JP2018106568A - 家屋外観調査支援システム、評価入力装置、外観簡易計測シート、評価入力方法、及びプログラム - Google Patents

家屋外観調査支援システム、評価入力装置、外観簡易計測シート、評価入力方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】現地調査に習熟していない調査員でも正確な現地調査を迅速に実行できるようにする。【解決手段】CPU12は、調査対象家屋の識別情報を地図データ32の地図上に重ねてLCD20に表示し、タッチパネル22による評価対象家屋の選択又は指定を待つ。CPU12は、指定された評価対象家屋に応じた評価シートをストレージ18の評価シートテンプレート36から生成してLCD20に表示する。外観簡易計測シート42には屋根形状の説明図並びに屋根勾配、軒出及び階高等の比例図形が表示され、調査員は、外観簡易計測シート42を通して評価対象家屋を視覚観察することで、屋根勾配等を迅速に評価できる。CPU12は、評価内容をストレージ18の家屋評価データベース34に格納し、最終的にサーバ50の家屋評価データベース54にアップロードする。【選択図】 図1

Description

本発明は、家屋の固定資産税評価または補償評価等の資産評価を支援する家屋外観調査支援システム、評価入力装置、外観簡易計測シート、評価入力方法、及びプログラムに関する。
家屋の固定資産税は、建物の構造及び材料並びに屋内設備等の評価要素をそれぞれの評価基準に従って評価することになっているが、迅速正確な評価にはある程度以上の経験が必要である。家屋補償の評価についても同様のことが言える。
特許文献1には、コンピュータモニタ上に地図を表示し、その地図上で評価対象の土地の形状を所定の標準形状と比較することで、その土地の価格を算出するシステムが記載されている。また、必要な複数の評価要素を含む入力画面を表示し、各評価要素に対し評価値を入力し保存するようにした構成も記載されている。
特開2005−242478号公報
特許文献1に記載される技術では、必要とされる複数の項目ごとに評価値(評点)を入力するだけであり、入力者自身が評価基準を熟知する必要があり、現地調査には一定以上に熟練した者があたる必要がある。
しかし、自治体の職員の削減と早期の異動の結果、十分な経験を有する現地調査員を確保するのが難しい。これは、調査を受託する企業にとっても同様である。
固定資産税や補償等のための家屋評価には、屋内資材・設備をも考慮する必要があるが、少なくとも家屋の外観から構造等の基本的な要素を評価できるだけでも、固定資産税評価に多いに役立つ。
そこで、本発明は、現地調査に習熟していない調査員でも家屋外観について適切な資産評価を入力可能な家屋外観調査支援システム、評価入力装置、外観簡易計測シート、評価入力方法、及びプログラムを提示することを目的とする。
本発明に係る評価入力装置は、資産評価のための家屋外観調査において、所定の複数の調査項目の評価値を入力する評価入力装置であって、調査対象家屋の構造・用途別の評価シートテンプレートを記憶する記憶手段と、ユーザ操作を受け付ける操作手段と、表示手段と、当該操作手段の操作に従い当該表示手段の表示を制御する制御手段とを具備し、当該制御手段が、当該操作手段により当該調査対象家屋から指定される評価対象家屋に応じた評価シートを、当該評価シートテンプレートから生成して当該表示手段に表示させる評価シート生成手段と、当該表示手段に表示される評価シートの各調査項目への当該操作手段による評価入力を受け付ける手段とを具備することを特徴とする。
本発明に係る外観簡易計測シートは、家屋外観の評価に使用する外観簡易計測シートであって、透明シート上に、代表的な屋根形状の説明図形と、種々の勾配の屋根勾配を比例寸法で描画したサンプル図形と、軒出しの程度を比例寸法で示すサンプル図形と、階高を縦横に対して比例寸法で示すサンプル図形と、窓枠を比例寸法で示すサンプル図形との2以上を表示してあることを特徴とする。
本発明に係る家屋外観調査支援システムは、上述の評価入力装置と、上述の外観簡易計測シートとを有することを特徴とする。
本発明に係る評価入力方法は、資産評価のための家屋外観調査で携帯される評価入力装置に、所定の複数の調査項目の評価を入力する方法であって、調査対象家屋の識別情報を地図上に重ねて当該評価入力装置の表示手段に表示する地図表示ステップと、当該地図上での当該識別情報の選択による評価対象家屋の指定を受け付けるステップと、当該評価対象家屋に応じた評価シートを、当該調査対象家屋の構造・用途別の評価シートテンプレートから生成して、当該表示手段に表示する評価シート生成ステップと、当該表示手段に表示される評価シートの各調査項目への評価入力を受け付ける評価入力ステップと、評価入力された当該評価シートの評価内容を家屋評価データベースに記録する記録ステップとを具備することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、資産評価のための家屋外観調査における所定の複数の調査項目の評価を入力するコンピュータプログラムであって、操作手段及び表示手段を有する評価入力装置のCPUに、調査対象家屋の識別情報を地図上に重ねて当該表示手段に表示する地図表示手順と、当該地図上での当該識別情報の選択による評価対象家屋の指定を受け付ける手順と、当該評価対象家屋に応じた評価シートを、当該調査対象家屋の構造・用途別の評価シートテンプレートから生成して、当該表示手段に表示する評価シート生成手順と、当該表示手段に表示される評価シートの各調査項目への評価入力を受け付ける評価入力手順と、評価入力された当該評価シートの評価内容を家屋評価データベースに記録する記録手順とを実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、現地調査に習熟していない、評価基準の理解が浅い調査員であっても、正確な現地調査を迅速に実行できるようになる。
本発明の一実施例の概略構成ブロック図である。 本実施例のメイン処理のフローチャートである。 現地調査での評価処理のフローチャートである。 本実施例の地図と調査対象家屋の表示例である。 本実施例の評価シート入力処理のフローチャートである。 評価シートの基本構造の模式図である。 構造が「木造」で用途が「専用住宅」の場合の、屋根に対する調査項目、加算項目及びこれらの補正項目の例を示す。 家屋外部形状の簡易外観計測に使用する外観簡易計測シートの例である。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る家屋外観調査支援システムの一実施例の概略構成ブロック図を示す。本実施例は、現地調査員が現地調査による評価値を入力する評価入力装置としてのタブレット端末10、携帯型のレーザ距離計40、家屋外部形状の簡易外観計測に使用する外観簡易計測シート42、並びに、管轄区域の地図データ52、家屋評価データベース54及び評価基準記述ファイル56を格納するサーバ50からなる。サーバ50は現実的には、地図データ52、家屋評価データベース54及び評価基準記述ファイル56を別々に収容する複数のサーバコンピュータからなる構成であってもよい。
本実施例では、現地調査員は、調査対象地域の地図データと調査対象の家屋データを事前にサーバ50からタブレット端末10に格納し、タブレット端末10、レーザ距離計40及び外観簡易計測シート42を携帯し、各家屋の外観を固定資産税の評価基準に従い評価し、評価値をタブレット端末10に入力する。現地調査員は例えば、地方自治体の固定資産税課税に関わる公務員、または、この種の調査を請け負った企業の社員、さらには家屋補償のための資産評価に関わる調査員である。
家屋外観調査において、構造・用途に関わらず共通する調査項目(共通調査項目)として、家屋構造(木造、非木造)、階数(平屋、二階、三階建)、新築・増築、築年数、所有者、地番及び施工業者がある。各家屋の平面形状及び所在地を示すデータは、家屋を特定する識別情報(家屋ID)と共に、地図データの別レイヤとして地図データに重畳されている。家屋IDの代わりに、調査対象家屋であることを示すマークまたはアイコンを地図に重畳する方法でもよい。最近は、家屋の平明形状データを含む地図データがインターネット上で利用可能になっているので、このデータを利用しても良いことはもちろんである。この場合、家屋IDと家屋の所在地を示すデータとを地図にリンクすればよい。
家屋構造の「木造家屋」には、木造家屋に向けた用途区分と評価対象項目が設定されており、同様に、「非木造家屋」には、非木造家屋に向けた用途区分と評価対象項目が設定されている。
例えば、木造家屋の用途区分には、
・専用住宅用建物
・共同住宅及び寄宿舎用建物
・併用住宅用建物
・ホテル、団体旅館及び簡易旅館用建物
・普通旅館及び料亭用建物
・事務所及び銀行用建物
・店舗用建物
・劇場用建物
・病院用建物
・工場、倉庫用建物
・付属家建物
・簡易付属家用建物
・土蔵用建物
がある。評価の対象項目には、
・屋根(資材、形式、勾配、軒出、下屋、程度)
・天窓(固定式、開閉式)
・鉄筋コンクリート基礎(地上高、平面形状、階数、刷毛引き、程度)
・バルコニー(大きさ、程度、雑工事)
・外壁(資材、加算評点項目、階高、木製パネル・枠組壁、平面の形状、開口率、二階率、程度)
がある。
また、非木造家屋(ただし、軽量鉄骨建物)の用途区分には、
・住宅・アパート用達物
・工場、倉庫、市場用建物
・事務所、店舗、百貨店等用建物
がある。評価の対象項目には、
・階層数
・階高
・建物自重の大小
・施工の程度
・工事形態
がある。
家屋評価データベース54は、管轄区域内の各家屋について、各家屋を特定するユニークな識別子である家屋IDの下で、上述の共通調査項目、及び構造・用途に応じた各調査項目の評点をデータベース化したものである。家屋評価データベース54は、一定期間内の評価の履歴を含む。家屋評価データベース54はその一部又は全部を固定資産税課税台帳に含まれても良い。家屋評価データベース54の各レコード(またはエントリ)は、評価段階を示す評価段階フラグを含む。評価済みのレコードには評価済みフラグが立ち、評価途中のレコードには評価途中フラグが立ち、未評価のものには未評価フラグが立つ。評価段階フラグの一部は省略可能である。
家屋評価データベース54には、評価要素の大項目(木造・専用住宅の場合で、「屋根」、「基礎」及び「外壁」)があり、「備考」として、調査困難な状況の選択肢と、自由記述のコメント欄がある。各大項目の下には、個別的な評価要素を示す評点項目とその補正項目(ここでは、オプションとなる設備に対する個別の調査項目)、必要により加点項目とその補正項目がある。例えば、木造・専用住宅の場合、「屋根」には、陸屋根の防水構造(シート防水及びFRP防水)とその補正項目として施工の程度(良、普及び悪)がある。更に、評点項目として勾配屋根(瓦、化粧スレート、金属板、アスファルトシングル、合成樹脂板及び建材型ソーラーパネル)、その補正項目として形式、勾配、軒出、下屋及び施工の程度がある。加算項目として、天窓とその補正項目がある。
評価基準記述ファイル56は、用途及び構造のそれぞれについて、必要とされる評価基準の各調査項目の名称と選択肢を収容し記述したCSV形式のファイルである。各選択肢には、複数の中で一つのみが選択されるものかどうか、付加的に選択されるものかどうか等の選択条件,及び数値入力かどうかを指定する属性情報が付加されている。数値入力属性には例えば、瓦とスレートが混在する屋根のような混合資材の場合の割合の範囲を選択するものもある。後述するように、評価基準記述ファイル56は評価シートテンプレート36の生成に利用される。属性情報を参照することで、各選択肢のユーザによる選択を制限し、割合入力を補助する評価シートテンプレート36を作成できる。評価基準記述ファイル56の内容は、評価基準に変更がある都度、修正される。これにより、評価基準の変更があっても、評価基準記述ファイル56の修正で済み、プログラム自体を修正する必要が無い。
タブレット端末10は機能的にはコンピュータそのものであり、CPU12、ROM14及びRAM16を有する。CPU12、ROM14及びRAM16は、タブレット端末10の各部を制御する制御手段である。ROM14には、CPU12がタブレット端末10の各部を制御するのに必要なプログラム及び固定定数等が格納され、ストレージ18には、サーバ50との間でデータを送受信するプログラム、及び、タブレット端末10を評価入力装置として機能させるプログラム等が格納されている。CPU12は、ストレージ18に格納されるアプリケーションプログラムをRAM16に読み込み、実行することで、後述する諸機能を実現する。ストレージ18は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ素子からなる記憶装置である。
液晶表示パネル(LCD)20は、サーバ50とのデータ送受信を含むメニュー画面及び評価入力画面を表示し、地図及び画像を表示する。LCD20の画面上にはタッチパネル22が配置され、CPU12は、タッチパネル22に対するユーザ操作に従いLCD20の表示及び評価入力を制御する。
デジタルカメラ24は、調査対象の家屋等、周囲状況を動画及び静止画撮影できる。測位装置26は、GNSSシステムに基づき、タブレット端末10の地球座標上の三次元位置を決定する。CPU12は、タッチパネル22(または図示しない操作手段)に対する所定のユーザ操作に従い、カメラ24による静止画撮影及び動画撮影を制御し、カメラ24から出力される静止画及び動画をストレージに18に記録する。ストレージ18に記録される静止画及び動画には、測位装置26により測位される現在位置(緯度経度の位置座標)と、リアルタイムクロック(RTC)28による撮影時刻情報とがメタデータとして付加される。
通信装置30は、携帯電話回線及び無線LAN等の種々の通信媒体を介して、インターネット(またはLAN)上のサーバ50との間で任意のデータを通信することができる。
ストレージ18には、現地調査に使用する地図データ32、家屋評価データベース54と基本的に同じデータ構造であって、家屋評価データベース54から現地調査に必要なデータを抽出した家屋評価データベース(DB)34及び評価シートテンプレート36が格納される。評価シートテンプレート36は、評価基準をまとめた評価基準記述ファイル56から生成される。現地調査の直前または評価基準の変更後に、所定の操作により、評価基準記述ファイルから現地調査に必要な評価シートテンプレート36を生成して、ストレージ18に格納しておく。生成された評価シートテンプレート36では、各選択肢について、対応する属性情報により記述される選択条件の下で、ユーザの選択が制限されている。
図2は、タブレット端末10のメイン動作のフローチャートである。調査員は、調査開始に先立ち、タブレット端末10で調査対象地域をタッチパネル22で指定する(S1)。タブレット端末10のCPU12は、サーバ50の地図データ52及び家屋評価データベース54にアクセスし、指定された調査対象地域の地図データと、調査対象となる家屋データを抽出する(S2)。
タブレット端末10のCPU12は、評価対象地域の抽出した地図データをストレージ18に地図データ32として格納する(S3)。CPU12はまた、サーバ50の家屋評価データベース54から抽出した各家屋について、家屋評価データベース54と同じ構造のレコード(またはエントリ)を生成し、ストレージ18に家屋評価データベース34として格納する(S3)。家屋評価データベース34は、調査対象となる家屋が過去に調査済みの場合には直近の評価データ(調査済みフラグがオン)を含み、調査途中の場合にはその調査途中の評価データ(調査途中フラグがオン)を含む。未調査の家屋に対しては、家屋評価データベース34は、評価値が空のレコード(未評価フラグがオン)からなる。
調査員は、タブレット端末10を持参して現地に赴き、各家屋について評価点(評点、加算点及び補正点)を入力する(S4)。現地調査での処理の詳細は、後述する。この時点で、調査対象の各家屋の評価シートは、「評価済み」、「評価途中」、「未評価」、及び「削除」の何れかに分類される。「未評価」は、例えば、新たに発見された家屋を指す。調査対象の家屋が撤去されている場合、「削除」になる。
調査員は、目的とする調査を一応完了すると、サーバ50に接続し、各評価シートの評価内容を評価結果としてサーバ50の家屋評価データベース54にアップロードする(S5)。具体的には、タブレット端末10のCPU12は、ストレージ18にある家屋評価データベース34の各評価シートを、サーバ50の家屋評価データベース54に評価履歴として追加する。
図3は、現地調査でのタブレット端末10における評点入力処理の動作フローチャートを示す。図3に示す処理を実現する評点入力プログラムが、ストレージ18に格納されている。調査員は、タブレット端末10上で、評点入力プログラムを起動する。CPU12は、ユーザの起動操作に応じて、ストレージ18から評点入力プログラムを読み込み、実行する。これにより、図3に示す処理が実現される。
調査員は、タッチパネル22上のソフトウエアキーボードを使って、調査委員氏名をタブレット端末10に入力する(S11)。CPU12は、LCD20に表示される現在位置(または指定位置)を中心とする地図の地域範囲内で調査対象地域の家屋IDを家屋評価データベース34から読み出し、この地図に重ねて家屋IDと評価段階を示すマークをLCD20に表示する(S12)。
図4は、地図、家屋ID及び評価マークの表示例を示す。LCD20の画面全体またはその一部に、現在地を中心に住宅の地図を配置した評価対象選択画面(またはウインドウ)402が表示される。図4に示す評価選択画面402上では、地図の表示倍率の変更を指示する拡大ボタン404及び縮小ボタン406が右下に配置され、表示レベルの選択及び調査終了を含むメニュー選択ボタン408が右上に配置されている。CPU12は、ユーザによるボタン404,406,408に対する操作に応じて、それぞれのボタン404,406,408に割り当てられている処理を実行して、画面402の表示を切り替える。これらの処理自体は周知であるので、詳細な説明は省略する。手書きの丸図形410は、調査員が家屋評価データベース34に無い家屋を発見した場合に手またはスタイラスペンにより描画される。手書きの×図形412は、家屋評価データベース34にはあるものの、増改築でもなく、除去されてしまった更地を示す。
先に説明したように、家屋評価の評価段階として未評価、評価途中及び評価済みがあり、図4に示す例では、黒塗りの三角マークが「評価途中」を示し、黒塗りの丸マークが「未評価」を示し、黒塗りの星マークが「評価済み」を示す。これらマークの形状は一例である。マークに並べて表示される「1003」、「1005」、及び「1006」が、調査対象家屋の家屋IDである。ユーザがこれらのマークに対してタッチパネル22で選択する操作(タッチ操作)が、評価シートに評点を入力する家屋を指定する操作となる。
CPU12は、表示レベルの指定(S13)、評価シート入力を行う評価対象家屋の指定(S15)、家屋の追加・削除(S17)及び調査終了(S19)のユーザ指示を待機する。調査員は、タッチパネル22を使いメニュー選択ボタン408で、どの評価段階の調査対象家屋を地図に重畳表示するかを表示レベルとして指定できる(S13)。選択可能な表示レベルは例えば、全部表示、未評価のみ表示、及び、未評価と評価途中の表示の何れかである。調査員はまた、タッチパネル22を使いメニュー選択ボタン408で、評価シート入力を行う評価対象家屋を指定でき(S15)、調査対象家屋の追加・削除を記入でき(S17)、調査終了を指示できる(S19)。
表示レベルの指定があると(S13)、CPU12は、LCD20に表示される地図の地域範囲内で、S13で指定された表示レベルに属する調査対象地域の家屋IDを家屋評価データベース34から読み出し、地図に重ねて家屋IDと評価段階を示すマーク(評価マーク)をLCD20に表示する(S14)。
調査員が、画面402に表示される何れかの調査対象家屋をタッチパネル22で指定すると(S15)、CPU12は、指定された家屋(評価対象家屋)に対する評価シートを評価シートテンプレート36から生成してLCD20に表示し、ユーザによる評価シート入力を受け付ける(S16)。評価シート入力処理(S16)の詳細は、後述する。
調査員は、家屋評価データベース34に無い家屋を発見した場合、または、家屋評価データベース34にはあるが撤去された家屋に対し、指またはスタイラスペンにより、図4に符号410,412で示すように地図上で特定の図形を描くことで、その旨をメモすることができる(S17,S18)。CPU12は、描かれた図形410,412の形状と地図上の位置座標とをリンクした状態で、暫定的なデータとして家屋評価データベース34に、またはストレージ18の別ファイルに格納する。
調査員がメニュー選択ボタン408で調査終了を選択すると(S16)、CPU12は、図3に示す処理を終了する。終了処理として、評価シート入力処理(S16)で記入のあった評価シートであって未保存のものを家屋評価データベース34に保存する処理を行っても良い。
図5は、評価シート入力処理(S16)の詳細なフローチャートを示す。図5を参照して、評価入力に指定された調査対象家屋(評価対象家屋)に対する評価処理を説明する。評価シート入力処理で使用される評価シートは、評価シートテンプレート36の、同じ構造・用途に対応するものと同様の画面構成からなり、各調査項目の各選択肢について、属性情報に基づく選択制限が付加された状態を保持する。
CPU12は、評価対象家屋が評価済み(評価済みフラグがオン)か、評価途中か(評価途中フラグがオン)か、未評価(未評価フラグがオン)かを調べる(S21,S22)。
評価対象家屋が評価済みの場合(S21)、CPU12は、評価対象家屋の構造・用途に対応する評価シートを評価シートテンプレート36から生成し、直前の評価内容を収容した状態でLCD20に表示する(S22)。図6は、木造の専用住宅に対する、LCD20に表示される評価シート例を示す。ここでは、評点を入力する主要な調査項目のみを図示してあるが、図示しない固定フレーム上に、所有者、地番、施工業者、築年数、及び新築・増築など、経時的な変かが無いまたは少ない情報が表示される。
調査員は、評価対象家屋の外観から評価シートに表示された内容を変更する必要があるかどうかを判断する(S23)。増改築があるときには、変更ありという判断になる。調査員は、変更する必要がないとき保存ボタン602を押し、変更する必要があるとき記入ボタン604を押す。保存ボタン602の操作に応じて(S23)、CPU12は、表示された内容の評価シートに調査員氏名と調査日を入力し(S24)、図5に示す処理を終了して図3に戻る。記入ボタン604の操作に応じて(S23)、CPU12は、評価途中フラグをオンにし(S25)、表示中の評価内容を新評価シートにコピーし(S26)、S32に進む。記入ボタン604の操作無しでも、何れかの欄への入力が発生したことをもって、記入ボタン604の操作と判断してステップS25以降に進むようにしてもよい。
評価対象家屋が評価途中の場合(S27)、CPU12は、CPU12は、評価対象家屋の構造・用途に対応する評価シートを評価シートテンプレート36から生成し、評価途中の評価内容を収容した状態でLCD20に表示し(S28)、S32に進む。
評価対象家屋が未評価の場合(S27)、CPU12は、構造用途の指定を調査員に促す。調査員は、外観その他の情報から構造と用途を決定し、入力する(S29,S30)。CPU12は、指定された構造・用途に応じた評価シートを評価シートテンプレート36から選択して生成し、生成した評価シートを、各調査項目を未選択または空白の状態でLCD20に表示し(S31)、S32に進む。
S24,S28,S31の後、CPU12は、表示されている評価シートに調査員氏名と調査日を入力し(S32)、調査員による評価点入力を受け付ける(S33)。調査員は、レーザ距離計40及び外観簡易計測シート42を利用し、各評点項目、加算項目及びこれらの補正項目の内、外観から分かる項目について、該当する記入欄にチェックを入れることで評価点を入力する(S33)。評価シート上、同時選択不可の記入欄に対しては、CPU12は、後にチェック入力された欄を有効にする。図7は、構造が「木造」で用途が「専用住宅」の場合の、屋根に対する調査項目、加算項目及びこれらの補正項目の例を示す。二重四角の欄が、評価点の記入欄であり、ここではチェックの有無で表現される。同時選択不可の記入欄に対しては、CPU12は、後にチェック入力された欄を有効にする。評価シートへの入力を終了すると、調査員は、保存ボタン602を押す。CPU12は、調査員の保存ボタン602を押す操作を入力終了と判断する。
評点入力に際して、CPU12は、各選択肢について、その選択条件に従う選択のみを有効にする。例えば、ある調査項目について複数の選択肢のうちの一つの選択肢のみが選択可能に設定されている場合、調査員は、1つの選択肢しか選択状態にできない。ある選択肢が選択された状態で、別の選択肢が選択された場合、先の選択肢の選択はクリアされる。もちろん、複数の選択肢のうちの2以上を選択可能な場合、選択制限は存在しないので、CPU12は、ユーザが選択した複数の選択肢を受け入れる。瓦とスレートが混在する屋根のような混合資材の場合、割合を入力する必要がある。このような割合計算が必要な調査項目について、CPU12は、予め指定される計算式にユーザ入力値を適用して割合を計算する。例えば、レーザ距離計40を使って距離計測による簡易面積計算値のユーザ入力に従い、CPU12が割合を計算する。スケール上でスライダーを移動することで割合値を入力する方式も利用可能である。
入力終了(S34)により、CPU12は、評価シートの評点項目、加算項目及びこれらの補正項目の内で必須の全項目について入力欄が入力済みかどうかを調べる(S35)。CPU12は、必須の全項目について入力欄が入力済みの場合、評価済みと判断し、何れかの項目で未入力の場合、評価途中と判断する。評価済みの場合(S35)、CPU12は、その評価シートで記入された内容に対し評価済みフラグをオンにする(S36)。他方、評価途中の場合(S35)、CPU12は、その評価シートで記入された内容に対し評価途中フラグをオンにする(S37)。S36,S37の後、CPU12は、図5に示す処理を終了して図3に戻る。
図8は、外観簡易計測シート42の一例を示す。外観簡易計測シート42は、透明シート800上に外観のサンプル図形802〜812を印刷したものである。調査員が熟練していなくても、外観簡易計測シート42を通して評価対象家屋を目視観察することで、屋根等の補正項目を容易に決定できる。
図形802〜802は種々の代表的な屋根形状の外観斜視図を示す。図形804は、天窓の配置例を示す。図形806は種々の勾配の屋根勾配のサンプル図形を示す。図形806は縦横を比例寸法で描画されているので、調査員は、図形806のいずれかを評価対象家屋の屋根と重ねて観察することで、最も適合する勾配を決定できる。調査員は、評価シート上で、最も適合した勾配に対応する選択肢にチェックを入れる。図形808は、軒出しの程度を比例寸法で示すサンプル図形である。軒出しも、屋根勾配と同様に、調査員は、図形808のいずれかを評価対象家屋の軒出しと重ねて観察し、最も適合する勾配のものを決定し、評価シート上の対応する選択肢にチェックを入れる。
図形810〜810は、階高を縦横に対して比例寸法で示すサンプル図形である。図形810〜810が比例的に描画されていることから、図形810〜810を透かして調査対象家屋を観察することで、調査員は該当する階高さを容易に判別できる。図形810〜810のうちで、最も適合する階高に対して、評価シートの対応する選択肢にチェックを入れれば良い。図形812,812は、窓枠を比例寸法で示すサンプル図形である。図形812,812を透かして評価対象家屋を目視観察することで、近いほうの窓枠サイズを容易に判別できる。標準的でないサイズの窓枠に対してどちらに近いかを判別するのに有用である。図形812,812のうちで適合する方の窓枠に対して、評価シートにチェックを入れる。
このように、家屋外観の主要な要素について縦横比を比例的に描画したサンプル図形を印刷した外観簡易計測シート42を利用することで、調査員は、細かい寸法計測を必要とせずに、評価点を決定できる。これは迅速な現地調査に資する。
上述した実施例では、理解を容易にするために、サーバ50から調査に必要な地図データを抽出してタブレット端末10に格納するとしているが、固定資産税評価に利用できる範囲で、インターネット上の無料又は有料の地図データを利用しても良い。地図データを調査対象地域で参照できる場合、調査対象地域の地図データをサーバ50からタブレット端末10に現地調査前に転送する処理は、不要となる。タブレット端末10の代わりに、ノート型パーソナルコンピュータを評価入力装置として使用しても良い。
タブレット端末10が、無線通信回線を介して常時、安定的にサーバ50に接続でき、家屋評価データベース54を読み書きできる場合には、ストレージ18の家屋評価データベース34の機能を、サーバ50の家屋評価データベース54で代替できることは明らかである。勿論、タブレット端末10に必要最小限の家屋評価データベース34を構築して現地調査することで、家屋評価データベース54に直接、読み書きするよりも、評価シートの表示及び評価値の書き込みのレスポンスが良くなり、より迅速な調査が可能になる。
本発明は、固定資産税課税のための評価に使用可能であるだけでなく、家屋補償のための資産評価にも同様に使用可能である。
特定の説明用の実施例を参照して本発明を説明したが、特許請求の範囲に規定される本発明の技術的範囲を逸脱しないで、上述の実施例に種々の変更・修整を施しうることは、本発明の属する分野の技術者にとって自明であり、このような変更・修整も本発明の技術的範囲に含まれる。
10:タブレット端末(評価入力装置)
12:CPU
14:ROM
16:RAM
18:ストレージ
20:液晶表示パネル(LCD)
22:タッチパネル
24:デジタルカメラ
26:測位装置
28:リアルタイムクロック(RTC)
30:通信装置
32:地図データ
34:家屋評価データベース
36:評価シートテンプレート
40:レーザ距離計
42:外観簡易計測シート
50:サーバ
52:地図データ
54:家屋評価データベース
56:評価基準記述ファイル
402:評価対象選択画面(またはウインドウ)
404:拡大ボタン
406:縮小ボタン
408:メニュー選択ボタン
410:手書きの丸図形
412:手書きの×図形
602:保存ボタン
604:記入ボタン
800:透明シート
802〜802:屋根形状の外観斜視図形
804:天窓の配置例を示す図形
806:屋根勾配のサンプル図形
808:軒出しの程度を比例的に示すサンプル図形
810〜810:階高を比例的に示すサンプル図形
812,812:窓枠を比例的に示すサンプル図形

Claims (26)

  1. 資産評価のための家屋外観調査において、所定の複数の調査項目の評価値を入力する評価入力装置であって、
    調査対象家屋の構造・用途別の評価シートテンプレート36を記憶する記憶手段18と、
    ユーザ操作を受け付ける操作手段22と、
    表示手段20と、
    当該操作手段の操作に従い当該表示手段の表示を制御する制御手段12
    とを具備し、
    当該制御手段が、
    当該操作手段により当該調査対象家屋から指定される評価対象家屋に応じた評価シートを、当該評価シートテンプレートから生成して当該表示手段に表示させる評価シート生成手段と、
    当該表示手段に表示される評価シートの各調査項目への当該操作手段による評価入力を受け付ける手段
    とを具備することを特徴とする評価入力装置。
  2. 当該制御手段が、当該調査対象家屋の識別情報を地図上に重ねて当該表示手段に表示させる手段を有し、当該地図上での当該識別情報の指定を当該評価対象家屋の指定と判断することを特徴とする請求項1に記載の評価入力装置。
  3. 当該制御手段は、当該調査対象家屋の内、評価段階に応じて指定される表示レベルに応じたものの識別情報を当該地図上に重ねて表示することを特徴とする請求項2に記載の評価入力装置。
  4. 当該制御手段は、当該評価対象家屋が未評価の場合、当該評価対象家屋の構造・用途の指定を受け付けることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の評価入力装置。
  5. 当該評価シート生成手段は、
    当該評価対象家屋が評価済みの場合、直前の評価内容を収容する評価シートを生成するとともに、変更の指示に応じて、直前の評価内容を収容する新しい評価シートを生成し、
    当該評価対象家屋が評価途中の場合、評価途中の評価内容を収容する評価シートを生成し、
    当該評価対象家屋が未評価の場合、未選択の評価シートを生成する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の評価入力装置。
  6. 当該制御手段は、
    必要な調査項目の全てに入力済みの評価シートの評価内容を、評価済みフラグをオンにして家屋評価データベースに収容し、
    必要な調査項目に未入力のものがある評価シートの評価内容を、評価途中フラグをオンにして家屋評価データベースに収容する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の評価入力装置。
  7. 前記家屋評価データベースが、内蔵の記憶手段に格納されることを特徴とする請求項6に記載の評価入力装置。
  8. 更に、ネットワークを介してサーバと通信する通信手段を有し、
    当該家屋評価データベースが当該サーバに格納される
    ことを特徴とする請求項6に記載の評価入力装置。
  9. 家屋外観の評価に使用する外観簡易計測シートであって、
    透明シート上に、
    代表的な屋根形状の説明図形802〜802と、
    種々の勾配の屋根勾配を比例寸法で描画したサンプル図形806と、
    軒出しの程度を比例寸法で示すサンプル図形808と、
    階高を縦横に対して比例寸法で示すサンプル図形810〜810と、
    窓枠を比例寸法で示すサンプル図形812,812
    との2以上を表示してあることを特徴とする外観簡易計測シート。
  10. 請求項1から8の何れか1項に記載される評価入力装置と、
    請求項9に記載される外観簡易計測シート
    とを有することを特徴とする家屋外観調査支援システム。
  11. 更に、携帯型のレーザ距離計を有することを特徴とする請求項10に記載の家屋外観調査支援システム。
  12. 更に、資産評価すべき各家屋の評価値を収容する家屋評価データベースを収容するサーバを有することを特徴とする請求項10または11に記載の家屋外観調査支援システム。
  13. 資産評価のための家屋外観調査で携帯される評価入力装置に、所定の複数の調査項目の評価を入力する方法であって、
    調査対象家屋の識別情報を地図上に重ねて当該評価入力装置の表示手段に表示する地図表示ステップと、
    当該地図上での当該識別情報の選択による評価対象家屋の指定を受け付けるステップと、
    当該評価対象家屋に応じた評価シートを、当該調査対象家屋の構造・用途別の評価シートテンプレートから生成して、当該表示手段に表示する評価シート生成ステップと、
    当該表示手段に表示される評価シートの各調査項目への評価入力を受け付ける評価入力ステップと、
    評価入力された当該評価シートの評価内容を家屋評価データベースに記録する記録ステップ
    とを具備することを特徴とする評価入力方法。
  14. 当該地図表示ステップは、当該調査対象家屋の内、評価段階に応じて指定される表示レベルに応じたものの識別情報を当該地図上に重ねて表示することを特徴とする請求項13に記載の評価入力方法。
  15. 更に、未評価の評価対象家屋が指定された場合に、当該評価対象家屋の構造・用途の指定を受け付けるステップを有することを特徴とする請求項13または14に記載の評価入力方法。
  16. 当該評価シート生成ステップは、
    当該評価対象家屋が評価済みの場合、直前の評価内容を収容する評価シートを生成するとともに、変更の指示に応じて、直前の評価内容を収容する新しい評価シートを生成し、
    当該評価対象家屋が評価途中の場合、評価途中の評価内容を収容する評価シートを生成し、
    当該評価対象家屋が未評価の場合、未選択の評価シートを生成する
    ことを特徴とする請求項13から15のいずれか1項に記載の評価入力方法。
  17. 当該記録ステップは、
    必要な調査項目の全てに入力済みの評価シートの評価内容を、評価済みフラグをオンにして家屋評価データベースに収容し、
    必要な調査項目に未入力のものがある評価シートの評価内容を、評価途中フラグをオンにして家屋評価データベースに収容する
    ことを特徴とする請求項13から16のいずれか1項に記載の評価入力方法。
  18. 当該家屋評価データベースが、当該評価入力装置に内蔵される記憶手段に格納されることを特徴とする請求項17に記載の評価入力方法。
  19. 当該家屋評価データベースが、ネットワークを介して接続するサーバに格納されることを特徴とする請求項17に記載の評価入力方法。
  20. 資産評価のための家屋外観調査における所定の複数の調査項目の評価を入力するコンピュータプログラムであって、操作手段及び表示手段を有する評価入力装置のCPUに、
    調査対象家屋の識別情報を地図上に重ねて当該表示手段に表示する地図表示手順と、
    当該地図上での当該識別情報の選択による評価対象家屋の指定を受け付ける手順と、
    当該評価対象家屋に応じた評価シートを、当該調査対象家屋の構造・用途別の評価シートテンプレートから生成して、当該表示手段に表示する評価シート生成手順と、
    当該表示手段に表示される評価シートの各調査項目への評価入力を受け付ける評価入力手順と、
    評価入力された当該評価シートの評価内容を家屋評価データベースに記録する記録手順
    とを実行させるためのプログラム。
  21. 当該地図表示手順は、当該調査対象家屋の内、評価段階に応じて指定される表示レベルに応じたものの識別情報を当該地図上に重ねて表示することを特徴とする請求項20に記載のプログラム。
  22. 当該CPUに更に、未評価の評価対象家屋が指定された場合に、当該評価対象家屋の構造・用途の指定を受け付ける手順を実行させるための請求項20または21に記載のプログラム。
  23. 当該評価シート生成手順は、
    当該評価対象家屋が評価済みの場合、直前の評価内容を収容する評価シートを生成するとともに、変更の指示に応じて、直前の評価内容を収容する新しい評価シートを生成し、
    当該評価対象家屋が評価途中の場合、評価途中の評価内容を収容する評価シートを生成し、
    当該評価対象家屋が未評価の場合、未選択の評価シートを生成する
    請求項20から22のいずれか1項に記載のプログラム。
  24. 当該記録手順は、
    必要な調査項目の全てに入力済みの評価シートの評価内容を、評価済みフラグをオンにして家屋評価データベースに収容し、
    必要な調査項目に未入力のものがある評価シートの評価内容を、評価途中フラグをオンにして家屋評価データベースに収容する
    請求項20から23のいずれか1項に記載のプログラム。
  25. 当該家屋評価データベースが、当該評価入力装置に内蔵される記憶手段に格納されることを特徴とする請求項24に記載のプログラム。
  26. 当該家屋評価データベースが、ネットワークを介して接続するサーバに格納されることを特徴とする請求項24に記載のプログラム。
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JP2020071591A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 一般社団法人不動産売却支援ネット Aiを利用した不動産売却計画書オークションシステム

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