JP2018102638A - パルスオキシメーター - Google Patents
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Abstract
Description
また、SpO2値による症状の評価は各種ガイドラインに記載があるが、実際には個人差が大きい。例えば、SpO2値の絶対値として92%で苦しくなる人もいれば、それが90%の人、88%の人もいる。また、例えば、平常時から5%低下で苦しくなる人もいれば、7%低下で苦しくなる人もいる。それぞれ苦しくなる前に身体にかかる付加を軽減する必要がある。例えば休息をとる、呼吸体操を行う、ひどい時には息苦しさ(呼吸困難)を和らげるための気道確保や酸素吸入の処置等を行う必要がある。そのため、現実的な運用として、各個人は過去の状態等とSpO2値との関係に基づいて自分の現状を把握する必要があり、また、医師も診断時に各個人別のデータ記録を別途照らし合わせながら現状を把握する必要があり、効率が悪い。
生体の血中酸素飽和度を測定する測定手段と、
前記測定手段により測定された血中酸素飽和度を予め定められた段階数及び刻みのレベルに変換する変換手段と、
前記変換手段により変換されたレベルを表示する表示手段と、
を備える。
生体の血中酸素飽和度を測定する測定手段と、
前記測定手段により測定された血中酸素飽和度の、予め定められた基準値からの相対値を算出する相対値算出手段と、
前記相対値算出手段により算出された相対値を予め定められた段階数及び刻みのレベルに変換する変換手段と、
前記レベルを表示する表示手段と、
を備える。
前記測定手段による測定結果に基づいて前記基準値を取得する基準値取得手段を備える。
前記測定手段により測定された血中酸素飽和度を予め定められた段階数及び刻みのレベルに変換する第2の変換手段と、
前記表示手段に表示するレベルを、前記相対値を変換したレベルと前記血中酸素飽和度を変換したレベルとの間で切り替える切替手段と、
を備える。
前記表示手段は、表示しているレベルが前記相対値を変換したレベルであるか前記血中酸素飽和度を変換したレベルであるかを示す情報を併せて表示する。
生体の血中酸素飽和度及び脈拍数を測定する測定手段と、
前記測定手段により測定された血中酸素飽和度及び脈拍数のそれぞれの、予め定められた基準値からの相対値を算出する相対値算出手段と、
前記相対値算出手段により算出された前記血中酸素飽和度の相対値と前記脈拍数の相対値のそれぞれを予め定められた段階数及び刻みのレベルに変換する変換手段と、
前記変換手段により変換された前記血中酸素飽和度の相対値のレベルと前記脈拍数の相対値のレベルに基づいてリスクレベルを算出するリスクレベル算出手段と、
前記リスクレベル算出手段により算出されたリスクレベルを表示する表示手段と、
を備える。
前記リスクレベル算出手段は、前記血中酸素飽和度の相対値のレベルと前記脈拍数の相対値のレベルを掛け合わせることにより前記リスクレベルを算出する。
前記リスクレベル算出手段は、前記血中酸素飽和度の相対値のレベルと前記脈拍数の相対値のレベルのそれぞれに重み係数を掛けてから両者を掛け合わせる。
前記表示手段は、前記リスクレベルを当該リスクレベルに応じたボルグスケールの指標レベルで表示する。
被検者及び/又は測定時の状況に応じて前記段階数及び前記刻みを変更する制御手段を備える。
患者情報及び/又は状況情報に対応付けて前記段階数及び前記刻みを記憶する記憶手段を備え、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されている前記段階数及び前記刻みの中から前記被検者の患者情報及び/又は測定時の状況情報に対応する前記段階数及び前記刻みを前記変換手段が使用する設定値として設定する。
前記記憶手段には、予め前記段階数及び前記刻みのデフォルト値が記憶されている。
前記段階数及び前記刻みを入力する入力手段を備え、
前記記憶手段は、前記入力手段により入力された前記段階数及び前記刻みを記憶する。
前記制御手段により前記変換手段が使用するものとして設定された設定値は、電源がOFFされてもリセットされることなく、次回の電源投入時にはその設定で起動される。
前記制御手段は、前記被検者の個人情報、測定開始時の時間情報及び測定開始時の初期の血中酸素飽和度のひとつ又は複数の情報を取得し、取得した情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記段階数及び前記刻みの中から前記被検者の患者情報及び/又は測定時の状況情報に対応する前記段階数及び前記刻みを前記変換手段が使用する設定値として設定する。
同一の患者情報に対応する複数の前記段階数及び前記刻みのデータが前記記憶手段に記憶されている場合に、記憶されている複数の前記データを自動又は手動で統合する統合手段を備える。
以下、本発明の第1の実施形態について説明する。第1の実施形態では、パルスオキシメーターにより測定されたSpO2値を予め設定された段階数及び刻みのレベルに変換して表示する場合について説明する。
まず、本発明の第1の実施形態の構成を説明する。
図1に、本実施形態におけるパルスオキシメーター1の機能構成例を示す。図1に示すように、パルスオキシメーター1は、制御部11、操作部12、記憶部13、測定部14、表示部15、時計16等を備えて構成されている。
ここで、刻みは、何%刻みでレベルを分けるかを示す値である。刻みは一律でもよいし、段階ごとに異なる値としてもよい。なお、100>段階数であり、刻み>1である。本実施形態では、100%から0%に向けて刻みごとにレベルの段階が変わる。100%を含むレベルが最も高いレベルである。段階数との調整をとるため、刻みは最低レベル(レベル0)では適用されない。例えば、段階数が4、刻みが一律5%である場合、SpO2値が95〜100%がレベル3、90〜94%がレベル2、85%〜89%がレベル1、84%以下がレベル0となる。また、例えば、段階数が4、刻みが5%、4%、3%である場合、95〜100%がレベル3、91%〜94%がレベル2、88〜90%がレベル1、87%以下がレベル0となる。なお、例えば高齢呼吸不全の患者等、SpO2値が90%以上上がらない場合には、最高レベル側のほうも刻みを適用しないようにしてもよい。
記憶部13に記憶されるデフォルト値は一つであっても複数であってもよい。また、デフォルト値として、段階数及び刻みの値を直接記憶しておいてもよいが、図2に示すように、その段階数及び刻みに基づいてSpO2値の0%〜100%をレベル0〜n(nは段階数−1)に割り当てたものを記憶しておくこととしてもよい。
さらに、記憶部13には、段階数及び刻みの設定値を記憶するための設定領域が設けられている。設定値は、実際にSpO2値をレベルに変換する際に使用される段階数及び刻みである。なお、設定領域には、工場出荷時にはデフォルト値が設定されている。
記憶部13は、記憶手段として機能する。
次に、パルスオキシメーター1の動作について説明する。
図3に、パルスオキシメーター1において電源がONとなった際に実行される測定処理Aのフローチャートを示す。測定処理Aは、制御部11と記憶部13に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
操作部12により設定モードへの移行指示が入力されていないと判断した場合(ステップS1;NO)、制御部11は、ステップS3に移行する。
操作部12により設定モードへの移行指示が入力されたと判断した場合(ステップS1;YES)、制御部11は、設定処理Aを実行する(ステップS2)。
操作部12により患者情報や状況を入力することが選択されていないと判断した場合(ステップS103;NO)、制御部11は、記憶部13に記憶されているデフォルト値を記憶部13の設定領域に記憶させ(ステップS106)、図3のステップS3に移行する。
なお、デフォルト値が記憶部13に複数記憶されている場合、制御部11は、表示部15にデフォルト値一覧を表示させ、操作部12により選択されたデフォルト値を記憶部13の設定領域に記憶させる。
また、一般的に、測定時の状況、例えば、測定時の時間帯、被検者の動作状況、疾患等によって被検者が苦しく感じたり処置が必要となったりするSpO2値は異なる。そこで、デフォルト値が適している状況がある場合には、デフォルト値にそのデフォルト値を使用する状況の情報を対応付けてメモリー領域に記憶しておくことで、状況に応じた段階数及び刻みを容易に呼び出すことができる。
なお、簡易的な設定方法として、例えば、操作部12に予め患者が割り当てられた患者ボタン1〜患者ボタンN(Nは正の整数)を備える構成とし、制御部11は、押下された患者ボタンに応じた患者の患者情報に対応するメモリー値をメモリー領域から読み出して記憶部13の設定領域に記憶させることとしてもよい。一人の患者の患者情報に対応する複数のメモリー値が記憶されている場合は、その患者に対応するメモリー値を表示部15に一覧表示し、選択されたメモリー値を記憶部13の設定領域に記憶させる。同様に、操作部12に予め状況(症状等)が割り当てられた症状ボタン1〜症状ボタンN(Nは正の整数)を備える構成とし、制御部11は、操作部12の押下された症状ボタンに応じた症状に対応するメモリー値を記憶部13の設定領域に記憶させることとしてもよい。
操作部12により登録しないことが指示されたと判断した場合(ステップS113;NO)、制御部11は、入力された段階数及び刻みの値を記憶部13の設定領域に記憶させ(ステップS118)、図3のステップS3に移行する。
操作部12により患者情報や状況を入力することが指示されていないと判断した場合(ステップS114;NO)、制御部11は、入力された段階数及び刻みをメモリー値として記憶部13のメモリー領域に記憶させる(ステップ115)。そして、制御部11は、入力された段階数及び刻みの値を記憶部13の設定領域に記憶させ(ステップS118)、図3のステップS3に移行する。
図6(a)に示すように、例えば、左からレベル0、レベル1、レベル2、レベル3の各レベルに対応する表示欄が設けられ、レベル0からSpO2値に対応するレベルまでの表示欄が点灯(または色で表示)される。または、図6(b)に示すように、SpO2値に対応するレベルの表示欄のみが点灯(または色で表示)されることとしてもよい。また、レベルに応じた音声を併せて出力することとしてもよい。
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。
上記第1の実施形態においては、SpO2値をレベル表示する際の段階数及び刻みを手動により設定する場合について説明したが、第2の実施形態では、自動設定する場合について説明する。
図9に、第2の実施形態におけるパルスオキシメーター1Bの機能構成例を示す。図9に示すように、パルスオキシメーター1Bは、図1に示すパルスオキシメーター1Aに個人認識センサー17を備えた構成である。
なお、患者情報、時間帯及び初期SpO2値に対応付けて、段階数及び刻みの値を直接記憶しておいてもよいが、図10に示すように、その段階数及び刻みに基づいてSpO2値の0%〜100%をそれぞれレベル0〜n(nは段階数−1)に割り当てたものを記憶しておくこととしてもよい。また、各レベルにおいて実施すべき対応(例えば、医師に連絡、家族に連絡、座る、立ち止まる・深呼吸、異常なし等)の入力を段階数及び刻みの入力とともに受け付けて併せて記憶しておくこととしてもよい。
次に、パルスオキシメーター1Bの動作について説明する。
図11に、パルスオキシメーター1Bにおいて電源がONとなった際に実行される測定処理Bのフローチャートを示す。測定処理Bは、制御部11と記憶部13に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
次いで、制御部11は、時計16により現在時刻を取得する(ステップS12)。
次いで、制御部11は、測定部14により初期SpO2値を取得する(ステップS13)。
なお、ステップS17におけるレベルの表示例は図6〜図8に示したものと同様であるので説明を援用する。
以下、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態においては、パルスオキシメーターにより測定されたSpO2値と予め設定された基準値との相対値を算出し、算出した相対値を予め設定された段階数及び刻みのレベルに変換して表示する場合について説明する。
記憶部13に記憶されるデフォルト値は一つであっても複数であってもよい。また、デフォルト値として、基準値、段階数及び刻みの値を直接記憶しておいてもよいが、基準値、段階数及び刻みに基づいてSpO2値の相対値をレベル0〜n(nは段階数−1)に割り当てたものを記憶しておくこととしてもよい。
さらに、記憶部13には、基準値、段階数及び刻みの設定値を記憶するための設定領域が設けられている。設定値は、実際にSpO2値の相対値をレベルに変換する際に使用される基準値、段階数及び刻みである。なお、設定領域には、工場出荷時にはデフォルト値が設定されている。
操作部12により設定モードへの移行指示が入力されていないと判断した場合(ステップS31;NO)、制御部11は、ステップS33に移行する。
操作部12により設定モードへの移行指示が入力されたと判断した場合(ステップS31;YES)、制御部11は、設定処理Bを実行する(ステップS32)。
基準値を自動取得する指示が入力されていないと判断した場合(ステップS301;NO)、制御部11は、ステップS303に移行する。
操作部12により患者情報や状況を入力することが選択されていないと判断した場合(ステップS305;NO)、制御部11は、基準値、段階数及び刻みのデフォルト値を記憶部13の設定領域に記憶させ(ステップS308)、図12のステップS33に移行する。
なお、デフォルト値が記憶部13に複数記憶されている場合、制御部11は、表示部15にデフォルト値一覧を表示させ、操作部12により選択されたデフォルト値を記憶部13の設定領域に記憶させる。また、ステップS302で基準値を自動取得した場合、制御部11は、基準値として自動取得したものを設定する。
操作部12により登録しないことが指示されたと判断した場合(ステップS315;NO)、制御部11は、入力された基準値、段階数及び刻みの値を記憶部13の設定領域に記憶させ(ステップS320)、図12のステップS33に移行する。
操作部12により患者情報や状況を入力することが指示されていないと判断した場合(ステップS316;NO)、制御部11は、入力された基準値、段階数及び刻みをメモリー値として記憶部13のメモリー領域に記憶させる(ステップ317)。そして、制御部11は、入力された基準値、段階数及び刻みの値を記憶部13の設定領域に記憶させ(ステップS320)、図12のステップS33に移行する。
ここで、最高レベル(ここでは、レベル3)は、相対値の符号が+である場合に割り当てられ、その次のレベルから、設定された刻みで符号が−の相対値が割り当てられる。刻みは、段階数との調整をとるため最低レベル(レベル0)では適用されない。
以下、本発明の第4の実施形態について説明する。
パルスオキシメーターでは、SpO2値及び脈拍を測定可能であるが、SpO2値、脈拍とも、個人の基準値から離れるほどリスクが高くなる。そこで、第4の実施形態においては、パルスオキシメーターにより測定されたSpO2値と脈拍のそれぞれについて、予め設定された基準値との相対値を算出し、算出した相対値を予め設定された段階数及び刻みのレベルに変換し、SpO2値のレベルと脈拍のレベルを掛け合わせてリスクレベルとして表示する場合について説明する。
操作部12により設定モードへの移行指示が入力されていないと判断した場合(ステップS41;NO)、制御部11は、ステップS43に移行する。
操作部12により設定モードへの移行指示が入力されたと判断した場合(ステップS41;YES)、制御部11は、設定処理Bを実行し(ステップS42)、ステップS43に移行する。
SpO2値は、体の状態が悪くなる(リスクが高くなる)と測定値が基準値より低くなるため、相対値が+の場合は最も低いレベルとし、相対値が−である場合に、段階数及び刻みに応じたレベルが設定される。基準値に近いほどレベルは低くなる。
例えば、基準値が95%、段階数3、刻み一律5%、測定値88%の場合、SpO2値の相対レベルは2となる(相対レベル1が最も低いレベルとした場合)。
脈拍数は、体の状態が悪くなる(リスクが高くなる)と測定値が基準値より増加又は減少するので、基準値の+側と−側の両側において、段階数及び刻みに応じたレベルが設定される。基準値に近いほどレベルは低くなる。
例えば、基準値が60bpm、段階数3、刻み一律20bpm、測定値90bpmの場合、SpO2値の相対レベルは2となる(相対レベル1が最も低いとした場合)。
例えば、SpO2値のレベルが2、脈拍数のレベルが2であった場合、2×2=4となり、リスクレベルは4となる。
なお、SpO2値のレベルと脈拍数のレベルのそれぞれに重み係数を掛けてから、結果を乗算してリスクレベルを算出することとしてもよい。例えば、SpO2値の重み係数を2、脈拍数の重み係数を1とすると、リスクレベルは、(2×2)+(2×1)=6となる。
以下、本発明の第5の実施形態について説明する。
第5の実施形態では、第4の実施形態で算出されたリスクレベルを対応するボルグスケールの指標レベルで表示する場合について説明する。
1B パルスオキシメーター
11 制御部
12 操作部
13 記憶部
14 測定部
15 表示部
16 時計
17 個人認識センサー
Claims (16)
- 生体の血中酸素飽和度を測定する測定手段と、
前記測定手段により測定された血中酸素飽和度を予め定められた段階数及び刻みのレベルに変換する変換手段と、
前記変換手段により変換されたレベルを表示する表示手段と、
を備えるパルスオキシメーター。 - 生体の血中酸素飽和度を測定する測定手段と、
前記測定手段により測定された血中酸素飽和度の、予め定められた基準値からの相対値を算出する相対値算出手段と、
前記相対値算出手段により算出された相対値を予め定められた段階数及び刻みのレベルに変換する変換手段と、
前記レベルを表示する表示手段と、
を備えるパルスオキシメーター。 - 前記測定手段による測定結果に基づいて前記基準値を取得する基準値取得手段を備える請求項2に記載のパルスオキシメーター。
- 前記測定手段により測定された血中酸素飽和度を予め定められた段階数及び刻みのレベルに変換する第2の変換手段と、
前記表示手段に表示するレベルを、前記相対値を変換したレベルと前記血中酸素飽和度を変換したレベルとの間で切り替える切替手段と、
を備える請求項2又は3に記載のパルスオキシメーター。 - 前記表示手段は、表示しているレベルが前記相対値を変換したレベルであるか前記血中酸素飽和度を変換したレベルであるかを示す情報を併せて表示する請求項4に記載のパルスオキシメーター。
- 生体の血中酸素飽和度及び脈拍数を測定する測定手段と、
前記測定手段により測定された血中酸素飽和度及び脈拍数のそれぞれの、予め定められた基準値からの相対値を算出する相対値算出手段と、
前記相対値算出手段により算出された前記血中酸素飽和度の相対値と前記脈拍数の相対値のそれぞれを予め定められた段階数及び刻みのレベルに変換する変換手段と、
前記変換手段により変換された前記血中酸素飽和度の相対値のレベルと前記脈拍数の相対値のレベルに基づいてリスクレベルを算出するリスクレベル算出手段と、
前記リスクレベル算出手段により算出されたリスクレベルを表示する表示手段と、
を備えるパルスオキシメーター。 - 前記リスクレベル算出手段は、前記血中酸素飽和度の相対値のレベルと前記脈拍数の相対値のレベルを掛け合わせることにより前記リスクレベルを算出する請求項6に記載のパルスオキシメーター。
- 前記リスクレベル算出手段は、前記血中酸素飽和度の相対値のレベルと前記脈拍数の相対値のレベルのそれぞれに重み係数を掛けてから両者を掛け合わせる請求項7に記載のパルスオキシメーター。
- 前記表示手段は、前記リスクレベルを当該リスクレベルに応じたボルグスケールの指標レベルで表示する請求項6〜8のいずれか一項に記載のパルスオキシメーター。
- 被検者及び/又は測定時の状況に応じて前記段階数及び前記刻みを変更する制御手段を備える請求項1〜9のいずれか一項に記載のパルスオキシメーター。
- 患者情報及び/又は状況情報に対応付けて前記段階数及び前記刻みを記憶する記憶手段を備え、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されている前記段階数及び前記刻みの中から前記被検者の患者情報及び/又は測定時の状況情報に対応する前記段階数及び前記刻みを前記変換手段が使用する設定値として設定する請求項10に記載のパルスオキシメーター。 - 前記記憶手段には、予め前記段階数及び前記刻みのデフォルト値が記憶されている請求項11に記載のパルスオキシメーター。
- 前記段階数及び前記刻みを入力する入力手段を備え、
前記記憶手段は、前記入力手段により入力された前記段階数及び前記刻みを記憶する請求項11に記載のパルスオキシメーター。 - 前記制御手段により前記変換手段が使用するものとして設定された設定値は、電源がOFFされてもリセットされることなく、次回の電源投入時にはその設定で起動される請求項11〜13のいずれか一項に記載のパルスオキシメーター。
- 前記制御手段は、前記被検者の個人情報、測定開始時の時間情報及び測定開始時の初期の血中酸素飽和度のひとつ又は複数の情報を取得し、取得した情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記段階数及び前記刻みの中から前記被検者の患者情報及び/又は測定時の状況情報に対応する前記段階数及び前記刻みを前記変換手段が使用する設定値として設定する請求項11〜13のいずれか一項に記載のパルスオキシメーター。
- 同一の患者情報に対応する複数の前記段階数及び前記刻みのデータが前記記憶手段に記憶されている場合に、記憶されている複数の前記データを自動又は手動で統合する統合手段を備える請求項11〜15のいずれか一項に記載のパルスオキシメーター。
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