JP2018125164A - 光源装置 - Google Patents

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幸一 片瀬
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Abstract

【課題】耐熱性に優れたホルダーを用いているにもかかわらず点灯不良が生じ難い光源装置を提供する。【解決手段】光源装置100は、発光モジュール130と、カバー140と、樹脂製のホルダー110とを備える。発光モジュール130は、半導体発光素子132と、半導体発光素子132が第1の主面131aに実装された実装基板131とを有する。カバー140は、実装基板131の第1の主面131a側に配置され、発光モジュール130を覆う。ホルダー110は、実装基板131の第2の主面131b側に配置され、発光モジュール130を保持する。発光モジュール130およびホルダー110を第1の主面131a側から見た場合に、ホルダー110におけるカバー140内に位置する部分が、発光モジュール130によって覆われている。【選択図】図8

Description

本開示は、LED(Light Emitting Diode)等の半導体発光素子を光源として備える光源装置に関する。
従来から、半導体発光素子を光源とする光源装置が、白熱灯や蛍光灯の代替品として利用されている。このような光源装置は、一般に、半導体発光素子を有する発光モジュールと、その発光モジュールを保持する樹脂製のホルダーとを備えている。
特開2012−230912号公報
近年、光源装置の高ワット化に伴い、発光時の半導体発光素子の温度上昇がより顕著になったため、ホルダーには高い耐熱性が求められるようになってきている。それ故、光源装置には、耐熱性の高いホルダーが採用され始めている。耐熱性の高いホルダーとしては、例えば難燃剤を含有する合成樹脂製のものが挙げられる。
ところで、耐熱性の高いホルダーを採用した場合に、これまでには無かったような問題が新たに生じるおそれがある。例えば、経年劣化による点灯不良のような問題が新たに生じるおそれがある。
本開示は、上記の課題に鑑み、耐熱性に優れたホルダーを用いているにもかかわらず点灯不良が生じ難い光源装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る光源装置は、発光モジュールと、カバーと、樹脂製のホルダーとを備える。発光モジュールは、半導体発光素子と、半導体発光素子が第1の主面に実装された実装基板とを有する。カバーは、実装基板の第1の主面側に配置され、発光モジュールを覆う。ホルダーは、実装基板の第2の主面側に配置され、発光モジュールを保持する。発光モジュールおよびホルダーを第1の主面側から見た場合に、ホルダーにおけるカバー内に位置する部分が、発光モジュールによって覆われている。
本開示に係る光源装置は、発光モジュールおよびホルダーを第1の主面側から見た場合に、ホルダーにおけるカバー内に位置する部分が、発光モジュールによって覆われている。そのため、半導体発光素子からの出射光がホルダーに届き難く、その出射光がホルダーに当たり難い。したがって、ホルダーが高温になる光源装置であってもホルダーから臭素が発生し難く、その結果、経年劣化による点灯不良が発生し難い。
実施の形態に係る光源装置を示す斜視図 実施の形態に係る光源装置を示す分解斜視図 実施の形態に係る光源装置のホルダーを示す平面図 実施の形態に係る光源装置の発光モジュールを示す平面図 実施の形態に係る光源装置のカバーを外した状態を示す平面図 図5におけるA−A線断面図 図5におけるB−B線断面図 実施の形態に係る光源装置のカバーと発光モジュールとホルダーの配置関係を説明するための模式図 変形例1に係る光源装置のカバーと発光モジュールとホルダーとの配置関係を説明するための模式図 変形例2に係る光源装置のカバーと発光モジュールとホルダーとの配置関係を説明するための模式図
以下、本開示に係る光源装置の実施の形態を、図面に基づき説明する。なお、下記に開示される実施の形態はすべて例示であって、本開示に係る光源装置に制限を加える意図はない。
また、下記に開示される実施の形態では、必要以上の詳細な説明を省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項についての詳細な説明や、実質的に同一の構成についての重複する説明を、省略する場合がある。これは、説明が不必要に冗長になるのを避けることで、当業者の理解を容易にするためである。
(全体構成)
図1は、実施の形態に係る光源装置を示す斜視図である。図1に示すように、実施の形態に係る光源装置100は、丸型蛍光灯の代替品として使用される円盤形のLEDランプである。光源装置100は、例えば、照明器具(不図示)に取り付けて、ダウンライト、ウォールライト、スポットライトなどして使用される。
図2は、実施の形態に係る光源装置を示す分解斜視図である。図2に示すように、光源装置100は、ホルダー110、ヒートシンク120、発光モジュール130、カバー140等を備える。
(ホルダー)
ホルダー110は、発光モジュール130に対して実装基板131の下面(第2の主面)131b側に配置されており、発光モジュール130を保持している。
図3は、実施の形態に係る光源装置のホルダーを示す平面図である。
図3に示すように、ホルダー110は、底板部111と、一対の口金部112と、周壁部113とを有する。
底板部111は、略円形板状であって、その上面114には複数のねじ穴部115が設けられている。
一対の口金部112は、底板部111の周縁の2箇所に、底板部111を挟んで対向するように設けられている。各口金部112は、それぞれが有底の円筒形状であって、筒底部分にそれぞれ一対の口金ピン151が設けられている。一方の口金部112に設けられた一対の口金ピン151と、他方の口金部112に設けられた一対の口金ピン151とは、互いが平行かつ反対側に向けて突出するように設けられている。
周壁部113は、底板部111の上面114に、底板部111の周縁に沿って設けられている。周壁部113で囲繞された第1空間116内には、ヒートシンク120が収容されている。また、周壁部113の外周面には複数の爪部117が設けられており、周壁部113の内周面には1つの突起部118が設けられている。
ホルダー110の周壁部113は、一箇所において内側に窪んだ窪み部113aを有する。窪み部113aで三方を囲まれた第2空間119は、後述する電子部品133を収容するための空間である。
ホルダー110は、樹脂製である。具体的には、ホルダー110は、エンジニアリングプラスチック或いはシリコン樹脂等の合成樹脂製である。そして、その合成樹脂は、臭素系の難燃剤を含有しており、耐熱性を有する。より具体的には、ホルダー110は、エンジニアリングプラスチックの一例としてのポリブチレンテレフタレート樹脂製であって、ポリブチレンテレフタレート樹脂は臭素系の難燃剤を含有している。このような、臭素系の難燃剤を含有する合成樹脂製のホルダー110は、耐熱性に優れており、発光時に半導体発光素子の温度が高くなる高ワットタイプの光源装置100に好適である。
(ヒートシンク)
図2に戻って、ヒートシンク120は、略円形板状であって、ホルダー110と発光モジュール130との間に配置されている。より具体的には、ホルダー110の底板部111と、ホルダー110周壁部113と、発光モジュール130の実装基板131とで囲まれた空間内に配置されている。
ヒートシンク120の上面121は、グリース(不図示)を介して発光モジュール130の実装基板131の下面131bと面接触している。ヒートシンク120と発光モジュール130とは、それらの間に介在するグリースを介して熱的に接続されている。
ヒートシンク120の下面122は、グリース(不図示)を介してホルダー110の底板部111と面接触している。ヒートシンク120とホルダー110とは、それらの間に介在するグリースを介して熱的に接続されている。
ヒートシンク120は、例えば、アルミニウム製である。なお、ヒートシンク120は、アルミニウム製のものに限定されないが、熱伝導性が良くかつ軽量であることが好ましい。
ヒートシンク120には、上面121から下面122まで貫通する複数の貫通孔123が設けられている。また、ヒートシンク120の上面121には、互いに形状の異なる2つの突起部124a,124bが設けられている。
さらに、ヒートシンク120の周縁の一箇所には、ホルダー110の突起部118の形状に合わせた形状の窪み部125が設けられている。ヒートシンク120がホルダー110の第1空間116内に収容された状態において、ホルダー110の突起部118とヒートシンク120の窪み部125とは嵌合している。これにより、第1空間116内におけるヒートシンク120のガタツキが抑えられている。
ヒートシンク120の周縁の一箇所には切欠部126が設けられている。この切欠部126は、後述する電子部品133を収容するための空間である。
(発光モジュール)
図4は、実施の形態に係る光源装置の発光モジュールを示す平面図である。図5は、実施の形態に係る光源装置のカバーを外した状態を示す平面図である。図6は、図5におけるA−A線断面図である。図7は、図5におけるB−B線断面図である。
図4〜図7に示すように、発光モジュール130は、実装基板131と、複数の半導体発光素子132と、複数の電子部品133,134とを有する。
実装基板131は、例えば、セラミックや熱伝導樹脂等からなる絶縁層とアルミニウム等からなる金属層との2層構造を有し、略円形板状である。実装基板131の上面(第1の主面)131aには、複数の半導体発光素子132と、複数の電子部品133,134とが実装されている。また、実装基板131には配線パターン(不図示)と、配線パターンと電気的に接続された複数の接続端子135,136とが設けられている。各半導体発光素子132および各電子部品133,134は、配線パターンおよび各接続端子135,136を介して、各口金ピン151に接続された電源線152と電気的に接続されている。
図2に示すように、実装基板131には、ヒートシンク120の貫通孔123と対応する位置に、貫通孔137が設けられている。貫通孔137および貫通孔123に貫通させたねじ161を、ねじ穴部115のねじ穴にねじ込むことによって、発光モジュール130およびヒートシンク120はホルダー110固定されている。なお、発光モジュール130およびヒートシンク120は、接着剤や係合構造を利用してホルダー110に取り付けられていてもよい。
実装基板131には、ヒートシンク120の突起部124a,124bと対応する位置に、貫通孔138a,138bが設けられている。光源装置100を組立てた状態において、貫通孔138aと突起部124aとが嵌合し、貫通孔138bと突起部124bとが嵌合する。嵌合箇所を2箇所設けることによって、ヒートシンク120に対して実装基板131がずれ動かないようになっている。また、形状の異なる貫通孔138a,138bおよび突起部124a,124bを設けることによって、ヒートシンク120に対して実装基板131の向きを間違えないようになっている。
実装基板131の周縁の一箇所には切欠部139が設けられている。この切欠部139は、電子部品133を収容するための空間である。
図5〜図7に示すように、ホルダー110の第2空間119と、ヒートシンク120の切欠部126と、実装基板131の切欠部139とは、ホルダー110に対しヒートシンク120および実装基板131を位置合わせした状態で全て重なる。ホルダー110の第2空間119と、ヒートシンク120の切欠部126と、実装基板131の切欠部139とは、形状が略一致している。
各半導体発光素子132は、LEDであって、それぞれの主出射方向をカバー140に向けた状態でマトリクス状に配列されている。なお、半導体発光素子132は、LEDに限定されず、例えばLD(レーザダイオード)、EL素子(エレクトリックルミネッセンス素子)等であってもよい。また、半導体発光素子132のパッケージの構造は、砲弾型、表面実装(Surface Mounted Device:SMD)型、COB(Chip On Board)型、パワーLED型などいずれの構造であってもよい。
各半導体発光素子132で生じた熱は、実装基板131を介してヒートシンク120に伝導し、さらにヒートシンク120からホルダー110に伝導し、ホルダー110から外部へ放熱される。上述したように、実装基板131とヒートシンク120、および、ヒートシンク120とホルダー110が、それぞれグリースを介して面接触しているため、光源装置100は高い放熱特性を有している。
なお、発光モジュール130とヒートシンク120とを電気的に絶縁するために、発光モジュール130とヒートシンク120との間に絶縁シート(不図示)などの絶縁部材を介在させてもよい。
複数の電子部品133,134は、点灯回路の各機能を達成するための部品である。点灯回路の機能としては、商用電源から供給された交流電力を直流電力に整流する整流回路としての機能や、整流回路により整流された直流電力の電圧値を調整する電圧調整回路としての機能がある。
点灯回路は、口金ピン151および半導体発光素子132と電気的に接続されており、口金ピン151を介して照明器具(不図示)から受電し、半導体発光素子132を発光させる。
複数の電子部品133,134のうち最も背が高いのは、本実施の形態においては電子部品133である。電子部品133は、例えば平滑回路を構成する電解コンデンサである。なお、電子部品133以外の電子部品134としては、チョークコイル、IC、ノイズフィルタ、抵抗、スイッチング素子(トランジスタ等)、コイル等が挙げられる。
(カバー)
図2に戻って、カバー140は、実装基板131の上面131a側に配置されており、発光モジュール130の上方を覆っている。
カバー140は、円形板状の本体部141と、本体部141の周縁から後方に向けて延出する短筒形状の周壁部142とを有し、全体として皿形状である。なお、カバー140の形状は上記に限定されず、ホルダー110の形状に合わせてどのような形状であってもよい。
カバー140は、例えば、アクリル樹脂、PC(ポリカーボネート)樹脂、シリコン樹脂等の樹脂やガラス等の透光性材料製であって、白色半透明である。なお、カバー140は、半透明に限定されず透明であってもよく、色は無色であっても有色であってもよい。さらに、カバー140の表面には、出射光を拡散させるための複数の凹凸が設けられた光拡散加工が施されていてもよい。
カバー140は、発光モジュール130の上方を覆った状態で、ホルダー110の周壁部113に取り付けられている。カバー140の周壁部142の内周面には、ホルダー110の周壁部113に設けられた爪部117を係止させるための爪係止部(不図示)が形成されている。カバー140は、ホルダー110の爪部117を爪係止部に係止させることによって、ホルダー110に固定されている。
なお、本実施の形態では、爪部117と爪係止部とによる係止構造によってカバー140をホルダー110に固定しているが、固定方法は、ねじ止め、接着、圧入などであってもよいし、複数の方法を組み合わせてもよい。
(要部構成)
図8は、実施の形態に係る光源装置のカバーと発光モジュールとホルダーの配置関係を説明するための模式図である。図8に示すように、実装基板131の上面131a側から見た場合に、ホルダー110におけるカバー140内に位置する部分110Aは、発光モジュール130によって覆われている。
ホルダー110におけるカバー140内に位置する部分110Aについて、詳細に説明する。ホルダー110の周壁部113は、部分110Aに含まれる。また、底板部111について、第1空間116に対応する部分111aと、第2空間119に対応する部分111bと、周壁部113に対応する部分111cも、部分110Aに含まれる。さらに、ねじ穴部115と、爪部117と、突起部118も、部分110Aに含まれる。一方、底板部111における周壁部113より外側の部分111dと、口金部112とは、部分110Aに含まれない。
部分110Aが発光モジュール130によって覆われていることについて、より具体的に説明すると、部分110Aのうちの、第2空間119に対応する部分111bは、発光モジュール130の電子部品133によって覆われている。一方、部分110Aのうちの、第2空間119に対応する部分111b以外の部分は、発光モジュール130の実装基板131によって覆われている。
上述したように、部分110Aが発光モジュール130によって覆われているため、半導体発光素子132からの出射光が部分110Aに届き難い。したがって、半導体発光素子132からの出射光が部分110Aに当たり難い。
ここで、ホルダー110は、臭素系の難燃剤を含有する合成樹脂製である。ホルダー110が臭素系の難燃剤を含有する合成樹脂製の場合、ホルダー110が高温になっている状態においてホルダー110に高強度の光が長時間当たると、ホルダー110の表面に臭素成分が集まる。そして、ホルダー110の表面から遊離臭素が発生する。さらに、発生した遊離臭素が周囲の湿度の影響により臭素イオンに変化し、この臭素イオンによって銀製の配線パターンが腐食する。銀は腐食により導電性の悪い臭化銀へと変化するため、腐食が進むと配線パターンが断線する。すなわち、経年劣化により光源装置100が点灯不良になる。このことを発明者はつきとめた。
これに対して、本実施の形態に係る光源装置100の場合、ホルダー110におけるカバー140内に位置する部分110Aに半導体発光素子132からの出射光が当たり難い。そのため、ホルダー110が高温になったとしても、ホルダー110から遊離臭素が発生し難い。したがって、経年劣化による点灯不良が発生し難い。
なお、寸法誤差程度の僅かな範囲であれば、ホルダー110におけるカバー140内に位置する部分110Aの一部が、発光モジュール130からはみ出していてもよい。僅かな範囲であれば、半導体発光素子132からの出射光が当たっても、発生する遊離臭素の量は微々たるものであり、その発生によって配線パターンが断線することはないからである。
次に、ヒートシンクについてであるが、本開示に係る光源装置において、ヒートシンクを備えることは必須ではない。ただし、本開示の構成によって得られる効果は、ヒートシンクを備える光源装置においてより顕著である。なぜなら、ヒートシンクを備える光源装置の場合、半導体発光素子の熱が実装基板を介してホルダーへ伝わり易いため、ホルダーが高温になりやすいからである。
ところで、本実施の形態に係る光源装置100では、部分110Aの一部がヒートシンクの周縁からはみ出している。具体的には、周壁部113と、底板部111における部分111bと、底板部111における部分111cと、爪部117と、突起部118とがヒートシンクの周縁からはみ出している。そのようなヒートシンク120からはみ出した部分には、半導体発光素子132からの出射光が当たり易い。しかしながら、光源装置100では、そのはみ出した部分が実装基板131によって覆われているため、そのはみ出した部分であっても半導体発光素子132からの出射光が当たり難い。したがって、そのはみ出した部分から遊離臭素が発生することがなく、光源装置100が経年劣化により点灯不良になり難い。
[変形例]
以上、本開示の構成を、実施形態に基づいて説明したが、本開示は上記実施の形態に限られない。また、上記実施の形態に記載した材料、数値などは好適なものを例示しているだけであり、それに限定されることはない。さらに、本開示の技術的思想の範囲を逸脱しない範囲で、光源装置の構成に適宜変更を加えることは可能である。
本開示に係る光源装置において、ホルダーの形状は任意である。発光モジュールおよびホルダーを実装基板の第1の主面側から見た場合に、ホルダーにおけるカバー内に位置する部分が、発光モジュールによって覆われていればよい。
例えば、図9に示す変形例1に係る光源装置200のホルダー210は、周壁部を有しておらず、全体がカバー240内に位置する構成であるが、このような形状のホルダー210であってもよい。ホルダー210は、カバー240内に位置する部分のうちの中央部210aがヒートシンク220に覆われており、周縁部210bがヒートシンク220の周縁からはみ出している。このようなホルダー210でも、ヒートシンク220に覆われていない周縁部210bが発光モジュール230の実装基板231に覆われているため、半導体発光素子232からの出射光が周縁部210bに当たり難くなっている。したがって、ホルダー210が臭素系の難燃剤を含有する合成樹脂製であっても、点灯不良が生じ難い。
また、本開示に係る光源装置は、上述したように、ヒートシンクを備えていなくてもよい。例えば、図10に示す変形例2に係る光源装置300はヒートシンクを備えていない。光源装置300のホルダー310は、その全体がカバー340内に位置する。そして、ホルダー310の全体が発光モジュール330の実装基板331に覆われている。そのため、ホルダー310に半導体発光素子332からの出射光が当たり難くなっている。したがって、ホルダー310が臭素系の難燃剤を含有する合成樹脂製であっても、点灯不良が生じ難い。
本開示に係る光源装置は、照明用途全般に広く利用可能である。
100,200,300 光源装置
110,210,310 ホルダー
110A ホルダーにおけるカバー内に位置する部分
111 底板部
111a 第1空間に対応する部分
111b 第2空間に対応する部分
111c 周壁部に対応する部分
111d 周壁部より外側の部分
112 口金部
113 周壁部
113a 窪み部
114 上面
115 ねじ穴部
116 第1空間
117 爪部
118 突起部
119 第2空間
120,220 ヒートシンク
121 上面
122 下面
123 貫通孔
124a 突起部
124b 突起部
125 窪み部
126 切欠部
130,230,330 発光モジュール
131,231,331 実装基板
131a 上面(第1の主面)
131b 下面(第2の主面)
132,232,332 半導体発光素子
133 電子部品
134 電子部品
135,136 接続端子
137 貫通孔
138a 貫通孔
138b 貫通孔
139 切欠部
140,240,340 カバー
141 本体部
142 周壁部
210a 中央部
210b 周縁部

Claims (5)

  1. 半導体発光素子と前記半導体発光素子が第1の主面に実装された実装基板とを有する発光モジュールと、前記実装基板の前記第1の主面側に配置され前記発光モジュールを覆うカバーと、前記実装基板の第2の主面側に配置され前記発光モジュールを保持する樹脂製のホルダーとを備え、
    前記発光モジュールおよび前記ホルダーを前記第1の主面側から見た場合に、前記ホルダーにおける前記カバー内に位置する部分が、前記発光モジュールによって覆われている
    ことを特徴とする光源装置。
  2. 前記発光モジュールは、電子部品をさらに備え、
    前記発光モジュールおよび前記ホルダーを前記第1の主面側から見た場合に、前記ホルダーにおける前記カバー内に位置する部分が、前記実装基板および前記電子部品によって覆われている
    ことを特徴とする請求項1記載の光源装置。
  3. 前記発光モジュールと前記ホルダーとの間に配置されたヒートシンクをさらに備え、
    前記ヒートシンクおよび前記ホルダーを前記第1の主面側から見た場合に、前記ホルダーにおける前記カバー内に位置する部分の一部が、前記ヒートシンクの周縁からはみ出している
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 前記ホルダーは、板状の底板部と、前記底板部に前記底板部の周縁に沿って設けられた周壁部とを有し、
    前記ヒートシンクは、前記周壁部の内側に配置されており、
    前記発光モジュールおよび前記ホルダーを前記第1の主面側から見た場合に、前記周壁部が前記実装基板によって覆われている
    ことを特徴とする請求項3に記載の光源装置。
  5. 前記ホルダーは、臭素系の難燃剤を含有する合成樹脂製である
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の光源装置。
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