JP2018107682A - 輝度信号生成装置、輝度信号生成方法、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 輝度信号の品位を向上させる。【解決手段】 輝度信号生成回路210は、有彩色判定信号Dcおよびエッジ判定信号Deに応じて、OG信号およびSWY信号の合成比率を決定し、決定した合成比率に従ってOG信号およびSWY信号を合成してベース輝度信号を生成する。また、輝度信号生成回路210は、赤色判定信号Dr、低周波判定信号Dl、およびエッジ判定信号Deに応じて、OG信号およびSWY信号の合成比率を決定し、決定した合成比率に従ってOG信号およびSWY信号を合成して高域用の輝度信号を生成する。【選択図】 図3

Description

本発明は、輝度信号生成装置、輝度信号生成方法、およびプログラムに関し、特に、撮像素子から出力される色信号から輝度信号を生成するために用いて好適なものである。
一般に、CCDイメージセンサまたはCMOSイメージセンサのように、光量を検出可能な撮像素子を用いてカラー画像を生成する際、色フィルタを透過させた光を撮像装置に入射させる。色フィルタには、色の種類および画素ごとに割り当てる色の配列などによって様々な種類が存在する。色の種類としては原色(赤、緑、青)または補色(シアン、マゼンタ、イエロー)が広く用いられる。色の配列についてはベイヤー配列が広く用いられている。
図16は、原色ベイヤー配列の1単位を示す図である。図16において、Rは赤色、G1およびG2は緑色、Bは青色であることを示す。実際には、図16に示す配列と同様の配列が撮像素子の画素数に応じて繰り返されることになる。
撮像素子から出力される色信号に応じて輝度信号を生成する手法として2つの方式が知られている。
第1の方式では、図16に示す原色ベイヤー配列の色フィルタを用いて輝度信号を作成する際、赤、緑、および青の各色の信号を独立して処理する。これをOut Of Green方式と言うこととする。Out Of Green方式は、緑(G)信号を中心として輝度信号を作成する方式である。例えば、緑信号を処理する場合、輝度信号生成装置は、撮像素子から出力される色信号をデジタル化したRAW信号のうち緑色に対応する画素以外の画素に0(ゼロ)挿入する。そして、輝度信号生成装置は、画素値として0(ゼロ)が挿入されたRAW信号に対して、垂直方向の帯域を制限するローパスフィルタ(V−LPF)処理および水平方向の帯域を制限するローパスフィルタ(H−LPF)処理を行う。輝度信号生成装置は、赤信号および青信号についても同様に処理をして、各画素に赤信号、緑信号、および青信号の全ての信号を持たせる。そして、輝度信号生成装置は、以上のようにして作成した緑信号、赤信号、および青信号から輝度Yを、例えば、次の式(1)を用いて求める。
Y=0.3R+0.59G+0.11B ・・・ (1)
さらに、輝度信号生成装置は、緑信号のみから高域強調信号を生成し、生成した高域強調信号を輝度Yに加算する(以下、OG信号と呼ぶ)。
尚、輝度信号生成装置は、各画素に赤信号、緑信号、および青信号の全ての信号を持たせる代わりに、ローパスフィルタ処理を施した緑信号を輝度信号Yとして用いるようにしてもよい。この場合は、OG信号は緑信号のみから生成される。
一方、第2の方式では、図16に示す原色ベイヤー配列の色フィルタを用いて輝度信号を生成する際、赤(R)、緑(G)、青(B)の全ての画素を用いて輝度信号を作成する。これをSWY方式と言うこととする。SWY方式では、撮像素子から出力される色信号をデジタル化したRAW信号を色で区別することなくそのまま輝度信号とみなす。
図17は、SWY方式によって得られる輝度信号の概念を示す図である。図17において、輝度Yに付加されたサフィックス(添字)は、画素の位置を示す。通常、サンプリングによるキャリアの発生を抑えるため、ナイキスト周波数において出力が0(ゼロ)となるローパスフィルタ(LPF)を水平方向および垂直方向に適用した結果をベース信号とする。例えば、LPFのフィルタ係数を水平方向および垂直方向とも[1 2 1]とすると、輝度信号生成装置は、Y22の画素に対応するLPFからの出力Y22を、次の式(2)で求めることができる。
Y22=(Y11+2×Y12+Y13+2×Y21+4×Y22+2×Y23+Y31+2×Y32+Y33)/16 ・・・(2)
さらに、ベース信号から高域強調信号を生成して、この高域強調信号に元のベース信号を加算すると、高域が補償された信号を得ることが可能である。(以下、SWY信号と呼ぶ)。
図18は、OG信号およびSWY信号において解像可能な空間周波数特性を示す図である。図18において、x軸は被写体の水平(H)方向の周波数空間を表し、y軸は垂直(V)方向の周波数空間を表す。図18では、原点から遠ざかるほど空間周波数が高いことを示す。
Out Of Green方式では、緑(G)信号を中心として輝度信号を生成する。このため、OG信号における、水平方向および垂直方向の解像可能な限界の空間周波数は、ナイキスト周波数(図18の軸上のπ/2)に等しい。しかしながら、斜め方向においては画素が存在しないラインが存在する。このため、OG信号における、斜め方向の解像可能な限界の空間周波数は、水平及び垂直方向に比べて低く、結果的に、図18に示す菱形領域1800の内部が、OG信号で解像可能な空間周波数となる。
一方、SWY方式では、全ての画素を用いて輝度信号を生成する。このため、被写体が無彩色の場合、図18に示す正方形領域1801が、SWY信号で解像可能な空間周波数となる。しかしながら、例えば、赤い被写体においては、赤色(R)に対応する画素以外からの画素からは輝度信号がほとんど出力されない。このため、赤い被写体の場合、無彩色の被写体に比べ、4分の1の範囲の正方形領域1802のみがSWY方式で解像可能な空間周波数となる。
このように、Out Of Green方式およびSWY方式ともに、解像可能な空間周波数について不利な点がある。
また、一般的に赤信号および青信号は、緑信号に対してホワイトバランス処理により高いゲインが乗算される。このため、赤信号および青信号では緑信号よりノイズ成分が強調される。従って、OG信号に比べ赤信号、青信号の構成比が高いSWY信号の方がノイズ成分による劣化が目立つ。そこで、特許文献1には、画像信号について低周波数領域である否かを判別し、低周波数領域である場合にはOG信号を用いる技術が開示されている。
特開2008−72377号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、低周波数領域として正方形領域1802よりも高い周波数領域が判別されるように設定した場合、赤信号、青信号で解像できない領域が含まれる。このため、赤信号、青信号に含まれる折り返し(モアレ)信号の影響を受ける。このため、輝度信号の品位が低下する虞がある。また、低周波数領域として正方形領域1802よりも低い周波数領域が判別されるように設定した場合、赤信号、青信号に含まれる折り返し(モアレ)信号の影響は軽減できる。しかしながら、この場合、緑信号で解像可能な示す菱形領域1800内で低周波数領域に含まれない領域がSWY信号に置き換えられ、この領域における輝度信号の品位がノイズによって低下する虞がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、輝度信号の品位を向上させることを目的とする。
本発明の輝度信号生成装置は、色フィルタと撮像素子とを有する撮像手段で撮像された画像信号であり、第1の色信号を含む複数の色信号で構成された画像信号に基づいて輝度信号を生成する輝度信号生成装置であって、前記画像信号における前記複数の色信号の色を区別して少なくとも前記第1の色信号を用いて第1の輝度信号を生成する第1の生成手段と、前記複数の色信号の色を区別せずに前記撮像素子の画素に入力された前記色信号を当該画素の輝度信号として第2の輝度信号を生成する第2の生成手段と、前記第1の輝度信号と前記第2の輝度信号との合成比率を、前記画像信号に基づく第1の情報に基づいて決定し、当該決定した合成比率と、前記第1の輝度信号および前記第2の輝度信号の少なくとも何れか一方とに基づいて第3の輝度信号を生成する第3の生成手段と、前記第1の輝度信号と前記第2の輝度信号との合成比率を、前記画像信号に基づく第2の情報に基づいて決定し、当該決定した合成比率と、前記第1の輝度信号および前記第2の輝度信号の少なくとも何れか一方とに基づいて前記第3の輝度信号よりも高周波の輝度信号である第4の輝度信号を生成する第4の生成手段と、を有し、前記第1の情報は、前記画像信号のエッジに関する情報を含み、前記第2の情報は、前記画像信号のエッジに関する情報と、前記画像信号の空間周波数に関する情報とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、輝度信号の品位を向上させることができる。
撮像装置の構成を示す図である。 画像処理部の構成を示す図である。 輝度信号生成回路の構成を示す図である。 有彩色判定部の処理を示すフローチャートである。 第1の彩度信号と有彩色判定信号との関係を示す図である。 赤色判定部の処理を示すフローチャートである。 第2の彩度信号と赤色判定信号との関係を示す図である。 エッジ領域判定部の構成を示す図である。 エッジ領域判定部の処理を示すフローチャートである。 エッジ判定信号とエッジ振幅信号との関係を示す図である。 低周波領域判定部の構成を示す図である。 低周波領域判定部の処理を示すフローチャートである。 低周波検出用信号と低周波判定信号との関係の一例を示す図である。 輝度信号合成処理部の処理を示すフローチャートである。 高域用輝度信号合成処理部の処理を示すフローチャートである。 原色ベイヤー配列の1単位を示す図である。 SWY方式によって得られた輝度信号Yの概念を示す図である。 OG信号およびSWY信号において解像可能な範囲を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。本実施形態では、輝度生成装置が撮像装置に適用される場合を例に挙げて説明する。
図1は、撮像装置100の構成の一例を示すブロック図である。
レンズ群101は、フォーカスレンズを含むズームレンズである。シャッター102は、絞り機能を備える。シャッター102は、システム制御部50の制御に応じて撮像部103に含まれる撮像素子を露光する。撮像部103は、CCDイメージセンサまたはCMOSイメージセンサなどの撮像素子を含む。撮像素子は、レンズ群101を通して得られる光学像を光電変換により電気信号に変換する。本実施形態では、撮像部103は、原色ベイヤー配列の色フィルタを備える。A/D変換部104は、撮像部103から読み出されたアナログ信号をデジタル信号に変換して画像処理部105に画像信号を出力する。
画像処理部105は、A/D変換部104から出力された画像信号またはメモリ制御部107から出力された画像信号に対して、所謂現像処理などの信号処理を行う信号処理回路を有する。画像処理部105は、ホワイトバランスの調整、輝度信号の生成、およびガンマ補正などの各種画像処理を行う。
画像メモリ106は、画像処理部105が各種画像処理を行う際に一時的に画像信号を記憶する。また、画像メモリ106は、記録媒体インターフェース(I/F)111を介して記録媒体112から読み込まれた画像信号や、表示部109に表示するための画像信号を記憶する。メモリ制御部107は、画像メモリ106の読み書きを制御する。D/A変換器108は、デジタル信号をアナログ信号に変換する。D/A変換器108は、例えば、画像メモリ106に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部109に出力する。
表示部109は、液晶ディスプレイなどの表示装置を有する。表示部109は、撮像装置100で撮像された画像、記録媒体112から読み出された画像、ライブビュー画像などを表示する。また、表示部109は、撮像装置100に対する操作をユーザが行うためのユーザインターフェースを表示する。コーデック部110は、画像信号を圧縮符号化・復号化する。コーデック部110は、画像メモリ106に記録された画像信号を例えばMPEGなどの規格に準拠した形式で符号化または復号化する。
記録媒体I/F111は、記録媒体112を、撮像装置100と機械的および電気的に接続する。記録媒体112は、例えば、半導体メモリカードやカード型ハードディスクなどの着脱可能な記録媒体である。システム制御部50は、CPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)を含む。システム制御部50は、不揮発性メモリ121に記憶されているプログラムをシステムメモリ122の作業領域に展開することにより実行して、撮像装置100全体の各機能を制御する。例えば、システム制御部50は、画像処理部105による処理の結果などに基づいて、露光制御および測距制御を行う。これにより、システム制御部50は、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、およびAWB(オートホワイトバランス)処理などを行う。
操作部120は、前述した表示部109で表示されるインターフェースとしてのタッチパネルと、ボタンおよびスイッチとを含む。操作部120は、操作部120に対するユーザによる操作の内容をシステム制御部50に通知する。不揮発性メモリ121は、補助記憶装置として、プログラムやパラメータなどを格納する不揮発性の半導体メモリを有する。具体的に不揮発性メモリ121は、例えば、EEPROMを有する。システムメモリ122は、主記憶装置であり、不揮発性メモリ121から読み出されたプログラムなどを展開する他、システム制御部50の動作用の定数、変数を記憶する。
図2は、画像処理部105の構成の一例を示すブロック図である。
画像信号生成回路201は、A/D変換部104から出力された画像信号を入力する。本実施形態では、画像信号は、原色ベイヤー配列で構成されたRGBの画像信号であるものとする。
WB回路202は、画像信号生成回路201により出力された画像信号の情報に基づいてWB補正値を算出する。WB回路202は、算出したWB補正値を用いて、画像信号のホワイトバランスを補正する。
色変換マトリックス(MTX)回路203は、WB回路202でホワイトバランスが補正された画像信号が最適な色で再現されるように、当該画像信号に色ゲインを乗じ、当該画像信号を2つの色差信号に変換する。
ローパスフィルタ(LPF)回路204は、色差信号の帯域を制限する。CSUP(Chroma Suppress)回路205は、LPF回路204で帯域制限された色差信号の飽和部分の偽色信号を抑圧する。
WB回路202でホワイトバランスが補正された画像信号は輝度信号生成回路210にも供給される。輝度信号生成回路210は、WB回路202でホワイトバランスが補正された画像信号に基づいて輝度信号を生成する。また、輝度信号生成回路210は、エッジ強調処理を適用した輝度信号を生成する。
CSUP回路205から出力される色差信号と、輝度信号生成回路210から出力される輝度信号は、RGB変換回路206にてRGB信号に変換される。
ガンマ(γ)補正回路207は、RGB信号に対し、予め定められたガンマ特性に従ったガンマ補正(階調補正)を行う。ガンマ補正されたRGB信号は、色輝度変換回路208によってYUV信号に変換された後、JPEG圧縮回路209にて圧縮符号化され、画像メモリ106などに画像データファイルとして記録される。
図3は、輝度信号生成回路210の構成の一例を示す図である。尚、以下の説明では、WB回路202でホワイトバランスが補正された画像信号を必要に応じてRAW信号と称する。
RAW信号300は、OG信号生成部302、SWY信号生成部303、有彩色判定部304、赤色判定部305、エッジ領域判定部306、低周波領域判定部307へそれぞれ入力される。
OG信号生成部302は、RAW信号300からOG信号を生成する。OG信号は、輝度信号合成処理部308、高域用輝度信号合成処理部309へそれぞれ入力される。輝度信号合成処理部308へ入力されるOG信号は、緑信号、赤信号、および青信号から式(1)を用いて求めた輝度信号とし、高域用輝度信号合成処理部309へ入力されるOG信号は、緑信号のみから生成した輝度信号とする。必ずしもこのようにする必要はないが、このようにすれば、高域用輝度信号合成処理部309による処理で折り返し(モアレ)信号が強調されることを抑制することができるので好ましい。
本実施形態では、例えば、RAW信号300を用いることにより、第1の色信号を含む複数の色信号で構成された画像信号の一例が実現される。また、例えば、OG信号生成部302を用いることにより、第1の生成手段の一例が実現される。また、例えば、OG信号を用いることにより、第1の輝度信号の一例が実現される。また、例えば、緑信号を用いることにより、第1の色信号が実現される。
SWY信号生成部303は、RAW信号300からSWY信号を生成する。SWY信号は、輝度信号合成処理部308、高域用輝度信号合成処理部309へそれぞれ入力される。
本実施形態では、SWY信号生成部303を用いることにより、第2の生成手段の一例が実現される。また、例えば、SWY信号を用いることにより、第2の輝度信号の一例が実現される。
有彩色判定部304は、RAW信号300に基づいて被写体が有彩色であるか否かを判定する。ここで、有彩色判定部304における処理の一例について、図4のフローチャートを用いて説明する。尚、図6のフローチャートは、画素ごとに実行される。まず、有彩色判定部304は、RAW信号300から次の式(3)〜式(6)に従って第1の彩度信号C1を算出する(ステップS401)。尚、R、G、Bは、それぞれ、赤信号、緑信号、青信号の値である。
C1=|Cr|+|Cb| ・・・(3)
Y=0.3R+0.59G+0.11B ・・・(4)
Cr=0.713(R−Y) ・・・(5)
Cb=0.564(B−Y) ・・・(6)
次に、有彩色判定部304は、第1の彩度信号C1が閾値Th1未満であるか否かを判定する(ステップS402)。この判定の結果、第1の彩度信号C1が閾値Th1未満である場合(ステップS402でYESの場合)、有彩色判定部304は、処理対象の画素が無彩色であると判定する。この場合、有彩色判定部304は、有彩色判定信号Dcとして1.0を設定する(ステップS403)。一方、第1の彩度信号C1が閾値Th1以上である場合(ステップS402でNOの場合)、有彩色判定部304は、第1の彩度信号C1が閾値Th2を上回るか否かを判定する(ステップS404)。尚、閾値Th2は閾値Th1を上回る値である。この判定の結果、第1の彩度信号C1が閾値Th2を上回る場合(ステップS404でYESの場合)、有彩色判定部304は、有彩色判定信号Dcとして0.0を設定する(ステップS405)。
一方、第1の彩度信号C1が閾値Th1および閾値Th2の間にある場合(ステップS404でNOの場合)、有彩色判定部304は、有彩色判定信号Dcとして、0.0〜1.0の間の数値を設定する(ステップS406)。具体的に有彩色判定部304は、第1の彩度信号C1の閾値Th1およびTh2からの距離に応じて線形的に有彩色判定信号Dcが0.0〜1.0の間の数値をとるようにする。図5は、第1の彩度信号C1と有彩色判定信号Dcとの関係の一例を示す図である。第1の彩度信号C1が閾値Th1、Th2の間にある場合、有彩色判定信号Dcは、図5に示す斜め方向の直線における、第1の彩度信号C1に対応する値になる。図5に示すように、この直線は、有彩色判定信号Dcが1.0であり且つ第1の彩度信号C1が閾値Th1であるときの点と、有彩色判定信号Dcが0.0であり且つ第1の彩度信号C1が閾値Th2であるときの点とを結ぶ直線である。
尚、有彩色判定部304は、有彩色であるか否かを判定する領域を調整してもよい。例えば、有彩色判定部304は、第1の彩度信号C1に対して、例えば3×3の最大値フィルタを適用して、有彩色であるか否かを判定する領域の敏感度を下げることができる。尚、最大値フィルタに代えて例えばローパスフィルタを用いて敏感度を下げるようにしてもよい。また、有彩色判定部304は、第1の彩度信号C1を明るさで正規化して暗い部分も検出されるようにしてもよい。明るさでの正規化は、例えば、第1の彩度信号C1(彩度)を輝度Yで除算することで行うことができる。
有彩色判定部304から出力される有彩色度判定信号Dcは、輝度信号合成処理部308に入力される。
本実施形態では、例えば、有彩色判定部304を用いることにより第1の導出手段の一例が実現される。また、本実施形態では、例えば、有彩色度判定信号Dcを用いることにより、画像信号に基づく第1の情報の一例が実現される。本実施形態では、有彩色度判定信号Dcは、画像信号における第1の色に関する情報の一例でもある。また、本実施形態では、有彩色度判定信号Dcは、画像信号における色が有彩色であることと、画像信号における色が無彩色であることと、画像信号における色の、無彩色に対する近さの程度との何れかを示す情報の一例でもある。
図3の説明に戻り、赤色判定部305は、RAW信号300に基づいて被写体が赤色であるか否かを判定する。ここで、赤色判定部305における処理の一例について、図6のフローチャートを用いて説明する。尚、図6のフローチャートは、画素ごとに実行される。まず、赤色判定部305は、RAW信号300から次の式(7)〜式(9)に従って第2の彩度信号C2を算出する(ステップS601)。尚、max(Cr,0)は、Crと0(ゼロ)のうち大きい方を採用することを示す。
C2=max(Cr,0) ・・・(7)
Y=0.3R+0.59G+0.11B ・・・(8)
Cr=0.713(R−Y) ・・・(9)
次に、赤色判定部305は、第2の彩度信号C2が閾値Th3未満であるか否かを判定する(ステップS602)。この判定の結果、第2の彩度信号C2が閾値Th3未満である場合(ステップS602でYESの場合)、赤色判定部305は、処理対象の画素の値が赤色を示すものではないと判定する。この場合、赤色判定部305は、赤色判定信号Drとして1.0を設定する(ステップS603)。一方、第2の彩度信号C2が閾値Th3以上である場合(ステップS602でNOの場合)、赤色判定部305は、第2の彩度信号C2が閾値Th4を上回るか否かを判定する(ステップS604)。尚、閾値Th4は閾値Th3を上回る値である。この判定の結果、第2の彩度信号C2が閾値Th4を上回る場合(ステップS604でYESの場合)、赤色判定部305は、赤色判定信号Drとして0.0を設定する(ステップS605)。
一方、第2の彩度信号C2が閾値Th3および閾値Th4の間にある場合(ステップS604でNOの場合)、赤色判定部305は、赤色判定信号Drとして、0.0〜1.0の間の数値を設定する(ステップS606)。具体的に赤色判定部305は、第2の彩度信号C2の閾値Th3およびTh4からの距離に応じて線形的に赤色判定信号Drが0.0〜1.0の間の数値をとるようにする。図7は、第2の彩度信号C2と赤色判定信号Drとの関係の一例を示す図である。
尚、赤色判定部305でも、有彩色判定部304と同様に、赤色であるか否かを判定する領域を調整してもよい。例えば、赤色判定部305は、第2の彩度信号C2に対して、3×3の最大値フィルタを適用して赤色であるか否かを判定する領域の敏感度を下げたり、第2の彩度信号C2を明るさで正規化して暗い部分も検出したりしてもよい。
さらに、赤色判定部305は、RAW信号300から次の式(10)〜式(13)に従って第2の彩度信号C2を算出してもよい。
C2=max(Cr,0)+max(Cb,0) ・・・(10)
Y=0.3R+0.59G+0.11B ・・・(11)
Cr=0.713(R−Y) ・・・(12)
Cb=0.564(B−Y) ・・・(13)
式(10)〜式(13)に従って第2の彩度信号C2を算出することで、赤色の被写体だけでなく、青色の被写体も判定することが可能となる。このようにすれば原色フィルタにおいて青色に対応する画素以外の画素からは輝度信号がほとんど出力さない青色の被写体も判定することが可能となる。また、被写体が赤色であるか青色の何れであるかを判定してもよい。色フィルタの分光感度特性に応じて、被写体が赤色であるか否かを判定することと、被写体が青色であるか否かを判定することとの何れかを選択してもよい。
赤色判定部305から出力される赤色判定信号Drは、高域用輝度信号合成処理部309へ入力される。
本実施形態では、赤色判定部305を用いることにより第2の導出手段の一例が実現される。また、本実施形態では、例えば、赤色判定信号Drを用いることにより、画像信号に基づく第2の情報として第1の情報と少なくとも一部が異なる情報の一例が実現される。本実施形態では、赤色判定信号Drは、画像信号における第2の色に関する情報の一例でもある。また、赤色判定信号Drは、画像信号における色が、第2の色信号の色であることと、画像信号における色が、第2の色信号の色とは異なる色であることと、画像信号における色の、第2の色信号の色に対する近さの程度との何れかを示す情報の一例でもある。
図3の説明に戻り、エッジ領域判定部306は、RAW信号300に基づいて、被写体がエッジ領域を有するか否かを判定する。エッジ領域判定部306は、RAW信号300から、SWY信号、OG信号に対応する信号を生成し、当該信号に対し、バンドパスフィルタ等のエッジを検出するフィルタを適用することでエッジ領域を検出することが可能である。ここで、本実施形態では、フィルタ処理後の画像信号におけるオーバーシュートおよびアンダーシュートの振幅を用いてエッジの程度を評価する場合を例に挙げて説明する。図8は、エッジ領域判定部306の構成の一例を示すブロック図である。図9は、エッジ領域判定部306の処理の一例を説明するフローチャートである。尚、図9のフローチャートは、画素ごとに実行される。
垂直方向のローパスフィルタ(V−LPF)800は、RAW信号300に対してフィルタ処理を行い、RAW信号300の垂直方向の高周波の周波数帯域を制限する(ステップS901)。次に、水平方向のローパスフィルタ(H−LPF)801は、ステップS901で垂直方向の高周波の周波数帯域が制限されたRAW信号に対してフィルタ処理を行い、当該RAW信号の水平方向の高周波の周波数帯域を制限する(ステップS902)。水平方向のローパスフィルタ(H−LPF)801から出力される信号は、SWY信号と同様に正方形領域1801が解像可能な空間周波数の信号とするのが望ましい。次に、水平方向のバンドパスフィルタ(H−BPF)804は、ステップS901、S902で垂直方向および水平方向の周波数帯域が制限されたRAW信号に対してフィルタ処理を行い、当該RAW信号の水平方向の周波数帯域を制限する(ステップS903)。
次に、絶対値回路(ABS)805は、水平方向のバンドパスフィルタ(H−BPF)804から出力された信号の絶対値をとり、垂直方向のエッジの振幅を出力する(ステップS904)。次に、垂直方向のバンドパスフィルタ(H−BPF)806は、ステップS901、S902で垂直方向および水平方向の周波数帯域が制限されたRAW信号に対してフィルタ処理を行い、当該RAW信号の垂直方向の周波数帯域を制限する(ステップS905)。そして、絶対値回路(ABS)807は、垂直方向のバンドパスフィルタ(H−BPF)806から出力された信号の絶対値をとり、水平方向のエッジの振幅を出力する(ステップS906)。そして、加算器808は、絶対値回路805および807から出力された信号を加算する(ステップS907)。
また、0挿入回路809は、RAW信号300の緑色に対応する画素以外の画素の値を0(ゼロ)に置き換える(ステップS908)。垂直方向のローパスフィルタ(V−LPF)810は、0挿入回路809から出力された信号に対してフィルタ処理を行い、当該信号の垂直方向の高周波の周波数帯域を制限する(ステップS909)。次に、水平方向のローパスフィルタ(H−LPF)811は、ステップS901で垂直方向の高周波の周波数帯域が制限された信号に対してフィルタ処理を行い、当該信号の水平方向の高周波の周波数帯域を制限する(ステップS910)。水平方向のローパスフィルタ(H−LPF)811から出力される信号は、OG信号と同様に菱形領域1800が解像可能な空間周波数の信号とするのが望ましい。
次に、水平方向のバンドパスフィルタ(H−BPF)812は、ステップS909、S910で垂直方向および水平方向の周波数帯域が制限された信号に対してフィルタ処理を行い、当該信号の水平方向の周波数帯域を制限する(ステップS911)。そして、絶対値回路(ABS)813は、水平方向のバンドパスフィルタ(H−BPF)812から出力された信号の絶対値をとり、垂直方向のエッジの振幅を出力する(ステップS912)。同様に、垂直方向のバンドパスフィルタ(V−BPF)814は、ステップS909、S910で垂直方向および水平方向の周波数帯域が制限された信号に対してフィルタ処理を行い、当該信号の垂直方向の周波数帯域を制限する(ステップS913)。そして、絶対値回路(ABS)815は、垂直方向のバンドパスフィルタ(V−BPF)814から出力された信号の絶対値をとり、水平方向のエッジの振幅を出力する(ステップS914)。そして、加算器816は、絶対値回路813および815から出力された信号を加算する。
MAX器817は、加算器808から出力された信号と加算器816から出力された信号とのうち、絶対値が大きい方の信号をエッジ振幅信号EdgeFとして出力する。
次に、エッジ領域判定処理部818は、エッジ振幅信号EdgeFが閾値Th5未満であるか否かを判定する(ステップS917)。この判定の結果、エッジ振幅信号EdgeFが閾値Th5未満である場合(ステップS917でYESの場合)、エッジ領域判定処理部818は、処理対象の画素がエッジ領域ではないと判定する。この場合、エッジ領域判定処理部818は、エッジ判定信号Deとして0.0を設定する(ステップS918)。一方、エッジ振幅信号EdgeFが閾値Th5以上である場合(ステップS917でNOの場合)、エッジ領域判定処理部818は、エッジ振幅信号EdgeFが閾値Th6を上回るか否かを判定する(ステップS919)。尚、閾値Th6は閾値Th5を上回る値である。この判定の結果、エッジ振幅信号EdgeFが閾値Th6を上回る場合(ステップS919でYESの場合)、エッジ領域判定処理部818は、処理対象の画素がエッジ領域であると判定する。この場合、エッジ領域判定処理部818は、エッジ判定信号Deとして1.0を設定する(ステップS920)。
一方、エッジ振幅信号EdgeFが閾値Th5および閾値Th6の間にある場合(ステップS919でNOの場合)、エッジ領域判定処理部818は、エッジ判定信号Deとして、0.0〜1.0の間の数値を設定する(ステップS921)。具体的にエッジ領域判定処理部818は、エッジ振幅信号EdgeFの閾値Th5およびTh6からの距離に応じて線形的にエッジ判定信号Deが0.0〜1.0の間の数値をとるようにする。図10は、エッジ振幅信号EdgeFとエッジ判定信号Deとの関係の一例を示す図である。
尚、エッジ領域判定処理部818でも、有彩色判定部304および赤色判定部305と同様に、エッジであるか否かを判定する領域を調整してもよい。例えば、エッジ領域判定処理部818は、エッジ振幅信号EdgeFに対して、3×3の最大値フィルタを適用してエッジ領域であるか否かを判定する領域の敏感度を下げたり、エッジ振幅信号EdgeFを明るさで正規化して暗い部分も検出したりしてもよい。
エッジ領域判定部306から出力されるエッジ判定信号Deは、輝度信号合成処理部308、高域用輝度信号合成処理部309へそれぞれ入力される。
本実施形態では、例えば、エッジ領域判定部306を用いることにより第1の導出手段、第2の導出手段の一例が実現される。また、本実施形態では、例えば、エッジ判定信号Deを用いることにより、画像信号に基づく第1の情報、第2の情報の一例が実現される。また、本実施形態では、例えば、エッジ判定信号Deを用いることにより、エッジの程度を示す情報の一例が実現される。例えば、エッジ判定信号Deが大きいほど(1.0に近いほど)エッジの程度が高くなる。
図3の説明に戻り、低周波領域判定部307は、RAW信号300に基づいて、画像が低周波の被写体の画像であるか否かを判定する。低周波領域判定部307は、RAW信号300に対して低周波領域を検出するフィルタを適用することで低周波の領域を検出することが可能である。図11は、低周波領域判定部307の構成の一例を示すブロック図である。図12は、低周波領域判定部307の処理の一例を説明するフローチャートである。尚、図12のフローチャートは、画素ごとに実行される。
垂直方向のローパスフィルタ(V−LPF)1100は、RAW信号300に対してフィルタ処理を行い、RAW信号300の垂直方向の高周波の周波数帯域を制限する(ステップS1201)。次に、水平方向のローパスフィルタ(H−LPF)1101は、ステップS1201で垂直方向の高周波の周波数帯域が制限されたRAW信号に対してフィルタ処理を行い、当該RAW信号の水平方向の高周波の周波数帯域を制限する(ステップS1202)。次に、垂直方向のローパスフィルタ(V−LPF)1102は、ステップS1201、S1202で垂直方向および水平方向の周波数帯域が制限されたRAW信号に対してフィルタ処理を行う(ステップS1203)。これにより、当該RAW信号の垂直方向の高周波の周波数帯域が制限される。また、水平方向のバンドパスフィルタ(H−BPF)1104は、当該垂直方向の高周波の周波数帯域が制限されたRAW信号に対してフィルタ処理を行い、水平方向の周波数帯域を制限する(ステップS1203)。
同様に、水平方向のローパスフィルタ(H−LPF)1103は、ステップS1201、S1202で垂直方向および水平方向の周波数帯域が制限されたRAW信号に対してフィルタ処理を行う(ステップS1204)。これにより、当該RAW信号の水平方向の高周波の周波数帯域が制限される。また、垂直方向のバンドパスフィルタ(V−BPF)1105は、当該水平方向の高周波の周波数帯域が制限されたRAW信号に対してフィルタ処理を行い、垂直方向の周波数帯域を制限する(ステップS1204)。
次に、加算器1106は、水平方向のバンドパスフィルタ(H−BPF)1104から出力された信号と、垂直方向のバンドパスフィルタ(V−BPF)1105から出力された信号とを加算する(ステップS1205)。次に、絶対値回路(ABS)1107は、加算器1106から出力された信号の絶対値をとり、当該絶対値を示す信号を低周波検出用信号LowFとして出力する(ステップS1206)。次に、低周波判定処理部1108は、低周波検出用信号LowFが閾値Th7未満であるか否かを判定する(ステップS1207)。この判定の結果、低周波検出用信号LowFが閾値Th7未満である場合(ステップS1207でYESの場合)、低周波判定処理部1108は、処理対象の画素が低周波領域でないと判定する。そして、低周波判定処理部1108は、低周波判定信号Dlとして1.0を設定する(ステップS1208)。一方、低周波検出用信号LowFが閾値Th7以上である場合(ステップS1207でNOの場合)、低周波判定処理部1108は、低周波検出用信号LowFが閾値Th8を上回るか否かを判定する(ステップS1209)。尚、閾値Th8は閾値Th7を上回る値である。この判定の結果、低周波検出用信号LowFが閾値Th8を上回る場合(ステップS1209でYESの場合)、低周波判定処理部1108は、処理対象の画素が低周波領域であると判定する。そして、低周波領域低周波判定信号Dlとして0.0を設定する(ステップS1210)。
一方、低周波検出用信号LowFが閾値Th7および閾値Th8の間にある場合(ステップS1209でNOの場合)、低周波判定処理部1108は、低周波判定信号Dlとして、0.0〜1.0の間の数値を設定する(ステップS1211)。具体的に低周波判定処理部1108は、低周波検出用信号LowFの閾値Th7およびTh8からの距離に応じて線形的に低周波判定信号Dlが0.0〜1.0の間の数値をとるようにする。図13は、低周波検出用信号LowFと低周波判定信号Dlとの関係の一例を示す図である。低周波領域判定部307から出力される低周波判定信号Dlは、高域用輝度信号合成処理部309へ入力される。本実施形態では、例えば、低周波検出用信号LowFを用いることにより、第2の情報の一例が実現される。また、例えば、低周波検出用信号LowFは、画像信号における空間周波数に関する情報の一例でもある。
尚、低周波判定処理部1108でも、有彩色判定部304、赤色判定部305、およびエッジ領域判定処理部818と同様に、低周波領域であるか否かを判定する領域を調整してもよい。例えば、低周波判定処理部1108は、低周波検出用信号LowFに対して、3×3の最大値フィルタを適用して低周波領域であるか否かを判定する領域の敏感度を下げたり、低周波検出用信号LowFを明るさで正規化して暗い部分も検出したりしてもよい。
次に、輝度信号合成処理部308における処理の一例について、図14のフローチャートを用いて説明する。尚、図14のフローチャートは、画素ごとに実行される。輝度信号合成処理部308は、前述したようにして得た有彩色判定信号Dcとエッジ判定信号Deとを用いて、OG信号生成部302から出力されるOG信号とSWY信号生成部303から出力されるSWY信号とを合成し、ベース輝度信号を生成する。
まず、輝度信号合成処理部308は、有彩色判定信号Dcとエッジ判定信号Deとに基づいて、次の式(14)に従って合成率αを算出する(ステップS1401)。
α=Dc×De ・・・(14)
つまり、合成率αは、被写体が有彩色の被写体である場合、または、エッジ領域のない被写体である場合に0.0の値をとる。一方、被写体が無彩色の被写体であり、且つ、エッジ領域がある被写体の場合に1.0の値をとる。合成率αは、被写体が有彩色に近いほど0.0に近い値(小さな値)になると共に、被写体におけるエッジの程度が低いほど、0に近い値(小さな値)になる。
次に、輝度信号合成処理部308は、合成率αが0.0であるか否かを判定する(ステップS1402)。この判定の結果、合成率αが0.0である場合(ステップS1402でYESの場合)、輝度信号合成処理部308は、ベース輝度信号としてOG信号を選択する(ステップS1403)。一方、合成率αが0.0でない場合(ステップS1402でNOの場合)、輝度信号合成処理部308は、合成率αが1.0であるか否かを判定する(ステップS1404)。この判定の結果、合成率αが1.0である場合(ステップS1404でYESの場合)、輝度信号合成処理部308は、ベース輝度信号としてSWY信号を選択する(ステップS1405)。
また、合成率αが0.0と1.0との間の値になる場合(ステップS1404でNOの場合)、輝度信号合成処理部308は、次の式(15)に従ってOG信号とSWY信号とを合成した信号をベース輝度信号として生成する(ステップS1406)。
[ベース輝度信号]=α×[SWY信号]+(1.0−α)×[OG信号] ・・・(15)
式(15)のようにしてベース輝度信号を生成することにより、ベース輝度信号の切り替えを滑らかにすることができる。
以上の手法でOG信号とSWY信号とを合成することで、OG信号に対してSWY信号の解像可能な空間周波数が広くなる無彩色の被写体に対しては、SWY信号をベース輝度信号として使用することが可能になる。また、有彩色判定信号Dcを参照し、SWY信号を使用する被写体を無彩色の被写体に限定することで、SWY信号を使用した場合であっても、緑信号、赤信号、および青信号の構成比の違いに伴う、輝度信号のレベル差を発生しにくくすることができる。また、エッジ判定信号Deを参照し、SWY信号を使用する被写体をエッジ領域に限定することで、エッジのない領域ではOG信号を使用することで、SWY信号を使用することによって発生するノイズの劣化を軽減することができる。
本実施形態では、例えば、有彩色判定部304、エッジ領域判定部306、および輝度信号合成処理部308を用いることにより、第3の生成手段の一例が実現される。また、例えば、(15)式の係数(α、(1.0−α))を用いることにより、第3の輝度信号を生成する際の合成比率の一例が実現される。また、例えば、ベース輝度信号を用いることにより、第3の輝度信号の一例が実現される。
次に、高域用輝度信号合成処理部309における処理の一例について、図15のフローチャートを用いて説明する。尚、図15のフローチャートは、画素ごとに実行される。高域用輝度信号合成処理部309は、前述したようにして得た赤色判定信号Drと、エッジ判定信号Deと、低周波判定信号Dlとを用いて、OG信号生成部302から出力されるOG信号とSWY信号生成部303から出力されるSWY信号とを合成する。このようにして合成された信号が、高域用の輝度信号になる。ここで、高域用輝度信号合成処理部309におけるOG信号は緑信号のみから作成したものとする。
まず、高域用輝度信号合成処理部309は、赤色判定信号Drと、エッジ判定信号Deと、低周波判定信号Dlとに基づいて、次の式(16)に従って合成率βを算出する。
β=Dr×De×Dl ・・・(16)
つまり、合成率βは、被写体が、赤い被写体である場合、エッジ領域のない被写体である場合、または、低周波の被写体である場合に0.0の値をとる。一方、被写体が、赤い被写体ではなく、且つ、エッジ領域がある被写体であり、且つ、低周波の被写体でない場合に1.0の値をとる。合成率βは、被写体が赤いほど0.0に近い値(小さな値)になり、被写体におけるエッジの程度が低いほど0.0に近い値(小さな値)になり、空間周波数が低周波の被写体ほど0.0に近い値(小さな値)になる。
次に、高域用輝度信号合成処理部309は、合成率βが0.0であるか否かを判定する(ステップS1502)。この判定の結果、合成率βが0,0である場合(ステップS1502でYESの場合)、高域用輝度信号合成処理部309は、高域用の輝度信号として、OG信号を選択する(ステップS1503)。一方、合成率βが0,0でない場合(ステップS1502でNOの場合)、高域用輝度信号合成処理部309は、合成率βが1.0であるか否かを判定する(ステップS1504)。この判定の結果、合成率βが1.0である場合、高域用輝度信号合成処理部309は、高域用の輝度信号として、SWY信号を選択する(ステップS1505)。
また、合成率βが0.0と1.0との間の値になる場合(ステップS1504でNOの場合)、高域用輝度信号合成処理部309は、次の式(17)に従ってOG信号とSWY信号を合成した信号を高域用の輝度信号として生成する(ステップS1506)。
[高域用の輝度信号]=β×[SWY信号]+(1.0−β)×[OG信号] ・・・(17)
式(17)のようにして高域用の輝度信号を生成することにより、高域用の輝度信号の切り替えを滑らかにすることができる。
以上の手法でOG信号とSWY信号とを合成することで、SWY信号の方がOG信号よりも解像可能な空間周波数が狭くなる赤色の被写体に対しては、OG信号を高域用の輝度信号として使用することが可能になる。この場合、最終的にバンドパスフィルタを適用して高域用の輝度信号から高域信号のみが取り出される。このため、OG信号とSWY信号とを合成した場合でも、緑信号、赤信号、および青信号の構成比の違いに伴う、赤色などを除く有彩色の被写体における輝度信号のレベル差は問題となり難い。
また、エッジ判定信号Deを参照し、SWY信号を使用する被写体をエッジ領域に限定することで、エッジのない被写体においてはOG信号を使用することで、SWY信号を使用することによって発生するノイズの劣化を軽減することが可能である。
さらに、低周波判定信号Dlを参照し、低周波領域にはOG信号を使用することで、エッジ領域であっても、OG信号で解像可能な空間周波数の領域においては、OG信号を選択することが可能である。
本実施形態では、例えば、赤色判定部305、エッジ領域判定部306、低周波領域判定部307、および高域用輝度信号合成処理部309を用いることにより、第4の生成手段の一例が実現される。また、例えば、(17)式の係数(β、(1.0−β))を用いることにより、第4の輝度信号を生成する際の合成比率の一例が実現される。また、例えば、高域用の輝度信号を用いることにより、第4の輝度信号の一例が実現される。
図3の説明に戻り、高域信号生成部310は、高域用輝度信号合成処理部309から出力される高域用の輝度信号に対してバンドパスフィルタを適用して高域信号を取り出し、高域信号加算部311に出力する。
高域信号加算部311は、輝度信号合成処理部308で生成されたベース輝度信号と高域信号生成部310で生成された高域信号とを加算して最終的な輝度信号を出力する。ここで、高域信号加算部311は、ベース輝度信号と、高域信号と、OG信号とを用いて最終的な輝度信号を導出してもよい。
以上のように本実施形態では、輝度信号生成回路210は、有彩色判定信号Dcおよびエッジ判定信号Deに応じて、OG信号およびSWY信号の合成比率を決定し、決定した合成比率に従ってOG信号およびSWY信号を合成してベース輝度信号を生成する。また、輝度信号生成回路210は、赤色判定信号Dr、低周波判定信号Dl、およびエッジ判定信号Deに応じて、OG信号およびSWY信号の合成比率を決定し、決定した合成比率に従ってOG信号およびSWY信号を合成して高域用の輝度信号を生成する。従って、ベース輝度信号と高域用の輝度信号でそれぞれOG信号とSWY信号のそれぞれの利点のみを活用することが可能になる。おって、解像可能な空間周波数の領域の広い輝度信号を生成することと、赤信号、青信号に含まれる折り返し(モアレ)信号の影響を軽減した上で、ノイズによる輝度信号の劣化を軽減することとを両立することができる。
本実施形態では、撮像装置に画像処理装置(輝度信号生成装置)が搭載される場合を例に挙げて説明した。撮像装置は、例えば、デジタルスチルカメラ、デジタルムービーカメラ、工業用カメラ、車載用カメラ、または医療用カメラなどである。ただし、撮像手段で撮像された画像に対する画像処理を行う機能を有する装置であれば、以下の各実施形態で説明する画像処理装置(輝度信号生成装置)が搭載される装置は、撮像装置に限定されない。例えば、携帯端末(携帯電話やタブレット端末など)に、本実施形態で説明した画像処理装置を搭載してもよい。
尚、前述した実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
(その他の実施例)
本発明は、前述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
210:輝度信号生成回路、304:有彩色判定部、305:赤色判定部、306:エッジ領域判定部、307:低周波領域判定部、308:輝度信号合成処理部、309:高域用輝度信号合成処理部

Claims (14)

  1. 色フィルタと撮像素子とを有する撮像手段で撮像された画像信号であり、第1の色信号を含む複数の色信号で構成された画像信号に基づいて輝度信号を生成する輝度信号生成装置であって、
    前記画像信号における前記複数の色信号の色を区別して少なくとも前記第1の色信号を用いて第1の輝度信号を生成する第1の生成手段と、
    前記複数の色信号の色を区別せずに前記撮像素子の画素に入力された前記色信号を当該画素の輝度信号として第2の輝度信号を生成する第2の生成手段と、
    前記第1の輝度信号と前記第2の輝度信号との合成比率を、前記画像信号に基づく第1の情報に基づいて決定し、当該決定した合成比率と、前記第1の輝度信号および前記第2の輝度信号の少なくとも何れか一方とに基づいて第3の輝度信号を生成する第3の生成手段と、
    前記第1の輝度信号と前記第2の輝度信号との合成比率を、前記画像信号に基づく第2の情報に基づいて決定し、当該決定した合成比率と、前記第1の輝度信号および前記第2の輝度信号の少なくとも何れか一方とに基づいて前記第3の輝度信号よりも高周波の輝度信号である第4の輝度信号を生成する第4の生成手段と、を有し、
    前記第1の情報は、前記画像信号のエッジに関する情報を含み、
    前記第2の情報は、前記画像信号のエッジに関する情報と、前記画像信号の空間周波数に関する情報とを含むことを特徴とする輝度信号生成装置。
  2. 前記画像信号のエッジに関する情報は、前記エッジの程度を示す情報を含み、
    前記第3の生成手段は、前記エッジの程度が高いほど、前記第2の輝度信号の前記合成比率が高くなるように前記合成比率を決定することを特徴とする請求項1に記載の輝度信号生成装置。
  3. 前記画像信号のエッジに関する情報は、前記エッジの程度を示す情報を含み、
    前記第4の生成手段は、前記エッジの程度が低く、前記画像信号が低周波の信号であるほど前記第1の輝度信号の前記合成比率が高くなるように前記合成比率を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の輝度信号生成装置。
  4. 前記第4の生成手段は、前記空間周波数が低い領域であるか否かを示す情報が閾値よりも低い場合には、前記エッジの程度にかかわらず前記第2の輝度信号が合成されないように前記合成比率を決定することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の輝度信号生成装置。
  5. 前記第1の情報は、前記画像信号における第1の色に関する情報を更に含み、
    前記第2の情報は、前記画像信号における第2の色に関する情報を更に含むことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の輝度信号生成装置。
  6. 前記第1の色に関する情報は、前記画像信号における色が有彩色であることと、前記画像信号における色が無彩色であることと、前記画像信号における色の、無彩色に対する近さの程度との何れかを示し、
    前記第3の生成手段は、前記エッジの程度が高く、前記画像信号における色が無彩色に近いほど、前記第2の輝度信号の前記合成比率が高くなるように前記合成比率を決定することを特徴とする請求項5に記載の輝度信号生成装置。
  7. 前記第3の生成手段は、前記画像信号の色が有彩色である場合、前記エッジの程度にかかわらず前記第2の輝度信号が合成されないように前記合成比率を決定することを特徴とする請求項6に記載の輝度信号生成装置。
  8. 前記第2の色の関する情報は、前記画像信号における色が、前記第2の色信号の色であることと、画像信号における色が、前記第2の色信号の色とは異なる色であることと、前記画像信号における色の、前記第2の色信号の色に対する近さの程度との何れかを示し、
    前記第4の生成手段は、前記エッジの程度が低く、前記空間周波数が低い領域であり、前記画像信号における色が前記第2の色信号に近いほど、前記第1の輝度信号の前記合成比率が高くなるように前記合成比率を決定することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の輝度信号生成装置。
  9. 前記第1の色信号の色とは異なる色は、赤色または青色であることを特徴とする請求項8に記載の輝度信号生成装置。
  10. 前記第3の生成手段および前記第4の生成手段の少なくとも何れか一方で処理される前記画像信号の領域を調整する調整手段を更に有し、
    前記調整手段は、前記領域における敏感度を下げることと、前記領域を明るさで正規化することとの少なくとも何れか一方を行うことを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の輝度信号生成装置。
  11. 前記第1の色信号は、緑色の信号であることを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の輝度信号生成装置。
  12. 前記第1の情報を導出する第1の導出手段と、
    前記第2の情報を導出する第2の導出手段とを更に有することを特徴とする請求項1〜11の何れか1項に記載の輝度信号生成装置。
  13. 色フィルタと撮像素子とを有する撮像手段で撮像された画像信号であり、第1の色信号を含む複数の色信号で構成された画像信号に基づいて輝度信号を生成する輝度信号生成方法であって、
    前記画像信号における前記複数の色信号の色を区別して少なくとも前記第1の色信号を用いて第1の輝度信号を生成する第1の生成工程と、
    前記複数の色信号の色を区別せずに前記撮像素子の画素に入力された前記色信号を当該画素の輝度信号として第2の輝度信号を生成する第2の生成工程と、
    前記第1の輝度信号と前記第2の輝度信号との合成比率を、前記画像信号に基づく第1の情報に基づいて決定し、当該決定した合成比率と、前記第1の輝度信号および前記第2の輝度信号の少なくとも何れか一方とに基づいて第3の輝度信号を生成する第3の生成工程と、
    前記第1の輝度信号と前記第2の輝度信号との合成比率を、前記画像信号に基づく第2の情報に基づいて決定し、当該決定した合成比率と、前記第1の輝度信号および前記第2の輝度信号の少なくとも何れか一方とに基づいて前記第3の輝度信号よりも高周波の輝度信号である第4の輝度信号を生成する第4の生成工程と、を有し、
    前記第1の情報は、前記画像信号のエッジに関する情報を含み、
    前記第2の情報は、前記画像信号のエッジに関する情報と、前記画像信号の空間周波数に関する情報とを含むことを特徴とする輝度信号生成方法。
  14. 請求項1〜12の何れか1項に記載の輝度信号生成装置の各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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