成情報選択画面の一例のイメージ図である。なお、図22の機器構成情報選択画面は図21に示したレスポンスに基づき作成された例を示している。
サーバ装置10から返された機器構成情報リストが空であった場合、電子機器12の機器管理アプリは導入すべき機器構成情報が存在しないため、アプリを導入する処理を終了する。例えば図5の機器構成情報テーブル28は、テナントID「Tenant1」の機器構成情報の状態が「完了」であり、導入すべき機器構成情報が存在しない例に該当する。
ステップS34において、電子機器12の操作者は、図20や図22などの機器構成情報選択画面の「導入する」ボタンを押下することにより、機器構成情報を選択してアプリの導入開始を要求する。なお、図20の機器構成情報選択画面のように機器構成情報を一意に特定できる場合は「導入ボタン」を表示せず、自動的にアプリの導入を開始してもよい。
また、複数の機器構成情報が登録されている場合であっても、説明、設定ファイル及びアプリ構成の全てが同じであれば、「導入ボタン」を表示せず、自動的に一つの機器構成情報を選択してアプリの導入を開始してもよい。典型的なケースとしては同じ用途に使用する複数台の電子機器12を一括納品した場合などである。
アプリの導入開始後、電子機器12の機器管理アプリは操作者により選択された機器構成情報に機番が登録されていなければ、ステップS35においてサーバ装置10の機器構成管理部23に電子機器12の登録要求を行う。ステップS35の電子機器12の登録要求では電子機器12の機番と、その機番を登録する機器構成情報の機器構成情報IDとを指定して、機番の登録を要求する。機器構成管理部23は指定された機器構成情報IDの機器構成情報に電子機器12の機番を登録する。また、機器構成管理部23は指定された機器構成情報の状態を「アプリ導入中」に更新する。
例えば図5の機器構成情報テーブルのテナントID「Tenant2」のレコードは図23に示すように更新される。図23は、アプリ導入中の機器構成情報の一例の構成図である。
次に、電子機器12の機器管理アプリはステップS36〜S40の処理を導入するアプリの数だけ繰り返し行い、アプリを導入する。ステップS36において、機器管理アプリはステップS34で選択された機器構成情報と対応付けられているアプリID及びライセンスキーを指定してアプリのインストールをWebAPI34にリクエストする。
ステップS37に進み、WebAPI34はアプリID及びライセンスキーを指定してアプリのインストールをアプリ管理部31にリクエストする。ステップS38においてアプリ管理部31はステップS34で選択された機器構成情報と対応付けられているアプリIDを指定してサーバ装置10のアプリストレージ部27からアプリの実行ファイルを取得する。
ステップS39に進み、アプリ管理部31はステップS34で選択された機器構成情報と対応付けられているアプリID、ライセンスキー及び機番を指定し、サーバ装置10のライセンス管理部26にライセンスを有効化させる。ステップS40に進み、アプリ管理部31は取得した実行ファイルによりアプリをインストールする。
ステップS36〜S40の処理が終了すると、ステップS41に進み、電子機器12の機器管理アプリはサーバ装置10の機器構成管理部23に状態「アプリ導入完了」を通知する。機器構成管理部23は指定された機器構成情報の状態を「アプリ導入完了」に更新する。
ステップS42に進み、機器管理アプリはステップS34で操作者により選択された機器構成情報の設定ファイルのファイルパスを指定して、サーバ装置10のファイル管理部25から設定ファイルを取得する。
ステップS43において、機器管理アプリは取得した設定ファイルを指定してWebAPI34に設定ファイルのインポートをリクエストする。ステップS44に進み、WebAPI34はファイルを指定して設定ファイルのインポートを設定値管理部32にリクエストする。
ステップS45に進み、設定値管理部32はステップS44で指定された設定ファイルの設定を反映する。なお、設定ファイルはインストールしたアプリの設定を含んでいてもよい。したがって、ステップS45の設定の反映はアプリのインストールよりも後に実行する。
ステップS46に進み、電子機器12の機器管理アプリはサーバ装置10の機器構成管理部23に状態「設定反映完了」を通知する。機器構成管理部23は指定された機器構成情報の状態を「設定反映完了」に更新する。その後、電子機器12の機器管理アプリはステップS47において導入結果表示画面を操作パネルに表示し、アプリの導入作業を完了する。
図17は電子機器12が図7の構成である場合のシーケンス図である。電子機器12が図9の構成である場合、アプリの導入作業のシーケンス図は、例えば図24に示すようになる。
図24はアプリの導入作業の他の例を示すシーケンス図である。なお、図24のシーケンス図は一部を除いて図17のシーケンス図と同様であるため、適宜説明を省略する。ステップS51〜S55は図17のステップS31〜S35と同様である。
電子機器12の機器管理アプリはステップS56〜S61の処理を導入するアプリの数だけ繰り返し行い、アプリを導入する。ステップS56において、機器管理アプリはステップS54で選択された機器構成情報と対応付けられているアプリID及びライセンスキーを指定してアプリのインストールのカスタムURLスキームの呼び出しを仲介アプリ38にリクエストする。
ステップS57に進み、仲介アプリ38はステップS54で選択された機器構成情報と対応付けられているアプリID及びライセンスキーを指定してアプリのインストールをSOAPのWebAPI33にリクエストする。ステップS58に進み、SOAPのWebAPI33はアプリID及びライセンスキーを指定してアプリのインストールをアプリ管理部31にリクエストする。
アプリ管理部31が行うステップS59〜S61の処理は図17のステップS38〜S40と同様である。ステップS56〜S61の処理が終了すると、仲介アプリ38は結果をサーバ装置10に通知するため、Webブラウザ37上で動作する機器管理アプリを起動する。
ステップS62に進み、電子機器12の機器管理アプリはサーバ装置10の機器構成管理部23に状態「アプリ導入完了」を通知する。機器構成管理部23は指定された機器構成情報の状態を「アプリ導入完了」に更新する。
ステップS63に進み、機器管理アプリはステップS54で操作者により選択された機器構成情報の設定ファイルのファイルパスを指定して、設定ファイルのインポートのカスタムURLスキームの呼び出しを仲介アプリ38にリクエストする。
ステップS64に進み、仲介アプリ38はステップS54で操作者により選択された機器構成情報の設定ファイルのファイルパスを指定して、サーバ装置10のファイル管理部25から設定ファイルを取得する。カスタムURLスキームではファイルを受け渡すことができないため、仲介アプリ38が設定ファイルを取得している。
ステップS65において、仲介アプリ38は取得した設定ファイルを指定してSOAPのWebAPI33に設定ファイルのインポートをリクエストする。ステップS66に進み、SOAPのWebAPI33はファイルを指定して設定ファイルのインポートを設定値管理部32にリクエストする。
ステップS67に進み、設定値管理部32はステップS66で指定された設定ファイルの設定を反映する。なお、設定ファイルはインストールしたアプリの設定を含んでいてもよい。したがって、ステップS67の設定の反映はアプリのインストールよりも後に実行する。ステップS67の処理が終了すると、仲介アプリ38は結果をサーバ装置10に通知するため、Webブラウザ37上で動作する機器管理アプリを起動する。
ステップS68に進み、電子機器12の機器管理アプリはサーバ装置10の機器構成管理部23に状態「設定反映完了」を通知する。機器構成管理部23は指定された機器構成情報の状態を「設定反映完了」に更新する。その後、電子機器12の機器管理アプリはステップS69において導入結果表示画面を操作パネルに表示し、アプリの導入作業を完了する。
また、電子機器12が図11の構成である場合、アプリの導入作業のシーケンス図は例えば図25に示すようになる。図25はアプリの導入作業の他の例を示すシーケンス図である。なお、図25のシーケンス図は一部を除いて図17のシーケンス図と同様であるため、適宜説明を省略する。ステップS71〜S75は図17のステップS31〜S35と同様である。
電子機器12の機器管理アプリはステップS76〜S81の処理を導入するアプリの数だけ繰り返し行い、アプリを導入する。ステップS76において、機器管理アプリはステップS74で選択された機器構成情報と対応付けられているアプリID及びライセンスキーを指定してアプリのインストールを仲介アプリ39にSOAP/HTTPでリクエストする。
ステップS77に進み、仲介アプリ39はステップS76のリクエストを、そのままSOAPのWebAPI33に転送する。ステップS78に進み、SOAPのWebAPI33はアプリID及びライセンスキーを指定してアプリのインストールをアプリ管理部31にリクエストする。
アプリ管理部31が行うステップS79〜S81の処理は図17のステップS38〜S40と同様である。仲介アプリ39はSOAPのWebAPI33から受信するレスポンスを、そのまま機器管理アプリに転送する。ステップS82〜S83の処理は図17のステップS41〜S42と同様である。
ステップS84に進み、機器管理アプリはステップS74で操作者により選択された機器構成情報の設定ファイルのファイルパスを指定して、設定ファイルのインポートを仲介アプリ39にSOAP/HTTPでリクエストする。
ステップS85に進み、仲介アプリ39はステップS84のリクエストを、そのままSOAPのWebAPI33に転送する。ステップS86に進み、SOAPのWebAPI33はファイルを指定して、設定ファイルのインポートを設定値管理部32にリクエストする。
ステップS87に進み、設定値管理部32はステップS86で指定された設定ファイルの設定を反映する。仲介アプリ39はSOAPのWebAPI33から受信するレスポンスを、そのまま機器管理アプリに転送する。ステップS88〜S89の処理は図17のステップS46〜S47と同様である。
また、電子機器12が図15の構成である場合、アプリの導入作業のシーケンス図は例えば図26に示すようになる。図26はアプリの導入作業の他の例を示すシーケンス図である。
ステップS91において操作者は、クライアント装置14に表示されたログイン画面にユーザID及びパスワードを入力し、ログインを要求する。ステップS92においてクライアント装置14の機器管理アプリはユーザID及びパスワードによるログインをサーバ装置10のユーザ管理部22に要求する。ユーザ管理部22はユーザ認証を行い、ログインに成功すると認証チケットを返す。
ステップS93に進み、クライアント装置14の機器管理アプリはテナントIDによる機器構成情報の検索を、サーバ装置10の機器構成管理部23に要求する。機器構成管理部23はテナントIDに基づいて、状態が「完了」でない機器構成情報を機器構成情報テーブル28から検索し、機器構成情報リストを返す。
機器構成情報リストを返されたクライアント装置14の機器管理アプリは機器構成情報選択画面を表示する。ステップS94において、クライアント装置14の操作者は機器構成情報選択画面の「導入する」ボタンを押下することにより、機器構成情報を選択してアプリの導入開始を要求する。このとき、クライアント装置14の操作者はアプリを導入する電子機器12のIPアドレスを入力する。
ステップS95において、機器管理アプリはステップS94で入力されたIPアドレスを指定して機番の取得を電子機器12の仲介アプリ40にSOAP/HTTPでリクエストする。ステップS96に進み、仲介アプリ40はステップS95のリクエストを、そのままSOAPのWebAPI33に転送する。SOAPのWebAPI33は仲介アプリ40経由で機番をクライアント装置14の機器管理アプリにレスポンスする。
ステップS97に進み、クライアント装置14の機器管理アプリはサーバ装置10の機器構成管理部23に電子機器12の登録要求を行う。クライアント装置14の機器管理アプリはステップS98〜S103の処理を導入するアプリの数だけ繰り返し行い、アプリを導入する。
ステップS98において、クライアント装置14の機器管理アプリはステップS94で選択された機器構成情報と対応付けられているアプリID及びライセンスキーを指定してアプリのインストールを電子機器12の仲介アプリ40にSOAP/HTTPでリクエストする。
ステップS99に進み、仲介アプリ40はステップS98のリクエストを、そのままSOAPのWebAPI33に転送する。ステップS100に進み、SOAPのWebAPI33はアプリID及びライセンスキーを指定してアプリのインストールをアプリ管理部31にリクエストする。アプリ管理部31が行うステップS101〜S103の処理は図25のステップS79〜S81と同様である。仲介アプリ40はSOAPのWebAPI33から受信するレスポンスを、そのままクライアント装置14の機器管理アプリに転送する。
ステップS98〜S103の処理が終了すると、ステップS104に進み、クライアント装置14の機器管理アプリはサーバ装置10の機器構成管理部23に状態「アプリ導入完了」を通知する。機器構成管理部23は指定された機器構成情報の状態を「アプリ導入完了」に更新する。
ステップS105に進み、機器管理アプリはステップS94で操作者により選択された機器構成情報の設定ファイルのファイルパスを指定して、サーバ装置10のファイル管理部25から設定ファイルを取得する。
ステップS106に進み、機器管理アプリはステップS94で操作者により選択された機器構成情報の設定ファイルのファイルパスを指定して、設定ファイルのインポートを電子機器12の仲介アプリ40にSOAP/HTTPでリクエストする。
ステップS107に進み、仲介アプリ40はステップS106のリクエストを、そのままSOAPのWebAPI33に転送する。ステップS108に進み、SOAPのWebAPI33はファイルを指定して、設定ファイルのインポートを設定値管理部32にリクエストする。ステップS109に進み、設定値管理部32はステップS108で指定された設定ファイルの設定を反映する。仲介アプリ40はSOAPのWebAPI33から受信するレスポンスを、そのままクライアント装置14の機器管理アプリに転送する。
ステップS110に進み、クライアント装置14の機器管理アプリはサーバ装置10の機器構成管理部23に状態「設定反映完了」を通知する。機器構成管理部23は指定された機器構成情報の状態を「設定反映完了」に更新する。その後、クライアント装置14の機器管理アプリはステップS111において導入結果表示画面を操作パネルに表示し、アプリの導入作業を完了する。
《置き換え又は増設用の電子機器に対するアプリの導入》
本実施形態では、例えば図27に示すように、置き換え又は増設用の電子機器12に対してアプリを導入する。図27は機器構成情報を利用して置き換え又は増設用の電子機器にアプリを導入する動作シナリオの一例を示す説明図である。
図27ではユーザ環境に設置される電子機器12を、機器構成情報を複製する複製元の電子機器12Aと、置き換え又は増設される複製先の電子機器12Bと、に分けて示している。
電子機器12Bへの置き換えは、例えば「Tenant2」において機番「Dev_000003」の電子機器12Aの動作が不安定になった場合に行われる。また、電子機器12Bの増設は、例えば業務の効率を上げるために行われる。なお、サーバ装置10の機器構成情報テーブル28の「Tenant2」に対応付いた機器構成情報は、上記したアプリを導入する動作シナリオにより、例えば図5から図28のように更新されたものとする。図28はアプリの導入が完了した機器構成情報の一例の構成図である。
業務担当はクライアント装置14からサーバ装置10にログインし、事前作業として複製元の電子機器12Aの機器構成情報を複製しておく。複製した機器構成情報は「Tenant2」と対応付けてサーバ装置10に登録しておく。
複製先の電子機器12Bがユーザ環境に納品されたあと、操作者は複製元の電子機器12Aでのデータ移行作業と、複製先の電子機器12Bでのアプリ導入作業とを行う。
《複製元の電子機器でのデータ移行作業》
図29は複製元の電子機器でのデータ移行作業の一例を示すシーケンス図である。複製元の電子機器12Aは機器登録済みであるため、機器認証により機器構成情報を特定することができる。そこで、図29では機器認証から始めるシーケンス図を示すが、操作者によるログインから始めるシーケンスであってもよい。
機器認証は電子機器12Aで動作する機器管理アプリと、サーバ装置10の機器構成管理部23との間で行われるため、操作者の入力を必要としない。例えば個体を識別するデジタル証明書を記憶装置に保存して出荷される電子機器12Aの場合は、このデジタル証明書を用いたSSL/TLSクライアント認証により機器認証を実現できる。
ステップS201において操作者が導入画面を開くと、電子機器12Aの機器管理アプリはステップS202において機器認証を行う。機器認証に成功すると、電子機器12Aの機器管理アプリはステップS203において機番による機器構成情報の検索を、サーバ装置10の機器構成管理部23に要求する。機器構成管理部23は機番が一致する機器構成情報を機器構成情報テーブル28から検索して電子機器12Aに返す。
状態が「完了」でない機器構成情報を受信した場合、電子機器12Aの機器管理アプリは機器構成情報の登録作業を行う。機器構成情報を受信しなかった場合、電子機器12Aの機器管理アプリは処理を終了する。
状態が「完了」で、項目「設定ファイル」が「エクスポート中」である機器構成情報を受信した場合、電子機器12Aの機器管理アプリは設定ファイルのエクスポート処理の開始を操作者に確認させる図30のエクスポート開始確認画面を表示する。図30はエクスポート開始確認画面の一例のイメージ図である。
ステップS204において電子機器12Aは、図30に示したエクスポート開始確認画面の「エクスポートを開始する」ボタンが押下され、操作者からエクスポートの開始の指示を受け付ける。
ステップS205において、電子機器12Aの機器管理アプリは設定ファイルのエクスポートをWebAPI34にリクエストする。ステップS206に進み、WebAPI34は設定ファイルのエクスポートを設定値管理部32にリクエストする。ステップS207において設定値管理部32は二次記憶領域に保存された各モジュールの設定値を収集して設定ファイルを作成し、WebAPI34経由で機器管理アプリに返す。
ステップS208に進み、機器管理アプリは機器構成情報IDを指定し、作成した設定ファイルの登録をサーバ装置10の機器構成管理部23に要求する。ステップS209において、機器構成管理部23は電子機器12Aの機器管理アプリから登録要求のあった設定ファイルをファイル管理部25に保存させる。そして、機器構成管理部23はファイル管理部25から返された設定ファイルのファイルパスを図31に示すように機器構成情報の項目「設定ファイル」に登録する。図31は設定ファイルのファイルパスが登録された機器構成情報テーブルのレコードの一例の構成図である。
電子機器12Aの機器管理アプリは、機器構成情報と共に受信したアプリ構成情報の項目「ライセンスキー」に「無効化中」であることを示すデータが保存されていた場合にステップS210の処理を行う。
ステップS210において、機器管理アプリはアンインストールの開始を操作者に確認させる図32のアンインストール開始確認画面を表示する。図32はアンインストール開始確認画面の一例のイメージ図である。
ステップS211において電子機器12Aの機器管理アプリは図32に示したアンインストール開始確認画面の「アンインストールを開始する」ボタンが押下され、操作者からアンインストールの開始の指示を受け付ける。ステップS212〜S216の処理はアンインストールするアプリの数だけ繰り返される。
ステップS212において、機器管理アプリは、アプリIDを指定してアプリのアンインストールをWebAPI34にリクエストする。ステップS213に進み、WebAPI34はアプリIDを指定してアプリのアンインストールをアプリ管理部31にリクエストする。
ステップS214に進み、アプリ管理部31はアプリID、ライセンスキー及び機番を指定して、サーバ装置10のライセンス管理部26にライセンスを無効化させる。アプリ管理部31はステップS215に進み、ステップS214でライセンスを無効化したアプリをアンインストールする。
ステップS216に進み、電子機器12Aの機器管理アプリはサーバ装置10の機器構成管理部23に機器構成情報ID、アプリIDを指定して、アンインストール完了の状態を通知する。機器構成管理部23は図33のアプリ構成情報のように、項目「ライセンスキー」に「アンインストール済み」であることを示すデータを保存する。図33は「アンインストール済み」であることを示すデータが保存されたアプリ構成情報の一例の構成図である。
なお、機器構成管理部23は無効化したライセンスのレコードをアプリ構成情報テーブル29から削除するようにしてもよい。また、図29のシーケンス図ではアプリのアンインストール処理の中でライセンスの無効化を行っているが、アンインストールせずにライセンスの無効化だけを行うようにしてもよい。
また、ステップS216のアンインストール完了の状態の通知は、ライセンス無効化の要求を受け付けたライセンス管理部26が機器構成管理部23に通知することで実現するようにしてもよい。この場合、アプリ構成情報の項目「ライセンスキー」には「無効化済み」であることを示すデータを保存する。
アンインストールするアプリの数だけステップS212〜S216の処理を繰り返したあと、電子機器12Aの機器管理アプリはステップS217においてデータ移行作業の完了画面を表示する。
図29は電子機器12Aが図7の構成である場合のシーケンス図である。電子機器12Aが図9の構成である場合のシーケンス図は例えば図34に示すようになる。図34は複製元の電子機器でのデータ移行作業の他の例を示すシーケンス図である。なお、図34のシーケンス図は一部を除いて図29のシーケンス図と同様であるため、適宜説明を省略する。ステップS221〜S224は図29のステップS201〜S204と同様である。
ステップS225において、電子機器12Aの機器管理アプリは設定ファイルのエクスポートのカスタムURLスキームの呼び出しを仲介アプリ38にリクエストする。仲介アプリ38はステップS226において、設定ファイルのエクスポートをSOAPのWebAPI33にリクエストする。ステップS227に進み、SOAPのWebAPI33は設定ファイルのエクスポートを設定値管理部32にリクエストする。
ステップS228〜S231の処理は、図29のステップS207〜S210と同様である。ステップS232において電子機器12Aの機器管理アプリは図32に示したアンインストール開始確認画面の「アンインストールを開始する」ボタンが押下され、操作者からアンインストールの開始の指示を受け付ける。
ステップS233〜S238の処理は、アンインストールするアプリの数だけ繰り返される。ステップS233において、機器管理アプリは、アプリIDを指定してアプリのアンインストールのカスタムURLスキームの呼び出しを、仲介アプリ38にリクエストする。ステップS234に進み、仲介アプリ38はアプリIDを指定してアプリのアンインストールをSOAPのWebAPI33にリクエストする。ステップS235に進み、WebAPI33はアプリIDを指定してアプリのアンインストールをアプリ管理部31にリクエストする。ステップS236〜S239の処理は、図29のステップS214〜S217と同様である。
また、電子機器12が図11の構成である場合のシーケンス図は例えば図35に示すようになる。図35は複製元の電子機器でのデータ移行作業の他の例を示すシーケンス図である。なお、図35のシーケンス図は一部を除いて図29のシーケンス図と同様であるため、適宜説明を省略する。ステップS241〜S244は図29のステップS201〜S204と同様である。
ステップS245において、電子機器12Aの機器管理アプリは、設定ファイルのエクスポートを仲介アプリ39にSOAP/HTTPでリクエストする。仲介アプリ39はステップS246に進み、ステップS245のリクエストを、そのままSOAPのWebAPI33に転送する。
ステップS247に進み、SOAPのWebAPI33は設定ファイルのエクスポートを設定値管理部32にリクエストする。ステップS248〜S251の処理は、図29のステップS207〜S210と同様である。
ステップS252において電子機器12Aの機器管理アプリは図32に示したアンインストール開始確認画面の「アンインストールを開始する」ボタンが押下され、操作者からアンインストールの開始の指示を受け付ける。
ステップS253〜S258の処理は、アンインストールするアプリの数だけ繰り返される。ステップS253において、機器管理アプリは、アプリIDを指定してアプリのアンインストールを仲介アプリ39にSOAP/HTTPでリクエストする。ステップS254に進み、仲介アプリ38はステップS253のリクエストを、そのままSOAPのWebAPI33に転送する。ステップS255に進み、WebAPI33はアプリIDを指定してアプリのアンインストールをアプリ管理部31にリクエストする。ステップS256〜S259の処理は、図29のステップS214〜S217と同様である。
また、電子機器12が図15の構成である場合のシーケンス図は例えば図36に示すようになる。図36は複製元の電子機器でのデータ移行作業の他の例を示すシーケンス図である。
ステップS261において操作者は、クライアント装置14に表示されたログイン画面にユーザID及びパスワードを入力し、ログインを要求する。ステップS262においてクライアント装置14の機器管理アプリはユーザID及びパスワードによるログインをサーバ装置10のユーザ管理部22に要求する。ユーザ管理部22はユーザ認証を行い、ログインに成功すると認証チケットを返す。
ステップS263に進み、クライアント装置14の機器管理アプリはテナントIDによる機器構成情報の検索を、サーバ装置10の機器構成管理部23に要求する。機器構成管理部23はテナントIDに基づいて、状態が「完了」でない機器構成情報を機器構成情報テーブル28から検索し、機器構成情報リストを返す。機器構成情報リストを返されたクライアント装置14の機器管理アプリはエクスポート開始確認画面を表示する。
ステップS264においてクライアント装置14の機器管理アプリは、エクスポート開始確認画面に機器構成情報リストを表示し、操作者に選択させることで、エクスポートの開始の指示を受け付ける。
ステップS265において、クライアント装置14の機器管理アプリは、設定ファイルのエクスポートを仲介アプリ40にSOAP/HTTPでリクエストする。仲介アプリ40はステップS266に進み、ステップS265のリクエストを、そのままSOAPのWebAPI33に転送する。
ステップS267に進み、SOAPのWebAPI33は設定ファイルのエクスポートを設定値管理部32にリクエストする。ステップS268〜S271の処理は、図29のステップS207〜S210と同様である。
ステップS272においてクライアント装置14の機器管理アプリは図32に示したアンインストール開始確認画面の「アンインストールを開始する」ボタンが押下され、操作者からアンインストールの開始の指示を受け付ける。
ステップS273〜S278の処理は、アンインストールするアプリの数だけ繰り返される。ステップS273において、機器管理アプリは、アプリIDを指定してアプリのアンインストールを仲介アプリ40にSOAP/HTTPでリクエストする。ステップS274に進み、仲介アプリ40はステップS273のリクエストを、そのままSOAPのWebAPI33に転送する。ステップS275に進み、WebAPI33はアプリIDを指定してアプリのアンインストールをアプリ管理部31にリクエストする。ステップS276〜S279の処理は、図29のステップS214〜S217と同様である。
《複製先の電子機器でのアプリケーション導入作業》
複製先の電子機器12Bにおけるアプリケーション導入作業は、一部を除いて前述したシーケンス図と同様である。複製先の電子機器12Bにおけるアプリケーション導入作業は複製元の電子機器12Aからのデータ移行作業(アプリのインストールと設定ファイルの反映)が完了しているか否かを確認する点が異なっている。
例えば図31の機器構成情報テーブル28の場合、機器構成情報IDが「Conf_0000006」の機器構成情報が返される。複数台分の機器構成情報を一括して複製した場合は、返される複数の機器構成情報から操作者に選択させる。電子機器12Bの登録を行ったあとの機器構成情報テーブルは例えば図37のようになる。図37は機番が登録された機器構成情報テーブルのレコードの一例の構成図である。図37の機器構成情報IDが「Conf_0000006」の機器構成情報は図31の機器構成情報に機番が登録されたものである。
アプリのインストールは、ライセンス移行する場合、複製元の電子機器12Aでのライセンスの無効化が完了するのを待つ必要がある。電子機器12Bは例えば図37の機器構成情報IDが「Conf_0000006」の機器構成情報に関連付いたアプリ構成情報からライセンスの無効化が完了しているか否かを判断することができる。
ライセンスの無効化が完了していないと判断した場合、電子機器12Bはアプリのインストールまで進んだあと、ライセンスの無効化が完了したと判断できるまで処理を行わずに待機する。
具体的に、電子機器12Bは所定時間間隔でサーバ装置10から機器構成情報ID「Conf_0000003」のアプリ構成情報を取得し、項目「ライセンスキー」が「アンインストール済み」であることを示すデータに変わるのを待つ。この状態を検知すると電子機器12Bは処理を再開する。
ライセンスキーが一旦解放されているため、電子機器12Bはライセンスキーを有効化することができる。そして、電子機器12の機器管理アプリはサーバ装置10の機器構成管理部23に状態「アプリ導入完了」を通知する。
機器構成管理部23は、指定された機器構成情報に対応付けられているアプリ構成情報の項目「ライセンスキー」を図38に示すように「Lic_002_000001」に更新する。
また、設定ファイルの反映は複製元の電子機器12Aでの設定ファイルのエクスポートが完了するのを待つ必要がある。電子機器12Bは例えば図37に示す機器構成情報IDが「Conf_0000006」の機器構成情報から、機器構成情報ID「Conf_0000003」の設定ファイルのエクスポートが完了しているか否かを判断することができる。設定ファイルのエクスポートが完了していないと判断した場合、電子機器12Bは処理を行わずに待機する。
具体的に、電子機器12Bは所定時間間隔でサーバ装置10から機器構成情報ID「Conf_0000003」の機器構成情報を取得し、項目「設定ファイル」に設定ファイルのファイルパスが登録されるのを待つ。
この状態を検知した後で電子機器12Bは処理を再開する。電子機器12Bはファイルパスを指定してサーバ装置10から設定ファイルを取得する。電子機器12Bは取得した設定ファイルの設定を反映する。電子機器12の機器管理アプリはサーバ装置10の機器構成管理部23に状態「設定反映完了」を通知する。機器構成管理部23は、指定された機器構成情報の項目「設定ファイル」を図39に示すように「Prefs_0000004.xml」に更新する。
《電子機器のフローチャート》
上記のシーケンス図の処理は例えば図40のフローチャートに示す電子機器12の処理により実現できる。図40は電子機器の処理の一例のフローチャートである。なお、図40のフローチャートでは画面表示、ユーザ入力及び複数の対象に対するループの記載を省略している。
ステップS301において、電子機器12は機器認証から開始し、機器登録が完了している場合のみに機器認証が成功するとした場合の例を示している。ステップS303〜S308は複製元の電子機器12Aの処理を示している。ステップS309〜S320は複製先の電子機器12B(或いは単独でアプリケーションを導入する電子機器12)の処理を示している。なお、ここでは図27の動作シナリオの例を説明する。
ステップS301において、電子機器12A又は12Bは機器認証を行う。電子機器12Aからの機器認証の場合は機器認証に成功し(S302においてY)、ステップS303に進む。なお、電子機器12Bからの機器認証の場合は機器認証に失敗し(S302においてN)、ステップS309に進む。
ステップS303において電子機器12Aは自機の機番がセットされた機器構成情報をサーバ装置10から検索する。検索した機器構成情報の状態が「完了」でなければ電子機器12Aは後述するステップS315以降の処理を行う。
検索した機器構成情報の状態が「完了」であれば電子機器12AはステップS305に進み、検索した機器構成情報の項目「設定ファイル」がエクスポート中であるか否かを判定する。
検索した機器構成情報の項目「設定ファイル」がエクスポート中であれば(S305においてY)、電子機器12AはステップS306に進み、設定ファイルをエクスポートした後でステップS307に進む。検索した機器構成情報の項目「設定ファイル」がエクスポート中でなければ(S305においてN)、電子機器12AはステップS306の処理をスキップする。
ステップS307において、電子機器12Aは検索した機器構成情報と対応付いたアプリ構成情報の項目「ライセンスキー」に「無効化中」であることを示すデータが保存されていればステップS308に進む。ステップS308において電子機器12Aはアプリのアンインストール処理を行う。また、検索した機器構成情報と対応付いたアプリ構成情報の項目「ライセンスキー」に「無効化中」であることを示すデータが保存されていなければステップS308の処理をスキップする。
ステップS309に進んだ電子機器12Bはユーザ認証を行う。ユーザ認証に成功した場合は(S310においてY)、ステップS311に進む。ユーザ認証に成功しなかった場合は(S310においてN)、図40のフローチャートの処理を終了する。
ステップS311において、電子機器12Bはサーバ装置10から状態が「完了」でない機器構成情報を検索する。状態が「完了」でない機器構成情報が存在しなければ(S312においてN)、電子機器12Bは図40のフローチャートの処理を終了する。
状態が「完了」でない機器構成情報が存在すれば(S312においてY)、電子機器12Bはユーザからの機器構成情報の選択を受け付け(S313)、サーバ装置10に機器を登録する。ステップS314のあと、電子機器12BはステップS315以降の処理を行う。
ステップS315において、電子機器12Bはライセンスを移行する場合であれば(S315においてY)、ステップS316に進み、複製元の電子機器12Aでのアプリのアンインストール完了を待つ。
複製元の電子機器12Aでのアプリのアンインストールが完了すると、電子機器12BはステップS317に進む。一方、電子機器12Bはライセンスを移行する場合でなければ(S315においてN)、ステップS316の処理をスキップし、ステップS317に進む。
ステップS317において、電子機器12Bはアプリのインストール処理を行う。電子機器12Bは設定を移行する場合(S318においてY)、ステップS319に進み、複製元の電子機器12Aでの設定ファイルのエクスポート完了を待つ。
複製元の電子機器12Aでの設定ファイルのエクスポートが完了すると、電子機器12BはステップS320に進む。電子機器12Bは設定ファイルを移行しない場合(S318においてN)、ステップS319の処理をスキップし、ステップS320に進む。電子機器12BはステップS320において、サーバ装置10から取得した設定ファイルを反映する処理を行う。
<まとめ>
本実施形態によれば、電子機器12にWebアプリ35から呼び出せないWebAPI33が搭載されている場合に、上記した仲介アプリ38〜40を後からインストールすることによりWebアプリ35からWebAPI33を使えるようになる。Webアプリ35がWebAPI33を利用できるようにしたことで、本実施形態では、置き換え又は増設用の電子機器12に対するアプリケーションの導入及び設定ファイルの反映を、簡単に行うことができる。このように、本実施形態によれば、既に稼働している電子機器12と同じ状態での置き換え又は増設が容易な電子機器12を提供できる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。API33はWebアプリケーションから呼び出すことのできないソフトウェアインタフェースの一例である。アプリ管理部31及び設定値管理部32はソフトウェアインタフェースを呼び出すことで利用される機能部の一例である。仲介アプリ38〜40は仲介手段の一例である。電子機器12は組み込み機器の一例である。
また、カスタムURLスキーム受信部51は受信手段の一例である。リクエスト生成部53は生成手段の一例である。HTTPクライアント55は通信手段の一例である。レスポンス解析部54は解析手段の一例である。Webアプリ起動部52は通知手段の一例である。リクエスト/レスポンス転送部63は、転送手段の一例である。OPTIONSメソッド処理部62は許可手段の一例である。
1 情報処理システム
10 サーバ装置
12、12A、12B 電子機器
14 クライアント装置
16 ネットワーク
21 通信部
22 ユーザ管理部
23 機器構成管理部
24 アプリ情報管理部
25 ファイル管理部
26 ライセンス管理部
27 アプリストレージ部
28 機器構成情報テーブル
29 アプリ構成情報テーブル
31 アプリ管理部
32 設定値管理部
33、34 WebAPI
35、43 Webアプリ
36、61 HTTPサーバ
37、41 Webブラウザ
38、39、40 仲介アプリ
42 管理ソフト
51 カスタムURLスキーム受信部
52 Webアプリ起動部
53 リクエスト生成部
54 レスポンス解析部
55 HTTPクライアント
62 OPTIONSメソッド処理部
63 リクエスト/レスポンス転送部
64 HTTPクライアント
500 コンピュータ
501 入力装置
502 表示装置
503 外部I/F
503a 記録媒体
504 RAM
505 ROM
506 CPU
507 通信I/F
508 HDD
600 MFP
601 コントローラ
602 操作パネル
603 外部I/F
603a 記録媒体
604 通信I/F
605 プリンタ
606 スキャナ
611 CPU
612 RAM
613 ROM
614 NVRAM
615 HDD
B バス
特開2015−121919号公報

Claims (13)

  1. Webブラウザと、前記Webブラウザで動作するWebアプリケーションから呼び出すことのできないソフトウェアインタフェースと、前記ソフトウェアインタフェースを呼び出すことで利用される機能部と、を有する組み込み機器であって、
    前記Webアプリケーションと前記ソフトウェアインタフェースとを仲介し、前記Webアプリケーションに替わって前記ソフトウェアインタフェースを呼び出すことで前記Webアプリケーションが前記機能部を利用できるようにする仲介手段
    を有することを特徴とする組み込み機器。
  2. 前記仲介手段は、
    前記Webアプリケーションから前記機能部の利用を指定したリクエストを受信する受信手段と、
    前記機能部の利用を指定したリクエストに従い、前記ソフトウェアインタフェースを呼び出すリクエストを生成する生成手段と、
    生成した前記リクエストにより前記ソフトウェアインタフェースを呼び出し、その呼び出しに応じたレスポンスを受信する通信手段と、
    受信したレスポンスを解析する解析手段と、
    解析した結果を前記Webアプリケーションに通知する通知手段と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の組み込み機器。
  3. 前記仲介手段は、
    前記Webアプリケーションから受信した前記ソフトウェアインタフェースを呼び出すリクエストを転送して前記ソフトウェアインタフェースを呼び出し、その呼び出しに応じて受信したレスポンスを前記Webアプリケーションに転送する転送手段
    を有することを特徴とする請求項1記載の組み込み機器。
  4. 前記仲介手段は、前記Webブラウザから受信したクロスドメイン通信のリクエストに対して、クロスドメイン通信を許可するレスポンスを返す許可手段
    を更に有することを特徴とする請求項3記載の組み込み機器。
  5. クライアント装置のWebブラウザで動作するWebアプリケーションから読み出すことのできないソフトウェアインタフェースと、前記ソフトウェアインタフェースを呼び出すことで利用される機能部と、を有する組み込み機器であって、
    前記Webアプリケーションと前記ソフトウェアインタフェースとを仲介し、前記Webアプリケーションに替わって前記ソフトウェアインタフェースを呼び出すことで前記Webアプリケーションが前記機能部を利用できるようにする仲介手段
    を有することを特徴とする組み込み機器。
  6. 前記仲介手段は、
    前記Webアプリケーションから受信した前記ソフトウェアインタフェースを呼び出すリクエストを転送して前記ソフトウェアインタフェースを呼び出し、その呼び出しに応じて受信したレスポンスを前記Webアプリケーションに転送する転送手段
    を有することを特徴とする請求項5記載の組み込み機器。
  7. 前記仲介手段は、後からインストールが可能なモジュールにより実現されること
    を特徴とする請求項1乃至5何れか一項記載の組み込み機器。
  8. Webブラウザと、前記Webブラウザで動作するWebアプリケーションから呼び出すことのできないソフトウェアインタフェースと、前記ソフトウェアインタフェースを呼び出すことで利用される機能部と、を有する組み込み機器のソフトウェアインタフェース利用方法であって、
    前記Webアプリケーションと前記ソフトウェアインタフェースとを仲介する仲介手段が前記Webアプリケーションから呼び出されるステップと、
    前記仲介手段が前記ソフトウェアインタフェースを呼び出すことで、前記Webアプリケーションが前記機能部を利用するステップと
    を有することを特徴とするソフトウェアインタフェース利用方法。
  9. クライアント装置のWebブラウザで動作するWebアプリケーションから読み出すことのできないソフトウェアインタフェースと、前記ソフトウェアインタフェースを呼び出すことで利用される機能部と、を有する組み込み機器のソフトウェアインタフェース利用方法であって、
    前記Webアプリケーションと前記ソフトウェアインタフェースとを仲介する仲介手段が前記Webアプリケーションから呼び出されるステップと、
    前記仲介手段が前記ソフトウェアインタフェースを呼び出すことで、前記Webアプリケーションが前記機能部を利用するステップと
    を有することを特徴とするソフトウェアインタフェース利用方法。
  10. Webブラウザと、前記Webブラウザで動作するWebアプリケーションから呼び出すことのできないソフトウェアインタフェースと、前記ソフトウェアインタフェースを呼び出すことで利用される機能部と、を有する組み込み機器に、
    前記Webアプリケーションと前記ソフトウェアインタフェースとを仲介する仲介手段が前記Webアプリケーションから呼び出される手順と、
    前記仲介手段が前記ソフトウェアインタフェースを呼び出すことで、前記Webアプリケーションが前記機能部を利用する手順と
    を実行させるためのプログラム。
  11. クライアント装置のWebブラウザで動作するWebアプリケーションから読み出すことのできないソフトウェアインタフェースと、前記ソフトウェアインタフェースを呼び出すことで利用される機能部と、を有する組み込み機器に、
    前記Webアプリケーションと前記ソフトウェアインタフェースとを仲介する仲介手段が前記Webアプリケーションから呼び出される手順と、
    前記仲介手段が前記ソフトウェアインタフェースを呼び出すことで、前記Webアプリケーションが前記機能部を利用する手順と
    を実行させるためのプログラム。
  12. Webブラウザと、前記Webブラウザで動作するWebアプリケーションから呼び出すことのできないソフトウェアインタフェースと、前記ソフトウェアインタフェースを呼び出すことで利用される機能部と、を有する組み込み機器と、前記組み込み機器にWebアプリケーションを提供するサーバ装置と、を有する情報処理システムであって、
    前記Webアプリケーションと前記ソフトウェアインタフェースとを仲介し、前記Webアプリケーションに替わって前記ソフトウェアインタフェースを呼び出すことで前記Webアプリケーションが前記機能部を利用できるようにする仲介手段
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  13. クライアント装置のWebブラウザで動作するWebアプリケーションから読み出すことのできないソフトウェアインタフェースと、前記ソフトウェアインタフェースを呼び出すことで利用される機能部と、を有する組み込み機器と、前記クライアント装置にWebアプリケーションを提供するサーバ装置と、を有する情報処理システムであって、
    前記Webアプリケーションと前記ソフトウェアインタフェースとを仲介し、前記Webアプリケーションに替わって前記ソフトウェアインタフェースを呼び出すことで前記Webアプリケーションが前記機能部を利用できるようにする仲介手段
    を有することを特徴とする情報処理システム。
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