JP2018113564A - 通信システム、スイッチ、制御装置、通信方法、および、プログラム - Google Patents

通信システム、スイッチ、制御装置、通信方法、および、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】集中制御型の通信システムにおいて、制御装置の配下に収容可能なスイッチの台数を増大させること。【解決手段】通信システムは第1のスイッチおよび第2のスイッチと、第1のスイッチを集中制御する制御装置とを備え、第1のスイッチは制御装置により設定された制御情報に従ってパケットを転送するとともに、当該制御情報を第2のスイッチに配信し、第2のスイッチは第1のスイッチにより配信された当該制御情報に従ってパケットを転送する。【選択図】図1

Description

本発明は、通信システム、スイッチ、制御装置、通信方法、および、プログラムに関し、特にIoT(Internet of Things)システムなどの大規模な通信システム、かかる通信システムに設けられるスイッチおよび制御装置、ならびに、かかる通信システムにおける通信方法およびプログラムに関する。
近年、オープンフロー(OpenFlow)という技術が提案されている(非特許文献1、2)。オープンフローシステムでは、通信をエンドツーエンドのフローとして捉え、フロー単位で経路制御、障害回復、負荷分散、最適化などを行う。オープンフロースイッチ(OFS:OpenFlow Switch)は、オープンフローコントローラ(OFC:OpenFlow Controller)との通信用のオープンフローチャネル(セキュアチャネル)を備え、OFCから適宜追加または書き換えが指示されるフローテーブルに従って動作する。フローテーブルには、フロー毎に、パケットヘッダと照合するマッチングルールとフロー統計情報と処理内容を定義したアクションの組が定義される。
一方、様々なデバイス(通信機器など)をインターネットに接続するIoT(Internet of Thing)も注目されている。IoTでは、センサやスマートメータなどのデバイスをインターネットに接続することで、データセンタから各種デバイスの計測データ収集や遠隔制御などが可能となる。例えば、スマートメータの自動検針システムなど、膨大な数のIoTデバイスを1元管理するシステムが登場している。
関連技術として、特許文献1には、複数のコントローラが通信経路を算出して通信経路上のスイッチにフローエントリの設定を指示することで、オープンフロー技術を利用したコンピュータシステムの耐障害性を向上させる技術が記載されている。
また、特許文献2には、スイッチとスイッチコントローラとの間の制御メッセージを中継するフロントエンド装置を設けることで、スイッチとスイッチコントローラとの間の制御メッセージの送信レートを低減する技術が記載されている。
さらに、特許文献3には、スイッチとスイッチに制御情報を設定する制御装置との間に制御メッセージ中継装置を配置し、制御メッセージ中継装置が、制御装置から受信した制御内容を、所定の制御ポリシに基づいて、スイッチが保持する制御情報に反映させる技術が記載されている。
特開2011−160363号公報 国際公開第2013/047705号 国際公開第2014/142070号
Nick McKeown, et al., "OpenFlow: Enabling Innovation in Campus Networks," March 14, 2008、[online]、[平成28年12月8日検索]、インターネット〈URL:http://archive.openflow.org/documents/openflow-wp-latest.pdf〉 Open Networking Foundation (ONF), "OpenFlow Switch Specification, Version 1.3.4 (Protocol version 0x04)," March 27, 2014、[online]、[平成28年12月8日検索]、インターネット〈URL:https://www.opennetworking.org/images/stories/downloads/sdn-resources/onf-specifications/openflow/openflow-switch-v1.3.4.pdf〉
上記特許文献および非特許文献の全開示内容は、本書に引用をもって繰り込み記載されているものとする。以下の分析は、本発明者によってなされたものである。
IoT(Internet of Things)システムを実現するためのネットワーク技術として、上述のオープンフロー(OpenFlow)の活用が期待されている。一例として、各種デバイスやデバイスを集約するゲートウェイ装置に対してOFS(OpenFlow Switch)機能を実装することで、データセンタ内のOFC(OpenFlow Controller)がこれらのデバイスやゲートウェイ装置を集中制御することが考えられる。しかし、OFCで制御可能なOFSの台数は数百から数千台に制限されており、膨大な数のデバイスを制御するIoTシステムにおいて、オープンフローのような集中制御方式が有効に活用できていないという問題がある。
特許文献1の図2は多段構成のプログラマブルフロースイッチ(PFS:Programmable Flow Switch)を開示するが、これはPFS間の物理的な配線が多段となった構成を表したものにすぎず、各階層のPFSはいずれもプログラマブルフローコントローラ(PFC:Programmable Flow Controller)によって集中制御される。したがって、特許文献1に記載された技術によると、単一の制御装置(PFC)によって制御されるスイッチ(PFS)の台数を増やすことは困難である。
また、特許文献2に記載された技術では、スイッチと制御装置(スイッチコントローラ)に設けられたフロントエンド装置によって、制御メッセージをバッファリングすることでスイッチと制御装置との間の制御メッセージの送信レートを低減するものであり、制御装置によって制御可能なスイッチの台数を増大させることには何ら寄与しない。なお、特許文献2におけるフロントエンド装置は、制御装置とスイッチの間の制御メッセージを中継する装置であって、制御装置から設定された制御情報に応じてパケットを転送するスイッチではない。
さらに、特許文献3に記載された技術では、スイッチと制御装置との間に配置された制御メッセージ中継装置が、制御装置から受信した制御内容を、所定の制御ポリシに基づいて、スイッチが保持する制御情報に反映させることで、例えばスイッチが保持すべき制御情報を削減することができる。しかしながら、特許文献3に記載された技術も、制御装置によって制御可能なスイッチの台数を増大させることに寄与するものではない。なお、特許文献3における制御メッセージ中継装置も、制御装置とスイッチの間の制御情報を中継する装置であって、制御装置から設定された制御情報に応じてパケットを転送するスイッチには該当しない。
そこで、集中制御型の通信システムにおいて、制御装置の配下に収容可能なスイッチの台数を増大させることが課題となる。本発明の目的は、かかる課題解決に寄与する通信システム、スイッチ、制御装置、通信方法、および、プログラムを提供することにある。
本発明の第1の態様に係る通信システムは、第1のスイッチおよび第2のスイッチと、前記第1のスイッチを集中制御する制御装置と、を備え、前記第1のスイッチは、前記制御装置により設定された制御情報に従ってパケットを転送するとともに、前記制御情報を前記第2のスイッチに配信し、前記第2のスイッチは、前記第1のスイッチにより配信された前記制御情報に従ってパケットを転送する。
本発明の第2の態様に係るスイッチは、制御装置によって集中制御される第1のスイッチであって、前記制御装置により設定された制御情報に従ってパケットを転送する転送部と、前記制御情報を、前記第1のスイッチにより配信された制御情報に従ってパケットを転送する第2のスイッチに配信する配信部と、を備えている。
本発明の第3の態様に係る制御装置は、第1のスイッチを集中制御する制御装置であって、前記第1のスイッチに設定する制御情報を生成する制御部と、前記制御情報を前記第1のスイッチに設定する設定部と、を備え、前記第1のスイッチは、前記制御情報に従ってパケットを転送するとともに、前記制御情報を第2のスイッチに配信し、前記第2のスイッチは、前記第1のスイッチにより配信された前記制御情報に従ってパケットを転送する。
本発明の第4の態様に係る通信方法は、制御装置によって集中制御される第1のスイッチが、前記制御装置により設定された制御情報に従ってパケットを転送するステップと、前記制御情報を、前記第1のスイッチにより配信された制御情報に従ってパケットを転送する第2のスイッチに配信するステップと、を含む。
本発明の第5の態様に係る通信方法は、第1のスイッチを集中制御する制御装置が、前記第1のスイッチに設定する制御情報を生成するステップと、前記制御情報を前記第1のスイッチに設定するステップと、を含み、前記第1のスイッチは、前記制御情報に従ってパケットを転送するとともに、前記制御情報を第2のスイッチに配信し、前記第2のスイッチは、前記第1のスイッチにより配信された前記制御情報に従ってパケットを転送する。
本発明の第6の態様に係るプログラムは、制御装置によって集中制御される第1のスイッチに設けられたコンピュータに対して、前記制御装置により設定された制御情報に従ってパケットを転送する処理と、前記制御情報を、前記第1のスイッチにより配信された制御情報に従ってパケットを転送する第2のスイッチに配信する処理と、を実行させる。なお、プログラムは、非一時的なコンピュータ可読記録媒体(non-transitory computer-readable storage medium)に記録されたプログラム製品として提供することもできる。
本発明に係る通信システム、スイッチ、制御装置、通信方法、および、プログラムによると、集中制御型の通信システムにおいて、制御装置の配下に収容可能なスイッチの台数を増大させることができる。
一実施形態に係る通信システムの構成を例示する図である。 一実施形態に係るスイッチ(第1のスイッチ)の構成を例示するブロック図である。 一実施形態に係る制御装置の構成を例示するブロック図である。 第1の実施形態に係る通信システムの構成を例示する図である。 第1の実施形態に係る通信システムの構成を例示するブロック図である。 第1の実施形態に係る通信システムの動作を説明するための図である。 第1の実施形態に係る通信システムの動作を説明するための図である。 第2の実施形態に係る通信システムの構成を例示する図である。 情報処理装置の構成を例示するブロック図である。
はじめに、一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記する図面参照符号は、専ら理解を助けるための例示であり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではない。
一実施形態に係る通信システムは、図1に示すように、第1のスイッチ2(例えば図4の代表OFS(OpenFlow Switch)20)および第2のスイッチ3(例えば図4のGW OFS(Gateway OFS)30)と、第1のスイッチ2を集中制御する制御装置1(例えば図4のOFC(OpenFlow Controller)10)を備えている。第1のスイッチ2は、制御装置1により設定された制御情報に従ってパケットを転送するとともに、当該制御情報を第2のスイッチ3に配信する。一方、第2のスイッチ3は、第1のスイッチ2により配信された制御情報に従ってパケットを転送する。
かかる通信システムによると、第2のスイッチ3がパケットを転送するための制御情報を第1のスイッチ2を用いて配信することができ、制御装置1が直接制御するスイッチを第1のスイッチ2のみに限定することができる。したがって、制御装置1が直接制御対象とするスイッチ(すなわち第1のスイッチ2)の数の増大を抑えつつ、通信システムに配置されるスイッチの総数を増大させることが可能となる。ゆえに、かかる通信システムによると、オープンフロー(OpenFlow)をはじめとする集中制御型の通信システムにおいて、制御装置1の配下に収容可能なスイッチの台数を飛躍的に増大させることが可能となる。
また、一実施形態の他の構成によると、第1のスイッチ2(例えば図4の代表OFS20)は、制御情報を複数の第2のスイッチ3(例えば図4の複数の事務所に設置された複数のGW OFS30)に配信してもよい。このとき、複数の第2のスイッチ3のうちの一の第2のスイッチ3に接続される通信機器(例えば図4のある事務所に設置されたスマートメータ50)と、複数の第2のスイッチ3のうちの他の第2のスイッチ3に接続される通信機器(例えば図4の他の事務所に設置されたスマートメータ50)は、同一の種類であり、または、同一の通信ポリシで運用されることが好ましい。
かかる通信システムによると、第1のスイッチ2(例えば代表OFS20)の配下に設置される複数の第2のスイッチ3(例えばGW OFS30)に対して設定すべき制御情報(例えばオープンフローのフローエントリ)を、共通化することができる。これにより、同一の制御情報に基づいて、第1のスイッチ2の配下の複数の第2のスイッチ3に所望の動作(パケット転送など)を行わせることが可能となる。
さらに、一実施形態の他の構成において、第1のスイッチ2のポート(例えば図6の代表OFS20のポートport1)と、当該ポートを介して第1のスイッチ2が受信したパケットを第1のスイッチ2から受信する第2のスイッチ3のポート(例えば図6のGW OFS30のポートport1)は、同一の識別子(例えば、いずれもport1)で識別されることが好ましい。
かかる通信システムによると、第1のスイッチ2に設定すべき制御情報(例えば代表OFS20に設定すべきフローエントリ)と、第2のスイッチ3に設定すべき制御情報(例えばGW OFS30に設定すべきフローエントリ)を共通化することができる。したがって、制御装置1が制御情報を第1にスイッチ2に設定し、第1のスイッチ2が設定された制御装置を第2のスイッチ3に単に配信するだけで、制御装置1は第1のスイッチ2と第2のスイッチ3の双方に所望の動作(例えばパケット転送)を行わせることができる。
また、一実施形態の他の構成によると、通信システムは、スタック接続された複数の第1のスイッチ2(例えば図8のようにスタック接続された代表OFS20)と、スタック接続された複数の第2のスイッチ(例えば図8のようにスタック接続されたGW OFS30)と、スタック接続された複数の第3のスイッチ(例えば図8のようにスタック接続されたコアOFS40)を備えることが好ましい。ここで、複数の第3のスイッチ(例えばコアOFS40)および複数の第1のスイッチ(例えば代表OFS20)は複数のリンクを用いて接続され、複数の第1のスイッチ(例えば代表OFS20)および複数の第2のスイッチ(例えばGW OFS30)は複数のリンクを用いて接続されることが好ましい。
かかる構成(すなわち、スタック接続および複数のリンクを用いた冗長構成)によると、一部のOFSやOFS間を接続するリンクに障害が生じた場合であっても、通信システムの運用を継続することができ、通信システムの可用性の向上につながる。
さらに、一実施形態の他の構成によると、複数の第3のスイッチ(例えば図8のコアOFS40)と複数の第1のスイッチ2(例えば図8の代表OFS20)の間を接続する複数のリンクから成るリンクアグリゲーションに使用される複数の第1のスイッチ2側のポート(例えば図8の代表OFS20のポートLAG1)と、複数の第1のスイッチ2(例えば図8の代表OFS20)と複数の第2のスイッチ3(例えば図8のGW OFS30)の間を接続する複数のリンクから成るリンクアグリゲーションに使用される複数の第2のスイッチ3側のポート(例えば図8のGW OFS30のポートLAG1)は、同一の識別子(例えばLAG1)で識別されることが好ましい。
かかる通信システムによると、第1のスイッチ2に設定すべき制御情報(例えば代表OFS20に設定すべきフローエントリ)と、第2のスイッチ3に設定すべき制御情報(例えばGW OFS30に設定すべきフローエントリ)を共通化することができる。したがって、制御装置1が制御情報を第1のスイッチ2に設定し、第1のスイッチが設定された制御装置を第2のスイッチ3に配信するだけで、制御装置1は、第1のスイッチ2と第2のスイッチ3から成るすべてのスイッチに所望の動作を行わせることができる。
また、一実施形態において、図2に示すように、制御装置(例えば図1の制御装置1)によって集中制御される第1のスイッチ2は、制御装置により設定された制御情報に従ってパケットを転送する転送部6と、かかる制御情報を、第1のスイッチ2により配信された制御情報に従ってパケットを転送する第2のスイッチ(例えば図1の第2のスイッチ3)に配信する配信部7を備えている。
さらに、一実施形態において、図3に示すように、第1のスイッチ(例えば図1の第1のスイッチ2)を集中制御する制御装置1は、第1のスイッチに設定する制御情報を生成する制御部4と、生成した制御情報を第1のスイッチに設定する設定部5と、を備えている。ここで、第1のスイッチは、設定部5により設定された制御情報に従ってパケットを転送するとともに、当該制御情報を第2のスイッチ(例えば図1の第2のスイッチ3)に配信し、第2のスイッチは、第1のスイッチにより配信された制御情報に従ってパケットを転送する。
かかる第1のスイッチ2(図2)および制御装置1(図3)によると、第2のスイッチがパケットを転送するための制御情報を第1のスイッチ2によって配信することができ、制御装置1が直接制御すべきスイッチを第1の制御装置2のみに限定することができる。したがって、集中制御型の通信システムにおいて、制御装置1が直接制御し得るスイッチの数が制限されている場合であっても、制御装置1の配下に収容可能なスイッチの総数を大幅に増やすことができる。
以上のように、一実施形態の通信システム(図1)、スイッチ2(図2)、および、制御装置1(図3)によると、大規模IoT(Internet of Things)システムにおいて、オープンフロー(OpenFlow)を活用した大規模ネットワーク制御を実現することができる。なぜなら、制御装置1(OFC:OpenFlow Controller)と第2のスイッチ3(GW OFS:Gateway OpenFlow Switch)の間に第1のスイッチ2(代表OFS)を導入することで、制御装置1(OFC)が直接的または間接的に制御できるスイッチ(OFS)の数(すなわちシステムに配置可能なスイッチの数)を飛躍的に増大させることができるからである。
<実施形態1>
次に、第1の実施形態に係る通信システムについて、図面を参照して説明する。
[構成]
本実施形態の通信システムは、図4に示すように、データセンタ(DC:Data Center)内に設けられたOFC(OpenFlow Controller)10およびコアOFS(OpenFlow Switch)40と、中継局内に設置された代表OFS20と、事務所や工場などの拠点内に設置されたゲートウェイOFS(GW OFS:Gateway OFS)30とを備えている。データセンタのコアOFS40には、サーバ70A、70Bが接続されている。また、事務所に設置されたGW OFS30にはスマートメータ50およびセンサ60Aが接続されている。一方、工場に設置されたGW OFS30には、センサ60B、60Cが接続されている。
ここでは、中継局は、同一の種類、および/または、同一のポリシを有するデバイス(通信機器)の組み合わせでグループ分けされているものとする。例えば、図4の左側の中継局に設けられた代表OFS20の配下の拠点は、いずれも事務所であり、いずれの事務所にもスマートメータ50とセンサ60Aが設置されている。同様に、図4の右側の中継局に設けられた代表OFS20の配下の拠点はすべて工場であり、いずれの工場にもセンサ60B、60Cが設置されている。これにより、代表OFS20の配下の複数のGW OFS30(例えば複数の事務所に設置されるGW OFS30)に設定すべきフローエントリを共通化することが可能となる。
なお、図4に例示するOFC、OFS、サーバ、デバイス(スマートメータ、センサ)などの機器の台数および接続構成(ネットワークトポロジ)は例示にすぎず、本発明は図示の態様に限定されない。
図5は、本実施形態の図4に示した通信システムの詳細な構成を例示するブロック図である。図5を参照すると、OFC10は、ポリシ記憶部11、エントリ制御部12およびエントリ設定部13を備えている。ポリシ記憶部11は、例えば各デバイスに割り当てるVLAN(Virtual Local Area Network)、QoS(Quality of Service)、ACL(Access Control List)などを保持する。エントリ制御部12は、ポリシ記憶部11が保持するポリシに従って、コアOFS40および代表OFS20に対して設定すべきフローエントリを生成する。なお、エントリ制御部12は、フローエントリを生成する際に、予め収集した通信システムのトポロジ情報を用いてもよい。エントリ設定部13は、エントリ制御部12が生成したフローエントリをコアOFS40および代表OFS20に設定する。
なお、OFC10は、GW OFS30に対する制御を実施しない。すなわち、本実施形態の通信システムにおいて、OFC10が直接の制御対象とするOFSは、データセンタに設けられたコアOFS40および中継局に設けられた代表OFS20のみである。
コアOFS40は、エントリ記憶部41およびパケット転送部42を備えている。エントリ記憶部41は、OFC10のエントリ設定部13から受信したフローエントリを保持する。また、パケット転送部42は、エントリ記憶部41が保持するフローエントリを参照してパケットを転送する。
代表OFS2は、エントリ記憶部21、パケット転送部22およびエントリ配信部23を備えている。エントリ記憶部21は、OFC10のエントリ設定部13から設定されたフローエントリを保持する。また、パケット転送部22は、エントリ記憶部21が保持するフローエントリを参照してパケットを転送する。さらに、エントリ配信部23は、配下のGW OFS30に対して、エントリ記憶部21が記憶しているフローエントリと同一の設定を配信する。
GW OFS30は、エントリ記憶部31およびパケット転送部32を備えている。GW OFS30は代表OFS20と接続することにより、代表OFS20からフローエントリの配信を受け、OFC10からは直接の制御を受けない。エントリ記憶部31は、代表OFS20のエントリ配信部23から配信されたフローエントリを保持する。また、パケット転送部32は、エントリ記憶部31が保持するフローエントリを用いてパケットを転送する。
[動作]
次に、本実施形態の通信システムの動作について説明する。ここでは、一例としてVLAN(Virtual Local Area Network)技術を用いて、拠点(事務所)内のセンサ60Aとデータセンタ内のサーバ70Aの間のネットワーク制御を行うときの動作について説明する。
ここでは、図6に示すように、代表OFS20およびGW OFS30におけるサーバ70A方向のポートをport1に固定し、その他のポートをデバイス(例えばセンサ60A)方向とする。
かかるポート利用制約によると、代表OFS20とGW OFS30の双方を同一のフローエントリで運用することができる。すなわち、OFC10が代表OFS20にフローエントリを設定し、代表OFS20がOFC10から設定されたフローエントリをGW OFS30に配信するだけで、代表OFS20のみならずGW OFS30にも所望の動作(パケット転送など)を行わせることが可能となる。
まず、管理者は、OFC10のポリシ記憶部11に対して、センサ60Aとサーバ70Aに適用するポリシを設定する(ステップS1)。ここでは、一例として、センサ60Aとサーバ70Aの間のネットワークについて「VLAN100を利用し、転送優先度1とする」ポリシを割り当てる場合について説明する。
OFC10のエントリ制御部12は、コアOFS40とセンサ60Aが所属する代表OFS20(すなわち、センサ60Aが設置された事務所を収容する中継局の代表OFS20)に対し、センサ60Aのポリシに対応するフローエントリを生成する(ステップS2)。
エントリ制御部12は、例えば以下のフローエントリを生成する。
(1)ポートport1から受信したVLAN100のパケットには、転送優先度1を設定しポートport1以外のポートへフラッディング転送する。
(2)ポートport1以外のポートから受信したVLAN100のパケットには、転送優先度1を設定しポートport1へ転送する。
OFC10のエントリ設定部13は、エントリ制御部12が生成した上記フローエントリ(1)、(2)をコアOFS40および代表OFS20に送信する。コアOFS40のエントリ記憶部41および代表OFS20のエントリ記憶部21は、OFC10から設定されたフローエントリを保存する(ステップS3)。
代表OFS20のエントリ配信部23は、エントリ記憶部21に追加されたフローエントリを配下のGW OFS30へ配信する(ステップS4)。なお、この配信においてオープンフロー(OpenFlow)で規定されたメッセージ(例えばOFPT_FLOW_MODなど)を利用することができる。これにより、GW OFS30として、既存のオープンフロー(OpenFlow)対応スイッチなどを利用することが可能となる。
なお、GW OFS30の再起動や障害などにより、代表OFS20とGW OFS30のフローエントリに不一致が生じた場合、代表OFS20のエントリ配信部23は、自身のエントリ記憶部21が保持するフローエントリをコピー元として、GW OFS30のフローエントリを同期する。
以上の動作により、代表OFS20とGW OFS30のフローエントリは、つねに一致した内容が設定された状態となる(図7参照)。これにより、センサ60Aとサーバ70Aの間で双方向の通信(例えばVLAN100を利用したレイヤ2(L2:Layer 2)通信)を優先度1で転送することが可能となる。
[効果]
本実施形態の通信システムによると、代表OFS20を導入することにより、OFC10が直接制御するOFSの台数が減少するため、システム全体で利用できるOFS台数が飛躍的に増大する(第1の効果)。これにより、例えば代表OFS20の台数を数千台の規模とし、GW OFS30の台数を数千×数千台の規模とすることができる。したがって、本実施形態によると、様々な拠点(事務所、工場など)に設置された大量のデバイス(センサ、スマートメータなど)に関する通信を、1台のOFC10で集中制御することができる。
また、本実施形態の通信システムでは、代表OFS20が配下のGW OFS30に対して行う制御は自身のフローエントリをコピーすることである。すなわち、代表OFS20は、配下のGW OFSに30対して独自にフローエントリ制御を行わない。したがって、利用者(例えば通信システムの管理者)は、OFC10に対してポリシの設定を行うだけで、GW OFS30を含むすべてのOFSを管理することができる(第2の効果)。
さらに、本実施形態の通信システムは、OFC10により仮想的にネットワーク機器をエミュレーションする関連技術などとも併用することができる。したがって、ネットワーク制御の柔軟性を損なうことなく、上述の第1および第2の効果をもたらすことができる。
<実施形態2>
次に、第2の実施形態に係る通信システムについて、図面を参照して説明する。本実施形態では、第1の実施形態に係る通信システムにおける各OFSを冗長化した構成について説明する。
本実施形態の通信システムでは、図8に示すように、データセンタに複数のコアOFS40を設置する。同様に、中継局には複数の代表OFS20を配置し、拠点(事務所、工場など)には複数のGW OFS30を配置する。また、コアOFS40と代表OFS20の間は複数のリンクを用いて接続し、代表OFS20とGW OFS30の間も複数のリンクを用いて接続する。
本実施形態では、一例として複数のコアOFS40をIRF(Intelligent Resilient Framework)によりスタック接続することで、論理的に1台のコアOFS40とする。同様に、複数の代表OFS20もIRFに基づくスタック接続により論理的に1台の代表OFS20とする。また、複数のGW OFS30もIRFに基づくスタック接続により論理的に1台のGW OFS30とする。さらに、各OFSのポートについては、リンクアグリゲーション(LAG:Link Aggregation)により複数のポートを論理的に1つのポートとする。なお、スタック接続のための方式はIRFに限定されず、他の方式を採用してもよい。
図8に示すように、スタック接続された複数のOFSと、LAGによって集約された複数のリンクを備えた冗長構成によると、一部のOFSやOFS間を接続するリンクに障害が生じた場合であっても、通信システムの運用を維持することができる。すなわち、かかる構成によると、通信システムの可用性の向上を図ることができる。
ここで、コアOFS40と代表OFS20の間のリンクアグリゲーションにおける代表OFS20側のポートと、代表OFS20とGW OFS30の間のリンクアグリゲーションにおけるGW OFS30側のポートは、同一の識別子(例えばLAG1)で識別することが好ましい。
このように、スタック接続された代表OFS20と、スタック接続されたGW OFS30の上り方向のポートをともに同一の識別子で識別することで、第1の実施形態と同様に、代表OFS20に設定するフローエントリとGW OFS30に設定するフローエントリを共通化することができる。したがって、本実施形態のように冗長構成を採用した場合においても、OFC10が代表OFS20に制御情報を設定し、代表OFS20がOFC10から設定された制御装置をGW OFS30に配信するだけで、代表OFS20とGW OFS30に対して所望の動作(パケット転送)を行わせることができる。
[効果]
本実施形態の通信システムによると、第1の実施形態の通信システムと同様の効果がもたらされる。さらに、本実施形態によると、冗長構成を採用したことにより、第1の実施形態と比較して通信システムの可用性を向上させることができる。したがって、本実施形態によると、集中制御型の通信システムにおいて、制御装置の配下に収容可能なスイッチ数の増加と、高い可用性を同時に実現できる。
<変形例>
上記実施形態に係るスイッチ2(図2)、制御装置1(図3)、OFC10および代表OFS20(図4)は、図9に示す情報処理装置80を備えていてもよい。情報処理装置80は、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)81およびメモリ82を有する。情報処理装置80は、メモリ82に記憶されているプログラムをCPU81が実行することにより、スイッチ(図2)、制御装置1(図3)、OFC10(図5)、および代表OFS20(図5)が有する各部の機能の一部または全部を実現してもよい。
上記実施形態に係る通信装置は、IoT(Internet of Things)をはじめとする様々なデバイス管理システムやオープンフロー(OpenFlow)に代表される集中制御型ネットワーク管理システムに適用することができる。
なお、本発明において、下記の形態が可能である。
[形態1]
上記第1の態様に係る通信システムのとおりである。
[形態2]
前記第1のスイッチは、前記制御情報を複数の前記第2のスイッチに配信し、
前記複数の第2のスイッチのうちの一の第2のスイッチに接続される通信機器と、前記複数の第2のスイッチのうちの他の第2のスイッチに接続される通信機器は、同一の種類であり、または、同一の通信ポリシで運用される、
形態1に記載の通信システム。
[形態3]
前記第1のスイッチのポートと、前記ポートを介して前記第1のスイッチが受信したパケットを前記第1のスイッチから受信する前記第2のスイッチのポートは、同一の識別子で識別される、
形態1に記載の通信システム。
[形態4]
スタック接続された複数の前記第1のスイッチと、
スタック接続された複数の前記第2のスイッチと、
スタック接続された複数の第3のスイッチと、を備え、
前記複数の第3のスイッチおよび前記複数の第1のスイッチは、複数のリンクを用いて接続され、
前記複数の第1のスイッチおよび前記複数の第2のスイッチは、複数のリンクを用いて接続される、
形態1ないし3のいずれか一に通信システム。
[形態5]
前記複数の第3のスイッチと前記複数の第1のスイッチの間を接続する複数のリンクから成るリンクアグリゲーションに使用される前記複数の第1のスイッチ側のポートと、前記複数の第1のスイッチと前記複数の第2のスイッチの間を接続する複数のリンクから成るリンクアグリゲーションに使用される前記複数の第2のスイッチ側のポートは、同一の識別子で識別される、
形態4に記載の通信システム。
[形態6]
上記第2の態様に係るスイッチのとおりである。
[形態7]
前記配信部は、前記制御装置により設定された前記制御情報を、複数の前記第2のスイッチに配信し、
前記複数の第2のスイッチのうちの一の第2のスイッチに接続される通信機器と、前記複数の第2のスイッチのうちの他の第2のスイッチに接続される通信機器は、同一の種類であり、または、同一の通信ポリシで運用される、
形態6に記載のスイッチ。
[形態8]
前記第1のスイッチのポートと、前記ポートを介して前記第1のスイッチが受信したパケットを前記第1のスイッチから受信する前記第2のスイッチのポートは、同一の識別子で識別される、
形態6に記載のスイッチ。
[形態9]
上記第3の態様に係る制御装置のとおりである。
[形態10]
前記第1のスイッチは、前記制御情報を複数の前記第2のスイッチに配信し、
前記複数の第2のスイッチのうちの一の第2のスイッチに接続される通信機器と、前記複数の第2のスイッチのうちの他の第2のスイッチに接続される通信機器は、同一の種類であり、または、同一の通信ポリシで運用され、
前記制御部は、前記複数の第2のスイッチに接続される通信機器の種類、または、該通信機器に適用される通信ポリシに従って前記制御情報を生成する、
形態9に記載の制御装置。
[形態11]
前記第1のスイッチのポートと、前記ポートを介して前記第1のスイッチが受信したパケットを前記第1のスイッチから受信する前記第2のスイッチのポートは、同一の識別子で識別され、
前記制御部は、前記識別子に基づいて前記制御情報を生成する、
形態9に記載の制御装置。
[形態12]
第1のスイッチが、前記第1のスイッチを集中制御する制御装置により設定された制御情報に従ってパケットを転送するステップと、
前記制御情報を第2のスイッチに配信するステップと、
前記第2のスイッチが、前記第1のスイッチにより配信された前記制御情報に従ってパケットを転送するステップと、を含む、
ことを特徴とする通信方法。
[形態13]
上記第4の態様に係る通信方法のとおりである。
[形態14]
前記第1のスイッチが、前記制御装置により設定された前記制御情報を、複数の前記第2のスイッチに配信するステップを含み、
前記複数の第2のスイッチのうちの一の第2のスイッチに接続される通信機器と、前記複数の第2のスイッチのうちの他の第2のスイッチに接続される通信機器は、同一の種類であり、または、同一の通信ポリシで運用される、
形態13に記載の通信方法。
[形態15]
前記第1のスイッチのポートと、前記ポートを介して前記第1のスイッチが受信したパケットを前記第1のスイッチから受信する前記第2のスイッチのポートは、同一の識別子で識別される、
形態13に記載の通信方法。
[形態16]
上記第5の態様に係る通信方法のとおりである。
[形態17]
前記第1のスイッチは、前記制御情報を複数の前記第2のスイッチに配信し、
前記複数の第2のスイッチのうちの一の第2のスイッチに接続される通信機器と、前記複数の第2のスイッチのうちの他の第2のスイッチに接続される通信機器は、同一の種類であり、または、同一の通信ポリシで運用され、
前記制御装置は、前記複数の第2のスイッチに接続される通信機器の種類、または、該通信機器に適用される通信ポリシに従って前記制御情報を生成する、
形態16に記載の通信方法。
[形態18]
前記第1のスイッチのポートと、前記ポートを介して前記第1のスイッチが受信したパケットを前記第1のスイッチから受信する前記第2のスイッチのポートは、同一の識別子で識別され、
前記制御装置は、前記識別子に基づいて前記制御情報を生成する、
形態16に記載の通信方法。
[形態19]
上記第6の態様に係るプログラムのとおりである。
[形態20]
第1のスイッチを集中制御する制御装置に設けられたコンピュータに対して、前記第1のスイッチに設定する制御情報を生成する処理と、
前記制御情報を前記第1のスイッチに設定する処理と、を実行させ、
前記第1のスイッチは、前記制御情報に従ってパケットを転送するとともに、前記制御情報を第2のスイッチに配信し、
前記第2のスイッチは、前記第1のスイッチにより配信された前記制御情報に従ってパケットを転送する、
ことを特徴とするプログラム。
なお、上記特許文献および非特許文献の全開示内容は、本書に引用をもって繰り込み記載されているものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
1 制御装置
2 第1のスイッチ
3 第2のスイッチ
4 制御部
5 設定部
6 転送部
7 配信部
10 OFC
11 ポリシ記憶部
12 エントリ制御部
13 エントリ設定部
20 代表OFS
21 エントリ記憶部
22 パケット転送部
23 エントリ配信部
30 GW OFS
31 エントリ記憶部
32 パケット転送部
40 コアOFS
41 エントリ記憶部
42 パケット転送部
50 スマートメータ
60A〜60C センサ
70A、70B サーバ
80 情報処理装置
81 中央処理装置
82 メモリ

Claims (10)

  1. 第1のスイッチおよび第2のスイッチと、
    前記第1のスイッチを集中制御する制御装置と、を備え、
    前記第1のスイッチは、前記制御装置により設定された制御情報に従ってパケットを転送するとともに、前記制御情報を前記第2のスイッチに配信し、
    前記第2のスイッチは、前記第1のスイッチにより配信された前記制御情報に従ってパケットを転送する、
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 前記第1のスイッチは、前記制御情報を複数の前記第2のスイッチに配信し、
    前記複数の第2のスイッチのうちの一の第2のスイッチに接続される通信機器と、前記複数の第2のスイッチのうちの他の第2のスイッチに接続される通信機器は、同一の種類であり、または、同一の通信ポリシで運用される、
    請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記第1のスイッチのポートと、前記ポートを介して前記第1のスイッチが受信したパケットを前記第1のスイッチから受信する前記第2のスイッチのポートは、同一の識別子で識別される、
    請求項1に記載の通信システム。
  4. スタック接続された複数の前記第1のスイッチと、
    スタック接続された複数の前記第2のスイッチと、
    スタック接続された複数の第3のスイッチと、を備え、
    前記複数の第3のスイッチおよび前記複数の第1のスイッチは、複数のリンクを用いて接続され、
    前記複数の第1のスイッチおよび前記複数の第2のスイッチは、複数のリンクを用いて接続される、
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の通信システム。
  5. 前記複数の第3のスイッチと前記複数の第1のスイッチの間を接続する複数のリンクから成るリンクアグリゲーションに使用される前記複数の第1のスイッチ側のポートと、前記複数の第1のスイッチと前記複数の第2のスイッチの間を接続する複数のリンクから成るリンクアグリゲーションに使用される前記複数の第2のスイッチ側のポートは、同一の識別子で識別される、
    請求項4に記載の通信システム。
  6. 制御装置によって集中制御される第1のスイッチであって、
    前記制御装置により設定された制御情報に従ってパケットを転送する転送部と、
    前記制御情報を、前記第1のスイッチにより配信された制御情報に従ってパケットを転送する第2のスイッチに配信する配信部と、を備える、
    ことを特徴とするスイッチ。
  7. 第1のスイッチを集中制御する制御装置であって、
    前記第1のスイッチに設定する制御情報を生成する制御部と、
    前記制御情報を前記第1のスイッチに設定する設定部と、を備え、
    前記第1のスイッチは、前記制御情報に従ってパケットを転送するとともに、前記制御情報を第2のスイッチに配信し、
    前記第2のスイッチは、前記第1のスイッチにより配信された前記制御情報に従ってパケットを転送する、
    ことを特徴とする制御装置。
  8. 制御装置によって集中制御される第1のスイッチが、前記制御装置により設定された制御情報に従ってパケットを転送するステップと、
    前記制御情報を、前記第1のスイッチにより配信された制御情報に従ってパケットを転送する第2のスイッチに配信するステップと、を含む、
    ことを特徴とする通信方法。
  9. 第1のスイッチを集中制御する制御装置が、前記第1のスイッチに設定する制御情報を生成するステップと、
    前記制御情報を前記第1のスイッチに設定するステップと、を含み、
    前記第1のスイッチは、前記制御情報に従ってパケットを転送するとともに、前記制御情報を第2のスイッチに配信し、
    前記第2のスイッチは、前記第1のスイッチにより配信された前記制御情報に従ってパケットを転送する、
    ことを特徴とする通信方法。
  10. 制御装置によって集中制御される第1のスイッチに設けられたコンピュータに対して、
    前記制御装置により設定された制御情報に従ってパケットを転送する処理と、
    前記制御情報を、前記第1のスイッチにより配信された制御情報に従ってパケットを転送する第2のスイッチに配信する処理と、を実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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