JP2018114585A - Assembly device and assembly method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、板部品と筐体部品とを組み付けるための組立装置及び組立方法に関する。 The present invention relates to an assembling apparatus and an assembling method for assembling plate parts and casing parts.
従来、組付作業用ロボットを用いて複数の部品を組み付けるための組立装置,組立方法が提案されている。例えば、組付対象となる部品の嵌合箇所に取付孔やクリップを設けておき、これらが嵌合するようにロボットを駆動することで複数の部品を一体に組み付ける技術が知られている。また、組付部品と被組付部品との接触状態をセンサーで検出し、正しい接触状態で組付作業を実施するための手法も提案されている。例えば、被組付部品が載置される組付治具に六軸力覚センサーを設置し、組付部品と被組付部品との接触によって生じる力学的な変化を検出することで、接触状態を判断する技術が知られている。 Conventionally, an assembling apparatus and an assembling method for assembling a plurality of parts using an assembling robot have been proposed. For example, a technique is known in which a mounting hole or a clip is provided at a fitting location of a part to be assembled, and a robot is driven so that these parts are fitted together to assemble a plurality of parts integrally. There has also been proposed a method for detecting the contact state between the assembly component and the assembly component with a sensor and performing the assembly operation in a correct contact state. For example, a six-axis force sensor is installed on the assembly jig on which the part to be assembled is placed, and the contact state is detected by detecting the mechanical change caused by the contact between the part to be assembled and the part to be assembled. A technique for determining the above is known.
組付部品と被組付部品との接触時にセンサーで検出される情報(例えば、三軸それぞれの方向に作用する力や各軸まわりのモーメント)は、各部品の形状のばらつきや寸法誤差の影響を受けて変動しうる。そのため、各部品の位置や姿勢が適切だと判断される状態であっても各部品の嵌合箇所が一致せず、各部品を正しく組み付けることができないことがある。また、たとえ各部品を組み付けることができたとしても、良好な組み付け精度が得られないことがある。なお、上記のような部品形状のばらつきは、組付対象が樹脂成形品である場合に発生することがある。 Information detected by the sensor when the assembled part and the assembled part are in contact (for example, the force acting in each of the three axes and the moment around each axis) is affected by variations in the shape of each part and dimensional errors. May vary. Therefore, even if the position and orientation of each component are determined to be appropriate, the fitting locations of the components do not match, and the components may not be assembled correctly. Even if each part can be assembled, good assembly accuracy may not be obtained. In addition, the above-mentioned variation in part shape may occur when the assembly target is a resin molded product.
一つの側面では、板部品及び筐体部品の組み付け精度を向上させることを目的とする。 In one side, it aims at improving the assembly precision of a board component and a housing component.
一つの実施形態では、組立装置は、第一嵌合部及び第二嵌合部が設けられた板部品を第三嵌合部及び第四嵌合部が設けられた筐体部品に組み付ける際に、前記板部品を把持するハンドを備える。また、前記ハンドで前記第一嵌合部を前記第三嵌合部に嵌合させたときに、前記板部品から前記ハンドに作用する力の大きさを検出するセンサーを備える。また、前記第二嵌合部が前記力の作用方向と逆方向に移動するように前記板部品を屈曲させる曲げ装置と、前記ハンドを制御する制御装置とを備える。前記制御装置は、前記センサーで所定値以上の前記力を検出したときに、前記曲げ装置で前記板部品を屈曲させつつ前記ハンドを制御して前記第二嵌合部を前記第四嵌合部に嵌合させる。一方、前記センサーで前記所定値未満の前記力を検出したときには、前記曲げ装置を作動させずに前記ハンドを制御して前記第二嵌合部を前記第四嵌合部に嵌合させる。 In one embodiment, the assembling apparatus is configured to assemble the plate component provided with the first fitting portion and the second fitting portion to the housing component provided with the third fitting portion and the fourth fitting portion. And a hand for gripping the plate component. A sensor for detecting a magnitude of a force acting on the hand from the plate component when the first fitting portion is fitted to the third fitting portion by the hand; In addition, a bending device that bends the plate component so that the second fitting portion moves in a direction opposite to the direction in which the force is applied, and a control device that controls the hand. The control device controls the hand while bending the plate component with the bending device when the sensor detects the force equal to or greater than a predetermined value, and controls the second fitting portion to the fourth fitting portion. To fit. On the other hand, when the sensor detects the force less than the predetermined value, the second fitting portion is fitted to the fourth fitting portion by controlling the hand without operating the bending device.
一つの側面では、板部品及び筐体部品の組み付け精度を向上させることができる。 In one aspect, the assembly accuracy of the plate component and the housing component can be improved.
以下、図面を参照して、実施形態としての組立装置及び組立方法を説明する。ただし、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。すなわち、本実施形態をその趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して(例えば、実施形態や変形例を組み合わせることによって)実施することが可能である。 Hereinafter, an assembly apparatus and an assembly method as embodiments will be described with reference to the drawings. However, the embodiment described below is merely an example, and there is no intention of excluding various modifications and technical applications that are not explicitly described in the embodiment. In other words, the present embodiment can be variously modified without departing from the spirit of the present embodiment (for example, by combining the embodiment and the modified examples).
[1.構成]
図1は、実施形態としての組立装置20の構成を示す模式図である。この組立装置20は、板部品1を筐体部品2に組み付ける組立作業を実施するファクトリーオートメーション装置である。組立装置20には、アームロボット40と制御装置10とが含まれる。アームロボット40は多関節型の組付作業用ロボットであり、その先端側に板部品1を把持するためのハンド3(組み付けハンド)が設けられる。
[1. Constitution]
FIG. 1 is a schematic diagram illustrating a configuration of an assembling
本実施形態のアームロボット40は、ハンド3の三次元座標(X座標,Y座標,Z座標)とハンド3の角度〔三軸(X軸,Y軸,Z軸)まわりの回転角〕とを自在に変更可能なシリアルリンク機構を有する。また、各リンクの節点には、各リンクの相対的な作動量(角度,方向など)を検出するアームセンサーが内蔵される。ハンド3の作動状態は、アームセンサーの検出情報に基づいて制御装置10で制御される。また、アームロボット40の近傍には作業台8が配置され、この作業台8の上に筐体部品2が載置(または固定)される。アームロボット40は、ハンド3に把持された板部品1を作業台8の上で筐体部品2に組み付ける作業を実施する。
The
制御装置10は、アームロボット40の作動状態を制御するためのコンピューター(電子制御装置)である。アームロボット40は、制御装置10で実行される組立プログラム30(図6参照)に従って動作し、板部品1の筐体部品2への組み付け作業を実施する。組立プログラム30は、制御装置10に内蔵された記憶装置に記録される。あるいは、制御装置10が読み込み可能な記録媒体17に記録される。また、作業台8の近傍にはカメラ9とディスプレイ18とが設けられ、それぞれが制御装置10に接続される。カメラ9は、アームロボット40の動作や板部品1及び筐体部品2の組立状態を撮影,記録するための撮像装置である。ディスプレイ18は、アームロボット40の作動状態や制御装置10(組立プログラム30)での処理内容,カメラ9で撮影された映像などを表示する出力装置である。
The
本実施形態の組立プログラム30は、あらかじめ設定された複数の教示点を順番に辿るようにハンド3の移動軌跡をコントロールするPTP(Point To Point)制御機能を持つ。これに加えて、組立プログラム30は、板部品1からハンド3に作用する力の大きさを検出し、その力の大きさに応じて板部品1を屈曲変形させる機能(曲げ機能)を持つ。ここでいう「板部品1からハンド3に作用する力」とは、板部品1と筐体部品2との接触によってハンド3に入力される力を意味する。組立プログラム30は、ハンド3に入力される力の大きさから板部品1と筐体部品2との干渉の強さを推定し、干渉が強い場合に板部品1を変形させることによってその干渉を解消する機能を持つ。「干渉の強さ」とは、単なる干渉の有無でなく、干渉の度合い(例えば、干渉した部品の剛性や変形に対する耐性)を意味する。板部品1と筐体部品2との干渉を解消することで、板部品1,筐体部品2の形状に反り返りや寸法ばらつきがあったとしても、嵌合箇所を一致させることが容易となる。
The
板部品1及び筐体部品2の機能的な特徴に着目すれば、板部品1には少なくとも第一嵌合部21と第二嵌合部22とが設けられ、筐体部品2には少なくとも第三嵌合部23と第四嵌合部24とが設けられる。板部品1と筐体部品2との組み付け工程には、第一嵌合部21と第三嵌合部23とを嵌合させ、かつ、第二嵌合部22と第四嵌合部24とを嵌合させる工程が含まれる。ここでいう「嵌合」には緩嵌(ある程度の隙間があり緩やかに嵌まり合うこと)や密嵌(隙間なく嵌まり合うこと)が含まれる。
Focusing on the functional characteristics of the
図1に示す本実施形態の板部品1は、ノート型パソコンやスマートフォン,タブレットPC(Personal Computer)などに内蔵される樹脂製の基板ユニットであり、筐体部品2は樹脂ケースである。基板ユニットには、多種の電子部品やコネクターが実装される。第一嵌合部21,第二嵌合部22はこのような電子部品やコネクターである。また、樹脂ケースには、第三嵌合部23,第四嵌合部24として、コネクターが挿通(貫通した状態で配置)される複数の開口部が設けられる。これらの基板ユニットと樹脂ケースとがスタックした状態となるように組み付けられて、薄型の電子製品が完成する。
A
板部品1は、板状の板面部25(板面)に第一嵌合部21と第二嵌合部22とが設けられた構造を持つ。図2(A)に示すように、第一嵌合部21は、板面部25の端辺26の一つに設けられ、板部品1の外側に向かって突設される。また、第二嵌合部22は、板面部25の板面(端辺26ではない面状の部位)に設けられ、板部品1の下方に位置する筐体部品2に向かって下向きに突設される。第一嵌合部21を第三嵌合部23に嵌合させるときの嵌合方向は、板面部25に沿った方向(図2中の右方向)であって、第二嵌合部22から離隔する方向とされる。一方、第二嵌合部22を第四嵌合部24に嵌合させるときの嵌合方向は、板面部25に交差する方向であって、第一嵌合部21を第三嵌合部23に嵌合させるときの嵌合方向に対して垂直な方向(図2中の下方向)とされる。
The
筐体部品2は、板状の面部27と、面部27から立設された壁部28とを有する。面部27は、図2(B)に示すように、板部品1が筐体部品2に組み付けられたときに、板面部25に対してほぼ平行となるように対向する平面状の部位である。すなわち、面部27は、第二嵌合部22の嵌合方向に対して垂直に配置される。一方、壁部28は面部27に対して垂直な平面状の部位である。この壁部28は、第一嵌合部21の嵌合方向に対して垂直に配置される。本実施形態の筐体部品2においては、図2(A)に示すように、断面形状がL字型となるように、面部27の端辺(図2中の右端辺)と壁部28の端辺(図2中の下端辺)とが接続される。また、壁部28には第三嵌合部23が設けられ、面部27には第四嵌合部24が設けられる。図2(B)に示すように、第三嵌合部23は、第一嵌合部21に嵌合する形状に形成され、第四嵌合部24は第二嵌合部22と嵌合する形状に形成される。
The
本実施形態では第一嵌合部21,第二嵌合部22が直方体形状であり、第三嵌合部23,第四嵌合部24は直方体の周面に嵌合する矩形の開口部(角形孔)として形成される。板部品1と筐体部品2との組み付け時には、第一嵌合部21が第三嵌合部23の内側に挿通され、第二嵌合部22が第四嵌合部24の内側に挿通される。組み付けの手順は、例えば以下の通りである。まず、アームロボット40のハンド3が板部品1を傾斜姿勢で把持する。板部品1の傾斜姿勢は、図2(C)に示すように、第一嵌合部21が第二嵌合部22よりも下方に位置するような姿勢である。次に、第一嵌合部21と第三嵌合部23とを嵌合させた後に、第一嵌合部21と第三嵌合部23との嵌合箇所を中心として板部品1の全体を回転させる。これにより、板部品1が筐体部品2に向かってゆっくりと下降し、第二嵌合部22と第四嵌合部24とが嵌合する。板部品1及び筐体部品2が十分な寸法精度を有していれば、このような手順で組み付けが完了する。
In this embodiment, the
図1に示すように、ハンド3にはクランプ4,吸着装置5,センサー6,曲げ装置7が設けられる。クランプ4には、離接方向に摺動可能な一対の指状部材とこれらを駆動する駆動装置とが設けられる。板部品1は、板面部25の端辺をクランプ4に挟み込まれた姿勢でハンド3に把持される。本実施形態のクランプ4は、図3に示すように、板部品1の板面部25のうち第一嵌合部21が設けられていない二つの端辺を挟み込んで板部品1を把持する。吸着装置5は、空気を吸引することで板部品1の板面部25に吸着する装置である。吸着装置5には図示しない真空発生装置やコンプレッサーなどが接続される。吸着装置5を作動させることで板面部25が吸着装置5に吸い付けられ、ハンド3に対する板部品1の把持状態が安定する。
As shown in FIG. 1, the
センサー6は、板部品1からハンド3に作用する力の大きさを検出する力覚センサーである。ここでは、板部品1の第一嵌合部21と筐体部品2の第三嵌合部23とを嵌合させたときに、板部品1からハンド3に作用する力の大きさが検出される。ここでいう「力」には、三軸それぞれの方向に作用する力や各軸まわりのモーメントが含まれる。本実施形態のセンサー6は、少なくとも第一嵌合部21を第三嵌合部23に対して第二嵌合部22から離隔する方向へ押し付けたときの外力A(筐体部品2から板部品1を介してハンド3へと与えられる反力)の大きさを検出する機能を持つ。ここで検出された力の大きさや方向の情報は制御装置10に伝達される。
The
曲げ装置7は、板部品1と筐体部品2との組み付けに際し、センサー6で検出された外力Aの大きさに応じて板部品1を屈曲させるアクチュエーターである。曲げ装置7による板部品1の屈曲方向は、センサー6で検出された外力Aの作用方向とは逆方向に第二嵌合部22が移動する方向とされる。例えば、センサー6で検出された外力Aの作用方向が第一嵌合部21から第二嵌合部22へ向かう方向であるとき、曲げ装置7は第二嵌合部22が第一嵌合部21に近づくように板部品1を屈曲させる。
The
本実施形態の曲げ装置7は、図3に示すように、ハンド3に固定されたシリンダーチューブ41と、シリンダーチューブ41に対して出没可能に挿入されたピストンロッド42とを有する。ピストンロッド42は、通常時には板部品1に接触しないようにシリンダーチューブ41内に収容される。一方、板部品1と筐体部品2とを嵌合させる際に、板部品1からハンド3に作用する外力Aが所定値A0以上になると、ピストンロッド42がシリンダーチューブ41から突出するように駆動され、ピストンロッド42の先端が板部品1の板面部25に押し付けられる。
As shown in FIG. 3, the
ピストンロッド42による板部品1の押圧箇所は、板面部25のうち第二嵌合部22が取り付けられた面の裏側(図3では板面部25の上側表面)に設定される。また、この押圧箇所は、クランプ4を挟んで吸着装置5とは反対側(図3ではクランプ4よりも左側)に配置される。ピストンロッド42で板部品1を押圧することによって、クランプ4よりも第二嵌合部22側の板面部25が図中の鉛直下方向に向かって弾性的に屈曲変形し、第一嵌合部21と第二嵌合部22との間の距離がわずかに短縮される。言い換えれば、板部品1を屈曲させることで、第一嵌合部21に対する第二嵌合部22の相対位置が矯正される。このように、曲げ装置7は外力Aに応じて板部品1を矯正する機能を持つ。
The place where the
図4(A)〜(C)を用いて、センサー6で検出された外力Aの大きさと曲げ装置7による矯正量Bとの関係について詳述する。板部品1の第一嵌合部21を筐体部品2の第三嵌合部23に押し付けて嵌合させたときに、センサー6で検出される外力Aの大きさは、筐体部品2の面部27に対する壁部28の傾きによって変化する。筐体部品2の寸法精度が高く、面部27及び壁部28のなす角度が図面通り(例えば垂直)であるならば、図4(B)に示すように、適正な大きさの外力A(適正外力)が検出される。ここで、第一嵌合部21と第三嵌合部23との嵌合箇所を中心として板部品1の全体を回転させ、板部品1をゆっくりと下ろして筐体部品2に近づけてゆく。その後、第二嵌合部22と第四嵌合部24とを嵌合させれば、板部品1の筐体部品2への組み付けが完了する。
The relationship between the magnitude of the external force A detected by the
これに対し、壁部28が面部27に向かって倒れた姿勢になっている場合(面部27及び壁部28のなす角度が鋭角である場合)には、壁部28の倒れによって第一嵌合部21及び第三嵌合部23が第四嵌合部24側にずれた状態となる。そのため、第一嵌合部21と第三嵌合部23との嵌合箇所を中心として板部品1の全体を回転させたときに、第二嵌合部22が第四嵌合部24の周囲(図2中では第四嵌合部24よりも左側)で面部27と干渉し、第二嵌合部22と第四嵌合部24とが嵌合しなくなる。
On the other hand, when the
このとき、図4(A)に示すように、筐体部品2の壁部28から第一嵌合部21に向かって板部品1を押し戻すような力が作用していることから、センサー6では適正外力よりも大きな外力Aが検出される。この外力Aは、壁部28の剛性や倒れ具合を把握するための指標となる。外力Aの大きさに応じて板部品1を屈曲させることで、板部品1の第二嵌合部22が第四嵌合部24に嵌合しやすい位置へと移動し、組み付けが容易となる。
At this time, as shown in FIG. 4 (A), a force that pushes back the
なお、図4(C)に示すように、壁部28が面部27から離れる方向に倒れた姿勢になっている場合(面部27及び壁部28のなす角度が鈍角である場合)には、適正外力よりも小さな外力Aがセンサー6で検出される。しかし、第一嵌合部21の位置は、図4(B)に示す場合と同じ位置にすることが可能であり、第二嵌合部22と第四嵌合部24との嵌合箇所での干渉が発生しない。したがって、適正外力よりも小さい外力Aが検出されている場合には、板部品1を屈曲させなくても、第二嵌合部22と第四嵌合部24とを容易に嵌合させることができる。
As shown in FIG. 4 (C), when the
[2.制御装置(ハードウェア)]
図5は、制御装置10のハードウェア構成を例示する図である。制御装置10は、板部品1と筐体部品2との組立作業を制御するコンピューターである。図5に示すように、制御装置10には、ハンド3,センサ6,曲げ装置7,カメラ9,ディスプレイ18などが接続される。また、制御装置10には、プロセッサ11(中央処理装置),メモリ12(主記憶装置,メインメモリ),補助記憶装置13,インタフェース装置14,記録媒体ドライブ15などが内蔵され、内部バス16を介して互いに通信可能に接続される。
[2. Control device (hardware)]
FIG. 5 is a diagram illustrating a hardware configuration of the
プロセッサ11は、制御ユニット(制御回路)や演算ユニット(演算回路),キャッシュメモリ(レジスタ群)などを内蔵するCPU(Central Processing Unit)である。メモリ12は、プログラムや作業中のデータが格納される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)がこれに含まれる。補助記憶装置13は、メモリ12よりも長期的に保持されるデータやファームウェアが格納される記憶装置であり、フラッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの不揮発性メモリがこれに含まれる。インタフェース装置14は、制御装置10と外部との間の入出力(Input and Output;I/O)を司るものである。
The processor 11 is a CPU (Central Processing Unit) incorporating a control unit (control circuit), an arithmetic unit (arithmetic circuit), a cache memory (register group), and the like. The
記録媒体ドライブ15は、少なくとも光ディスクや半導体メモリなどの記録媒体17(リムーバブルメディア)に記録,保存された情報を読み取る機能を持った読取装置(又は読取・書込装置)である。制御装置10で実行されるプログラム(例えば、前述の組立プログラム30)は、メモリ12内に記録,保存されることとしてもよいし、補助記憶装置13の内部に記録,保存されることとしてもよい。あるいは、記録媒体17上に組立プログラム30が記録,保存され、その記録媒体17に書き込まれている組立プログラム30が、記録媒体ドライブ15を介して制御装置10に読み込まれることとしてもよい。
The
本実施形態の制御装置10は、板部品1と筐体部品2との組み付けに際し、ハンド3及び曲げ装置7の作動状態を制御する機能を持つ。また、制御装置10は、カメラ9で撮影された映像,板部品1と筐体部品2との組み付け状態に関する情報,ハンド3及び曲げ装置の作動状態に関する情報,センサー6での検出情報などをディスプレイ18に表示させる機能を持つ。ただし、カメラ9及びディスプレイ18は必須の要素ではなく、省略することができる。
The
[3.制御装置(ソフトウェア)]
図6は、組立プログラム30の処理内容を説明するためのブロック図である。組立プログラム30には、ハンド制御部31と曲げ制御部32とが設けられる。これらは、組立プログラム30の機能を便宜的に分類して示したものであり、個々の要素を独立したプログラムとして記述してもよいし、これらの機能を兼ね備えた複合プログラムとして記述してもよい。
[3. Control device (software)]
FIG. 6 is a block diagram for explaining the processing contents of the
ハンド制御部31は、ハンド3があらかじめ教示された移動軌跡を辿るようにアームロボット40の動作を制御するものである。ここでは、アームロボット40に内蔵されたアームセンサーの検出情報に基づいて、ハンド3の作動状態が制御される。具体的なハンド3の制御手法には、公知の手法を採用することができる。ハンド制御部31による制御は基本的には、板部品1,筐体部品2が理想的な寸法精度を有すると仮定した場合のハンド3の位置,角度を指定する制御である。したがって、板部品1,筐体部品2の実際の寸法精度が低ければ、嵌合箇所の周辺で干渉が発生することがある。このような課題に対し、本実施形態の制御装置10は、曲げ制御部32で板部品1を屈曲させることによって板部品1と筐体部品2との干渉を緩和,解消する。
The
曲げ制御部32は、外力Aの大きさに応じて曲げ装置7を制御するものである。ここでは、ハンド制御部31が第一嵌合部21と第三嵌合部23とを嵌合させたときに、センサー6で検出された外力Aの大きさが取得される。また、曲げ装置7を作動させるための必要条件には、センサー6が所定値A0以上の外力Aを検出することが含まれる。したがって、外力Aが所定値A0未満ならば曲げ装置7は作動しない。ここでいう「所定値A0」とは、前述の適正外力に相当するものである。具体的な所定値A0の値は、第一嵌合部21及び第三嵌合部23の形状や板部品1及び筐体部品2の品種,組成などに応じて設定される。
The bending
本実施形態の曲げ制御部32は、センサー6で少なくとも所定値A0以上の外力Aを検出したときに、曲げ装置7で板部品1を屈曲させながらハンド3を制御して第二嵌合部22を第四嵌合部24に嵌合させる。つまり、曲げ制御部32は、曲げ装置7を作動させつつハンド制御部31にハンド3の作動状態を制御させる。このとき、第二嵌合部22と第四嵌合部24とが嵌合するまでは、曲げ装置7を作動させ続けることとする。これにより、第二嵌合部22と第四嵌合部24との嵌合は、板部品1が屈曲した状態でなされることになる。一方、センサー6で所定値A0未満の外力Aを検出したときには、曲げ装置7を作動させずにハンド3を制御して第二嵌合部22を第四嵌合部24に嵌合させる。つまり、板部品1を屈曲させることなく、そのまま第二嵌合部22を第四嵌合部24に嵌合させる。
The bending
曲げ装置7による矯正量Bは、センサー6で検出された外力Aが大きいほど、大きな値に設定される。つまり、外力Aが大きければピストンロッド42のストロークが長くなり、板部品1の屈曲が強められる。外力Aと矯正量Bとの関係を図7に例示する。矯正量Bは、外力Aが所定値A0未満であるときにゼロに設定される。また、外力Aが所定値A0以上の場合には、外力Aが増大するほど矯正量Bも増大するような設定とされる。ただし、矯正量Bには上限値B0が定められており、外力Aが最大値AMAX以上である場合には矯正量Bが上限値B0に設定される。つまり、矯正量Bが上限値B0を越えることはない。なお、所定値A0,上限値B0は板部品1及び筐体部品2の品種,組成など応じて設定される。
The correction amount B by the
外力Aと矯正量Bとの関係は、図8に示すような矯正テーブルに規定しておくことも可能である。この例においても、外力Aが所定値A0未満の場合に矯正量Bがゼロに設定される。また、外力Aが所定値A0以上の場合には、外力Aの大きさが増大するに連れて、矯正量Bが段階的に大きくなる特性となっている。例えば、外力A[N]が「A0≦A<A0+3」の範囲に入っている場合には、矯正量Bが3[mm]に設定される。また、「A0+3≦A<A0+6」の範囲に入っている場合には、矯正量Bが6[mm]に設定される。このような矯正テーブルは板部品1及び筐体部品2の品種,組成など応じて設定される。
The relationship between the external force A and the correction amount B can be defined in a correction table as shown in FIG. In this example, an external force A corrective amount B is set to zero if less than the predetermined value A 0. When the external force A is equal to or greater than the predetermined value A 0 , the correction amount B has a characteristic that increases stepwise as the magnitude of the external force A increases. For example, when the external force A [N] is in the range of “A 0 ≦ A <A 0 +3”, the correction amount B is set to 3 [mm]. In addition, when it is within the range of “A 0 + 3 ≦ A <A 0 +6”, the correction amount B is set to 6 [mm]. Such a correction table is set according to the type and composition of the
図9は、板部品1の第一嵌合部21を筐体部品2の第三嵌合部23に嵌合させたときに、板部品1からハンド3に作用する力の変化を示すグラフである。時刻t1は位置合わせの開始時刻(第一嵌合部21が第三嵌合部23と接触した時刻)である。時刻t2は位置合わせの完了時刻であって、組み付けが開始可能となる時刻(第一嵌合部21が第三嵌合部23に嵌合する所定位置まで移動した時刻)である。外力Aは、時刻t1から時刻t2までの間は増加する。時刻t2にハンド3が教示点に到達して板部品1の移動が停止すると、外力Aはほぼ一定となる。
FIG. 9 is a graph showing a change in force acting on the
このとき、図4(B)に示すように板部品1及び筐体部品2の寸法精度が十分に高ければ、外力Aの大きさは適正外力に相当する所定値A0となる。一方、図4(C)に示すように壁部28が面部27から離れる方向に倒れている場合には、外力Aの大きさが所定値A0よりも小さな値となる(図7中の破線参照)。反対に、図4(A)に示すように壁部28が面部27に向かって倒れている場合には、外力Aの大きさが所定値A0よりも大きな値となる(図7中の一点鎖線参照)。このように、時刻t2以降の外力Aの大きさを参照することで、壁部28の倒れの有無を判定することができる。なお、時刻t2以降の外力Aの大きさは、壁部28の倒れの度合い(あるいは倒れ寸法)が大きいほど増大する。つまり、壁部28の倒れの度合いは、外力Aの大きさに反映される。したがって、外力Aの大きさを参照することで、壁部28の倒れの度合いに応じた屈曲量を板部品1に与えることができる。
At this time, if the dimensional accuracy of the
[4.フローチャート]
図10は、組立装置20による組立方法を説明するためのフローチャートである。まず、板部品1を筐体部品2に組み付ける際に、板部品1がハンド3で把持される(ステップA1)。また、板部品1及び筐体部品2の品種が確認されるとともに(ステップA2)、品種に応じた矯正テーブルが読み込まれ(ステップA3)、組み付けが開始される(ステップA4)。ハンド3の動作は、あらかじめ教示された移動軌跡を辿るようにハンド制御部31によって制御される。これにより、図11(A)に示すように、板部品1が傾斜した姿勢で第一嵌合部21と第三嵌合部23とが嵌合した状態となる(ステップA5)。第一嵌合部21の位置合わせが完了すると、板部品1からハンド3に作用する外力Aが検出される(ステップA6)。
[4. flowchart]
FIG. 10 is a flowchart for explaining an assembling method by the assembling
続いて、外力Aに応じた矯正量Bを設定すべく、変数nにPが代入されるとともに(ステップA7)、外力Aがしきい値(P)以上であるか否かが判定される(ステップA8)。Pは、ステップA3で読み込まれた矯正テーブルに規定されている矯正量Bの種類数に相当する値である。また、しきい値(P)とは、矯正テーブルに規定されているそれぞれの外力範囲における下限値に相当する値である。図8に示す例を用いれば、外力AがA0+15[N]以上であるか否かがステップA8で判定される。この条件が成立した場合には、曲げ装置7による矯正ができない(例えば、壁部28が面部27に向かって著しく倒れており矯正可能な範囲を超えている)ものと判断され、エラー処理が実行される(ステップA9)。例えば、曲げ装置7による矯正ができないことがディスプレイ18に表示され、作業者に報知される。
Subsequently, in order to set the correction amount B according to the external force A, P is substituted into the variable n (step A7), and it is determined whether or not the external force A is equal to or greater than the threshold value (P) ( Step A8). P is a value corresponding to the number of types of correction amount B defined in the correction table read in step A3. The threshold value (P) is a value corresponding to the lower limit value in each external force range defined in the correction table. If the example shown in FIG. 8 is used, it is determined in step A8 whether or not the external force A is A 0 +15 [N] or more. If this condition is satisfied, it is determined that correction by the
ステップA8の条件が不成立の場合には、変数nにn-1(すなわちP-1)が代入されるとともに(ステップA10)、外力Aがしきい値(n)以上であるか否かが判定される(ステップA11)。図8に示す例を用いれば、外力AがA0+12[N]以上であるか否か(外力Aが「A0+12≦A<A0+15」の範囲に入っているか否か)が判定される。この条件が成立すると、変数nに対応する矯正量B(図8に示す例では15[mm])が設定される(ステップA12)。一方、この条件が不成立ならば制御がステップA10に戻り、変数nにn-1(すなわちP-2)が代入されて、外力Aがしきい値(n)以上であるか否かが再び判定される。 When the condition of step A8 is not satisfied, n-1 (that is, P-1) is substituted for the variable n (step A10), and it is determined whether or not the external force A is equal to or greater than the threshold value (n). (Step A11). If the example shown in FIG. 8 is used, whether or not the external force A is A 0 +12 [N] or more (whether or not the external force A is in the range of “A 0 + 12 ≦ A <A 0 +15”) ) Is determined. When this condition is satisfied, a correction amount B (15 [mm] in the example shown in FIG. 8) corresponding to the variable n is set (step A12). On the other hand, if this condition is not satisfied, the control returns to step A10, and n-1 (that is, P-2) is substituted for variable n, and it is determined again whether or not external force A is equal to or greater than threshold value (n). Is done.
このように、変数nを徐々にデクリメントし、外力Aとしきい値(n)との大小関係を比較することで、矯正テーブルに規定された外力範囲のうち、実際の外力Aがどこに属するのかが特定される。また、外力Aの属する範囲が特定されると、その外力範囲に対応する矯正量Bが設定される。なお、変数nの値が2になるまでデクリメントされたとき、ステップA11では外力Aがしきい値(2)以上であるか否か(外力Aが「A0≦A<A0+3」の範囲に入っているか否か)が判定される。この条件が不成立の場合には、外力Aが所定値A0未満であることが確定するため、ステップA12に進んで矯正量Bをゼロに設定する。 In this way, by gradually decrementing the variable n and comparing the magnitude relationship between the external force A and the threshold value (n), where the actual external force A belongs to the external force range defined in the correction table. Identified. When the range to which the external force A belongs is specified, the correction amount B corresponding to the external force range is set. When the value of variable n is decremented to 2, whether or not the external force A is greater than or equal to the threshold value (2) in step A11 (the external force A is “A 0 ≦ A <A 0 +3”). Whether it is within the range or not). If this condition is not satisfied, since it is determined that the external force A is less than the predetermined value A 0 , the process proceeds to step A 12 and the correction amount B is set to zero.
その後、ステップA12で設定された矯正量Bに基づいて曲げ装置7が駆動されるとともに、ハンド3の作動状態が制御される(ステップA13)。曲げ装置7の動作は、第二嵌合部22と第四嵌合部24とが嵌合するまで継続される(ステップA14)。
矯正量Bがゼロに設定されている場合には、曲げ装置7を作動させることなく第二嵌合部22が第四嵌合部24に嵌め込まれる。一方、ゼロ以外の矯正量Bが設定されている場合には、曲げ装置7で板部品1を屈曲させながら、第二嵌合部22が第四嵌合部24に嵌め込まれる。このとき、図11(B)に示すように、ピストンロッド42の先端が板部品1の板面部25に押し付けられ、クランプ4を支点として板部品1が屈曲する。これにより、第一嵌合部21と第二嵌合部22との間の距離がわずかに短縮され、第二嵌合部22が第四嵌合部24に嵌まりやすくなる。
Thereafter, the
When the correction amount B is set to zero, the second
この状態で、第一嵌合部21と第三嵌合部23との嵌合箇所を中心として、板部品1の全体を回転させる。図11(C)に示すように、板部品1をゆっくりと下ろせば、第二嵌合部22と第四嵌合部24とが嵌合する。第二嵌合部22と第四嵌合部24とが嵌合すると、図11(D)に示すように、曲げ装置7が解放されるとともにハンド3のクランプ4が解除され(ステップA15)、ハンド3が退避位置へと移動する(ステップA16)。これにより、板部品1と筐体部品2との組み付けが完了する。
In this state, the
上記の通り、本実施形態の制御装置10は、センサー6で所定値A0[N]以上の外力Aを検出したときに、曲げ装置7で板部品1を屈曲させながらハンド3を制御して第二嵌合部22を第四嵌合部24に嵌合させる機能を持つ。また、制御装置10は、センサー6で所定値A0[N]未満の外力Aを検出したときに、曲げ装置7を作動させずにハンド3を制御して第二嵌合部22と第四嵌合部24とを嵌合させる機能を持つ。
As described above, the
なお、曲げ装置7を作動させるための条件としては、「外力Aが所定値A0[N]以上であること」の代わりに「外力Aが所定値A0[N]を越えていること」を用いることも可能である。すなわち、センサー6で所定値A0[N]を越える外力Aを検出したときに、曲げ装置7で板部品1を屈曲させながらハンド3を制御して第二嵌合部22を第四嵌合部24に嵌合させてもよい。この場合、センサー6で所定値A0[N]以下の外力Aを検出したときに、曲げ装置7を作動させずにハンド3を制御して第二嵌合部22と第四嵌合部24とを嵌合させればよい。
The condition for operating the
[5.効果]
(1)上記の組立装置20では、第一嵌合部21を第三嵌合部23に嵌合させたときにハンド3に作用する外力Aの大きさがセンサー6で検出される。この外力Aが適正外力よりも大きければ、壁部28が面部27に向かって内側に少し倒れていると判断できるので、板部品1を屈曲させたまま第二嵌合部22を第四嵌合部24に嵌合させる操作がなされる。これにより、第一嵌合部21と第二嵌合部22との間の距離をわずかに短縮させた状態で板部品1と筐体部品2とを組み付けることができ、第二嵌合部22を第四嵌合部24に無理なく嵌合させることができる。また、板部品1,筐体部品2の形状に反り返りや寸法ばらつきがあったとしても、板部品1を筐体部品2に容易に組み付けることができ、組み付け精度を向上させることができるとともに、組み付け作業の安定性を高めることができる。さらに、板部品1を屈曲させるための曲げ装置7を用いることで、板部品1を無理なく変形させることができ、板部品1及び筐体部品2の破損を防止することができる。
[5. effect]
(1) In the
また、たとえ壁部28が面部27に向かって大きく倒れていたとしても、筐体部品2が弾性の高い材料(剛性の低い材料)で形成されている場合には、壁部28を面部27から離れる方向へと移動するように変形させることは容易である。一方、筐体部品2の弾性が高ければ、センサー6で検出される外力Aは小さくなる。したがって、上述の実施形態によれば、筐体部品2を変形させることで組み付けできるような状況において、曲げ装置7を作動させずに組み付けを実施することができ、板部品1に与えられる負荷を軽減することができる。つまり、筐体部品2が硬く変形している場合にのみ、曲げ装置7を作動させて板部品1を屈曲させることができ、板部品1と筐体部品2とを適切に組み付けることができる。
Further, even if the
(2)上記の組立装置20では、図7,図8に示すように、センサー6で検出される外力Aが大きいほど、板部品1の屈曲が強められる。このような制御を実施する理由は、図4(A)に示すように、壁部28の倒れ具合が強いほど、第二嵌合部22が第一嵌合部21から離隔する方向に押し付けられた状態となり、第四嵌合部24の周囲における面部27との干渉量が大きくなると考えられるからである。一方、壁部28の倒れ具合は、センサー6で検出される外力Aの大きさに反映される。したがって、外力Aが大きいほど板部品1の屈曲を強めることで、第二嵌合部と第四嵌合部との干渉を解消しやすくすることができ、第二嵌合部と第四嵌合部とを精度よく位置合わせすることができる。
(2) In the
(3)上記の曲げ装置7の動作は、第二嵌合部22と第四嵌合部24とが嵌合するまで継続される。これにより、第二嵌合部と第四嵌合部との干渉が解消された状態を維持したまま板部品1を筐体部品2に組み付けることができ、第二嵌合部22と第四嵌合部24とを確実に嵌合させることができる。したがって、板部品1と筐体部品2との組み付け精度を向上させることができる。
(3) The operation of the
(4)上記のセンサー6は、第一嵌合部21を第三嵌合部23に対して第二嵌合部22から離隔する方向に押し付けたときの外力Aの大きさを検出する機能を持つ。ここでいう外力Aの方向は、例えば図4(A)〜(C)中に黒矢印で示す方向(図中の左方向)であって、板部品1を右方向に押し付けたときに発生する反力である。このような方向に作用する外力Aを検出することで、壁部28の倒れ具合に応じた大きさの外力Aを精度よく検出することができ、曲げ装置7による矯正量Bを適切に制御することができる。したがって、板部品1と筐体部品2との組み付け精度を向上させることができる。
(4) The
(5)図2(A)に示すように、板部品1は端辺26に第一嵌合部21を有し、板面部25に第二嵌合部22を有する。また、筐体部品2には面部27と壁部28とが設けられ、壁部28に第三嵌合部23が設けられるとともに、面部27に第四嵌合部24が設けられる。上記の組立装置20によれば、このような嵌合部21〜24を備えた部品1,2の組み付けに際し、筐体部品2の壁部28が面部27に対して倒れている場合であっても、板部品1を容易に組み付けることができ、組み付け作業の安定性を高めることができる。特に、樹脂製の基板ユニットと樹脂ケースとの組み付けに適用することが容易であり、ノート型パソコンやスマートフォン,タブレットPCなどの電子製品の生産性を高めることができる。
(5) As shown in FIG. 2A, the
[6.変形例]
上述の実施形態では、ハンド3に曲げ装置7が設けられているが、曲げ装置7をハンド3から独立させてもよい。例えば、アームロボット40とは別の組付作業用ロボットに曲げ装置7を設け、アームロボット40と連動させてもよい。また、曲げ装置7の構造についても上述の実施形態に記載の構造に限定されない。例えば、板部品1の板面部25のうち、第二嵌合部22の近傍を吸着(あるいは把持)する構造としてもよい。少なくとも、第二嵌合部22が外力Aの作用方向と逆方向に移動するように板部品1を屈曲させる機能を持つものを用いることで、上述の実施形態と同様の効果を奏するものとなる。
[6. Modified example]
In the above-described embodiment, the
[7.付記]
上記の変形例を含む実施形態に関し、以下の付記を開示する。
(付記1)
第一嵌合部及び第二嵌合部が設けられた板部品を第三嵌合部及び第四嵌合部が設けられた筐体部品に組み付ける際に、前記板部品を把持するハンドと、
前記第一嵌合部を前記第三嵌合部に嵌合させたときに、前記板部品から前記ハンドに作用する力の大きさを検出するセンサーと、
前記第二嵌合部が前記力の作用方向と逆方向に移動するように前記板部品を屈曲させる曲げ装置と、
前記センサーで所定値以上の前記力を検出したときに、前記曲げ装置で前記板部品を屈曲させつつ前記ハンドを制御して前記第二嵌合部を前記第四嵌合部に嵌合させ、前記センサーで前記所定値未満の前記力を検出したときに、前記曲げ装置を作動させずに前記ハンドを制御して前記第二嵌合部を前記第四嵌合部に嵌合させる制御装置と、
を備えたことを特徴とする、組立装置。
[7. Addendum]
The following additional notes are disclosed regarding the embodiment including the above-described modification.
(Appendix 1)
When assembling the plate part provided with the first fitting part and the second fitting part to the housing part provided with the third fitting part and the fourth fitting part,
When the first fitting portion is fitted to the third fitting portion, a sensor that detects the magnitude of the force acting on the hand from the plate component;
A bending device that bends the plate component such that the second fitting portion moves in a direction opposite to the direction in which the force is applied;
When the sensor detects the force equal to or greater than a predetermined value, the second fitting part is fitted to the fourth fitting part by controlling the hand while bending the plate component with the bending device, A control device for controlling the hand without operating the bending device and fitting the second fitting portion to the fourth fitting portion when the sensor detects the force less than the predetermined value; ,
An assembling apparatus comprising:
(付記2)
前記曲げ装置が、前記センサーで検出された前記力が大きいほど前記板部品の屈曲を強める
ことを特徴とする、付記1記載の組立装置。
(Appendix 2)
The assembly apparatus according to
(付記3)
前記曲げ装置が、前記第二嵌合部と前記第四嵌合部とが嵌合するまで前記板部品を屈曲させ続ける
ことを特徴とする、付記1又は2記載の組立装置。
(Appendix 3)
The assembly apparatus according to
(付記4)
前記センサーが、前記第一嵌合部を前記第三嵌合部に対して前記第二嵌合部から離隔する方向へ押し付けたときの外力の大きさを検出する
ことを特徴とする、付記1〜3のいずれか1項に記載の組立装置。
(Appendix 4)
The
(付記5)
前記筐体部品が、前記板部品の板面に対向する面部と前記面部から立設された壁部とを有し、
前記第一嵌合部が、前記板部品の端辺に設けられ、
前記第二嵌合部が、前記板部品の前記板面に設けられ、
前記第三嵌合部が、前記壁部に設けられ、
前記第四嵌合部が、前記面部に設けられる
ことを特徴とする、付記1〜4のいずれか1項に記載の組立装置。
(Appendix 5)
The casing component has a surface portion facing the plate surface of the plate component and a wall portion standing from the surface portion,
The first fitting portion is provided on an end side of the plate component,
The second fitting portion is provided on the plate surface of the plate component,
The third fitting portion is provided on the wall portion,
The assembly apparatus according to any one of
(付記6)
第一嵌合部及び第二嵌合部が設けられた板部品を第三嵌合部及び第四嵌合部が設けられた筐体部品に組み付ける際に、前記板部品をハンドで把持し、
制御装置で前記ハンドの位置を制御して前記第一嵌合部と前記第三嵌合部とを嵌合させ、
前記第一嵌合部と前記第三嵌合部とを嵌合させたときに、前記板部品から前記ハンドに作用する力の大きさをセンサーで検出し、
前記センサーで所定値以上の前記力を検出したときに、前記第二嵌合部が前記力の作用方向と逆方向に移動するように前記板部品を屈曲させる前記曲げ装置を作動させつつ、前記制御装置で前記ハンドを制御して前記第二嵌合部を前記第四嵌合部に嵌合させ、
前記センサーで前記所定値未満の前記力を検出したときに、前記曲げ装置を作動させずに前記制御装置で前記ハンドを制御して前記第二嵌合部を前記第四嵌合部に嵌合させる
ことを特徴とする、組立方法。
(Appendix 6)
When assembling the plate part provided with the first fitting part and the second fitting part to the housing part provided with the third fitting part and the fourth fitting part, the plate part is gripped by a hand,
Control the position of the hand with a control device to fit the first fitting part and the third fitting part,
When the first fitting part and the third fitting part are fitted, the sensor detects the magnitude of the force acting on the hand from the plate component,
When the sensor detects the force greater than or equal to a predetermined value, operating the bending device that bends the plate component so that the second fitting portion moves in a direction opposite to the direction in which the force is applied. Control the hand with a control device to fit the second fitting part to the fourth fitting part,
When the sensor detects the force less than the predetermined value, the control device controls the hand without operating the bending device and the second fitting portion is fitted to the fourth fitting portion. An assembling method, characterized in that
(付記7)
前記板部品を前記曲げ装置で屈曲させる際に、前記力の大きさが大きいほど前記板部品の屈曲を強める
ことを特徴とする、付記6記載の組立方法。
(Appendix 7)
7. The assembling method according to
(付記8)
前記力の大きさが所定値以上のときには、前記第二嵌合部と前記第四嵌合部とが嵌合するまで前記板部品を前記曲げ装置で屈曲させ続ける
ことを特徴とする、付記6又は7記載の組立方法。
(Appendix 8)
Note 6 that when the magnitude of the force is equal to or greater than a predetermined value, the plate component is continuously bent by the bending device until the second fitting portion and the fourth fitting portion are fitted. Or the assembly method of 7.
(付記9)
前記センサーによる検出対象が、前記第一嵌合部を前記第三嵌合部に対して前記第二嵌合部から離隔する方向へ押し付けたときの外力の大きさである
ことを特徴とする、付記6〜8のいずれか1項に記載の組立方法。
(Appendix 9)
The detection target by the sensor is the magnitude of an external force when the first fitting portion is pressed against the third fitting portion in a direction away from the second fitting portion. The assembly method according to any one of
(付記10)
前記筐体部品が、前記板部品の板面に対向する面部と前記面部から立設された壁部とを有し、
前記第一嵌合部が、前記板部品の端辺に設けられ、
前記第二嵌合部が、前記板部の前記板面に設けられ、
前記第三嵌合部が、前記壁部に設けられ、
前記第四嵌合部が、前記面部に設けられる
ことを特徴とする、付記6〜9のいずれか1項に記載の組立方法。
(Appendix 10)
The casing component has a surface portion facing the plate surface of the plate component and a wall portion standing from the surface portion,
The first fitting portion is provided on an end side of the plate component,
The second fitting portion is provided on the plate surface of the plate portion,
The third fitting portion is provided on the wall portion,
The assembly method according to any one of
1 板部品
2 筐体部品
3 ハンド
4 クランプ
6 センサー
7 曲げ装置
10 制御装置
20 組立装置
21 第一嵌合部
22 第二嵌合部
23 第三嵌合部
24 第四嵌合部
25 板面部(板面)
26 端辺
27 面部
28 壁部
A0 所定値
DESCRIPTION OF
26
A 0 Predetermined value
Claims (6)
前記第一嵌合部を前記第三嵌合部に嵌合させたときに、前記板部品から前記ハンドに作用する力の大きさを検出するセンサーと、
前記第二嵌合部が前記力の作用方向と逆方向に移動するように前記板部品を屈曲させる曲げ装置と、
前記センサーで所定値以上の前記力を検出したときに、前記曲げ装置で前記板部品を屈曲させつつ前記ハンドを制御して前記第二嵌合部を前記第四嵌合部に嵌合させ、前記センサーで前記所定値未満の前記力を検出したときに、前記曲げ装置を作動させずに前記ハンドを制御して前記第二嵌合部を前記第四嵌合部に嵌合させる制御装置と、
を備えたことを特徴とする、組立装置。 When assembling the plate part provided with the first fitting part and the second fitting part to the housing part provided with the third fitting part and the fourth fitting part,
When the first fitting portion is fitted to the third fitting portion, a sensor that detects the magnitude of the force acting on the hand from the plate component;
A bending device that bends the plate component such that the second fitting portion moves in a direction opposite to the direction in which the force is applied;
When the sensor detects the force equal to or greater than a predetermined value, the second fitting part is fitted to the fourth fitting part by controlling the hand while bending the plate component with the bending device, A control device for controlling the hand without operating the bending device and fitting the second fitting portion to the fourth fitting portion when the sensor detects the force less than the predetermined value; ,
An assembling apparatus comprising:
ことを特徴とする、請求項1記載の組立装置。 The assembly apparatus according to claim 1, wherein the bending device increases the bending of the plate component as the force detected by the sensor increases.
ことを特徴とする、請求項1又は2記載の組立装置。 The assembly apparatus according to claim 1, wherein the bending device continues bending the plate component until the second fitting portion and the fourth fitting portion are fitted.
ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組立装置。 The sensor detects a magnitude of an external force when the first fitting portion is pressed against the third fitting portion in a direction away from the second fitting portion. The assembling apparatus according to any one of 1 to 3.
前記第一嵌合部が、前記板部品の端辺に設けられ、
前記第二嵌合部が、前記板部品の板面に設けられ、
前記第三嵌合部が、前記壁部に設けられ、
前記第四嵌合部が、前記面部に設けられる
ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組立装置。 The casing component has a surface portion facing the plate surface of the plate component and a wall portion standing from the surface portion,
The first fitting portion is provided on an end side of the plate component,
The second fitting portion is provided on the plate surface of the plate component,
The third fitting portion is provided on the wall portion,
The assembly apparatus according to claim 1, wherein the fourth fitting portion is provided on the surface portion.
制御装置で前記ハンドの位置を制御して前記第一嵌合部と前記第三嵌合部とを嵌合させ、
前記第一嵌合部と前記第三嵌合部とを嵌合させたときに、前記板部品から前記ハンドに作用する力の大きさをセンサーで検出し、
前記センサーで所定値以上の前記力を検出したときに、前記第二嵌合部が前記力の作用方向と逆方向に移動するように前記板部品を屈曲させる前記曲げ装置を作動させつつ、前記制御装置で前記ハンドを制御して前記第二嵌合部を前記第四嵌合部に嵌合させ、
前記センサーで前記所定値未満の前記力を検出したときに、前記曲げ装置を作動させずに前記制御装置で前記ハンドを制御して前記第二嵌合部を前記第四嵌合部に嵌合させる
ことを特徴とする、組立方法。 When assembling the plate part provided with the first fitting part and the second fitting part to the housing part provided with the third fitting part and the fourth fitting part, the plate part is gripped by a hand,
Control the position of the hand with a control device to fit the first fitting part and the third fitting part,
When the first fitting part and the third fitting part are fitted, the sensor detects the magnitude of the force acting on the hand from the plate component,
When the sensor detects the force greater than or equal to a predetermined value, operating the bending device that bends the plate component so that the second fitting portion moves in a direction opposite to the direction in which the force is applied. Control the hand with a control device to fit the second fitting part to the fourth fitting part,
When the sensor detects the force less than the predetermined value, the control device controls the hand without operating the bending device and the second fitting portion is fitted to the fourth fitting portion. An assembling method, characterized in that
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