JP2018127222A - 空撮用回転翼機 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転翼機を元の位置に引き戻す際に繋留ロープを引いてもバランスを崩すことがなく、被写体により近づくことができる空撮用回転翼機を提供すること。【解決手段】複数の回転翼12と、回転翼を支持する複数のアーム部16が接続された中心部20と、中心部の鉛直下方に設置された搭載部40と、回転翼機の飛行位置を制御するための誘導部材186と、を備えた回転翼機1であって、誘導部材は、中心部の中心点から鉛直上方に延伸する中心軸部材22と中心軸部材に平行して鉛直方向に延伸し回転翼を保護するための外縁軸部材182と中心軸部材と外縁軸部材とを橋架けして接合するための架橋部材184とから形成され、外縁軸部材上に繋留ロープ190の端部が取り付けられていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、空撮用回転翼機に関する。更に詳しくは、回転翼機を元の位置に引き戻す際に繋留ロープを引いてもバランスを崩すことがなく、被写体により近づいて撮影することができる空撮用回転翼機に関する。
いわゆるドローン又はマルチコプターと呼ばれる回転翼機は、セキュリティ、農業、インフラ監視等の様々な分野で使用されている。回転翼機を活用することにより、災害現場や未開拓地等の人間が近づくことができない場所で発生している現象を観測し、観測したビックデータを解析することも可能となっている。回転翼機の中でも、特に小型で軽量の回転翼機は、主として空撮用回転翼機として好適に使用されている。このような回転翼機を用いることによって、タワーマンション等の高層ビル建築現場を高解像度にて撮影することができる、「パノラマ空撮」が可能となっている。
近年、小型、軽量で操縦が簡単であり、風の影響が少なく、安定した姿勢を維持することが可能な空撮用回転翼機が提案されている(例えば、特許文献1)。この空撮用回転翼機は、第一支持棒を回転翼機中心部から当該回転翼機の鉛直下方に位置するように設置しており、第一支持棒の下部に搭載部を設置している。さらに、この空撮用回転翼機は、搭載部の下部に第二支持棒を備えており、第二支持棒から繋留ロープが連接されている。
空撮用回転翼機の飛行範囲は、繋留ロープの長さによって限定されているため、当該回転翼機が操縦不能に陥っても見失うことがない。また、この空撮用回転翼機は、繋留ロープを備えており、当該繋留ロープを巻き上げることにより、墜落や暴走を防ぐことができる。
一方、無人航空機等を含む回転翼機を規制する改正航空法によれば、回転翼機を飛行させる際には、当該回転翼機に繋留ロープを取り付けなければならないことが義務付けられる事が多い。なお、本件特許出願人は、本件発明に関連する文献公知発明として、以下の特許文献を提示する。
特開2013−79034号公報
しかしながら、従来の空撮用回転翼機は、当該回転翼機本体の鉛直下方に繋留ロープを有しているため、当該回転翼機付近の被写体には、十分近づけないという問題点を有する。しかも、空撮用回転翼機の飛行範囲は、第一支持部、搭載部、繋留ロープ等によって構成させる部材の長さを半径とする円弧で形成される領域に限定されてしまうという問題点を有する。
特に、被写体が人間である場合には、上記空撮用回転翼が被写体に近づくことができる距離に限界がある。すなわち、上記空撮用回転翼機は、当該回転翼機が墜落した場合に備えて、被写体から一定の距離を保持しなくてはならない。その結果、上記空撮用回転翼機を用いて空撮を行っても、被写体に十分近づくことができないことになり、臨場感のある撮影をすることができない。
さらに、従来の空撮用回転翼機は、当該回転翼機本体の鉛直下方に繋留ロープを有しているため、被写体が橋梁、トンネル内部等の建築物、海、河川における水面、洞窟内部等の自然物である場合には、当該回転翼機は被写体に近づくことさえできない。
また、上記空撮用回転翼機が飛行中に気流等により横揺れが発生した場合には、操縦者は、横揺れを元に戻して呼び戻すために繋留ロープを引っ張る。しかしながら、上記空撮用回転翼機の繋留ロープは、当該回転翼機の鉛直下方に取り付けられているから、繋留ロープを引っ張ることによって当該回転翼機の飛行態勢は、不安定になるという問題点を有する。
そこで、本発明の目的は、回転翼機を元の位置に引き戻す際に繋留ロープを引いてもバランスを崩すことがなく、被写体が人間、橋梁、海、河川における水面、地表等であっても、当該被写体により近づくことができる空撮用回転翼機を提供することにある。
本件発明者等は、鋭意検討を行った結果、回転翼機の飛行位置を制御するための誘導部材を回転翼機の中心部の中心点から鉛直上方に延伸する中心軸部材と中心軸部材に平行して鉛直方向に延伸し回転翼を保護するための外縁軸部材と中心軸部材と外縁軸部材とを橋架けして接合するための架橋部材とから形成して、外縁軸部材上に繋留ロープの端部を所定の位置に取り付けることによって、回転翼機を元の位置に引き戻す際に繋留ロープを引いてもバランスを崩すことがなく、被写体により近づくことができることを見出し、本発明を完成するに至った。具体的には本発明は以下の技術的事項から構成される。
(1) 複数の回転翼と、
前記回転翼を支持する複数のアーム部が接続された中心部と、
前記中心部の鉛直下方に設置された搭載部と、
回転翼機の飛行位置を制御するための誘導部材と、を備えた回転翼機であって、
前記誘導部材は、前記中心部の中心点から鉛直上方に延伸する中心軸部材と、前記中心軸部材に平行して鉛直方向に延伸し前記回転翼を保護するための外縁軸部材と、前記中心軸部材と前記外縁軸部材とを橋架けして接合するための架橋部材と、から形成され、
前記外縁軸部材上に繋留ロープの端部が取り付けられていることを特徴とする空撮用回転翼機。
(2) 前記繋留ロープの下端部が、前記外縁軸部材上であって、
前記回転翼機にかかる重力の中心点である重心を水平方向に前記外縁軸部材上に対応させた繋留ポイントPxの位置以上に取り付けられていることを特徴とする(1)に記載の空撮用回転翼機。
(3) 前記繋留ロープの上端部が、前記外縁軸部材であって、
下記一般式[1]にて規定される繋留ポイントPyの位置以下に取り付けられていることを特徴とする(1)又は(2)に記載の空撮用回転翼機。
(式1)
繋留ポイントPy= R・tanθ ・・・[1]
(上記一般式[1]中、R:前記中心軸部材から前記外縁軸部材までの距離、θ:前記中心軸部材の端部から前記外縁軸部材の上端部を見たときの頂角を表す。)
(4) 前記中心部が、前記中心軸部材を支点として回転させるための駆動手段を備えていることを特徴とする(1)〜(3)いずれか1に記載の空撮用回転翼機。
本発明によれば、空撮用回転翼機が横揺れした後、元の位置に引き戻す際に繋留ロープを引いてもバランスを崩すことがなく、被写体により近づくことができる空撮用回転翼機が提供される。
本発明の一実施形態に係る空撮用回転翼機の構成を示した斜視図である。 上記空撮用回転翼機の側面図である。 上記空撮用回転翼機の繋留ポイント(P1)の位置を示したモデル図である。 従来の空撮用回転翼機が横揺れした場合のモデル図である。 本発明の一実施形態に係る空撮用回転翼機が横揺れした場合のモデル図である。 本発明の別実施形態に係る空撮用回転翼機の構成を示した側面図である。 本発明の一実施形態に係る空撮用回転翼機が被写体(陸上競技ランナー・観衆)に近づくことができる距離と従来の空撮用回転翼機が被写体に近づくことができる距離を比較した場合のモデル図である。 本発明の一実施形態に係る空撮用回転翼機が高層ビル間を飛行している場合のモデル図である。 本発明の一実施形態に係る空撮用回転翼機が被写体(人物)に近づくことができる距離と従来の空撮用回転翼機が被写体に近づくことができる距離を比較した場合のモデル図である。 本発明の一実施形態に係る空撮用回転翼機が橋梁付近を飛行している場合のモデル図である。
<実施形態1>
図1は、本発明の空撮用回転翼機1の概要を示した斜視図である。図1に示されるように空撮用回転翼機1は、複数の回転翼12、回転翼12を支持する複数のアーム部16が接続された中心部20と、複数のアーム部16の外周方向端部に設けられた複数の回転翼部10を備えている。さらに、空撮用回転翼機1は、中心部20の直下に、取り付け用部材42を備えている。取り付け用部材42は、外側水平方向に延伸する2本の支持部材46、支持部材48を備えている。支持部材46の外側水平方向の端部には空撮用回転翼機1を制御するための制御部44が取り付けられている。また、支持部材48の外部方向端部には、被写体を撮影するために用いる撮影部50が設置されている。
図1に示された空撮用回転翼機1は、アーム部を4本備えているが、アーム部の本数は、これに限定されない。例えば、空撮用回転翼機1のアーム部を6本、8本、12本等のアーム部を設けてもよい。本発明の空撮用回転翼機1が安定して飛行して、かつ重量が大きく、精度の高いカメラを搭載する場合には、アーム部の数は、6本以上であることが好ましい。実施形態1では、最も簡易な回転翼機である4本のアーム部を備えている空撮用回転翼機1を説明する。
空撮用回転翼機1の中心部20は、当該回転翼機1を真上から見た場合にアーム部16の先端部を結んで形成される円環内の中心に位置している。中心部20は、平板から構成された平面形状が円盤形状をしている。中心部20の側面からアーム部16の先端部を結んで形成される円環の外周方向に向けて4本のアーム部16A〜16Dが延伸している。4本のアーム部16A〜16Dは、上記円環において等間隔となるように4方向に設けられている。すなわち、4本のアーム部16A〜16Dは、隣接するアーム部の間隔が、90°となるように設けられている。なお、アーム部16A〜16Dは、直線形状を有していても、設計上の観点から直線形状を基調として、折れ曲がった形状を有していてもよい。中心部20の中心には、中心軸部材22が鉛直上向き方向に延伸している。
中心部20の直下には、着陸用脚部30、32が設けられている。着陸用脚部30、32は、空撮用回転翼機1が着陸するときにその自重を支える2本の支持部材をそれぞれ備えている。したがって、空撮用回転翼機1は、4本の支持部材からなる脚部によって支えられている。着陸用脚部30、32が備えている支持部材は、到着表面に対して鉛直下向きに延伸していてもよいし、下方向に向かって開くようにして斜め方向に延出していてもよい。
さらに、着陸用脚部30、32が備えている支持部材を当該支持部材と直交する1本の部材をさらに接続させてT文字型としてもよい。上記1本の部材が着陸する地表面に縦長に接触することになり、着陸する地表面との接触面積が増加するので、より安定して着陸することができる。
アーム部16A〜16Dは、それぞれ対応する回転翼部10A〜10Dを支持している部材である。アーム部16A〜16Dを安定とするために、中心部20の側面からアーム部16の端部を結んで形成される円環の外周を円環形状の部材等(図示せず)を用いて繋いでもよい。上記円環形状の側面には、回転翼機の飛行状態を示すためにLED等の発色体を設置してもよい。
アーム部16A〜16Dは、アーム部16Aが回転翼機の飛行位置を制御するための誘導部材を備えている点を除けば、同一の構造を備えている。主として、アーム部16Aの構造を説明する。中心部20からみて外周方向となるアーム部16Aの先端部には、回転翼部10Aが設けられている。回転翼部10Aは、回転翼12Aと動力部14Aを備えている。回転翼12Aは、動力部14Aからの出力を受けて回転する。回転翼12Aが回転することによって、空撮用回転翼機1を出発地から離陸させ、水平移動させ、目的地に着陸させるための推進力が発生する。なお、回転翼12Aは、右方向への回転、停止及び左方向への回転が可能である。
動力部14Aは、回転翼12Aを回転させるための駆動装置である。動力部14Aとしては、回転翼12Aを駆動させることができる手段であれば、特に制限されるものではない。例えば、内燃エンジン、電気モーター等であってもよい。動力部14A〜14Dは、回転翼12A〜12Dにそれぞれ対応している。
図1に示されるように回転翼12Aは、回転翼12Cと対角線上に向かい合っており、同じ回転方向で回転している。回転翼12Bは、回転翼12Dと対角線上に向かい合っており、同じ回転方向で回転している。回転翼12Aと回転翼12Bの回転方向は異なっている。例えば回転翼12Aを駆動する動力部14Aを右回転用電機モーターとし、回転翼12Bを駆動する動力部14Bを左回転用電機モーターとしてもよい。
空撮用回転翼機1は、搭載部40を備えている。搭載部40は取り付け用部材42、制御部44、撮影部50を備えている。搭載部40は、中心部20の直下に位置しており、アタッチメントである取り付け用部材42を介して、中心部20に取り付けられている。取り付け用部材42は、中心部20に嵌合することができるようになっている。取り付け用部材42は、その端に支持部材48を介して、撮影部50を搭載している。撮影部50に搭載されたカメラは、被写体を撮影する際に傾きが発生しないように、常に意図した角度に保持される。なお、搭載部40は、サポートモータ(図示せず)を備えていてもよい。サポートモータを設けることによって、より安定して搭載部40に搭載されたカメラの位置を保持することができる。
取り付け用部材42は、もう一方の端に支持部材46を介して、制御部44を搭載している。制御部44は、中心部20からみて、撮影部50と180°反対側に位置している。制御部44は、主として空撮用回転翼機1を駆動、制御させるために必要な部材、装置を搭載する。必要な部材、装置としては、例えば、駆動バッテリー、操縦者が操作する送信機からの信号を受信するための受信機、制御装置、赤外線センサ、測位用の信号を受信するGPSアンテナ等が挙げられる。
制御装置には、空撮用回転翼機の位置及び向きを計測するためのセンサ、当該回転翼機の速度、加速度を計測するためのセンサ、当該回転翼の回転方向及び回転数を計測するための測定器、当該回転翼機の重量、荷物積載時の負荷(ペイロード)を計測するための測定器、中央演算処理装置(CPU)等が含まれる。
本発明の空撮用回転翼機1は、当該回転翼機の飛行位置を制御するための誘導部材186を備えている。ここで、「回転翼機の飛行位置を制御する」とは、被写体が人間、橋梁、海、河川における水面、地表等であっても、当該被写体に近づいて飛行することができるように回転翼機の位置、方向を保持すること、及び当該回転翼機を元の位置に引き戻す際に繋留ロープを引いてもバランスを崩すことがない飛行状態を提供することをいう。誘導部材186は、少なくとも3本の軸部材から構成される。誘導部材186は中心部20の中心から鉛直上方に延伸する中心軸部材22と、中心軸部材22に平行して鉛直方向に延伸しており、かつ当該回転翼10Aを保護するための外縁軸部材182と中心軸部材22とを接合する架橋部材184を備えている。
回転翼部10Aを支持するアーム部16Aは、回転翼部10Aを貫通し、その方向をそのまま維持しながら延伸する延伸アーム部18Aを備えている。すなわち、回転翼部10Aは、アーム部16Aと延伸アーム部18Aとから形成される直線上に取り付けられる。延伸アーム部18Aは、アーム部16Aと延伸アーム部18Aとから形成される直線上であって、回転翼12Aが回転する領域を越えた位置を末端部としている。そして、延伸アーム部18Aは、上記末端部を接合ポイントとして、鉛直上向き及び下向き方向に折れ曲がり、外縁軸部材182と繋がっている。
図1に示された空撮用回転翼機1において、誘導部材186は、回転翼部10Aを保護するように固定されている。また、中心軸部材22を中心として、外縁軸部材182を回転させることによって誘導部材186を回転させてもよい。誘導部材186を回転させることによって、回転翼10A〜10Dが備えている回転翼12A〜12Dを保護することができる。誘導部材186を回転させる場合は、延伸アーム部18Aと外縁軸部材182とを接合ポイントにおいて、分離することができる構造とする。
図2は、空撮用回転翼機1の側面図である。図2は、図1に示された空撮用回転翼機1をX方向から見た側面図である。図2に示されるように、空撮用回転翼機1の誘導部材186を構成する外縁軸部材182上には、繋留ロープ190が取り付けられる。繋留ロープ190は、繋留ポイントP1の位置にて固定部材188を介して取り付けられる。繋留ポイントP1は、1つの位置に固定されていてもよいし、移動した位置に固定されていてもよい。すなわち、空撮用回転翼機1が飛行する条件に応じて、繋留ポイントP1を変化させて当該位置において固定させてもよい。
図3は、空撮用回転翼機1に取り付けられる繋留ロープ190の繋留ポイントP1が移動する範囲を示したモデル図である。繋留ポイントP1は、外縁軸部材182上を鉛直方向に上下動することができる。図3において、繋留ポイントP1は、Pxを下端部として外縁軸部材182上を移動し、かつ繋留ポイントPyを上端部として外縁軸部材182上を移動する。繋留ポイントPxは、繋留ポイントP1が外縁軸部材182上を移動することができる下端部である。繋留ポイントPxは、空撮用回転翼機1にかかる重力の中心点である重心Gを水平方向に外縁軸部材182上に投影して形成されたポイントである。空撮用回転翼機1の重心Gは、回転翼12A〜12Dよりも下方である中心部20の中心に位置する。図3に示されたように、繋留ポイントPxは、延伸アーム部18Aを基準として、回転翼12Aが鉛直上向き方向に有している高さをそのまま水平方向に延長して外縁軸部材182上に対応させたポイントであるP0よりもさらに下方に位置する。
繋留ポイントPyは、中心軸部材22の頂点から外縁軸部材182を所定の角度θをもって上方向に見たときに外縁軸部材182上に形成されるポイントである。繋留ポイントPyは、以下のように定められる。
(式1)
繋留ポイントPy= R・tanθ ・・・[1]
(上記一般式[1]中、R:前記中心軸部材から前記外縁軸部材までの距離、θ:前記中心軸部材の端部から前記外縁軸部材を上端部に見たときの頂角を表す。)
上記一般式[1]において、前記中心軸部材の頂点から前記外縁軸部材を上方向に見たときの頂角を表すθは、0〜30°であることが好ましい。θが0°以上であると、回転翼機に発生する浮力が回転翼機の重心よりも上方に位置する観点から好ましく、30°以下であると空撮用回転翼機1を元の位置に引き戻す際に繋留ロープを引いても、当該回転翼機がバランスを崩し、転倒することがないため好ましい。
ここで、繋留ポイントPxは、繋留ポイントP1が外縁軸部材182上を移動することができる下端部であり、空撮用回転翼機1の重心Gに対応して外縁軸部材182上に設定されたポイントである。繋留ポイントPxは、延伸アーム部18Aを基準として、回転翼12Aが鉛直上向き方向に有している高さをそのまま水平方向に延長して外縁軸部材182上に対応させたポイントであるP0(θが0°に対応)よりもさらに下方に位置する。このため、中心軸部材22の頂点から外縁軸部材182を下方に見たときの頂角αは−10°となる。
したがって、繋留ポイントP1が外縁軸部材上182移動する範囲は、繋留ポイントPxから繋留ポイントPyである。繋留ポイントPxから繋留ポイントPyに対応し、中心軸部材22の頂点から外縁軸部材を上方向及び下方向に見たときの頂角(θ+α)は、−10〜30°となる。
空撮用回転翼機1は、外縁軸部材182上に繋留ロープ190を取り付ける繋留ポイントP1を有している。かかる繋留ポイントP1は、外縁軸部材182上のPxからPyの間を移動し、空撮用回転翼機1が飛行する際に、最も条件の好ましい位置において固定される。外縁軸部材182上の繋留ポイントP1がPxの位置よりも下方に移動することを回避するためにストッパーを設けてもよい。同様に外縁軸部材182上のPyに繋留ポイントP1がPyの位置よりも上方に移動することを回避するためにストッパーを設けてもよい。なお、空撮用回転翼機1は、繋留ポイントP1が外縁軸部材182と架橋部材184との交差ポイント、及び外縁軸部材182と延伸アーム部18Aとの交差ポイントを通過することができる構造を有している。
図4は、従来の空撮用回転翼機Zが横揺れした場合のモデル図である。図4は、空撮用回転翼機Zが横揺れをした場合において、当該回転翼機の飛行状態を元に戻すために、中心部の直下に取り付けられた繋留ロープを操縦者の手元方向に引張った状態を示している。図4において、地表に対して水平に飛行している空撮用回転翼機Zは、上昇気流等の力を受けて、左下がりに傾く。図4において、実線で示された空撮用回転翼機Zが左下がりに傾いて飛行している状態を示し、破線で示された空撮用回転翼機Zが水平に飛行している状態を示し、矢印(1)が上昇気流等の力を示している。
空撮用回転翼機Zが左下がりに傾くと、撮影部50に搭載されたカメラも傾くことになり、被写体を希望する方向から撮影することができない。そこで、操縦者は、空撮用回転翼機Zの中心部の下方に取り付けられた繋留ロープを操縦者の手元方向に引っ張る。図4において、実線で示された空撮用回転翼機Zは、左下がりに傾いて飛行している状態を示し矢印(2)が繋留ロープによる力を示している。
しかしながら、矢印(2)に示された繋留ロープによる力は、空撮用回転翼機Zが転倒する方向の力となる。さらに、矢印(2)による繋留ロープによる力は、空撮用回転翼機Zの中心部の下方に取り付けられた繋留ロープの繋留ポイントから離れる力となる。その結果、空撮用回転翼機Zは、矢印(2)による繋留ロープによる力を加えることによって、さらに不安定な飛行状態となってしまう。
空撮用回転翼機が不安定な飛行状態を回避するために空撮用回転翼機中心部の下方に取り付けられた繋留ロープの繋留ポイントを上向きに移動させることが考えられる。理想的には、この繋留ポイントを空撮用回転翼機にかかる重力の中心点である重心Gと繋留地点を結んだ軸線上とすることが好ましい。しかしながら、上記繋留ポイントを空撮用回転翼機の浮力発生点と一致させた場合には、繋留ロープが当該回転翼機の回転翼部と絡み易くなってしまうという事態が発生する。
図5は、本発明の一実施形態に係る空撮用回転翼機1が横揺れした場合のモデル図である。図5は、空撮用回転翼機1が横揺れをした場合において、当該回転翼機の飛行状態を元に戻すために、誘導部材186に取り付けられた繋留ロープ190を操縦者の手元方向に引張った状態を示している。空撮用回転翼機1は、上昇気流等の力を受けて、右下がりに傾いている。
しかしながら、矢印(3)に示された繋留ロープ190による力は、空撮用回転翼機1の誘導部材186の外縁軸部材182上に設定された繋留ポイントP1を支点にしている。かかる繋留ポイントP1は、空撮用回転翼機1の重心よりも上方に位置しており、上記空撮用回転翼機1の重心よりも高い位置にある。このため、空撮用回転翼機1が横揺れをした後、当該回転翼機を引き戻す際に当該回転翼機の傾きに無理が発生しない。
本発明の空撮用回転翼機1は、誘導部材186の外縁軸部材182上に設定された繋留ポイントP1に繋留ロープ190を有している。繋留ポイントP1の位置を空撮用回転翼機1の傾きとの関係において、設定することによって、ストレスなく、空撮用回転翼機1の飛行状態を水平に維持することができる。
<実施形態2>
実施形態2の空撮用回転翼機1Aは、実施形態1の空撮用回転翼機において、誘導部材186の形態及び撮影部50の位置を変更した回転翼機である。
図6は、実施形態2の空撮用回転翼機1Aの側面図である。空撮用回転翼機1Aが備えている誘導部材286は中心部22から鉛直上向きに延伸する中心軸部材22を中心軸として水平方向に回転する。空撮用回転翼機1Aは、中心部22の直下に中心軸部材22を回転させるための駆動手段288を備えている。撮影部50は、駆動手段288の直下に設けられており、中心部20を貫通した中心軸部材22上に位置している。空撮用回転翼機1Aは、中心軸部材22を中心にして、誘導部材286を回転させることができる。誘導部材286を回転させるためには、駆動手段288を用いて、中心軸部材22を回転方向に駆動させる。例えば、駆動手段288を軸受け部としてもよい。具体的には、駆動手段288は、中心軸部材22を軸受けする軸受部を中心部20の下方に設け、当該軸受部を外筒として、繋留ロープから一定の力を加えることによって、中心軸部材22を回転させるようにしてもよい。
誘導部材286を回転させることによって、すべての回転翼10A〜10Dを保護することができる。
誘導部材286は、中心軸部材22と、中心軸部材22の頂点から折れ曲がって地表に対して水平に延伸している架橋部材284と、架橋部材284の外側端部から垂直に鉛直下向きの延伸する外縁軸部材282から構成される。架橋部材284は、中心軸部材22を中心に回転翼部10A及び10Bをガードするために十分な長さを備えている。
空撮用回転翼機1Aの繋留ロープ190は、外縁軸部材282と架橋部材284とか交差するポイントから当該回転翼機にかかる重力の中心点である重心Gを水平方向に外縁軸部材182上に対応させた繋留ポイントPxを下端部として移動する。
<実施形態3>
実施形態3は、本発明の空撮用回転翼機1を用いて、屋外スポーツ、マラソン等の陸上競技、お祭り、街頭パレード等の被写体に接近して空撮を行った利用形態である。図7は、本発明の空撮用回転翼機1及び従来の空撮用回転翼機Zを用いてマラソン競技の空撮を行った場合のモデル図である。図7に示されるように、本発明の空撮用回転翼機1及び従来の空撮用回転翼機Zは、ホバリングをすることによって一定の位置に留まり、地表からの高度H及び被写体からの距離Dを保持している。
従来の空撮用回転翼機Zは、当該回転翼機が墜落した場合であっても被写体と接触することがないように被写体からの距離D1を保持している。被写体からの距離D1は、空撮用回転翼機Zが備えている繋留ロープの長さR1と被写体から一定の距離を確保したセーフティゾーンDsの合計となる。空撮用回転翼機Zがホバリングする際の高度H1(R1)は、繋留ロープの長さR1に等しい。空撮用回転翼機Zは、被写体から距離D1離れた地表を繋留ロープの地表固定点O1として、高度H1(R1)にてホバリングを行い、空撮用カメラを地表に対して水平に維持して、被写体を空撮することができる。
本発明の空撮用回転翼機1は、当該回転翼機が墜落した場合であっても被写体と接触することがないように被写体からの距離D2を保持している。被写体からの距離D2は空撮用回転翼機1が備えている繋留ロープの長さR2と被写体から一定の距離を確保したセーフティゾーンDsの合計となる。
ここで、空撮用回転翼機1は、繋留ロープ190を誘導部材186の外縁軸部材182上に固定している。このため、繋留ロープ190の長さR2は、空撮用回転翼機Zが備えている繋留ロープの長さR1よりも長く設定することができる。
空撮用回転翼機1は、被写体から距離D2離れた地表を繋留ロープ190の地表固定点O2として、高度H2にてホバリングを行い、空撮用カメラを地表に対して水平に維持して、被写体を空撮することができる。空撮用回転翼機1は、繋留ロープ190の地表固定点O2を中心点として繋留ロープ190のR2半径とする円弧上を移動することができる。空撮用回転翼機1の高度H2は、当該回転翼機の位置に対応して、高度H2(0:地表)から高度H2までの高度をとることができる。本発明の空撮用回転翼機1は、従来の空撮用回転翼機Zに比較して被写体からの水平距離を短くすることができ、飛行する高度を低く設定することができる。
<実施形態4>
実施形態4は、本発明の空撮用回転翼機1を用いて、高層ビルの間で行われる、屋外スポーツ、マラソン・駅伝等の陸上競技、お祭り、街頭パレード等の被写体に接近して空撮を行った利用形態である。
図8は、空撮用回転翼機1を用いて、高層ビルのフロアに固定点を置いて、高層ビルの谷間にて行われるマラソン競技の空撮を行った場合のモデル図である。図8に示されるように、空撮用回転翼機1は、高層ビル16階のフロアに空撮用回転翼機1の繋留ロープの固定点を置き、当該固定点を中心にホバリングをすることによって一定の位置に留まることができる。
図8において、一方の空撮用回転翼機1は、上記固定点を地表(地面)ではなく、地表から一定の高度を有する地上(高層ビル16階)に設定している。このため、空撮用回転翼機1を当該固定点から下方に向かって(高層ビル4階付近)まで、ホバリングさせることができる。また、もう一方の空撮用回転翼機1は、固定点を地表(地面)ではなく、地表から一定の高度を有する地上(高層ビル7階)に設定している。このため、空撮用回転翼機1を当該固定点から下方に向かって(高層ビル地上付近)まで、ホバリングさせることができる。
図8に示されるように、本発明の空撮用回転翼機1は、高層ビル間において、地表から一定の高度を有する高層ビルに固定点を設定し、当該固定点を中心に上方階のフロア付近及び下方階のフロア付近の両方を空撮することができる。
すなわち、本発明の空撮用回転翼機1は、その繋留ロープの固定点を地表ではなく、地上に設定することによって、当該固定点から見て下方にも上方にも空撮用回転翼機1を飛行させることができる。
<実施形態5>
実施形態5は、本発明の空撮用回転翼機1を用いて、被写体である人物に接近して空撮を行った利用形態である。図9は、本発明の空撮用回転翼機1を人物の空撮を行った場合のモデル図である。図9に示されるように、本発明の空撮用回転翼機1は、ホバリングをすることによって一定の位置に留まり、地表からの高度及び人物からの距離を保持している。本発明の空撮用回転翼機1は、従来の空撮用回転翼機よりも人物に近づくことができるため、バストアップサイズの人物寄りの撮影をすることができる。その結果、カットを割らず広大な画像を撮影することができる。さらに空撮用回転翼機1は、人物と共に地面沿った、いわゆるローアングルの画像を撮影することができる。
<実施形態6>
実施形態6は、本発明の空撮用回転翼機1を用いて、橋梁Bに接近して空撮を行った利用形態である。図10は、本発明の空撮用回転翼機1を用いて橋梁Bの空撮を行った場合のモデル図である。図10に示されるように、本発明の空撮用回転翼機1は、ホバリングをすることによって、橋梁Bの一定の位置に留まり、水面Wからの高度及び橋梁Bからの距離を保持している。従来の空撮用回転翼機Zは、繋留ロープが中心部の直下に設けられているため、当該回転翼機の操縦者は、橋梁Bの下で操作しなければならなかった。しかしながら、本発明の空撮用回転翼機1は、誘導部材186に取り付けられた繋留ロープ190を備えているので、橋梁Bの下で操作する必要がない。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は、全て本発明の適用範囲である。
本発明の空撮用回転翼機は、回転翼機を元の位置に引き戻す際に繋留ロープを引いても、バランスを崩すことがなく、被写体により近づくことができる。従って、本発明の空撮用回転翼機は、橋梁、トンネル内部、自然物が海、河川における水面、洞窟内部を対象とした空撮用回転翼機としての利用が期待できる。また、本発明の空撮用回転翼機は、マルチコプター・ドローン等の飛行機関連産業において利用することができ、さらに、本発明は、セキュリティ分野、農業、インフラ監視等の様々な産業にも利用することができる。
1 空撮用回転翼機
1A 空撮用回転翼機(回転式)
10A〜10D 回転翼部
12A〜12D 回転翼
14A〜14D 動力部
16A〜16D アーム部
18A 延伸アーム部
182 外縁軸部材
184 橋架部材
186 誘導部材
188 固定部材
190 繋留ロープ
20 中心部
22 中心軸部材
30 着陸用脚部
32 着陸用脚部
40 制御部
42 取り付け用部材
44 支持部材(制御部側)
46 支持部材(撮影部側)
50 撮影部
282 外縁軸部材
284 橋架部材
286 誘導部材
288 駆動手段

Claims (4)

  1. 複数の回転翼と、
    前記回転翼を支持する複数のアーム部が接続された中心部と、
    前記中心部の鉛直下方に設置された搭載部と、
    回転翼機の飛行位置を制御するための誘導部材と、を備えた回転翼機であって、
    前記誘導部材は、
    前記中心部の中心点から鉛直上方に延伸する中心軸部材と、前記中心軸部材に平行して鉛直方向に延伸し前記回転翼を保護するための外縁軸部材と、前記中心軸部材と前記外縁軸部材とを橋架けして接合するための架橋部材と、から形成され、
    前記外縁軸部材上に繋留ロープの端部が取り付けられていることを特徴とする空撮用回転翼機。
  2. 前記繋留ロープの下端部が、前記外縁軸部材上であって、
    前記回転翼機にかかる重力の中心点である重心を水平方向に前記外縁軸部材上に対応させた繋留ポイントPxの位置以上に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の空撮用回転翼機。
  3. 前記繋留ロープの上端部が、前記外縁軸部材であって、
    下記一般式[1]にて規定される繋留ポイントPyの位置以下に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の空撮用回転翼機。
    (式1)
    繋留ポイントPy= R・tanθ ・・・[1]
    (上記一般式[1]中、R:前記中心軸部材から前記外縁軸部材までの距離、θ:前記中心軸部材の端部から前記外縁軸部材の上端部を見たときの頂角を表す。)
  4. 前記中心部が、前記中心軸部材を支点として回転させるための駆動手段を備えていることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の空撮用回転翼機。

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