JP2018108404A - 生体情報測定装置、生体情報測定方法、及びプログラム - Google Patents

生体情報測定装置、生体情報測定方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】被験者がIABPを使用しているか否かに拠らず被験者の体内を循環した血液量を基にした正確な血圧値を算出できる生体情報測定装置、生体情報測定方法、及びプログラムを提供すること。【解決手段】心電図測定手段22は、被験者の心拍に関する心拍情報を検出する。脈波検出手段21は、被験者の所定部位に対してカフによる加減圧を行っている期間の脈波を検出する。振幅算出手段23は、心拍情報から心臓の一心周期を検出し、当該一心周期での脈波の極大値の検出し、検出した各極大値に対して平均処理を行うことにより、被験者の血流量に由来する振幅値を算出する。血圧算出手段24は、振幅算出手段23が算出した振幅値と、カフの加圧力と、の関係から血圧値を算出する。【選択図】図1

Description

本発明は生体情報測定装置、生体情報測定方法、及びプログラムに関し、特に非観血血圧測定を行う生体情報測定装置、生体情報測定方法、及びプログラムに関する。
IABP(Intra Aortic Balloon Pumping, 大動脈内バルーンパンピング)は、左心室補助の目的で広く用いられている補助循環装置である。IABPは、バルーンカテーテルを被験者の胸部下行大動脈に留置し、心臓の拍動に同期してバルーンを拡張/収縮させることによって心臓の圧補助を行う。これにより、心筋への酸素供給を増加させ、心筋の酸素消費量を減少させることができる。
例えば特許文献1には、IABPの治療タイミングを最適に設定するための機能を有する装置が開示されている。
特表2007−503883号公報 特許第5229449号公報 特開2012−40088号公報
Takashi Usuda et al, "A Blood Pressure Monitor with Robust Noise Reduction System under Linear Cuff Inflation and Deflation", Conf Proc IEEE Eng Med Biol Soc, 2010 [平成26年6月30日検索]、インターネット<URL: http://www.nihonkohden.co.jp/iryo/products/monitor/01_bedside/bsm1700.html>
ところで血圧値は、被験者の状態を把握するために重要なバイタルサインである。そのため、IABP使用時にも被験者の血圧値を正確に把握できることが好ましい。以下、非観血式(NIBP:Non Invasive Blood Pressure)血圧測定について検討する。
非観血式血圧測定では、被験者の上腕等にカフ(マンシェット)を巻き、そのカフに送り込んだ空気によって上腕を、更にはその中を通る動脈を圧迫する。圧迫された動脈の拍動(脈動)がカフに振動として伝わり(オシレーション)、その振動の大きさから血圧値を算出する。しかし被験者がIABPを使用している場合、バルーンによってアシストされた心拍を基に算出された血圧値(収縮期血圧(SYS)、拡張期血圧(DIA)、平均血圧(MAP:MEAN ATRERIAL PRESSURE))なのか、被験者由来の心拍を基に算出された血圧値(収縮期血圧(SYS)、拡張期血圧(DIA)、平均血圧(MAP))なのか、が区別できなかった。ひいては、血圧値を正確に取得できないという問題があった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、被験者がIABPを使用しているか否かに拠らず被験者の体内を循環した血液量を基にした正確な血圧値を算出できる生体情報測定装置、生体情報測定方法、及びプログラムを提供することを主たる目的とする。
本発明にかかる生体情報測定装置の一態様は、
被験者の心拍に関する心拍情報を検出する拍動情報検出手段と、
前記被験者の所定部位に対してカフによる加減圧を行っている期間の脈波を検出する脈波検出手段と、
前記心拍情報から心臓の一心周期を検出し、各一心周期での前記脈波の極大値を検出し、検出した各極大値に対して移動平均処理を行うことにより、前記被験者の血流量に由来する振幅値を算出する振幅算出手段と、
前記振幅算出手段が算出した振幅値と、前記カフの加圧力と、の関係から血圧値を算出する血圧算出手段と、を備えるものである。
IABPの使用時と不使用時では一心周期内での脈波の極大値の現れ方が異なる。上述のように生体情報測定装置は、一心周期内での脈波の極大値に対して移動平均処理を行い、体内を循環した血流量を正確に反映した振幅値を算出する。生体情報測定装置は、この振幅値を用いることによって所望の血圧値を算出することができる。
本発明は、被験者がIABPを使用しているか否かに拠らず被験者の体内を循環した血液量を基にした正確な血圧値を算出できる生体情報測定装置、生体情報測定方法、及びプログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかる生体情報測定装置1の構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる生体情報測定装置1の構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる生体情報測定装置1の構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかるカフ11によるカフ圧と観血血圧との関係を示す概念図である。 実施の形態1にかかる脈波検出手段21が検出した脈波を示す図である。 心電図(ECG)波形とオシレーション波形との関係を示す図である。 オシレーション波形を示す概念図(IABPによるアシスト比1:2)である。 実施の形態1にかかる各振幅値の算出処理を示す概念図である。 オシレーション波形を示す概念図(IABPによるアシスト比1:1)である。 実施の形態1にかかる各振幅値の算出処理を示す概念図である。 実施の形態1にかかる振幅算出手段23が算出したオシレーションテーブル(データ列)とカフ圧の推移の関係を示す概念図である。 実施の形態1にかかる出力手段16の出力画面例を示す図である。 実施の形態1にかかる各波高値の遷移を示す図である。
<実施の形態1>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる生体情報測定装置1の構成を示すブロック図である。生体情報測定装置1は、カフ11、圧力センサ12、ポンプ13、電磁弁14、心電図電極15、出力手段16、入力手段17、及び制御演算手段20を有する。生体情報測定装置1は、非観血で血圧を測定できるものであればよく、生体情報モニタのように血圧以外の各パラメータを取得できるものであってもよい。なお、以下の説明では、生体情報測定装置1の被験者がIABP(Intra Aortic Balloon Pumping, 大動脈内バルーンパンピング)を使用している可能性があるものとする。
カフ11は、被験者の主に上腕部に巻きつけられる。カフ11の内部には、エア(空気)を注入して被験者の動脈を圧迫するエアブラダー(図1には図示せず)が設けられている。ポンプ13は、制御演算手段20の制御に応じて、このエアブラダーにエアを注入する。電磁弁14は、制御演算手段20の制御に応じて、カフ11内のエアブラダーの排気制御を行う。
圧力センサ12は、カフ11内の空気圧、すなわちカフ圧を検出する。圧力センサ12の後段には、適宜A/D変換器や交流増幅器、各種フィルタ等が設けられている(図1には図示せず)。圧力センサ12と脈波検出手段21の間の構成例を図2A及び図2Bに示す。なお図2A及び図2Bにおいては、圧力センサ12の前段構成及び脈波検出手段21の後段構成の記載は省略する。
図2Aは、主にアナログ処理によりフィルタを行う場合の構成例を示している。圧力センサ12の後段のアナログフィルタ31は、フィルタ処理によりカフ圧に相当するアナログ信号と脈波に相当するアナログ信号を抽出する。A/D変換器32は、カフ圧に相当するアナログ信号をデジタル信号(カフ圧信号)に変換して脈波検出手段21に供給する。脈波に相当するアナログ信号には、アナログフィルタ33により更にフィルタ処理が行われる。A/D変換器34は、アナログフィルタ33が出力したアナログ信号をデジタル信号(脈波信号)に変換して脈波検出手段21に供給する。
図2Bは、デジタル処理も用いてフィルタを行う場合の構成例を示している。圧力センサ12の出力したアナログ信号は、アナログフィルタ35によりフィルタ処理が行われてA/D変換器36に入力される。A/D変換器36は、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換して制御演算手段20内のデジタルフィルタ25に供給する。デジタルフィルタ25は、デジタルフィルタ処理を行い、カフ圧に相当するデジタル信号(カフ圧信号)と被験者の脈波に相当するデジタル信号(脈波信号)を抽出し、脈波検出手段21に供給する。なお図2A及び図2Bの構成は、あくまでも一例であり、脈波検出手段21にカフ圧に対応するデジタル値と脈波に相当するデジタル値が供給される構成であれば他の構成であってもよい。
再び図1を参照する。上述のカフ11、圧力センサ12、ポンプ13、及び電磁弁14は、非観血血圧測定の際に用いられる一般的な構成と同様である。
心電図電極15は、被験者の胸部や四肢等に取り付けられる複数の電極(シール電極、クリップ電極を含む)から構成される。出力手段16は、生体情報測定装置1の筐体上に設けられたディスプレイや、内臓プリンタ等である。入力手段17は、生体情報測定装置1の筐体上に設けられたボタンやキーパネル等の各種入力インターフェイスである。なお出力手段16と入力手段17は、タッチディスプレイのように一体化された構成であってもよい。上述のように被験者は、IABPを使用しているケースがある。
制御演算手段20は、生体情報測定装置1の制御を行うものである。制御演算手段20は、脈波検出手段21、心電図測定手段22、振幅算出手段23、及び血圧算出手段24を備える。さらに制御演算手段20は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、I/O(Input/Output)ポート、ハードディスク等を含むもの(またはこれ等と協調して動作するもの)である。
心電図測定手段22は、心電図電極15から得られた心電図信号を基に心電図(ECG:Electrocardiogram)を取得し、取得した心電図(ECG)を振幅算出手段23に供給する。心電図測定手段22の動作及び構成は、一般的な心電図測定装置が有する機能や動作と同様であればよい。
脈波検出手段21の動作説明の前に、カフ圧と観血血圧(本装置では取得しなくてもよい)の関係性について図3を参照して説明する。図3の例では、IABPがいわゆる1:2アシスト(2回の心周期のうち1回の心周期でのバルーンアシスト)を行っている。
図示するように、2回の心周期のうちの1回の心周期の中に、IABPのアシストによりオシレーション幅(脈波の圧力)が高くなっている点と、被験者自身の心臓の拍動によりオシレーション幅(脈波の圧力)が高くなっている点、の双方が存在する。
脈波検出手段21は、カフ圧信号(図示せず)と脈波信号(図示せず)を基に、被験者に対してカフ11による加減圧を行っている期間の脈波(以下、オシレーション波形とも記載する。)を検出する。図4は、脈波検出手段21が検出したオシレーション波形(図中の“OSC”)を示す図である。図4に示すオシレーション波形は、図3に示すカフ圧の推移や観血血圧と対応するものである。また脈波検出手段21は、オシレーション波形から取得できる波高値(図中の“height”)も合わせて取得してもよい。脈波検出手段21は、取得した脈波の情報(オシレーション波形や波高値の情報)、及びカフ圧の情報を振幅算出手段23に供給する。
振幅算出手段23には、脈波検出手段21が検出した脈波の情報(オシレーション波形や波高値の情報)やカフ圧の情報と、心電図測定手段22が取得した心電図(ECG)と、が供給される。振幅算出手段23は、心拍情報(本例では心電図(ECG))から被験者の心臓の一心周期を検出する。そして振幅算出手段23は、一心周期でのオシレーション波形の極大値の検出に応じて、オシレーション波形から被験者の心拍由来の振幅値またはIABPアシストされた振幅値を算出する。当該算出処理の詳細について以下に説明する。
図5は、心電図(ECG)波形とオシレーション波形との関係を示す図である。図5の例では、IABPがいわゆる1:2アシスト(2回の心周期のうち1回の心周期でのバルーンアシスト)を行っている。図示するように、心電図(ECG)には、1拍毎にQRS波が存在する。いわゆるR−R間隔は、一心周期(1回の心拍周期)に対応する。IABPを用いた治療では、被験者の心臓の収縮期にバルーンを縮小し、拡張期に大動脈弁が閉鎖すると同時にバルーンを拡張する。IABPのバルーン拡張/縮小は、通常は血圧(血圧波形)や心電図(ECG)に同期させて行う。
振幅算出手段23は、心電図(ECG)波形を解析してQRS波を検出して、心臓の1拍の間隔を取得する。そして振幅算出手段23は、QRS波から一定時間内にあるオシレーション波形の最小値を基準として図5に示すように各一心周期のオシレーション波形を切り出す。
振幅算出手段23は、各一心周期内のオシレーション波形の極大値を検出する。ここで極大値とは、振幅値が上昇から下降に切り替わるピーク点である。不整脈やDicroticWave等のケースを除外すると、バルーンのアシストがない心周期の場合、極大値は一心周期内に1つ現れる。バルーンのアシストがある心周期の場合、極大値は一心周期内に2つ現れる。振幅算出手段23は、血圧値の上昇と下降を短い時間(所定時間内)で繰り返すピーク点(いわゆるノイズやDicrotic Wave)を極大値として取り扱わない。また振幅算出手段23は、ノイズ等の影響を除外するために前処理としてフィルタリング処理を行ってもよい。振幅算出手段23は、極大値の検出状況(一心周期内での極大値の検出回数)に応じてIABPのアシスト比を推定する。
図6A及び図6Bを参照してIABPモードが1:n(nは2以上)であると推定した場合の動作について説明する。IABPのモードが1:n(nは2以上)であると推定した場合、振幅算出手段23は、2つの極大値が現れる一心周期において1つ目の極大値を被験者の心拍由来(被験者の心臓の動作に応じた)の振幅値として検出する(図6A)。また振幅算出手段23は2つの極大値が現れる一心周期において2つ目の極大値をIABPによるアシストを受けた振幅値として検出する(図6B)。振幅算出手段23は1つの極大値のみが現れる一心周期では当該極大値を被験者の心拍由来(被験者自身の心臓の動作に応じた)の振幅値として検出する(図6A)。そして振幅算出手段23は、各一心周期から被験者の心拍由来の振幅値とIABPによるアシストを受けた振幅値を順に取り出し、経過時間と振幅値の変化の関係を示すオシレーションテーブル(データ列)を作成する(図6B)。
図7A及び図7Bを参照してIABPモードが1:1であると推定した場合の動作について説明する。IABPのモードが1:1であると推定した場合、振幅算出手段23は各一心周期において1つ目の極大値を被験者の心拍由来(被験者の心臓の動作に応じた)の振幅値として検出する(図7A)。また振幅算出手段23は各一心周期において2つ目の極大値をIABPによるアシストを受けた振幅値として検出する(図7A)。そして振幅算出手段23は、各一心周期から被験者の心拍由来の振幅値とIABPによるアシストを受けた振幅値を順に取り出し、経過時間と振幅値の変化の関係を示すオシレーションテーブル(データ列)を作成する(図7B)。
振幅算出手段23は、生成したオシレーションテーブル(データ列)(図6Bや図7Bに示す被験者の心拍由来の振幅値またはIABPによるアシストがされた振幅値)を血圧算出手段24に供給する。なお、医師等が入力手段17を用いて被験者の心拍由来の振幅値に基づく血圧値を出力することを指定している場合、振幅算出手段23は被験者の心拍由来の振幅値に関するオシレーションテーブル(データ列)のみを出力してもよい。医師等がIABPによりアシストされた血圧値を出力することを指定している場合についても同様である。
振幅算出手段23は、脈波検出手段21から入力されたカフ圧の情報も血圧算出手段24に供給する。
なお生体情報測定装置1のユーザ(医師等)は、明示的にIABPの使用中であるか否かを示すモード情報を生体情報測定装置1に入力してもよい。この場合に医師等は、入力手段17を操作してモード情報を入力する。ここでモード情報は、IABPのアシスト比の情報を含んでいることが好ましい。例えばアシスト比として1:3が入力された場合、振幅算出手段23は、ある一心周期において2つの極大値を検出した場合、続く2回の心周期では極大値を1つしか検出しないように演算する。このようにアシスト比が明示的に入力されることにより、振幅算出手段23は、より適切に(換言すると誤検出を行うことなく)各振幅値を算出することができる。
また振幅算出手段23は、一心周期内で2つの極大値を検出した場合、1つ目の極大値の検出タイミングと2つ目の極大値の算出タイミングとの間の時間も合わせて算出してもよい。この場合に振幅算出手段23は、この算出時間(1回目の極大値の検出タイミングと2回目の極大値の検出タイミングとの間の時間、図6Aの長鎖線部分)と所定時間との差が一定範囲内にあるかを判定する。ここで所定時間とは、IABP治療において自己収縮期圧からオーグメンテーション圧までの望ましい(治療効果が高い)時間である。そのため上述の差が一定範囲内にない場合、振幅算出手段23はIABPの治療タイミング(バルーンの動作タイミング)が適切ではないと判定し、使用者に通知する機能を持っていてもよい。
血圧算出手段24は、振幅算出手段23が算出した振幅値(すなわち上述のオシレーションテーブル(図6Bや図7B))と、カフ11の加圧力の推移と、の関係から所望の血圧値を算出する。血圧値の算出手法の詳細について、図8を参照して説明する。
図8は、振幅算出手段23が算出したオシレーションテーブル(データ列)とカフ圧の推移の関係を示す概念図である。ここでオシレーションテーブル(データ列)は、医師等が指定した出力モード(被験者の心拍由来の血圧値の出力モード、IABPによってアシストされた血圧値の出力モード、両血圧値の出力モード)に応じたものが対象となる。図8の例では、医師等が被験者の心拍由来の血圧値の出力モードを選択していることを想定しているため、被験者の心拍由来(被験者の心臓の拍動による)のオシレーションテーブル(データ列)が対象となっている。
血圧算出手段24は、振幅の最大値に対応するカフ圧値を平均血圧(MAP)として算出する。または、補間等の任意の処理により平均血圧(MAP)を求めてもよい。図8の例において血圧算出手段24は、最大振幅値に対応するカフ圧が90mmHgであるため、平均血圧(MAP)を90mmHgとして算出する。また血圧算出手段24は、最大振幅値の50%の振幅値に対応するカフ圧から収縮期血圧(SYS)及び拡張期血圧(DIA)を算出する。図8の例において血圧算出手段24は、収縮期血圧(SYS)を110mmHg、拡張期血圧(DIA)を70mmHgと算出する。
オシレーションテーブル(データ列)を用いた血圧算出方法の詳細は、例えば非特許文献1のFig.1等を参照されたい。なお上述の血圧算出方法は、オシロメトリック法によるオシレーションテーブル(データ列)を用いた一例であり、この他の手法を用いても勿論構わない。また上述の説明では最大振幅値の50%を基準として収縮期血圧(SYS)及び拡張期血圧(DIA)を算出したが、この50%はあくまでも一例である。
血圧算出手段24は、算出した各血圧値を出力手段16を介して出力する。図9は、出力例を示す概念図である。血圧算出手段24は、図9に示すように、例えば出力モードと各血圧値を合わせて出力(例えば紙に印刷、または生体情報測定装置1の筐体上に設けられたディスプレイに表示)する。なお図9の画面例はあくまでも一例であり、脈波や心電図波形と共に各血圧値を表示してもかまわない。
(変形例)
変形例として、被験者の体内を循環する血流量に着目した血圧値の算出方法について説明する。上記の説明では、被験者の心拍由来の血圧値、またはIABPによってアシストされた血圧値、のいずれかを算出することとして説明したが、以下の例では被験者の心拍由来の拍動とIABPによってアシストされた拍動の双方を考慮した血圧値の測定方法について説明する。
脈波検出手段21及び心電図測定手段22の処理は、上述と同様である。振幅算出手段23は、オシレーション波形から各一心周期における極大値を上述の方法で検出し、検出した各極大値の移動平均(例えば3点移動平均、5点移動平均)を求める。すなわち振幅算出手段23は、被験者の心拍由来の振幅値とIABPアシストされた振幅値の双方を基にした移動平均により血流量由来の振幅値(被験者の体内を循環する血流量に由来する振幅値)を算出する。そして振幅算出手段23は、移動平均で求めた振幅値を用いてオシレーションテーブル(データ列)を作成する。オシレーションテーブル(データ列)の生成方法は、図6(B)や図7(B)と同様である。
なお移動平均は、IABPのアシスト比を考慮した演算であることがより好ましい。例えばIABPのアシスト比が1:3である場合には3点移動平均を行い、アシスト比が1:5の場合には5点移動平均を行うことが好ましい。すなわち振幅算出手段23は、IABPのアシスト比と対応したデータ数を用いた平均処理を行うことが望ましい。例えばアシスト比が1:3に対して5点平均処理を行った場合、5個のデータ数に対してIABPによりアシストされたデータが2個含まれて平均処理が行われるケースがある。同様に5個のデータ数に対してIABPによりアシストされたデータが1個のみ含まれて平均処理が行われるケースがある。いずれケースであっても、算出される血圧値の精度が若干悪くなってしまう。しかしアシスト比と平均処理の処理データ数を対応させることによってIABPのタイミングが正確に反映され、より正確な血圧値を算出することが可能となる。ここでアシスト比と平均処理の処理データ数を対応させるとは、アシスト比が1:3である場合に3個のデータを用いて平均処理を行う場合に限られず、3の倍数の個数のデータを用いて平均処理を行う場合も含まれる概念である。また、制御演算手段20は、本発明者による特許文献2に記載の手法を応用して移動平均を行なってもよい。オシレーションテーブル(データ列)作成後の処理については、上記の手法と同様である。
このように極大値の移動平均により求めた振幅値を基にして血圧値を算出する場合、IABPのアシストが行われたか否かによらず被験者の体内を循環した血流量を反映した血圧値を把握できる。
また振幅算出手段23は、波高値(図4における“height”)を用いて同等の処理を行うことも可能である。図10は、アシスト比が1:2の場合の波高値(図4と同一)と、各種波高値を示す図である。図示するようにオシレーション波形から得られる波高値(図中の四角で囲った波高値の遷移)は、被験者の心拍由来の波高値とIABPアシストを受けた波高値が交互に現れる。そのため上述の被験者の心拍由来の振幅値の検出処理(1心周期内で1つ目の極大値を被験者の心拍由来の振幅値として検出する)は、この波高値の下側のピーク値を結んでできる波高値の遷移(図中の点線部分)と対応する。この被験者の心拍由来の波高値(図10の点線部分)と図8等に示すオシレーションテーブル(データ列)は、同一のオシレーション波形を基に生成したものであるため対応関係にある。そのため振幅算出手段23は、この波高値の遷移を基に被験者の心拍由来の各血圧値を算出することもできる。
ここで振幅算出手段23は、波高値の移動平均(図10の例では3点移動平均、5点移動平均)を用いて各血圧値を算出してもよい。この場合、被験者の心拍由来の振幅値とIABPによってアシストされた振幅値を平均化して扱うことになる。振幅算出手段23は、この移動平均により求めた波高値を基にした算出処理をすることにより、所定時間内での血流量に応じた各血圧値を算出することができる。
続いて、本実施の形態にかかる生体情報測定装置1の効果について説明する。上述のように生体情報測定装置1は、一心周期内での脈波の極大値の検出状態(2つの極大値が存在するか否か、検出された振幅値)に応じて、被験者の心拍由来の振幅値、IABPによってアシストされた振幅値、血流量に着目した場合の振幅値、の少なくとも1つを算出している。生体情報測定装置1は、これ等の振幅値を基に所望の血圧値を算出することができる。例えば被験者の心拍由来の血圧値(被験者の心臓の拍動に応じた血圧値)を参照したい場合、生体情報測定装置1は被験者の心拍由来の振幅値を用いて血圧値を算出する。医師等は、被験者の心臓の拍動に由来する血圧値を参照することにより、IABPの治療効果やIABPの離脱判断等を容易に行うことができる。
生体情報測定装置1は、心電図のQRS波の検出タイミングを基に一心周期を検出している。心電図のR波は、電圧変化の大きい点である。そのため生体情報測定装置1は、このR波を基準とすることにより精度良く一心周期を算出でき、これにより精度良く血圧値を算出することができる。
上述のように振幅算出手段23は、2つの極大値が現れる一心周期において1つ目の極大値を被験者の心拍由来(被験者の心臓の動作に応じた)の振幅値であるとして検出する(図6A)。また振幅算出手段23は2つの極大値が現れる一心周期において2つ目の極大値をIABPによるアシストを受けた振幅値であるとして検出する(図6B)。この極大値の検出タイミング(IABP使用時には一心周期内に2回、IABP不使用時には一審周期内に1回)は、個人差がないため、どのような被験者に対しても一定以上の性能で血圧値を算出することができる。
振幅算出手段23は、明示的に指定されたモード情報(IABPを使用しているか否か、及びアシスト比の情報)を用いて各血圧値を算出することが好ましい。アシスト比を事前に認識できることにより、振幅算出手段23はどのタイミングで一心周期内に2回の極大値が現れるかを想定できる。これにより振幅算出手段23は、振幅値を誤検出する可能性を大幅に減らすことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は既に述べた実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。
例えば、上述の説明(図8等)ではカフ11を一定値まで加圧した後に、減圧することを想定したオシロメトリック法を想定したが、必ずしもこれに限られない。すなわち生体情報測定装置1は、加圧時に非観血血圧(NIBP)を測定する技術(例えば特許文献3、非特許文献2)を用いていてもよい。この場合であっても、上述のアルゴリズム(極大値の検出を用いたアルゴリズム)を用いることにより、IABP使用時であっても所望の血圧値(被験者心拍由来の血圧値、IABPアシストされた血圧値、被験者の血流量に由来する血圧値)を正確に取得することができる。
上述の例では、心電図(ECG)を用いて一心周期を算出したが、必ずしもこれに限られない。心電図(ECG)は、心臓の拍動(心拍)に関する情報(心拍情報)を取得するために用いられている。そのため被験者の心拍に関する心拍情報を取得できる構成であれば、心電図測定手段22以外の構成を採用してもよい。例えばSpO2による脈波を検出し、当該脈波から一心周期を推定し、上述の処理を行えばよい。すなわち生体情報測定装置1は、被験者の心拍情報(図1例では心電図)を取得する拍動情報検出手段を有する構成であればよく、心電図測定手段22は拍動情報検出手段の一態様である。
また上述の制御演算手段20内の各処理は、生体情報測定装置1内で動作するコンピュータプログラムとして実現することができる。すなわち生体情報測定装置1は、一般的なコンピュータが備えるCPU(Central Processing Unit)、メモリ装置の構成も備えているものとする。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1 生体情報測定装置
11 カフ
12 圧力センサ
13 ポンプ
14 電磁弁
15 心電図電極
16 出力手段
17 入力手段
20 制御演算手段
21 脈波検出手段
22 心電図測定手段
23 振幅算出手段
24 血圧算出手段
25 デジタルフィルタ
31、33、35 アナログフィルタ
32、34、36 A/D変換器

Claims (6)

  1. 被験者の心拍に関する心拍情報を検出する拍動情報検出手段と、
    前記被験者の所定部位に対してカフによる加減圧を行っている期間の脈波を検出する脈波検出手段と、
    前記心拍情報から心臓の一心周期を検出し、各一心周期での前記脈波の極大値を検出し、検出した各極大値に対して移動平均処理を行うことにより、前記被験者の血流量に由来する振幅値を算出する振幅算出手段と、
    前記振幅算出手段が算出した振幅値と、前記カフの加圧力と、の関係から血圧値を算出する血圧算出手段と、
    を備える生体情報測定装置。
  2. 前記振幅算出手段は、IABPのアシスト比と対応したデータ数を用いた移動平均処理を行う、ことを特徴とする請求項1に記載の生体情報測定装置。
  3. 前記心拍情報は心電図であり、
    前記振幅算出手段は、前記心電図からQRS波を検出し、当該QRS波の検出点を基準として各振幅値の算出処理を行う、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の生体情報測定装置。
  4. 被験者の所定部位に対してカフによる加減圧を行っている期間の脈波から波高値を検出する脈波検出手段と、
    前記波高値に対して移動平均処理を行うことにより、前記被験者の血流量に由来する振幅値を算出する振幅算出手段と、
    前記振幅算出手段が算出した振幅値と、前記カフの加圧力と、の関係から血圧値を算出する血圧算出手段と、
    を備える生体情報測定装置。
  5. 被験者の心拍に関する心拍情報を検出する拍動情報検出ステップと、
    前記被験者の所定部位に対してカフによる加減圧を行っている期間の脈波を検出する脈波検出ステップと、
    前記心拍情報から心臓の一心周期を検出し、各一心周期での前記脈波の極大値を検出し、検出した各極大値に対して移動平均処理を行うことにより、前記被験者の血流量に由来する振幅値を算出する振幅算出ステップと、
    前記振幅算出ステップにて算出した振幅値と、前記カフの加圧力と、の関係から血圧値を算出する血圧算出ステップと、
    を備える生体情報測定方法。
  6. コンピュータに、
    被験者の心拍に関する心拍情報を検出する拍動情報検出ステップと、
    前記被験者の所定部位に対してカフによる加減圧を行っている期間の脈波を検出する脈波検出ステップと、
    前記心拍情報から心臓の一心周期を検出し、各一心周期での前記脈波の極大値を検出し、検出した各極大値に対して移動平均処理を行うことにより、前記被験者の血流量に由来する振幅値を算出する振幅算出ステップと、
    前記振幅算出ステップにて算出した振幅値と、前記カフの加圧力と、の関係から血圧値を算出する血圧算出ステップと、
    を実行させるプログラム。
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