JP2018110816A - 草むしり作業用、日除け椅子 - Google Patents

Abstract

【課題】 従来の草むしり作業は、暑さの中、麦藁帽子等の日除けはあるがすべて頭と顔だけで、日影の場所以外は、身体全体を直射日光から防ぐことはできなかった。本発明は、草むしり作業等、暑い日に長時間身体をあまり動かさない状態の仕事に使用する、日除け椅子を提供する。【解決手段】 椅子（５）の一端に傘（１）の傘の柄（２）に高さを伸ばすつなぎ柄（３）を設け、柄（３）に高さを調整する止め具（４）を設け、柄（３）の先端を立て、挿入できる突起（７ａ）、突起（７ｂ）を椅子（５）の脚（６ａ）、脚（６ｂ）に固定して設け、椅子（５）と傘（１）を組立式に一体化できる草ムシリ用日除け椅子。【選択図】図１

Description

本発明は、たとえば、夏の暑い直射日光を防ぎ、長時間の草むしり作業のため、熱中症の予防と、腰を掛けたまま、楽な姿勢で作業ができる草むしり作業用、日除け椅子に関するものである。

従来より、日除けのため、麦藁帽子等、多くの帽子があった。
しかし、ベロが広い物でも頭、顔の部分は直射日光を防げるが、両肩から下の身体全体では、約８０パーセントは直射日光にさらされ、暑さを我慢しながら仕事をしていた。
さらに、草ムシリ作業は、雑草を根元からむしり取る作業のため、腰を曲げたり、片膝を地面に付きながら姿勢を変え、関節の痛みと、疲労を防ぎながら作業をしていた。

登録実用新案第３１０８１０５号公報 特開平１１−１８８８０号公報

近年、真夏の暑さは、３７〜３８度の猛暑が珍しくない。
従来の麦藁帽子等を被っても頭と顔だけは直射日光を防げるが、身体の全体で感じる暑さを防ぐことはできなかった。
しかも、雑草を一本一本根元からムシリ取る作業のため、手間がかかり、長時間暑さの中で仕事をするため熱中症にかかり易く大きな欠点であった。
また、腰の痛み、筋肉の痛みと疲れで大変な作業であった。
このため、足腰を屈伸させたり、地面に直にお尻を付けて、座ったりしながら作業を続けていた。
本発明は以上のような問題点を解決するものである。

椅子（５）の一端に傘（１）の傘の柄（２）に高さを伸ばすつなぎ柄（３）を設け、柄（３）に高さを調整する止め具（４）を設け、柄（３）の先端を立て、挿入できる突起（７ａ）、突起（７ｂ）を椅子（５）の脚（６ａ）、脚（６ｂ）に固定して設け、椅子（５）と傘（１）を組立式に一体化できる草ムシリ用日除け椅子。
他の実施例は、突起物（７ａ）（７ｂ）を挿入穴（８ａ）、挿入穴（８ｂ）に請求項１の組立式に一体化できる草ムシリ用日除け椅子。

低い椅子に腰を掛けて草ムシリ作業をすると、従来、腰を曲げてやった作業より楽な姿勢のため疲れにくく、足腰の筋肉の痛みも少なく、長時間の作業に大きな効果がある。
また、大きな傘を開いて、その下で作業ができるため、日影になり、全身を直射日光から、防ぎ熱中症の予防に大きな効果がある。

本発明の傘（パラソル）を開いて立てた状態を示した分解斜視図である。 本発明の他の実施例を示した分解斜視図である。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
椅子（５）の一端に傘（１）の傘の柄（２）に高さを伸ばすつなぎ柄（３）を設け、柄（３）に高さを調整する止め具（４）を設け、柄（３）の先端を立て、挿入できる突起（７ａ）、突起（７ｂ）を椅子（５）の脚（６ａ）、脚（６ｂ）に固定して設け、椅子（５）と傘（１）を組立式に一体化できる草ムシリ用日除け椅子。
以下、本発明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。
（イ）傘（１）の柄（３）は、筒状のパイプであるため、その中に簡単に挿入できる円柱 状の高さ、約１０センチ程度の堅い物質の突起（７ａ）、突起（７ｂ）を垂直に、脚 （６ａ）、脚（６ｂ）の先端に立てて固定して設け、それに傘の柄（３）を被せて立 てれば、傘（１）と椅子（５）が簡単に組み立て一体化できる構造である。
（ロ）椅子（５）の脚（６ａ）、脚（６ｂ）に傘（１）の柄（３）の先端を垂直に立てて 挿入穴（８ａ）、挿入穴（８ｂ）を設け、簡単に差し込むだけで傘（１）と椅子（５ ）が組み立て、一体化できる構造である。
（ハ）椅子（５）は大人が腰を下ろして座るお尻の面積とほぼ同じ面積で、小さく高さも １０センチ程度で、丈夫で軽い樹脂、または、プラスチック、軽合金、木材で傘（１ ）と一体にしても簡単に持ち運びできる構造である。
（ニ）太陽光線の角度により、傘（１）の位置による直射日光を防ぐため、椅子（５）の 左右の脚（６ａ）、脚（６ｂ）のどちらかの確率の高い傘の柄に挿入する突起（７ａ ）、傘の柄に挿入する突起（７ｂ）、または、挿入穴（８ａ）、挿入穴（８ｂ）に挿 入して組み立て、仕事ができる構造である。
（ホ）この構造による傘（１）と椅子（５）を一体化すれば、傘（１）が大きく高い位置 で、椅子（５）は小さくて軽いため、倒れ易いが、作業者が腰を下ろすため、５０キ ログラム前後の体重圧力で椅子（５）を地面に抑え付けるため、風が吹いても倒れる 心配はない。
（ヘ）作業中の移動は、片手を地面に突き、腰を浮かせてから、椅子（５）の一端を持ち 、草をムシッた場所から、ムシろうとする場所に、滑らせるように、日除け椅子（５ ）を前向きに簡単に移動できる。
本発明は以上の構成で、これを使用するときは、草をムシろうとする場所に椅子（５）を置き、傘（１）を広げて椅子（５）に腰掛け、挿入穴（８ａ）、挿入穴（８ｂ）に挿入するか、または、突起（７ａ）、突起（７ｂ）に被せて組立てれば、作業が開始できる。
そして、０．５平方メートル〜１平方メートルの草ムシリができたら移動して、さらに、新たな雑草をムシり取るため、片手を地面に突き、身体を浮かせて椅子（５）の一部、または、突起（７ａ）、突起（７ｂ）を持って、前向きに滑らせるように移動させれば、傘を立てたまま、軽量のため簡単に移動ができる。
そして、移動した場所の雑草をムシり取ることができ、その連続で広い場所の草ムシリ作業ができる。

１ 傘（パラソル）
２ 傘の柄
３ 高さを伸ばすつなぎ柄
４ 高さを調整する止め具
５ 椅子
６ａ 脚
６ｂ 脚
７ａ 傘の柄に挿入する突起
７ｂ 傘の柄に挿入する突起
８ａ 傘の柄を立てて挿入する穴
８ｂ 傘の柄を立てて挿入する穴

Claims (2)

1. 椅子（５）の一端に傘（１）の傘の柄（２）に高さを伸ばすつなぎ柄（３）を設け、柄（３）に高さを調整する止め具（４）を設け、柄（３）の先端を立て、挿入できる突起（７ａ）、突起（７ｂ）を椅子（５）の脚（６ａ）、脚（６ｂ）に固定して設け、椅子（５）と傘（１）を組立式に一体化できる草ムシリ用日除け椅子。
2. 突起（７ａ）突起（７ｂ）を挿入穴（８ａ）、挿入穴（８ｂ）に請求項１の組立式に一体化できる草ムシリ用日除け椅子。

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