JP2018107726A - 端末装置、端末装置の制御方法、及び、プログラム - Google Patents

端末装置、端末装置の制御方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ローミング後に基地局等による通信フレームの転送を適切に行わせる端末装置を提供する。【解決手段】基地局はフレームの転送可否を示す転送テーブルを有する。基地局に接続される端末10は、基地局との間で無線の通信リンクを確立する確立部21と、確立部21が通信リンクを確立したことを契機として、基地局の転送テーブルを更新させるために、端末10のIPアドレスおよびMACアドレスを含むフレームをブロードキャスト送信する送信部22とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、端末装置、端末装置の制御方法、及び、プログラムに関する。
工場などの施設内において、物品を搬送等する無人走行車が利用されている。無人走行車は、無人走行車の走行を制御する制御装置などとの間で通信することで、走行に関する制御情報を制御装置から受信し、受信した制御情報に従って走行する。無人走行車は、上記施設内をカバーするように複数配置された基地局装置(以降、単に基地局ともいう)を順次に利用した無線通信により、制御装置と通信する。
一方、基地局その他の通信装置は、各種セキュリティ脅威からネットワークを守ることを目的として、通信フレームの転送の可否を制御する機能を有する。
特許文献1は、基地局と無線通信する端末が移動することが想定される場合に、自装置の予測位置に基づいて接続切り替え(ローミング)処理を行う技術を開示する。
特開2014−192577号公報
しかしながら、特許文献1が開示する技術では、基地局、及び、基地局に接続されたスイッチングハブ等が通信フレームの転送可否を制御する機能を有している可能性についてなんら検討されていない。上記基地局等が通信フレームの転送可否を制御する場合には、接続切り替えが行われた後に通信フレームの転送が正常になされないという問題が生じ得る。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、ローミング後に基地局等による通信フレームの転送を適切に行わせる端末装置等を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る端末装置は、フレームの転送可否を示す転送テーブルを有する基地局に接続される端末装置であって、前記基地局との間で無線の通信リンクを確立する確立部と、前記確立部が前記通信リンクを確立したことを契機として、前記転送テーブルを更新させるように、前記端末装置のIPアドレスおよびMACアドレスを含むフレームをブロードキャスト送信する送信部とを備える。
これによれば、端末装置は、自装置のIPアドレス及びMACアドレスを含むフレームをブロードキャスト送信して基地局に受信させる。基地局は、受信したフレームに含まれるIPアドレス及びMACアドレスを用いて転送可否の判断に用いる転送テーブルの更新を行うことができる。これにより、端末装置は、その後に自装置が送信するデータフレームを基地局に転送させることができる。よって、端末装置は、ローミング後に基地局等による通信フレームの転送を適切に行わせることができる。
また、前記送信部は、前記フレームとして、送信元IPアドレスフィールドとターゲットIPアドレスフィールドとの両方に、前記端末装置のIPアドレスが設定されたARP(Address Resolution Protocol)フレームを送信してもよい。
これによれば、端末装置は、ARP(Address Resolution Protocol)フレーム、より具体的には、送信元IPアドレスフィールドとターゲットIPアドレスフィールドとの両方に端末装置自身のIPアドレスが設定されたGARP(Gratuitous ARP)フレームを用いて、ローミング後に基地局等による通信フレームの転送を適切に行わせることができる。
また、前記送信部は、前記フレームを送信した後に、前記確立部が前記通信リンクを切断した場合、前記フレームを送信してから所定時間以内に前記確立部が前記基地局と新たに通信リンクを確立したときには、前記端末装置のIPアドレスおよびMACアドレスを含むフレームをブロードキャスト送信することを禁止してもよい。
これによれば、端末装置は、基地局との新たな通信リンクを確立したときであっても、過去の所定時間内に基地局にフレームを送信していた場合には、当該フレームの送信を禁止する。この場合には、基地局の転送テーブルに端末装置のIPアドレス及びMACアドレスが登録されており、フレームによる転送テーブルへの登録が必須でないからである。このように、端末装置によるフレームの送信を禁止することで、端末装置が送信する通信量の増大を抑制し、ひいては、通信システム全体の通信量の増大を抑制することができる。
また、前記送信部は、前記端末装置が送信すべきデータフレームを保有しているか否かに関わらず、前記フレームを送信してもよい。
これによれば、端末装置は、他の通信装置宛てに送信すべきデータフレームを保有していない場合であっても、自装置のIPアドレス及びMACアドレスを含むフレームを送信する。これにより、その後に自装置がデータフレームを送信すべきときが到来したときに、そのフレームを基地局に転送させることができる。
また、前記基地局は、前記転送テーブルに登録されていないIPアドレス及びMACアドレスを有するフレームを転送することを禁止し、前記端末装置が送信した前記フレームを受信したことを契機として、受信した前記フレームに含まれるIPアドレス及びMACアドレスを前記転送テーブルに登録することで、前記転送テーブルを更新し、前記送信部は、前記端末装置が送信するデータフレームを前記基地局が転送禁止することを解除させるように、前記フレームを送信してもよい。
これによれば、端末装置は、自装置のIPアドレス及びMACアドレスを含むフレームを送信することによって、端末装置が送信するデータフレームを基地局が転送禁止することができる。
また、本発明の一態様に係る端末装置の制御方法は、フレームの転送可否を示す転送テーブルを有する基地局に接続される端末装置の制御方法であって、前記基地局との間で無線の通信リンクを確立する確立ステップと、前記確立ステップで前記通信リンクを確立したことを契機として、前記転送テーブルを更新させるように、前記端末装置のIPアドレスおよびMACアドレスを含むフレームをブロードキャスト送信する送信ステップとを含む。
これによれば、上記端末装置と同様の効果を奏する。
また、本発明の一態様に係るプログラムは、上記の端末装置の制御方法をコンピュータにより実行させるためのプログラムである。
これによれば、上記端末装置と同様の効果を奏する。
本発明にかかる端末装置等は、ローミング後に基地局等による通信フレームの転送を適切に行わせることができる。
図1は、実施の形態1に係る端末を含む通信システムのネットワーク構成図である。 図2は、実施の形態1に係る端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態1に係る端末の機能構成を示すブロック図である。 図4は、基地局が有する転送テーブルを示す説明図である。 図5は、実施の形態1に係る送信部が生成するGARPフレームの説明図である。 図6は、実施の形態1に係る端末及び基地局などの通信シーケンスを示すシーケンス図である。 図7は、実施の形態2に係る端末の機能構成を示すブロック図である。 図8は、実施の形態2に係る送信部が管理する送信履歴テーブルの説明図である。 図9は、実施の形態2に係る送信部によるGARPフレームの送信制御処理を示すフロー図である。 図10は、実施の形態2に係る端末及び基地局などの通信シーケンスを示すシーケンス図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。なお、同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、ローミング後に基地局等による通信フレームの転送を適切に行わせる端末装置などについて説明する。
なお、本実施の形態で説明する端末装置は、例えば、施設内をカバーするように複数配置された基地局を順次に利用した無線通信により、制御装置と通信する無人走行車として実現され得る。ただし、本実施の形態で説明する端末装置は、通信端末(パーソナルコンピュータ、携帯電話端末、タブレット)、又は、有線LAN(ローカルエリアネットワーク)機器を無線LANに接続するための変換器(いわゆる無線LANコンバータ)などにより実現されてもよい。
図1は、本実施の形態に係る端末10を含む通信システム1のネットワーク構成図である。
図1に示されるように、通信システム1は、端末10と、基地局A1及びA2と、スイッチングハブ30と、通信装置20とを備える。
端末10は、基地局A1又はA2、及び、スイッチングハブ30を介して通信装置20と通信する通信端末である。端末10は、無線通信インタフェースを備えており、無線通信インタフェースを通じて、基地局A1及びA2のいずれか一方と通信可能に接続され得る。端末10は、基地局A1又はA2、及び、スイッチングハブ30を介して通信フレーム(以降、単にフレームともいう)を送受信することで、通信装置20と通信する。
基地局A1は、無線通信インタフェースを備える基地局装置である。基地局A1は、無線通信インタフェースを通じて端末10と通信可能に接続され得る。また、基地局A1は、有線通信インタフェースを備えており、上記有線通信インタフェースによりスイッチングハブ30と通信可能に接続されている。基地局A1は、送信する電波が所定の強度で届く範囲を無線通信エリアとして有する。
基地局A1は、無線通信インタフェース及び有線通信インタフェース間で、宛先に応じて通信フレームを転送する。基地局A1は、フレームの転送可否を示す転送テーブルT1を有している。転送テーブルT1は、動的に登録又は削除がなされる。例えば、転送テーブルT1に端末10が登録されると、基地局A1は、端末10が送受信するフレームを転送する。
基地局A2は、基地局A1と同様の構成を有する基地局装置である。ただし、IPアドレス及びMACアドレスなど、ネットワーク内で装置に固有であるべき情報については、基地局A1と基地局A2とで異なる情報が設定されている。基地局A2は、フレームの転送可否を示す転送テーブルT2を有している。
また、基地局A2は、基地局A1の無線通信エリアと異なる無線通信エリアを有する。なお、基地局A2の無線通信エリアが、基地局A1の無線通信エリアと一部重なってもよい。
スイッチングハブ30は、基地局A1及びA2、及び、通信装置20を通信可能に接続するレイヤ2スイッチ又はレイヤ3スイッチである。スイッチングハブ30は、有線通信インタフェースを複数有しており、複数の有線通信インタフェースによって、基地局A1及びA2、及び、通信装置20それぞれと通信可能に接続されている。
通信装置20は、スイッチングハブ30、及び、基地局A1又はA2を介して端末10と通信する通信装置である。通信装置20は、有線通信インタフェースを備えており、有線通信インタフェースによりスイッチングハブ30に通信可能に接続されている。
なお、通信システム1において、基地局A1及びA2と通信装置20とが有線ネットワークにより接続される構成を例として説明するが、これらが無線ネットワークにより接続されてもよい。その場合、スイッチングハブ30の代わりに基地局装置が用いられる。
通信システム1において、端末10は、基地局A1及びA2の通信可能エリア内を移動しながら、基地局A1及びA2のいずれか一方と通信可能に接続し得る。ここで、端末10が基地局A1及びA2の一方から他方へ接続切り替え(つまりローミング)をした後に、何も通信を行わないとすれば、切替後の基地局の転送テーブルの更新がなされない。この状態では、切替後の基地局によるフレームの転送がなされないので、端末10は、通信装置20との間で通信できない状況が生じ得る。
そこで、端末10は、以降で説明する所定の通信を行うことで、ローミング後に基地局等による通信フレームの転送を適切に行わせる。なお、以降において、端末10が基地局A1に接続している状態から、基地局A1との接続を切断して基地局A2との接続を確立するときの動作を想定して説明する。
図2は、本実施の形態に係る端末10のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示されるように、端末10は、CPU(Central Processing Unit)11と、メインメモリ12と、WNIC(Wireless Network Interface Card)13と、ストレージ14とを備える。上記各構成要素は、端末10内部のバスにより相互に接続されている。
CPU11は、メインメモリ12又はストレージ14に格納された制御プログラムを実行するプロセッサである。端末10が実行する処理は、CPU11が制御プログラムを実行することで実現され得る。
メインメモリ12は、CPU11が制御プログラムを実行するときに使用するワークエリアとして用いられる揮発性の記憶領域である。
WNIC13は、基地局A1又はA2と無線通信リンクを確立し得る無線通信インタフェースである。なお、WNIC13は、基地局A1又はA2の無線通信インタフェースの通信規格に適合する通信規格のインタフェースである。
ストレージ14は、CPU11が実行するプログラム、及び、各種データを記憶している不揮発性の記憶装置である。なお、ストレージ14は、例えばHDD(Hard Disk Drive)、又は、SSD(Solid State Drive)等である。
図3は、本実施の形態に係る端末10の機能構成を示すブロック図である。
図3に示されるように、端末10は、確立部21と、送信部22とを備える。
確立部21は、基地局A1又はA2との間で無線の通信リンクを確立する処理部である。具体的には、確立部21は、WNIC13が受信するビーコンによって端末10の無線通信可能範囲にある基地局の識別子(BSSID等)、及び、当該基地局からの電波の受信強度を取得する。そして、確立部21は、ビーコンの送信元である基地局のうちから一の基地局を選択し、選択した基地局との間で通信リンクを確立する。基地局の選択方法は、任意の方法を取り得るが、例えば、受信強度が最大であるビーコンの送信元である基地局を選択し得る。端末10が基地局A1から基地局A2にローミングするとき、確立部21は、基地局A1と確立していた通信リンクを切断し、その後、基地局A2と通信リンクを確立する。確立部21は、WNIC13等により実現される。
送信部22は、基地局A2の転送テーブルT2を更新させるためのフレームを送信する処理部である。具体的には、送信部22は、確立部21が基地局A2との間で通信リンクを確立したことを契機として、基地局A2の転送テーブルT2を更新させるように、端末10のIPアドレスおよびMACアドレスを含むフレームをブロードキャスト送信する。送信部22がブロードキャスト送信した上記フレームは、基地局A2により受信され、基地局A2に接続されたスイッチングハブ30にも転送される。送信部22は、CPU11、メインメモリ12及びWNIC13等により実現される。
送信部22は、上記フレームを送信するに際し、確立部21が基地局A2との間で通信リンクを確立したことを契機として上記フレームを生成する。送信部22が生成するフレームは、より具体的には、送信元IPアドレスフィールドとターゲットIPアドレスフィールドとの両方に、端末10のIPアドレスが設定されたARP(Address Resolution Protocol)フレーム、いわゆるGARP(Gratuitous ARP)フレームとしてもよい。GARPフレームは、従来、IPアドレスの重複確認等のために用いられているフレームである。以降では、送信部22が、端末10のIPアドレスおよびMACアドレスを含むフレームとして、GARPフレームを用いる場合を例として説明する。
そして、送信部22は、上記フレームを生成した後、生成したフレームをブロードキャスト送信する。これによって、送信部22は、基地局A2の転送テーブルT2に端末10のIPアドレス及びMACアドレスを登録させ、端末10が送信又は受信するフレームを基地局A2に転送させる機能を有する。
上記のように、送信部22は、端末10が送信すべきデータフレームを保有しているか否かに関わらず、GARPフレームを送信するといえる。より具体的には、送信部22は、端末10が通信装置20等に送信すべきフレームを保有している場合であっても、保有していない場合であっても、GARPフレームを送信する。このように端末10が送信するGARPフレームは、従来のARP解決のためのARPフレームとは異なるものである。
なお、送信部22は、端末10が送信するデータフレームを基地局A2が転送禁止することを解除させるように、GARPフレームを送信するということもできる。上記のとおり、基地局A2は、転送テーブルT2に登録されていないIPアドレス及びMACアドレスを有するフレームを転送することを禁止しており、端末10が送信したGARPフレームを受信したことを契機として、受信したGARPフレームに含まれるIPアドレス及びMACアドレスを転送テーブルT2に登録することで、転送テーブルT2を更新する。送信部22が送信するGARPフレームは、その後に端末10が送信するデータフレームを基地局A2が転送禁止することを解除させる機能を有するといえる。
図4は、基地局A2が有する転送テーブルT2を示す説明図である。なお、基地局A1が有する転送テーブルT1も、転送テーブルT2と同様のものである。
転送テーブルT2は、基地局A2によるフレームの転送可否を示すテーブルであり、MACアドレスとIPアドレスとのペアを示すテーブルである。基地局A2は、通信装置20又は端末10からフレームを受信したとき、受信したフレームの送信元IPアドレス及び送信元MACアドレスのペア、又は、宛先IPアドレス及び宛先MACアドレスのペアが、転送テーブルT2に登録されているか否かを判断し、登録されている場合に、その宛先に向けて当該フレームを転送する。登録されていない場合には、当該フレームを破棄する(つまり、転送することを禁止する)。このようにして、基地局A2は、転送テーブルT2を用いてフレームの転送可否を制御する。
なお、端末10のMACアドレスを「MACアドレス(10)」と表記し、端末10のIPアドレスを「IPアドレス(10)」と表記する。以降でも同様とする。
図5は、本実施の形態に係る送信部22が生成するGARPフレームの説明図である。
図5に示されるように、送信部22が生成するGARPフレームは、MACヘッダ50と、ARPパケット51とを含む。
MACヘッダ50は、宛先MACアドレスと送信元MACアドレスとを含む。これらは従来のMACフレームにおけるものと同じである。
ARPパケット51は、送信元MACアドレスフィールド52と、送信元IPアドレスフィールド53と、ターゲットMACアドレスフィールド54と、ターゲットIPアドレスフィールド55とを含む。
送信元MACアドレスフィールド52には、端末10のMACアドレスが記載されている。
送信元IPアドレスフィールド53は、端末10のIPアドレスが記載されている。
ターゲットMACアドレスフィールド54は、オールゼロのMACアドレスが記載されている。ターゲットMACアドレスフィールド54には、どのようなMACアドレスが記載されていてもよい。
ターゲットIPアドレスフィールド55には、端末10のIPアドレスが記載されている。
このように、GARPフレームは、送信元IPアドレスフィールド53と、ターゲットIPアドレスフィールド55との両方に、端末10のIPアドレスが設定されている。基地局A2は、GARPフレームを受信すると、受信したGARPフレームの送信元MACアドレスフィールド52に記載されたMACアドレスと、送信元IPアドレスフィールド53に記載されたIPアドレスとをペアとして転送テーブルT2に登録する。
図6は、本実施の形態に係る端末10及び基地局A2などの通信シーケンスを示すシーケンス図である。
ステップS101において、端末10の確立部21は、基地局A2との間で通信リンクを確立する。同時に、基地局A2が端末10(確立部21)との間で通信リンクを確立する(ステップS111)。通信リンクの確立は、具体的には、端末10と基地局A2との間で、認証要求及び認証応答、並びに、接続要求及び接続応答のやりとりにより行われる。
なお、この時点では、基地局A2の転送テーブルT2には、端末10のIPアドレス及びMACアドレスの登録がない。そのため、基地局A2は、仮に端末10からデータフレームを受信しても、受信したフレームを転送しない(つまり、転送することを禁止する)。
ステップS102において、送信部22は、ステップS101の確立部21による通信リンクの確立を契機として、GARPフレームを生成する。
ステップS103において、送信部22は、ステップS102で生成したGARPフレームをブロードキャスト送信する。送信されたGARPフレームは、基地局A2により受信される。
ステップS112において、基地局A2は、ステップS103で端末10が送信したGARPフレームを受信したら、転送テーブルT2を更新する。具体的には、基地局A2は、受信したGARPフレームに含まれる送信元MACアドレスフィールド52に設定された端末10のIPアドレスと、送信元IPアドレスフィールド53に設定された端末10のMACアドレスとをペアにして転送テーブルT2に登録することで、転送テーブルT2を更新する。
この更新によって転送テーブルT2に端末10のMACアドレスとIPアドレスとが登録されたので、この後に基地局A2が端末10からデータフレームを受信した場合、基地局A2は、受信したデータフレームを転送する。
ステップS104において、端末10は、通信装置20宛てのデータフレームを送信する。送信されたデータフレームは、基地局A2により受信される。
ステップS113において、基地局A2は、ステップS104で端末10が送信したデータフレームを受信したら、受信したデータフレームの送信元MACアドレスと、送信元IPアドレスとのペアが転送テーブルT2に登録されているか否かを判定する。ここで、ステップS112で転送テーブルT2に端末10のMACアドレスとIPアドレスが登録されたことから、基地局A2は、上記ペアが転送テーブルT2に登録されていると判定する。そして、基地局A2は、上記判定結果に基づいて、ステップS104で端末10が送信したデータフレームをスイッチングハブ30及び通信装置20に向けて送信(つまり転送)する。送信されたデータフレームは、通信装置20により受信される。なお、この時点において、通信装置20から端末10へ向かうデータフレームも、スイッチングハブ30を経由して基地局A2により転送される。つまり、端末10と通信装置20との双方向の通信が基地局A2による転送によって可能となる。
このようにして、端末10が基地局A2との通信確立をしてから、GARPフレームによる基地局A2の転送テーブルT2の更新を経て、端末10が送受信するフレームの基地局A2による転送が可能となる。
なお、端末10が新規に基地局A2に接続する状況では、端末10は、基地局A2との通信リンクの確立後に、通信装置20としての制御装置との間でデータフレームの送受信を行うことが一般的である。端末10が、ウェブサイトの閲覧やEメールの送受信等に用いられる一般的なPCである場合には、端末10が各種ブロードキャストデータを定期的又は不定期に送信することで、基地局A2の転送テーブルT2が更新され得る。しかしながら、端末10が、上記一般的なPCでないコンピュータ(例えば組み込み系制御系機器)である場合には、限られたネットワーク環境で使用されることを想定して制御通信で使用する以外のフレームの送信、特にブロードキャスト送信を行わないようにすることがある。このとき、ネットワーク帯域を必要時以外に占有しないように、ARP解決を目的とした定期的なARPフレームの送信はなされず、その結果、基地局A2の転送テーブルT2の更新がなされない状況が維持されてしまう。そこで、本実施の形態のように基地局A2にローミングしたことを契機として端末10が、基地局A2の転送テーブルT2を更新させる目的でGARPフレームを送信することで、基地局A2の転送テーブルT2を更新させるものである。
なお、上記のような転送テーブルを用いたフレーム転送の可否制御は、基地局A2だけでなく、スイッチングハブ30によっても行われることもある。
例えば、スイッチングハブ30は、種類又は設定によって、上記の基地局A2と同様、転送テーブルに登録されていない端末へのフレームの転送を拒否することがある。また、転送テーブルは、端末からの通信が所定時間実行されないと自動的にリセット(クリア)される。
本実施の形態で説明したように、端末10がGARPフレームを送信すれば、送信されたGARPフレームが基地局A2により転送され、スイッチングハブ30もGARPフレームを受信する。これにより、スイッチングハブ30も転送テーブルを更新することができ、スイッチングハブ30による適切なフレーム転送の可否制御が行われるようになる。
なお、上記において、ARPフレームのブロードキャスト送信が用いられる理由の1つは、ブロードキャスト送信されたARPフレームは、一般に、ブロードキャストドメイン内で遮られず、ブロードキャストドメイン内の任意の装置に到達し得るからである。言い換えれば、端末10は、ARPフレームのブロードキャスト送信を用いることで、端末10が属するブロードキャストドメイン内にある複数のネットワーク装置(基地局、スイッチングハブ又はルータ等)の転送テーブルを更新することができる利点がある。
このように、GARPフレームは、従来IPアドレスの重複確認等のために用いられるものである。そして、本実施の形態で示したように、端末10が送信するGARPフレームは、端末10が属するブロードキャストドメイン内のネットワーク装置が転送可否判断に用いる転送テーブルを更新する、という新たな用途への使用に適することが見出されたと言える。
以上のように、本実施の形態の端末装置(端末10)は、自装置のIPアドレス及びMACアドレスを含むフレームをブロードキャスト送信して基地局に受信させる。基地局は、受信したフレームに含まれるIPアドレス及びMACアドレスを用いて転送可否の判断に用いる転送テーブルの更新を行うことができる。これにより、端末装置は、その後に自装置が送信するデータフレームを基地局に転送させることができる。よって、端末装置は、ローミング後に基地局等による通信フレームの転送を適切に行わせることができる。
また、端末装置は、ARP(Address Resolution Protocol)フレーム、より具体的には、送信元IPアドレスフィールドとターゲットIPアドレスフィールドとの両方に端末装置自身のIPアドレスが設定されたGARP(Gratuitous ARP)フレームを用いて、ローミング後に基地局等による通信フレームの転送を適切に行わせることができる。
また、端末装置は、他の通信装置宛てに送信すべきデータフレームを保有していない場合であっても、自装置のIPアドレス及びMACアドレスを含むフレームを送信する。これにより、その後に自装置がデータフレームを送信すべきときが到来したときに、そのフレームを基地局に転送させることができる。
また、端末装置は、自装置のIPアドレス及びMACアドレスを含むフレームを送信することによって、端末装置が送信するデータフレームを基地局が転送禁止することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態において、ローミング後に基地局等による通信フレームの転送を適切に行わせる端末装置などにおける、通信量を抑制する技術について説明する。本実施の形態では、端末装置が所定の複数の位置に順次移動する状況を想定する。具体的には、端末装置は、最初に基地局A2の無線通信可能エリア内に位置しており、基地局A2と通信リンクを確立している。次に、基地局A1の無線通信可能エリア内に端末装置が移動したことによって、基地局A2との通信リンクを切断し、基地局A1との通信リンクを確立する。その後さらに端末装置が基地局A2の無線通信可能エリア内に移動したことによって、基地局A1との通信リンクを切断し、基地局A2との通信リンクを確立する、という状況を想定する。この状況において、端末装置は、最初、基地局A2に接続した状態にあり、その後、基地局A1に接続し、その後さらに基地局A2に接続する。
なお、本実施の形態の構成要素のうち、実施の形態1におけるものと同じものについては、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施の形態に係る通信システムは、実施の形態1における通信システム1と同様であるので詳細な説明を省略する。また、本実施の形態に係る端末10Aのハードウェア構成は、実施の形態1の端末10と同じであるので詳細な説明を省略する。
図7は、実施の形態2に係る端末10Aの機能構成を示すブロック図である。図8は、本実施の形態に係る送信部22Aが管理する送信履歴テーブル23の説明図である。
端末10Aは、確立部21と、送信部22Aとを備える。確立部21は、実施の形態1におけるものと同じである。
送信部22Aは、実施の形態1の送信部22の機能に加えて、GARPフレームの送信を禁止する機能を有する。具体的には、送信部22Aは、GARPフレームを送信した後に、確立部21が通信リンクを切断した場合、上記GARPフレームを送信してから所定時間以内に確立部21が基地局A2と新たに通信リンクを確立したときには、GARPフレームを送信することを禁止する。なお、上記GARPフレームは、より一般的には、端末10AのIPアドレスおよびMACアドレスを含むフレームである。なお、所定時間は、基地局A2が転送テーブルをリフレッシュする時間(以降、リフレッシュ時間ともいう)より小さい時間とすればよく、例えば、5分又は10分程度とすることができる。
送信部22Aは、GARPフレームの送信を行うか、又は、禁止するかを制御するために送信履歴テーブル23を有する(図8参照)。
図8に示されるように、送信履歴テーブル23は、宛先基地局と送信時刻とを対応付けて管理しているテーブルである。
宛先基地局は、送信部22Aが送信したGARPフレームの宛先となった基地局の識別子を示している。基地局の識別子として、基地局を一意に識別できる任意の情報を用いることができ、例えばIPアドレス又はMACアドレスを採用し得る。
送信時刻は、宛先基地局にGARPフレームを送信した時刻を示している。
図8に示される例では、送信部22Aが、時刻「2016年1月1日1時1分1秒」に、基地局A2に向けてGARPフレームを送信したことが示されている。
以上のように構成された端末10Aの動作について説明する。
図9は、本実施の形態に係る送信部22AによるGARPフレームの送信制御処理を示すフロー図である。
ステップS201において、確立部21は、基地局A2との間で通信リンクを確立する。
ステップS202において、送信部22Aは、ステップS201で通信リンクを確立した相手である基地局A2が送信履歴テーブル23に登録されているか否かを判定する。基地局A2が送信履歴テーブル23に登録されていると判定した場合(ステップS202でYes)には、ステップS203に進み、そうでない場合(ステップS202でNo)には、ステップS211に進む。
ステップS203において、送信部22Aは、送信履歴テーブル23を参照して、前回に基地局A2にGARPフレームを送信してから所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間が経過したと判定した場合(ステップS203でYes)には、ステップS211に進み、そうでない場合(ステップS203でNo)には、ステップS204に進む。
ステップS204において、送信部22Aは、GARPフレームの送信を禁止する。ステップS204を終えたら、本フロー図に示される一連の処理を終了する。
ステップS211において、送信部22Aは、ステップS201で通信リンクを確立した相手である基地局A2に対して、GARPフレームを送信する。
ステップS212において、送信部22Aは、ステップS211で送信したGARPフレームの宛先である基地局A2と、その送信時刻とを、送信履歴テーブル23に登録する。ステップS212を終えたら、本フロー図に示される一連の処理を終了する。
以上の一連の処理により、端末10Aが基地局A2と通信リンクをしたときであっても、過去の所定時間内に基地局A2にGARPフレームを送信していた場合には、GARPフレームの送信を禁止する。この場合には、基地局A2の転送テーブルT2に端末10AのIPアドレス及びMACアドレスが登録されており、GARPフレームによる転送テーブルT2への登録が必須でないからである。このように、GARPフレームの送信が禁止されることで、端末10Aは、通信量を抑制することができる。
図10は、本実施の形態に係る端末10A及び基地局A2などの通信シーケンスを示すシーケンス図である。
図10に示されるステップS101〜S103、及び、ステップS111〜S112は、図6における同名のステップと同じである。
ステップS301において、端末10Aは、基地局A2との通信リンクを切断する。同時に、基地局A2が端末10A(確立部21)との通信リンクを切断する(ステップS311)。
ステップS302において、端末10Aは、基地局A2との新たな通信リンクを確立する(図9のステップS201に相当)。このとき、基地局A2が端末10A(確立部21)との間で通信リンクを確立する(ステップS312)。ここで、ステップS103でGARPフレームを送信してから、ステップS302で通信リンクを確立するまでの時間Tが、基地局A2の所定時間以上である場合について以降で説明する。
ステップS303において、端末10Aは、GARPフレームの送信を禁止する(図9のステップS204に相当)。
ステップS304において、端末10Aは、通信装置20宛てのデータフレームを送信する。送信されたデータフレームは、基地局A2により受信される。
ステップS313において、基地局A2は、ステップS304で端末10Aが送信したデータフレームを受信したら、受信したデータフレームの送信元MACアドレスと、送信元IPアドレスとのペアが転送テーブルT2に登録されているか否かを判定する。ここで、ステップS112で転送テーブルT2に端末10AのMACアドレスとIPアドレスが登録された状態を維持していることから、基地局A2は、上記ペアが転送テーブルに登録されていると判定する。そして、基地局A2は、上記判定結果に基づいて、ステップS304で端末10Aが送信したデータフレームを通信装置20に向けて送信(つまり転送)する。送信されたデータフレームは、通信装置20により受信される。
このようにして、端末10Aが基地局A2との通信リンクを確立後に切断した場合、新たな通信リンク確立後にGARPフレームを送信することなく、端末10Aが送受信するフレームの基地局A2による転送が可能となる。
なお、一般に基地局A2の転送テーブルT2に端末10AのIPアドレス及びMACアドレスが登録された状態において、端末10AがGARPフレームを送信すると転送テーブルT2が更新される効果があるが、この更新は、基地局A2によるフレーム転送に必須というわけではない。つまり、上記状態では、新たな通信リンクの確立のときにGARPフレームを送信する必要はない。必要のないGARPフレームを送信するとすれば、ネットワークの通信量の増大、他の通信の遅延の増大という問題の要因となり得る。そこで、送信部22Aは、上記の場合に、GARPフレームの送信を禁止する。これにより、通信量の増大、遅延の増大を未然に回避する効果がある。
以上のように、本実施の形態の端末装置(端末10A)は、基地局との新たな通信リンクを確立したときであっても、過去の所定時間内に基地局にフレームを送信していた場合には、当該フレームの送信を禁止する。この場合には、基地局の転送テーブルに端末装置のIPアドレス及びMACアドレスが登録されており、フレームによる転送テーブルへの登録が必須でないからである。このように、端末装置によるフレームの送信を禁止することで、端末装置が送信する通信量の増大を抑制し、ひいては、通信システム全体の通信量の増大を抑制することができる。
以上、本発明の端末などシステムについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
例えば、基地局によっては、接続可否テーブルの情報が一定期間でリセットされる仕様のものもある。こうした場合には、GARPフレームをリセット期間より短い間隔で定期的に送信する態様も考えられる。
本発明は、ローミング後に基地局等による通信フレームの転送を適切に行わせる端末装置などに利用可能である。具体的には、複数の基地局によってカバーされる領域を移動しながら、上記複数の基地局のいずれかと動的に通信リンクを確立して通信する無人走行車などに利用可能である。
1 通信システム
10、10A 端末
11 CPU
12 メインメモリ
13 WNIC
14 ストレージ
20 通信装置
21 確立部
22、22A 送信部
23 送信履歴テーブル
30 スイッチングハブ
50 MACヘッダ
51 ARPパケット
52 送信元MACアドレスフィールド
53 送信元IPアドレスフィールド
54 ターゲットMACアドレスフィールド
55 ターゲットIPアドレスフィールド
A1、A2 基地局
T1、T2 転送テーブル

Claims (7)

  1. フレームの転送可否を示す転送テーブルを有する基地局に接続される端末装置であって、
    前記基地局との間で無線の通信リンクを確立する確立部と、
    前記確立部が前記通信リンクを確立したことを契機として、前記転送テーブルを更新させるように、前記端末装置のIPアドレスおよびMACアドレスを含むフレームをブロードキャスト送信する送信部とを備える
    端末装置。
  2. 前記送信部は、
    前記フレームとして、送信元IPアドレスフィールドとターゲットIPアドレスフィールドとの両方に、前記端末装置のIPアドレスが設定されたARP(Address Resolution Protocol)フレームを送信する
    請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記送信部は、前記フレームを送信した後に、前記確立部が前記通信リンクを切断した場合、前記フレームを送信してから所定時間以内に前記確立部が前記基地局と新たに通信リンクを確立したときには、前記端末装置のIPアドレスおよびMACアドレスを含むフレームをブロードキャスト送信することを禁止する
    請求項1又は2に記載の端末装置。
  4. 前記送信部は、前記端末装置が送信すべきデータフレームを保有しているか否かに関わらず、前記フレームを送信する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の端末装置。
  5. 前記基地局は、
    前記転送テーブルに登録されていないIPアドレス及びMACアドレスを有するフレームを転送することを禁止し、
    前記端末装置が送信した前記フレームを受信したことを契機として、受信した前記フレームに含まれるIPアドレス及びMACアドレスを前記転送テーブルに登録することで、前記転送テーブルを更新し、
    前記送信部は、
    前記端末装置が送信するデータフレームを前記基地局が転送禁止することを解除させるように、前記フレームを送信する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の端末装置。
  6. フレームの転送可否を示す転送テーブルを有する基地局に接続される端末装置の制御方法であって、
    前記基地局との間で無線の通信リンクを確立する確立ステップと、
    前記確立ステップで前記通信リンクを確立したことを契機として、前記転送テーブルを更新させるように、前記端末装置のIPアドレスおよびMACアドレスを含むフレームをブロードキャスト送信する送信ステップとを含む
    制御方法。
  7. 請求項6に記載の制御方法をコンピュータにより実行させるためのプログラム。
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