JP2018113515A - mobile phone - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、携帯電話に関する。 The present disclosure relates to a mobile phone.
従来、周囲の温度を計測する温度計測部を備える携帯電子機器が知られている。例えば、特許文献1には、温度計測部によって計測された外部の温度変化に基づいて表示部を制御する携帯電話が記載されている。
2. Description of the Related Art Conventionally, portable electronic devices that include a temperature measurement unit that measures ambient temperature are known. For example,
上述の携帯電話は、温度変化に基づいて表示部を制御する。携帯電話の利用者が表示部の表示を参照しているか否かにかかわらず、該温度変化などをはじめとする各種の情報を適切に認識することができれば、利便性が向上する。 The above-described mobile phone controls the display unit based on the temperature change. Regardless of whether the user of the mobile phone refers to the display on the display unit, convenience can be improved if various types of information including the temperature change can be properly recognized.
本開示の目的は、検出対象に関するデータに基づく情報を適切に利用者に認識させることができる携帯電話を提供することにある。 An object of the present disclosure is to provide a mobile phone that allows a user to appropriately recognize information based on data regarding a detection target.
本開示の携帯電話は、スピーカと、検出対象に関するデータを検出する検出部と、前記検出部が検出したデータに基づく情報を前記スピーカから音声で出力させるコントローラと、を備える。 The mobile phone according to the present disclosure includes a speaker, a detection unit that detects data related to a detection target, and a controller that outputs information based on the data detected by the detection unit from the speaker.
本開示の一実施形態によれば、検出対象に関するデータに基づく情報を適切に利用者に認識させることが可能となる。 According to an embodiment of the present disclosure, it is possible to cause a user to appropriately recognize information based on data regarding a detection target.
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。 Hereinafter, embodiments of the present disclosure will be described with reference to the drawings.
まず、図1を参照して、本実施形態に係る電子機器の構成について説明する。 First, the configuration of the electronic apparatus according to the present embodiment will be described with reference to FIG.
図1に示すように、本実施形態に係るフィーチャーフォンタイプの携帯電話1は、上側筐体2と下側筐体3とが、可動部4によって接続された、折りたたみ可能な開閉式の携帯電話である。携帯電話1は、可動部4により上側筐体2と下側筐体3との位置関係が変更されて、少なくとも第1の状態および第2の状態に変形可能である。例えば、可動部4はヒンジによって形成される。携帯電話1は、可動部4を軸にして第1の状態と、第1の状態とは異なる第2の状態とをとることが可能に構成される。第1の状態は、携帯電話1全体として所定方向のサイズが第2の状態よりも小さくなる状態である。第1の状態は、例えば、上側筐体2と下側筐体3とが折りたたまれた状態である。第2の状態は、例えば、上側筐体2と下側筐体3とが開かれた状態である。本開示の実施形態の携帯電話1は、折りたたみ可能な携帯電話に限定されるものではなく、上側筐体2と下側筐体3とが互いにスライドするスライド式のようなフィーチャーフォンとしてもよい。
As shown in FIG. 1, the feature phone type
携帯電話1は、スピーカ11と、マイク12と、ディスプレイ13と、物理キー部14とを備える。また、携帯電話1は、図2に示すように、通信部20と、バッテリ30と、検出部40と、メモリ50と、コントローラ60と、を備える。
The
スピーカ11は、上側筐体2の図1に示す正面に配置され、音声を出力する。なお、スピーカ11は、下側筐体3に配置されてもよい。このとき、スピーカ11は、下側筐体3における、上側筐体2と下側筐体3とが折りたたまれた状態において上側筐体2によって隠されない位置に配置されてもよい。マイク12は、下側筐体3に配置され、周囲の音声を取得し電気信号に変換する。
The
ディスプレイ13は、上側筐体2の図1に示す正面に配置される。ディスプレイ13は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、又は無機ELディスプレイ等の表示デバイスである。ディスプレイ13は、携帯電話1を操作するユーザに、文字、記号、画像、操作用オブジェクト(アイコン)等の画像など、各種の情報を表示する。ディスプレイ13には、静電式のタッチセンサが設けられてもよい。この場合、ディスプレイ13は、指等の人体の一部が触れている位置を検出して、検出された位置に基づく命令をコントローラ60に入力してもよい。
The
物理キー部14は、下側筐体3の図1に示す正面に配置される。物理キー部14は、携帯電話1を操作するユーザの押下入力を検出する各種の物理キーを含んで構成される。
The
物理キー部14は、センターキー14a、方向キー14b、メニューキー14c、メールキー14d、カメラキー14e、ウェブキー14f、通話開始キー14g、クリアキー14h、通話終了/電源キー14i、テンキー14j、及び3つのファンクションキー(第1機能キー14k,第2機能キー14l,及び第3機能キー14m)、モード設定キー14nを含む。また、テンキー14jは、0から9までの数字キー及びその他の記号キーを含む。
The
物理キー部14が利用者によって押下されることによって、該押下に基づく命令がコントローラ60に入力される。テンキー14jには、静電式のセンサが設けられてもよい。この場合、テンキー14jの、指等の人体の一部が触れている位置、該位置の変化等に基づく命令がコントローラ60に入力される。
When the
物理キー部14を構成する各キー14a〜14mは、下側筐体3の図1に示す正面に配置され、それぞれ、押しボタン式の自動復帰型スイッチなどで構成することができる。モード設定キー14nは、切り替え式のスイッチなどで構成することができ、例えば、下側筐体3の側面(図1においては左側面)に配置される。
The
物理キー部14を構成する各キーの機能は、一般的な携帯電話と同様にし得るため、より詳細な説明は省略する。また、図1においては、物理キー部14を構成する各キーのキートップに刻印される文字又は記号などは、適宜、簡略化又は省略して示してある。
Since the function of each key constituting the
また、通信部20、バッテリ30、検出部40、メモリ50、及びコントローラ60は、上側筐体2及び/又は下側筐体3の内部に配置される。
The
通信部20は、アンテナを介して例えば無線通信基地局などと無線通信することにより通信ネットワークに接続し、携帯電話1の通話及び通信の機能を実現する。通信部20は、通常のフィーチャーフォンが備える通信機能を実現する要素と同様に構成し得るため、より詳細な説明は省略する。
The
バッテリ30は、上述の、スピーカ11と、マイク12と、ディスプレイ13と、物理キー部14と、通信部20と、検出部40と、メモリ50と、コントローラ60とを含む、各部を動作させるために電力を供給する。バッテリ30は、充放電可能な二次電池であることが好ましいが、一次電池であってもよい。
The
本実施形態では、コントローラ60は、利用者による物理キー部14の操作を検出することにより、通知の種類と、音声出力の対象となるデータとを設定する。例えば、コントローラ60は、ディスプレイ13に図3に示すような設定画面を表示させる。設定画面には、所定の時刻にデータに基づく情報を示す音声を出力させるか否か(通知対象に設定するか否か)を選択させるON及びOFFが表示されている(図3の「定刻通知」参照)。データに基づく情報は、検出部40が検出したデータとすることができる。また、データに基づく情報は、コントローラ60が該データに演算を行って得た情報でもよい。例えば、データに基づく情報は、データに対応付けられてメモリ50に記憶されている情報でもよい。
In the present embodiment, the
例えば、コントローラ60は、利用者による方向キー14bの押下によって、設定画面の定刻通知に対応するON又はOFFにカーソルを表示させる。このとき、利用者が、例えば、センターキー14aを押下することによって、設定画面の定刻通知に対応するONからOFFに切り換えられたり、また逆にOFFからONに切り替えられたりする。図3に示す例では、ONにカーソルが表示され、定刻通知はONに設定されている。この場合、後述する音声通知機能が実行されると、コントローラ60は定刻通知に係る処理を実行する。また、定刻通知がOFFに設定されている場合、音声通知機能が実行されても、コントローラ60は定刻通知に係る処理を実行しない。あるいは、定刻通知がOFFに設定されている場合、コントローラ60は、音声通知機能が実行されないようにしてもよい。
For example, when the user presses the
また、携帯電話1が通信部20の送受信する電波の届く範囲にある圏内であるか、届かない範囲にある圏外であるかを音声で出力させるか否かを選択させるON及びOFFが表示される(図3の「圏内圏外通知」参照)。例えば、コントローラ60は、利用者による方向キー14bの押下によって、設定画面の圏内圏外通知に対応するON又はOFFにカーソルを表示させる。このとき、利用者が、例えば、センターキー14aを押下することによって、設定画面の圏内圏外通知に対応するONからOFFに切り換えられたり、また逆にOFFからONに切り替えられたりする。図3に示す例では、ONにカーソルが表示され、圏内圏外通知はONに設定されている。この場合、後述する音声通知機能が実行されると、コントローラ60は圏内圏外通知に係る処理を実行する。また、定刻通知がOFFに設定されている場合、音声通知機能が実行されても、コントローラ60は圏内圏外通知に係る処理を実行しない。
In addition, ON and OFF for selecting whether to output by voice whether the
また、設定画面には、検出部40によって検出されたデータに変化があった場合に、データに基づく情報を示す音声を出力させるか否かを選択させるON及びOFFが表示される(図3の「イベント通知」参照)。例えば、コントローラ60は、利用者による方向キー14bの押下によって、設定画面の圏内圏外通知に対応するON又はOFFにカーソルを表示させる。このとき、利用者が、例えば、センターキー14aを押下することによって、設定画面の圏内圏外通知に対応するONからOFFに切り換えられたり、また逆にOFFからONに切り替えられたりする。図3に示す例では、ONにカーソルが表示され、イベント通知はONに設定されている。この場合、後述する音声通知機能が実行されると、コントローラ60はイベント通知に係る処理を実行する。また、定刻通知がOFFに設定されている場合、音声通知機能が実行されても、コントローラ60はイベント通知に係る処理を実行しない。
The setting screen displays ON and OFF for selecting whether or not to output sound indicating information based on the data when there is a change in the data detected by the detection unit 40 (FIG. 3). (See “Event Notification”). For example, when the user presses the direction key 14b, the
また、設定画面には、データに基づく情報である温度、高度、気圧、歩数、移動距離、及びバッテリ残量に関する情報をそれぞれ音声で出力させるか否かを選択させるチェックボックスが表示される。例えば、コントローラ60は、利用者による方向キー14bの押下によって、温度、高度、気圧、歩数、移動距離、及びバッテリ残量にそれぞれ対応するチェックボックスにカーソルを表示させる。このとき、利用者が、例えば、センターキー14aを押下することによって、チェックボックスにチェックが付されたり、外されたりする。図3に示す例では、温度に対応するチェックボックスにチェックが付されている。この場合、後述する音声通知機能が実行されると、コントローラ60は温度に係る処理を実行する。また、温度に対応するチェックボックスにチェックが付されていない場合、音声通知機能が実行されても、コントローラ60は温度に係る処理を実行しない。高度、気圧、歩数、移動距離、及びバッテリ残量についても、温度と同様である。なお、後述する消費熱量は、選択項目の内の歩数または移動距離に含まれていてよい。
In addition, on the setting screen, a check box for selecting whether or not to output information on temperature, altitude, atmospheric pressure, the number of steps, a moving distance, and a battery remaining amount, which are information based on the data, is displayed. For example, the
また、コントローラ60は、利用者による物理キー部14の押下に基づいて、スピーカ11から出力させる音量を可変に制御する。図3に示す例では、コントローラ60は、利用者による物理キー部14の操作に基づいて入力された音量を示す数字をディスプレイ13に表示させている。このとき、コントローラ60は、利用者の操作に基づいて入力された音量をメモリ50に記憶させる。図3の設定画面における音量設定は、該設定画面において設定される音声の出力(後述する音声通知機能の実行による音声の出力)に専用されてよい。この場合、携帯電話1は、後述する音声通知機能の実行とは異なる通常の音声出力のための音量が図3の設定画面とは異なる他の画面で設定できるようにしてもよい。
Further, the
コントローラ60は、利用者による物理キー部14の押下に応じてスピーカ11の音声出力に係るモードを設定する。具体的には、コントローラ60は、利用者の操作に基づいて入力されたサイレントモード、音出力モード等のモードをメモリ50に記憶させる。
The
携帯電話1がサイレントモードに設定された場合、コントローラ60は、スピーカ11から音を出力する動作を実行しない。このとき、コントローラ60は、音が出力されるべきタイミングで、圧電素子等を用いて携帯電話1を振動させてもよい。また、このとき、コントローラ60は、音が出力されるべきタイミングで、ディスプレイ13に所定の表示をさせてもよい。
When the
携帯電話1が音出力モードに設定された場合、コントローラ60は、検出部40が検出したデータに基づく情報を音声で出力させる。コントローラ60は、情報を示すテキストを生成し、該テキストを示す音声合成処理を行うことによって出力させる音声を生成する。また、コントローラ60は、予めメモリ50に記憶された音声データであって、予めサンプリングされた音声データを抽出してもよい。
When the
検出部40は、気圧センサ41、温度センサ42、加速度センサ43、バッテリ残量センサ44、電波センサ45等を含んで構成される。検出部40は、検出対象に関するデータを検出する。ここで、検出対象とは、検出部40が検出を行う対象である。この検出対象は、携帯電話1の全部または一部とすることもできるし、携帯電話1の周囲環境における種々の対象(携帯電話1の利用者も含む)とすることもできる。また、検出対象に関するデータとは、例えば、気圧、温度、利用者が移動した歩数、バッテリ30のバッテリ残量、通信部20が通信するために用いる電波の強度等を含む。検出部40は、所定の時刻に、又は所定の時間間隔でデータを検出する。所定の時刻とは、例えば、利用者によって予め設定された時刻である。所定の時刻とは、例えば、各時の00分及び30分とすることができる。所定の時間間隔は、任意の時間間隔とすることができるが、例えば、15分間隔又は30分間隔とすることができる。所定の時間間隔とは、例えば、利用者によって予め設定された時間間隔としてもよい。また、コントローラ60は、検出部40が複数回検出したデータに基づく情報を音声でスピーカ11から出力させてもよい。
The
気圧センサ41は、検出対象に関するデータとして、携帯電話1の周囲環境の気圧を検出して、コントローラ60に出力する。
The
温度センサ42は、検出対象に関するデータとして、携帯電話1の周囲環境の温度を検出して、コントローラ60に出力する。
The
加速度センサ43は、検出対象に関するデータとして、携帯電話1にかかる加速度を定期的に検出し、複数回にわたって検出された各時刻に関連付けられた加速度を表す加速度データをコントローラ60に出力する。
The
バッテリ残量センサ44は、検出対象に関するデータとして、バッテリ残量を検出するためのバッテリ30の電圧を検出し検出された電圧をコントローラ60に出力する。
The battery remaining
電波センサ45は、検出対象に関するデータとして、通信部20が通信を行うために用いる電波の強度を検出する。
The
メモリ50は、例えばRAM及びROMなど、任意の記憶デバイスを含んで構成される。メモリ50は、各種情報や携帯電話1を動作させるためのプログラム等を記憶するとともに、ワークメモリとしても機能する。メモリ50は、コントローラ60に特定の機能を実行させるプログラムも記憶する。
The
また、メモリ50は、検出部40によって検出されたデータに基づく情報を、該情報に係るデータが検出された時刻又は順番に関連付けて記憶する。
The
コントローラ60は、携帯電話1の各機能ブロックをはじめとして、携帯電話1の全体を制御及び管理する。コントローラ60は、制御手順を規定したプログラムを実行するCPU等のプロセッサとすることができる。コントローラ60が実行するプログラムは、例えばメモリ50又は外部の記憶媒体等に格納される。
The
コントローラ60は、利用者の操作による開始の指示が入力されると、音声通知機能の動作を開始する。コントローラ60は、音声通知機能において、検出部40が所定の時刻に検出対象に関するデータを検出すると、検出されたデータに基づく情報を音声でスピーカ11から出力させる。このとき出力される音声は、例えば日本語または英語のような所定の言語を形成する音声とすることができる。また、上述のように、コントローラ60がサイレントモードを設定している、すなわち、コントローラ60がスピーカ11から音を出力しない動作の実行中であっても、該コントローラ60は、検出部40が検出したデータに基づく情報をスピーカ11から音声で出力させる。
The
次に、本実施形態に係る電子機器の動作について説明する。 Next, the operation of the electronic apparatus according to this embodiment will be described.
コントローラ60は、携帯電話1が第1の状態、すなわち、携帯電話1の所定方向のサイズが該携帯電話1がとり得る他の状態より小さいときに、音声通知機能を実行する。また、コントローラ60は、設定した通知対象に関するデータについてのみ音声通知機能を実行する。
The
(定刻出力)
コントローラ60は、所定の時刻に、検出部40が検出したデータに基づく情報をスピーカ11から音声で出力させる。具体的には、コントローラ60は、所定の時刻に検出部40にデータを検出させる。そして、コントローラ60は、検出部40が検出したデータを出力させる。また、コントローラ60は、検出部40が定期的に検出したデータの少なくとも一部を所定の時刻に出力させてもよい。
(On-time output)
The
例えば、コントローラ60は、気圧センサ41が所定の時刻に気圧を検出すると、該気圧のデータに基づく情報を音声でスピーカ11から出力させる。また、コントローラ60は、温度センサ42が所定の時刻に温度を計測すると、該温度のデータに基づく情報を音声でスピーカ11から出力させる。また、コントローラ60は、所定の時刻に、加速度センサ43が音声通知機能の動作開始から継続して計数した歩数のデータに基づく情報を音声でスピーカ11から出力させる。また、コントローラ60は、バッテリ残量センサ44が所定の時刻にバッテリ残量を検出すると、該バッテリ残量のデータに基づく情報を音声でスピーカ11から出力させる。
For example, when the
また、コントローラ60は、検出部40によって検出されたデータから算出された情報を出力してもよい。この場合、コントローラ60は、このようにして算出された情報を検出されたデータに基づく情報として音声でスピーカ11から出力させる。
Further, the
例えば、コントローラ60は、加速度センサ43から出力された加速度に基づいて、該加速度センサ43を含む携帯電話1の利用者が移動した歩数、移動距離、消費熱量の1つ以上を算出する。具体的には、例えば、コントローラ60は、加速度センサ43によって計測された加速度の変化である振動の回数に基づいて歩数を算出する。また、コントローラ60は、算出した歩数と、利用者の歩幅とに基づいて移動距離を算出する。利用者の歩幅は、歩行時における一般的な歩幅であってもよいし、利用者の操作により予めメモリ50に記憶された歩幅であってもよい。さらに、コントローラ60は、移動距離と、利用者の年齢及び体重に基づいて消費熱量を算出する。利用者の年齢及び体重は、予めメモリ50に記憶することができる。そして、コントローラ60は、算出した歩数、移動距離、消費熱量を検出されたデータに基づく情報として音声でスピーカ11から出力させる。
For example, based on the acceleration output from the
また、携帯電話1が、加速度センサ43に代えて、又は加速度センサ43と共にGPS(Global Positioning System)受信機を有している場合、コントローラ60は、GPS受信機がGPS衛星から受信した位置の変化に基づいて利用者の移動距離を算出してもよい。この場合、コントローラ60は、算出した移動距離と、利用者の歩幅とに基づいて歩数を算出することができる。
When the
また、コントローラ60は、バッテリ残量センサ44から検出されたバッテリ30の電圧からバッテリ30のバッテリ残量を算出する。そして、コントローラ60は、算出したバッテリ残量を、検出されたデータに基づく情報として音声でスピーカ11から出力させる。
Further, the
また、コントローラ60は、気圧センサ41によって検出された気圧から高度を算出する。この場合、コントローラ60は、算出した高度をデータ基づく情報として音声でスピーカ11から出力させる。
Further, the
(イベント出力)
また、コントローラ60は、検出部40が検出したデータに基づく情報が所定の条件を満たすと、データに基づく情報を音声でスピーカ11から出力させる。
(Event output)
Further, when the information based on the data detected by the
具体的には、コントローラ60は、データに基づく情報が所定の条件を満たす場合に、該情報を音声でスピーカ11から出力させる。コントローラ60は、データに基づく情報が所定の条件を満たさない場合には、該情報を出力させない。
Specifically, when the information based on the data satisfies a predetermined condition, the
より具体的には、例えば、コントローラ60は、気圧センサ41が気圧を検出すると、気圧が900hpa未満であるか否かを判定する。コントローラ60は、気圧が900hpa未満である場合に、当該気圧、又は気圧が変化した旨を音声でスピーカ11から出力させる。
More specifically, for example, when the
また、例えば、コントローラ60は、温度センサ42が温度を検出すると、温度が30度以上であるか否かを判定する。コントローラ60は、温度が例えば30度以上である場合に、当該温度、又は温度が変化した旨を音声でスピーカ11から出力させる。
For example, when the
また、例えば、コントローラ60は、加速度センサ43が歩数を検出すると、歩数が3000歩以上であるか否かを判定する。コントローラ60は、歩数が例えば3000歩以上である場合に、当該歩数、又は歩数が所定値に到達した旨を音声でスピーカ11から出力させる。
For example, when the
また、例えば、コントローラ60は、気圧センサ41が気圧を検出すると、気圧に基づいて高度を算出し、該高度が例えば1000m以上であるか否かを判定する。コントローラ60は、高度が1000m以上である場合に、当該高度、又は高度が所定値に到達した旨を音声でスピーカ11から出力させる。
For example, when the
また、コントローラ60は、加速度センサ43が歩数を検出すると、歩数に基づいて移動距離を算出し、該移動距離が所定距離以上であるか否かを判定する。コントローラ60は、移動距離が所定距離以上である場合に、当該移動距離、又は移動距離が所定値に到達した旨を音声でスピーカ11から出力させる。コントローラ60は、移動距離に基づいて消費熱量を算出し、消費熱量が所定量以上であるか否かを判定してもよい。この場合、コントローラ60は、消費熱量が所定量以上である場合に、消費熱量、又は消費熱量が所定値に到達した旨を音声でスピーカ11から出力させる。
Further, when the
(複数回の検出に基づく出力)
また、コントローラ60は、検出部40が所定の時間間隔で検出対象に関するデータを複数回検出するようにしてもよい。
(Output based on multiple detections)
Further, the
具体的には、コントローラ60は、所定の時間間隔でデータを検出すると、それぞれ検出したデータをメモリ50に記憶させる。コントローラ60は、検出部40が複数回検出したデータのうちの任意の2つのデータの差を算出して出力させてもよい。例えば、コントローラ60は、検出部40が検出したデータと、該検出より前に検出されてメモリ50に記憶されているデータとの差を算出する。また、コントローラ60は、メモリ50に記憶されている任意の2つのデータの差を算出してもよい。また、コントローラ60は、複数回検出したデータの推移、変化率等を算出して出力してもよい。
Specifically, when the
より具体的には、コントローラ60は、音声通知機能の動作開始から所定の時間が経過するごとに、気圧センサ41によって検出された気圧をメモリ50に記憶させる。コントローラ60は、複数回検出された気圧に基づく情報を出力させる。例えば、コントローラ60は、検出部40が検出した気圧と、該検出より前に検出されて既にメモリ50に記憶されている気圧との差である気圧差を算出して、スピーカ11から出力させる。コントローラ60は、メモリ50に記憶されている、複数の気圧の推移をスピーカ11から出力させてもよい。また、コントローラ60は、メモリ50に記憶されている、複数の気圧の変化率を算出してスピーカ11から出力させてもよい。コントローラ60は、これらの出力に限られず、検出部40が検出した気圧と、メモリ50に記憶されている気圧に基づく任意の情報を出力することができる。
More specifically, the
また、コントローラ60は、温度、歩数、電池残量、高度、移動距離、消費熱量についても同様に情報を出力することができる。
The
(メモリに記憶されている情報に基づく出力)
また、コントローラ60は、検出部40が検出したデータに基づく情報を出力させた後、検出部40が新たに検出したデータに基づく情報を所定の状況下になるまで出力させないようにしてもよい。所定の状況とは、検出部40が検出したデータに基づく情報についての状況であり、予め設定されるもとすることができる。
(Output based on information stored in memory)
In addition, the
例えば、検出部40が気圧センサ41であり、所定の状況が、900hPa以上の気圧が所定回数以上、連続して検出されるという状況である場合について説明する。気圧センサ41が気圧895hpaを検出すると、コントローラ60は、該気圧を音声で出力させた後、所定回数以上、連続して900hPa以上の気圧が検出されるまで、900hPa未満の気圧が検出されても、検出したデータに基づく情報を音声でスピーカ11から出力させない。すなわち、気圧センサ41が気圧895hpaを検出して該気圧を音声で出力させた後、所定回数以上、連続して900hPa以上の気圧が検出されると、以降において、コントローラ60は、900hPa未満の気圧が検出されたときに、該気圧を音声で出力させる。
For example, the case where the
また、例えば、検出部40が温度センサ42であり、所定の状況が、30度未満の温度が所定回数以上、連続して検出されるという状況である場合について説明する。コントローラ60は、温度センサ42が温度31度を検出すると、該温度を音声で出力させた後、所定回数以上、連続して30度未満の温度が検出されるまで、30度以上の温度が検出されても、検出したデータに基づく情報を音声でスピーカ11から出力させない。すなわち、温度センサ42が31度の温度を検出して該温度を音声で出力させた後、所定回数以上、連続して30度未満の温度が検出されると、以降において、コントローラ60は、30度以上の温度が検出されたときに、該温度を音声で出力させる。
For example, a case will be described in which the
検出部40が、加速度センサ43又はバッテリ残量センサ44である場合についても同様に動作させることができる。
The same operation can be performed when the
(通知の出力)
また、コントローラ60は、検出部40が検出したデータに基づく情報とともに、または当該情報に代えて、当該情報に対応する、注意喚起を促すような内容を含む通知を音声でスピーカ11から出力させてもよい。コントローラ60は、検出部40が検出したデータが通知条件を満たす場合に通知を出力させる。
(Notification output)
In addition, the
具体的には、例えば、通知条件が「気圧が850hPa未満」である場合、コントローラ60は、気圧センサ41によって検出された気圧が850hPa未満であるときに、「気圧が低いです。ご注意ください。」といった通知情報を当該気圧とともに音声で出力する。
Specifically, for example, when the notification condition is “atmospheric pressure is less than 850 hPa”, the
また、例えば、通知条件が「温度が30度以上」である場合、コントローラ60は、気圧センサ41によって検出された温度が30度以上であるときに、「温度が高いです。熱中症に注意ください。」といった通知情報を当該温度とともに音声で出力する。
For example, when the notification condition is “temperature is 30 ° C. or higher”, the
(圏内圏外通知)
コントローラ60は、音声通知機能の動作開始から継続して、携帯電話1が、通信部20が通信するために送受信する電波の届く圏内にあるか圏外にあるかを判定する。具体的には、コントローラ60は、電波センサ45によって計測された電波強度が強度閾値以上であるか否かを判定し、電波強度が強度閾値以上である場合には圏内であるとし、電波強度が強度閾値未満である場合には圏外であるとする。コントローラ60は、携帯電話1が圏内にあると判定すると、その旨を音声でスピーカ11から出力させる。コントローラ60は、携帯電話1が圏外にあると判定すると、その旨を音声でスピーカ11から出力させる。
(Out of service area notification)
The
また、コントローラ60は、所定の時間間隔で、携帯電話1が圏内にあるか圏外にあるかを判定し、圏内であると判定された後に圏外であると判定されたときに、その旨を音声でスピーカ11から出力させる。また、コントローラ60は、圏外であると判定された後に圏内であると判定されたときに、その旨を音声でスピーカ11から出力させる。
In addition, the
また、例えば、携帯電話1が圏内にある状態から圏外にある状態への遷移と、携帯電話1が圏外にある状態から圏内にある状態への遷移とが、短い期間の間に、交互に繰り返される状況が想定される。
In addition, for example, a transition from a state in which the
この場合、コントローラ60は、携帯電話1が圏内にあると判定した後、所定の時間間隔での判定において、携帯電話1が圏外にあると複数回、連続して判定した場合には、該圏外にある旨(または圏内から圏外へ遷移した旨)の音声をスピーカ11から出力させるようにしてもよい。コントローラ60は、携帯電話1が圏外にあると判定した後、所定の時間間隔での判定において、携帯電話1が圏内にあると複数回、連続して判定した場合には、該圏内にある旨の音声をスピーカ11から出力させるようにしてもよい。
In this case, if the
また、コントローラ60は、携帯電話1が圏内にあると判定した後、所定が時間経過する迄は、携帯電話1が圏外にあると判定しても、音声通知(圏外にある旨の音声出力)を行わないようにしてもよい。コントローラ60は、携帯電話1が圏外にあると判定した後、所定が時間経過する迄は、携帯電話1が圏内にあると判定しても、音声通知(圏内にある旨の音声出力)を行わないようにしてもよい。
In addition, after the
また、コントローラ60は、携帯電話1が圏内にあると判定した後、所定が時間経過する迄は、携帯電話1が圏外にあると見なすための強度閾値以上を一時的に小さくしてもよい。コントローラ60は、携帯電話1が圏外にあると判定した後、所定が時間経過する迄は、携帯電話1が圏外にあると見なすための強度閾値以上を一時的に大きくしてもよい。
Further, after determining that the
以上は、圏内圏外通知の場合を例示しているが、これに限定されない。スピーカ11から出力させるための条件(閾値)が設定可能なものであればあらゆる情報が適用されてよい。スピーカ11から出力させるための条件(閾値)が設定可能な情報は、例えば、温度、気圧、高度である。
The above is an example of notification of out-of-service area, but is not limited to this. Any information may be applied as long as a condition (threshold value) for outputting from the
以上説明したように、本実施形態に係る携帯電話1においては、コントローラ60が、検出部40によって検出されたデータに基づく情報をスピーカ11から音声で出力させる。このため、図4に示すように、利用者は、携帯電話1の画面を参照したり、操作したりすることなく、温度、気圧、高度、移動距離等の各種データを認識することができる。したがって、利用者は、携帯電話1を参照及び操作するために自身の行動を中断することなく、所望のデータを認識することができる。
As described above, in the
また、本実施形態に係る携帯電話1においては、コントローラ60は、所定の時刻に、検出部40が検出したデータを出力してもよい。この場合、利用者は、自ら時間の経過を確認し、携帯電話1の操作を行うことなく、定期的に温度、気圧、高度、移動距離等のデータを認識することができる。
In the
また、本実施形態に係る携帯電話1においては、コントローラ60は、検出部40が複数回検出したデータに基づく情報を出力させてもよい。この場合、利用者は、温度、気圧、高度、移動距離等のデータの履歴に応じて、データを認識することができる。そのため、利用者は、データの変化、推移等を適切に把握することができる。
In the
また、本実施形態に係る携帯電話1においては、コントローラ60は、データに基づく情報を出力させた後、所定の状況下になるまで、検出部40が検出したデータに基づく情報を出力させなくてもよい。この場合、利用者は、検出対象の変化を適切に認識することができる。例えば、検出されたデータが所定の条件を満たしたり満たさなかったりする僅かな変動を繰り返す場合に、利用者が、頻繁に出力される音声によって、煩わしさを感じたり、自身の行動への集中を妨げられることが低減される。
In the
また、本実施形態に係る携帯電話1においては、コントローラ60は、検出部40が検出したデータに基づく情報とともに、または当該情報に代えて、当該情報に対応する通知を出力させてもよい。この場合、利用者は、データそのものだけでなく、データに応じた通知により、注意喚起されたり、自身がとるべき行動の指針の決定に役立てたりすることができる。
Further, in the
また、本実施形態に係る携帯電話1においては、コントローラ60は、温度、気圧、高度、歩数、高度、移動距離、及び消費熱量を出力させてもよい。この場合、利用者は、自身の体調に影響を及ぼす各種のデータを認識することができ、これに基づき、適切な体調管理を行うことができる。
In the
また、本実施形態に係る携帯電話1においては、コントローラ60は、スピーカ11から音を出力させない動作の実行中であっても、データに基づく情報を出力させてもよい。この場合、利用者は、携帯電話1による電話の着信、メールの着信等に関する音の出力を望まないときであっても、検出部40によって検出されたデータについては音声で認識することができる。すなわち、利用者は、自身の体調などに影響を及ぼす可能性のある重要なデータについて適切に把握することができる。
Further, in the
上述の実施形態は代表的な例として説明したが、本開示の趣旨及び範囲内で、多くの変更及び置換ができることは当業者に明らかである。したがって、本開示は、上述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば、実施形態に記載の複数の構成ブロックを1つに組合せたり、あるいは1つの構成ブロックを分割したりすることが可能である。 Although the above-described embodiments have been described as representative examples, it will be apparent to those skilled in the art that many changes and substitutions can be made within the spirit and scope of the present disclosure. Accordingly, the present disclosure should not be construed as being limited by the above-described embodiments, and various modifications and changes can be made without departing from the scope of the claims. For example, a plurality of constituent blocks described in the embodiments can be combined into one, or one constituent block can be divided.
1 携帯電話
2 上側筐体
3 下側筐体
4 可動部
11 スピーカ
12 マイク
13 ディスプレイ
14 物理キー部
14a センターキー
14b 方向キー
14c メニューキー
14d メールキー
14e カメラキー
14f ウェブキー
14g 通話開始キー
14h クリアキー
14i 通話終了/電源キー
14j テンキー
14k 第1機能キー
14l 第2機能キー
14m 第3機能キー
14n モード設定キー
20 通信部
30 バッテリ
40 検出部
41 気圧センサ
42 温度センサ
43 加速度センサ
44 バッテリ残量センサ
45 電波センサ
50 メモリ
60 コントローラ
DESCRIPTION OF
Claims (12)
検出対象に関するデータを検出する検出部と、
前記検出部が検出したデータに基づく情報を前記スピーカから音声で出力させるコントローラと、
を備える携帯電話。 Speakers,
A detection unit for detecting data relating to a detection target;
A controller for outputting information based on the data detected by the detection unit from the speaker by voice;
Mobile phone equipped with.
Priority Applications (2)
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Applications Claiming Priority (1)
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