JP2018109824A - 電子制御装置、電子制御システムおよび電子制御方法 - Google Patents

電子制御装置、電子制御システムおよび電子制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】歩行者までの距離の算出精度を向上させる電子制御装置、電子制御システム及び電子制御方法を提供する。【解決手段】電子制御装置は、検出部22と、探索部23と、補正部24と、算出部25とを備える。検出部は、撮像画像から人物の形状が存在する人物領域を検出する。探索部は、撮像画像における明領域と暗領域との境界を探索する。補正部は、探索部によって探索された境界に基づいて人物領域の下端位置を補正する。算出部は、補正部によって補正された下端位置に基づいて人物までの距離を算出する。【選択図】図2

Description

本発明は、電子制御装置、電子制御システムおよび電子制御方法に関する。
従来、車載カメラ等の撮像装置によって撮像される撮像画像から歩行者を検知し、歩行者までの距離を算出する歩行者検知装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−351193号公報
しかしながら、上記した従来技術では、撮像画像から特定した歩行者の位置が正確でない場合があり、かかる場合に、歩行者までの正確な距離を算出することができないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、歩行者までの距離の算出精度を向上させることができる電子制御装置、電子制御システムおよび電子制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、電子制御装置において検出部と、探索部と、補正部と、算出部とを備える。検出部は、撮像画像から人物の形状が存在する人物領域を検出する。探索部は、前記撮像画像における明領域と暗領域との境界を探索する。補正部は、前記探索部によって探索された前記境界に基づいて前記人物領域の下端位置を補正する。算出部は、前記補正部によって補正された前記下端位置に基づいて前記人物までの距離を算出する。
本発明によれば、歩行者までの距離の算出精度を向上させることができる。
図1は、電子制御装置が行う制御方法の概要を示す図である。 図2は、電子制御システムのブロック図である。 図3は、探索範囲の一例を示す図である。 図4Aは、2値化部による異常判定処理を説明する図(その1)である。 図4Bは、2値化部による異常判定処理を説明する図(その2)である。 図5Aは、補正部による異常判定処理を説明する図(その1)である。 図5Bは、補正部による異常判定処理を説明する図(その2)である。 図6は、電子制御装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、実施形態に係る電子制御装置、電子制御システムおよび電子制御方法について詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
以下では、自車両に設けられて自車両の前方を撮像するカメラから入力される撮像画像に基づいて自車両から撮像画像に写る人物(以下、歩行者Hという)までの距離を算出する場合について説明する。
まず、図1を用いて実施形態に係る電子制御装置が行う制御方法の概要について説明する。図1は、電子制御装置が行う制御方法の概要を示す図である。なお、かかる制御方法は、図2にて後述する電子制御装置1によって実行される。
図1に示すように、実施形態に係る電子制御装置1は、カメラから歩行者Hが写る撮像画像Fが入力された場合、まず、撮像画像Fから歩行者Hの形状が存在する人物領域Mを検出する。
例えば、電子制御装置1は、撮像画像Fに写る物体が歩行者Hか否かを判定する基準となる人物辞書情報を使用して撮像画像Fから人物領域Mを検出する。
そして、電子制御装置1は、撮像画像Fにおける人物領域Mの下端位置Mbを歩行者Hの接地位置Hbとして使用し、自車両から歩行者Hまでの距離を算出する。
このとき、電子制御装置1は、撮像画像Fにおける歩行者の接地位置Hbと、人物領域Mにおける下端位置Mbとが一致していれば、歩行者Hまでの正確な距離を算出することができる。
しかしながら、図1に示すように、人物領域Mにおける下端位置Mbと、歩行者Hの接地位置Hbにズレが生じる場合がある。かかる場合に、従来の電子制御装置では、自車両から歩行者Hまでの距離を正しく算出できなかった。
そこで、実施形態に係る電子制御装置1は、撮像画像Fから人物領域Mを検出したのちに、人物領域Mにおける下端位置Mbを補正し、補正後の人物領域Mの下端位置Mbを用いて歩行者Hまでの距離を算出することとした。
具体的には、図1に示すように、撮像画像Fにおいて、歩行者Hおよび歩行者H以外の領域(例えば、路面)で輝度や彩度、明度などが異なる。このため、撮像画像Fにおいて歩行者Hとその他の領域との間に明領域と暗領域との境界が存在する。
図1では、歩行者Hが暗領域Zdであり、その他の領域(路面)が明領域Zlである場合について示している。なお、歩行者Hの服装や路面の色等によって歩行者Hとその他の領域で明領域Zlと暗領域Zdが反転することもある。
そこで、電子制御装置1は、撮像画像Fから明領域Zlおよび暗領域Zdの境界を探索し、探索した境界をあらたに下端位置Mbとする補正を行う。したがって、電子制御装置1は、人物領域Mの下端位置Mbを歩行者Hの接地位置Hbへ正確に一致させることができる。
これにより、電子制御装置1は、補正後の下端位置Mbに基づいて歩行者Hまでの距離を算出することで、歩行者Hまでの距離の算出精度を向上させることができる。
ところで、上述した例では、電子制御装置1が、単に撮像画像Fから明領域と暗領域の境界を探索する場合について説明したが、撮像画像Fを2値化した2値化画像から上記の境界を探索することもできる。
また、かかる場合に、電子制御装置1が、2値化処理に用いる2値化閾値を用いて異常判定処理を行うこともできる。この点の詳細については、図4Aおよび図4Bを用いて後述する。
また、電子制御装置1は、補正した下端位置Mbの履歴に基づいて異常判定処理を行うこともできる。この点の詳細については、図5Aおよび図5Bを用いて後述する。
次に、図2を用いて実施形態に係る電子制御システム50の構成について説明する。図2は、電子制御システム50のブロック図である。なお、電子制御システム50は、電子制御装置1、カメラ5および車両制御装置40を備える。また、電子制御装置1は、カメラ5および車両制御装置40に接続される。
カメラ5は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を備え、例えば、自車両の前方を撮像する。
電子制御装置1は、制御部2と、記憶部3とを備える。制御部2は、変換部21と、検出部22と、探索部23と、補正部24および算出部25を備える。
制御部2は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。
コンピュータのCPUは、例えば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部2の変換部21、検出部22、探索部23、補正部24および算出部25として機能する。
また、制御部2の変換部21、検出部22、探索部23、補正部24および算出部25の少なくともいずれか一つまたは全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成することもできる。
また、記憶部3は、例えば、RAMやHDDに対応する。RAMやHDDは、人物辞書情報31、閾値履歴情報32および境界履歴情報33や各種プログラムを記憶することができる。
なお、電子制御装置1は、有線や無線のネットワークで接続された他のコンピュータや可搬型記録媒体を介して上記したプログラムや各種情報を取得することとしてもよい。
人物辞書情報31は、撮像画像Fに写る物体が歩行者Hか否かを判定する基準となる情報であり、機械学習によって予め作成される。人物辞書情報31は、例えば、形状が既知の複数種類の人物の画像と、人物以外の物体の画像とを学習データとしてそれぞれ所定数(例えば、数100〜数10000枚の画像)準備する。
続いて、準備した各画像から、例えば、HOG(Histogram of Gradient)特徴量を抽出する。そして、前述の予め準備した画像を、抽出したHOG特徴量に基づいて2次元平面状にプロットする。
続いて、例えば、SVM(Support Vector Machine)等の識別器によって、2次元平面上における人物の画像と人物以外の物体の画像とを分離する分離線を生成する。かかる2次元平面の座標軸および識別器によって生成された分離線の情報が人物辞書情報31となる。
なお、予め準備した画像から抽出する特徴量は、HOG特徴量に限定されず、SIFT(Scale Invariant Feature Transform)特徴量であってもよい。また、人物の画像と人物以外の物体の画像との分離に用いる識別器は、SVMに限定されず、例えば、アダブースト(AdaBoost)等の識別器であってもよい。なお、閾値履歴情報32および境界履歴情報33については図4Aおよび図5A等を用いて後述するため、ここでの説明は省略する。
制御部2の変換部21は、カメラ5から撮像画像Fを取得し、かかる撮像画像Fをグレースケール化することで、撮像画像Fをグレースケール画像へ変換する。そして、変換部21は、グレースケール画像を検出部22へ出力する。
ここで、グレースケール化とは、撮像画像Fにおける各画素を輝度に応じて白から黒までの各階調(例えば256階調)で表現するように変換する処理である。なお、撮像画像Fがカラー画像でない場合、グレースケール化は省略される。
検出部22は、人物辞書情報31を使用して、変換部21から入力されるグレースケール画像について人物、すなわち歩行者Hが存在する人物領域M(図1参照)を検出する。
検出部22は、例えば、人物領域Mを検出した場合、人物領域Mに関する人物領域情報を生成して、グレースケール画像とあわせて探索部23へ出力する。また、検出部22は、人物領域情報を補正部24へ出力する処理を行う。
人物領域情報は、撮像画像Fにおける人物領域Mの位置および大きさを示す情報であり、例えば、XY直交座標系に変換した撮像画像Fにおける人物領域Mが存在するXY座標値である。
探索部23は、撮像画像Fから明領域および暗領域の境界を探索し、探索した境界を補正部24へ出力する。また、探索部23は、設定部23a、2値化部23bおよび決定部23cを備える。
設定部23aは、検出部22によって検出された人物領域Mに基づいて撮像画像Fにおける探索範囲Rを設定する。例えば、設定部23aは、設定した探索範囲Rの撮像画像FにおけるXY座標値をグレースケール画像に関連付けて2値化部23bへ出力する。なお、設定部23aによる処理の具体例については、図3を用いて後述する。
2値化部23bは、設定部23aによって設定された探索範囲Rにおける各画素の輝度分布に応じた2値化閾値Thを用いてグレースケール画像を2値化する。
まず、2値化部23bは、例えば、判別分析法(いわゆる「大津の2値化」手法)を用いて2値化閾値Thを算出する。具体的には、2値化部23bは、探索範囲R内の画素の輝度値の分布についてヒストグラムを作成し、ヒストグラムにおいて輝度値の分離度が最も大きくなる値を2値化閾値Thとして算出する。
このように、電子制御装置1は、探索範囲Rについて設定判別法を用いることで、周囲の状況にあわせて2値化閾値Thを最適な値に導出することができる。これにより、歩行者Hおよび歩行者H以外の領域を精度よく分離することができる。
ここで、2値化部23bは、2値化に使用する2値化閾値Thをグレースケール画像のフレーム番号とともに閾値履歴情報32として記憶しておく。そして、2値化部23bは、かかる閾値履歴情報32に基づいて2値化処理を行うか否かを判定することもできる。かかる点の詳細については、図4Aおよび図4Bを用いて後述する。
2値化部23bは、上記の判定において2値化処理を行うと判定した場合、2値化閾値Thを用いてグレースケール画像を2値化した2値化画像を生成し、決定部23cへ出力する。なお、2値化部23bは、例えば、撮像画像Fにおける明領域の画素に「0」、暗領域の画素に「1」をそれぞれ割り当てることで、2値化画像を生成する。
決定部23cは、2値化部23bから入力される2値化画像において、設定部23aが設定した探索範囲Rを探索し、明領域(画素が「0」の領域)と暗領域(画素が「1」の領域)の境界を決定する。
例えば、決定部23cは、探索範囲Rの下端から上端に向かって境界を探索する。そして、決定部23cは、境界を検出した場合に、かかる境界に関する境界情報を生成し、補正部24へ出力する。境界情報は、例えば、撮像画像Fにおける境界のXY座標値である。
例えば、決定部23cは、探索範囲Rを探索し、1画素分の明領域と暗領域との境界を検出した場合に、かかる境界の境界情報を生成する。つまり、電子制御装置1は、境界の検出条件を最少の単位である1画素とすることで、決定部23cによる境界の見落としを抑制することができる。
しかしながら、検出条件は、これに限定されるものではない。例えば、隣り合う複数の画素(例えば、3画素以上)にわたって明領域と暗領域の境界を検出したことを境界の検出条件とすることにしてもよい。このようにすることで、決定部23cが、接地位置Hb以外のノイズ成分を境界として決定するのを抑制することができる。
補正部24は、決定部23cによって生成された境界情報に基づいて検出部22から入力される人物領域Mの下端位置Mbを補正する。例えば、補正部24は、決定部23cから入力される境界情報のXY座標値と、検出部22によって検出された人物領域Mの下端位置MbのXY座標値とを比較する。
そして、補正部24は、双方のXY座標値が異なる値である場合に、下端位置MbのXY座標値から境界情報のXY座標値へ補正して、補正後のXY座標値を算出部25へ出力する。これにより、算出部25は、歩行者Hまでの正確な距離を算出することができる。
ここで、補正部24は、補正した下端位置MbのXY座標値を境界履歴情報33として記憶部3に記憶しておき、かかる境界履歴情報33に基づいて補正の確からしさを判定することもできる。かかる点の詳細については、図5Aおよび図5Bを用いて後述する。
算出部25は、補正部24から入力される補正後のXY座標値に基づいて歩行者Hまでの距離を算出する。例えば、算出部25は、カメラ5の取り付け位置に関する情報(取り付け高さや取り付け角度など)を予め設定値として記憶しておき、かかる設定値と、上記した補正後のXY座標値から三角測量を用いて自車両から歩行者Hまでの距離を算出する。
そして、算出部25は、算出した距離を車両制御装置40へ出力する。車両制御装置40は、算出部25から入力される距離に基づいて自車両を制御する。
車両制御装置40は、算出部25から入力される距離が所定距離以下(例えば、1メートル以下)である場合に、自車両のブレーキを制御して自車両を停止させる。
これにより、自車両と歩行者Hとの衝突を未然に防ぐことができる。なお、かかる所定距離については、上記の例に限定されるものではなく、任意の値に設定することができる。また、車両制御装置40は、例えば、歩行者Hとの衝突を回避するように自車両のステアリングを制御することにしてもよい。
次に、図3を用いて設定部23aによって設定される探索範囲Rについて説明する。図3は、探索範囲Rの一例を示す図である。
同図に示すように、設定部23aは、人物領域Mの下端位置Mbの近傍を探索範囲Rとして設定する。具体的には、設定部23aは、例えば、下端位置Mbを中心として人物領域Mの大きさの上下左右±20%の幅を探索範囲Rとして設定する。
すなわち、設定部23aは、探索範囲Rを人物領域Mの下端近傍に設定する。これにより、決定部23cは、人物領域Mの下端近傍の領域を集中的に探索することとなる。
このため、決定部23cは、効率よく境界を決定することができる。また、決定部23cによる境界の探索処理に先立って予め探索範囲Rを限定しておくことで、決定部23cの探索に掛かる処理負荷を軽減することもできる。
なお、上記した探索範囲Rは、一例に過ぎず、設定部23aは、探索範囲Rをさらに大きく設定することにしてもよいし、小さく設定することにしてもよい。
次に、図4Aおよび図4Bを用いて2値化部23bによる異常判定処理について説明する。図4Aおよび図4Bは、2値化部23bによる異常判定処理を説明する図である。
なお、図4Aは、閾値履歴情報32の一例であり、縦軸に2値化閾値Thの値を示しており、横軸に対応するフレーム番号を示している。また、図4Bは、図4Aに示したフレーム番号F1およびフレーム番号F2におけるグレースケール画像の一例を示す。
2値化部23bは、異常判定処理として、図4Aに示した閾値履歴情報32に基づいて2値化閾値Thの時系列的な変動量が所定値ThAを超えた場合に、2値化閾値Thを異常として判定する。
図4Aの例では、フレーム番号F1およびフレーム番号F2の間で、2値化閾値Thの変動量A1が所定値ThAを超えている。このとき、2値化部23bは、フレーム番号F2の2値化閾値Thについて異常と判定する。
これは、図4Bに示すように、フレーム番号F1からフレーム番号F2の間に、探索範囲Rに他車両Cや他車両Cの影Csが写り込むなど、歩行者H以外の領域にノイズの混入が想定されるためである。
かかる場合に、歩行者Hよりも下端側に明領域および暗領域の境界が存在することがある。このため、決定部23cが、境界を歩行者Hの下端位置Mb以外に決定してしまうおそれがある。
このため、2値化部23bは、異常対応処理としてフレーム番号F2のグレースケール画像について2値化処理を実行せず、補正部24に対して検出部22によって検出された人物領域Mの下端位置MbのXY座標値を算出部25へ出力するように指示する。
これにより、決定部23cが境界を誤って決定することを未然に回避することができる。したがって、補正部24による誤った補正を未然に防ぐことが可能となる。また、かかる場合に、2値化部23bによる2値化処理および決定部23cによる処理を省略することができる。
つまり、補正部24による補正の精度を担保しつつ、2値化部23bや決定部23cによる処理負荷を抑えることができる。このように、2値化部23bは、判別分析法を用いることで、歩行者Hと他の領域を適切に分離するのみならず、2値化閾値Thの履歴に基づいて異常判定処理を行うこともできる。
なお、上記したフレーム番号F1とフレーム番号F2は、連続していてもよいし、あるいは、任意のフレーム数を隔てていてもよい。このことは、図5Aおよび図5Bを用いて後述するフレーム番号F3、F4についても同様である。
なお、2値化部23bは、異常判定処理として、設定部23aによって設定された探索範囲Rを狭めて2値化閾値Thを設定し、かかる2値化閾値Thについて上記した判定を行うようにしてもよい。これにより、探索範囲Rにノイズが混入しにくくなるため、2値化部23bは、正常な値の2値化閾値Thを設定することができる。
次に、図5Aおよび図5Bを用いて補正部24による異常判定処理について説明する。図5Aおよび図5Bは、補正部24による異常判定処理を説明する図である。
図5Aは、図2に示した境界履歴情報33の一例である。なお、図5Aでは縦軸に補正後の境界のY座標の値を示しており、横軸に対応するフレーム番号を示している。また、図5Bには、図5Aに示すフレーム番号F3およびフレーム番号F4における2値化画像の一例を示している。
補正部24は、異常判定処理として、図5Aに示した境界履歴情報33に基づいて下端位置MbのY座標の時系列的な変動量が所定値ThDを超えた場合に、かかる下端位置Mbを異常として判定する。
図5Aの例では、フレーム番号F3およびフレーム番号F4の間で、Y座標の値の変動量D1が所定値ThDを超えている。このとき、補正部24は、フレーム番号F4の下端位置Mbについて異常と判定する。
これは、図5Bに示すように、フレーム番号F3における探索範囲Rになかったノイズがフレーム番号F4で発生し、決定部23cが、フレーム番号F4においてかかるノイズを境界として決定した可能性が高いためである。つまり、Y座標の値の時系列的な変動量が大きい場合、決定部23cによって決定された境界の信頼度が低下するためである。
このため、かかる場合に、補正部24は、異常対応処理として補正後の下端位置Mbを補正結果の候補から除外する。そして、補正部24は、例えば、決定部23cから入力される境界情報に代えて、検出部22によって検出された人物領域Mの下端位置MbのXY座標値を補正値として算出部25へ出力する。
したがって、補正部24による信頼性の低い補正を回避することになり、補正の信頼度を向上させることができる。なお、補正部24は、検出部22によって検出された下端位置Mbおよび決定部23cによって決定された境界の座標のうち、前回の座標に近い方の座標を補正結果とするようにしてもよい。
また、ここでは、補正部24がY座標の値に基づいて異常判定する場合について説明したが、補正部24は、X座標の値についても異常判定処理を行うことができる。
また、補正部24による異常対応処理は、上記の例に限定されるものではない。例えば、補正部24は、決定部23cに対して下端位置Mbの変動量が小さくなる向きに境界の探索を継続するように指示することにしてもよい。
そして、決定部23cがかかる指示に基づき、新たに境界を決定した場合に、補正部24は、かかる境界へ下端位置Mbを補正する。
これにより、補正部24による補正の精度を向上させることができる。なお、決定部23cが新たに境界を決定しなかった場合については、補正部24は、検出部22の検出結果を補正結果とすることとすればよい。
また、例えば、決定部23cが、予め全ての境界を探索したうえで、補正部24は、かかる全ての境界の中から最も確からしい境界へ下端位置Mbを補正することにしてもよい。
また、補正部24は、境界履歴情報33から予測されるXY座標値を導出し、かかるXY座標値を設定部23aに出力し、かかるXY座標値に基づいて探索範囲Rを設定するように指示することにしてもよい。
換言すると、設定部23aは、境界履歴情報33に基づいて探索範囲Rを設定することにしてもよい。これにより、設定部23aでは、探索範囲Rを適切に設定することができるため、2値化部23bや決定部23cによる処理の精度を向上させることができる。
このように、電子制御装置1は、2値化部23bおよび補正部24の2つの処理部によって異常判定処理を行うこととしている。換言すると、電子制御装置1は、決定部23cによる境界の探索処理の前後で異常判定処理を行う。
そのため、決定部23cによる境界の決定処理の精度を向上させるとともに、補正部24による誤った補正を回避することができる。なお、異常判定処理は、2値化部23bおよび補正部24のうち、一方の処理部のみで行うようにしてもよい。かかる場合に、制御部2の処理負荷を抑制することができる。
次に、図6を用いて実施形態に係る電子制御装置1が実行する処理手順について説明する。図6は、実施形態に係る電子制御装置1が実行する処理手順を示すフローチャートである。なお、かかる処理は、電子制御装置1の制御部2によって繰り返し実行される。
同図に示すように、まず、変換部21は、カメラ5から撮像画像Fを取得し、撮像画像Fをグレースケール化する(ステップS101)。
続いて、検出部22は、グレースケール画像から人物領域Mを検出する(ステップS102)。その後、設定部23aは、人物領域Mに基づいて探索範囲Rを設定し(ステップS103)、2値化部23bは、2値化閾値Thを算出する(ステップS104)。
そして、2値化部23bは、図4Aおよび図4Bに示したように算出した2値化閾値Thが正常か否かを判定する(ステップS105)。ここで、2値化部23bは、2値化閾値Thが正常であった場合(ステップS105,Yes)、グレースケール画像を2値化する(ステップS106)。
続いて、決定部23cは、探索範囲Rを探索し、境界を決定する(ステップS107)。その後、補正部24は、図5Aおよび図5Bに示したように決定部23cによって決定された境界の座標値が正常か否かを判定する(ステップS108)。
かかる判定において、補正部24は、境界の座標値が正常であると判定した場合(ステップS108,Yes)、人物領域Mの下端位置Mbを補正する(ステップS109)。そして、算出部25は、歩行者Hまでの距離を算出して(ステップS110)、処理を終了する。
一方、ステップS105の判定において、2値化閾値Thが異常であった場合(ステップS105,No)、算出部25は、検出部22によって検出された人物領域Mの下端位置Mbに基づいて歩行者までの距離を算出する(ステップS110)。
また、ステップS108の判定において、境界の座標値が異常であった場合(ステップS108,No)、電子制御装置1は、ステップS107以降の処理を繰り返すこととなる。
なお、境界の座標値が異常であった場合(ステップS108,No)、上記したように、算出部25は、検出部22によって検出された人物領域Mの下端位置Mbに基づいて歩行者Hまでの距離を算出するようにすることにしてもよい。
上述したように、本実施形態に係る電子制御装置1は、検出部22と、探索部23と、補正部24と、算出部25とを備える。検出部22は、撮像画像Fから人物(歩行者H)の形状が存在する人物領域Mを検出する。探索部23は、撮像画像Fにおける明領域と暗領域との境界を探索する。補正部24は、探索部23によって探索された境界に基づいて人物領域Mの下端位置Mbを補正する。算出部25は、補正部24によって補正された下端位置Mbに基づいて人物(歩行者H)までの距離を算出する。したがって、実施形態に係る電子制御装置1によれば、歩行者Hまでの距離の算出精度を向上させることができる。
ところで、上述した実施形態では、2値化部23bが、撮像画像の輝度に基づいて各画素を2値化する場合について説明したが、撮像画像の明度や彩度に応じて撮像画像を2値化することにしてもよい。
また、上述した実施形態では、探索部23が、2値化画像から明領域と暗領域の境界を決定する場合について説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、探索部23は、撮像画像Fから歩行者Hのエッジを抽出し、かかるエッジに基づいて明領域と暗領域の境界として決定することにしてもよい。なお、例えば、エッジ抽出法として、ソベルフィルタやラプラシアンフィルタ等を用いることができる。なお、かかる場合に、例えば、カメラ5として赤外線カメラを用いることにしてもよい。
また、上述してきた実施形態では、カメラ5が自車両の前方を撮像する場合について説明したが、自車両の側方や後方を撮像するカメラから入力される撮像画像に写る歩行者Hまでの距離を算出する場合についても適用することができる。また、本実施形態は、街灯や建物等に設けられる固定カメラから入力される撮像画像から歩行者Hまでの距離を算出することも可能である。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な様態は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲および、その均等物によって定義される統括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変化が可能である。
1 電子制御装置
5 カメラ
21 変換部
22 検出部
23 探索部
23a 設定部
23b 2値化部
23c 決定部
24 補正部
25 算出部
40 車両制御装置
50 電子制御システム
M 人物領域
Mb 下端位置
H 歩行者(人物の一例)
Hb 接地位置

Claims (7)

  1. 撮像画像から人物の形状が存在する人物領域を検出する検出部と、
    前記撮像画像における明領域と暗領域との境界を探索する探索部と、
    前記探索部によって探索された前記境界に基づいて前記人物領域の下端位置を補正する補正部と、
    前記補正部によって補正された前記下端位置に基づいて前記人物までの距離を算出する算出部と
    を備えることを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記補正部は、
    前記境界を用いた補正後の前記下端位置の時系列的な変動量が所定値を超える場合に、当該補正後の前記下端位置を補正結果の候補から除外すること
    を特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記探索部は、
    前記下端位置の時系列的な変動量が所定値を超える場合に、当該変動量が小さくなる向きへ前記境界の探索を続けること
    を特徴とする請求項2に記載の電子制御装置。
  4. 前記探索部は、
    前記検出部によって検出された前記人物領域に基づいて探索範囲を設定する設定部と、
    前記設定部によって設定された前記探索範囲における各画素の輝度分布に基づいて決定される2値化閾値を用いて前記撮像画像を2値化する2値化部と、
    前記2値化部によって2値化された前記撮像画像の前記探索範囲を探索し、前記境界を決定する決定部と
    をさらに備えること
    を特徴とする請求項1、2または3に記載の電子制御装置。
  5. 前記2値化部は、
    前記2値化閾値の時系列的な変動量が所定値を超える場合に、前記検出部によって検出された前記下端位置を補正結果とするように前記補正部へ指示すること
    を特徴とする請求項4に記載の電子制御装置。
  6. 車両に設けられる請求項1〜5のいずれか一つに記載の電子制御装置と、
    前記車両の周囲の前記撮像画像を撮像する撮像装置と、
    前記電子制御装置によって算出された前記距離に基づいて前記車両のブレーキを制御する車両制御装置と
    を備えることを特徴とする電子制御システム。
  7. 撮像画像から人物の形状が存在する人物領域を検出する検出工程と、
    前記撮像画像における明領域と暗領域との境界を探索する探索工程と、
    前記探索工程によって探索された前記境界に基づいて前記人物領域の下端位置を補正する補正工程と、
    前記補正工程によって補正された前記下端位置に基づいて前記人物までの距離を算出する算出工程と
    を含むことを特徴とする電子制御方法。
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