JP2018120660A - 直流回路遮断器 - Google Patents

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Abstract

【課題】、異なる2極の端子部を銅板のような短絡バーで接続しても限流性能が低下しない直流回路遮断器を得る。【解決手段】ベース11と、ベース11上に設けられ、固定接点21を有する少なくとも2つの固定接触子27と、固定接点21と接触および開離する可動接点22を有する可動接触子23と、両接点21、22及び固定接触子23を囲む複数の消弧板51からなる消弧装置50と、固定接触子27に接続された電源側端子24と、電源側端子24の間を仕切る極間壁と、電源側端子24のうち隣接する2つの端子を接続する短絡バー71と、短絡バー71に設けられ、複数のフィンからなるフィン部72aおよび台座部72bを有する放熱フィン72と、電源側端子24、短絡バー71、および放熱フィン72を覆う端子カバー73と、端子カバー73に設けられ、電源側端子24とフィン間を仕切るアーク壁73aとを備えた。【選択図】図3

Description

この発明は、太陽光発電システムのような比較的高電圧の直流電圧が印加される回路に使用される直流回路遮断器に関するものである。
太陽光発電システムにおいては、多数の発電素子を直列に接続して太陽電池ストリングを構成しているため、太陽電池ストリングをインバータ等の機器に接続する部位に設けられる直流回路遮断器には、数百〜1000V超の直流高電圧が印加される。この直流高電圧の電流を遮断するために、遮断器の異なる2極を電線で接続し、複数の接点を直列に接続している(例えば、特許文献1参照)。
また、異なる2極を電線で接続するスペースを省くため電線の代わりに銅板などの短絡バーで端子部を接続することが知られているが、一般に銅板などで接続すると、表面積が減少し、放熱量が低下するため、電線接続の場合に比べ端子部の温度が上昇し、直流回路遮断器の引外し特性を満足しなくなる可能性がある。このため、その銅板に放熱フィンを設けることにより表面積を増やし、放熱量の低下を防ぐことが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2015−8110号公報 EP2645486A1
従来の直流回路遮断器においては、銅板で配線された場合、電線で端子間を配線するよりも断面積が大きくなることで電気抵抗が小さくなり、短絡時の遮断電流が大きくなるため、遮断が難しくなるという問題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、異なる2極の端子部を銅板のような短絡バーで接続しても限流性能が低下しない直流回路遮断器を得るものである。
この発明に係る直流回路遮断器は、ベースと、このベース上に設けられ、固定接点を有する少なくとも2つの固定接触子と、該固定接点と接触および開離する可動接点を有する可動接触子と、両接点に対応して設けられ、可動接触子の先端側にもけられた消弧板からなる消弧装置と、消弧装置と端子の間に設けられ、遮断時に発生する遮断ガスを排気するための排気孔を有するバリアと、このバリアの端子側に設けられ、通常時は排気孔を塞ぎ、遮断時には排気孔を塞がないバリアカーテンと、端子のうち隣接する2つの端子を接続する短絡バーと、この短絡バーに設けられ、複数のフィンからなるフィン部および台座部を有する放熱フィンと、端子、短絡バー、および放熱フィンを覆う端子カバーと、この端子カバーに設けられ、端子と放熱フィン間を仕切るアーク壁とを備えたものである。
である。
この発明の配線用遮断器によれば、電源側端子、短絡バー、および放熱フィンを覆う端子カバーに電源側端子と放熱フィン間を仕切るアーク壁を設けたので、異なる2極の電源側端子を短絡バーで接続しても限流性能が低下しない直流回路遮断器を得ることができる。
この発明の実施の形態1における直流回路遮断器を示す正面図である。 図1に示す直流回路遮断器において端子カバーを外した状態を示す正面図である。 図1におけるX−X線に沿った断面図である。 この発明の実施の形態1における直流回路遮断器の接続導体ユニットを示す要部正面図である。 図4に示す要部Aを拡大した要部拡大正面図である。 図3に示す直流回路遮断器について遮断時の状況を説明するため要部の断面を模式的に示した説明図である。 この発明の実施の形態2における直流回路遮断器を横向きに取付けた状態を模式的に示す正面図である。 この発明の実施の形態2における直流回路遮断器を横向きに取付けた状態を模式的に示す上面図である。 図7の直流回路遮断器の短絡バーを示す正面図である。 図9におけるY−Y線に沿った断面図である。 この発明の実施の形態2における直流回路遮断器の放熱フィンを示す正面図である。 図11に示す放熱フィンの下面図である。 この発明の実施の形態2における直流回路遮断器の端子カバーの装着を説明するための説明図である。 図13に示す放熱フィンの装着途中を説明するための説明図である。 図13に示す放熱フィンの固定を説明するための説明図である。 この発明の実施の形態2における直流回路遮断器を横向きに取り付けた場合の放熱フィンの向きを説明するための説明図である。 この発明の実施の形態2における直流回路遮断器を縦向きに取り付けた場合の放熱フィンの向きを説明するための説明図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における直流回路遮断器を示す正面図、図2は端子カバーを外した状態の直流回路遮断器を示す正面図、図3は図1におけるX−X線に沿った断面図、図4はこの発明の実施の形態1における直流回路遮断器の接続導体ユニットを示す要部正面図、図5は図4に示す要部Aを拡大した要部拡大図、図6はこの発明の実施の形態1における直流回路遮断器の遮断時を説明するための模式図、である。
図1から図3に示すように、直流回路遮断器101は、絶縁材料で形成されたベース11とカバー12とからなる筐体10を用いて構成される。ベース11上には、極数分の回路遮断ユニット20が互いに間隔をおいて配列され、回路遮断ユニット20の上部には、周知のトグルリンク機構を有する開閉機構部30が配置される。カバー12は、ベース11上の各極の回路遮断ユニット20と、開閉機構部30を覆い、開閉機構部30の操作ハンドル31はカバー12のハンドル用窓孔12aから突出している。
各極の回路遮断ユニット20は、互いに同じに構成され、クロスバー32は、各極の回路遮断ユニット20に共通して、各極の回路遮断ユニット20に直交するように、ベース11上に配置される。このクロスバー32は、開閉機構部30により、その軸心を中心として回動され、各極の回路遮断ユニット20における各可動接触子23がそれぞれ取り付けられる。クロスバー32がその軸心を中心として回動したときに、各極の回路遮断ユニット20の各可動接触子23が同時に回動され、この可動接触子23の回動により、可動接点22が固定接点21に接触および開離する。開閉機構部30は、周知のトグルリンク機構からなり、引き外し装置40により駆動される周知のトリップバー33を備えている。
各極の回路遮断ユニット20は、ベース11に設けられた電源側端子24と、この電源側端子24より延設され、固定接点21を有する固定接触子27と、固定接点21と接触および開離する可動接点22と、この可動接点22が一端に設けられ、クロスバー32により回動自由に保持されている可動接触子23と、この可動接触子23に可動接触子ホルダー26を介して接続された引き外し装置40と、引き外し装置40より延設された負荷側端子25と、可動接触子23の先端側に設けられ、両接点21、22を囲む消弧板51により遮断時に発生するアークを消弧する消弧装置50と、を備えている。また、消弧装置50と電源側端子24の間には、遮断時に発生する遮断ガスを排気する排気孔60a(図6に図示する)を有するバリア60と、このバリア60の電源側端子24側に設けられ、通常時は排気孔60aを塞ぎ、遮断時には遮断ガスにより倒され排気孔60aを塞がない状態となるバリアカーテン61が設けられている。
固定接点21と可動接点22とで、電路を開閉する開閉接点を構成する。可動接点22が固定接点21に接触すれば、両端子24、25の間の電気回路がオンとなり、また、可動接点22が固定接点21から開離すれば、両端子24、25間の電気回路がオフとなる。このとき可動接点22と固定接点21間に生ずるアークは消弧装置50により消弧される。
可動接点22と固定接点21間に生ずるアークを消弧する際に発生する遮断ガスは、そのガス圧によりバリアカーテン61における電源側端子24から遠い側が開き、排気孔60aより直流回路遮断器101の外に放出される。
次に接続導体ユニット70について説明する。接続導体ユニット70は、直流回路遮断器101の異なる2極を電気的に接続する短絡バー71と、複数のフィンからなるフィン部72aおよびフィン部72aを保持する台座部72bを有し短絡バー71上に固着される金属製の放熱フィン72と、電源側端子24、短絡バー71、および放熱フィン72を覆う樹脂製の端子カバー73と、短絡バー71と放熱フィン72とを固定する取付けネジ74と、から構成される。
端子カバー73は、電源側端子24と放熱フィン72間を仕切るアーク壁73aと、放熱用に電源側に空けられた第1の通風孔73bと、同じく放熱用に端子カバー73の天面73e側に空けられた第2の通風孔73cと、側面側に空けられた第3の通風孔73dを有する。また、アーク壁73aは、台座部72bより短絡バー71側まで延設されている。
図4、図5に示すように、端子カバー73は、放熱フィン72のフィン間に対応する位置に第1の通風孔73bが設けられている。これにより、短絡バー71と放熱フィン72から端子カバー73の外側の面との空間距離を保持した状態で短絡バー71と放熱フィン72を大きくすることができ、限られた空間内における放熱量を増やすことができる。
次に、直流回路遮断器101の遮断動作について説明する。所定値以上の電流が回路遮断ユニット20に流れると引き外し装置40が回動しトリップバー33を押すことにより、開閉機構部30が駆動され可動接触子23を回動させる。可動接触子23の回動により可動接点22が固定接点21から開離する。可動接点22が開離した際に発生するアークは固定接点21と可動接点22間の最短距離で維持しようとする。発生したアークは、消弧装置50を構成する磁性鋼板からなる複数の消弧板51によって、短いアークに分断され、電圧降下が生じ、アークを維持するためのアーク電圧が上昇する。そして、このアーク電圧が電源電圧より高い電圧となるとアークは消滅することとなる。
次に、アーク壁73aを、台座部72bより短絡バー71まで、延設することにより、端子カバー73の天面、アーク壁73a、電源側端子部の相間壁、および電源側端子24とで囲まれたバッファ空間62(図6に図示)の作用について説明する。
従来の直流回路遮断器では、電線より温度を上昇させないために抵抗を下げた短絡バーを用いると、短絡時の遮断電流も大きくなる。その結果、遮断時のアークの熱により蒸発した金属性蒸気を含む導電性の遮断ガスも増えるため、遮断時に発生するアークは、この導電性の遮断ガスを伝わり、可動接点22から伸び短絡バーの放熱フィンへ到達することとなる。
本実施の形態では、図6に示すように、バッファ空間62が設けられているので、遮断時に発生するアークおよび導電性の遮断ガスは、バリアカーテン61を押し開け、排気孔60aからバッファ空間62へ排出される。この時、バリアカーテン61は天面73e側が開くので、アークおよび導電性の遮断ガスは、バリアカーテン61と天面73eにはさまれた第1の空間62aに排出された後、アーク壁73aに進路を阻まれ、アーク壁73aとバリアカーテン61の間を通って、バッファ空間62における電源側端子24側の第2の空間62bにいたる。
このように、アークおよび導電性の遮断ガスは、排気孔60aから排出された後、端子カバー73および電源側端子部の相間壁という樹脂部材に囲まれた第1の空間62aを通過する際に、これらの樹脂から冷却ガスを発生させ、自身が冷却されるとともに、この冷却ガスにより、アークが絞られるので、アーク電圧が上昇し、遮断電流は限流されることとなる。そのため、アークおよび導電性の遮断ガスが電源側端子24に到達するころには、遮断が完了しており、アークが電源側端子24に到達することはない。
また、端子カバー73の天面73eには、第2の通風孔73cが設けられているが、第2の通風孔73cは排気孔60aに比べると充分小さい孔径なので、アークおよび導電性の遮断ガスは、端子カバー73から発生する冷却ガスに阻まれるとともに、冷却ガスが第2の通風孔73cを塞ぐので、第2の通風孔73cを通過することはない。
本実施の形態によれば、樹脂製の端子カバー73は、電源側端子24と放熱フィン72間を仕切るアーク壁73aを有しているので、遮断時に排気孔60aから排出されたアークおよび導電性の遮断ガスは、端子カバー73の天面73e、アーク壁73aおよび電源側端子を囲むカバー12の壁という樹脂部材に囲まれた第1の空間62aに導かれ、第1の空間62aを形成する樹脂から発生する冷却ガスにより冷却されるので限流性能を低下させることがない。
また、端子カバー73は電源側端子24と放熱フィン72との間を仕切るアーク壁73aを有しているため、電流遮断時に発生する導電性の遮断ガスが放熱フィン72に触れることを防ぐことができる。
また、アーク壁73aを、台座部72bより短絡バー71まで、延設することにより、遮断ガスを確実に遮蔽することと、電線より温度を上げないために抵抗を下げた短絡バーによって、短絡時の大きくなった導電性ガス(限流性能低下)をこのバッファ空間にて冷却し、天板への地絡を防ぐことができる。
また、第1の通風孔73bおよび第2の通風孔73cを端子カバー73の電源側と天面側に設けたので、端子カバー73内に熱の滞留を発生させることなく放熱することができる。
実施の形態2.
図7は実施の形態2における直流回路遮断器を横向きに取付けた状態を模式的に示す正面図、図8は図7に示す直流回路遮断器を模式的に示す上面図、図9は図7の直流回路遮断器の短絡バーを示す正面図、図10は図9におけるY−Y線に沿った断面図、図11は実施の形態2における直流回路遮断器の放熱フィンを示す正面図、図12は図11に示す放熱フィンの下面図、図13は端子カバーの装着を説明するための説明図、図14は端子カバーの装着途中を説明するための説明図、図15は図13に示す放熱フィンの固定を説明するための説明図、図16は直流回路遮断器を横向きに取り付けた場合の放熱フィンの向きを説明するための説明図、図17は直流回路遮断器を縦向きに取り付けた場合の放熱フィンの向きを説明するための説明図である。
本実施の形態における直流回路遮断器102の接続導体ユニット80は、直流回路遮断器102を横向きに取り付ける際にも熱の滞留を起こさずに放熱することができるように、台座部82bに軸部を設け、フィン部82aを90度回転できるようにしたものである。
図7、図8に示すように、直流回路遮断器102は、電源側端子−負荷側端子の方向が水平になるように取り付けられている。実施の形態1の図2に示す状態に対し、放熱フィン82が90度回転した状態に回転可能となっている。また、図8に示すように、側面側に空けられた第3の通風孔83dは、フィン部82a間に対応する位置に設けられている。
次に放熱フィン82の回転方法について図9〜図12を用いて説明する。
接続導体ユニット80は、円形の軸溝81aを有する短絡バー81と、正方形の凹部82cおよび軸溝81aに挿入される挿入リブ82dを有する放熱フィン82と、を有している。
また、図13に示すように、端子カバー83は、固定用リブ83e、固定用バネ84、および凹部82cに嵌め合わさる形状を持つ固定用ブロック85を有している。その他の構成については、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
図13に示すように、直流回路遮断器102では、まず、放熱フィン82の挿入リブ82dを円形の軸溝81aに挿入し、短絡バー81と放熱フィン82の位置決めを行う。この時、挿入リブ82dは円形の軸溝81a内を自由に動くことができるので、放熱フィン82は短絡バー81に対し回転することが可能である。その後、図14に示すように、端子カバー83を装着すると、固定用ブロック85が凹部82cとが嵌め合わされるので、端子カバー83により放熱フィン82の回転が規制され短絡バー81に対し放熱フィン82が押し付けられる。この状態からさらに端子カバー83を押しこむことで、図15に示すように、端子カバー83がカバー12に固定され、固定用バネ84により放熱フィン82に押圧され、放熱フィン82が固定される。
このように、放熱フィン82は、90度回転可能なので、図16に示す直流回路遮断器102の電源側端子−負荷側端子の方向が水平方向の取り付け時にも、図17に示す直流回路遮断器102の電源側端子−負荷側端子の方向が鉛直方向の取り付け時にも、放熱フィン82のフィン部82aの長手方向を鉛直方向とすることができ、端子カバー83内に熱の滞留を発生させることなく放熱することが可能となっている。
また、本実施の形態では、凹部82cおよび固定用ブロック85は正方形としたので、放熱フィン82は90度毎に固定することができる。なお、凹部82cおよび固定用ブロック85の形状は、正方形でなくても、8角形等の90度回転しても形状が同じであればよい。
本実施の形態によれば、軸溝81aを円形とすることで、放熱フィン82を回転させることができ、フィンの向きを直流回路遮断器102の取り付け方向に合わせて容易に変更することができる。
また、軸溝81aと、挿入リブ82dにより、直流回路遮断器102に外部から衝撃などがかかり固定用バネ84の力が一時的に弱まるような状況においても、放熱フィンの脱落や位置ズレを防ぐことができる。
また、固定用ブロック85、凹部82cの形状を正方形とすることで、放熱フィンを90度毎に回転させて取り付けることができる。
また、端子カバー83は、フィン部82aのフィン間に対応する位置に第3の通風孔83dが設けられているので、端子カバー83内に熱の滞留を発生させることなく放熱することができる。
端子カバーをカバー12への固着により、直流回路遮断器102の取付け向きに応じて、放熱フィン82を回転させ固定することができるので、1つの放熱フィンで直流回路遮断器102の取付け向きに依存しない放熱を可能とすることができる。
10 筐体、11 ベース、12 カバー、12a ハンドル用窓孔、
20 回路遮断ユニット、21 固定接点、22 可動接点、
23 可動接触子、24 電源側端子、25 負荷側端子、
26 可動接触子ホルダー、27 固定接触子、
30 開閉機構部、31 操作ハンドル、32 クロスバー、33 トリップバー、
40 引き外し装置、50 消弧装置、51 消弧板、
60 バリア、60a 排気孔、 61 バリアカーテン、
62 バッファ空間、62a 第1の空間、62b 第2の空間、
70 接続導体ユニット、71 短絡バー、
72 放熱フィン、72a フィン部、72b 台座部、
73 端子カバー、73a アーク壁、
73b 第1の通風孔、73c 第2の通風孔、73d 第3の通風孔、
73e 天面、74 取付けネジ、
101 直流回路遮断器。

Claims (4)

  1. ベースと、このベース上に設けられ、固定接点を有する少なくとも2つの固定接触子と、該固定接触子に対応して設けられ、前記固定接点と接触および開離する可動接点を有する可動接触子と、前記両接点に対応して設けられ、前記可動接触子の先端側にもけられた消弧板からなる消弧装置と、前記固定接触子に接続された端子と、前記消弧装置と前記端子の間に設けられ、遮断時に発生する遮断ガスを排気するための排気孔を有するバリアと、このバリアの前記端子側に設けられ、通常時は前記排気孔を塞ぎ、遮断時には前記排気孔を塞がないバリアカーテンと、前記端子のうち隣接する2つの端子を接続する短絡バーと、この短絡バーに設けられ、複数のフィンからなるフィン部および台座部を有する放熱フィンと、前記端子、前記短絡バー、および前記放熱フィンを覆う端子カバーと、この端子カバーに設けられ、前記端子と前記放熱フィン間を仕切るアーク壁と、を備えた直流回路遮断器。
  2. 前記アーク壁は、前記台座部より前記短絡バー側まで延設されていることを特徴とする請求項1に記載の直流回路遮断器。
  3. 前記放熱フィンは、前記短絡バーに設けられた軸を中心に90度回転することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の直流回路遮断器。
  4. 前記端子カバーは、前記放熱フィンのフィン間に対応する位置に通風孔が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の直流回路遮断器。
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